JP2002134266A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2002134266A
JP2002134266A JP2000323555A JP2000323555A JP2002134266A JP 2002134266 A JP2002134266 A JP 2002134266A JP 2000323555 A JP2000323555 A JP 2000323555A JP 2000323555 A JP2000323555 A JP 2000323555A JP 2002134266 A JP2002134266 A JP 2002134266A
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JP
Japan
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power supply
unit
inverter
core
inverter transformer
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Application number
JP2000323555A
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English (en)
Inventor
Koji Ueda
浩司 植田
Shinichi Masuda
慎一 増田
Yutaka Takashige
豊 高茂
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F2038/003High frequency transformer for microwave oven

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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コア挿入を行なうときの挿入ミスを防ぐこと
ができ、作業性を向上させ、生産性が上がるように改良
された高周波加熱装置を提供することを主要な目的とす
る。 【解決手段】 電源部と、インバータ部と、制御部と、
インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧し、高
周波電力を電磁波として放射する高圧回路部で構成され
る高周波加熱装置において、上記インバータトランス4
のコアは、その断面がT字型とI字型の1対のものから
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、高周波
加熱装置に関するものであり、より特定的には、作業性
を向上させ、生産性が上がるように改良された高周波加
熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16を参照して、高周波加熱装置は、
商用電源等より電力供給を受ける電源部1と、少なくと
も1つ以上の半導体素子を有し、電源部1からの電力を
高周波電力に変換するインバータ部2と、半導体素子を
制御する制御部3と、インバータ部2の出力をインバー
タトランス4で昇圧し、高周波電力を電磁波として放射
する高圧回路部5と、マグネトロン6とを備える。
【0003】図17は、従来のインバータトランスの概
念図であり、(a)はインバータトランスの斜視図であ
り、(b)はインバータ基板の配置図(上面)であり、
(c)はインバータ基板の配置図(側面)である。
【0004】これらの図を参照して、従来、高周波加熱
装置のインバータ電源のトランスに用いられていたコア
12は、コの字もしくはUの字形状であった。また、ト
ランスおよび半導体素子冷却のためエアガイドなどを設
け、風向きをコントロールしていた。コア12はボビン
15に固定するため、コアバンド23を用いて固定して
いた。図中、7は基板であり、11はヒートシンクを表
わしている。冷却風は図のように流れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波加熱装置
のインバータ電源のトランスは、以上のように構成され
ていたので、トランスの特性および容量で決まるコア形
状と巻線によってインバータトランスの形状(大きさ)
が制約されるという問題点があった。
【0006】また、トランス自身の冷却はもちろんのこ
と、インバータ基板上の半導体部品の冷却にとっても、
大型の構造物であるインバータトランス形状およびその
設置位置は大変な問題であった。
【0007】コアとして、その断面形状がT字型のもの
を1対使用する場合、2種類の類似形状のコアが存在
し、組立時の挿入ミスによる作業の効率低下を招くとい
う問題点があった。
【0008】また、コアの固定のために、コアバンドが
使われている。インバータトランスのコアの放熱をさせ
る。また、高電圧の配線があり、絶縁構造が必要であ
り、配線の引回しが長いと信頼性にも影響を及ぼすとい
う問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためにされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面に
従う高周波加熱装置は、商用電源等より電力供給を受け
る電源部と、少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、
上記電源部からの電力を高周波電力に変換するインバー
タ部と、上記半導体素子を制御する制御部と、上記イン
バータ部の出力をインバータトランスで昇圧し、高周波
電力を電磁波として放射する高圧回路部で構成される。
上記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
I字型の1対のものからなる。
【0011】この発明によれば、コア断面形状をT字型
とI字型の1対にすることで、トランス形状の偏平化が
可能となる。また、形状が全く違うので、挿入ミスも防
ぐことができる。
【0012】この発明の第2の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。上記インバータト
ランスのコアは、その断面がT字型のものの1対からな
り、トランスのコアが同一形状である。
【0013】この発明によれば、コア形状を同一にする
ことで、作業ミスをなくし、効率を上げることができ
る。
【0014】この発明の第3の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。上記インバータト
ランスのコアは、その断面がT字型の1対のものからな
る。インバータトランスは、インバータ部の基板に対し
てインバータトランスのボビン軸が水平になるように設
置されている。
【0015】この発明の第4の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。上記インバータト
ランスのコアは、その断面がT字型とI字型の1対から
なり、インバータトランスは、インバータ部の基板に対
して、トランスのボビン軸が水平になるように設置され
ている。
【0016】この発明の第5の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。上記インバータト
ランスのコア断面がT字型のものを1対として用い、イ
ンバータトランスが、インバータ部の基板に対して、ト
ランスのボビン軸が垂直になる構造となっており、基板
とインバータトランスの間に間隙を設けている。
【0017】この発明によれば、基板とインバータトラ
ンス間に間隙を設けているので、ここで放熱を行なうこ
とができる。
【0018】この発明の第6の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。上記インバータト
ランスのコア断面がT字型とI字型のものを1対として
用いる。インバータトランスは、インバータ部の基板に
対して、トランスのボビン軸が垂直になる構造になって
おり、基板とインバータトランスの間に間隙を設ける。
【0019】この発明の第7の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。上記インバータト
ランスのコア断面がT字型のものを1対として用い、コ
ア取付部のボビン側に突起を設けている。
【0020】この発明の第8の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。インバータトラン
スのコア断面がT字型とI字型のものを1対として用
い、コア取付部のボビン側に突起を設けている。
【0021】この発明によれば、コア固定のための構造
をボビンとコアの両者に設けているので、コアバンドを
不要とする。
【0022】この発明の第9の局面に従う高周波加熱装
置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少な
くとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部からの
電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半導
体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力を
インバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波とし
て放射する高圧回路部で構成される。上記インバータト
ランスのコア断面がT字型のものを1対として用い、コ
ア取付部のボビン側にL字型の溝を設け、コアに突起を
設けている。
【0023】この発明の第10の局面に従う高周波加熱
装置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少
なくとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部から
の電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半
導体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力
をインバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波と
して放射する高圧回路部とで構成される。上記インバー
タトランスのコア断面がT字型とI字型のものを1対と
して用い、コア取付部のボビン側にL字型の溝を設け、
コアに突起を設けている。
【0024】この発明の第11の局面に従う高周波加熱
装置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少
なくとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部から
の電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半
導体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力
をインバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波と
して放射する高圧回路部とで構成される。上記インバー
タトランスのコア断面がT字型のものを1対として用
い、コアにL字型の溝を設け、コア取付部のボビン側に
突起を設けている。
【0025】この発明の第12の局面に従う高周波加熱
装置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少
なくとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部から
の電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半
導体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力
をインバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波と
して放射する高圧回路部とで構成される。上記インバー
タトランスのコア断面がT字型とI字型のものを1対と
して用い、コアにL字型の溝を設け、コア取付部のボビ
ン側に突起を設けている。
【0026】この発明の第13の局面に従う高周波加熱
装置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少
なくとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部から
の電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半
導体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力
をインバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波と
して放射する高圧回路部で構成される。インバータトラ
ンスのコア断面がT字型のものを1対として用い、コア
に突起を設け、コア取付部のボビン側に突起と同寸法ま
たはそれ以下の寸法の溝を設けている。
【0027】この発明の第14の局面に従う高周波加熱
装置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少
なくとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部から
の電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半
導体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力
をインバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波と
して放射する高圧回路部で構成される。上記インバータ
トランスのコア断面がT字型とI字型のものを1対とし
て用い、コアに突起を設け、コア取付部のボビン側に突
起と同寸法またはそれ以下の寸法の溝を設けている。
【0028】この発明の第15の局面に従う高周波加熱
装置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少
なくとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部から
の電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半
導体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力
をインバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波と
して放射する高圧回路部で構成される。上記インバータ
トランスのコア断面がT字型のものを1対として用い、
コア取付部のボビン側にねじ溝を設け、コアにねじ山を
設けている。
【0029】この発明の第16の局面に従う高周波加熱
装置は、商用電源等より電力供給を受ける電源部と、少
なくとも1つ以上の半導体素子を有し、上記電源部から
の電力を高周波電力に変換するインバータ部と、上記半
導体素子を制御する制御部と、上記インバータ部の出力
をインバータトランスで昇圧し、高周波電力を電磁波と
して放射する高圧回路部で構成される。上記インバータ
トランスのコア断面がT字型とI字型を1対として用
い、コア取付部のボビン側にねじ溝を設け、コアにねじ
山を設けている。
【0030】この発明の第17の局面に従う高周波加熱
装置は、上記第15の局面および第16の局面に従う高
周波加熱装置において、上記コアの上部に回転量がわか
る印をつけている。
【0031】この発明の第18の局面に従う高周波加熱
装置は、上記第2の局面および第3の局面に従う高周波
加熱装置において、基板との接続部の肉厚が他の部分よ
り厚くなっているインバータトランスボビンを設けてい
る。
【0032】この発明の第19の局面に従う高周波加熱
装置は、上記第3、第4、第5および第6の局面に従う
高周波加熱装置において、ボビンおよびコアに巻線引出
し用の導出口のあるインバータトランスを設けている。
【0033】この発明の第20の局面に従う高周波加熱
装置は、上記第5および第6の局面に従う高周波加熱装
置において、上記インバータトランスの上部に高圧回路
基板を設けている。
【0034】この発明の第21の局面に従う高周波加熱
装置においては、上記第5および第6の局面に従う高周
波加熱装置において、インバータトランス1次側、2次
側巻線のボビンで回路基板を挟むようにしている。
【0035】以上説明したように、この発明によれば、
コア断面形状をT字型1対またはT字型とI字型の1対
にすることで、トランス形状の偏平化が可能となる。ま
た、形状が全く違うので挿入ミスも防ぐことができる。
【0036】また、トランスの偏平化に伴い、冷却風を
阻止することがなくなる。また、偏平形状よりエアガイ
ドの代替にもなり得る。コア形状を同一にすることで作
業ミスをなくし、効率を上げることもできる。さらにコ
ア固定のための構造をボビンまたはコアもしくは両者に
設けることにより、コアバンドを不要とすることができ
る。さらに、基板とインバータトランス間に間隙を設け
る場合には、放熱をこの部分で行なうことができる。さ
らに、高電圧部への配線を短くする構成をとることがで
きる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。
【0038】実施の形態1 高周波加熱装置のインバータトランスの基本的な構成
は、1次巻線、2次巻線、1次回路、2次回路を磁気的
に結合するためのコアおよびそれらの支持と電気的な絶
縁を行なうためのボビンよりなっている。ボビンには高
周波加熱装置の制御のための検知巻線を設けることもあ
る。
【0039】図1は、実施の形態1に係る高周波加熱装
置に用いるコア形状の概念図である。図1(a)、
(b)、(c)は、インバータトランスのコア形状(断
面T字型1対)を示し、図1(d)、(e)、(f)
は、インバータトランスのコア形状(断面T字型I字型
1対)を示す。
【0040】本発明に用いるコアのコア断面はT字型も
しくはI字型である。これらをT−TもしくはT−Iで
1対にし、T字の足の部分に巻線を巻回する。
【0041】できる限りコアの接合部が、1次側巻線に
よって巻回されるように構成する。これによって、漏れ
磁束を減少でき、1次側電力を効率的に2次側へ伝える
ことができる。接続部は、密着または数mmのギャップ
を持たせて用い、結合率を調整し、各装置に適当な結合
率に調整する。足の部分の形状は円筒形にすることで、
巻線の巻回が容易に行なえる、また、直方体にすること
で、成形が容易に行なえる。
【0042】これらは、図1に示した組合せだけでな
く、T字型コア上部が直方体のものに円筒の足を用いる
構成または円形の上部に直方体の足の構成も使用の条件
により考えられる。
【0043】偏ったコアの加熱を防ぐために、T字コア
の上部と足の位置関係は、常に中央部にあり、偏りのな
いようにする。
【0044】これまで、図2に示すように、インバータ
トランスのコアは、その形状をループ状に構成し、磁気
的な閉回路を作り込み、その一部にギャップを設けるこ
とで結合率の調整を行なっていた。
【0045】本発明においては、そのギャップの代わり
をT−Tの場合なら、対面となるT字型のコアの上部の
平面部と対になるコアのT字型の上部の平面部が行な
う。平面部の面積を広くすることで、結合率を変化でき
る。組立工程時の利便性を考え、コア形状はT−T1対
の場合は、同一形状のコアを用いる。
【0046】実施の形態2 図3は、本実施の形態に係る、偏平化したインバータト
ランスの概念図である。図3(a)はインバータトラン
スボビンを表わし、図3(b)はインバータ基板配置図
(上面)を表わし、図3(c)はインバータ基板配置図
(側面)を表わしている。
【0047】図3に示すようなボビン15を用いてコア
12と1次巻線16、2次巻線17のそれぞれの間の絶
縁を確保し、位置の固定を行なう。この構成をとること
で、偏平化を可能にする。冷却風は図のように流れる。
【0048】偏平化したインバータトランスは、図3、
図4および図5に示すような構造で、それぞれ基板上に
設置および配置するように変更できる。
【0049】図3では、基板7の面を基準にインバータ
トランス4のボビン軸13を垂直に設置し、1次巻線1
6の巻回側を上部にしている。ボビン15への巻線の巻
回において、巻き始めの片端を、巻回していく巻線と接
触することなしに、ボビン15の外へ引出し、基板7に
接続を行なう。
【0050】なぜなら、トランス巻線の巻き始めと巻き
終わりでは1次側では数百ボルト、2次側では数キロボ
ルトの電圧が発生し、この電圧を巻線の絶縁能力にのみ
頼ることはできない。そこで、図3においては、トラン
ス中央部(ボビン軸傍ら)より巻き始めの1次側巻線1
6の片端を引出すための導出口14を設け、1次側巻線
16を導出する。1次巻線16の導出口14は巻線が太
いため、肉厚のあるボビン15に開けた穴が面に垂直な
円筒状になっていてはスムーズな導出ができないため、
徐々に巻線の巻き方向の傾斜を持たせた穴にする。
【0051】また、図3を参照して、インバータトラン
ス下面にも2次巻線17の導出口14を設け、下面より
2次巻線17を基板7上に接続できるようになってい
る。なお、2次側巻線17においては、一般的に巻き始
めに限らず、巻線間の電圧が高いので、巻回部を数箇所
にボビン上に仕切りを作り分けることで、巻線間にかか
る可能性のある電圧を低くしている。ところで、インバ
ータトランスにも損失があり、コアが発熱する。これが
他の電子部品に悪影響を与えないように冷却する必要が
あり、そのため、基板7とトランス4の間には、間隙9
を設ける。
【0052】間隙9を作り、安定してインバータトラン
スを基板7に設置するためにトランスボビンにリブを設
ける。
【0053】図4に示す装置では、2次巻線17の巻回
側が上部になっており、さらにその上部に高圧回路であ
る2次側回路10が設置されている。図4(a)はイン
バータトランスボビンの斜視図を表わしており、図4
(b)はインバータ基板配置図(上面)を表わしてお
り、図4(c)はインバータ基板配置図(側面)を表わ
している。
【0054】図5は、縦に設置した場合で、基板7への
固定のため、ボビン15の基板7との接続部の肉厚を大
きくとっている。また、配置や設置角度を調整すること
で、冷却風の制御のためのエアガイドに用いている。な
お、図5(a)はインバータトランスボビンを表わして
おり、図5(b)はインバータ基板配置図(上面)を表
わしており、図5(c)はインバータ基板配置図(側
面)を表わしている。
【0055】図6は、1次側、2次側のボビン15,1
5で基板7を挟む構成の概念図である。
【0056】図6に示す構成も、図3に示すトランス同
様に導出口および基板との間隙を有している。このよう
に、基板7に対してコアの軸が垂直になっている場合、
ボビンを1次側と2次側の2つの部品に分け、基板7を
1次側ボビン15と2次側ボビン15で挟むように設置
し、基板7にはコアが磁気的な接続が行なえるように穴
を開け、コアは直接接続可能にする。もしくは、基板を
ボビンの1次側、2次側の間へ挿入し、接続できるよう
に構成する。
【0057】実施の形態3 本実施の形態では、図7に示すように、インバータトラ
ンス4のボビン15にコア10を固定するための突起8
を持たせた。固定用の突起8は樹脂でできているので、
その弾性でコア12が挿入可能であり、その突起が返し
になっているので固定できる。これは、コア12がT
字、I字どちらでも使用できる。
【0058】実施の形態4 本実施の形態では、図8に示すように、コア12に突起
8を設け((b)参照)、その位置に対応するようにボ
ビン15にL字型の溝を形成する((a)を参照)。こ
れにより、ボビン15にコア12が固定できる。
【0059】これとは逆に、図9に示すように、コア1
2にL字型の溝18を設け((b)参照)、ボビン15
に突起8を設ける((a)参照)ことでも同様に固定で
きる。
【0060】実施の形態5 本実施の形態では、図10と図11に示すように、突起
8より狭い溝18を設け、樹脂であるボビンの弾性を利
用して固定する。
【0061】さらに、固定を確実にするために、図10
および図11に示すボビンのように、返しをつける。ま
た、突起の形状を、図のように、その幅を変化させるこ
とで固定を確実にする。また、両方使用することもでき
る。
【0062】実施の形態6 本実施の形態では、図12に示すように、ボビン15に
ねじ溝20を切り、コア12にねじ山21を作る。これ
により、両者の固定を行なう。
【0063】さらに、図13に示すように、ボビン15
にねじを切っていれば、I字型のコア12でも固定でき
る。
【0064】これらは、図14に示すように、コアを回
転させることによってボビン15に固定する。ねじ山と
ねじ溝を適当に選ぶことにより、ギャップ24を形成す
ることができる。
【0065】このとき、図15に示すように、コア1
2、ボビン15に印22を設ける。この印22は成形時
に直接作っても、成形後、シールや塗料により作ること
ができる。マークはどんなものでもよく、回転量がわか
ればよい。
【0066】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1の
局面に従う発明により、類似のT−T1対のコア挿入を
行なうときの挿入ミスを防ぐことができ、作業性を向上
させ、生産性を上げることができる。また、コア断面形
状がT字型の1対のトランスと同様に偏平化が可能であ
る。
【0068】この発明の第2の局面に従う発明によって
も、同様に挿入ミスを防ぐことができる。
【0069】この発明の第3、第4、第5および第6の
局面に従う発明により現行インバータトランスにおける
冷却風の阻止を軽減できる。さらに、エアガイドの代替
部品として使用でき、エアガイドが不要になり、組立作
業も簡便化され、コストダウンも図ることができる。
【0070】この発明の第5および第6の発明により、
基板とインバータトランスの間隙にも風が送られ、イン
バータトランスそのものと、トランスにより冷却風を阻
止されていた部品にも冷却効果が得られる。
【0071】この発明の第7、第8、第9、第10、第
11、第12、第13、第14、第15および第16の
局面に従う発明により、インバータトランスのコア固定
用のコアバンドを使うことなく、固定ができ、部品点
数、作業工程数ともに減少する。
【0072】この発明の第17の局面に従う発明によ
り、インバータトランスの1対のコア間に設けられたギ
ャップを容易にまた正確に調整することができる。
【0073】この発明の第18の局面に従う発明によ
り、インバータトランスを安定して基板上に設置可能と
なる。
【0074】この発明の第19の局面に従う発明によ
り、高電圧トランスであるインバータトランスにおい
て、巻き始めと巻き終わりでは大きな電位差のある巻線
を接触させることなく、ボビンの外へ引出し、基板に接
続を行なうことができる。
【0075】この発明の第20の局面に従う発明によれ
ば、インバータトランスの2次側巻線を引回すことなく
短距離で回路基板上に接続することができる。
【0076】この発明の第21の局面に従う発明によれ
ば、インバータトランスの間隙が増えるため、冷却が促
進される。また、巻線の引回しが少なく、基板に接続が
できる。巻線引出しの導出口はコアに穴を開けることな
く設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う高周波加熱装置に用いる、イ
ンバータトランスのコア形状を示す図である。
【図2】 従来のインバータトランスのコア形状を示す
図である。
【図3】 この発明に従う高周波加熱装置に用いる偏平
化したインバータトランスの形状を示す図である。
【図4】 この発明に用いる高周波加熱装置の、偏平化
したインバータトランスの使用例を示す図である。
【図5】 この発明に従う高周波加熱装置の偏平化した
インバータトランスの他の使用例を示す図である。
【図6】 この発明に従う1次側2次側のボビンで基板
を挟む構成を示す図である。
【図7】 この発明に従う高周波加熱装置の、インバー
タトランスボビンのコア挿入部(a)とコア挿入部の突
起のある部分の断面図およびコア断面図(b)である。
【図8】 この発明に従う高周波加熱装置における、コ
アの固定法(ボビンにL字型の溝)を示す図である。
【図9】 この発明に従う高周波加熱装置におけるコア
の固定法(コアにL字型の溝)を示す図である。
【図10】 この発明の高周波加熱装置におけるコアの
固定法(ボビンの溝奥行きを狭くする)を示す図であ
る。
【図11】 この発明に係る高周波加熱装置におけるコ
アの固定法(ボビンの溝幅を狭くする)を示す図であ
る。
【図12】 この発明の高周波加熱装置におけるコアの
固定法(ねじを切る。T字型)を示す図である。
【図13】 この発明の高周波加熱装置におけるコアの
固定法(ねじを切る。T字型I字型コア兼用)を示す図
である。
【図14】 この発明に従う高周波加熱装置におけるコ
アギャップの調整方法を示す図である。
【図15】 この発明に従う高周波加熱装置に使用する
ボビンに設けた回転量指示の印を示す図である。
【図16】 高周波加熱装置の回路図を示す図である。
【図17】 従来のインバータトランスを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電源部、2 インバータ部、3 制御部、4 イン
バータトランス、5高圧回路部、6 マグネトロン、1
2 コア、15 ボビン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高茂 豊 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3K086 AA02 AA08 AA10 BA08 CB13 CD03 DB11 FA02 FA06 FA09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型の1対のものからなる高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    ものを1対として用い、かつ、該トランスのコアが同一
    形状である、高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    1対のものからなり、 前記インバータトランスは、前記インバータ部の基板に
    対して、インバータトランスのボビン軸が水平になるよ
    うに設置されている、高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型の1対のものからなり、 前記インバータトランスは、インバータ部の基板に対し
    て、該インバータトランスのボビン軸が水平になるよう
    に設置されている、高周波加熱装置。
  5. 【請求項5】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    1対のものからなり、 前記インバータトランスは、前記インバータ部の基板に
    対して、該インバータトランスのボビン軸が垂直になる
    構造となっており、 前記基板と前記インバータトランスの間に間隙を設け
    る、高周波加熱装置。
  6. 【請求項6】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型の1対のものからなり、 前記インバータトランスは、インバータ部の基板に対し
    て、該インバータトランスのボビン軸が垂直になる構造
    になっており、 前記基板と前記インバータトランスの間に間隙を設け
    る、高周波加熱装置。
  7. 【請求項7】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    ものの1対からなり、 コア取付部のボビン側に突起を設けている、高周波加熱
    装置。
  8. 【請求項8】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型の1対からなり、 コア取付部のボビン側に突起を設けた高周波加熱装置。
  9. 【請求項9】 商用電源等より電力供給を受ける電源部
    と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    ものの1対からなり、 コア取付部のボビン側にL字型の溝を設け、かつコアに
    突起を設けている、高周波加熱装置。
  10. 【請求項10】 商用電源等より電力供給を受ける電源
    部と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型の1対からなり、 コア取付部のボビン側にL字型の溝を設け、コアに突起
    を設けた高周波加熱装置。
  11. 【請求項11】 商用電源等より電力供給を受ける電源
    部と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    ものの1対からなり、 コアにL字型の溝を設け、コア取付部のボビン側に突起
    を設けた高周波加熱装置。
  12. 【請求項12】 商用電源等より電力供給を受ける電源
    部と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型の1対からなり、 コアにL字型の溝を設け、コア取付部のボビン側に突起
    を設けた高周波加熱装置。
  13. 【請求項13】 商用電源等より電力供給を受ける電源
    部と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    ものの1対からなり、 コアに突起を設け、コア取付部のボビン側に突起と同寸
    法またはそれ以下の寸法の溝を設けた高周波加熱装置。
  14. 【請求項14】 商用電源等より電力供給を受ける電源
    部と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型の1対からなり、 コアに突起を設け、コア取付部のボビン側に突起と同寸
    法またはそれ以下の寸法の溝を設けた高周波加熱装置。
  15. 【請求項15】 商用電源等より電力供給を受ける電源
    部と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型の
    ものの1対からなり、 コア取付部のボビン側にねじ溝を設け、コアにねじ山を
    設けた高周波加熱装置。
  16. 【請求項16】 商用電源等より電力供給を受ける電源
    部と、 少なくとも1つ以上の半導体素子を有し、前記電源部か
    らの電力を高周波電力に変換するインバータ部と、 前記半導体素子を制御する制御部と、 前記インバータ部の出力をインバータトランスで昇圧
    し、高周波電力を電磁波として放射する高圧回路部と、
    を備え、 前記インバータトランスのコアは、その断面がT字型と
    I字型のものの1対からなり、 コア取付部のボビン側にねじ溝を設け、コアにねじ山を
    設けた高周波加熱装置。
  17. 【請求項17】 前記コアの上部に回転量がわかる印を
    つけた、請求項15または16に記載の高周波加熱装
    置。
  18. 【請求項18】 基板との接続部の肉厚が他の部分より
    厚くなっているインバータトランスボビンを設けた、請
    求項2または3に記載の高周波加熱装置。
  19. 【請求項19】 ボビンおよびコアに巻線引出し用の導
    出口のあるインバータトランスを設けた、請求項3、
    4、5または6に記載の高周波加熱装置。
  20. 【請求項20】 インバータトランスの上部に高圧回路
    基板を設けた、請求項5または6に記載の高周波加熱装
    置。
  21. 【請求項21】 インバータトランス1次側、2次側巻
    線のボビンで回路基板を挟むようにした、請求項5また
    は6に記載の高周波加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6982623B2 (en) 2002-09-17 2006-01-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Step-up transformer for magnetron driving
WO2013099622A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 シャープ株式会社 高周波加熱装置用昇圧変圧器
JP2020021830A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 古河電気工業株式会社 コイル

Cited By (4)

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WO2013099622A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 シャープ株式会社 高周波加熱装置用昇圧変圧器
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