JP2002217045A - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JP2002217045A JP2002217045A JP2001011257A JP2001011257A JP2002217045A JP 2002217045 A JP2002217045 A JP 2002217045A JP 2001011257 A JP2001011257 A JP 2001011257A JP 2001011257 A JP2001011257 A JP 2001011257A JP 2002217045 A JP2002217045 A JP 2002217045A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- primary
- groove
- transformer
- wound
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種電子機器に使用されるトランスにおい
て、小型化を目的とする。 【解決手段】 少なくとも第１、第２の巻溝３，４を有
するコイルボビン２と、このコイルボビン２の第１の巻
溝３に巻回した１次、２次巻線５，６を備え、前記第２
の巻溝４には前記１次巻線の一部７を、第１の巻溝３の
巻回方向とは逆方向に巻回したものである。
て、小型化を目的とする。 【解決手段】 少なくとも第１、第２の巻溝３，４を有
するコイルボビン２と、このコイルボビン２の第１の巻
溝３に巻回した１次、２次巻線５，６を備え、前記第２
の巻溝４には前記１次巻線の一部７を、第１の巻溝３の
巻回方向とは逆方向に巻回したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に使
用されるトランスに関するものである。
用されるトランスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図２により説明する。ま
ず、同図によると、１１はＥＥ型の磁芯、１２はコイル
ボビン、１３は第１の巻溝、１４は第２の巻溝、１５は
１次巻線、１６は２次巻線であり、１７は絶縁テープで
ある。その構成は最初コイルボビン１２の第１の巻溝１
３に１次巻線１５を巻き、次にＥＥ型の磁芯１１との絶
縁を行う意味で絶縁テープ１７を巻く。
ず、同図によると、１１はＥＥ型の磁芯、１２はコイル
ボビン、１３は第１の巻溝、１４は第２の巻溝、１５は
１次巻線、１６は２次巻線であり、１７は絶縁テープで
ある。その構成は最初コイルボビン１２の第１の巻溝１
３に１次巻線１５を巻き、次にＥＥ型の磁芯１１との絶
縁を行う意味で絶縁テープ１７を巻く。
【０００３】次にコイルボビン１２の第２の巻溝１４に
２次巻線１６を巻き、ＥＥ型の磁芯１１との絶縁を行う
意味で絶縁テープ１７を巻く。最後にＥＥ型の磁芯１１
を組み込んで構成している。
２次巻線１６を巻き、ＥＥ型の磁芯１１との絶縁を行う
意味で絶縁テープ１７を巻く。最後にＥＥ型の磁芯１１
を組み込んで構成している。
【０００４】以上のように構成されたトランスについ
て、以下にその動作について説明する。電流共振電源用
トランスとは、１次巻線１５と２次巻線１６との間に発
生するリーケージインダクタンスと１次巻線のインダク
タンスを利用して回路動作を行っており、このリーケー
ジインダクタンスを発生させるために、１次巻線１５と
２次巻線１６を２分割して構成している。
て、以下にその動作について説明する。電流共振電源用
トランスとは、１次巻線１５と２次巻線１６との間に発
生するリーケージインダクタンスと１次巻線のインダク
タンスを利用して回路動作を行っており、このリーケー
ジインダクタンスを発生させるために、１次巻線１５と
２次巻線１６を２分割して構成している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、１次、２次巻線１５，１６をそれぞれ別
の第１、第２の巻溝１３，１４に巻回しているので、１
次巻線１５と２次巻線１６の結合が悪くなり、温度上昇
が発生することにより、撚線や断面積の大きい銅線を使
用する必要があり、トランスの大型化という大きな課題
を有していた。
成においては、１次、２次巻線１５，１６をそれぞれ別
の第１、第２の巻溝１３，１４に巻回しているので、１
次巻線１５と２次巻線１６の結合が悪くなり、温度上昇
が発生することにより、撚線や断面積の大きい銅線を使
用する必要があり、トランスの大型化という大きな課題
を有していた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のトランスは、少なくとも第１、第２の巻溝を
有するコイルボビンと、このコイルボビンの第１の巻溝
に巻回した１次、２次巻線を備え、前記第２の巻溝には
前記１次巻線の一部を、第１の巻溝の巻回方向とは逆方
向に巻回する構成としたものである。
に本発明のトランスは、少なくとも第１、第２の巻溝を
有するコイルボビンと、このコイルボビンの第１の巻溝
に巻回した１次、２次巻線を備え、前記第２の巻溝には
前記１次巻線の一部を、第１の巻溝の巻回方向とは逆方
向に巻回する構成としたものである。
【０００７】上記構成によれば、第１の巻溝に１次巻線
と２次巻線を巻回しているので、１次、２次巻線の結合
が良くなり、温度上昇を下げることができるため、撚線
や断面積の大きい銅線を使用する必要がなくなり、トラ
ンスの小型化という作用効果が得られる。また、第２の
巻溝には、１次巻線の一部を第１の巻溝の巻回方向とは
逆方向に巻回したので、必要なリーケージインダクタン
スも得ることが出来る。
と２次巻線を巻回しているので、１次、２次巻線の結合
が良くなり、温度上昇を下げることができるため、撚線
や断面積の大きい銅線を使用する必要がなくなり、トラ
ンスの小型化という作用効果が得られる。また、第２の
巻溝には、１次巻線の一部を第１の巻溝の巻回方向とは
逆方向に巻回したので、必要なリーケージインダクタン
スも得ることが出来る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、少なくとも第１、第２の巻溝を有するコイルボビン
と、このコイルボビンの第１の巻溝に巻回した１次、２
次巻線を備え、前記第２の巻溝には前記１次巻線の一部
を、第１の巻溝の巻回方向とは逆方向に巻回する構成と
したものであり、小型化が可能となる。以下本発明の一
実施の形態について図１により説明する。
は、少なくとも第１、第２の巻溝を有するコイルボビン
と、このコイルボビンの第１の巻溝に巻回した１次、２
次巻線を備え、前記第２の巻溝には前記１次巻線の一部
を、第１の巻溝の巻回方向とは逆方向に巻回する構成と
したものであり、小型化が可能となる。以下本発明の一
実施の形態について図１により説明する。
【０００９】図１はトランスの構造を示す断面図であ
る。同図によると１はＥＥ型の磁芯、２はコイルボビ
ン、３は第1の巻溝、４は第２の巻溝、５は１次巻線、
６は２次巻線、７は１次巻線の一部であり、８は絶縁テ
ープである。その構成は最初コイルボビン２の第１の巻
溝３に１次巻線５を巻き、その上に２次巻線６との絶縁
を行う意味で絶縁テープ８を巻く。
る。同図によると１はＥＥ型の磁芯、２はコイルボビ
ン、３は第1の巻溝、４は第２の巻溝、５は１次巻線、
６は２次巻線、７は１次巻線の一部であり、８は絶縁テ
ープである。その構成は最初コイルボビン２の第１の巻
溝３に１次巻線５を巻き、その上に２次巻線６との絶縁
を行う意味で絶縁テープ８を巻く。
【００１０】次に２次巻線６を巻き、その上にＥＥ型の
磁芯１との絶縁を行う意味で絶縁テープ８を巻く。次に
コイルボビン２の第２の巻溝４に１次巻線の一部７を巻
溝３の巻回方向とは逆方向に巻き、その上にＥＥ型の磁
芯１との絶縁を行う意味で絶縁テープ８を巻く。最後に
ＥＥ型の磁芯１を組み込んで構成している。
磁芯１との絶縁を行う意味で絶縁テープ８を巻く。次に
コイルボビン２の第２の巻溝４に１次巻線の一部７を巻
溝３の巻回方向とは逆方向に巻き、その上にＥＥ型の磁
芯１との絶縁を行う意味で絶縁テープ８を巻く。最後に
ＥＥ型の磁芯１を組み込んで構成している。
【００１１】以上のように第１の巻溝３に１次巻線５と
２次巻線６を巻回しているので、１次、２次巻線５，６
の結合が良くなり、温度上昇を下げることができるた
め、撚線や断面積の大きい銅線を使用する必要がなくな
り、トランスの小型化という効果が得られる。また、第
２の巻溝４には、１次巻線の一部７を第１の巻溝３の巻
回方向とは逆方向に巻回したので、必要なリーケージイ
ンダクタンスも得ることが出来る。
２次巻線６を巻回しているので、１次、２次巻線５，６
の結合が良くなり、温度上昇を下げることができるた
め、撚線や断面積の大きい銅線を使用する必要がなくな
り、トランスの小型化という効果が得られる。また、第
２の巻溝４には、１次巻線の一部７を第１の巻溝３の巻
回方向とは逆方向に巻回したので、必要なリーケージイ
ンダクタンスも得ることが出来る。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明のトランスは、少な
くとも第１、第２の巻溝を有するコイルボビンと、この
コイルボビンの第１の巻溝に巻回した１次、２次巻線を
備え、前記第２の巻溝には前記１次巻線の一部を、第１
の巻溝の巻回方向とは逆方向に巻回する構成としたもの
である。
くとも第１、第２の巻溝を有するコイルボビンと、この
コイルボビンの第１の巻溝に巻回した１次、２次巻線を
備え、前記第２の巻溝には前記１次巻線の一部を、第１
の巻溝の巻回方向とは逆方向に巻回する構成としたもの
である。
【００１３】そして上記の構成とすれば、第１の巻溝に
１次巻線と２次巻線を巻回しているので、１次、２次巻
線の結合が良くなり、温度上昇を下げることができるた
め、撚線や断面積の大きい銅線を使用する必要がなくな
り、トランスの小型化という作用効果が得られる。ま
た、第２の巻溝には、１次巻線の一部を第１の巻溝の巻
回方向とは逆方向に巻回したので、必要なリーケージイ
ンダクタンスも得ることが出来る。
１次巻線と２次巻線を巻回しているので、１次、２次巻
線の結合が良くなり、温度上昇を下げることができるた
め、撚線や断面積の大きい銅線を使用する必要がなくな
り、トランスの小型化という作用効果が得られる。ま
た、第２の巻溝には、１次巻線の一部を第１の巻溝の巻
回方向とは逆方向に巻回したので、必要なリーケージイ
ンダクタンスも得ることが出来る。
【図１】本発明の一実施形態のトランスの断面図
【図２】従来のトランスの断面図
【符号の説明】 １ 磁芯 ２ コイルボビン ３ 巻溝 ４ 巻溝 ５ １次巻線 ６ ２次巻線 ７ １次巻線の一部 ８ 絶縁テープ
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも第１、第２の巻溝を有するコ
イルボビンと、このコイルボビンの第１の巻溝に巻回し
た１次、２次巻線を備え、前記第２の巻溝には前記１次
巻線の一部を、第１の巻溝の巻回方向とは逆方向に巻回
したトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001011257A JP2002217045A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001011257A JP2002217045A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002217045A true JP2002217045A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18878410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001011257A Pending JP2002217045A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002217045A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005038831A1 (ja) * | 2003-10-20 | 2005-04-28 | Sumida Corporation | 高圧トランス |
-
2001
- 2001-01-19 JP JP2001011257A patent/JP2002217045A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005038831A1 (ja) * | 2003-10-20 | 2005-04-28 | Sumida Corporation | 高圧トランス |
| KR100791916B1 (ko) * | 2003-10-20 | 2008-01-04 | 스미다 코포레이션 | 고압 변압기 |
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