JP2002133917A - 発光構造体 - Google Patents

発光構造体

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JP2002133917A
JP2002133917A JP2000327460A JP2000327460A JP2002133917A JP 2002133917 A JP2002133917 A JP 2002133917A JP 2000327460 A JP2000327460 A JP 2000327460A JP 2000327460 A JP2000327460 A JP 2000327460A JP 2002133917 A JP2002133917 A JP 2002133917A
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light emitting
housing
emitting structure
circuit portion
structure according
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JP2000327460A
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Koichi Sakata
浩一 坂田
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジングを三次元的な形状にしても、発光
ダイオードの取付作業が容易で且つコスト的にも有利な
発光構造体を提供する。 【解決手段】 ハウジング1が樹脂成形品で、且つ発光
ダイオード3の裏面に導線性の回路部2が形成され、該
回路部2に対して発光ダイオード3のリード脚4を接続
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光ダイオード
を用いた発光構造体、特に車両用ランプ装置への適用に
好適な発光構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロント部やリヤ部には、車幅
方向に沿って前後に湾曲した状態のランプ装置(ターン
シグナルランプ、ストップランプ等)が取付けられてい
る。例えば、車体の後部の左右両側に取付けられている
ストップランプは、車体の後面から側面まで回り込んだ
スラント形状に対応して、そのアウタレンズが後面から
側面まで回り込んだ三次元的湾曲形状をしている。
【0003】従って、このようなランプ装置に用いられ
る発光構造体も、ランプ装置全体の厚さ(車体内部側へ
の奥行き)を小さくするために、三次元的形状にする必
要がある。
【0004】そのため、従来は金属プレートを打ち抜い
て形成した三次元的形状のハウジングを用い、その表面
に保持したコードに対して固定金具の切溝を押し付けて
固定し、切溝をコードの外皮に食い込ませて芯線と導通
状態にし、導通状態になった固定金具に対して、それぞ
れ発光ダイオードのリード脚を差し込んで取付けた構造
にしている(類似技術として、特開平10−20851
5号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、コードをハウジングの三次
元的表面に沿って配線し、そこに固定金具を介して発光
ダイオードを取付けなければならないため、コードの配
線作業及び発光ダイオードの取付作業が困難である。ま
た、金属プレートを打ち抜いて三次元的形状のハウジン
グを形成するため、ハウジングが高価で、コストの面で
も改善が望まれている。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、ハウジングを三次元的な形状
にしても、発光ダイオードの取付作業が容易で且つコス
ト的にも有利な発光構造体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、三次元的形
状を有するハウジングの表面に複数の発光ダイオードを
固定した発光構造体であって、前記ハウジングが樹脂成
形品で、且つ発光ダイオードの裏面に導線性の回路部が
形成され、該回路部に対してハウジングの表面側から貫
通させた発光ダイオードのリード脚を接続したものであ
る。
【0008】この発明によれば、ハウジングが樹脂成形
品のため、従来の金属打ち抜き品に比べて、コストの面
で有利である。また、ハウジングの裏面に回路部が形成
され、この回路部に発光ダイオードのリード脚を接続す
るため、従来のように固定金具を介して取付ける場合に
比べて、発光ダイオードの取付作業が容易である。
【0009】回路部の形成方法としては、金属メッキ、
金属蒸着、金属溶射、金属ホットスタンプ、導電塗装等
が好適である。回路部を形成する金属(導電塗装等に含
まれる金属粉)は、形成方法により異なるが、銅、ニッ
ケル、すず、亜鉛、クロム、アルミ等が好適である。回
路部とリード脚との接続材料は、導電性接着剤や半田等
が好適である。
【0010】ハウジングの曲折部(裏面だけも可)を湾
曲形状にしたり、角度を鈍角にすることにより、曲折部
における回路部の形成が容易になると共に状態も安定
し、形成後に剥離しにくくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。この実施形態では、自動車
のストップランプに用いられる発光構造体を例にして説
明する。
【0012】図1及び図2は、この発明の一実施形態を
示す図である。図中の符号1は、図示せぬストップラン
プのレンズ内部に設けられたハウジングを示している。
このハウジング1は、実際にストップランプ内に取付け
られた状態における幅方向X及び上下方向Yにおいて順
次段下がり形状になっており、全体として斜め方向へ変
位した三次元的形状を呈している。このハウジング1
は、樹脂による射出成形品のため、このような複雑な形
状も容易に形成することができる。
【0013】そして、このハウジング1の裏面には、成
形後にメッキによりライン状の金属メッキ層が回路部2
として形成されている。この回路部2は、ハウジング1
の裏面における必要箇所をいったん無電解メッキにより
メタライズした後に、ハウジング1全体をメッキ液中に
浸漬して密着性の高い本格的な電解メッキ層を形成した
ものである。
【0014】次に、回路部2を形成したハウジング1を
プレス装置にセットして、回路部2の発光ダイオード3
に対応する部分に、発光ダイオード3のリード脚4を挿
入させるスリット状のパンチ孔5を形成する(図1では
図示省略)。そして、このパンチ孔5にリード脚4を表
面側から挿入して、リード脚4と回路部2とを半田付け
することにより、発光ダイオード3の固定作業が完了す
る。このようにして形成された発光構造体は、発光ダイ
オード3が三次元的な面形状に沿って配列された状態と
なる。
【0015】図3〜図5は、このハウジング1の変形例
を示す図である。すなわち、図3のように、ハウジング
1の曲折部6を湾曲形状にしたり、図4のように、曲折
部7の裏面のみを湾曲形状にしたり、図5のように、曲
折部8の角度を鈍角にしても良い。このようにすること
により、曲折部5、6、7における回路部2の形成が容
易になると共に状態も安定し、形成後に剥離しにくくな
る。
【0016】尚、以上の実施形態では、回路部2を金属
メッキ方法により形成する例を示したが、これに限定さ
れるものではなく、その他に金属蒸着、金属溶射、金属
ホットスタンプ、導電塗装等の方法を用いても、略同様
の回路部2を形成することができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、ハウジングが樹脂成
形品のため、従来の金属打ち抜き品に比べて、コストの
面で有利である。また、ハウジングの裏面に回路部が形
成され、この回路部に発光ダイオードのリード脚を接続
するため、従来のように固定金具を介して取付ける場合
に比べて、発光ダイオードの取付作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態係る発光構造体を示す斜
視図。
【図2】図1の発光構造体の断面図。
【図3】図2のハウジングにおける曲折部の変形例を示
す断面図。
【図4】図2のハウジングにおける曲折部の別の変形例
を示す断面図。
【図5】図2のハウジングにおける曲折部の更に別の変
形例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 回路部 3 発光ダイオード 4 リード脚 5 パンチ孔 6、7、8 曲折部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元的形状を有するハウジングの表面
    に複数の発光ダイオードを固定した発光構造体であっ
    て、 前記ハウジングが樹脂成形品で、且つハウジングの裏面
    に導線性の回路部が形成され、該回路部に対してハウジ
    ングの表面側から貫通させた発光ダイオードのリード脚
    を接続したことを特徴とする発光構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発光構造体であって、 回路部が、金属メッキ層であることを特徴とする発光構
    造体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発光構造体であって、 回路部が、金属蒸着層であることを特徴とする発光構造
    体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発光構造体であって、 回路部が、金属溶射層であることを特徴とする発光構造
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発光構造体であって、 回路部が、金属ホットスタンプ層であることを特徴とす
    る発光構造体。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の発光構造体であって、 回路部が、導電塗装層であることを特徴とする発光構造
    体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発
    光構造体であって、 ハウジングの曲折部が、湾曲形状であることを特徴とす
    る発光構造体。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発
    光構造体であって、 ハウジングの曲折部における裏面だけが、湾曲形状であ
    ることを特徴とする発光構造体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発
    光構造体であって、 ハウジングの曲折部の角度が、鈍角であることを特徴と
    する発光構造体。
JP2000327460A 2000-10-26 2000-10-26 発光構造体 Abandoned JP2002133917A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003347597A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Kyocera Corp 発光素子搭載用基板
KR101614849B1 (ko) 2014-01-28 2016-04-22 박인규 상·하향 일체형 led 전조등 구조

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