JP2002133774A - 情報記録装置と情報記録方法 - Google Patents

情報記録装置と情報記録方法

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JP2002133774A
JP2002133774A JP2000322534A JP2000322534A JP2002133774A JP 2002133774 A JP2002133774 A JP 2002133774A JP 2000322534 A JP2000322534 A JP 2000322534A JP 2000322534 A JP2000322534 A JP 2000322534A JP 2002133774 A JP2002133774 A JP 2002133774A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット書き込みエラーが発生したとき、未
書き込みパケットのデータが無効になることを防いで、
データ記録時のホストコンピュータの処理負担を低減す
る。 【解決手段】 コントローラ8は、ステップ1でホスト
コンピュータからパケット書き込み要求を受け取ると、
ステップ2でパケットの記録を行い、ステップ3でパケ
ット記録中に書き込みエラーを検出し、ステップ4でバ
ッファ内をチェックしてバッファ内に書き込みエラーし
たパケットを除く未記録パケットが有ればステップ5へ
進んでその未記録パケットを光ディスク上の所定領域に
記録し、その後にステップ6でホストコンピュータにエ
ラー報告を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−Rディス
ク,CD−RWディスク,DVD−Rディスク及びDV
D−RWディスク等のデータ記録可能な情報記録媒体に
パケットライト方式によってデータを書き込む光ディス
ク装置等の情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、CD−Rディスク,CD−RWデ
ィスク,DVD−Rディスク及びDVD−RAMディス
ク等の情報記録媒体へのデータの書き込みは、トラック
アットワンス(Track At Once:TAO)
方式によるトラック単位で行うが、ホストコンピュータ
等の上位装置からデータを読み出すタイミングが遅い
と、バッファ中に書き込むべきデータがなくなって、書
き込みを継続できなくなるバッファアンダーランが発生
する。
【0003】上記のような情報記録媒体は、上述のよう
な光ディスク等の情報記録媒体に途中からデータを書き
足すことができないので、例えば、CD−Rディスクの
ような追記型光ディスクの場合、データ書き込み中にバ
ッファアンダーランが発生すると、そのトラックを無駄
にしてしまう。
【0004】それに対し、1トラックのデータを複数の
パケット(Packet)と呼ばれる記録単位に分割し
て書き込むパケットライト方式がある。パケットライト
方式では、少量のデータ単位で光ディスクに書き込むこ
とができるので、バッファアンダーランを気にすること
なく書き込みが行えるという利点がある。
【0005】このパケットライト方式には、さらに固定
長パケットライト方式と可変長パケットライト方式の2
種類の方式がある。固定長パケットライト方式は、パケ
ット内のユーザデータブロック数を示すパケット長をト
ラック内で固定する方式であり、可変長パケットライト
方式は、トラック内に様々なパケット長のパケットを混
在させる方式である。
【0006】この固定長パケットライト方式を利用した
ファイルシステムとして、ユニバーサルディスクフォー
マット(Universal Disc Forma
t:UDF)がある。
【0007】例えば、CD−Rディスクでは既記録パケ
ットの後につなげてパケットをシーケンシャルに記録す
るシーケンシャルUDFが、また、CD−RWディスク
ではデータの上書きが可能であるので、CD−RWの記
録領域の全面あるいは指定領域を固定長パケットで埋め
尽くした後にパケット単位でデータ記録をランダムに行
い、データ再生をブロック単位で行うランダムUDFに
よる記録が行われている。
【0008】従来、上述のようなパケットライト方式に
よってデータを記録するファイルシステムにおいて、大
量のデータを複数のパケットにまたがって書き込む場
合、書き込み処理速度を短縮するために、複数のパケッ
トを連続的に書き込む情報記録装置(例えば、特開平1
1−126428号公報参照)があった。
【0009】この情報記録装置は、自装置内のバッファ
に予め複数のパケットにまたがったデータを蓄えてお
き、1つのパケットの書き込み終了時に続けて次のパケ
ットの書き込みを開始するというものである。また、こ
のような情報記録装置では、書き込むパケットの記録位
置が連続していない場合でも、バッファに空き領域があ
る場合には、バッファ内に予めデータを蓄えておくよう
にしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の情報記録装置では、パケットの連続書き
込みを行っている最中に書き込みエラーが発生した場
合、情報記録装置のバッファ内に残っている未書き込み
データが無効になってしまう。
【0011】また、パケットの書き込み中にエラーが発
生した場合、エラーを検出した時点で書き込み処理を中
断してホストコンピュータに対してエラー報告を行う
と、書き込みエラーしたパケットに続く未書き込みパケ
ットのデータが情報記録媒体に記録されることなく無効
になってしまう。
【0012】したがって、例えば、ホストコンピュータ
側でパケットの書き込みのリトライ処理を行う場合、ホ
ストコンピュータは書き込みエラーが発生したパケット
の書き込み要求に続けて行った全ての書き込み要求で転
送したデータを再度転送し直さなければならなかったの
で、データの記録を能率良く行えないという問題があっ
た。
【0013】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、パケットライト方式によるデータ書
き込みの際に書き込みエラーが発生したとき、それまで
に蓄えておいた未書き込みパケットのデータが無効にな
ることを防ぎ、その未書き込みパケットを再度蓄え直し
て書き込みを行うリトライ処理をできるだけ行わないで
済むようにしてデータ記録時のホストコンピュータの処
理負担を低減することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、外部から供給されるデータを所定のデー
タ長からなるパケットに分割して格納するパケット格納
手段と、そのパケット格納手段に格納された複数個のパ
ケットをデータ記録可能な情報記録媒体にトラックを形
成して連続的に書き込むパケット書込手段と、そのパケ
ット書込手段による書き込みのときに1つのパケットの
書き込み終了時に続けて次のパケットの書き込みを開始
させる書込制御手段を備えた情報記録装置において、上
記パケットの書き込みエラーを検出したとき、上記パケ
ット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを除く未
書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込パケッ
ト有無判断手段と、その未書込パケット有無判断手段に
よって未書き込みパケットが有ると判断されたとき、そ
の未書き込みパケットを上記情報記録媒体の所定領域に
書き込む未書込パケット書込手段と、その未書込パケッ
ト書込手段によって書き込んだ後に外部へエラー報告を
出力する書込エラー報告出力手段を設けたものである。
【0015】また、外部から供給されるデータを所定の
データ長からなるパケットに分割して格納するパケット
格納手段と、そのパケット格納手段に格納された複数個
のパケットをデータ記録可能な情報記録媒体にトラック
を形成して連続的に書き込むパケット書込手段と、その
パケット書込手段による書き込みのときに1つのパケッ
トの書き込み終了時に続けて次のパケットの書き込みを
開始させる書込制御手段を備えた情報記録装置におい
て、上記パケットの書き込みエラーを検出したとき、外
部へエラー報告を出力するエラー報告出力手段と、その
エラー報告出力手段によってエラー報告を出力した後に
外部から発行された書き込み終了要求を受けたとき、上
記パケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを
除く未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込
パケット有無判断手段と、その未書込パケット有無判断
手段によって未書き込みパケットが有ると判断されたと
き、その未書き込みパケットを上記情報記録媒体の所定
領域に書き込む未書込パケット書込手段を設けるとよ
い。
【0016】さらに、外部から供給されるデータを所定
のデータ長からなるパケットに分割して格納するパケッ
ト格納手段と、そのパケット格納手段に格納された複数
個のパケットをデータ記録可能な情報記録媒体にトラッ
クを形成して連続的に書き込むパケット書込手段と、そ
のパケット書込手段による書き込みのときに1つのパケ
ットの書き込み終了時に続けて次のパケットの書き込み
を開始させる書込制御手段を備えた情報記録装置におい
て、上記パケットの書き込みエラーを検出したとき、上
記パケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを
除く未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込
パケット有無判断手段と、その未書込パケット有無判断
手段によって未書き込みパケットが有ると判断されたと
き、その未書き込みのパケット内には最後までデータが
格納されているか否かを判断する判断手段と、その判断
手段によってパケット内の最後までデータが格納されて
いると判断されたときには、その未書き込みパケットを
上記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内の
最後までデータが格納されていないと判断されたとき
は、そのパケットを上記情報記録媒体の所定領域に書き
込まないで外部へ書き込みエラー報告を出力する未書込
パケット書込及び書込エラー報告出力手段を設けるとよ
い。
【0017】また、外部から供給されるデータを所定の
データ長からなるパケットに分割して格納するパケット
格納手段と、そのパケット格納手段に格納された複数個
のパケットをデータ記録可能な情報記録媒体にトラック
を形成して連続的に書き込むパケット書込手段と、その
パケット書込手段による書き込みのときに1つのパケッ
トの書き込み終了時に続けて次のパケットの書き込みを
開始させる書込制御手段を備えた情報記録装置におい
て、上記パケットの書き込みエラーを検出したとき、上
記パケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを
除く未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込
パケット有無判断手段と、その未書込パケット有無判断
手段によって未書き込みパケットが有ると判断されたと
き、その未書き込みのパケット内には最後までデータが
格納されているか否かを判断する判断手段と、その判断
手段によってパケット内の最後までデータが格納されて
いると判断されたときには、その未書き込みパケットを
上記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内の
最後までデータが格納されていないと判断されたとき
は、そのパケット内の残りの領域にダミーデータを埋め
てから上記情報記録媒体の所定領域に書き込む未書込パ
ケット書込手段を設けるとよい。
【0018】さらに、外部から供給されるデータを所定
のデータ長からなるパケットに分割して格納するパケッ
ト格納手段と、そのパケット格納手段に格納された複数
個のパケットをデータ記録可能な情報記録媒体にトラッ
クを形成して連続的に書き込むパケット書込手段と、そ
のパケット書込手段による書き込みのときに1つのパケ
ットの書き込み終了時に続けて次のパケットの書き込み
を開始させる書込制御手段を備えた情報記録装置におい
て、上記パケットの書き込みエラーを検出したとき、上
記パケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを
除く未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込
パケット有無判断手段と、その未書込パケット有無判断
手段によって未書き込みパケットが有ると判断されたと
き、その未書き込みのパケット内には最後までデータが
格納されているか否かを判断する判断手段と、その判断
手段によってパケット内の最後までデータが格納されて
いると判断されたときには、その未書き込みパケットを
上記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内の
最後までデータが格納されていないと判断されたとき
は、外部から残りのデータを受け取ってそのパケット内
の残りの領域に埋めてから前記情報記録媒体の所定領域
に書き込む未書込パケット書込手段を設けるとよい。
【0019】また、外部から供給されるデータを所定の
データ長からなるパケットに分割して格納し、データ記
録可能な情報記録媒体にトラックを形成して上記格納さ
れた複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終了
時に続けて次のパケットの書き込みを開始させながら連
続的に書き込む情報記録方法において、上記パケットの
書き込みエラーを検出したとき、上記格納されたパケッ
トの内に書き込みエラーしたパケットを除く未書き込み
パケットが有るか否かを判断し、未書き込みパケットが
有ると判断されたとき、その未書き込みパケットを上記
情報記録媒体の所定領域に書き込み、その書き込みの後
に外部へエラー報告を出力するとよい。
【0020】さらに、外部から供給されるデータを所定
のデータ長からなるパケットに分割して格納し、データ
記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して上記格納
された複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終
了時に続けて次のパケットの書き込みを開始させながら
連続的に書き込む情報記録方法において、上記パケット
の書き込みエラーを検出したとき、外部へエラー報告を
出力し、その出力後に外部から発行された書き込み終了
要求を受けたとき、上記格納されたパケットの内に書き
込みエラーしたパケットを除く未書き込みパケットが有
るか否かを判断し、未書き込みパケットが有ると判断さ
れたとき、その未書き込みパケットを上記情報記録媒体
の所定領域に書き込むとよい。
【0021】また、外部から供給されるデータを所定の
データ長からなるパケットに分割して格納し、データ記
録可能な情報記録媒体にトラックを形成して上記格納さ
れた複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終了
時に続けて次のパケットの書き込みを開始させながら連
続的に書き込む情報記録方法において、上記パケットの
書き込みエラーを検出したとき、上記格納されたパケッ
トの内に書き込みエラーしたパケットを除く未書き込み
パケットが有るか否かを判断し、未書き込みパケットが
有ると判断されたとき、その未書き込みのパケット内に
は最後までデータが格納されているか否かを判断し、パ
ケット内の最後までデータが格納されていると判断され
たときには、その未書き込みパケットを上記情報記録媒
体の所定領域に書き込み、パケット内の最後までデータ
が格納されていないと判断されたときは、そのパケット
を上記情報記録媒体の所定領域に書き込まないで外部へ
書き込みエラー報告を出力するとよい。
【0022】さらに、外部から供給されるデータを所定
のデータ長からなるパケットに分割して格納し、データ
記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して上記格納
された複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終
了時に続けて次のパケットの書き込みを開始させながら
連続的に書き込む情報記録方法において、上記パケット
の書き込みエラーを検出したとき、上記格納されたパケ
ットの内に書き込みエラーしたパケットを除く未書き込
みパケットが有るか否かを判断し、未書き込みパケット
が有ると判断されたとき、その未書き込みのパケット内
には最後までデータが格納されているか否かを判断し、
パケット内の最後までデータが格納されていると判断さ
れたときには、その未書き込みパケットを上記情報記録
媒体の所定領域に書き込み、パケット内の最後までデー
タが格納されていないと判断されたときは、そのパケッ
ト内の残りの領域にダミーデータを埋めてから上記情報
記録媒体の所定領域に書き込むとよい。
【0023】さらにまた、外部から供給されるデータを
所定のデータ長からなるパケットに分割して格納し、デ
ータ記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して上記
格納された複数個のパケットを1つのパケットの書き込
み終了時に続けて次のパケットの書き込みを開始させな
がら連続的に書き込む情報記録方法において、上記パケ
ットの書き込みエラーを検出したとき、上記格納された
パケットの内に書き込みエラーしたパケットを除く未書
き込みパケットが有るか否かを判断し、未書き込みパケ
ットが有ると判断されたとき、その未書き込みのパケッ
ト内には最後までデータが格納されているか否かを判断
し、パケット内の最後までデータが格納されていると判
断されたときには、その未書き込みパケットを上記情報
記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内の最後まで
データが格納されていないと判断されたときは、外部か
ら残りのデータを受け取ってそのパケット内の残りの領
域に埋めてから上記情報記録媒体の所定領域に書き込む
とよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の情報
記録装置の一実施形態である光ディスク記録装置の構成
を示すブロック図である。
【0025】この光ディスク記録装置(光ディスクドラ
イブ)は、光ディスク11を回転させるモータ1と、光
ピックアップ3を光ディスク11の半径方向に移動させ
る粗動モータ2と、光ピックアップ3とその各制御を行
う回転制御系4,粗動モータ制御系5,ピックアップ制
御系6及び信号処理系7を備えている。なお、これらの
1〜7の各部の機能及び処理は公知技術なので、その詳
細な説明は省略する。
【0026】また、CPU,ROM及びRAMからなる
マイクロコンピュータによって実現され、この装置全体
の制御を司ると共にこの発明に係わる各種の制御処理を
実行するコントローラ8と、コントローラ8が各種の処
理を実行する際の作業領域として使用すると共に光ディ
スク11に記録するパケットのデータ及び光ディスク1
1から読み出したデータ等の情報を格納するバッファ9
と、外部のホストコンピュータとのデータのやり取りを
司る外部インタフェース10を備えている。
【0027】すなわち、上記バッファ9が、外部(ホス
トコンピュータ)から供給されるデータを所定のデータ
長からなるパケットに分割して格納するパケット格納手
段の機能を果たす。
【0028】また、上記コントローラ8等が、パケット
格納手段に格納された複数個のパケットをデータ記録可
能な情報記録媒体にトラックを形成して連続的に書き込
むパケット書込手段と、パケット書込手段による書き込
みのときに1つのパケットの書き込み終了時に続けて次
のパケットの書き込みを開始させる書込制御手段の機能
を果たす。
【0029】さらに、上記コントローラ8等は、以下の
(1)〜(10)の各手段の機能も果たす。 (1)パケットの書き込みエラーを検出したとき、パケ
ット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを除く未
書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込パケッ
ト有無判断手段
【0030】(2)未書込パケット有無判断手段によっ
て未書き込みパケットが有ると判断されたとき、その未
書き込みパケットを前記情報記録媒体の所定領域に書き
込む未書込パケット書込手段 (3)未書込パケット書込手段によって書き込んだ後に
外部(ホストコンピュータ)へエラー報告を出力する書
込エラー報告出力手段
【0031】(4)パケットの書き込みエラーを検出し
たとき、外部へエラー報告を出力するエラー報告出力手
段 (5)エラー報告出力手段によってエラー報告を出力し
た後に外部(ホストコンピュータ)から発行された書き
込み終了要求を受けたとき、パケット格納手段内に書き
込みエラーしたパケットを除く未書き込みパケットが有
るか否かを判断する未書込パケット有無判断手段
【0032】(6)未書込パケット有無手段によって未
書き込みパケットが有ると判断されたとき、その未書き
込みパケットを情報記録媒体の所定領域に書き込む未書
込パケット書込手段
【0033】(7)未書込パケット有無判断手段によっ
て未書き込みパケットが有ると判断されたとき、その未
書き込みのパケット内には最後までデータが格納されて
いるか否かを判断する判断手段
【0034】(8)判断手段によってパケット内の最後
までデータが格納されていると判断されたときには、そ
の未書き込みパケットを情報記録媒体の所定領域に書き
込み、パケット内の最後までデータが格納されていない
と判断されたときは、そのパケットを情報記録媒体の所
定領域に書き込まないで外部へ書き込みエラー報告を出
力する未書込パケット書込及び書込エラー報告出力手段
【0035】(9)判断手段によってパケット内の最後
までデータが格納されていると判断されたときには、そ
の未書き込みパケットを情報記録媒体の所定領域に書き
込み、パケット内の最後までデータが格納されていない
と判断されたときは、そのパケット内の残りの領域にダ
ミーデータを埋めてから情報記録媒体の所定領域に書き
込む未書込パケット書込手段
【0036】(10)判断手段によってパケット内の最
後までデータが格納されていると判断されたときには、
その未書き込みパケットを情報記録媒体の所定領域に書
き込み、パケット内の最後までデータが格納されていな
いと判断されたときは、外部(ホストコンピュータ)か
ら残りのデータを受け取ってそのパケット内の残りの領
域に埋めてから情報記録媒体の所定領域に書き込む未書
込パケット書込手段
【0037】図2は、図1に示した光ディスク11の一
例として再記録可能コンパクトディスクメディアのフォ
ーマットを示す図である。この再記録可能コンパクトデ
ィスクメディア上には、テスト記録をしてレーザパワー
の調整を行うための領域(Power Calibra
tion Area:PCA)21,トラックの目次情
報を一時的に保持するために記録する中間記録領域(P
rogram Memory Area:PMA)2
2,トラックの先頭アドレス,終了アドレスなどの目次
情報(Table of Contents:TOC)
をはじめメディアに関する様々な情報を持つリードイン
エリア23,ユーザの情報を記録するトラック24,リ
ードアウトエリア25がある。また、トラック24は、
そのトラック自身の情報が記録されているプレギャップ
26と、ユーザ情報が記録されているユーザデータ27
とに分けられる。
【0038】図3は、図2に示した再記録可能コンパク
トディスクメディアの記録単位であるパケットのフォー
マット例を示す図である。パケット31は、リンクブロ
ック32,ランインブロック33で始まり、ランアウト
ブロック35で終わる。そして、ランインブロック33
とランアウトブロック35との間にユーザデータ34が
存在する。
【0039】次に、この光ディスク記録装置におけるこ
の発明の請求項1及び6に係わるパケット記録処理につ
いて説明する。このパケット記録処理では、コントロー
ラ8が、外部から供給されるデータを所定のデータ長か
らなるパケットに分割してバッファ内に格納し、データ
記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して上記格納
された複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終
了時に続けて次のパケットの書き込みを開始させながら
連続的に書き込む制御処理を行う。
【0040】また、上記パケットの書き込みエラーを検
出したとき、上記バッファ内に格納されたパケットの内
に書き込みエラーしたパケットを除く未書き込みパケッ
トが有るか否かを判断し、未書き込みパケットが有ると
判断されたとき、その未書き込みパケットを上記情報記
録媒体の所定領域に書き込み、その書き込みの後に外部
へエラー報告を出力する制御処理を行う。
【0041】図4は、図1に示した光ディスク記録装置
におけるこの発明の請求項1及び6に係わるパケット記
録処理を示すフローチャート図である。コントローラ8
は、ステップ(図中「S」で示す)1でホストコンピュ
ータからパケット書き込み要求を受け取ると、ステップ
2でパケットの記録を行い、ステップ3でパケット記録
中に書き込みエラーを検出したとき、ステップ4でバッ
ファ内をチェックしてバッファ内に書き込みエラーした
パケットを除く未記録パケット(未書き込みパケットの
データ)が有るか否かを判断する。
【0042】ステップ4の判断で未記録パケットが無け
れば、ステップ6へ進んでそのままホストコンピュータ
へエラー報告を出力し、未記録パケットが有ればステッ
プ5へ進んでその未記録パケットを光ディスク上の所定
領域に記録し、その後にステップ6でホストコンピュー
タにエラー報告を出力して、このパケット記録処理を終
了する。
【0043】図5は、図4に示したパケット記録処理時
のバッファ9と光ディスク11上のデータとの関係を示
す説明図である。ここでは一例として、固定長パケット
を用いてデータ記録をパケット単位でランダムに行うラ
ンダム記録の場合について説明する。
【0044】パケット41を記録中に書き込みエラーが
発生した場合、従来はバッファ9内の未記録パケット4
2を記録せずにホストコンピュータへエラー報告して書
き込み処理を終了していた。
【0045】一方、図4に示したパケット記録処理で
は、図5の(a)に示すように、バッファ内のパケット
41を、同図の(b)に示すように光ディスク上の所定
領域に記録し、バッファ内のパケット42を光ディスク
の所定領域に記録中に書き込みエラーが発生した場合、
バッファ9内に存在する未記録パケット43のデータ
を、同図の(b)に示すように光ディスク上の所定領域
に記録してから、ホストコンピュータにエラー報告を行
い、書き込み処理を終了する。
【0046】このようにして、パケットの書き込みエラ
ーが発生した場合、バッファ内のエラーパケットを除く
未書き込みパケットのデータを光ディスクに記録した後
に、ホストコンピュータに対してエラー報告を行うこと
により、書き込みエラーしたパケットに続く未書き込み
パケットのデータが光ディスクに記録されることなく無
効になってしまうことを防ぐことができる。
【0047】また、ホストコンピュータ側で書き込みの
リトライ処理を行う場合、ホストコンピュータは書き込
みエラーが発生したパケットの書き込み要求に続けて行
った全ての書き込み要求で転送したデータを再び転送す
るという無駄な処理をせずに済み、データ記録を能率良
く行うことができる。
【0048】次に、この光ディスク記録装置におけるこ
の発明の請求項2及び7に係わるパケット記録処理につ
いて説明する。上述のパケット記録処理とは若干異な
り、書き込みエラー検出時に未書き込みパケットの記録
を行うのではなく、ホストコンピュータへのエラー報告
後に発行される書き込み終了要求に基づいて未書き込み
パケットの記録を行うようにしてもよい。
【0049】このパケット記録処理では、コントローラ
8が、パケットの書き込みエラーを検出したとき、外部
へエラー報告を出力し、その出力後に外部から発行され
た書き込み終了要求を受けたとき、バッファ内に既に格
納されたパケットの内に書き込みエラーしたパケットを
除く未書き込みパケットが有るか否かを判断し、未書き
込みパケットが有ると判断されたとき、その未書き込み
パケットを前記情報記録媒体の所定領域に書き込む制御
処理を行う。
【0050】図6は、図1に示した光ディスク記録装置
におけるこの発明の請求項2及び7に係わるパケット記
録処理を示すフローチャート図である。コントローラ8
は、ステップ(図中「S」で示す)11でホストコンピ
ュータからパケット書き込み要求を受け取ると、ステッ
プ12でパケットの記録を行い、ステップ13でパケッ
ト記録中に書き込みエラーを検出したとき、ステップ1
4でホストコンピュータにエラー報告を出力して、ステ
ップ15でパケット記録処理を一旦終了する。
【0051】そして、ステップ16でホストコンピュー
タからパケット記録終了要求を受け取ると、ステップ1
7でバッファ内をチェックしてバッファ内に書き込みエ
ラーしたパケットを除く未記録パケット(未書き込みパ
ケットのデータ)が有るか否かを判断する。
【0052】ステップ17の判断で未記録パケットが無
ければ、そのままパケット記録処理を終了し、未記録パ
ケットが有ればステップ18へ進んでその未記録パケッ
トを光ディスク上の所定領域に記録し、このパケット記
録処理を終了する。
【0053】このようにして、パケットの書き込みエラ
ーが発生した場合、ホストコンピュータに対してエラー
報告を行い、ホストコンピュータから書き込み終了要求
がきたら、バッファ内のエラーパケットを除く未書き込
みパケットのデータを光ディスクに記録することによ
り、書き込みエラーしたパケットに続く未書き込みパケ
ットのデータが光ディスクに記録されることなく無効に
なってしまうことを防ぐことができる。
【0054】また、ホストコンピュータ側で書き込みの
リトライ処理を行う場合、ホストコンピュータは書き込
みエラーが発生したパケットの書き込み要求に続けて行
った全ての書き込み要求で転送したデータを再び転送す
るという無駄な処理をせずに済み、データ記録を能率良
く行うことができる。
【0055】次に、この光ディスク記録装置におけるこ
の発明の請求項3及び8に係わるパケット記録処理につ
いて説明する。上述のパケット記録処理において、書き
込みエラー発生時、バッファ内に存在する未書き込みパ
ケット中にはパケットの途中までしかデータが無い場合
もある。そのような未完のパケットをそのまま光ディス
クに書き込んだ場合、イリーガルな光ディスクを作るこ
とになる。そこで、このパケット記録処理では、イリー
ガルな光ディスクの作成を防止する。
【0056】このパケット記録処理では、コントローラ
8が、パケットの書き込みエラーを検出したとき、バッ
ファ内に既に格納されたパケットの内に書き込みエラー
したパケットを除く未書き込みパケットが有るか否かを
判断し、未書き込みパケットが有ると判断されたとき、
その未書き込みのパケット内には最後までデータが格納
されているか否かを判断し、パケット内の最後までデー
タが格納されていると判断されたときには、その未書き
込みパケットを前記情報記録媒体の所定領域に書き込
み、パケット内の最後までデータが格納されていないと
判断されたときは、そのパケットを前記情報記録媒体の
所定領域に書き込まないで外部へ書き込みエラー報告を
出力することを特徴とする情報記録方法。
【0057】図7は、図1に示した光ディスク記録装置
におけるこの発明の請求項3及び8に係わるパケット記
録処理を示すフローチャート図である。コントローラ8
は、ステップ(図中「S」で示す)21でホストコンピ
ュータからパケット書き込み要求を受け取ると、ステッ
プ22でパケットの記録を行い、ステップ23でパケッ
ト記録中に書き込みエラーを検出したとき、ステップ2
4でバッファ内をチェックしてバッファ内に書き込みエ
ラーしたパケットを除く未記録パケット(未書き込みパ
ケットのデータ)が有るか否かを判断する。
【0058】ステップ24の判断で未記録パケットが無
ければ、ステップ27へ進んでそのままホストコンピュ
ータへエラー報告を出力し、未記録パケットが有ればス
テップ25へ進んでその未記録パケット内の最後までデ
ータが格納されているか否かを判断する。
【0059】ステップ25の判断で未記録パケットの最
後までデータが格納されていなければ、その未記録パケ
ットを光ディスクに記録せずに、ステップ24へ戻って
次の未記録パケットについて上述の処理を繰り返す。
【0060】ステップ25の判断で未記録パケット内の
最後までデータが格納されていれば、ステップ26へ進
んでその未記録パケットを光ディスク上の所定領域に記
録し、ステップ24の処理へ戻って上述の処理を繰り返
し、全ての未記録パケットについて上述の処理が済んだ
ら、ステップ27でホストコンピュータにエラー報告を
出力して、このパケット記録処理を終了する。
【0061】このようにして、パケットの書き込みエラ
ーを検出したとき、途中までしかデータが送られていな
い未記録パケットは光ディスクに書き込まないようにす
るので、イリーガルな光ディスクを作ることを防ぐこと
ができる。
【0062】次に、この光ディスク記録装置におけるこ
の発明の請求項4及び9に係わるパケット記録処理につ
いて説明する。上述のパケット記録処理とは若干異な
り、データが途中までしか格納されていない不完全なパ
ケットの場合は、ダミーデータで埋め尽くして完全なパ
ケットにして記録を行うようにしてもよい。
【0063】このパケット記録処理では、コントローラ
8が、パケットの書き込みエラーを検出したとき、バッ
ファに既に格納されたパケットの内に書き込みエラーし
たパケットを除く未書き込みパケットが有るか否かを判
断し、未書き込みパケットが有ると判断されたとき、そ
の未書き込みのパケット内には最後までデータが格納さ
れているか否かを判断し、パケット内の最後までデータ
が格納されていると判断されたときには、その未書き込
みパケットを情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケ
ット内の最後までデータが格納されていないと判断され
たときは、そのパケット内の残りの領域にダミーデータ
を埋めてから情報記録媒体の所定領域に書き込む制御処
理を行う。
【0064】図8は、図1に示した光ディスク記録装置
におけるこの発明の請求項4及び9に係わるパケット記
録処理を示すフローチャート図である。コントローラ8
は、ステップ(図中「S」で示す)31でホストコンピ
ュータからパケット書き込み要求を受け取ると、ステッ
プ32でパケットの記録を行い、ステップ33でパケッ
ト記録中に書き込みエラーを検出したとき、ステップ3
4でバッファ内をチェックしてバッファ内に書き込みエ
ラーしたパケットを除く未記録パケット(未書き込みパ
ケットのデータ)が有るか否かを判断する。
【0065】ステップ34の判断で未記録パケットが無
ければ、ステップ38へ進んでそのままホストコンピュ
ータへエラー報告を出力し、未記録パケットが有ればス
テップ35へ進んでその未記録パケット内の最後までデ
ータが格納されているか否かを判断する。
【0066】ステップ35の判断で未記録パケット内の
最後までデータが格納されていれば、ステップ37へ進
んでその未記録パケットを光ディスク上の所定領域に記
録し、ステップ34の処理へ戻って次の未記録パケット
について上述の処理を繰り返す。
【0067】ステップ35の判断で未記録パケットの最
後までデータが格納されていなければ、ステップ36へ
進んでその未記録パケット内の残りの領域にダミーデー
タを埋めて、ステップ37へ進んでその未記録パケット
を光ディスク上の所定領域に記録し、ステップ34の処
理へ戻って次の未記録パケットについて上述の処理を繰
り返す。
【0068】こうして、全ての未記録パケットについて
上述の処理が済み、ステップ34の判断で未記録パケッ
トが無くなったら、ステップ38へ進んでホストコンピ
ュータにエラー報告を出力して、このパケット記録処理
を終了する。
【0069】このようにして、パケットの書き込みエラ
ーを検出したとき、途中までしかデータが送られていな
い未記録パケットは、その未記録パケットの残りの領域
をダミーデータで埋めて光ディスクに書き込むので、イ
リーガルな光ディスクを作ることを防ぐことができる。
【0070】次に、この光ディスク記録装置におけるこ
の発明の請求項5及び10に係わるパケット記録処理に
ついて説明する。上述のパケット記録処理とは若干異な
り、データが途中までしか格納されていない不完全なパ
ケットの場合は、ホストコンピュータから残りのデータ
を受け取り、そのデータで残りの領域を埋めて完全なパ
ケットにして記録を行うようにしてもよい。
【0071】このパケット記録処理では、コントローラ
8が、パケットの書き込みエラーを検出したとき、バッ
ファに既に格納されたパケットの内に書き込みエラーし
たパケットを除く未書き込みパケットが有るか否かを判
断し、未書き込みパケットが有ると判断されたとき、そ
の未書き込みのパケット内には最後までデータが格納さ
れているか否かを判断し、パケット内の最後までデータ
が格納されていると判断されたときには、その未書き込
みパケットを情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケ
ット内の最後までデータが格納されていないと判断され
たときは、外部から残りのデータを受け取ってそのパケ
ット内の残りの領域に埋めてから情報記録媒体の所定領
域に書き込む制御処理を行う。
【0072】図9は、図1に示した光ディスク記録装置
におけるこの発明の請求項5及び10に係わるパケット
記録処理を示すフローチャート図である。コントローラ
8は、ステップ(図中「S」で示す)41でホストコン
ピュータからパケット書き込み要求を受け取ると、ステ
ップ42でパケットの記録を行い、ステップ43でパケ
ット記録中に書き込みエラーを検出したとき、ステップ
44でバッファ内をチェックしてバッファ内に書き込み
エラーしたパケットを除く未記録パケット(未書き込み
パケットのデータ)が有るか否かを判断する。
【0073】ステップ44の判断で未記録パケットが無
ければ、ステップ48へ進んでそのままホストコンピュ
ータへエラー報告を出力し、未記録パケットが有ればス
テップ45へ進んでその未記録パケット内の最後までデ
ータが格納されているか否かを判断する。
【0074】ステップ45の判断で未記録パケット内の
最後までデータが格納されていれば、ステップ47へ進
んでその未記録パケットを光ディスク上の所定領域に記
録し、ステップ44の処理へ戻って次の未記録パケット
について上述の処理を繰り返す。
【0075】ステップ45の判断で未記録パケットの最
後までデータが格納されていなければ、ステップ46へ
進んでホストコンピュータから未記録パケットの残りの
データを受け取り、ステップ47でそのデータで未記録
パケット内の残りの領域を埋めて、その未記録パケット
を光ディスク上の所定領域に記録し、ステップ44の処
理へ戻って次の未記録パケットについて上述の処理を繰
り返す。
【0076】こうして、全ての未記録パケットについて
上述の処理が済み、ステップ44の判断で未記録パケッ
トが無くなったら、ステップ48へ進んでホストコンピ
ュータにエラー報告を出力して、このパケット記録処理
を終了する。
【0077】このようにして、パケットの書き込みエラ
ーを検出したとき、途中までしかデータが送られていな
い未記録パケットは、ホストコンピュータから残りのデ
ータを受け取ってその未記録パケットの残りの領域を埋
めた後に光ディスクに書き込むので、イリーガルな光デ
ィスクを作ることを防ぐことができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報記録装置と情報記録方法によれば、パケットライト方
式によるデータ書き込みの際に書き込みエラーが発生し
たとき、それまでに蓄えておいた未書き込みパケットの
データが無効になることを防いで、その未書き込みパケ
ットを再度蓄え直して書き込みを行うリトライ処理をで
きるだけ行わないで済むので、データ記録時のホストコ
ンピュータの処理負担を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録装置の一実施形態である光
ディスク記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ディスク11の一例として再記
録可能コンパクトディスクメディアのフォーマットを示
す図である。
【図3】図2に示した再記録可能コンパクトディスクメ
ディアの記録単位であるパケットのフォーマット例を示
す図である。
【図4】図1に示した光ディスク記録装置におけるこの
発明の請求項1及び6に係わるパケット記録処理を示す
フローチャート図である。
【図5】図4に示したパケット記録処理時のバッファ9
と光ディスク11上のデータとの関係を示す説明図であ
る。
【図6】図1に示した光ディスク記録装置におけるこの
発明の請求項2及び7に係わるパケット記録処理を示す
フローチャート図である。
【図7】図1に示した光ディスク記録装置におけるこの
発明の請求項3及び8に係わるパケット記録処理を示す
フローチャート図である。
【図8】図1に示した光ディスク記録装置におけるこの
発明の請求項4及び9に係わるパケット記録処理を示す
フローチャート図である。
【図9】図1に示した光ディスク記録装置におけるこの
発明の請求項5及び10に係わるパケット記録処理を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
1:モータ 2:粗動モータ 3:光ピックアップ 4:回転制御系 5:粗動モータ制御系 6:ピックアップ制御系 7:信号処理系 8:コントローラ 9:バッファ 10:外部インタフェース 21:PCA 22:PMA 23:リードインエリア 24:トラック 25:リードアウトエリア 26:プレギャップ 27:ユーザデータ 31,41,42:パケット 32:リンクブロック 33:ランインブロック 34:ユーザデータ 35:ランアウトブロック 43:未記録パケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EB05 FA04 GC14 GD05 GD18 GD22 GD23 5B065 BA03 CA13 CC08 EA05 EA39 EK01 5B082 CA03 DC04 JA12 5D044 AB02 BC04 CC06 DE03 DE12 EF03 HH02 HL02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納するパケット格納
    手段と、該手段に格納された複数個のパケットをデータ
    記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して連続的に
    書き込むパケット書込手段と、該手段による書き込みの
    ときに1つのパケットの書き込み終了時に続けて次のパ
    ケットの書き込みを開始させる書込制御手段とを備えた
    情報記録装置において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記パ
    ケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを除く
    未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込パケ
    ット有無判断手段と、 該手段によって未書き込みパケットが有ると判断された
    とき、その未書き込みパケットを前記情報記録媒体の所
    定領域に書き込む未書込パケット書込手段と、 該手段によって書き込んだ後に外部へエラー報告を出力
    する書込エラー報告出力手段とを設けたことを特徴とす
    る情報記録装置。
  2. 【請求項2】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納するパケット格納
    手段と、該手段に格納された複数個のパケットをデータ
    記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して連続的に
    書き込むパケット書込手段と、該手段による書き込みの
    ときに1つのパケットの書き込み終了時に続けて次のパ
    ケットの書き込みを開始させる書込制御手段とを備えた
    情報記録装置において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、外部へ
    エラー報告を出力するエラー報告出力手段と、 該手段によってエラー報告を出力した後に外部から発行
    された書き込み終了要求を受けたとき、前記パケット格
    納手段内に書き込みエラーしたパケットを除く未書き込
    みパケットが有るか否かを判断する未書込パケット有無
    判断手段と、 該手段によって未書き込みパケットが有ると判断された
    とき、その未書き込みパケットを前記情報記録媒体の所
    定領域に書き込む未書込パケット書込手段とを設けたこ
    とを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納するパケット格納
    手段と、該手段に格納された複数個のパケットをデータ
    記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して連続的に
    書き込むパケット書込手段と、該手段による書き込みの
    ときに1つのパケットの書き込み終了時に続けて次のパ
    ケットの書き込みを開始させる書込制御手段とを備えた
    情報記録装置において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記パ
    ケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを除く
    未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込パケ
    ット有無判断手段と、 該手段によって未書き込みパケットが有ると判断された
    とき、その未書き込みのパケット内には最後までデータ
    が格納されているか否かを判断する手段と、 該手段によってパケット内の最後までデータが格納され
    ていると判断されたときには、その未書き込みパケット
    を前記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内
    の最後までデータが格納されていないと判断されたとき
    は、そのパケットを前記情報記録媒体の所定領域に書き
    込まないで外部へ書き込みエラー報告を出力する未書込
    パケット書込及び書込エラー報告出力手段とを設けたこ
    とを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納するパケット格納
    手段と、該手段に格納された複数個のパケットをデータ
    記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して連続的に
    書き込むパケット書込手段と、該手段による書き込みの
    ときに1つのパケットの書き込み終了時に続けて次のパ
    ケットの書き込みを開始させる書込制御手段とを備えた
    情報記録装置において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記パ
    ケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを除く
    未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込パケ
    ット有無判断手段と、 該手段によって未書き込みパケットが有ると判断された
    とき、その未書き込みのパケット内には最後までデータ
    が格納されているか否かを判断する手段と、 該手段によってパケット内の最後までデータが格納され
    ていると判断されたときには、その未書き込みパケット
    を前記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内
    の最後までデータが格納されていないと判断されたとき
    は、そのパケット内の残りの領域にダミーデータを埋め
    てから前記情報記録媒体の所定領域に書き込む未書込パ
    ケット書込手段とを設けたことを特徴とする情報記録装
    置。
  5. 【請求項5】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納するパケット格納
    手段と、該手段に格納された複数個のパケットをデータ
    記録可能な情報記録媒体にトラックを形成して連続的に
    書き込むパケット書込手段と、該手段による書き込みの
    ときに1つのパケットの書き込み終了時に続けて次のパ
    ケットの書き込みを開始させる書込制御手段とを備えた
    情報記録装置において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記パ
    ケット格納手段内に書き込みエラーしたパケットを除く
    未書き込みパケットが有るか否かを判断する未書込パケ
    ット有無判断手段と、 該手段によって未書き込みパケットが有ると判断された
    とき、その未書き込みのパケット内には最後までデータ
    が格納されているか否かを判断する手段と、 該手段によってパケット内の最後までデータが格納され
    ていると判断されたときには、その未書き込みパケット
    を前記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内
    の最後までデータが格納されていないと判断されたとき
    は、外部から残りのデータを受け取ってそのパケット内
    の残りの領域に埋めてから前記情報記録媒体の所定領域
    に書き込む未書込パケット書込手段とを設けたことを特
    徴とする情報記録装置。
  6. 【請求項6】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納し、データ記録可
    能な情報記録媒体にトラックを形成して前記格納された
    複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終了時に
    続けて次のパケットの書き込みを開始させながら連続的
    に書き込む情報記録方法において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記格
    納されたパケットの内に書き込みエラーしたパケットを
    除く未書き込みパケットが有るか否かを判断し、未書き
    込みパケットが有ると判断されたとき、その未書き込み
    パケットを前記情報記録媒体の所定領域に書き込み、そ
    の書き込みの後に外部へエラー報告を出力することを特
    徴とする情報記録方法。
  7. 【請求項7】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納し、データ記録可
    能な情報記録媒体にトラックを形成して前記格納された
    複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終了時に
    続けて次のパケットの書き込みを開始させながら連続的
    に書き込む情報記録方法において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、外部へ
    エラー報告を出力し、その出力後に外部から発行された
    書き込み終了要求を受けたとき、前記格納されたパケッ
    トの内に書き込みエラーしたパケットを除く未書き込み
    パケットが有るか否かを判断し、未書き込みパケットが
    有ると判断されたとき、その未書き込みパケットを前記
    情報記録媒体の所定領域に書き込むことを特徴とする情
    報記録方法。
  8. 【請求項8】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納し、データ記録可
    能な情報記録媒体にトラックを形成して前記格納された
    複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終了時に
    続けて次のパケットの書き込みを開始させながら連続的
    に書き込む情報記録方法において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記格
    納されたパケットの内に書き込みエラーしたパケットを
    除く未書き込みパケットが有るか否かを判断し、未書き
    込みパケットが有ると判断されたとき、その未書き込み
    のパケット内には最後までデータが格納されているか否
    かを判断し、パケット内の最後までデータが格納されて
    いると判断されたときには、その未書き込みパケットを
    前記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内の
    最後までデータが格納されていないと判断されたとき
    は、そのパケットを前記情報記録媒体の所定領域に書き
    込まないで外部へ書き込みエラー報告を出力することを
    特徴とする情報記録方法。
  9. 【請求項9】 外部から供給されるデータを所定のデー
    タ長からなるパケットに分割して格納し、データ記録可
    能な情報記録媒体にトラックを形成して前記格納された
    複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終了時に
    続けて次のパケットの書き込みを開始させながら連続的
    に書き込む情報記録方法において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記格
    納されたパケットの内に書き込みエラーしたパケットを
    除く未書き込みパケットが有るか否かを判断し、未書き
    込みパケットが有ると判断されたとき、その未書き込み
    のパケット内には最後までデータが格納されているか否
    かを判断し、パケット内の最後までデータが格納されて
    いると判断されたときには、その未書き込みパケットを
    前記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内の
    最後までデータが格納されていないと判断されたとき
    は、そのパケット内の残りの領域にダミーデータを埋め
    てから前記情報記録媒体の所定領域に書き込むことを特
    徴とする情報記録方法。
  10. 【請求項10】 外部から供給されるデータを所定のデ
    ータ長からなるパケットに分割して格納し、データ記録
    可能な情報記録媒体にトラックを形成して前記格納され
    た複数個のパケットを1つのパケットの書き込み終了時
    に続けて次のパケットの書き込みを開始させながら連続
    的に書き込む情報記録方法において、 前記パケットの書き込みエラーを検出したとき、前記格
    納されたパケットの内に書き込みエラーしたパケットを
    除く未書き込みパケットが有るか否かを判断し、未書き
    込みパケットが有ると判断されたとき、その未書き込み
    のパケット内には最後までデータが格納されているか否
    かを判断し、パケット内の最後までデータが格納されて
    いると判断されたときには、その未書き込みパケットを
    前記情報記録媒体の所定領域に書き込み、パケット内の
    最後までデータが格納されていないと判断されたとき
    は、外部から残りのデータを受け取ってそのパケット内
    の残りの領域に埋めてから前記情報記録媒体の所定領域
    に書き込むことを特徴とする情報記録方法。
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JP2007206778A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファイル管理方法、装置、プログラム、及び媒体

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WO2004105022A1 (en) * 2003-05-20 2004-12-02 Koninklijke Philips Electronics N.V. Handling unwritten areas on a storage medium
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