JP2002132874A - 双方向サービス・エージェントシステム及びそのサービス方法 - Google Patents

双方向サービス・エージェントシステム及びそのサービス方法

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JP2002132874A
JP2002132874A JP2000329197A JP2000329197A JP2002132874A JP 2002132874 A JP2002132874 A JP 2002132874A JP 2000329197 A JP2000329197 A JP 2000329197A JP 2000329197 A JP2000329197 A JP 2000329197A JP 2002132874 A JP2002132874 A JP 2002132874A
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Yasutaka Ueda
康孝 植田
Mitsuo Tsuchiya
充央 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】双方向サービス利用時の視聴者からの情報に基
づき、広告主にとって効果的な、放送番組作成及びイベ
ント企画を可能とする。 【解決手段】放送局10から、通常の番組やCM番組、
及び双方向用データ番組等の放送番組を、視聴者の双方
向TV端末61へ送信する。双方向サービスシステム3
0は、双方向TV端末からの放送番組に連動した視聴者
の応答情報を受信し、個人利用履歴データとして顧客デ
ータベース31に蓄積する。エージェントシステム20
のデータ分析・抽出機能部22で、視聴者の嗜好分析、
ターゲット抽出を行い、個人情報管理機能部23で、視
聴者の個人情報抽出、個客マーケティングを行い、番組
企画・作成機能部21で、広告主に対するイベント企画
や関連ビジネスマイニング、及び放送局に対する放送番
組の作成,放送指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は双方向サービス・エ
ージェントシステム及びそのサービス方法に関し、特に
デジタルテレビ放送と連動して視聴者に対する情報伝達
の双方向サービスを提供するシステムと,そのサービス
方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの特性を生かしたビジネ
スが進展しているが、同報性に優れた放送メディアは、
「双方向」の特徴を生かすことでより強力なマーケテイ
ング・システムを構築することが可能である。また、
「多チャンネル時代」となり、特定の視聴者像に絞った
CM・マーケテイングが求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デジ
タルテレビ放送の双方向サービス・ビジネスを実施する
にあたり、放送局と広告主の間にエージェントシステム
を設け、一般視聴者から入力された問合せ、アンケート
回答、掲示板への投稿、Eコマースに関連した資料請求
や注文等の個人利用履歴データを蓄積し、嗜好分析、タ
ーゲット抽出することにより、効果的な放送コンテンツ
(CM含む)作成及びイベント企画を可能とした、双方
向サービス・エージェントシステム及びそのサービス方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の双方向サービス
・エージェントシステムは、デジタルテレビ放送と連動
して視聴者に対する情報伝達の双方向サービスを提供す
るシステムにおいて、通常の番組やCM番組、及び双方
向用データ番組等の放送番組をデジタル放送の放送チャ
ネルを通して視聴者の双方向TV端末へ送信する放送局
と、インターネットを含む電話回線を通して前記双方向
TV端末と接続し、前記放送局の放送番組に連動して視
聴者の応答に基づいた双方向の情報送受信を行う双方向
サービスシステムと、前記双方向サービスシステムを通
して視聴者からの情報を収集,分析して視聴者個人及び
グループごとの嗜好傾向を抽出し、この抽出結果に基づ
いて、前記放送番組を提供する広告主に対し、マーケテ
ィング情報の提供や、イベント及び放送番組の企画立案
を行うエージェントシステムとを備える。
【0005】また、上記構成において、前記エージェン
トシステムが、広告主に対するイベント企画や関連ビジ
ネスマイニング、及び放送局に対する放送番組の作成,
放送指示を行う機能を有する番組企画・作成機能部と、
視聴者の嗜好分析、ターゲット抽出を行うデータ分析・
抽出機能部と、視聴者の個人情報抽出、ワントゥーワン
マーケティングを行う個人情報管理機能部とを備えるこ
とができる。
【0006】さらに、前記双方向サービスシステムが、
視聴者からの問合せ、アンケート回答、掲示板への投
稿、Eコマースに関連した資料請求や注文時に前記双方
向TV端末から入力された情報に基づく個人利用履歴デ
ータを蓄積する顧客データベースを有し、前記エージェ
ントシステムが、前記顧客データベースに蓄積されたデ
ータを分析する際、嗜好分析や収入、性別、年齢、職業
などによるターゲット抽出に限定したデータマイニング
のみの使用に留め、放送局の公共性を損なわないように
した構成とすることができる。
【0007】本発明の双方向サービス・エージェントシ
ステムのサービス方法は、デジタルテレビ放送と連動し
て視聴者に対する情報伝達の双方向サービスを提供する
システムのサービス方法において、放送局から、通常の
番組やCM番組、及び双方向用データ番組等の放送番組
を、デジタル放送の放送チャネルを通して視聴者の双方
向TV端末へ送信し、前記放送局側に設けられた双方向
サービスシステムと前記双方向TV端末との間で前記放
送番組に連動した視聴者の応答に基づいた双方向の情報
送受信を行い、前記放送局側に設けられたエージェント
システムで、前記双方向サービスシステムを通して視聴
者からの情報を収集,分析して視聴者個人及びグループ
ごとの嗜好傾向を抽出し、この抽出結果に基づいて、前
記放送番組を提供する広告主に対し、マーケティング情
報の提供や、イベント及び放送番組の企画立案を行う工
程を有する。
【0008】また、上記工程において、前記エージェン
トシステムのデータ分析・抽出機能部で、視聴者の嗜好
分析、ターゲット抽出を行い、個人情報管理機能部で、
視聴者の個人情報抽出、ワントゥーワンマーケティング
を行い、番組企画・作成機能部で、広告主に対するイベ
ント企画や関連ビジネスマイニング、及び放送局に対す
る放送番組の作成,放送指示を行う工程を有することが
できる。
【0009】さらに、前記双方向サービスシステムで、
視聴者からの問合せ、アンケート回答、掲示板への投
稿、Eコマースに関連した資料請求や注文時に前記双方
向TV端末から入力された情報に基づく個人利用履歴デ
ータを顧客データベースとして蓄積し、前記エージェン
トシステムで、前記顧客データベースに蓄積されたデー
タを分析する際、嗜好分析や収入、性別、年齢、職業な
どによるターゲット抽出に限定したデータマイニングの
みの使用に留め、放送局の公共性を損なわないようにし
た工程を有することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要を説明する。
本発明は、通常の番組やCM(コマーシャル)の放送及
びデータ放送からなるデジタルテレビ放送を用いて双方
向サービス・ビジネスを実施するにあたり、放送局と広
告主の間に新たに、データマイニング機能を有するデー
タウェアハウスシステムを含んだエージェントシステム
を設け、一般視聴者からの問合せ、アンケート回答、掲
示板への投稿、Eコマースに関連した資料請求や注文を
基に個人利用履歴データ(顧客情報)を蓄積し、蓄積し
た情報を基に嗜好分析、ターゲット抽出することで、よ
り効果的な放送コンテンツ作成及びイベント企画を可能
としている。ただし、顧客情報を、嗜好分析や収入、性
別、年齢、職業などによるターゲット抽出に限定したデ
ータマイニングのみの使用に留め、放送局の公共性に十
分配慮している。
【0011】なお、データマイニングとは、小売店の販
売データや電話の通話履歴、クレジットカードの利用履
歴など、企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その
中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出す技
術のことである。従来は、こうした取引の生データは、
経理処理に必要なだけで活用されていなかったが、情報
技術の向上により、潜在的な顧客ニーズが眠る鉱山とし
て採掘(mining)されるようになった。例えば、
スーパーの販売データをデータマイニングで分析するこ
とにより、「ビールを買う客は一緒に紙オムツを買うこ
とが多い」、「雨の日は肉の売上が良い」など、項目間
の相関関係を見つけることができる。また、クレジット
カードの利用履歴を解析することにより、不正使用時に
特徴的なパターンを見つけ出し、あやしい取引を検出す
るなどの応用も考えられる。データウェアハウスは、こ
のようなデータマイニング(時系列に蓄積された大量の
業務データの中から、各項目間の関連性を分析する)を
可能としたシステムである。
【0012】本発明によれば、プラットホーム事業者で
ある放送事業者、広告主(スポンサー、クライアン
ト)、及び視聴者(消費者)の各々に次のような効果が
得られる。放送事業者にとっては、ターゲット層にピン
ポイントでアクセスが可能となる。すなわち、データサ
ーバに組み込まれた検索エンジンにより収入、性別、年
齢、職業など細かなセグメントで、ターゲットを絞り込
むことが可能になる。これによりスポンサーの固定化に
より安定収入が得られるようになる。また、視聴者の嗜
好に合ったより効果的なコンテンツ作成を図れ、視聴者
への満足度を高めることができる。広告主にとっては、
視聴者(消費者)のパーソナライズ情報を抽出すること
で、「one to one(ワントゥーワン)マーケ
テイング」(個客マーケテイング)が可能となる。視聴
者(消費者)にとっては、欲しいサービスが個別に用意
されることになる。
【0013】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態を示すシステ
ム構成図である。図1において、本例の双方向サービス
・エージェントシステムは、プラットフォーム事業者で
ある放送事業者1が運営,管理する、一般視聴者(ユー
ザ、顧客)6に対し通常の情報番組やCM(コマーシャ
ル)番組と共にデータ番組を放送する放送局10と、ユ
ーザ6の応答を分析しながらクライアント企業群5向け
の放送局10から放送するコンテンツ(番組内容)やイ
ベントの企画立案,作成を行うエージェントシステム2
0と、エージェントシステム20の制御の下で放送局1
0の放送に連動してユーザと双方向の情報送受信を行う
双方向サービスシステム30と、双方向サービスシステ
ム30を介してユーザ6に対する電子商取引(EC)サ
ービスを提供するECサーバ40とを有している。
【0015】クライアント企業群5の内訳としては、例
えば、旅行代理店51、ホテル52、チケット販売店5
3等がある。
【0016】エージェントシステム20は、クライアン
トに対するイベント企画や関連ビジネスマイニング(探
し出し)、放送コンテンツ作成及びオンエア(放送)等
の機能を有する番組企画・作成機能部21と、ユーザの
嗜好分析、ターゲット抽出等の機能を有するデータ分析
・抽出機能部22と、パーソナライズ(個人)情報抽
出、ワントゥーワンマーケティング等の機能を有する個
人情報管理機能部23とを備えている。なお、このエー
ジェントシステム20は、ソフトウェア制御のコンピュ
ータ上で実現される。
【0017】放送局10は、データ放送を含むデジタル
テレビ放送のためのマルチメディアの編集装置,番組サ
ーバ,送信機等(データ放送システム11)を有し、通
常の番組やCM番組、及びデータ番組を、衛星回線や地
上波による無線、あるいはケーブル(CATV)による
有線による放送を行い、複数のユーザ6がそれぞれ視聴
する双方向テレビ(TV)端末61へ伝達する。
【0018】双方向サービスシステム30は、放送局1
0の放送番組に連動したユーザの双方向テレビ端末61
からの応答データを受け付けるリターンチャネルサーバ
32と、放送番組に関連したコンテンツデータを蓄積
し、双方向テレビ端末61とのデータ送受信を行うWe
bサーバ33と、リターンチャネルサーバ32及びWe
bサーバ33と接続され、ユーザごとのプロフィール,
応対履歴,購入履歴等を登録(及び参照、更新)するた
めの顧客データベース(DB)31とを備えている。リ
ターンチャネルサーバ32及びWebサーバ33は、双
方向テレビ端末61とインターネットを含む電話回線で
接続され、双方向通信を可能としている。なお、電話回
線の代わりにケーブル(CATV)接続としてもよい。
【0019】また双方向サービスシステム30は、図示
していないが、双方向テレビ端末61からの電話やFA
Xでのアクセスに対し、オペレータにより応対し、顧客
データベース31へのデータ登録(及び参照、更新)を
手動で行うためのコールセンターを備えることができ
る。
【0020】双方向テレビ端末61は、放送局10から
の無線やケーブルによるテレビ放送信号を受信し通常の
番組やCM番組、及びデータ番組の映像や文字情報を表
示し、音声情報を出力する。また、それらの番組に連動
してユーザにより入力された回答や要求などのデータ情
報をケーブルや、インターネットを含む電話回線を通し
て双方向サービスシステム30へ送信する。なお、双方
向テレビ端末61は、図1においては1台として図示し
てあるが、双方向サービスシステム30との接続形態に
応じて適切な端末、例えば、電話端末、携帯電話端末、
FAX端末、インターネット端末などを複数種類組み合
わせて構成することができる。
【0021】次に、本発明の双方向サービス・エージェ
ントシステムの動作について、図1を参照して詳細に説
明する。
【0022】放送局10は、通常の番組やCM(コマー
シャル)などのテレビ放送を衛星を介して行う。その
際、連動するデータ番組をデータ放送として同時に放送
する。
【0023】各視聴者(ユーザ)6は、双方向テレビ端
末61に映し出されたテレビ放送で流れてくるCMによ
り興味を持った商品があった場合、連動するデータ放送
に流れるマニュアルにしたがって、「資料請求」、ある
いは「注文(購買)」等の要求を行う。その際、「住
所」、「氏名」、「性別」、「年齢」、「職業」、「嗜
好内容」などの個人情報も併せて入力する。
【0024】ユーザからの要求情報等は、電話回線を介
して双方向サービスシステム30のリターンチャネルサ
ーバ32で受け付けられ、顧客データベース31に書き
込まれてエージェントシステム20に伝えられる。
【0025】エージェントシステム20の個人情報管理
機能部23は、ユーザに対する個人情報やその他必要情
報の入力要請を双方向サービスシステム30のWebサ
ーバ33、電話回線を介して双方向テレビ端末61に行
う。ユーザの応答情報は、リターンチャネルサーバ3
2、顧客データベース31を介して受ける。
【0026】放送事業者は、ユーザからの資料請求、あ
るいは注文にしたがって、そのユーザの自宅に、対応す
る資料(カタログ、価格表、試供品)や、購入商品を郵
送する。なお、購入商品の代金支払方法は、注文時にE
Cサーバ40を介して認証しておく。
【0027】放送事業者はその一方で、エージェントシ
ステム20のデータ分析・抽出機能部22(そのデータ
サーバに組み込まれた検索エンジン)を起動し、顧客デ
ータベース31を参照し、ユーザより与えられた情報を
基にセグメント化(性別、年齢別、職業別、地域別など
に分類)して、嗜好内容と相関関係を導き出すようなデ
ータマイニングを実施する。
【0028】これにより狙うべきターゲットを抽出し、
エージェントシステム20の番組企画・作成機能部21
を制御して、クライアントである旅行代理店51、ホテ
ル52、チケット販売店53などに、イベントや宣伝の
企画を提案し、その対価として企画制作費、売買手数
料、マーケティング・サービス料などの収入を得る。
【0029】例えば、「深夜0時からのクイズ番組は、
20代前半の首都圏に住むOLに人気が高く、このセグ
メント層は、来年ハワイへの海外旅行に行きたいと思っ
ている嗜好が強い。」という結果が得られれば、旅行代
理店51にハワイ旅行のツアー紹介を提案してみる。
【0030】また、エージェントシステム20の個人情
報管理機能部23により、ユーザのパーソナライズ(個
人)情報を抽出することで、各クライアントはone
tooneマーケテイング(個客マーケティング)が可
能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、放送局と広告主の間に
エージェントシステムを設け、一般視聴者からの問合
せ、アンケート回答、掲示板への投稿、Eコマースに関
連した資料請求や注文を基に顧客情報を蓄積し、嗜好分
析、ターゲット抽出するので、より効果的な放送コンテ
ンツ作成及びイベント企画を可能とし、放送事業者、広
告主、及び視聴者にそれぞれメリットをもたらす。すな
わち、放送事業者にとっては、収入、性別、年齢、職業
など細かなセグメントで、ターゲットを絞り込むことが
でき、ターゲット層にピンポイントでアクセスが可能と
なり、スポンサーの固定化により安定収入が得られるよ
うになる。また、視聴者の嗜好に合ったより効果的なコ
ンテンツ作成ができる。広告主にとっては、視聴者(消
費者)のパーソナライズ情報を抽出することで、one
to oneマーケテイングが可能となる。視聴者
(消費者)にとっては、欲しいサービスが個別に用意さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
10 放送局 20 エージェントシステム 21 番組企画・作成機能部 22 データ分析・抽出機能部 23 個人情報管理機能部 30 双方向サービスシステム 31 顧客データベース(DB) 32 リターンチャネルサーバ 33 Webサーバ 61 双方向テレビ(TV)端末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルテレビ放送と連動して視聴者に
    対する情報伝達の双方向サービスを提供するシステムに
    おいて、 通常の番組やCM番組、及び双方向用データ番組等の放
    送番組をデジタル放送の放送チャネルを通して視聴者の
    双方向TV端末へ送信する放送局と、 インターネットを含む電話回線を通して前記双方向TV
    端末と接続し、前記放送局の放送番組に連動して視聴者
    の応答に基づいた双方向の情報送受信を行う双方向サー
    ビスシステムと、 前記双方向サービスシステムを通して視聴者からの情報
    を収集,分析して視聴者個人及びグループごとの嗜好傾
    向を抽出し、この抽出結果に基づいて、前記放送番組を
    提供する広告主に対し、マーケティング情報の提供や、
    イベント及び放送番組の企画立案を行うエージェントシ
    ステムとを備えることを特徴とする双方向サービス・エ
    ージェントシステム。
  2. 【請求項2】 前記エージェントシステムが、広告主に
    対するイベント企画や関連ビジネスマイニング、及び放
    送局に対する放送番組の作成,放送指示を行う機能を有
    する番組企画・作成機能部と、視聴者の嗜好分析、ター
    ゲット抽出を行うデータ分析・抽出機能部と、視聴者の
    個人情報抽出、個客マーケティングを行う個人情報管理
    機能部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の
    双方向サービス・エージェントシステム。
  3. 【請求項3】 前記双方向サービスシステムが、視聴者
    からの問合せ、アンケート回答、掲示板への投稿、Eコ
    マースに関連した資料請求や注文時に前記双方向TV端
    末から入力された情報に基づく個人利用履歴データを蓄
    積する顧客データベースを有し、 前記エージェントシステムが、前記顧客データベースに
    蓄積されたデータを分析する際、嗜好分析や収入、性
    別、年齢、職業などによるターゲット抽出に限定したデ
    ータマイニングのみの使用に留め、放送局の公共性を損
    なわないようにしたことを特徴とする請求項1または2
    記載の双方向サービス・エージェントシステム。
  4. 【請求項4】 デジタルテレビ放送と連動して視聴者に
    対する情報伝達の双方向サービスを提供するシステムの
    サービス方法において、 放送局から、通常の番組やCM番組、及び双方向用デー
    タ番組等の放送番組を、デジタル放送の放送チャネルを
    通して視聴者の双方向TV端末へ送信し、 前記放送局側に設けられた双方向サービスシステムと前
    記双方向TV端末との間で前記放送番組に連動した視聴
    者の応答に基づいた双方向の情報送受信を行い、 前記放送局側に設けられたエージェントシステムで、前
    記双方向サービスシステムを通して視聴者からの情報を
    収集,分析して視聴者個人及びグループごとの嗜好傾向
    を抽出し、この抽出結果に基づいて、前記放送番組を提
    供する広告主に対し、マーケティング情報の提供や、イ
    ベント及び放送番組の企画立案を行うことを特徴とする
    双方向サービス・エージェントシステムのサービス方
    法。
  5. 【請求項5】 前記エージェントシステムのデータ分析
    ・抽出機能部で、視聴者の嗜好分析、ターゲット抽出を
    行い、個人情報管理機能部で、視聴者の個人情報抽出、
    個客マーケティングを行い、番組企画・作成機能部で、
    広告主に対するイベント企画や関連ビジネスマイニン
    グ、及び放送局に対する放送番組の作成,放送指示を行
    うことを特徴とする請求項4記載の双方向サービス・エ
    ージェントシステムのサービス方法。
  6. 【請求項6】 前記双方向サービスシステムで、視聴者
    からの問合せ、アンケート回答、掲示板への投稿、Eコ
    マースに関連した資料請求や注文時に前記双方向TV端
    末から入力された情報に基づく個人利用履歴データを顧
    客データベースとして蓄積し、 前記エージェントシステムで、前記顧客データベースに
    蓄積されたデータを分析する際、嗜好分析や収入、性
    別、年齢、職業などによるターゲット抽出に限定したデ
    ータマイニングのみの使用に留め、放送局の公共性を損
    なわないようにしたことを特徴とする請求項4または5
    記載の双方向サービス・エージェントシステムのサービ
    ス方法。
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