JP2002132686A - シナリオメールの送信方法およびメール送信サーバ - Google Patents

シナリオメールの送信方法およびメール送信サーバ

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JP2002132686A
JP2002132686A JP2000328235A JP2000328235A JP2002132686A JP 2002132686 A JP2002132686 A JP 2002132686A JP 2000328235 A JP2000328235 A JP 2000328235A JP 2000328235 A JP2000328235 A JP 2000328235A JP 2002132686 A JP2002132686 A JP 2002132686A
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scenario
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time
transmission
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JP2000328235A
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Takashi Kobayashi
孝至 小林
Satoshi Takada
聡 高田
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BLUE GIRAFFE Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに対して適切なタイミングで適切な情
報を提示することが可能な通信システムを提供する。 【解決手段】 あるストーリーの一局面を表すメールで
あるシナリオメールを順次伝達するメール送信方法は、
その送信を求めるユーザから、当該ユーザの携帯端末の
メールアドレスを受理して登録する。各々がストーリー
の一局面を表すような一群のシナリオメールは、時間的
に隣接するシナリオメール間の送信間隔であって、一局
面に相応しい時点に所定のシナリオメールを送信できる
ように設定された送信間隔と対応付けて記憶されてお
り、所定の日時に、登録したユーザの携帯端末のメール
アドレス宛てに、一群のシナリオメールのうち、先頭の
シナリオメールを送信し、その後、登録したユーザの携
帯端末のメールアドレス宛てに、対応する送信間隔にし
たがって、順次、所定のシナリオメールを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールの送信シス
テムに関し、より詳細には、一定のストーリー性を持っ
たシナリオメールを送信するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やPDAなどの携帯端末の普及
により、ユーザは任意の場所で任意のときに、必要な相
手との通信をなすことが可能となっている。特に、近年
は、従前の音声による通信(通話)だけでなく、文字か
らなるメール通信や、インターネットを利用した画像通
信などが可能となっている。このように多機能化した携
帯端末を利用した通信として、種々の形態が提案されて
いる。たとえば、インターネットを利用して各種情報、
たとえば、レストランなどの店舗、イベントなどの通知
をウェブコンテンツとして提示するサービスや、或い
は、メーリングリストが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
が、ある時点である情報を欲したときに、ウェブコンテ
ンツの検索を実行する場合には、コンテンツが見出され
ユーザに提示されたときには、その情報は既にタイミン
グを逸したものになる可能性がある。また、ユーザにキ
ーを操作して必要な情報を検索させるという動作を求め
ることになる。
【0004】その一方、メーリングリストを利用する
と、種々の情報をユーザに伝達できるが、これは時期や
場所を考慮したものではなく、その中から、ユーザがあ
る時点で特に必要な情報を探し出すのは容易でない。
【0005】本発明は、ユーザに対して適切なタイミン
グで適切な情報を提示することが可能な通信システムを
提供することを目的とする。また、本発明は、情報を提
示するタイミングをユーザが所望のように変更可能なシ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、登録し
たユーザの携帯端末に対して、あるストーリーの一局面
を表すメールであるシナリオメールを伝達するメール送
信方法であって、前記シナリオメールの送信を求めるユ
ーザから、当該ユーザの携帯端末のメールアドレスを受
理して登録するステップと、各々がストーリーの一局面
を表すような一群のシナリオメールを、時間的に隣接す
るシナリオメール間の送信間隔であって、前記一局面に
相応しい時点に所定のシナリオメールを送信できるよう
に設定された送信間隔と対応付けて記憶するステップ
と、所定の日時に、前記登録したユーザの携帯端末のメ
ールアドレス宛てに、前記一群のシナリオメールのう
ち、先頭のシナリオメールを送信するステップと、前記
登録したユーザの携帯端末のメールアドレス宛てに、前
記対応する送信間隔にしたがって、順次、所定のシナリ
オメールを送信するステップとを備えたことを特徴とす
るメールの送信方法により達成される。
【0007】本発明によれば、各々が、あるストーリー
の一局面を示す一群のシナリオメールを、当該ストーリ
ーの一局面に相応しい時期に、ユーザの携帯端末に、た
とえば、プッシュメールにて送信する。したがって、ユ
ーザが当該ストーリーに参加している場合に、適切なタ
イミングで適切な情報を受理することができる。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、前
記登録するステップが、前記ユーザの携帯端末からの要
求に応じて、前記ストーリーを示す情報を含むウェブコ
ンテンツを、前記携帯端末に伝達するステップと、前記
携帯端末からの登録要求を受理して、当該携帯端末のメ
ールアドレスを登録するステップとを備えている。本発
明のさらに好ましい実施態様においては、前記ウェブコ
ンテンツが、前記ストーリーを構成するツアーの開始地
点およびスタート時間を含む。このように、ストーリー
としては、徒歩や、バス、船などの交通機関によるツア
ーとすることができる。この場合に、一局面を示すシナ
リオメールとは、ツアーに参加したユーザが目にする光
景、建物などに関する情報とするのが望ましい。
【0009】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記登録するステップが、前記ユーザの携帯端末か
らのメールアドレスに関連付けて、前記シナリオメール
の送信間隔を登録するステップを有し、前記シナリオメ
ールが、シナリオメール本体と、次のシナリオメールを
送信するまでの時間間隔を変更するコマンドおよび変更
時間を返信するための時間間隔変更コマンド返信アイテ
ムを含み、さらに、本発明の好ましい実施態様において
は、前記携帯端末が前記コマンド返信アイテムを選択し
たことを受理するステップと、前記受理に応答して、前
記携帯端末からのメールアドレスに関連付けられた情報
のうち、前記次のシナリオメールを送信するための送信
間隔を、前記変更時間に基づき変更するステップとを含
む。この実施態様によれば、ユーザが一時的にストーリ
ーから逸脱する場合、たとえば、ツアーのルートから一
時的に外れる場合に、次のシナリオメールを受理するタ
イミングを所望のように調整することが可能となる。
【0010】また、本発明の好ましい実施態様において
は、ユーザの携帯端末からのメールアドレスに関連付け
て、前記シナリオメールの送信間隔を登録するととも
に、前記シナリオメールの送信を開始すべき日時を登録
するステップを有し、前記登録された情報に基づき、先
頭のシナリオメールが、前記送信を開始すべき日時に、
前記登録されたメールアドレスに送信される。上記変更
時間は、送信間隔を延長すべき延長時間に対応し、前記
送信間隔を変更するステップが、前記送信間隔に延長時
間を加えることにより、新たな送信間隔を得るように構
成されるのが望ましい。
【0011】また、本発明の目的は、登録したユーザの
携帯端末に対して、あるストーリーの一局面を表すメー
ルであるシナリオメールを伝達するメール送信サーバで
あって、各々がストーリーの一局面を表すようなシナリ
オメールを、時間的に隣接するシナリオメール間の送信
間隔であって、前記一局面に相応しい時点に所定のシナ
リオメールを送信できるように設定された送信間隔と対
応付けて記憶したシナリオファイルと、前記シナリオメ
ールの送信を求めるユーザから、当該ユーザの携帯端末
のメールアドレスを受理して登録するユーザ登録手段
と、前記一群のシナリオメール中、先頭のメールを送信
すべき所定の時刻を管理するとともに、前記シナリオフ
ァイル中、前記シナリオメールに対応つけられた送信間
隔を参照して、後続するシナリオメールを順次送信すべ
き時間間隔を管理するスケジュール管理手段と、前記ス
ケジュール管理手段からの指示にしたがって、一群のシ
ナリオメール中、所定のシナリオメールを前記シナリオ
ファイルから読み出して、登録されたユーザの携帯端末
に、メール送信するメール送信手段とを備えたことを特
徴とするメール送信サーバにより達成される。
【0012】上記発明の好ましい実施態様においては、
ユーザ登録手段が、ユーザの携帯端末からの要求に応じ
て、前記ストーリーを示す情報を含むウェブコンテンツ
を、携帯端末に伝達し、前記携帯端末からの登録要求を
受理して、当該携帯端末のメールアドレスを登録し、か
つ、前記ユーザの携帯端末からのメールアドレスに関連
付けて、前記シナリオメールの送信間隔を登録するよう
に構成され、前記シナリオメールが、シナリオメール本
体と、次のシナリオメールを送信するまでの時間間隔を
変更するコマンドおよび変更時間を返信するための時間
間隔変更コマンド返信アイテムを含み、前記スケジュー
ル管理手段が、前記携帯端末が前記コマンド返信アイテ
ムを選択したことを受理することに応答して、前記携帯
端末からのメールアドレスに関連付けられた情報のう
ち、前記次のシナリオメールを送信するための送信間隔
を、前記変更時間に基づき変更するように構成されてい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の
実施の形態にかかるメール通信システムの概略を示すブ
ロックダイヤグラムである。このメール通信システムに
おいては、メール通信サービスにより、一定のストーリ
ー性をもった一連のメールを、順次、登録したユーザに
配信するようになっている。図1に示すように、この実
施の形態にかかるメール通信システム10は、インター
ネット14と接続された、コンテンツ提供/メール通信
サーバ(以下、「メール通信サーバ」と称する。)12
を有している。インターネット14には、電話サービス
会社のプロバイダサーバ16が接続されている。携帯電
話やPDAなどの携帯端末18−1、18−2、・・
・、18−i、・・・は、電話サービス会社のプロバイ
ダサーバ16を介して、インターネット14に接続でき
るようになっている。携帯端末18は、いわゆるインタ
ーネットを利用したウェブコンテンツの閲覧が可能であ
り、かつ、プッシュ(PUSH)メール或いはアラート
の受信ができるように構成されている。
【0014】図2は、メール通信サーバ12の構成を示
すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、こ
のメール通信サーバ12は、インターネット14を介し
た通信を制御する通信制御部22と、メール通信サービ
スをうけるユーザを登録するユーザ登録部24と、登録
されたユーザに関する種々の情報を記憶する参加者DB
26と、ユーザの携帯端末18に対して提供するための
種々のコンテンツを生成するコンテンツ生成部28と、
コンテンツを作成するための種々のデータ、たとえば、
画像データなどが記憶されたコンテンツファイル30
と、ユーザの携帯端末18から伝達されたコマンドを解
析し、これに応じた処理を実行するウェブコマンド実行
部32と、メール通信サービスをうけるユーザのスケジ
ュールやユーザの状況を把握するスケジュール管理部3
4と、一定のストーリー性をもった一連のメール群を記
憶するシナリオファイル36とを有している。
【0015】本実施の形態において、一定のストーリー
を、ある地点から所定のルートを徒歩で辿り、当該ある
地点或いは他の地点にて終了するツアーと考える。した
がって、メール群とは、ツアーの途中でユーザが見るこ
とができる光景や風景、ユーザの周辺にある建物、周辺
の歴史など、あるストーリーの一局面を表すメール(こ
れを「シナリオメール」と称する。)の集合体であると
考えることができる。
【0016】本実施の形態においては、ツアーの開始日
時を指定する形式(固定時間型)と、ユーザごとに任意
の日時にツアーを開始できる形式(任意時間型)とが実
行できるようになっている。まず、固定時間型について
説明を加える。図4は、固定時間型におけるユーザの登
録手順を示すフローチャートである。
【0017】図4に示すように、ここでは、ユーザが携
帯端末18を操作して、インターネットを介して、メー
ル通信サーバ12にアクセスすると(ステップ40
1)、ウェブコマンド処理部32およびコンテンツ生成
部28が作動することにより、ユーザに所定のコンテン
ツ画像(ツアー告知ページ)が伝達される(ステップ4
02)。
【0018】図3(a)は、メール通信サーバから伝達
されたツアー告知ページの一例を示す図である。図3
(a)に示すように、携帯端末18の表示装置の画面上
には、ツアーの内容を示す画像301が表示される。こ
こでは、ツアーのスタート日時、ツアーの出発地点、お
よび、ルートが示される。ユーザが参加を希望する場合
には、「参加する」というボタン302をオンすると
(ステップ403)、携帯端末18から申し込みフォー
ムの送信要求が、インターネット14を介してメール通
信サーバ12に伝達され(ステップ404)、メール通
信サーバ12のウェブコマンド処理部32およびコンテ
ンツ生成部28が作動して、申し込みフォームが送信さ
れる(ステップ405)。
【0019】図3(b)は、メール通信サーバから伝達
された申し込みフォームの一例を示す図である。申し込
みフォーム303には、携帯端末の電話番号の入力欄3
04、Eメールアドレス入力欄305などが設けられて
いる。ユーザは、携帯端末18のキーを操作して、これ
ら入力欄に必要な情報を入力し(ステップ406)、送
信ボタン306をオンすると、携帯端末18からメール
通信サーバ12に向けて、入力済みフォームが送信され
る(ステップ407)。メール通信サーバ12が入力済
みフォームを受理すると、ユーザ登録部24が、フォー
ム中の情報を抽出し、これを参加者DB26に記憶する
(ステップ408)。その後に、メール通信サーバ12
から携帯端末18に登録完了通知が伝達される(ステッ
プ409)。このようにして、ツアーの参加者の登録が
終了する。
【0020】ツアーの参加者は、ツアー告知に掲載され
ていた日時に、指定された場所に集合する。ここで、ツ
アーのスタート時点から、メール通信サーバ12にて実
行される処理の概要につき、図5を参照して説明を加え
る。本実施の形態においては、基本的には、ツアーがス
タートしてから、シナリオファイル36に記憶されたメ
ール群を構成するシナリオメールを、予め定められた時
間間隔で読み出して、ツアーの参加者となる登録された
ユーザ(以下、場合によって、「ツアー参加者」と称す
る。)の携帯端末18に送信する。このメール送信は、
いわゆるプッシュメールにより行われる。これにより、
所定の時間間隔で、携帯端末18の表示装置の画面上に
は、あるストーリーの一局面を表すシナリオメールを順
次表示することができる。
【0021】たとえば、図5に示すように、ツアーのス
タート時点において「シナリオメール1」が携帯端末1
8に送信され(ステップ501)、所定の時間間隔t1
が経過した後に、「シナリオメール2」が携帯端末18
に送信される(ステップ502)。さらに、所定の時間
間隔t2の経過後に「シナリオメール3」が、その後、
所定の時間間隔t3の経過後に「シナリオメール4」
が、携帯端末18に送信される(ステップ503、50
4)。このような処理が、ツアーの終了まで続けられる
(ステップ505参照)。
【0022】本実施の形態においては、上記シナリオメ
ールは、ツアーのスタート位置、ツアー参加者が進むべ
き方向、ツアーのルート上にある歴史的建造物などラン
ドマークの説明、風景の説明などが記述される。図6に
示す地図の例において、「シナリオメール1」(符号6
11参照)は、ツアー参加者がツアーのスタート地点6
01に位置するときに送信される。この「シナリオメー
ル1」には、ツアーが開始されることや、周辺の建物の
説明が含まれる(符号611参照)。ツアー参加者が進
むべき方向を示す文章が、「シナリオメール1」に含ま
れていても良い。
【0023】その一方、「シナリオメール2」(符号6
12参照)では、ある地点602の周辺の建物(この場
合には、「**デパート」)の説明が記載されている。
本実施の形態においては、「シナリオメール1」が送信
される時刻に、所定の時間間隔t1を加えた時刻、すな
わち、「シナリオメール2」が送信される時刻が、通常
の歩行速度にて、ツアー参加者がツアーのルート上を進
行したときに地点602に達する時刻に略一致するよう
に設定される。つまり、ツアー参加者が、地点602に
略到達した頃に、メール通信サーバ12から携帯端末1
8に、「シナリオメール2」(符号612参照)が送信
されるようになっている。
【0024】同様に、時間間隔t2は、ツアー参加者
が、地点602から地点603に略移動した頃に、当該
地点603におけるルートの指定や周辺の光景を説明す
る「シナリオメール3」(符号613参照)が送信され
るように設定されている。時間間隔t3についても、ツ
アー参加者が、地点603から地点604に略移動した
頃に、当該地点604の周辺にある建物(この場合に
は、「AA劇場」)を説明する「シナリオメール4」
(符号614参照)が送信されるように設定されてい
る。
【0025】このように、シナリオメールの時間間隔を
設定し、ツアー参加者が、ある地点に達した頃に、当該
地点にふさわしいシナリオメールを携帯端末に送信する
ことで、ツアー参加者は、自己の進行方向、周囲にある
建物や光景の説明、店舗の説明などをタイムリーに知る
ことが可能となる。
【0026】より詳細に、シナリオメールの送信処理に
つき説明を加える。図7(a)は、シナリオメールと時
間間隔との関連を説明するための図である。図7(a)
に示すように、この実施の形態においては、シナリオメ
ールごとに時間間隔が対応つけられている。たとえば、
「シナリオメール1(符号701参照)」には時間間隔
「t0=0」が対応つけられ(符号702参照)、「シ
ナリオメール2(符号703参照)」には時間間隔「t
1」が対応つけられている(符号704参照)。すなわ
ち、「シナリオメールi」には、時間間隔「t(i−
1)」が対応つけられている。
【0027】全ての参加者に一律に、同様の時間間隔で
メールを配信する場合には、シナリオメールと時間間隔
を対応つけて、シナリオファイル36に記憶すればよ
い。しかしながら、本実施の形態においては、後述する
ように、ツアー参加者において、必要な場合に、時間間
隔を変更できるように構成されている。したがって、各
シナリオメールに対応する時間間隔が、ツアー参加者ご
とに、参加者DB26に記憶されているのが望ましい。
【0028】図7(b)は、シナリオメールの送信をよ
り詳細に示したフローチャートである。すべての参加者
に対して一律に同様の時間間隔でメール配信をする場合
には、この処理は、一括して実行し、全てのツアー参加
者に、いっせいにシナリオメールを配信すればよい。本
実施の形態においては、ツアー参加者ごとに時間間隔の
変更が可能であるため、この処理は、参加者ごとに実行
される。
【0029】スケジュール管理部34は、ツアーの開始
とともに(ステップ711)、シナリオメール番号
「i」を初期化し(ステップ712)、自己のタイマを
初期化する(ステップ713)。次いで、スケジュール
管理部34は、「シナリオメールi」に対応する時間間
隔「t(i−1)」を、参加者DB26から取り出す(ス
テップ714)。
【0030】スケジュール管理部34は、タイマを参照
して、時間間隔「t(i−1)」が経過すると(ステップ
715でイエス(Yes))、シナリオファイルから「シナ
リオメールi」を取り出して、メール生成部38に、メ
ールの送信を依頼する。これにより、メール生成部38
は、処理にかかるツアー参加者宛てのシナリオメールを
生成し、通信制御部22を介して、当該ツアー参加者の
携帯端末18にシナリオメールを送信する。送信された
メールが最終のシナリオメールでない場合(ステップ7
17でノー(No))には、スケジュール管理部34は、シ
ナリオ番号「i」をインクリメントする(ステップ71
8)。このような処理が、最終のシナリオメールを送信
するまで続けられる。これにより、ツアー参加者の携帯
端末18には、所定の時間間隔で、シナリオメールが伝
達される。図8(a)は、携帯端末18の表示装置の画
面上に表示されたシナリオメールを含む画像の例であ
る。この画面801には、図6の地点603に対応して
伝達されたシナリオメールが表示されている。
【0031】また、画面801には、解除ボタン80
2、時間間隔変更ボタン803および周辺情報ボタン8
04が表示されている。これらは、対応するURLをメ
ール通信サーバ12に伝達するために設けられている。
【0032】解除ボタン802は、ツアー参加者がツア
ー進行を解除するためのものであり、図9(a)に示す
ように、このボタンをオンすると(ステップ901)、
解除コマンド(解除URL)がメール通信サーバ12に
伝達される。ユーザ登録部24は、これに応答して、当
該コマンドを送信したツアー参加者を特定し、参加者D
B26中の対応するデータを消去する(ステップ90
3)。その後に、解除完了通知が、ツアー参加者の携帯
端末18に伝達される(ステップ904)。
【0033】また、周辺情報ボタン804は、ツアー参
加者が位置する地点の周辺の地図や店舗情報などより詳
細な情報をツアー参加者に提供するものである。図9
(b)に示すように、ツアー参加者が携帯端末18のキ
ーを操作して、周辺情報ボタン804をオンすると(ス
テップ911)、周辺情報コンテンツの要求(対応する
URL)がメール通信サーバ12に伝達される(ステッ
プ912)。
【0034】メール通信サーバ12のコンテンツ生成部
28は、メール番号を参照して、コンテンツファイル3
0から、当該メール番号に示す地点の地図や店舗情報を
含むコンテンツを生成して(ステップ913)、通信制
御部22を介して、これを携帯端末18に伝達する(ス
テップ914)。このようにして、ツアー参加者は、よ
り詳細な情報を得ることが可能となる。
【0035】時間間隔変更ボタン803は、次のシナリ
オメールを送られるまでの時間間隔を変更すること要求
する際に使用される。図10は、時間間隔変更の登録の
ための処理を示すフローチャートである。ツアー参加者
が、携帯端末18を操作して、時間間隔変更ボタン80
3をオンすると(ステップ1001)、間隔変更コマン
ドが、メール通信サーバ12に伝達される(ステップ1
002)。
【0036】コンテンツ生成部28は、コマンドに応じ
て必要なコンテンツ(間隔入力シート)を生成し、通信
制御部22を介して、これを携帯端末18に伝達する
(ステップ1003)。図8(b)は、携帯端末18の
表示装置の画面上に表示された間隔入力シートの例を示
す図である。図8(b)に示すように、画面811にお
いては、延長する時間の入力欄812が設けられてい
る。この入力欄に入力された時間が、予め定められた時
間間隔に加えられることになる。必要な時間(数値)を
入力した後に送信ボタン813がオンされると(ステッ
プ1004)、数値が記入されたシートがメール通信サ
ーバ12に伝達される(ステップ1005)。
【0037】メール通信サーバ12のスケジュール管理
部34は、ウェブコマンド処理部22からシートが受理
されたことを示す情報を受理すると、時間間隔変更処理
を実行する(ステップ1006)。図11は、時間間隔
変更処理をより詳細に示すフローチャートである。図1
1に示すように、スケジュール管理部34は、携帯端末
18から与えられたシートに記述された時間「t」を特
定し(ステップ1101)、次いで、時間変更を求めた
ツアー参加者に送信したシナリオメールのメール番号
「j」を特定する(ステップ1102)。次いで、スケ
ジュール管理部34は、参加者DB26を参照して、当
該ツアー参加者に関する時間間隔「tj」を特定し(ス
テップ1103)、これに入力された時間「t」を加え
る(ステップ1104)。このようにして得られた新た
な時間間隔「tj」が、参加者DB26中、ツアー参加
者に関する所定の領域に記憶される(ステップ110
5)。これにより、次のシナリオメールを読み出すため
の時間間隔「tj」は、「もとのtj」に時間「t」を
加えたものとなる。したがって、ツアー参加者は、時間
「t」くらいの間、ツアーのルートを逸脱して散策を
し、或いは、周辺の店舗内でショッピング等をすること
も可能となる。図12は、図5の例において、「シナリ
オメール3」の送信後(ステップ1203)に、時間
「t」だけ延長すべき旨の要求が、メール通信サーバに
与えられた(ステップ1203−2)場合を示す図であ
る。本来であれば、「シナリオメール3」の読みだしの
後、時間「t3」だけ経過した後に、「シナリオメール
4」が送信される(図5参照)。しかしながら、時間間
隔変更処理により、「シナリオメール3」の読みだしの
後、時間「t3+t」だけ経過した後に、「シナリオメ
ール4」を送信することが可能となる。
【0038】以上、詳細に説明したように、本実施の形
態によれば、メール通信サーバが、ツアー参加者が、あ
るストーリーの一局面に達したと考えられる時点、たと
えば、所定の地点に到達したと考えられる時点で、当該
局面にふさわしいシナリオメールをツアー参加者に伝達
することができる。また、本実施の形態によれば、ツア
ー参加者が時間の変更を要求することにより、所望の時
間だけ、次のシナリオメールの送信を遅らせることがで
きる。つまり、ツアー参加者は、定められたストーリー
にのみ依拠するのではなく、自分から新たな局面(たと
えば、ショッピングや周辺の散策)を見出すための時間
を得ることが可能となり、ツアーの楽しみをより増すこ
とができる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態につき説
明を加える。第2の実施の形態においては、ユーザが、
所望のツアーに、選択した所望のツアーに参加すること
ができるようになっている(任意時間型)。図13は、
第2の実施の形態にかかるユーザの登録手順を示すフロ
ーチャートである。
【0040】図13に示すように、ユーザが携帯端末1
8を操作して、インターネットを介して、メール通信サ
ーバ12にアクセスして、ツアーリストの送信を要求す
ると(ステップ1301)、ウェブコマンド処理部32
およびコンテンツ生成部28が作動することにより、開
催されるツアーを列挙したツアーリストが携帯端末18
に伝達される(ステップ1302)。
【0041】図14(a)は、携帯端末18の表示装置
の画面上に表示されたツアーリストの例を示す図であ
る。図14(a)に示すように、ツアーリストの画像1
401においては、「1.銀座周辺」、「2.お台場」
など、開催されるツアーのリストが列挙されている。ユ
ーザが携帯端末18のキーを操作して、所望のツアーを
選択すると(ステップ1303)、これに応答して、メ
ール通信サーバ12より、申し込みフォームが送信され
る(ステップ1304)。
【0042】図14(b)は、携帯端末18の表示装置
の画面上に表示された申し込みフォームの例を示す図で
ある。図14(b)に示すように、この画像1402に
おいては、携帯端末の電話番号やEメールアドレスの記
入欄のほか、希望するツアーのスタート日時の記入欄1
403、1404が設けられている。ユーザが携帯端末
18のキーを操作して、記入欄に所定の情報を入力し
(ステップ1305)、登録ボタン1405をオンする
と、入力済みの申し込みフォームがメール通信サーバ1
2に伝達される(ステップ1306)。
【0043】メール通信サーバ12のユーザ登録部24
は、受理した入力済み申し込みフォーム中の情報を抽出
し、これを参加者DB26に記憶する(ステップ130
7)。その後、ユーザが参加するツアーおよびスタート
日時を示す情報を含む確認メッセージが、携帯端末18
に伝達される(ステップ1308)。図14(c)は、
携帯端末18の表示装置の画面上に表示された画像の例
を示す図である。
【0044】ここで、参加者DBへの登録につき、図1
5を参照して、簡単に説明を加える。この手法は、第1
の実施の形態にも利用することができる。より詳細に
は、ユーザ登録部24は、まず、参加者DB26中に、
申し込みをしてきたツアー参加者のための記憶領域を確
保する(ステップ1501)。次いで、ユーザ登録部2
4は、当該記憶領域中に、Eメールアドレス、携帯端末
の電話番号、ツアーのスタート日時などを記憶する(ス
テップ1502)。その後、選択されたツアーが特定さ
れる(ステップ1503)。これは、たとえば、ツアー
ごとに、当該ツアーを特定するためのツアーIDを付し
ておけばよい。シナリオファイル36においても、ツア
ーIDに関連付けられた一群のシナリオメールが記憶さ
れることになる。
【0045】ツアーIDが特定されると、ユーザ登録部
24は、シナリオファイル中、当該ツアーIDに関連付
けられた各シナリオメールに対応つけられた時間間隔
「t0」、「t1」、・・・を取り出して(ステップ1
504)、ツアーIDとともにこれら時間間隔を、参加
者DB26中の記憶領域に記憶する(ステップ150
5)。図15(b)は、参加者DB26中の、あるツア
ー参加者のための記憶領域1510の例を示す図であ
る。図15(b)に示すように、記憶領域においては、
Eメールアドレス、携帯端末の電話番号(携帯tel番
号)、スタート日時のほか、ツアーIDと当該ツアーI
Dにて特定されるシナリオメールを送信すべき時間間隔
が収容される。この時間間隔は、図7(b)に示すよう
なシナリオメールの送信処理、或いは、時間間隔変更の
登録のための処理において利用することができる。
【0046】第2の実施の形態においても、ツアー開始
の際の処理や、解除、周辺情報の提供および時間間隔の
変更などの処理については、第1の実施の形態と同じよ
うに実行される。
【0047】このように、第2の実施の形態によれば、
ユーザが所望のツアーを選択し、かつ、所望のスタート
日時を選択できるため、ユーザは任意のときに、自分の
気に入ったツアーに参加することが可能となる。
【0048】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。たとえ
ば、前記第1の実施の形態においては、ツアーおよびス
タート日時が固定され、その一方、第2の実施の形態に
おいては、双方が任意に選択できたが、これに限定され
るものではなく、スタート日時が固定された複数のツア
ーのうちのいずれかを選択するように構成しても良い。
また、スタート日時も、リストから選択するように構成
しても良い。
【0049】また、前記実施の形態においては、徒歩に
よるツアーにてシナリオメールを送信するように構成し
ているが、これに限定されるものではなく、たとえば、
バスや船によるツアーにこれを利用できることも言うま
でもない。この場合には、ツアー中、バスや船から見る
ことができる光景等を示すシナリオメールを送信すれば
よい。また、交通渋滞などによる遅れに対応するため
に、管理者等にシナリオメールの時間間隔を変更できる
権限を与え、予定より遅れる時間を延長時間として、メ
ール通信サーバに時間間隔変更処理を実行させればよ
い。
【0050】さらに、あるストーリーは、ツアーに限定
されるものではない。たとえば、小説など、一定のスト
ーリーの一局面を示すシナリオメールを所定の時間間隔
にて送信しても良い。また、スポーツなどの中継をスト
ーリーと考え、その一局面を示すシナリオメールを作成
して、これを送信しても良い。
【0051】また、前記実施の形態においては、シナリ
オメールに、解除、時間間隔の変更、および、周辺情報
の取得のためにURLにアクセスするボタンが設けら
れ、当該ボタンをオンすることにより、所定のURLに
アクセスして、必要な処理が実行されるように構成され
ている。本発明に関して、他のオプションを実現するた
めのボタンを設け、所定のURLにアクセスするように
構成しても良い。たとえば、ユーザが、ストーリーが所
望のものではないと考えた場合に、他のストーリーへ分
岐、或いは、まったく異なるストーリーへジャンプでき
るように構成しても良い。たとえば、図8(a)に示す
画像において、「他のストーリー」を示すボタンを設
け、ユーザがこのボタンをオンすると、携帯端末が所定
のURLにアクセスし、対応するウェブコンテンツが携
帯端末に伝達される。
【0052】他のストーリーへの分岐の場合には、分岐
されたストーリーのリストや、その内容が表示され、ユ
ーザが所望のものを選択すればよい。他のストーリーに
ジャンプする場合であっても、同様に他のストーリーの
リストやその内容が表示され、ユーザが所望のものを選
択する。前記実施の形態においては、ストーリーとし
て、あるツアーを考えている。この場合に、分岐とは、
本来のツアーとは異なる経路を辿り、当該異なる経路上
の地点に関するシナリオメールが伝達されれば良い。ま
た、他のストーリーは、たとえば、まったく異なるツア
ーとしても良い。
【0053】なお、本明細書において、一つの手段の機
能が、二つ以上の物理的手段により実現されても、若し
くは、二つ以上の手段の機能が、一つの物理的手段によ
り実現されてもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザに対して適切な
タイミングで適切な情報を提示することが可能な通信シ
ステムを提供することが可能となる。また、本発明によ
れば、情報を提示するタイミングをユーザが所望のよう
に変更可能なシステムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかるメール
通信システムの概略を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図2】 図2は、本実施の形態にかかるメール通信サ
ーバの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図3】 図3は、本実施の形態において、携帯端末の
表示装置の画面上に表示された画像例を示す図である。
【図4】 図4は、第1の実施の形態にかかる、固定時
間型のユーザの登録手順を示すフローチャートである。
【図5】 図5は、本実施の形態において、メール通信
サーバにて実行される処理の概要を示す図である。
【図6】 図6は、本実施の形態において伝達されるメ
ールおよびそのタイミングを説明するための図である。
【図7】 図7は、本実施の形態にかかるシナリオメー
ルの構成、および、当該シナリオメールの送信処理を示
す図である。
【図8】 図8は、本実施の形態において、携帯端末の
表示装置の画面上に表示された画像例を示す図である。
【図9】 図9は、本実施の形態にかかる解除処理およ
び周辺情報の提示処理を示すフローチャートである。
【図10】 図10は、本実施の形態にかかる時間間隔
変更の登録処理を示すフローチャートである。
【図11】 図11は、図10のステップ1006に示
す時間間隔変更処理をより詳細に示すフローチャートで
ある。
【図12】 図12は、本実施の形態にかかる時間間隔
変更処理の結果を説明するための図である。
【図13】 図3は、第2の実施の形態にかかる、任意
時間型のユーザの登録手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】 図14は、本実施の形態において、携帯端
末の表示装置の画面上に表示された画像例を示す図であ
る。
【図15】 図15は、第2の実施の形態にかかる参加
者DBへの登録処理および記憶されたデータ構造を示す
図である。
【符号の説明】
10 メール通信システム 12 メール通信サーバ 22 通信制御部 24 ユーザ登録部 26 参加者DB 28 コンテンツ生成部 30 コンテンツファイル 32 ウェブコマンド処理部 34 スケジュール管理部 36 シナリオファイル 38 メール生成部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録したユーザの携帯端末に対して、あ
    るストーリーの一局面を表すメールであるシナリオメー
    ルを伝達するメール送信方法であって、 前記シナリオメールの送信を求めるユーザから、当該ユ
    ーザの携帯端末のメールアドレスを受理して登録するス
    テップと、 各々がストーリーの一局面を表すような一群のシナリオ
    メールを、時間的に隣接するシナリオメール間の送信間
    隔であって、前記一局面に相応しい時点に所定のシナリ
    オメールを送信できるように設定された送信間隔と対応
    付けて記憶するステップと、 所定の日時に、前記登録したユーザの携帯端末のメール
    アドレス宛てに、前記一群のシナリオメールのうち、先
    頭のシナリオメールを送信するステップと、 前記登録したユーザの携帯端末のメールアドレス宛て
    に、前記対応する送信間隔にしたがって、順次、所定の
    シナリオメールを送信するステップとを備えたことを特
    徴とするメールの送信方法。
  2. 【請求項2】 前記登録するステップが、 前記ユーザの携帯端末からの要求に応じて、前記ストー
    リーを示す情報を含むウェブコンテンツを、前記携帯端
    末に伝達するステップと、 前記携帯端末からの登録要求を受理して、当該携帯端末
    のメールアドレスを登録するステップとを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のメールの送信方法。
  3. 【請求項3】 前記ウェブコンテンツが、前記ストーリ
    ーを構成するツアーの開始地点およびスタート時間を含
    むことを特徴とする請求項2に記載のメール送信方法。
  4. 【請求項4】 前記登録するステップが、前記ユーザの
    携帯端末からのメールアドレスに関連付けて、前記シナ
    リオメールの送信間隔を登録するステップを有し、 前記シナリオメールが、シナリオメール本体と、次のシ
    ナリオメールを送信するまでの時間間隔を変更するコマ
    ンドおよび変更時間を返信するための時間間隔変更コマ
    ンド返信アイテムを含み、 さらに、前記携帯端末により前記コマンド返信アイテム
    が選択されたことを受理するステップと、 前記受理に応答して、前記携帯端末からのメールアドレ
    スに関連付けられた情報のうち、前記次のシナリオメー
    ルを送信するための送信間隔を、前記変更時間に基づき
    変更するステップを備えたことを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載のメール送信方法。
  5. 【請求項5】 前記登録するステップが、前記ユーザの
    携帯端末からのメールアドレスに関連付けて、前記シナ
    リオメールの送信間隔を登録するとともに、前記シナリ
    オメールの送信を開始すべき日時を登録するステップを
    有し、 前記登録された情報に基づき、先頭のシナリオメール
    が、前記送信を開始すべき日時に、前記登録されたメー
    ルアドレスに送信されることを特徴とする請求項4に記
    載のメール送信方法。
  6. 【請求項6】 前記変更時間が、送信間隔を延長すべき
    延長時間に対応し、前記送信間隔を変更するステップ
    が、前記送信間隔に延長時間を加えることにより、新た
    な送信間隔を得ることを特徴とする請求項4または5に
    記載のメール送信方法。
  7. 【請求項7】 前記シナリオメールが、シナリオメール
    本体と、前記ストーリーの分岐を求めるコマンドを返信
    するための分岐コマンド返信アイテムを含み、 さらに、前記携帯端末により前記分岐コマンド返信アイ
    テムが選択されたことを受理するステップと、 前記受理に応答して、予め用意された、前記ストーリー
    から分岐したサブストーリーに関連するシナリオメール
    を、所定の時間間隔で、前記携帯端末に、順次送信する
    ステップとを備えたことを特徴とする請求項1ないし6
    の何れか一項に記載のメール送信方法。
  8. 【請求項8】 前記シナリオメールが、シナリオメール
    本体と、前記ストーリーの変更を求めるコマンドを返信
    するための変更コマンド返信アイテムを含み、 さらに、前記携帯端末により前記変更コマンド返信アイ
    テムが選択されたことを受理するステップと、 前記受理に応答して、予め用意された、前記ストーリー
    と異なる新たなストーリーに関連するシナリオメール
    を、所定の時間間隔で、前記携帯端末に、順次送信する
    ステップとを備えたことを特徴とする請求項1ないし6
    の何れか一項に記載のメール送信方法。
  9. 【請求項9】 さらに、返信アイテムの受理に応答し
    て、サブストーリーまたは新たなストーリーのリストを
    前記携帯端末に提示するステップと、 前記携帯端末によるリスト中の項目の選択を受理するス
    テップとを備えたことを特徴とする請求項7または8に
    記載のメール送信方法。
  10. 【請求項10】 登録したユーザの携帯端末に対して、
    あるストーリーの一局面を表すメールであるシナリオメ
    ールを伝達するメール送信サーバであって、 各々がストーリーの一局面を表すようなシナリオメール
    を、時間的に隣接するシナリオメール間の送信間隔であ
    って、前記一局面に相応しい時点に所定のシナリオメー
    ルを送信できるように設定された送信間隔と対応付けて
    記憶したシナリオファイルと、 前記シナリオメールの送信を求めるユーザから、当該ユ
    ーザの携帯端末のメールアドレスを受理して登録するユ
    ーザ登録手段と、 前記一群のシナリオメール中、先頭のメールを送信すべ
    き所定の時刻を管理するとともに、前記シナリオファイ
    ル中、前記シナリオメールに対応つけられた送信間隔を
    参照して、後続するシナリオメールを順次送信すべき時
    間間隔を管理するスケジュール管理手段と、 前記スケジュール管理手段からの指示にしたがって、一
    群のシナリオメール中、所定のシナリオメールを前記シ
    ナリオファイルから読み出して、登録されたユーザの携
    帯端末に、メール送信するメール送信手段とを備えたこ
    とを特徴とするメール送信サーバ。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ登録手段が、ユーザの携帯
    端末からの要求に応じて、前記ストーリーを示す情報を
    含むウェブコンテンツを、携帯端末に伝達し、前記携帯
    端末からの登録要求を受理して、当該携帯端末のメール
    アドレスを登録し、かつ、前記ユーザの携帯端末からの
    メールアドレスに関連付けて、前記シナリオメールの送
    信間隔を登録するように構成され、 前記シナリオメールが、シナリオメール本体と、次のシ
    ナリオメールを送信するまでの時間間隔を変更するコマ
    ンドおよび変更時間を返信するための時間間隔変更コマ
    ンド返信アイテムを含み、 前記スケジュール管理手段が、前記携帯端末が前記コマ
    ンド返信アイテムを選択したことを受理することに応答
    して、前記携帯端末からのメールアドレスに関連付けら
    れた情報のうち、前記次のシナリオメールを送信するた
    めの送信間隔を、前記変更時間に基づき変更するように
    構成されたことを特徴とする請求項7に記載のメール送
    信サーバ。
  12. 【請求項12】 前記変更時間が、送信間隔を延長すべ
    き延長時間に対応し、 前記スケジュール管理手段が、前記送信間隔に延長時間
    を加えることにより、新たな送信間隔を得ることを特徴
    とする請求項8に記載のメール送信サーバ。
  13. 【請求項13】 さらに、前記シナリオファイルが、各
    々、前記ストーリーが分岐したことによるサブストーリ
    ーの一局面を表すようなシナリオメールを、時間的に隣
    接するシナリオメール間の送信間隔であって、前記一局
    面に相応しい時点に所定のシナリオメールを送信できる
    ように設定された送信間隔と対応付けて記憶し、 前記携帯端末からのサブストーリーへの分岐コマンドに
    したがって、前記シナリオファイルから、所定の分岐地
    点からのサブストーリーを表すシナリオメールを順次、
    携帯端末に送信するように構成されたことを特徴とする
    請求項10ないし12の何れか一項に記載のメール送信
    サーバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015430A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Ccu:Kk アイテム情報案内システムおよびその情報案内方法
JP2013206059A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Casio Comput Co Ltd データ処理装置及びプログラム

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