JP2002132477A - 画像形成装置及びその制御方法、並びに情報処理端末 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びに情報処理端末

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JP2002132477A
JP2002132477A JP2000322245A JP2000322245A JP2002132477A JP 2002132477 A JP2002132477 A JP 2002132477A JP 2000322245 A JP2000322245 A JP 2000322245A JP 2000322245 A JP2000322245 A JP 2000322245A JP 2002132477 A JP2002132477 A JP 2002132477A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話からの電子メールにより画像形成装
置に印刷指示を行う。 【解決手段】 画像形成装置は、電子メールなど固有の
アドレス情報に従ってアクセス可能な第1の通信手段
と、アドレス情報なしに接続を確立することができる赤
外線通信や近距離無線データ通信のような第2の通信手
段とを備えている。携帯電話は、第2の通信手段を介し
て電子メール・アドレスを取得した後、第1の通信手段
によって情報出力要求を行う。ユーザは携帯電話上の1
つのアクションのみで目の前にある画像形成装置の電子
メール・アドレスを取得することができるので、携帯電
話から電子メールを介して印刷指示を行なうことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の記録・複製
・印刷出力等のサービスを提供するための情報出力サー
ビスに係り、特に、ユーザが携帯電話などの携帯情報端
末上からの通信経由で画像形成装置及びその制御方法に
対して情報出力の指示を行うことができる情報出力サー
ビスに関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、ユーザが携帯電
話などの携帯情報端末上から電子メールなどの通信手段
を利用して画像形成装置に対する情報出力要求を送信す
ることができる画像形成装置及びその制御方法に係り、
特に、画像形成装置が自身の電子メール・アドレスなど
のアドレス情報を簡易な手順でユーザ端末側に通知しあ
るいはユーザ端末側が取得することができる画像形成装
置及びその制御方法に関する。
【0003】
【従来の技術】各種のOA(Office Automation)機器
は、従来から盛んに開発・製作され、企業や研究機関の
オフィスなどに広範に普及してきている。特にドキュメ
ンテーションが最重要視される現代社会においては、画
像を高解像度且つ高品位に複製することができる画像形
成装置がオフィス内を始めとして各場所に深く浸透して
きている。
【0004】ここで言う「画像形成装置」には、原稿画
像を読み取って印刷用紙上に再現する「複写機」の他、
PSTN(Public Switched Telephone Network)やI
SDN(Integrated Services Digital Network)など
の公衆電話回線経由で受信した画像データを画像出力す
る「ファクシミリ」、LAN(Local Area Network)や
インターネットなどのネットワーク経由で受信したコン
ピュータ可読形式のデータやコンテンツを印刷する「プ
リンタ」、あるいは、これらのうち2以上の画像出力機
能を備えた「複合機」などが含まれる。
【0005】画像形成装置は、一般に、原稿を光学的に
スキャンして画像を読み取る画像入力部と、入力した画
像データに対して色座標変換やデジタル・フィルタリン
グ、T/I分離などの所定の処理を施す画像処理部と、
画像処理済みの画像データに基づいて入力画像を印刷用
紙上に再現する画像出力部とで構成される。画像出力部
には、例えば、電子写真プロセス方式が採用される。電
子写真プロセスは、電子写真感光体に対する帯電、現
像、クリーニングの繰り返しで実現される。すなわち、
感光体の表面を帯電器によって一様に帯電させた後、画
像データに従って感光体表面を露光して静電潜像を形成
し、現像器によって静電潜像をトナー像とした後、所定
の印刷用紙上にトナー像を転写する。その後、加熱溶融
・圧着作用によりトナー像を印刷用紙上に定着して、画
像形成装置の外に排紙する。転写後の感光体表面は、残
留トナーがクリーナによって除去された後、次の現像プ
ロセスに利用される。
【0006】ドキュメンテーションのニーズは拡大する
一方である。その反面、高印字品位の画像形成装置は高
価で且つ床面積が大きいので、一般消費者毎に自費で購
入することは未だ困難である。このため、大学生協やコ
ンビニエンス・ストアなどの公共的なスペースに複写機
やファクシミリを設置して、有料の複写サービスやファ
クシミリ送信サービスを提供しているケースが散見され
る。例えばコインキットなどの課金装置を併設すること
により、画像形成装置を無人環境下で利用に供すること
ができる。既存の複写サービスにおいては、料金を予め
コインキットに投入しておき、投入料金に応じた枚数の
コピー出力が顧客に許容される(あるいは、プリペイド
・カードをカード・リーダに挿入し、プリペイド・カード
の残金に応じた枚数のコピー出力が許容される)。ま
た、ファクシミリ送信サービスにおいては、ファクシミ
リ送信後に、送信量に応じた使用代金を同一店舗内のレ
ジにて精算するのが一般的である。
【0007】このような複写機やファクシミリの有料サ
ービスは、サービスを利用する一般消費者にとっては、
装置購入コストなしに高機能で且つ高印字品位な画像形
成装置の恩恵を享受することができる。また、サービス
を提供する店舗経営者にとっては、このような画像形成
装置を設置しておくだけで、顧客が勝手に画像形成装置
を操作して印刷出力することによって、印刷量に応じて
従量加算されたサービス使用料金が自ずと蓄積されると
ともに、印刷サービスを求めるユーザが店舗に集まるの
で顧客吸引力になるなどのメリットがある。例えば、前
述したような「複合機」などの高機能・高印字品位の画
像形成装置を店舗内に設置しておけば、複写、ファクシ
ミリ、コンピュータ・データのプリント・アウトなど、
情報記録に関する多種多様な有料サービスを1台の画像
形成装置のみで実現することができる。
【0008】他方、パーソナル・コンピュータやワーク
ステーションなど、比較的低価格で入手可能な計算機シ
ステムが普及し、いまやコンピュータは一般消費者の自
宅やSOHO(Small Office Home Office)など、ビジ
ネスや娯楽、その他各種業界のさまざまな用途に適応し
たツールとして深く浸透している。
【0009】また、コンピュータ・ユーザの立場からす
れば、編集結果としてのドキュメントや、インターネッ
トあるいはその他の経路により取得したコンテンツな
ど、各種のデータ・ファイルやコンテンツを印刷出力し
たいという要求は当然にしてある。例えば、比較的枚数
が少なく且つ印字品位を要求されないような場合であれ
ば、ローカル接続された低廉なインクジェット・プリン
タを用いて印刷すればよい。これに対し、大量の印刷を
行いたい場合には、印字速度の遅いインクジェット式プ
リンタでは処理が追いつかない。また、顧客に提出する
ドキュメントなどの高印字品位が求められている場合
も、インクジェット式では印字品位に限界があるので、
高価な電子写真方式による印刷出力に頼らざるを得ない
場合が想定される。
【0010】このような場合の1つの解決策として、上
述したような、コンビニエンス・ストアやその他の公共
のさまざまな場所に複合機、若しくは高価・高機能なプ
リンタを設置するとともに、各ユーザは自宅やオフィス
のPCからこれら高機能プリンタに対してネットワーク
経由でアクセスして、遠隔から印刷要求を発行するとい
うサービス、すなわち「ネットワーク・プリント・サービ
ス」が考えられる。
【0011】このような場合、ユーザは、あらかじめ印
刷を指示しておいて、都合のよい時間に都合のよい場所
で印刷物を受け取ることができる。広域的なネットワー
クが今後ますます発達していくことを鑑みれば、さまざ
まな場所に数多くのプリンタを設置しておくニーズがさ
らに高まっていくものと予想される。
【0012】ところで、ユーザがプリンタ側にプリント
・ジョブや印刷指示を送信する1つの形態としては、電
子メール・サービスを利用することが挙げられる。
【0013】例えば、本出願人に既に譲渡されている特
開平6−77994号公報には、電子メールを用いてプ
リント・サービスにデータを送出し得るネットワーク対
応プリント処理システムについて開示されている。
【0014】このネットワーク対応プリント処理システ
ムによれば、クライアントから送信された少なくともプ
リントのためのパラメータ及びプリントすべきドキュメ
ントを含む電子メールを受信して、電子メール内のパラ
メータに基づいて電子メール内のドキュメントをプリン
トするようにした。すなわち、電子メールを用いてプリ
ント・サーバにデータ送信できるとともに、クライアン
トはプリント・プロトコルをサポートする必要がないの
で、ユーザの作業性が向上する。
【0015】また、特開平10−171732号公報に
は、ネットワークを介して入力されるメールの内容を判
断して、そのメールの内容から画像信号を生成して画像
形成出力する画像形成装置について開示されている。す
なわち、画像形成装置にメールを送るだけで、自動的に
その内容をプリント出力することが可能となり、より経
済的な回線を使用でき、安価な情報手段としてファクシ
ミリ同様の機能を実現することができる。
【0016】このように電子メールを利用してユーザの
端末からプリンタにプリント・ジョブや印刷指示を送信
することによって、ユーザの端末側では特別な出力用ソ
フトウェア(画像形成装置がプリンタの場合には、例え
ばプリンタ・ドライバ)を実装することなく、画像形成
出力を行うことができる。
【0017】既に周知のように、電子メールの送信に
は、宛先のメール・アドレスを指定する必要がある。電
子メール・アドレスは、通常、複数の文字の集合による
文字列で構成される。この文字列には、英数字だけでな
く"@"や"_"などの記号が含まれる。典型的な電子メール
・アドレスは、ユーザ名とドメイン名を構成するそれぞ
れの文字列を記号"@"で接続するという複合文字列形式
で構成され、例えば"person.name@foo.co.jp"のように
記述される。
【0018】一方、電子メール機能を利用可能な情報機
器は、フルスクリーンやキーボード/マウスのような充
実したユーザ・インターフェースを備え、各種アプリケ
ーションを起動することができるパーソナル・コンピュ
ータ(PC)には限定されない。例えば、携帯情報端末
や携帯電話上からも、電子メールを送受信することがで
きる。但し、後者は、PCに比し携帯性に優れるもの
の、ユーザ・インターフェースに制約があるため、文字
入力作業が煩雑であると言う側面がある。これは、この
種の小型携帯端末では、入力キーやボタンの操作面が狭
く、またキーピッチが小さいことや、単一の入力キーに
対して押下回数の相違により複数の文字や機能を定義し
ていることなどに依拠する。例えば、上述したメール・
アドレス"person.name@foo.co.jp"のうち、冒頭の文字
列"printer"を入力するだけでも、ユーザは、キー入力
モードを英数字に設定した後、7,3,3,7,7,
7,カーソルキー,7,7,7,7,6,6,6,カー
ソルキー,6,6,…などと入力操作しなければなら
ず、非常に煩雑である。
【0019】例えば、ユーザが、プリント・ジョブを発
行後、コンビニエンス・ストアなどの最寄のプリンタに
対して、携帯電話上で電子メール経由でプリント・アウ
トを指示するような場合、仮にプリンタ自体は目の前に
あったとしても、電子メール・アドレスの入力作業が億
劫となり、最終的な印刷出力の指示がままならない。言
い換えれば、携帯機器上でネットワーク・プリント・サ
ービスを理由するためには、電子メール・アドレスを簡
易に入力可能な手段が求められる。
【0020】例えば、特開平10−191453号公報
には、PDAなどの携帯情報端末において作成された文
書データなどを、ユーザが指定する店舗に設置された印
刷装置に転送して印刷出力を行うことができるデータ転
送出力システムについて開示されている。すなわち、P
DA側では作成した文書データと位置情報をPHSセン
タ経由でサービス・センタに送信し、サービス・センタで
はPDAの近くにある印刷候補場所となる店舗に関する
情報を選び出して、PDAに送信する。この結果、PD
A上では複数の印刷候補場所の中から所望の印刷場所を
指定することができる。
【0021】しかしながら、同公報に記載のデータ転送
出力システムの場合、ユーザの目の前にあるプリンタを
直接指定することができず、一旦サービス・センタにア
クセスし、幾つかの場所情報から検索しなければなら
ず、プリンタの設置場所に出向いてから時間的なロスが
発生する。
【0022】また、特開2000−124985号公報
には、インターネットのような通信ネットワーク上のセ
ンタに電話帳データをアップロードし、センタから携帯
電話、PHS、FAX、据え置き電話などの通信端末装
置に電話帳データを送信する方法について開示されてい
る。
【0023】しかしながら、この場合、通信端末装置側
では、電話番号などの所望のアドレス情報に到達するた
めには、複数のwebページへのアクセスを繰り返し行
うなど、余分なユーザ操作が発生してしまう。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザが携帯電話などの携帯情報端末上から画像形成装置に
対して情報出力の指示を簡易に行うことができる、優れ
た画像形成装置及びその制御方法を提供することにある
【0025】本発明の更なる目的は、ユーザが携帯電話
などの携帯情報端末上から電子メールなどの通信手段を
利用して画像形成装置に対する情報出力要求を送信する
ことができる、優れた画像形成装置及びその制御方法を
提供することにある。
【0026】本発明の更なる目的は、画像形成装置が自
身の電子メール・アドレスなどのアドレス情報を簡易な
手順でユーザ端末側に通知したり、あるいはユーザ端末
側が取得することができる、優れた画像形成装置及びそ
の制御方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、外部機器からの通信を介した操作によって情報を画
像出力する画像形成装置であって、装置固有のアドレス
情報に従ってアクセス可能な第1の通信手段と、アドレ
ス情報なしに外部機器と通信を成立させる第2の通信手
段と、情報を画像出力する画像出力手段と、外部機器か
ら前記第2の通信手段を介したアドレス要求に応答し
て、前記第1の通信手段が使用する固有のアドレス情報
を返すアドレス情報通知手段と、前記第1の通信手段を
介した情報出力要求に応答して、前記画像出力手段によ
って該当する情報を画像出力する出力制御手段と、を具
備することを特徴とする画像形成装置である。
【0028】本発明の第1の側面に係る画像形成装置
は、電子メールなど固有のアドレス情報に従ってアクセ
ス可能な第1の通信手段と、アドレス情報なしに接続を
確立することができる赤外線通信や近距離無線データ通
信のような第2の通信手段とを備えている。
【0029】したがって、画像出力要求を行うユーザ
は、携帯電話を用いて、第2の通信手段を介して画像形
成装置の電子メール・アドレスを取得した後、第1の通
信手段によって画像形成装置に対して情報出力要求を行
うことができる。
【0030】すなわちユーザは、携帯電話上の単一のア
クションのみで目の前にある画像形成装置の電子メール
・アドレスを取得することができるので、メール・アドレ
スをマニュアル操作でキャラクタ入力することなしに、
携帯電話から電子メールを介して印刷指示を容易に行な
うことができる。
【0031】ここで、前記第2の通信手段は、IrDA
(Infrared Data Association)プロトコルなどに従う
赤外線通信や、bluetoothなどに従う近距離無
線データ通信などのような、無線データ通信を用いるよ
うにしてもよい。
【0032】あるいは、前記第2の通信手段は、シリア
ル・インターフェース・ケーブル、パラレル・インターフ
ェース・ケーブル、USB(Universal Serial Bus)イ
ンターフェース・ケーブル、局所的なネットワーク・ケ
ーブルなどを用いるようにしてもよい。
【0033】第2の通信手段として前者のようなケーブ
ルレスの通信手段を用いることにより、携帯電話などの
外部機器のユーザは、画像形成装置の前に立つだけで、
ケーブル接続などの煩雑な手作業なしに手軽に画像形成
装置にアクセスして、その電子メール・アドレスやその
他の装置固有のアドレス情報を取得することができる。
また、ケーブルの挿脱に伴う損耗やその他の物理的なダ
メージを心配する必要がなくなる。
【0034】他方、前記第1の通信手段は電子メール・
アドレスを用いる電子メール・サービスを利用するよう
にしてもよい。このような場合、装置固有のアドレス情
報は電子メール・アドレスを意味する。
【0035】あるいは、前記第1の通信手段はTCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
col)プロトコルに従って外部機器と接続され、HTT
P(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルやFT
P(File Transfer Protocol)プロトコルなどを用い
て、携帯電話などの外部機器と情報通信を行うようにし
てもよい。
【0036】また、前記第1の通信手段は、外部機器と
の情報通信を暗号化することによって、伝送路上での画
像出力用データのセキュリティを確保することができ
る。
【0037】また、本発明の第2の側面は、外部機器か
らの通信を介した操作によって情報を画像出力する画像
形成装置の制御方法であって、アドレス情報なしに外部
機器と通信を成立させて、外部機器からのアドレス要求
に応答して、該画像形成装置に固有のアドレス情報を返
すステップと、該固有のアドレス情報に従ったアクセス
により情報出力要求を受信するステップと、該情報出力
要求に基づいて画像出力するステップと、を具備するこ
とを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
【0038】また、本発明の第3の側面は、通信を介し
た操作によって画像形成装置に対する操作を行う情報処
理端末であって、装置固有のアドレス情報に従ってアク
セス可能な第1の通信手段と、アドレス情報なしに外部
機器と通信を成立させる第2の通信手段と、前記第2の
通信手段を介して画像形成装置に固有のアドレス情報の
取得を要求するアドレス情報取得要求手段と、前記アド
レス情報取得要求手段によって取得されたアドレス情報
を用いて前記第1の通信手段を介して画像形成装置に対
して要求を送信する情報出力要求手段と、を具備するこ
とを特徴とする情報処理端末である。
【0039】本発明の第3の側面に係る情報処理端末
は、電子メールなど固有のアドレス情報に従ってアクセ
ス可能な第1の通信手段と、アドレス情報なしに接続を
確立することができる赤外線通信や近距離無線データ通
信のような第2の通信手段とを備えている。
【0040】したがって、情報処理端末は、第2の通信
手段を介して画像形成装置の電子メール・アドレスを取
得した後、第1の通信手段によって画像形成装置に対し
て情報出力要求などの要求を行うことができる。
【0041】すなわちユーザは、情報処理端末上の単一
のアクションのみで目の前にある画像形成装置の電子メ
ール・アドレスを取得することができるので、メール・ア
ドレスをキャラクタ入力することなしに、情報処理端末
から電子メールを介して印刷指示を容易に行なうことが
できる。
【0042】ここで、前記第2の通信手段は、IrDA
(Infrared Data Association)プロトコルなどに従う
赤外線通信や、bluetoothなどに従う近距離無
線データ通信などのような、無線データ通信を用いるよ
うにしてもよい。
【0043】あるいは、前記第2の通信手段は、シリア
ル・インターフェース・ケーブル、パラレル・インターフ
ェース・ケーブル、USB(Universal Serial Bus)イ
ンターフェース・ケーブル、局所的なネットワーク・ケ
ーブルなどを用いるようにしてもよい。
【0044】第2の通信手段として前者のようなケーブ
ルレスの通信手段を用いることにより、情報処理端末の
ユーザは、画像形成装置の前に立つだけで、ケーブル接
続などの煩雑な手作業なしに手軽に画像形成装置にアク
セスして、その電子メール・アドレスやその他の装置固
有のアドレス情報を取得した後、このアドレス情報を利
用して印刷実行の指示を発行することができる。また、
ケーブルの挿脱に伴う損耗やその他の物理的なダメージ
を心配する必要がなくなる。
【0045】他方、前記第1の通信手段は電子メール・
アドレスを用いる電子メール・サービスを利用するよう
にしてもよい。このような場合、装置固有のアドレス情
報は電子メール・アドレスを意味する。
【0046】あるいは、前記第1の通信手段はTCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
col)プロトコルに従って外部機器と接続され、HTT
P(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルやFT
P(File Transfer Protocol)プロトコルなどを用いて
外部機器と情報通信を行うようにしてもよい。
【0047】また、前記第1の通信手段は、外部機器と
の情報通信を暗号化することによって、伝送路上での画
像出力用データのセキュリティを確保することができ
る。
【0048】また、情報処理端末は、前記アドレス情報
取得要求手段によるアドレス情報取得要求動作を付勢す
るためのアドレス取得ボタンをさらに備えていてもよ
い。
【0049】この前記アドレス取得ボタンをWebブラ
ウザ上のURL(Uniform ResourceLocator)リンクと
して構成するようにしてもよい。
【0050】あるいは、前記アドレス取得ボタンを電子
メール・アプリケーションの送信宛先選択ボタンと兼用
するようにしてもよい。
【0051】あるいは、前記アドレス取得ボタンをアド
レス帳アプリケーション内に装備してもよい。
【0052】あるいは、前記アドレス取得ボタンを機械
的若しくは電気的な操作手段により装備するようにして
もよい。
【0053】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0055】図1には、本発明の実施に供される画像形
成装置10の機能構成を模式的に示している。
【0056】同図に示すように、画像形成装置10は、
システム制御部11と、ユーザ・インターフェース部1
2と、作業用記憶部13と、補助記憶部14と、画像出
力部15と、ネットワーク制御部16と、通信制御部1
7と、通信送受部18とで構成される。以下、各部につ
いて説明する。
【0057】システム制御部11は、サーバ50全体の
動作を統括的に制御するメイン・コントローラであり、
例えばCPU(Central Processing Unit)で構成さ
れ、オペレーティング・システム(OS)の制御下で各
種アプリケーションを実行することができる。
【0058】ユーザ・インターフェース部12は、例え
ばタッチセンサ式のコントロール・パネルで構成され、
用紙サイズ、印刷部数、両面/片面、拡大/縮小率、丁
合いやステープルなど、画像出力に関する機能選択ボタ
ンを備えており、ユーザはこれら機能選択をユーザ・イ
ンターフェース部12を介して対話的に行うことができ
る。
【0059】作業用記憶部13は、システム制御部11
が印刷処理やネットワーク経由でのデータ通信処理、ユ
ーザ・インターフェース部12を介したユーザ入出力な
ど、各種の処理プログラムを実行するために必要な作業
領域を提供する記憶装置で構成される。作業用記憶部1
3は、プログラム・コードをロードしたり、実行プログ
ラムの一時的な保持に使用される。
【0060】補助記憶部14は、例えばハード・ディス
ク・ドライブ(HDD)などのような不揮発性の記憶装
置で構成され、プログラムやデータなどのコンピュータ
・ファイルの保存や、プリント・ジョブのスプール(SP
OOL:simultaneous peripheral operation on-lin
e)などに利用される。
【0061】画像出力部15は、スプールされたプリン
ト・ジョブのプリント・アウトを実行する機能モジュール
である。印刷エンジンには、例えば、電子写真プロセス
方式が採用される。電子写真プロセスは、電子写真感光
体に対する帯電、現像、クリーニングの繰り返しで実現
される。すなわち、感光体の表面を帯電器によって一様
に帯電させた後、画像データに従って感光体表面を露光
して静電潜像を形成し、現像器によって静電潜像をトナ
ー像とした後、所定の印刷用紙上にトナー像を転写す
る。その後、加熱溶融・圧着作用によりトナー像を印刷
用紙上に定着して、画像形成装置の外に排紙する。転写
後の感光体表面は、残留トナーがクリーナによって除去
された後、次の現像プロセスに利用される。
【0062】画像出力部15は、例えば、用紙サイズや
紙質に応じて印刷用紙トレイの管理並びに給紙動作の管
理を行うための用紙管理部や、排出する印刷済み用紙を
トレイやスタッかに蓄積したりパンチやステープルなど
のフィニッシュ処理を行う用紙排紙部などを備えていて
もよい。
【0063】ネットワーク制御部16は、例えばネット
ワーク・インターフェース・カード(NIC)並びに通信
プロトコル層ソフトウェアの組み合わせで構成され、画
像形成装置10をTCP/IP(Transmission Control
Protocol/Internet Protocol)ネットワーク(例えば
インターネット)のような広域ネットワークに接続する
ことができる。画像形成装置10は、ネットワーク経由
で、携帯電話やその他の外部装置と相互接続される。
【0064】TCP/IPネットワーク上では、HTT
P(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによる
ハイパーテキスト(HTML(Hyper Text Markup Lang
uage)ドキュメント)の転送、FTP(File Transfer
Protocol)プロトコルによるファイル転送、SMTP
(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる
メール送信、IPP(Internet Printing Protocol)プ
ロトコルによるクライアントからのプリント資源の指
定、WWW(World Wide Web)システムによる情報検索
サービスなどが可能である。画像形成装置10は、例え
ば、プリント・ジョブや電子メール、HTTP(Hyper T
ext Transfer Protocol)メッセージ、FTP(File Tr
ansfer Protocol)メッセージなどを、ネットワーク制
御部16を介して送受信することができる。
【0065】ここで言うネットワーク接続は、電子メー
ル・アドレスやIPアドレスなど、ネットワーク上の論
理的な場所、すなわち画像形成装置10に対して固有の
アドレス情報が割り振られていることを前提とする通信
接続形態であるものとする。
【0066】画像形成装置10には、ネットワーク制御
部16を介して接続される外部ネットワーク上での場所
を示すアドレス情報が割り振られている。アドレス情報
としては、例えば電子メールの送受信に際してメール・
サーバにアクセスするためのメール・アドレスや、IP
ネットワーク上での論理的な場所を表すIPアドレスな
どが挙げられる。これらメール・アドレスなどのアドレ
ス情報は、例えば、上述した補助記憶部14上の特定の
記憶領域に保管されているものとする。
【0067】通信制御部17は、上記のネットワーク以
外の通信手段により、携帯電話やその他の外部装置とデ
ータ通信を行う機能モジュールである。通信送受部18
は、通信制御部17による通信路上の、外部装置との論
理的及び物理的な入出力ポートに相当する。
【0068】通信制御部17が提供する通信手段として
は、例えばIrDA(Infrared Data Association)の
ような赤外線通信、bluetoothのような近距離
無線データ通信、RS(Recommended Standard)−23
2Cのようなシリアル・インターフェース、IEEE(I
nstitute of Electrical and Electronics Engineers)
1284のようなパラレル・インターフェース、US
B(Universal SerialBus)のような汎用バス・インター
フェース、PSTN(Public Switched Telephone Netw
ork),ISDN(Integrated Services Digital Netwo
rk),PDC(Personal Digital Cellular)のような
公衆電話回線網、Ethernetのような局所的なネ
ットワークなどでよい。通信制御部17による通信は、
互いにアドレス情報なしに相手と交信することが可能で
ある。
【0069】通信制御部17がIrDAやblueto
othなどのような近距離無線データ通信、すなわちケ
ーブル・レスの通信手段を提供する場合、画像形成装置
10の目の前にある携帯電話などの外部機器は、ケーブ
ル接続などの煩雑な手作業なしに手軽に画像形成装置1
0にアクセスすることができる。また、ケーブルの挿脱
に伴う通信送受部18の損耗やその他の物理的なダメー
ジを心配する必要がなくなる。
【0070】上述のネットワーク制御部16を介したネ
ットワーク接続では、電子メール・アドレスやIPアド
レスなどのネットワーク上で機器に対して割り当てられ
た固有のアドレス情報を取得していることが前提とな
る。これに対し、通信制御部17を介した接続では、こ
のような機器固有のアドレス情報なしに交信可能な相手
と動的に接続確立を行うことができる。
【0071】本実施例に係る画像形成装置10は、例え
ば、ネットワーク接続されたクライアント端末から、プ
リント・データを受信して、これをプリント・アウトする
情報出力サービスを提供することができる。図2には、
このような情報出力サービスが提供されるネットワーク
構成を模式的に図解している。
【0072】クライアント端末は、プリント・データの
送信のために、電子メール、あるいはHTTPやFTP
などの通信プロトコルを使用してもよい。クライアント
端末は、例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)や
ワークステーション(WS)など、オフィスや家庭内な
どに設置して用いられる計算機システムである。
【0073】クライアント端末から送信されたプリント
・データは、画像形成装置10において受信された後、
補助記憶部14などにスプールされる。
【0074】そして、プリント・データの送信元である
クライアント・ユーザは、印刷物の回収、印刷サービス
の代金の支払いなどのために、画像形成装置10の前に
現れて、プリント・アウトを指示する。
【0075】本実施例では、クライアント・ユーザは、
目の前の画像形成装置10に対し、自身が持ち歩く携帯
電話などの携帯情報端末上からプリント・アウトの指示
を発行する。より具体的には、携帯情報端末上から画像
形成装置10に対して、電子メールの形式で(すなわち
ネットワーク経由で)プリント・データの送信をするよ
うになっている。
【0076】図3には、本発明に適用することができる
携帯情報端末50の機能構成を模式的に示している。
【0077】同図に示すように、携帯情報端末50は、
システム制御部51と、表示部52と、入力部53と、
主記憶部54と、外部記憶部55と、ネットワーク接続
部56と、通信制御部57と、通信送受部58とで構成
され、画像形成装置10に対して電子メールを送信する
機能を備えている。以下、各部について説明する。
【0078】システム制御部51は、携帯情報端末50
全体の動作を統括的に制御するメイン・コントローラで
あり、例えばCPU(Central Processing Unit)で構
成され、オペレーティング・システム(OS)の制御下
で各種アプリケーションを実行することができる。
【0079】表示部52と入力部53は、ユーザ・イン
ターフェースを提供する。入力部53は、英数字やかな
文字など複数のキャラクタやコマンドが多重に定義され
たキーやボタンで構成される。表示部52は、液晶表示
ディスプレイなどで構成され、入力部53を介したユー
ザ入力内容やシステム制御部51における処理結果など
をユーザに視覚的にフィードバックする。
【0080】主記憶部54は、システム制御部51が実
行プログラムのロードや作業データの一時保持のために
利用する記憶装置である。
【0081】外部記憶装置55は、主記憶部54以外の
メモリ空間を割り当てられた記憶装置であり、例えば、
主記憶部54にロードすべきプログラム・コードやデー
タを保存したり、実行結果を保存するために使用され
る。
【0082】外部記憶装置55は、携帯情報端末50本
体から着脱交換可能なリムーバブル・メディアであって
もよい。また、携帯情報端末50上で実行可能な各種の
アプリケーションを外部記憶装置55にインストールす
ることができる。このようなアプリケーションの一例
は、電子メール・アプリケーションである。
【0083】ネットワーク制御部56は、例えばモデム
であり、電話網を経てインターネットなどの広域ネット
ワークとの接続を実現する機能モジュールである。
【0084】携帯情報端末50は、PPP(Point-to-p
oint protocol)接続を果たした後に、TCP/IP接
続を行うことができ、TCP/IPネットワーク上のホ
スト、例えば上述した画像形成装置10と電子メールの
送受信や、HTTPメッセージやFTPメッセージの交
換を行うことができる。
【0085】携帯情報端末50側のネットワーク制御部
56は、画像形成装置10側のネットワーク制御部16
との間で、画像出力用の情報を交換するとき、転送デー
タに対して暗号化を適用することによって、伝送路上で
の出力情報のセキュリティを維持することができる。
【0086】ここで言うネットワーク接続は、電話番号
や電子メール・アドレスなど、ネットワーク上の論理的
な場所、すなわち機器に固有のアドレス情報が割り振ら
れていることを前提とする通信接続形態であるものとす
る。
【0087】通信制御部57は、上記のネットワーク以
外の通信手段により、携帯電話やその他の外部装置とデ
ータ通信を行う機能モジュールである。通信送受部58
は、通信制御部57による通信路上の、外部の装置との
論理的及び物理的な入出力ポートに相当する。
【0088】通信制御部57が提供する通信手段として
は、例えばIrDA(Infrared Data Association)の
ような赤外線通信、bluetoothのような近距離
無線データ通信、RS(Recommended Standard)−23
2Cのようなシリアル・インターフェース、IEEE(I
nstitute of Electrical and Electronics Engineers)
1284のようなパラレル・インターフェース、US
B(Universal SerialBus)のような汎用バス・インター
フェースなどでよい。
【0089】通信制御部57がIrDAやblueto
othなどのような近距離無線データ通信、すなわちケ
ーブル・レスの通信手段を提供する場合、携帯情報端末
50の目の前にある画像形成装置などの外部機器は、ケ
ーブル接続などの煩雑な手作業なしに手軽に携帯情報端
末50にアクセスすることができる。また、ケーブルの
挿脱に伴う通信送受部58の機械的な損耗やその他の物
理的なダメージを心配する必要がなくなる。
【0090】上述のネットワーク制御部56を介したネ
ットワーク接続では、電子メール・アドレスやIPアド
レスなどのネットワーク上で機器に対して割り当てられ
た固有のアドレス情報を取得していることが前提とな
る。これに対し、通信制御部57を介した接続では、こ
のような機器固有のアドレス情報なしに交信可能な相手
と動的に接続確立を行うことができる。
【0091】携帯情報端末50が画像形成装置10に対
して電子メールを送信する前提として、携帯情報端末5
0(若しくはクライアント・ユーザ)は、あらかじめ画
像形成装置10の電子メール・アドレスを取得しておく
必要がある。
【0092】しかしながら、コンビニエンス・ストアな
ど各地に散在する画像形成装置のそれぞれの電子メール
・アドレスを携帯情報端末50やクライアント・ユーザが
管理することは困難である。また、携帯情報端末50と
して携帯電話を使用する場合は、とりわけ、その文字入
力作業は一般的に煩雑であるため(前述)、画像形成装
置の電子メール・アドレスをユーザがマニュアル入力す
ることは現実的ではない。
【0093】本実施例では、携帯情報端末50は、電子
メール・アドレス(あるいは、ネットワーク上で機器に
対して一義的に与えられるネットワーク・アドレスや、
その他の機器に割り振られた固有のアドレス情報)を知
ることなしに接続することができる通信手段を用いて画
像形成装置10に接続し、このような通信手段を介して
電子メール・アドレス(あるいはその他の画像形成装置
10に固有のアドレス情報)を取得して、この電子メー
ル・アドレスを用いて電子メールによるプリント・アウト
の送信を改めて発行するようにしている。
【0094】ここで言うネットワーク以外の通信手段と
は、より具体的には、携帯情報端末50側の通信制御部
57と、画像形成装置10側の通信制御部17間での協
働的作用によって実現される。
【0095】これら通信制御部17及び57が提供する
通信手段としては、例えばIrDA(Infrared Data As
sociation)のような赤外線通信、bluetooth
のような近距離無線データ通信、RS(Recommended St
andard)−232Cのようなシリアル・インターフェー
ス、IEEE(Institute of Electrical and Electron
ics Engineers) 1284のようなパラレル・インター
フェース、USB(Universal Serial Bus)のような汎
用バス・インターフェースなどでよい。
【0096】以下の説明では、通信制御部17及び57
は、IrDAによってケーブル・レスで且つ、互いのア
ドレス情報が不知のまま接続確立並びにデータ交換を行
うものとする。通信制御部17及び57どうしがIrD
Aによるデータ通信を行う場合、通信送受部18及び5
8は、赤外線の発光部と受光部(いずれも図示しない)
で構成される。
【0097】図4には、通信制御部17及び57による
通信接続を利用して、携帯情報端末50が画像形成装置
10のアドレス情報を取得する手順を示している。
【0098】通信送受部18は、一定の時間間隔で適合
する通信端末からの赤外線受光の有無を監視する。この
監視により赤外線の受光を検知した場合、発光元の特性
を検知するための一定のデータ・パターンを送信し、通
信相手からの応答を待つ(T1,T2)。
【0099】次いで、通信送受部18は、相手側すなわ
ち携帯情報端末50から特定パターン認識応答を受信す
ると(T3)、これに応答して通信確立信号を送出する
(T4)。以降、相手側端末との通信の確立までは、例
えば公知のIrDAプロトコルに従って動作させること
ができるので、詳細な説明は省略する。
【0100】このようにして通信が確立した後、画像形
成装置10側は、携帯情報端末50からコマンドが送信
されてくるまで待機する。
【0101】携帯情報端末50側からは様々なデータや
コマンドを送信することができる。通信制御部17は、
IrDAプロトコルに従って受信したデータやコマンド
の処理を行う。例えば、通信端末からアドレス取得コマ
ンドすなわちアドレス要求を受信した場合(T5)、通
信制御部17は、その受信コマンド・データはシステム
制御部11に転送する。
【0102】システム制御部11は、通信制御部17か
ら送られてきたコマンドを解釈して、電子メール・アド
レスの要求であることを確認する。そして、補助記憶部
14から電子メール・アドレス(文字列)を読み出し
て、これを通信制御部17に送信する。
【0103】通信制御部17は、システム制御部11か
ら供給された電子メール・アドレスの文字情報を、通信
送受部18において外部送出可能なデータ形式に変換し
て、通信送受部18に出力する。
【0104】通信送受部18は、通信制御部17からの
命令により、要求元の携帯情報端末50に対してデータ
を送信する(T6)。これに応答して、携帯情報端末5
0側からはアドレス受領信号が送信される(T7)。ま
た、携帯情報端末50は、アドレス情報を取得した後、
もはや赤外線接続を維持する必要がないので、通信切断
信号(T8)を送出して、接続を切断処理する。
【0105】既に述べたように、本実施例では、クライ
アント・ユーザは、携帯情報端末50上から電子メール
の形式で、プリント実行を画像形成装置10に指示する
ことができる。以下では、携帯情報端末50からプリン
ト実行を指示するための処理手順について詳解する。
【0106】図5には、携帯情報端末50の表示部52
上で提供される電子メール作成用の画面を例示してい
る。
【0107】図示の電子メール作成用画面は、電子メー
ルの件名入力欄102と、右側の入力欄が件名入力欄で
あることを示す件名ラベル101と、電子メールの宛先
入力欄104と、右側の入力欄が宛先入力欄であること
を示す一方アドレス帳アプリケーション起動指示を兼ね
る宛先ボタン103と、電子メールの本文入力欄106
と、右側の入力欄が本文入力欄であることを示す本文ラ
ベル104と、電子メールの添付ファイル情報入力欄1
08と、右側の入力欄が添付ファイル情報入力欄である
ことを示す一方添付データ選択機能の起動指示を兼ねる
添付ボタン107と、送信開始を命じる送信ボタン10
9と、入力をキャンセルするキャンセルボタン110と
を備えている。
【0108】クライアント・ユーザは、電子メールの内
容を示す件名を件名入力欄102に入力し、電子メール
送信先を宛先入力欄104に入力する。また、電子メー
ル本文は本文入力欄106に入力する。また、電子メー
ルに添付するデータがある場合には、添付ファイル情報
入力欄108に添付データ情報を入力する。
【0109】図5において、電子メールの宛先を示す部
分103が他の件名、本文、添付とは異なる形態で表示
されている。図示の例では、宛先部分がボタン化されて
いる。この宛先ボタンに該当する部位を選択し、入力動
作を印加することによって、新たな動作を行うことを示
している。この選択動作並びに入力動作は、入力部53
に設けられたカーソルキーと選択入力キーの組み合わせ
操作で行う、あるいはペンなどで直接表示部に触れるな
どによる。
【0110】図5に示すような電子メール・アプリケー
ション画面は、携帯情報端末50の表示部52に表示さ
れる。画面表示された電子メール・アプリケーションの
送信画面上において、選択部位は、入力部53からの入
力データに応答して、表示部52上で移動するようにな
っている。
【0111】前述したように、宛先ボタン103を選択
状態に氏、入力動作を印加すると、宛先ボタン103に
割り付けられた機能が選択されたことになる。この機能
選択動作が行われると、電子メール・アプリケーション
は宛先選択動作に遷移する。電子メール・アプリケーシ
ョンは宛先選択動作の中で、外部からのアドレス取得処
理ルーチンを呼び出す。
【0112】本実施例では、宛先ボタン103は、画像
形成装置50側の電子メール・アドレスの取得を要求す
るためのアドレス取得ボタンと兼用されている。
【0113】宛先ボタン103は、例えばWebブラウ
ザのURL(Uniform Resource Locator)リンクとして
構成することができる。このような場合、宛先ボタン1
03を押下操作することによりWebブラウザ画面が起
動するとともにURLが指示する情報資源すなわちホー
ムページが表示され、所望のアドレスを取得することが
できる。
【0114】あるいは、アドレス取得ボタンは、アドレ
ス帳アプリケーション内に装備してもよい。このような
場合、宛先ボタン103を押下操作することによりディ
スプレイ上にはアドレス帳がオープンするので、所望の
アドレスをチェックすることができる。
【0115】あるいは、アドレス取得ボタンを宛先ボタ
ン103と兼用せず、他の機械的若しくは電気的な手段
により装備してもよい。このような場合、ユーザは専用
ボタンをワンタッチすることでアドレス取得ルーチンを
起動させることができるので、操作が簡単且つ明瞭とな
る。
【0116】図6には、携帯情報端末50上で実行され
る電子メールの宛先選択処理手順をフローチャートの形
式で示している。以下、このフローチャートに従って、
電子メールの宛先選択動作について説明する。
【0117】本処理ルーチンでは、まず、外部機器との
通信が可能であるかの判断を行う(ステップS1)。こ
の場合の外部機器は、携帯情報端末50のユーザの目の
前にある画像形成装置10であるとする。
【0118】既に画像形成装置との間で赤外線通信が確
立している場合は、次の動作に入る。一方、赤外線通信
が確立していない場合には、赤外線通信を確立するため
の手順を端末の表示部52に表示する(ステップS
2)。この手順には、赤外線通信用受発光ポートを適切
に向かい合わせる、などの図的説明を含めてよい。ま
た、この手順には、ユーザが設定後に通信を開始させる
ためのボタン(図示しない)を含めてよい。
【0119】次いで、外部通信を開始するかどうかの指
示があるまで待機する(ステップS3)。次いで、通信
確立処理を行う(ステップS4)。但し、通信開始指示
から通信の確立までは前記したように標準的なIrDA
プロトコルに従うので、本明細書では詳細な説明を省略
する。
【0120】上記のステップS3において、ユーザがア
ドレス取得を自らキャンセルする場合が想定される。通
信のキャンセルを指示された場合には、リターン値に"c
ancel"を書き込みリターンする(ステップS5)。
【0121】通信が確立した後、電子メール・アドレス
要求コマンドを画像形成装置10に発行する(ステップ
S6)。このコマンドは、通信制御部57、通信送受部
58を経由して接続先の画像形成装置10に送信され
る。これに対し、画像形成装置10側では、このコマン
ドを受領すると、応答動作を行う。但し、画像形成装置
10の応答動作については後述に譲る。
【0122】電子メール・アドレス要求コマンド発行
後、画像形成装置から応答が返されるまで待機する(ス
テップS7)。
【0123】画像形成装置10からの応答がない場合、
内部タイマを逐次インクリメントするする(ステップS
8)。内部タイマ値があらかじめ設定された監視時間以
内であれば、画像形成装置10からの応答を待ち続ける
(ステップS9)。監視時間を超過すなわちタイムアウ
トすると、リターン値に"timeout"を書き込み、リター
ンする(ステップS10)。
【0124】電子メール・アドレス要求に対し画像形成
装置10側から応答があった場合、その応答データの有
効性を確認する(ステップS11)。この確認ステップ
は、例えば、電子メール・アドレスとして有効なパター
ンをであるかを検証することで実現する。
【0125】無効な応答が返ってきた場合には、アドレ
ス取得不可と判断して、無効を示す"invalid"リターン
値に書き込みリターンする(ステップS12)。一方、
有効な応答が返ってきた場合には、取得したデータをリ
ターン値に書き込みリターンする(ステップS13)。
【0126】但し、リターンする前には、通信の切断処
理を行う(ステップS14)。
【0127】また、図7には、携帯情報端末50側によ
る電子メールの宛先選択処理に対応して画像形成装置1
0側が行うアドレス通知等の処理手順をフローチャート
の形式で示している。以下、このフローチャートに従っ
て、画像形成装置10における動作について説明する。
【0128】画像形成装置10側では、通信送受部18
により、有効なキャリアが存在するかを監視する(ステ
ップS21)。
【0129】キャリアが存在し、前述したステップS4
に対応する通信確立指示が携帯情報端末50側から発行
されると、ステップS22において通信確立動作を行
う。通信確立後、特定パターンを携帯情報端末50に対
して送出する(ステップS23)。
【0130】その後、特定パターン認識応答の有無を監
視するループを構成する(ステップS24,S25,S
26)。ステップS26では、該ループのタイムアウト
を監視し、所定の時間経過後に応答がない場合には、図
6に示す処理動作を実行中の携帯情報端末50ではない
と認識して、本処理ルーチン全体を終了する。
【0131】有効時間内に特定パターン認識応答を受信
できた場合には、コマンドを待ち受ける(ステップS2
7)。コマンド入力データを受信後、コマンド解釈を実
行しコマンドが正当なものであるか不正なコマンドであ
るかを判断する(ステップS28,S29)。不正コマ
ンドであった場合には、応答値に不正コマンドを示す特
定の値をセットする(ステップS30)。
【0132】コマンドが正当であった場合には、補助記
憶部14に保持されているアドレス情報を読み出す。そ
して、読み出しが正常に行われた場合には、応答値に読
み出したアドレス情報をセットする(ステップS31,
S32,S33)。何らかの原因により読み出しが正常
に行われなかった場合には、応答値に読み出しエラーを
示す特定の値をセットする(ステップS34)。そし
て、ステップS35において、画像形成装置10の動作
を示す応答値を携帯情報端末50に送出する。
【0133】携帯情報端末50側では、電子メール・ア
プリケーションは、画像形成装置10から有効なアドレ
スすなわち電子メール・アドレスが返ってきた場合に
は、取得したアドレスを宛先入力欄104内に表示す
る。また、無効を示すデータが返ってきた場合には、ア
ドレス帳アプリケーションを起動して、外部記憶装置5
5などのローカルな記憶場所に保持しているアドレス情
報検索を行い、有効なアドレスを宛先入力欄104内に
表示する。
【0134】なお、上記の実施形態では、電子メール・
アプリケーションがアドレス取得処理を直接行うように
なっているが、本発明の要旨は必ずしもこれに限定され
るものではない。例えば、電子メール・アプリケーショ
ンとアドレス取得処理ルーチンとの間にアドレス帳アプ
リケーションなどを配置することは、本発明の合理的な
変形の一例となり得る。
【0135】また、携帯情報端末50が画像成形装置1
0の電子メール・アドレスを成功裏に取得できた場合、
一回の通信を行った後このアドレス情報を消去するので
はなく、例えばアドレス帳アプリケーションなどにより
携帯情報端末50内に不揮発的・継続的に保持・記憶す
ることは、本発明の合理的な変形の一例となり得る。
【0136】図6及び図7を参照しながら説明した実施
形態は、通信確立が可能であることを前提とするもので
あったが、現実には、通信確立手順を適切に経たとして
も通信確立ができない場合がある。例えば、赤外線ポー
トを有するが、独自手順による通信のみを行うような画
像形成装置の場合には、標準的なIrDA手順では通信
確立そのものができない。このような場合には、携帯情
報端末50は外部通信相手が本発明を具現化した画像形
成装置10ではないと判断できるので、図6中のステッ
プS1において通信確立できない理由を取得しするとと
もに、ステップS2において対応機種でない旨を表示部
52上で表示することによって、ユーザ・フィードバッ
クを行うようにしてもよい。
【0137】次いで、画像形成装置10が電子メールを
介してプリント・実行の指示を受信したときの処理手順
について説明する。
【0138】図8には、画像形成装置10上で電子メー
ルを処理するための手順をフローチャートの形式で示し
ている。
【0139】補助記憶部14に保持された電子メール受
信モジュールは、システム制御部11の動作により作業
用記憶部13を作業領域として用いながら、一定間隔で
電子メール受信動作を行う(ステップS41,S4
2)。
【0140】この電子メール受信動作は、電子メール受
信モジュールにプログラムされており、システム制御部
11並びにネットワーク制御部16によりネットワーク
上に設置されたメール・サーバ(図示しない)に受信メ
ールの有無を確認する動作である(周知)。
【0141】受信メールが存在する場合には、該当のメ
ールをダウンロードして(ステップS43)、作業用記
憶部13に一時的に保存する(ステップS44)。
【0142】次いで、ダウンロードしたデータすなわち
メール本体の内部を解析して(ステップS46)、画像
形成を実行するプログラム・モジュールに解析結果を引
き渡す(ステップS47)。
【0143】受信したメールに有効なデータが含まれて
いない場合には、エラー処理を行う(ステップS5
1)。
【0144】ここで、画像形成モジュールは、補助記憶
部14に保存され、作業記憶部13にロードしてシステ
ム制御部11によって実行されるプログラムであり、プ
リンタの初期化プロセスにおいて常駐する常駐プログラ
ムとして実装することができる。
【0145】画像形成モジュールは、電子メール受信モ
ジュールから引き渡されたデータを所定の手続きに従
い、有効データの画像形成を行い(ステップS48)、
画像出力部15により印刷出力する(ステップS4
9)。
【0146】印刷完了後、本処理ルーチンにおいてメー
ル・サーバからダウンロードしたデータは、作業用記憶
部13から削除され、使用していたメモリ領域が解放さ
れる(ステップS50)。
【0147】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0148】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
ユーザが携帯電話などの携帯情報端末上から画像形成装
置に対して情報出力の指示を簡易に行うことができる、
優れた画像形成装置及びその制御方法を提供することが
できる。
【0149】また、本発明によれば、ユーザが携帯電話
などの携帯情報端末上から電子メールなどの通信手段を
利用して画像形成装置に対する情報出力要求を送信する
ことができる、優れた画像形成装置及びその制御方法を
提供することができる。
【0150】また、本発明によれば、画像形成装置が自
身の電子メール・アドレスなどのアドレス情報を簡易な
手順でユーザ端末側に通知したり、あるいはユーザ端末
側が取得することができる、優れた画像形成装置及びそ
の制御方法を提供することができる。
【0151】本発明によれば、ユーザは自身が携行する
携帯電話上での単一のアクションのみで目の前にある画
像形成装置の電子メール・アドレスを取得することがで
きるので、携帯電話からの電子メールを介して画像形成
装置に対して容易且つ簡単に印刷指示を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に供される画像形成装置10の機
能構成を模式的に示したブロック図である。
【図2】情報出力サービスが提供されるネットワーク構
成を模式的に示した図である。
【図3】本発明に適用することができる携帯情報端末5
0の機能構成を模式的に示した図である。
【図4】通信制御部17及び57による通信接続を利用
して、携帯情報端末50が画像形成装置10のアドレス
情報を取得する手順を示したチャートである。
【図5】携帯情報端末50の表示部52上で提供される
電子メール作成用の画面例を示した図である。
【図6】携帯情報端末50上で実行される電子メールの
宛先選択処理手順を示したフローチャートである。
【図7】携帯情報端末50側による電子メールの宛先選
択処理に対応して画像形成装置10側が行う処理手順を
示したフローチャートである。
【図8】画像形成装置10上で電子メールを処理するた
めの手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像形成装置 11…システム制御部 12…ユーザ・インターフェース部 13…作業用記憶部 14…補助記憶部 15…画像出力部 16…ネットワーク制御部 17…通信制御部 18…通信送受部 50…携帯電話 51…システム制御部 52…表示部 53…入力部 54…主記憶部 55…外部記憶部 56…ネットワーク接続部 57…通信制御部 58…通信送受部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器からの通信を介した操作によって
    情報を画像出力する画像形成装置であって、 装置固有のアドレス情報に従ってアクセス可能な第1の
    通信手段と、 アドレス情報なしに外部機器と通信を成立させる第2の
    通信手段と、 情報を画像出力する画像出力手段と、 外部機器から前記第2の通信手段を介したアドレス要求
    に応答して、前記第1の通信手段が使用する固有のアド
    レス情報を返すアドレス情報通知手段と、 前記第1の通信手段を介した情報出力要求に応答して、
    前記画像出力手段によって該当する情報を画像出力する
    出力制御手段と、を具備することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】前記第1の通信手段は電子メール・アドレ
    スを用い、前記の装置固有のアドレス情報は電子メール
    ・アドレスであることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】前記第1の通信手段は、外部機器との情報
    通信を暗号化することを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】外部機器からの通信を介した操作によって
    情報を画像出力する画像形成装置の制御方法であって、 アドレス情報なしに外部機器と通信を成立させて、外部
    機器からのアドレス要求に応答して、該画像形成装置に
    固有のアドレス情報を返すステップと、 該固有のアドレス情報に従ったアクセスにより情報出力
    要求を受信するステップと、 該情報出力要求に基づいて画像出力するステップと、を
    具備することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 【請求項5】通信を介した操作によって画像形成装置に
    対する操作を行う情報処理端末であって、 装置固有のアドレス情報に従ってアクセス可能な第1の
    通信手段と、 アドレス情報なしに外部機器と通信を成立させる第2の
    通信手段と、 前記第2の通信手段を介して画像形成装置に固有のアド
    レス情報の取得を要求するアドレス情報取得要求手段
    と、 前記アドレス情報取得要求手段によって取得されたアド
    レス情報を用いて前記第1の通信手段を介して画像形成
    装置に対して要求を送信する情報出力要求手段と、を具
    備することを特徴とする情報処理端末。
  6. 【請求項6】前記第1の通信手段は電子メール・アドレ
    スを用い、前記の装置固有のアドレス情報は電子メール
    ・アドレスであることを特徴とする請求項5に記載の情
    報処理端末。
  7. 【請求項7】前記第1の通信手段は、画像形成装置との
    情報通信を暗号化することを特徴とする請求項5に記載
    の情報処理端末。
  8. 【請求項8】前記アドレス情報取得要求手段によるアド
    レス情報取得要求動作を付勢するためのアドレス取得ボ
    タンをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の
    情報処理端末。
  9. 【請求項9】前記アドレス取得ボタンをWebブラウザ
    上のURL(Uniform Resource Locator)リンクとして
    構成することを特徴とする請求項8に記載の情報処理端
    末。
  10. 【請求項10】前記アドレス取得ボタンを電子メール・
    アプリケーションの送信宛先選択ボタンと兼用すること
    を特徴とする請求項8に記載の情報処理端末。
  11. 【請求項11】前記アドレス取得ボタンをアドレス帳ア
    プリケーション内に装備することを特徴とする請求項8
    に記載の情報処理端末。
  12. 【請求項12】前記アドレス取得ボタンを機械的若しく
    は電気的な操作手段により装備することを特徴とする請
    求項8に記載の情報処理端末。
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