JP2002132298A - 周波数補間装置、周波数補間方法及び記録媒体 - Google Patents

周波数補間装置、周波数補間方法及び記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原信号の帯域を制限した信号を用いて得られ
る変調波から原信号に近い信号を復元し、あるいはオー
ディオ信号を高音質で復元するための周波数補間装置等
を提供することである。 【解決手段】 入力信号は、BPF(バンドパスフィル
タ)1A及び1Bに並行して供給される。BPF1Bは
入力信号のスペクトルの上限を上限とする帯域内の成分
を混合部3に送る。BPF1Aは、BPF1Bの通過帯
域に低周波側で隣接し、帯域幅がBPF1Bの通過帯域
の帯域幅に等しい帯域内の成分を混合部3に送る。混合
部3は、BPF1A及び1Bから供給された両成分を混
合する。BPF4は、混合部3が生成した信号のうち、
入力信号のスペクトルに高周波側で隣接し、帯域幅がB
PF1Bの通過帯域の帯域幅のほぼ2倍の帯域内の成分
を加算部5に送る。加算部5は、BPF4より送られた
信号を遅延部2による遅延を受けた入力信号に加算して
出力信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変調された信号
のスペクトル分布を改善する周波数補間装置及び周波数
補間方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MP3(MPEG1 audio layer 3)形式の
データの配信、及び、FM(FrequencyModulation)放
送やテレビジョン音声多重放送等の手法による音楽など
の供給が近年盛んになっている。これらの手法では、帯
域が過度に広くなることによるデータ量の増大や占有帯
域幅の広がりを避けるため、一般に、供給する対象の音
楽等のうち約15kHz以上の周波数成分が除去されて
いる。
【0003】このように、一定値以上の周波数成分が除
去された音楽等は通常、音質が悪い。そこで、除去され
た周波数成分に代わる信号を加算することが考えられ
る。このための手法としては、特開平7−93900号
公報に開示されている手法がある。特開平7−9390
0号公報に開示されている手法は、PCMディジタルオ
ーディオ信号をローパスフィルタに通して得られる出力
オーディオ信号を、当該出力信号の絶対値成分を含む信
号を乗算することにより歪みを生じさせる、という手法
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−9
3900号公報のオーディオ信号再生装置は、出力オー
ディオ信号の波形を絶対値回路等を用いて歪ませること
により高調波を発生させるに過ぎないものであって、こ
の高調波は元のオーディオ信号に含まれているものに近
似し得るものであるかは分からない。
【0005】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、原信号の帯域を制限した信号を用いて得られ
る変調波から原信号に近い信号を復元できるようにする
ための周波数補間装置及び周波数補間方法を提供するこ
とを目的とする。また、この発明は、オーディオ信号を
高音質で復元するための周波数補間装置及び周波数補間
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、この発明の第1の観点に係る周波数補間装置は、補
間される対象である被補間信号のうち第1の帯域内の成
分を抽出する第1のフィルタと、前記被補間信号のうち
第2の帯域内の成分を抽出する第2のフィルタと、前記
第1及び第2のフィルタが抽出した各前記成分を混合す
る混合部と、前記混合により得られる信号のうち第3の
帯域内の成分を抽出する第3のフィルタと、前記第3の
フィルタが抽出した前記第3の帯域内の成分及び前記被
補間信号の和を表す出力信号を生成する加算部と、を備
える、ことを特徴とする。
【0007】このような周波数補間装置によれば、被補
間信号を構成する成分又はその高調波成分同士の和又は
差にあたる成分が被補間信号に追加され、帯域が拡張さ
れる。追加された成分は、被補間信号の一部分の高調波
成分とみなし得るので、被補間信号が帯域を制限された
信号である場合、帯域が拡張された後の被補間信号は、
帯域が制限される前の原信号に近いものとなる。従っ
て、被補間信号がオーディオ信号を表すものであれば、
帯域が拡張された後の被補間信号を用いてオーディオ信
号を復元することにより、オーディオ信号が高音質で復
元される。
【0008】前記第1の帯域が占める帯域幅は、前記第
2の帯域が占める帯域幅に実質的に等しく、前記第1の
帯域の上限は前記第2の帯域の下限に実質的に等しく、
前記第2の帯域の上限は被補間信号のスペクトルの分布
の上限に実質的に等しく、前記第3の帯域の下限は前記
第2の帯域の上限に実質的に等しく、前記第3の帯域が
占める帯域幅は、前記第1の帯域が占める帯域幅の2倍
に実質的に等しいものであれば、入力被補間信号に追加
される成分は、被補間信号の一部分の高調波成分に特に
よく近似し得る可能性が高い。また、入力被補間信号に
追加される成分のスペクトルは、被補間信号のスペクト
ルと、高周波側で隙間なく隣接するものとなる。従っ
て、帯域が拡張された後の被補間信号は、帯域が制限さ
れる前の原信号により近いものとなる。
【0009】前記第1のフィルタは、自己に供給される
指示に応答して、前記第1の帯域の上限及び下限を変化
させる手段を備え、前記第2のフィルタは、自己に供給
される指示に応答して、前記第2の帯域の上限及び下限
を変化させる手段を備え、前記第3のフィルタは、自己
に供給される指示に応答して、前記第3の帯域の上限及
び下限を変化させる手段を備えていてもよい。この場
合、前記周波数補間装置は、前記被補間信号を取得し
て、取得した当該被補間信号のスペクトルの分布の上限
を特定し、特定した結果に基づいて、前記第1乃至第3
の帯域の上限及び下限を決定し、前記第1のフィルタ
に、前記第1の帯域の上限及び下限を自己が決定した値
とする指示を供給し、前記第2のフィルタに、前記第2
の帯域の上限及び下限を自己が決定した値とする指示を
供給し、前記第3のフィルタに、前記第3の帯域の上限
及び下限を自己が決定した値とする指示を供給する解析
手段を備えることにより、第1乃至第3のフィルタの通
過帯域を自ら最適化する。
【0010】前記周波数補間装置は、前記被補間信号の
スペクトルの包絡線を表す包絡線情報を抽出し、前記第
3のフィルタが抽出した成分を取得し、取得した当該成
分のスペクトルの強度が前記包絡線情報が示す包絡線に
より表される強度に実質的に等しくなるように当該成分
をフィルタリングして前記加算部に供給するイコライズ
手段を備え、前記加算部は、前記イコライズ手段がフィ
ルタリングした前記第3の帯域内の成分及び前記被補間
信号の和を表す出力信号を生成するものとしてもよい。
このような構成を有することにより、前記周波数補間装
置は、被補間信号に追加されるべき成分を、被補間信号
のスペクトルの包絡線に沿うようにして被補間信号に追
加する。従って、帯域が拡張された後の被補間信号は、
帯域が制限される前の原信号により近いものとなる。
【0011】前記加算部は、前記第3の帯域内の成分と
実質的に同相になるように前記被補間信号を遅延させる
遅延部を備え、前記第3の帯域内の成分及び前記遅延部
が遅延させた前記被補間信号の和を表す前記出力信号を
生成するものであれば、第1乃至第3のフィルタ及び混
合部のうちいずれかが信号の遅延を発生させるものであ
っても、加算部が正確に被補間信号の帯域の拡張を行
う。
【0012】また、この発明の第2の観点に係る周波数
補間方法は、補間される対象である被補間信号のうち第
1の帯域内の成分を抽出し、前記被補間信号のうち第2
の帯域内の成分を抽出し、抽出された前記第1及び第2
の帯域内の各成分を混合し、前記混合により得られる信
号のうち第3の帯域内の成分を抽出し、抽出された前記
第3の帯域内の成分及び前記被補間信号の和を表す出力
信号を生成する、ことを特徴とする。
【0013】このような周波数補間方法によれば、被補
間信号を構成する成分又はその高調波成分同士の和又は
差にあたる成分が被補間信号に追加され、帯域が拡張さ
れる。追加された成分は、被補間信号の一部分の高調波
成分とみなし得るので、被補間信号が帯域を制限された
信号である場合、帯域が拡張された後の被補間信号は、
帯域が制限される前の原信号に近いものとなる。従っ
て、被補間信号がオーディオ信号を表すものであれば、
帯域が拡張された後の被補間信号を用いてオーディオ信
号を復元することにより、オーディオ信号が高音質で復
元される。
【0014】前記第1の帯域が占める帯域幅は、前記第
2の帯域が占める帯域幅に実質的に等しく、前記第1の
帯域の上限は前記第2の帯域の下限に実質的に等しく、
前記第2の帯域の上限は被補間信号のスペクトルの分布
の上限に実質的に等しく、前記第3の帯域の下限は前記
第2の帯域の上限に実質的に等しく、前記第3の帯域が
占める帯域幅は、前記第1の帯域が占める帯域幅の2倍
に実質的に等しいものであれば、入力被補間信号に追加
される成分は、被補間信号の一部分の高調波成分に特に
よく近似し得る可能性が高い。また、入力被補間信号に
追加される成分のスペクトルは、被補間信号のスペクト
ルと、高周波側で隙間なく隣接するものとなる。従っ
て、帯域が拡張された後の被補間信号は、帯域が制限さ
れる前の原信号により近いものとなる。
【0015】前記被補間信号を取得して、取得した当該
被補間信号のスペクトルの分布の上限を特定し、特定し
た結果に基づいて、前記第1乃至第3の帯域の上限及び
下限を決定し、決定結果に従って、前記第1乃至第3の
帯域の上限及び下限を変化させるものとすれば、第1乃
至第3の帯域が最適化される。
【0016】前記被補間信号のスペクトルの包絡線を表
す包絡線情報を抽出し、前記第3のフィルタが抽出した
成分を取得し、取得した当該成分のスペクトルの強度が
前記包絡線情報が示す包絡線により表される強度に実質
的に等しくなるように当該成分をフィルタリングし、フ
ィルタリングした前記第3の帯域内の成分及び前記被補
間信号の和を表す出力信号を生成するようにしてもよ
い。こうすることにより、被補間信号に追加されるべき
成分は、被補間信号のスペクトルの包絡線に沿うように
して被補間信号に追加される。従って、帯域が拡張され
た後の被補間信号は、帯域が制限される前の原信号によ
り近いものとなる。
【0017】前記第3の帯域内の成分と実質的に同相に
なるように前記被補間信号を遅延させ、前記第3の帯域
内の成分及び遅延させた前記被補間信号の和を表す前記
出力信号を生成するようにすれば、第1乃至第3の帯域
内の成分の抽出や第1及び第2の帯域内の各成分の混合
の工程で信号の遅延が発生する場合であっても、被補間
信号の帯域の拡張が正確に行われる。
【0018】また、この発明の第3の観点に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、補
間される対象である被補間信号のうち第1の帯域内の成
分を抽出する第1のフィルタと、前記被補間信号のうち
第2の帯域内の成分を抽出する第2のフィルタと、前記
第1及び第2のフィルタが抽出した各前記成分を混合す
る混合部と、前記混合により得られる信号のうち第3の
帯域内の成分を抽出する第3のフィルタと、前記第3の
フィルタが抽出した前記第3の帯域内の成分及び前記被
補間信号の和を表す出力信号を生成する加算部と、して
機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0019】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを実行するコンピュータは、被補間信号を構成する成
分又はその高調波成分同士の和又は差にあたる成分を被
補間信号に追加し、被補間信号の帯域を拡張する。追加
された成分は、被補間信号の一部分の高調波成分とみな
し得るので、被補間信号が帯域を制限された信号である
場合、帯域が拡張された後の被補間信号は、帯域が制限
される前の原信号に近いものとなる。従って、被補間信
号がオーディオ信号を表すものであれば、帯域が拡張さ
れた後の被補間信号を用いてオーディオ信号を復元する
ことにより、オーディオ信号が高音質で復元される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る周波数補間装置を、周波数補間器
を例として説明する。
【0021】図1は、この発明の実施の形態に係る周波
数補間器の構成を示す図である。図示するように、この
周波数補間器は、BPF(バンドパスフィルタ)1A、
1B及び4と、遅延部2と、混合部3と、加算部5とよ
り構成されている。
【0022】BPF1A及び1Bは、いずれも、この周
波数補間器により周波数の補間を受ける対象の信号(入
力信号)を同時に供給される。そして、各々、自己に供
給された信号のうち、各自に固有の通過帯域内の成分を
通過させ混合部3へと供給し、他の成分を実質的に遮断
する。
【0023】なお、入力信号は音声等を表す信号からな
る。入力信号が表す音声等のスペクトル分布は、例え
ば、元の音声等のうち一定値以上(例えば、14kHz
以上)の周波数成分が除去されたものに相当するものと
する。
【0024】BPF1A及び1Bの通過帯域の範囲は、
図2に示すように、(1) BPF1Aの通過帯域(図
2において「BA」として示す帯域)の上限の周波数
が、BPF1Bの通過帯域(図2において「BB」とし
て示す帯域)の下限の周波数にほぼ等しく、(2) B
PF1Aの通過帯域の幅が、周波数の補間を施すことに
よって入力信号に追加される成分が占める帯域(図2に
おいて「Badd」として示す帯域)の帯域幅の2分の
1にほぼ等しく、(3) BPF1Bの通過帯域の上限
の周波数が、入力信号が占める帯域(図2において「B
in」として示す帯域)の上限の周波数にほぼ等しく、
(4) BPF1Bの通過帯域の幅が、BPF1Aの通
過帯域の幅にほぼ等しい、という関係にある。
【0025】すなわち、BPF1Aの通過帯域の下限の
周波数をfAL、BPF1Aの通過帯域の上限の周波数
をfAH、BPF1Bの通過帯域の下限の周波数をf
BL、BPF1Bの通過帯域の上限の周波数をfBH
入力信号が占める帯域の上限をfIN、周波数の補間に
より入力信号に追加される成分が占める帯域幅をwとす
ると、fAL、fAH、fBL、fBH、fIN、及び
wの各値の間には数式1〜数式3に示す関係がある。
【0026】
【数1】fAH=fBL
【数2】fBH=fIN
【数3】 (fAH−fAL)=(fBH−fBL)=(w/2)
【0027】遅延部2は、BPF1A及び1Bに供給さ
れたものと同一の入力信号を、BPF1A及び1Bと同
時に供給される。そして、自己に供給された信号を遅延
させて加算部5に供給する。遅延部2が信号を遅延させ
る時間の長さは、BPF1A及び1Bに供給された信号
の成分が混合部3及びBPF4を経て加算部5に供給さ
れるまでに経過する時間の長さに実質的に等しいものと
する。また、遅延部2から加算部5に供給される遅延さ
れた入力信号の位相と、BPF4から加算部5に供給さ
れる信号の位相とは、加算部5に同時に供給されるもの
同士の間では、実質的に同相であるものとする。
【0028】混合部3は、BPF1A及び1Bより供給
された成分を互いに混合することにより、BPF1Aを
通過した成分又はその高調波とBPF1Bを通過した成
分又はその高調波との積を表す信号を生成し、生成した
信号をBPF4に供給する。
【0029】BPF4は、混合部3より供給された成分
のうち、周波数の下限がfINで周波数の上限が(f
IN+w)である帯域を占める成分を通過させ加算部5
に供給し、他の成分を実質的に遮断する。
【0030】加算部5は、遅延部2から自己に供給され
る遅延された入力信号とBPF4から供給される成分と
の和を表す信号を生成し、この周波数補間器の出力信号
として出力する。
【0031】周波数の補間を施された後の入力信号(す
なわち出力信号)は、BPF1Aを通過した入力信号の
成分又はその高調波とBPF1Bを通過した入力信号の
成分又はその高調波との積のうち、周波数の下限がf
INで周波数の上限が(fIN+w)である帯域を占め
る成分を、入力信号に追加して得られる信号より構成さ
れる。入力信号に追加された成分は、入力信号の一部の
高調波成分より構成されるので、入力信号が帯域を制限
された信号である場合、出力信号は、帯域が制限される
前の入力信号に近いものとなる。
【0032】なお、この周波数補間器の構成は上述のも
のに限られない。例えば、BPF1A、BPF1B、遅
延部2、混合部3、BPF4及び加算部5の機能の一部
又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)やC
PU(Central Processing Unit)が行ってもよい。
【0033】また、fAL、fAH、fBL、fBH
IN、及びwの各値は、必ずしも数式1〜数式3に示
す関係を有する必要はない。しかし、これらの各値が数
式1〜数式3に示す関係を有する場合、BPF1A及び
1Bを通過する入力信号の成分は、入力信号自体の一部
分の高調波成分とみなしうる可能性が高い。また、BP
F4を通過する成分のスペクトルは、入力信号のスペク
トルに、高周波側で隙間なく隣接するものとなる。従っ
て、入力信号が、帯域を制限されたオーディオ信号を表
すものである場合、出力信号は、帯域が制限される前の
入力信号により近いものとなる。
【0034】また、BPF1A、1B及び4は、各自に
供給される指示に従って各自の通過帯域を公知の手法に
より変化させるものであってもよい。そして、この周波
数補間器は、BPF1A、1B及び4に、各々の通過帯
域を変化させる指示を供給する制御部を備えていてもよ
い。
【0035】この制御部は、例えば、フーリエ変換部及
び解析部からなるものとし、いずれも、例えばDSPあ
るいはCPU等より構成されるものとする。フーリエ変
換部は、入力信号を取得してフーリエ変換し、フーリエ
変換の結果得られるスペクトルを表す信号を生成するも
のとする。解析部は、フーリエ変換部が生成した信号が
示すスペクトルの成分のうち最も周波数が高い成分を特
定し、特定したスペクトルの周波数を上述のfINの値
として決定する。次に、解析部は、決定したfINの値
と、入力信号に追加する成分の周波数の上限を示す所定
値とに基づき、上述のwの値を決定し、決定したfIN
及びwの値に基づき、更にfAL、fAH、fBL及び
BHの値を決定する。そして、決定したf 及びf
AHの値がBPF1Aの通過帯域の下限及び上限となる
よう通過帯域を変化させる指示を、BPF1Aに供給す
る。BPF1Bには、決定したfBL及びfBHの値が
BPF1Bの通過帯域の下限及び上限となるように通過
帯域を変化させる指示を供給する。BPF4には、決定
したfIN及び(fIN+w)の値がBPF4の通過帯
域の下限及び上限となるように通過帯域を変化させる指
示を供給する。
【0036】また、この周波数補間器は、入力信号に追
加する成分のスペクトルの強度を、入力信号のスペクト
ルの包絡線に外挿することにより決定するようにしても
よい。具体的には、例えば、この周波数補間器はイコラ
イザを備え、このイコライザは、BPF4が加算部5に
供給すべき成分を、自己に供給される信号が示す周波数
特性に合致するようにフィルタリングしてから加算部5
に供給するものとする。一方、上述の解析部は、上述の
フーリエ変換部が生成した信号に基づき回帰計算の処理
を行うことにより、入力信号のスペクトルの包絡線をな
す関数を特定し、特定した関数に基づき、下限の周波数
がfINで上限の周波数が(fIN+w)である帯域内
の出力信号の周波数特性を決定する。そして、決定結果
を示す信号を上述のイコライザに供給するものとする。
【0037】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明にかかる周波数補間装置は、専用のシステ
ムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現
可能である。例えば、パーソナルコンピュータやマイク
ロコンピュータに上述のBPF1A、1B及び4や、遅
延部2や、混合部3や、加算部5や、制御部や、イコラ
イザの動作を実行するためのプログラムを格納した媒体
(CD−ROM、MO、フロッピー(登録商標)ディス
ク等)から該プログラムをインストールすることによ
り、上述の処理を実行する周波数補間器を構成すること
ができる。
【0038】また、例えば、通信回線の掲示板(BB
S)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して
配信してもよく、また、該プログラムを表す信号により
搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、この変調波
を受信した装置が変調波を復調して該プログラムを復元
するようにしてもよい。そして、このプログラムを起動
し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラム
と同様に実行することにより、上述の処理を実行するこ
とができる。
【0039】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞ
いたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発
明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各
機能又はステップを実行するためのプログラムが格納さ
れているものとする。
【0040】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明によれ
ば、原信号の帯域を制限した信号を用いて得られる変調
波から原信号に近い信号を復元できるようにするための
周波数補間装置及び周波数補間方法が実現される。ま
た、この発明によれば、オーディオ信号を高音質で復元
するための周波数補間装置及び周波数補間方法が実現さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る周波数補間器の構
成を示す図である。
【図2】入力信号及び入力信号に追加される成分が占め
る帯域と、BPFの通過帯域とを示すグラフである。
【符号の説明】
1A、1B、4 BPF 2 遅延部 3 混合部 5 加算部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補間される対象である被補間信号のうち第
    1の帯域内の成分を抽出する第1のフィルタと、 前記被補間信号のうち第2の帯域内の成分を抽出する第
    2のフィルタと、 前記第1及び第2のフィルタが抽出した各前記成分を混
    合する混合部と、 前記混合により得られる信号のうち第3の帯域内の成分
    を抽出する第3のフィルタと、 前記第3のフィルタが抽出した前記第3の帯域内の成分
    及び前記被補間信号の和を表す出力信号を生成する加算
    部と、を備える、 ことを特徴とする周波数補間装置。
  2. 【請求項2】前記第1の帯域が占める帯域幅は、前記第
    2の帯域が占める帯域幅に実質的に等しく、 前記第1の帯域の上限は前記第2の帯域の下限に実質的
    に等しく、 前記第2の帯域の上限は被補間信号のスペクトルの分布
    の上限に実質的に等しく、 前記第3の帯域の下限は前記第2の帯域の上限に実質的
    に等しく、 前記第3の帯域が占める帯域幅は、前記第1の帯域が占
    める帯域幅の2倍に実質的に等しい、 ことを特徴とする請求項1に記載の周波数補間装置。
  3. 【請求項3】前記第1のフィルタは、自己に供給される
    指示に応答して、前記第1の帯域の上限及び下限を変化
    させる手段を備え、 前記第2のフィルタは、自己に供給される指示に応答し
    て、前記第2の帯域の上限及び下限を変化させる手段を
    備え、 前記第3のフィルタは、自己に供給される指示に応答し
    て、前記第3の帯域の上限及び下限を変化させる手段を
    備え、 前記被補間信号を取得して、取得した当該被補間信号の
    スペクトルの分布の上限を特定し、特定した結果に基づ
    いて、前記第1乃至第3の帯域の上限及び下限を決定
    し、前記第1のフィルタに、前記第1の帯域の上限及び
    下限を自己が決定した値とする指示を供給し、前記第2
    のフィルタに、前記第2の帯域の上限及び下限を自己が
    決定した値とする指示を供給し、前記第3のフィルタ
    に、前記第3の帯域の上限及び下限を自己が決定した値
    とする指示を供給する解析手段を備える、 ことを特徴とする請求項2に記載の周波数補間装置。
  4. 【請求項4】前記被補間信号のスペクトルの包絡線を表
    す包絡線情報を抽出し、前記第3のフィルタが抽出した
    成分を取得し、取得した当該成分のスペクトルの強度が
    前記包絡線情報が示す包絡線により表される強度に実質
    的に等しくなるように当該成分をフィルタリングして前
    記加算部に供給するイコライズ手段を備え、 前記加算部は、前記イコライズ手段がフィルタリングし
    た前記第3の帯域内の成分及び前記被補間信号の和を表
    す出力信号を生成するものである、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の周波数補
    間装置。
  5. 【請求項5】前記加算部は、前記第3の帯域内の成分と
    実質的に同相になるように前記被補間信号を遅延させる
    遅延部を備え、前記第3の帯域内の成分及び前記遅延部
    が遅延させた前記被補間信号の和を表す前記出力信号を
    生成する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の周波数補間装置。
  6. 【請求項6】補間される対象である被補間信号のうち第
    1の帯域内の成分を抽出し、 前記被補間信号のうち第2の帯域内の成分を抽出し、 抽出された前記第1及び第2の帯域内の各成分を混合
    し、 前記混合により得られる信号のうち第3の帯域内の成分
    を抽出し、 抽出された前記第3の帯域内の成分及び前記被補間信号
    の和を表す出力信号を生成する、 ことを特徴とする周波数補間方法。
  7. 【請求項7】前記第1の帯域が占める帯域幅は、前記第
    2の帯域が占める帯域幅に実質的に等しく、 前記第1の帯域の上限は前記第2の帯域の下限に実質的
    に等しく、 前記第2の帯域の上限は被補間信号のスペクトルの分布
    の上限に実質的に等しく、 前記第3の帯域の下限は前記第2の帯域の上限に実質的
    に等しく、 前記第3の帯域が占める帯域幅は、前記第1の帯域が占
    める帯域幅の2倍に実質的に等しい、 ことを特徴とする請求項6に記載の周波数補間方法。
  8. 【請求項8】前記被補間信号を取得して、取得した当該
    被補間信号のスペクトルの分布の上限を特定し、特定し
    た結果に基づいて、前記第1乃至第3の帯域の上限及び
    下限を決定し、決定結果に従って、前記第1乃至第3の
    帯域の上限及び下限を変化させる、 ことを特徴とする請求項7に記載の周波数補間方法。
  9. 【請求項9】前記被補間信号のスペクトルの包絡線を表
    す包絡線情報を抽出し、前記第3のフィルタが抽出した
    成分を取得し、取得した当該成分のスペクトルの強度が
    前記包絡線情報が示す包絡線により表される強度に実質
    的に等しくなるように当該成分をフィルタリングし、 フィルタリングした前記第3の帯域内の成分及び前記被
    補間信号の和を表す出力信号を生成する、 ことを特徴とする請求項6、7又は8に記載の周波数補
    間方法。
  10. 【請求項10】前記第3の帯域内の成分と実質的に同相
    になるように前記被補間信号を遅延させ、前記第3の帯
    域内の成分及び遅延させた前記被補間信号の和を表す前
    記出力信号を生成する、 ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載
    の周波数補間方法。
  11. 【請求項11】コンピュータを、 補間される対象である被補間信号のうち第1の帯域内の
    成分を抽出する第1のフィルタと、 前記被補間信号のうち第2の帯域内の成分を抽出する第
    2のフィルタと、 前記第1及び第2のフィルタが抽出した各前記成分を混
    合する混合部と、 前記混合により得られる信号のうち第3の帯域内の成分
    を抽出する第3のフィルタと、 前記第3のフィルタが抽出した前記第3の帯域内の成分
    及び前記被補間信号の和を表す出力信号を生成する加算
    部と、 して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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