JPH09266433A - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
- Publication number
- JPH09266433A JPH09266433A JP8073537A JP7353796A JPH09266433A JP H09266433 A JPH09266433 A JP H09266433A JP 8073537 A JP8073537 A JP 8073537A JP 7353796 A JP7353796 A JP 7353796A JP H09266433 A JPH09266433 A JP H09266433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- sampling frequency
- signal
- signal processing
- dsp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のサンプリング周波数のディジタル信号
を処理することができる信号処理装置において、記憶容
量の増大を抑えながら、サンプリング周波数の違いによ
る処理能力の差を有効に利用できる信号処理装置を提供
する。 【解決手段】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段を含むディジタル
オーディオインターフェイスレシーバ102と、複数の
処理ブロックからなる処理プログラムにより前記ディジ
タル信号を処理する信号処理手段としてのディジタルシ
グナルプロセッサ103と、前記サンプリング周波数検
出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記信号
処理手段が実行する処理ブロックを選択する制御手段と
してのマイコン105とを備える。
を処理することができる信号処理装置において、記憶容
量の増大を抑えながら、サンプリング周波数の違いによ
る処理能力の差を有効に利用できる信号処理装置を提供
する。 【解決手段】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段を含むディジタル
オーディオインターフェイスレシーバ102と、複数の
処理ブロックからなる処理プログラムにより前記ディジ
タル信号を処理する信号処理手段としてのディジタルシ
グナルプロセッサ103と、前記サンプリング周波数検
出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記信号
処理手段が実行する処理ブロックを選択する制御手段と
してのマイコン105とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサンプリン
グ周波数のディジタル信号を処理することができる信号
処理装置に関するものである。
グ周波数のディジタル信号を処理することができる信号
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CDプレーヤ、DAT、BS放送
受信機、LDプレーヤ、MDレコーダなどのディジタル
オーディオ装置が普及してきている。これらの機器の普
及に伴い、ディジタル信号を処理する信号処理装置が開
発されている。このような信号処理装置では、主にディ
ジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと呼ぶ)を用
いて実現されるディジタルフィルタによって、音質調整
(バス、トレブル、グラフィックイコライザなど)や音
響効果(残響音、反射音、音程変換など)の付加などを
行う。
受信機、LDプレーヤ、MDレコーダなどのディジタル
オーディオ装置が普及してきている。これらの機器の普
及に伴い、ディジタル信号を処理する信号処理装置が開
発されている。このような信号処理装置では、主にディ
ジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと呼ぶ)を用
いて実現されるディジタルフィルタによって、音質調整
(バス、トレブル、グラフィックイコライザなど)や音
響効果(残響音、反射音、音程変換など)の付加などを
行う。
【0003】民生用ディジタルオーディオに用いられる
ディジタル信号のサンプリング周波数は、主に48[k
Hz]、44.1[kHz]、32[kHz]の3種類
であるが、信号処理装置はこれら3種類のサンプリング
周波数のディジタル信号に対応する必要がある。このた
め、サンプリング周波数に応じてディジタルフィルタの
係数を変更することが行われている。この技術は、たと
えば実開昭63−23824号公報「ディジタルフィル
タ回路装置」などで開示されている。
ディジタル信号のサンプリング周波数は、主に48[k
Hz]、44.1[kHz]、32[kHz]の3種類
であるが、信号処理装置はこれら3種類のサンプリング
周波数のディジタル信号に対応する必要がある。このた
め、サンプリング周波数に応じてディジタルフィルタの
係数を変更することが行われている。この技術は、たと
えば実開昭63−23824号公報「ディジタルフィル
タ回路装置」などで開示されている。
【0004】ところで、DSPの動作クロックが周波数
一定の振動子から供給されているような場合、ディジタ
ル信号のサンプリング周波数が変化するとDSPの処理
能力も変化する。たとえば、DSPの処理が80[n
s]/ステップとすれば、サンプリング周波数44.1
[kHz]の信号の場合、1サンプリング周期内の最大
処理ステップ数は283ステップであるが、48[kH
z]であれば260ステップとなる。
一定の振動子から供給されているような場合、ディジタ
ル信号のサンプリング周波数が変化するとDSPの処理
能力も変化する。たとえば、DSPの処理が80[n
s]/ステップとすれば、サンプリング周波数44.1
[kHz]の信号の場合、1サンプリング周期内の最大
処理ステップ数は283ステップであるが、48[kH
z]であれば260ステップとなる。
【0005】このようなサンプリング周波数の違いによ
る処理能力の差を有効に利用する方法として、サンプリ
ング周波数ごとに専用の処理プログラムを用いる方法が
特公平7−101834号公報「ディジタル信号処理装
置」に開示されている。以下、従来の信号処理装置につ
いて説明する。
る処理能力の差を有効に利用する方法として、サンプリ
ング周波数ごとに専用の処理プログラムを用いる方法が
特公平7−101834号公報「ディジタル信号処理装
置」に開示されている。以下、従来の信号処理装置につ
いて説明する。
【0006】図5は従来の信号処理装置の構成を示すブ
ロック図である。図5において、51はディジタル信号
入力端子、52は入力されたディジタル信号のサンプリ
ング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段、5
3はディジタル信号を入力し、サンプリング周波数検出
手段52が検出したサンプリング周波数に応じたプログ
ラムにより信号処理を行い出力するDSP、54はDS
P53からのディジタル信号の出力端子である。
ロック図である。図5において、51はディジタル信号
入力端子、52は入力されたディジタル信号のサンプリ
ング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段、5
3はディジタル信号を入力し、サンプリング周波数検出
手段52が検出したサンプリング周波数に応じたプログ
ラムにより信号処理を行い出力するDSP、54はDS
P53からのディジタル信号の出力端子である。
【0007】以上のように構成された従来の信号処理装
置について、以下その動作を説明する。
置について、以下その動作を説明する。
【0008】まず、ディジタル信号が、ディジタル信号
入力端子51から入力される。入力されたディジタル信
号のサンプリング周波数は、サンプリング周波数検出手
段52で検出される。また、ディジタル信号はDSP5
3にも入力される。DSP53には複数のサンプリング
周波数に対応できるように、それぞれのサンプリング周
波数用の処理プログラムを持ち、サンプリング周波数検
出手段52で検出されたサンプリング周波数に応じた処
理プログラムを選択し、その処理プログラムに従い信号
処理を行う。DSP53で処理された信号は出力端子5
4から出力される。
入力端子51から入力される。入力されたディジタル信
号のサンプリング周波数は、サンプリング周波数検出手
段52で検出される。また、ディジタル信号はDSP5
3にも入力される。DSP53には複数のサンプリング
周波数に対応できるように、それぞれのサンプリング周
波数用の処理プログラムを持ち、サンプリング周波数検
出手段52で検出されたサンプリング周波数に応じた処
理プログラムを選択し、その処理プログラムに従い信号
処理を行う。DSP53で処理された信号は出力端子5
4から出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
従来の構成では、それぞれのサンプリング周波数に応じ
た処理プログラムを持たなければならず、DSP内に必
要とする記憶容量が増大するという問題点がある。DS
P処理プログラム1つのデータ量は、たとえば、1kバ
イト(プログラム長:256語、4バイト/語)程度と
なる。3種類のサンプリング周波数に対応するためには
3kバイトの記憶容量が必要となる。さらに、音楽モー
ド(音場制御、音質調整など)、AVモード(マルチチ
ャンネルサラウンドなど)、カラオケモード(ボイスキ
ャンセル、キーコントロール、エコーなど)など、各種
処理モードに対応すると、プログラム容量は一層増加す
る。プログラムの格納場所が、DSPに内蔵されたプロ
グラム用マスクROMである場合、ROM容量は1k語
程度に限定されることが多く、多数のDSPプログラム
を格納する事は困難である。
従来の構成では、それぞれのサンプリング周波数に応じ
た処理プログラムを持たなければならず、DSP内に必
要とする記憶容量が増大するという問題点がある。DS
P処理プログラム1つのデータ量は、たとえば、1kバ
イト(プログラム長:256語、4バイト/語)程度と
なる。3種類のサンプリング周波数に対応するためには
3kバイトの記憶容量が必要となる。さらに、音楽モー
ド(音場制御、音質調整など)、AVモード(マルチチ
ャンネルサラウンドなど)、カラオケモード(ボイスキ
ャンセル、キーコントロール、エコーなど)など、各種
処理モードに対応すると、プログラム容量は一層増加す
る。プログラムの格納場所が、DSPに内蔵されたプロ
グラム用マスクROMである場合、ROM容量は1k語
程度に限定されることが多く、多数のDSPプログラム
を格納する事は困難である。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するもので、
DSP内での記憶容量の増大を抑えながら、サンプリン
グ周波数の違いによる処理能力の差を有効に利用できる
信号処理装置を提供することを目的とする。
DSP内での記憶容量の増大を抑えながら、サンプリン
グ周波数の違いによる処理能力の差を有効に利用できる
信号処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明の信号処理装置は、ディジタル信号のサンプ
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムによ
り、ディジタル信号を処理する信号処理手段と、サンプ
リング周波数検出手段が検出するサンプリング周波数に
応じて、信号処理手段が実行する処理ブロックを選択す
る制御手段とを備える。
め、本発明の信号処理装置は、ディジタル信号のサンプ
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムによ
り、ディジタル信号を処理する信号処理手段と、サンプ
リング周波数検出手段が検出するサンプリング周波数に
応じて、信号処理手段が実行する処理ブロックを選択す
る制御手段とを備える。
【0012】これにより、処理プログラム用の記憶容量
の増大を抑えながら、サンプリング周波数の違いによる
処理能力の差を有効に利用可能な信号処理装置が得られ
る。
の増大を抑えながら、サンプリング周波数の違いによる
処理能力の差を有効に利用可能な信号処理装置が得られ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、ディジタル信号のサン
プリング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記サ
ンプリング周波数検出手段が検出するサンプリング周波
数に応じて前記信号処理手段が実行する処理ブロックを
選択する制御手段とを備えている。
プリング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記サ
ンプリング周波数検出手段が検出するサンプリング周波
数に応じて前記信号処理手段が実行する処理ブロックを
選択する制御手段とを備えている。
【0014】また、本発明は、ディジタル信号のサンプ
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記サ
ンプリング周波数検出手段が検出するサンプリング周波
数に応じて前記信号処理手段が実行するそれぞれの処理
ブロックの処理回数を制御する制御手段とを備えてい
る。
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記サ
ンプリング周波数検出手段が検出するサンプリング周波
数に応じて前記信号処理手段が実行するそれぞれの処理
ブロックの処理回数を制御する制御手段とを備えてい
る。
【0015】また、本発明は、ディジタル信号のサンプ
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムを複数
個持ち、その内の1つのプログラムにより前記ディジタ
ル信号を処理する信号処理手段と、制御情報に応じて前
記信号処理手段のプログラムを選択し、前記サンプリン
グ周波数検出手段が検出するサンプリング周波数に応じ
て前記信号処理手段が実行する処理ブロックを選択する
制御手段とを備えている。
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムを複数
個持ち、その内の1つのプログラムにより前記ディジタ
ル信号を処理する信号処理手段と、制御情報に応じて前
記信号処理手段のプログラムを選択し、前記サンプリン
グ周波数検出手段が検出するサンプリング周波数に応じ
て前記信号処理手段が実行する処理ブロックを選択する
制御手段とを備えている。
【0016】また、本発明は、ディジタル信号のサンプ
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムを複数
個持ち、その内の1つのプログラムにより前記ディジタ
ル信号を処理する信号処理手段と、制御情報に応じて前
記信号処理手段のプログラムを選択し、前記サンプリン
グ周波数検出手段が検出するサンプリング周波数に応じ
て前記信号処理手段が実行する処理ブロックの実行回数
を制御する制御手段とを備えている。
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムを複数
個持ち、その内の1つのプログラムにより前記ディジタ
ル信号を処理する信号処理手段と、制御情報に応じて前
記信号処理手段のプログラムを選択し、前記サンプリン
グ周波数検出手段が検出するサンプリング周波数に応じ
て前記信号処理手段が実行する処理ブロックの実行回数
を制御する制御手段とを備えている。
【0017】また、本発明は、ディジタル信号のサンプ
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記信
号処理手段用の複数のプログラムを持ち、制御情報に応
じて前記信号処理手段のプログラムの1つを選択して信
号処理手段へ送るとともに、前記サンプリング周波数検
出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記信号
処理手段が実行する処理ブロックを選択する制御手段と
を備えている。
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記信
号処理手段用の複数のプログラムを持ち、制御情報に応
じて前記信号処理手段のプログラムの1つを選択して信
号処理手段へ送るとともに、前記サンプリング周波数検
出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記信号
処理手段が実行する処理ブロックを選択する制御手段と
を備えている。
【0018】また、本発明は、ディジタル信号のサンプ
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記信
号処理手段用の複数のプログラムを持ち、制御情報に応
じて前記信号処理手段のプログラムの1つを選択して信
号処理手段へ送るとともに、前記サンプリング周波数検
出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記信号
処理手段が実行するそれぞれの処理ブロックの実行回数
を制御する制御手段とを備えている。
リング周波数を検出するサンプリング周波数検出手段
と、複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより
前記ディジタル信号を処理する信号処理手段と、前記信
号処理手段用の複数のプログラムを持ち、制御情報に応
じて前記信号処理手段のプログラムの1つを選択して信
号処理手段へ送るとともに、前記サンプリング周波数検
出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記信号
処理手段が実行するそれぞれの処理ブロックの実行回数
を制御する制御手段とを備えている。
【0019】以上のような構成により、サンプリング周
波数検出手段により検出されたサンプリング周波数に応
じて、制御手段が信号処理手段の処理内容を制御し、そ
れぞれのサンプリング周波数で処理できる最大ステップ
数以下の処理を、処理プログラムの入れ替え無しに実行
できる。
波数検出手段により検出されたサンプリング周波数に応
じて、制御手段が信号処理手段の処理内容を制御し、そ
れぞれのサンプリング周波数で処理できる最大ステップ
数以下の処理を、処理プログラムの入れ替え無しに実行
できる。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に
おける信号処理装置の構成を示すブロック図である。
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に
おける信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【0021】図1において、101は信号入力端子、1
02はディジタルオーディオインターフェイスレシーバ
(以下、DIRと呼ぶ)、103はDIR102からの
データを処理するディジタルシグナルプロセッサ(以
下、DSPと呼ぶ)、104は動作モードなどの制御情
報が入力される制御情報入力端子、105はDIR10
2からのサンプリング周波数情報、および、制御情報に
応じてDSP103を制御するマイコン、106はDS
P103で処理されたデータを出力する出力端子であ
る。なお、DIR102には、入力信号のサンプリング
周波数検出手段が含まれる。また、マイコン105は制
御手段、DSP103は信号処理手段の一形態である。
02はディジタルオーディオインターフェイスレシーバ
(以下、DIRと呼ぶ)、103はDIR102からの
データを処理するディジタルシグナルプロセッサ(以
下、DSPと呼ぶ)、104は動作モードなどの制御情
報が入力される制御情報入力端子、105はDIR10
2からのサンプリング周波数情報、および、制御情報に
応じてDSP103を制御するマイコン、106はDS
P103で処理されたデータを出力する出力端子であ
る。なお、DIR102には、入力信号のサンプリング
周波数検出手段が含まれる。また、マイコン105は制
御手段、DSP103は信号処理手段の一形態である。
【0022】以上のように構成された本実施の形態につ
いて、以下その動作を説明する。まず、DIR102の
動作を説明する。DIR102にはバイフェーズマーク
変調された信号が入力され、PLLによりクロックおよ
びデータ復調が行われる。復調されたデータにはサンプ
リング周波数を示すサブコードが含まれているので、こ
のサブコードによりサンプリング周波数を検出しマイコ
ン105へ出力する。また、DIR102からは、サン
プリング周波数fs[Hz]および、32fs,64f
s,・・・など信号処理装置内の同期を取るための信号
も出力されている(図示せず)。ただし、DSP103
はサンプリング周波数fsと同期していない振動子から
の動作クロックにより動作するものとする。また、DI
R102への入力信号が中断したり、サンプリング周波
数が変化したりした場合にはPLLのロックが一旦外れ
る。このPLLアンロック情報もマイコン105へ送ら
れる。
いて、以下その動作を説明する。まず、DIR102の
動作を説明する。DIR102にはバイフェーズマーク
変調された信号が入力され、PLLによりクロックおよ
びデータ復調が行われる。復調されたデータにはサンプ
リング周波数を示すサブコードが含まれているので、こ
のサブコードによりサンプリング周波数を検出しマイコ
ン105へ出力する。また、DIR102からは、サン
プリング周波数fs[Hz]および、32fs,64f
s,・・・など信号処理装置内の同期を取るための信号
も出力されている(図示せず)。ただし、DSP103
はサンプリング周波数fsと同期していない振動子から
の動作クロックにより動作するものとする。また、DI
R102への入力信号が中断したり、サンプリング周波
数が変化したりした場合にはPLLのロックが一旦外れ
る。このPLLアンロック情報もマイコン105へ送ら
れる。
【0023】次に、DSP103の動作を説明する。D
SP103はDIR102からのサンプリング周波数に
同期して送られてくるデータを受信し、サンプリング周
波数とは非同期の動作クロックによって信号処理を施し
たあと、再びサンプリング周波数に同期したクロックで
処理データを出力する。
SP103はDIR102からのサンプリング周波数に
同期して送られてくるデータを受信し、サンプリング周
波数とは非同期の動作クロックによって信号処理を施し
たあと、再びサンプリング周波数に同期したクロックで
処理データを出力する。
【0024】図2に、信号処理内容の一例を示す。これ
は小型ステレオなどで2chステレオ入力に対して、音
質調整(バス、トレブル、グラフィックイコライザな
ど)、音響効果(残響音、反射音、音程変換など)付加
を行う場合の処理プログラムの例である。つまり、これ
らの処理を行うための情報が制御情報として、制御情報
入力端子104からマイコン105へ入力される。
は小型ステレオなどで2chステレオ入力に対して、音
質調整(バス、トレブル、グラフィックイコライザな
ど)、音響効果(残響音、反射音、音程変換など)付加
を行う場合の処理プログラムの例である。つまり、これ
らの処理を行うための情報が制御情報として、制御情報
入力端子104からマイコン105へ入力される。
【0025】図2において、処理プログラムは、処理ブ
ロック1〜処理ブロック5から成り、処理ブロック4
(処理ブロック4−1〜4−5)は、処理回数が制御さ
れるものとする。
ロック1〜処理ブロック5から成り、処理ブロック4
(処理ブロック4−1〜4−5)は、処理回数が制御さ
れるものとする。
【0026】処理ブロック1ではサンプリング周波数と
DSP処理の同期を取る。DIR102からのサンプリ
ング周波数の信号がDSP103の同期入力端子(図示
せず)に入力されており、サンプリング周波数信号のエ
ッジによりDSP103内の同期フラグがセットされ
る。同期フラグのセットを検出して、DSP103はデ
ータの処理を開始する。
DSP処理の同期を取る。DIR102からのサンプリ
ング周波数の信号がDSP103の同期入力端子(図示
せず)に入力されており、サンプリング周波数信号のエ
ッジによりDSP103内の同期フラグがセットされ
る。同期フラグのセットを検出して、DSP103はデ
ータの処理を開始する。
【0027】DIR102とDSP103の間はシリア
ルデータ転送が行われている。この様子を図3に示す。
データはLRクロック(サンプリング周波数fsの矩形
波)の“L”期間がステレオ2chのLch,“H”期
間がRchである。データはビットクロック(本実施例
では64fsの矩形波)の立ち下がりで変化する。した
がって、DSP103ではビットクロックの立ち上がり
でデータをシフトレジスタに取り込み、シフトレジスタ
のデータをLRクロックのエッジで入力バッファにラッ
チする。DSPには入力バッファが2ch分独立に用意
されているものと、1つのレジスタを2chで共用する
ものがあるが、本実施の形態では2ch分独立に持つも
のとする。
ルデータ転送が行われている。この様子を図3に示す。
データはLRクロック(サンプリング周波数fsの矩形
波)の“L”期間がステレオ2chのLch,“H”期
間がRchである。データはビットクロック(本実施例
では64fsの矩形波)の立ち下がりで変化する。した
がって、DSP103ではビットクロックの立ち上がり
でデータをシフトレジスタに取り込み、シフトレジスタ
のデータをLRクロックのエッジで入力バッファにラッ
チする。DSPには入力バッファが2ch分独立に用意
されているものと、1つのレジスタを2chで共用する
ものがあるが、本実施の形態では2ch分独立に持つも
のとする。
【0028】処理ブロック2では入力バッファに格納さ
れた入力データの取り込みを行う。入力データは通常1
6ビットの2補数形式であるが、DSP103の内部レ
ジスタは24ビットである。そこで、16ビットのデー
タの符号ビットを8ビット分拡張し、さらに6ビット左
シフトして内部レジスタに格納する。上位2ビットはオ
ーバーフローを防ぐための処理マージンである。
れた入力データの取り込みを行う。入力データは通常1
6ビットの2補数形式であるが、DSP103の内部レ
ジスタは24ビットである。そこで、16ビットのデー
タの符号ビットを8ビット分拡張し、さらに6ビット左
シフトして内部レジスタに格納する。上位2ビットはオ
ーバーフローを防ぐための処理マージンである。
【0029】処理ブロック3では音場制御を行う。具体
的にはFIRフィルタによる反射音付加、オールパスフ
ィルタの多段接続による残響音付加などの処理をする。
的にはFIRフィルタによる反射音付加、オールパスフ
ィルタの多段接続による残響音付加などの処理をする。
【0030】処理ブロック4−1、4−2、…では音質
調整処理を行う。これは、バス、トレブル、グラフィッ
クイコライザ処理であり、それぞれ、2次のIIRフィ
ルタで実現できる。
調整処理を行う。これは、バス、トレブル、グラフィッ
クイコライザ処理であり、それぞれ、2次のIIRフィ
ルタで実現できる。
【0031】処理ブロック5では処理終了したデータの
ビット22以下の16ビット(上位から3ビット目から
の16ビット)を出力バッファに格納する。この時、処
理終了データがオーバーフローしている場合にはクリッ
プ処理をする。すなわち、処理終了データのビット22
〜24(上位3ビット)が異なる場合にはオーバーフロ
ーしているから、ビット24が1の場合8000(H)
を、0の場合には7FFF(H)を出力レジスタにセッ
トする。
ビット22以下の16ビット(上位から3ビット目から
の16ビット)を出力バッファに格納する。この時、処
理終了データがオーバーフローしている場合にはクリッ
プ処理をする。すなわち、処理終了データのビット22
〜24(上位3ビット)が異なる場合にはオーバーフロ
ーしているから、ビット24が1の場合8000(H)
を、0の場合には7FFF(H)を出力レジスタにセッ
トする。
【0032】以上が終了したら、再び処理ブロック1に
戻り、処理を繰り返す。それぞれの処理ブロックの処理
ステップ数は、次の通りである。本実施の形態の各処理
ブロックでは、条件分岐が含まれないので、処理ステッ
プ数は常に一定である。条件分岐がある処理ブロックの
場合には、最大処理ステップ数で考えればよい。
戻り、処理を繰り返す。それぞれの処理ブロックの処理
ステップ数は、次の通りである。本実施の形態の各処理
ブロックでは、条件分岐が含まれないので、処理ステッ
プ数は常に一定である。条件分岐がある処理ブロックの
場合には、最大処理ステップ数で考えればよい。
【0033】例えば、各処理ブロックが、以下のステッ
プ数から成る処理プログラムを考える。
プ数から成る処理プログラムを考える。
【0034】 処理ブロック1 : 2ステップ 処理ブロック2 : 10ステップ 処理ブロック3 :180ステップ 処理ブロック4−1: 14ステップ 処理ブロック4−2: 14ステップ : 処理ブロック5 : 20ステップ ここで、サンプリング周波数が48[kHz]の場合に
は1サンプリング周期内の最大処理可能ステップ数は2
60ステップであるから、処理ブロック4−x(x=
1,2,・・)は3回(x=3まで)実行可能で、全体
の処理ステップ数は252ステップとなる。同様にサン
プリング周波数が44.1[kHz]の場合には283
ステップ実行可能であるから、処理ブロック4−xは5
回(x=5まで)実行可能であり、全処理ステップ数は
282ステップとなる。
は1サンプリング周期内の最大処理可能ステップ数は2
60ステップであるから、処理ブロック4−x(x=
1,2,・・)は3回(x=3まで)実行可能で、全体
の処理ステップ数は252ステップとなる。同様にサン
プリング周波数が44.1[kHz]の場合には283
ステップ実行可能であるから、処理ブロック4−xは5
回(x=5まで)実行可能であり、全処理ステップ数は
282ステップとなる。
【0035】従来例では,44.1[kHz]と48
[kHz]それぞれのプログラムを用意し、サンプリン
グ周波数に応じてプログラムを使い分けていたが、本実
施の形態では、44.1[kHz]用のプログラムを基
本にし、サンプリング周波数が48[kHz]の場合に
は処理ブロック4−4、4−5を実行せず、処理ブロッ
ク4−3の処理結果を処理ブロック5で出力バッファに
転送する。具体的には、処理ブロック4−xは2次の巡
回型フィルタで実現できるので、この部分のループ回数
をサンプリング周波数48[kHz]の場合には3に、
44.1[kHz]の場合には5に設定する構成でもよ
い。また、出力バッファに転送するレジスタのアドレス
をサンプリング周波数が44.1[kHz]の場合には
処理ブロック4−5の処理結果が格納されるレジスタ
に、48[kHz]の場合には処理ブロック4−3の処
理結果が格納されるレジスタのアドレスに設定する。な
お、処理はステレオ2chの信号に対して行われるか
ら、処理結果が格納されるレジスタは2個ある。
[kHz]それぞれのプログラムを用意し、サンプリン
グ周波数に応じてプログラムを使い分けていたが、本実
施の形態では、44.1[kHz]用のプログラムを基
本にし、サンプリング周波数が48[kHz]の場合に
は処理ブロック4−4、4−5を実行せず、処理ブロッ
ク4−3の処理結果を処理ブロック5で出力バッファに
転送する。具体的には、処理ブロック4−xは2次の巡
回型フィルタで実現できるので、この部分のループ回数
をサンプリング周波数48[kHz]の場合には3に、
44.1[kHz]の場合には5に設定する構成でもよ
い。また、出力バッファに転送するレジスタのアドレス
をサンプリング周波数が44.1[kHz]の場合には
処理ブロック4−5の処理結果が格納されるレジスタ
に、48[kHz]の場合には処理ブロック4−3の処
理結果が格納されるレジスタのアドレスに設定する。な
お、処理はステレオ2chの信号に対して行われるか
ら、処理結果が格納されるレジスタは2個ある。
【0036】つぎに、マイコン105の動作について説
明する。図4はマイコン105の処理の流れを示す図で
ある。
明する。図4はマイコン105の処理の流れを示す図で
ある。
【0037】まず、信号処理装置の電源がonされる
(STEP1)。次に、信号処理の動作モードを得る(STEP
2)。動作モードは、小型ステレオを例にとると、音楽
モード(音場制御、音質調整など)、AVモード(マル
チチャンネルサラウンドなど)、カラオケモード(ボイ
スキャンセル、キーコントロール、エコーなど)などが
ある。動作モードにより、DSP103を動作させるプ
ログラムが決まる。
(STEP1)。次に、信号処理の動作モードを得る(STEP
2)。動作モードは、小型ステレオを例にとると、音楽
モード(音場制御、音質調整など)、AVモード(マル
チチャンネルサラウンドなど)、カラオケモード(ボイ
スキャンセル、キーコントロール、エコーなど)などが
ある。動作モードにより、DSP103を動作させるプ
ログラムが決まる。
【0038】DSP103を動作させるプログラムが決
まると、マイコン105はDSP103にプログラムを
転送する。DSP103には、プログラム用のマスクR
OMを備えているものと、プログラム格納用RAMを備
えているものとがある。ROMタイプのDSPでは、マ
イコン105はプログラムの先頭アドレスをDSP10
3に転送する。RAMタイプのDSPの場合にはマイコ
ン105から、DSP用処理プログラムをDSP103
のプログラム格納用RAMへ転送する(STEP3)。な
お、処理プログラムが転送されても、DSP103の入
力・出力ともミューティングされており、雑音などが出
力されることはないものとする。
まると、マイコン105はDSP103にプログラムを
転送する。DSP103には、プログラム用のマスクR
OMを備えているものと、プログラム格納用RAMを備
えているものとがある。ROMタイプのDSPでは、マ
イコン105はプログラムの先頭アドレスをDSP10
3に転送する。RAMタイプのDSPの場合にはマイコ
ン105から、DSP用処理プログラムをDSP103
のプログラム格納用RAMへ転送する(STEP3)。な
お、処理プログラムが転送されても、DSP103の入
力・出力ともミューティングされており、雑音などが出
力されることはないものとする。
【0039】次に、DIR102から得られるサンプリ
ング周波数の情報に応じて、DSP103で処理される
ディジタルフィルタの係数をDSP103へ転送する
(STEP4)。これは、ディジタルフィルタの特性がサン
プリング周波数に依存するためである。
ング周波数の情報に応じて、DSP103で処理される
ディジタルフィルタの係数をDSP103へ転送する
(STEP4)。これは、ディジタルフィルタの特性がサン
プリング周波数に依存するためである。
【0040】さらに、サンプリング周波数に応じたDS
P用処理プログラムの制御係数がDSP103へ転送さ
れる(STEP5)。本実施の形態では、先に述べたとお
り、音質調整部のループ回数と出力バッファにデータを
送るレジスタのアドレスが転送される。
P用処理プログラムの制御係数がDSP103へ転送さ
れる(STEP5)。本実施の形態では、先に述べたとお
り、音質調整部のループ回数と出力バッファにデータを
送るレジスタのアドレスが転送される。
【0041】以上でDSP103の処理の準備が整った
ので、入力・出力のミューティングを解除し、DSP1
03の処理が開始される(STEP6)。
ので、入力・出力のミューティングを解除し、DSP1
03の処理が開始される(STEP6)。
【0042】DSP103が動作している間、マイコン
105はDIR102からのPLLのロックが外れたと
いう情報を監視しており、ロックが外れた場合、サンプ
リング周波数が変化したか判定し、変化している場合に
は、新しいサンプリング周波数に応じたフィルタ係数、
プログラム制御係数を転送するため、STEP4以下の処理
を実行する(STEP7)。
105はDIR102からのPLLのロックが外れたと
いう情報を監視しており、ロックが外れた場合、サンプ
リング周波数が変化したか判定し、変化している場合に
は、新しいサンプリング周波数に応じたフィルタ係数、
プログラム制御係数を転送するため、STEP4以下の処理
を実行する(STEP7)。
【0043】また、制御情報入力端子から、動作モード
を変化するよう情報が入った場合にはDSP用処理プロ
グラムを入れ換えるため、STEP3以下の処理を実行する
(STEP8)。
を変化するよう情報が入った場合にはDSP用処理プロ
グラムを入れ換えるため、STEP3以下の処理を実行する
(STEP8)。
【0044】なお、処理プログラム、係数を変更する場
合には、雑音発生を防ぐため、DSP103にミューテ
ィングがかけられる。
合には、雑音発生を防ぐため、DSP103にミューテ
ィングがかけられる。
【0045】また、本実施の形態では、ループ回数を変
えることで、DSP用処理プログラムの処理量を調整し
たが、いくつかの処理ブロックを用意し、サンプリング
周波数に応じて実行する処理ブロックを選択する構成に
しても構わない。この場合DSP用処理プログラムの容
量が増加するが、多彩な処理ができるという利点があ
る。
えることで、DSP用処理プログラムの処理量を調整し
たが、いくつかの処理ブロックを用意し、サンプリング
周波数に応じて実行する処理ブロックを選択する構成に
しても構わない。この場合DSP用処理プログラムの容
量が増加するが、多彩な処理ができるという利点があ
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サンプリ
ング周波数検出手段により検出されたサンプリング周波
数に応じて、制御手段が信号処理手段の処理内容を制御
し、それぞれのサンプリング周波数で処理できる最大ス
テップ数以下の処理を、DSPでの処理プログラムの入
れ替え無しに実行できる。このため、DSPでの処理プ
ログラムを記憶しておくためのメモリが大幅に削減でき
る。さらに、サンプリング周波数に応じた処理プログラ
ムの入れ替えが発生しないので、サンプリング周波数変
化に伴う処理時間も短縮できるという実用上優れた効果
を有するものである。
ング周波数検出手段により検出されたサンプリング周波
数に応じて、制御手段が信号処理手段の処理内容を制御
し、それぞれのサンプリング周波数で処理できる最大ス
テップ数以下の処理を、DSPでの処理プログラムの入
れ替え無しに実行できる。このため、DSPでの処理プ
ログラムを記憶しておくためのメモリが大幅に削減でき
る。さらに、サンプリング周波数に応じた処理プログラ
ムの入れ替えが発生しないので、サンプリング周波数変
化に伴う処理時間も短縮できるという実用上優れた効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による信号処理装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】同信号処理装置のDSPの処理内容を示す流れ
図
図
【図3】同信号処理装置でのDIRとDSPの間のシリ
アルデータ転送を示す波形図
アルデータ転送を示す波形図
【図4】同信号処理装置のマイコンの処理内容を示す流
れ図
れ図
【図5】従来の信号処理装置の構成を示すブロック図
102 ディジタルオーディオインターフェイスレシー
バ 103 ディジタルシグナルプロセッサ 105 マイコン
バ 103 ディジタルシグナルプロセッサ 105 マイコン
Claims (6)
- 【請求項1】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段と、 複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより前記
ディジタル信号を処理する信号処理手段と、 前記サンプリング周波数検出手段が検出するサンプリン
グ周波数に応じて前記信号処理手段が実行する処理ブロ
ックを選択する制御手段とを備えた信号処理装置。 - 【請求項2】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段と、 複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより前記
ディジタル信号を処理する信号処理手段と、 前記サンプリング周波数検出手段が検出するサンプリン
グ周波数に応じて前記信号処理手段が実行するそれぞれ
の処理ブロックの処理回数を制御する制御手段とを備え
た信号処理装置。 - 【請求項3】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段と、 複数の処理ブロックからなる処理プログラムを複数個持
ち、その内の1つの処理プログラムにより前記ディジタ
ル信号を処理する信号処理手段と、 制御情報に応じて前記信号処理手段の処理プログラムを
選択し、前記サンプリング周波数検出手段が検出するサ
ンプリング周波数に応じて前記信号処理手段が実行する
処理ブロックを選択する制御手段とを備えた信号処理装
置。 - 【請求項4】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段と、 複数の処理ブロックからなる処理プログラムを複数個持
ち、その内の1つの処理プログラムにより前記ディジタ
ル信号を処理する信号処理手段と、 制御情報に応じて前記信号処理手段の処理プログラムを
選択し、前記サンプリング周波数検出手段が検出するサ
ンプリング周波数に応じて前記信号処理手段が実行する
処理ブロックの実行回数を制御する制御手段とを備えた
信号処理装置。 - 【請求項5】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段と、 複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより前記
ディジタル信号を処理する信号処理手段と、 前記信号処理手段用の複数の処理プログラムを持ち、制
御情報に応じて前記処理プログラムの1つを選択して前
記信号処理手段へ送るとともに、前記サンプリング周波
数検出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記
信号処理手段が実行する処理ブロックを選択する制御手
段とを備えた信号処理装置。 - 【請求項6】 ディジタル信号のサンプリング周波数を
検出するサンプリング周波数検出手段と、 複数の処理ブロックからなる処理プログラムにより前記
ディジタル信号を処理する信号処理手段と、 前記信号処理手段用の複数のプログラムを持ち、制御情
報に応じて前記処理プログラムの1つを選択して前記信
号処理手段へ送るとともに、前記サンプリング周波数検
出手段が検出するサンプリング周波数に応じて前記信号
処理手段が実行するそれぞれの処理ブロックの実行回数
を制御する制御手段とを備えた信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8073537A JPH09266433A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8073537A JPH09266433A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266433A true JPH09266433A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13521089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8073537A Pending JPH09266433A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09266433A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7133730B1 (en) | 1999-06-15 | 2006-11-07 | Yamaha Corporation | Audio apparatus, controller, audio system, and method of controlling audio apparatus |
JP2007057584A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Kenwood Corp | オーディオ装置および音響効果設定方法 |
JP2008109279A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Pioneer Electronic Corp | オーディオ信号処理装置及びオーディオ信号処理方法 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP8073537A patent/JPH09266433A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7133730B1 (en) | 1999-06-15 | 2006-11-07 | Yamaha Corporation | Audio apparatus, controller, audio system, and method of controlling audio apparatus |
JP2007057584A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Kenwood Corp | オーディオ装置および音響効果設定方法 |
JP2008109279A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Pioneer Electronic Corp | オーディオ信号処理装置及びオーディオ信号処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3106774B2 (ja) | デジタル音場創生装置 | |
JP2003316356A (ja) | デジタルオーディオデータに演奏データを重畳し、またはデジタルオーディオデータから演奏データを抽出する方法および装置 | |
JPH09266433A (ja) | 信号処理装置 | |
US5386529A (en) | Digital signal processor for use in sound quality treatment by filtering | |
JP2004021224A (ja) | デジタル音声処理方法及び装置、並びにコンピュータプログラム | |
JPH07121181A (ja) | 音声情報処理装置 | |
JP2762926B2 (ja) | 楽音生成装置 | |
US5689079A (en) | Musical tone generator | |
JPH052479A (ja) | デイジタルシグナルプロセツサ | |
JP3460408B2 (ja) | 楽音制御装置 | |
JP3289462B2 (ja) | 標本化周波数変換装置 | |
JP3252296B2 (ja) | 波形データ出力装置 | |
JPS5885997A (ja) | アナログ信号再生装置 | |
JP5488977B2 (ja) | 楽音発生装置およびプログラム | |
JP2629231B2 (ja) | 音声信号減衰装置 | |
JP3104318B2 (ja) | 効果付加装置 | |
JP2834746B2 (ja) | デジタル信号処理装置及びそのアドレスデータ作成方法 | |
KR100188145B1 (ko) | 다이나믹 크로스 페이딩을 이용한 키 제어기 | |
JP3185266B2 (ja) | 楽音発生装置 | |
JPH0564287A (ja) | オーデイオアンプ | |
JP2002006844A (ja) | 楽音発生方法 | |
JPH0522798A (ja) | 位相補正装置 | |
JPH03201900A (ja) | 音場補正装置 | |
JPH052391A (ja) | 信号処理装置 | |
JP3730559B2 (ja) | 電子楽器 |