JP2002132202A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002132202A
JP2002132202A JP2000325439A JP2000325439A JP2002132202A JP 2002132202 A JP2002132202 A JP 2002132202A JP 2000325439 A JP2000325439 A JP 2000325439A JP 2000325439 A JP2000325439 A JP 2000325439A JP 2002132202 A JP2002132202 A JP 2002132202A
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Takeshi Terasawa
毅 寺沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各画素部の充電時間を減少させることなく、
高品位の動画像と静止画とを表示することのできる表示
装置を提供する。 【解決手段】 画面の表示領域を複数の領域に分割し、
少なくとも1つの領域では隣り合う複数本の走査線を同
時に選択し、他の少なくとも1つの領域では通常どおり
走査線を1本づつ選択することにより、画面の更新周波
数を高くする。複数本の走査線を同時に選択する領域に
は主として動画が表示され、走査線を1本ずつ選択する
領域では主として静止画が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
ックス型の表示パネルを用いた表示装置に関し、さらに
詳しくは、表示装置における動画像の画質向上に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による表示装置およびその駆
動方法を、液晶を用いた表示装置を例として説明する。
【0003】図10は、液晶を用いた表示装置につい
て、その構成の概略を概念的に示した斜視図である。液
晶表示装置1は、液晶パネル2、液晶パネル2に画像を
表示するための制御を行なう画面駆動制御部3、液晶パ
ネル2の後部から液晶パネル2に対して光を照射するた
めの光源4、および光源4を駆動するための光源駆動部
5などから構成されている。
【0004】液晶パネル2は、2枚のガラスなどの透明
な基板からなり、これら基板のあいだに液晶が封入され
ている。一方のガラス基板(アレイ基板)には、透明な画
素電極と、これら画素電極に信号を印加するためのスイ
ッチング素子(たとえば、TFT)が形成されている。他
方のガラス基板(対向基板)には透明な対向電極が形成
され、画素電極と対向電極のあいだに液晶が挟まれてい
る。
【0005】液晶パネル2の一部分について、その等価
回路図を図11に示す。
【0006】アレイ基板上に、走査線L1、L2、L
3、・・・(L4以降は図示されていない)が互いに平
行に配設され、これら走査線に直交して信号線D1、D
2、D3、・・・(D4以降は図示されていない)がや
はり互いに平行に配設されている。
【0007】これらの走査線と信号線との交点に、画素
部21が設けられる。各画素部21は、アレイ基板上に
設けられた画素電極28と、対向基板上に設けられた対
向電極27と、画素電極28と対向電極27とのあいだ
に挟まれた液晶などから構成される。この液晶によっ
て、キャパシタ26が形成されている。キャパシタ26
と並列に保持容量(蓄積容量とも称す)が設けられる場
合もあるが、ここでは図示していない。
【0008】各画素部21には、さらに、スイッチング
素子が設けられる。各画素部に、たとえば薄膜トランジ
スタ(以下、「TFT」という)などの能動素子をスイ
ッチング素子として備えたいわゆるアクティブマトリッ
クス型の液晶表示装置(液晶パネル)は、隣接する画素部
のあいだのクロストークがなく、高コントラストな表示
が得られ、透過型表示が可能であり、かつ、大型化も容
易であるなど多くの利点を有しているため、近年広く用
いられている。図11には、スイッチング素子としてT
FTが用いられている例を示した。
【0009】TFT22のゲート電極25は対応する走
査線に接続され、TFT22のドレイン電極23は対応
する信号線に接続され、TFTのソース電極24は画素
電極28に接続される。
【0010】走査線に信号を与える(以下、「走査線を
選択する」という)と、この走査線に接続されたすべて
のTFT22がオン状態となり、各TFT22にそれぞ
れ接続された信号線から画素電極28に信号が印加さ
れ、キャパシタ26が充電される。
【0011】図12を用いて、各画素部への信号の印加
方法をさらに詳しく説明する。図12は、図10におけ
る液晶パネル2および画面駆動制御部3について、その
構成の概略を示したブロック図である。
【0012】すでに述べたように、液晶パネル2はマト
リクス状に配置された複数の画素部21からなり、各画
素部21に信号を印加するために、走査線L1〜L16
および信号線D1〜D20が設けられている。
【0013】一方、画面駆動制御部3は、クロック信号
CLOCK、垂直信号HSYNCおよび水平同期信号V
SYNCを受け取って制御信号S1、S2を出力する表
示制御回路11と、映像信号VINと制御信号S1を受
け取るXドライバ12と、表示制御回路11より制御信
号S2を受け取るYドライバ15より構成されている。
【0014】Xドライバ12は、表示制御回路11がク
ロック信号および同期信号にもとづいて出力する制御信
号S1を受けて順次シフトするシフトレジスタ13と、
シフトレジスタの出力にもとづいて、各信号線に対応す
る信号VIN2を取り込み、保持するサンプルホールド
回路14を備えている。
【0015】Yドライバ15は、表示制御回路11が水
平同期信号および垂直同期信号にもとづいて出力する制
御信号S2を受けて走査線を選択する。
【0016】Yドライバ15によって、たとえば走査線
L1が選択されると、走査線L1に接続されたすべての
TFT22がオン状態となり、サンプルホールド回路1
4に保持されている信号VIN2に対応した電圧が、各
信号線D1,D2,D3,・・・,D20を経由して各
画素部21の画素電極28に印加される。画素電極28
と対向電極27との電位差によって、各画素部21の液
晶が駆動される。走査線L1の選択期間が終了したあ
と、再度走査線L1が選択されるまでのあいだ、画素電
極28の電位はキャパシタ26によって保持されてい
る。
【0017】Yドライバ15によって、走査線L1,L
2,L3,・・・,L16を順次選択していくことによ
り、液晶パネル2を構成するすべての画素部21が駆動
され、画面の更新が完了する。
【0018】なお、図12においては、説明のため、液
晶パネル2が縦16×横20の画素部21からなる構成
を一例として示したが、画素部の配列や個数がこの例に
限られるわけではない。
【0019】TFTを使用したアクティブマトリックス
型の液晶パネルにおいては、横方向の画素数が640、
縦方向の画素数が480であり、60Hzの周波数で画
面の更新が行なわれる規格が広く普及しているので、以
下、この規格を例に説明を行なう。この規格では、縦方
向の画素数が走査線の本数に相当し、液晶パネル上には
480本の走査線が存在する。
【0020】図13には、液晶パネル2に水平方向に互
いに並行に配置されている480本の走査線L1〜L4
80が示されている。
【0021】図14を用いて、これら走査線L1〜L4
80の選択順序を説明する。
【0022】画面上部の走査線L1から画面下部の走査
線L480にむかって、480本の走査線L1〜L48
0を順次選択していくことにより、画面の更新が行なわ
れる。1回の画面の更新に要する期間はフレームと呼ば
れ、図中の記号Fで表わされている。
【0023】すでに述べたように、この1フレーム期間
F(以下、1Fという)において、すべての走査線が各
1回ずつ選択される。各走査線が選択されている期間は
水平走査期間と呼ばれ、図中の記号Hで表わされてい
る。
【0024】すでに述べたように、この規格では60H
z、つまり毎秒60回の画面の更新が行なわれ、走査線
は480本設けられているため、1水平走査期間(以
下、1Hという)は、 1〔s〕/60〔回〕/480〔本〕=34.72〔μ
s〕 となる。
【0025】したがって、各画素部のキャパシタの充電
は、この34.72〔μs〕のあいだに完了されなけれ
ばならない。なお現実には、走査線の駆動以外の制御に
も時間が必要なため、実際に走査線が選択されている時
間はさらに短い。
【0026】ところで、1秒に60回の画面の更新で
は、動きの激しい動画を忠実に表示することはできな
い。画面の更新周波数をさらに上げることにより、動画
像の表示品質を向上させることができる。
【0027】しかし、TFTを使用した液晶パネルにお
いて画面の更新周波数を上げた場合、各走査線の選択期
間(1水平走査期間)が減少してしまい、画素部のキャ
パシタを充分に充電することができなくなり、画質が劣
化するなどの問題があった。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
動画の表示品質を向上させるためには、画面の更新周波
数を上げればよい。しかし、従来の表示装置およびその
駆動方法においては、各画素部の選択時間が減少し画質
が劣化してしまうといった問題があった。たとえば、液
晶を用いた表示装置においては、各画素部の充電時間が
不足し画質の劣化を引き起こす。
【0029】そこで、本発明は、各画素部の選択時間を
減少させることなく、高品位の動画像を表示することの
できる表示装置およびその駆動方法を提供することを目
的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の表示
装置は、複数の走査線と信号線が互いに交差して設けら
れ、それぞれの交点に画素電極がマトリックス状に形成
された表示パネルと、前記複数の走査線を選択するとと
もに、前記複数の信号線に信号を与え、前記表示パネル
の画面に表示される画像を駆動制御する画面駆動制御部
とを備え、画面を複数の領域に分け、少なくとも1つの
領域においては、隣接する複数の走査線を同時に選択す
ることを特徴とする。
【0031】また、本発明による第2の表示装置は、前
記第1の表示装置において、複数に分割した領域のう
ち、少なくとも1つの領域においては、隣接する複数の
走査線を同時に選択し、それぞれの領域の走査線の時間
当たりの選択回数を異ならせることを特徴とする。
【0032】また、本発明による第3の表示装置は、前
記第1の表示装置において、複数に分割した領域のう
ち、少なくとも1つの領域においては、隣接する複数の
走査線を同時に選択し、それぞれの領域の走査線の時間
当たり選択回数を可変させることを特徴とする。
【0033】また、本発明による第4の表示装置は、前
記第1の表示装置において、複数に分割した領域のう
ち、少なくとも1つの領域においては、隣接する複数の
走査線を同時に選択し、残りの少なくとも1つの領域に
おいては、走査線を飛び越し走査することを特徴とす
る。
【0034】また、本発明による第5の表示装置は、前
記第4の表示装置において、複数に分割した領域のう
ち、少なくとも1つの領域においては、隣接する複数の
走査線を同時に選択し、残りの少なくとも1つの領域に
おいては、走査線の飛び越し走査を行ない、それぞれの
領域の走査線の時間当たりの選択回数を異ならせること
を特徴とする。
【0035】また、本発明による第6の表示装置は、前
記第4の表示装置において、複数に分割した領域のう
ち、少なくとも1つの領域においては、隣接する複数の
走査線を同時に選択し、残りの少なくとも1つの領域に
おいては、走査線の飛び越し走査を行ない、それぞれの
領域の走査線の時間当たりの選択回数を可変させるもの
である。
【0036】また、本発明による第7の表示装置は、前
記第1〜第6の表示装置において、表示パネルに液晶を
用いるものである。
【0037】また、本発明による第8の表示装置は、前
記第1〜第6の表示装置において、表示パネルに有機E
Lを用いるものである。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面にもとづいて説明する。なお、図において、同
一の構成要素または同一の機能を有する構成要素につい
ては、同一の参照番号を使用している。
【0039】実施の形態1 本実施の形態による表示装置および表示装置の駆動方法
は、480本の走査線からなる画面領域を、それぞれ2
40本の走査線からなる2つの領域に分割することを特
徴とする。分割した2つの領域のうち、画面上部を第1
の領域として、隣り合う複数本の走査線を同時に選択
し、画面下部を第2の領域として、通常どおり走査線を
1本づつ選択することを特徴とする。
【0040】以下、図1および図2を用いて詳細に説明
する。
【0041】図1において、液晶表示装置の480本の
走査線L1〜L480は、240本の走査線L1〜L2
40からなる第1の領域101と、240本の走査線L
241〜L480からなる第2の領域102とに分割さ
れている。
【0042】すでに説明したように、これら480本の
走査線がそれぞれ1回づつ選択されることにより、1フ
レームの画像が構成される。
【0043】本実施の形態による走査線の選択を図2に
示す。
【0044】時刻t1から始まるあるフレームにおい
て、まず、前記第1の領域101の走査線L1およびL
2が同時に選択される。つぎに、走査線L3およびL4
が同時に選択され、さらにそのつぎに、走査線L5およ
びL6が同時に選択される。このようにして、第1の領
域101では、隣り合う2本の走査線が同時に選択され
る。第1の領域101の最後の走査線L239およびL
240が同時に選択されたあと、引き続いて第2の領域
102の走査線L241が選択される。第2の領域10
2では、各走査線は1本ずつ順に選択される。第2の領
域102の最後の走査線L480の選択が終了した時刻
2で、1フレームの更新が完了する。
【0045】各走査線が選択されている時間は、第1の
領域と第2の領域とで同一にする。これにより、第1の
領域内の各画素部の充電時間は、第2の領域の通常に走
査される画素部の充電時間と同一になるため、画素部の
充電不足が発生することがない。
【0046】このような走査により、第1の領域101
の更新に必要な時間は、走査線120本分を選択する時
間になる。第2の領域102の更新に必要な時間は、従
来どおり、走査線240本を選択する時間である。
【0047】したがって、1水平走査期間(1H)が従
来と同一であるとすれば、1フレームの更新に必要な時
間Fは、 34.72〔μs〕×(120+240)=12.5
〔ms〕 となり、画面の更新周波数は、 1/12.5〔ms〕=80〔Hz〕 である。
【0048】このように、本実施の形態により、各画素
部のキャパシタの充電時間を短くすることなく、フレー
ムの更新周波数を従来の60Hzよりも高くすることが
でき、充電不足による画質の劣化を生じることなく、動
画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0049】一方、人間の目は、動画に対しては分解能
が低下するため、2本の走査線が同時に選択されるため
解像度が低い第1の領域に動画を表示し、第2の領域に
静止画像を表示することで、高品位の動画像と静止画像
とを表示することのできる表示装置を提供することがで
きる。
【0050】なお、本実施の形態では、走査線の本数が
480本であり、60Hzの周波数で画面の更新が行な
われる表示装置を例として説明を行なったが、走査線の
本数および/または画面の更新周波数が異なる他の表示
装置においても、本実施の形態の考え方を適用すること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0051】また、本実施の形態では、480本の走査
線からなる画面領域を、それぞれ240本の走査線から
なる2つの領域に分割する例を示したが、2つの領域の
走査線の本数が同一である必要はない。
【0052】また、本実施の形態では、複数本の走査線
を同時に選択する領域と、通常どおり1本ずつ走査線を
選択する領域とを、それぞれ1つづつ設けた場合を示し
たが、各領域の双方またはどちらか一方を複数設けても
同様の効果がある。
【0053】また、同時に選択する走査線の本数を2本
として説明したが、3本あるいは4本など、2本以外の
本数とした場合でも同様の効果を得ることができる。
【0054】実施の形態2 本発明の他の実施の形態を、図1および図3を用いて説
明する。
【0055】本実施の形態による表示装置および表示装
置の駆動方法は、表示装置の画面領域を複数の領域に分
割し、少なくとも1つの領域においては隣接する複数の
走査線を同時に選択するとともに、それぞれの領域のあ
いだで、時間当たりの走査線選択回数を異なるものとす
ることを特徴とする。
【0056】図1に示すように、液晶表示装置の480
本の走査線L1〜L480が、240本の走査線L1〜
L240からなる第1の領域101と、240本の走査
線L241〜L480からなる第2の領域102とに分
割されている。
【0057】本実施の形態による走査線の選択を図3に
示す。
【0058】図3(a)に示すように、時刻t1から始
まるあるフレームF1において、まず、第1の領域10
1の走査線L1およびL2が同時に選択される。つぎ
に、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらにそ
のつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択される。
このようにして、第1の領域101では、隣り合う2本
の走査線が同時に選択される。第1の領域101の最後
の走査線L239およびL240が同時に選択されたあ
と、引き続いて第2の領域102の走査線L241が選
択される。第2の領域102では、各走査線は1本ずつ
順に選択される。第2の領域102の最後の走査線L4
80の選択が終了した時刻t2で、1フレームの更新が
完了する。
【0059】したがって、1水平走査期間(1H)が従
来と同一であるとすれば、このフレームの更新に必要な
時間F1は、 34.72〔μs〕×(120+240)=12.5
〔ms〕 である。
【0060】続くフレームF2においては、図3(b)
に示すように、まず、第1の領域101の走査線L1お
よびL2が同時に選択される。つぎに、走査線L3およ
びL4が同時に選択され、さらにそのつぎに、走査線L
5およびL6が同時に選択される。このようにして、第
1の領域101の隣り合う2本の走査線が同時に選択さ
れる。第1の領域101の最後の走査線L239および
L240が同時に選択され、フレームの更新が完了す
る。このフレームにおいては、第2の領域102の走査
線は選択されず、画面の第2の領域は更新されない。
【0061】1水平走査期間(1H)が従来と同一であ
るとすれば、このフレームの更新に必要な時間F2は、 34.72〔μs〕×120=4.166〔ms〕 である。
【0062】本実施の形態においては、図3(c)に示
すように、まず図3(a)に示したすべての領域の走査
線を選択するフレームF1のあとに、図3(b)に示し
た第1の領域101の走査線だけを選択するフレームF
2を9回繰り返す。
【0063】その後ふたたび、図3(a)に示したすべ
ての領域の走査線を選択するフレームF1に戻り、再
度、図3(b)に示した第1の領域101の走査線だけ
を選択するフレームF2を9回繰り返す。
【0064】このように走査線の選択を行なった場合、
単位時間あたりの走査線の選択回数は、第1の領域の走
査線:第2の領域の走査線=10:1、つまり第1の領
域の走査線が10回選択されるごとに、第2の領域の走
査線が1回選択されることになる。
【0065】この場合、平均のフレーム更新時間は、
{(F1+F2×9)/10}で求められ、 (12.5+4.166×9)/10=5ms であり、画面の更新周波数は、 1〔s〕/5〔ms〕=200〔Hz〕 となる。
【0066】このように、本実施の形態によれば、各画
素部のキャパシタの充電時間を短くすることなく、フレ
ームの更新周波数を従来の60Hzよりも高くすること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0067】なお、液晶表示装置(液晶パネル)は、C
RTなどとは異なり、輝度の減衰が小さいため、動きの
ない静止画像であれば60Hzで画面を更新する必要は
ない。そこで、本実施の形態では、静止画像を表示する
第2の領域では、画素部のキャパシタに蓄えられた電荷
のリークによる輝度減衰を補う目的で、10フレームに
つき1回だけ走査線の選択を行なうこととした。
【0068】2本の走査線が同時に選択されるため解像
度が低い第1の領域に動画を表示し、第2の領域に静止
画像を表示することで、高品位の動画像と静止画像とを
表示することのできる表示装置を提供することができ
る。
【0069】なお、本実施の形態では、走査線の本数が
480本であり、60Hzの周波数で画面の更新が行な
われる表示装置を例として説明を行なったが、走査線の
本数および/または画面の更新周波数が異なる他の表示
装置においても、本実施の形態の考え方を適用すること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0070】また、本実施の形態では、480本の走査
線からなる画面領域を、それぞれ240本の走査線から
なる2つの領域に分割する例を示したが、2つの領域の
走査線の本数が同一である必要はない。
【0071】また、本実施の形態では、すべてのフレー
ムにおいて複数本の走査線が同時に選択される領域と、
10フレームにつき1回だけ通常どおり1本ずつ走査線
が選択される領域とを、それぞれ1つづつ設けた場合を
示したが、各領域の双方またはどちらか一方を複数設け
ても同様の効果がある。
【0072】また、同時に選択する走査線の本数を2本
として説明したが、3本あるいは4本など、2本以外の
本数とした場合でも同様の効果を得ることができる。
【0073】また、各領域間の単位時間あたりの走査線
選択回数の比を10:1としたが、たとえば5:1や2
0:1など、これ以外の値としても同様の効果を得るこ
とができる。
【0074】実施の形態3 本発明の他の実施の形態を、図1および図4を用いて説
明する。
【0075】前記実施の形態2においては、表示装置の
画面領域を複数の領域に分割し、少なくとも1つの領域
においては隣接する複数の走査線を同時に選択するとと
もに、それぞれの領域のあいだで、時間当たりの走査線
選択回数を異なるものとした。そして、各領域間の時間
当たりの走査線選択回数の比は、常に一定値とした。
【0076】本実施の形態においては、各領域間の時間
当たりの走査線選択回数の比を、基本的には一定とする
ものの、時間当たりの走査線選択回数の少ない領域にお
いて画面の表示を変化させる必要が生じた場合には、走
査線選択回数の比とは無関係に、この領域の走査線を選
択することとした。
【0077】図1に示すように、液晶表示装置の480
本の走査線L1〜L480が、240本の走査線L1〜
L240からなる第1の領域101と、240本の走査
線L241〜L480からなる第2の領域102とに分
割されている。
【0078】本実施の形態による走査線の選択を図4に
示す。
【0079】図4(a)に示すように、時刻t1から始
まるあるフレームF1において、まず、第1の領域10
1の走査線L1およびL2が同時に選択される。つぎ
に、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらにそ
のつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択される。
このようにして、第1の領域101では、隣り合う2本
の走査線が同時に選択される。第1の領域101の最後
の走査線L239およびL240が同時に選択されたあ
と、引き続いて第2の領域102の走査線L241が選
択される。第2の領域102では、各走査線は1本ずつ
順に選択される。第2の領域102の最後の走査線L4
80の選択が終了した時刻t2で、1フレームの更新が
完了する。
【0080】続くフレームF2においては、図4(b)
に示すように、まず、第1の領域101の走査線L1お
よびL2が同時に選択される。つぎに、走査線L3およ
びL4が同時に選択され、さらにそのつぎに、走査線L
5およびL6が同時に選択される。このようにして、第
1の領域101の隣り合う2本の走査線が同時に選択さ
れる。第1の領域101の最後の走査線L239および
L240が同時に選択され、フレームの更新が完了す
る。このフレームにおいては、第2の領域の走査線は選
択されず、画面は更新されない。
【0081】画面の第2の領域の表示に変化がない場
合、本実施の形態は前記した第2の実施の形態と同様、
図4(c)に示すように、まず図4(a)に示したすべ
ての領域の走査線を選択するフレームF1のあとに、図
4(b)に示した第1の領域101の走査線だけを2本
ずつ同時に選択するフレームF2を9回繰り返す。
【0082】その後ふたたび、図4(a)に示したすべ
ての領域の走査線を選択するフレームF1に戻り、再
度、図4(b)に示した第1の領域101の走査線だけ
を2本ずつ同時に選択するフレームF2を9回繰り返
す。
【0083】このように走査線を選択することにより、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になること
は、実施の形態2で述べたとおりである。
【0084】もし、第2の領域の画面表示を変化させる
必要がある場合、画面駆動制御部3は入力される信号か
らこれを検知し、図4(c)の符号αで示すように、す
べての走査線を選択するフレームF1を挿入する。これ
により、すみやかにこの第2の領域の走査線の選択が行
なわれるため、静止画像の変化をスムーズに表示するこ
とができる。
【0085】本実施の形態によれば、2本の走査線が同
時に選択されるため解像度が低い第1の領域に動画を表
示し、第2の領域に静止画像を表示することで、高品位
の動画像と静止画像とを表示することのできる表示装置
を提供することができるとともに、第2の領域の表示に
変化が生じた場合には、すみやかにこの領域の走査線の
選択が行なわれるため、静止画像の変化をスムーズに表
示することができる。
【0086】なお、図4(c)には、第2の領域の表示
に変化がある場合、すべての走査線を選択するフレーム
F1を2回続けて挿入する例を図示したが、この挿入回
数は1回でも、また3回以上でもよい。また、すべての
走査線を選択するフレームF1を連続して挿入する必要
はない。第2の領域の表示に変化がない場合に比べ、時
間当たりの走査線選択回数が増やされるように構成され
ていれば、静止画像の変化をスムーズに表示することが
できるという本実施の形態の効果を得ることが可能であ
る。
【0087】また、本実施の形態では、走査線の本数が
480本であり、60Hzの周波数で画面の更新が行な
われる表示装置を例として説明を行なったが、走査線の
本数および/または画面の更新周波数が異なる他の表示
装置においても、本実施の形態の考え方を適用すること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0088】また、本実施の形態では、480本の走査
線からなる画面領域を、それぞれ240本の走査線から
なる2つの領域に分割する例を示したが、2つの領域の
走査線の本数が同一である必要はない。
【0089】また、本実施の形態では、すべてのフレー
ムにおいて複数本の走査線が同時に選択される領域と、
10フレームにつき1回だけ通常どおり1本ずつ走査線
が選択される領域とを、それぞれ1つづつ設けた場合を
示したが、各領域の双方またはどちらか一方を複数設け
ても同様の効果がある。
【0090】また、同時に選択する走査線の本数を2本
として説明したが、3本あるいは4本など、2本以外の
本数とした場合でも同様の効果を得ることができる。
【0091】また、第2の領域の表示に変化がない場合
の、各領域間の単位時間あたりの走査線選択回数の比を
10:1としたが、たとえば5:1や20:1など、こ
れ以外の値としても同様の効果を得ることができる。
【0092】実施の形態4 本発明の他の実施の形態を、図1および図5を用いて説
明する。
【0093】本実施の形態による表示装置および表示装
置の駆動方法は、表示装置の画面領域を複数の領域に分
割し、少なくとも1つの領域においては隣接する複数の
走査線を同時に選択するとともに、残りの少なくとも1
つの領域においては、走査線を1つおきに選択していく
いわゆる飛び越し走査を行なうことを特徴とする。
【0094】図1に示すように、液晶表示装置の480
本の走査線L1〜L480が、240本の走査線L1〜
L240からなる第1の領域101と、240本の走査
線L241〜L480からなる第2の領域102とに分
割されている。
【0095】本実施の形態による走査線の選択を図5に
示す。
【0096】図5(a)に示すように、時刻to1から
始まるあるフレームFo1において、まず、第1の領域
101の走査線L1およびL2が同時に選択される。つ
ぎに、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらに
そのつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択され
る。このようにして、第1の領域101では、隣り合う
2本の走査線が同時に選択される。第1の領域101の
最後の走査線L239およびL240が同時に選択され
たあと、引き続いて第2の領域102の走査線L241
が選択される。その後、第2の領域102では、走査線
L243,L245,L247・・・といった順に、各
走査線が1つおきに順に選択される。第2の領域102
の走査線L479の選択が終了した時刻to2で、1フ
レームの更新が完了する。
【0097】したがって、1水平走査期間(1H)が従
来と同一であるとすれば、このフレームの更新に必要な
時間Fo1は、 34.72〔μs〕×(120+120)=8.33
〔ms〕 である。
【0098】図5(b)に示すように、時刻te1から
始まるフレームFe1においては、まず、第1の領域1
01の走査線L1およびL2が同時に選択される。つぎ
に、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらにそ
のつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択される。
このようにして、第1の領域101では、隣り合う2本
の走査線が同時に選択される。第1の領域101の最後
の走査線L239およびL240が同時に選択されたあ
と、引き続いて第2の領域102の走査線L242が選
択される。その後、第2の領域102では、走査線L2
44,L246,L248・・・といった順に、各走査
線が1つおきに順に選択される。第2の領域102の最
後の走査線L480の選択が終了した時刻te2で、1
フレームの更新が完了する。
【0099】したがって、1水平走査期間(1H)が従
来と同一であるとすれば、このフレームの更新に必要な
時間Fe1は、 34.72〔μs〕×(120+120)=8.33
〔ms〕 である。
【0100】本実施の形態においては、図5(c)に示
すように、フレームFo1とフレームFe1とを交互に
繰り返す。したがって、画面の更新周波数は、 1〔s〕/8.33〔ms〕=120〔Hz〕 となる。
【0101】このように、本実施の形態によれば、各画
素部のキャパシタの充電時間を短くすることなく、フレ
ームの更新周波数を従来の60Hzよりも高くすること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0102】なお、液晶表示装置(液晶パネル)は、C
RTなどとは異なり、輝度の減衰が小さいため、動きの
ない静止画像であれば60Hzで画面を更新する必要は
ない。そこで、本実施の形態では、静止画像を表示する
第2の領域では、画素部のキャパシタに蓄えられた電荷
のリークによる輝度減衰を補うために、飛び越し走査を
行なうこととした。
【0103】2本の走査線が同時に選択されるため解像
度が低い第1の領域に動画を表示し、第2の領域に静止
画像を表示することで、高品位の動画像と静止画像とを
表示することのできる表示装置を提供することができ
る。
【0104】なお、本実施の形態では、走査線の本数が
480本であり、60Hzの周波数で画面の更新が行な
われる表示装置を例として説明を行なったが、走査線の
本数および/または画面の更新周波数が異なる他の表示
装置においても、本実施の形態の考え方を適用すること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0105】また、本実施の形態では、480本の走査
線からなる画面領域を、それぞれ240本の走査線から
なる2つの領域に分割する例を示したが、2つの領域の
走査線の本数が同一である必要はない。
【0106】また、本実施の形態では、すべてのフレー
ムにおいて複数本の走査線が同時に選択される領域と、
飛び越し走査を行なう領域とを、それぞれ1つづつ設け
た場合を示したが、各領域の双方またはどちらか一方を
複数設けても同様の効果がある。
【0107】また、同時に選択する走査線の本数を2本
として説明したが、3本あるいは4本など、2本以外の
本数とした場合でも同様の効果を得ることができる。
【0108】また、飛び越し走査において、走査線を1
本おきに選択する例を示したが、その他の本数としても
本実施の形態の効果を得ることが可能である。
【0109】実施の形態5 本発明の他の実施の形態を、図1および図6を用いて説
明する。
【0110】本実施の形態による表示装置および表示装
置の駆動方法は、表示装置の画面領域を複数の領域に分
割し、各フレームにおいて、少なくとも1つの領域にお
いては隣接する複数の走査線を同時に選択するととも
に、残りの少なくとも1つの領域においては、走査線を
1つおきに選択していくいわゆる飛び越し走査を行な
い、さらにこの飛び越し走査が行なわれる領域の走査線
を全く選択しないフレームを設けることを特徴とする。
【0111】図1に示すように、液晶表示装置の480
本の走査線L1〜L480が、240本の走査線L1〜
L240からなる第1の領域101と、240本の走査
線L241〜L480からなる第2の領域102とに分
割されている。
【0112】本実施の形態による走査線の選択を図6に
示す。
【0113】図6(a)に示すように、時刻to1から
始まるあるフレームFo1において、まず、第1の領域
101の走査線L1およびL2が同時に選択される。つ
ぎに、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらに
そのつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択され
る。このようにして、第1の領域101では、隣り合う
2本の走査線が同時に選択される。第1の領域101の
最後の走査線L239およびL240が同時に選択され
たあと、引き続いて第2の領域102の走査線L241
が選択される。その後、第2の領域102では、走査線
L243,L245,L247・・・といった順に、各
走査線が1つおきに順に選択される。第2の領域102
の走査線L479の選択が終了した時刻to2で、1フ
レームの更新が完了する。
【0114】したがって、1水平走査期間(1H)が従
来と同一であるとすれば、このフレームの更新に必要な
時間Fo1は、 34.72〔μs〕×(120+120)=8.33
〔ms〕 である。
【0115】図6(b)に示すように、時刻te1から
始まるあるフレームFe1においては、まず、第1の領
域101の走査線L1およびL2が同時に選択される。
つぎに、走査線L3およびL4が同時に選択され、さら
にそのつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択され
る。このようにして、第1の領域101では、隣り合う
2本の走査線が同時に選択される。第1の領域101の
最後の走査線L239およびL240が同時に選択され
たあと、引き続いて第2の領域102の走査線L242
が選択される。その後、第2の領域102では、走査線
L244,L246,L248・・・といった順に、各
走査線が1つおきに順に選択される。第2の領域102
の最後の走査線L480の選択が終了した時刻te
2で、1フレームの更新が完了する。
【0116】したがって、1水平走査期間(1H)が従
来と同一であるとすれば、このフレームの更新に必要な
時間Fe1は、 34.72〔μs〕×(120+120)=8.33
〔ms〕 である。
【0117】図6(c)に示すように、時刻t2から始
まるあるフレームF2においては、まず、第1の領域1
01の走査線L1およびL2が同時に選択される。つぎ
に、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらにそ
のつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択される。
このようにして、第1の領域101の隣り合う2本の走
査線が同時に選択される。第1の領域101の最後の走
査線L239およびL240が同時に選択され、フレー
ムの更新が完了する。このフレームにおいては、第2の
領域の走査線は選択されず、画面は更新されない。
【0118】したがって、1水平走査期間(1H)が従
来と同一であるとすれば、このフレームの更新に必要な
時間F2は、 34.72〔μs〕×120=4.16〔ms〕 である。
【0119】本実施の形態においては、図6(d)に示
すように、まず図6(a)に示したフレームFo1の表
示を行ない、つぎに図6(b)に示したフレームF2を
9回繰り返す。つづいて、図6(b)に示したフレーム
Fe1の表示を行ない、つぎに図6(c)に示したフレ
ームF2を9回繰り返す。これらを繰り返すことによ
り、画面の表示を行なう。
【0120】このように走査線の選択を行なうことによ
り、第1の領域101の各走査線は毎フレームごとに選
択され、第2の領域102の各走査線は20フレームに
つき1回選択されることになる。
【0121】この場合、平均のフレーム更新時間は、
〔{(Fo1+F2×9)+(Fe1+F2×9)}/
20〕で求められ、 {(8.33+4.166×9)+(8.33+4.1
66×9)}/20=4.58ms であり、画面の更新周波数は、 1〔s〕/4.58〔ms〕=218〔Hz〕 となる。
【0122】このように、本実施の形態によれば、各画
素部のキャパシタの充電時間を短くすることなく、フレ
ームの更新周波数を従来の60Hzよりも高くすること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0123】なお、液晶表示装置(液晶パネル)は、C
RTなどとは異なり、輝度の減衰が小さいため、動きの
ない静止画像であれば60Hzで画面を更新する必要は
ない。そこで、本実施の形態では、静止画像を表示する
第2の領域では、10フレームに1回だけ走査線の選択
が行なわれることとし、さらに飛び越し走査を行なうこ
ととして、画素部のキャパシタに蓄えられた電荷のリー
クによる輝度減衰を補うこととした。
【0124】2本の走査線が同時に選択されるため解像
度が低い第1の領域に動画を表示し、第2の領域に静止
画像を表示することで、高品位の動画像と静止画像とを
表示することのできる表示装置を提供することができ
る。
【0125】なお、本実施の形態では、走査線の本数が
480本であり、60Hzの周波数で画面の更新が行な
われる表示装置を例として説明を行なったが、走査線の
本数および/または画面の更新周波数が異なる他の表示
装置においても、本実施の形態の考え方を適用すること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0126】また、本実施の形態では、480本の走査
線からなる画面領域を、それぞれ240本の走査線から
なる2つの領域に分割する例を示したが、2つの領域の
走査線の本数が同一である必要はない。
【0127】また、本実施の形態では、すべてのフレー
ムにおいて複数本の走査線が同時に選択される領域と、
飛び越し走査を行なう領域とを、それぞれ1つづつ設け
た場合を示したが、各領域の双方またはどちらか一方を
複数設けても同様の効果がある。
【0128】また、同時に選択する走査線の本数を2本
として説明したが、3本あるいは4本など、2本以外の
本数とした場合でも同様の効果を得ることができる。
【0129】また、飛び越し走査において、走査線を1
本おきに選択する例を示したが、その他の本数としても
本実施の形態の効果を得ることが可能である。
【0130】また、第2の領域においては、10フレー
ムに1回だけ走査線の選択が行なわれることとしたが、
たとえば5フレームに1回あるいは20フレームに1回
といったように、その他の回数としても本実施の形態の
効果を得ることができる。
【0131】実施の形態6 本発明の他の実施の形態を、図1および図7を用いて説
明する。
【0132】前記実施の形態5では、表示装置の画面領
域を複数の領域に分割し、各フレームにおいて、少なく
とも1つの領域においては隣接する複数の走査線を同時
に選択するとともに、残りの少なくとも1つの領域にお
いては、走査線を1つおきに選択していくいわゆる飛び
越し走査を行ない、さらにこの飛び越し走査が行なわれ
る領域の走査線を全く選択しないフレームを設けた。そ
して、両フレームの割合、つまり各領域における時間当
たりの走査線選択回数は、常に一定値とした。
【0133】本実施の形態では、各領域における時間当
たりの走査線選択回数を、基本的には一定とするもの
の、飛び越し走査が行なわれる領域の表示を変化させる
必要が生じた場合には、時間当たりの走査線選択回数と
は無関係に、この領域の走査線を飛び越し走査するフレ
ームを挿入することとした。
【0134】図1に示すように、液晶表示装置の480
本の走査線L1〜L480が、240本の走査線L1〜
L240からなる第1の領域101と、240本の走査
線L241〜L480からなる第2の領域102とに分
割されている。
【0135】本実施の形態による走査線の選択を図7に
示す。
【0136】図7(a)に示すように、時刻to1から
始まるあるフレームFo1において、まず、第1の領域
101の走査線L1およびL2が同時に選択される。つ
ぎに、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらに
そのつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択され
る。このようにして、第1の領域101では、隣り合う
2本の走査線が同時に選択される。第1の領域101の
最後の走査線L239およびL240が同時に選択され
たあと、引き続いて第2の領域102の走査線L241
が選択される。その後、第2の領域102では、走査線
L243,L245,L247・・・といった順に、各
走査線が1つおきに順に選択される。第2の領域102
の走査線L479の選択が終了した時刻to2で、1フ
レームの更新が完了する。
【0137】図7(b)に示すように、時刻te1から
始まるあるフレームFe1においては、まず、第1の領
域101の走査線L1およびL2が同時に選択される。
つぎに、走査線L3およびL4が同時に選択され、さら
にそのつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択され
る。このようにして、第1の領域101では、隣り合う
2本の走査線が同時に選択される。第1の領域101の
最後の走査線L239およびL240が同時に選択され
たあと、引き続いて第2の領域102の走査線L242
が選択される。その後、第2の領域102では、走査線
L244,L246,L248・・・といった順に、各
走査線が1つおきに順に選択される。第2の領域102
の最後の走査線L480の選択が終了した時刻te
2で、1フレームの更新が完了する。
【0138】図7(c)に示すように、時刻t2から始
まるあるフレームF2においては、まず、第1の領域1
01の走査線L1およびL2が同時に選択される。つぎ
に、走査線L3およびL4が同時に選択され、さらにそ
のつぎに、走査線L5およびL6が同時に選択される。
このようにして、第1の領域101の隣り合う2本の走
査線が同時に選択される。第1の領域101の最後の走
査線L239およびL240が同時に選択され、フレー
ムの更新が完了する。このフレームにおいては、第2の
領域の走査線は選択されず、画面は更新されない。
【0139】本実施の形態においては、基本的には、図
7(d)に示すように、まず図7(a)に示したフレー
ムFo1の表示を行ない、つぎに図7(b)に示したフ
レームF2を9回繰り返す。つづいて、図7(b)に示
したフレームFe1の表示を行ない、つぎに図7(c)
に示したフレームF2を9回繰り返す。これらを繰り返
すことにより、表示を行なう。
【0140】このように走査線を選択することにより、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になること
は、実施の形態5で述べたとおりである。
【0141】もし、第2の領域の画面表示を変化させる
必要がある場合、画面駆動制御部3は入力される信号か
らこれを検知し、図7(d)の符号βで示すように、第
2の領域の走査線の選択が行なわれるフレームFo1お
よびFe1を挿入する。これにより、第2の領域の表示
に変化が生じた場合には、すみやかにこの領域の走査線
の選択が行なわれるため、静止画像の変化をスムーズに
表示することができる。
【0142】本実施の形態によれば、2本の走査線が同
時に選択されるため解像度が低い第1の領域に動画を表
示し、第2の領域に静止画像を表示することで、高品位
の動画像と静止画像とを表示することのできる表示装置
を提供することができるとともに、第2の領域の表示に
変化が生じた場合には、すみやかにこの領域の走査線の
選択が行なわれるため、静止画像の変化をスムーズに表
示することができる。
【0143】なお、液晶表示装置(液晶パネル)は、C
RTなどとは異なり、輝度の減衰が小さいため、動きの
ない静止画像であれば60Hzで画面を更新する必要は
ない。そこで、本実施の形態では、静止画像を表示する
第2の領域では、通常は10フレームに1回だけ走査線
の選択が行なわれることとし、さらに飛び越し走査を行
なうこととして、画素部のキャパシタに蓄えられた電荷
のリークによる輝度減衰を補うこととした。
【0144】2本の走査線が同時に選択されるため解像
度が低い第1の領域に動画を表示し、第2の領域に静止
画像を表示することで、高品位の動画像と静止画像とを
表示することのできる表示装置を提供することができ
る。
【0145】なお、本実施の形態では、走査線の本数が
480本であり、60Hzの周波数で画面の更新が行な
われる表示装置を例として説明を行なったが、走査線の
本数および/または画面の更新周波数が異なる他の表示
装置においても、本実施の形態の考え方を適用すること
ができ、充電不足による画質の劣化を生じることなく、
動画の動きをより忠実に表示することが可能になる。
【0146】また、本実施の形態では、480本の走査
線からなる画面領域を、それぞれ240本の走査線から
なる2つの領域に分割する例を示したが、2つの領域の
走査線の本数が同一である必要はない。
【0147】また、本実施の形態では、すべてのフレー
ムにおいて複数本の走査線が同時に選択される領域と、
飛び越し走査を行なう領域とを、それぞれ1つづつ設け
た場合を示したが、各領域の双方またはどちらか一方を
複数設けても同様の効果がある。
【0148】また、同時に選択する走査線の本数を2本
として説明したが、3本あるいは4本など、2本以外の
本数とした場合でも同様の効果を得ることができる。
【0149】また、飛び越し走査において、走査線を1
本おきに選択する例を示したが、その他の本数としても
本実施の形態の効果を得ることが可能である。
【0150】また、第2の領域においては、通常は10
フレームに1回だけ走査線の選択が行なわれることとし
たが、たとえば5フレームに1回あるいは20フレーム
に1回といったように、その他の回数としても本実施の
形態の効果を得ることができる。
【0151】実施の形態7 実施の形態1〜6においては、TFTを用いたアクティ
ブマトリックス方式の液晶表示装置を例として説明を行
なったが、本発明をその他の表示装置に適用することも
当然可能である。
【0152】本発明による表示装置およびその駆動方法
を、有機ELを用いた表示パネルに適用した例を説明す
る。
【0153】図8に、有機ELを用いた表示パネルの断
面図を示す。有機EL表示パネル30は、カソード電極
31、有機EL層32、ガラス基板33、透明電極34
から構成される。有機ELは印加された電圧に応じて発
光する特性を有する。有機ELからの発光35は、ガラ
スおよび透明電極を通して外部に透過される。
【0154】図9は、有機EL表示パネル30の斜視図
を示す。ガラス基板33上に、トランジスタなどからな
るスイッチング素子36が設けられている。スイッチン
グ素子36には、それぞれ走査線L1,L2,L3およ
び信号線D1,D2,D3が接続されている。走査線を
選択し信号を与えると、この走査線に接続されたスイッ
チング素子36がオン状態になり、信号線の信号が透明
電極34に印加される。透明電極34とカソード電極3
1との間の電位差が有機EL層32に印加され、発光が
生じる。
【0155】このような有機ELを用いた表示パネルに
おいても、前記実施の形態1〜6の走査線選択方法を適
用することができ、同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0156】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
画素部のキャパシタの充電時間を短くすることなく、フ
レームの更新周波数を従来よりも高くすることができ、
充電不足による画質の劣化を生じることなく、動画の動
きをより忠実に表示することが可能になる。
【0157】したがって、高品位の動画像と静止画像と
を表示することのできる表示装置を提供することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による表示装置の走査線の選択を説明
するための図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による走査線の選択を
示した図である。
【図3】 本発明の実施の形態2による走査線の選択を
示した図である。
【図4】 本発明の実施の形態3による走査線の選択を
示した図である。
【図5】 本発明の実施の形態4による走査線の選択を
示した図である。
【図6】 本発明の実施の形態5による走査線の選択を
示した図である。
【図7】 本発明の実施の形態6による走査線の選択を
示した図である。
【図8】 有機ELを用いた表示パネルの断面図であ
る。
【図9】 有機ELを用いた表示パネルの分解斜視図で
ある。
【図10】 液晶を用いた表示装置について、その構成
の概略を概念的に示した斜視図である。
【図11】 液晶パネルの一部分を拡大して示した等価
回路図である。
【図12】 各画素部への信号の印加方法を説明するた
めの図である。
【図13】 従来の表示装置の走査線の選択を説明する
ための図である。
【図14】 従来の技術による走査線の選択を示した図
である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置、2 液晶パネル、3 画像駆動制御
部、4 光源、5 光源駆動部、10 表示制御回路、
11 Xドライバ、12 シフトレジスタ、13 サン
プルホールド回路、14 Yドライバ、L1〜L16
走査線、D1〜D20 信号線、21 画素部、22
TFT、27 対向電極、28 画素電極、30 有機
EL表示パネル、31 カソード電極、32 有機EL
層、33 ガラス基板、34 透明電極、35 発光、
36 スイッチング素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/36 G09G 3/36 Fターム(参考) 2H093 NA16 NA46 NA47 NC22 NC23 NC34 NC49 ND32 ND60 NH06 NH16 5C006 AA01 AA02 AA11 AA22 AC23 AC29 BB16 BC03 BF03 BF11 FA04 FA12 FA54 5C080 AA06 AA10 BB05 CC03 DD02 DD06 DD08 FF11 HH21 JJ02 JJ04 JJ06 KK02 KK43

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査線と信号線が互いに交差して
    設けられ、それぞれの交点に画素電極がマトリックス上
    に形成された表示パネルと、前記複数の走査線を選択す
    るとともに、前記複数の信号線に信号を与え、前記表示
    パネルの画面に表示される画像を駆動制御する画面駆動
    制御部とを備え、画面を複数の領域に分け、少なくとも
    1つの領域においては、隣接する複数の走査線を同時に
    選択することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 画面を複数の領域に分け、それぞれの領
    域の走査線の時間当たりの選択回数を異ならせることを
    特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 画面を複数の領域に分け、それぞれの領
    域の走査線の時間当たりの選択回数を可変させることを
    特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 画面を複数の領域に分け、少なくとも1
    つの領域においては、隣接する複数の走査線を同時に選
    択し、残りの少なくとも1つの領域においては、飛び越
    し走査を行なうことを特徴とする請求項1記載の表示装
    置。
  5. 【請求項5】 画面を複数の領域に分け、それぞれの領
    域の走査線の時間当たりの選択回数を異ならせることを
    特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 画面を複数の領域に分け、それぞれの領
    域の走査線の時間当たりの選択回数を可変させることを
    特徴とする請求項4記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 表示パネルに液晶を用いることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5または6記載の表示装
    置。
  8. 【請求項8】 表示パネルに有機ELを用いることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の表示
    装置。
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