JP2002132126A - 学習支援システム - Google Patents

学習支援システム

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JP2002132126A
JP2002132126A JP2000321787A JP2000321787A JP2002132126A JP 2002132126 A JP2002132126 A JP 2002132126A JP 2000321787 A JP2000321787 A JP 2000321787A JP 2000321787 A JP2000321787 A JP 2000321787A JP 2002132126 A JP2002132126 A JP 2002132126A
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JP2000321787A
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English (en)
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Shunei Tanaka
俊英 田中
Masanori Tanaka
正徳 田中
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PEGASUS PLANNING KK
Original Assignee
PEGASUS PLANNING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習能力を効果的に向上させることができる
コンピュータを用いた学習支援システムを提供する。 【解決手段】 問題データベースに登録されている問題
をコンピュータの出力画面に表示し、表示された問題の
解答を学習者に入力させ、入力された解答の正誤判断を
行い、正解の解答を表示するとともに問題に関連した関
連情報の表示を行うことによって学習を支援する学習支
援システムにおいて、出力画面には問題表示部と解説表
示部とを明確に区分して表示し、さらに、学習者がコン
ピュータによる学習の際に使用する学習ノートには、問
題表示部に対応する問題記入欄と、解説表示部に対応す
る解説記入欄とを設け、問題表示部に表示された問題を
問題記入欄に書き取らせるとともに、解説表示部に表示
された解説を解説表示部に書き取らせることにより、学
習者に読み返しの行いやすい学習ノートを作成させるよ
うにしている学習支援システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は学習支援システムに
関するものであり、特に、復習を効率よく行うことがで
きることによって、学習者の学習能力を高めることがで
きる学習支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、学習を効果的に行わせるためにパ
ーソナルコンピュータを用いた学習支援システムとして
CAI(Computer Aided Instruction)の手法が用いら
れることが知られている。
【0003】CAIを用いた学習支援システムについて
は、すでに特開平5−150710号公報をはじめとし
て数多くの出願がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのコン
ピュータを用いた学習支援システムでは、通常、紙に印
刷されている問題集を単にコンピュータに取り込んでい
るようなものであり、問題を画面に表示して学習者に入
力を促すとともに、学習者はキーボードなどの入力手段
を用いて解答を入力し、入力された解答の正誤を判定し
ながら学習を進めるようにしているものでしかなった。
すなわち、正誤判定及びヒントや解説の表示などの操作
を容易として学習者の学習を補助するようにしているも
のでしかなかった。
【0005】従って、学習者はコンピュータがなければ
学習を行うことができず、そのうえ、学習内容を確実に
定着をさせるために行う復習に対しては何らの考慮もな
されていないため、学習者の学習能力のチェックは可能
であるものの、学習能力を向上させる機能には乏しく、
コンピュータを用いた学習支援システムを導入したとし
ても学習者の学習能力を高めることができるものではな
かった。
【0006】本発明者は、上記の現状に鑑み、コンピュ
ータを用いた学習支援システムを用いながら、どのよう
にすれば学習者の学習能力自体を向上させることができ
るか研究・開発を行った結果、本発明に至ったものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
では、問題データベースに登録されている問題をコンピ
ュータの出力画面に表示し、表示された問題の解答を学
習者に入力させ、入力された解答の正誤判断を行い、正
解の解答を表示するとともに問題に関連した関連情報の
表示を行うことによって学習を支援する学習支援システ
ムにおいて、出力画面には問題表示部と解説表示部とを
明確に区分して表示し、さらに、学習者がコンピュータ
による学習の際に使用する学習ノートには、問題表示部
に対応する問題記入欄と、解説表示部に対応する解説記
入欄とを設け、問題表示部に表示された問題を問題記入
欄に書き取らせるとともに、解説表示部に表示された解
説を解説表示部に書き取らせることにより、学習者に読
み返しの行いやすい学習ノートを作成させる学習支援シ
ステムとした。
【0008】また、請求項2に記載した発明では、入力
手段を用いて学習者により入力された解答を表示する解
答入力欄を、表示画面の上下方向略中央部に設けること
により同表示画面を上下段に二分割し、上段を問題表示
部、下段を解説表示部とし、一方、学習ノートには、1
ページを上下二段に分けて、上下にそれぞれ上段を問題
記入欄、下段を解説記入欄とした記入欄を設け、問題記
入欄に問題表示部に表示された問題を書き取らせるとと
もに、解説記入欄に解説表示部に表示された解説を書き
取らせることにも特徴を有する学習支援システムとし
た。
【0009】さらに、請求項3に記載した発明では、代
数または幾何の学習において、問題表示部に表示される
問題には、各単元のレベルごとにあらかじめ問題データ
ベースに登録しておいた複数の問題の中からランダムに
1問を選択して表示するようにしていることにも特徴を
有する学習支援システムとした。
【0010】そのうえ、請求項4に記載した発明では、
各単元の各レベルにおいては5問の問題を出題するよう
にし、3問以上正解した場合には5問終了後に次のレベ
ルに進むようにし、2問だけ正解した場合には5問終了
後に同じレベルを繰り返すようにし、1問だけ正解した
場合には5問終了後に1つ前のレベルに戻すようにし、
全く正解しなかった場合には5問終了後に2つ前のレベ
ルに戻すようにしていることにも特徴を有する学習支援
システムとした。
【0011】また、請求項5に記載した発明では、漢字
の書き順の学習において、表示画面には、学習する漢字
を表示した漢字表示部を設けて問題表示部とし、さら
に、その音読みと、訓読みとを表示した漢字データ表示
部を設けて解説表示部とするとともに、書き順の各画ご
とに漢字をばらした総画数分の画描画パネルを表示し、
上下方向に三分割した学習ノートの最上段は漢字書取欄
として漢字表示部に表示された漢字を書き取らせ、中段
は音読み書取欄として漢字データ表示部に表示された音
読みを書き取らせ、下段は訓読み書取欄として漢字デー
タ表示部に表示された訓読みを書き取らせていることに
特徴を有する学習支援システムとした。
【0012】さらに、請求項6に記載した発明では、漢
字表示部に表示される漢字はグレー表示としており、総
画数分の画描画パネルの中から書き順にしたがって画描
画パネルを順番に選択することにより、グレー表示され
た漢字表示部の漢字に、選択された画描画パネルに示さ
れた画の入力を行うとともに、間違った画描画パネルを
選択した場合には入力を行わないようにしていることに
も特徴を有する学習支援システムとした。
【0013】特に、請求項7に記載した発明では、一度
も間違わずに書き順通りに画描画パネルを選択できなか
った場合には、再度、同じ漢字を漢字表示部に表示し、
かつ、画描画パネルの並び順をランダムに並べ替えて表
示し、再度、画描画パネルの選択を行わせることにも特
徴を有する学習支援システムとした。
【0014】そのうえ、請求項8に記載した発明では、
漢字表示部に表示される漢字の書き順を動画によって示
す書き順解説手段を具備していることにも特徴を有する
学習支援システムとした。
【0015】また、請求項9に記載した発明では、社会
の学習において、表示画面には、所々に空欄状態の適語
入力欄を設けた説明文を表示する説明文表示部を設けて
問題表示部とし、さらに、参考図を表示する参考図表示
部、及び、資料表示ウインド及び/または暗記項目表示
ウインドを設けて解説表示部とし、学習ノートは、見開
き2ページを上下三段に分割し、その向かって左側のペ
ージを横方向に対してさらに三分割し、向かって左か
ら、スケッチ部、用語記入部、読み方記入部とするとと
もに、向かって右側のページを横方向に対して二分割
し、向かって左側を内容記入部、右側を暗記・資料記入
部とし、スケッチ部には参考図表示部に表示された参考
図をスケッチさせ、用語記入部には説明文表示部に表示
された説明文中の適語入力欄に入力された用語を記入さ
せ、読み方記入部には適語入力欄に入力された用語の読
み方を必要に応じて記入させ、内容記入部には説明文表
示部に表示された説明文の要約を記入させ、暗記・資料
記入部には資料表示ウインド及び/または暗記項目表示
ウインドに表示された解説の要約を記入させるようにし
ていることに特徴を有する学習支援システムとした。
【0016】さらに、請求項10に記載した発明では、
適語入力欄に、表示画面に設けた選択枝表示部に表示さ
れた選択肢の中から正解の選択肢を選択した場合にのみ
入力が行われるようにし、一度でも不正解の選択肢が選
択された場合には適語入力欄への入力を行わず、かつ、
全適語入力欄への入力終了後、再度同じ問題を表示画面
に表示するようにし、全ての適語入力欄に一度で正解の
選択肢が入力されるまで繰り返し同じ問題を表示すると
ともに、その都度、選択枝表示部に表示される選択肢の
順番をランダムに並べ替えて表示するようにしているこ
とにも特徴を有する学習支援システムとした。
【0017】または、請求項11に記載した発明では、
適語入力欄に、入力手段を用いて解答入力欄に入力した
解答が正解であった場合に青字での入力い、また、不正
解であった場合には赤字で正解の解答の入力を行い、全
ての適語入力欄に青字での入力がなされるまで繰り返し
同じ問題を表示するようにしていることにも特徴を有す
る学習支援システムとした。
【0018】また、請求項12に記載した発明では、理
科の学習において、表示画面には、参考図を表示する参
考図表示部を設けて解説表示部とし、また、所々に空欄
状態の適語入力欄を設けた解説文を表示する解説文表示
部を設けて解説表示部兼問題表示部とし、学習ノートに
は、1ページを上下二段に分割して上下にそれぞれ図解
記入欄及びポイント記入欄とからなる学習内容記入欄を
設け、図解記入欄には参考図表示部に表示された参考図
のイラストをスケッチさせるとともに、ポイント記入欄
には解説文表示部に表示された解説文の要約を記入させ
るようにしていることに特徴を有する学習支援システム
とした。
【0019】さらに、請求項13に記載した発明では、
適語入力欄に、表示画面に設けた選択枝表示部に表示さ
れた選択肢の中から正解の選択肢が選択された場合にの
み入力を行うようにし、不正解の選択肢が選択された場
合には適語入力欄への入力を行わず、かつ、全適語入力
欄への入力終了後、再度同じ問題を表示画面に表示する
ようにするとともに、その都度、選択枝表示部に表示さ
れる選択肢の順番をランダムに並べ替えて表示するよう
にしていることにも特徴を有する学習支援システムとし
た。
【0020】また、請求項14に記載した発明では、英
語の学習において、表示画面には、問題となる和文を表
示する問題表示欄を設けて問題表示部とし、さらに、問
題に対する解答の英文を表示する解答表示欄、及び、ヒ
ント表示欄とを設けて解説表示部とし、学習ノートは、
見開き2ページの向かって左側を和文記入ページ、向か
って右側を英文記入ページとし、問題表示欄に表示され
た和文を和文記入ページに記入させるとともに、同和文
の記入された位置と同じ高さとなる英文記入ページの所
用の位置に解答表示欄に表示された英文を記入させ、さ
らに、記入させた英文の下側にヒント表示欄に表示され
た内容を記入させるようにしていることに特徴を有する
学習支援システムとした。
【0021】さらには、請求項15に記載した発明で
は、表示画面において、解答表示欄と略平行に結果表示
欄を設けるとともに、解答となる英文をスペースごとに
分離して単語ごととした複数の単語カードをランダムに
並べて表示し、同単語カードを適宜の順番に選択するこ
とによって結果表示欄に単語カードの英単語を順次入力
して英文を作成し、正誤判定の結果、作成した英文が正
解であった場合には問題表示欄に次の問題を表示し、間
違えていた場合には、再度、同じ問題を問題表示欄に表
示するとともに、単語カードの並び順をランダムに並び
替えて表示していることにも特徴を有する学習支援シス
テムとした。
【0022】または、請求項16に記載した発明では、
表示画面において、解答表示欄と略平行に結果表示欄を
設け、また、入力手段を用いて入力された英文を表示す
る解答入力欄を設け、同解答入力欄に英文の入力を行
い、正誤判定の結果、解答入力欄に入力した英文が正解
であった場合には、結果表示欄に青字でその英文を入力
して問題表示欄に次の問題を表示し、間違っていた場合
には、解答入力欄に入力した英文を結果表示欄に赤字で
入力して、再度、問題表示欄に同じ問題を表示するよう
にしていることにも特徴を有する学習支援システムとし
た。
【0023】特に、請求項17に記載した発明では、表
示画面に表示された英文の発音を音声出力することがで
きる音声出力手段を具備していることにも特徴を有する
学習支援システムとした。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の学習支援システムでは、
コンピュータの表示画面に表示された問題に対して、同
表示画面に設けた解答入力欄へのキーボードを用いた解
答入力、あるいは、選択肢表示画面に表示した選択肢の
選択によって解答し、正誤判定を行うとともに、学習画
面に表示される問題表示部及び解説表示部にそれぞれ対
応させた記入欄を設けた学習ノートに、問題及び問題の
解説を書き取らせることによって学習効果を高めるよう
にしているものである。
【0025】すなわち、学習者はコンピュータ上でどん
なに多くの問題を行ったとしても、表示画面に表示され
た問題に対して反射的に解答しているだけであり、学習
内容を学習者自身の中で深く認識させるためには、時間
をかけてゆっくり問題及び解説を理解させることが必要
である。本発明者は、このように時間をかけてゆっくり
理解させるのに最もよい手段が学習ノートへの書き取り
であることを知見した。
【0026】すなわち、学習ノートへの書き取りを行う
べく手と頭を連動させることによって深い意識レベルで
の理解を行うことができ、これにより、学習者自身に、
自分が理解できているところと、理解できていないとこ
ろとを明確に認識させることができるものである。従っ
て、理解が不十分である部分を重点的に復習することに
よって、学習内容を全て理解することができるようにす
ることができる。
【0027】特に、学習ノートへの書き取りを行うこと
によって、出題された問題に対して不正解であった場合
に、「何を間違えていたのか」、「どこを間違えていた
のか」と学習者自身に自問自答する機会を与えることが
でき、「しっかり考える」という好ましい学習態度を身
につけさせることができる。
【0028】これに対して従来のCAIによる学習シス
テムでは、反射的に解答を入力する能力のみが助長され
るおそれがあり、「しっかり考える」という学習態度を
身につけさせることが困難であって、学習能力を向上さ
せることができるものではなかった。
【0029】また、本発明の学習支援システムでは、学
習ノート自体がそのまま独自の参考書となるように、問
題表示部及び解説表示部の表示内容を厳選し、学習する
単元での必要不可欠な知識の習得が行えるようにしてい
る。従って、学習ノートを用いて復習を行うことがで
き、コンピュータがなくても効率のよく復習を行うこと
ができる。特に、学習ノートには、学習画面に表示され
る問題表示部及び解説表示部にそれぞれ対応させた記入
欄を設けていることにより、学習者は書き取りを行うべ
き内容を認識しやすく、学習する単元の効率のよい学習
を行うことができる。
【0030】以下において、実施例を示しながら本発明
の学習支援システムについてより詳細に説明する。
【0031】なお、本発明の学習支援システムは、スタ
ンドアローンのコンピュータの記憶装置にインストール
することによって使用することもできるし、サーバー・
クライアント型のシステム構成として使用することもで
きる。特に、インターネットなどの電気通信回線に接続
したサーバーに学習支援システムをインストールし、同
じく電気通信回線に接続したクライアントからサーバー
にアクセスして使用することもでき、コンピュータ自体
のシステム構成の形態は問わない。
【0032】特に、本発明の学習支援システムをインタ
ーネットなどの電気通信回線に接続したサーバーにイン
ストールし、電気通信回線に接続したクライアントから
同サーバーにアクセスして使用する場合には、適切な指
導を行うことができる指導者が身近にいないため、学習
者に対して適切な指導を行うことができず、あるいは、
学習者の質問に対してリアルタイムで対応することがで
きず、学習者の学習意欲がそがれるおそれがあった。
【0033】そこで、インターネットを介したクライア
ント・サーバーの形態で学習支援システムを構築し、実
施する場合には、各表示画面に設けた先生呼出ボタンを
選択することによって、サーバーに接続された端末にお
いて待ち受けていた指導者と双方向の音声通話を行うこ
とができるようにしており、学習者の質問に対して個別
に対応することができるようにしている。
【0034】特に、学習者が使用するクライアントのコ
ンピュータにカメラを配設することによって、ネットミ
ーティングの状態で指導者に直接質問することができる
ようにしており、指導者は、学習者の表情を確認しなが
ら指導を行うことができるので、より適切な指導を行う
ことができる。すなわち、たとえば同じ「わからない」
でも、「全くわからない」のか、「どこか一部だけがわ
からないのか」などの微妙な判断を、学習者の表情から
読み取ることが可能であるので、より適切な指導を行う
ことができる。
【0035】しかし、学習者の中には、指導者との会話
を恥ずかしく感じる学習者や、質問事項をうまく言葉に
まとめられない学習者も存在することにより、音声通話
あるいはネットミーティングだけで全ての学習者に対応
できるものではなく、効率のよい対応ができるものでは
なかった。
【0036】そこで、先生呼出ボタンとともに、ヘルプ
ボタンとなる会話式質問ボタンを設けるようにしてお
り、同会話式質問ボタンを選択すると、質問ウインドが
開くようにしている。同質問ウインドには先生を示す画
像が表示され、学習者に対して順次質問を発するように
しており、学習者は、提示された質問に順次答えること
によって、最終的に問題点が解決されるように学習者へ
の質問事項を構成するようにしている。
【0037】質問事項は、まず、学習者が学習している
学年、学習している教科、学習内容を把握することがで
きる質問を1問1答形式で順次表示し、回答を得ること
によって学習者の学習している単元を特定することがで
きるようにしている。学習単元の特定後、学習者の学習
履歴データに基づいて特定された単元の理解度を判定
し、一つ前の単元に戻るのがよいのかを判定するように
し、単元の確定を行うようにしている。
【0038】単元の確定が行われると、同単元のどの部
分に学習者の問題点があるのかを特定するために、問題
データベースに登録されている問題から所用の問題を1
問選択して質問ウインドに表示し、学習者に解答させる
ようにしている。学習者が解答を入力すると解答結果を
判定し、正解であればレベルを上げた問題を1問出題
し、不正解であればレベルを下げた問題を1問出題して
学習者に解答させるようにしている。
【0039】これを複数回繰り返すことによって、学習
者の問題点を、学習単元において学習者による学習が必
要と思われるレベルを特定することにより把握すること
ができるようにしている。すなわち、後述するように、
各学習単元における各レベルの学習画面中には、学習の
理解を助けるためのヒント及び解説をそれぞれ設けてい
るため、所用のレベルの学習を学習者に行わせ、ヒント
及び解説を学習者に読ませることによって学習者の問題
点の解決をはかることができるようにしているものであ
る。
【0040】なお、このとき、学習者に対して行われる
質問及び出題は、少なくとも過去2回分の質問の回答履
歴に基づいて新たな質問及び出題を行うようにしてお
り、直前になされた回答だけで判断を行うことによる判
断ミスの生起を防止するようにしている。すなわち、学
習者が質問に対して常に正しく回答しているとは限ら
ず、学習者の曖昧さを勘案するために少なくとも過去2
回分の質問の回答履歴に基づいて判断を行うようにして
いるものである。必要であれば、さらに過去の回答履歴
に基づいて判断を行うようにしてもよい。従って、比較
的速やかに学習者の問題点にたどり着くことができ、学
習者に対して適切な学習指針のアドバイスを提供するこ
とができる。
【0041】会話式質問ボタンを選択して行った学習指
導では不十分なであった学習者は、上述したように先生
呼出ボタンによって指導者と直接会話をすることによ
り、確実に問題点の解消をはかることができる。会話式
質問ボタンを選択して行った学習指導で十分であった学
習者は、指導者との直接会話を要求してこないことによ
って先生呼出ボタンの使用頻度を低減させることがで
き、学習者からの質問を待ち受ける指導者の要員を削減
することができる。
【0042】また、先生呼出ボタンによって指導者が学
習者と直接会話をする場合、質問ウインドで行った質問
の履歴と、その質問に対する学習者の回答履歴のデータ
を指導者側に出力することによって、指導者は学習者と
会話を行う以前にその学習者の状態を把握することがで
き、速やかに解決策となるアドバイスを行うことができ
る。また、学習者が必要としている内容に強い指導者を
選択して対応させることもできるので、より適切なアド
バイスを行うことができる。
【0043】なお、先生呼出ボタンによって呼び出され
ることになる指導者は、サーバーを管理している管理セ
ンターに常に待機しているのではなく、各指導者が各地
で開いている学習塾で使用しているコンピュータをサー
バーに接続し、学習塾を行いながら同コンピュータへの
先生呼出ボタンによるアクセスを待っている状態とする
こともできる。従って、常勤の指導者を不要とすること
ができる一方で、十分な数の指導者を確保することがで
きるので、先生呼出ボタンを選択した学習者を待たせる
ことがなく、速やかに適切な指導者に接続することがで
きる。
【0044】
【実施例】以下に示す順序で本実施例を説明することに
する。 (1)イントロダクション (2)算数・数学:代数の学習 (3)算数・数学:幾何の学習 (4)国語:漢字の書き順の学習 (5)国語:漢字の読取の学習 (6)国語:文法・文章読解の学習 (7)社会の学習 (8)理科の学習 (9)英語:単語・熟語の学習 (10)英語:並び替えによる英文法の学習 (11)英語:英作文による英文法の学習 (12)英語:入試問題対策
【0045】(1)イントロダクション まず、本発明の学習支援システムに係るプログラムを起
動させると、図1に示す起動画面1aが表示され、同起動
画面1aの右下角に設けた「NEXT」ボタン1bを押すこ
とによって、図2に示す授業開始画面2aが表示されるよ
うにしている。
【0046】同授業開始画面2aにおいて、あらかじめ設
定登録された生徒ID及びパスワードを、ID入力欄2b
及びパスワード入力欄2cに入力することによって、生徒
名欄2dにIDとパスワードによって特定される生徒名が
表示されるようにしている。生徒名欄2dに表示された名
前が正しければ「Start」ボタン2eを押すことによっ
て、図3に示す格言画面3aにジャンプするようにしてい
る。また、生徒IDまたはパスワードの入力を間違えた
場合には、「Cancel」ボタン2fを押すことによって、I
D入力欄2b及びパスワード入力欄2cへの入力情報がクリ
アされ、再入力することができるようにしている。
【0047】格言画面3aには、アクセスのたびごとにラ
ンダムに格言と、その意味を表示するようにしており、
格言の学習を行うことができるようにしている。格言画
面3aの右下角には「次へ」ボタン3bを設けており、同
「次へ」ボタン3bを押すことによって、図4(a)に示
すように、学習科目を割り付けたメニューバーを設けた
学習科目選択画面4aにジャンプするようにしている。
【0048】表示された学習科目選択画面4aには、「小
学生算数」バー4b、「小学生国語」バー4c、「小学生社
会」バー4d、「小学生理科」バー4e、「小学生英語」バ
ー4f、「中学生数学」バー4g、「中学生英語」バー4h、
「中学生社会」バー4j、「中学生理科」バー4k、「中学
生国語」バー4mを設けており、いずれかのメニューバー
を選択することによって選択された教科画面にジャンプ
するようにしている。
【0049】また、学習科目選択画面4aの画面左下には
「High School」ボタン4tを設けており、同「High Scho
ol」ボタン4tを押すことによって、図4(b)に示すよ
うに高校生用学習科目選択画面4a'が表示されるように
している。同高校生用学習科目選択画面4a'には「高校
数学」バー4pを設けている。必要に応じてさらに高校生
用の学習科目を設けるようにしてもよい。
【0050】高校生用学習科目選択画面4a'の画面左下
には「Back」ボタン4uを設けており、同「Back」ボタン
4uを押すことによって学習科目選択画面4aに戻るように
している。
【0051】学習科目選択画面4a及び高校生用学習科目
選択画面4a'の符号4sは獲得コイン枚数表示欄であり、
後述するように1つの単元が終了するごとに終了の証と
して仮想コインを1枚発行し、その獲得総数を表示する
ようにしている。そして、所定の枚数だけコインが貯ま
ると学習者に対して景品を与えるようにしている。これ
により、学習者の学習意欲を高めることができるように
している。
【0052】なお、学習が終了した場合には学習科目選
択画面4aに戻ってくるようにしており、同学習科目選択
画面4aの右下角に設けた「END」ボタン4nを押すこと
によって、図5に示すように終了確認ウインド5aが開
き、同終了確認ウインド5aの「OK」ボタン5bを押すこ
とによって、システムが終了するようにしている。
【0053】また、高校生用学習科目選択画面4a'の右
下角にも「END」ボタン4nを設けており、同「EN
D」ボタン4nを押すことによって、図5に示したように
終了確認ウインド5aが開き、同終了確認ウインド5aの
「OK」ボタン5bを押すことによって、システムが終了
するようにしている。
【0054】(2)算数・数学:代数の学習 以下において、小学生算数での代数の学習について説明
する。
【0055】まず、図4に示す学習科目選択画面4aにお
いて、「小学生算数」バー4bを選択すると、図6に示す
ように、「代数」バー6b、「図形基礎」バー6c、「図形
演習」バー6dからなるメニューバーを設けた第1サブメ
ニュー画面6aが表示されるようにしている。符号6eは
「Back」ボタンであり、同「Back」ボタン6eを押すこと
によって学習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0056】第1サブメニュー画面6aにおいて「代数」
バー6bを選択することにより、図7に示すように、「た
し算・ひき算」バー7b、「かけ算」バー7c、「わり算」
バー7dなどの小学校で学習する代数の単元ごとに区分し
てメニューバーを設けた第2サブメニュー画面7aが表示
されるようにしている。項目の数が多い場合には、縦方
向に並べたメニューバー列の右側に設けた「上スクロー
ル」ボタン7eまたは「下スクロール」ボタン7fによっ
て、メニューバーの項目をスクロールさせて表示を行う
ようにしている。
【0057】また、第2サブメニュー画面7aの右側に
は、「進捗」ボタン7g、「履歴」ボタン7h、「T−進
捗」ボタン7j、「T−履歴」ボタン7kを配設している。
「進捗」ボタン7gを選択した場合には、図8に示すよう
に、学習の進捗状況を管理している進捗管理画面8aが表
示され、単元ごとの進行レベルと、得点と、学習最終日
のデータを一覧表形式に表示した進捗状況管理表8bを表
示するようにしており、同進捗状況管理表8bにより学習
の進捗状況を確認することができるようにしている。符
号8cは、進捗管理画面8aを閉じるための「終了」ボタン
である。符号8dは、一度終了した単元の学習をさらに再
学習する際に、学習履歴を削除するための削除ボタンで
ある。
【0058】「履歴」ボタン7hを選択した場合には、図
9(a)に示すように、学習の各単元における習熟度合
いを管理・確認する成績管理画面9aが表示され、各単元
における各レベルの誤解答数を一覧表形式に表示した成
績管理表9bを表示して、同成績管理表9bにより学習者に
よる最終の学習結果を表示するようにしている。特に、
成績管理表9bの各誤解答数欄9cは、学習した単元の各レ
ベルにおける誤解答の数に応じて色分けして表示するこ
とにより、学習者の学習の習熟度が一目瞭然となるよう
にもしている。符号9dは、進捗管理画面9aを閉じるため
の「終了」ボタンであ、符号9eは、一度終了した単元の
所用のレベルを再学習する際に、学習履歴を削除するた
めの削除ボタンである。
【0059】さらに、より詳細に学習履歴と進捗状況を
確認することができるように、成績管理表9bの単元表示
部9fをクリックすることによって、図9(b)に示すよ
うに詳細成績管理画面9gを表示するようにしている。同
詳細成績管理画面9gには、選択された単元の学習を行っ
た学習日ごとに分けて学習結果を一覧表形式に表示する
ようにした表示詳細成績管理表9hを表示し、同詳細成績
管理表9hの各誤解答数欄9jに、各レベルにおける誤解答
の数を表示するようにしている。特に、詳細成績管理表
9hの誤解答数欄9jにおいても、学習した単元の各レベル
における誤解答の数に応じて色分けして表示するように
し、学習者の理解度を一目瞭然とすることができるよう
にしている。符号9kは、詳細成績管理画面9gを閉じるた
めの「終了」ボタンである。
【0060】「T−進捗」ボタン7j及び「T−履歴」ボ
タン7kは、各学習の終了後に行われるテストの結果を管
理しているテスト進捗管理画面(図示せず)及びテスト
成績管理画面(図示せず)を表示させる際に選択するボ
タンであり、それぞれ進捗管理画面8a及び成績管理画面
9a、詳細成績管理画面9gと同様の画面が表示され、各単
元のテストの進捗状況及び成績状況を確認することがで
きるようにしている。
【0061】なお、第2サブメニュー画面7aの右下角に
設けた「Back」ボタン7mを押すと、学習科目選択画面4a
に戻るようにしている。
【0062】第2サブメニュー画面7aで所用のメニュー
バーを選択すると、図10に示すように、「学習」モー
ドを選択する「学習」ボタン10b、「テスト」モードを
選択する「テスト」ボタン10c、「マニュアル学習」モ
ードを選択する「マニュアル学習」ボタン10dを表示し
たモード選択画面10aが表示されるようにしている。モ
ード選択画面10aの左下角に設けた「終了」ボタン10eを
押すと、第2サブメニュー画面7aに戻るようにしてい
る。
【0063】「学習」ボタン10bを選択すると、図11
に示す代数学習画面11aが表示され、「学習」モードと
なるようにしている。「学習」モードにはそれぞれの単
元に対して段階的な複数のレベルを設定しており、1つ
のレベルをクリアすることによってその次のレベルに進
むようにしている。全てのレベルをクリアすることによ
って1つの単元が終了するようにしている。「学習」モ
ードにおいて、すでにあるレベルまで学習を進めていた
状態で学習を中断していた場合には、その続きのレベル
の問題から表示するようにしている。
【0064】代数学習画面11aの上部には、単元名11b、
レベル11c、及び、学習者名11dが表示されるようにして
いる。また、代数学習画面11aは、同画面11aの上下方向
の略中間部分に設けた解答入力欄11eによって画面を上
下段に分割しており、上段を問題表示部11f、下段を解
説表示部11gとしている。
【0065】解答入力欄11eの右隣には「判定」ボタン1
1hを設けている。同「判定」ボタン11hは、後述するよ
うに解答入力欄11eへの入力時には「判定」ボタン11hと
して機能するものの、解答入力欄11eへの解答の入力
後、同「判定」ボタン11hを押すことによって、「NE
XT」ボタン11h'に切り替わるようにしている(図13
参照)。
【0066】解答入力欄11eの左方には「終了」ボタン1
1jを設けている。同「終了」ボタン11jを選択すること
によって「学習」モードが終了するようにしている。ま
た、「終了」ボタン11jと解答入力欄11eとの間には○×
表示部11kを設けており、後述するように各問題に対す
る正誤の結果を「○」または「×」で表示するようにし
ている(図13参照)。
【0067】また、代数学習画面11aの右端には英文字
入力キー11m、数学記号キー11n、数字キー11pなどのよ
うな入力に必要となるキーをまとめて設け、解答入力欄
11eへの入力を可能としたキーボード画面11qを設けてお
り、コンピュータのキーボードによる入力に不慣れな学
習者でも解答の入力を行うことができるようにしてい
る。
【0068】さらに、キーボード画面11qの下側には
「解法の手順」ボタン11rを設けており、同「解法の手
順」ボタン11rを押すことによって、図12に示すよう
に、問題の解法の手順を表示した解法表示ウインド12a
を開き、解法の説明を行うようにしている。同解法表示
ウインド12aには右下角に「終了」ボタン12bを設けてお
り、同「終了」ボタン12bを押すことによって解法表示
ウインド12aが閉じるようにしている。
【0069】図11において、符号11sは学習の得点を
表示した得点表示欄であり、100点からの減点法で得
点を表示するようにしている。符号1 1tは解いた問題の
総数を表示した問題数表示欄であり、符号11uは解いた
問題の総数に中で不正解であった問題の総数を表示した
エラー数表示欄である。得点表示欄11sに表示された得
点によって学習の達成度を推し量るようにしている。
【0070】問題表示部11fには、あらかじめ各単元の
レベルごとに10問の問題を登録した問題データベース
(図示せず)から1問がランダムに選択されて表示され
るようにしている。そして、学習者は表示された問題に
対する解答を、コンピュータのキーボードまたはキーボ
ード画面11qを用いて解答入力欄11eに入力するようにし
ている。本実施例では、問題データベースには、各単元
のレベルごとに10問の問題をあらかじめ登録するよう
にしているが、10問に限定するものではなく、それ以
上またはそれ以下であってもよい。
【0071】解答入力欄11eへの入力後、同解答入力欄1
1eの右隣に設けた「判定」ボタン11hを押すことによっ
て入力された解答の判定がなされるようにしており、正
解であれば○×表示部11kに「○」を表示し、さらに、
図13に示すように、解説表示部11gに解説を表示する
ようにしている。
【0072】不正解であった場合には、○×表示部11k
に「×」を表示し、同様に解説表示部11gに解説を表示
するようにしている。そして、学習者は、図14に示す
算数学習ノート14aに不正解であった問題の問題文と、
解説を書き取らせるようにしている。
【0073】すなわち、算数学習ノート14aは、1ペー
ジを上下二段に分けており、上下にそれぞれ上段を問題
記入欄14d、下段を解説記入欄14eとした記入欄を設けて
構成している。なお、同記入欄の上方にレベル記入欄14
bと、単元名記入欄14cを設けている。そして、レベル記
入欄14b及び単元名記入欄14に不正解であった問題のレ
ベル及び単元名を記入し、問題記入欄14dに問題表示部1
1fに表示された問題を正確に書き取らせ、次いで、解説
記入欄14eに解説表示部11gに表示された解説を正確に書
き取らせるようにしている。
【0074】算数学習ノート14aへの書き取りを行わせ
ることによって、学習者は自分が理解できていないポイ
ント、あるいは、勘違いしていたポイントを認識するこ
とができ、問題に対する理解を深めることができる。ま
た、算数学習ノート14a自体が自分の理解不十分なポイ
ントの履歴として残り、重点的に復習すべきポイントと
して明確化され、効率のよい復習を行うことができる。
【0075】また、不正解であった場合には算数学習ノ
ート14aへの書き取りを行わなければならないことによ
って、学習者は1問1問の問題に対して真剣に取り組む
こととなり、十分に考えた後に解答入力欄11eへの入力
が行われることによって、不正解であった場合に「どこ
を間違えているのか」という間違いを生じさせたポイン
トを追求する態度を自然に養わせることができ、学習能
力自体を高めることができる。
【0076】「判定」ボタン11hをおすことによって一
つの問題の判定が終了すると、「判定」ボタン11hが
「NEXT」ボタン11h'に切り替わり、同「NEXT」
ボタン11h'を押すことによって、問題表示部11fに新し
い問題を表示するとともに、解答入力欄11e及び解説表
示部11gをクリアするようにしている。また、「NEX
T」ボタン11h'は「判定」ボタン11hに切り替わるよう
にしている。
【0077】問題表示部11fに表示される新しい問題
は、あらかじめ問題データベースに登録されている10
問の問題の中から、先に出題された問題を除いたうちの
1問を選択して表示されるようにしている。
【0078】これを5問繰り返すことによって1つのレ
ベルが終了するようにしている。すなわち、1つのレベ
ルにおいて5問の問題に取り組むようにしている。そし
て、5問のうち、3問以上正解すると次のレベルに進む
ようにしている。2問しか正解しなかった場合には、再
度同じレベルを繰り返すようにしている。
【0079】1問しか正解しなかった場合には、レベル
を1つ後退させて学習させるようにし、さらに全く正解
しなかった場合には、レベルを2つ後退させ、より低い
レベルから学習をやり直させて、理解度が低いまま先の
レベルに進んでしまうことを防止するようにしている。
【0080】各レベルにおいては、あらかじめ登録され
ている10問の中から5問をランダムに選択して出題す
るようにしていることによって、同一レベルの学習を繰
り返し行った際に、その都度ランダムな順序で問題が表
示されるので、問題と解答とを丸暗記してしまうことを
防止することができ、さらに、確実に解法を理解させた
後に次のレベルに進ませることができ、学力を確実に向
上させることができる。
【0081】特に、5問中3問という比較的低めのクリ
ア条件で次のレベルに進むようにしているので、一つの
レベルに止まり続けることを防止して、何度も前進及び
後退を繰り返しながら学習を進めることができることに
よっても、問題と解答とを丸暗記してしまうことを防止
することができ、さらには学習効果を高めることができ
る。
【0082】1つのレベルで5問の問題を解き終わる
と、解答入力欄11eの左方に設けた「終了」ボタン11jが
操作可能となり、同「終了」ボタン11jを押すことによ
って「学習」モードを終了してモード選択画面10aに戻
り、さらに、同モード選択画面10aの左下角に設けた
「終了」ボタン10eを押すことによって第2サブメニュ
ー画面7aに戻るようにしている。すなわち、1つのレベ
ルにおいては5問を解答しなければ「学習」モードを終
了できないようにしている。
【0083】学習の進行にともなって1つの単元の学習
が終了すると、仮想コインを1枚発行するようにしてお
り、獲得した仮想コインの枚数を競わせることによっ
て、学習者の学習意欲を掻き立てることができるように
している。
【0084】「学習」モードが終了すると、「テスト」
モードによるテストを行わせるようにしている。すなわ
ち、図10に示すモード選択画面10aにおいて「テス
ト」ボタン10cを選択すると、図15に示すように、
「学習」モードの代数学習画面11aと同一構成の「テス
ト」モードの代数テスト画面15aが表示され、テストを
行うことができるようにしている。ただし、「テスト」
モードにおいては解法の手順の説明は不用であるので、
「解法の手順」ボタン11rは設けていない。
【0085】「テスト」モードにも、それぞれの単元に
おいて「学習」モードの各レベルに対応させた段階的な
複数のレベルを設定しており、1つのレベルをクリアす
ることによってその次のレベルに進むようにしており、
全てのレベルをクリアすることによって1つの単元のテ
ストが終了し、終了にともなって仮想コインを発行する
ようにしている。「テスト」モードにおいても、すでに
あるレベルまでテストを進めた状態で中断していた場合
には、その続きのレベルの問題から表示してテストを行
うようにしている。
【0086】各レベルでは、問題データベースに登録さ
れている10問の問題の中から1問だけが選択されて問
題表示部15fに表示されるようにしており、学習者は表
示された問題に対する解答を解答入力欄15eに入力する
ようにしている。
【0087】解答入力欄15eへの入力後、同解答入力欄1
5eの右隣に設けた「判定」ボタン15hを押すことによっ
て判定がなされるようにしており、図16に示すよう
に、正解であれば○×表示部15kに「○」を表示し、さ
らに、解説表示部15gに解説を表示するようにしてい
る。また、正解であればそのレベルはクリアされたもの
とし、「NEXT」ボタン15h'を押すことによって、問
題表示部15fに次のレベルの問題が表示されるようにし
ている。また、解答入力欄15e及び解説表示部15gがクリ
アされ、「NEXT」ボタン15h'は「判定」ボタン15h
に切り替わるようにしている。
【0088】一方。解答入力欄15eに入力した解答が不
正解であった場合には、○×表示部15kに「×」を表示
し、同様に解説表示部15gに解説を表示するようにして
いる。そして、「NEXT」ボタン15h'を押すことによ
ってレベルを一つ後退させ、問題表示部15fに一つ前の
レベルの問題を表示させるようにしている。このとき、
解答入力欄15e及び解説表示部15gがクリアされ、「NE
XT」ボタン15h'は「判定」ボタン15hに切り替わるよ
うにしている。
【0089】従って、理解の低いレベルが存在すると、
学習者はなかなか先のレベルに進むことができず、指導
者は、学習者の学習レベルを容易に把握することができ
る。
【0090】「テスト」モードを終了する場合には、解
答入力欄15eの左方に設けた「終了」ボタン15jを押すこ
とによって「テスト」モードを終了してモード選択画面
10aに戻り、さらに、同モード選択画面10aの左下角に設
けた「終了」ボタン10eを押すことによって第2サブメ
ニュー画面7aに戻るようにしている。
【0091】指導者は、「テスト」モードによるテスト
において、学習者の理解度が低いと思われる単元または
レベルを発見した場合には、モード選択画面10aの「マ
ニュアル学習」ボタン10dを選択させ、同「マニュアル
学習」ボタン10dの下方に設けたレベル指定欄10fに所定
のレベルを指定させることにより、指定されたレベルの
代数学習画面11aを表示させて、学習をやり直させるこ
とができるようにしている。従って、理解度が低いまま
放置されている個所がないようにすることができ、学習
者の学習レベルに穴ができないようにすることができ
る。
【0092】上述した実施例では、小学生算数の代数の
学習について説明したが、中学生数学の代数の学習、あ
るいは、高校の代数等の学習においては、問題が中学生
の問題、あるいは、高校生の問題となるだけであり、基
本的な学習方法は同じであるので、説明は省略する。
【0093】(3)算数・数学:幾何の学習 以下において、小学生算数での幾何の学習について説明
する。
【0094】まず、図4に示す学習科目選択画面4aにお
いて、「小学生算数」バー4bを選択すると、図6に示す
ように「代数」バー6b、「図形基礎」バー6c、「図形演
習」バー6dからなるメニューバーを設けた第1サブメニ
ュー画面6aが表示されるようにしている。
【0095】第1サブメニュー画面6aにおいて「図形基
礎」バー6cを選択すると、図17に示すように、「平面
図形」バー17b、「表とグラフ」バー17c、「面積・体
積」バー17dのように小学校で勉強する幾何の単元ごと
に区分してメニューバーを設けた第2サブメニュー画面
17aが表示されるようにしている。
【0096】第2サブメニュー画面17aの右側には、
「進捗」ボタン17g、「履歴」ボタン17hを配設してお
り、「進捗」ボタン17gを選択した場合には、上述した
代数の学習の際に示した進捗管理画面8aと同様の進捗管
理画面(図示せず)が表示され、単元ごとの進行レベル
と、得点と、学習最終日のデータを確認することができ
るようにしている。
【0097】同じく、「履歴」ボタン17hを選択した場
合には、上述した代数の学習の際に示した成績管理画面
9aと同様の成績管理画面(図示せず)が表示され、さら
には、詳細成績管理画面9gと同様の詳細成績管理画面9g
が表示され、各単元における各レベルの誤解答数を表示
して、学習が不十分となっている単元のレベルを一目で
確認することができるようにしている。
【0098】なお、「図形基礎」においては上述した代
数の学習の場合における「テスト」モードを設けていな
いことによって、「T−進捗」ボタン及び「T−履歴」
ボタンは使用できないようにしている。第2サブメニュ
ー画面17aの右下角に設けた「Back」ボタン17mを押す
と、学習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0099】第2サブメニュー画面17aで所用のメニュ
ーバーを選択すると、図18に示すように、「学習」モ
ードを選択する「学習」ボタン18bと、「マニュアル学
習」モードを選択する「マニュアル学習」ボタン18dを
表示したモード選択画面18aが表示されるようにしてい
る。モード選択画面18aの左下角に設けた「終了」ボタ
ン18eを押すと、第2サブメニュー画面17aに戻るように
している。
【0100】幾何の学習では、代数の学習と異なり、初
学者への説明に必要となる文章量、及び、説明図面の表
示が多く必要であるために、基礎コースとしての「図形
基礎」を設け、基礎を確実に理解させるようにしてい
る。
【0101】「学習」ボタン18bを選択すると、図19
に示す幾何基礎学習画面19aが表示され、「学習」モー
ドとなるようにしている。「学習」モードにはそれぞれ
の単元に対して段階的な複数のレベルを設定しており、
1つのレベルをクリアすることによってその次のレベル
に進むようにしている。全てのレベルをクリアすること
によって1つの単元が終了し、単元の終了にともなって
仮想コインを発行するようにしている。「学習」モード
において、すでにあるレベルまで学習を進めた状態で学
習を中断していた場合には、その続きのレベルの問題か
ら表示するようにしている。
【0102】幾何基礎学習画面19aの上部には、単元名1
9b、レベル19c、及び、学習者名19dが表示されるように
している。また、幾何基礎学習画面19aの下部に解答入
力欄19eを設け、その右隣に「判定」ボタン19hを設けて
いる。符号19jは「終了」ボタンであり、同「終了」ボ
タン19jを押すことによって「学習」モードを終了して
モード選択画面18aに戻り、さらに、同モード選択画面1
8aの左下角に設けた「終了」ボタン18eを押すことによ
って第2サブメニュー画面17aに戻るようにしている。
【0103】画面中央が問題表示部19fであって、同問
題表示部19fに問題が表示されるようにしている。特
に、問題表示部19fに表示される問題には複数の設問を
設けており、設問とともに各設問に対する正解が表示さ
れる正解表示欄19gを問題表示部19fに設けている。
【0104】また、幾何基礎学習画面19aの右端には英
文字入力キー19m、数学記号キー19n、数字キー19pなど
のような入力に必要となるキーをまとめて設け、解答入
力欄19eへの入力を可能としたキーボード画面19qを設け
ており、コンピュータのキーボードによる入力に不慣れ
な学習者でも解答の入力を行うことができるようにして
いる。
【0105】さらに、キーボード画面19qの下側には
「ヒント」ボタン19rを設けており、同「ヒント」ボタ
ン19rを押すことによって、図20に示すように、ポイ
ント表示ウインド20aを開き、解法の説明を行うように
している。同ポイント表示ウインド20aには右下角に
「終了」ボタン20bを設けており、同「終了」ボタン20b
を押すことによってポイント表示ウインド20aが閉じる
ようにしている。
【0106】問題表示部19fには、あらかじめ各単元の
レベルごとに問題データベースに登録された問題を表示
するようにしている。ちなみに、「図形基礎」では、1
レベルに1つの問題を登録し、上述したように1つの問
題中に複数の設問を設けている。そして、学習者は問題
表示部19fに表示された問題中の各設問への解答を正解
表示欄19gに入力すべく、解答入力欄19eに順次解答を入
力する。
【0107】すなわち、学習者は、1番目の設問から順
番にコンピュータのキーボードあるいはキーボード画面
19qを用いて解答入力欄19eに入力を行い、入力後、解答
入力欄19eの右隣に設けた「判定」ボタン19hを押すこと
によって判定され、正解であれば正解表示欄19gに青字
で入力がなされ、不正解であれば赤字で正解が入力され
るようにしている。
【0108】全設問に解答し、全ての正解表示欄19gに
青字または赤字での入力がなされると、図21に示すよ
うに、「ヒント」ボタン19rの下方に「解説」ボタン21a
が表示されるようにしている。同「解説」ボタン21aを
押すことによって、図22に示すように、解説表示ウイ
ンド22aが開くようにしており、同解説表示ウインド22a
において問題の解説を表示するようにしている。同解説
表示ウインド22aには右下角に「終了」ボタン22bを設け
ており、同「終了」ボタン22bを押すことによって解説
表示ウインド22aが閉じるようにしている。
【0109】指導者は、学習者が問題表示部19fに表示
された設問のいずれか1つでも間違えていた場合には、
その問題と、解答と、解説を全て上述した算数学習ノー
ト14aに書き取らせるようにしている。学習者は、算数
学習ノートへの書き取りを行うことによって、自分が理
解できていないポイント、あるいは、勘違いしていたポ
イントを認識することができ、問題に対する理解を深め
ることができる。
【0110】問題表示部19fに表示された全ての正解表
示欄19gに青字または赤字での入力がなされると、「判
定」ボタン19hは「NEXT」ボタン19h'となるように
しており、問題表示部19fに表示された全設問に正解し
ていた場合には、同「NEXT」ボタン19h'を押すこと
によって、次のレベルに進むことができるようにしてい
る。しかし、一個所でも間違えていた場合には再度同じ
問題を表示するようにしており、一度で完璧に解答が入
力されるまで同じ問題を繰り返し行うようにしている。
何度も同じ問題を繰り返し学習させることによって、解
説表示ウインド22aに表示された解説の内容を完全に理
解させることができる。
【0111】指導者は、「学習」モードにおける学習の
進捗状況を確認し、学習者の理解度が低いと思われる単
元またはレベルを発見した場合には、モード選択画面18
aの「マニュアル学習」ボタン18dを選択させ、同「マニ
ュアル学習」ボタン18dの下方に設けたレベル指定欄18f
に所定のレベルを指定させることにより、指定されたレ
ベルの幾何基礎学習画面19aを表示させて、学習をやり
直させることができるようにしている。従って、理解度
が低いまま放置されている個所がないようにすることが
でき、学習者の学習レベルに穴ができないようにするこ
とができる。
【0112】「図形基礎」での学習が終了した後に、第
1サブメニュー画面6aにおいて「図形演習」バー6dを選
択させ、「図形演習」による学習を行うようにしてい
る。「図形演習」の構成は、問題が幾何の問題となって
いるだけで、それ以外は上述した「代数」の学習におけ
る構成とほぼ同じであるので、説明は省略する。
【0113】また、上述した実施例では、小学生算数の
幾何の学習について説明したが、中学生数学の幾何の学
習、あるいは、高校生数学の幾何等の学習においては、
問題が中学生の問題、あるいは、高校生の問題となるだ
けであり、基本的な学習方法は同じであるので、説明は
省略する。
【0114】(4)国語:漢字の書き順の学習 以下において、漢字の書き順の学習について説明する。
漢字の書き順は、小学校低学年においてきっちり基本を
マスターしておくことによって、その後の複雑な漢字の
書き順を容易に習得することができるようになる。従っ
て、小学校低学年では基本的な漢字の正しい書き順をマ
スターさせておくことが重要である。
【0115】まず、図4に示す学習科目選択画面4aにお
いて、「小学生国語」バー4cを選択すると、図23に示
すように、「漢字」バー23b、「文法」バー23c、「文章
読解」バー23dからなるメニューバーを設けた第1サブ
メニュー画面23aを表示するようにしている。
【0116】漢字の学習を行うために、同第1サブメニ
ュー画面23aにおいて「漢字」バー23bを選択すると、図
24に示すように、「書順1年生」バー24b、「書順2
年生」バー24c、「書順3年生」バー24d、「読取1年
生」バー24eなどのように漢字に関して学年ごとに区分
したメニューバーを設けた第2サブメニュー画面24aを
表示するようにしている。なお、第1サブメニュー画面
23aの右下角に設けた「Back」ボタン23mを押すと、学習
科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0117】同第2サブメニュー画面24aにおいて書き
順の学習のメニューバーを選択すると、図25に示すよ
うに、「ステップ1」バー25b、「ステップ2」バー25
c、「ステップ3」バー25dのように学習の単元ごとに区
分したメニューバーを設けた第3サブメニュー画面25a
を表示するようにしている。メニューバーの項目の数が
多い場合には、縦方向に並べたメニューバー列の右側に
設けた「上スクロール」ボタン25eまたは「下スクロー
ル」ボタン25fによってメニューバーの項目をスクロー
ルさせるようにしている。なお、第2サブメニュー画面
24aの右下角に設けた「Back」ボタン24mを押すと、学習
科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0118】第3サブメニュー画面25aには「進捗」ボ
タン25gを配設しており、同「進捗」ボタン25gを押すこ
とによって、上述した代数の学習の際に示した進捗管理
画面8aと同様の進捗管理画面(図示せず)が表示され、
進行レベルと、得点と、学習最終日のデータを確認する
ことができるようにしている。なお、第3サブメニュー
画面25aの右下角に設けた「Back」ボタン25mを押すと、
学習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0119】第3サブメニュー画面25aに表示されたメ
ニューバーのうち、学習を行う単元のメニューバーを選
択することによって、図26に示すように、書き順学習
画面26aが表示されるようにしている。なお、各単元に
は、その単元で学習する複数の漢字を順序立てて設定登
録したレベルを設定しており、1つのレベル、すなわち
1つの漢字をクリアすることによってその次のレベル、
すなわち次の漢字に進むようにしている。全てのレベル
をクリアすることによって1つの単元が終了するように
しており、一つの単元を終了するごとに仮想コインを一
枚ずつ発行するようにしている。すでにあるレベルまで
学習を進めた状態で学習を中断していた場合には、その
続きのレベルの問題から書き順学習画面26aに表示され
るようにしている。
【0120】書き順学習画面26aの上部には、単元名26
b、レベル26c、及び、学習者名26dが表示されるように
している。また、書き順学習画面26aの左端には、学習
する漢字を表示した漢字表示部26eと、その漢字の総画
数と、音読みと、訓読みを表示した漢字データ表示部26
fを設け、同漢字データ表示部26fの右側に書き順の各画
ごとに漢字をばらした複数枚の画描画パネル26gを表示
するようにしている。
【0121】書き順学習画面26aの右下には「ムービ
ー」ボタン26hを設けており、同「ムービー」ボタン26h
を押すと、図27(a)に示すように書き順表示ウイン
ド27aが開き、学習する漢字の書き順を動画で示すよう
にしている。同書き順表示ウインド27aには右下角に
「終了」ボタン27bを設けており、同「終了」ボタン27b
を押すことによって書き順表示ウインド27aが閉じるよ
うにしている。
【0122】また、必要に応じて「ムービー」ボタン26
hの向かって左隣に「資料」ボタン26mを設け、同「資
料」ボタン26mを押すことによって、図27(b)に示
すように、資料ウインド27cが開くようにしてもよい。
特に、資料ウインド27cにおいて、たとえば、漢字の
「止め」や「はね」などの間違えやすい部位の説明を表
示するようにしたり、漢字の元になった象形文字からの
形態の変遷を動画で表示することができるようにしてい
る。符号27dの「終了」ボタンを押すことによって資料
ウインド27cが閉じるようにしている。
【0123】「ムービー」ボタン26hの向かって右隣に
はグレー表示状態の「NEXT」ボタン26jを設けてお
り、後述するように、画描画パネル26gを用いた漢字の
入力が終了するとグレー表示状態が解除されて、「NE
XT」ボタン26jとして機能するようにしている。ま
た、書き順学習画面26aの左下角には「終了」ボタン26k
を設けており、同「終了」ボタン26kを押すことによっ
て、第2サブメニュー画面24aに戻ることができるよう
にしている。
【0124】漢字の書き順の学習を行う学習者は、ま
ず、表示された書き順学習画面26aの「ムービー」ボタ
ン26hを押し、学習する漢字の書き順を動画で確認す
る。書き順表示ウインド27aによる書き順の表示は、何
度でも繰り返して見ることができるようにしている。学
習者は動画によって示された書き順を記憶し、記憶した
書き順にしたがって、図28に示すように書き順学習ノー
ト28aにその漢字、及びその音読み、訓読みを書き取る
ようにしている。
【0125】書き順学習ノート28aは、上下方向に三分
割しており、最上段を漢字書取欄28b、中段を音読み書
取欄28c、下段を訓読み書取欄28dとして漢字データ表示
部26fの内容を書き取らせることによって、より確実に
漢字を記憶することができる。また、書き順学習ノート
28a自体は、各自の漢字参考書とすることができ、復習
の際に再利用することができるので、学習効果を高める
ことができる。
【0126】書き順学習ノート28aによる復習の例とし
ては、音読み書取欄28c及び訓読み書取欄28dを適当な遮
蔽物で覆い隠し、漢字書取欄28bの漢字だけを見てその
漢字の音読み・訓読みを暗唱せたり、逆に、漢字書取欄
28bを適当な遮蔽物で覆い隠し、音読み書取欄28c及び訓
読み書取欄28dだけを見ながら漢字を書き取らせたりす
ることによって、コンピュータがなくても復習を行うこ
とができる。
【0127】書き順学習ノート28aへの書き取り後、書
き順を正しく理解できているかを確認すべく、書き順に
したがって1枚ずつ画描画パネル26gを選択することに
よって、図29に示すように、漢字データ表示部26fの
漢字表示部26eに一画ずつ入力させるようにしている。
書き順とは異なる順番の画描画パネル26gが選択された
場合には、漢字表示部26eへの入力が行われないように
している。また、漢字データ表示部26fの下端に設けた
得点表示部26nにおいて、画描画パネル26gの選択を間違
えるたびに100点から減点方式で減点を行い、得点を
表示するようにしている。
【0128】漢字表示部26eへの入力が終了すると、
「NEXT」ボタン26jのグレー表示状態が解除されて
アクティブ状態となり、同「NEXT」ボタン26jを押
すことによって、一度で正しく書き順通りの入力ができ
た場合には次のレベルの漢字を書き順学習画面26aに表
示するようにしている。
【0129】しかし、一度でも順序を間違えた場合に
は、再度、同じレベルの漢字を表示するようにしてお
り、完全に正解するまで次のレベルに進むことができな
いようにしている。特に、再度表示される漢字の画描画
パネル26gは、適宜順序が入れ替えられて表示されるよ
うにしており、漢字の書き順ではなく、画描画パネル26
gの位置を暗記してしまうことを防止するようにしてい
る。
【0130】完全に正解するまで繰り返し行うことによ
って、確実に漢字の書き順をマスターさせることができ
る。また、学習者はゲーム感覚で学習を行うことができ
るので、学習意欲を減退させることがなく、自ら進んで
学習を行うことによっても学習効果を高めることができ
る。
【0131】(5)国語:漢字の読取の学習 以下において、漢字の読取の学習について説明する。
【0132】まず、図4に示す学習科目選択画面4aにお
いて「小学生国語」バー4cを選択すると、上述したよう
に図23に示すように、「漢字」バー23b、「文法」バ
ー23c、「文章読解」バー23dからなるメニューバーを設
けた第1サブメニュー画面23aを表示するようにしてい
る。
【0133】漢字の学習を行うために、同第1サブメニ
ュー画面23aにおいて「漢字」バー23bを選択すると、図
24に示すように、「書順1年生」バー24b、「書順2
年生」バー24c、「書順3年生」バー24d、「読取1年
生」バー24eなどのように漢字に関して学年ごとに区分
したメニューバーを設けた第2サブメニュー画面24aを
表示するようにしている。
【0134】同第2サブメニュー画面24aにおいて読み
取りの学習のメニューバーを選択すると、図30に示す
ように、図25と同様の「ステップ1」バー30b、「ス
テップ2」バー30c、「ステップ3」バー30dのように学
習の単元ごとに区分したメニューバーを設けた第3サブ
メニュー画面30aを表示するようにしている。メニュー
バーの項目の数が多い場合には、縦方向に並べたメニュ
ーバー列の右側に設けた「上スクロール」ボタン30eま
たは「下スクロール」ボタン30fによってメニューバー
の項目をスクロールさせるようにしている。
【0135】また、第3サブメニュー画面30aには「進
捗」ボタン30gを配設しており、同「進捗」ボタン30gを
押すことによって、上述した代数の学習の際に示した進
捗管理画面8aと同様の進捗管理画面(図示せず)が表示
され、進行レベルと、得点と、学習最終日のデータを確
認することができるようにしている。なお、第3サブメ
ニュー画面30aの右下角に設けた「Back」ボタン30mを押
すと、学習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0136】第3サブメニュー画面30aに表示されたメ
ニューバーのうち、学習を行う単元のメニューバーを選
択することによって、図31に示すように、読取学習画
面31aが表示されるようにしている。
【0137】なお、各単元には、その単元で学習する複
数の漢字を順序立てて設定登録したレベルを設定してお
り、1つのレベル、すなわち1つの漢字をクリアするこ
とによってその次のレベル、すなわち次の漢字に進むよ
うにしている。全てのレベルをクリアすることによって
1つの単元を終了するようにしており、一つの単元を終
了するごとに仮想コインを一枚ずつ発行するようにして
いる。すでにあるレベルまで学習を進めた状態で学習を
中断していた場合には、その続きのレベルの問題から書
き順学習画面26aに表示されるようにしている。
【0138】読取学習画面31aの上部には、単元名31b、
レベル31c、及び、学習者名31dが表示されるようにして
いる。また、読取学習画面31aは上下二段構成としてお
り、上段を問題表示部31e、下段を解答入力操作部31fと
している。解答入力操作部31fには五十音、及び、濁
音、撥音などの入力に必要となるひらがなを並べたキー
ボード画面31gを設けている。同キーボード画面31gの下
方に解答入力欄31hを設け、コンピュータからのキーボ
ード、または、キーボード画面31gによって同解答入力
欄31hに入力を行うことができるようにしている。
【0139】解答入力欄31hの右方には「判定」ボタン3
1jを設けており、後述するように、同「判定」ボタン31
jを押すことによって、解答入力欄31hに入力された解答
の正誤判定を行うようにしている。また、「判定」ボタ
ン31jの上方には「消しゴム」ボタン31kを設け、解答入
力欄31hに誤った入力をした場合に、同解答入力欄31h内
をクリアすることができるようにしている。符号31mは
得点表示欄であり、100点満点からの減点法で得点を
表示するようにしており、学習の達成度を推し量ること
ができるようにしている。
【0140】解答入力操作部31fの左下角には「終了」
ボタン31nを設けており、同「終了」ボタン31nを押すこ
とによって学習を終了して第3サブメニュー画面30aを
表示し、同第3サブメニュー画面30aの右下角に設けた
「Back」ボタン30mを押すことによって、学習科目選択
画面4aに戻るようにしている。
【0141】問題表示部31eには、右端から順番に問題
文31pを縦書き並べて表示するようにしており、読み取
りを行わせたい漢字の右隣に空欄状態の正解表示欄31q
を設けている。また、問題表示部31eの左端には漢字表
示部31rを設け、問題となる漢字を大きく表示するよう
にしている。
【0142】読み取りの学習を行う学習者は、問題表示
部31eの右端の問題文31pから順番に解答する。すなわ
ち、正解表示欄31qに表示され得る解答をコンピュータ
のキーボード、または、キーボード画面31gによって同
解答入力欄31hに入力し、「判定」ボタン31jを押す。解
答入力欄31hに入力された読み方が正解である場合に
は、青字で正解表示欄31qに入力が行われ、不正解であ
った場合には赤字で正解表示欄31qに正解が入力される
ようにしている。
【0143】全ての正解表示欄31qへの入力の終了後、
学習者は、図32に示す読取学習ノート32aに問題と解
答とを書き取るようにしている。読取学習ノート32 aへ
の書き取りを行うことによって、記憶の定着をはかるこ
とができ、学習効果を高めることができる。
【0144】全正解表示欄31qへの入力の終了にともな
って「判定」ボタン31jが「NEXT」ボタン(図示せ
ず)に切り替わるようにしている。正解表示欄31qへの
入力が全て正解であった場合、すなわち、全て青字で入
力されている場合には、「NEXT」ボタンを押すこと
によって次のレベルの問題が問題表示部31eに表示され
るようにしている。一方、正解表示欄31qへの入力が一
つでも間違っていた場合、すなわち、一個所でも赤字に
よる入力がある場合には、「NEXT」ボタンを押すこ
とによって、再度、同じ問題が問題表示部31eに表示さ
れるようにしている。
【0145】同じ問題を繰り返して行うことにより、誤
りの部分を正しく認識し、正しく学修得されたかどうか
確認することができる。特に、さらに、間違えた場合に
はもう一度読取学習ノート32aに問題と解答とを書き取
らせ、「NEXT」ボタンを押すことによってさらにも
う一度同じ問題に取り組ませ、一度で全ての正解表示欄
31qに正解が入力されるまで、同じ問題を繰り返し行う
とともに、読取学習ノート32aへの問題と解答との書き
取りを行わせるようにしている。従って、間違った理解
のまま先に進むことを防止することができる。
【0146】上述した実施例では小学生の漢字における
読み取りの学習について説明したが、中学生の場合であ
っても問題が中学生レベルの漢字になるだけであって、
同様の学習方法によって学習を行うことができるので、
説明は省略する。
【0147】(6)国語:文法・文章読解の学習 以下において、文法の学習及び文章読解の学習について
説明する。文法の学習及び文章読解の学習においては、
問題が文法の問題か、または、文章読解の問題であるだ
けであり、基本的な構成はほぼ同一としている。従っ
て、以下においては、説明の便宜上、小学生国語におけ
る文章読解の学習の場合について説明する。
【0148】まず、図4に示す学習科目選択画面4aにお
いて「小学生国語」バー4cを選択すると、上述したよう
に図23に示すように、「漢字」バー23b、「文法」バ
ー23c、「文章読解」バー23dからなるメニューバーを設
けた第1サブメニュー画面23aを表示するようにしてい
る。
【0149】文章読解の学習を行うために、同第1サブ
メニュー画面23aにおいて「文章読解」バー23dを選択す
ると、図33に示すように、「小学1年生」バー33b、
「小学2年生」バー33c、「小学3年生」バー33dなどの
ように学年ごとに区分したメニューバーを設けた第2サ
ブメニュー画面33aを表示するようにしている。なお、
第2サブメニュー画面33aの右下角に設けた「Back」ボ
タン33mを押すと、学習科目選択画面4aに戻るようにし
ている。
【0150】第2サブメニュー画面33aにおいて所用の
学年を指定するメニューバーを選択すると、図34に示
すように、「詩・短歌・俳句」バー34b、「説明文」バ
ー34c、「物語」バー34dのように学習の単元ごとに区分
したメニューバーを設けた第3サブメニュー画面34aを
表示するようにしている。
【0151】また、第3サブメニュー画面34aには「進
捗」ボタン34g及び「履歴」ボタン34hを配設しており、
「進捗」ボタン34gを押すことによって、上述した代数
の学習の際に示した進捗管理画面8aと同様の進捗管理画
面(図示せず)が表示され、進行レベルと、得点と、学
習最終日のデータを確認することができるようにしてい
る。
【0152】また、「履歴」ボタン34hを選択した場合
には、上述した代数の学習の際に示した成績管理画面9a
と同様の成績管理画面(図示せず)、さらには、詳細成
績管理画面9gと同様の詳細成績管理画面(図示せず)が
表示され、各単元における各レベルの誤解答数を表示し
て、学習が不十分となっている単元のレベルを一目で確
認することができるようにしている。なお、第3サブメ
ニュー画面34aの右下角に設けた「Back」ボタン34mを押
すと、学習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0153】第3サブメニュー画面34aに表示されたメ
ニューバーのうち、学習を行う単元のメニューバーを選
択することによって、図35に示すように、国語学習画
面35aが表示されるようにしている。
【0154】なお、各単元には、それぞれの単元に対し
て段階的な複数のレベルを設定しており、1つのレベル
をクリアすることによってその次のレベルに進むように
している。全てのレベルをクリアすることによって1つ
の単元が終了するようにしており、1つの単元の学習が
終了すると、仮想コインを1枚発行するようにしてい
る。すでにあるレベルまで学習を進めた状態で学習を中
断していた場合には、その続きのレベルの問題から国語
学習画面35aに表示するようにしている。
【0155】国語学習画面35aの上部には、単元名35b、
レベル35c、及び、学習者名35dが表示されるようにして
いる。また、国語学習画面35aには、左から順番に縦長
の解説表示部35e、問題文表示部35f、設問表示部35gと
を横に並べて設けている。
【0156】問題文表示部35f及び設問表示部35gの上側
縁部にはそれぞれ左右スクロールボタン部f1、g1を設け
ており、同左右スクロールボタン部f1、g1を適宜操作す
ることによって、幅細の問題文表示部35f及び設問表示
部35gに長い文章をスクロールさせて表示することがで
きるようにしている。
【0157】国語学習画面35aの下端には横長の解答入
力欄35hを設けており、コンピュータのキーボードを用
いて同解答入力欄35hに入力を行うことができるように
している。すなわち、文法または文章読解の学習をする
際にはキーボードからの日本語入力ができるようになっ
ている必要があるので、漢字の読み取り学習の際に合わ
せて日本語入力をマスターさせておくことが望ましい。
特に、漢字による表記が望ましい場合には、漢字変換を
行わせながら解答入力欄35hへの入力を行わせるように
している。
【0158】また、国語学習画面35aには、「まとめ」
ボタン35j及び「ポイント」ボタン35kを設けており、
「まとめ」ボタン35jを押すことによって、図36に示
すように、まとめ表示ウインド36aが開くように構成し
ている。同まとめ表示ウインド36aには、習得すべき課
題を表示するようにしている。まとめ表示ウインド36a
の左下角に設けた「終了」ボタン36bを押すことによっ
て、まとめ表示ウインド36aは閉じるようにしている。
【0159】また、「ポイント」ボタン35kを押すこと
によって、図37に示すようにポイント表示ウインド37
aが開くように構成しており、同ポイント表示ウインド3
7aに、設問表示部35gに表示された設問を解くためのヒ
ントを表示するようにしている。ポイント表示ウインド
37aの左下角に設けた「終了」ボタ37bンを押すことによ
って、ポイント表示ウインド37aは閉じるようにしてい
る。
【0160】なお、国語学習画面35aの左下角に設けた
「終了」ボタン35mを押すことによって学習を終了して
第3サブメニュー画面34aを表示し、同第3サブメニュ
ー画面34aの右下角に設けた「Back」ボタン34mを押すこ
とによって、学習科目選択画面4aに戻るようにしてい
る。
【0161】設問表示部35gには複数の設問が表示され
るようにしており、さらに、各設問に対する解答の入力
を促す空欄状態の正解表示欄35pを表示するようにして
いる。
【0162】学習者は、コンピュータのキーボードを使
用して、正解表示欄35pに当てはまる解答をまず解答入
力欄35hに解答を入力する。入力の終了後、キーボード
の「Enter」キーを押すことによって入力判定が行
われ、正解であれば青字で正解表示欄35pに入力が行わ
れ、不正解であった場合には赤字で正解が正解表示欄35
pに入力が行われるようにしている。
【0163】特に、キーボードによる入力において、漢
字変換を行うべき漢字が変換されていなかったり、漢字
変換の漢字が正しくなかったりした場合も間違いとして
判定するようにしており、正しいキーボード入力を身に
つけることができるようにもしている。
【0164】全ての正解表示欄35pへの入力が終了する
と、図38に示すように、解説表示部35eに設問表示部3
5gの各設問に対する解答の解説を表示するようにしてい
る。同解説表示部35eの上側縁部にも、解説表示部35eに
表示された文章を左右方向にスクロールさせることがで
きる左右スクロールボタン部e1を設けており、解説文が
一度に表示しきれなかった場合に、適宜スクロールさせ
て表示することができるようにしている。
【0165】また、全ての正解表示欄35pへの入力が終
了すると、解答入力欄35hの右隣に「NEXT」ボタン3
8aが表示されるようにしており、正解表示欄35pへの入
力が全て正解であった場合、すなをち、正解表示欄35p
が全て青字で入力されている場合には、同「NEXT」
ボタン38aを押すことによって解説表示部35eをクリア
し、問題文表示部35f及び設問表示部35gに次のレベルの
問題を表示するようにしている。
【0166】一方、一つでも不正解があった場合、すな
わち、正解表示欄35pに1つでも赤字による入力がある
場合には、「NEXT」ボタン38aを押すことによって
解説表示部35eをクリアし、問題文表示部35f及び設問表
示部35gに再度同じ問題を表示するようにしている。同
じ問題を繰り返して行うことにより、正しく学習された
かどうか確認することができる。従って、間違った理解
のまま先に進むことを防止することができる。
【0167】特に、1つでも不正解があった場合には、
国語学習ノート(図示せず)に、まとめ表示ウインド36
aに表示された説明文、及び、ポイント表示ウインド37a
に表示された説明文を書き取らせるようにしており、学
習課題を確実に認識させることができるようにしてい
る。
【0168】上述してきた実施例では文章読解の問題で
あったため、問題文表示部35fに問題文が表示されてい
たが、文法の問題では問題文表示部35fに表示される問
題文がないことが多いので、その場合、同問題文表示部
35fは空欄としている。
【0169】(7)社会の学習 以下において、社会の学習について説明する。社会の学
習においては、基礎的な知識の習得だけでなく、重要な
キーワード、たとえば歴史における年号や人物名などが
正しく記憶されていることが求められるため、中学生社
会には適語補充による学習を行うことができるようにし
ており、確実な理解と記憶がなされるようにしている。
以下においては、特に、中学生社会の学習について説明
する。
【0170】まず、図4に示す学習科目選択画面4aにお
いて、「中学生社会」バー4jを選択すると、図39に示
すように、「地理」バー39b、「歴史」バー39c、「公
民」バー39dのように、分野ごとに区分したメニューバ
ーを設けた第1サブメニュー画面39aが表示されるよう
にしている。なお、符号39mは第1サブメニュー画面39a
の右下角に設けた「Back」ボタンであり、同「Back」ボ
タン39mを押すと学習科目選択画面4aに戻るようにして
いる。
【0171】同第1サブメニュー画面39aにおいて、い
ずれか一つのメニューバーを選択することによって、図
40に示すように、基礎学習としての「適語選択」モー
ドを選択する「適語選択」バー40bか、応用学習として
の「適語補充」モードを選択する「適語補充」バー40c
のどちらかを選択するための第2サブメニュー画面40a
が表示されるようにしている。なお、符号40mは第2サ
ブメニュー画面40aの右下角に設けた「Back」ボタンで
あり、同「Back」ボタン40mを押すと学習科目選択画面4
aに戻るようにしている。
【0172】「適語選択」モードでの学習を行うため
に、第2サブメニュー画面40aにおいて「適語選択」バ
ー40bを選択すると、図41に示すように、単元ごとに
区分した項目からなるメニューバーを設けた第3サブメ
ニュー画面41aを表示するようにしている。メニューバ
ーの項目の数が多い場合には、縦方向に並べたメニュー
バー列の右側に設けた「上スクロール」ボタン41eまた
は「下スクロール」ボタン41fによって、メニューバー
の項目をスクロールさせることができるようにしてい
る。
【0173】また、第3サブメニュー画面41aには「進
捗」ボタン41g及び「履歴」ボタン41hを配設しており、
「進捗」ボタン41gを押すことによって、上述した代数
の学習の際に示した進捗管理画面8aと同様の進捗管理画
面(図示せず)が表示され、進行レベルと、得点と、学
習最終日のデータを確認することができるようにしてい
る。また、「履歴」ボタン41hを選択した場合には、上
述した代数の学習の際に示した成績管理画面9aと同様の
成績管理画面(図示せず)、さらには、詳細成績管理画
面9gと同様の詳細成績管理画面(図示せず)が表示さ
れ、各単元における各レベルの誤解答数を表示して、学
習が不十分となっている単元のレベルを一目で確認する
ことができるようにしている。なお、第3サブメニュー
画面41aの右下角に設けた「Back」ボタン41mを押すと、
学習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0174】第3サブメニュー画面41aに表示されたメ
ニューバーのうち、学習を行う単元のメニューバーを選
択することによって、図42に示すように、「適語選択」
モードでの社会学習画面42aが表示されるようにしてい
る。
【0175】なお、各単元には、それぞれの単元に対し
て段階的な複数のレベルを設けており、1つのレベルを
クリアすることによってその次のレベルに進むようにし
ている。全てのレベルをクリアすることによって1つの
単元の学習が終了するようにしており、1つの単元の学
習が終了すると、仮想コインを1枚発行するようにして
いる。すでに途中のレベルまで学習を進めた状態で学習
を中断していた場合には、その続きのレベルの問題から
社会学習画面42aに表示するようにしている。
【0176】社会学習画面42aの上部には、単元名42b、
レベル42c、及び、学習者名42dが表示されるようにして
いる。また、社会学習画面42aには、参考図を表示する
参考図表示部42eと、所々に空欄状態の適語入力欄42fを
設けた説明文を表示する説明文表示部42gとからなる学
習課題表示部42hを設けている。
【0177】さらに、同学習課題表示部42hの右隣に
は、複数の選択肢42jを表示する選択枝表示部42kを設け
ており、後述するように、同選択枝表示部42kに表示さ
れた選択肢42jの中から適語入力欄42fに入力される選択
肢42jを選択させるようにしている。
【0178】図42において、符号42mは解答入力欄で
あり、後述するように選択枝表示部42kに表示された選
択肢42jの番号を、コンピュータのキーボードを用いて
同解答入力欄42mに入力することによっても、選択肢42j
の指定を行うことができるようにしている。
【0179】また、社会学習画面42aには、図42に示す
ように、必要に応じて「資料」ボタン42n、及び/また
は、「ムービー」ボタン42pが表示されるようにしてい
る。「資料」ボタン42nを押すと、図43に示すよう
に、資料表示ウインド43aが開くようにしており、問題
に関連した資料を表示するようにしている。特に歴史の
学習の場合には、年表を表示するようにしており、年表
上のどの辺の話であるのかを認識することができるよう
にしている。さらに、日本と朝鮮半島と中国の年表を並
べて表示することにより、日本と朝鮮半島及び中国との
関係を関連づけながら学習することができるようにして
いる。資料表示ウインド43aの右下角には「終了」ボタ
ン43bを設けており、同「終了」ボタン43bを押すことに
よって、資料表示ウインド43aは閉じるようにしてい
る。
【0180】さらに、「ムービー」ボタン42pを押す
と、図44に示すように、ムービー表示ウインド44aが
開くようにしており、同ムービー表示ウインド44aにお
いて問題に関連した動画を表示することができるように
している。従って、学習者にさらなる印象付けを行うこ
とができ、学習者の記憶に残りやすくすることができ
る。ムービー表示ウインド44aの右下角には「終了」ボ
タン44bを設けており、同「終了」ボタン44bを押すこと
によって、ムービー表示ウインド44aは閉じるようにし
ている。
【0181】社会学習画面42aの左下角には「終了」ボ
タン42rを設けており、同「終了」ボタン42rを押すこと
によって学習を終了して第3サブメニュー画面41aを表
示し、同第3サブメニュー画面41aの右下角に設けた「B
ack」ボタン41mを押すことによって、学習科目選択画面
4aに戻るようにしている。
【0182】「適語選択」モードにおいては、社会学習
画面42aを表示する際に、適語入力欄42fの挿入された説
明文を説明文表示部42gに表示するとともに、適語入力
欄42fに入力される選択肢42jを選択枝表示部42kに表示
するようにしており、学習者は、選択枝表示部42kに表
示された選択肢42jの中から正解の選択肢42jを順次選択
して適語入力欄42fへの入力を行い、説明文を完成させ
るようにしている。
【0183】選択肢42jの選択においては、選択枝表示
部42kに表示されたいずれか1つの選択肢42jにカーソル
を合わせてクリックすることによって選択することがで
きるようにしている。あるいは、解答入力欄42mに選択
枝表示部42kに表示された選択肢42jの番号を入力し、キ
ーボードで「Enter」を入力することによって、所
定の選択肢42jを選択することができるようにしてい
る。
【0184】そして、選択された選択肢42jが正解であ
る場合には適語入力欄42fに選択した選択肢42jを入力す
るようにしており、一方、不正解の選択肢42jを選択し
た場合には、正解の選択肢42jが選択されるまで適語入
力欄42fへの入力を行わないようにしている。
【0185】1つの適語入力欄42fに入力がなされる
と、選択枝表示部42kには次の適語入力欄42fに入力され
る1つの正解の選択肢42jと、複数の不正解の選択肢42j
を表示するようにしている。
【0186】説明文表示部42gに設けた全ての適語入力
欄42fへの選択肢42jの入力を順次行い、全ての適語入力
欄42fへの入力が終了すると、図45に示すように、必
要に応じて社会学習画面42aに「暗記」ボタン45aが表示
されるようにしており、同「暗記」ボタン45aを押すこ
とによって暗記項目表示ウインド45bが開くようにして
いる。同暗記項目表示ウインド45bには、その単元で暗
記しておくことが望ましい内容の暗記方法が表示される
ようにしている。たとえば、歴史の場合における年号の
語呂合わせなどである。暗記項目表示ウインド45bには
「終了」ボタン45cを設けており、同「終了」ボタン45c
を押すことによって暗記項目表示ウインド45bが閉じる
ようにしている。
【0187】また、学習者は、全ての適語入力欄42fへ
の正解の入力が終了すると、図46に示す社会学習ノー
ト46aに、学習課題表示部42hの参考図表示部42eに表示
された参考図のスケッチを行うとともに、説明文表示部
42gに設けた各適語入力欄42fに入力された選択肢42jを
書き取るようにしている。
【0188】社会学習ノート46aは、見開き2ページを
上下三段に分割して使用するようにしている。さらに、
向かって左側のページは横方向に対して三分割してお
り、向かって左から、スケッチ部46b、用語記入部46c、
読み方記入部46dとしている。また、向かって右側のペ
ージは横方向に対して二つに分割しており、向かって左
側を内容記入部46e、右側を暗記・資料記入部46fとして
いる。
【0189】学習者は、社会学習ノート46aのスケッチ
部46bに、参考図表示部42eに表示された参考図をスケッ
チし、用語記入部46cに各適語入力欄42fに入力された選
択肢4 2jを書き取り、同用語記入部46cに書き取った選
択肢42jの読み方が難しい場合には、その読み方を読み
方記入部46dに記入するようにしている。
【0190】説明文表示部42gに設けた各適語入力欄42f
に入力される選択肢42jは、そのレベルにおける重要キ
ーワードとしているため、用語記入部46cに各適語入力
欄42fに入力された選択肢42jを書き写すことによって重
要キーワード集を作成することができるので、社会学習
ノート46aを見ることによって容易にかつ効率よく復習
を行うことができる。
【0191】さらに、用語記入部46cに書き取られた選
択肢42jに対して、説明文表示部42gにおける説明文か
ら、特に同選択肢42jを説明している部分を抜き出して
内容記入部46eに記載するようにしている。従って、内
容記入部46eへの書き込みを行うために、学習者自身が
説明文表示部42gの説明文の要約作業を行うことによっ
て、学習内容の理解をさらに深めることができる。
【0192】また、暗記・資料記入部46fには、資料表
示ウインド43aに表示された内容や、暗記項目表示ウイ
ンド45bに表示された内容を要約しながら書き写すこと
によって、社会学習ノート46aの内容の密度を高め、同
社会学習ノート46aが自分専用の参考書となるようにし
ている。従って、社会学習ノート46aの作成を通じて、
学習内容の理解を深めることができる。
【0193】特に、参考図表示部42eに表示された参考
図をスケッチさせることによって、学習内容をテキスト
データとして暗記するのではなく、スケッチされた参考
図によって関連づけられた一体的な知識として記憶され
ることによって、より強固な記憶とすることができる。
【0194】全ての適語入力欄42fへの正解の入力が終
了すると、図45に示すように、「NEXT」ボタン45
dが表示されるようにしており、「NEXT」ボタン45d
を押すことによって、適語入力欄42fへの選択肢42jの入
力において全て一度で正解を入力できた場合にのみレベ
ルを1つ上げた次の問題を表示するようにしている。
【0195】適語入力欄42fへの入力において一度でも
間違った選択肢42jの選択を行っていた場合には、「N
EXT」ボタン45dを押すことによって、再度同じ問題
を表示するようにしており、全ての適語入力欄42fに対
して一度で正しい選択肢42jの選択ができるまで何度で
も繰り返すようにしている。
【0196】このとき、選択枝表示部42kへの選択肢42j
の表示において、表示される選択肢42jその都度シャッ
フルしてそれぞれの選択肢42jの並び順が変えられて表
示されるようにしており、解答を理解するのではなく、
選択肢42jの位置を暗記してしまうことを防止するよう
にしている。
【0197】「適語選択」モードでの学習が終了する
と、第2サブメニュー画面40aにおいて「適語補充」バ
ー40cを選択し、「適語補充」モードにおいて学習を行
うようにしている。学習を行う場合には、学習者は、第
3サブメニュー画面41aにおいて適宜の単元を選択し
て、図47に示すように、「適語補充」モードでの社会
学習画面47 aを表示させるようにしている。
【0198】「適語補充」モードでの社会学習画面47a
は、上述した「適語選択」モードでの社会学習画面42a
とほとんど同じであり、「適語選択」モードの場合と同
様に、参考図を表示する参考図表示部47eと、所々に空
欄状態の適語入力欄47fを設けた説明文を表示する説明
文表示部47gとからなる学習課題表示部47hが表示される
ようにしている。特に、同一単元の同一レベルであれ
ば、「適語補充」モードと「適語選択」モードで同じ問
題が表示されるようにしており、「適語選択」モードで
学習した重要キーワードが身に付いているかどうかを確
認することができるようにしている。
【0199】「適語補充」モードにおいては、「適語選
択」モードでの選択枝表示部42kに相当する部分につい
ては空欄としている。その一方で、社会学習画面47aの
下部には横長の解答入力欄47mを設けており、適語入力
欄47fに入力される解答をコンピュータのキーボードを
用いて同解答入力欄47mに入力し、解答入力欄47mの右隣
に設けた「判定」ボタン47sを押すことによって正解で
あれば所定の解答入力欄47mに青字で入力されるように
している。一方、間違った解答を解答入力欄47mに入力
していた場合には、「判定」ボタン47sを押すことによ
って赤字で正解が入力されるようにしている。
【0200】その後、「判定」ボタン47sは、一旦、
「NEXT」ボタン(図示せず)に切り替わり、同「N
EXT」ボタンを押すことによって、次の適語入力欄47
fへの入力を行うために、解答入力欄47mをクリアして、
入力を受け付けることができるようにしている。また、
「NEXT」ボタンは、再度、「判定」ボタン47sに切
り替わるようにしている。
【0201】「判定」ボタン47sの上方には必要に応じ
て「資料」ボタン47nが表示されるようにしており、同
「資料」ボタン47nを押すことによって、「適語選択」
モードの場合と同様の資料表示ウインド(図示せず)が
開くようにしている。符号47rは「終了」ボタンであ
り、同「終了」ボタン47rを押すことによって学習を終
了して第3サブメニュー画面41aを表示し、同第3サブ
メニュー画面41aの右下角に設けた「Back」ボタン41mを
押すことによって、学習科目選択画面4aに戻るようにし
ている。
【0202】説明文表示部47gの全ての適語入力欄47fへ
の入力が終了すると、「適語選択」モードの場合と同様
に、必要に応じて「暗記」ボタン(図示せず)が表示さ
れ、暗記項目表示ウインド(図示せず)を開くことがで
きるようにしている。
【0203】説明文表示部47gの全ての適語入力欄47fへ
の入力が終了すると、学習者は、適語入力欄47fに赤字
での入力がある場合には、「適語選択」モードの場合と
同様に、社会学習ノート46aに、学習課題表示部47hの参
考図表示部47eに表示された参考図のスケッチを行うと
ともに、説明文表示部47gに設けた各適語入力欄47fに入
力された正解を書き取るようにしている。また、暗記項
目表示ウインドに表示された内容も書き取らせるように
している。
【0204】社会学習ノート46aへの書き取りを行うこ
とによって、誤った記憶の修正を確実に行うことができ
るとともに、社会学習ノート46aを見ることによって理
解及び記憶が不十分であった点を容易に発見することが
できるので、効率のよい復習を行うことができる。
【0205】説明文表示部47gの全ての適語入力欄47fへ
の入力が終了し、「NEXT」ボタンを押すと、全ての
適語入力欄47fに青字での入力が行われている場合に
は、レベルを1つ上げた次の問題が表示されるようにし
ており、1つでも赤字での入力が行われている場合に
は、再度、同じ問題が表示され、適語入力欄の全てに一
度で正解が入力されるまで何度でも同じ問題を繰り返し
取り行わせるようにしている。
【0206】「適語補充」モードでは、コンピュータの
キーボードを使用した入力を行うことによって、正しく
重要キーワードを理解・記憶していなければ先に進むこ
とができないので、曖昧な理解・記憶のまま学習を先に
進めてしまうことを防止することができる。
【0207】上述した実施例では中学生社会の場合につ
いて説明したが、小学生社会の場合では、基礎学力の習
得を目標としているために、「適語補充」モードを設け
ず、「適語選択」モードによる基礎学習のみを行うよう
にしている。学習方法は、上述した「適語選択」モード
での場合と同じであり、出題される内容が、小学生が学
習する社会の内容となっているだけであるので、説明は
省略する。
【0208】(8)理科の学習 以下において、理科の学習について説明する。理科の学
習においては、一つ一つの事象の積み重なりによって全
体的な仕組み・理屈が構成されているということの理解
を促すことができるように、(7)社会の学習で説明し
た「適語選択」による学習のみを行うようにし、トータ
ルとしてのイメージを把握することができるようにして
いる。特に、理科の場合には、イメージとしての理解が
重要であるため、図解を多用し、学習者が理解・記憶し
やすいようにしている。
【0209】以下においては、特に、小学校理科の学習
について説明する。まず、図4に示す学習科目選択画面
4aにおいて、「小学生理科」バー4eを選択すると、図4
8に示すように、「小学3年生」バー48b、「小学4年
生」バー48c、「小学5年生」バー48d、「小学6年生」
バー48eのように、学年ごとに区分したメニューバーを
設けた第1サブメニュー画面48aが表示されるようにし
ている。なお、符号48mは第1サブメニュー画面48aの右
下角に設けた「Back」ボタンであり、同「Back」ボタン
48mを押すと学習科目選択画面4aに戻るようにしてい
る。
【0210】同第1サブメニュー画面48aにおいて、い
ずれか一つのメニューバーを選択して学習を行う学年を
指定することにより、図49に示すように、選択された
学年で学習する単元ごとに区分した項目からなるメニュ
ーバーを設けた第2サブメニュー画面49aが表示される
ようにしている。メニューバーの項目の数が多い場合に
は、縦方向に並べたメニューバー列の右側に設けた「上
スクロール」ボタン49eまたは「下スクロール」ボタン4
9fによって、メニューバーの項目をスクロールさせるこ
とができるようにしている。
【0211】また、第2サブメニュー画面49aには「進
捗」ボタン49g及び「履歴」ボタン49hを配設しており、
「進捗」ボタン49gを押すことによって、上述した代数
の学習の際に示した進捗管理画面8aと同様の進捗管理画
面(図示せず)が表示され、進行レベルと、得点と、学
習最終日のデータを確認することができるようにしてい
る。
【0212】また、「履歴」ボタン49hを選択した場合
には、上述した代数の学習の際に示した成績管理画面9a
と同様の成績管理画面(図示せず)、さらには、詳細成
績管理画面9gと同様の詳細成績管理画面(図示せず)が
表示され、各単元における各レベルの誤解答数を表示し
て、学習が不十分となっている単元のレベルを一目で確
認することができるようにしている。なお、第2サブメ
ニュー画面49aの右下角に設けた「Back」ボタン49mを押
すと、学習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0213】第2サブメニュー画面49aにおいて、学習
する単元のメニューバーを選択することによって、図5
0に示すように、理科学習画面50aに問題が表示される
ようにしている。
【0214】なお、各単元には、それぞれの単元に対し
て段階的な複数のレベルを設けており、1つのレベルを
クリアすることによってその次のレベルに進むようにし
ている。全てのレベルをクリアすることによって1つの
単元の学習が終了するようにしており、1つの単元の学
習が終了すると、仮想コインを1枚発行するようにして
いる。すでに途中のレベルまで学習を進めた状態で学習
を中断していた場合には、その続きのレベルの問題から
理科学習画面50aに表示するようにしている。
【0215】理科学習画面50aの上部には、単元名50b、
レベル50c、及び、学習者名50dが表示されるようにして
いる。また、理科学習画面50aには、問題文を表示する
問題文表示部50eと、同問題文に関連する参考図を表示
する参考図表示部50fと、表示された問題文に正しく解
答するための解説文及び解答となる選択肢を表示した解
説文表示部50gとからなる学習課題表示部50hを設けてい
る。
【0216】解説文表示部50gに表示された解説文中に
は所々に空欄状態の適語入力欄50jを設けており、同適
語入力欄50jに適語を入力することによって解説文を完
成させ、論理的な考え方を身につけることができるよう
にしている。適語入力欄50jに入力される適語は、学習
課題表示部50hの右隣に設けた選択肢表示部50kに表示さ
れた複数の選択肢50mから選択されるようにしている。
【0217】図50において、符号50nは解答入力欄で
あり、後述するように選択枝表示部50kに表示された選
択肢50mの番号を、コンピュータのキーボードを用いて
同解答入力欄50nに入力することによっても、選択肢50m
の指定を行うことができるようにしている。
【0218】また、理科学習画面50aには、図示してい
ないが、上述した社会学習画面42aと同様に、必要に応
じて「資料」ボタン、及び/または、「ムービー」ボタ
ンが表示されるようにしてもよく、資料表示ウインド
(図示せず)、及び/または、ムービー表示ウインド
(図示せず)を開いて、学習の補足事項の説明を行うこ
とができるようにしてもよい。
【0219】理科学習画面50aの左下角には「終了」ボ
タン50pを設けており、同「終了」ボタン50pを押すこと
によって学習を終了して第2サブメニュー画面49aを表
示し、同第2サブメニュー画面49aの右下角に設けた「B
ack」ボタン49mを押すことによって、学習科目選択画面
4aに戻るようにしている。
【0220】学習者は、まず、問題文表示部5 0eに大書
されて表示された問題文を読んで問題の内容を理解し、
次いで、解説文表示部50gに表示された解説文を読み進
めるようにしている。
【0221】上述したように、解説文中には空欄状態の
適語入力欄50jが設けられており、同適語入力欄50jに当
てはまる語句が、そうではない複数の語句とともに選択
肢表示部50kに選択肢50mとして表示されるようにしてい
る。
【0222】学習者は、選択枝表示部50kに表示された
いずれか1つの選択肢50mにカーソルを合わせてクリッ
クすることによって、1つの選択肢50mを選択すること
ができるようにしている。あるいは、コンピュータのキ
ーボードを用いて解答入力欄50nに選択枝表示部50kに表
示された選択肢50mの番号を入力し、さらにキーボード
で「Enter」を入力することによって、1つの選択
肢50mを選択することができるようにしている。
【0223】選択された選択肢50mが正解である場合に
は適語入力欄50jに選択された選択肢50mが入力されるよ
うにしており、一方、不正解の選択肢50mを選択した場
合には、正解の選択肢50mが選択されるまで適語入力欄5
0jへの入力を行わないようにしている。
【0224】1つの適語入力欄50jに入力がなされる
と、選択枝表示部50kには次の適語入力欄50jに入力され
る1つの正解の選択肢50mと、複数の不正解の選択肢50m
を表示するようにしている。全ての適語入力欄50jに正
解の語句が入力されると、理科学習画面50aに「NEX
T」ボタン(図示せず)が表示されるようにしている。
【0225】なお、小学生理科の場合、解説文表示部50
gに表示された解説文の最後において、問題文表示部50e
に表示された問題文の解答となる選択肢を表示するよう
にしており、問題文に対する解答を選択させ、解説文表
示部50gの最後に設けた適語入力欄50jに正解番号を入力
させるようにしている。
【0226】学習者は、全ての適語入力欄50jへの正解
の入力が終了すると、図51に示す理科学習ノート51a
に、問題文表示部50eに表示された問題文、及び、同問
題文に対する答え、さらには、参考図表示部50fに表示
された参考図、及び、解説文表示部50gに表示された解
説文のポイントを書き取るようにしている。
【0227】理科学習ノート51aは、1ページを上下二
段に分割して1ページに上下2つの学習内容記入欄51b,
51bを設けるようにしている。
【0228】学習内容記入欄51bは上下方向に4段に区
分しており、最上段に単元名記入欄51c、レベル記入欄5
1d、記入日記入欄51eを設けている。上から2段目は問
題記入欄51fとしており、問題文表示部50eに表示された
問題文を同問題記入欄51fに記入させるようにしてい
る。また、上から3段目は答え記入欄51gとしており、
問題記入欄51fに記入した問題文に対する答えを同答え
記入欄51gに記入させるようにしている。
【0229】最下段は、上3段の高さ幅よりも幅広の高
さ幅とした記入欄としており、同記入欄を左右に二分割
し、向かって右側を図解記入欄51j、左側をポイント記
入欄51kとしている。図解記入欄51jに参考図表示部50f
に表示された参考図のイラストを描画させるようにして
おり、ポイント記入欄51kに解説文表示部50gに表示され
た解説文から自分で抽出したポイントを記入させるよう
にしている。
【0230】理科学習ノート51aへの書き取りを行わせ
ることによって、学習者は学習内容をよりいっそう深く
理解することができ、記憶への確実な定着をはかること
ができる。特に、学習内容のポイントを学習者自身にま
とめさせてポイント記入欄51kに記入させるようにして
いることによって、学習者に学習内容のポイントをより
強く認識させることができるので、学習効果を高めるこ
とができる。
【0231】特に、理科学習ノート51aには、図解記入
欄51jに、学習内容のポイントが集約されている参考図
表示部50fの参考図をイラストとして描画させているこ
とにより、同イラストを見ることによって学習者は学習
内容をイメージとして鮮明に思い出すことができ、理科
学習ノート51aを最も学習者自身が読みやすい参考書と
することができる。
【0232】従って、同理科学習ノート51aを用いて効
率のよい復習を行うことができ、学習効果を高めること
ができる。
【0233】全ての適語入力欄42fへの正解の入力が終
了し、理科学習ノート51aへの書き取りが終了した後
で、理科学習画面50aに表示された「NEXT」ボタン
を押すことによって、適語入力欄50jへの選択肢50mの入
力において全て一度で正解を入力できた場合にのみレベ
ルを1つ上げた次の問題を表示するようにしている。
【0234】適語入力欄50jへの入力において一度でも
間違った選択肢50mの選択を行っていた場合には、「N
EXT」ボタンを押すことによって、再度同じ問題を表
示するようにしており、全ての適語入力欄50jに対して
一度で正しい選択肢50mの選択ができるまで何度でも繰
り返すようにしている。
【0235】このとき、選択枝表示部50kへの選択肢50m
の表示において、表示される選択肢50mその都度シャッ
フルしてそれぞれの選択肢50mの並び順が変えられて表
示されるようにしており、解答を理解するのではなく、
選択肢50mの位置を暗記してしまうことを防止するよう
にしている。
【0236】なお、全ての適語入力欄50jへの入力が終
了した際に、上述した社会の学習の場合と同様に、必要
に応じて「暗記」ボタン(図示せず)を表示するように
し、暗記項目表示ウインドを表示することができるよう
にしてもよい。
【0237】上述した実施例では小学生理科の学習につ
いて説明したが、中学生理科の学習の場合には、小学生
理科の学習の場合よりもより多くの説明図が必要となる
ため、問題文を表示する問題文表示部50eを設けず、図
52に示すようにその分を説明図表示部52bとし、視覚
的に問題を把握することができるようにしている。符号
52cは「資料」ボタンであり、同「資料」ボタン52cを押
すことによって資料表示ウインドを開くようにしてい
る。なお、学習方法の基本構成としては、(7)社会の
学習で説明した「適語選択」による学習において、問題
を中学生理科としているものであり、学習方法は同じで
あるので、説明は省略する。
【0238】(9)英語:単語・熟語の学習 以下において、「中学生英語」における英単語及び英熟
語の学習について説明する。
【0239】まず、図4に示す学習科目選択画面4aにお
いて「中学生英語」バー4hを選択すると、図53に示す
ように、教科書ごとに区分したメニューバーを設けた第
1サブメニュー画面53aを表示するようにしている。ま
た、同第1サブメニュー画面53aには「入試対策」バー5
3bも設け、後述するように入試対策の学習を行うことが
できるようにしている。なお、符号53hは第1サブメニ
ュー画面53aの右下角に設けた「Back」ボタンであり、
同「Back」ボタン53hを押すと学習科目選択画面4aに戻
るようにしている。
【0240】第1サブメニュー画面53aにおいて、学校
の授業で使用している教科書を指定するメニューバーを
選択することによって、図54に示すように、「単語・
熟語」バー54b、「並べ替え」バー54c、「適語補充」バ
ー54d、「英作文」バー54eを設けた第2サブメニュー画
面54aが表示されるようにしている。なお、符号54hは第
2サブメニュー画面54aの右下角に設けた「Back」ボタ
ンであり、同「Back」ボタン54hを押すと学習科目選択
画面4aに戻るようにしている。
【0241】第2サブメニュー画面54aにおいて、「単
語・熟語」バー54bを選択することによって、図55に
示すように、学年ごとに区分した「中学1年生」バー55
b、「中学2年生」バー55c、「中学3年生」バー55dを
設けた第3サブメニュー画面55aが表示されるようにし
ている。なお、符号55hは第3サブメニュー画面55aの右
下角に設けた「Back」ボタンであり、同「Back」ボタン
55hを押すと学習科目選択画面4aに戻るようにしてい
る。
【0242】さらに、第3サブメニュー画面55aにおい
て、学習を行う学年のメニューバーを選択することによ
って、図56に示すように、教科書の単元ごとに項目を
区分したメニューバーを設けた第4サブメニュー画面56
aが表示されるようにしている。項目の数が多い場合に
は、縦方向に並べたメニューバー列の右側に設けた「上
スクロール」ボタン56eまたは「下スクロール」ボタン5
6fによって、メニューバーの項目をスクロールさせて表
示を行うことができるようにしている。
【0243】また、第4サブメニュー画面56aの右側に
は「進捗」ボタン56gを配設しており、同「進捗」ボタ
ン56gを押すことによって、上述した代数の学習の際に
示した進捗管理画面8aと同様の進捗管理画面(図示せ
ず)が表示され、進行レベルと、得点と、学習最終日の
データを確認することができるようにしている。
【0244】第4サブメニュー画面56aにおいて学習を
行う単元のメニューバーを選択すると、図57に示すよ
うに、「英文和訳」モードを選択する「英文和訳」ボタ
ン57b、「和文英訳」モードを選択する「和文英訳」ボ
タン57c、「問題」モードを選択する「問題」ボタン57d
を設けたモード選択画面57aが表示されるようにしてい
る。
【0245】また、モード選択画面57aの左下角には
「終了」ボタン57eを設けており、同「終了」ボタン57e
を押すことによって第4サブメニュー画面56aに戻るよ
うにしている。同第4サブメニュー画面56aの右下角に
設けた「Back」ボタン56hを押すことによって学習科目
選択画面4aに戻るようにしている。
【0246】学習者は、まず、「英文和訳」ボタン57b
を選択すると、図58に示すように、英単語学習画面58
aが表示されるようにしている。同英単語学習画面58aの
上部には、単元名58b、レベル58c、及び、学習者名58d
が表示されるようにしている。
【0247】また、英単語学習画面58aには、上から順
番にそれぞれ横長の英文表示欄58e、発音表示欄58f、和
文表示欄58gとを縦方向に並べて配設しており、和文表
示欄58gの下側に「解答」ボタン58hを設けている。
【0248】英文表示欄58eには英単語または英熟語が
表示されるようにしており、「解答」ボタン58hを押す
ことによって、英文表示欄58eに表示された英単語また
は英熟語の発音が発音表示欄58fにカタカナ表記で表示
されるとともに、日本語訳が和文表示欄58gに表示され
るようにしている。
【0249】学習者は、「解答」ボタン58hを押す前
に、あらかじめ発音表示欄58f及び和文表示欄58gに表示
される内容を頭の中で予想しておき、その後、「解答」
ボタン58hを押し、英文表示欄58e、発音表示欄58f、和
文表示欄58gに表示された内容を図59に示す英単語学
習ノート59aに書き取るようにしている。
【0250】英単語学習ノート59aは、1ページを横方
向に三分割しており、左端を英文記入欄59b、真ん中を
発音記入欄59c、右端を和文記入欄59dとしており、英文
記入欄59bに英文表示欄58eに表示された英単語または英
熟語を記入し、発音記入欄59cに発音表示欄58fに表示さ
れたカタカナ表記の発音を記入し、和文記入欄59dに和
文表示欄58gに表示された日本語訳を記入するようにし
ている。
【0251】英単語学習ノート59aは復習の際に利用す
ることができ、たとえば、発音表示欄58f及び和文表示
欄58gを適当な遮蔽物で覆い隠し、英文表示欄58eの英単
語または英熟語だけを見てその発音と日本語訳を言い当
てたり、逆に、英文表示欄58e及び発音表示欄58fを適当
な遮蔽物で覆い隠し、和文表示欄58gの日本語訳を見な
がら英単語または英熟語を書き取らせたりすることによ
って、コンピュータがなくても復習を行うことができ
る。
【0252】英単語学習ノート59aへの書き取り後、単
語練習帳に複数回その英単語あるいは英熟語の書き取り
練習を行うようにしている。書き取り練習を行うことに
よって、学習者は英単語の綴りと意味を確実に記憶する
ことができる。
【0253】書き取り練習を行うことによって学習者が
「覚えた」と自覚できた場合には、英単語学習画面58a
の右下に設けた「次へ」ボタン58jを押すことによっ
て、発音表示欄58f及び和文表示欄58gをクリアして、英
文表示欄58eに新しい英単語または英熟語が表示される
ようにしており、同じく「解答」ボタン58hを押すこと
によって発音表示欄58f及び和文表示欄58gに発音及び日
本語を表示し、学習者は、英単語学習ノート59aに書き
取りを行い、次いで、単語練習帳に複数回その英単語あ
るいは英熟語の書き取り練習を行うようにしている。
【0254】選択された単元で学習する英単語及び英熟
語の全てを英単語学習ノート59aに書き取ると、「英文
和訳」モードは終了し、モード選択画面57aに戻るよう
にしている。このとき、1つの単元の学習が終了する
と、仮想コインを1枚発行するようにしている。
【0255】なお、英単語学習画面58aにおいて、「次
へ」ボタン58jの上方に設けた「戻る」ボタン58kを押す
と、発音表示欄58f及び和文表示欄58gをクリアして、英
文表示欄58eに一つ前の英単語または英熟語を表示する
ようにしており、学習が不十分であると感じた場合に、
後戻りして学習を行うことができるようにしている。
【0256】また、英単語学習画面58aの左下角に設け
た「終了」ボタン58mを押すことによってもモード選択
画面57aに戻るようにしている。
【0257】モード選択画面57aにおいて「和文英訳」
バーを選択した場合には、図示しないが、「英文和訳」
モードの英文表示欄58eと和文表示欄58gとを上下入れ替
えた英単語学習画面が表示されるようにしており、和文
表示欄に日本語が表示され、「解答」ボタンを押すこと
によって、和文表示欄に表示された日本語の英単語また
は英熟語が英文表示欄に表示され、発音表示欄にその発
音がカタカナ表記で入力されるようにしている。
【0258】「和文英訳」モードでも「英文和訳」モー
ドと同様に、和文表示欄、発音表示欄、英文表示欄に表
示された内容を、英単語学習ノートに書き写し、次い
で、単語練習帳に複数回その英単語あるいは英熟語の書
き取りを行うことによって学習を行うようにしている。
【0259】「和文英訳」モードと「英文和訳」モード
とでは、同一単元では同じ英単語及び英熟語を学習する
ようにしているため、どちらか一方で学習すればよいよ
うにしている。
【0260】「英文和訳」モードまたは「和文英訳」モ
ードによる学習後、「問題」モードによって学習の達成
状況を確認するようにしている。すなわち、モード選択
画面57aにおいて「問題」ボタン57dを選択すると、図6
0に示すように、英単語問題画面60aが表示されるよう
にしている。同英単語問題画面60aの上部には、単元名6
0b、レベル60c、及び、学習者名60dが表示されるように
している。
【0261】英単語問題画面60aは上下段に二分割され
ており、上段を問題表示部60eとしており、下段を解答
入力操作部60fとしている。
【0262】問題表示部60eには、上から順番に横長の
問題表示欄60g、解答表示欄60h、結果表示欄60jとを縦
方向に並べて配設しており、問題表示欄60gに問題とな
る日本語を表示するようにしている。
【0263】解答入力操作部60fには、大文字のアルフ
ァベットキー及び小文字のアルファベットキー、数字キ
ー、特殊文字キーなどからなるキーボード画面60kを設
けており、同キーボード画面60kの下方に解答入力欄60m
を設けている。学習者は、キーボード画面60kまたはコ
ンピュータのキーボードを利用して解答入力欄60mに、
問題表示欄60gに表示された日本語に対応する英単語あ
るいは英熟語を入力することができるようにしている。
【0264】解答入力欄60mへの入力後、同解答入力欄6
0mの右隣に設けた「判定」ボタン60nを押すことによっ
て判定がなされ、解答表示欄60hに正解の英単語あるい
は英熟語を表示するとともに、結果表示欄60jに解答入
力欄60mへ入力結果を表示するようにしている。特に、
解答入力欄60mに正解の英単語あるいは英熟語が入力さ
れていた場合には青字によって結果表示欄60jに入力が
行われ、同結果表示欄60jの右隣に「○」印を表示する
ようにしており、間違った英単語あるいは英熟語が入力
された場合、あるいは、綴りを間違えて入力した場合に
は、結果表示欄60jに赤字によって入力を行い、結果表
示欄60jの右隣に「×」印を表示するようにしている。
【0265】間違った場合には、解答表示欄60hに表示
された正解の綴りと、結果表示欄60jに入力された綴り
とを比較して、どこが間違えたのかを確認することがで
きるようにしている。
【0266】また、「判定」ボタン60nを押すことによ
って、同「判定」ボタン60nは「NEXT」ボタン(図
示せず)に切り替わるようにしており、同「NEXT」
ボタンを押すことによって、解答表示欄60h、結果表示
欄60j、さらには解答入力欄60mをクリアして、問題表示
欄60gに新しい問題を表示するようにしている。また、
「NEXT」ボタンは「判定」ボタン60nに切り替わる
ようにしている。
【0267】なお、「判定」ボタン60nの上方には「ヒ
ント」ボタン60pを設けており、同「ヒント」ボタン60p
を押すことによって、問題表示部60 eの結果表示欄60j
の下方に設けたヒント表示欄60qに、ヒントとして発音
を表示するようにしており、表示された発音を参考にし
て解答入力欄60mへの入力を行うことができるようにし
ている。
【0268】図60において、符号60rは得点表示欄で
あり、100点満点からの減点法で得点を表示するよう
にしており、学習の達成度を推し量ることができるよう
にしている。符号60sは不正解数表示欄、符号60tは問題
数表示欄、符号60uは総問題数表示欄である。
【0269】テストを行っている単元に設定されている
すべての英単語及び英熟語が出題されると、「問題」モ
ードは終了して、モード選択画面57aに戻るようにして
いる。また、英単語問題画面60aの左下角に設けた「終
了」ボタン60wを押すことによってもモード選択画面57a
に戻るようにしている。特に、1つの単元が終了すると
仮想コインを発行するようにしており、得点が50〜8
9点であれば1枚発行し、90点以上であれば2枚発行
するようにしている。ただし、49点以下の場合にはペ
ナルティとして仮想コインを発行しないようにしてい
る。
【0270】本発明の学習支援システムでは、正規のカ
リキュラムではないが小学生用の英語学習システムを設
けており、図4に示す学習科目選択画面4aにおいて「小
学生英語」バー4fを選択すると、図61に示すように、
「単語」バー61b、「並べ替え」バー61c、「英作文」バ
ー61dを設けた第1サブメニュー画面61aを表示するよう
にしている。なお、符号61hは第1サブメニュー画面61a
の右下角に設けた「Back」ボタンであり、同「Back」ボ
タン61hを押すと学習科目選択画面4aに戻るようにして
いる。
【0271】第1サブメニュー画面61aにおいて「単
語」バー61bを選択すると、図62に示すように、「Les
sen1 小文字」バー62b、「Lessen2 大文字」バー62c、
「Lessen3 生活」バー62dなどのように単元ごとの項
目に区分したメニューバーを設けた第2サブメニュー画
面62aが表示されるようにしている。なお、符号62hは第
2サブメニュー画面62aの右下角に設けた「Back」ボタ
ンであり、同「Back」ボタン62hを押すと学習科目選択
画面4aに戻るようにしている。
【0272】第2サブメニュー画面62aにおいて学習を
行う単元のメニューバーを選択することによって、上述
した「中学生英語」の「単語・熟語」でのモード選択画
面57aと同様のモード選択画面(図示せず)が表示され
るようにしており、いずれかのモードを選択することに
よって、「中学生英語」の「単語・熟語」での学習と同
様に、選択されたモードでの学習を行うことができるよ
うにしている。
【0273】「小学生英語」の場合には特別、各モード
の学習画面において、たとえば図63に示すように「発
音」ボタン63bを設けており、同「発音」ボタン63bを押
すことによって、ネイティブの発音を聞くことができる
ようにしている。従って、発音表示欄に表示されたカタ
カナの発音を身につけてしまうことを防止し、正しい発
音を身につけることができる。
【0274】また、各モードの学習画面において、たと
えば図63に示すように、学習する単語に関連した画像
を表示する画像表示部63cを設けており、英語を日本語
の一部として記憶してしまうことを防止し、英語の感性
を養うことができるようにしている。
【0275】また、特に、「Lessen1 小文字」、「Less
en2 大文字」におけるアルファベットの学習において
は、アルファベットの正しい書き方をマスターできるよ
うに、各モードの学習画面において、たとえば図63に
示すように、「ムービー」ボタン63dを設けており、同
「ムービー」ボタン63dを押すことによって書き順表示
ウインド63eが開くようにしている。そして、同書き順
表示ウインド63eにおいて動画で正しい書き順を示すよ
うにしており、誤った書き順を覚えてしまうことを防止
するようにしている。符号63fは「終了」ボタンであ
り、同「終了」ボタン63fを押すことによって書き順表
示ウインド63eを閉じることができるようにしている。
また、正しい表記を覚えることができるように、図62
に示すように、表記詳細表示部63gを設けるようにして
もよい。
【0276】(10)英語:並び替えによる英文法の学習 以下において、「中学生英語」における英文法の学習に
ついて説明する。特に「並び替え」を用いて学習するこ
とにより、文法構造を把握しやすくし、英語の文法に慣
れることができるようにしている。
【0277】まず、上述したように、図4に示す学習科
目選択画面4aにおいて「中学生英語」バー4hを選択する
ことにより第1サブメニュー画面53aを表示し、同第1
サブメニュー画面53aにおいて学校の授業で使用してい
る教科書を指定するメニューバーを選択して第2サブメ
ニュー画面54aを表示する。
【0278】同第2サブメニュー画面54aにおいて「並
べ替え」バー5 4cを選択すると、上述した「単語・熟
語」の学習における第3サブメニュー画面55aと同様
の、学習を行う学年を選択する第3サブメニュー画面
(図示せず)が表示される。同第3サブメニュー画面に
おいて学習を行う学年のメニューバーを選択することに
より、上述した「単語・熟語」の学習における第4サブ
メニュー画面56aと同様の、学習を行う単元を選択する
第4サブメニュー画面(図示せず)が表示されるように
している。
【0279】同第4サブメニュー画面において学習を行
う単元のメニューバーを選択すると、図64に示すよう
に、「英文和訳」モードを選択する「英文和訳」ボタン
64bと、「問題」モードを選択する「問題」ボタン64cと
を設けたモード選択画面64aが表示されるようにしてい
る。なお、符号64hはモード選択画面64aの左下角に設け
た「終了」ボタンであり、同「終了」ボタン64hを押す
と第4サブメニュー画面に戻るようにしている。
【0280】学習者は、まず、モード選択画面64aにお
いて「英文和訳」ボタン64bを選択し、「英文和訳」モ
ードで英文法の基礎を学習するようにしている。「英文
和訳」ボタン64bを選択すると、図65に示すように、
英文法基礎学習画面65aが表示されるようにしている。
同英文法基礎学習画面65aの上部には、単元名65b、レベ
ル65c、及び、学習者名65dが表示されるようにしてい
る。
【0281】英文法基礎学習画面65aには、上から順番
にそれぞれ横長の英文表示欄65e、和文表示欄65f、ヒン
ト1表示欄65g、ヒント2表示欄65hとを縦方向に並べて
配設している。また、ヒント2表示欄65hの下側には
「解答」ボタン65jを設けている。
【0282】英文表示欄65eには選択された単元で学習
する英文が表示されるようにしており、「解答」ボタン
65jを押すことによって、英文表示欄65 eに表示された
英文の和文が和文表示欄65fに表示されるとともに、ヒ
ント1表示欄65g及びヒント2表示欄65hにそれぞれ英文
法の要点が表示されるようにしている。
【0283】学習者は、英文表示欄65e、和文表示欄65
f、ヒント1表示欄65g、ヒント2表示欄65hに表示され
た内容を、図66に示す英文法学習ノート66aに書き取
るようにしている。
【0284】すなわち、英文法学習ノート66aは、見開
き2ページの向かって左側のページを和文記入ページ66
bとし、向かって右側を英文記入ページ66cとしており、
和文記入ページ66bに和文表示欄65fに表示された和文を
記入し、同和文の記入された位置と同じ高さとなる英文
記入ページ66cの所用の位置に、英文表示欄65eに表示さ
れた英文を記入するようにしている。さらに、英文記入
ページ66cに記入された英文の下側に、ヒント1表示欄6
5g及びヒント2表示欄65hに表示された内容を書き写す
ようにしている。
【0285】従って、英文法学習ノート66aを学習者の
復習用ノートとすることができ、たとえば、英文法学習
ノート66aを真ん中で折り返して、和文記入ページ66bに
記入された和文を見て、適当な用紙に英文を書き取り、
英文記入ページ66cに記入された英文と見比べることに
よって、コンピュータがなくても容易に英作文の復習を
行うことができる。特に、英文記入ページ66cには英作
文のポイントとなるヒント1表示欄65g及びヒント2表
示欄65hのコメントも記載しているので、効果的な復習
を行うことができる。
【0286】英文法学習ノート66aへの書き取り後、英
文法練習帳に複数回その英文の書き取り練習を行うよう
にしている。書き取り練習を行うことによって、学習者
は英文の構造を確実に理解することができる。
【0287】書き取り練習を行うことによって学習者が
「覚えた」と自覚できた場合には、英文法基礎学習画面
65aの右下に設けた「次へ」ボタン65kを押すことによっ
て、和文表示欄65f、ヒント1表示欄65g、ヒント2表示
欄65hをクリアして、英文表示欄65eに新しい英文が表示
されるようにしており、同じく「解答」ボタンを押すこ
とによって和文表示欄65f、ヒント1表示欄65g、ヒント
2表示欄65hに和文及びヒントを表示し、学習者は、英
文法学習ノート66aに書き取りを行うとともに、英文法
練習帳に複数回その英文の書き取りを行うようにしてい
る。
【0288】選択された単元で学習する全ての英文を英
文法学習ノートに書き取ると、「英文和訳」モードは終
了し、モード選択画面64aに戻るようにしている。
【0289】なお、英文法基礎学習画面65aにおいて、
「次へ」ボタン65kの上方に設けた「戻る」ボタン65mを
押すと、和文表示欄65f、ヒント1表示欄65g、ヒント2
表示欄65hをクリアして、英文表示欄65eに一つ前の英文
を表示するようにしており、学習が不十分であると感じ
た場合に、繰り返して学習を行うことができるようにし
ている。また、英文法基礎学習画面の左下角に設けた
「終了」ボタン65nを押すことによって、モード選択画
面6 4aに戻るようにしている。
【0290】「英文和訳」モードによる学習後、「問
題」モードによって学習の達成状況を確認するようにし
ている。すなわち、モード選択画面64aにおいて「問
題」ボタン64cを選択し、図67に示す並び替え問題画
面67aを表示するようにしている。同並び替え問題画面6
7aの上部には、単元名67b、レベル67c、及び、学習者名
67dが表示されるようにしている。
【0291】並び替え問題画面67aは上下段に二分割し
ており、上段を問題表示部67eとし、下段を解答入力操
作部67fとしている。問題表示部67eには、上から順番に
横長の問題表示欄67g、解答表示欄67h、結果表示欄67j
とを縦方向に並べて配設しており、問題表示欄67gに問
題となる和文を表示するようにしている。問題表示欄67
gに表示される和文は、同一単元の同一レベルの「英文
和訳」モードで和文表示欄65fに表示された和文と同じ
ものを表示するようにしている。
【0292】解答入力操作部67fには、答えとなる英文
をスペースごとに分離して単語ごととした複数の単語カ
ード67kをランダムに並べて表示するようにしている。
同単語カード67kを適宜の順番に1枚ずつ選択すること
によって、問題表示部67eの結果表示欄67jに選択された
単語カード67kの順番に英単語が入力されて英文が入力
されるようにしている。
【0293】一度選択されて結果表示欄67jに表示され
た英単語の単語カード67kはグレー表示状態として、同
じ単語を複数回入力してしまうことがないようにしてい
る。なお、解答入力操作部67fに設けた「消しゴム」ボ
タン67mを押すことによって、同「消しゴム」ボタン67m
を押す前になされた入力操作をクリアすることができる
ようにしており、入力操作のクリアされた単語カード67
fは、グレー表示状態を解除して再度選択することがで
きるようにしている。
【0294】解答入力操作部67fには「ヒント」ボタン6
7nを設けており、同「ヒント」ボタン67nを押すことに
よって、問題表示部67eの結果表示欄67jの下方に設けた
ヒント表示欄67pに英作文のヒントを表示することがで
きるようにしている。ヒント表示欄67pに表示されるヒ
ントは、同一単元の同一レベルの「英文和訳」モードで
ヒント1表示欄65g及びヒント2表示欄65hに表示された
ものと同じものが表示されるようにしており、「ヒン
ト」ボタン67nを繰り返し押すことによって表示内容が
切り替わるようにしている。
【0295】図67において、符号67rは得点表示欄で
あり、100点満点からの減点法で得点を表示するよう
にしており、学習の達成度を推し量ることができるよう
にしている。符号67sは不正解数表示欄、符号67tは問題
数表示欄、符号67uは総問題数表示欄である。なお、符
号67wは並び替え問題画面67aの左下角に設けた「終了」
ボタンであり、同「終了」ボタン67wを押すことによっ
てモード選択画面64aに戻るようにしている。
【0296】学習者は、適宜の順番に単語カード67fを
選択して結果表示欄67jに英文を入力し、全単語カード6
7 fがグレー表示状態となると、解答入力操作部67fの右
下角に設けた「判定」ボタン67qが操作可能となるよう
にしている。1枚でもグレー表示状態となっていない単
語カード67fが残っていると「判定」ボタン67q自体がグ
レー表示状態のままとなり、判定操作を行うことができ
ないようにしている。
【0297】「判定」ボタン67qを押した際に、結果表
示欄67jに入力した英文が正解である場合には、結果表
示欄67jの右端に「○」を表示するようにしている(図
68参照)。このとき、「判定」ボタン67qは「NEX
T」ボタン67q'に切り替わるようにしており(図68参
照)、同「NEXT」ボタン67q'を押すことによって、
結果表示欄67j及びヒント表示欄67pをクリアし、問題表
示欄67gに新たな和文を表示するとともに、解答入力操
作部67fに同和文に対応する単語カード67fを表示するよ
うにしている。また、「NEXT」ボタン67q'は、グレ
ー表示状態の「判定」ボタン67qに切り替わるようにし
ている。
【0298】一方、結果表示欄67jに入力した英文が間
違っていた場合には、図68に示すように、解答表示欄
67hに正解の英文を表示するとともに、結果表示欄67jの
右端に「×」を表示するようにしている。このときも、
「判定」ボタン67qは「NEXT」ボタン67q'に切り替
わるようにしている。
【0299】「NEXT」ボタン67q'を押すことによっ
て、問題表示欄67gはそのままとして解答表示欄67h、結
果表示欄67j、ヒント表示欄67pをクリアし、解答入力操
作部67fに並べて表示される単語カード67kの順番を適当
にシャッフルし、並べ換えて再表示するようにしてい
る。すなわち、正解しない限りは次のレベルに進めない
ようにしている。なお、このとき、「NEXT」ボタン
67q'は、再度、グレー表示状態の「判定」ボタン67qに
切り替わるようにしている。
【0300】正解するまで繰り返し学習することによっ
て、学習者は英文法の構成を理解することができる。特
に、解答表示欄67hと結果表示欄67jとを上下に並べてい
ることにより、自分の入力した結果である結果表示欄67
jの英文と、解答表示欄67hの英文とを容易に比較するこ
とができ、間違った原因を容易に把握することができる
ので、学習効果を高めることができる。
【0301】なお、1つの単元が終了すると仮想コイン
を発行するようにしており、得点が50〜89点であれ
ば1枚発行し、90点以上であれば2枚発行するように
している。ただし、49点以下の場合にはペナルティと
して仮想コインを発行しないようにしている。
【0302】本発明の学習支援システムでは、上述した
ように、正規のカリキュラムではないが「小学生英語」
として小学生用の英語学習システムを設けており、「小
学生英語」においても「並べ替え」による英作文の学習
を行うことができるようにしている。
【0303】すなわち、図61に示す第1サブメニュー
画面61aで、「並べ替え」バー61cを選択することによっ
て、単元ごとに区分したメニューバーを設けた第2サブ
メニュー画面(図示せず)を表示するようにしており、
学習する単元を選択することによって、図64に示した
モード選択画面64aと同様のモード選択画面が表示され
るようにしている。
【0304】中学生英語の場合と同様に、同モード選択
画面において、ます、「英文和訳」モードを選択して英
文法学習ノートを作成しながら英作文の学習を行い、次
いで、「問題」モードで学習の達成度を確認することが
できるようにしている。
【0305】小学生英語の場合には特に、各モードの学
習画面において「発音」ボタンを設けており、同「発
音」ボタンを押すことによって、ネイティブの発音を聞
くことができるようになっている。従って、発音表示欄
に表示されたカタカナの発音を身につけてしまうことを
防止し、正しい発音を身につけることができる。
【0306】また、各モードの学習画面において、学習
する単語に関連した画像を表示する画像表示部を設けて
おり、英語を日本語の一部として記憶してしまうことを
防止し、英語の感性を養うことができるようにしてい
る。
【0307】(11)英語:英作文による英文法の学習 以下において、「中学生英語」における英作文による英
文法の学習について説明する。
【0308】まず、上述したように、図4に示す学習科
目選択画面4aにおいて「中学生英語」バー4hを選択する
ことにより第1サブメニュー画面53aを表示し、同第1
サブメニュー画面53aにおいて学校の授業で使用してい
る教科書を指定するメニューバーを選択して第2サブメ
ニュー画面54aを表示する。
【0309】同第2サブメニュー画面54aにおいて「英
作文」バー54eを選択すると、上述した「単語・熟語」
の学習における第3サブメニュー画面55aと同様の学習
を行う学年を選択する第3サブメニュー画面(図示せ
ず)が表示される。同第3サブメニュー画面において学
習を行う学年のメニューバーを選択することにより、上
述した「単語・熟語」の学習における第4サブメニュー
画面56aと同様の学習を行う単元を選択する第4サブメ
ニュー画面(図示せず)が表示されるようにしている。
【0310】同第4サブメニュー画面において学習を行
う単元のメニューバーを選択すると、図69に示すよう
に、英作文学習画面69aが表示されるようにしている。
同英作文学習画面69aの上部には、単元名69b、レベル69
c、及び、学習者名69dが表示されるようにしている。
【0311】英作文学習画面69aは上下段に二分割して
おり、上段を問題表示部69e、下段を解答入力操作部69f
としている。問題表示部69eには上から順番にそれぞれ
横長の問題表示欄69g、解答表示欄69h、結果表示欄69j
とを縦方向に並べて配設しており、問題表示欄69gに問
題となる和文を表示するようにしている。問題表示欄69
gに表示される和文は、上述した「並べ替え」による英
作文の学習でにおいて、同一単元の同一レベルの「英文
和訳」モードで和文表示欄65fに表示された和文と同じ
ものを表示するようにしている。
【0312】解答入力操作部69fには、大文字のアルフ
ァベットキー及び小文字のアルファベットキー、数字キ
ー、特殊文字キーからなるキーボード画面69kを設けて
おり、同キーボード画面69kの下方に解答入力欄69mを設
けている。学習者は、キーボード画面69kまたはコンピ
ュータのキーボードを利用して、解答入力欄69mに和文
表示欄65fに表示された和文に対応する英文を入力する
ようにしている。
【0313】解答入力欄69mへの入力後、解答入力操作
部69fに設けた「判定」ボタン69nを押すことによって判
定がなされ、解答表示欄69hに正解の英文を表示し、結
果表示欄69jに解答入力欄69mへの入力結果を表示するよ
うにしている。特に、解答入力欄69mに正しく英文が入
力された場合には青字によって結果表示欄69jに表示を
行い、同結果表示欄69jの右隣に「○」印を表示するよ
うにしている(図70参照)。
【0314】一方、解答入力欄69mに入力した英文中に
誤りが合った場合には、結果表示欄69jに赤字によって
解答入力欄69mへの入力内容の表示を行い、図70に示
すように、結果表示欄69jの右隣に「×」印を表示する
ようにしている。解答表示欄69hと結果表示欄69jとを並
べて設けていることによって、間違った場合には、解答
表示欄69hに表示された正解の英文と、結果表示欄69jに
表示された学習者の入力英文とを比較して、どこが間違
えたのかを容易に確認することができるようにしてい
る。
【0315】なお、「判定」ボタン69nを押した際に、
同「判定」ボタン69nは、図70に示すように、「NE
XT」ボタン70nに切り替わるようにしており、同「N
EXT」ボタン70nを押すことによって、解答表示欄69
h、結果表示欄69j、さらには解答入力欄69mをクリアし
て、問題表示欄69gに新しい問題を表示するようにして
いる。そして、「NEXT」ボタン70nは、再度、「判
定」ボタン69nに切り替わるようにしている。
【0316】「判定」ボタン69nの左側には「ヒント」
ボタン69pを設けており、同「ヒント」ボタン69pを押す
ことによって、問題表示部69eの結果表示欄69jの下方に
設けたヒント表示欄69qに英作文のヒントを表示するこ
とができるようにしている。ヒント表示欄69pに表示さ
れるヒントは、同一単元の同一レベルの「英文和訳」モ
ードでヒント1表示欄65g及びヒント2表示欄65hに表示
されたものと同じものが表示されるようにしており、
「ヒント」ボタン69nを繰り返し押すことによって表示
内容が切り替わるようにしている。
【0317】図69において、符号69rは得点表示欄で
あり、100点満点からの減点法で得点を表示するよう
にしており、学習の達成度を推し量ることができるよう
にしている。符号69sは不正解数表示欄、符号69tは問題
数表示欄、符号69uは総問題数表示欄である。
【0318】選択された単元においてあらかじめ設定登
録されている全ての問題を出題し終わると、学習を行う
単元を選択する第4サブメニュー画面に戻るようにして
いる。また、解答入力操作部69fの左下角には「終了」
ボタン69wを設けており、同「終了」ボタン69wを押すこ
とによっても、第4サブメニュー画面に戻るようにして
いる。
【0319】なお、1つの単元が終了すると仮想コイン
を発行するようにしており、得点が50〜89点であれ
ば1枚発行し、90点以上であれば2枚発行するように
している。ただし、49点以下の場合にはペナルティと
して仮想コインを発行しないようにしている。
【0320】本発明の学習支援システムでは、上述した
ように、正規のカリキュラムではないが「小学生英語」
として小学生用の英語学習システムを設けており、「小
学生英語」においても英作文の学習を行うことができる
ようにしている。
【0321】すなわち、図61に示す第1サブメニュー
画面61aで、「英作文」バー6 1dを選択することによっ
て、単元ごとに区分したメニューバーを設けた第2サブ
メニュー画面(図示せず)を表示するようにしており、
学習する単元を選択することによって、中学生英語の場
合と同様の英作文学習画面を表示し、同様に学習を行う
ことができるようにしている。
【0322】小学生英語の場合には特に、英作文学習画
面において「発音」ボタンを設けており、同「発音」ボ
タンを押すことによって、ネイティブの発音を聞くこと
ができるようになっている。従って、発音表示欄に表示
されたカタカナの発音を身につけてしまうことを防止
し、正しい発音を身につけることができる。
【0323】また、英作文学習画面において、学習する
単語に関連した画像を表示する画像表示部を設けてお
り、英語を日本語の一部として記憶してしまうことを防
止し、英語の感性を養うことができるようにしている。
【0324】上述してきた「中学生英語」の「英作文」
の学習は、先に述べた「並び替え」による英作文の学習
よりも難易度が急激に上がるため、中間的な難易度の学
習として、図54に示した第2サブメニュー画面54aに
おいて「適語補充」バー54dを選択することにより、
「適語補充」による学習を行うことができるようにして
いる。
【0325】図71は適語補充学習画面71aを示してい
る。適語補充学習画面71aは英作文学習画面69aとほぼ同
様の画面構成としている。すなわち、上下段に二分割し
て上段を問題表示部71e、下段を解答入力操作部71fと
し、同解答入力操作部71fに、大文字のアルファベット
キー及び小文字のアルファベットキー、数字キー、特殊
文字キーからなるキーボード画面71kを設けるととも
に、同キーボード画面71kの下方に解答入力欄71mを設
け、学習者が、キーボード画面71kまたはコンピュータ
のキーボードを利用して、解答入力欄71mに入力を行う
ことができるようにしている。
【0326】英作文学習画面69aとの違いは問題表示部7
1eの構成である。適語補充学習画面71aの問題表示部71e
には横長の問題表示部71gを設け、同問題表示部71gに問
題となる和文を表示するとともに、問題表示部71gの下
側に所々に空欄状態の適語入力欄71xを設けた英文を表
示する英文表示部71hを設けている。
【0327】適語入力欄71xは英文中の重要となる単語
部分に設けられており、学習者は、キーボード画面71k
またはコンピュータのキーボードを利用して、適語入力
欄71xに当てはまる英単語を解答入力欄71mに入力し、解
答入力操作部71fに設けた「判定」ボタン71nを押すこと
によって判定がなされるようにしている。
【0328】解答入力欄71mに入力した英単語が正解で
あった場合には、適語入力欄71xに青字で入力されるよ
うにしており、不正解であった場合には、赤字で正解の
英単語を入力するようにしている。
【0329】「判定」ボタン71nを押した後、同「判
定」ボタン71nは「NEXT」ボタン71n'に切り替わる
ようにしており、英文表示部71hに表示された英文中に
複数の適語入力欄71xを設けている場合には、「NEX
T」ボタン71n'を押すことによって解答入力欄71mをク
リアして、次の適語入力欄71xに当てはまる英単語を入
力することができるようにしている。
【0330】英文表示部71hに表示された英文中に設け
られた全ての適語入力欄71xに入力されている状態で
「NEXT」ボタン71n'を押すと、適語入力欄71xに全
て青字で入力されている場合には、解答入力欄71mをク
リアして、問題表示部71g及び英文表示部71hに次の問題
となる和文及び英文を表示するようにしている。
【0331】一方、適語入力欄71xに一つでも赤字によ
る入力があった場合には、解答入力欄71mをクリアし
て、問題表示部71g及び英文表示部71hに同じ和文及び英
文を再表示し、全ての適語入力欄71xに青字で入力がな
されるまで繰り返し同じ問題に取り組ませるようにして
いる。
【0332】「適語補充」による学習では、英文中の重
要となる構成部分の単語が問われていることにより、英
作文の要点をつかみやすくすることができ、上述した
「英作文」による学習を行うのに必要な学力レベルにま
で学力を向上させることができる。
【0333】適語補充学習画面71aにおいても解答入力
操作部71fに「ヒント」ボタン71pを設けており、同「ヒ
ント」ボタン71pを押すことによって、問題表示部71eの
英文表示部71hの下方に設けたヒント表示部71qに英作文
のヒントを表示することができるようにしている。ヒン
ト表示部71pに表示されるヒントは、同一単元の同一レ
ベルの「英文和訳」モードでヒント1表示欄65g及びヒ
ント2表示欄65hに表示されたものと同じものが表示さ
れるようにしており、「ヒント」ボタン71nを繰り返し
押すことによって表示内容が切り替わるようにしてい
る。
【0334】図71において、符号71rは得点表示欄で
あり、100点満点からの減点法で得点を表示するよう
にしており、学習の達成度を推し量ることができるよう
にしている。符号71sは不正解数表示欄、符号71tは問題
数表示欄、符号71uは総問題数表示欄である。
【0335】(12)英語:入試問題対策 上述したように、図53に示した第1サブメニュー画面
53aには「入試対策」バー53bも設けており、入試対策の
学習を行うことができるようにしている。
【0336】同第1サブメニュー画面53aにおいて「入
試対策」バー53bを選択すると、図72に示すように、
「入試必出英単語」バー72b、「入試必出英熟語」バー7
2c、「英文法」バー72dを設けた第2サブメニュー画面7
2aが表示されるようにしている。なお、符号72mは第2
サブメニュー画面72aの右下角に設けた「Back」ボタン
であり、同「Back」ボタン72mを押すと学習科目選択画
面4aに戻るようにしている。
【0337】「入試必出英単語」バー72bまたは「入試
必出英熟語」バー72cが選択されると、それぞれ所用の
単元ごとに区分したメニューバーを設けた第3サブメニ
ュー画面(図示せず)が表示されるようにしており、同
第3サブメニュー画面で学習する単元のメニューバーを
選択することによって、図57に示したモード選択画面
57aと同様のモード選択画面(図示せず)が表示される
ようにしている。
【0338】同モード選択画面に設けた「英文和訳」モ
ードを選択する「英文和訳」ボタン、「和文英訳」モー
ドを選択する「和文英訳」ボタン、「問題」モードを選
択する「問題」ボタンのいずれか選択することによっ
て、選択されたモードでの学習画面を表示するようにし
ている。
【0339】「入試必出英単語」バー72bまたは「入試
必出英熟語」バー72cを選択することによって行う「入
試必出英単語」または「入試必出英熟語」の学習の方法
及び画面の構成は、上述した「中学生英語」での「単語
・英熟」での学習の方法及び画面の構成とほとんど同一
であるので説明は省略する。
【0340】ただし、「入試必出英単語」及び「入試必
出英熟語」の学習画面には、「発音」ボタンを設けてお
り、同「発音」ボタンを押すことによってネイティブの
発音を聞くことができるようにしている。特に、必要に
応じて「発音」ボタンは複数設け、英単語のみまたは英
熟語のみの発音だけでなく、その英単語または英熟語を
含んだ英文の音声を聞くことができるようにしており、
ヒアリング力を向上させることができるようにしてい
る。
【0341】第2サブメニュー画面72aにおいて「英文
法」バー72dを選択すると、図73に示すように、「適
語選択」バー73bと、「適語補充」バー73cを設けた第3
サブメニュー画面73aが表示されるようにしている。
「適語選択」バー73bを選択すると「適語選択」モード
による学習を行うことができるようにしており、「適語
補充」バー73cを選択すると「適語補充」モードによる
学習を行うことができるようにしている。なお、符号73
mは第3サブメニュー画面73aの右下角に設けた「Back」
ボタンであり、同「Back」ボタン73mを押すと学習科目
選択画面4aに戻るようにしている。
【0342】「適語選択」バー73bと、「適語補充」バ
ー73cのどちらか一方を選択すると、図74に示すよう
に、単元ごとに区分した項目からなるメニューバーを設
けた第4サブメニュー画面74aを表示するようにしてい
る。メニューバーの項目の数が多い場合には、縦方向に
並べたメニューバー列の右側に設けた「上スクロール」
ボタン74eまたは「下スクロール」ボタン74fによって、
メニューバーの項目をスクロールさせることができるよ
うにしている。
【0343】また、第4サブメニュー画面74aには「進
捗」ボタン74g及び「履歴」ボタン74hを配設しており、
「進捗」ボタン74gを押すことによって、上述した代数
の学習の際に示した進捗管理画面8aと同様の進捗管理画
面(図示せず)が表示され、進行レベルと、得点と、学
習最終日のデータを確認することができるようにしてい
る。
【0344】また、「履歴」ボタン74hを選択した場合
には、上述した代数の学習の際に示した成績管理画面9a
と同様の成績管理画面(図示せず)が表示され、各単元
における各レベルの誤解答数を表示して、学習が不十分
となっている単元のレベルを一目で確認することができ
るようにしている。
【0345】なお、第4サブメニュー画面74aの右下角
に設けた「Back」ボタン74mを押すと、学習科目選択画
面4aに戻るようにしている。
【0346】第3サブメニュー画面73aにおいて「適語
選択」バー73bを選択して第4サブメニュー画面74aを表
示し、同第4サブメニュー画面74aに表示されたメニュ
ーバーのうち、学習を行う単元のメニューバーを選択す
ることによって、図75に示すように、入試英語適語選
択学習画面75aが表示されるようにしている。
【0347】なお、各単元には、それぞれの単元に対し
て段階的な複数のレベルを設けており、1つのレベルを
クリアすることによってその次のレベルに進むようにし
ている。全てのレベルをクリアすることによって1つの
単元の学習が終了するようにしている。すでに途中のレ
ベルまで学習を進めた状態で学習を中断していた場合に
は、その続きのレベルの問題から入試英語適語選択学習
画面75aに表示するようにしている。
【0348】入試英語適語選択学習画面75aの上部に
は、単元名75b、レベル75c、及び、学習者名75dが表示
されるようにしている。また、入試英語適語選択学習画
面75aには、所々に空欄状態の適語入力欄75fを設けた複
数の問題を表示する問題表示部75gを設けている。
【0349】さらに、同問題表示部75gの右隣に複数の
選択肢75jを表示する選択枝表示部75kを表示するように
しており、同選択枝表示部75kに表示された選択肢75jの
中から適語入力欄75fに入力される選択肢75jを選択させ
るようにしている。
【0350】図75において、符号75mは解答入力欄で
あり、選択枝表示部75kに表示された選択肢75jの番号
を、コンピュータのキーボードを用いて同解答入力欄75
mに入力することによっても、選択肢75jの指定を行うこ
とができるようにしている。
【0351】また、入試英語適語選択学習画面75aに
は、図75に示すように、必要に応じて「ノート学習」
ボタン75n、「ポイント」ボタン75p、「ズバリ」ボタン
75qが表示されるようにしている。「ノート学習」ボタ
ン75n、または、「ポイント」ボタン75p、または、「ズ
バリ」ボタン75qを押すと、それぞれ解説表示ウインド
(図示せず)が開くようにしており、適宜の解説を表示
することができるようにしている。
【0352】入試英語適語選択学習画面75aの左下角に
は「終了」ボタン75rを設けており、同「終了」ボタン7
5rを押すことによって学習を終了して第2サブメニュー
画面72aを表示し、同第第2サブメニュー画面72aの右下
角に設けた「Back」ボタン72mを押すことによって、学
習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0353】「適語選択」モードにおいては、入試英語
適語選択学習画面75aを表示する際に、適語入力欄75fの
挿入された複数の問題を問題表示部75gに表示するとと
もに、適語入力欄75fに入力される選択肢75jを選択枝表
示部75kに表示するようにしており、学習者は、選択枝
表示部75kに表示された選択肢75jの中から正解の選択肢
75jを順次選択して適語入力欄75fへの入力を行うように
している。
【0354】選択肢75jの選択においては、選択枝表示
部75kに表示されたいずれか1つの選択肢75jにカーソル
を合わせてクリックすることによって選択することがで
きるようにしている。あるいは、解答入力欄75mに選択
枝表示部75kに表示された選択肢75jの番号を入力し、キ
ーボードで「Enter」を入力することによって、所
定の選択肢75jを選択することができるようにしてい
る。
【0355】そして、選択された選択肢75jが正解であ
る場合には適語入力欄75fに選択した選択肢75jを入力す
るようにしており、一方、不正解の選択肢75jを選択し
た場合には、正解の選択肢75jが選択されるまで適語入
力欄75fへの入力を行わないようにしている。
【0356】1つの適語入力欄75fに入力がなされる
と、選択枝表示部75kには次の適語入力欄75fに入力され
る1つの正解の選択肢75jと、複数の不正解の選択肢75j
を表示するようにしている。
【0357】問題表示部75gに表示した全ての問題の適
語入力欄75fに選択肢75jの入力を順次行い、全ての適語
入力欄75fへの入力が終了すると、必要に応じて入試英
語適語選択学習画面75aに「和訳」ボタンが表示される
ようにしており、同「和訳」ボタンを押すことによって
和訳表示ウインドが開いて、問題の英文の日本語訳を表
示するようにしている。
【0358】学習者は、全ての適語入力欄75fへの正解
の入力が終了すると、図66に示した英文法学習ノート
66aと同様の英語学習ノート(図示せず)に、問題文の
和文、英文、さらには、「ノート学習」ボタン75n、ま
たは、「ポイント」ボタン75p、または、「ズバリ」ボ
タン75qを押すことによって表示された解説を書き取る
ようにしている。
【0359】全ての適語入力欄75fへの正解の入力が終
了すると、入試英語適語選択学習画面75aの「NEX
T」ボタン(図示せず)が表示されるようにしており、
「NEXT」ボタンを押すことによって、適語入力欄75
fへの選択肢75jの入力において全て一度で正解を入力で
きた場合にのみレベルを1つ上げた次の問題を表示する
ようにしている。
【0360】適語入力欄75fへの入力において一度でも
間違った選択肢75jの選択を行っていた場合には、「N
EXT」ボタンを押すことによって、再度同じ問題を表
示するようにしており、全ての適語入力欄75fに対して
一度で正しい選択肢75jの選択ができるまで何度でも繰
り返すようにしている。
【0361】このとき、選択枝表示部75kへの選択肢75j
の表示において、表示される選択肢75jその都度シャッ
フルしてそれぞれの選択肢75jの並び順をランダムに変
更して表示するようにしており、解答を理解するのでは
なく、選択肢75jの位置を暗記してしまうことを防止す
るようにしている。
【0362】第3サブメニュー画面73aにおいて「適語
補充」バー73cを選択した場合には、図74に示した第
4サブメニュー画面74aと同様の第4サブメニュー画面
(図示せず)において学習を行う単元のメニューバーを
選択することにより、図76に示すように、入試英語適
語補充学習画面76aが表示されるようにしている。
【0363】同入試英語適語補充学習画面76aは、入試
英語適語選択学習画面75aとほぼ同じ画面構成としてお
り、入試英語適語補充学習画面76aの上部には、単元名7
6b、レベル76c、及び、学習者名76dが表示されるように
している。さらに、入試英語適語補充学習画面76aに
は、所々に空欄状態の適語入力欄76fを設けた複数の問
題を表示する問題表示部76gを設けている。
【0364】ただし、「適語補充」モードでの学習であ
るため、選択肢の表示を行う必要がないので、選択枝表
示部75kは存在しない。
【0365】なお、同一単元の同一レベルであれば、
「適語補充」モードと「適語選択」モードで同じ問題が
表示されるようにしており、「適語選択」モードで学習
した内容が身に付いているかどうかを確認することがで
きるようにしている。
【0366】入試英語適語補充学習画面76aの下側には
解答入力欄76mを設けており、適語入力欄76fに入力され
る解答をコンピュータのキーボードを用いて同解答入力
欄76mに入力し、解答入力欄76mの右隣に設けた「判定」
ボタン76sを押すことによって正解であれば所定の解答
入力欄76mに青字で入力されるようにしている。一方、
間違った解答を解答入力欄76mに入力していた場合に
は、「判定」ボタン76sを押すことによって赤字で正解
が入力されるようにしている。
【0367】その後、「判定」ボタン76sは、一旦、
「NEXT」ボタン(図示せず)に切り替わり、同「N
EXT」ボタンを押すことによって、次の適語入力欄76
fへの入力を行うために、解答入力欄76mをクリアして、
入力を受け付けることができるようにしている。また、
「NEXT」ボタンは、再度、「判定」ボタン76sに切
り替わるようにしている。
【0368】問題表示部76gに表示した全ての問題の適
語入力欄76fへの入力が終了すると、「適語選択」モー
ドの場合と同様に、必要に応じて入試英語適語補充学習
画面76aには「和訳」ボタンが表示されるようにしてお
り、同「和訳」ボタンを押すことによって和訳表示ウイ
ンドが開いて、問題の英文の日本語訳を表示するように
している。
【0369】また、全ての適語入力欄76fへの正解の入
力が終了すると、学習者は、図66に示した英文法学習
ノート66aと同様の英語学習ノート(図示せず)に、問
題文の和文、英文、さらには、「適語選択」モードの場
合と同様に、入試英語適語補充学習画面76aに必要に応
じて表示した「ノート学習」ボタン76n、または、「ポ
イント」ボタン76p、または、「ズバリ」ボタン76qを押
すことによって表示された解説を書き取るようにしてい
る。
【0370】英語学習ノートへの書き取り後、入試英語
適語選択学習画面76aの「NEXT」ボタンを押すこと
によって、適語入力欄76fに全て青字での入力がなされ
ている場合にのみレベルを1つ上げた次の問題を表示す
るようにしている。
【0371】一方、適語入力欄76fに1つでも赤字での
入力があった場合には、「NEXT」ボタンを押すこと
によって、再度同じ問題を表示するようにしており、全
ての適語入力欄76fに一度で正解が入力されるまで何度
でも同じ問題を繰り返し取り行わせるようにしている。
【0372】入試英語適語選択学習画面76aの左下角に
は「終了」ボタン76rを設けており、同「終了」ボタン7
6rを押すことによって学習を終了して第2サブメニュー
画面72aを表示し、同第第2サブメニュー画面72aの右下
角に設けた「Back」ボタン72mを押すことによって、学
習科目選択画面4aに戻るようにしている。
【0373】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、出力画
面には問題表示部と解説表示部とを明確に区分して表示
し、さらに、学習者がコンピュータによる学習の際に使
用する学習ノートには、問題表示部に対応する問題記入
欄と、解説表示部に対応する解説記入欄とを設け、問題
表示部に表示された問題を問題記入欄に書き取らせると
ともに、解説表示部に表示された解説を解説表示部に書
き取らせることにより、学習者に読み返しの行いやすい
学習ノートを作成させるようにしていることによって、
学習者は学習ノートへの書き取りを行いながら学習を進
めることができるので、学習課題の内容をより深く理解
することができ、学習者の学習能力を高めることができ
る。また、所用の書き込みのなされた学習ノートには、
学習している内容の要点がまとめられているので、コン
ピュータがなくても同学習ノートを用いることにより効
率のよい復習を行うことができる。
【0374】請求項2記載の本発明によれば、入力手段
を用いて学習者により入力された解答を表示する解答入
力欄を、表示画面の上下方向略中央部に設けることによ
り同表示画面を上下段に二分割し、上段を問題表示部、
下段を解説表示部とし、一方、学習ノートには、1ペー
ジを上下二段に分けて、上下にそれぞれ上段を問題記入
欄、下段を解説記入欄とした記入欄を設け、問題記入欄
に問題表示部に表示された問題を書き取らせるととも
に、解説記入欄に解説表示部に表示された解説を書き取
らせることによって、学習内容だけでなく、学習ノート
に書き取らなければならない内容を明確に認識すること
ができ、学習内容の理解をより深めることができる。
【0375】請求項3記載の本発明によれば、代数また
は幾何の学習において、問題表示部に表示される問題に
は、各単元のレベルごとにあらかじめ問題データベース
に登録しておいた複数の問題の中からランダムに1問を
選択して表示するようにしていることによって、繰り返
し学習を行った場合に、学習者が解法を理解するのでは
なく、問題と解答とを丸暗記してしまうことを防止する
ことができる。
【0376】請求項4記載の本発明によれば、各単元の
各レベルにおいては5問の問題を出題するようにし、3
問以上正解した場合には5問終了後に次のレベルに進む
ようにし、2問だけ正解した場合には5問終了後に同じ
レベルを繰り返すようにし、1問だけ正解した場合には
5問終了後に1つ前のレベルに戻すようにし、全く正解
しなかった場合には5問終了後に2つ前のレベルに戻す
ようにしていることによって、比較的容易に次のレベル
に進むことができるものの、理解の程度が低い場合には
レベルを引き戻すことができるので、前進・後退を繰り
返しながら学習を進めていくこととなり、確実に理解を
深めながら学習を行うことができる。
【0377】請求項5記載の本発明によれば、漢字の書
き順の学習において、表示画面には、学習する漢字を表
示した漢字表示部を設けて問題表示部とし、さらに、そ
の音読みと、訓読みとを表示した漢字データ表示部を設
けて解説表示部とするとともに、書き順の各画ごとに漢
字をばらした総画数分の画描画パネルを表示し、上下方
向に三分割した学習ノートの最上段は漢字書取欄として
漢字表示部に表示された漢字を書き取らせ、中段は音読
み書取欄として漢字データ表示部に表示された音読みを
書き取らせ、下段は訓読み書取欄として漢字データ表示
部に表示された訓読みを書き取らせていることによっ
て、学習者専用の漢字学習ノートを作成させることがで
き、コンピュータがなくても復習を行うことができる。
【0378】請求項6記載の本発明によれば、漢字表示
部に表示される漢字はグレー表示としており、総画数分
の画描画パネルの中から書き順にしたがって画描画パネ
ルを順番に選択することにより、グレー表示された漢字
表示部の漢字に、選択された画描画パネルに示された画
の入力を行うとともに、間違った画描画パネルを選択し
た場合には入力を行わないようにしていることによっ
て、学習者はゲーム感覚で学習することができるととも
に、図形的な組み合わせとして漢字の書き順を覚えるこ
とができ、効率のよい学習を行うことができる。
【0379】請求項7記載の本発明によれば、一度も間
違わずに書き順通りに画描画パネルを選択できなかった
場合には、再度、同じ漢字を漢字表示部に表示し、か
つ、画描画パネルの並び順をランダムに並べ替えて表示
し、再度、画描画パネルの選択を行わせることによっ
て、正しい書き順を覚えるのではなく、画描画パネルの
並び方のパターンを覚えてしまうことを防止することが
できる。
【0380】請求項8記載の本発明によれば、漢字表示
部に表示される漢字の書き順を動画によって示す書き順
解説手段を具備していることによって、正しい書き順、
特に、各画の書き出し位置を誤って覚えることを防止す
ることができる。
【0381】請求項9記載の本発明によれば、社会の学
習において、表示画面には、所々に空欄状態の適語入力
欄を設けた説明文を表示する説明文表示部を設けて問題
表示部とし、さらに、参考図を表示する参考図表示部、
及び、資料表示ウインド及び/または暗記項目表示ウイ
ンドを設けて解説表示部とし、学習ノートは、見開き2
ページを上下三段に分割し、その向かって左側のページ
を横方向に対してさらに三分割し、向かって左から、ス
ケッチ部、用語記入部、読み方記入部とするとともに、
向かって右側のページを横方向に対して二分割し、向か
って左側を内容記入部、右側を暗記・資料記入部とし、
スケッチ部には参考図表示部に表示された参考図をスケ
ッチさせ、用語記入部には説明文表示部に表示された説
明文中の適語入力欄に入力された用語を記入させ、読み
方記入部には適語入力欄に入力された用語の読み方を必
要に応じて記入させ、内容記入部には説明文表示部に表
示された説明文の要約を記入させ、暗記・資料記入部に
は資料表示ウインド及び/または暗記項目表示ウインド
に表示された解説の要約を記入させるようにしているこ
とによって、学習後、学習ノートを学習者独自の参考書
として利用することができ、コンピュータがなくても効
率のよい復習を行うことができる。
【0382】請求項10記載の本発明によれば、適語入
力欄には、表示画面に設けた選択枝表示部に表示された
選択肢の中から正解の選択肢を選択した場合にのみ入力
が行われるようにし、一度でも不正解の選択肢が選択さ
れた場合には適語入力欄への入力を行わず、かつ、全適
語入力欄への入力終了後、再度同じ問題を表示画面に表
示するようにし、全ての適語入力欄に一度で正解の選択
肢が入力されるまで繰り返し同じ問題を表示するととも
に、その都度、選択枝表示部に表示される選択肢の順番
をランダムに並べ替えて表示するようにしていることに
よって、誤った理解のまま学習を先に進めてしまうこと
を防止することができ、学習者に学習内容を正しく理解
させることができる。特に、学習内容を理解・記憶する
のではなく、選択肢の位置を覚えてしまうことを防止す
ることができる。
【0383】請求項11記載の本発明によれば、適語入
力欄には、入力手段を用いて解答入力欄に入力した解答
が正解であった場合に青字での入力い、また、不正解で
あった場合には赤字で正解の解答の入力を行い、全ての
適語入力欄に青字での入力がなされるまで繰り返し同じ
問題を表示するようにしていることによって、学習内容
が正しく理解・記憶されているかを確認することができ
るとともに、誤った理解のまま学習を先に進めてしまう
ことを防止することができ、学習者に学習内容を正しく
理解させることができる。
【0384】請求項12記載の本発明によれば、理科の
学習において、表示画面には、参考図を表示する参考図
表示部を設けて解説表示部とし、また、所々に空欄状態
の適語入力欄を設けた解説文を表示する解説文表示部を
設けて解説表示部兼問題表示部とし、学習ノートには、
1ページを上下二段に分割して上下にそれぞれ図解記入
欄及びポイント記入欄とからなる学習内容記入欄を設
け、図解記入欄には参考図表示部に表示された参考図の
イラストをスケッチさせるとともに、ポイント記入欄に
は解説文表示部に表示された解説文の要約を記入させる
ようにしていることによって、学習後、学習ノートを学
習者独自の参考書として利用することができ、コンピュ
ータがなくても効率のよい復習を行うことができる。
【0385】請求項13記載の本発明によれば、適語入
力欄には、表示画面に設けた選択枝表示部に表示された
選択肢の中から正解の選択肢が選択された場合にのみ入
力を行うようにし、不正解の選択肢が選択された場合に
は適語入力欄への入力を行わず、かつ、全適語入力欄へ
の入力終了後、再度同じ問題を表示画面に表示するよう
にするとともに、その都度、選択枝表示部に表示される
選択肢の順番をランダムに並べ替えて表示するようにし
ていることによって、誤った理解のまま学習を先に進め
てしまうことを防止することができ、学習者に学習内容
を正しく理解させることができる。特に、学習内容を理
解・記憶するのではなく、選択肢の位置を覚えてしまう
ことを防止することができる。
【0386】請求項14記載の本発明によれば、英語の
学習において、表示画面には、問題となる和文を表示す
る問題表示欄を設けて問題表示部とし、さらに、問題に
対する解答の英文を表示する解答表示欄、及び、ヒント
表示欄とを設けて解説表示部とし、学習ノートは、見開
き2ページの向かって左側を和文記入ページ、向かって
右側を英文記入ページとし、問題表示欄に表示された和
文を和文記入ページに記入させるとともに、同和文の記
入された位置と同じ高さとなる英文記入ページの所用の
位置に解答表示欄に表示された英文を記入させ、さら
に、記入させた英文の下側にヒント表示欄に表示された
内容を記入させるようにしていることによって、コンピ
ュータがなくても学習ノートを用いて復習を行うことが
できる。
【0387】請求項15記載の本発明によれば、表示画
面において、解答表示欄と略平行に結果表示欄を設ける
とともに、解答となる英文をスペースごとに分離して単
語ごととした複数の単語カードをランダムに並べて表示
し、同単語カードを適宜の順番に選択することによって
結果表示欄に単語カードの英単語を順次入力して英文を
作成し、正誤判定の結果、作成した英文が正解であった
場合には問題表示欄に次の問題を表示し、間違えていた
場合には、再度、同じ問題を問題表示欄に表示するとと
もに、単語カードの並び順をランダムに並び替えて表示
していることによって、文法構造を理解しやすくするこ
とができるので学習効果を高めることができる。また、
間違っていた場合に間違いの場所及び間違いの理由を認
識しやすくすることができる。さらに、英文を記憶する
のではなく単語カードの並び順を覚えてしまうことを防
止することができる。
【0388】請求項16記載の本発明によれば、表示画
面において、解答表示欄と略平行に結果表示欄を設け、
また、入力手段を用いて入力された英文を表示する解答
入力欄を設け、同解答入力欄に英文の入力を行い、正誤
判定の結果、解答入力欄に入力した英文が正解であった
場合には、結果表示欄に青字でその英文を入力して問題
表示欄に次の問題を表示し、間違っていた場合には、解
答入力欄に入力した英文を結果表示欄に赤字で入力し
て、再度、問題表示欄に同じ問題を表示するようにして
いることによって、間違っていた場合に間違いの場所及
び間違いの理由を認識しやすくすることができるととも
に、間違った理解のまま先のレベルに進むことを防止す
ることができる。
【0389】請求項17記載の本発明によれば、表示画
面に表示された英文の発音を音声出力することができる
音声出力手段を具備していることによって、正しい発音
に慣れることができるのでヒアリング能力を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図2】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図3】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図4】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図5】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図6】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図7】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図8】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図9】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図10】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図11】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図12】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図13】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図14】 学習ノートの使用形態を説明する説明図で
ある。
【図15】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図16】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図17】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図18】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図19】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図20】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図21】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図22】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図23】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図24】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図25】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図26】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図27】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図28】 学習ノートの使用形態を説明する説明図で
ある。
【図29】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図30】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図31】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図32】 学習ノートの使用形態を説明する説明図で
ある。
【図33】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図34】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図35】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図36】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図37】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図38】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図39】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図40】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図41】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図42】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図43】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図44】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図45】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図46】 学習ノートの使用形態を説明する説明図で
ある。
【図47】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図48】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図49】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図50】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図51】 学習ノートの使用形態を説明する説明図で
ある。
【図52】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図53】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図54】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図55】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図56】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図57】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図58】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図59】 学習ノートの使用形態を説明する説明図で
ある。
【図60】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図61】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図62】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図63】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図64】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図65】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図66】 学習ノートの使用形態を説明する説明図で
ある。
【図67】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図68】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図69】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図70】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図71】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図72】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図73】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図74】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図75】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【図76】 本発明に係る学習支援システムの画面説明
図である。
【符号の説明】
11a 代数学習画面 11e 解答入力欄 11f 問題表示部 11g 解説表示部 11h 「判定」ボタン 11h' 「NEXT」ボタン 11j 「終了」ボタン 11k ○×表示部 11q キーボード画面 11r 「解法の手順」ボタン
フロントページの続き Fターム(参考) 2C028 AA02 AA03 AA05 AA07 AA08 BA01 BA02 BB04 BB05 BB06 BC01 BC04 BD02 BD03 CA12 CB13 5B049 BB21 CC00 DD01 EE00 FF03 GG00 GG04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 問題データベースに登録されている問題
    をコンピュータの出力画面に表示し、表示された問題の
    解答を学習者に入力させ、入力された解答の正誤判断を
    行い、正解の解答を表示するとともに問題に関連した関
    連情報の表示を行うことによって学習を支援する学習支
    援システムにおいて、 出力画面には問題表示部と解説表示部とを明確に区分し
    て表示し、さらに、学習者がコンピュータによる学習の
    際に使用する学習ノートには、問題表示部に対応する問
    題記入欄と、解説表示部に対応する解説記入欄とを設
    け、問題表示部に表示された問題を問題記入欄に書き取
    らせるとともに、解説表示部に表示された解説を解説表
    示部に書き取らせることにより、学習者に読み返しの行
    いやすい学習ノートを作成させるようにしていることを
    特徴とする学習支援システム。
  2. 【請求項2】 入力手段を用いて学習者により入力され
    た解答を表示する解答入力欄を、表示画面の上下方向略
    中央部に設けることにより同表示画面を上下段に二分割
    し、上段を問題表示部、下段を解説表示部とし、 一方、学習ノートには、1ページを上下二段に分けて、
    上下にそれぞれ上段を問題記入欄、下段を解説記入欄と
    した記入欄を設け、 問題記入欄に問題表示部に表示された問題を書き取らせ
    るとともに、解説記入欄に解説表示部に表示された解説
    を書き取らせることを特徴とする請求項1記載の学習支
    援システム。
  3. 【請求項3】 代数または幾何の学習において、問題表
    示部に表示される問題には、各単元のレベルごとにあら
    かじめ問題データベースに登録しておいた複数の問題の
    中からランダムに1問を選択して表示するようにしてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の学習
    支援システム。
  4. 【請求項4】 各単元の各レベルにおいては5問の問題
    を出題するようにし、3問以上正解した場合には5問終
    了後に次のレベルに進むようにし、2問だけ正解した場
    合には5問終了後に同じレベルを繰り返すようにし、1
    問だけ正解した場合には5問終了後に1つ前のレベルに
    戻すようにし、全く正解しなかった場合には5問終了後
    に2つ前のレベルに戻すようにしていることを特徴とす
    る請求項3記載の学習支援システム。
  5. 【請求項5】 漢字の書き順の学習において、表示画面
    には、学習する漢字を表示した漢字表示部を設けて問題
    表示部とし、さらに、その音読みと、訓読みとを表示し
    た漢字データ表示部を設けて解説表示部とするととも
    に、書き順の各画ごとに漢字をばらした総画数分の画描
    画パネルを表示し、 上下方向に三分割した学習ノートの最上段は漢字書取欄
    として漢字表示部に表示された漢字を書き取らせ、中段
    は音読み書取欄として漢字データ表示部に表示された音
    読みを書き取らせ、下段は訓読み書取欄として漢字デー
    タ表示部に表示された訓読みを書き取らせていることを
    特徴とする請求項1記載の学習支援システム。
  6. 【請求項6】 漢字表示部に表示される漢字はグレー表
    示としており、総画数分の画描画パネルの中から書き順
    にしたがって画描画パネルを順番に選択することによ
    り、グレー表示された漢字表示部の漢字に、選択された
    画描画パネルに示された画の入力を行うとともに、間違
    った画描画パネルを選択した場合には入力を行わないよ
    うにしていることを特徴とする請求項5記載の学習支援
    システム。
  7. 【請求項7】 一度も間違わずに書き順通りに画描画パ
    ネルを選択できなかった場合には、再度、同じ漢字を漢
    字表示部に表示し、かつ、画描画パネルの並び順をラン
    ダムに並べ替えて表示し、再度、画描画パネルの選択を
    行わせることを特徴とする請求項6記載の学習支援シス
    テム。
  8. 【請求項8】 漢字表示部に表示される漢字の書き順を
    動画によって示す書き順解説手段を具備していることを
    特徴とする5〜7のいずれか1項に記載の学習支援シス
    テム。
  9. 【請求項9】 社会の学習において、表示画面には、所
    々に空欄状態の適語入力欄を設けた説明文を表示する説
    明文表示部を設けて問題表示部とし、さらに、参考図を
    表示する参考図表示部、及び、資料表示ウインド及び/
    または暗記項目表示ウインドを設けて解説表示部とし、 学習ノートは、見開き2ページを上下三段に分割し、そ
    の向かって左側のページを横方向に対してさらに三分割
    し、向かって左から、スケッチ部、用語記入部、読み方
    記入部とするとともに、向かって右側のページを横方向
    に対して二分割し、向かって左側を内容記入部、右側を
    暗記・資料記入部とし、 スケッチ部には参考図表示部に表示された参考図をスケ
    ッチさせ、用語記入部には説明文表示部に表示された説
    明文中の適語入力欄に入力された用語を記入させ、読み
    方記入部には適語入力欄に入力された用語の読み方を必
    要に応じて記入させ、内容記入部には説明文表示部に表
    示された説明文の要約を記入させ、暗記・資料記入部に
    は資料表示ウインド及び/または暗記項目表示ウインド
    に表示された解説の要約を記入させるようにしているこ
    とを特徴とする請求項1記載の学習支援システム。
  10. 【請求項10】 適語入力欄には、表示画面に設けた選
    択枝表示部に表示された選択肢の中から正解の選択肢を
    選択した場合にのみ入力が行われるようにし、一度でも
    不正解の選択肢が選択された場合には適語入力欄への入
    力を行わず、かつ、全適語入力欄への入力終了後、再度
    同じ問題を表示画面に表示するようにし、全ての適語入
    力欄に一度で正解の選択肢が入力されるまで繰り返し同
    じ問題を表示するとともに、その都度、選択枝表示部に
    表示される選択肢の順番をランダムに並べ替えて表示す
    るようにしていることを特徴とする請求項9記載の学習
    支援システム。
  11. 【請求項11】 適語入力欄には、入力手段を用いて解
    答入力欄に入力した解答が正解であった場合に青字での
    入力い、また、不正解であった場合には赤字で正解の解
    答の入力を行い、全ての適語入力欄に青字での入力がな
    されるまで繰り返し同じ問題を表示するようにしている
    ことを特徴とする請求項9記載の学習支援システム。
  12. 【請求項12】 理科の学習において、表示画面には、
    参考図を表示する参考図表示部を設けて解説表示部と
    し、また、所々に空欄状態の適語入力欄を設けた解説文
    を表示する解説文表示部を設けて解説表示部兼問題表示
    部とし、 学習ノートには、1ページを上下二段に分割して上下に
    それぞれ図解記入欄及びポイント記入欄とからなる学習
    内容記入欄を設け、 図解記入欄には参考図表示部に表示された参考図のイラ
    ストをスケッチさせるとともに、ポイント記入欄には解
    説文表示部に表示された解説文の要約を記入させるよう
    にしていることを特徴とする請求項1記載の学習支援シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 適語入力欄には、表示画面に設けた選
    択枝表示部に表示された選択肢の中から正解の選択肢が
    選択された場合にのみ入力を行うようにし、不正解の選
    択肢が選択された場合には適語入力欄への入力を行わ
    ず、かつ、全適語入力欄への入力終了後、再度同じ問題
    を表示画面に表示するようにするとともに、その都度、
    選択枝表示部に表示される選択肢の順番をランダムに並
    べ替えて表示するようにしていることを特徴とする請求
    項12記載の学習支援システム。
  14. 【請求項14】 英語の学習において、表示画面には、
    問題となる和文を表示する問題表示欄を設けて問題表示
    部とし、さらに、問題に対する解答の英文を表示する解
    答表示欄、及び、ヒント表示欄とを設けて解説表示部と
    し、 学習ノートは、見開き2ページの向かって左側を和文記
    入ページ、向かって右側を英文記入ページとし、 問題表示欄に表示された和文を和文記入ページに記入さ
    せるとともに、同和文の記入された位置と同じ高さとな
    る英文記入ページの所用の位置に解答表示欄に表示され
    た英文を記入させ、さらに、記入させた英文の下側にヒ
    ント表示欄に表示された内容を記入させるようにしてい
    ることを特徴とする請求項1記載の学習支援システム。
  15. 【請求項15】 表示画面において、解答表示欄と略平
    行に結果表示欄を設けるとともに、解答となる英文をス
    ペースごとに分離して単語ごととした複数の単語カード
    をランダムに並べて表示し、同単語カードを適宜の順番
    に選択することによって結果表示欄に単語カードの英単
    語を順次入力して英文を作成し、 正誤判定の結果、作成した英文が正解であった場合には
    問題表示欄に次の問題を表示し、間違えていた場合に
    は、再度、同じ問題を問題表示欄に表示するとともに、
    単語カードの並び順をランダムに並び替えて表示してい
    ることを特徴とする請求項14記載の学習支援システ
    ム。
  16. 【請求項16】 表示画面において、解答表示欄と略平
    行に結果表示欄を設け、また、入力手段を用いて入力さ
    れた英文を表示する解答入力欄を設け、同解答入力欄に
    英文の入力を行い、 正誤判定の結果、解答入力欄に入力した英文が正解であ
    った場合には、結果表示欄に青字でその英文を入力して
    問題表示欄に次の問題を表示し、間違っていた場合に
    は、解答入力欄に入力した英文を結果表示欄に赤字で入
    力して、再度、問題表示欄に同じ問題を表示するように
    していることを特徴とする請求項14記載の学習支援シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 表示画面に表示された英文の発音を音
    声出力することができる音声出力手段を具備しているこ
    とを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載
    の学習支援システム。
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