JP2002131638A - ズームレンズ及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを用いた光学機器

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    • G02B15/1441Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ズーム域・全物体距離にわたって良好な性
能を有する高変倍比のリアフォーカス式を利用したズー
ムレンズ及びそれを用いた光学機器を得ること。 【解決手段】 物体側より順に、正の屈折力の第1群、
負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、そして正の
屈折力の第4群を有し、前記第2群を像面側に移動させ
て広角端から望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面移
動を第4群を移動させて補正するズームレンズであっ
て、前記第4レンズ群は物体側より、順に非球面を有す
る正レンズ、負レンズと正レンズの接合レンズの3枚に
て構成され、前記非球面を有する正レンズの材質の屈折
率をNalとした時 1.7<Nal<1.8 の条件を満足する事を特徴とするズームレンズ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ及び
それを用いた光学機器に関し、特に高変倍比でありなが
ら、大口径比で構成レンズ枚数が少ないビデオカメラ,
デジタルカメラ等の撮像素子を用いた光学機器やフィル
ムを用いる写真用カメラ等の光学機器に好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より写真用カメラやビデオカメラや
デジタルカメラなどに使われるズームレンズにおいて、
物体側の第1群より後方のレンズ群を移動させてフォー
カスを行う、いわゆるリアフォーカス方式を採用した例
が種々と提案されている。これは、リアフォーカス方式
がフォーカスの際に比較的小型軽量のレンズ群を移動さ
せるので、レンズ群の駆動力が小さくてすみ、かつ、迅
速な焦点合わせができるのでオートフォーカスシステム
との相性がいい等の特徴があるためである。
【0003】例えば特開昭63−278013号公報で
は、物体側より順に正の屈折力の第1群、負の屈折力の
第2群、負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群で構
成された4群ズームレンズを開示し、第2群で変倍、第
4群で変倍に伴って変動する像面の補正とフォーカシン
グを行っている。
【0004】しかしながら、第3群を負の屈折力とした
ズーム方式では、負の屈折力の第2群からの発散光を更
に第3群で発散させることになるため、第4群のレンズ
径が大きくなってレンズ系全体が大型化する要因になる
と共に、フォーカスによる収差変動が大きくなる傾向が
ある。
【0005】これに対して例えば、特開昭62−206
516号公報や特開昭62−24213号公報や特開昭
63−247316号公報、そして特開平4−4331
1号公報では、物体側より順に正の屈折力の第1群、負
の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、そして正の屈
折力の第4群の4つのレンズ群を有し、第2群を移動さ
せて変倍を行い、変倍に伴う像面変動を第4群を移動さ
せて補正すると共にフォーカスを行ってレンズ系全体の
小型化を図ったズームレンズを提案している。
【0006】特開平6−235861号公報において
は、正、負、正、正の屈折力の4群を有し、第3群を
正、負2レンズの2枚レンズで構成し、第4群を負、正
レンズの接合と正レンズの3枚レンズで構成し13倍程
度の変倍比を有するビデオ用の4群ズームレンズを開示
している。
【0007】特開平5−72472号公報では、物体側
より順に正の屈折力を持ち固定の第1群、負の屈折力を
持ち変倍のための第2群、固定で集光作用を有し正の屈
折力の第3群、像面位置を維持するために光軸上を移動
する正の屈折力の第4群と非球面を有するズームレンズ
を開示している。これは、第2群はメニスカス状の負レ
ンズと両レンズ面が凹面の負レンズと正レンズを配し、
第3群は1面以上の非球面である単レンズから構成さ
れ、第4群は1面以上の非球面を有するレンズで構成さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年一眼レフカメラや
ビデオカメラ等の光学機器に用いるズームレンズとして
は変倍比が10程度と高変倍比を有し、かつレンズ系全
体が小型のものが要望されている。
【0009】一般にズームレンズにおいて各レンズ群を
屈折力を強めれば所定の変倍比を得るための各レンズ群
の移動量が少なくなるため、高変倍化とレンズ全長の短
縮化を図ることができる。
【0010】しかしながら単に各レンズ群の屈折力を強
めると、変倍に伴う収差変動が大きくなり、全変倍範囲
にわたり良好なる光学性能を得るのが難しくなってくる
という問題点がある。
【0011】又、ズームレンズにおいてリアフォーカス
方式を採用すると、前述のごとくレンズ系全体が小型化
され、又、迅速なるフォーカスが可能となり、さらに近
接撮影が容易となる等の特徴が得られる。
【0012】しかしながら反面、フォーカスの際の収差
変動が多くなり、無限遠物体から近距離物体に至る物体
距離全般にわたり、レンズ系全体の小型化を図りつつ、
高い光学性能を得るのが大変難しくなってくるという問
題が生じてくる。
【0013】本発明は、リアフォーカス方式を採用し、
レンズ系全体を小型化し、迅速なフォーカスを可能と
し、かつ第1群がズーミング時固定でメカ機構が簡単で
高変倍比にもかかわらず高い光学性能を有し、かつレン
ズの構成枚数が少ないズームレンズ及びそれを用いた光
学機器の提供を目的とする。
【0014】この他本発明は、ズーム比が10倍程度と
高変倍比にもかかわらず高い光学性能を有し、かつFナ
ンバーが1.6と大口径比でありながら、レンズの構成
枚数が少ないズームレンズ及びそれを用いた光学機器の
提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のズーム
レンズは物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈
折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4
群を有し、前記第2群を像面側に移動させて広角端から
望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面移動を第4群を
移動させて補正するズームレンズであって、前記第4群
は、物体側より順に、非球面を有する正レンズ、負レン
ズと正レンズの接合レンズの3枚のレンズより成り、前
記非球面を有する正レンズの材質の屈折率をNalとし
た時 1.7<Nal<1.8 ・・・(1) なる条件式を満足する事を特徴としている。
【0016】請求項2の発明は請求項1の発明において
前記第3群は、物体側より順に、像面側に比べて物体側
のレンズ面の曲率がきつい正レンズ、像面側のレンズ面
が凸面の負メニスカスレンズの2枚にて構成されている
ことを特徴としている。
【0017】請求項3の発明のズームレンズは物体側よ
り順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正
の屈折力の第3群、そして正の屈折力の第4群を有し、
前記第2群を像面側に移動させて広角端から望遠端への
変倍を行い、変倍に伴う像面移動を第4群を移動させて
補正するズームレンズであって、前記第3群は、物体側
より順に、像面側に比べて物体側のレンズ面の曲率が大
きい正レンズ、像面側のレンズ面が凸面の負メニスカス
レンズの2枚のレンズより成り、前記第4群は、物体側
より順に、正レンズ、負レンズと正レンズの接合レンズ
の3枚のレンズより成り、前記第3群と第4群はそれぞ
れに少なくとも1面ずつの非球面を有する事を特徴とし
ている。
【0018】請求項4の発明は請求項1、2又は3の発
明において前記第2群は、物体側より順に、物体側のレ
ンズ面が凸面の負メニスカスレンズ、両レンズ面が凹面
の負レンズ、両レンズ面が凸面の正レンズ、そして負レ
ンズの4枚のレンズより成ること特徴としている。
【0019】請求項5の発明は請求項4の発明において
前記第2群中最も像側のレンズ面の負レンズの像側のレ
ンズ面の曲率半径を、R7r、広角端における全系の焦
点距離をfwとしたとき −50<R7r/fw<−5・・・(2) なる条件式を満足することを特徴としている。
【0020】請求項6の発明の光学機器は請求項1から
5のいずれか1項のズームレンズを有することを特徴と
している。
【0021】以下、請求項1の発明と請求項3の発明を
総称して「本発明」という。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図12は本発明のリアフォ
ーカス式を用いたズームレンズの実施形態における説明
図である。
【0023】具体的には、図1は数値実施例1のズーム
レンズの要部断面図、図2,図3,図4は数値実施例1
のズームレンズの広角端,中間,望遠端における収差図
である。図5は数値実施例2のズームレンズの要部断面
図、図6,図7,図8は数値実施例2のズームレンズの
広角端,中間,望遠端における収差図である。図9は数
値実施例3のズームレンズの要部断面図、図10,図1
1,図12は数値実施例3のズームレンズの広角端,中
間,望遠端における収差図である。図13は数値実施例
4のズームレンズの要部断面図、図14,図15,図1
6は数値実施例4のズームレンズの広角端,中間,望遠
端における収差図である。
【0024】図1、図5、図9、図13に示した各数値
実施例のズームレンズのレンズ断面図において、L1は
正の屈折力の第1群(第1レンズ群)、L2は負の屈折
力の第2群(第2レンズ群)、L3は正の屈折力の第3
群(第3レンズ群)、L4は正の屈折力の第4群(第4
レンズ群)である。SPは開口絞りであり、第3群L3
の前方に配置している。
【0025】Gは色分解プリズムやフェイスプレートや
フィルター等のガラスブロックである。IPは像面であ
り、CCD等の撮像素子が配置されている。
【0026】本実施形態のズームレンズでは、広角端か
ら望遠端への変倍に際して、矢印のように第2群を像面
側へ移動させると共に、変倍に伴う像面変動を第4群を
物体側に凸状の軌跡の一部を有しつつ移動させて補正し
ている。
【0027】また、第4群を光軸上移動させてフォーカ
スを行うリアフォーカス式を採用している。同図に示す
第4群の実線の曲線4aと点線の曲線4bは各々無限遠
物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端か
ら望遠端への変倍に伴う際の像面変動を補正するための
移動軌跡を示している。尚、第1群と第3群は変倍及び
フォーカスの際固定である。
【0028】このように広角端から望遠端への変倍に際
して第4群を物体側へ凸状の軌跡を有するように移動さ
せることにより、第3群と第4群との空間の有効利用を
図り、レンズ全長の短縮化を効果的に達成している。
【0029】本実施形態において、例えば望遠端におい
て無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合は
同図の直線4cに示すように第4群を前方へ繰り出すこ
とにより行っている。
【0030】本実施形態のズームレンズは以上の構成を
基本構成として大別して、第1発明と第2発明を含んで
いる。
【0031】そして前述の基本構成の基で第1発明は第
4群が物体側より、非球面を有する正レンズ、負レンズ
と正レンズの接合レンズの3枚にて構成され、非球面を
有する正レンズの材質の屈折率をNalとした時 1.7<Nal<1.8 ・・・(1) の条件を満足することを特徴としている。
【0032】ここで条件式(1)は第4群中の非球面を
有する正レンズの材質の屈折率に関するもので、条件式
(1)の上限値を超えて、屈折率が高くなりすぎると、
成型が難しく製造コストが著しく上昇してくるので良く
ない。
【0033】条件式(1)の下限値を超えて屈折率が低
くなりすぎると、望遠域においてコマ収差の補正が困難
になってくるので良くない。
【0034】又、第1発明においては条件式(1)の数
値範囲を次の如く設定するのが収差補正上更に好まし
い。
【0035】 1.73<Nal<1.75 ・・・(1a) 又、第2発明は前記第3群が、物体側より像面側に比べ
物体側のレンズ面の曲率がきつい正レンズ、像面側のレ
ンズ面が凸面の負メニスカスレンズの2枚にて構成さ
れ、第4群が物体側より、正レンズ、負レンズと正レン
ズの接合レンズの3枚にて構成され、第3群と第4群が
それぞれに少なくとも1面ずつの非球面を有する事を特
徴としている。
【0036】第1発明と第2発明は以上のような構成を
とることによりズーム比が10倍程度と高変倍比で、F
ナンバー1.6と大口径比にもかかわらず、フォーカス
の際の色収差や軸外収差の変動が少なく、無限遠物体か
ら近距離物体に至る物体距離全般にわたり又、全変倍範
囲にわたりレンズ系全体の小型化を図りつつ、高い光学
性能を得ている。
【0037】又、第1発明においては前記第3群は、物
体側より順に、像面側に比べて物体側のレンズ面の曲率
がきつい正レンズ、像面側のレンズ面が凸面の負メニス
カスレンズの2枚にて構成されるのが収差補正上好まし
い。
【0038】本実施形態のズームレンズでは以上説明し
たように各群を構成することにより、レンズ系全体を小
型化し、迅速なフォーカスを可能とし、かつ第1群がズ
ーミング時固定でメカ機構が簡単で、ズーム比が10倍
と高変倍比にもかかわらず高い光学性能を有し、かつF
ナンバーが1.6と大口径比でありながら、レンズの構
成枚数が少ないズームレンズを達成している。
【0039】本発明の目的とするズームレンズは、以上
の構成により達成されるが、更に次の構成要件のうち少
なくとも1つ以上を満足させるのがレンズ系全体の小型
化及び収差補正上、好ましい。
【0040】(ア−1)前記第2群は物体側より順に、
物体側のレンズ面が凸面の負メニスカスレンズ、両レン
ズ面が凹面の負レンズ、両レンズ面が凸面の正レンズ、
そして負レンズの4枚のレンズにて構成される事を特徴
とすることである。
【0041】(ア−2)前記第2群中最も像側のレンズ
面の負レンズの像側のレンズ面の曲率半径を、R7r、
広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき −50<R7r/fw<−5 ・・・(2) の条件式を満足することを特徴とすることである。
【0042】条件式(2)は、第2群の最も像側の負レ
ンズの像側のレンズ面の曲率半径を広角端の焦点距離で
正規化したもので、条件式(2)の上限または下限を超
えると、広角域におけるズーミングの諸収差の変動を補
正するのが困難になってくる。
【0043】又、本発明において条件式(2)の数値範
囲を次の如く設定するのが収差補正上更に好ましい。
【0044】 −35<R7r/fw<−10 ・・・(2a) 次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたビ
デオカメラの実施形態を図13を用いて説明する。
【0045】図13において、10はビデオカメラ本
体、11は本発明のズームレンズによって構成された撮
影光学系、12は撮影光学系11によって被写体像を受
光するCCD等の撮像素子、13は撮像素子12が受光
した被写体像を記録する記録手段、14は不図示の表示
素子に表示された被写体像を観察するためのファインダ
ーである。上記表示素子は液晶パネル等によって構成さ
れ、撮像素子12上に形成された被写体像が表示され
る。15は、前記ファインダーと同等の機能を有する液
晶表示パネルである。
【0046】このように本発明のズームレンズをビデオ
カメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い
光学性能を有する光学機器が実現できる。
【0047】以下に、本発明の数値実施例を記載する。
【0048】各数値実施例においてRiは物体側より順
に第i番目の面の曲率半径、Diは物体側より順に第i
番目の面と第(i+1)番目の面の間隔、Niとνiは
各々物体側より順に第i番目の光学部材のガラスの屈折
率とアッベ数である。
【0049】非球面形状は、光軸方向にX軸、光軸と垂
直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半
径、各非球面係数をK,B,C,D,Eとしたとき、
【0050】
【数1】
【0051】なる式で表している。また、例えば「e−
Z」の表示は「10-Z」を意味する。
【0052】前述の各条件式と数値実施例における諸数
値との関係を表−1に示す。
【0053】
【外1】
【0054】
【外2】
【0055】
【外3】
【0056】
【表1】
【0057】数値実施例1〜3において 第1群の構成は物体側より、負レンズと正レンズの接合
レンズ、物体側が凸面の正メニスカスレンズの3枚構成
である。
【0058】第2群の構成は、物体側より順に、物体側
が凸面の負メニスカスレンズ、両レンズ面が凹面の負レ
ンズ、両レンズ面が凸面の正レンズと像側が凸面の負レ
ンズを接合した4枚のレンズにて構成されている。
【0059】第3群の構成は、物体側より順に像面側に
比べて物体側のレンズ面の曲率がきつい正レンズ、像面
側が凸面の負メニスカスレンズの2枚にて構成されてい
る。
【0060】第3群の物体側に絞りを有し、第3群中の
正レンズの物体側のレンズ面に非球面を有する。
【0061】第4群は物体側より、非球面を有する正レ
ンズ、負レンズと正レンズの接合レンズの3枚にて構成
されている。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、レンズ系全体を小型化
し、迅速なフォーカスを可能とし、かつ第1群がズーミ
ング時固定でメカ機構が簡単で高変倍比にもかかわらず
高い光学性能を有し、かつレンズの構成枚数が少ないズ
ームレンズ及びそれを用いた光学機器を達成することが
できる。
【0063】この他本発明によれば、特に、ズーム比が
10倍程度と高変倍比にもかかわらず高い光学性能を有
し、かつFナンバーが1.6と大口径比でありながら、
レンズの構成枚数が少ないズームレンズ及びそれを用い
た光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 数値実施例1のズームレンズのレンズ断面
図である。
【図2】 数値実施例1のズームレンズの広角端にお
けるの収差図である。
【図3】 数値実施例1のズームレンズの中間ズーム
位置における収差図である。
【図4】 数値実施例1のズームレンズの望遠端にお
ける収差図である。
【図5】 数値実施例2のズームレンズのレンズ断面
図である。
【図6】 数値実施例2のズームレンズの広角端にお
けるの収差図である。
【図7】 数値実施例2のズームレンズの中間ズーム
位置における収差図である。
【図8】 数値実施例2のズームレンズの望遠端にお
ける収差図である。
【図9】 数値実施例3のズームレンズのレンズ断面
図である。
【図10】 数値実施例3のズームレンズの広角端に
おけるの収差図である。
【図11】 数値実施例3のズームレンズの中間ズー
ム位置における収差図である。
【図12】 数値実施例3のズームレンズの望遠端に
おける収差図である。
【図13】 本発明の光学機器における要部概略図であ
る。
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 SP 絞り G ガラスブロック IP 像面 d d線 ΔM メリディオナル像面 ΔS サジタル像面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力の第1群、負
    の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の
    第4群を有し、前記第2群を像面側に移動させて広角端
    から望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面移動を第4
    群を移動させて補正するズームレンズであって、 前記第4群は、物体側より順に、非球面を有する正レン
    ズ、負レンズと正レンズの接合レンズの3枚のレンズよ
    り成り、前記非球面を有する正レンズの材質の屈折率を
    Nalとした時 1.7<Nal<1.8 なる条件式を満足する事を特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】前記第3群は、物体側より順に、像面側に
    比べて物体側のレンズ面の曲率がきつい正レンズ、像面
    側のレンズ面が凸面の負メニスカスレンズの2枚にて構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のズーム
    レンズ。
  3. 【請求項3】物体側より順に、正の屈折力の第1群、負
    の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、そして正の屈
    折力の第4群を有し、前記第2群を像面側に移動させて
    広角端から望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面移動
    を第4群を移動させて補正するズームレンズであって、 前記第3群は、物体側より順に、像面側に比べて物体側
    のレンズ面の曲率が大きい正レンズ、像面側のレンズ面
    が凸面の負メニスカスレンズの2枚のレンズより成り、 前記第4群は、物体側より順に、正レンズ、負レンズと
    正レンズの接合レンズの3枚のレンズより成り、前記第
    3群と第4群はそれぞれに少なくとも1面ずつの非球面
    を有する事を特徴とするズームレンズ。
  4. 【請求項4】前記第2群は、物体側より順に、物体側の
    レンズ面が凸面の負メニスカスレンズ、両レンズ面が凹
    面の負レンズ、両レンズ面が凸面の正レンズ、そして負
    レンズの4枚のレンズより成ることを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】前記第2群中最も像側のレンズ面の負レン
    ズの像側のレンズ面の曲率半径を、R7r、広角端にお
    ける全系の焦点距離をfwとしたとき −50<R7r/fw<−5 なる条件式を満足することを特徴とする請求項4に記載
    のズームレンズ。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか1項のズームレ
    ンズを有することを特徴とする光学機器。
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