JP2002130421A - カム装置および工作機械のワーク供給装置 - Google Patents

カム装置および工作機械のワーク供給装置

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JP2002130421A
JP2002130421A JP2000328507A JP2000328507A JP2002130421A JP 2002130421 A JP2002130421 A JP 2002130421A JP 2000328507 A JP2000328507 A JP 2000328507A JP 2000328507 A JP2000328507 A JP 2000328507A JP 2002130421 A JP2002130421 A JP 2002130421A
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泰一 前野
Senji Takahashi
仙二 高橋
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Koyo Machine Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置構造が小型簡素で、ローディング部およ
びアンローディング部の作動体相互の駆動制御が機械的
にかつ高い精度をもって行うことができる工作機械のワ
ーク供給装置を提供する。 【解決手段】 ワーク供給装置の駆動部として、単一の
回転駆動カム5により一対の従動カム6、7が間欠的に
往復直線動作する構造を備えるカム装置1を採用するこ
とにより、ワーク供給装置のローディング部35および
アンローディング部36の作動領域を小さくして、その
設置空間を小さくでき、これら両部35、36の作動体
相互の駆動制御も機械的にかつ高い精度をもって行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カム装置および工
作機械のワーク供給装置に関し、さらに詳細には、例え
ば、工作物を平面研削する砥石車を備えた平面研削盤等
の工作機械において、工作物を供給するローディング部
および工作物を排出するアンローディング部の駆動部と
して好適に採用されるカム技術およびこのカム技術を用
いたワーク供給技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工作物(以下、ワークと称す
る。)を平面研削する砥石車を備えた平面研削盤におい
ては、ワークを搬入する搬入装置およびワークを搬出す
る搬出装置と平面研削盤との間のワークの受け渡しは、
ワーク供給装置により自動的に行われる構成とされてい
る。
【0003】このワーク供給装置は、上記搬入装置によ
り工作物が搬入されるワーク搬入部位、平面研削盤のワ
ーク供給排出部位、および上記搬出装置により工作物が
搬出されるワーク搬出部位の間でインデックス動作され
るとともに、これら各部位において、ローディング部お
よびアンローディング部いずれか一方が、作動待機位置
と作動位置との間で移動して、ワークのローディング動
作またはアンローディング動作を行う構成とされてい
る。
【0004】上記ローディング部およびアンローディン
グ部における上記作動待機位置と作動位置との間の移動
を行う駆動部は、例えば図7に示すような構成とされて
いる。この駆動部は、一対のラック・ピニオン機構a、
bが採用されてなる。
【0005】具体的には、上記ローディング部およびア
ンローディング部の作動体を構成するスライダc、c
が、装置本体dに、スライドレールeを介して上下方向
にスライド昇降可能に設けられるとともに、ラックfお
よびピニオンgからなるラック・ピニオン機構a、bを
介して、駆動モータhにそれぞれ駆動連結されている。
上記作動体c、cには、ワークを保持する適宜のチャッ
キング手段(図示省略)が設けられている。
【0006】そして、駆動モータhの駆動によりピニオ
ンgが正逆方向に回転されることで、ラックfおよびこ
れと一体の作動体cが上下方向へ昇降動作して、ワーク
のローディング動作またはアンローディング動作を行う
ようにされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造においては、以下に述べるような問題があり、
さらなる改良が要望されていた。
【0008】(1) ラック・ピニオン機構a、bにより
ローディング部およびアンローディング部の作動体cが
昇降動作する構成では、ラックfの作動領域Mがその昇
降ストロークsのほぼ二倍となり、これがため、作動体
cの作動領域も大きくとる必要があり、装置の大型化を
招いていた。
【0009】(2) 一対の作動体c、cの駆動源とし
て、それぞれ専用の駆動モータhを必要とすることか
ら、合計2台の駆動モータh、hが設けられており、こ
の点からも装置の大型化と装置コストの高騰化を招き、
しかも両駆動モータh、hの駆動を相互に同期して制御
させなければならず、電気制御系統の複雑化と制御精度
の高度化を招いていた。
【0010】以上の問題は、上述した平面研削盤のワー
ク供給装置に限らず、他の工作機械のワーク供給装置に
も共通するものである。
【0011】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みなさ
れたものであって、その目的とするところは、単一の回
転駆動カムにより、一対の従動カムが直線動作(カム動
作)する構造の採用により、装置構造が小型簡素なカム
装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的とするところは、
上記カム装置を採用して、単一の駆動源によりローディ
ング部とアンローディング部の両駆動部を駆動する構造
とし、装置構造が小型簡素で、ローディング部およびア
ンローディング部の作動体相互の駆動制御が機械的にか
つ高い精度をもって行うことができる工作機械のワーク
供給装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のカム装置は、駆動側の回転運動を従動側の
直線運動に変換するカム装置であって、所定の角度範囲
内で正逆方向に往復回転動作する駆動カムと、この駆動
カムの往復回転動作により間欠的に往復直線動作する第
1および第2の従動カムとを備えてなり、これら両従動
カムは、上記駆動カムの回転中心を中心とした両側対向
位置において平行に直線移動可能に配置されるととも
に、上記駆動カムとそれぞれカム係合可能とされている
ことを特徴とする。
【0014】好適な実施態様として、上記駆動カムは、
上記回転中心を中心として正逆方向へ回転可能に軸支さ
れた回転円板の形態とされるとともに、その外周縁部に
円柱状カム軸部材が自由回転可能に軸支されてなり、上
記第1および第2の従動カムは、上記駆動カムの円柱状
カム軸部材と係合するカムフォロアーをそれぞれ備え、
上記駆動カムの円柱状カム軸部材が上記第1の従動カム
側にあるとき、第1の従動カムのカムフォロアーと駆動
カムの円柱状カム軸部材がカム駆動可能に係合するとと
もに、上記駆動カムの円柱状カム軸部材が上記第2の従
動カム側にあるとき、第2の従動カムのカムフォロアー
と駆動カムの円柱状カム軸部材がカム駆動可能に係合す
るように構成されている。
【0015】また、本発明の工作機械のワーク供給装置
は、ワークを供給するローディング部およびワークを排
出するアンローディング部の駆動部として、上記カム装
置を備え、このカム装置の駆動カムが回転駆動源に駆動
連結されるとともに、上記カム装置の第1の従動カムが
上記ローディング部の作動体を構成する一方、第2の従
動カムが上記アンローディング部の作動体を構成し、こ
れら両作動体に、ワークを保持するチャッキング手段が
設けられていることを特徴とする。
【0016】好適な実施態様として、搬入装置によりワ
ークが搬入されるワーク搬入部位、工作機械のワーク供
給排出部位、および搬出装置によりワークが搬出される
ワーク搬出部位の間で、インデックス動作される構造を
備え、上記各部位において、上記ローディング部および
アンローディング部の作動体のいずれか一方が、作動待
機位置と作動位置との間で往復直線運動するように駆動
制御される構成とされている。
【0017】本発明のカム装置においては、第1および
第2の従動カムが駆動カムの回転中心を中心とした両側
対向位置において平行に直線移動可能に配置されるとと
もに、上記駆動カムとそれぞれカム係合可能とされてお
り、上記駆動カムが所定の角度範囲内で正逆方向に往復
回転動作することにより、第1および第2の従動カムが
間欠的に往復直線動作する。
【0018】このように、単一の回転駆動カムにより一
対の従動カムが直線動作する構造を採用することで、カ
ム装置の装置構造の小型簡素化が可能となる。
【0019】また、このようなカム装置を採用するワー
ク供給装置を備える工作機械においては、上記カム装置
の有利点が有効に発揮されて、ワーク供給装置のローデ
ィング部およびアンローディング部の作動領域を小さく
設定できる。
【0020】つまり、従動カムの作動領域が駆動カムの
昇降ストロークとほぼ同じであることから、ローディン
グ部およびアンローディング部の作動領域も小さくて良
く、ワーク供給装置の小型簡素化により設置空間も小さ
くできる。
【0021】しかも、ローディング部およびアンローデ
ィング部の作動体の駆動源を単一の共用のものとするこ
とができ、この点からも装置の小型化と装置コストの低
減化を図ることができ、両作動体の駆動制御も機械的に
同期して行われて、作動の確実性が確保されるととも
に、制御系統の高度簡素化が可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0023】本発明のカム装置が図1ないし図4に示さ
れている。このカム装置1は、駆動側の回転運動を従動
側の直線運動に変換するものであって、具体的には図5
および図6に示す縦型両頭平面研削盤2のワーク供給装
置3の主要部を構成している。
【0024】このカム装置1は、所定の角度範囲内で正
逆方向に往復回転動作する駆動カム5と、この駆動カム
5の往復回転動作により間欠的に往復直線動作する第1
および第2の従動カム6、7とを主要部として備えてな
る。
【0025】上記駆動カム5は、回転中心つまり回転軸
10を中心として正逆方向へ回転可能に軸支された回転
円板の形態とされるとともに、その外周縁部に円柱状カ
ム軸部材としてのカムローラ11が自由回転可能に軸支
されてなる。なお、この円柱状カム軸部材としては、図
示の実施形態のような自由回転可能なカムローラ構造の
ほか、目的に応じて、駆動カム5に円柱形状のカム軸部
材が一体的に固定される構造でもよい。
【0026】図示の実施形態においては、駆動カム5
は、その回転軸10が装置本体12の上部中央に水平回
転可能に軸支されるとともに、回転駆動源である駆動装
置13に駆動連結されている。
【0027】この駆動装置13は、サーボモータ14を
主要部として備えてなり、このサーボモータ14は、上
記装置本体12に設けられるとともに、その出力軸がウ
ォーム減速機15を介して上記駆動カム5の回転軸10
に連結されている。したがって、サーボモータ14が正
逆方向へ回転駆動することで、この回転がウォーム減速
機15を通じて回転軸10に伝達されて、駆動カム5が
サーボモータ14の回転量に見合う分だけ正逆方向へ往
復回転する。
【0028】第1および第2の従動カム6、7は、上記
駆動カム5の回転中心を中心とした両側左右対向位置に
おいて平行に直線移動可能に配置されるとともに、上記
駆動カム5とそれぞれカム係合可能とされている。
【0029】上記第1および第2の従動カム6、7は、
左右対称の同一構造とされている。
【0030】例えば、図1において左側の第1従動カム
6は、駆動カム5の回転運動に伴うカムローラ11の移
動により上下方向へ往復直線移動可能に設けられてい
る。
【0031】図示の実施形態においては、第1従動カム
6は、装置本体12にスライド機構17により上下方向
にスライド可能に設けられたスライド本体16と、スラ
イド本体16の上部に設けられて、上記駆動カム5のカ
ムローラ11と係脱可能に係合するカムフォロアー18
とを備えてなる。
【0032】具体的には、スライド本体16は、その背
面上下部位にガイド部材17a、17b(図3参照)が
それぞれ固設されるとともに、これらガイド部材17
a、17bが、装置本体12に上下方向へ直線状に延び
て設けられたガイドレール20に沿ってスライド可能と
されている。つまり、ガイド部材17a、17bとガイ
ドレール20から上記スライド機構17が構成され、こ
のスライド機構17により、スライド本体16が上下方
向へ安定した状態で円滑にスライド走行される。
【0033】また、スライド本体16内には、上下に亘
って弾発スプリング21が介装されており、これによ
り、第1従動カム6は、直線移動初期位置つまり最上昇
位置Uの方向(上方)へ常時弾発付勢されている。弾発
スプリング21の下端は、調整ボルト22により当接支
持されている。
【0034】この調整ボルト22は、装置本体12の下
部に固設された支持部材23に、上下方向へ螺進退調整
可能に設けられるとともに、その先端部が、スライド本
体16の下端部16aを貫通して、上記弾発スプリング
21の下端を当接支持している。よって、この調整ボル
ト22を螺進退調整することで、弾発スプリング21の
弾発付勢力が調整される。
【0035】カムフォロアー18は、具体的には、スラ
イド本体16の上端部内側に取付固定された支持ブラケ
ット19に、上下に所定の間隔を隔てて設けられた上下
片18a、18bからなる。
【0036】これら上下片18a、18bは、その間に
形成される係合溝18cに、駆動カム5のカムローラ1
1が摺動可能にかつ係脱な可能に係合するように、カム
ローラ11の形状寸法や回動軌道等を考慮して、以下の
ように配置構成されている。
【0037】すなわち、上記駆動カム5のカムローラ1
1が上記第1従動カム6側(図示のものにおいては、図
1の回転軸10の軸心の向かって左側)にあるとき、第
1従動カム6のカムフォロアー18と駆動カム5のカム
ローラ11がカム駆動可能に係合し、一方、上記駆動カ
ム5のカムローラ11が上記第2従動カム7側にあると
き(図示のものにおいては、図1の回転軸10の軸心の
向かって右側)、第2従動カム7のカムフォロアー18
と駆動カム5のカムローラ11がカム駆動可能に係合す
るように構成されている。
【0038】また、上記駆動カム5のカムローラ11が
上記第1および第2従動カム7、7間の中立基準位置
(図示のものにおいては、図1の回転軸10の軸心の垂
直上方位置)にあるとき、これら両従動カム6、7が直
線移動初期位置U(図示のものにおいては、図1に示さ
れる最上昇位置)にあり、またこのとき、これら両従動
カム6、7のカムフォロアー18と上記駆動カム5のカ
ムローラ11との係合関係が相互に連続的に受け渡され
る構成とされている。
【0039】換言すれば、図1に示すように、カムロー
ラ11が最上方位置にある状態を中立基準位置として、
まず、駆動カム5が反時計方向へ回転することで、カ
ムローラ11が右側の半円軌道を下方へ移動して、第1
従動カム6のカムフォロアー18と係合しつつ、第1従
動カム6をカムローラ11の円軌道の直径寸法だけ下降
させ(図4(a) 参照)、この状態から、駆動カム5が
時計方向へ回転することで、カムローラ11が右側の半
円軌道を上方へ中立基準位置まで移動して、第1従動カ
ム6のカムフォロアー18と係合しつつ、第1従動カム
6をカムローラ11の円軌道の直径寸法だけ上昇させる
(図4(b)参照)。これにより、第1従動カム6の1
ストロークS分の昇降動作が行われる。
【0040】続いて、カムローラ11が図4(b)に示
す中立基準位置にある状態から、駆動カム5が時計方
向へ回転することで、カムローラ11が右側の半円軌道
を下方へ移動して、第2従動カム7のカムフォロアー1
8と係合しつつ、第2従動カム7をカムローラ11の円
軌道の直径寸法だけ下降させ(図4(c)参照)、こ
の状態から、駆動カム5が反時計方向へ回転すること
で、カムローラ11が右側の半円軌道を上方へ中立基準
位置まで移動して、第2従動カム7のカムフォロアー1
8と係合しつつ、第2従動カム7をカムローラ11の円
軌道の直径寸法だけ上昇させる(図1参照)。これによ
り、第2従動カム7の1ストロークS分の昇降動作が行
われる。
【0041】なお、駆動カム5の回転角度を上記半円軌
道の範囲内で調節することで、従動カム6、7の昇降ス
トロークSを適宜設定することが可能である。
【0042】また、装置本体12の上部には、スライド
本体16の上端部と当接係合するストッパ24が設けら
れている。このストッパ24は、スライド本体16が最
上昇位置つまり前記直線移動初期位置Uを規定するもの
で、具体的には調整ボルトの形態とされ、この調整ボル
ト24を螺進退調整することで、直線移動初期位置Uを
上述のカム動作との関係で微調整される。
【0043】なお、図1および図3において、25は装
置本体12の上端部に設けられたカムフォロアー18用
の近接センサを示しており、この近接センサ25により
カムフォロアー18を検知することで、従動カム6、7
が上記直線移動初期位置に上昇配置されたことが判断で
きるようになされている。
【0044】しかして、以上のように構成されたカム装
置1は、サーボモータ14により駆動カム5が図1にお
いて左の第1従動カム6側と右の第2従動カム7側に交
互に往復回転制御されることで、上述した〜の行程
が繰り返されて、第1および第2の従動カム6、7がそ
れぞれ間欠的に往復直線動作(図示の実施形態において
は上下昇降動作)することとなる。
【0045】この場合、円軌道上を移動する駆動カム5
のカムローラ11が第1従動カム6と第2従動カム7の
カムフォロアー18、18の係合溝18c、18c内を
水平方向に摺動することで、駆動カム5の回転運動が従
動カム6、7の直線運動に変換されていることから、駆
動カム5の回転速度が一定のとき、カムフォロアー18
の直線移動速度は、駆動カム5の回転に対してサインカ
ーブ(正弦曲線)を描いて制御されることになる。
【0046】つまり、カムフォロアー18が最上方位置
Uから下方へ直線移動する際において、カムローラ11
が中立基準位置から駆動カム5の回転軸10中心まわり
に90°移動するまでは、カムフォロアー18は徐々に
速度を増して、この90°の位置で最大の速度になり、
これからカムローラ11がさらに下方へ移動するに従っ
て、カムフォロアー18は速度を徐々に減ぜられる。こ
れは、カムフォロアー18が最下方位置Dから上方へ直
線移動する際も同様に速度制御されることになり、この
結果、カムフォロアー18つまりは第1および第2の従
動カム6、7が上下方向へ昇降動作する際における上下
停止時の振動の発生を極力抑制されることとなる。
【0047】このような動作特性を有するカム装置1
は、図5および図6に示す平面研削盤2のワーク供給装
置3の駆動部として最適である。次に、このワーク供給
装置3の構成について具体的に説明する。
【0048】ワーク供給装置3は、平面研削盤2にワー
クWを供給および排出するものである。平面研削盤2
は、具体的には上下一対の砥石車26,27を備える縦
形両頭平面研削盤であって、その上流側位置と下流側位
置に搬入装置としての搬入コンベア30と搬出装置とし
ての搬出コンベア31がそれぞれ設けられるとともに、
その側部に上記ワーク供給装置3が設けられてなる。
【0049】ワーク供給装置3は、ワークWを供給する
ローディング部35およびワークWを排出するアンロー
ディング部36の駆動部として、前記カム装置1を備え
てなる。
【0050】具体的には、ワーク供給装置3は、図3に
示すように、平面研削盤2の側部に設けられた装置基台
40に、上述したカム装置1が水平移動装置41を介し
て水平移動可能に設けられてなる。
【0051】水平移動装置41は、固定側である上記装
置基台40に、上下一対の移動レール42、42が水平
方向へ延びて設けられ、これら移動レール42、42
に、可動側であるワーク供給装置3に取付固定された移
動ガイド43,43、…が移動走行可能に設けられると
ともに、ワーク供給装置3を水平方向へ移動させる駆動
源44を備えてなる。
【0052】この駆動源44は、具体的には図示しない
が、ワーク供給装置3と移動レール42、42間におい
て移動レール42、42と平行に延びて設けられたボー
ルねじ機構44aと、このボールねじ機構44aを回転
駆動するサーボモータ(図示省略)とを備えてなる。
【0053】そして、この水平移動装置41により、ワ
ーク供給装置3のローディング部35とアンローディン
グ部36が、水平方向に配置された、搬入コンベア30
によりワークWが搬入されるワーク搬入部位P1と、平
面研削盤2のワーク供給排出部位P2と、搬出コンベア
31によりワークWが搬出されるワーク搬出部位P3と
の間で、それぞれ、水平移動して位置決め停止されるつ
まりインデックス動作されるように構成されている。
【0054】図示の実施形態においては、上記カム装置
1の第1の従動カム6がワーク供給装置3のローディン
グ部35の作動体を構成する一方、第2の従動カム7が
アンローディング部36の作動体を構成している。
【0055】これら両作動体6,7には、ワークWを保
持するチャッキング手段として真空吸着機構50が設け
られている。
【0056】すなわち、上記両作動体5、6には、取付
ブラケット51を介して上記真空吸着機構50がそれぞ
れ垂直下向きに設けられている。
【0057】この真空吸着機構50は、図3に具体的に
示すように、取付ブラケット51の先端部に垂下状に支
持された支持ロッド52の下端部に、チャッキング部と
しての吸着部53が設けられてなり、この吸着部53
は、図外の真空ポンプ等の負圧供給源に連通可能とされ
て、この負圧供給源からの空気圧(負圧)により、ワー
クWを真空吸着保持するように構成されている。
【0058】そして、ワーク供給装置3は、水平移動装
置41により水平移動して、ワーク供給装置3のローデ
ィング部35とアンローディング部36のいずれか一方
が、上記ワーク搬入部位P1、ワーク供給排出部位P2
およびワーク搬出部位P3にインデックスされるととも
に、これら各部位P1,P2,P3において、上死点
(つまり前記直線移動初期位置)である作動待機位置U
と,下死点である作動位置Dとの間(移動ストローク
S)で昇降運動(往復直線運動)して、チャッキング動
作するように駆動制御される。
【0059】平面研削盤2は、図5に示すように、ワー
クWの上下両面を同時に研削する上下一対の砥石車2
6,27を備え縦型両頭タイプのものである(図面では
下側の砥石車27のみを図示している。)。これら両砥
石車26,27は、ワークWの高さ位置を挟んで上下位
置にそれぞれ回転駆動可能に配置されるとともに、ベッ
ト55上の上記ワーク供給排出部位P2と砥石車26,
27との間でワークを搬入出するキャリア56が水平移
動可能に設けられている。
【0060】このキャリア56は、具体的には、中心軸
56aを中心として回転または揺動される構造とされる
とともに、その両端部には、ワークWを上下方向から挿
入保持可能なワークポケット56bが形成されている。
【0061】そして、キャリア56の回転または揺動に
より、その両端部のワークポケット56b、56b内の
ワークWが、上記ワーク供給排出部位P2と、砥石車2
6,27間の加工位置との間で180°水平往復回転さ
れる。
【0062】搬入コンベア30および搬出コンベア31
は、ワーク供給装置3を通じてワークWを平面研削盤2
に搬入出するためのもので、具体的にはベルトコンベア
装置からなる。これら両コンベア30、31のベルト搬
送面30a、31aは、上記ベット56上のワーク供給
排出部位P2とほぼ同一高さに設定されるとともに、搬
入コンベア30の先端部位および搬出コンベア31の後
端部位がそれぞれ上記ワーク搬入部位P1およびワーク
供給排出部位P2に設定されている。
【0063】以上のように構成された平面研削盤2にお
いて、ワーク供給装置3によるワークWの供給および排
出工程は以下のように行われる。
【0064】(1)ワーク供給装置3が駆動開始位置か
ら図5および図6において右方向(搬送方向)へ水平移
動して、ローディング部35が搬入コンベア30のワー
ク搬入部位P1にインデックスされ、その作動体6がワ
ーク搬入部位P1に搬送されてきた加工前のワークWを
チャッキングする。
【0065】すなわち、上記ローディング部35の作動
体6は、前述したカム装置1のカム動作により、作動待
機位置Uから作動位置Dへと下降して(図4(a)参
照)、その真空吸着機構50の吸着部53がワーク搬入
部位P1のワークWを真空吸着保持する。この後、上記
作動体6は、前述したカム装置1のカム動作により、作
動位置Dから作動待機位置Uへ上昇復帰する(図4
(b)参照)。
【0066】(2)ワーク供給装置3が上記搬送方向へ
再び水平移動して、アンローディング部36が平面研削
盤2のワーク供給排出部位P2にインデックスされ、そ
の作動体6がワーク供給排出部位P2に排出された加工
後のワークWをチャッキングする。
【0067】すなわち、上記アンローディング部35の
作動体6は、前述したカム装置1のカム動作により、作
動待機位置Uから作動位置Dへと下降して(図4(c)参
照)、その真空吸着機構50の吸着部53が、ワーク供
給排出部位P2に停止待機するキャリア56のワークポ
ケット56b内の加工済みのワークWを真空吸着保持す
る。この後、上記作動体6は、前述したカム装置1のカ
ム動作により、作動位置Dから作動待機位置Uへ上昇復
帰する(図1参照)。
【0068】(3)ワーク供給装置3が上記搬送方向へ
再び水平移動して、ローディング部36が上記ワーク供
給排出部位P2にインデックスされ、その作動体6がワ
ーク供給排出部位P2に加工前のワークWを載置供給す
る。
【0069】すなわち、上記(1)の工程と同様、上記
ローディング部36の作動体6は、作動待機位置Uから
作動位置Dへと下降して、その真空吸着機構50の吸着
部53に保持したワークWを真空吸着解除して、ワーク
供給排出部位P2上に停止待機する上記キャリア56の
空のワークポケット56b内に載置した後、上記作動体
6は、再び作動位置Dから作動待機位置Uへ上昇復帰す
る。
【0070】(4)ワーク供給装置3が上記搬送方向へ
再び水平移動して、アンローディング部36が搬出コン
ベア(搬出装置)31のワーク搬出部位P3にインデッ
クスされ、その作動体6が上記(2)の工程と同様に動
作して、その真空吸着機構50の吸着部53に保持した
加工後のワークWをワーク搬出部位P3上に載置する。
【0071】(5)ワーク供給装置3が図5および6に
おいて左方向(復帰方向)へ水平移動して駆動開始位置
に復帰し、以後(1)〜(4)の工程が順次連続して繰
り返される。
【0072】一方、上記(3)の工程により、ワーク供
給排出部位P2に供給された加工前のワークWは、キャ
リア56の回転または揺動により、砥石車26,27間
の加工位置へ移動されるとともに、その上下両面に回転
駆動する砥石車26、27による平面研削が施される。
【0073】研削を完了したワークWは、再び上記キャ
リア56の回転または揺動により、上記ワーク供給排出
部位P2に排出されるとともに、上記(2)の工程によ
り搬出コンベア31へ搬出される。
【0074】しかして、本実施形態における平面研削盤
2においては、前述したような構成を備えるカム装置1
を採用するワーク供給装置3を備えることで、カム装置
1の有利点が有効に発揮されて、ワーク供給装置3のロ
ーディング部35およびアンローディング部36の作動
領域を小さく設定できる。
【0075】すなわち、本実施形態におけるカム装置1
においては、単一の回転駆動カム5により一対の従動カ
ム6、7が直線動作する構造を採用することで、従動カ
ム5、6の作動領域が駆動カム5の昇降ストロークSと
ほぼ同じであることから、カム装置1の装置構造の小型
簡素化が可能となる。この結果、ワーク供給装置3のロ
ーディング部35およびアンローディング部36の作動
領域も小さくて良く、ワーク供給装置3の小型簡素化に
より設置空間も小さくできる。
【0076】しかも、ローディング部35およびアンロ
ーディング部36の作動体(従動カム)6、7の駆動源
が単一の共用のものであり、この点からもワーク供給装
置3の小型化と装置コストの低減化を図ることができ、
両作動体6、7の駆動制御も機械的に同期して行われ
て、制御系統の高度簡素化が可能である。
【0077】また、前述したようにカム装置1の運動特
性により、作動体6、7が移動停止する際の衝撃や振動
を抑制することができるため、真空吸着機構50の振動
が有効に防止されて、ワークWを安定した状態で搬入出
することができ、この衝撃や振動によりワークWが平面
研削盤2などに干渉する等の不具合を有効に防止するこ
とができる。
【0078】なお、上述した実施形態は、あくまでも本
発明の好適な実施態様を示すためのものであって、本発
明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々の設
計変更が可能である。
【0079】例えば、図示の実施形態においては、カム
装置1が縦型両頭平面研削盤2のワーク供給装置3に採
用されているが、本発明のカム装置は横型平面研削盤を
含めた他の工作機械のワーク供給装置のほか、同様な動
作を行う他の加工機や組立装置、あるいはこれら各種装
置の構成部位にも採用可能である。
【0080】また、図示の実施形態においては、第1従
動カム6および第2従動カム7が上下方向へ直線運動す
る構造とされているが、第1従動カム6および第2従動
カム7の移動方向は、適用対象や目的に応じて、水平方
向に直線運動する場合もあり得、この場合には、弾発ス
プリング21が省略されるなど、その具体的構造も目的
に応じて適宜設計変更される。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のカム装置
によれば、駆動側の回転運動を従動側の直線運動に変換
するカム装置であって、所定の角度範囲内で正逆方向に
往復回転動作する駆動カムと、この駆動カムの往復回転
動作により間欠的に往復直線動作する第1および第2の
従動カムとを備えてなり、これら両従動カムは、上記駆
動カムの回転中心を中心とした両側対向位置において平
行に直線移動可能に配置されるとともに、上記駆動カム
とそれぞれカム係合可能とされて、単一の回転駆動カム
により一対の従動カムが直線動作する構造を採用してい
るから、カム装置の装置構造の小型簡素化が可能とな
る。
【0082】また、本発明の工作機械のワーク供給装置
は、ワークを供給するローディング部およびワークを排
出するアンローディング部の駆動部として、上記カム装
置を備え、このカム装置の駆動カム5が回転駆動源に駆
動連結されるとともに、上記カム装置の第1の従動カム
が上記ローディング部の作動体を構成する一方、第2の
従動カムが上記アンローディング部の作動体を構成し、
これら両作動体に、ワークを保持するチャッキング手段
が設けられて、単一の駆動源によりローディング部とア
ンローディング部の両駆動部を駆動する構造とされてい
るから、上記カム装置の有利点が有効に発揮されて、ワ
ーク供給装置のローディング部およびアンローディング
部の作動領域を小さく設定でき、装置構造が小型簡素
で、ローディング部およびアンローディング部の作動体
相互の駆動制御も機械的に確実な作動特性をもって、か
つ高い精度をもって行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカム装置の一実施形態を示す正面図で
ある。
【図2】同じく同カム装置を示す平面図である。
【図3】同カム装置を備えたワーク供給装置の構成を示
す側面図である。
【図4】同カム装置のカム動作を説明するための動作説
明図である。
【図5】同ワーク供給装置を備えた縦型両頭平面研削盤
におけるワーク供給排出構成を示す概略平面図である。
【図6】同じく同平面研削盤のワーク供給排出構成を示
す概略正面図である。
【図7】従来の縦型両頭平面研削盤におけるワーク供給
装置の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 カム装置 2 縦型両頭平面研削盤 3 ワーク供給装置 5 駆動カム 6 第1従動カム(ローディング部の
作動体) 7 第2従動カム(アンローディング
部の作動体) 10 回転軸 11 カムローラ(円柱状カム軸部材) 13 駆動装置(回転駆動源) 18 カムフォロアー 21 弾発スプリング 26,27 砥石車 30 搬入コンベア(搬入装置) 31 搬出コンベア(搬出装置) 35 ローディング部 36 アンローディング部 41 水平移動装置 50 真空吸着機構(チャッキング手
段) P1 ワーク搬入部位 P2 ワーク供給排出部位 P3 ワーク搬出部位 U 作動待機位置 D 作動位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 53/06 F16H 53/06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側の回転運動を従動側の直線運動に
    変換するカム装置であって、 所定の角度範囲内で正逆方向に往復回転動作する駆動カ
    ムと、この駆動カムの往復回転動作により間欠的に往復
    直線動作する第1および第2の従動カムとを備えてな
    り、 これら両従動カムは、前記駆動カムの回転中心を中心と
    した両側対向位置において平行に直線移動可能に配置さ
    れるとともに、前記駆動カムとそれぞれカム係合可能と
    されていることを特徴とするカム装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動カムは、前記回転中心を中心と
    して正逆方向へ回転可能に軸支された回転円板の形態と
    されるとともに、その外周縁部に円柱状カム軸部材が自
    由回転可能に軸支されてなり、前記第1および第2の従
    動カムは、前記駆動カムの円柱状カム軸部材11と係合
    するカムフォロアーをそれぞれ備え、前記駆動カムの円
    柱状カム軸部材が前記第1の従動カム側にあるとき、第
    1の従動カムのカムフォロアーと駆動カムの円柱状カム
    軸部材がカム駆動可能に係合するとともに、前記駆動カ
    ムの円柱状カム軸部材が前記第2の従動カム側にあると
    き、第2の従動カムのカムフォロアーと駆動カムの円柱
    状カム軸部材がカム駆動可能に係合するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカム装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動カムの円柱状カム軸部材が前記
    第1および第2の従動カム間の中立基準位置にあると
    き、これら両従動カムが直線移動初期位置にあるととも
    に、これら両従動カムのカムフォロアーと前記駆動カム
    の円柱状カム軸部材との係合関係が相互に連続的に受け
    渡される構成とされていることを特徴とする請求項2に
    記載のカム装置。
  4. 【請求項4】 前記従動カムは、弾発スプリングによ
    り、前記直線移動初期位置方向へ常時弾発付勢されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載のカム装置。
  5. 【請求項5】 工作機械に工作物を供給および排出する
    ワーク供給装置であって、 工作物を供給するローディング部および工作物を排出す
    るアンローディング部の駆動部として、請求項1から4
    のいずれか一つに記載のカム装置を備え、 このカム装置の駆動カムが回転駆動源に駆動連結される
    とともに、前記カム装置の第1の従動カムが前記ローデ
    ィング部の作動体を構成する一方、第2の従動カムが前
    記アンローディング部の作動体を構成し、 これら両作動体に、工作物を保持するチャッキング手段
    が設けられていることを特徴とする工作機械のワーク供
    給装置。
  6. 【請求項6】 搬入装置により工作物が搬入されるワー
    ク搬入部位、工作機械のワーク供給排出部位、および搬
    出装置により工作物が搬出されるワーク搬出部位の間
    で、インデックス動作される構造を備え、 前記各部位において、前記ローディング部およびアンロ
    ーディング部の作動体のいずれか一方が、作動待機位置
    と作動位置との間で往復直線運動するように駆動制御さ
    れる構成とされていることを特徴とする請求項5に記載
    の工作機械のワーク供給装置。
  7. 【請求項7】 工作物を平面研削する砥石車を備えた縦
    型平面研削盤に装置され、 前記ワーク搬入部位、ワーク供給排出部位およびワーク
    搬出部位が水平方向に配置されるとともに、これら各部
    位の間でインデックス動作される構造を備えるととも
    に、各部位において、前記ローディング部およびアンロ
    ーディング部の作動体のいずれか一方が、上死点である
    作動待機位置と下死点である作動位置との間で昇降運動
    するように駆動制御される構成とされていることを特徴
    とする請求項6に記載の工作機械のワーク供給装置。
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