JP2002130348A - ブレーキパッド摩耗検知用センサ - Google Patents
ブレーキパッド摩耗検知用センサInfo
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- JP2002130348A JP2002130348A JP2000323092A JP2000323092A JP2002130348A JP 2002130348 A JP2002130348 A JP 2002130348A JP 2000323092 A JP2000323092 A JP 2000323092A JP 2000323092 A JP2000323092 A JP 2000323092A JP 2002130348 A JP2002130348 A JP 2002130348A
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- Japan
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- brake pad
- detection sensor
- wear detection
- metal piece
- piece
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーキパッド摩耗検知用センサを小型化で
きるように構成しようとするものである。また、センサ
の取り付けを容易にしようとするものである。 【解決手段】 略Ｕ状の金属片１の両端にリード線２を
かしめ結合などで電気接続し、前記金属片１を電気絶縁
性樹脂３で覆うようにモールド成形するブレーキパッド
摩耗検知用センサＳにおいて、前記金属片１の分岐部
に、両側にこの金属片１の内側縁が嵌め合わされる溝４
が形成された電気絶縁性樹脂材料のスペーサ５を介在し
た状態でモールド成形したブレーキパッド摩耗検知用セ
ンサＳである。また、スペーサ５の上下面に形成された
溝６の後端より、この溝６に内側縁が嵌め合わされる電
気絶縁性樹脂材料の略Ｕ状の位置決め片７を備え、この
位置決め片７は上下面に凸縁８を有し、これらの凸縁８
は金属片１をモールド成形した状態で上下に突出し、前
記凸縁８はブレーキパッド摩耗検知用センサＳを位置決
めして取り付ける取付片９の孔１０に位置決めされて係
止されるものである。
きるように構成しようとするものである。また、センサ
の取り付けを容易にしようとするものである。 【解決手段】 略Ｕ状の金属片１の両端にリード線２を
かしめ結合などで電気接続し、前記金属片１を電気絶縁
性樹脂３で覆うようにモールド成形するブレーキパッド
摩耗検知用センサＳにおいて、前記金属片１の分岐部
に、両側にこの金属片１の内側縁が嵌め合わされる溝４
が形成された電気絶縁性樹脂材料のスペーサ５を介在し
た状態でモールド成形したブレーキパッド摩耗検知用セ
ンサＳである。また、スペーサ５の上下面に形成された
溝６の後端より、この溝６に内側縁が嵌め合わされる電
気絶縁性樹脂材料の略Ｕ状の位置決め片７を備え、この
位置決め片７は上下面に凸縁８を有し、これらの凸縁８
は金属片１をモールド成形した状態で上下に突出し、前
記凸縁８はブレーキパッド摩耗検知用センサＳを位置決
めして取り付ける取付片９の孔１０に位置決めされて係
止されるものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のブレーキ
パッドが摩耗したことを検知するセンサに関する。
パッドが摩耗したことを検知するセンサに関する。
【０００２】
【従来の技術】略Ｕ状の金属片の両端にリード線を電気
接続し、前記金属片を電気絶縁性樹脂で覆うようにモー
ルド成形するブレーキパッド摩耗検知用センサでは、金
属片においてリード線を電気接続する箇所が短絡しやす
いため、その箇所の間隔を大きくして、相互の短絡を防
止してモールド成形しているものであった。
接続し、前記金属片を電気絶縁性樹脂で覆うようにモー
ルド成形するブレーキパッド摩耗検知用センサでは、金
属片においてリード線を電気接続する箇所が短絡しやす
いため、その箇所の間隔を大きくして、相互の短絡を防
止してモールド成形しているものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、センサが大型
化してしまう問題があった。そこで、本発明はブレーキ
パッド摩耗検知用センサを小型化できるように構成しよ
うとするものである。また、センサの取り付けを容易に
しようとするものである。
化してしまう問題があった。そこで、本発明はブレーキ
パッド摩耗検知用センサを小型化できるように構成しよ
うとするものである。また、センサの取り付けを容易に
しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項に示した通りであ
る。
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
【０００６】図示の実施形態は、略Ｕ状の金属片１の両
端にリード線２をかしめ結合などで電気接続し、前記金
属片１を電気絶縁性樹脂３で覆うようにモールド成形す
るブレーキパッド摩耗検知用センサＳにおいて、前記金
属片１の分岐部に、両側にこの金属片１の内側縁が嵌め
合わされる溝４が形成された電気絶縁性樹脂材料のスペ
ーサ５を介在した状態でモールド成形したブレーキパッ
ド摩耗検知用センサＳである。また、スペーサ５の上下
面に形成された溝６の後端より、この溝６に内側縁が嵌
め合わされる電気絶縁性樹脂材料の略Ｕ状の位置決め片
７を備え、この位置決め片７は上下面に凸縁８を有し、
これらの凸縁８は金属片１をモールド成形した状態で上
下に突出し、前記凸縁８はブレーキパッド摩耗検知用セ
ンサＳを位置決めして取り付ける取付片９の孔１０に位
置決めされて係止されるものである。
端にリード線２をかしめ結合などで電気接続し、前記金
属片１を電気絶縁性樹脂３で覆うようにモールド成形す
るブレーキパッド摩耗検知用センサＳにおいて、前記金
属片１の分岐部に、両側にこの金属片１の内側縁が嵌め
合わされる溝４が形成された電気絶縁性樹脂材料のスペ
ーサ５を介在した状態でモールド成形したブレーキパッ
ド摩耗検知用センサＳである。また、スペーサ５の上下
面に形成された溝６の後端より、この溝６に内側縁が嵌
め合わされる電気絶縁性樹脂材料の略Ｕ状の位置決め片
７を備え、この位置決め片７は上下面に凸縁８を有し、
これらの凸縁８は金属片１をモールド成形した状態で上
下に突出し、前記凸縁８はブレーキパッド摩耗検知用セ
ンサＳを位置決めして取り付ける取付片９の孔１０に位
置決めされて係止されるものである。
【０００７】さらに詳述すれば、金属片１を電気絶縁性
樹脂３で覆うようにモールド成形する際は、位置決め片
７の凸縁８が図示されない上下の金型内面の凹部に位置
決めされた状態で成される。また、スペーサ５の上下表
面側にある上下面合計８個の孔１１は、上下の金型内面
に固定されるピンでスペーサ５の上下面を挟み止めた形
跡を示す孔である。また、モールド成形後、金属片１の
先端（図１（Ｂ）のＸ−Ｙ線より先端側）はカットされ
る。
樹脂３で覆うようにモールド成形する際は、位置決め片
７の凸縁８が図示されない上下の金型内面の凹部に位置
決めされた状態で成される。また、スペーサ５の上下表
面側にある上下面合計８個の孔１１は、上下の金型内面
に固定されるピンでスペーサ５の上下面を挟み止めた形
跡を示す孔である。また、モールド成形後、金属片１の
先端（図１（Ｂ）のＸ−Ｙ線より先端側）はカットされ
る。
【０００８】本センサＳは図４のように、基盤１２の孔
に貫通してあらかじめ嵌め込まれた取付片９に固定さ
れ、ブレーキパッド１３が、対向する図示されないロー
タと摩擦して摩耗が進むと、金属片１の先端が電気絶縁
性樹脂３とともに摩耗する。そして、摩耗がさらに進行
した時に図３（Ｂ）のように金属片１の先端がカットさ
れてしまうと、リード線２−２間が非導通になり、図示
されないワーニングランプが点灯する。これにより、ブ
レーキパッド１３が摩耗してしまったことが運転者に認
知される。
に貫通してあらかじめ嵌め込まれた取付片９に固定さ
れ、ブレーキパッド１３が、対向する図示されないロー
タと摩擦して摩耗が進むと、金属片１の先端が電気絶縁
性樹脂３とともに摩耗する。そして、摩耗がさらに進行
した時に図３（Ｂ）のように金属片１の先端がカットさ
れてしまうと、リード線２−２間が非導通になり、図示
されないワーニングランプが点灯する。これにより、ブ
レーキパッド１３が摩耗してしまったことが運転者に認
知される。
【０００９】本実施形態によれば、金属片１の分岐部
に、両側にこの金属片１の内側縁が嵌め合わされる溝４
が形成された電気絶縁性樹脂材料のスペーサ５を介在し
た状態でモールド成形したため、金属片１においてリー
ド線２を電気接続する箇所が短絡しないため、金属片１
の全体幅を小さくでき、センサの小型化に貢献できる。
また、スペーサ５の上下面に形成された溝６の後端よ
り、この溝６に内側縁が嵌め合わされる電気絶縁性樹脂
材料の略Ｕ状の位置決め片７を備え、この位置決め片７
は上下面に凸縁８を有し、この凸縁８は金属片１をモー
ルド成形した状態で上下に突出し、前記凸縁８はブレー
キパッド摩耗検知用センサＳを位置決めして取り付ける
取付片９の孔１０に位置決めされて係止されるものであ
ると、センサＳの取り付けに便利である。
に、両側にこの金属片１の内側縁が嵌め合わされる溝４
が形成された電気絶縁性樹脂材料のスペーサ５を介在し
た状態でモールド成形したため、金属片１においてリー
ド線２を電気接続する箇所が短絡しないため、金属片１
の全体幅を小さくでき、センサの小型化に貢献できる。
また、スペーサ５の上下面に形成された溝６の後端よ
り、この溝６に内側縁が嵌め合わされる電気絶縁性樹脂
材料の略Ｕ状の位置決め片７を備え、この位置決め片７
は上下面に凸縁８を有し、この凸縁８は金属片１をモー
ルド成形した状態で上下に突出し、前記凸縁８はブレー
キパッド摩耗検知用センサＳを位置決めして取り付ける
取付片９の孔１０に位置決めされて係止されるものであ
ると、センサＳの取り付けに便利である。
【図１】（Ａ）成形後斜視図 （Ｂ）同成形前の分解斜視図
【図２】（Ａ）成形後平面図 （Ｂ）図２（Ａ）のＡ−Ａ線断面図 （Ｃ）図２（Ａ）のＢ−Ｂ線断面図
【図３】（Ａ）成形後水平断面図 （Ｂ）同摩耗した状態の水平断面図
【図４】（Ａ）取付時水平断面図 （Ｂ）同取付時垂直断面図
Ｓ ブレーキパッド摩耗検知用センサ １ 金属片 ２ リード線 ３ 電気絶縁性樹脂 ４ 溝 ５ スペーサ ６ 溝 ７ 位置決め片 ８ 凸縁 ９ 取付片 １０ 孔
Claims (2)
- 【請求項１】 略Ｕ状の金属片の両端にリード線を電気
接続し、前記金属片を電気絶縁性樹脂で覆うようにモー
ルド成形するブレーキパッド摩耗検知用センサにおい
て、前記金属片の分岐部に、両側にこの金属片の内側縁
が嵌め合わされる溝が形成された電気絶縁性樹脂材料の
スペーサを介在した状態でモールド成形したブレーキパ
ッド摩耗検知用センサ。 - 【請求項２】 請求項１において、スペーサの上下面に
形成された溝の後端より、この溝に内側縁が嵌め合わさ
れる電気絶縁性樹脂材料の略Ｕ状の位置決め片を備え、
この位置決め片は上下面に凸縁を有し、これらの凸縁は
金属片をモールド成形した状態で上下に突出し、前記凸
縁はブレーキパッド摩耗検知用センサを位置決めして取
り付ける取付片の孔に位置決めされて係止されるもので
あるブレーキパッド摩耗検知用センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323092A JP2002130348A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | ブレーキパッド摩耗検知用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323092A JP2002130348A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | ブレーキパッド摩耗検知用センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002130348A true JP2002130348A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18800847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000323092A Pending JP2002130348A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | ブレーキパッド摩耗検知用センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002130348A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170082166A1 (en) * | 2015-05-28 | 2017-03-23 | Itt Italia S.R.L. | Smart braking devices, systems, and methods with resin features |
| US10495168B2 (en) | 2015-09-17 | 2019-12-03 | Itt Italia S.R.L. | Sensor-equipped vehicle braking systems, devices, and methods |
| US10598239B2 (en) | 2013-04-17 | 2020-03-24 | Itt Italia S.R.L. | Vehicle braking systems and methods |
| US11047440B2 (en) | 2015-09-17 | 2021-06-29 | Itt Italia S.R.L. | Hot runner detection and response systems, devices, and methods |
| US11441629B2 (en) | 2016-07-25 | 2022-09-13 | Itt Italia S.R.L. | Residual braking torque indication devices, systems, and methods |
| US11519475B2 (en) | 2019-09-06 | 2022-12-06 | Itt Italia S.R.L. | Vehicle brake pad and a production process thereof |
| US11740145B2 (en) | 2021-05-25 | 2023-08-29 | Itt Italia S.R.L. | Methods and devices for estimating residual torque between the braked and braking elements of a vehicle |
| US11794707B2 (en) | 2016-03-03 | 2023-10-24 | Itt Italia S.R.L. | Antilock braking systems, devices, and methods using sensorized brake pads |
-
2000
- 2000-10-23 JP JP2000323092A patent/JP2002130348A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11767896B2 (en) | 2013-04-17 | 2023-09-26 | Itt Italia S.R.L. | Vehicle braking systems and methods |
| US10598239B2 (en) | 2013-04-17 | 2020-03-24 | Itt Italia S.R.L. | Vehicle braking systems and methods |
| US10138968B2 (en) | 2015-05-28 | 2018-11-27 | Itt Italia S.R.L. | Signal transducer devices, systems, and methods |
| US10208822B2 (en) | 2015-05-28 | 2019-02-19 | Itt Italia S.R.L. | Smart braking devices, systems, and methods with signal conditioners |
| US10408292B2 (en) | 2015-05-28 | 2019-09-10 | Itt Italia S.R.L. | Smart braking devices, systems, and methods |
| US11933379B2 (en) | 2015-05-28 | 2024-03-19 | Itt Italia S.R.L. | Smart braking devices, systems, and methods with resin features |
| US10677304B2 (en) | 2015-05-28 | 2020-06-09 | Itt Italia S.R.L. | Smart braking devices, systems, and methods with signal conditioners |
| US10955017B2 (en) * | 2015-05-28 | 2021-03-23 | Itt Italia S.R.L. | Smart braking devices, systems, and methods with resin features |
| US20170082166A1 (en) * | 2015-05-28 | 2017-03-23 | Itt Italia S.R.L. | Smart braking devices, systems, and methods with resin features |
| US11047440B2 (en) | 2015-09-17 | 2021-06-29 | Itt Italia S.R.L. | Hot runner detection and response systems, devices, and methods |
| US11661987B2 (en) | 2015-09-17 | 2023-05-30 | Itt Italia S.R.L. | Sensor-equipped vehicle braking systems, devices, and methods |
| US11828333B2 (en) | 2015-09-17 | 2023-11-28 | Itt Italia S.R.L. | Hot runner detection and response systems, devices, and methods |
| US10495168B2 (en) | 2015-09-17 | 2019-12-03 | Itt Italia S.R.L. | Sensor-equipped vehicle braking systems, devices, and methods |
| US11794707B2 (en) | 2016-03-03 | 2023-10-24 | Itt Italia S.R.L. | Antilock braking systems, devices, and methods using sensorized brake pads |
| US11441629B2 (en) | 2016-07-25 | 2022-09-13 | Itt Italia S.R.L. | Residual braking torque indication devices, systems, and methods |
| US11519475B2 (en) | 2019-09-06 | 2022-12-06 | Itt Italia S.R.L. | Vehicle brake pad and a production process thereof |
| US11885386B2 (en) | 2019-09-06 | 2024-01-30 | Itt Italia S.R.L. | Vehicle brake pad and a production process thereof |
| US11740145B2 (en) | 2021-05-25 | 2023-08-29 | Itt Italia S.R.L. | Methods and devices for estimating residual torque between the braked and braking elements of a vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050908 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050922 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060130 |