JP2002130104A - エンジン制御モジュール - Google Patents

エンジン制御モジュール

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JP2002130104A
JP2002130104A JP2000320890A JP2000320890A JP2002130104A JP 2002130104 A JP2002130104 A JP 2002130104A JP 2000320890 A JP2000320890 A JP 2000320890A JP 2000320890 A JP2000320890 A JP 2000320890A JP 2002130104 A JP2002130104 A JP 2002130104A
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JP
Japan
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engine control
ignition coil
injector
integrated
control unit
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Application number
JP2000320890A
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English (en)
Inventor
Takao Nozaki
隆男 野崎
Fumiyoshi Tanigawa
文祥 谷川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン本体への組付を容易に行うことがで
きるエンジン制御モジュールを提供すること。 【解決手段】 各点火コイル装置10をプラグホールP
hに設置可能な姿勢で保持すると共に各インジェクタ2
0をインジェクタ設置孔Ihに設置可能な姿勢で保持す
る集積体30がエンジン制御ユニット1に一体化され
る。その集積体30には、各点火コイル装置10とエン
ジン制御ユニット1間の電気的接続を行う配線体と、各
インジェクタ20とエンジン制御ユニット1間の電気的
接続を行う配線体とが一体的に組込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等のエン
ジンシステムにおけるエンジン制御モジュールに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等のエンジンシステムで
は、吸排気温度や燃焼室での燃焼状態等に基づいて、エ
ンジン制御ユニットにより燃焼室への燃料噴射量や点火
時期等を制御する電子制御化が進んでいる。
【0003】一般的に、このようなエンジンシステムで
は、エンジン制御ユニットと、その制御対象部品であっ
て各気筒に設けられる点火コイル装置やインジェクタ等
との各間の電気的な接続は、ケーブルやハーネス等を用
いて行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなエンジンシステムを組立てるにあたっては、エン
ジン制御ユニットと点火コイル装置やインジェクタ等と
を、ケーブルやハーネス等を用いて一つ一つ接続してい
く必要があり、非常に面倒な作業となっている。
【0005】そこで、この発明の課題は、エンジン本体
への組付を容易に行うことができるエンジン制御モジュ
ールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1記載の発明は、エンジン本体の各気筒に対応し
てそれぞれインジェクタ及び点火コイル装置が設けら
れ、エンジン制御ユニットにより前記各インジェクタ及
び前記各点火コイル装置の制御を行うエンジン制御モジ
ュールであって、点火コイル集積本体部に前記各点火コ
イル装置を前記エンジン本体側に形成された各プラグホ
ールに設置可能な姿勢で保持した点火コイル装置集積体
と、インジェクタ集積本体部に前記各インジェクタを前
記エンジン本体側に形成された各インジェクタ設置孔に
設置可能な姿勢で保持したインジェクタ集積体とを備
え、前記点火コイル装置集積体が前記エンジン制御ユニ
ットに一体化されると共に、その点火コイル集積本体部
に前記各点火コイル装置と前記エンジン制御ユニット間
の電気的配線を行う配線体が一体的に組込まれ、さら
に、前記インジェクタ集積体が前記エンジン制御ユニッ
トに一体化されると共に、そのインジェクタ集積体に前
記各インジェクタと前記エンジン制御ユニット間の電気
的配線を行う配線体が一体的に組込まれたものである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、エンジン本
体の各気筒に対応してそれぞれインジェクタ及び点火コ
イル装置が設けられ、エンジン制御ユニットにより前記
各インジェクタ及び前記各点火コイル装置の制御を行う
エンジン制御モジュールであって、点火コイル集積本体
部に前記各点火コイル装置を前記エンジン本体側に形成
された各プラグホールに設置可能な姿勢で保持した点火
コイル装置集積体と、インジェクタ集積本体部に前記各
インジェクタを前記エンジン本体側に形成された各イン
ジェクタ設置孔に設置可能な姿勢で保持したインジェク
タ集積体とを備え、前記点火コイル装置集積体が前記エ
ンジン制御ユニットに一体化されると共に、その点火コ
イル集積本体部に前記各点火コイル装置と前記エンジン
制御ユニット間の電気的配線を行う配線体が一体的に組
込まれる一方、前記インジェクタ集積体が前記エンジン
制御ユニットとは別体とされ、前記各インジェクタと前
記エンジン制御ユニット間の電気的配線を行う配線体の
一部が前記インジェクタ集積本体部に一体的に組込まれ
ると共に当該配線体の他の一部が外部に延出して前記エ
ンジン制御ユニットにコネクタ接続可能に構成されたも
のである。
【0008】さらに、請求項3記載の発明は、エンジン
本体の各気筒に対応してそれぞれインジェクタ及び点火
コイル装置が設けられ、エンジン制御ユニットにより前
記各インジェクタ及び前記各点火コイル装置の制御を行
うエンジン制御モジュールであって、点火コイル集積本
体部に前記各点火コイル装置を前記エンジン本体側に形
成された各プラグホールに設置可能な姿勢で保持した点
火コイル装置集積体と、インジェクタ集積本体部に前記
各インジェクタを前記エンジン本体側に形成された各イ
ンジェクタ設置孔に設置可能な姿勢で保持したインジェ
クタ集積体とを備え、前記点火コイル装置集積体が前記
エンジン制御ユニットとは別体とされ、前記各点火コイ
ル装置と前記エンジン制御ユニット間の電気的配線を行
う配線体の一部が前記点火コイル集積本体部に一体的に
組込まれると共に当該配線体の他の一部が外部に延出し
て前記エンジン制御ユニットにコネクタ接続可能に構成
される一方、前記インジェクタ集積体が前記エンジン制
御ユニットに一体化されると共に、そのインジェクタ集
積本体部に前記各インジェクタと前記エンジン制御ユニ
ット間の電気的配線を行う配線体が一体的に組込まれた
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】{実施の形態1}以下、この発明
の実施の形態1に係るエンジン制御モジュールについて
説明する。
【0010】まず、このエンジン制御モジュールが適用
されるエンジン制御システムの電気的構成について説明
しておくと、エンジン制御システムは、図1に示すよう
に、エンジン制御ユニット1(EFI−ECUと呼ばれ
るもの等)が、入出力部1aを介してエンジン本体側に
設けられる各種センサ類に、入出力部1bを介してバッ
テリ等の電源系や車室内のジャンクションブロック等の
諸部品に、入出力部1cを介して複数の点火コイル装置
10に、入出力部1dを介して複数のインジェクタ20
にそれぞれ接続される。なお、本実施の形態では、4気
筒タイプのエンジンを想定しているので、4つの点火コ
イル装置10、4つのインジェクタ20が接続される構
成となっているが、これらの数はエンジンの気筒数に応
じて適宜変更される。
【0011】上記各種センサ類は、エンジン制御に係わ
る諸状況の検出を行うもので、水温センサ、O2 セン
サ、ノックセンサ、カムポジションセンサ、クランクポ
ジションセンサ、VSV(エバポレータ出口センサ)、
ISCV、VVTソレノイド、パワーステアリングオイ
ルプレッシャーセンサ、入力軸回転センサ、ECTソレ
ノイド等のエミッション系部品を含むものである。上記
点火コイル装置10は、エンジン本体の各気筒に対応し
て設けられるもので、それぞれ高電圧発生用の点火コイ
ル、その点火コイルに印加される一次電圧を断続させる
ためのスイッチング素子等を備えており、上記エンジン
制御ユニット1からの点火タイミング信号に基づいてス
イッチング素子をオン/オフさせることにより内蔵され
た点火コイルで断続的な二次高電圧を誘起させる。かか
る2次高電圧が点火プラグに印加されることにより当該
点火プラグでスパークが生じ、各気筒の燃焼室内で燃焼
を生じさせるようになっている。なお、各点火コイル装
置10に接続される4本の配線は、それぞれ一次電圧印
加用の配線、スイッチング素子への点火タイミング信号
入力用の配線、アース配線、点火コイル装置10の動作
状態検出信号出力用の配線である。なお、これらの配線
に対しては、エンジン制御システムの制御態様により適
宜削除等の変更(例えば、点火コイル装置10の動作状
態検出信号出力用の配線を削除する等)がなされる。ま
た、インジェクタ20は、各気筒に対応して設けられる
もので、当該気筒の燃焼室内に向けて燃料を噴射するた
めの噴射口にソレノイドバルブが設けられてなり、上記
エンジン制御ユニット1の噴射制御信号に基づいて、当
該ソレノイドバルブを開閉させることにより、燃焼室内
への燃料の噴射量や噴射タイミングが制御されるように
なる。なお、各インジェクタ20に接続される2本の配
線は、ソレノイドバルブへの噴射制御信号入力用の配線
及びアース用の配線である。
【0012】そして、エンジン制御ユニット1では、上
記各種センサ類等からの各種検出信号に基づいて、各点
火コイル装置10による点火タイミングやインジェクタ
20による燃料噴射量等を制御する構成となっている。
【0013】本第1の実施の形態に係るエンジン制御モ
ジュールは、上述のようなエンジン制御システムにおい
て、各点火コイル装置10をそれとエンジン制御ユニッ
ト1間の配線群と共にエンジン制御ユニット1に一体化
すると共に、各インジェクタ20をそれとエンジン制御
ユニット1間の配線群と共にエンジン制御ユニット1に
一体化したものである。
【0014】即ち、このエンジン制御モジュールは、図
2及び図3に示すように、エンジン制御ユニット1と、
このエンジン制御ユニット1に一体化された集積体30
とを備える。
【0015】ここで、このエンジン制御モジュールの取
付対象となるエンジン本体Eには、その上部(エンジン
ヘッド)の上面の一側に各気筒に対応して一列に並べて
等間隔でプラグホールPhが形成されると共に、その上
面の他側に各気筒に対応して一列に並べて等間隔でイン
ジェクタ設置孔Ihが形成される。ちなみに、各プラグ
ホールPhは各気筒の燃焼室内に連通すると共にその各
底部に点火プラグが設置されており、また、各インジェ
クタ設置孔Ihは各気筒に対応するエンジンヘッドを介
してインテークマニーホールド内に連通している。
【0016】上記エンジン制御ユニット1は、エンジン
制御を行うCPU等の諸電子要素が所定のケース体内に
収容配置された扁平な筺状の形態とされ、その一側部
に、上記各種センサへの接続用の入出力部1aに対応す
るコネクタ2aが形成されると共に、上記バッテリ等の
電源系や車室内のジャンクションブロック等の諸部品へ
の接続用の入出力部1bに対応するコネクタ2bが形成
され、これら各種センサや電源系等の諸部品より引出さ
れたハーネス端部の各コネクタが前記コネクタ2a,2
bに接続可能に形成される。
【0017】集積体30は、樹脂等により平面視略長方
形状の板状又は扁平筺状体に形成された集積本体部31
と、複数の点火コイル装置10と、複数のインジェクタ
20と、前記各点火コイル装置10とエンジン制御ユニ
ット1間の電気的接続を行う配線体11と、各インジェ
クタ20とエンジン制御ユニット1間の電気的接続を行
う配線体21とを備える。
【0018】上記集積本体部31は、エンジン制御ユニ
ット1と一体化される。本実施の形態では、集積本体部
31の一端部をエンジン制御ユニット1の上端部の一方
面側にねじ止め、係合、接着等の手法により一体的に固
定することにより、当該集積本体部31をエンジン制御
ユニット1の上端部より一側方に水平方向に延びるよう
に連結固定する構成としている。その他、集積本体部3
1とエンジン制御ユニット1のケース体とを一体形成し
た構成であってもよい。
【0019】上記各点火コイル装置10は、上記各プラ
グホールPhに装着可能な姿勢で集積本体部31に保持
される。
【0020】即ち、各点火コイル装置10は、点火コイ
ルやスイッチング素子等を内蔵するコイル本体部10a
より下方に向けて当該コイル本体部10aよりも小径で
前記プラグホールPh内に挿入可能な筒状接続部10b
が垂設された構成とされる。この各点火コイル装置10
は、その各コイル本体部10aを集積本体部31に埋設
状に固定して各筒状接続部10bを集積本体部31の下
面より垂下状に延びる姿勢で、当該集積本体部31に保
持される。また、各点火コイル装置10は、集積本体部
31の一側部(図2の紙面奥側の側部)にその長辺方向
に沿って一定間隔をあけて一列に並べた位置にそれぞれ
保持される。そして、各筒状接続部10bを各プラグホ
ールPh内にそれぞれ挿入するようにして集積体30を
エンジン本体E上に配設すると、各点火コイル装置10
が各プラグホールPhに設置されるようになる。
【0021】また、各インジェクタ20は、その下端部
の燃料噴射口を集積本体部31の下面側に突出させると
共にその上端部の燃料供給口を集積本体部31の上面側
に突出させるように当該集積本体部31に貫設状とした
姿勢で、前記集積本体部31に保持される。また、各イ
ンジェクタ20は、集積本体部31の他側部(図2の紙
面手前側の側部)に一列に並べるようにして保持されて
いる。そして、各インジェクタ20の下部を各インジェ
クタ設置孔Ihに挿入するようにして集積体30をエン
ジン本体E上に配設すると、各インジェクタ20が各イ
ンジェクタ設置孔Ihに設置されるようになる。なお、
集積体30の上面側に突出する各インジェクタ20の燃
料供給口には、後の工程にて当該各インジェクタ20に
燃料を供給するための図示省略の燃料供給パイプが接続
される。
【0022】なお、本実施の形態では、エンジン本体E
側における各プラグホールPhと各インジェクタ設置孔
Ihの相対的な位置関係と、集積体30に保持された各
点火コイル装置10と各インジェクタ20との相対的な
位置関係は同じであり、各点火コイル装置10の設置と
同時に各インジェクタ20の設置が行われるように構成
される。
【0023】また、配線体11,21は、集積本体部3
1に一体的に組込まれる。
【0024】本実施の形態では、配線体11,21をF
PC(フレキシブルプリント印刷基板)により構成して
いる。即ち、このFPCにより構成される配線体11,
21は、一対の絶縁フィルム12,22間に銅箔等によ
り所定の配線回路に形成された導電路13,23を挟込
んだ構成とされる。
【0025】上記配線体11における導電路13は、上
記エンジン制御ユニット1の上端部の一方面側より引出
されて集積体30内に導入されて各点火コイル装置10
が保持される部分14a〜14d,15a〜15dに向
けて延びるように形成され、それぞれ一次電圧印加用の
配線、スイッチング素子への点火タイミング信号入力用
の配線、アース配線、点火コイル装置10の動作状態検
出信号出力用の配線を形成する。なお、図3に示す配線
体11は、破線に沿って2つ折りされた状態で集積本体
部31に組込まれるので、部分14a〜14dと部分1
5a〜15fとは同位置に重ね合される。また、配線体
21における導電路23は、上記エンジン制御ユニット
1の上端部の一方面側より引出されて集積体30内にお
いて各インジェクタ20が保持される部分24a〜24
dに向けて延びるように形成され、それぞれソレノイド
バルブへの噴射制御信号入力用の配線及びアース用の配
線を形成する。
【0026】かかる配線体11,21は、例えば、上面
側の部材と下面側の部材とに2分割する構成とした集積
本体部31において、当該上面側の部材と下面側の部材
間に挟込むようにすることにより当該集積本体部31に
組込まれる。そして、配線体11,21の各導電路1
3、23は、それぞれ集積本体部31内で当該集積本体
部31に保持された各点火コイル装置10又は各インジ
ェクタ20に電気的に接続される。なお、配線体11と
点火コイル装置10の接続形態の一具体例については、
後述する第2の実施の形態において詳述する。
【0027】なお、配線体11,12は、その他、FF
C(フレキシブルフラットケーブル)や、略円形断面の
導電性部材(丸導線)、所定厚み寸法の薄板状導電性部
材(金属板等)を所定形状に打抜き屈曲したバスバ等に
よっても構成でき、また、かかる配線体11,21を集
積本体部31に組込むにあたっては、当該配線体11,
21を集積本体部31内にインサート成形する構成等を
採用することもできる。
【0028】また、この集積本体部31の他側部には、
ねじ挿通孔32hを有するネジ止め部32aが一対形成
されており、集積体30をエンジン本体Eに配設した状
態でねじ挿通孔32hに図示省略のねじを挿通させて当
該ねじをエンジン本体E側に形成された図示省略のねじ
孔に螺合させることにより、当該集積体30がエンジン
本体E上に設置固定される。
【0029】このように構成されたエンジン制御モジュ
ールは、各点火コイル装置10の筒状接続部10bをエ
ンジン本体E側の各プラグホールPhを挿入すると共
に、各インジェクタ20の下部をエンジン本体E側の各
インジェクタ設置孔Ihに挿入するようにして、当該エ
ンジン本体E上に設置した状態で、ねじをねじ挿通孔3
2hに挿通させてエンジン本体E側に形成されたねじ孔
に螺合させると、その設置固定が行われる。また、この
後、上記バッテリ等の電源系や各種センサ類より引出さ
れたハーネス端部の各コネクタがエンジン制御ユニット
1の各コネクタ2a,2bに接続される。
【0030】以上のように構成されたエンジン制御モジ
ュールによると、各点火コイル装置10を各プラグホー
ルPhに設置可能な姿勢で保持すると共に、各インジェ
クタ20を各インジェクタ設置孔Ihに設置可能な姿勢
で保持した集積体30がエンジン制御ユニット1に一体
化され、その集積本体部31に、各点火コイル装置10
とエンジン制御ユニット1間の電気的配線を行う配線体
11と、各インジェクタ20とエンジン制御ユニット1
間の電気的配線を行う配線体21とが一体的に組込まれ
ているため、集積体30をエンジン制御ユニット1と共
にエンジン本体Eへ設置する作業を行うだけで、各点火
コイル装置10やインジェクタ20、エンジン制御ユニ
ット1、さらに、それら間の配線体11,21を、エン
ジン本体Eへ容易に組付けることができる。
【0031】なお、本第1の実施の形態では、各点火コ
イル装置10を保持すると共に各点火コイル装置10と
エンジン制御ユニット1間との電気的接続を行う配線体
11を一体的に組込んだ点火コイル装置集積体としての
部分と、各インジェクタ20を保持すると共に各インジ
ェクタ20とエンジン制御ユニット1間との電気的接続
を行う配線体21を一体的に組込んだインジェクタ集積
体としての部分とを一体化した構成となっているが、こ
れら点火コイル装置集積体としての部分とインジェクタ
集積体としての部分とを分割して別体とすると共に、こ
れらを別々の形態としたままでエンジン制御ユニット1
と一体化してもよい。
【0032】{実施の形態2}次に、この発明の実施の
形態2に係るエンジン制御モジュールについて説明す
る。なお、以下の第2の実施の形態の説明において、上
記第1の実施の形態で説明したものと同様構成要素につ
いては同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中
心に説明する。
【0033】このエンジン制御モジュールは、上記第1
の実施の形態に係るエンジン制御モジュールにおいて、
集積体30のうち各インジェクタ20を保持した部分
を、集積体30のうちの各点火コイル装置10を保持し
た部分及びエンジン制御ユニット1から分割別体とした
ものである。
【0034】即ち、このエンジン制御モジュールは、図
4及び図5に示すように、点火コイル集積本体部34B
に各点火コイル装置10を各プラグホールPhに設置可
能な姿勢で保持した点火コイル装置集積体33Bと、イ
ンジェクタ集積本体部37Bに各インジェクタ20を各
インジェクタ設置孔Ihに設置可能な姿勢で保持したイ
ンジェクタ集積体36Bとを備え、点火コイル装置集積
体33Bがエンジン制御ユニット1Bに一体化されると
共に、その点火コイル集積本体部34Bに各点火コイル
装置10とエンジン制御ユニット1B間の電気的配線を
行う配線体11が一体的に組込まれる一方、インジェク
タ集積体36Bがエンジン制御ユニット1Bとは別体と
され、各インジェクタ20とエンジン制御ユニット1B
間の電気的配線を行う配線体21Bの一部がインジェク
タ集積本体部37Bに一体的に組込まれると共に当該配
線体21Bの他の一部が外部に延出してエンジン制御ユ
ニット1Bにコネクタ接続可能に形成されてなる。
【0035】上記エンジン制御ユニット1Bは、上記第
1の実施の形態におけるエンジン制御ユニット1の一側
部に各インジェクタ20の接続用の入出力部1dに対応
するコネクタ2dが形成されてなる。
【0036】また、点火コイル装置集積体33Bは、平
面視長方形状で樹脂等により形成された点火コイル集積
本体部34Bに、上記第1の実施の形態において説明し
た形態と同様形態により、複数の点火コイル装置10が
保持されると共に、配線体11が一体的に組込まれた構
成とされ、上記第1の実施の形態において説明した形態
と同様形態によりエンジン制御ユニット1Bに一体化さ
れる。
【0037】ここで、点火コイル装置集積体33Bの配
線体11と点火コイル装置10との接続形態の一具体例
について説明する。
【0038】即ち、図6及び図7に示すように、点火コ
イル装置10は、点火コイル等を内蔵する短円柱状のコ
イル本体部10aより下方に向けて当該コイル本体部1
0aよりも小径でプラグホールPh内に挿入可能な筒状
接続部10bが垂設された構成とされる。コイル本体部
10aの下側周縁部には、その径方向外側に張出す鍔状
部10cが形成されると共に、コイル本体部10aの外
周面であって鍔状部10cの上方には、その周方向に沿
って所定間隔で複数(4つ)の係合凸部10dが形成さ
れる。
【0039】一方、点火コイル集積本体部34Bは、上
方が開口する筺状体34Bbとその筺状体34Bbの上
方開口を閉塞する蓋体34Baとにより構成される中空
筺状体に形成される。前記筺状体34Bbの底面部に
は、前記点火コイル装置10のコイル本体部10aを嵌
め込み可能な取付穴部34Bhが形成される。また、こ
の取付穴部34Bhには、その周方向に沿って所定間隔
で上記各係合凸部10dを挿通可能な複数(4つ)の切
欠部34Bhaが形成される。
【0040】そして、上記各係合凸部10dを上記各切
欠部34Bhaに挿通させるようにしながら、筺状体3
4Bbの下方よりコイル取付穴部34Bh内にコイル本
体部10aを上方へ押込んで、各係合凸部10dが各切
欠部34Bhaの内方に入り込むまでコイル本体部10
aを筺状体34Bb内に収容させる。この状態で、点火
コイル装置10をその軸回りに所定角度(例えば45
度)回転させると、各係合凸部10dがコイル取付穴部
34Bhの周縁部で筺状体34Bbの底面部の上面に係
合し、もって、当該点火コイル装置10が点火コイル集
積本体部34Bに抜止め保持されるようになる。
【0041】なお、上記鍔状部10c上には防水リング
10eが装着されており、上述のように点火コイル装置
10が保持された状態で、当該防水リング10eが筺状
体34Bbの底面部の下面と鍔状部10cの上面間に圧
縮状態で介在され、これにより、点火コイル装置10と
点火コイル集積本体部34Bとの間を通った水の浸入が
防止されるように構成される。
【0042】また、上記コイル本体部10aの上面に、
中心回りに所定間隔で複数(点火コイル装置10とエン
ジン制御ユニット1B間の配線数に合わせて本具体例で
は4つ)の接片10fが設けられる。各接片10fは、
金属等の導電性の細長板状弾性片により形成されるもの
で、その一端部がコイル本体部10aの上面の中心より
径方向外側へ若干離れた位置で当該コイル本体部10a
に埋設されてコイル本体部10a内の点火コイルやスイ
ッチング素子の各端子に電気的に接続されると共に、そ
の他端部がコイル本体部10aの上面の径方向外側に向
けて上向き傾斜状に延設される。
【0043】一方、上記蓋体34Baの下面にFPCに
より形成される配線体11が貼着けられる。その配線体
11の導電路13のうち点火コイル装置10への各接続
端部13aは、上記取付穴部34Bhの上方の領域であ
って上述のように点火コイル装置10を抜止め保持した
状態で各接片10fに対応する位置迄延設されてそこで
外部に露出されている。
【0044】そして、上述したように上記点火コイル装
置10を点火コイル集積本体部34Bに抜止め保持させ
ると、各接片10fの弾性力により当該各接片10fが
対応する各導電路13の端部13aに押付けられるよう
に接触して、各接片10fと各導電路13との間の電気
的な接触が得られ、もって、配線体11と各点火コイル
装置10との電気的接続がなされるように構成される。
【0045】また、インジェクタ集積体36Bは、平面
視略長方形状で樹脂等により形成されたインジェクタ集
積本体部37Bに、上記第1の実施の形態において説明
した形態と同様形態により、複数のインジェクタ20が
保持されてなる。
【0046】また、各インジェクタ20とエンジン制御
ユニット1B間の電気的配線を行う配線体21Bのうち
インジェクタ20に接続される側の一部が上記インジェ
クタ集積本体部37Bに一体的に組込まれると共に、配
線体21Bのうちエンジン制御ユニット1Bに接続され
る側の一部がインジェクタ集積本体部37Bの一端部よ
り外方へ延出されその延出端部に上記コネクタ2dに接
続可能なコネクタ25dが取付けられる。
【0047】具体的な一例として、配線体21Bは、一
対の絶縁フィルム22B間に銅箔等により所定の配線回
路に形成された導電路23Bを挟込んだFPCにより形
成することができる。そして、上面側の部材と下面側の
部材とに2分割する構成としたインジェクタ集積本体部
37Bにおいて、前記配線体21Bの一端側の部分を上
面側の部材と下面側の部材間に挟込み、両部材間で各導
電路23Bをインジェクタ20に接続すると共に、配線
体21Bの他端側の部分をインジェクタ集積本体部37
Bの他端部から外方へ延出し、その延出端部にコネクタ
25dを取付けた構成とすることができる。その他、配
線体21BをFFC等により形成してもよい。また、配
線体21Bのうちインジェクタ集積本体部37Bに組込
まれる部分を丸導体やバスバー等により構成してこれを
インジェクタ集積本体部37Bにインサート成形等する
一方、配線体21Bのうちインジェクタ集積本体部37
Bより外部に延出される部分を柔軟性に優れるFFCや
FPC等により構成してもよい。もっとも、配線体21
Bの全てをFFCやFPCにより構成した方が、本装置
の製造が容易である。
【0048】ここで、FFCにより構成される配線体2
1Bの端部にコネクタ25dを取付ける一具体例につい
て説明しておく。
【0049】このコネクタ25dは、図8に示すよう
に、配線体21Bの端部においてその各導電路23B
(図8の網掛け部分)の端部に取付けられた複数の端子
40を収容保持する端子保持部26と、その各端子40
の手前側で配線体21Bの端部を保持する配線体保持部
27とを備える。なお、図8においては、2極型のコネ
クタ25dを示しているが、配線体21Bとエンジン制
御ユニット1B間の配線接続に必要な極数に応じて所定
極数のコネクタ25dが用いられる。
【0050】前記端子保持部26は、各端子40を保持
した状態で相手側のコネクタ2dと嵌合接続可能な所定
の嵌合形状を有している。
【0051】本コネクタ25dで特徴的なことには、上
記配線体保持部27において、配線体21Bを伝った水
分の侵入を防止するため、次の防水構造を備えている。
即ち、配線体保持部27内には、上記配線体21Bを遊
挿可能な所定の遊挿空間27Eが形成されており、上記
配線体21Bの端部がこの遊挿空間27Eに収容された
状態で、その端部の各端子40が端子保持部26に保持
される。また、この遊挿空間27Eには、その中間部よ
り前後の空間を仕切るようにして板状の仕切部材28が
配設される。なお、配線体21Bは、仕切部材28に形
成された挿通孔を通ってその仕切部材28よりも前側に
案内される。そして、本コネクタ25dでは、上記遊挿
空間27Eのうち仕切部材28よりの後側の空間部分
に、シリコーン等の充填剤Dを充填配置している。この
コネクタ25dでは、充填剤Dが配線体21Bの表面に
密着するように充填配置されるため、配線体21Bの表
面を伝った水分の侵入が有効に防止される。
【0052】また、各導電路23Bと各端子40との接
続形態は、図9及び図10に示すようになっている。
【0053】即ち、端子40は、相手側のコネクタ2d
側のタブ状の雄端子部を挿入接続可能な筒状の雌接続部
41と、導電路23Bとの接続用の接続部42とが直線
状に連設されてなる。接続部42は、上記導電路23B
に対応する帯板形状の基板部43と、この基板部43の
上記雌接続部41側の端部より後ろ側に向けて上向き傾
斜状に延設された抑え片44とを備える。上記基板部4
3の両側部からそれぞれ一対のカシメ片43aが立設さ
れ、この各カシメ片43aは、基板部43上に折返すよ
うにして屈曲変形可能に形成される。また、上記抑え片
44は、上記基板部43の上面側に重ね合せるように弾
性変形可能に形成される。
【0054】一方、上記配線体21Bの端部を導電路2
3Bの端部形状に沿って切抜くと共にその切抜いた部分
の一方側又は双方の絶縁フィルム22Bを剥離して導電
路23Bを露出させておく。
【0055】そして、当該露出した導電路23Bを基板
部43上に重ね合せ配置した状態で、抑え片44を基板
部43上の導電路23B上に重ね合せるように弾性変形
させ、この状態で、さらに、上記カシメ片43aを抑え
片44上に折返すようにカシメる。これにより、上記導
電路23Bが基板部43と抑え片44間に挟持されると
共に、当該導電路23Bと基板部43間の電気的な接触
がなされる。
【0056】この接続形態では、抑え片44を基板部4
3上の導電路23B上に重ね合せるように弾性変形させ
た状態で、上記カシメ片43aを抑え片44上に折返す
ようにカシメるだけで、容易にかつ確実に端子40の取
付を行うことができる。
【0057】なお、このエンジン制御モジュールでは、
点火コイル集積本体部34B及びインジェクタ集積本体
部37Bのそれぞれの他側部に、ねじ挿通孔35Bh,
38Bhを有するネジ止め部35B,38Bが一対形成
されており、点火コイル装置集積体33B,インジェク
タ集積体36Bをそれぞれエンジン本体Eに配設した状
態で、ねじ挿通孔35Bh,38Bhに図示省略のねじ
を挿通させて当該ねじをエンジン本体E側に形成された
図示省略のねじ孔に螺合させることにより、点火コイル
装置集積体33B,インジェクタ集積体36Bがエンジ
ン本体E上に設置固定される。
【0058】以上のように構成されたエンジン制御モジ
ュールのエンジン本体Eへの組付けは、次のようにして
行われる。
【0059】まず、各点火コイル装置10の筒状接続部
10bをエンジン本体E側の各プラグホールPhを挿入
するようにして、点火コイル装置集積体33Bをエンジ
ン本体E上に設置した状態で、ねじをねじ挿通孔35B
hに挿通させてエンジン本体E側に形成されたねじ孔に
螺合させ、当該点火コイル装置集積体33Bをエンジン
本体Eに設置固定する。次に、各インジェクタ20の下
部を各インジェクタ設置孔Ihに挿入するようにして、
インジェクタ集積体36Bをエンジン本体E上に設置し
た状態で、ねじをねじ挿通孔38Bhに挿通させてエン
ジン本体E側に形成されたねじ孔に螺合させ、当該イン
ジェクタ集積体36Bをエンジン本体Eに設置固定す
る。そして、配線体21Bに取付けられたコネクタ25
dをエンジン制御ユニット1B側のコネクタ2dに接続
する。また、この後、上記バッテリ等の電源系や各種セ
ンサ類より引出されたハーネス端部の各コネクタがエン
ジン制御ユニット1の各コネクタ2a,2bに接続され
る。
【0060】以上のように構成されたエンジン制御モジ
ュールによると、点火コイル集積本体部34Bに各点火
コイル装置10を各プラグホールPhに設置可能な姿勢
で保持した点火コイル装置集積体33Bと、インジェク
タ集積本体部37Bに各インジェクタ20を各インジェ
クタ設置孔Ihに設置可能な姿勢で保持したインジェク
タ集積体36Bとを備え、点火コイル装置集積体33B
がエンジン制御ユニット1Bに一体化されると共に、そ
の点火コイル集積本体部34Bに配線体11が一体的に
組込まれる一方、インジェクタ集積体36Bがエンジン
制御ユニット1Bとは別体とされ、配線体21Bの一部
がインジェクタ集積本体部37Bに一体的に組込まれる
と共に当該配線体11Bの他の一部が外部に延出してエ
ンジン制御ユニット1Bにコネクタ接続可能に形成され
ているため、点火コイル装置集積体33Bをエンジン制
御ユニット1Bと共にエンジン本体Eに設置固定すると
共に、インジェクタ集積体36Bをエンジン本体Eに設
置固定してその配線体21Bのコネクタ25dをエンジ
ン制御ユニット1B側のコネクタ2dに接続するだけ
で、各点火コイル装置10やインジェクタ20、エンジ
ン制御ユニット1、さらに、それら間の配線体を、エン
ジン本体Eへ容易に組付けることができる。
【0061】{実施の形態3}次に、この発明の実施の
形態3に係るエンジン制御モジュールについて説明す
る。なお、以下の第3の実施の形態の説明において、上
記第1の実施の形態で説明したものと同様構成要素につ
いては同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中
心に説明する。
【0062】このエンジン制御モジュールは、上記第1
の実施の形態に係るエンジン制御モジュールにおいて、
集積体30のうち各点火コイル装置10を保持した部分
を、集積体30のうちインジェクタ20を保持した部分
及びエンジン制御ユニット1から分割し別体としたもの
である。
【0063】即ち、このエンジン制御モジュールは、図
11及び図12に示すように、点火コイル集積本体部3
4Cに各点火コイル装置10をプラグホールPh(図2
参照)に設置可能な姿勢で保持した点火コイル装置集積
体33Cと、インジェクタ集積本体部37Cに各インジ
ェクタ20を各インジェクタ設置孔Ih(図2参照)に
設置可能な姿勢で保持したインジェクタ集積体36Cと
を備え、前記点火コイル装置集積体33Cがエンジン制
御ユニット1Cとは別体とされ、各点火コイル装置10
とエンジン制御ユニット1C間の電気的配線を行う配線
体11Cの一部が点火コイル集積本体部34Cに一体的
に組込まれると共にその配線体11Cの他の一部が外部
に延出してエンジン制御ユニット1Cにコネクタ接続可
能に構成される一方、インジェクタ集積体36Cがエン
ジン制御ユニット1Cに一体化されると共に、そのイン
ジェクタ集積本体部37Cに各インジェクタ20とエン
ジン制御ユニット1C間の電気的配線を行う配線体21
が一体的に組込まれた構成とされる。
【0064】上記エンジン制御ユニット1Cは、上記第
1の実施の形態におけるエンジン制御ユニット1の一側
面側に各点火コイル装置10の接続用の入出力部1cに
対応するコネクタ2cが形成されてなる。
【0065】上記インジェクタ集積体36Cは、上記第
1の実施の形態において説明した形態と同様形態によ
り、平面視略長方形状で樹脂等により形成されたインジ
ェクタ集積本体部37Cに、複数のインジェクタ20が
保持されると共に、配線体21が一体的に組込まれた構
成とされ、上記第1の実施の形態において説明した形態
と同様形態によりエンジン制御ユニット1Cに一体化さ
れる。
【0066】また、点火コイル装置集積体33Cは、平
面視略長方形状で樹脂等により形成された点火コイル集
積本体部34Cに、上記第1及び第2の実施の形態にお
いて説明した形態と同様形態により、複数の点火コイル
装置10が保持されてなる。
【0067】また、各点火コイル装置10とエンジン制
御ユニット1C間の電気的配線を行う配線体11Cのう
ち各点火コイル装置10に接続される側の一部が上記点
火コイル集積本体部34Cに一体的に組込まれると共
に、配線体11Cのうちエンジン制御ユニット1Cに接
続される側の一部が前記点火コイル集積本体部34Cの
一端部より外方へ延出して上記コネクタ2cにコネクタ
接続可能に形成される。
【0068】本実施の形態では、配線体11Cのうち点
火コイル集積本体部34Cに一体的に組込む配線体部分
11Caと、エンジン制御ユニット1Cに接続される側
の配線体部分11Cbとを別体としている。
【0069】このうち、配線体部分11Caは、FPC
やFFC,丸導体、バスバ等により構成され、上記第1
の実施の形態において集積体30に配線体11を一体的
に組込む形態と同様形態により、点火コイル集積本体部
34Cに一体的に組込まれる構成とされる。そして、点
火コイル集積本体部34Cの一端部に、前記配線体部分
11Caに電気的に接続されたコネクタ39Cを形成し
ている。また、上記配線体部分11Cbは、両端部にコ
ネクタを取付けたFPCやFFC等により構成し、当該
配線体部分11Cbにより、上記コネクタ39Cとコネ
クタ2c間を接続するようにしている。
【0070】なお、上記第2の実施の形態におけるイン
ジェクタ集積体36Bと同様に、配線体11の全体を単
一のFFC又はFPCにより構成し、その一部を点火コ
イル集積本体部34Cに一体的に組込むと共にその他の
一部をインジェクタ集積体36Cより外部に延出して直
接上記コネクタ2cにコネクタ接続可能なように構成し
てもよい。
【0071】また、FFCやFPCの端部にコネクタを
取付けるに際して、図8に示す防水構造を適用するのが
好ましい。
【0072】なお、このエンジン制御モジュールでは、
点火コイル集積本体部34C及びインジェクタ集積本体
部37Cのそれぞれの他側部に、ねじ挿通孔35Ch,
38Chを有するネジ止め部35C,38Cが一対形成
されており、点火コイル装置集積体33C,インジェク
タ集積体36Cをそれぞれエンジン本体Eに配設した状
態で、ねじ挿通孔35Ch,38Chに図示省略のねじ
を挿通させて当該ねじをエンジン本体E側に形成された
図示省略のねじ孔に螺合させることにより、点火コイル
装置集積体33C,インジェクタ集積体36Cがエンジ
ン本体E上に設置固定される。
【0073】以上のように構成されたエンジン制御モジ
ュールのエンジン本体Eへの組付けは、次のようにして
行われる。
【0074】まず、各インジェクタ20の下端部をエン
ジン本体E側の各インジェクタ設置孔Ihに挿入するよ
うにして、インジェクタ集積体36Cをエンジン本体E
上に設置した状態で、ねじをねじ挿通孔38Chに挿通
させてエンジン本体E側に形成されたねじ孔に螺合さ
せ、当該インジェクタ集積体36Cをエンジン本体Eに
設置固定する。一方、各点火コイル装置10の筒状接続
部10bをプラグホールPhに挿入するようにして、点
火コイル装置集積体33Cをエンジン本体E上に設置し
た状態で、ねじをねじ挿通孔35Chに挿通させてエン
ジン本体E側に形成されたねじ孔に螺合させ、当該点火
コイル装置集積体33Cをエンジン本体Eに設置固定す
る。こうしてから、点火コイル装置集積体33C側のコ
ネクタ39Cとエンジン制御ユニット1C側のコネクタ
2cとを所定の配線体部分11Cbにより接続する。ま
た、この後、上記バッテリ等の電源系や各種センサ類よ
り引出されたハーネス端部の各コネクタがエンジン制御
ユニット1の各コネクタ2a,2bに接続される。
【0075】以上のように構成されたエンジン制御モジ
ュールによると、点火コイル集積本体部34Cに各点火
コイル装置10を各プラグホールPhに設置可能な姿勢
で保持した点火コイル装置集積体33Cと、インジェク
タ集積本体部37Cに各インジェクタ20を各インジェ
クタ設置孔Ihに設置可能な姿勢で保持したインジェク
タ集積体36Cとを備え、点火コイル装置集積体33C
がエンジン制御ユニット1Cとは別体とされ、各点火コ
イル装置10とエンジン制御ユニット1C間の電気的配
線を行う配線体11Cの一部が点火コイル集積本体部3
4Cに一体的に組込まれると共に配線体11Cの他の一
部が外部に延出してエンジン制御ユニット1Cにコネク
タ接続可能に構成される一方、インジェクタ集積体36
Cがエンジン制御ユニット1Cに一体化されると共に、
そのインジェクタ集積本体部37Cに各インジェクタ2
0とエンジン制御ユニット1C間の電気的配線を行う配
線体21が一体的に組込まれた構成とされているため、
インジェクタ集積体36Cをエンジン制御ユニット1C
と共にエンジン本体Eに設置固定すると共に、点火コイ
ル装置集積体33Cをエンジン本体Eに設置固定して、
その配線体11Cをエンジン制御ユニット1C側のコネ
クタ2cに接続するだけで、各点火コイル装置10やイ
ンジェクタ20、エンジン制御ユニット1C、さらに、
それら間の配線体を、エンジン本体Eへ容易に組付ける
ことができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
のエンジン制御モジュールによると、点火コイル集積本
体部に前記各点火コイル装置を前記エンジン本体側に形
成された各プラグホールに設置可能な姿勢で保持した点
火コイル装置集積体と、インジェクタ集積本体部に前記
各インジェクタを前記エンジン本体側に形成された各イ
ンジェクタ設置孔に設置可能な姿勢で保持したインジェ
クタ集積体とを備え、前記点火コイル装置集積体が前記
エンジン制御ユニットに一体化されると共に、その点火
コイル集積本体部に前記各点火コイル装置と前記エンジ
ン制御ユニット間の電気的配線を行う配線体が一体的に
組込まれ、さらに、前記インジェクタ集積体が前記エン
ジン制御ユニットに一体化されると共に、そのインジェ
クタ集積体に前記各インジェクタと前記エンジン制御ユ
ニット間の電気的配線を行う配線体が一体的に組込まれ
ているため、点火コイル装置集積体及びインジェクタ集
積体をそれらと一体化されたエンジン制御ユニットと共
にエンジン本体に設置するだけで、点火コイル装置やイ
ンジェクタ、エンジン制御ユニット、さらに、それら間
の配線体を、エンジン本体へ容易に組付けることができ
る。
【0077】また、請求項2記載のエンジン制御モジュ
ールによれば、点火コイル集積本体部に前記各点火コイ
ル装置を前記エンジン本体側に形成された各プラグホー
ルに設置可能な姿勢で保持した点火コイル装置集積体
と、インジェクタ集積本体部に前記各インジェクタを前
記エンジン本体側に形成された各インジェクタ設置孔に
設置可能な姿勢で保持したインジェクタ集積体とを備
え、前記点火コイル装置集積体が前記エンジン制御ユニ
ットに一体化されると共に、その点火コイル集積本体部
に前記各点火コイル装置と前記エンジン制御ユニット間
の電気的配線を行う配線体が一体的に組込まれる一方、
前記インジェクタ集積体が前記エンジン制御ユニットと
は別体とされ、前記各インジェクタと前記エンジン制御
ユニット間の電気的配線を行う配線体の一部が前記イン
ジェクタ集積本体部に一体的に組込まれると共に当該配
線体の他の一部が外部に延出して前記エンジン制御ユニ
ットにコネクタ接続可能に構成されたものであるため、
点火コイル装置集積体をエンジン制御ユニットと共にエ
ンジン本体に設置固定すると共に、インジェクタ集積体
をエンジン本体に設置固定してその配線体の延出端部を
エンジン制御ユニット側にコネクタ接続するだけで、各
点火コイル装置,各インジェクタ及びエンジン制御ユニ
ット、さらに、それら間の配線体を、エンジン本体へ容
易に組付けることができる。
【0078】さらに、請求項3記載のエンジン制御モジ
ュールによれば、点火コイル集積本体部に前記各点火コ
イル装置を前記エンジン本体側に形成された各プラグホ
ールに設置可能な姿勢で保持した点火コイル装置集積体
と、インジェクタ集積本体部に前記各インジェクタを前
記エンジン本体側に形成された各インジェクタ設置孔に
設置可能な姿勢で保持したインジェクタ集積体とを備
え、前記点火コイル装置集積体が前記エンジン制御ユニ
ットとは別体とされ、前記各点火コイル装置と前記エン
ジン制御ユニット間の電気的配線を行う配線体の一部が
前記点火コイル集積本体部に一体的に組込まれると共に
当該配線体の他の一部が外部に延出して前記エンジン制
御ユニットにコネクタ接続可能に構成される一方、前記
インジェクタ集積体が前記エンジン制御ユニットに一体
化されると共に、そのインジェクタ集積本体部に前記各
インジェクタと前記エンジン制御ユニット間の電気的配
線を行う配線体が一体的に組込まれたものであるため、
インジェクタ集積体をエンジン制御ユニットと共にエン
ジン本体に設置固定すると共に、点火コイル装置集積体
をエンジン本体に設置固定して、その配線体の延出端部
をエンジン制御ユニット側のコネクタに接続するだけ
で、各点火コイル装置やインジェクタ、エンジン制御ユ
ニット、さらに、それら間の配線体を、エンジン本体へ
容易に組付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン制御システムの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るエンジン制御モ
ジュールを示す斜視図である。
【図3】同上のエンジン制御モジュールにおける配線体
の一例を示す図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係るエンジン制
御モジュールを示す斜視図である。
【図5】同上のエンジン制御モジュールにおける配線体
の一例を示す図である。
【図6】点火コイル集積本体部と点火コイル装置とを示
す一部破断分解斜視図である。
【図7】点火コイル装置を点火コイル集積本体部に保持
させた状態を示す断面図である。
【図8】コネクタの一例を示す断面図である。
【図9】FPC端部に端子を取付ける途中の一工程を示
す斜視図である。
【図10】FPC端部に端子が取付けられた状態を示す
斜視図である。
【図11】この発明の第3の実施の形態に係るエンジン
制御モジュールを示す斜視図である。
【図12】同上のエンジン制御モジュールにおける配線
体の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,1B,1C エンジン制御ユニット 10 点火コイル装置 11,11C 配線体 20 インジェクタ 21,21B 配線体 30 集積体 31 集積本体部 33B,33C 点火コイル装置集積体 34B,34C 点火コイル集積本体部 36B,36C インジェクタ集積体 37B,37C インジェクタ集積本体部 E エンジン本体 Ih インジェクタ設置孔 Ph プラグホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 隆男 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 谷川 文祥 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 3G019 AB03 KC08 KC10 KD06 KD07 3G066 AA01 AB02 BA66 BA67 CD04 CD26 CE30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体の各気筒に対応してそれぞ
    れインジェクタ及び点火コイル装置が設けられ、エンジ
    ン制御ユニットにより前記各インジェクタ及び前記各点
    火コイル装置の制御を行うエンジン制御モジュールであ
    って、 点火コイル集積本体部に前記各点火コイル装置を前記エ
    ンジン本体側に形成された各プラグホールに設置可能な
    姿勢で保持した点火コイル装置集積体と、 インジェクタ集積本体部に前記各インジェクタを前記エ
    ンジン本体側に形成された各インジェクタ設置孔に設置
    可能な姿勢で保持したインジェクタ集積体とを備え、 前記点火コイル装置集積体が前記エンジン制御ユニット
    に一体化されると共に、その点火コイル集積本体部に前
    記各点火コイル装置と前記エンジン制御ユニット間の電
    気的配線を行う配線体が一体的に組込まれ、 さらに、前記インジェクタ集積体が前記エンジン制御ユ
    ニットに一体化されると共に、そのインジェクタ集積体
    に前記各インジェクタと前記エンジン制御ユニット間の
    電気的配線を行う配線体が一体的に組込まれたエンジン
    制御モジュール。
  2. 【請求項2】 エンジン本体の各気筒に対応してそれぞ
    れインジェクタ及び点火コイル装置が設けられ、エンジ
    ン制御ユニットにより前記各インジェクタ及び前記各点
    火コイル装置の制御を行うエンジン制御モジュールであ
    って、 点火コイル集積本体部に前記各点火コイル装置を前記エ
    ンジン本体側に形成された各プラグホールに設置可能な
    姿勢で保持した点火コイル装置集積体と、 インジェクタ集積本体部に前記各インジェクタを前記エ
    ンジン本体側に形成された各インジェクタ設置孔に設置
    可能な姿勢で保持したインジェクタ集積体とを備え、 前記点火コイル装置集積体が前記エンジン制御ユニット
    に一体化されると共に、その点火コイル集積本体部に前
    記各点火コイル装置と前記エンジン制御ユニット間の電
    気的配線を行う配線体が一体的に組込まれる一方、 前記インジェクタ集積体が前記エンジン制御ユニットと
    は別体とされ、前記各インジェクタと前記エンジン制御
    ユニット間の電気的配線を行う配線体の一部が前記イン
    ジェクタ集積本体部に一体的に組込まれると共に当該配
    線体の他の一部が外部に延出して前記エンジン制御ユニ
    ットにコネクタ接続可能に構成されたエンジン制御モジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 エンジン本体の各気筒に対応してそれぞ
    れインジェクタ及び点火コイル装置が設けられ、エンジ
    ン制御ユニットにより前記各インジェクタ及び前記各点
    火コイル装置の制御を行うエンジン制御モジュールであ
    って、 点火コイル集積本体部に前記各点火コイル装置を前記エ
    ンジン本体側に形成された各プラグホールに設置可能な
    姿勢で保持した点火コイル装置集積体と、 インジェクタ集積本体部に前記各インジェクタを前記エ
    ンジン本体側に形成された各インジェクタ設置孔に設置
    可能な姿勢で保持したインジェクタ集積体とを備え、 前記点火コイル装置集積体が前記エンジン制御ユニット
    とは別体とされ、前記各点火コイル装置と前記エンジン
    制御ユニット間の電気的配線を行う配線体の一部が前記
    点火コイル集積本体部に一体的に組込まれると共に当該
    配線体の他の一部が外部に延出して前記エンジン制御ユ
    ニットにコネクタ接続可能に構成される一方、 前記インジェクタ集積体が前記エンジン制御ユニットに
    一体化されると共に、そのインジェクタ集積本体部に前
    記各インジェクタと前記エンジン制御ユニット間の電気
    的配線を行う配線体が一体的に組込まれたエンジン制御
    モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006200534A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Andreas Stihl Ag & Co Kg 2ストロークエンジン
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