JP2002252128A - 点火コイル装置モジュール - Google Patents

点火コイル装置モジュール

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JP2002252128A
JP2002252128A JP2001046325A JP2001046325A JP2002252128A JP 2002252128 A JP2002252128 A JP 2002252128A JP 2001046325 A JP2001046325 A JP 2001046325A JP 2001046325 A JP2001046325 A JP 2001046325A JP 2002252128 A JP2002252128 A JP 2002252128A
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fixed
device module
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Kazue Nakamura
和重 中村
Takao Nozaki
隆男 野崎
Fumiyoshi Tanigawa
文祥 谷川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン側への組付作業性の向上を図った点
火コイル装置モジュールを提供する。 【解決手段】 点火コイル装置モジュールはエンジンの
複数の燃焼室に対応してそれぞれ配設される点火コイル
装置2を備え、各点火コイル装置2の一側面に接続用端
子部がそれぞれ露出された接続面基部が備えられる。各
接続用端子部の外方を囲繞して各接続面基部に着脱可能
に固定される固定蓋部材4がそれぞれ備えられる。各固
定蓋部材4が各接続面基部に固定されることにより、各
固定蓋部材と各接続面基部との間にフレキシブルプリン
ト基板3が挟持固定され、この挟持固定されたフレキシ
ブルプリント基板3の露出形成された各配線導体と各接
続用端子部とが電気的に接続される。フレキシブルプリ
ント基板3を通じてエンジン制御ユニットにより各点火
コイル装置2の点火制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の内燃機
関に用いられる点火コイル装置モジュールに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等のエンジンシステムの電
子制御化が進み、エンジンの点火系統や燃料系統におい
ても、各燃焼室に対応して点火コイル装置(イグナイタ
一体型の点火コイル)やインジェクタがそれぞれ配設さ
れ、各点火コイル装置や各インジェクタをエンジン制御
ユニットにより制御して、各燃焼室における燃料噴射量
や点火タイミング等を制御する技術が種々、採用されて
いる。
【0003】そして、この種従来のエンジンルーム内に
おける点火コイル装置に対する配線形態としては、エン
ジンのシリンダヘッドカバーの対応位置に各点火コイル
装置をそれぞれボルト締結等により取り付け、エンジン
制御ユニットより引き出された各ハーネス端部を、各点
火コイル装置に一つ一つコネクタ接続する構造が採用さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造によれば、エンジンルーム内でエンジン制御ユニ
ットより引き出された各ハーネス端部を、エンジン側に
装着された各点火コイル装置に一つ一つコネクタ接続す
る方式であり、面倒であり、非常に組付作業性が悪いと
いう問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、エン
ジン側への組付作業性の向上を図った点火コイル装置モ
ジュールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、エンジンの複数の燃焼室に対応してそ
れぞれ点火コイル装置が配設されると共に、エンジン制
御ユニットにより各点火コイル装置の点火制御が行われ
る点火コイル装置モジュールであって、前記各点火コイ
ル装置が、可撓製を有するフレキシブル配線体によって
所定間隔を有して電気的に接続されると共に互いに連結
されて一体化され、前記フレキシブル配線体を通じて前
記点火制御が行われる点にある。
【0007】また、前記フレキシブル配線体が、フレキ
シブルプリント基板である構造としてもよい。
【0008】さらに、前記各点火コイル装置が前記フレ
キシブル配線体に電気的に接続される接続ピッチを、前
記エンジンに対する前記各点火コイル装置の配設ピッチ
よりも長くした構造としてもよい。
【0009】また、前記各点火コイル装置の一面に、前
記電気的な接続用端子部がそれぞれ露出された接続面基
部がそれぞれ備えられると共に、接続面基部における各
接続用端子部の外方を囲繞して各接続面基部に着脱可能
に固定される固定蓋部材がそれぞれ備えられ、前記各固
定蓋部材が前記各接続面基部に固定されることにより、
各固定蓋部材と各接続面基部との間に前記フレキシブル
配線体が挟持固定され、この挟持固定されたフレキシブ
ル配線体における前記各接続面基部の各接続用端子部に
対応する部分の各配線導体が露出形成され、前記挟持固
定により各接続用端子部と各配線導体とが電気的に接続
されている構造としてもよい。
【0010】さらに、前記各接続面基部と前記各固定蓋
部材との相互間に、前記各接続用端子部と前記各配線導
体の接続部分の外方を囲繞して環状シール部材が配設さ
れた構造としてもよい。
【0011】また、前記各固定蓋部材を前記各接続用端
子部に固定して前記フレキシブル配線体を挟持固定した
際、前記各配線導体の前記露出形成された部分を前記各
接続用端子部に押圧付勢する押圧弾性体が各固定蓋部材
に備えられた構造としてもよい。
【0012】さらに、前記フレキシブル配線体および前
記各固定蓋部材が内蔵されたシリンダヘッドカバーを備
えてなる構造としてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1は本点火コイル装置モジュー
ルが適用されるエンジン制御システムの一例を示す概略
図で、エンジン制御ユニット1(いわゆるEFI−EC
U等)が、入出力部1aを介して各点火コイル装置2
(イグナイタ一体型の点火コイル)に接続されると共
に、入出力部1b〜1dを介してエンジン本体側に設け
られる各種センサ類、バッテリ等の電源系や車室内のジ
ャンクションブロック等の諸部品、さらには、各インジ
ェクタに接続されている。そして、エンジン制御ユニッ
ト1では、上記各種センサ類等からの各種検出信号に基
づいて、各点火コイル装置2による点火タイミングやイ
ンジェクタによる燃料噴射量等を制御する構成とされて
いる。
【0014】なお、本エンジン制御システムでは、4気
筒タイプのエンジンを想定しているため、4つの点火コ
イル装置2を備えた構成となっているが、この数はエン
ジンの気筒数に応じて適宜変更すればよい。また、各点
火コイル装置2に接続される4本の配線は、それぞれ一
次電圧印加用の配線、スイッチング素子への点火タイミ
ング信号入力用の配線、アース配線、点火コイル装置2
の動作状態検出信号出力用の配線である。そして、これ
らの配線に対しては、エンジン制御システムの制御態様
により適宜削除等の変更(例えば、点火コイル装置2の
動作状態検出信号出力用の配線を削除する等)がなされ
る。
【0015】本点火コイル装置モジュールは、この各点
火コイル装置2とエンジン制御ユニット1との間の電気
的接続部分と、各点火コイル装置2とを一体化したもの
であり、図2ないし図5に示される如く、複数の点火コ
イル装置2と、各点火コイル装置2および前記エンジン
制御ユニット1の入出力部1aとを互いに電気的に接続
するための可撓製を有するフレキシブル配線体の一例と
してのフレキシブルプリント基板3と、フレキシブルプ
リント基板3側の配線回路と各点火コイル装置2側の配
線回路とを互いに接続した状態で、フレキシブルプリン
ト基板3の所定位置に各点火コイル装置2を取付け固定
する複数の固定蓋部材4とから主構成されている。
【0016】前記各点火コイル装置2は、図6ないし図
8にも示される如く、それぞれ二次高電圧発生用の点火
コイルやスイッチング素子等を内蔵するコイル本体部2
aより下方に向けて当該コイル本体部2aよりも小径で
前記エンジン側の各プラグホール内に挿入可能な筒状の
接続部2bが垂設された構成とされている。
【0017】そして、コイル本体部2aの一側面には、
内部配線回路に対する入出力用の接続用端子部6が所定
間隔を有して並列状に露出して配置された接続面基部2
cが張り出し形成されている。
【0018】また、接続面基部2cの張り出し端面に
は、各接続用端子部6の外方を囲繞して周方向環状の凹
溝2dが形成されると共に、接続面基部2cの外周面四
方には、それぞれ係止突部2eが突設されている。
【0019】前記固定蓋部材4は、図9および図10に
も示される如く、可撓製を有する硬質樹脂等により成形
されてなり、前記接続面基部2cの張り出し端面に対応
する矩形の本体部4aを備え、本体部4aの外周面四方
には、接続面基部2cの各係止突部2eと対応して、U
字状の係止部4bがそれぞれ接続面基部2c方向に張り
出し形成されている。
【0020】そして、図3ないし図5に示される如く、
接続面基部2cの張り出し端面と固定蓋部材4の本体部
4aとの相互間に、フレキシブルプリント基板3を介在
した状態で、本体部4aを前記張り出し端面側に圧接す
れば、各係止部4bの弾性変形により、各係止部4bと
各係止突部2eとが互いに係脱自在に係止するように構
成されている。
【0021】なお、この係止に際して円滑に係止がなさ
れるように、各係止突部2eおよび各係止部4bには、
適宜傾斜状の係止案内面が形成されている。
【0022】また、前記接続面基部2cの各接続用端子
部6に対応する固定蓋部材4の本体部4aの対向面に
は、その並列方向に長いバネ収容溝部4cが形成されて
おり、このバネ収容溝部4c内に位置して略U字状に屈
曲されたバネ材よりなる押圧弾性体8が保持されてい
る。本実施形態にあっては押圧弾性体8の基部8aが固
定蓋部材4に埋設状として保持されている。
【0023】そして、押圧弾性体8は、図10に示され
る如く、自然状態でバネ収容溝部4cより突出状とさ
れ、固定蓋部材4が接続面基部2cに取付け固定された
状態において、図3および図4に示される如く、バネ収
容溝部4c内に圧縮状態に弾性変形されてその弾発力に
より、挟持状とされたフレキシブルプリント基板3を各
接続用端子部6に押圧付勢するように構成されている。
【0024】前記フレキシブルプリント基板3には所定
の配線導体がそれぞれ配線されており、各点火コイル装
置2の取付け固定位置における接続面基部2cの各接続
用端子部6に対向する部分の絶縁フィルムがそれぞれ剥
離状態とされて、各接続用端子部6に対応する部分の各
配線導体が露出形成され、また、フレキシブルプリント
基板3を挟んで接続面基部2cに取付け固定される固定
蓋部材4の各係止部4b位置に対応して、係止部挿通孔
3aがそれぞれフレキシブルプリント基板3に形成され
ている。
【0025】この際、フレキシブルプリント基板3にお
ける各点火コイル装置2が取り付けられて互いに電気的
に接続される接続ピッチは、エンジン側に対する各点火
コイル装置2の配設ピッチよりも幾分長く設定されてい
る。
【0026】また、フレキシブルプリント基板3の一端
部には、エンジン制御ユニット1の入出力部1aに対す
る接続用の接続コネクタ10が装着されている。
【0027】そして、接続面基部2cの凹溝2dに環状
シール部材の一例としてのOリング12を装着した状態
で、フレキシブルプリント基板3の取付け位置一側面に
点火コイル装置2を配置し、他側面より固定蓋部材4を
接続面基部2cに押し付けていけば、押圧弾性体8が弾
性変形されていき、各係止部4bと各係止突部2eとが
係止した取付け固定状態が得られる。
【0028】この固定状態によって、点火コイル装置2
側の各接続用端子部6とフレキシブルプリント基板3側
の各配線導体とが互いに圧接状態で接続されると共に、
Oリング12によって電気的な各接続部分外方が囲繞し
てシールされる。
【0029】本実施形態は以上のように構成されてお
り、各点火コイル装置2がフレキシブルプリント基板3
で互いに電気的に接続されると共に連結一体化されてい
るため、エンジン側への組み付けに際しては、各点火コ
イル装置2をエンジン側に装着して接続コネクタ10を
エンジン制御ユニット1側に接続するだけでよく、従来
のように、エンジン側に装着された各点火コイル装置に
一つ一つコネクタ接続する必要がないため、容易に組み
付けることができ、組付作業性の向上が図れる。
【0030】しかも、各点火コイル装置2に対する配線
体としてフレキシブルプリント基板3を用いているた
め、電線束からなるワイヤーハーネスを用いた構造と比
較して、軽量化が図れる利点もある。
【0031】また、各点火コイル装置2側の接続用端子
部6とフレキシブルプリント基板3側の各配線導体との
接続部分の外方を囲繞したOリング12によってシール
されているため、電気的接続部分に対する水の浸入も有
効に防止できる。
【0032】さらに、押圧弾性体8の弾発力により、フ
レキシブルプリント基板3側の各配線導体の露出部分が
各接続用端子部6に押圧付勢されているため、電気的な
接続状態がより安定して確保できる。
【0033】また、点火コイル装置2の接続面基部2c
に固定蓋部材4を固定することによってフレキシブルプ
リント基板3を挟持固定すると共に、この挟持固定によ
り各接続用端子部6とフレキシブルプリント基板3の各
配線導体とが互いに電気的に接続される方式であり、点
火コイル装置モジュールの組付自体も容易に行える利点
がある。
【0034】さらにまた、各接続用端子部6が電気的に
接続されるフレキシブルプリント基板3における接続ピ
ッチを、各点火コイル装置2の配設ピッチよりも幾分長
く形成しているため、エンジン等の製造公差や熱膨張も
によるズレ等もフレキシブルプリント基板3のたるみに
よって有効に吸収できる利点もある。
【0035】そして、各接続用端子部6が可撓製を有す
るフレキシブルプリント基板3で接続され、しかも前記
接続ピッチが各点火コイル装置2の前記配設ピッチより
も長く形成されているため、接続ピッチよりも配設ピッ
チが短いエンジン型式で、かつ同気筒数であれば、点火
コイル装置モジュールを共用でき、汎用性の向上も図れ
る利点もある。
【0036】また、樹脂製等からなるシリンダヘッドカ
バーに前記フレキシブルプリント基板3や各固定蓋部材
4を内蔵する構造としてもよく、フレキシブルプリント
基板3や各固定蓋部材4を予め内蔵しておけば、各点火
コイル装置2のコイル本体部2aを各固定蓋部材4にそ
れぞれ固定することにより、シリンダヘッドに対する各
点火コイル装置2の組み付けも完了し、組付作業性がよ
り向上する。
【0037】なお、上記実施形態において、フレキシブ
ル配線体としてフレキシブルプリント基板3を用いた構
造を示しているが、その他のフラットケーブルや複数の
電線を使用した構造であってもよい。
【0038】また、環状シール部材としてOリング12
を用いた構造を示しているが、環状のパッキン材等であ
ってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の点火コイル装置
モジュールによれば、各点火コイル装置が、可撓製を有
するフレキシブル配線体によって所定間隔を有して電気
的に接続されると共に互いに連結されて一体化され、フ
レキシブル配線体を通じて点火制御が行われるものであ
り、エンジン側への組み付けに際しては、各点火コイル
装置をエンジン側に装着してフレキシブル配線体の端部
をエンジン制御ユニット側に接続するだけでよく、従来
のように、エンジン側に装着された各点火コイル装置に
一つ一つコネクタ接続する必要がないため、容易に組み
付けることができ、組付作業性の向上が図れるという利
点がある。
【0040】また、フレキシブル配線体が、フレキシブ
ルプリント基板である構造とすれば、電線束からなるワ
イヤーハーネスを用いた構造と比較して、軽量化が図れ
るという利点がある。
【0041】さらに、各点火コイル装置がフレキシブル
配線体に電気的に接続される接続ピッチを、エンジンに
対する各点火コイル装置の配設ピッチよりも長くした構
造とすれば、エンジン等の製造公差や熱膨張もによるズ
レ等もフレキシブル配線体のたるみによって有効に吸収
できると共に、前記接続ピッチよりも前記配設ピッチが
短いエンジン型式で、かつ同気筒数であれば、点火コイ
ル装置モジュールを共用できる利点もある。
【0042】また、各点火コイル装置の一面に、電気的
な接続用端子部がそれぞれ露出された接続面基部がそれ
ぞれ備えられると共に、接続面基部における各接続用端
子部の外方を囲繞して各接続面基部に着脱可能に固定さ
れる固定蓋部材がそれぞれ備えられ、各固定蓋部材が各
接続面基部に固定されることにより、各固定蓋部材と各
接続面基部との間にフレキシブル配線体が挟持固定さ
れ、この挟持固定されたフレキシブル配線体における各
接続面基部の各接続用端子部に対応する部分の各配線導
体が露出形成され、挟持固定により各接続用端子部と各
配線導体とが電気的に接続されている構造とすれば、点
火コイル装置モジュールの組付自体も容易に行えるとい
う利点がある。
【0043】さらに、各接続面基部と各固定蓋部材との
相互間に、各接続用端子部と各配線導体の接続部分の外
方を囲繞して環状シール部材が配設された構造とすれ
ば、各接続用端子部と各配線導体との電気的接続部分に
対する水の浸入も有効に防止できるという利点がある。
【0044】また、各固定蓋部材を各接続用端子部に固
定してフレキシブル配線体を挟持固定した際、各配線導
体の露出形成された部分を各接続用端子部に押圧付勢す
る押圧弾性体が各固定蓋部材に備えられた構造とすれ
ば、各接続用端子部と各配線導体との電気的な接続状態
がより安定して得られるという利点がある。
【0045】さらに、フレキシブル配線体および各固定
蓋部材が内蔵されたシリンダヘッドカバーを備えてなる
構造とすれば、組付作業性がより向上するという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のエンジン制御システムの電気的構
成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態にかかる点火コイル装置モジュール
を示す斜視図である。
【図3】同一部断面側面図である。
【図4】図3の一部断面平面図である。
【図5】図3の一部省略正面図である。
【図6】点火コイル装置の要部正面図である。
【図7】同平面図である。
【図8】図6の右側面図である。
【図9】固定蓋部材の正面図である。
【図10】同右側面図である。
【符号の説明】
2 点火コイル装置 2a コイル本体部 2b 接続部 2c 接続面基部 2d 凹溝 2e 係止突部 3 フレキシブルプリント基板 4 固定蓋部材 4a 本体部 4b 係止部 6 接続用端子部 8 押圧弾性体 10 接続コネクタ 12 Oリング
フロントページの続き (72)発明者 中村 和重 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 野崎 隆男 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 谷川 文祥 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの複数の燃焼室に対応してそれ
    ぞれ点火コイル装置が配設されると共に、エンジン制御
    ユニットにより各点火コイル装置の点火制御が行われる
    点火コイル装置モジュールであって、 前記各点火コイル装置が、可撓製を有するフレキシブル
    配線体によって所定間隔を有して電気的に接続されると
    共に互いに連結されて一体化され、前記フレキシブル配
    線体を通じて前記点火制御が行われることを特徴とする
    点火コイル装置モジュール。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブル配線体が、フレキシブ
    ルプリント基板であることを特徴とする請求項1記載の
    点火コイル装置モジュール。
  3. 【請求項3】 前記各点火コイル装置が前記フレキシブ
    ル配線体に電気的に接続される接続ピッチを、前記エン
    ジンに対する前記各点火コイル装置の配設ピッチよりも
    長くしたことを特徴とする請求項1または2記載の点火
    コイル装置モジュール。
  4. 【請求項4】 前記各点火コイル装置の一面に、前記電
    気的な接続用端子部がそれぞれ露出された接続面基部が
    それぞれ備えられると共に、接続面基部における各接続
    用端子部の外方を囲繞して各接続面基部に着脱可能に固
    定される固定蓋部材がそれぞれ備えられ、 前記各固定蓋部材が前記各接続面基部に固定されること
    により、各固定蓋部材と各接続面基部との間に前記フレ
    キシブル配線体が挟持固定され、この挟持固定されたフ
    レキシブル配線体における前記各接続面基部の各接続用
    端子部に対応する部分の各配線導体が露出形成され、前
    記挟持固定により各接続用端子部と各配線導体とが電気
    的に接続されていることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の点火コイル装置モジュール。
  5. 【請求項5】 前記各接続面基部と前記各固定蓋部材と
    の相互間に、前記各接続用端子部と前記各配線導体の接
    続部分の外方を囲繞して環状シール部材が配設されたこ
    とを特徴とする請求項4記載の点火コイル装置モジュー
    ル。
  6. 【請求項6】 前記各固定蓋部材を前記各接続用端子部
    に固定して前記フレキシブル配線体を挟持固定した際、
    前記各配線導体の前記露出形成された部分を前記各接続
    用端子部に押圧付勢する押圧弾性体が各固定蓋部材に備
    えられたことを特徴とする請求項4または5記載の点火
    コイル装置モジュール。
  7. 【請求項7】 前記フレキシブル配線体および前記各固
    定蓋部材が内蔵されたシリンダヘッドカバーを備えてな
    ることを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載
    の点火コイル装置モジュール。
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