JP2002129611A - 水回り器具の取付部構造 - Google Patents
水回り器具の取付部構造Info
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Abstract
栓器具の取付部に、水垢が付着し易くまた清掃のしにく
い隅部が形成されるのを防止する。 【解決手段】カウンター部分10の設置面11に、側周
面21が下方に向かって拡開する凹曲面に形成した台座
部20を一体形成する。側周面21の断面形状を中心角
が90°の扇形となるように設定したので、水栓金具1
を台座部20に着座させたとき、台座部側周面21は、
胴体基部3の側周面3bともカウンター部分10の設置
面11とも滑らかに連続する。これにより水栓金具1の
取付部に段差や隅部等が形成されることがなくなるの
で、水垢等の汚れが付着しにくくなり清掃もきわめて容
易になる。台座部20の上端に、水栓金具1の胴体基部
3を載置させる平坦部22を形成し、その裏面側に補強
用の裏打ち材23を配して、締付力を分散させ、取付状
態を安定に且つ堅固にする。
Description
ーフック,浴室用手摺等の水回り器具が取り付けられる
部位の構造に改良を加えたものである。
ー部分10に水栓金具1を設置した状況を示すものであ
る。この例の水栓金具1は、ほぼ円筒形の胴体2に長く
延びる吐水管4が設けられ、頭部にハンドル5が取り付
けられたシングルレバー式の湯水混合水栓であって、胴
体2の基部3が、カウンター部分10におけるほぼ水平
な設置面11上に固定されて設置されている。
1の取付状況を、側面方向から断面視して示すものであ
る。図示の如く、水栓金具1は、その胴体2が、カウン
ター部分10における設置面11からほぼ垂直に起立す
るように設置されている。このため、設置面11と、胴
体基部3とによって、ほぼ垂直な隅部Cが形成されるこ
とになる。この隅部Cは水垢などの汚れが溜まりやす
く、しかも清掃のしにくいものであった。
胴体2における基部6を円錐台状に形成して、設置面1
1と胴体基部6とで形成される隅部Dの角度を、90°
以上にしたものが提案されている。しかし、この例で
も、設置面11と胴体基部6とで形成される隅部Dに、
水垢等の汚れが付着するのを、十分に防止できるもので
はなかった。
を解決するために採用した水回り器具の取付部構造の特
徴とするところは、水回り器具が取り付けられる設置面
に、水回り器具の基部を着座させる台座部を突設し、該
台座部の側周面を、上記設置面と水回り器具の基部の側
周面とを連接する凹曲面に形成したことにある。かかる
構造に基づき、水回り器具を設置する際、その基部を、
設置面の台座部に着座させることによって、水回り器具
の基部と設置面とは凹曲面で連接され、両者の間に内隅
が形成されることがなくなる。それ故、水垢等の汚れの
付着が防止され、取付部の清掃も容易にすることができ
る。
台座部は、前記設置面と一体に成形してもよく、あるい
は前記設置面と別体に製作し、これを前記設置面におけ
る水回り器具の取付領域に隙間なく取着する構成として
もよい。
たり、水回り器具の設置面に突設した台座部の裏面側
に、水回り器具の基部との間で上記台座部の上端面部分
を挟持する裏打ち部材を配設することも可能である。
は、水栓金具のほか、シャワーフック、浴室に設置され
る手摺、各種把手など、平坦な設置面上に、突出するよ
うに取り付けられるものである。また、これら水回り器
具の取付部構造を設ける対象は、キッチンシンク周囲の
カウンター部分又はキッチンカウンター、洗面器におけ
る鉢部周縁又は洗面カウンター、浴室やシャワー室の壁
面、浴槽のエプロン部又は浴槽周囲のカウンター部分な
どが挙げられる。
チンシンク周囲のカウンター部分10に水栓金具1を設
置するための取付部構造に適用した一実施形態を示す。
本例の水栓金具1は、ほぼ円筒形の胴体2に長く延びる
吐水管4が設けられ、頭部にハンドル5が取り付けられ
たシングルレバー式湯水混合水栓である。
置面11に、水栓金具1の胴体2を着座させる台座部2
0を設け、当該台座部20の上端部を、水栓金具1の胴
体基部3の基端面3aと等しい形状に形成すると共に、
当該台座部20の側周面21を、下方に向かって拡開す
る凹曲面に形成したところにある。本例では、図2に示
す如く、台座部側周面21の断面形状を中心角が90°
の扇形(4分の1円)となるように設定した。かかる設
定により、水栓金具1を台座部20に着座させたとき、
水栓金具1の胴体基部3の側周面3bと台座部側周面2
1とが凹曲面の接線方向に連接するので、両者を滑らか
に連続させることができる。また台座部20の側周面2
1は、カウンター部分10の設置面11とも、凹曲面の
接線方向に連接する。なお本例では、ステンレス鋼板等
で成形したカウンター部分10に台座部20をプレス成
形等で一体成形したものとしてあるので、両者の間に継
目が存在しない。
より、水栓金具1を取り付けた際、水栓金具1の基部側
周面3bとカウンター部分10の設置面11とは連続す
る滑らかな凹曲面で接続される構造となり、両者間に段
差や隅部等が形成されることがない。それ故、水栓金具
1の取付部に、水垢等の汚れが付着しにくくなり、清掃
もきわめて容易になる。
ステンレス鋼板で製作し、図2に示す如く、台座部20
の上端に、水栓金具1の胴体基部3を載置させる平坦部
22を形成し、その裏面側に補強用の裏打ち材23を配
した。裏打ち材23を配することにより、水栓金具1を
固定するための締付力を台座部20の全体及び周辺へ分
散させることができるので、取付状態を安定に且つ堅固
にすることができる。本例にあっては、裏打ち材23と
して、直径の異なる2個の円板状部材23a,23bを
重ねたものを使用している。裏打ち材の形態は、上記以
外に、例えば図3に示す如く、台座部20の裏面側形状
と合致するような円盤形状に合成樹脂・金属・木材等で
製作した部材24を用いることも可能である。さらに図
4に例示する如く、金属等で鍔付き円筒状に製作した座
金部材25を裏打ち材とすることも考えられる。
面のほぼ全体を開口部とし、前述の平坦部を省略したも
のである。この例の場合、水栓金具1の胴体基部3は、
台座部20上端の開口部周縁26によって支持される。
るカウンター部分10が、ステンレス鋼板ではなく、合
成樹脂,人造大理石,FRP等の厚みの有る部材で製作
される場合がある。この場合、カウンター部分10の製
造時に、台座部20を一体成形することができる。また
本例では、カウンター部分10の厚みが大きく製作され
るので、前記裏打ち材は不要となっている。
石,FRP等で製作した場合、図7に示すように、カウ
ンター部分10の設置面11は水平面状とし、別途製作
した台座部20の形成用部材を、水栓金具1の取付領域
へ接着等の手段により、隙間なく取着する構成も可能で
ある。この場合、図7の図(A)のように、カウンター
部分10の平坦な設置面11上に台座部形成用部材27
を接着するほか、同図(B)の如く、設置面11におけ
る水栓金具1の取付領域に適当な凹部12を設け、台座
部20の形成用部材28をこの凹部12に嵌合させて取
着する構造も可能である。
されない。例えば水栓金具は、シングルレバー式湯水混
合水栓のほか、単水栓や2ハンドル式の湯水混合水栓で
あってもよい。また、水栓金具の取付場所は、キッチン
シンク回りのほか、洗面カウンターや浴室等も考えられ
る。さらに、本発明を、水栓金具以外の水回り器具、例
えばシャワーフック,浴室用手摺,把手等の取付部構造
に適用することも可能なである。このように本発明は、
実施の状況に応じた適宜の変更を妨げるものではない。
取り付けるにあたり、器具と設置面との間を台座部に設
けた凹曲面で連接することにより、器具取付部に隅部や
段差等を生じさせることがなくなる。それ故、水回り器
具の取付部に水垢等の汚れが付着するのが防止され,ま
た清掃も非常に容易になるので、美観性,衛生性が向上
する。
ッチンシンク回りのカウンター部分に設置される水栓金
具の取付部構造に適用した状況を示す斜視図である。
断面図である。
て、水栓金具の取付部構造を示す側面断面図である。
あって、水栓金具の取付部構造を示す側面断面図であ
る。
あって、水栓金具の取付部構造の要部を示す側面断面図
である。
あって、水栓金具の取付部構造を示す側面断面図であ
る。
具の取付部構造を示す側面断面図であって、図(A)は
台座部の形成用部材を平坦な設置面に取着したもの、図
(B)は台座部の形成用部材を設置面に設けた凹部に嵌
合させて取着したものである。
る。
である。
断面図である。
a…基部基端面 3b…側周面 4…吐水管 5…ハン
ドル 10…カウンター部分 11…設置面 12…凹部 20…台座部 21…側周面(凹曲面)
22…平坦部 23〜25…裏打ち材 26…開口部
周縁 27,28…台座部形成用部材
Claims (4)
- 【請求項1】 水回り器具が取り付けられる設置面に、
水回り器具の基部を着座させる台座部が突設され、該台
座部の側周面が、上記設置面と水回り器具の基部の側周
面とを連接する凹曲面に形成されていることを特徴とす
る水回り器具の取付部構造。 - 【請求項2】 前記台座部は、前記設置面に一体形成さ
れている請求項1に記載する水回り器具の取付部構造。 - 【請求項3】 前記設置面と別体に製作した台座部を、
前記設置面における水回り器具の取付領域に隙間なく取
着した請求項1に記載する水回り器具の取付部構造。 - 【請求項4】 水回り器具の設置面に突設した台座部の
裏面側に、水回り器具の基部との間で上記台座部の上端
面部分を挟持する裏打ち部材を配設した請求項1乃至3
のいずれかに記載する水回り器具の取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328143A JP2002129611A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 水回り器具の取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328143A JP2002129611A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 水回り器具の取付部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002129611A true JP2002129611A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18805043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000328143A Pending JP2002129611A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 水回り器具の取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002129611A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007231592A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Inax Corp | 水栓の取付台座 |
JP2020186529A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | Sanei株式会社 | 水栓用基部カバー |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328143A patent/JP2002129611A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007231592A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Inax Corp | 水栓の取付台座 |
JP2020186529A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | Sanei株式会社 | 水栓用基部カバー |
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