JP2002129454A - 三次元組織体の製造方法及び製造装置並びに三次元組織体 - Google Patents

三次元組織体の製造方法及び製造装置並びに三次元組織体

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JP2002129454A
JP2002129454A JP2001239174A JP2001239174A JP2002129454A JP 2002129454 A JP2002129454 A JP 2002129454A JP 2001239174 A JP2001239174 A JP 2001239174A JP 2001239174 A JP2001239174 A JP 2001239174A JP 2002129454 A JP2002129454 A JP 2002129454A
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bobbin
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linear
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JP2001239174A
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Yuji Uchida
裕士 内田
Hiroki Takashima
弘樹 高嶌
Taku Yamamoto
卓 山本
Masao Hirukawa
正夫 蛭川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組紐の組成原理を適用して三次元的なX交絡構
造部(3X交絡構造、4X交絡構造、6X−3X交絡構
造)を構成する三次元組織体の製造方法及びその方法に
適合する三次元組織体の製造装置並びに三次元組織体を
提供すること。 【解決手段】多数のボビンキャリア2から個別に引き出
される線状体1によって三次元組織体を組成する三次元
組織体の製造方法にあって、前記多数のボビンキャリア
を移載可能に支持し、少なくとも3方向からの線状体を
組成方向に間隔をおいて収束接合し、かつ少なくとも3
方向へ離れていくようにボビンキャリアを移動させて三
次元組織体を組成するようにしたことを特徴とする三次
元組織体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、組紐の組成原理
に基づいて構成される三次元組織体の製造方法およびそ
の製造装置、さらには三次元組織体に関するものであ
り、特に、三次元的に組織された三次元組織体を供する
ものであり、これを蒸留装置の流体流路中に設けて、物
質移動、あるいは熱交換等を行う充填体等として有効的
に適用される三次元組織体の製造に関連するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば、蒸留装置の流体
流路中に設けて、物質移動あるいは熱交換等を行う充填
体を製造する方法として、例えば、特開平5−9610
1号公開公報に開示されるような技術が知られている。
この従来の技術は、経糸と緯糸とを用いた織機による織
成原理によるものである。この従来技術により得られる
充填体101は、図23Aに示すように、多層の透過板
102の各層が、接合部102aを介して接合され、非
接合部102bにおいて離遠した所謂Xパッキング(隣
接する両透過板により形成される接合部102aの断面
形状がX字形となる形態のもの)として構成されるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記する従来の技術に
より得られる充填体101を、気体間、液体間または気
体と液体間の物質移動、熱交換または混合を行う装置に
充填する充填体として用いた場合、流体の流れは、図2
3Bにおいて矢印aで示すように、2方向から接合部1
02aに至り、また2方向に流れるのみであるので(断
面的に見た場合、単なる二次的なX字形のものにすぎ
ず、三次元的なX構造部分を有していないので)、フィ
ルタとしての濾過効率が低いものであった。
【0004】そこで、この発明は、上記するような従来
技術にみられる上記する問題点を解決するべく、組紐の
組成原理を適用することにより、当該構造体における接
合部の構成を三次元的なX交絡構造部(3X交絡構造、
4X交絡構造、6X−3X交絡構造)とする三次元組織
体を製造するための三次元組織体の製造方法並びにその
方法に適合する三次元組織体の製造装置、さらには当該
製造方法並びに製造装置によって製造される三次元組織
体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するものであり、具体的には、多数のボビンから
個別に引き出される線状体によって三次元組織体を組成
する三次元組織体の製造方法にあって、前記多数のボビ
ンキャリアを移載可能に支持し、少なくとも3方向から
の線状体を組成方向に間隔をおいて収束接合し、かつ少
なくとも3方向へ離れていくようにボビンキャリアを移
動させて三次元組織体を組成するようにした三次元組織
体の製造方法を構成するものである。
【0006】さらに、この発明は、前記多数のボビンキ
ャリアを移載可能に支持し、3方向からの線状体を組成
方向に間隔をおいて収束接合し、かつ3方向へ離れてい
くようにして3X接合点を形成するように前記ボビンキ
ャリアを移動させて3Xの三次元組織体を組成するよう
にした三次元組織体の製造方法を構成するものでもあ
る。
【0007】さらに、この発明は、前記多数のボビンキ
ャリアを移載可能に支持し、4方向からの線状体を組成
方向に間隔をおいて収束接合し、かつ4方向へ離れてい
くようにして4X接合点を形成するように前記ボビンキ
ャリアを移動させて4Xの三次元組織体を組成するよう
にした三次元組織体の製造方法を構成するものでもあ
る。
【0008】さらに、この発明は、前記多数のボビンキ
ャリアを移載可能に支持し、6方向からの線状体を組成
方向に間隔をおいて収束接合し、かつ6方向へ離れてい
くようにして6X接合点を形成し、前記離れていった各
線状体に2方向からの線状体を収束接合し、かつ3方向
へ離れていくようにして3X接合点を形成するように前
記ボビンキャリアを移動させて6X−3Xの三次元組織
体を組成するようにした三次元組織体の製造方法を構成
するものである。
【0009】さらに、この発明は、多数のボビンキャリ
アから個別に引き出される線状体によって三次元組織体
を組成する三次元組織体の製造装置であって、前記多数
のボビンキャリアを移載可能に支持し、少なくとも3方
向からの線状体を組成方向に間隔をおいて収束接合し、
かつ少なくとも3方向へ離れていくようにボビンキャリ
アを移動させるボビンキャリア駆動手段と、前記線状体
の収束接合部分を筬打ちする筬打ち手段と、組成した組
織体を引き上げる組織体引き上げ手段とからなる三次元
組織体の製造装置を構成するものである。
【0010】さらに、この発明は、ボビンキャリア駆動
手段が、放射方向に向けて開口する複数のボビンキャリ
ア軸受入口を備え、周縁が接するように配列した多数の
ボビンキャリア駆動ディスクと、前記ボビンキャリア駆
動ディスクにおける複数のボビンキャリア軸受入口に前
記ボビンキャリアを収容支持し、かつ該ボビンキャリア
を隣接するボビンキャリア駆動ディスクにおける複数の
ボビンキャリア軸受入口に移載するボビン移載機構とを
含むものからなる三次元組織体の製造装置を構成するも
のである。
【0011】さらに、この発明は、前記筬打ち手段が、
少なくとも3方向から前記線状体の収束接合部分を筬打
ちする筬組立体によって構成されている三次元組織体の
製造装置を構成するものである。
【0012】さらに、この発明は、前記筬打ち手段が、
捩じり補強機構、強制的捩じり機構および強制的移動機
構のいずれかを含むものからなる三次元組織体の製造装
置を構成するものである。
【0013】さらにまた、この発明は、少なくとも3方
向からの線状体を間隔をおいて収束して交絡する第1の
交絡部分と、上記第1の交絡部分から少なくとも3方向
に離れていき、かつ離れていく各線状体が隣接する少な
くとも2方向からの線状体と収束して交絡する第2の交
絡部分とが順次配列して構成されたことを特徴とする三
次元組織体を提供するものでもある。
【0014】さらに、この発明は、3方向からの線状体
を間隔をおいて収束して交絡する第1の交絡部分と、上
記第1の交絡部分から3方向に離れていき、かつ離れて
いく各線状体が隣接する2方向からの線状体と収束して
交絡する第2の交絡部分とが順次配列して構成したこと
を特徴とする三次元組織体を提供するものである。
【0015】さらに、この発明は、4方向からの線状体
を間隔をおいて収束して交絡する第1の交絡部分と、上
記第1の交絡部分から4方向に離れていき、かつ離れて
いく各線状体が隣接する3方向からの線状体と収束して
交絡する第2の交絡部分とが順次配列して構成されたこ
とを特徴とする三次元組織体を提供する。
【0016】さらに、この発明は、6方向からの線状体
を間隔をおいて収束して交絡する第1の交絡部分と、上
記第1の交絡部分から6方向に離れていき、かつ離れて
いく各線状体が隣接する2方向からの線状体と収束して
交絡する第2の交絡部分とが順次配列して構成されたこ
とを特徴とする三次元組織体を提供する。
【0017】さらに、この発明は、上記各線状体が、複
数本の素線を撚り合わせた撚り線状体であることを特徴
とする三次元組織体を提供するものである。
【0018】さらに、この発明は、上記第1の交絡部分
および/または第2の交絡部分が各線状体を捩り絡めて
立体的な交絡部としたことを特徴とする三次元組織体を
提供するものでもある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明になる三次元組織
体の製造方法およびその製造装置、さらには当該製造方
法および製造装置によって製造される三次元組織体の構
造について、添付図面中、図1〜図8に示す具体的な実
施例(特に、三次元3X組織体の製造に関する基本的実
施例)に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明に
なる三次元組織体の製造方法並びに製造装置にあって、
その基本的構成例になる三次元組織体の製造手順を概略
的に示すものであり、図1Aは、ボビンキャリアから引
き出される線状体の一端を製品引き上げ装置に固定した
状態を一部破断して示す概略的な正面図、図1Bは、第
1層目の立体的3X交絡部を捩じり形成した状態を示す
概略的な正面図、図1Cは、第1層目の立体的3X交絡
部を筬打ち手段により筬打ちした状態を示す概略的な正
面図、図1Dは、複数層の3X交絡部を形成し、間欠的
に筬打ちして三次元組織体製品の中間製造過程を示す概
略的な正面図である。
【0020】図2は、この発明により製造される三次元
組織体にあって、それぞれ異なる組織構成例を示すもの
であり、図2Aは、3本の線状体を捩じり絡めて立体的
な3X交絡部を形成してなる三次元組織体の第1の構成
例(以下、3X組織体という)を示す概略的な斜視図、
図2Bは、4本の線状体を捩じり絡めて立体的な4X交
絡部を形成してなる三次元組織体の第2の構成例(以
下、4X組織体という)を示す概略的な斜視図、図2C
は、6本の線状体を捩じり絡めて立体的な6X交絡部
と、3本の線状体を捩じり絡めて立体的な3X交絡部と
が組織の組成方向に交互に繰り返して形成される三次元
組織体の第3の構成例(以下、6X−3X組織体とい
う)を示す概略的な斜視図である。
【0021】図3は、この発明になる三次元組織体の製
造装置にあって、線状体を保持して規則的に移動させる
ためのボビンキャリア駆動手段における第1の構成例を
部分的に破断して示す概略的な側断面図である。
【0022】図4は、図3に示す第1の構成例になるボ
ビンキャリア駆動手段について、その一部分を平面視す
るものであり、2つの第1のボビンキャリア駆動ディス
クにそれぞれ3つのボビンキャリアがセットされている
状態を示す概略的な平面図である。
【0023】この発明は、例えば、ワイヤーのような剛
性のある線状体1を素材として、組紐の組成原理にもと
づいて、三次元的構造になる金網のような三次元組織体
を製造するものであり、その具体的な組成例として、図
2Aに示すような三次元の3X組織体ST1、図2Bに
示すような三次元の4X組織体ST2並びに図2Cに示
すような三次元の6X−3X組織体ST3を製造しよう
とするものである。
【0024】この発明になる三次元組織体の製造方法及
びその製造装置について、上記する具体的な組成例のう
ち、図2Aに示すような三次元の3X組織体ST1に関
して、図1〜図8を参照して詳細に説明する。
【0025】まず、この発明になる三次元組織体の製造
装置は、図1に示すように、多数のボビンキャリア2か
ら個別に引き出される線状体1によって三次元組織体を
組成するものであって、多数のボビンキャリア2を移載
可能に支持し、少なくとも3方向からの線状体1を組成
方向に間隔をおいて収束接合し、かつ少なくとも3方向
へ離れていくようにボビンキャリア2を移動させるため
のボビンキャリア駆動手段3と、前記線状体1の収束接
合部分を筬打ちする筬打ち手段4と、組成した組織体S
T1、ST2あるいはST3を引き上げる組織体引き上
げ手段5とを含むものからなっている。
【0026】この発明において、前記ボビンキャリア2
を移動させるためのボビンキャリア駆動手段3は、極め
て重要な構成要素である。前記ボビンキャリア駆動手段
3の具体的な実施例について、図3〜図5にもとづいて
詳細に説明する。前記ボビンキャリア駆動手段3は、後
述するボビンキャリア移載機構8の構成において、図3
および図4に示す第1の実施例と、図5Aおよび図5B
に示す第2の実施例の2つの異なる実施例を含むものか
らなっている。これらの2つの実施例は、前記ボビンキ
ャリア移載機構8の構成において相違するものの、その
他の構成については、基本的には何ら相違するものでは
ない。
【0027】図3および図4に示すボビンキャリア駆動
手段3は、放射方向に向けて開口する例えば60°の角
度間隔をおいて設けてある6つのボビン軸受入口9を備
え、各隣接するもの同志の周縁が互いに接するように配
列した多数のボビンキャリア駆動ディスク6と、前記ボ
ビンキャリア駆動ディスク6を回転駆動するための回転
駆動機構7と、前記ボビンキャリア駆動ディスクにおけ
るボビンキャリア軸受入口9にボビンキャリア2を収容
支持し、かつ該ボビンキャリア2を隣接するボビンキャ
リア駆動ディスク6におけるボビンキャリア軸受入口9
に移載する第1の実施例になるボビンキャリア移載機構
8Aとを含むものからなっている。
【0028】前記ボビンキャリア駆動手段3は、例え
ば、図3および図4に示すように、第1のボビンキャリ
ア駆動ディスク6A、第2のボビンキャリア駆動ディス
ク6Bおよび第3のボビンキャリア駆動ディスク6Cの
3つのボビンキャリア駆動ディスクをそれぞれ一駆動単
位として組み合わされており、回転駆動機構7によって
回転駆動するようになっている。図3および図4に示す
例によれば、前記回転駆動機構7は、前記第2のボビン
キャリア駆動ディスク6Bに対して回転軸10Bを介し
て接続されている回転駆動源11を含むものからなって
いる。
【0029】前記回転軸10Bには、駆動歯車12が設
けてあり、該駆動歯車12は、前記第1のボビンキャリ
ア駆動ディスク6Aの回転軸10Aに設けてある従動歯
車13と、前記第3のボビンキャリア駆動ディスク6C
の回転軸10Cに設けてある従動歯車14に噛合してい
て、例えば、前記回転駆動源11により前記第2のボビ
ンキャリア駆動ディスク6Bを反時計方向に回転させた
場合、前記第1のボビンキャリア駆動ディスク6Aと前
記第3のボビンキャリア駆動ディスク6Cとをそれぞれ
時計方向に回転させることができるようになっている。
【0030】図3および図4に示す第1の実施例になる
ボビンキャリア移載機構8Aは、前記各ボビンキャリア
駆動ディスク6の回転軸10における上端部に組み立て
られている。この第1の実施例になるボビンキャリア移
載機構8Aは、例えば、スプリング15により常時は閉
じ方向に付勢されている6枚の可動押圧片16と、前記
可動押圧片16を前記スプリング15に抗して開き方向
に押圧して支持する押圧支持部材17と、前記回転軸1
0を上下動させる回転軸上下動手段18とを備えてお
り、前記回転軸上下動手段18による回転軸10の上昇
時に、前記可動押圧片16を閉じた状態に維持し、前記
回転軸10の下降時に、前記可動押圧片16を開いた状
態に維持する。
【0031】図3および図4によれば、左側の第1のボ
ビンキャリア駆動ディスク6Aにおける可動押圧片16
が閉じた状態にあり、中央の第2のボビンキャリア駆動
ディスク6Bにおける可動押圧片16が開いた状態にあ
り、前記第2のボビンキャリア駆動ディスク6Bにおけ
る可動押圧片16の作用端16aによって前記ボビンキ
ャリア2を前記第1のボビンキャリア駆動ディスク6A
におけるボビンキャリア軸受入口9に押し込んだ状態で
収容支持する。
【0032】一方、前記ボビンキャリア2は、線状体1
を引き出し自在に巻き付けてあるボビン19を支持する
ボビン支持部20を有している。前記ボビン支持部20
の下端側には、前記ボビンキャリア2を前記ボビンキャ
リア駆動ディスク6に設けてあるボビン軸受入口9に対
して嵌まり合う軸部21と、これを軸方向にセットする
フランジ部22とが設けてある。
【0033】上記する構成において、前記第1の実施例
になるボビンキャリア移載機構8Aは、以下に示すよう
に作動する。図3によれば、第1のボビンキャリア駆動
ディスク6A側の回転軸10が上昇していて、前記可動
押圧片16が閉じ状態に維持されており、この状態にお
いて、第2のボビンキャリア駆動ディスク6B側の回転
軸10が下降すると、前記第2のボビンキャリア駆動デ
ィスク6B側の可動押圧片16が開き、各可動押圧片1
6によって、前記ボビンキャリア2は、第1のボビンキ
ャリア駆動ディスク6A側のボビン軸受入口9に受け入
れられ支持されるようになっている。
【0034】図4からも明らかなように、前記第1の実
施例になるボビンキャリア移載機構8Aによれば、第1
のボビンキャリア駆動ディスク6A側の可動押圧片16
が閉じ状態にあるとき、その周囲の第2および第3のボ
ビンキャリア駆動ディスク6B、6C側の可動押圧片1
6が全て開き状態にあり、3つのボビンキャリア2が、
前記第1のボビンキャリア駆動ディスク6A側のボビン
軸受入口9に受け入れられ支持されることになる。
【0035】次に、図6、図7および図8を参照して、
図2Aに示す三次元の3X組織体ST1の組成手順につ
いて説明する。図6〜図8は、図2Aに示す3X組織体
ST1の製造手順の詳細を示すものであり、図6は、各
第1のボビンキャリア駆動ディスク6Aに3つのボビン
キャリア2が支持されている状態を示すものであり、上
記する図4に対応する状態を示してある。
【0036】図7は、図6に示す状態において前記ボビ
ンキャリア駆動ディスクを数回転させて各ボビンキャリ
ア2からの線状体1を3X交絡状に捩じり絡め、第1層
の3X交絡部Tw1を形成した後、ボビンキャリア2を
各第1のボビンキャリア駆動ディスク6Aから各第2の
ボビンキャリア駆動ディスク6Bに移行し、支持してい
る状態を示してある。
【0037】図8は、図7に示す状態において前記ボビ
ンキャリア駆動ディスクを数回転させて各ボビンキャリ
ア2からの線状体1を3X交絡状に捩じり絡め、第2層
の3X交絡部Tw2を形成した後、ボビンキャリア2を
各第2のボビンキャリア駆動ディスク6Bから各元のボ
ビンキャリア駆動ディスク6Aに移行し、支持している
状態を示してある。上記するように、図6、図7、図8
の手順をおって、三次元の3X組織体ST1が組成され
る。
【0038】すなわち、図6に示す段階では、各第1の
ボビンキャリア駆動ディスク6Aに対して、それぞれ3
つのボビンキャリア2が支持されていて、前記第1のボ
ビンキャリア駆動ディスク6Aの一つには、線状体A
1、A2、A3が支配され、前記ボビンキャリア駆動デ
ィスクを数回転させて各ボビンキャリア2からの線状体
A1、A2、A3を3X交絡状に捩じり絡め、第1層の
3X交絡部Tw1が形成される。しかる後、前記第1の
ボビンキャリア駆動ディスク6Aに支配されているボビ
ンキャリア2は、隣接する3つの第2のボビンキャリア
駆動ディスク6Bに移行し、その内の一つには、線状体
A1、G2、D3が、その内の他には、線状体A2、B
3、C1が、その内のさらに他には、線状体A3、E
1、I2が支配され、前記ボビンキャリア駆動ディスク
を数回転させて各ボビンキャリア2からの線状体A1、
G2、D3、線状体A2、B3、C1および線状体A
3、E1、I2によって、それぞれ個別に3X交絡状に
捩じり絡められ、それぞれ第2層の3X交絡部Tw2が
形成され、互いに隣辺の線状体が3X状に交絡し合って
三次元の組織体を連鎖的に連結組織する。
【0039】次いで、この発明になる三次元組織体の製
造装置におけるボビンキャリア駆動手段3の第2の構成
例について、図5にもとづいて説明する。図5は、この
発明になる三次元組織体の製造装置におけるボビンキャ
リア駆動手段3の第2の構成例を示すものであって、図
5Aは、その概略的な側断面図であり、図5Bは、その
概略的な平面図である。
【0040】図5に示す第2の構成例になるボビンキャ
リア駆動手段3は、放射方向に向けて開口する例えば6
0°の角度間隔をおいて設けてある6つのボビン軸受入
口9を備え、各隣接するもの同志の周縁が互いに接する
ように配列した多数のボビンキャリア駆動ディスク6
と、前記ボビンキャリア駆動ディスク6を回転駆動する
ための回転駆動機構7と、前記ボビンキャリア駆動ディ
スクにおけるボビンキャリア軸受入口9にボビンキャリ
ア2を収容支持し、かつ該ボビンキャリア2を隣接する
ボビンキャリア駆動ディスク6におけるボビンキャリア
軸受入口9に移載する第2の実施例になるボビンキャリ
ア移載機構8Bとを含むものからなっている。
【0041】前記ボビンキャリア駆動手段3は、例え
ば、図5各図に示すように、第1のボビンキャリア駆動
ディスク6A、第2のボビンキャリア駆動ディスク6B
および第3のボビンキャリア駆動ディスク6Cの3つの
ボビンキャリア駆動ディスクをそれぞれ一駆動単位とし
て組み合わされており、回転駆動機構7によって回転駆
動するようになっている。図5各図に示す例によれば、
前記回転駆動機構7は、前記第2のボビンキャリア駆動
ディスク6Bに対して回転軸10Bを介して接続されて
いる回転駆動源11を含むものからなっている。
【0042】前記回転軸10Bには、駆動歯車12が設
けてあり、該駆動歯車12は、前記第1のボビンキャリ
ア駆動ディスク6Aの回転軸10Aに設けてある従動歯
車13と、前記第3のボビンキャリア駆動ディスク6C
の回転軸10Cに設けてある従動歯車14に噛合してい
て、例えば、前記回転駆動源11により前記第2のボビ
ンキャリア駆動ディスク6Bを反時計方向に回転させた
場合、前記第1のボビンキャリア駆動ディスク6Aと前
記第3のボビンキャリア駆動ディスク6Cとをそれぞれ
時計方向に回転させることができるようになっている。
【0043】図5Aに示す第2の実施例になるボビンキ
ャリア移載機構8Bは、前記各ボビンキャリア駆動ディ
スク6の回転軸10における上端側に組み立てられてい
る。この第2の実施例になるボビンキャリア移載機構8
Bは、例えば、逆円錐台形状の大径カム面23aおよび
小径カム面23bを有するカム部材23と、後述するボ
ビンキャリアの下端側に設けたカムフォロア24と、前
記回転軸10を上下動させる回転軸上下動手段25とを
備えており、前記回転軸上下動手段25による回転軸1
0の上昇時に、ボビンキャリアの下端側に設けたカムフ
ォロア24が、前記カム部材23の小径カム面23bに
当接し、前記回転軸10の下降時に、ボビンキャリアの
下端側に設けたカムフォロア24が、前記カム部材23
の大径カム面23aに当接するように構成されている。
【0044】一方、前記ボビンキャリア2は、線状体1
を引き出し自在に巻き付けてあるボビン19を支持する
ボビン支持部20を有している。前記ボビン支持部20
の下端側には、前記ボビンキャリア2を前記ボビンキャ
リア駆動ディスク6に設けてあるボビン軸受入口9に対
して嵌まり合う軸部21と、これを軸方向にセットする
フランジ部22と、前記各ボビンキャリア駆動ディスク
6の回転軸10における上端側に組み立てられているカ
ム部材23のカム面に当接するカムフォロア24とが設
けてある。
【0045】上記する構成において、前記第2の実施例
になるボビンキャリア移載機構8Bは、以下に示すよう
に作動する。図5Aによれば、第2のボビンキャリア駆
動ディスク6B側の回転軸10が上昇していて、第1お
よび第2のボビンキャリア駆動ディスク6A、6C側の
回転軸10が下降しており、ボビンキャリアの下端側に
設けたカムフォロア24が、前記第2のボビンキャリア
駆動ディスク6B側のカム部材23における小径カム面
23bに当接し、第1のボビンキャリア駆動ディスク6
A側のカム部材23における大径カム面23aに当接し
ていて、前記ボビンキャリア2が前記第2のボビンキャ
リア駆動ディスク6B側のボビンキャリア軸受入口9に
受け入れられ支持されるようになっている。
【0046】次に、図9および図10を参照して、図2
Bに示す三次元の4X組織体ST2の組成手順について
説明する。図9は、各第1のボビンキャリア駆動ディス
クにボビンキャリアが支持されている状態を示す概略的
な平面図であり、図10は、図9に示す状態において前
記ボビンキャリア駆動ディスクを数回転させて各ボビン
キャリアからの線状体を4X交絡状に捩じり絡め、第1
層の4X交絡部を形成した後、ボビンキャリアを各第1
のボビンキャリア駆動ディスクから各第2のボビンキャ
リア駆動ディスクに移行し、支持している状態を示して
ある。上記するように、図9、図10、図9の手順をお
って、三次元の4X組織体ST2が組成される。ビンキ
ャリア駆動ディスクに移行し、支持している状態を示し
てある。上記するように、図9、図10、図9の手順を
おって、三次元の4X組織体ST2が組成される。
【0047】図2Bに示すような第2の例になる三次元
の4X組織体ST2を製造するための製造装置は、各ボ
ビンキャリア駆動ディスク6の構成において前記3X組
織体ST1を製造するための製造装置と相違するもので
あって、その他の構成においては何ら相違するものでは
ない。すなわち、前記4X組織体ST2を製造するため
の製造装置における前記ボビンキャリア駆動ディスク6
は、90°の角度間隔をおいて放射方向に開口するボビ
ン軸受入口9を備えたものからなっている。
【0048】上記する構成によれば、図9に示す段階で
は、各第1のボビンキャリア駆動ディスク6Aに対し
て、それぞれ4つのボビンキャリア2が支持されてい
て、前記第1のボビンキャリア駆動ディスク6Aの一つ
には、線状体A1、A2、A3、A4が支配され、前記
ボビンキャリア駆動ディスクを数回転させて各ボビンキ
ャリア2からの線状体A1、A2、A3、A4を4X交
絡状に捩じり絡め、第1層の4X交絡部Tw1が形成さ
れる。しかる後、前記第1のボビンキャリア駆動ディス
ク6Aに支配されているボビンキャリア2は、隣接する
4つの第2のボビンキャリア駆動ディスク6Bに移行
し、その内の一つには、線状体A1、C2、L3、D4
が、その内の他には、線状体A2、D3、B4、F1
が、その内のさらに他には、線状体A3、F4、G1、
E2が、さらにまた他には、線状体A4、E1、M2、
C3が支配され、前記ボビンキャリア駆動ディスクを数
回転させて各ボビンキャリア2からの線状体A1、C
2、L3、D4、線状体A2、D3、B4、F1、線状
体A3、F4、G1、E2および線状体A4、E1、M
2、C3によって、それぞれ個別に4X交絡状に捩じり
絡められ、それぞれ第2層の4X交絡部Tw2が形成さ
れ、互いに隣辺の線状体が4X状に交絡し合って三次元
の組織体を連鎖的に連結組織する。
【0049】次いで、図11、図12および図13を参
照して、図2Cに示す三次元の6X−3X組織体ST3
の組成手順について説明する。図11〜図13は、図2
Cに示す6X−3X組織体の製造手順の詳細を示すもの
であって、図11は、各第1のボビンキャリア駆動ディ
スクにそれぞれ6つのボビンキャリアが支持されている
状態を示す概略的な平面図であり、図12は、図11に
示す状態において前記ボビンキャリア駆動ディスクを数
回転させて各ボビンキャリアからの線状体を6X交絡状
に捩じり絡め、第1層の6X交絡部Tw1を形成した
後、ボビンキャリアを各第1のボビンキャリア駆動ディ
スク6Aから各第2のボビンキャリア駆動ディスク6B
にそれぞれ3つずつ移行させて、支持している状態を示
してあり、図13は、各第1のボビンキャリア駆動ディ
スク6Aに、それぞれ6つのボビンキャリアが移行して
支持されている状態を示してある。上記するように、図
11、図12および図13の手順をおって、三次元の6
X−3X組織体ST3が組成される。
【0050】すなわち、図11に示す段階では、各第1
のボビンキャリア駆動ディスク6Aに対して、それぞれ
6つのボビンキャリア2が支持されていて、前記第1の
ボビンキャリア駆動ディスク6Aの一つには、線状体A
1、A2、A3、A4、A5およびA6が支配され、前
記ボビンキャリア駆動ディスクを数回転させて各ボビン
キャリア2からの線状体A1、A2、A3、A4、A5
およびA6を6X交絡状に捩じり絡め、第1層の6X交
絡部Tw1が形成される。しかる後、前記第1のボビン
キャリア駆動ディスク6Aに支配されているボビンキャ
リア2は、隣接する6つの第2のボビンキャリア駆動デ
ィスク6Bに移行し、その内の第1には、線状体A1、
G3、B5が、その内の第2には、線状体A2、B4、
C6が、その内の第3には、線状体A3、C5、D1
が、その内の第4には、線状体A4、D6、E2が、そ
の内の第5には、線状体A5、E1、F3が、その内の
第6には、線状体A6、F2、G4が支配され、前記ボ
ビンキャリア駆動ディスクを数回転させて各ボビンキャ
リア2からの線状体A1、G3、B5、線状体A2、B
4、C6、線状体A3、C5、D1、線状体A4、D
6、E2、線状体A5、E1、F3および線状体A6、
F2、G4によって、それぞれ個別に3X交絡状に捩じ
り絡められ、それぞれ第2層の3X交絡部Tw2が形成
され、互いに隣辺の線状体が6X状並びに3X状に交互
に交絡し合って三次元の組織体を連鎖的に連結組織す
る。
【0051】次いで、この発明になる三次元組織体の製
造装置にあって、前記線状体2の収束接合部分を筬打ち
するための筬打ち手段4について、図14および図15
にもとづいて説明する。図14は、この発明になる三次
元組織体の製造装置にあって、線状体を捩じり絡めて交
絡部を形成した後、この交絡部を筬打ちするための筬打
ち手段4の具体的構成例を示す概略的な斜視図であり、
図15は、上記筬打ち手段4における筬組立体の具体的
構成例を示すものであって、図15Aは、筬組立体にお
ける筬の閉状態を実線で示し、筬の開状態を仮想線で示
した概略的な平面図であり、図15Bは、上記する筬組
立体における一つの筬片の形態を示す概略的な斜視図で
ある。
【0052】前記筬打ち手段4は、少なくとも3方向か
ら前記線状体の収束接合部分を筬打ちする3つの筬組立
体26によって構成されている。前記筬打ち手段4にお
ける筬組立体26は、図15Aおよび図15Bに示すよ
うに、基部27に一対の枢支軸28、28を備えた複数
の筬片29を含むものからなっている。前記複数の筬片
29は、筬片の長さ方向に沿って互いに平行に近接離遠
するように前記枢支軸28、28を介して連結杆30、
30によって枢支連結されている。
【0053】前記筬打ち手段4は、前記筬組立体26を
矢印Y2方向に前進−後退駆動するように組み立てられ
た筬組立体駆動機構31と、上記する筬組立体26にお
ける筬片29を開閉する筬片開閉機構32とを含むもの
からなっている。前記筬組立体駆動機構31は、駆動源
33によって直線往復動する筬支持機体34を備えてお
り、図1において矢印Y1の方向に往復動可能なように
構成してある。前記筬片開閉機構32は、前記筬支持機
体34上に組み立てられており、駆動源35によって直
線的に進退するブロック部材36を有し、前記ブロック
部材36に対して、リンク機構37を介して前記筬組立
体26が組み立てられていて、前記駆動源35による筬
組立体26の進退運動にともなって、前記筬組立体26
における筬片29を開閉駆動する。
【0054】この発明になる三次元組織体の製造装置に
あって、前記三次元組織体の素材として適用される線状
体1が、比較的に剛性の高いワイヤー等の金属線材であ
る場合、上記する筬打ち手段4だけでは十分な筬打ち、
並びにX交絡構造部での確実な捩じり付与が十分に行え
ない。そこで、この発明では、前記筬打ち手段4に関連
して、捩じり補強手段41、強制的捩じり手段51およ
び強制的移動手段61、71、81の少なくともそのい
ずれかを組み合わせた構成になっている。
【0055】図16は、この発明になる三次元組織体の
製造装置にあって、線状体1がワイヤー等のような剛性
の高い材料である場合に、前記線状体1への捩じり力を
補強する捩じり補強手段41の具体例を示すものであっ
て、図16Aは、その概略的な平面図であり、図16B
は、その概略的な正面図である。この実施例になる捩じ
り補強手段41は、前記第1のプレート42Aに対し従
動平歯車44が、第2のプレート42Bに対し駆動平歯
車43が、および第3のプレート42Cに対し従動平歯
車45が組み合わされており、前記駆動平歯車43に対
して前記従動平歯車44および45が噛合する構造にな
っている。前記各プレート42A、42B、42Cおよ
び前記各平歯車43、44、45には、前記線状体1を
受け入れるそれぞれ6つの溝46が設けてある。
【0056】一方、図17は、図16に示す捩じり補強
手段の別の構成例になる捩じり補強手段を示すものであ
って、前記平歯車43、44、45に代えて、ハスバ歯
車47、48、49によって構成されている例を示す概
略的な正面図である。この実施例の場合にあっても、前
記各プレート42A、42B、42Cおよび前記各平歯
車47、48、49には、前記線状体1を受け入れるそ
れぞれ6つの溝50が設けてある。
【0057】次いで、図18は、線状体が剛性の高い材
料である場合に、該線状体を捩じり交絡部近傍で強制的
に捩じるべく組み合わせた強制的捩じり手段51の基本
的構成例を示す概略的な平面図であり、図19は、上記
する強制的捩じり手段51における捩じり部の詳細を示
すものであって、図19Aは、その概略的な平面図であ
り、図19Bは、その先端部側の概略的な端面図であ
る。
【0058】この実施例において、前記強制的捩じり手
段51は、前記ボビンキャリア駆動ディスク6A、6
B、6Cにおける各回転軸10A、10B、10Cから
のびる各自在継ぎ手53A、53B、53Cを介在した
回転軸52A、52B、52Cを備え、該各回転軸52
A、52B、52Cの先端部に線状体捩じりセット部材
54A、54B、54Cを備えたものからなっている。
前記線状体捩じりセット部材54A、54B、54C
は、前記線状体1を方向付けて受け入れるそれぞれ6つ
の受入れ溝55が設けてある。
【0059】さらに、図20は、線状体がワイヤー等の
ような剛性の高い材料である場合にあって、該ワイヤー
を交絡部近傍で強制的に移動させるための強制的移動手
段61の第1の例(セレクトロッド方式)を示すもので
あって、図20Aは、その概略的な平面図であり、図2
0Bは、図20Aにおける矢印Y3の方向に見た概略的
な側面図であり、図21は、線状体であるワイヤー等の
ような剛性の高い材料を交絡部近傍で強制的に移動させ
るための強制的移動手段の第2の例(バルーン方式)の
要部を示す概略的な断面図であり、図22は、線状体で
あるワイヤー等のような剛性の高い材料を交絡部近傍で
強制的に移動させるための強制的移動手段の第3の例
(シリンダ方式)の要部を示す概略的断面図である。
【0060】この発明にあって、図20に示す第1の例
になるセレクトロッド方式による強制的移動手段61
は、例えば、120°の角度間隔をおいて3つの方向か
ら進入する櫛刃部材62A、62B、62Cを備えたも
のからなっている。前記櫛刃部材62A、62B、62
Cは、例えば、図19に示す線状体捩じりセット部材5
4A、54B、54Cの自由端側に組み合わされてい
て、図20Bに示すように、当該櫛刃部材62A、62
B、62Cの進入時(図20B中、仮想線により示して
ある)各線状体1を、120°の角度間隔をおいた所定
の部位に確実に位置決めし、しかる状態において、前記
線状体1の捩じり絡め処理を行うことができるようにな
っている。
【0061】次いで、図21に示す第2の例になるバル
ーン方式になる強制的移動手段71は、例えば、図19
に示す線状体捩じりセット部材54A、54B、54C
にエアー給送機構72A、72B、72Cを備えたもの
からなっている前記エアー給送機構72A、72B、7
2Cは、エアー供給源(図示せず)に接続されたエアー
給送路73A、73B、73Cを有しており、前記エア
ー給送路73A、73B、73Cは、先端側73aにお
いて放射方向にのびる岐路74に接続されていて、前記
エアー給送路73A、73B、73Cに供給されるエア
ーを岐路74A、74B、74Cを介して放射方向に送
り出す。前記各線状体捩じりセット部材54A、54
B、54Cにおける岐路74A、74B、74Cの外側
にウレタンゴム部材75A、75B、75Cが取り付け
られていて、エアー給送によって外方に向けて膨らむよ
うに構成されている。
【0062】図21によれば、中央の線状体捩じりセッ
ト部材54Bに関係して、そのエアー給送機構72Bが
OFFとなっており、両側の線状体捩じりセット部材5
4Aおよび54Cに関係して、そのエアー給送機構72
Aおよび72CがONとなっていて、前記ゴム部材75
Aおよび75Cの膨らみによって、前記線状体1が図2
1に示すように、前記線状体捩じりセット部材54Bの
溝に強制的に押圧され収容支持され、線状体1の捩じり
部の直前において該線状体1を確実に保持するようにな
っている。この実施例の場合、隣接する各X交絡点間の
空間を確保するべくゲージ部材Gをセットしておくこと
が好ましい。
【0063】さらに、図22に示す第3の例になるシリ
ンダ方式になる強制的移動手段81は、例えば、図19
に示す線状体捩じりセット部材54A、54B、54C
にシリンダ機構82A、82Bおよび82Cを備えたも
のからなっている。前記シリンダ機構82A、82B、
82Cは、レリーズ83A、83B、83Cの自由端側
にカラー部材84A、84B、84Cを備えたものから
なっており、前記カラー部材84A、84B、84Cが
前記線状体捩じりセット部材54A、54B、54Cの
後部端側において、該線状体捩じりセット部材に対して
軸方向に沿って近接離遠するように構成されている。
【0064】図22によれば、中央の線状体捩じりセッ
ト部材54Bに関係して、そのシリンダ機構82Bにお
けるカラー部材84Bが後退位置にあり、両側の線状体
捩じりセット部材54Aおよび54Cに関係して、その
シリンダ機構82Aにおけるカラー部材84Aおよびシ
リンダ機構82Cにおけるカラー部材84Cが前進位置
にあって、前記線状体1が図22に示すように、前記線
状体捩じりセット部材54Bの溝に強制的に押圧され収
容支持され、線状体1の捩じり部の直前において該線状
体1を確実に保持するようになっている。この実施例の
場合も、隣接する各X交絡点間の空間を確保しておくた
めのゲージ部材Gをセットしておくことが好ましい。
【0065】
【発明の効果】この発明になる三次元組織体の製造方法
並びにその製造方法によれば、当該三次元組織体を組紐
の組成原理にもとづいて構成されるものであって、三次
元3X組織体、三次元4X組織体あるいは三次元6X−
3X組織体を組成することができ、これらの組織体を蒸
留装置の流体流路中に設け、物質移、熱交換等を行う充
填体として適用した場合、三次元3X組織体にあって
は、流体は3方向から接合部に至り、3方向へ流れてい
くものであり、三次元4X組織体にあっては、流体は4
方向から接合部に至り、4方向へ流れていくものであ
り、三次元6X−3X組織体にあっては、流体は6方向
から6X接合部に至り、6方向へ流れていき、そのそれ
ぞれが、それぞれ3方向に別れて3X接合部に至り、3
方向へ流れていくものであり、処理機能が優れ、しかも
圧力損失が低減し処理効率もアップするという点におい
て極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる三次元組織体の製造方
法並びに製造装置にあって、その基本的構成例になる三
次元組織体の製造手順を概略的に示すものであり、図1
Aは、ボビンキャリアから引き出される線状体の一端を
製品引き上げ装置に固定した状態を一部破断して示す概
略的な正面図、図1Bは、第1層目の立体的3X交絡部
を捩じり形成した状態を示す概略的な正面図、図1C
は、第1層目の立体的3X交絡部を筬打ち手段により筬
打ちした状態を示す概略的な正面図、図1Dは、複数層
の3X交絡部を形成し、間欠的に筬打ちして三次元組織
体製品の中間製造過程を示す概略的な正面図である。
【図2】図2は、この発明により製造される三次元組織
体にあって、それぞれ異なる組織構成例を示すものであ
り、図2Aは、3本の線状体を捩じり絡めて立体的な3
X交絡部を形成してなる三次元組織体の第1の構成例
(3X組織体)を示す概略的な斜視図、図2Bは、4本
の線状体を捩じり絡めて立体的な4X交絡部を形成して
なる三次元組織体の第2の構成例(4X組織体)を示す
概略的な斜視図、図2Cは、6本の線状体を捩じり絡め
て立体的な6X交絡部と、3本の線状体を捩じり絡めて
立体的な3X交絡部とが組織の組成方向に交互に繰り返
して形成される三次元組織体の第3の構成例(6X−3
X組織体)を示す概略的な斜視図である。
【図3】図3は、この発明になる三次元組織体の製造装
置にあって、線状体を保持して規則的に移動させるため
のボビンキャリア駆動手段について、その第1の構成例
を部分的に破断して示す概略的な側断面図である。
【図4】図4は、図3に示す第1の構成例になるボビン
キャリア駆動手段について、その一部分を平面視するも
のであり、2つの第1のボビンキャリア駆動ディスクに
それぞれ3つのボビンキャリアがセットされている状態
を示す概略的な平面図である。
【図5】図5は、この発明になる三次元組織体の製造装
置におけるボビンキャリア駆動手段の第2の構成例を示
すものであって、図5Aは、その概略的な側断面図であ
り、図5Bは、その概略的な平面図である。
【図6】図6〜図8は、図2Aに示す3X組織体ST1
の製造手順の詳細を示すものであって、図6は、各第1
のボビンキャリア駆動ディスク6Aにボビンキャリア2
が支持されている状態を示す概略的な平面図である。
【図7】図7は、図6に示す状態において前記ボビンキ
ャリア駆動ディスク6Aを数回転させて各ボビンキャリ
ア2からの線状体1を3X交絡状に捩じり絡め、第1層
の3X交絡部Tw1を形成した後、ボビンキャリア2を
各第1のボビンキャリア駆動ディスク6Aから各第2の
ボビンキャリア駆動ディスク6Bに移行し、支持してい
る状態を示す概略的な平面図である。
【図8】図8は、図7に示す状態において前記ボビンキ
ャリア駆動ディスク6Bを数回転させて各ボビンキャリ
ア2からの線状体1を3X交絡状に捩じり絡め、第2層
の3X交絡部Tw2を形成した後、ボビンキャリア2を
各第2のボビンキャリア駆動ディスク6Bから各元のボ
ビンキャリア駆動ディスク6Aに移行し、支持している
状態を示す概略的な平面図である。
【図9】図9〜図10は、図2Bに示す4X組織体ST
2の製造手順の詳細を示すものであって、図9は、各第
1のボビンキャリア駆動ディスクにボビンキャリアが支
持されている状態を示す概略的な平面図である。
【図10】図10は、各第2のボビンキャリア駆動ディ
スクにボビンキャリアが移行して支持されている状態を
示す概略的な平面図である。
【図11】図11〜図13は、図2Cに示す6X−3X
組織体ST3の製造手順の詳細を示すものであって、図
11は、各第1のボビンキャリア駆動ディスクに、それ
ぞれ6つのボビンキャリアが支持されている状態を示す
概略的な平面図である。
【図12】図12は、第1のボビンキャリア駆動ディス
クの周囲にある6つの第2のボビンキャリア駆動ディス
クに、それぞれ3つのボビンキャリアが移行して支持さ
れている状態を示す概略的な平面図である。
【図13】図13は、各第1のボビンキャリア駆動ディ
スクに、それぞれ6つのボビンキャリアが移行して支持
されている状態を示す概略的な平面図である。
【図14】図14は、この発明になる三次元組織体の製
造装置にあって、線状体を捩じり絡めて交絡部を形成し
た後、この交絡部を筬打ちするための筬打ち手段の具体
的構成例を示す概略的な斜視図である。
【図15】図15は、上記筬打ち手段における筬組立体
の具体的構成例を示すものであって、図15Aは、筬組
立体における筬の閉状態を実線で示し、筬の開状態を仮
想線で示した概略的な平面図であり、図15Bは、上記
する筬組立体における一つの筬片の形態を示す概略的な
斜視図である。
【図16】図16は、この発明になる三次元組織体の製
造装置にあって、線状体がワイヤー等のような剛性の高
い材料である場合に、該線状体への捩じり力を補強する
捩じり補強手段の具体例を示すものであって、図16A
は、その概略的な平面図であり、図16Bは、その概略
的な正面図である。
【図17】図17は、図16に示す捩じり補強手段の別
の構成例を示すものであって、動力伝達のためのギヤー
がハスバ歯車によって構成されている例を示す概略的な
正面図である。
【図18】図18は、線状体が剛性の高い材料である場
合に、該線状体を捩じり交絡部近傍で強制的に捩じるべ
く組み合わせた強制的捩じり手段の基本的構成例を示す
概略的な平面図である。
【図19】図19は、強制的捩じり手段における捩じり
部の詳細を示すものであって、図19Aは、その概略的
な平面図であり、図19Bは、その先端部側の概略的な
端面図である。
【図20】図20は、線状体がワイヤー等のような剛性
の高い材料である場合にあって、該ワイヤーを交絡部近
傍で強制的に移動させるための強制的移動手段の第1の
例(セレクトロッド方式)を示すものであって、図20
Aは、その概略的な平面図であり、図20Bは、図20
Aにおける矢印Y3の方向に見た概略的な側面図であ
る。
【図21】図21は、線状体であるワイヤー等のような
剛性の高い材料を交絡部近傍で強制的に移動させるため
の強制的移動手段の第2の例(バルーン方式)の要部を
示す概略的な断面図である。
【図22】図22は、線状体であるワイヤー等のような
剛性の高い材料を交絡部近傍で強制的に移動させるため
の強制的移動手段の第3の例(シリンダ方式)の要部を
示す概略的断面図である。
【図23】図23は、従来のこの種の組織体の例を示す
ものであって、図23Aは、その概略的な斜視図であ
り、図23Bは、上記従来例になる組織体における流体
の流れの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 線状体 ST1 三次元3X組織体 ST2 三次元4X組織体 ST3 三次元6X−3X組織体 2 ボビンキャリア 3 ボビンキャリア駆動手段 4 筬打ち手段 5 組織体引き上げ手段 6 ボビンキャリア駆動ディスク 6A 第1のボビンキャリア駆動ディスク 6B 第2のボビンキャリア駆動ディスク 6C 第3のボビンキャリア駆動ディスク 7 回転駆動機構 8 ボビンキャリア移載機構 8A 第1の実施例になるボビンキャリア移載機構 8B 第2の実施例になるボビンキャリア移載機構 9 ボビン軸受入口 10A、10、10C 回転軸 11 回転駆動源 Tw1 第1層の3X交絡部 Tw2 第2層の3X交絡部 26 筬組立体 29 筬片 31 筬組立体駆動機構 32 筬片開閉機構 41 捩じり補強手段 51 強制的捩じり手段 61、71、81 強制的移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 卓 京都府京都市伏見区竹田向代町136番地 村田機械株式会社本社工場内 (72)発明者 蛭川 正夫 京都府京都市伏見区竹田向代町136番地 村田機械株式会社本社工場内 Fターム(参考) 4G075 AA45 BD14 BD16 EE01 EE34 FA16 FC20 4L046 AA01 AB04 AB06 AC02 AD02 AD05 BB00 4L050 AA27 CA01 CC02 CC17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のボビンキャリアから個別に引き出
    される線状体によって三次元組織体を組成する三次元組
    織体の製造方法にあって、前記多数のボビンキャリアを
    移載可能に支持し、少なくとも3方向からの線状体を組
    成方向に間隔をおいて収束接合し、かつ少なくとも3方
    向へ離れていくようにボビンキャリアを移動させて三次
    元組織体を組成するようにしたことを特徴とする三次元
    組織体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記多数のボビンキャリアを移載可能に
    支持し、3方向からの線状体を組成方向に間隔をおいて
    収束接合し、かつ3方向へ離れていくようにして3X接
    合点を形成するように前記ボビンキャリアを移動させて
    3Xの三次元組織体を組成するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の三次元組織体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記多数のボビンキャリアを移載可能に
    支持し、4方向からの線状体を組成方向に間隔をおいて
    収束接合し、かつ4方向へ離れていくようにして4X接
    合点を形成するように前記ボビンキャリアを移動させて
    4Xの三次元組織体を組成するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の三次元組織体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記多数のボビンキャリアを移載可能に
    支持し、6方向からの線状体を組成方向に間隔をおいて
    収束接合し、かつ6方向へ離れていくようにして6X接
    合点を形成し、前記離れていった各線状体に2方向から
    の線状体を収束接合し、かつ3方向へ離れていくように
    して3X接合点を形成するように前記ボビンキャリアを
    移動させて6X−3Xの三次元組織体を組成するように
    したことを特徴とする請求項1に記載の三次元組織体の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 多数のボビンキャリアから個別に引き出
    される線状体によって三次元組織体を組成する三次元組
    織体の製造装置であって、前記多数のボビンキャリアを
    移載可能に支持し、少なくとも3方向からの線状体を組
    成方向に間隔をおいて収束接合し、かつ少なくとも3方
    向へ離れていくようにボビンキャリアを移動させるボビ
    ンキャリア駆動手段と、前記線状体の収束接合部分を筬
    打ちする筬打ち手段と、組成した組織体を引き上げる組
    織体引き上げ手段とからなることを特徴とする三次元組
    織体の製造装置。
  6. 【請求項6】 ボビンキャリア駆動手段が、放射方向に
    向けて開口する複数のボビン軸受入口を備え、周縁が接
    するように配列した多数のボビンキャリア駆動ディスク
    と、前記ボビンキャリア駆動ディスクにおける複数のボ
    ビンキャリア軸受入口にボビンキャリアを収容支持し、
    かつ該ボビンキャリアを隣接するボビンキャリア駆動デ
    ィスクにおける複数のボビンキャリア軸受入口に移載す
    るボビンキャリア移載機構とを含むものからなることを
    特徴とする請求項5に記載の三次元組織体の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記筬打ち手段が、少なくとも3方向か
    ら前記線状体の収束接合部分を筬打ちする筬組立体によ
    って構成されていることを特徴とする請求項5に記載の
    三次元組織体の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記筬打ち手段が、捩じり補強機構、強
    制的捩じり機構および強制的移動機構のいずれかを含む
    ものからなることを特徴とする請求項7に記載の三次元
    組織体の製造装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも3方向からの線状体を間隔を
    おいて収束して交絡する第1の交絡部分と、上記第1の
    交絡部分から少なくとも3方向に離れていき、かつ離れ
    ていく各線状体が隣接する少なくとも2方向からの線状
    体と収束して交絡する第2の交絡部分とが順次配列して
    構成されたことを特徴とする三次元組織体。
  10. 【請求項10】 3方向からの線状体を間隔をおいて収
    束して交絡する第1の交絡部分と、上記第1の交絡部分
    から3方向に離れていき、かつ離れていく各線状体が隣
    接する2方向からの線状体と収束して交絡する第2の交
    絡部分とが順次配列して構成されたことを特徴とする三
    次元組織体。
  11. 【請求項11】 4方向からの線状体を間隔をおいて収
    束して交絡する第1の交絡部分と、上記第1の交絡部分
    から4方向に離れていき、かつ離れていく各線状体が隣
    接する3方向からの線状体と収束して交絡する第2の交
    絡部分とが順次配列して構成されたことを特徴とする三
    次元組織体。
  12. 【請求項12】 6方向からの線状体を間隔をおいて収
    束して交絡する第1の交絡部分と、上記第1の交絡部分
    から6方向に離れていき、かつ離れていく各線状体が隣
    接する2方向からの線状体と収束して交絡する第2の交
    絡部分とが順次配列して構成されたことを特徴とする三
    次元組織体。
  13. 【請求項13】 各線状体が、複数本の素線を撚り合わ
    せた撚り線状体であることを特徴とする請求項9〜請求
    項12のいずれかに記載の三次元組織体。
  14. 【請求項14】 上記第1の交絡部分および/または第
    2の交絡部分が各線状体を捩り絡めて立体的な交絡部と
    したことを特徴とする請求項9〜請求項13のいずれか
    に記載の三次元組織体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514059A (ja) * 2003-11-07 2007-05-31 キジュ カン 連続ワイヤーで直接織られた3次元の多孔質軽量構造体及びその製造方法
KR101207942B1 (ko) 2010-12-15 2012-12-05 국방과학연구소 섬유보강 복합체, 그 제조방법 및 그 제조장치

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