JP2011063901A - 払拭材 - Google Patents

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Abstract

【課題】織物地の両面にカットパイルからなるパイル層を有する払拭材において、パイル糸の抜け防止を図ること。
【解決手段】本発明の払拭材は、経糸および緯糸12が交錯した織物地1と、この織物地1に対して絡み合うパイル糸21と、を備える。織物地1の両面には、パイル糸21の端部が織物地1の表面から延出することによってカットパイルからなるパイル層2が形成されている。緯糸12は、熱融着繊維を含んで構成され、パイル糸21と緯糸12とは、上記熱融着繊維の融着により接合している。
【選択図】図3

Description

本発明は、床面や壁面などに付着した汚れを拭き取るための払拭材に関する。
床面や壁面などの清掃に用いられる払拭材としては、たとえば、不織布を主要構成要素とするものや織物地の表面にパイル糸からなるパイル層が形成されたものが知られている。たとえば特許文献1には、パイル層を有する払拭材が開示されている。特許文献1に記載の払拭材においては、織物地の両面にループパイルからなるパイル層が形成されている。パイル層を具備する払拭材は、汚れ等の拭き取り効果が比較的に高く、また、ループパイルは織物地からの抜け防止の観点から優れる。したがって、このようなループパイルからなるパイル層を織物地の両面に有する払拭材によれば、拭き取り作業を比較的に効率よく行うことができるとともに、洗濯して繰り返し使用する場合においても、パイルの抜けは起こり難い。
しかしながら、払拭材の織物地の表面に形成されるパイル層としては、上記したループパイルからなる構成よりも、カットパイルからなる構成の方が好ましい。すなわち、カットパイルからなるパイル層においては、パイル糸の端部が織物地の表面から延出しており、ループパイルからなるパイル層と比べて、毛立ちが良く、外観品位にも優れ、また、より優れた汚れ拭き取り効果を期待することができる。したがって、パイル層を有する払拭材としては、両面カットパイルからなる構成にするのが望ましい。しかし、カットパイルの場合、パイル糸は織物地に絡み合うことによって当該織物地に保持されているので、使用(拭き取り作業)によって、あるいは洗濯によって、パイル糸が抜け易いものとなっていた。
特開2008−144313号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、織物地の両面にカットパイルからなるパイル層を有する払拭材において、パイル糸の抜け防止を図ることを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される払拭材は、経糸および緯糸が交錯した織物地と、この織物地に対して絡み合うパイル糸と、を備えた払拭材であって、上記織物地の両面には、上記パイル糸の端部が上記織物地の表面から延出することによってカットパイルからなるパイル層が形成されており、上記経糸、上記緯糸、および上記パイル糸のうち少なくともいずれかは、熱融着繊維を含んで構成され、上記パイル糸と上記経糸および上記緯糸の少なくとも一方とは、上記熱融着繊維の融着により接合していることを特徴としている。
このような構成の払拭材によれば、織物地に絡み合うパイル糸は、織物地を構成する経糸および緯糸の少なくとも一方に融着接合されている。このため、両面カットパイルのパイル層を有する構成においても、パイル層を構成するパイル糸の抜けを適切に防止することができる。したがって、本発明の払拭材によれば、たとえば拭き取り作業に使用し、あるいは洗濯を繰り返してもパイル糸が抜け難く、外観品位や汚れの拭き取り効果に優れるといった両面カットパイルの特性を適切に維持することができる。
好ましい実施の形態においては、上記熱融着繊維は、融点の温度範囲が100〜180℃である。このような構成によれば、上記熱融着繊維の融点が100℃以上と高温であるため、たとえば工業的洗濯に分類されるような高温下でのハードな洗浄を施すような場合においても、パイル糸の抜けを適切に防止することができる。
好ましい実施の形態においては、上記熱融着繊維を含有する糸における上記熱融着繊維の配合割合は、20〜100重量%である。このような構成によれば、熱融着繊維を含有する糸の形状が過度に崩れるのを防止しつつ、パイル糸を適切に融着接合することができる。
好ましい実施の形態においては、上記経糸、上記緯糸、および上記パイル糸には、制菌加工および抗菌防臭加工の少なくともいずれかが施されている。このような構成の払拭材によれば、たとえば医療用クリーンルームのように細菌類の除去ないし塵埃の抑制が求められる場所においても好適に用いることができ、幅広い用途を可能にすることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る払拭材の一例を示す全体斜視図である。 織物地を経糸方向に沿って切断して示す縦断面図である。 織物地を経糸方向に沿って切断して示す縦断面図である。 本発明に係る払拭材の製造方法の一例における一部の工程の説明図であり、織物地の経糸方向に延びる切断面に沿って示した組織図である。 本発明に係る払拭材の製造方法の一例における一部の工程の説明図であり、織物地の経糸方向に延びる切断面に沿って示した組織図である。 本発明に係る払拭材の製造方法の一例における一部の工程の説明図であり、織物地の経糸方向に延びる切断面に沿って示した組織図である。 本発明に係る払拭材の製造方法の一例における一部の工程の説明図であり、織物地の経糸方向に延びる切断面に沿って示した組織図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る払拭材の一例を示す全体斜視図である。本実施形態の払拭材Aは、織物地1と、この織物地1の両面に形成されたパイル層2とを備えて構成されている。
織物地1は、図2に表れているように、経糸11と緯糸12とが交錯して構成されたものである。図2は、織物地1を経糸方向に沿って切断して示す縦断面図であり、経糸11および緯糸12を表す。なお、図2において、2本の経糸11のみが表されているが、経糸11は緯糸方向へ多数配列されている。
パイル層2は、図3に表れているように、織物地1に絡み合うパイル糸21の端部が織物地1の表面から延出することによって形成され、いわゆる両面カットパイルとして構成されたものである。図3は、織物地1を経糸方向に沿って切断して示す縦断面図であり、パイル糸21および緯糸12を表す。本実施形態では、パイル糸21は織物地1の緯糸12に交錯しており、その両端部分が織物地1の上面と下面に延出している。また、パイル糸21は、緯糸12に交錯する部分が別のパイル糸21と重なるようにして連鎖状に配されている。このようにして、織物地1の両面には、カットパイルからなるパイル層2が形成されている。なお、図3においては、経糸方向に沿う数本のパイル糸21が表されているが、これらパイル糸21は、緯糸方向へ多数配列されている。
本実施形態では、払拭材Aを構成する経糸11、緯糸12、およびパイル糸21には、それぞれ、制菌加工および抗菌防臭加工の少なくともいずれかが施されている。
織物地1を構成する緯糸12は、熱融着繊維と非熱融着繊維とが撚り合わされて構成されたものである。熱融着繊維として、たとえば、繊度が100〜500デニール、融点が100〜180℃のものが用いられる。このような熱融着繊維としては、たとえばポリエステル、ナイロン、ポリプロピレンなどの合成繊維が挙げられる。一方、非熱融着繊維とは、熱融着繊維よりも融点が高いものを意味する。非熱融着繊維として、たとえば、繊度が200デニール、融点が約200〜280℃のものが用いられる。このような非熱融着繊維としては、レギュラーポリエステル繊維などのポリエステル系繊維が挙げられる。緯糸12の全体に占める熱融着繊維の配合割合は、たとえば20〜100重量%である。
経糸11およびパイル糸21は、非熱融着繊維からなる。この非熱融着繊維としては、上述した緯糸12に含まれる非熱融着繊維と同様のものが用いられる。そして、図2および図3に表れているように、緯糸12と、経糸11ないしパイル糸21とは、緯糸12に含まれる上記熱融着繊維が融着することにより、相互に接触する部分において接合している。
次に、上記した払拭材Aを製造する方法の一例を図4〜図7を参照して説明する。
まず、経糸11、緯糸12、およびパイル糸21等の材料となる単糸を準備し、これら材料単糸に制菌加工および抗菌防臭加工の少なくともいずれかを施す。ここで、制菌加工・抗菌防臭加工については、細菌やウイルスの増殖を抑制できるものであれば、その種類や方法については特に限定されない。たとえば上記材料単糸に所定の加工剤を含浸させる方法が挙げられる。
次いで、これら材料単糸は織り工程に付され、織物組織が形成される。ここで、たとえば図4および図5に表れているように、上下2枚の織物地1A,1Bを有する二重織物が形成される。織物地1A,1Bにおける緯糸は、払拭材Aの緯糸12になるべき地緯糸12Aと、後に引き抜かれる捨て緯糸12Bとから構成され、2本の地緯糸12Aおよび1本の捨て緯糸12Bからなる3本の緯糸配列周期が繰り返されたものである。なお、図4以降の図面において、捨て緯糸12Bを地緯糸12Aと区別するため、捨て緯糸12Bについては黒丸で示し、地緯糸12Aについては白丸で示している。
織物地1A,1Bにおける経糸11Aは、払拭材1Aの経糸11となるべきものであり、図4に表れているように、地緯糸12Aに対しては交互に外側および内側に廻るとともに、捨て緯糸12Bに対しては常にその内側を廻っている。すなわち、捨て緯糸12Bは、経糸11Aに絡まない位置にある。
図5に示すパイル糸21A,21Bは、払拭材Aにおけるパイル糸21の原形となるものである。パイル糸21Aは、一方の織物地1Aにおいて4本の地緯糸12Aと2本の捨て緯糸12Bの合計6本の緯糸の外側ないし内側を廻った後、他方の織物地1Bへと連結するように延び、この他方の織物地1Bにおいて4本の地緯糸12Aと2本の捨て緯糸12Bの合計6本の緯糸の外側ないし内側を廻った後、一方の織物地1Aへと連結するように延び、以後、この形態が繰り返される。より詳細には、パイル糸21Aは、上記した合計6本の緯糸に含まれる2本の捨て緯糸12Bのうち、中央に位置する捨て緯糸12Bについてはその内側を廻り、図中右端に位置する捨て緯糸12Bについてはその外側を廻る。そして、パイル糸21Aは、織物地1A,1Bの連結部において交差するように対をなして設けられている。パイル糸21Bは、上記パイル糸21Aに対して各織物地1A,1Bの緯糸3本ずれた位置に交差状の連結部が配されるように対をなして設けられ、上記パイル糸21Aと同様の形態で織物地1A,1Bに絡んでいる。
次いで、図6に表れているように、たとえば織物地1A,1Bの中間位置にナイフを通し、パイル糸21A,21Bの各連結部を切断する。この段階では、パイル糸21A’,21B’の両端部が、相対向する織物地1A,1Bの内側に延出した状態にある。引き続き、図7に表れているように、捨て緯糸12Bを織物地1A,1Bの外側に引き抜き、各パイル糸21A’,21B’の一方の端を織物地1A,1Bの外側に反転させる。これにより、各織物地1A,1Bの両面においてパイル糸21A’,21B’の端部が延出した状態になり、両面カットパイルが形成される。
次に、タンブラー加工およびシャーリング加工を施し、パイル層の風合いおよび形状を整える。その後、織物地1A,1Bに熱風加工を施す。ここで、織物地1A,1Bは、地緯糸12Aに含まれる熱融着繊維の融点以上、かつ非熱融着繊維の融点未満の温度雰囲気(たとえば約100〜180℃)に所定時間晒される。ここで、地緯糸12Aに含まれる熱融着繊維は溶融し、地緯糸12Aに絡み合うパイル糸21A’,21B’ないし経糸11Aは、地緯糸12Aに融着接合される。そして、織物地1A,1Bを所定形状に裁断し、必要に応じて周縁部を縫製することにより、上述した払拭材Aが得られる。
次に、払拭材Aの作用について説明する。
本実施形態の払拭材Aによれば、織物地1に絡み合うパイル糸21は、織物地1を構成する緯糸12に融着接合されている。このため、両面カットパイルのパイル層2を具備する払拭材Aにおいても、パイル層2を構成するパイル糸21の抜けを適切に防止することができる。したがって、かかる構成の払拭材Aは、たとえば拭き取り作業に使用し、あるいは洗濯を繰り返してもパイル糸21が抜け難いので、外観品位や汚れの拭き取り効果に優れるといった両面カットパイルの特性を適切に維持したまま繰り返し使用することができる。
本実施形態の払拭材Aにおいては、緯糸12に含まれる熱融着繊維の融点が100〜180℃とされている。このため、払拭材Aを洗濯して繰り返し使用する場合、たとえば工業的洗濯に分類されるような高温下でのハードな洗浄を施しても、パイル糸21の抜けは適切に防止される。すなわち、たとえばレンタル品や他の業務用途においては、一般家庭での洗濯時の温度(約40℃以下)よりも高い温度(たとえば約95℃)で洗浄される。ここで、上記熱融着繊維の融点が100℃以上とかなり高温であるため、上記高温下での洗浄によっても上記熱融着繊維が軟化ないし溶融することはなく、その結果、上記熱融着繊維を含む緯糸12と、パイル糸21との融着接合状態は適切に維持される。このようなことから理解されるように、本実施形態の払拭材Aは、ハードな洗浄が繰り返されるレンタル品や他の業務用途にも適するものである。
本実施形態の払拭材Aにおいては、制菌加工等が施されており、また、上述したように拭き取り作業に使用し、あるいは洗濯を繰り返してもパイル糸21が抜け難い。したがって、払拭材Aによれば、たとえば医療用クリーンルームのように細菌類の除去ないし塵埃の抑制が求められる場所においても好適に用いることができ、幅広い用途を可能にする。
本実施形態の払拭材Aは、緯糸12における熱融着繊維の配合割合が20〜100重量%とされている。このように熱融着繊維の含有量を調節することにより、緯糸12の形状が過度に崩れるのを防止しつつ、緯糸12とパイル糸21とを適切に融着接合することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る払拭材の各部の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、熱融着繊維が緯糸に含まれる場合を例に挙げて説明したが、熱融着繊維が経糸あるいはパイル糸に含まれる構成としてもよい。また、たとえば経糸および緯糸の両方など複数種類の糸に熱融着繊維が含まれる構成とすることもできる。
上記実施形態では、熱融着繊維として融点温度が比較的に高温のものを用いる場合を例に挙げて説明したが、たとえば一般家庭での洗濯だけを予定するように、高温下に晒されることがない場合には、熱融着繊維として融点温度が比較的に低温(たとえば90℃程度)のもの(たとえばポリエステル低融点繊維)を用いてもよい。
次に、本発明の有用性に関して行った確認試験について説明する。
〔実施例〕
本実施例においては、本発明に係る払拭材を準備した。本実施例では、熱融着繊維としてポリエステル繊維(繊度265デニール、融点約160℃、軟化点約150℃)を使用し、非熱融着繊維としてポリエステルレギュラー繊維(繊度200デニール、融点約280℃、軟化点約240℃)を使用した。緯糸12の材料として、上記熱融着繊維が100重量%の糸を用いた。経糸11およびパイル糸21の材料として、上記非熱融着繊維のみで構成された糸を用いた。本実施例の払拭材の製造では、上記実施形態において説明したように、織り工程による二重織物の作製、パイル糸の切断、パイル糸の反転、タンブラー加工、シャーリング加工および熱風加工を経て、払拭材を得た。熱風加工処理においては、織物地を約180℃の温度雰囲気に約1.5分間晒した。
〔確認試験〕
業務用洗濯機および業務用乾燥機を用いて、本実施例の払拭材の洗濯および乾燥を繰り返し行った。洗濯条件としては、温度が約95℃、時間が1回あたり約40分であった。乾燥条件としては、温度が約100℃、時間が1回あたり約20分であった。上記条件で洗濯・乾燥を交互に24回繰り返し、その後のパイル糸(パイル層)の状態を目視により確認した。その結果、本実施例の払拭材においては、パイル糸の抜けは確認されず、洗濯・乾燥前と同様の風合いを維持していた。
〔比較例〕
本比較例では、経糸、緯糸、およびパイル糸の材料として、上記実施例で示した上記非熱融着繊維のみで構成された糸を用いた。本比較例の払拭材の製造は、熱風加工を除いて上記実施例と同一の条件で行い、熱風加工処理は行わなかった。
〔確認試験〕
本比較例の払拭材を、上記実施例と同一条件で洗濯・乾燥を繰り返し、パイル糸(パイル層)の状態を目視により確認した。その結果、本比較例の払拭材においては、洗濯・乾燥を2〜3回繰り返した時点で、パイル糸の抜けが目につくとともに折り目が付いた。
A 払拭材
1 織物地
2 パイル層
11 経糸
12 緯糸
21 パイル糸

Claims (4)

  1. 経糸および緯糸が交錯した織物地と、この織物地に対して絡み合うパイル糸と、を備えた払拭材であって、
    上記織物地の両面には、上記パイル糸の端部が上記織物地の表面から延出することによってカットパイルからなるパイル層が形成されており、
    上記経糸、上記緯糸、および上記パイル糸のうち少なくともいずれかは、熱融着繊維を含んで構成され、
    上記パイル糸と上記経糸および上記緯糸の少なくとも一方とは、上記熱融着繊維の融着により接合していることを特徴とする、払拭材。
  2. 上記熱融着繊維は、融点の温度範囲が100〜180℃である、請求項1に記載の払拭材。
  3. 上記熱融着繊維を含有する糸における上記熱融着繊維の配合割合は、20〜100重量%である、請求項1または2に記載の払拭材。
  4. 上記経糸、上記緯糸、および上記パイル糸には、制菌加工および抗菌防臭加工の少なくともいずれかが施されている、請求項1ないし3のいずれかに記載の払拭材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101369668B1 (ko) * 2012-05-08 2014-03-04 이상천 섬유필터 및 섬유필터의 제조방법
KR101581183B1 (ko) * 2015-06-30 2015-12-30 주식회사 유천엔바이로 섬유 여과필터

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