JP2002127391A - カートリッジ、送受信機構及びプリンタ - Google Patents

カートリッジ、送受信機構及びプリンタ

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JP2002127391A
JP2002127391A JP2000321209A JP2000321209A JP2002127391A JP 2002127391 A JP2002127391 A JP 2002127391A JP 2000321209 A JP2000321209 A JP 2000321209A JP 2000321209 A JP2000321209 A JP 2000321209A JP 2002127391 A JP2002127391 A JP 2002127391A
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Yasuhiko Kosugi
康彦 小杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジを動かすことなく、インクカート
リッジとの間でデータの送受を行うことができ、かつ、
カートリッジの整列状態の正否の判定も可能なプリンタ
を実現する。 【解決手段】 プリンタ本体30の制御部31に接続さ
れた本体側アンテナ31aを複数のカートリッジ41〜
44に組込まれたカートリッジアンテナ41a〜44a
に対向するように、カートリッジ40に配置されてい
る。また、キャリッジ40が移動することにより、本体
側アンテナ31aとカートリッジアンテナ41a〜44
aの間に狭入されるシールド板50には、窓が形成さ
れ、カートリッジアンテナ41a〜44aに対する選択
的な信号の送受信が可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク等の着色媒
体を内蔵したカートリッジを用いて印刷を行うプリンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンタは、図
4のように、プリンタ本体10と、該プリンタ本体10
に取付けられた図示しないガイドバーに移動自在に支持
されたキャリッジ20とを備えている。キャリッジ20
には、内部に着色媒体である各色のインクをそれぞれ内
蔵する複数のカートリッジ21が着脱自在に装着されて
いる。各カートリッジ21には、メモリ回路22及びそ
の周辺回路がそれぞれ組込まれている。メモリ回路22
には、インクの消費量等の管理を行うための情報が格納
されている。プリンタ本体20には、そのメモリ回路2
2にデータをアクセスする制御部11が配置されてい
る。制御部11には、高速の読出し及び書込みが可能な
スタティックランダムアクセスメモリ(図示略)等が、
メモリ回路22のデータをバックアップするために設け
られている。
【0003】インクの消費量を管理するプリンタには、
メモリ回路22と制御部11との間の通信をコネクタを
用いて接触式で行うものと、非接触式で行うもの(以
下、非接触型プリンタという)とがある。カートリッジ
21はインクが無くなると交換するので、プリンタ本体
側のコネクタには耐久性の問題があった。これに対し、
非接触型プリンタではこのようなコネクタの耐久性等の
問題が少ないので、非接触型プリンタの機種数が増加し
ている。
【0004】非接触型プリンタでは、各カートリッジ2
1に、メモリ回路22に接続されたカートリッジアンテ
ナ23がそれぞれ組込まれている。また、プリンタ本体
10内には、カートリッジアンテナ23に対して信号を
送受信する本体側アンテナ12が配置されている。各カ
ートリッジアンテナ23は、それぞれ独立した送受波可
能領域を持ち、それがキャリッジ20の移動により本体
側アンテナ12の送受波可能領域に入ったときに、メモ
リ回路22と制御部11との間の通信が可能になる。特
許第2933347号には、このような非接触型プリン
タの一例が示されている。
【0005】このような非接触型プリンタでは、印刷開
始前にキャリッジ20を移動し、各カートリッジ21に
組み込まれたカートリッジンアンテナ23を順に本体側
アンテナ12に対向させる。制御部11は各カートリッ
ジアンテナ23及び本体側アンテナ12を介して各カー
トリッジ21のメモリ回路22に格納されていたデータ
を順に読出し、それを制御部11のSRAMに格納す
る。印刷中にはSRAMのデータが利用され、必要に応
じて更新される。印刷の終了した段階に、プリンタは再
びキャリッジ20を移動し、SRAMのデータを各カー
トリッジ21のメモリ回路22に書込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の非接
触型プリンタでは、複数のカートリッジ21に組込まれ
たメモリ回路22に対してアクセスを行うためには、キ
ャリッジ20を必ず移動させなくてはならない。また、
同時に複数のメモリ回路22に対してアクセスできず、
インクカートリッジに関する処理を迅速に行い得ないと
いう課題があった。本願は、本体側アンテナと複数のカ
ートリッジアンテナとの間の信号の送受信をキャリッジ
を移動させなくても可能にするとともに、簡単な構成で
インクカートリッジの整列状態を判別できることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数の着色媒体を個別
或いは一体に収容するとともに該各着色媒体に対応する
カートリッジアンテナが組込まれたカートリッジを、プ
リンタ本体に支持した記録幅方向に往復動可能なキャリ
ッジに搭載し、前記着色媒体を用いて印刷を行うプリン
タにおいて、前記キャリッジには、前記各カートリッジ
に設けられたカートリッジアンテナに対向する本体側ア
ンテナを設け、前記プリンタ本体には、前記キャリッジ
が所定のところに位置したときに前記カートリッジアン
テナ群と本体側アンテナとの間に狭入される電磁遮蔽材
製のシールド板を設け、そのシールド板には、キャリッ
ジの移動にともなって前記本端側アンテナと前記各カー
トリッジアンテナとの間の信号の送受信を順次許容する
窓部を形成したことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のプリンタにおいて、前記本体側アンテナは、複数の前
記カートリッジアンテナをカバーする幅を持っているこ
とを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載のプリンタにおいて、前記シールド板は、前記キ
ャリッジの移動範囲の端部に設けられたことを要旨とす
る。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載のプリンタにおいて、前記窓部は、ひと
つのカートリッジアンテナと本体側アンテナとの送受信
を許容する大きさに形成されたことを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載のプリンタにおいて、前記本体側アンテ
ナと接続された前記プリンタ本体の制御部は、該本体側
アンテナと前記カートリッジアンテナとの間で、カート
リッジの属性に関する情報の送受信を行わせ、その情報
を記憶することを要旨とする。
【0012】請求項1〜5に記載の発明によれば、以上
のようにプリンタを構成したので、キャリッジに本体側
アンテナを設けたことにより、各カートリッジに設けら
れたカートリッジアンテナとが対向する。従って、所望
のタイミングでカートリッジにアクセスできる。電磁遮
蔽材製のシールド板は、キャリッジが所定のところに位
置したときに、本体側アンテナに対して、窓部以外の位
置にあるカートリッジアンテナをマスクすることにな
る。このときには、マスクされないカートリッジアンテ
ナと本体側アンテナとの間の通信が窓部を介して可能に
なる。そのため、カートリッジの整列状態を判別して記
録動作に供することができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載のプリンタの前記キャリッジに着脱自在
に搭載され、該キャリッジが前記所定のところに位置し
たときに、前記シールド板に形成された窓部を介して前
記本体側アンテナとそれぞれ送受信可能にカートリッジ
アンテナが形成されていることを要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記カートリッ
ジは、該カートリッジの属性に関する情報を記憶する回
路を有し、該カートリッジの属性を前記本体側アンテナ
に送受信可能に構成したことを要旨とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、カートリッジに
形成された複数のカートリッジアンテナに対向するよう
に配置された本体側アンテナと、電磁遮蔽材製で一部に
窓部が形成されたシールド板とを有し、前記複数のカー
トリッジアンテナと前記本体側アンテナとの間に前記シ
ールド板が狭入されたときには、前記窓部によって選択
された前記カートリッジアンテナと前記本体側アンテナ
とが送受信可能になり、該シールド板が狭入されない状
態では、該複数のカートリッジアンテナと本体側アンテ
ナとが送受信可能になることを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したインク
ジェットプリンタの一実施形態を図1〜図3に従って説
明する。
【0017】このインクジェットプリンタは、図示しな
いパーソナルコンピュータ等に接続されて各種データを
印刷するものである。図1に示すように、キャリッジ4
0はプリンタ本体30に取付けられた図示しないガイド
バーに移動自在に支持されている。キャリッジ40上に
は、例えば4個のカートリッジ41,42,43,44
が予め決められた順に整列されている。各カートリッジ
41〜44は、例えば直方体の外形を持ち、異なる色の
インクをそれぞれ内蔵している。各カートリッジ41〜
44の端面にはカートリッジアンテナ41a〜44aが
組込まれ、図2のように、該各カートリッジ41〜44
はアンテナ41a〜44aが同一の方向を向くように、
キャリッジ40に装着されている。各カートリッジアン
テナ41a〜44aは、カートリッジ41〜44に組込
まれたメモリ回路41b〜44bに接続されている。メ
モリ回路41b〜44bには、インクの消費量を示すイ
ンク消費量データや、カートリッジを識別するための色
データ等が格納されている。
【0018】プリンタ本体30には、カートリッジ41
〜44に対してアクセスする制御部31と、キャリッジ
40の移動を制御し、各カートリッジ41〜44に内蔵
するインクを選択的に使用して印刷媒体に印刷するプリ
ント機構32とが配置されている。制御部31に接続さ
れた本体側アンテナ31aは、従来とは異なり、キャリ
ッジ40側に搭載されている。つまり、キャリッジ40
上でカートリッジ41〜44のアンテナ搭載面と対向す
るように立てられた図2のアンテナ板45に、本体側ア
ンテナ31aはパターン化されて組込まれている。本体
側アンテナ31aと制御部31とは、フレキシブルプリ
ントサーキット等で接続されている。
【0019】本体側アンテナ31aは、図3(a)に示
すようなループアンテナであり、該本体側アンテナ31
aの送受波可能領域に、4個のカートリッジ41〜44
に組込まれたカートリッジアンテナ41a〜44aのす
べての送受波可能領域が入るようにループが形成されて
いる。
【0020】シールド板50は、電磁遮蔽効果を持つ例
えば板状の鉄製であり、中央部には表面から裏面に貫通
する窓51が形成されている。窓51の大きさは、各カ
ートリッジアンテナ41a〜44aの送受波可能領域の
1つ分の大きさである。従って、窓51を介して1つの
カートリッジアンテナ41a〜44aと本体側アンテナ
31aとの間の信号の送受信が許容される。
【0021】キャリッジ40の移動範囲の一端が、該キ
ャリッジ40の待機するホームポジションになってい
る。キャリッジ40の移動範囲におけるホームポジショ
ンとは反対側の一端に位置するように、前記シールド板
50がプリンタ本体30に固定されている。そして、キ
ャリッジ40が移動してホームポジションとは反対側の
一端に来ると、シールド板50が先端側からキャリッジ
40上のカートリッジ41〜44のアンテナ搭載面と、
アンテナ板45との間の間隙に狭入されるようになって
いる。
【0022】次に、このプリンタの動作を説明する。
【0023】各色のインクを内蔵するカートリッジ41
〜44が、キャリッジ40に正しく整列されて装着され
ると印刷可能になる。電源投入前には、キャリッジ40
はホームポジションに位置し、待機の状態になってい
る。電源が投入されると、プリンタでは、カートリッジ
41〜44が正しい位置に整列されているか否かを判断
するために、プリント機構32を用い、キャリッジ40
をホームポジションから、シールド板50の方へ向けて
移動させる。キャリッジ40がシールド板50に近づく
と、該シールド板50は、その先端側からカートリッジ
41〜44のアンテナ搭載面とアンテナ板45との間に
狭入される。さらに、キャリッジ40を移動させると、
窓51の位置にカートリッジ44に組込まれたカートリ
ッジアンテナ44aが来て、該カートリッジアンテナ4
4aと本体側アンテナ31aとが窓51を通して対向す
る。このとき、制御部31は、本体側アンテナ31a及
びカートリッジアンテナ44aを介して信号の送受信を
行い、メモリ回路44bに書込まれていた色データ等を
読出す。制御部31は、読出した色データとキャリッジ
40を移動させた距離とから、キャリッジ40における
カートリッジ44の整列位置を判定できる。一方、他の
カートリッジアンテナ41a〜43aと本体側アンテナ
31aとの間は、シールド板50によって遮蔽されてい
るので、これら制御部31とメモリ回路41b〜43b
との間の信号の送受信は行われない。
【0024】さらに、キャリッジ40が移動するにつれ
て、窓51の位置に、順次、各カートリッジアンテナ4
3a,42a,41aが来て、窓51を介して本体側ア
ンテナ31aと異なるタイミングで対向する。制御部3
1は、本体側アンテナ31aと、該本体側アンテナ31
aに対向するカートリッジアンテナ43a,42a,4
1aとを介して信号の送受信を順次行い、メモリ回路4
3b,42b,41bに書込まれていた色データ等を読
出す。制御部31は、読出した色データとキャリッジ4
0を移動させた距離とから、キャリッジ40における各
カートリッジ43〜41の整列位置を順次判定できる。
【0025】全てのカートリッジ41〜44の整列位置
が正しければ、キャリッジ40をホームポジションに戻
す。整列が正しくないときには、制御部31は、キャリ
ッジ40をホームポジションに戻すとともに、図示しな
いパーソナルコンピュータを介してオペレータに警告を
発する。
【0026】カートリッジ41〜44の整列状態を確認
した制御部31は、ホームポジションにあるキャリッジ
40のカートリッジ41〜44に対し、本体側アンテナ
31a及びカートリッジアンテナ41a〜44aを介し
て信号の送受信を行い、各メモリ回路41b〜44bか
らインク消費量データを読出す。このときには、本体側
アンテナ31aに対して各カートリッジアンテナ41a
〜44aが全て対向するので、キャリッジ40を通信の
ために移動させない。
【0027】印刷が開始されると、プリント機構32が
再びキャリッジ40を移動させ、各カートリッジ41〜
44で内蔵するインクを適宜に使用して印刷媒体に印刷
する。印刷により、インク消費量データが変化するが、
制御部31は、変化したインク消費量データを一時的に
保持しておく。
【0028】印刷が終了した段階では、キャリッジ40
はホームポジションに戻される。制御部31は、ホーム
ポジションにあるキャリッジ40のカートリッジ41〜
44に対し、本体側アンテナ31a及びカートリッジア
ンテナ41a〜44aを介して信号の送受信を行い、各
メモリ回路41b〜44bに、印刷中に保持したインク
消費量データを書込む。
【0029】以上のように上記実施形態のインクジェッ
トプリンタによれば、以下のような特徴を得ることがで
きる。
【0030】・本体側アンテナ31aをキャリッジ40
上に設けて、その本体側アンテナ31aとカートリッジ
アンテナ41a〜44aとが対向する構成にしたので、
各カートリッジ41〜44に対する制御部31からのア
クセスを同時にできる。
【0031】・本体側アンテナ31aをキャリッジ40
上のアンテナ板45に組込んだことと、本体側アンテナ
31aとカートリッジアンテナ41a〜44aとが対向
する構成にしたこととで、キャリッジ40を移動しなく
ても、各カートリッジ41〜44に対する制御部31か
らのアクセスが可能になる。従って、アクセスタイミン
グを自在に設定でき、ソフトの負担軽減等が可能とな
る。
【0032】・窓51が形成されたシールド板50を設
けたのみの構成で、キャリッジ40を移動することによ
り、各カートリッジ41〜44中のメモリ回路41b〜
44bに対する制御部31からのアクセスを独立して行
うことができる。従って、カートリッジ41〜44の整
列順序を極めて簡単な構成で判別できる。
【0033】・カートリッジ41〜44中のメモリ回路
41b〜44bに各カートリッジの属性を示すための色
データを格納したので、カートリッジ41〜44の整列
状態の正否が判定できることと相俟って、誤った印刷を
予防できる。
【0034】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。
【0035】○制御部31は、インク消費量データを印
刷が終了した段階で、メモリ回路41b〜44bに書込
む例を説明したが、この書込みは、印刷中の任意のタイ
ミングで行うことができる。
【0036】○シールド板50の位置は、キャリッジ4
0の移動範囲であれば、どこでもよい。
【0037】○上記実施形態は、本発明をインクジェッ
トプリンタに適用した実施形態を説明したが、本発明
は、着色媒体としてインク以外の例えばインクリボンを
使用するプリンタ等についても適用できる。
【0038】○メモリ回路41b〜44bには、インク
消費量データを格納したが、逆にインク残量を示すデー
タを格納してもよい。
【0039】なお、この明細書において、発明の構成に
かかるプリンタとは、以下のように定義されるものとす
る。
【0040】プリンタとは、着色媒体を用いて印刷をす
る装置のことを示し、プリンタと称するものばかりでな
く、ファクシミリ装置、プロッタ、コピア等の装置も含
むものとする。
【0041】また、本明細書では、各カートリッジを個
々に分離されるものを用いて説明したが、一体で複数カ
ラーの着色媒体を複数の収容部に内蔵し、複数のカート
リッジアンテナを取付けたものにも適用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述したように、本体側アンテナ
がキャリッジに設けられたので、キャリッジを移動させ
なくても、本体側アンテナと複数のカートリッジアンテ
ナ間の信号の送受信が可能になる。また、本体側アンテ
ナと複数のカートリッジアンテナとが対向するので、該
本体側アンテナと複数のカートリッジアンテナ間の信号
の送受信が同時に可能になるため、カートリッジに関す
る処理を迅速に行うことができる。さらに、キャリッジ
を移動してシールド板の窓を介して選択的にカートリッ
ジアンテナを本体側アンテナに対向させることにより、
本体側アンテナと選択したカートリッジアンテナ間の信
号の送受信のみが、可能になる。そのため、例えばカー
トリッジの整列状態の正否の判定が可能なプリンタを実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すインクジェット
プリンタの構成図。
【図2】キャリッジとシールド板を示す説明図。
【図3】シールド板に対するキャリッジの動作説明図。
【図4】従来の課題の説明図。
【符号の説明】
30…プリンタ本体 31…制御部 31a…本体側アンテナ 32…プリント機構 40…キャリッジ 41〜44…カートリッジ 41a〜44a…カートリッジアンテナ 41b〜44b…メモリ回路 50…シールド板 51…窓

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の着色媒体を個別或いは一体に収容
    するとともに該各着色媒体に対応するカートリッジアン
    テナが組込まれたカートリッジを、プリンタ本体に支持
    した記録幅方向に往復動可能なキャリッジに搭載し、前
    記着色媒体を用いて印刷を行うプリンタにおいて、 前記キャリッジには、前記各カートリッジに設けられた
    カートリッジアンテナに対向する本体側アンテナを設
    け、 前記プリンタ本体には、前記キャリッジが所定のところ
    に位置したときに前記カートリッジアンテナ群と本体側
    アンテナとの間に狭入される電磁遮蔽材製のシールド板
    を設け、 そのシールド板には、キャリッジの移動にともなって前
    記本端側アンテナと前記各カートリッジアンテナとの間
    の信号の送受信を順次許容する窓部を形成したことを特
    徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記本体側アンテナは、複数の前記カー
    トリッジアンテナをカバーする幅を持っていることを特
    徴とした請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記シールド板は、前記キャリッジの移
    動範囲の端部に設けられたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記窓部は、ひとつのカートリッジアン
    テナと本体側アンテナとの送受信を許容する大きさに形
    成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記本体側アンテナと接続された前記プ
    リンタ本体の制御部は、該本体側アンテナと前記カート
    リッジアンテナとの間で、カートリッジの属性に関する
    情報の送受信を行わせ、その情報を記憶することを特徴
    とした請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のプリン
    タの前記キャリッジに着脱自在に搭載され、該キャリッ
    ジが前記所定の場所に位置したときに、前記シールド板
    に形成された窓部を介して前記本体側アンテナとそれぞ
    れ送受信可能にカートリッジアンテナが形成されている
    ことを特徴とするカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジは、該カートリッジの
    属性に関する情報を記憶する回路を有し、該カートリッ
    ジの属性を前記本体側アンテナに送受信可能に構成した
    ことを特徴とする請求項6記載のカートリッジ。
  8. 【請求項8】 カートリッジに形成された複数のカート
    リッジアンテナに対向するように配置された本体側アン
    テナと、 電磁遮蔽材製で一部に窓部が形成されたシールド板とを
    有し、 前記複数のカートリッジアンテナと前記本体側アンテナ
    との間に前記シールド板が狭入されたときには、前記窓
    部によって選択された前記カートリッジアンテナと前記
    本体側アンテナとが送受信可能になり、該シールド板が
    狭入されない状態では、該複数のカートリッジアンテナ
    と本体側アンテナとが送受信可能になることを特徴とす
    る送受信機構。
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