JP2002127262A - 樹脂構造体 - Google Patents

樹脂構造体

Info

Publication number
JP2002127262A
JP2002127262A JP2000325981A JP2000325981A JP2002127262A JP 2002127262 A JP2002127262 A JP 2002127262A JP 2000325981 A JP2000325981 A JP 2000325981A JP 2000325981 A JP2000325981 A JP 2000325981A JP 2002127262 A JP2002127262 A JP 2002127262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
resin
dimensionally arranged
functional
functional parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000325981A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazukiyo Takano
和潔 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electronic Industries Co Ltd filed Critical Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Priority to JP2000325981A priority Critical patent/JP2002127262A/ja
Publication of JP2002127262A publication Critical patent/JP2002127262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器を構成する構造体において、その構成部
品の点数を削減して組立工数を少なくすると共に主要な
構造部品も一体構造とする。 【解決手段】 前記の主要な構造部品を、樹脂を用いて
ブロー成形法によって一体構造となるように加工し、そ
の製品の所定の個所( A, B, C )を折り曲げて立体構造
として機器の機能をもたせるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂による複数種
類の機能用構造部品を用いた装置の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】機器(装置)は、いろいろな機能をもつ部
品を組み合わせて架体に組み付けて、それを筐体内に収
納して出来あがっている。そして装置を構成するいろい
ろな機能用構造部品のなかには樹脂材料に変更し得る物
も多い。いままでそれらの部品は個別にその機能用に設
計、製造されていた。そしてそれを組み合わせて架体に
とりつけるために各々専用の取りつけ(支持)金具等も必
要であった。
【0003】わかり良くするため機器あるいは装置の具体例
として、空気を原料として窒素ガスあるいは酸素ガスを
分離する PSA (Pressure Swing Adsorption)ガス分離装
置を取り上げると、吸着筒という容器に特定ガスのみ吸
着して分離除去する吸着剤を充填して吸着床を構成し、
その吸着床に空気ポンプにより空気を原料として取り込
み圧縮して送りこみ該吸着床の吸着剤により特定ガスを
吸着除去して目的ガスを濃縮する装置がある。
【0004】この場合、窒素ガスを濃縮するか、酸素ガスを
濃縮するかは、その目的ガスにより吸着剤を選択する必
要がある。例えば、酸素ガスを濃縮する場合には吸着剤
としてゼオライトを用い、窒素ガスを濃縮する場合には
吸着剤として分子篩活性炭を用いる場合がある。これら
吸着床で濃縮したガス、例えば酸素ガスはバッファタン
クに貯蔵してから、そのガスを使用する先に供給してい
る。以下、これら吸着筒、吸着床を含めて単に吸着筒と
いう。
【0005】現在、小型の PSA ガス分離装置の吸着筒とバ
ッファタンクはアルミの容器が多く使われている。これ
に空気ポンプや電磁弁、制御用電子機器等が組み合わさ
れて目的の機能(ガス濃縮)がでる。吸着筒、バッファタ
ンクや空気ポンプ等を取り付け金具などで架体に組み付
け、配管、配線して装置が完成する。吸着筒やバッファ
タンクは樹脂化構造物にすることは可能であるが、今ま
で当該部品を樹脂で構成した場合でも個別に製作されて
いたため取り付け金具が必要であり、架体も必要とな
り、組み付け工数が必要であった。そのため部品類が増
え、工数が増え、原価高となり、装置が大きく重くなる
という問題点があった。
【0006】さらにこの装置は空気ポンプや電磁弁、電子機
器をふくみ電力を消費し熱を発生する。かかる機器は内
部温度が上昇し、動作に支障を生ずるのでファンにより
冷却する必要がある。この冷却を効率良く行うためには
冷却風通路により空気の入りと出を分離することが重要
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この装置は動作部を有
する空気ポンプより騒音を発生するので騒音の低減を強
く要求される場合が多い。そのため防音筐体を用いて音
を閉じ込める手段をとるが、冷却風通路より音が漏出す
ることが問題となる。例えば特公平02-029601号公報,特
公平03-000324号公報に冷却風通路を屈曲させたり通路
内に吸音材を貼り付けるなどの手段がとられているが、
このようにすると冷却風通気抵抗がふえファンの大型化
が必要となると共に通路のため装置が大型化していた。
本発明は、従来技術の装置に多々発生していた前記のよ
うな問題点が生じないPSA 装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記のように複数の問題
点を一体成形の樹脂化構造にすることにより総合的に解
決しようとするものである。すなわち、装置あるいは機
器(ここでは同じ意味に考えており、以下、単に機器と
称する。)には、色々な機能をもつ部品が組み合わされ
て機器の目的とする働きを生み出す。この個々の機能を
持つ構造部品を機能部品と称する。
【0009】機器の複数の機能部品とそれを支持する構造部
を二次元に配置し、該二次元平面に折り曲げ個所を設け
樹脂材による一体成形する構成とし、成形後該折り曲げ
個所で折り曲げ固定することにより該機能部品を三次元
に配置するようにした機器の樹脂構造とする。樹脂を金
型などにより一体成形するとき樹脂の厚みを薄くするな
どして折り曲げやすくする個所を「折り曲げ個所」と言
っている。
【0010】また、機器の機能部品とそれを支持する構造部
と空洞構造部をブロー成形法により一体成形するように
構成し、成形後、該空洞構造部に複数個の孔をあけ、該
空洞容積と孔に関係ずけられる特定周波数の共鳴消音を
行うようにした機器の樹脂構造体を構成する。ブロー成
形法により樹脂機能部品を成形するとき、部品と部品の
間に空間が生ずることがある。この空間に樹脂による空
洞構造部を構成し、この空洞構造部に、発音源の方向
(冷却風の通路側)に孔を複数個明け下記の数式で表せる
特定周波数の共鳴消音器を構成する。こうすることによ
り無駄な空間を有効に用いながら騒音を減らすことがで
きる。
【0011】
【数 1】
【0012】
【発明の実施の形態】機器の複数の機能部品とそれを支
持する構造部を二次元に配置し、該二次元平面に複数の
折り曲げ個所を設けたブロー成形法による一体成形構造
とし、成形後に該折り曲げ個所で折り曲げ固定すること
により該機能部品を三次元に配置するようにした機器の
樹脂構造体を構成する。
【0013】機器の複数の機能部品とそれを支持する構造部
を二次元に配置し、該二次元平面に複数の平行した折り
曲げ個所を設け、ブロー成形法による一体成形構造と
し、成形後に該折り曲げ個所で折り曲げ、筒状として固
定することにより該機能部品を三次元に配置すると共に
該筒内を冷却風の通路とするようにした機器の樹脂構造
体を構成する。
【0014】発熱体を効率良く冷却するためには、冷却風の
通風路を空気の入りと出を分ける必要があり、この通風
路を次のように構成するものである。前記では筒状と称
しているが文字どうりの円筒を意味するものではなく、
四角でも多角形でも二次元平面を折り曲げて囲んで通風
路が形成されればよい。
【0015】機器の複数の機能部品とそれを支持する構造部
と空洞構造部を二次元に配置し、該二次元平面に複数の
折り曲げ個所を設け、ブロー成形法による一体成形構造
とし、成形後に該折り曲げ個所で折り曲げ筒状として固
定することにより該機能部品を三次元に配置すると共に
該筒内を冷却風の通路とするようにし、該空洞構造部の
冷却風通路側に複数の孔をあけ、該空洞容積と孔に関係
ずけられた特定周波数の共鳴消音を行うようにした機器
の樹脂構造体を構成する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳細に
説明する。図 1 に本発明の 1 実施例を示す。これは図
2 のフロー図で示す酸素濃縮器に応用したもので、こ
れに限定されるものではない。図 2 で示すフロー図で
酸素濃縮器の機能を説明する。 酸素濃縮器は 2 本の
吸着筒 3 及び 4 に窒素ガスを吸着するゼオライトとい
う吸着剤をそれぞれ 13, 14 として充填し、これに空気
ポンプ 2 により外気を吸入フィルター 1 より取り入れ
て吐出口 21 より圧縮空気を送り出し、三方電磁弁 5 ,
6 を介して吸着筒 3 , 4 の入り口 31 , 41 に接続す
る。
【0017】いま、三方電磁弁 5 は圧縮空気を吸着筒 3 に
送り込んでいる。このとき吸着筒 3 の中の吸着剤 13
は空気中の窒素ガスを吸着して取り除き、その出口 32
より酸素ガスが濃縮されて取り出され、オリフィス 8
を通ってバッファタンク9 に入り口 92 を通って貯留さ
れる。この工程を吸着工程という。この濃縮された酸素
は減圧弁 10 によって一定圧力に調節された後、必要量
を絞り弁 11 により調節して取出し口 12 より外部にと
りだす。
【0018】吸着筒 3 の中の吸着剤 13 が吸着した窒素ガ
スで一杯になる前に三方電磁弁5 , 6 を切り替えて圧縮
空気を吸着筒 4 に送り込む。前と同じく吸着筒 4 の吸
着剤 14 が窒素ガスを吸着して取り除き酸素ガスを濃縮
して、オリフィス 8' を通ってバッファタンク 9 に取
り出す。そして前の工程で吸着筒 3 の吸着剤 13 に吸
着した窒素ガスは三方電磁弁 5が吸着筒 3 とサイレン
サー 7 とを導通するように切り替わり、吸着筒 3 の圧
力がサイレンサー 7 を介して大気に開放されるので大
気圧まで減圧し、吸着剤13 に吸着した窒素ガスが吸着
剤より離脱し、放出される。このことにより吸着剤の吸
着能力が回復する。これを再生工程という。この 2 本
の吸着筒を交互に吸着工程、再生工程とを繰り返し、連
続して酸素ガスを濃縮する装置である。
【0019】図 2 の一点鎖線で囲んだ部分の機能用構造部
を図 1 (イ)で示すようにブロー成形により一体成形す
る。これには図 2 の同一機能部と同じ番号を付してあ
る。図 1 (イ)の A, B, C が「有り曲げ個所」で樹脂の
肉厚約 0.5 ミリとして容易に折り曲げれるようにして
ある。ここで折り曲げて図 1 (ロ)で示すように筒状に
固定し、各機能部品、吸入フィルター 1 、吸着筒 3, 4
、バッファタンク9 、及びサイレンサー 7 を三次元に
配置固定する。
【0020】これは各々の機能部品が架体に組みつけられた
ものと同じである。吸着筒 3及び 4 には吸着剤 13, 14
を入れた(充填)後に、密栓 31', 41' を密栓取り付け
部 31'', 41'' に取り付けて密封し、この入り口 31, 4
1 に三方電磁弁 5, 6と配管で接続する。この電磁弁の
マニホールドの入り口 44 には空気ポンプ 2の吐出口 2
1 と接続し、他方のマニホールドの出口 45 はサイレン
サー 7 と配管で接続する。なお、図 2 では、マニホー
ルドの図示は省略してある。空気ボンプ 2 の空気取入
口 22 にはには吸入フィルター 1 が接続され外気が取
り入れられる。なお、吸入フィルター 1 はブロー成形
で吸入フィルターの外枠のみ形成されるので成形後、加
工して内部にフィルターエレメントが挿入でき外気のゴ
ミを濾過できるようにする。
【0021】同じく三方電磁弁 5, 6 と接続されるサイレン
サー 7 は膨張型消音構造又は共鳴消音構造等を用いた
ものとする。ブロー成形後に後加工で外気に排気が放出
できるようにする。図 1 (ロ) では省略しているが吸着
筒 3 の出口 32 及び吸着筒 4 の出口 42はオリフィス
8 、8' を介してバッファタンク 9 の入り口 92 に配管
で接続される。バァファタンク 9 の導出口 93 より減
圧弁 10 及び絞り弁 11 を介して取出し口に配管で接続
される。なお、電磁弁や空気ポンプ、減圧弁などを取り
つける座も一体構成樹脂構造物のなかに含めることもで
きる。さらに、別の一体構成の樹脂構造物を作りお互い
を組み合わせて複雑な構造物に対応することが出来る。
【0022】さきの図 1 (イ)の構成では使用していなかっ
た部分に図 3 (イ)で示すような共鳴消音用の空洞構造
部部 65, 66, 67 を設け、これらの空洞構造部には成形
後に直径 8 ミリの孔をそれぞれ 10 個、15 個、30 個
程明けて共鳴消音器とする。これを折り曲げ個所 A, B,
C で折り曲げ、図 3 (ロ)の上方より見た図に示すよう
に筒状にする。そして、筒内部を冷却風を通す通風路と
する。該空洞構造部65, 66, 67 の通風路側の面は騒音
の通路でもあるのでこの面に前記孔を前記の計算式で騒
音源の主要な音圧を有する周波数の f1, f2, f3 になる
ような直径と数の孔を明けて共鳴消音器とする。冷却風
はファン 25 によりこの筒状の冷却風通路におくりこ
む。
【0023】
【発明の効果】複数種類の機能用部品とそれを支持する
構造部品を含めてひとつの工程で製造した樹脂構造物と
することにより、その部品点数の削減、組付け工数の削
減等製造原価の低減が可能となり量産性が著しく向上す
る。さらに、部品配置で生ずる空隙部分に空洞構造部を
設けて消音効果を持たすことにより、空間の有効利用が
図れると共に、低騒音化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 本発明の 1 実施例を示す図で、図 2 のフロ
ー図で示す酸素濃縮器に応用した場合の説明図である。
図 1 (イ) は、ブロー成形法による二次元的な一体成形
構造体の説明図である。図 1 (ロ) は、三次元的に組み
上げる過程を示す説明図である。
【図 2】 酸素濃縮器のフロー図である。
【図 3】 ブロー成形構造体の別の実施例の説明図であ
る。図 3 (イ) は、ブロー成形構造体に共鳴消音用の空
洞構造部 65, 66, 67 を設けた二次元的な一体成形構造
体の説明図である。図 3 (ロ) は、上記の構造体を三次
元的に組み上げた場合の上方から見た平面図である。
【符号の説明】
1 吸入フィルター 2 空気ポンプ 3,4 吸着筒 5,6 三方電磁弁 7 サイレンサー 8,8' オリフィス 9 バッファタンク 10 減圧弁 11 絞り弁 12 取出し口 13,14 吸着剤 21 吐出口 22 空気取入口 31 入り口 31' 密栓 31'' 密栓取付け部 32 出口 41 入り口 41' 密栓 41'' 密栓取付け部 42 出口 44 マニホールドの入口 45 マニホールドの出口 65,66,67 空洞構造部 92 入り口 93 導出口
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月2日(2000.11.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項 2
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項 2】 機器の機能部品とそれを支持する構造部
と空洞構造部をブロー成形法により一体成形するよう構
成し、成形後に該空洞構造部に複数個の孔をあけ、該空
洞構造部と孔に関係ずけられる特定周波数の共鳴消音を
行うようにし、共鳴消音器を樹脂構造体に一体成形した
ことを特徴とする機器の樹脂構造体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、機器の機能部品とそれを支持する構造部
と空洞構造部をブロー成形法により一体成形するように
構成し、成形後、該空洞構造部に複数個の孔をあけ、該
空洞容積と孔に関係ずけられる特定周波数の共鳴消音を
行うようにし、共鳴消音器を樹脂構造体に一体成形した
機器の樹脂構造体を構成する。ブロー成形法により樹脂
機能部品を成形するとき、部品と部品の間に空間が生ず
ることがある。この空間に樹脂による空洞構造部を構成
し、この空洞構造部に、発音源の方向(冷却風の通路側)
に孔を複数個明け下記の数式で表せる特定周波数の共鳴
消音器を構成する。こうすることにより無駄な空間を有
効に用いながら騒音を減らすことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【数 1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】発熱体を効率良く冷却するためには、冷却風の
通風路を空気の入りと出を分ける必要があり、この通風
路を次のように構成するものである。機器の複数の機能
部品とそれを支持する構造部を二次元に配置し、該二次
元平面に複数の平行した折り曲げ個所を設け、ブロー成
形法による一体成形構造とし、成形後に該折り曲げ個所
で折り曲げ、筒状として固定することにより該機能部品
を三次元に配置すると共に該筒内を冷却風の通路とする
ようにした機器の樹脂構造体を構成する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記では筒状と称しているが文字どうりの円筒
を意味するものはなく、四角でも多角形でも二次元平面
を折り曲げて囲んで通風路が形成されればよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】これは各々の機能部品が架体に組みつけられた
ものと同じである。吸着筒 3及び 4 には吸着剤 13, 14
を入れた(充填)後に、密栓 31', 41' を密栓取り付け
部 31'' , 41'' に取り付けて密封し、この入り口 31,
41 に三方電磁弁 5,6と配管で接続する。この電磁弁の
マニホールドの入り口 44 には空気ポンプ 2の吐出口 2
1 と接続し、他方のマニホールドの出口 45 はサイレン
サー 7 と配管で接続する。なお、図 2 では、マニホー
ルドの図示は省略してある。空気ポンプ 2 の空気取入
口 22 には吸入フィルター 1 が接続され外気が取り入
れられる。なお、吸入フィルター 1 はブロー成形で吸
入フィルターの外枠のみ形成されるので成形後、加工し
て内部にフィルターエレメントが挿入でき外気のゴミを
濾過できるようにする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】さきの図 1 (イ)の構成では使用していなかっ
た部分に、図 3 (イ)で示すような共鳴消音用の空洞構
造部 65, 66, 67 を設け、これらの空洞構造部には成形
後に直径 8 ミリの孔をそれぞれ 10 個、 15 個、30 個
程明けて共鳴消音器とする。これを折り曲げ個所 A, B,
C で折り曲げ、図 3 (ロ)の上方より見た図に示すよう
に筒状にする。そして、筒内部を冷却風を通す通風路と
する。該空洞構造部65, 66, 67 の通風路側の面は騒音
の通路でもあるのでこの面に前記孔を前記の計算式で騒
音源の主要な音圧を有する周波数の f1, f2, f3 になる
ような直径と数の孔を明けて共鳴消音器とする。冷却風
はファン 25 によりこの筒状の冷却風通路におくりこ
む。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図2の一点鎖線で囲んだ部分の機能用構造部を
図1(イ)で示すようにブロー成形により一体成形する。
これには図2の同一機能部と同じ番号を付してある。
図1(イ)の A,B,C が「折り曲げ個所」で樹脂の肉
厚を約 0.5 mm として容易に折り曲げれるようにして
ある。 ここで折り曲げて図1(ロ)で示すように筒状に
固定し、各機能部品、吸入フィルター1、吸着筒3,
4、バッファタンク9及びサイレンサー7を三次元に配
置固定する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:34 B29L 31:34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 機器の複数の機能部品とそれを支持する
    構造部を二次元に配置し、該二次元の平面に折り曲げ個
    所を設けた樹脂材により一体成形する構成とし、成形後
    に該折り曲げ個所で折り曲げて固定することにより該機
    能部品を三次元に配置するようにしたことを特徴とする
    機器の樹脂構造体。
  2. 【請求項 2】 機器の機能部品とそれを支持する構造部
    と空洞構造部をブロー成形法により一体成形するよう構
    成し、成形後に該空洞構造部に複数個の孔をあけ、該空
    洞構造部と孔に関係ずけられる特定周波数の共鳴消音を
    行うようにしたことを特徴とする機器の樹脂構造体。
  3. 【請求項 3】 機器の複数の機能部品とそれを支持する
    構造部を二次元に配置し、該二次元の平面に複数の折り
    曲げ個所を設け、ブロー成形法による一体成形構造と
    し、成形後に該折り曲げ個所で折り曲げ固定することに
    より該機能部品を三次元に配置するようにしたことを特
    徴とする機器の樹脂構造体。
  4. 【請求項 4】 機器の複数の機能部品とそれを支持する
    構造部を二次元に配置し、該二次元の平面に複数の平行
    した折り曲げ個所を設け、ブロー成形法による一体成形
    構造とし、成形後に該折り曲げ個所で折り曲げて筒状と
    して固定することにより該機能部品を三次元に配置する
    と共に該筒内を冷却風の通路とするようにしたことを特
    徴とする機器の樹脂構造体。
  5. 【請求項 5】 機器の複数の機能部品とそれを支持する
    構造部と空洞構造物を二次元に配置し、該二次元の平面
    に複数の平行した折り曲げ個所を設け、ブロー成形法に
    よる一体成形構造とし、成形後に該折り曲げ個所で折り
    曲げて筒状として固定することにより該機能部品を三次
    元に配置すると共に該筒内を冷却風の通路とするように
    し、該空洞構造部の冷却風通路側に複数の孔をあけ、該
    空洞の容積と孔に関係ずけられた特定周波数の共鳴消音
    を行うようにしたことを特徴とする機器の樹脂構造体。
JP2000325981A 2000-10-25 2000-10-25 樹脂構造体 Pending JP2002127262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000325981A JP2002127262A (ja) 2000-10-25 2000-10-25 樹脂構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000325981A JP2002127262A (ja) 2000-10-25 2000-10-25 樹脂構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002127262A true JP2002127262A (ja) 2002-05-08

Family

ID=18803258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000325981A Pending JP2002127262A (ja) 2000-10-25 2000-10-25 樹脂構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002127262A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527307A (ja) * 2003-07-09 2007-09-27 エイチ2ジーイーエヌ・イノベーションズ・インコーポレイテッド モジュラー圧力スイング吸着プロセスならびに装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123197A (en) * 1979-03-16 1980-09-22 Pioneer Electronic Corp Method of assembling electronic device
JPS644318A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Kojima Press Kogyo Kk Manufacture of muffler made of resin
JPH0687226U (ja) * 1993-06-01 1994-12-22 株式会社プラコー 通 箱
JPH11300817A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Minoru Kasei Kk ヒンジを有するブロー成型品の製造法および成形品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123197A (en) * 1979-03-16 1980-09-22 Pioneer Electronic Corp Method of assembling electronic device
JPS644318A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Kojima Press Kogyo Kk Manufacture of muffler made of resin
JPH0687226U (ja) * 1993-06-01 1994-12-22 株式会社プラコー 通 箱
JPH11300817A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Minoru Kasei Kk ヒンジを有するブロー成型品の製造法および成形品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527307A (ja) * 2003-07-09 2007-09-27 エイチ2ジーイーエヌ・イノベーションズ・インコーポレイテッド モジュラー圧力スイング吸着プロセスならびに装置
JP4800938B2 (ja) * 2003-07-09 2011-10-26 ランマス・テクノロジー・インコーポレイテッド モジュラー圧力スイング吸着プロセスならびに装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4398736B2 (ja) 低騒音酸素濃縮機
US10300427B2 (en) System and method for concentrating gas
US8562725B2 (en) Oxygen concentrator having structural sieve beds
EP1188471A2 (en) Low void adsorption system
US20090025564A1 (en) Silencer and oxygen concentrator having silencer
JP2006232632A (ja) 酸素濃縮装置
JP6762689B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP4409240B2 (ja) 樹脂構造体、psaガス分離装置及びpsaガス分離装置の組み立て方法
JP2009216078A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP3955426B2 (ja) 酸素濃縮装置
JP2002127262A (ja) 樹脂構造体
JP2019132190A (ja) キャニスタ
WO2007091539A1 (ja) ガス濃縮装置およびその制御方法
JP2000281315A (ja) 酸素濃縮器
JP2002035525A (ja) Psaガス分離装置
JP4824426B2 (ja) 酸素濃縮器
JP2004050042A (ja) ガソリン分離膜モジュールおよび蒸発燃料処理装置
JP7265351B2 (ja) 酸素濃縮装置
JP2019124171A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP6878248B2 (ja) キャニスタ
JP6747479B2 (ja) 酸素濃縮装置
JP2017153817A (ja) 酸素濃縮装置
EP2098277A1 (en) Single manifold assembly for oxygen-generating systems
JP2003293871A (ja) インテークマニホールド
JP2020080984A (ja) 酸素濃縮器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101130