JP2002127176A - 成形方法 - Google Patents

成形方法

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JP2002127176A
JP2002127176A JP2000327736A JP2000327736A JP2002127176A JP 2002127176 A JP2002127176 A JP 2002127176A JP 2000327736 A JP2000327736 A JP 2000327736A JP 2000327736 A JP2000327736 A JP 2000327736A JP 2002127176 A JP2002127176 A JP 2002127176A
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pot
molding material
plunger
molding
pressure
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JP2000327736A
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English (en)
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Hitoshi Nakamura
仁 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形材料が均一に溶融しやすくなって成形不
良の発生を防止することができると共に使用可能な成形
材料の種類の制限を少なくすることができて成形条件の
拡大を図ることができる成形方法を提供する。 【解決手段】 粉粒状で樹脂製の成形材料2をポット1
内に供給する。ポット1内に供給された成形材料2を調
圧プランジャー6と注入プランジャー3との間で加圧し
て圧縮する。この後、圧縮されたポット1内の成形材料
2を注入プランジャー3によってポット1からランナー
4を介してキャビティ5に注入する成形方法に関する。
ポット1内の成形材料2をポット1の中心側から加熱す
る。成形材料2の内部に熱が伝わりやすくなって成形材
料2を均一に溶融させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の封止
成形などを行なうための成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂あるいはこれらを
含有する樹脂組成物で調製される樹脂製の成形材料を用
いて半導体素子(半導体チップ)の封止成形等を行なう
にあたって、従来からトランスファー成形が一般に行な
われているが、このようなトランスファー成形の一つと
して、成形の際に成形材料をタブレット状に成形せずに
粉粒状のまま用いることができる成形方法が特開平10
−86173号公報などにより本出願人から提案されて
いる。
【0003】以下に、上記公報に記載された成形方法を
図5を用いて説明する。金型10は下型11と上型12
とから形成されており、型締めした状態で上下型11、
12間にキャビティ5が形成されるものである。また、
下型11には円筒状のスリーブ11aが取着されてお
り、このスリーブ11aの内側が下型11の上面が開口
するポット1として形成されている。またスリーブ11
aと対向して上型12には円筒状のスリーブ12aが取
着されており、スリーブ12aの内側が上型12の下面
に開口する調圧ポット13として形成されている。調圧
ポット13の径はポット1の径よりも大きく形成されて
いる。
【0004】下型11の上面と上型12の下面にはキャ
ビティ5と連通されるランナー4が設けられており、ラ
ンナー4のキャビティ5と反対側の端部の開口部7は上
型12に形成した調圧ポット13に開口されている。従
って、このランナー4の開口部7は調圧ポット13を介
してポット1に開口するように形成されている。そして
ポット1には注入プランジャー3が進退駆動自在(上下
駆動自在)に設けられており、また、調圧ポット13に
は調圧プランジャー6が進退駆動自在(上下駆動自在)
に設けられている。注入プランジャー3や調圧プランジ
ャー6は油圧装置などの加圧装置で前進後退されるよう
になっている。上記のように調圧ポット13の径はポッ
ト1の径よりも大きく形成されているので、調圧プラン
ジャー6の径も注入プランジャー3の径よりも大きく形
成されている。
【0005】そして、このような金型10を用いて粉粒
状で樹脂製の成形材料2を成形するにあたっては、次に
ようにして行う。まず、上下型11、12を開いた状態
でポット1に成形材料2を供給し、図5(a)のように
上下型11、12を型締めする。このように型締めした
状態において、調圧プランジャー6は調圧ポット13の
先端(下端)まで前進されており、ランナー4の開口部
7は調圧プランジャー6の側面で閉じられている。ま
た、上記のように調圧プランジャー6の径を注入プラン
ジャー3の径より大きく形成することによって、ランナ
ー4の開口部7を閉じる際に、調圧プランジャー6の下
端がスリーブ11aの上端に当接してポット1の上面の
開口を調圧プランジャー6の下端面で閉塞することがで
きるものであり、ポット1内とランナー4との間を調圧
プランジャー6で完全に遮断することができるものであ
る。また、金型10の上下型11、12には加熱手段が
設けられており、ポット1内に供給された成形材料2は
加熱されるようになっている。
【0006】次に、注入プランジャー3を図5(b)の
ように前進させる。ここで、注入プランジャー3はポッ
ト1に成形材料2が供給されてからキャビティ5に成形
材料2が注入されるまで一定の力で前進するように、注
入プランジャー3に作用する加圧を制御する。また、注
入プランジャー3が前進する初期の段階では、調圧プラ
ンジャー6には注入プランジャー3の力よりも大きな力
が作用するように制御されている。従って、図5(b)
のように注入プランジャー3が前進しても調圧プランジ
ャー6は後退せず、ポット1内の成形材料2は注入プラ
ンジャー3と調圧プランジャー6の間で加圧圧縮され
る。そして、成形材料2をこのように圧縮することによ
って、粉粒体の成形材料2の粒子間の空気は追い出され
ることになる。成形材料2の粒子間から追い出された空
気は、下型11と上型12のパーティングラインのクリ
アランスや、注入プランジャー3とポット1内周の間の
クリアランスなどを通して排出される。また、この時、
ランナー4の開口部7は調圧プランジャー6の側面で閉
じられているので、成形材料2は注入プランジャー3の
加圧力でランナー4へと押し出されることはない。
【0007】上記のように成形材料2を圧縮した後、調
圧プランジャー6への力を解除するように制御するが、
これにより、注入プランジャー3が一定の力で前進し、
力を解除されて無圧となった調圧プランジャー6は、ス
プリング等の調圧部材による弾発力を受けながら注入プ
ランジャー3の力で後退し、図5(c)のようにランナ
ー4の開口部7が開口される。この時点では、ポット1
内の成形材料2は加熱と加圧によって溶融状態になって
おり、このようにランナー4の開口部7が開口される
と、注入プランジャー3による加圧でポット1内の成形
材料2は開口部7からランナー4に流入し、ランナー4
を通ってキャビティ5に注入される。このとき、スプリ
ング等の調圧部材による弾発力を受けながら調圧プラン
ジャー6が後退することによって、ポット1内の圧力は
所定の一定圧力に調整され、一定の圧力で成形材料2を
キャビティ5に注入させることができる。また、調圧プ
ランジャー6の後退位置を制御することによって、開口
部7の開口断面積を調整し、ポット1からランナー4へ
流れる成形材料2を調整して成形条件の最適化を行なう
ことができるものである。
【0008】そして、注入プランジャー3の先端が上下
型11、12のパーティングライン面から少し突出する
まで注入プランジャー3を前進させた後、注入プランジ
ャー3の前進を停止させる。注入プランジャー3の前進
がこのように停止されると、調圧プランジャー6に注入
プランジャー3の力よりも小さな力が加わって前進する
ように制御される。調圧プランジャー6はランナー4の
開口部7を閉じない範囲で前進するようにしてあり、図
5(d)のように調圧プランジャー6で成形材料2を加
圧し、調圧ポット13内に残留する成形材料2をキャビ
ティ5へと送り出し、キャビティ5への成形材料2の注
入が完了する。このように最終段階で調圧プランジャー
6を前進させて成形材料2をキャビティ5へ注入させる
ようにすることによって、成形材料2の注入の最終段階
に至るまでほぼ一定の注入速度(ほぼ一定の樹脂圧力)
で成形材料2をキャビティ5に注入することができるも
のである。そして、この後、キャビティ5に注入した成
形材料2を加熱硬化させることによって、成形品を形成
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の成形方
法では金型10に設けた加熱手段によりポット1内の成
形材料2をポット1の外側から加熱させて溶融させてい
るので、ポット1の中心付近において成形材料2に熱が
伝わりにくくて成形材料2が均一に溶融しないことがあ
って、成形材料2の流動性低下による未充填部分の発生
などの成形不良を起こすという問題があり、また、この
ために溶融しやすい種類の成形材料2しか使えずに成形
条件が狭い範囲に制限されるという問題があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、成形材料が均一に溶融しやすくなって成形不良の
発生を防止することができると共に使用可能な成形材料
の種類の制限を少なくすることができて成形条件の拡大
を図ることができる成形方法を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
成形方法は、粉粒状で樹脂製の成形材料2をポット1内
に供給し、ポット1内に供給された成形材料2を調圧プ
ランジャー6と注入プランジャー3との間で加圧して圧
縮し、この後、圧縮されたポット1内の成形材料2を注
入プランジャー3によってポット1からランナー4を介
してキャビティ5に注入する成形方法において、ポット
1内の成形材料2をポット1の中心側から加熱すること
を特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項2に係る成形方法
は、請求項1の構成に加えて、ポット1内の成形材料2
をポット1の外側から加熱することを特徴とするもので
ある。
【0013】また、本発明の請求項3に係る成形方法
は、請求項1又は2の構成に加えて、ポット1内の成形
材料2に挿入された加熱冶具30により、ポット1内の
成形材料2をポット1の中心側から加熱することを特徴
とするものである。
【0014】また、本発明の請求項4に係る成形方法
は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加えて、調圧プ
ランジャー6又は注入プランジャー3の先端から突出さ
せた加熱冶具30をポット1内の成形材料2に挿入する
ことによって、ポット1内の成形材料2をポット1の中
心側から加熱して溶融し、加熱冶具30を調圧プランジ
ャー6又は注入プランジャー3の先端から突出しない状
態にした後、成形材料2を注入プランジャー3によって
ポット1からランナー4を介してキャビティ5に注入す
ることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の請求項5に係る成形方法
は、請求項1乃至4のいずれかの構成に加えて、加熱冶
具30の径を調圧プランジャー6又は注入プランジャー
3の径の1/2〜1/5にすることを特徴とするもので
ある。
【0016】また、本発明の請求項6に係る発明は、請
求項1乃至5のいずれかの構成に加えて、ポット1内の
成形材料2に挿入された加熱冶具30の長さをポット1
内の成形材料2の長さに対して1/2〜3/4にするこ
とを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0018】図1に本発明で用いるトランスファー用の
成形装置の一例を示す。成形装置の金型10は下型11
と上型12とから形成されており、型締めした状態で上
下型11、12間にキャビティ5が形成されるものであ
る。また、下型11には円筒状のスリーブ11aが取着
されており、このスリーブ11aの内側が下型11の上
面が開口するポット1として形成されている。またスリ
ーブ11aと対向して上型12には円筒状のスリーブ1
2aが取着されており、スリーブ12aの内側が上型1
2の下面に開口する調圧ポット13として形成されてい
る。調圧ポット13の径はポット1の径よりも大きく形
成されている。
【0019】下型11の上面と上型12の下面にはキャ
ビティ5と連通されるランナー4が設けられており、ラ
ンナー4のキャビティ5と反対側の端部の開口部7は上
型12に形成した調圧ポット13に開口されている。従
って、このランナー4の開口部7は調圧ポット13を介
してポット1に開口するように形成されている。そし
て、ポット1には注入プランジャー3が進退駆動自在
(上下駆動自在)に設けられており、また、調圧ポット
13には調圧プランジャー6が進退駆動自在(上下駆動
自在)に設けられている。注入プランジャー3や調圧プ
ランジャー6は油圧装置などの加圧装置で前進後退され
るようになっている。上記のように調圧ポット13の径
はポット1の径よりも大きく形成されているので、調圧
プランジャー6の径も注入プランジャー3の径よりも大
きく形成されている。
【0020】上記の調圧プランジャー6には、ポット1
内の成形材料2をポット1の中心側から加熱して溶融す
るための加熱冶具30が設けられている。加熱冶具30
はステンレス鋼などの金属材料を用いて外形を略丸棒状
に形成したものであって、その内部には通電により発熱
する発熱線が内蔵されている。また、図4(a)(b)
に示すように、加熱冶具30は調圧プランジャー6の下
端面に開口する冶具保持孔31に挿入して保持されてい
る。そして、図4(b)のように加熱冶具30の先部
(下部)が調圧プランジャー6の先端面(下端面)の略
中心から下側に突出する状態と、図4(a)のように加
熱冶具30の先端面(下端面)が調圧プランジャー6の
先端面と面一になる状態との間で、加熱冶具30は調圧
プランジャー6に対して進退駆動自在(上下駆動自在)
に形成されている。加熱冶具30の前進後退は例えば油
圧装置などの駆動装置で行うことができる。
【0021】さらに、金型10には、ポット1内の成形
材料2をポット1の外側から金型10を介して加熱して
溶融するための加熱手段が設けられている。この加熱手
段は従来と同様のものであって、例えば、金型10に熱
水などの熱媒を通すようにして形成することができる。
【0022】初期状態では調圧プランジャー6は調圧ポ
ット13の先端(下端)まで前進しており、ランナー4
の開口部7を調圧プランジャー6の側面で閉じるように
なっている。ここで、上記のように調圧プランジャー6
の径を注入プランジャー3の径より大きく形成すること
によって、このようにランナー4の開口部7を閉じる際
に、調圧プランジャー6の下端がスリーブ11aの上端
に当接してポット1の上面の開口を調圧プランジャー6
の下端面で閉塞することができるものであり、ポット1
内とランナー4との間を調圧プランジャー6で完全に遮
断することができると共に、ランナー4の開口部7を閉
じる位置への調圧プランジャー6の位置決めが容易にな
るものである。また、注入プランジャー3の径と調圧プ
ランジャー6の径を等しく形成する場合、ポット1の内
径と調圧ポット13の内径が等しくなるため、ポット1
の中心と調圧ポット13の中心が正確に一致しないと、
上下型11、12を型締めした際にポット1と調圧ポッ
ト13の開口が合致しないことになり、上下型11、1
2の加工精度を高く要求されるが、注入プランジャー3
の径と調圧プランジャー6の径が異なる場合は、ポット
1の内径と調圧ポット13の内径も異なるため、ポット
1の中心と調圧ポット13の中心を正確に一致させずと
も、上下型11、12を型締めした際にポット1と調圧
ポット13の開口を合致させることができるので、上下
型11、12の加工精度を高く要求されることはないも
のである。
【0023】図2は金型10の全体構成を示すものであ
り、金型10に複数のキャビティ5を設けると共に各キ
ャビティ5をランナー4を介してポット1に接続させる
ことによって、多数個取りの成形が行なえるようにして
ある。また金型10にポット1を複数設けてマルチポッ
ト構造に形成するようにしてもよい。図2において14
はエジェクタープレート15で作動されるエジェクター
ピンである。
【0024】そして、このような金型10を用いて熱硬
化性樹脂などの粉粒状の成形材料2を成形するにあたっ
ては、次にようにして行う。まず、上下型11、12を
開いた状態でポット1に成形材料2を供給し、図1
(a)のように上下型11、12を型締めする。このよ
うに型締めした直後の状態は既述の初期状態となってお
り、調圧プランジャー6は調圧ポット13の先端(下
端)まで前進して、ランナー4の開口部7を調圧プラン
ジャー6の側面で閉じるようになっている。また、加熱
冶具30はその下端面が調圧プランジャー6の先端面と
面一になる状態に配置されている。
【0025】次に、加熱冶具30を調圧プランジャー6
に対して下動させて前進させ、調圧プランジャー6の下
端面から加熱冶具30の下部を突出させた状態にするこ
とによってポット1内の成形材料2に加熱冶具30の下
部を挿入し、発熱する加熱冶具30によりポット1内の
成形材料2をポット1の中心側から加熱する。また、こ
れと同時に金型10に設けた加熱手段により金型10を
加熱することによって、ポット1内の成形材料2をポッ
ト1の外側から加熱する。そして、このようにポット1
内の成形材料2を加熱冶具30により内側から加熱する
と共にポット1内の成形材料2を加熱手段により外側か
ら加熱することによって、ポット1内の成形材料2を溶
融する。成形材料2の加熱温度は成形材料2の種類によ
って異なるが、成形材料2がエポキシ樹脂である場合に
は170〜180℃程度に設定することができる。
【0026】次に、注入プランジャー3を図1(b)の
ように前進させる。ここで、注入プランジャー3はポッ
ト1に成形材料2が供給されてからキャビティ5に成形
材料2が注入されるまで一定の力で前進するように、注
入プランジャー3に作用する加圧を制御する。また、注
入プランジャー3が前進する初期の段階では、調圧プラ
ンジャー6及び加熱冶具30には注入プランジャー3の
力よりも大きな力が作用するように制御されている。従
って、図1(b)のように注入プランジャー3が前進し
ても調圧プランジャー6や加熱冶具30は後退せず、ポ
ット1内の成形材料2は注入プランジャー3と調圧プラ
ンジャー6の間で加圧圧縮される。そして、成形材料2
をこのように圧縮することによって、粉粒体の成形材料
2の粒子間の空気は追い出されることになる。成形材料
2の粒子間から追い出された空気は、下型11と上型1
2のパーティングラインのクリアランスや、注入プラン
ジャー3とポット1内周の間のクリアランスなどを通し
て排出される。また、この時、ランナー4の開口部7は
調圧プランジャー6の側面で閉じられているので、成形
材料2は注入プランジャー3の加圧力でランナー4へと
押し出されることはない。
【0027】ポット1内の成形材料2を加圧圧縮する際
の加圧はポット1内圧力が9.8〜29.4MPa(1
00〜300kgf/cm2)以上になるようにするの
が好ましく、加圧力が不足する場合には電動モータや油
圧ポンプなどの別の出力源を用いて調圧プランジャー6
を加圧し、上記のポット1内圧力を得ることができるよ
うにする。もっとも、成形材料2を加圧してタブレット
を成形する場合は、成形材料2に熱履歴が加わることを
防ぐために高温による加熱をしないで加圧を行なってお
り、147MPa(1500kgf/cm2)以上の高
圧で加圧する必要があるが、本発明のように金型10で
成形材料2を加圧圧縮する場合、成形材料2は金型10
内で加熱され若干可塑化された状態になっているため
に、上記のような9.8〜29.4MPa以上程度の圧
力で成形材料2を圧縮することが可能になるものであ
る。このように、従来のような高圧で圧縮する必要がな
いため、金型10の寿命が長くなるものである。
【0028】上記のように成形材料2を圧縮した後、加
熱冶具30を調圧プランジャー6に対して上動させて後
退させることによって、ポット1内の成形材料2から抜
き出すと共に加熱冶具30の下端面を調圧プランジャー
6の下端面と面一になる状態にする。また、このように
加熱冶具30を調圧プランジャー6に収容した後では、
加熱冶具30は調圧プランジャー6と一緒に前進後退す
るように制御する。次に、調圧プランジャー6への力を
解除するように制御するものであり、これにより、注入
プランジャー3が一定の力で前進すると、力を解除され
て無圧となった調圧プランジャー6は、スプリング等の
調圧部材による弾発力を受けながら注入プランジャー3
の力で後退し、図1(c)のようにランナー4の開口部
7が開口される。調圧プランジャー6の後退量は適宜設
定することができ、開口部7が全面に亘って開口するよ
うに開口部7の上下方向の幅寸法分(例えば、約2m
m)だけ調圧プランジャー6を後退させても良いし、ま
た、もっと少ない後退量(例えば、0.5mm)であっ
てもよい。
【0029】そして、この時点では、ポット1内の成形
材料2は加熱と加圧によって溶融状態になっており、こ
のようにランナー4の開口部7が開口されると、注入プ
ランジャー3による加圧でポット1内の成形材料2は開
口部7からランナー4に流入し、ランナー4を通ってキ
ャビティ5に注入される。このとき、スプリング等の調
圧部材による弾発力を受けながら調圧プランジャー6が
後退することによって、ポット1内の圧力は所定の一定
圧力に調整され、一定の圧力で成形材料2をキャビティ
5に注入させることができる。また、調圧プランジャー
6の後退位置を制御することによって、開口部7の開口
断面積を調整し、ポット1からランナー4へ流れる成形
材料2を調整して成形条件の最適化を行なうことができ
るものである。
【0030】そして、注入プランジャー3の先端が上下
型11、12のパーティングライン面から少し(1mm
程度)上側に突出するまで注入プランジャー3を前進さ
せた後、注入プランジャー3の前進を停止させる。注入
プランジャー3の前進がこのように停止されると、調圧
プランジャー6に注入プランジャー3の力よりも小さな
力が加わって前進するように制御されている。調圧プラ
ンジャー6はランナー4の開口部7を閉じない範囲で前
進するようにしてあり、図1(d)のように調圧プラン
ジャー6で成形材料2を加圧し、調圧ポット13内に残
留する成形材料2をキャビティ5へと送り出し、キャビ
ティ5への成形材料2の注入が完了する。このように最
終段階で調圧プランジャー6を前進させて成形材料2を
キャビティ5へ注入させるようにすることによって、成
形材料2の注入の最終段階に至るまでほぼ一定の注入速
度(ほぼ一定の樹脂圧力)で成形材料2をキャビティ5
に注入することができるものである。
【0031】このように、キャビティ5に成形材料2を
注入するにあたって、成形材料2の粒子間の空気は上記
のように圧縮して追い出されているので、この空気が混
入されたままキャビティ5に成形材料2が充填されるこ
とはない。ここで、キャビティ5に成形材料2を注入す
る際に、真空装置でキャビティ5内の空気を抜くように
すれば、空気の混入を防ぐ効果を一層高く得ることがで
きるものである。
【0032】上記のようにキャビティ5に注入した後、
キャビティ5内で成形材料2を硬化させる。成形材料2
には上記のように空気が混入されていないので、成形品
にボイド不良等が発生することを未然に防ぐことができ
るものである。この硬化の際には、図1(d)に鎖線で
示すように注入プランジャー3を後退させておいてもよ
い。硬化が完了した後、上下型11、12を型開きし、
エジェクターピン14でキャビティ5内の成形品を突き
出して、成形品を金型10から取り出すことができる。
このとき上記のように注入プランジャー3の先端が上下
型11、12のパーティングライン面から少し突出させ
るようにしてあるので、カルの材料ロスを低減すること
ができるものである。
【0033】そして、本発明では、加熱冶具30をポッ
ト1内の成形材料2に挿入することによって、ポット1
内の成形材料2をポット1の中心側から加熱するので、
ポット1の中心付近における成形材料2の内部に加熱冶
具30からの熱が伝わりやすくなって成形材料2を均一
に溶融させることができ、ポット1内の成形材料2をポ
ット1の外側からのみ加熱する場合に生じる成形不良を
防止することができるものであり、また、ポット1内の
成形材料2をポット1の外側から加熱するだけでは溶融
しにくい種類の成形材料2であっても、加熱冶具30に
よる内部からの加熱により容易に溶融させることがで
き、使用可能な成形材料2の樹脂の種類の制限を少なく
することができて成形条件の拡大を図ることができるも
のである。
【0034】本発明において、加熱冶具30の外径は調
圧プランジャー6の外径の1/2〜1/5にするのが好
ましい。加熱冶具30の外径が調圧プランジャー6の外
径の1/2よりも大きいと、ポット1内に供給すること
ができる成形材料2の量が少なくなって一度に成形する
ことができる成形品が少なくなり、生産性が低下する恐
れがあり、逆に、加熱冶具30の外径が調圧プランジャ
ー6の外径の1/5よりも小さいと、加熱冶具30の表
面積が小さくなり過ぎて成形材料2との接触面積が小さ
くなり、加熱冶具30の発熱で成形材料2を充分に溶融
させることができなくなったり加熱冶具30の発熱で成
形材料2を溶融させるのに長時間を有したりする恐れが
ある。
【0035】また、本発明において、ポット1内の成形
材料2に挿入された加熱冶具30の長さはポット1内に
供給された圧縮前の成形材料2の長さ(高さ)に対して
1/2〜3/4にするのが好ましい。ポット1内の成形
材料2への加熱冶具30の挿入長さがポット1内の成形
材料2の長さの1/2よりも短いと、加熱冶具30の表
面と成形材料2の接触面積が小さくなり、加熱冶具30
の発熱で成形材料2を充分に溶融させることができなく
なったり加熱冶具30の発熱で成形材料2を溶融させる
のに長時間を有したりする恐れがあり、逆に、ポット1
内の成形材料2への加熱冶具30の挿入長さがポット1
内の成形材料2の長さの3/4よりも長いと、ポット1
内の成形材料2を圧縮するのに注入プランジャー3を前
進させたときに、加熱冶具30の先端に注入プランジャ
ー3の先端が当たって前進できず、成形材料2を充分に
圧縮することができなくなる恐れがある。
【0036】尚、上記の例では図1(c)の工程のよう
に、注入プランジャー3を前進させる際の力で調圧プラ
ンジャー6が後退してランナー4の開口部7が開口され
るようにしたが、調圧プランジャー6を強制的に後退さ
せてランナー4の開口部7が開口させるようにしてもよ
い。また、上記のトランスファー成形で半導体の封止成
形等を行なうことができるが、フレームをインサートし
て半導体の封止成形を行なうにあたって、長尺のフープ
材を連続して送りながら行なう連続成形や、短冊フレー
ムを用いて行なう成形など、任意の方式に対応して成形
を行なうことができるものである。また、本発明におい
て粉粒状の成形材料2には、ぺレットやミニタブレット
状のものも含むものである。さらに、加熱冶具30は注
入プランジャー3側に設けても良い。
【0037】上記の図1の例では、調圧ポット13の径
をポット1の径よりも大きく形成すると共に調圧プラン
ジャー6の径を注入プランジャー3の径よりも大きく形
成するようにしてあるが、図3の例では、ポット1の径
を調圧ポット13の径よりも大きく形成すると共に注入
プランジャー3の径を調圧プランジャー6の径よりも大
きく形成するようにしてある。その他の構成は、上型1
2のスリーブ12aを上下駆動自在にした他は、図1の
ものとほぼ同じように形成してあり、この図3の金型1
0においても上記と同様に成形を行なうことができる。
【0038】すなわち、まず図3(a)のように調圧プ
ランジャー6とともにスリーブ12aを下降させてスリ
ーブ12aでランナー4の開口部7を閉じた状態でポッ
ト1に粉粒状の成形材料2を供給した後、上型12と下
型11を型締めする。次に、加熱冶具30の下部をポッ
ト1内の成形材料2に挿入し、発熱する加熱冶具30に
よりポット1内の成形材料2をポット1の中心側から加
熱すると共に、これと同時に金型10に設けた加熱手段
により金型10を加熱することによって、ポット1内の
成形材料2をポット1の外側から加熱し、これらの加熱
によりポット1内の成形材料2を溶融する。
【0039】次に、注入プランジャー3を図3(b)の
ように前進させる。このとき調圧プランジャー6には注
入プランジャー3の力よりも大きな力が作用しているの
で調圧プランジャー6は後退せず、ポット1内の成形材
料2は注入プランジャー3と調圧プランジャー6の間で
加圧圧縮され、粉粒体の成形材料2の粒子間の空気が追
い出される。このように成形材料2を圧縮した後、加熱
冶具30を調圧プランジャー6に対して上動させて後退
させることによって、ポット1内の成形材料2から抜き
出すと共に加熱冶具30の下端面を調圧プランジャー6
の下端面と面一になる状態にする。次に、調圧プランジ
ャー6への力を解除し、小さい力に切り換えると共に、
スリーブ12aを上昇させてランナー4の開口部7を開
く。そして注入プランジャー3が一定の力で前進する
と、力を解除された調圧プランジャー6は注入プランジ
ャー3の力で後退し、図3(c)のように注入プランジ
ャー3による加圧でポット1内の成形材料2は開口部7
からランナー4に流入し、ランナー4を通ってキャビテ
ィ5に注入される。このとき、調圧プランジャー6は低
圧の反発力を受けながら後退するために、ポット1内の
圧力は所定の一定圧力に調整され、一定の圧力で成形材
料2をキャビティ5に注入させることができる。そして
注入プランジャー6が所定位置まで前進して停止する
と、調圧プランジャー6は注入プランジャー3の力より
も小さな力で前進し、調圧ポット13内に残留する成形
材料2をキャビティ5へと送り出してキャビティ5への
成形材料2の注入が完了する。
【0040】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る発
明は、粉粒状で樹脂製の成形材料をポット内に供給し、
ポット内に供給された成形材料を調圧プランジャーと注
入プランジャーとの間で加圧して圧縮し、この後、圧縮
されたポット内の成形材料を注入プランジャーによって
ポットからランナーを介してキャビティに注入する成形
方法において、ポット内の成形材料をポットの中心側か
ら加熱するので、成形材料の内部に熱が伝わりやすくな
って成形材料を均一に溶融させることができ、成形材料
の流動性低下による未充填部分の発生などの成形不良を
防止することができるものであり、また、ポット内の成
形材料をポットの外側から加熱するだけでは溶融しにく
い種類の成形材料であっても、ポットの中心側からの加
熱により容易に溶融させることができ、使用可能な成形
材料の樹脂の種類の制限を少なくすることができて成形
条件の拡大を図ることができるものである。
【0041】また、本発明の請求項2に係る発明は、ポ
ット内の成形材料をポットの外側から加熱するので、成
形材料を内側からだけでなく外側からも加熱することに
よって成形材料を均一に速く溶融させることができ、成
形材料の流動性低下による未充填部分の発生などの成形
不良を確実に防止することができると共に成形材料の溶
融を短時間でおこなうことができて生産性を向上させる
ことができるものである。
【0042】また、本発明の請求項3に係る発明は、ポ
ット内の成形材料に挿入された加熱冶具により、ポット
内の成形材料をポットの中心側から加熱するので、成形
材料の内部に加熱冶具からの熱が伝わりやすくなって成
形材料を均一に溶融させることができ、成形材料の流動
性低下による未充填部分の発生などの成形不良を防止す
ることができるものであり、また、ポット内の成形材料
をポットの外側から加熱するだけでは溶融しにくい種類
の成形材料であっても、加熱冶具によるポットの中心側
からの加熱により容易に溶融させることができ、使用可
能な成形材料の樹脂の種類の制限を少なくすることがで
きて成形条件の拡大を図ることができるものである。
【0043】また、本発明の請求項4に係る発明は、調
圧プランジャー又は注入プランジャーの先端から突出さ
せた加熱冶具をポット内の成形材料に挿入することによ
って、ポット内の成形材料をポットの中心側から加熱し
て溶融し、加熱冶具を調圧プランジャー又は注入プラン
ジャーの先端から突出しない状態にした後、成形材料を
注入プランジャーによってポットからランナーを介して
キャビティに注入するので、加熱冶具をポット内の成形
材料に挿入してポット内の成形材料をポットの中心側か
ら加熱することによって、成形材料の内部に加熱冶具か
らの熱が伝わりやすくなって成形材料を均一に溶融させ
ることができるものでありながら、成形材料を注入プラ
ンジャーによってキャビティに注入する際には、加熱冶
具を調圧プランジャー又は注入プランジャーの先端から
突出しない状態して、加熱冶具が成形材料の注入の妨げ
とならないようにすることができ、成形性が低下しない
ようにすることができるものである。
【0044】また、本発明の請求項5に係る発明は、加
熱冶具の径を調圧プランジャー又は注入プランジャーの
径の1/2〜1/5にするので、ポット内に供給するこ
とができる成形材料の量が少なくならないようにするこ
とができ、生産性が低下しないようにすることができる
ものであり、また、加熱冶具と成形材料との接触面積が
小さくならないようにすることができ、加熱冶具の発熱
で成形材料を短時間で均一に溶融させることができるも
のである。
【0045】また、本発明の請求項6に係る発明は、ポ
ット内の成形材料に挿入された加熱冶具の長さをポット
内の成形材料の長さに対して1/2〜3/4にするの
で、加熱冶具と成形材料との接触面積が小さくならない
ようにすることができ、加熱冶具の発熱で成形材料を短
時間で均一に溶融させることができるものであり、ま
た、加熱冶具が成形材料の圧縮の妨げとならないように
することができ、成形性が低下しないようにすることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(d)は本発明の実施の形態の一例
を示す断面図である。
【図2】同上の金型を示す断面図である。
【図3】(a)乃至(d)は同上の他の実施の形態の一
例を示す断面図である。
【図4】(a)(b)は同上の調圧プランジャーの一部
を示す斜視図である。
【図5】(a)乃至(d)は従来例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ポット 2 成形材料 3 注入プランジャー 4 ランナー 5 キャビティ 6 調圧プランジャー 30 加熱冶具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒状で樹脂製の成形材料をポット内に
    供給し、ポット内に供給された成形材料を調圧プランジ
    ャーと注入プランジャーとの間で加圧して圧縮し、この
    後、圧縮されたポット内の成形材料を注入プランジャー
    によってポットからランナーを介してキャビティに注入
    する成形方法において、ポット内の成形材料をポットの
    中心側から加熱することを特徴とする成形方法。
  2. 【請求項2】 ポット内の成形材料をポットの外側から
    加熱することを特徴とする請求項1に記載の成形方法。
  3. 【請求項3】 ポット内の成形材料に挿入された加熱冶
    具により、ポット内の成形材料をポットの中心側から加
    熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の成形方
    法。
  4. 【請求項4】 調圧プランジャー又は注入プランジャー
    の先端から突出させた加熱冶具をポット内の成形材料に
    挿入することによって、ポット内の成形材料をポットの
    中心側から加熱して溶融し、加熱冶具を調圧プランジャ
    ー又は注入プランジャーの先端から突出しない状態にし
    た後、成形材料を注入プランジャーによってポットから
    ランナーを介してキャビティに注入することを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の成形方法。
  5. 【請求項5】 加熱冶具の径を調圧プランジャー又は注
    入プランジャーの径の1/2〜1/5にすることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の成形方法。
  6. 【請求項6】 ポット内の成形材料に挿入された加熱冶
    具の長さをポット内の成形材料の長さに対して1/2〜
    3/4にすることを特徴とする請求項3乃至5のいずれ
    かに記載の成形方法。
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