JP2002126667A - 超音波洗浄装置 - Google Patents
超音波洗浄装置Info
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- JP2002126667A JP2002126667A JP2000320955A JP2000320955A JP2002126667A JP 2002126667 A JP2002126667 A JP 2002126667A JP 2000320955 A JP2000320955 A JP 2000320955A JP 2000320955 A JP2000320955 A JP 2000320955A JP 2002126667 A JP2002126667 A JP 2002126667A
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- Japan
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- vibration
- ultrasonic
- plate
- cleaning
- diaphragm
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- Pending
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動板を洗浄槽に固定する時に、振動板は洗
浄槽にビスや固定ボルトで固定するが、この振動板の固
定により、振動板が超音波振動子の固有の振動を妨げる
振動損失、振動漏れが生じ、さらに、振動板の固定によ
る振動抑制が生じるので効率のよい音響照射ができない
という欠点があった。 【解決手段】 洗浄槽１の底部に装着孔１ａが形成さ
れ、この装着孔１ａの内側の周囲にパッキン２を介して
振動板３が固定ボルト４で固定され、又、振動板３の外
側の面に超音波振動子５が接合され、この超音波振動子
５の周囲の振動板３に適宜所望の深さ及び幅の溝３ａが
形成されている。
浄槽にビスや固定ボルトで固定するが、この振動板の固
定により、振動板が超音波振動子の固有の振動を妨げる
振動損失、振動漏れが生じ、さらに、振動板の固定によ
る振動抑制が生じるので効率のよい音響照射ができない
という欠点があった。 【解決手段】 洗浄槽１の底部に装着孔１ａが形成さ
れ、この装着孔１ａの内側の周囲にパッキン２を介して
振動板３が固定ボルト４で固定され、又、振動板３の外
側の面に超音波振動子５が接合され、この超音波振動子
５の周囲の振動板３に適宜所望の深さ及び幅の溝３ａが
形成されている。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、超音波振動子で発
生した超音波を効率良く洗浄液へ放射することができる
超音波洗浄装置に関するものである。
生した超音波を効率良く洗浄液へ放射することができる
超音波洗浄装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の超音波洗浄装置は、洗浄槽の底部
の振動板に超音波振動子を装着し、この超音波振動子に
電源から発振出力を印加すると、超音波振動子は固有の
周波数の超音波を発生するので、この超音波は洗浄槽内
の洗浄液に照射されることにより、洗浄液内にキャビテ
ーションを発生し、このキャビテーションによって洗浄
液内の被洗浄物を洗浄するように構成されている。
の振動板に超音波振動子を装着し、この超音波振動子に
電源から発振出力を印加すると、超音波振動子は固有の
周波数の超音波を発生するので、この超音波は洗浄槽内
の洗浄液に照射されることにより、洗浄液内にキャビテ
ーションを発生し、このキャビテーションによって洗浄
液内の被洗浄物を洗浄するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな超音波洗浄装置では、振動板を洗浄槽に固定する時
に、振動板は洗浄槽にビスや固定ボルトで固定するが、
この振動板の固定により、振動板が超音波振動子の固有
の振動を妨げる振動損失、振動漏れが生じ、さらに、振
動板の固定による振動抑制が生じるので効率のよい超音
波照射ができないという欠点があった。
うな超音波洗浄装置では、振動板を洗浄槽に固定する時
に、振動板は洗浄槽にビスや固定ボルトで固定するが、
この振動板の固定により、振動板が超音波振動子の固有
の振動を妨げる振動損失、振動漏れが生じ、さらに、振
動板の固定による振動抑制が生じるので効率のよい超音
波照射ができないという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、振動板に超
音波振動子を接合し、該超音波振動子の周囲の前記振動
板に溝を形成し、前記振動板を洗浄槽の底部に固定する
ものであり、前記振動板は前記洗浄槽の底部の穴の周囲
に固定してもよい。
音波振動子を接合し、該超音波振動子の周囲の前記振動
板に溝を形成し、前記振動板を洗浄槽の底部に固定する
ものであり、前記振動板は前記洗浄槽の底部の穴の周囲
に固定してもよい。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明では、振動板の超音波振動
子を接合した周囲に適宜所望の深さ及び幅の溝を形成す
ることにより、この溝は一種の振動フィルタとして作用
し、超音波振動子で発生した超音波が振動板から振動板
の固定部分への伝播を抑制及び軽減し、液中に効率的な
超音波照射ができる。
子を接合した周囲に適宜所望の深さ及び幅の溝を形成す
ることにより、この溝は一種の振動フィルタとして作用
し、超音波振動子で発生した超音波が振動板から振動板
の固定部分への伝播を抑制及び軽減し、液中に効率的な
超音波照射ができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の１実施例の超音波洗浄槽の側
面断面図、図２は図１の超音波洗浄槽の底部から見た図
で、洗浄槽１の底部に装着孔１ａが形成され、この装着
孔１ａの内側の周囲にパッキン２を介して振動板３が固
定ボルト４で固定され、又、振動板３の外側の面に超音
波振動子５が接合され、この超音波振動子５の周囲の振
動板３に適宜所望の深さ及び幅の溝３ａが形成されてい
る。
面断面図、図２は図１の超音波洗浄槽の底部から見た図
で、洗浄槽１の底部に装着孔１ａが形成され、この装着
孔１ａの内側の周囲にパッキン２を介して振動板３が固
定ボルト４で固定され、又、振動板３の外側の面に超音
波振動子５が接合され、この超音波振動子５の周囲の振
動板３に適宜所望の深さ及び幅の溝３ａが形成されてい
る。
【０００７】このように構成した本実施例の超音波洗浄
装置では、超音波振動子５に超音波発振器６から発振出
力を印加すると、超音波振動子５から振動板３を介して
超音波が洗浄槽１内の洗浄液７に照射されるが、この
時、超音波振動子５の周囲の振動板３に形成した溝３ａ
は一種の振動フィルタとして作用し、振動板３に接着さ
れた超音波振動子５から振動板３と洗浄槽１の固定部分
への超音波振動の伝播を抑制し、軽減するので、この固
定部分での振動の損失及び振動漏れが低減され、超音波
振動子５からの振動エネルギーは洗浄槽１内の洗浄液７
へ効率の良い超音波放射を行うことができる。
装置では、超音波振動子５に超音波発振器６から発振出
力を印加すると、超音波振動子５から振動板３を介して
超音波が洗浄槽１内の洗浄液７に照射されるが、この
時、超音波振動子５の周囲の振動板３に形成した溝３ａ
は一種の振動フィルタとして作用し、振動板３に接着さ
れた超音波振動子５から振動板３と洗浄槽１の固定部分
への超音波振動の伝播を抑制し、軽減するので、この固
定部分での振動の損失及び振動漏れが低減され、超音波
振動子５からの振動エネルギーは洗浄槽１内の洗浄液７
へ効率の良い超音波放射を行うことができる。
【０００８】従って、本実施例の超音波洗浄装置では、
洗浄槽１内の洗浄液７へ効率の良い超音波放射を実現す
ることができるので、洗浄能力が向上し、洗浄時間が短
縮され、又、洗浄液７の負荷に対する超音波振動子５の
電気音響変換効率が向上するので、超音波振動子５の発
熱が低減され、洗浄液中に目的とする音響エネルギーを
実現するのに、従来の洗浄装置の駆動投入電力に比べて
少ない電力で済むという利点がある。
洗浄槽１内の洗浄液７へ効率の良い超音波放射を実現す
ることができるので、洗浄能力が向上し、洗浄時間が短
縮され、又、洗浄液７の負荷に対する超音波振動子５の
電気音響変換効率が向上するので、超音波振動子５の発
熱が低減され、洗浄液中に目的とする音響エネルギーを
実現するのに、従来の洗浄装置の駆動投入電力に比べて
少ない電力で済むという利点がある。
【０００９】なお、上記実施例では、洗浄槽１の底部に
装着孔１ａを設けて超音波振動子５を接着した振動板３
を固定ボルト４で固定するようにしたが、洗浄槽の底部
に直接超音波振動子を接着する場合には、洗浄槽の底部
に接着された超音波振動子の周囲に適宜溝を形成しても
同様な効果を得ることができ、又、上記実施例のような
溝を形成した振動板３は他の用途に使用することができ
る。
装着孔１ａを設けて超音波振動子５を接着した振動板３
を固定ボルト４で固定するようにしたが、洗浄槽の底部
に直接超音波振動子を接着する場合には、洗浄槽の底部
に接着された超音波振動子の周囲に適宜溝を形成しても
同様な効果を得ることができ、又、上記実施例のような
溝を形成した振動板３は他の用途に使用することができ
る。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波洗
浄装置では、振動板の超音波振動子を接合した周囲に適
宜所望の深さ及び幅の溝を形成することにより、この溝
は一種の振動フィルタとして作用するので、超音波振動
子で発生した超音波が振動板から振動板の固定部分を介
して振動槽への伝播を抑制及び軽減することができると
いう利点がある。
浄装置では、振動板の超音波振動子を接合した周囲に適
宜所望の深さ及び幅の溝を形成することにより、この溝
は一種の振動フィルタとして作用するので、超音波振動
子で発生した超音波が振動板から振動板の固定部分を介
して振動槽への伝播を抑制及び軽減することができると
いう利点がある。
【図１】本発明の１実施例の超音波洗浄装置の側面断面
図である。
図である。
【図２】図１の超音波洗浄装置の洗浄槽の底部から見た
図である。
図である。
１ 洗浄槽 １ａ 装着孔 ２ パッキン ３ 振動板 ４ 固定ボルト ５ 超音波振動子 ６ 超音波発振器 ７ 洗浄液
Claims (2)
- 【請求項１】 振動板に超音波振動子を接合し、該超音
波振動子の周囲の前記振動板に溝を形成し、前記振動板
を洗浄槽の底部に固定することを特徴とする超音波洗浄
装置。 - 【請求項２】 前記振動板は前記洗浄槽の底部の穴の周
囲に固定することを特徴とする請求項１記載の超音波洗
浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000320955A JP2002126667A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 超音波洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000320955A JP2002126667A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 超音波洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002126667A true JP2002126667A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18799160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000320955A Pending JP2002126667A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 超音波洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002126667A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102101118A (zh) * | 2009-12-17 | 2011-06-22 | 汉松有限公司 | 利用金属介质的超声波干式清洗机 |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000320955A patent/JP2002126667A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102101118A (zh) * | 2009-12-17 | 2011-06-22 | 汉松有限公司 | 利用金属介质的超声波干式清洗机 |
| CN102101118B (zh) * | 2009-12-17 | 2014-03-12 | 汉松有限公司 | 利用金属介质的超声波干式清洗机 |
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