JP2002126438A - 吸脱着装置 - Google Patents

吸脱着装置

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JP2002126438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の臭気レベルや体感と一致した脱臭運転
ができると共に、最適な脱着動作によって消費電力を低
減でき、臭い成分だけでなく有害ガス成分も室外に排出
できる高効率かつ高性能な吸脱着装置を提供する。 【解決手段】 吸着部1aと脱着部1bを有する吸着ロー
タ1と、アンモニア,硫化水素および揮発性有機化合物
などの臭気成分に感度を有する脱臭制御用ガスセンサ7
を備える。上記吸着ロータ1の吸着部1aを経由する吸
着通路22に吸着用ファン6を設ける。そして、上記脱
臭制御用ガスセンサ7により検出されたガス濃度が濃く
なるほど吸着用ファン6の風量が多くなり、脱臭制御用
ガスセンサ7により検出されたガス濃度が薄くなるほど
吸着用ファン6の風量が少なくなるように、制御部8に
より吸着用ファン6を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸着部と脱着部
を有する吸着ロータを用いて室内等を脱臭する吸脱着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸脱着装置としては、図6に示す
ように、吸着部61aと脱着部61bを有する吸着ロータ
61と、上記吸着ロータ61の吸着部61aを経由する
吸着通路62と、上記吸着ロータ61の脱着部61bを
経由する脱着通路63とを備えたものがある。この吸脱
着装置は、吸着通路62に吸着用ファン(図示せず)を配
設すると共に、脱着通路63に脱着用ヒータ64と脱着
用ファン(図示せず)とを配設している。上記吸脱着装置
は、吸着用ファンを回転させる吸着動作を常時行うと共
に、脱着用ヒータ64により加熱された室内空気を脱着
用ファンにり脱着部61bを介して排気する脱着動作を
常時または定期的に行い、VOC(VolatileOrganic Com
pound;揮発性有機化合物)等の溶剤,アンモニアおよび
体臭等の臭い成分を室外に排気する。なお、上記吸着ロ
ータ61に用いられる吸着材には、再生可能なゼオライ
ト系材料または活性炭繊維が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記吸脱着
装置では、次のような問題がある。 吸着用ファンを回転させる吸着動作を常時行うた
め、吸着動作が室内の臭気レベルや体感と一致しない。 脱着用ヒータ64を用いた脱着動作が常時行われる
と、消費電力が大きくなる。 脱着動作を一定時間間隔で実施すると、ガス濃度が
高い場合は脱着動作の停止中に吸着能力が低下したり、
ガス濃度が低い場合は必要のない脱着動作をしたりし
て、効果的で効率のよい脱着動作ができない。 脱臭性能は吸着材の選択性に依存するため、有害ガ
ス成分であるホルムアルデヒドや二酸化炭素は低減でき
ない。
【0004】そこで、この発明の目的は、室内の臭気レ
ベルや体感と一致した脱臭運転ができると共に、最適な
脱着動作によって消費電力を低減でき、臭い成分だけで
なくホルムアルデヒドや二酸化炭素等の有害ガス成分も
室外に排出できる高効率かつ高性能な吸脱着装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の吸脱着装置は、吸着部と脱着部を有する
吸着ロータを用いて脱臭を行う吸脱着装置において、臭
気成分に感度を有する脱臭制御用ガスセンサを備えたこ
とを特徴としている。
【0006】上記請求項1の吸脱着装置によれば、アン
モニア,硫化水素および揮発性有機化合物などの臭気成
分に感度を有する上記脱臭制御用ガスセンサの出力に応
じて、吸着動作および脱着動作を制御することで臭気レ
ベルや体感に一致した脱臭運転が実現できる。また、脱
着動作を間欠的に行う場合、脱臭制御用ガスセンサの出
力に応じて時間間隔を適切に設定して効率のよい脱着動
作ができるため、消費電力を低減できる。
【0007】また、請求項2の吸脱着装置は、請求項1
の吸脱着装置において、上記吸着ロータの吸着部を経由
する吸着通路に設けられた吸着用ファンと、上記脱臭制
御用ガスセンサにより検出されたガス濃度が濃くなるほ
ど上記吸着用ファンの風量を多くして吸着能力を高め、
上記脱臭制御用ガスセンサにより検出されたガス濃度が
薄くなるほど上記吸着用ファンの風量を少なくして吸着
能力を下げるように、上記吸着用ファンを制御する制御
部を備えたことを特徴としている。
【0008】上記請求項2の吸脱着装置によれば、上記
吸着用ファンを制御する制御部によって、上記脱臭制御
用ガスセンサにより検出されたガス濃度が濃くなるほど
吸着用ファンの風量を多くし、上記脱臭制御用ガスセン
サにより検出されたガス濃度が薄くなるほど吸着用ファ
ンの風量を少なくするので、ガス濃度に応じた最適な吸
着動作ができる。
【0009】また、請求項3の吸脱着装置は、請求項1
の吸脱着装置において、上記脱臭制御用ガスセンサを上
記吸着ロータの吸着部の上流側と下流側に夫々配置し、
上記上流側に配置された脱臭制御用ガスセンサの出力に
対する上記下流側に配置された脱臭制御用ガスセンサの
出力の比が所定値以上になると、上記吸着ロータの脱着
動作を行う制御部を備えたことを特徴としている。
【0010】上記請求項3の吸脱着装置によれば、上記
吸着ロータの吸着能力が十分にある間は、上流側の脱臭
制御用ガスセンサの出力に比べて下流側の脱臭制御用ガ
スセンサの出力の方が十分に小さいが、吸着ロータの吸
着能力が低下してくると、臭い成分が吸着しないでその
まま吸着部を通過するために下流側の脱臭制御用ガスセ
ンサの出力が徐々に大きくなる。したがって、上記吸着
ロータの吸着能力が低下したときの上流側,下流側の脱
臭制御用ガスセンサの出力の比を予め上記所定値に設定
することによって、上記制御部は、吸着能力の低下を検
知して、再生のための脱着動作を開始することができ、
脱着動作のタイミングを適切に設定でき、吸着ロータの
吸着能力が低下した状態で吸着動作を続けることがな
く、より効果的な省エネルギー運転ができる。
【0011】また、請求項4の吸脱着装置は、請求項1
の吸脱着装置において、上記脱臭制御用ガスセンサの出
力と上記吸着用ファンの風量の積の積算値が所定値以上
になると、上記吸着ロータの脱着動作を行う制御部を備
えたことを特徴としている。
【0012】上記請求項4の吸脱着装置によれば、上記
脱臭制御用ガスセンサの出力と吸着用ファンの風量の積
の積算値が吸着ロータへの臭気成分の吸着量を表し、吸
着量が飽和吸着量に近づいて吸着能力が低下したときの
上記積算値を予め上記所定値に設定することによって、
上記制御部は、吸着能力の低下を検知して、再生のため
の脱着動作を開始することができ、脱着動作のタイミン
グを適切に設定でき、吸着ロータの吸着能力が低下した
状態で吸着動作を続けることがなく、より効果的な省エ
ネルギー運転ができる。
【0013】また、請求項5の吸脱着装置は、吸着部と
脱着部を有する吸着ロータと、上記吸着ロータの吸着部
を経由する吸着通路と、上記吸着ロータの脱着部を経由
する脱着通路とを有する吸脱着部を用いて脱臭を行う吸
脱着装置において、室内の空気を室外に排気する排気通
路と室外の空気を室内に供給する給気通路とを有し、上
記排気通路と上記給気通路とに熱交換機能を有する給排
気部を備え、上記給排気部の排気通路,給気通路が上記
吸脱着部の吸着通路,脱着通路と分離独立していること
を特徴としている。
【0014】上記請求項5の吸脱着装置によれば、室内
の空気を吸着通路に通して吸着ロータの吸着部に臭い成
分を吸着させ、吸着ロータの脱着部において脱着した臭
い成分を脱着通路を介して屋外に排出する。そして、上
記給排気部は、吸着材で吸着することができないホルム
アルデヒドや二酸化炭素等の有害ガス成分を排気通路を
介して屋外に排出し、排気通路からの排気に伴って給気
通路を介して室外から外気を供給して、室内のホルムア
ルデヒドや二酸化炭素の濃度を低減する。上記給排気部
の排気通路,給気通路が上記吸脱着部の吸着通路,脱着通
路と分離独立しているので、臭い成分を排出する脱臭運
転とは別に、ホルムアルデヒドや二酸化炭素等の有害ガ
ス成分を排出する給排気運転を独立して行うことができ
る。
【0015】また、請求項6の吸脱着装置は、請求項5
の吸脱着装置において、室内のガス濃度を検出する給排
気制御用ガスセンサを備えたことを特徴としている。
【0016】上記請求項6の吸脱着装置によれば、上記
給排気制御用ガスセンサの出力に応じて給排気動作を制
御することによって、必要最低限の給排気量で済ませる
ことが可能となり、空調負荷を最低限に抑えることがで
きる。
【0017】また、請求項7の吸脱着装置は、請求項6
の吸脱着装置において、上記給排気制御用ガスセンサが
ホルムアルデヒドまたは二酸化炭素の少なくとも一方に
感度を有するガスセンサであることを特徴としている。
【0018】上記請求項7の吸脱着装置によれば、上記
給排気制御用ガスセンサにホルムアルデヒドまたは二酸
化炭素の少なくとも一方に感度を有するガスセンサを用
いることによって、吸着材に吸着しないガスのうち、健
康に害を及ぼすホルムアルデヒドまたは二酸化炭素の少
なくとも一方の濃度を検出することができる。
【0019】また、請求項8の吸脱着装置は、請求項6
の吸脱着装置において、上記給排気部の排気通路に設け
られた排気用ファンと、上記給排気制御用ガスセンサに
より検出されたガス濃度が濃くなるほど上記排気用ファ
ンの風量を多くし、上記給排気制御用ガスセンサにより
検出されたガス濃度が薄くなるほど上記排気用ファンの
風量を少なくするように、上記排気用ファンを制御する
制御部とを備えたことを特徴としている。
【0020】上記請求項8の吸脱着装置によれば、上記
排気用ファンを制御する制御部によって、上記給排気制
御用ガスセンサにより検出されたガス濃度が濃くなるほ
ど排気用ファンの風量を多くして排出量を増やし、上記
給排気制御用ガスセンサにより検出されたガス濃度が薄
くなるほど排気用ファンの風量を少なくして排出量を減
らすので、ガス濃度に応じた最適な給排気動作ができ
る。
【0021】また、請求項9の吸脱着装置は、請求項5
の吸脱着装置において、上記吸脱着部と上記給排気部と
が別体であることを特徴としている。
【0022】上記請求項9の吸脱着装置によれば、上記
吸脱着部と上記給排気部とを別体にする簡単な構成によ
って、上記吸脱着部による脱臭と上記給排気部による有
害ガスの排出が可能となる。
【0023】また、請求項10の吸脱着装置は、請求項
5の吸脱着装置において、上記給排気部は、上記給気通
路と上記排気通路とが束ねられた筒状の熱交換ロータで
あって、上記吸脱着部の上記吸着ロータに上記熱交換ロ
ータを挿通させて、上記吸脱着部と上記給排気部とを一
体化したことを特徴としている。
【0024】上記請求項10の吸脱着装置によれば、上
記吸着ロータと共に熱交換ロータが回転するので、駆動
モータを共有化して構成を簡略化できると共に、上記吸
脱着部と上記給排気部とが別体のものよりも小型化でき
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の吸脱着装置を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0026】(第1実施形態)図1はこの発明の第1実
施形態の吸脱着装置の概略図であり、1は吸着部1aと
脱着部1bを有する疎水性ゼオライトからなる円板形状
の吸着ロータ、2は上記吸着ロータ1の吸着部1aを経
由する吸着通路、3は上記吸着ロータ1の脱着部1bを
経由する脱着通路、4は上記脱着通路3に吸着ロータ1
の脱着部1bの上流側に配置された脱着用ヒータ、5は
上記脱着通路3に脱着用ヒータ4よりも上流側に配置さ
れ、室内空気を脱着用ヒータ4,脱着部1bを介して室外
に排出する脱着用ファン、6は上記吸着通路2に吸着ロ
ータ1の吸着部1aよりも上流側に配置され、室内空気
を吸着部1aを介して再び室内に戻す吸着用ファン、7
は室内空気の臭気を検出する脱臭制御用ガスセンサ、8
は上記脱臭制御用ガスセンサ7の出力に基づいて、脱着
用ヒータ4,脱着用ファン5および吸着用ファン6等を
制御する制御部である。上記円板形状の吸着ロータ1
は、軸中心に回転自在に支持され、図示しない駆動モー
タにより矢印Rの方向に回転駆動される。また、上記脱
臭制御用ガスセンサ7は、VOC等の溶剤系やアルコー
ルに対して感度が高く、アンモニアや硫化水素などの臭
い成分に対しても感度を有する半導体ガスセンサを用い
ている。なお、脱臭制御用ガスセンサには、他の炭化水
素類,カルボン酸類などの臭気成分に対して感度を有す
るガスセンサを用いてもよい。
【0027】上記構成の吸脱着装置において、吸着用フ
ァン6により室内空気を吸着通路2に通し、吸着ロータ
1の吸着部1aを介して室内に戻す。このとき、室内空
気の臭い成分が吸着ロータ1の吸着部1aに吸着する。
一方、脱着用ファン5により室内空気を脱着通路3に通
し、脱着用ヒータ4により加熱された室内空気を吸着ロ
ータ1の脱着部1bを介して室外に排出する。このと
き、脱着部1bから脱着された臭い成分が排出され、脱
着部1bの吸着剤を再生する。そして、吸着剤が吸着部
1aと脱着部1bを繰り返し移動する。また、上記制御部
8は、脱臭制御用ガスセンサ7の出力の大小に応じて吸
着用ファン6の風量を制御する。すなわち、上記脱臭制
御用ガスセンサ7により検出されたガス濃度が濃くなる
ほど吸着用ファン6の風量を多くし、脱臭制御用ガスセ
ンサ7により検出されたガス濃度が薄くなるほど吸着用
ファン6の風量を少なくするのである。
【0028】このように、上記脱臭制御用ガスセンサ7
の出力に応じて、吸着動作および脱着動作を制御するこ
とで臭気レベルや体感に一致した脱臭運転を実現するこ
とができる。また、脱着動作を間欠的に行う場合、脱臭
制御用ガスセンサ7の出力に応じて時間間隔を適切に設
定できるため、消費電力を低減でき、効果的な省エネル
ギー運転ができる。
【0029】また、上記脱臭制御用ガスセンサ7により
検出されたガス濃度が濃くなるほど吸着用ファン6の風
量を多くして吸着能力を高め、脱臭制御用ガスセンサ7
により検出されたガス濃度が薄くなるほど吸着用ファン
6の風量を少なくして吸着能力を下げることによって、
ガス濃度に応じた最適な吸着動作ができる。
【0030】また、上記脱臭制御用ガスセンサ7の出力
と吸着用ファン6の風量の積の積算値が所定値を越えた
ら、脱着用ヒータ4をオンすると共に脱着用ファン5を
回転させて脱着動作を開始して、脱着動作の時間間隔を
適正化できる。つまり、脱臭制御用ガスセンサ7の出力
と吸着用ファン6の風量の積の積算値が、吸着ロータ1
の吸着能力の低下の程度を表し、吸着能力が限界となっ
たときの積算値を予め所定値に設定することによって、
吸着能力の低下を検知して、再生のための脱着動作を開
始することができる。なお、上記吸着ファン6の風量
は、回転数や入力電流などに基づいて求める。
【0031】上記吸脱着装置は、生活臭、体臭、排泄
臭、建材,家具などから発生するホルムアルデヒドやV
OC、家庭で発生する臭気成分を高効率で排気して、室
内から臭い成分を除去する。この吸脱着装置の具体的な
適用対象は、新築住宅の各部屋、家具部屋、介護老人の
居室などの悪臭や有害ガスが充満する場所である。
【0032】(第2実施形態)図2はこの発明の第2実
施形態の吸脱着装置の概略図であり、脱臭制御用ガスセ
ンサを除いて第1実施形態の吸脱着装置と同様の構成を
している。
【0033】図2において、11は吸着部11aと脱着
部11bを有する疎水性ゼオライトからなる円板形状の
吸着ロータ、12は上記吸着ロータ11の吸着部11a
を経由する吸着通路、13は上記吸着ロータ11の脱着
部1bを経由する脱着通路、14は上記脱着通路13に
吸着ロータ11の脱着部11bの上流側に配置された脱
着用ヒータ、15は上記脱着通路13に脱着用ヒータ1
4よりも上流側に配置された脱着用ファン、16は上記
吸着通路12に吸着ロータ11の吸着部11aよりも上
流側に配置された吸着用ファン、17Aは上記吸着通路
12に吸着ロータ11の吸着部11aよりも上流側に配
置された脱臭制御用ガスセンサ、17Bは上記吸着通路
12に吸着ロータ11の吸着部11aよりも下流側に配
置された脱臭制御用ガスセンサ、18は上記脱臭制御用
ガスセンサ17の出力に基づいて、脱着用ヒータ14,
脱着用ファン15および吸着用ファン16等を制御する
制御部である。
【0034】上記構成の吸脱着装置において、制御部1
8は、脱臭制御用ガスセンサ17A,17Bの出力の比
が所定値を越えれば、吸着ロータ11の吸着能力が低下
し始めたと判断し、脱着用ヒータ14をオンすると共に
脱着用ファン15を回転させて脱着動作を開始する。つ
まり、吸着ロータ11の吸着能力が十分にある間は、脱
臭制御用ガスセンサ17Aの出力に比べて脱臭制御用ガ
スセンサ17Bの出力の方が十分に小さいが、吸着ロー
タ11の吸着能力が低下してくると、臭い成分が吸着し
ないでそのまま通過するために脱臭制御用ガスセンサ1
7Bの出力が徐々に大きくなる。したがって、上記所定
値を吸着能力が限界に達したときの脱臭制御用ガスセン
サ17A,17Bの出力の比を予め上記所定値に設定す
ることによって、吸着能力の低下を検知して、再生のた
めの脱着動作を開始することができ、間欠的に脱着動作
するときの時間間隔を適正化できる。
【0035】(第3実施形態)図3はこの発明の第3実
施形態の吸脱着装置の概略図であり、21は吸着部21
aと脱着部21bを有する疎水性ゼオライトからなる円板
形状の吸着ロータ、22は上記吸着ロータ21の吸着部
21aを経由する吸着通路、23は上記吸着ロータ21
の脱着部21bを経由する脱着通路、24は上記脱着通
路23に吸着ロータ21の脱着部21bの上流側に配置
された脱着用ヒータ、25は上記脱着通路23に脱着用
ヒータ24よりも上流側に配置された脱着用ファン、2
6は上記吸着通路22に吸着ロータ21の吸着部21a
よりも上流側に配置された吸着用ファンである。上記吸
着ロータ21,吸着通路22,脱着通路23,脱着用ヒー
タ24,脱着用ファン25および吸着用ファン26で吸
脱着部を構成している。
【0036】また、上記吸脱着装置は、給排気通路31
A,31B,32A,32Bとが束ねられた給排気部とし
ての筒状の熱交換ロータ30と、排気用ファン33とを
備えている。上記熱交換ロータ30は、軸中心に回転自
在に支持され、図示しない駆動モータにより回転駆動さ
れる。この熱交換ロータ30は、周方向に給排気通路3
1A,32A,31B,32Bの順に配列され、回転にし
たがって交互に給気用の通路と換気用の通路となり、給
気と排気で熱交換が行われる。例えば給排気通路31
A,31Bが給気用となると、給排気通路32A,32B
が排気用となるようにしている。また、上記熱交換ロー
タ30と上記吸脱着部とは別体に設けられている。
【0037】なお、図3では、図を見やすくするため
に、脱着用ヒータ24,脱着用ファン25および吸着用
ファン26および排気ファン33などを制御する制御部
を省略している。
【0038】上記構成の吸脱着装置は、吸着用ファン2
6により室内空気を吸着通路22に通し、吸着ロータ2
1の吸着部21aを介して室内に戻す。このとき、室内
空気の臭い成分が吸着ロータ21の吸着部21aに吸着
する。一方、脱着用ファン25により室内空気を脱着通
路23に通し、脱着用ヒータ24により加熱された室内
空気を吸着ロータ21の脱着部21bを介して室外に排
出する。このとき、脱着部21bから脱着された臭い成
分が排出され、脱着部21bを再生する。また、上記熱
交換ロータ30は、吸着材で吸着することができないホ
ルムアルデヒドや二酸化炭素等の有害ガス成分を排気用
の通路を介して屋外に排出し、その排気に伴って給気用
の通路を介して室外から空気を供給して、室内のホルム
アルデヒドや二酸化炭素等の有害ガスの濃度を低減す
る。
【0039】このように、上記給排気部としての熱交換
ロータ30の給排気通路31A,31B,32A,32B
が吸脱着部の吸着通路22,脱着通路23と分離独立し
ているので、臭い成分を排出する脱臭運転に左右される
ことなく、ホルムアルデヒドや二酸化炭素等の有害ガス
成分を排出する給排気運転を独立して行うことができ
る。
【0040】また、上記吸脱着部と給排気部としての熱
交換ロータ30とを別体にする簡単な構成によって、吸
脱着部による脱臭と熱交換ロータ30による有害ガスの
排出が可能となる。
【0041】(第4実施形態)図4はこの発明の第4実
施形態の吸脱着装置の概略図であり、41は吸着部41
aと脱着部41bを有する疎水性ゼオライトからなる円板
形状の吸着ロータ、42は上記吸着ロータ41の吸着部
41aを経由する吸着通路、46は上記吸着通路42に
吸着ロータ41の吸着部41aよりも上流側に配置され
た吸着用ファンである。上記吸着ロータ41,吸着通路
42,脱着通路43,脱着用ヒータ44,脱着用ファン4
5および吸着用ファン46で吸脱着部を構成している。
なお、図4では、図を見やすくするために示していない
が、第3実施形態の吸脱着装置と同様、吸着ロータ41
の脱着部41bを経由する脱着通路と、その脱着通路に
吸着ロータ41の脱着部41bの上流側に配置された脱
着用ヒータと、脱着通路に脱着用ヒータよりも上流側に
配置された脱着用ファンとを備えている。
【0042】また、上記吸脱着装置は、給排気通路51
A,51B,52A,52Bとが束ねられた給排気部とし
ての筒状の熱交換ロータ50と、排気用ファン53とを
備え、この熱交換ロータ50を吸着ロータ41に挿通し
て一体化している。
【0043】なお、図4では、脱着用ヒータ44,脱着
用ファン45および吸着用ファン46および排気用ファ
ン53等を制御する制御部を省略している。
【0044】上記第4実施形態の吸脱着装置は、第3実
施形態の吸脱着装置と同様の効果を有すると共に、吸着
ロータ41と共に熱交換ロータ50が回転するので、駆
動モータを共有化して構成を簡略化でき、上記吸脱着部
と給排気部とが別体の第3実施形態の吸脱着装置よりも
小型化することができる。
【0045】(第5実施形態)図5はこの発明の第5実
施形態の吸脱着装置の要部の概略図を示しており、給排
気制御用ガスセンサを除いて第3実施形態の吸脱着装置
と同様の構成をしている。また、図5では吸脱着部を省
略している。
【0046】この吸脱着装置は、室内側に給排気制御用
ガスセンサ57を設置している。上記給排気制御用ガス
センサ57は、ホルムアルデヒドに選択的感度を有して
いる定電位電解式センサや、二酸化炭素に選択的感度を
有している固体電解質型センサまたは非分散型赤外吸収
式(NDIR)センサを用いる。
【0047】上記構成の吸脱着装置において、制御部5
8は、給排気制御用ガスセンサ57の出力に応じて排気
用ファン33の風量を制御する。
【0048】上記第5実施形態の吸脱着装置は、第3実
施形態の吸脱着装置と同様の効果を有すると共に、給排
気制御用ガスセンサ57の出力に応じて給排気動作を制
御することによって、必要最低限の給排気量で済ませる
ことが可能となり、空調負荷を最低限に抑えることがで
きる。
【0049】また、上記給排気制御用ガスセンサ57に
ホルムアルデヒドまたは二酸化炭素の少なくとも一方に
感度を有するガスセンサを用いることによって、吸着材
に吸着しない有害ガス成分であるホルムアルデヒドまた
は二酸化炭素の少なくとも一方の濃度を検出することが
できる。
【0050】また、上記排気用ファン33を制御する制
御部58によって、給排気制御用ガスセンサ57により
検出されたガス濃度が濃くなるほど排気用ファン33の
風量を多くして排気量を増やし、給排気制御用ガスセン
サ57により検出されたガス濃度が薄くなるほど排気用
ファン33の風量を少なくして排気量を減らすので、ガ
ス濃度に応じた最適な吸着動作ができる。
【0051】上記第3〜第5実施形態では、給排気部と
しての熱交換ロータ30(50)は、給排気通路31A,
31B,32A,32B(51A,51B,52A,52B)
を用いた2つの給気通路と2つの排気通路とを有した
が、給気通路と排気通路は3以上でもよい。
【0052】また、上記第1〜第5実施形態では、吸着
ロータ1の吸着材に疎水性ゼオライトを用いたが、活性
炭繊維等の臭い成分を吸脱着する他の吸着材を用いても
よい。
【0053】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の吸脱着装置によれば、吸着部と脱着部を有する吸着
ロータを用いて脱臭を行う吸脱着装置において、アンモ
ニア,硫化水素および揮発性有機化合物などの臭気成分
に感度を有する脱臭制御用ガスセンサを備えたので、そ
の脱臭制御用ガスセンサの出力に応じて吸着動作および
脱着動作を制御することによって、臭気レベルや体感に
一致した脱臭運転を実現することができる。また、脱着
動作を間欠的に行う場合、脱臭制御用ガスセンサの出力
に応じて時間間隔を適切に設定できるため、消費電力を
低減でき、効果的な省エネルギー運転ができる。
【0054】また、請求項2の発明の吸脱着装置によれ
ば、請求項1の吸脱着装置において、上記吸着ロータの
吸着部を経由する吸着通路に設けられた吸着用ファンを
備え、脱臭制御用ガスセンサにより検出されたガス濃度
が濃くなるほど吸着用ファンの風量を多くして吸着能力
を高め、脱臭制御用ガスセンサにより検出されたガス濃
度が薄くなるほど吸着用ファンの風量を少なくして吸着
能力を下げるように、制御部により吸着用ファンを制御
するので、ガス濃度に応じた最適な吸着動作ができる。
【0055】また、請求項3の発明の吸脱着装置によれ
ば、請求項1の吸脱着装置において、上記脱臭制御用ガ
スセンサを上記吸着ロータの吸着部の上流側と下流側に
夫々配置し、上流側に配置された脱臭制御用ガスセンサ
の出力に対する下流側に配置された脱臭制御用ガスセン
サの出力の比が所定値以上になると、制御部によって吸
着ロータの脱着動作を行うことによって、吸着能力の低
下を検知して、再生のための脱着動作を開始することが
でき、脱着動作のタイミングを適切に設定でき、吸着ロ
ータの吸着能力が低下した状態で吸着動作を続けること
なく、より効果的な省エネルギー運転ができる。
【0056】また、請求項4の発明の吸脱着装置によれ
ば、請求項1の吸脱着装置において、上記脱臭制御用ガ
スセンサの出力と上記吸着用ファンの風量の積の積算値
が所定値以上になると、制御部により吸着ロータの脱着
動作を行うことによって、吸着能力の低下を検知して、
再生のための脱着動作を開始することができ、脱着動作
のタイミングを適切に設定でき、吸着ロータの吸着能力
が低下した状態で吸着動作を続けることなく、より効果
的な省エネルギー運転ができる。
【0057】また、請求項5の発明の吸脱着装置によれ
ば、吸着部と脱着部を有する吸着ロータと、上記吸着ロ
ータの吸着部を経由する吸着通路と、上記吸着ロータの
脱着部を経由する脱着通路とを有する吸脱着部を用いて
脱臭を行う吸脱着装置において、室内の空気を室外に排
気する排気通路と室外の空気を室内に供給する給気通路
とを有し、上記排気通路と上記給気通路とに熱交換機能
を有する給排気部を備え、上記給排気部の排気通路,給
気通路が上記吸脱着部の吸着通路,脱着通路と分離独立
しているので、上記吸脱着部による脱臭運転とは別に、
上記給排気部による給排気運転を独立して行うことがで
き、効果的な臭い成分および有害ガス成分の排出ができ
る。
【0058】また、請求項6の発明の吸脱着装置によれ
ば、請求項5の吸脱着装置において、上記給排気部の排
気通路に設けられた排気制御用ガスセンサの出力に応じ
て給排気動作を制御することによって、必要最低限の給
排気量で済ませることが可能となり、空調負荷を最低限
に抑えることができる。
【0059】また、請求項7の発明の吸脱着装置によれ
ば、請求項6の吸脱着装置において、上記給排気制御用
ガスセンサにホルムアルデヒドまたは二酸化炭素の少な
くとも一方に感度を有するガスセンサを用いることによ
って、吸着材に吸着しないガスのうち、健康に害を及ぼ
すホルムアルデヒドまたは二酸化炭素の少なくとも一方
の濃度を検出することができる。
【0060】また、請求項8の発明の吸脱着装置によれ
ば、請求項6の吸脱着装置において、制御部によって、
上記給排気制御用ガスセンサにより検出されたガス濃度
が濃くなるほど排気用ファンの風量を多くして排出量を
増やし、上記給排気制御用ガスセンサにより検出された
ガス濃度が薄くなるほど排気用ファンの風量を少なくし
て排出量を減らすので、ガス濃度に応じた最適な給排気
動作を行うことができる。
【0061】また、請求項9の発明の吸脱着装置によれ
ば、請求項5の吸脱着装置において、上記吸脱着部と上
記給排気部とを別体にする簡単な構成によって、上記吸
脱着部による脱臭と上記給排気部による有害ガスの排出
が可能となる。
【0062】また、請求項10の発明の吸脱着装置によ
れば、請求項5の吸脱着装置において、上記給排気部
は、上記給気通路と排気通路とが束ねられた筒状の熱交
換ロータであって、吸脱着部の吸着ロータに熱交換ロー
タを挿通させて、吸脱着部と給排気部とを一体化するこ
とにより、吸着ロータと共に熱交換ロータが回転するの
で、駆動モータを共有化して構成を簡略化できると共
に、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の吸脱着装置
の概略図である。
【図2】 図2はこの発明の第2実施形態の吸脱着装置
の概略図である。
【図3】 図3はこの発明の第3実施形態の吸脱着装置
の概略図である。
【図4】 図4はこの発明の第4実施形態の吸脱着装置
の概略図である。
【図5】 図5はこの発明の第5実施形態の吸脱着装置
の概略図である。
【図6】 図6は従来の吸脱着装置の概略図である。
【符号の説明】
1,11,21,41…吸着ロータ、 2,12,22,42…吸着通路、 3,13,23…脱着通路、 4,14,24…脱着用ヒータ、 5,15,25…脱着用ファン、 6,16,26,46…吸着用ファン、 7,17A,17B…脱臭制御用ガスセンサ、 8,18,58…制御部、 30,50…熱交換ロータ、 31A,31B,32A,32B,51A,51B,52A,
52B…給排気通路、 33,53…排気用ファン、 57…給排気制御用ガスセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA05 BB02 CC01 HH05 JJ06 KK08 LL02 MM04 QQ17 4D012 CA09 CA10 CC04 CD01 CD05 CE01 CF05 CF07 CF10 CG01 CG04 CK03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着部(1a,11a)と脱着部(1b,11b)
    を有する吸着ロータ(1,11)を用いて脱臭を行う吸脱
    着装置において、 臭気成分に感度を有する脱臭制御用ガスセンサ(7,17
    A,17B)を備えたことを特徴とする吸脱着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の吸脱着装置において、 上記吸着ロータ(1,11)の吸着部(1a,11a)を経由す
    る吸着通路(22,42)に設けられた吸着用ファン(6,
    16)と、 上記脱臭制御用ガスセンサ(7,17A,17B)により検
    出されたガス濃度が濃くなるほど上記吸着用ファン(6,
    16)の風量を多くし、上記脱臭制御用ガスセンサ(7,
    17A,17B)により検出されたガス濃度が薄くなるほ
    ど上記吸着用ファン(6,16)の風量を少なくするよう
    に、上記吸着用ファン(6,16)を制御する制御部(8,
    18)を備えたことを特徴とする吸脱着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の吸脱着装置において、 上記脱臭制御用ガスセンサ(17A,17B)を上記吸着ロ
    ータ(1,11)の吸着部(11a)の上流側と下流側に夫々
    配置し、 上記上流側に配置された脱臭制御用ガスセンサ(17A)
    の出力に対する上記下流側に配置された脱臭制御用ガス
    センサ(17B)の出力の比が所定値以上になると、上記
    吸着ロータ(11)の脱着動作を行う制御部(18)を備え
    たことを特徴とする吸脱着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の吸脱着装置において、 上記脱臭制御用ガスセンサ(7)の出力と上記吸着用ファ
    ン(6)の風量の積の積算値が所定値以上になると、上記
    吸着ロータ(1)の脱着動作を行う制御部(8)を備えたこ
    とを特徴とする吸脱着装置。
  5. 【請求項5】 吸着部(21a,41a)と脱着部(21b,4
    1b)を有する吸着ロータ(21,41)と、上記吸着ロー
    タ(21,41)の吸着部(21a,41a)を経由する吸着通
    路(22,42)と、上記吸着ロータ(21,41)の脱着部
    (21b,41b)を経由する脱着通路(23,43)とを有す
    る吸脱着部を用いて脱臭を行う吸脱着装置において、 室内の空気を室外に排気する排気通路と室外の空気を室
    内に供給する給気通路とを有し、上記排気通路と上記給
    気通路とに熱交換機能を有する給排気部(30,50)を
    備え、 上記給排気部(30,50)の排気通路,給気通路が上記吸
    脱着部(21b,41b)の吸着通路(22,42),脱着通路
    (23,43)と分離独立していることを特徴とする吸脱
    着装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の吸脱着装置において、 室内のガス濃度を検出する給排気制御用ガスセンサ(5
    7)を備えたことを特徴とする吸脱着装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の吸脱着装置において、 上記給排気制御用ガスセンサ(57)がホルムアルデヒド
    または二酸化炭素の少なくとも一方に感度を有するガス
    センサであることを特徴とする吸脱着装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の吸脱着装置において、 上記給排気部(30,50)の排気通路に設けられた排気
    用ファン(33,53)と、 上記給排気制御用ガスセンサ(57)により検出されたガ
    ス濃度が濃くなるほど上記排気用ファン(33,53)の
    風量を多くし、上記給排気制御用ガスセンサ(57)によ
    り検出されたガス濃度が薄くなるほど上記排気用ファン
    (33,53)の風量を少なくするように、上記排気用フ
    ァン(33,53)を制御する制御部とを備えたことを特
    徴とする吸脱着装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の吸脱着装置において、 上記吸脱着部と上記給排気部(30)とが別体であること
    を特徴とする吸脱着装置。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の吸脱着装置におい
    て、 上記給排気部(50)は、上記給気通路と上記排気通路と
    が束ねられた筒状の熱交換ロータであって、 上記吸脱着部の上記吸着ロータ(41)に上記熱交換ロー
    タを挿通させて、上記吸脱着部と上記給排気部(50)と
    を一体化したことを特徴とする吸脱着装置。
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