JP2002125981A - 止血具 - Google Patents
止血具Info
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- JP2002125981A JP2002125981A JP2000360311A JP2000360311A JP2002125981A JP 2002125981 A JP2002125981 A JP 2002125981A JP 2000360311 A JP2000360311 A JP 2000360311A JP 2000360311 A JP2000360311 A JP 2000360311A JP 2002125981 A JP2002125981 A JP 2002125981A
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- JP
- Japan
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- hemostatic
- treatment
- blood
- bleeding
- hemostatic device
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】止血処置を有効且つ簡便に行える処置具の開
発。 【解決手段】出血時の血液中や洗浄液中への漏電を絶縁
処置によって防止し、水没した状態でも有効に出血点の
組織の凝固変性による止血を行えるようにした。液体中
でも処置が可能であることを生かし、処置中の洗浄用の
注水機構を設けた。
発。 【解決手段】出血時の血液中や洗浄液中への漏電を絶縁
処置によって防止し、水没した状態でも有効に出血点の
組織の凝固変性による止血を行えるようにした。液体中
でも処置が可能であることを生かし、処置中の洗浄用の
注水機構を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療技術としての
止血処置に関するものである。
止血処置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波電流を用いた組織の凝固変
性による止血法には電気メスによる凝固止血、二局型の
止血端子、ホットバイオプシー鉗子、ポリペクトミー用
スネア、アルゴンプラズマコアグレーターなどがある。
性による止血法には電気メスによる凝固止血、二局型の
止血端子、ホットバイオプシー鉗子、ポリペクトミー用
スネア、アルゴンプラズマコアグレーターなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】出血しだすとその周囲
が血液で覆われてしまい、出血点の同定が困難となる。
また、出血点を同定し、そこに止血具を当てて高周波電
流を流しても、止血具が血液に埋もれてしまい、血液中
に漏電し、組織に有効な凝固変性を与えることが困難と
なってしまう。また、単局型の処置具を使用中に起こっ
た出血の場合、二局型の止血端子は付け替えが煩雑で、
止血に時間がかかり、端子自体も高価であるという問題
点がある。アルゴンプラズマコアグレーターでの止血の
場合も出血点が血液で埋もれてしまうと組織の有効な凝
固変性が困難となる。
が血液で覆われてしまい、出血点の同定が困難となる。
また、出血点を同定し、そこに止血具を当てて高周波電
流を流しても、止血具が血液に埋もれてしまい、血液中
に漏電し、組織に有効な凝固変性を与えることが困難と
なってしまう。また、単局型の処置具を使用中に起こっ
た出血の場合、二局型の止血端子は付け替えが煩雑で、
止血に時間がかかり、端子自体も高価であるという問題
点がある。アルゴンプラズマコアグレーターでの止血の
場合も出血点が血液で埋もれてしまうと組織の有効な凝
固変性が困難となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】出血点がたとえ血液や洗
浄水で覆われたとしても電流が周囲に漏れず、有効に組
織の凝固変性が行えるよう、先端の組織接触面のみを金
属露出させ、他の部位をすべて絶縁処置した。また、止
血点の確認が容易に行えるよう洗浄用の注水機構を設け
た。一般に高周波電流を用いた処置の際は処置具が血液
や洗浄液中に埋もれるような状況では漏電のため使用で
きず、血液を洗い流した上で洗浄液を吸引し、空気中で
の処置が必要であった。本発明はこの常識を覆し、血液
や洗浄液などの液体中であっても高周波電流による処置
を行えるようにした画期的な発明である。
浄水で覆われたとしても電流が周囲に漏れず、有効に組
織の凝固変性が行えるよう、先端の組織接触面のみを金
属露出させ、他の部位をすべて絶縁処置した。また、止
血点の確認が容易に行えるよう洗浄用の注水機構を設け
た。一般に高周波電流を用いた処置の際は処置具が血液
や洗浄液中に埋もれるような状況では漏電のため使用で
きず、血液を洗い流した上で洗浄液を吸引し、空気中で
の処置が必要であった。本発明はこの常識を覆し、血液
や洗浄液などの液体中であっても高周波電流による処置
を行えるようにした画期的な発明である。
【0005】
【発明の実施の形態】出血部位を洗浄し、出血点を確認
したら本発明の止血具の先端を出血点に当てる。この際
洗浄液、血液の吸引は不要で、必要ならば持続的に洗浄
を続けながら水中で通電を行い、出血点の組織の凝固変
性による止血を行う。
したら本発明の止血具の先端を出血点に当てる。この際
洗浄液、血液の吸引は不要で、必要ならば持続的に洗浄
を続けながら水中で通電を行い、出血点の組織の凝固変
性による止血を行う。
【0006】
【実施例】内視鏡的粘膜切除術など内視鏡的処置に伴う
出血時の止血において最も有効と思われるが、その他、
潰瘍出血、異常血管からの出血など一般の消化管出血の
際の止血にも有効である。また、内視鏡的止血に限定せ
ず、医療技術としての止血法一般に適応可能である。
出血時の止血において最も有効と思われるが、その他、
潰瘍出血、異常血管からの出血など一般の消化管出血の
際の止血にも有効である。また、内視鏡的止血に限定せ
ず、医療技術としての止血法一般に適応可能である。
【0007】
【発明の効果】この発明により、これまでの方法では止
血が困難であったような消化管出血においても出血点の
明瞭な確認を行いながら迅速且つ容易に止血を行えるこ
とが出来ると考えられる。止血処置が容易になることに
より、内視鏡的粘膜切除術などの内視鏡的治療も安全且
つ迅速に行えるようになり、適応の幅が広がる可能性が
ある。またこれまでは止血困難であったために輸血や手
術が必要となったような症例でも確実な内視鏡的止血が
行えることで、そのような処置を免れることが出来る可
能性が考えられる。内視鏡以外の分野でも止血処置は時
間を争う重要な処置であり、迅速且つ容易な止血法の開
発がもたらす恩恵は大きい。本発明の止血具は構造が簡
単であり、安価に製造が可能と考えられ経済的価値も大
きいと考えられる。
血が困難であったような消化管出血においても出血点の
明瞭な確認を行いながら迅速且つ容易に止血を行えるこ
とが出来ると考えられる。止血処置が容易になることに
より、内視鏡的粘膜切除術などの内視鏡的治療も安全且
つ迅速に行えるようになり、適応の幅が広がる可能性が
ある。またこれまでは止血困難であったために輸血や手
術が必要となったような症例でも確実な内視鏡的止血が
行えることで、そのような処置を免れることが出来る可
能性が考えられる。内視鏡以外の分野でも止血処置は時
間を争う重要な処置であり、迅速且つ容易な止血法の開
発がもたらす恩恵は大きい。本発明の止血具は構造が簡
単であり、安価に製造が可能と考えられ経済的価値も大
きいと考えられる。
【図1】止血具の先端部の拡大図。
【図2】止血具の全体像。
1.先端金属露出部 2.絶縁部分 3.オーバーチューブ 4.止血具先端部 5.ワイヤ 6.洗浄水注水ポート 7.逆流防止弁 8.高周波電流用プラグ 9.ハンドル
Claims (4)
- 【請求項1】高周波電流装置に接続し、組織に高周波電
流を流し、凝固変性させて止血を行う単局型の止血具で
先端のみの金属面を露出し、その他の部位に絶縁処置を
施しているもの。 - 【請求項2】請求項1を使用中、同時に出血部を洗浄で
きるようにした注水機構。 - 【請求項3】請求項1、2を兼ね備えた止血具。
- 【請求項4】請求項3が内視鏡鉗子口を通過できるよう
にした内視鏡処置用止血具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360311A JP2002125981A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 止血具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360311A JP2002125981A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 止血具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002125981A true JP2002125981A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18831934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000360311A Pending JP2002125981A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 止血具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002125981A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009273559A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Tokyo Iken Kk | 止血装置 |
WO2011114902A1 (ja) | 2010-03-19 | 2011-09-22 | 山科精器株式会社 | 内視鏡用カテーテル |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000360311A patent/JP2002125981A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009273559A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Tokyo Iken Kk | 止血装置 |
WO2011114902A1 (ja) | 2010-03-19 | 2011-09-22 | 山科精器株式会社 | 内視鏡用カテーテル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050601 |