JP2002125075A - 無料通話制御システム、無料通話制御方法および無料通話制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

無料通話制御システム、無料通話制御方法および無料通話制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002125075A
JP2002125075A JP2000312542A JP2000312542A JP2002125075A JP 2002125075 A JP2002125075 A JP 2002125075A JP 2000312542 A JP2000312542 A JP 2000312542A JP 2000312542 A JP2000312542 A JP 2000312542A JP 2002125075 A JP2002125075 A JP 2002125075A
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Japan
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telephone
terminal
free call
free
advertisement
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Ryoji Okamoto
良治 岡本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無料通話を提供できしかも高い広告効果が得
られる無料通話制御システムを提供する。 【解決手段】 データセンタ1の広告サーバ30は、イ
ンターネットNET1を介して接続されたPC21に対
し広告情報を配信して表示させる。データセンタ1のC
TIサーバ20は、この広告情報の配信があったときに
電話機22と相手先電話31とを接続する。このとき、
データセンタ1のWWWサーバ10は、電話会社の課金
サーバに対して該接続を無料にするように指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無料通話制御シス
テム、無料通話制御方法および無料通話制御プログラム
が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、無料あるいは格安の電話サー
ビスと広告配信を組み合わせたサービスが提供されてい
る。
【0003】携帯電話で一定時間の無料通話を提供する
サービスでは、発呼があった電話機に音声による広告を
一定時間送信した後に無料通話を提供する。
【0004】一方、インターネット電話を提供するサー
ビスでは、ウェブブラウザへの広告表示とともにインタ
ーネットを介した通話を提供するので、サービスプロバ
イダへの接続料金だけで、国内ばかりか海外への通話も
行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のサービスは以下のように課題を有している。
【0006】無料通話のサービスでは、音声広告を事前
に聞く必要があるため、直ちに通話を行えず、その結
果、かかるサービス利用が敬遠されることも少なくな
い。
【0007】一方、インターネット電話のサービスで
は、品質保証の無いインターネットが通話に利用される
ため、相手先と接続できなかったり、接続できたとして
も音声が遅延したり、通話が途切れたりする可能性があ
る。また、音声データを圧縮しているため、通常の電話
サービスと比べて明瞭さに欠ける傾向にある。
【0008】ところで、インターネットを利用した一般
の広告配信にあっては、バナー広告と呼ばれるものをデ
ィスプレイの一部に表示させる。かかる方法は、既に標
準と呼ばれる程普及している。
【0009】しかし、バナー広告は、他の情報表示サー
ビスと併用されるので、自ずとサイズを小さくしなけれ
ばならず、したがってその広告効果には限界がある。
【0010】そこで本発明は、上記の従来の課題に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、無料
通話を提供できしかも高い広告効果が得られる無料通話
制御システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の請求項1に係る無料通話制御システ
ムは、ネットワークを介して接続された表示端末に対し
広告情報を配信させる手段と、この広告情報の配信があ
ったときに所定の電話端末同士を接続するとともに該接
続を無料にする手段とを有する。
【0012】本発明の請求項2に係る無料通話制御シス
テムは、ネットワークを介して接続された表示端末から
電話端末の指定があったときに当該表示端末に広告情報
を配信させる手段と、この広告情報の配信があったとき
に前記表示端末から指定された電話端末と予め指定され
た電話端末とを接続するとともに該接続を無料にする手
段とを有する。
【0013】本発明の請求項3に係る無料通話制御シス
テムは、請求項2記載の無料通話制御システムにおい
て、前記表示端末から指定された電話端末が着側端末の
ときは当該着側端末と予め指定された発側端末とを接続
するか、前記表示端末から指定された電話端末が発側端
末のときは当該発側端末と予め指定された着側端末とを
接続するか、あるいは当該接続が共に可能なように構成
されていることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項4に係る無料通話制御シス
テムは、請求項1ないし3のいずれかに記載の無料通話
制御システムにおいて、所定の時間が経過したときは前
記電話端末同士の接続を切断することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項5に係る無料通話制御シス
テムは、請求項1ないし4のいずれかに記載の無料通話
制御システムにおいて、所定の時間の経過により前記電
話端末同士の接続が切断されるときにあって、当該時間
の経過前における前記表示端末からの延長要求があった
場合は、異なる広告情報を配信させるとともに当該接続
を延長させることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項6に係る無料通話制御方法
は、ネットワークを介して接続された表示端末に対し広
告情報を配信させ、この広告情報の配信があったときに
所定の電話端末同士を接続するとともに該接続を無料に
することを特徴とする。
【0017】本発明の請求項7に係る無料通話制御プロ
グラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、ネットワークを介して接続された表示端末に対し
広告情報を配信させ、この広告情報の配信があったとき
に所定の電話端末同士を接続するとともに該接続を無料
にする無料通話制御プログラムが記録されている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第1
の実施の形態に係るネットワークシステムの構成図であ
る。図において、インターネットNET1と電話網NE
T2とは、サービス提供会社のデータセンタ1を介して
接続される。データセンタ1には、インターネットNE
T1と接続されたWWW(World Wide Web)サーバ10
と、電話網NET2に接続されたCTIサーバ20に接
続された広告サーバ30とが設置される。各サーバは、
構内配線を介して接続されている。このWWWサーバ1
0により提供されるホームページを「無料電話ホームペ
ージ」という。
【0020】利用者宅には、パーソナルコンピュータ
(PC)21と、利用者が使用する電話機22、携帯電
話(あるいはPHS)23が備えられている。PC21
は、例えば、CRTディスプレイ装置や液晶ディスプレ
イ装置などの表示部と、マウスなどのポインティングデ
バイスと、キーボードとを備える。また、PC21には
ウェブブラウザが搭載される。このため、WWWサーバ
10からの情報を表示部に表示し、表示された画面上で
のポインティングデバイスによる操作により、WWWサ
ーバ10に対して処理の要求や各種情報の送信を行える
ようになっている。
【0021】PC21と電話機22とは、ISDN(In
tegrated Services Digital Network)回線またはAD
SL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線を介し
て交換機200に接続される。交換機200は、インタ
ーネットNET1および電話網NET2に接続されてい
る。携帯電話23は、図示しない携帯電話網を介して交
換機200に接続されている。
【0022】一方、利用者の相手先の電話機31もIS
DN回線などを介して、相手の地域交換機300に接続
される。この交換機300は、電話網NET2に接続さ
れる。また、相手先の携帯電話32も電話網NET2に
接続可能である。
【0023】この実施の形態では、データセンタ1を運
営するサービス提供会社は、広告主または広告代理店か
らの広告配信料を収入とし、電話会社に支払う電話料金
やデータセンタ1の設備運営費を主な支出とする。ま
た、データセンター1から利用者及び相手先へ発信する
ため、電話料金はすべてサービス提供会社へ請求され
る。なお、利用者の電話の相手先は、一般のユーザであ
ってもよいし、広告主であっても良い。広告主を相手先
とした利用形態は後で詳細に述べる。
【0024】図2は、データセンタ1とサービス提供会
社の構成を示す図である。
【0025】データセンタ1には、前述したWWWサー
バ10とCTIサーバ20と広告サーバ30が設けられ
ている。CTIサーバ20は、電話網NET2を構成す
る交換機に接続されている。データセンタ1には、これ
らサーバの他に、登録者を管理するための登録者管理サ
ーバ40と、不正アクセス等を防止するためのファイア
ウォールサーバ(FWサーバという)50が設けられ
る。FWサーバ50は、インターネットNET1にルー
タを介して接続されている。サーバ10、20、30、
40および50は、構内配線を介して相互に接続されて
無料通話制御システムを構成している。このシステム
は、無料通話制御プログラムに相当する処理プログラム
をハードディスク等の記憶装置からRAMに読み込み、
これをCPUが実行することにより、以下に説明する各
種制御を行う。
【0026】一方、サービス提供会社のオフィスの各パ
ーソナルコンピュータ(PC)は、ルータを介してデー
タセンタ1に接続されている。したがって、ネットワー
ク管理者がオフィスからこれらサーバを設定することが
できる。
【0027】図3は、本実施の形態の作用を説明する図
であり、利用者のPC21に表示される画面を示すもの
である。利用者は、先ず、無料電話ホームページを提供
するWWWサーバ10にアクセスすると、WWWサーバ
10は、図3(a)に示すトップページ画面を表示させ
る。この画面には、会員登録用のボタンA1と、仮想電
話機A2と、利用者が頻繁に利用する相手の電話番号を
適宜保存あるいは読み出すためのボタンA3が構成され
る。また、広告サーバ30は、予めトップページに対応
づけて配信するように設定された広告AD1を配信して
表示させる。
【0028】会員登録を希望する利用者がポインティン
グデバイスを操作してボタンA1を押下すると、WWW
サーバ10は、利用者に、希望する利用者IDとパスワ
ード、自宅にある電話機22あるいは携帯電話23の電
話番号、趣味や興味のある分野(嗜好という)等を入力
させる。WWWサーバ10はこれら会員情報が入力され
ると登録者管理サーバ40へと供給し登録者管理サーバ
40はこの会員情報を記憶装置内に登録する。以下、電
話機22の電話番号が登録されたものとする。なお、予
め会員登録が済んでいるユーザには、利用者IDとパス
ワードを基にしたユーザ認証を行い、会員として登録さ
れたユーザにだけ、このホームページを提供する。
【0029】次に、会員となった利用者が、ポインティ
ングデバイスを使って仮想電話機A2を操作してダイヤ
ルするか、キーボードで相手先電話番号を入力すると、
WWWサーバ10は、この相手先電話番号を受信して一
旦記憶しておく。なお、ボタンA3により、登録された
相手先電話番号を選択して通話を開始することが可能に
なっている。かかる機能については後述する。
【0030】WWWサーバ10は、相手先電話番号を受
信すると、利用者IDを広告サーバ30に提供する。広
告サーバ30は、その利用者IDに対応づけて登録者管
理サーバ40に登録された会員の嗜好に合った広告を選
択する。あるいは、WWWサーバ10が利用者のcookie
ファイルを読み取り、これを利用して利用者の嗜好を判
断して最適な広告を選択してもよい。
【0031】広告サーバ30は、選択した広告をPC2
1に供給する。これにより、PC21には、図3(b)
に示す画面が表示される。かかる画面には、当該利用者
の嗜好に合った広告AD2がほぼ全面に表示され、相手
先との通話を開始するための通信開始ボタンA4が構成
される。
【0032】そして、通話開始ボタンA4が押下される
と、WWWサーバ10はこれを検知し、CTIサーバ2
0へ通知する。そして、CTIサーバ20は、電話機2
2に発信する。利用者が電話機22の受話器をあげる
と、CTIサーバ20は、相手先を呼び出している旨の
音声ガイダンスを流し、その間に、相手先電話機31に
発信する。CTIサーバ20は、相手先電話機31の受
話器が上げられると、経過時間の計測を開始する。通話
中は利用者、データセンタ、相手先でいわゆる三者通話
の形態を保持することとなる。
【0033】無料通話が開始されるとWWWサーバ10
は、PC21に図3(c)の画面を表示させる。広告サ
ーバ30は、この画面に、前述の広告AD2とは異なる
広告AD3を表示させる。また、WWWサーバ10は、
通話を延長させるための通信延長ボタンA5を表示す
る。また、WWWサーバ10は、CTIサーバ20から
通知される経過時間を逐次画面隅に表示させる。
【0034】CTIサーバ20は、1分が経過する前に
なると、「プププ」等のトーン信号で利用者へ制限時間
が迫っていることを通知する。あるいは、通信延長ボタ
ンA5を点滅させて押下を促すようにしてもよい。
【0035】通話時間を延長を希望する利用者が通信延
長ボタンA5を押下すると、WWWサーバ10はこれを
検知し、広告サーバ30に、広告AD2と異なる広告を
配信させ、CTIサーバ20に、1分間の通話延長を行
わせるための指令を行う。これ以降、データセンタ1の
各サーバは、かかる手順によって通話時間を延長させ
る。つまり、異なる広告情報を見たユーザにだけ無料電
話を継続させることができるのである。
【0036】一方、通信延長ボタンA5の押下が検知さ
れずに1分間が経過した場合は、CTIサーバ20は、
この通話を切断する。このように、所定の時間が経過し
たときは電話端末同士の接続を切断するようにしたの
で、無料電話が無制限に利用されてしまう不都合が回避
できる。
【0037】ここで、図1に示したボタンA3の機能を
説明する。ボタンA3が押下されると、WWWサーバ1
0は、図4(a)に示すように、希望に応じて相手先の
名前と電話番号を登録する。また、登録されたものの中
から選択された電話番号に対応する電話機を通話先とす
ることができるようになっている。したがって、利用者
は相手の電話番号を逐一記憶せずに済むようになる。
【0038】また、図4(b)に示すように、登録者管
理サーバ40は、表示した広告の履歴を記憶しておき、
WWWサーバ10は、要求に応じて、広告を提供する企
業名とそのURL(Uniform Resorce Locator)を履歴を
表示する。WWWサーバ10は、いずれかが選択される
と、図4(c)に示すように、その企業の広告を表示す
る。したがって、利用者は過去に表示された広告をいつ
でも見返すことができる。
【0039】なお、図5に示すようにように、表示端末
としては、インターネットNET1にCATV(CAble
TeleVision)局2000に接続されたパーソナルコンピ
ュータ(PC)21又はインターネット対応のテレビジ
ョン受像機24であってもよい。この場合、利用者がポ
インティングデバイスやリモコンにより入力した情報
は、PC21やテレビジョン受像機24に接続または内
蔵された送信機により、CATV回線を介してCATV
局2000へと戻され、CATV局2000からデータ
センタ1へと供給される。また、データセンタ1から配
信される広告は、CATV局2000を介してPC21
やテレビジョン受像機24に送信され表示される。
【0040】また、図6に示すように、専用線等を介し
てインターネットNET1に接続された複数のPC21
を備える企業においては、PBX (構内交換機)を介し
て複数の電話機22が電話網NET2に接続されてい
る。このような環境にあっても、利用者のPC21近く
にある電話機22をデータセンタ1に登録しておけば、
いつでも、無料通話を利用することができるようにな
る。
【0041】ところで、実施の形態では、利用者が「通
話」という聴覚の作業を行っている間は、視覚を働かせ
ていないない場合が多く、広告を見る余裕は十分にある
と考えられる。また、通話を開始する前、または制限時
間を超えて通話を延長する場合に、ディスプレイ内の通
話開始ボタンや通話延長ボタンをクリックする必要があ
るため、広告の表示された画面を必ず目にすることにな
る。さらに、利用者の嗜好に合った広告を表示させるた
め、たとえ通話中であっても、広告の内容に興味を持っ
て見る可能性が高い。すなわち、本実施の形態のサービ
スは、人間の生理に鑑みても非常に合理的なサービスで
あるといえる。
【0042】また、広告配信収入によってインターネッ
ト上で無料サービスを提供するものとして、無料インタ
ーネットサービスプロバイダや無料メールマガジン等が
あるが、これらは利用者が何らかの目的を持ってパソコ
ンの作業をしているときに広告が表示される仕組みであ
る。これに対して、本実施の形態では、利用者が通話の
ために使う感覚器(聴覚)と広告を見るための感覚器
(視覚)が異なるため、広告が見逃されることが少な
く、広告配信だけに着目してみても効果が高い。
【0043】[第2の実施の形態]図7(a)は、第2の
実施の形態を説明する図である。なお、ネットワーク構
成は図1に示すものと同一である。
【0044】予め登録者管理サーバ40には、広告主の
企業(企業Aという)を識別する企業IDに対応づけ
て、企業Aの窓口となる電話番号(代表電話番号やユー
ザサポートのための電話番号)等が登録される。広告サ
ーバ30には、企業IDに対応すけて企業Aの広告が格
納される。WWWサーバ10は、無料電話ホームページ
に、利用者の電話番号を入力するためのエリアと通信開
始開始ボタンを構成する。
【0045】一方、企業Aが運営するホームページに
は、窓口の電話番号が掲載され、WWWサーバ10によ
って提供される無料電話ホームページへのリンクボタン
が表示される。
【0046】利用者が、企業Aのホームページにアクセ
スしてリンクボタンを押下すると、当該リンクボタンに
関連づけられた企業IDが、WWWサーバ10へ送信さ
れる。WWWサーバ10は、企業IDを広告サーバ30
に供給し、広告サーバ30は、その企業IDに対応づけ
られた企業Aの広告を選択してPC21に送信表示させ
る。一方、WWWサーバ10は、利用者の電話番号が入
力され、通信開始ボタンの押下を検知したときは、CT
Iサーバ20に、広告主である企業Aの電話と、入力さ
れた電話番号に対応する利用者の電話機22とを接続さ
せる。
【0047】したがって、本発明の第2の実施の形態に
よれば、予め相手先電話番号(着側端末の電話番号)が
指定されているので、利用者は自分の電話番号(発側端
末の電話番号)を指定さえすれば、すぐに無料通話が行
えるようになる。つまり、操作の煩雑さが軽減されるの
で、多くの利用者による利用が期待できる。
【0048】[第3の実施の形態]図7(b)は、第3の
実施の形態を説明する図である。なお、ネットワーク構
成は図1に示すものと同一である。
【0049】会員である利用者がURLとして「http:/
/無料電話ホームページのドメイン/相手先電話番号/
ID/パスワード/」をウェブブラウザに入力して指定
すると、無料電話ホームページへの接続が行われる。こ
こで、URLにおける「相手先電話番号」の部分には、
実際の電話番号が入力される。ID及びパスワードは省
略可能であり、省略された場合は、WWWサーバ10
が、利用者IDとパスワードの入力画面を表示し、画面
上に通信開始ボタンを表示する。広告サーバ30は、画
面上に、所定の企業広告を表示する。WWWサーバ10
は、入力された利用者IDとパスワードにより会員か否
かを認証する。又は、利用者のCookieファイルを読みと
ることにより認証する。会員であると認証した上で、通
信開始ボタンが押されると、CTIサーバ20は、入力
された利用者IDに対応づけられた利用者の電話番号を
登録者管理サーバ40から読み出し、この電話番号に対
応する電話機22と、前述のURLに指定された相手先
電話番号に対応する相手先電話機を接続する。
【0050】したがって、本発明の第3の実施の形態に
よれば、予め利用者の電話番号を登録するようにしたの
で、利用者は、相手の電話番号を指定さえすれば、すぐ
に無料通話が行える。つまり、第2の実施の形態と同様
に、操作の煩雑さが軽減されるので、多くの利用者によ
る利用が期待できる。
【0051】以上説明したように、本発明に係る無料通
話制御システムおよびその方法によれば、音声による広
告を事前に聞く必要がないため、広告が表示されるとす
ぐに無料通話を行うことができる。したがって、高い広
告効果が得られ、企業などから一般利用者などへの広告
配信が促進される。
【0052】また、表示端末から指定された電話端末と
予め指定された電話端末とを接続するので、利用者は一
方の電話番号の指定を行うだけですぐに無料通話を行う
ことができる。具体的には、表示端末から指定された電
話端末が着側端末のときは当該着側端末と予め指定され
た発側端末とを接続する。また、表示端末から指定され
た電話端末が発側端末のときは当該発側端末と予め指定
された着側端末とを接続する。なお、この接続が共に可
能なように構成してもよい。
【0053】また、所定の時間が経過したときは電話端
末同士の接続を切断するようにしたので、無料電話が無
制限に利用されてしまう不都合が回避できる。
【0054】また、表示端末からの延長要求があった場
合は、異なる広告情報を配信させるとともに接続を延長
させるようにしたので、異なる広告情報を見たユーザに
だけ無料電話を継続提供することができる。
【0055】なお、本発明は、インターネット電話のよ
うに、帯域保障されない通信網を使用するのではなく、
通常の電話網を利用するため、安定した品質で通話する
ことができる。また、電話をかける利用者を対象として
いるので、画面への広告以外の情報を表示する必要がな
い。このため、画面を有効利用した大きな広告を表示さ
せることが可能である。
【0056】なお、上記説明した処理を行うための無料
通話制御プログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に格納することで流通可
能になる。従って、任意のコンピュータに、この記録媒
体をセットし、処理プログラムを読み込ませて実行する
ことにより、本発明と同様の作用が得られ、その結果、
そのコンピュータ上で本発明と同様の効果を得ることが
できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワークを介して接続された表示端末に対し広告情報
を配信させ、この広告情報の配信があったときに電話端
末同士を接続するとともに該接続を無料にするので、無
料通話を提供でき、しかも高い広告効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
システムの構成図である。
【図2】データセンタ1とサービス提供会社の構成を示
す図である。
【図3】第1の実施の形態の作用を説明する図である。
【図4】データセンタ1が具備する機能を説明する図で
ある。
【図5】第1の実施の形態の応用例を説明するネットワ
ークシステムの構成図である。
【図6】第1の実施の形態の他の応用例を説明するネッ
トワークシステムの構成図である。
【図7】図7(a)は、第2の実施の形態を説明する図
であり、図7(b)は、第3の実施の形態を説明する図
である。
【符号の説明】
1 データセンタ1 10 WWWサーバ 20 CTIサーバ 30 広告サーバ 40 登録者管理サーバ 50 FWサーバ 21 パーソナルコンピュータ(PC) 22 利用者の電話機 23 利用者の携帯電話(PHS) 24 テレビジョン受像機 31 相手先の電話機 32 相手先の携帯電話(PHS) 200、300 交換機 2000 CATV局 NET1 インターネット NET2 電話網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 3/42 R H04M 3/42 Z 11/00 302 11/00 302 H04B 7/26 109B 109M H04Q 7/04 H Fターム(参考) 5B049 BB00 BB49 CC02 CC36 DD01 DD03 EE01 FF03 FF04 FF06 GG02 GG04 GG06 GG07 5K024 AA77 CC03 CC11 FF04 HH04 5K025 AA07 CC03 CC09 JJ01 KK03 5K067 AA29 BB03 BB04 BB08 EE02 EE10 EE16 FF02 FF04 FF23 FF25 GG01 GG11 GG21 HH05 HH11 HH23 KK13 KK15 5K101 KK02 KK16 MM07 NN18 NN48 RR25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された表示
    端末に対し広告情報を配信させる手段と、 この広告情報の配信があったときに所定の電話端末同士
    を接続するとともに該接続を無料にする手段とを有する
    無料通話制御システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して接続された表示端
    末から電話端末の指定があったときに当該表示端末に広
    告情報を配信させる手段と、 この広告情報の配信があったときに前記表示端末から指
    定された電話端末と予め指定された電話端末とを接続す
    るとともに該接続を無料にする手段とを有する無料通話
    制御システム。
  3. 【請求項3】 前記表示端末から指定された電話端末が
    着側端末のときは当該着側端末と予め指定された発側端
    末とを接続するか、前記表示端末から指定された電話端
    末が発側端末のときは当該発側端末と予め指定された着
    側端末とを接続するか、あるいは当該接続が共に可能な
    ように構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    無料通話制御システム。
  4. 【請求項4】 所定の時間が経過したときは前記電話端
    末同士の接続を切断することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の無料通話制御システム。
  5. 【請求項5】 所定の時間の経過により前記電話端末同
    士の接続が切断されるときにあって、当該時間の経過前
    における前記表示端末からの延長要求があった場合は、
    異なる広告情報を配信させるとともに当該接続を延長さ
    せることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の無料通話制御システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して接続された表示端
    末に対し広告情報を配信させ、 この広告情報の配信があったときに所定の電話端末同士
    を接続するとともに該接続を無料にすることを特徴とす
    る無料通話制御方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して接続された表示端
    末に対し広告情報を配信させ、 この広告情報の配信があったときに所定の電話端末同士
    を接続するとともに該接続を無料にする無料通話制御プ
    ログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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