JP2002124955A - 無線ネットワークシステム及びネットワークアドレス割当方法 - Google Patents

無線ネットワークシステム及びネットワークアドレス割当方法

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JP2002124955A JP2000313584A JP2000313584A JP2002124955A JP 2002124955 A JP2002124955 A JP 2002124955A JP 2000313584 A JP2000313584 A JP 2000313584A JP 2000313584 A JP2000313584 A JP 2000313584A JP 2002124955 A JP2002124955 A JP 2002124955A
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relay station
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ツリー構造型無線ネットワークシステムを構成
する各通信装置にネットワークアドレスを割り当てる際
のトラフィックを低減させる。 【解決手段】無線中継終端局部1と、無線中継終端局部
1に電波を介して接続されている無線中継局部2−1
と、無線中継局部2−1に電波を介して接続されている
無線端末部3−1とを含み、無線中継終端局部1は、無
線中継局部2−1と無線端末部3−1とに割り当てる複
数のネットワークアドレスを保存し、複数のネットワー
クアドレスに属する第1ネットワークアドレスを無線中
継局部2−1に割り当て、複数のネットワークアドレス
の部分であるアドレスプールを一括に無線中継局部2−
1に提供し、無線中継局部2−1は、アドレスプールを
保存し、アドレスプールに属する第2ネットワークアド
レスを無線端末部3−1に割り当てる。無線中継終端局
部1は、無線端末部3−1にネットワークアドレスを直
接に割り当てない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ネットワーク
システムおよびネットワークアドレス割当方法に関し、
特に、ツリー構造型無線ネットワークシステムを構成す
る各通信装置にネットワークアドレスを自動的に割り当
てる無線ネットワークシステムおよびネットワークアド
レス割当方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線を介して複数の装置が接続される無
線ネットワークシステムが知られている。このような無
線ネットワークシステムでは、ネットワーク内で一意に
定まるネットワークアドレスが各装置に割り当てられて
いる。ネットワーク内の各装置が互いに通信するとき、
そのネットワークアドレスによりあて先である装置が識
別される。
【0003】図25に示される公知の無線ネットワーク
システムは、複数の装置がPHS(Personal
Handyphone System)子機間通信を介
して接続されている。その複数の装置は、図25に示さ
れるように、無線中継終端局101と無線中継局102
−1〜102−5と無線端末103−1〜103−5と
から形成されている。
【0004】無線中継終端局101は、無線中継局10
2−1に接続され、無線中継局102−2に接続されて
いる。無線中継局102−1は、無線中継局102−3
に接続され、無線中継局102−4に接続されている。
無線中継局102−2は、無線中継局102−5に接続
されている。無線中継局102−3は、無線端末103
−1に接続され、無線端末103−2に接続されてい
る。無線中継局102−4は、無線端末103−3に接
続されている。無線中継局102−5は、無線端末10
3−4に接続されている。
【0005】このような無線ネットワークシステムは、
複数の装置の各々を節点とし、接続関係を辺とするグラ
フとみなすことができる。このグラフはツリー構造を構
成し、無線中継終端局101と無線端末103−j(j
=1,2,3,4)とを連結する道は唯一に決定する。
その道上の装置のうちで、無線中継局102−i(i=
1,2,…,5)の無線中継終端局101側の装置は無
線中継局102−iの親局と定義され、無線中継局10
2−iはその親局の子局と定義される。その道上の装置
のうちで、無線端末103−jの無線中継終端局101
側の装置が無線端末103−jの親局と定義され、無線
端末103−jはその親局の子局と定義される。
【0006】このとき、無線端末103−jは、常に無
線中継局102−iの子局である。無線中継局102−
iは、無線中継終端局101または無線中継局102−
i’(i’≠i)の子局でであり、無線中継局102−
i’’(i’’≠i)または無線端末103−jの親局
ある。無線中継終端局101は、常に無線中継局102
−iの親局である。図25の具体例では、無線中継終端
局101は無線端末103−jに無線中継局102−i
を介して間接的に接続されているが、無線中継終端局1
01は直接に無線端末103−jに接続されていても構
わない。
【0007】例えば、無線中継終端局101は無線中継
局102−1の親局であり、無線中継局102−1は無
線中継終端局101の子局である。無線中継局102−
1は無線中継局102−3の親局であり、無線中継局1
02−3は無線中継局102−1の子局である。無線中
継局102−3は無線端末103−1の親局であり、無
線端末103−1は無線中継局102−3の子局であ
る。
【0008】無線中継終端局101は、子局から受信し
たデータを一元管理し、無線端末103−j宛てのデー
タを無線端末103−jに送信する。無線中継終端局1
01は、あて先の無線端末103−jに直接に接続され
ていないとき、無線端末103−jに連結されている子
局(無線中継局102−i)を検出し、その子局(無線
中継局102−i)にデータを転送する。
【0009】無線中継局102−iは、子局から受信し
たデータを親局に転送し、無線端末宛てのデータをその
無線端末に送信する。無線中継局102−iは、あて先
の無線端末103−jに直接に接続されていないとき、
無線端末103−jに連結されている子局(無線中継局
102−i’)を検出し、その子局(無線中継局102
−i’)にデータを転送する。
【0010】無線端末103−jは、移動可能であり、
無線中継局102−iまたは無線中継終端局101の子
局になることにより、無線中継終端局101にデータを
送信し、自局宛てのデータを受信する。
【0011】このような無線ネットワークシステムで
は、無線中継終端局101が特開平11−55317号
公報に示されるようなDHCPサーバの機能を有し、無
線ネットワークシステム内の複数の装置の各々が無線中
継終端局101と通信してネットワークアドレスを取得
する。このとき、無線端末103−jは、移動したとき
に親局を変更することが可能であり、無線中継終端局1
01は、無線端末103−jが親局を移動する毎に、無
線端末103−jのネットワークアドレスを割り当て直
している。
【0012】このとき、無線中継終端局101に近い無
線中継局102−iほど通信データが集中して無線ネッ
トワークシステムのトラフィックが上がり、無線ネット
ワークシステム全体としてのデータ伝送効率が低下して
しまう。更に、ネットワークアドレスの割当を要求する
装置と無線中継終端局101との間を連結する無線中継
局102−iの台数が多くなるほど、データ中継に要す
る時間が増加してネットワークアドレスの割当に要する
時間も増加してしまう。
【0013】無線中継局102−iにDHCPサーバの
機能を持たせた場合には、各無線中継局102−i毎に
複数のネットワークアドレスを設定する必要がある。こ
のため、無線中継局102−iの設置台数が増えるほ
ど、無線中継終端局101が各無線中継局102−iに
ネットワークアドレスを割り当てる作業が増加する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ツリ
ー構造型無線ネットワークシステムを構成する各通信装
置にネットワークアドレスを割り当てる際のトラフィッ
クを低減させる無線ネットワークシステムおよびネット
ワークアドレス割当方法を提供することにある。本発明
の他の課題は、ネットワークアドレスの割当を容易にす
る無線ネットワークシステムおよびネットワークアドレ
ス割当方法を提供することにある。本発明の更に他の課
題は、無線ネットワークシステムの接続関係が変更した
とき、ネットワークアドレスを容易に割り当てる無線ネ
ットワークシステムおよびネットワークアドレス割当方
法を提供することにある。本発明の更に他の課題は、無
線ネットワークシステムを構成する通信装置が他の無線
ネットワークシステムに移動したとき、ネットワークア
ドレスを容易に割り当てる無線ネットワークシステムお
よびネットワークアドレス割当方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈すること
を意味しない。
【0016】本発明による無線ネットワークシステム
は、無線中継終端局部(1)と、無線中継終端局部
(1)に電波を介して接続されている無線中継局部(2
−6)と、無線中継局部(2−6)に電波を介して接続
されている無線端末部(3−5)とを含み、無線中継終
端局部(1)は、無線中継局部(2−6)と無線端末部
(3−5)とに割り当てる複数のネットワークアドレス
を保存し、複数のネットワークアドレスに属する第1ネ
ットワークアドレスを無線中継局部(2−6)に割り当
て、複数のネットワークアドレスの部分であるアドレス
プールを一括に無線中継局部(2−6)に提供し、無線
中継局部(2−6)は、アドレスプールを保存し、アド
レスプールに属する第2ネットワークアドレスを無線端
末部(3−5)に割り当てる。無線中継局部(2−6)
は、別の無線中継局部(2−3)を経由して無線中継終
端局部(1)に接続されていても構わない。無線中継終
端局部(1)は、無線端末部(3−5)にネットワーク
アドレスを直接に割り当てない。
【0017】他の無線中継局部(2−4)を更に含み、
他の無線中継局部(2−4)は、アドレスプールと異な
る他のアドレスプールを保存し、無線中継局部(2−
6)が他の無線中継局部(2−4)に接続されるなら
ば、他の無線中継局部(2−4)は他のアドレスプール
に属する第3ネットワークアドレスを無線中継局部(2
−6)に割り当てる。無線中継局(2−6)と無線中継
終端局(1)との接続が切断するならば、無線中継局
(2−6)は他の無線中継局(2−4)と接続される。
無線中継終端局部(1)は、無線中継局部(2−6)に
ネットワークアドレスを直接に割り当てず、無線ネット
ワークシステムのトラフィックを増加させない。
【0018】他の無線中継局部(2−4)が無線中継終
端局部(1)に接続されているならば、他のアドレスプ
ールは複数のネットワークアドレスの部分であり、アド
レスプールは更新されず、第2ネットワークアドレスは
更新されない。このような接続は、無線ネットワークシ
ステムのトラフィックを増加させない点で好ましい。
【0019】複数のネットワークアドレスと異なる他の
複数のネットワークアドレスを保存している他の無線中
継終端局部(1’)を更に含み、他の無線中継終端局部
(1’)に接続されている他の無線中継局部(2−8)
に無線中継局部(2−7)が接続されるならば、他の無
線中継局部(2−8)はアドレスプールに属する第3ネ
ットワークアドレスを無線中継局部(2−7)に割り当
てる。更に、アドレスプールは他の複数のネットワーク
アドレスの部分である更に他のアドレスプールに更新さ
れ、第2ネットワークアドレスは他のアドレスプールに
属する第4ネットワークアドレスに更新される。無線ネ
ットワークシステムは、無線中継終端局(1,1’)毎
に構築され、他の無線中継局部(2−8)が別の無線ネ
ットワークシステムに接続されるときのみ、無線中継局
部(2−7)が有するアドレスプールが更新され、無線
中継局部(2−7)の子局のネットワークアドレスが更
新されることが好ましい。
【0020】本発明によるネットワークアドレス割当方
法は、無線中継終端局部(1)と無線中継局部(2−
6)と無線端末部(3−5)とを含む無線ネットワーク
システムで無線中継局部(2−6)と無線端末部(3−
5)とにネットワークアドレスを割り当てるネットワー
クアドレス割当方法であり、無線中継終端局部(1)に
複数のネットワークアドレスを提供すること、複数のネ
ットワークアドレスに属する第1ネットワークアドレス
を無線中継終端局部(1)に電波を介して接続されてい
る無線中継局部(2−6)に割り当てること、複数のネ
ットワークアドレスの部分であるアドレスプールを無線
中継終端局部(1)に電波を介して接続されている無線
中継局部(2−6)に通知すること、アドレスプールに
属する第2ネットワークアドレスを無線中継局部(2−
6)に電波を介して接続されている無線端末部(3−
5)に割り当てることとを含む。無線中継終端局部
(1)は、無線端末部(3−5)にネットワークアドレ
スを直接に割り当てない。
【0021】無線ネットワークシステムは、アドレスプ
ールと異なる他のアドレスプールを有する他の無線中継
局部(2−4)を更に含み、無線中継局部(2−6)が
他の無線中継局部(2−4)と接続されるならば、他の
アドレスプールに属する第3ネットワークアドレスを無
線中継局部(2−6)に割り当てることを更に含む。無
線中継局(2−6)と無線中継終端局(1)との接続が
切断するならば、無線中継局(2−6)は他の無線中継
局(2−4)と接続される。無線中継終端局部(1)
は、無線中継局部(2−6)にネットワークアドレスを
直接に割り当てず、無線ネットワークシステムのトラフ
ィックを増加させない。
【0022】他の無線中継局部(2−4)が無線中継終
端局部(1)に接続されているならば、他のアドレスプ
ールは複数のネットワークアドレスの部分であり、アド
レスプールは更新されず、第3ネットワークアドレスは
更新されない。このような接続は、無線ネットワークシ
ステムのトラフィックを増加させない点で好ましい。
【0023】無線ネットワークシステムは、他の無線中
継終端局部(1’)を更に含み、無線中継終端局部
(1)に接続されていた無線中継局部(2−7)が他の
無線中継終端局部(1’)に接続されている他の無線中
継局部(2−8)に接続されるならば、複数のネットワ
ークアドレスと異なる他の複数のネットワークアドレス
を他の無線中継終端局部(1’)に提供すること、他の
複数のネットワークアドレスの部分である他のアドレス
プールを他の無線中継局部(2−8)に通知すること、
他の複数のネットワークアドレスの部分である更に他の
アドレスプールを無線中継局部(2−7)に通知するこ
と、更に他のアドレスプールに属する第4ネットワーク
アドレスを無線端末部(3−6)に割り当てることとを
更に含む。
【0024】無線ネットワークシステムは、無線中継終
端局(1,1’)毎に構築される。無線中継局部(2−
7)が別の無線ネットワークシステムに接続されるとき
のみ、無線中継局部(2−7)が有するアドレスプール
が更新され、無線中継局部(2−7)の子局のネットワ
ークアドレスが更新されることが好ましい。
【0025】複数のネットワークアドレスの各々は、無
線中継終端局部(1)に対応する値を含み、第1ネット
ワークアドレスに属する値と第3ネットワークアドレス
に属する値とが異なるならば、更に他のアドレスプール
を通知することが実行される。無線中継局部(2−7)
が別の無線ネットワークシステムに移動されることは無
線中継局部(2−7)に割り当てられたネットワークア
ドレスに基づいて判断され、移動したと判断されたと
き、無線中継局部(2−7)は無線中継終端局部
(1’)に指示してアドレスプールを取得する。
【0026】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明による無
線ネットワークシステムの実施の形態は、複数の装置が
PHS子機間通信を介して接続されている。その複数の
装置は、図1に示されるように、無線中継終端局1と無
線中継局2−1,2−2と無線端末3−1,3−2とか
ら形成されている。無線中継終端局1は、無線中継局2
−1に接続され、無線中継局2−2に接続されている。
無線中継局2−1は、無線端末3−1に接続されてい
る。無線中継局2−2は、無線端末3−2に接続されて
いる。
【0027】このような無線ネットワークシステムは、
複数の装置の各々を節点とし、接続関係を辺とするグラ
フとみなすことができる。このグラフはツリー構造を構
成し、無線中継終端局1と無線端末3−j(j=1,
2,…)とを連結する道は唯一に決定する。その道上の
装置のうちで、無線中継局2−i(i=1,2,…)に
直接に接続されている無線中継終端局1側の装置を無線
中継局2−iの親局と定義し、無線中継局2−iをその
親局の子局と定義する。その道上の装置のうちで、無線
端末3−jに直接に接続されている無線中継終端局1側
の装置を無線端末3−jの親局と定義し、無線端末3−
jをその親局の子局と定義する。
【0028】無線中継終端局1は、アドレス管理テーブ
ル4とアドレス割当部5とアドレスプール割当部6と入
出力部7と親局処理部8とを備えている。アドレス管理
テーブル4は、各無線中継局2−iおよび各無線端末3
−jに割り当てられる複数のネットワークアドレスを保
存して管理している。アドレス割当部5は、子局から送
信されるアドレス取得要求メッセージ50に応答して、
その子局にアドレス割当通知メッセージ54を送信す
る。
【0029】アドレスプール割当部6は、子局から送信
されるアドレスプール取得要求メッセージ70に応答し
て、その子局にアドレスプール割当通知メッセージ75
を送信する。入出力部7は、データまたはメッセージを
子局との間で送受信する。親局処理部8は、子局に無線
制御信号メッセージ30を間欠的に送信し、子局から送
信される参入要求メッセージ34に応答して参入応答メ
ッセージ38を送信する。
【0030】無線中継局2−iは、入出力部11−iと
アドレス取得部12−iとアドレスプール取得部13−
iとアドレス管理テーブル14−iとアドレス割当部1
5−iと入出力部16−iと子局処理部17−iと親局
処理部18−iとを備えている。入出力部11−iは、
親局との間でデータまたはメッセージを送受信する。ア
ドレス取得部12−iは、親局にアドレス取得要求メッ
セージ50を送信し、親局から送信されるアドレス割当
通知メッセージ54から割当アドレス57を取得して保
存する。
【0031】アドレスプール取得部13−iは、親局に
アドレスプール取得要求メッセージ70を送信し、親局
から送信されるアドレスプール割当通知メッセージ75
から複数のネットワークアドレスを取得して、その複数
のネットワークアドレスをアドレス管理テーブル14−
iに保存する。アドレス管理テーブル14−iは、無線
中継局2−iの子局に割り当てられる複数のネットワー
クアドレスを保存して管理している。アドレス割当部1
5−iは、子局から送信されるアドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、その子局にアドレス割当通知メッ
セージ54を送信する。
【0032】入出力部16−iは、子局との間でデータ
またはメッセージを送受信する。子局処理部17−i
は、親局から送信される無線制御信号メッセージ30受
信し、親局に参入要求メッセージ34を発信する。親局
処理部18−iは、子局に無線制御信号メッセージ30
を間欠的に送信し、参入要求メッセージ34に応答して
参入応答メッセージ38を送信する。
【0033】無線端末3−jは、入出力部21−jとア
ドレス取得部22−jと子局処理部23−jとを備えて
いる。入出力部21−jは、親局との間でデータまたは
メッセージを送受信する。アドレス取得部22−jは、
親局にアドレス取得要求メッセージ50を送信し、親局
から送信されるアドレス割当通知メッセージ54から割
当アドレスを取得して保存する。子局処理部23−j
は、親局から送信される無線制御信号メッセージ30を
受信し、親局に参入要求メッセージ34を発信する。
【0034】図2は、無線制御信号メッセージ30のデ
ータ構造を示している。無線制御信号メッセージ30
は、メッセージコード31と親局の装置識別ID32と
システムコード33とから形成されている。メッセージ
コード31は、無線制御信号メッセージ30であること
を示すコードである。親局の装置識別ID32は、無線
制御信号メッセージ30を発信する親局を一意に識別す
るためのIDであり、ネットワークアドレスとは独立に
設定される。システムコード33は、無線制御信号メッ
セージ30を発信する親局が属する無線ネットワークシ
ステムを識別するためのコードである。システムコード
33は、無線ネットワークシステム毎に異なるコードが
代入され、または、複数の無線ネットワークシステムで
1つのコードが代入される。
【0035】図3は、参入要求メッセージ34のデータ
構造を示している。参入要求メッセージ34は、メッセ
ージコード35と親局の装置識別ID36とシステムコ
ード37とから形成されている。メッセージコード35
は、参入要求メッセージ34であることを示すコードで
ある。親局の装置識別ID36は、無線制御信号メッセ
ージ30に付加された親局の装置識別ID32の値が代
入される。システムコード37は、無線制御信号メッセ
ージ30に付加されたシステムコード33の値が代入さ
れる。
【0036】図4は、参入応答メッセージ38のデータ
構造を示している。参入応答メッセージ38は、メッセ
ージコード39と親局の装置識別ID40と子局の装置
識別ID41とから形成されている。メッセージコード
39は、参入応答メッセージ38であることを示すコー
ドである。親局の装置識別ID40は、無線制御信号メ
ッセージ30に付加された親局の装置識別ID32の値
が代入される。子局の装置識別ID41は、親局が子局
を一意に識別するためのIDであり、ネットワークアド
レスとは独立に設定される。子局が参入応答メッセージ
38を受信してからネットワークアドレスを取得するま
での期間、子局は子局の装置識別ID41をネットワー
クアドレスとして使用する。
【0037】図5は、アドレス取得要求メッセージ50
のデータ構造を示している。アドレス取得要求メッセー
ジ50は、メッセージコード51と装置識別ID52と
取得済みアドレス53とから形成されている。メッセー
ジコード51は、アドレス取得要求メッセージ50であ
ることを示すコードである。装置識別ID52は、アド
レス取得要求メッセージ50を発信する子局を一意に識
別するためのIDであり、ネットワークアドレスとは独
立に設定される。取得済みアドレス53は、アドレス取
得要求メッセージ50を発信する子局がネットワークア
ドレスを取得していないとき、0が代入され、ネットワ
ークアドレスを既に取得しているとき、そのネットワー
クアドレスが代入される。
【0038】図6はアドレス割当通知メッセージ54の
データ構造を示している。アドレス割当通知メッセージ
54は、メッセージコード55と装置識別ID56と割
当アドレス57と割当期限58とから形成されている。
メッセージコード55は、アドレス割当通知メッセージ
54であることを示すコードである。装置識別ID56
は、アドレス取得要求メッセージ50に付加された子局
の装置識別ID52の値が代入される。割当アドレス5
7は、子局に割り当てられるネットワークアドレスであ
る。割当期限58は、子局に割り当てられるネットワー
クアドレスの使用可能な期限である。子局は、割当期限
58を超えて引き続き同一ネットワークアドレスを使用
するとき、アドレス取得要求メッセージ50を親局に送
信してそのネットワークアドレスを更新する。
【0039】図7は、アドレス割当拒否メッセージ60
のデータ構造を示している。アドレス割当拒否メッセー
ジ60は、メッセージコード61と装置識別ID62と
要求アドレス63とから形成されている。メッセージコ
ード61は、アドレス割当拒否メッセージ60であるこ
とを示すコードである。装置識別ID62は、アドレス
取得要求メッセージ50に付加された子局の装置識別I
D52の値が代入される。要求アドレス63は、アドレ
ス取得要求メッセージ50に付加された取得済みアドレ
ス33の値が代入される。
【0040】図8は、アドレスプール取得要求メッセー
ジ70のデータ構造を示している。アドレスプール取得
要求メッセージ70は、メッセージコード71と装置識
別ID72と要求アドレス数73と取得済みプールの先
頭アドレス74とから形成されている。メッセージコー
ド71は、アドレスプール取得要求メッセージ70であ
ることを示すコードである。装置識別ID72は、アド
レスプール取得要求メッセージ70を発信する子局を一
意に識別するためのIDである。
【0041】要求アドレス数73は、取得したいネット
ワークアドレスの個数が代入される。取得済みプールの
先頭アドレス74は、アドレスプール取得要求メッセー
ジ70を送信している子局がアドレスプールを取得して
いないとき、0が代入され、アドレスプールを既に取得
しているとき、そのアドレスプールの先頭のネットワー
クアドレスが代入される。
【0042】図9は、アドレスプール割当通知メッセー
ジ75のデータ構造を示している。アドレスプール割当
通知メッセージ75は、メッセージコード76と装置識
別ID77と割当アドレス数78と割当プールの先頭ア
ドレス79と割当期限80とから形成されている。メッ
セージコード76は、アドレスプール割当通知メッセー
ジ75であることを示すコードである。装置識別ID7
7は、アドレスプール取得要求メッセージ70に付加さ
れた子局の装置識別ID72の値が代入される。
【0043】割当アドレス数78は、子局に割り当てる
ネットワークアドレスの個数である。割当プールの先頭
アドレス79は、連続した子局に割り当てる複数のネッ
トワークアドレスのうち先頭のネットワークアドレスで
ある。割当期限80は、子局に割り当てるアドレスプー
ルの使用可能な期限が代入される。子局は、割当期限8
0を超えて引き続き同一アドレスプールを使用すると
き、アドレスプール取得要求メッセージ70を親局に送
信してアドレスプールを更新する。
【0044】図10は、アドレスプール割当拒否メッセ
ージ81のデータ構造を示す。アドレスプール割当拒否
メッセージ81は、メッセージコード82と装置識別I
D83と要求プールの先頭アドレス84とから形成され
ている。メッセージコード82は、アドレスプール割当
拒否メッセージ81であることを示すコードである。装
置識別ID83は、アドレスプール取得要求メッセージ
70に付加された子局の装置識別ID72の値が代入さ
れる。要求プールの先頭アドレス84は、アドレスプー
ル取得要求メッセージ70に付加された取得済みプール
の先頭アドレス74の値が代入される。
【0045】切断通知メッセージ86は、親局である無
線中継局2−iから子局に送信され、親局が無線ネット
ワークシステムとの通信が不可能になったことを子局に
通知する為に使用される。ツリー移動通知メッセージ8
8は、親局である無線中継局2−iから子局に送信さ
れ、親局が無線ネットワークシステムを移動したことを
子局に通知するために使用される。
【0046】本発明による無線ネットワークシステムの
ネットワークアドレスには、プライベートアドレスが設
定され、例えば、上位1バイトが固定された10.0.
0.0/8が設定される。無線ネットワークシステム
は、無線中継終端局1毎に構成される。ネットワークア
ドレスの上位2バイト目は、各無線ネットワークシステ
ムを識別するために使用される。例えば、無線中継終端
局1により構成される無線ネットワークシステムには、
ネットワークアドレスとして上位2バイトが固定された
10.1.0.0/16が設定され、他の無線中継終端
局1’により構成される無線ネットワークシステムに
は、ネットワークアドレスとして上位2バイトが固定さ
れた10.2.0.0/16が設定される。
【0047】無線中継終端局1は、10.1.0.1/
24〜10.1.0.254/24を無線中継局2−i
に割り当てるネットワークアドレスとして保存し、1
0.1.1.1/24〜10.1.254.254/2
4を無線中継局2−iに提供するアドレスプールとして
保存している。アドレスプールは、無線中継局2−iが
子局に割り当てる複数のネットワークアドレスである。
【0048】無線中継終端局1は、無線中継局2−iに
アドレスプールを割り当てる。アドレスプールに属する
ネットワークアドレスの個数は、固定数である。固定数
であることは、無線中継終端局1がネットワークアドレ
スを管理する作業を容易にし、無線中継局2−iがネッ
トワークアドレスを割り当てる作業を簡単にする。
【0049】無線中継局2−iは、取得したアドレスプ
ールから1つのネットワークアドレスを取得して自局に
割り当てて子局との通信に使用する。アドレスプールの
残りのネットワークアドレスは各子局に割り当てられ
る。例えば、アドレスプールに属するネットワークアド
レスの個数が8個であるとき、ネットワークアドレスの
値を8で割った余りが1であるネットワークアドレスを
自局に割り当て、8で割った余りが1ではないネットワ
ークアドレスは子局に割り当てる。
【0050】例えば、親局がアドレスプールとして1
0.1.1.1/24〜10.1.1.8/24の8個
を割り当てられているとき、親局は自局に10.1.
1.1./24を割り当て、子局に10.1.1.2/
24〜10.1.1.8/24を割り当てる。このと
き、親局のネットワークアドレスは、子局のネットワー
クアドレスの関数であり、子局に割り当てられたネット
ワークアドレスの下位3ビットを001に置換したネッ
トワークアドレスがその子局の親局のネットワークアド
レスである。子局のネットワークアドレスが10.1.
1.2/24であるとき、その親局のネットワークアド
レスは、10.1.1.1/24である。
【0051】無線中継終端局1が起動すると、無線中継
終端局1の親局処理部8は、入出力部7を介して間欠的
に無線制御信号メッセージ30を子局に放送する。親局
処理部8は、子局から送信される参入要求メッセージ3
4に応答して参入応答メッセージ38をその子局に送信
する。アドレス割当部5は、子局から送信されるアドレ
ス取得要求メッセージ50に応答して、アドレス管理テ
ーブル4から割当アドレスを取得し、取得した割当アド
レスをアドレス割当通知メッセージ54に記載して子局
に送信する。割り当てるネットワークアドレスが不足し
ているとき、アドレス割当部5はアドレス割当拒否メッ
セージ60を送信して、子局のネットワークアドレスの
要求を拒否する。
【0052】アドレスプール割当部6は、子局から送信
されるアドレスプール取得要求メッセージ70に応答し
て、アドレス管理テーブル4から要求アドレス数47に
対応したネットワークアドレスを取得し、取得したネッ
トワークアドレスプールをアドレスプール割当通知メッ
セージ75に記載して子局に通知する。
【0053】図11〜図14は、無線中継局2−iの動
作を示している。無線中継局2が起動すると、このフロ
ーは起動する。先ず、無線中継局2−iの子局処理部1
7−iは、親局側入出力部11−iを介して、親局から
送信される無線制御信号メッセージ30を検索する(ス
テップL1)。その親局は、無線中継終端局1または他
の無線中継局2−i’のいずれかである。
【0054】子局処理部17−iが親局から送信される
無線制御信号メッセージ30を受信しなければ(ステッ
プL2;NO)、再度ステップL1が繰り返され、子局
処理部17−iは無線制御信号メッセージ30を検索す
る。子局処理部17−iが無線制御信号メッセージ30
を受信したとき(ステップL2;YES)、子局処理部
17−iは親局側入出力部11−iを介して無線制御信
号メッセージ30を送信している親局に参入要求メッセ
ージ34を送信する(ステップL3)。
【0055】子局処理部17−iは、親局側入出力部1
1−1を介して、親局から送信される参入応答メッセー
ジ38を検索する。子局処理部17−iが親局から送信
される参入応答メッセージ38を受信しなければ(ステ
ップL4;NO)、子局処理部17−iは参入応答メッ
セージ38の検索を繰り返す。子局処理部17−iが参
入応答メッセージ38を受信したとき(ステップL4;
YES)、子局処理部17−iは参入応答メッセージ3
8を送信した親局にアドレス取得要求メッセージ50を
送信する(ステップL5)。
【0056】アドレス取得部12−iは、親局側入出力
部11−1を介して、親局から送信されるアドレス割当
通知メッセージ54を検索する。アドレス取得部12−
iが親局から送信されるアドレス割当通知メッセージ5
4を受信しなければ(ステップL6;NO)、アドレス
取得部12−iはアドレス割当通知メッセージ54の検
索を繰り返す。
【0057】アドレス取得部12−iがアドレス割当通
知メッセージ54を受信したとき(ステップL6;YE
S)、アドレス取得部12−iはアドレス割当通知メッ
セージ54から割当アドレス57を取得して、割当アド
レス57を保存する(ステップL7)。アドレスプール
取得部13−iは、親局側入出力部11−iを介してア
ドレスプール取得要求メッセージ70を親局が属する無
線ネットワークシステム内の無線中継終端局1に送信す
る(ステップL8)。
【0058】無線中継終端局1は、アドレスプール取得
要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当通知
メッセージ54を無線中継局2−iに送信する。アドレ
スプール取得部13−iは、親局側入出力部11−1を
介して、無線中継終端局1から送信されるアドレスプー
ル割当通知メッセージ75を検索する。アドレスプール
取得部13−iが無線中継終端局1から送信されるアド
レスプール割当通知メッセージ75を受信しなければ
(ステップL9;NO)、アドレスプール取得部13−
iはアドレスプール割当通知メッセージ75の検索を繰
り返す。
【0059】アドレスプール取得部13−iがアドレス
プール割当通知メッセージ75を受信したとき(ステッ
プL9;YES)、アドレスプール取得部13−iはア
ドレスプール割当通知メッセージ75から割当アドレス
数78と割当プールの先頭アドレス79とを取得して、
複数のネットワークアドレスを生成し、その複数のネッ
トワークアドレスをアドレス管理テーブル14−iに保
存する(ステップL10)。
【0060】親局処理部18−iは、子局側入出力部1
6−iを介して子局に無線制御信号メッセージ30を送
信する(ステップL11)。その子局は、他の無線中継
局2−i’’または無線端末3−jのいずれかである。
子局は、無線制御信号メッセージ30に応答して参入要
求メッセージ34を無線中継局2−iに送信する。親局
処理部18−iは、子局側入出力部16−iを介して子
局から送信される参入要求メッセージ34を検索する。
【0061】親局処理部18−iが参入要求メッセージ
34を受信したとき(ステップL12;YES)、親局
処理部18−iは参入要求メッセージ34を送信した子
局に参入応答メッセージ38を送信する(ステップL1
3)。子局は、参入応答メッセージ38に応答してアド
レス取得要求メッセージ50を無線中継局2−iに送信
する。親局処理部18−iが子局から送信されるアドレ
ス取得要求メッセージ50を受信しなければ(ステップ
L14;NO)、親局処理部18−iはアドレス取得要
求メッセージ50の検索を繰り返す。親局処理部18−
iがアドレス取得要求メッセージ50を受信したとき
(ステップL14;YES)、親局処理部18−iはア
ドレス取得要求メッセージ50を送信した子局にアドレ
ス割当通知メッセージ54を送信する(ステップL1
5)。
【0062】親局処理部18−iが参入要求メッセージ
34を所定の期間に受信しないとき(ステップL12;
YES)、または、子局にアドレス割当通知メッセージ
54を送信した後、子局処理部17−iは、親局と通信
が可能であるかを判別する(ステップL16)。親局と
の通信が可能であるとき(ステップL16;YES)、
ステップL11が再度実行され、親局処理部18−iは
子局に無線制御信号メッセージ30を送信する。
【0063】子局処理部17−iが親局と通信できない
とき(ステップL16;NO)、子局処理部17−i
は、親局側入出力部11−iを介して、他の親局から送
信される無線制御信号メッセージ30を検索する(ステ
ップL17)。他の親局は、無線中継終端局1または他
の無線中継局2−i’のいずれかである。
【0064】子局処理部17−iが親局から送信される
無線制御信号メッセージ30を受信したとき(ステップ
L18;YES)、子局処理部17−iは無線制御信号
メッセージ30を送信している親局に参入要求メッセー
ジ34を送信する(ステップL19)。親局は、参入要
求メッセージ34に応答して参入応答メッセージ38を
無線中継局2−iに送信する。子局処理部17−iは、
親局側入出力部11−1を介して、親局から送信される
参入応答メッセージ38を検索する。子局処理部17−
iが親局から送信される参入応答メッセージ38を受信
しなければ(ステップL20;NO)、子局処理部17
−iは参入応答メッセージ38の検索を繰り返す。
【0065】子局処理部17−iが参入応答メッセージ
38を受信したとき(ステップL20;YES)、アド
レス取得部12−iは保存しているネットワークアドレ
スを廃棄する(ステップL21)。アドレス取得部12
−iは参入応答メッセージ38を送信した親局にアドレ
ス取得要求メッセージ50を送信する(ステップL2
2)。親局は、アドレス取得要求メッセージ50に応答
してアドレス割当通知メッセージ54を無線中継局2−
iに送信する。
【0066】アドレス取得部12−iは、親局側入出力
部11−1を介して、親局から送信されるアドレス割当
通知メッセージ54を検索する。アドレス取得部12−
iが親局から送信されるアドレス割当通知メッセージ5
4を受信しなければ(ステップL23;NO)、アドレ
ス取得部12−iはアドレス割当通知メッセージ54の
検索を繰り返す。
【0067】アドレス取得部12−iがアドレス割当通
知メッセージ54を受信したとき(ステップL23;Y
ES)、アドレス取得部12−iは、アドレス割当通知
メッセージ54から割当アドレス57を取得して、割当
アドレス57を保存する(ステップL24)。アドレス
取得部12−iは、無線中継局2−iが前回属していた
無線ネットワークシステムと今回属する無線ネットワー
クシステムとが同一であるかどうかを判別する(ステッ
プL25)。
【0068】ステップL25の判別は、前回取得したネ
ットワークアドレスと今回取得したネットワークアドレ
スとを比較して実行される。即ち、ネットワークアドレ
スの上位2バイト目を比較することにより、各無線ネッ
トワークシステムを識別して無線ネットワークシステム
とが同一であるかどうかを判別する。
【0069】無線中継局2−iが前回と今回とで異なる
ネットワークシステムに属しているとき(ステップL2
5;YES)、再度ステップL16が実行される。無線
中継局2−iが前回と今回とで同一のネットワークシス
テムに属しているとき(ステップL25;NO)、アド
レスプール取得部13−iは保存しているネットワーク
アドレスプールを廃棄する(ステップL26)。アドレ
スプール取得部13−iは、親局側入出力部11−iを
介してアドレスプール取得要求メッセージ70を親局が
属する無線ネットワークシステム内の無線中継終端局
1’に送信する(ステップL27)。
【0070】無線中継終端局1’は、アドレスプール取
得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当通
知メッセージ75を無線中継局2−iに送信する。アド
レスプール取得部13−iは、親局側入出力部11−1
を介して、無線中継終端局1’から送信されるアドレス
プール割当通知メッセージ75を検索する。アドレスプ
ール取得部13−iが無線中継終端局1’から送信され
るアドレスプール割当通知メッセージ75を受信しなけ
れば(ステップL28;NO)、アドレスプール取得部
13−iはアドレスプール割当通知メッセージ75の検
索を繰り返す。
【0071】アドレスプール取得部13−iがアドレス
プール割当通知メッセージ75を受信したとき(ステッ
プL28;YES)、アドレスプール取得部13−iは
アドレスプール割当通知メッセージ75から割当アドレ
ス数78と割当プールの先頭アドレス79とを取得し
て、複数のアドレスを作成し、その複数のアドレスをア
ドレス管理テーブル14−iに保存する。子局処理部1
8−iは、全ての子局にツリー移動通知メッセージ88
を送信し(L29)。更に再度全ての子局にネットワー
クアドレスを割り当てる。
【0072】子局処理部17−iが親局から送信される
無線制御信号メッセージ30を受信しなければ(ステッ
プL18;NO)、アドレス取得部12−iは保存して
いるネットワークアドレスを廃棄し(ステップL3
0)、アドレスプール取得部13−iは保存しているア
ドレスプールを廃棄する(ステップL31)。親局処理
部17−iは、無線中継局2−iに接続されていた全て
の子局に切断通知メッセージ86を送信する(ステップ
L32)。
【0073】無線端末3−jが起動すると、子局処理部
23−jは入出力部21−jを介して親局から送信され
る無線制御信号メッセージ30を検索する。子局処理部
23−jが親局から送信される無線制御信号メッセージ
30を受信すると、子局処理部23−jは入出力部21
−jを介して親局に参入要求メッセージ34を送信す
る。
【0074】アドレス取得部22−jは、入出力部21
−jを介して親局にアドレス取得要求メッセージ50を
送信する。アドレス取得部22−jは、親局からアドレ
ス割当通知メッセージ54を受信すると、アドレス割当
通知メッセージ54から割当アドレス57を取得して、
割当アドレス57を保存する。
【0075】親局と通信できなくなったとき、子局処理
部23−jは他の親局から送信される無線制御信号メッ
セージ30を検索する。子局処理部23−jが親局から
送信される無線制御信号メッセージ30を受信すると、
子局処理部23−jは入出力部21−jを介して親局に
参入要求メッセージ34を送信する。アドレス取得部2
2−jは保存しているネットワークアドレスを廃棄し、
親局にアドレス取得要求メッセージ50を送信する。
【0076】図15〜図16は、無線ネットワークシス
テムが新規に構築されるシーケンス動作を示している。
無線ネットワークシステムに属する装置のうち無線中継
終端局1が先ず起動される。このとき、無線中継終端局
1のアドレス管理テーブル4には、初期的に使用可能な
ネットワークアドレスが設定されている。無線中継終端
局1の親局処理部8は、入出力部7を介して間欠的に無
線制御信号メッセージ30を子局に送信する。
【0077】無線中継局2−1が起動すると、無線中継
局2−1の子局処理部17−1は、親局側入出力部11
−1を介して、無線中継終端局1から送信される無線制
御信号メッセージ30を検索する。子局処理部17−1
は、無線制御信号メッセージ30に応答して、無線中継
終端局1に参入要求メッセージ34を送信して(ステッ
プS1)無線中継終端局1の子局となることを要求す
る。
【0078】無線中継終端局1の親局処理部8は、入出
力部7を介して無線中継局2−1から参入要求メッセー
ジ34を受信する。親局処理部8は、ネットワークシス
テムの参入を許可するならば、無線中継局2−1に参入
応答メッセージ38を送信する(ステップS2)。無線
中継局2−1の子局処理部17−1は、参入応答メッセ
ージを受信する。このような送受信により、無線中継終
端局1と無線中継局2−1とは、それぞれ親局と子局と
して通信することができる。
【0079】アドレス取得部12−1は無線中継終端局
1にアドレス取得要求メッセージ50を送信してネット
ワークアドレスを要求する(ステップS3)。無線中継
終端局1のアドレス割当部5は、アドレス取得要求メッ
セージ50に応答して、アドレス管理テーブル4から割
当アドレスを取得し、取得した割当アドレスをアドレス
割当通知メッセージ54に記載して無線中継局2−1に
送信する(ステップS4)。割り当てるネットワークア
ドレスが不足しているとき、無線中継終端局1はアドレ
ス割当拒否メッセージ60を送信して、子局のネットワ
ークアドレスの要求を拒否する。
【0080】無線中継局2−1のアドレス取得部12−
1は、アドレス割当通知メッセージ54を受信する。ア
ドレス取得部12−1は、アドレス割当通知メッセージ
54から割当アドレス57を取得して保存する。無線中
継局2−1のアドレスプール取得部13−1は、アドレ
スプール取得要求メッセージ70を無線中継終端局1に
送信する(ステップS5)。
【0081】無線中継終端局1のアドレスプール割当部
6は、無線中継局2−1からアドレスプール取得要求メ
ッセージ70を受信する。アドレスプール割当部6は、
アドレス管理テーブル4から要求アドレス数47に対応
したネットワークアドレスを取得し、取得したネットワ
ークアドレスプールをアドレスプール割当通知メッセー
ジ75に記載して無線中継局2−1に通知する(ステッ
プS6)。
【0082】無線中継終端局1は、割り当てるためのネ
ットワークアドレスプールが不足する等によりアドレス
プール取得要求メッセージ70を拒否する場合には、ア
ドレスプール割当拒否メッセージ81を送信する。
【0083】無線中継局2−1のアドレスプール取得部
13−1は、アドレスプール割当通知メッセージ75の
受信に応答して、アドレスプール割当通知メッセージ7
5から割り当てられたアドレスプールを取得し、割り当
てられたアドレスプールをアドレス管理テーブル14−
1に保存する。無線中継局2−1の親局処理部18−1
は、無線中継終端局1が使用している無線チャネルとは
異なる無線チャネルで無線制御信号メッセージ30を子
局に送信する。
【0084】次に無線中継局2−2が起動した場合に
は、無線中継局2−1と同様の処理(ステップS1〜S
6)を行う。即ち、無線中継局2−2が起動すると、無
線中継局2−2の子局処理部17−2は、親局側入出力
部11−2を介して、親局から送信される無線制御信号
メッセージ30を検索する。子局処理部17−2は、無
線中継終端局1から送信される無線制御信号メッセージ
30に応答して、無線中継終端局1に参入要求メッセー
ジ34を送信して(ステップS7)無線中継終端局1の
子局となることを要求する。
【0085】無線中継終端局1の親局処理部8は、入出
力部7を介して無線中継局2−2から参入要求メッセー
ジ34を受信する。親局処理部8は、ネットワークシス
テムの参入を許可するならば、無線中継局2−2に参入
応答メッセージ38を送信する(ステップS8)。無線
中継局2−2の子局処理部17−2は、参入応答メッセ
ージを受信する。このような送受信により、無線中継終
端局1と無線中継局2−2とは、それぞれ親局と子局と
して通信することができる。
【0086】アドレス取得部12−2は、無線中継終端
局1にアドレス取得要求メッセージ50を送信してネッ
トワークアドレスの取得を要求する(ステップS9)。
無線中継終端局1のアドレス割当部5は、アドレス取得
要求メッセージ50に応答して、アドレス管理テーブル
4から割当アドレスを取得し、取得した割当アドレスを
アドレス割当通知メッセージ54に記載して無線中継局
2−2に送信する(ステップS10)。割り当てるネッ
トワークアドレスが不足しているとき、無線中継終端局
1はアドレス割当拒否メッセージ60を送信して、無線
中継局2−2のネットワークアドレスの要求を拒否す
る。
【0087】無線中継局2−2のアドレス取得部12−
2は、アドレス割当通知メッセージ54を受信する。ア
ドレス取得部12−2は、アドレス割当通知メッセージ
54から割当アドレス57を取得して保存する。無線中
継局2−2のアドレスプール取得部13−2は、アドレ
スプール取得要求メッセージ70を無線中継終端局1に
送信する(ステップS11)。
【0088】無線中継終端局1のアドレスプール割当部
6は、無線中継局2−2からアドレスプール取得要求メ
ッセージ70を受信する。アドレスプール割当部6は、
アドレス管理テーブル4から要求アドレス数47に対応
したネットワークアドレスを取得し、取得したネットワ
ークアドレスプールをアドレスプール割当通知メッセー
ジ75に記載して無線中継局2−2に通知する(ステッ
プS12)。
【0089】無線中継局2−2のアドレスプール取得部
13−2は、アドレスプール割当通知メッセージ75を
受信することに応答して、アドレスプール割当通知メッ
セージ75から割り当てられたアドレスプールを取得
し、割り当てられたアドレスプールをアドレス管理テー
ブル14−2に保存する。無線中継局2−2の親局処理
部18−2は、無線中継終端局1が使用している無線チ
ャネルとは異なる無線チャネルで無線制御信号メッセー
ジ30を子局に送信する。
【0090】無線端末3−1が起動すると、子局処理部
23−1は親局から送信される無線制御信号メッセージ
30を検索する。子局処理部23−1は、無線中継局2
−1から送信される無線制御信号メッセージ30に応答
して、無線中継局2−1に参入要求メッセージ34を送
信して(ステップS13)無線中継終端局1の子局とな
ることを要求する。
【0091】無線中継局2−1の親局処理部18−1
は、無線端末3−1から参入要求メッセージ34を受信
する。親局処理部18−1は、ネットワークシステムの
参入を許可するならば、無線端末3−1に参入応答メッ
セージ38を送信する(ステップS14)。無線端末3
−1の子局処理部23−1は、参入応答メッセージを受
信する。このような送受信により、無線中継局2−1と
無線端末3−1とは、それぞれ親局と子局として通信す
ることができる。
【0092】アドレス取得部22−1は、無線中継局2
−1にアドレス取得要求メッセージ50を送信してネッ
トワークアドレスの取得を要求する(ステップS1
5)。無線中継局2−1のアドレス割当部15−1は、
アドレス取得要求メッセージ50に応答して、アドレス
管理テーブル14−1から割当アドレスを取得し、取得
した割当アドレスをアドレス割当通知メッセージ54に
記載して無線端末3−1に通知する(ステップS1
6)。割り当てるネットワークアドレスが不足している
とき、無線中継局2−1はアドレス割当拒否メッセージ
60を送信して、無線端末3−1のネットワークアドレ
スの要求を拒否する。
【0093】無線端末3−1のアドレス取得部22−1
は、無線中継局2−1からアドレス割当通知メッセージ
54を受信すると、アドレス割当通知メッセージ54か
ら割当アドレス57を取得して保存する。
【0094】無線端末3−2が起動した場合には、無線
中継局2−2に無線端末3−1と同様の処理(ステップ
S13〜S16)を行う。即ち、無線端末3−2が起動
すると、子局処理部23−2は親局から送信される無線
制御信号メッセージ30を検索する。子局処理部23−
2は、無線中継局2−2から送信される無線制御信号メ
ッセージ30に応答して、無線中継局2−2に参入要求
メッセージ34を送信して(ステップS17)無線中継
終端局1の子局となることを要求する。
【0095】無線中継局2−2の親局処理部18−2
は、無線端末3−2から参入要求メッセージ34を受信
する。親局処理部18−2は、ネットワークシステムの
参入を許可するならば、無線端末3−2に参入応答メッ
セージ38を送信する(ステップS18)。無線端末3
−2の子局処理部23−2は、参入応答メッセージを受
信する。このような送受信により、無線中継局2−2と
無線端末3−2とは、それぞれ親局と子局として通信す
ることができる。
【0096】アドレス取得部22−2は、無線中継局2
−2にアドレス取得要求メッセージ50を送信してネッ
トワークアドレスの取得を要求する(ステップS1
9)。無線中継局2−2のアドレス割当部15−2は、
アドレス取得要求メッセージ50に応答して、アドレス
管理テーブル14−2から割当アドレスを取得し、取得
した割当アドレスをアドレス割当通知メッセージ54に
記載して無線端末3−2に通知する(ステップS2
0)。無線端末3−2のアドレス取得部22−2は、無
線中継局2−2からアドレス割当通知メッセージ54を
受信すると、アドレス割当通知メッセージ54から割当
アドレス57を取得して保存する。
【0097】図17は、無線ネットワークシステムの他
の具体例を示している。無線中継終端局1は、無線中継
局2−3に接続され、無線中継局2−4に接続されてい
る。無線中継局2−3は、無線中継局2−5に接続さ
れ、無線中継局2−6に接続されている。無線中継局2
−4は、無線中継局2−7に接続されている。無線中継
局2−5は、無線端末3−3に接続され、無線端末3−
4に接続されている。無線中継局2−6は、無線端末3
−5に接続されている。無線中継局2−7は、無線端末
3−6に接続されている。
【0098】図18〜図19は、無線中継局2−3と無
線中継局2−6との通信ができなくなったときの動作を
示している。無線中継局2−3は、無線中継終端局1か
ら送信された無線制御信号メッセージ30に応答して、
無線中継終端局1に参入要求メッセージ34を送信する
(ステップS30)。無線中継終端局1は、参入要求メ
ッセージ34に応答して無線中継局2−3に参入応答メ
ッセージ38を送信する(ステップS31)。このよう
な送受信により、無線中継終端局1と無線中継局2−3
とは、それぞれ親局と子局として通信することができ
る。
【0099】無線中継局2−3は無線中継終端局1にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
32)。無線中継終端局1は、アドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54
を無線中継局2−3に送信する(ステップS33)。無
線中継局2−3は、アドレス割当通知メッセージ54を
受信して自局のネットワークアドレスを取得する。
【0100】無線中継局2−3は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1に送信する(ス
テップS34)。無線中継終端局1は、アドレスプール
取得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当
通知メッセージ75を無線中継局2−3に送信する(ス
テップS35)。無線中継局2−1は、アドレスプール
割当通知メッセージ75を受信してアドレスプールを取
得し、無線中継終端局1が使用している無線チャネルと
は異なる無線チャネルで親局としての無線制御信号メッ
セージ30を送信する。
【0101】次に無線中継局2−2が起動した場合に
は、無線中継局2−3と同様の処理(ステップS30〜
S35)を行う。即ち、無線中継局2−4は、無線中継
終端局1から送信された無線制御信号メッセージ30に
応答して、無線中継終端局1に参入要求メッセージ34
を送信する(ステップS36)。無線中継終端局1は、
参入要求メッセージ34に応答して無線中継局2−4に
参入応答メッセージ38を送信する(ステップS3
7)。このような送受信により、無線中継終端局1と無
線中継局2−4とは、それぞれ親局と子局として通信す
ることができる。
【0102】無線中継局2−4は無線中継終端局1にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
38)。無線中継終端局1は、アドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54
を無線中継局2−4に送信する(ステップS39)。無
線中継局2−4は、アドレス割当通知メッセージ54を
受信して自局のネットワークアドレスを取得する。
【0103】無線中継局2−4は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1に送信する(ス
テップS40)。無線中継終端局1は、アドレスプール
取得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当
通知メッセージ75を無線中継局2−4に送信する(ス
テップS41)。無線中継局2−1は、アドレスプール
割当通知メッセージ75を受信してアドレスプールを取
得し、無線中継終端局1が使用している無線チャネルと
は異なる無線チャネルで親局としての無線制御信号メッ
セージ30を送信する。
【0104】無線中継局2−6は、無線中継局2−3か
ら送信された無線制御信号メッセージ30に応答して、
無線中継局2−3に参入要求メッセージ34を送信する
(ステップS42)。無線中継局2−3は、参入要求メ
ッセージ34に応答して無線中継局2−6に参入応答メ
ッセージ38を送信する(ステップS43)。このよう
な送受信により、無線中継局2−3と無線中継局2−6
とは、それぞれ親局と子局として通信することができ
る。
【0105】無線中継局2−6は無線中継局2−3にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
44)。無線中継局2−3は、アドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54
を無線中継局2−6に送信する(ステップS45)。無
線中継局2−6は、アドレス割当通知メッセージ54を
受信して自局のネットワークアドレスを取得する。
【0106】無線中継局2−6は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1に送信する(ス
テップS46)。無線中継終端局1は、アドレスプール
取得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当
通知メッセージ75を無線中継局2−6に送信する(ス
テップS47)。無線中継局2−1は、アドレスプール
割当通知メッセージ75を受信してアドレスプールを取
得し、無線中継終端局1が使用している無線チャネルと
は異なる無線チャネルで親局としての無線制御信号メッ
セージ30を送信する。
【0107】ここで、無線中継局2−6が無線中継局2
−3と通信することができなくなったとき、無線中継局
2−6は、再度、無線制御信号メッセージ30を検索す
る。無線中継局2−6は、無線中継局2−4から送信さ
れた無線制御信号メッセージ30に応答して、無線中継
局2−4に参入要求メッセージ34を送信する(ステッ
プS48)。無線中継局2−4は、参入要求メッセージ
34に応答して無線中継局2−6に参入応答メッセージ
38を送信する(ステップS49)。このような送受信
により、無線中継局2−4と無線中継局2−6とは、そ
れぞれ親局と子局として通信することができる。
【0108】無線中継局2−6は無線中継局2−4にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
50)。無線中継局2−4は、アドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54
を無線中継局2−6に送信する(ステップS51)。無
線中継局2−6は、アドレス割当通知メッセージ54を
受信して自局のネットワークアドレスを取得する。
【0109】無線中継局2−6は、新規に割り当てられ
たネットワークアドレスと以前に割り当てられたネット
ワークアドレスとを比較し、以前に属していた無線ネッ
トワークシステムと今回属する無線ネットワークシステ
ムとが同一であるかまたは異なるかを判別する。このよ
うな判別は、2つのネットワークアドレスのそれぞれ上
位2バイトを比較することにより実行され、その上位2
バイトが一致していれば2つの無線ネットワークシステ
ムは同一であると判断し、その上位2バイトが異なって
いれば2つの無線ネットワークシステムは異なっている
と判断する。
【0110】無線ネットワークシステムが同一であると
き、無線中継局2−6は、先に無線中継終端局1から取
得したアドレスプールを既に取得しており、再度、無線
中継終端局1から取得する必要がない。この結果、無線
中継局2−6と無線中継終端局1との間のトラフィック
は増加しない。
【0111】図20〜図21は、無線中継局2−3と無
線端末3−5との通信ができなくなったときの動作を示
している。無線中継局2−3は、無線中継終端局1から
送信された無線制御信号メッセージ30に応答して、無
線中継終端局1に参入要求メッセージ34を送信する
(ステップS60)。無線中継終端局1は、参入要求メ
ッセージ34に応答して無線中継局2−3に参入応答メ
ッセージ38を送信する(ステップS61)。このよう
な送受信により、無線中継終端局1と無線中継局2−3
とは、それぞれ親局と子局として通信することができ
る。
【0112】無線中継局2−3は無線中継終端局1にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
62)。無線中継終端局1は、アドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54
を無線中継局2−3に送信する(ステップS63)。無
線中継局2−3は、アドレス割当通知メッセージ54を
受信して自局のネットワークアドレスを取得する。
【0113】無線中継局2−3は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1に送信する(ス
テップS64)。無線中継終端局1は、アドレスプール
取得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当
通知メッセージ75を無線中継局2−3に送信する(ス
テップS65)。無線中継局2−1は、アドレスプール
割当通知メッセージ75を受信してアドレスプールを取
得し、無線中継終端局1が使用している無線チャネルと
は異なる無線チャネルで親局としての無線制御信号メッ
セージ30を送信する。
【0114】無線中継局2−6は、無線中継局2−3か
ら送信された無線制御信号メッセージ30に応答して、
無線中継局2−3に参入要求メッセージ34を送信する
(ステップS66)。無線中継局2−3は、参入要求メ
ッセージ34に応答して無線中継局2−6に参入応答メ
ッセージ38を送信する(ステップS67)。このよう
な送受信により、無線中継局2−3と無線中継局2−6
とは、それぞれ親局と子局として通信することができ
る。
【0115】無線中継局2−6は無線中継局2−3にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
68)。無線中継局2−3は、アドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54
を無線中継局2−6に送信する(ステップS69)。無
線中継局2−6は、アドレス割当通知メッセージ54を
受信して自局のネットワークアドレスを取得する。
【0116】無線中継局2−6は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1に送信する(ス
テップS70)。無線中継終端局1は、アドレスプール
取得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当
通知メッセージ75を無線中継局2−6に送信する(ス
テップS71)。無線中継局2−1は、アドレスプール
割当通知メッセージ75を受信してアドレスプールを取
得し、無線中継終端局1が使用している無線チャネルと
は異なる無線チャネルで親局としての無線制御信号メッ
セージ30を送信する。
【0117】無線端末3−5は、無線中継局2−6から
送信された無線制御信号メッセージ30に応答して、無
線中継局2−6に参入要求メッセージ34を送信する
(ステップS72)。無線中継局2−6は、参入要求メ
ッセージ34に応答して無線端末3−5に参入応答メッ
セージ38を送信する(ステップS73)。このような
送受信により、無線中継局2−6と無線端末3−5と
は、それぞれ親局と子局として通信することができる。
【0118】無線端末3−5は無線中継局2−6にアド
レス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS7
4)。無線中継局2−6は、アドレス取得要求メッセー
ジ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54を
無線端末3−5に送信する(ステップS75)。無線端
末3−5は、アドレス割当通知メッセージ54を受信し
て自局のネットワークアドレスを取得する。
【0119】ここで、無線中継局2−6が無線中継局2
−3と通信することができなくなったとき、無線中継局
2−6は、再度、無線制御信号メッセージ30を検索す
る。無線中継局2−6が親局を検出することができない
とき、無線中継局2−6は、無線端末3−5に切断通知
メッセージ76を送信する(ステップS76)。無線端
末3−5は、切断通知メッセージ76に応答して、自局
に割り当てられたネットワークアドレスを廃棄して、再
度、親局を検索する。
【0120】なお、無線中継局2−iが切断通知メッセ
ージ76を受信したとき、無線中継局2−iは自局に割
り当てられたネットワークアドレスを廃棄し、切断通知
メッセージ76を子局に送信し、自局に割り当てられた
アドレスプールを廃棄し、再度親局を検索する。無線中
継終端局1は、廃棄されたアドレスプールの割当期限8
0が切れると、そのアドレスプールを子局に割り当てる
ために再度使用する。
【0121】このような切断通知メッセージ76の送信
により、子局は無線中継終端局と通信することができな
くなったことを認識し、他の親局を速やかに検索するこ
とができる。アドレスプールに割当期限80が設けられ
ていることにより、無線中継終端局と無線中継局とが通
信できなくなったとき、使用されないネットワークアド
レスは他の無線端末に割り当てることができる。
【0122】図22は、無線ネットワークシステムの更
に他の具体例を示している。無線中継終端局1は、無線
中継局2−3に接続され、無線中継局2−4に接続され
ている。無線中継局2−3は、無線中継局2−5に接続
され、無線中継局2−6に接続されている。無線中継局
2−4は、無線中継局2−7に接続されている。無線中
継局2−5は、無線端末3−3に接続され、無線端末3
−4に接続されている。無線中継局2−6は、無線端末
3−5に接続されている。無線中継局2−7は、無線端
末3−6に接続されている。
【0123】無線中継終端局1’は、無線中継局2−8
に接続され、無線中継局2−7に接続されている。無線
中継局2−8は、無線中継局2−10に接続されてい
る。無線中継局2−9は、無線中継局2−11に接続さ
れている。無線中継局2−10は、無線端末3−7に接
続されている。無線中継局2−11は、無線端末3−8
に接続されている。
【0124】無線中継終端局1により構成される無線ネ
ットワークシステムには、ネットワークアドレスとして
上位2バイトが固定された10.1.0.0/16が設
定され、無線中継終端局1’により構成される無線ネッ
トワークシステムには、ネットワークアドレスとして上
位2バイトが固定された10.2.0.0/16が設定
される。
【0125】図23〜図24は、無線中継局2−4と無
線中継局2−7との通信ができなくなったときの動作を
示している。初期的に無線中継局2−4は、無線中継終
端局1から送信された無線制御信号メッセージ30に応
答して、無線中継終端局1に参入要求メッセージ34を
送信する(ステップS100)。無線中継終端局1は、
参入要求メッセージ34に応答して無線中継局2−4に
参入応答メッセージ38を送信する(ステップS10
1)。このような送受信により、無線中継終端局1と無
線中継局2−4とは、それぞれ親局と子局として通信す
ることができる。
【0126】無線中継局2−4は無線中継終端局1にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
102)。無線中継終端局1は、アドレス取得要求メッ
セージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ5
4を無線中継局2−4に送信する(ステップS10
3)。無線中継局2−4は、アドレス割当通知メッセー
ジ54を受信して自局のネットワークアドレスを取得す
る。
【0127】無線中継局2−4は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1に送信する(ス
テップS104)。無線中継終端局1は、アドレスプー
ル取得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割
当通知メッセージ75を無線中継局2−4に送信する
(ステップS105)。無線中継局2−1は、アドレス
プール割当通知メッセージ75を受信してアドレスプー
ルを取得し、無線中継終端局1が使用している無線チャ
ネルとは異なる無線チャネルで親局としての無線制御信
号メッセージ30を送信する。
【0128】無線中継局2−8は、無線中継終端局1’
から送信された無線制御信号メッセージ30に応答し
て、無線中継終端局1’に参入要求メッセージ34を送
信する(ステップS106)。無線中継終端局1’は、
参入要求メッセージ34に応答して無線中継局2−8に
参入応答メッセージ38を送信する(ステップS10
7)。このような送受信により、無線中継終端局1’と
無線中継局2−8とは、それぞれ親局と子局として通信
することができる。
【0129】無線中継局2−8は無線中継終端局1’に
アドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップ
S108)。無線中継終端局1’は、アドレス取得要求
メッセージ50に応答して、アドレス割当通知メッセー
ジ54を無線中継局2−8に送信する(ステップS10
9)。無線中継局2−8は、アドレス割当通知メッセー
ジ54を受信して自局のネットワークアドレスを取得す
る。
【0130】無線中継局2−8は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1’に送信する
(ステップS110)。無線中継終端局1’は、アドレ
スプール取得要求メッセージ70に応答してアドレスプ
ール割当通知メッセージ75を無線中継局2−8に送信
する(ステップS111)。無線中継局2−1は、アド
レスプール割当通知メッセージ75を受信してアドレス
プールを取得し、無線中継終端局1’が使用している無
線チャネルとは異なる無線チャネルで親局としての無線
制御信号メッセージ30を送信する。
【0131】無線中継局2−7は、無線中継局2−4か
ら送信された無線制御信号メッセージ30に応答して、
無線中継局2−4に参入要求メッセージ34を送信する
(ステップS112)。無線中継局2−4は、参入要求
メッセージ34に応答して無線中継局2−7に参入応答
メッセージ38を送信する(ステップS113)。この
ような送受信により、無線中継局2−4と無線中継局2
−7とは、それぞれ親局と子局として通信することがで
きる。
【0132】無線中継局2−7は無線中継局2−4にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS
114)。無線中継局2−4は、アドレス取得要求メッ
セージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ5
4を無線中継局2−7に送信する(ステップS11
5)。無線中継局2−7は、アドレス割当通知メッセー
ジ54を受信して自局のネットワークアドレスを取得す
る。
【0133】無線中継局2−7は、アドレスプール取得
要求メッセージ70を無線中継終端局1に送信する(ス
テップS116)。無線中継終端局1は、アドレスプー
ル取得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割
当通知メッセージ75を無線中継局2−7に送信する
(ステップS117)。無線中継局2−1は、アドレス
プール割当通知メッセージ75を受信してアドレスプー
ルを取得し、無線中継終端局1が使用している無線チャ
ネルとは異なる無線チャネルで親局としての無線制御信
号メッセージ30を送信する。
【0134】無線端末3−6は、無線中継局2−7から
送信された無線制御信号メッセージ30に応答して、無
線中継局2−7に参入要求メッセージ34を送信する
(ステップS118)。無線中継局2−7は、参入要求
メッセージ34に応答して無線端末3−6に参入応答メ
ッセージ38を送信する(ステップS119)。このよ
うな送受信により、無線中継局2−7と無線端末3−6
とは、それぞれ親局と子局として通信することができ
る。
【0135】無線端末3−6は無線中継局2−7にアド
レス取得要求メッセージ50を送信する(ステップS1
20)。無線中継局2−7は、アドレス取得要求メッセ
ージ50に応答して、アドレス割当通知メッセージ54
を無線端末3−6に送信する(ステップS121)。無
線端末3−6は、アドレス割当通知メッセージ54を受
信して自局のネットワークアドレスを取得する。
【0136】ここで、無線中継局2−7が無線中継局2
−4と通信することができなくなったとき、無線中継局
2−7は再度、無線制御信号メッセージ30を検索す
る。無線中継局2−7が無線中継局2−8から送信され
た無線制御信号メッセージ30を受信したとき、無線中
継局2−7は無線中継局2−8に参入要求メッセージ3
4を送信する(ステップS122)。無線中継局2−8
は、無線中継局2−7から送信された参入要求メッセー
ジ34に応答して参入応答メッセージ38を無線中継局
2−7に送信する(ステップS123)。このような送
受信により、無線中継局2−8と無線中継局2−7と
は、それぞれ親局と子局として通信することができる
【0137】無線中継局2−7は、アドレス取得要求メ
ッセージ50を無線中継局2−8に送信する(ステップ
S124)。無線中継局2−8は、無線中継局2−7か
ら送信されたアドレス取得要求メッセージ50に応答し
てアドレス割当通知メッセージ54を無線中継局2−7
に送信する(ステップS125)。無線中継局2−7
は、無線中継局2−3から送信されたアドレス割当メッ
セージ54を受信して自局のネットワークアドレスを取
得する。
【0138】無線中継局2−7は、新規に割り当てられ
たネットワークアドレスと以前に割り当てられたネット
ワークアドレスとを比較し、以前に属していた無線ネッ
トワークシステムと今回属する無線ネットワークシステ
ムとが同一であるかまたは異なるかを判別する。無線ネ
ットワークシステムが異なるとき、無線中継局2−7
は、その無線ネットワークシステム構成する無線中継終
端局にアドレスプールの取得を要求する。即ち、無線中
継局2−7は、無線中継終端局1’にアドレスプール取
得要求メッセージ70を送信する(ステップS12
6)。
【0139】無線中継終端局1’は、アドレスプール取
得要求メッセージ70に応答してアドレスプール割当通
知メッセージ75を無線中継局2−7に送信する(ステ
ップS127)。無線中継局2−1は、アドレスプール
割当通知メッセージ75を受信してアドレスプールを取
得し、全ての子局に移動通知メッセージ88を送信する
(ステップS128)。
【0140】無線端末3−6は、無線中継局2−7から
送信された移動通知メッセージ88に応答して、自局に
割り当てられたネットワークアドレスを廃棄し、アドレ
ス取得要求メッセージ50を無線中継局2−7に送信す
る(ステップS129)。無線中継局2−7は、無線端
末3−6から送信されたアドレス取得要求メッセージ5
0に応答してアドレス割当通知メッセージ54を無線端
末3−6に送信する(ステップS130)。
【0141】なお、無線中継局2−iが移動通知メッセ
ージ88を受信したとき、無線中継局2−iは自局に割
り当てられたネットワークアドレスを廃棄し、親局にア
ドレス取得要求メッセージ50を送信してネットワーク
アドレスを取得する。無線中継局2−iは、更に、移動
通知メッセージ88を子局に送信し、自局に割り当てら
れたアドレスプールを廃棄し、無線中継終端局1’にア
ドレスプール取得要求メッセージ70を送信してアドレ
スプールを再度取得する。
【0142】
【発明の効果】本発明による無線ネットワークシステム
およびネットワークアドレス割当方法は、ネットワーク
システムのトラフィックを増加させないで、ツリー構造
型無線ネットワークシステムを構成する各通信装置にネ
ットワークアドレスを自動的に割り当てることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による無線ネットワークシステ
ムの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図2は、無線制御信号メッセージのデータ構造
を示す図である。
【図3】図3は、参入要求メッセージのデータ構造を示
す図である。
【図4】図4は、参入応答メッセージのデータ構造を示
す図である。
【図5】図5は、アドレス取得要求メッセージのデータ
構造を示す図である。
【図6】図6は、アドレス割当通知メッセージのデータ
構造を示す図である。
【図7】図7は、アドレス割当拒否メッセージのデータ
構造を示す図である。
【図8】図8は、アドレスプール取得要求メッセージの
データ構造を示す図である。
【図9】図9は、アドレスプール割当通知メッセージの
データ構造を示す図である。
【図10】図10は、アドレスプール割当拒否メッセー
ジのデータ構造を示す図である。
【図11】図11は、無線中継局の動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】図12は、無線中継局の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】図13は、無線中継局の動作を示すフローチ
ャートである。
【図14】図14は、無線中継局の動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】図15は、無線ネットワークシステムを新規
に構築する動作を示す図である。
【図16】図16は、無線ネットワークシステムを新規
に構築する動作を示す図である。
【図17】図17は、無線ネットワークシステム構成す
る通信装置の接続関係を示すブロック図である。
【図18】図18は、無線ネットワークシステムを構成
する2つの通信装置が通信不可になったときの動作を示
す図である。
【図19】図19は、無線ネットワークシステムを構成
する2つの通信装置が通信不可になったときの動作を示
す図である。
【図20】図20は、無線ネットワークシステムを構成
する2つの通信装置が通信不可になったときの動作を示
す図である。
【図21】図21は、無線ネットワークシステムを構成
する2つの通信装置が通信不可になったときの動作を示
す図である。
【図22】図22は、無線ネットワークシステムを構成
する通信装置の接続関係を示すブロック図である。
【図23】図23は、無線ネットワークシステムを構成
する2つの通信装置が通信不可になったときの動作を示
す図である。
【図24】図24は、無線ネットワークシステムを構成
する2つの通信装置が通信不可になったときの動作を示
す図である。
【図25】図25は、公知の無線ネットワークシステム
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1’…無線中継終端局 2−1〜2−11…無線中継局 3−1〜3−8…無線端末 4…アドレス管理テーブル 5…アドレス割当部 6…アドレスプール割当部 7…入出力部 8…親局処理部 11−1〜11−11…親局側入出力部 12−1〜12−11…アドレス取得部 13−1〜13−11…アドレスプール取得部 14−1〜14−11…アドレス管理テーブル 15−1〜15−11…アドレス割当部 16−1〜16−11…子局側入出力部 17−1〜17−11…子局処理部 18−1〜18−11…親局処理部 21−1〜21−8…入出力部 22−1〜22−8…アドレス取得部 23−1〜23−8…子局処理部 30…アドレス取得要求メッセージ 31…メッセージコード 32…装置識別ID 33…取得済みアドレス 34…アドレス割当通知メッセージ 35…メッセージコード 36…装置識別ID 37…割当アドレス 38…割当期限 40…アドレス割当拒否メッセージ 41…メッセージコード 42…装置識別ID 43…要求アドレス 44…アドレスプール取得要求メッセージ 45…メッセージコード 46…装置識別ID 47…要求アドレス数 48…取得済みプールの先頭アドレス 50…アドレスプール割当通知メッセージ 51…メッセージコード 52…装置識別ID 53…割当アドレス数 54…割当プールの先頭アドレス 55…割当期限 56…アドレスプール割当拒否メッセージ 57…メッセージコード 58…装置識別ID 59…要求プールの先頭アドレス 60…無線制御信号メッセージ 61…メッセージコード 62…親局の装置識別ID 63…システムコード 64…参入要求メッセージ 65…メッセージコード 66…親局の装置識別ID 67…システムコード 68…参入応答メッセージ 69…メッセージコード 70…親局の装置識別ID 71…子局の装置識別ID S1〜S130…処理ステップ L1〜L32…処理ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古内 高寛 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 地 日本電気テレコムシステム株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA03 DA01 DA16 DA17 DB12 DB20 EC04 5K067 AA11 AA44 BB04 DD17 DD57 EE02 EE06 EE16 HH23 LL00 5K072 AA12 BB25 BB27 CC03 DD11 DD16 DD17 EE01 FF01 FF24 HH00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線中継終端局部と、 前記無線中継終端局部に電波を介して接続されている無
    線中継局部と、 前記無線中継局部に電波を介して接続されている無線端
    末部とを含み、 前記無線中継終端局部は、 前記無線中継局部と前記無線端末部とに割り当てる複数
    のネットワークアドレスを保存し、 前記複数のネットワークアドレスに属する第1ネットワ
    ークアドレスを前記無線中継局部に割り当て、 前記複数のネットワークアドレスの部分であるアドレス
    プールを一括に前記無線中継局部に提供し、 前記無線中継局部は、 前記アドレスプールを保存し、 前記アドレスプールに属する第2ネットワークアドレス
    を前記無線端末部に割り当てる無線ネットワークシステ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 他の無線中継局部を更に含み、 前記他の無線中継局部は、前記アドレスプールと異なる
    他のアドレスプールを保存し、 前記無線中継局部が前記他の無線中継局部に接続される
    ならば、前記他の無線中継局部は前記他のアドレスプー
    ルに属する第3ネットワークアドレスを前記無線中継局
    部に割り当てる無線ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記他の無線中継局部が前記無線中継終端局部に接続さ
    れているならば、前記他のアドレスプールは前記複数の
    ネットワークアドレスの部分であり、前記アドレスプー
    ルは更新されず、前記第2ネットワークアドレスは更新
    されない無線ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記複数のネットワークアドレスと異なる他の複数のネ
    ットワークアドレスを保存している他の無線中継終端局
    部を更に含み、 前記他の無線中継局部が前記他の無線中継終端局部に接
    続されているならば、前記アドレスプールは前記他の複
    数のネットワークアドレスの部分である更に他のアドレ
    スプールに更新され、前記第2ネットワークアドレスは
    前記他のアドレスプールに属する第4ネットワークアド
    レスに更新される無線ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】無線中継終端局部と無線中継局部と無線端
    末部とを含む無線ネットワークシステムで前記無線中継
    局部と前記無線端末部とにネットワークアドレスを割り
    当てるネットワークアドレス割当方法であり、 前記無線中継終端局部に複数のネットワークアドレスを
    提供すること、 前記複数のネットワークアドレスに属する第1ネットワ
    ークアドレスを前記無線中継終端局部に電波を介して接
    続されている前記無線中継局部に割り当てること、 前記複数のネットワークアドレスの部分であるアドレス
    プールを前記無線中継終端局部に電波を介して接続され
    ている前記無線中継局部に通知すること、 前記アドレスプールに属する第2ネットワークアドレス
    を前記無線中継局部に電波を介して接続されている前記
    無線端末部に割り当てることとを含むネットワークアド
    レス割当方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記無線ネットワークシステムは、前記アドレスプール
    と異なる他のアドレスプールを有する他の無線中継局部
    を更に含み、 前記無線中継局部が前記他の無線中継局部と接続される
    ならば、前記他のアドレスプールに属する第3ネットワ
    ークアドレスを前記無線中継局部に割り当てることを更
    に含むネットワークアドレス割当方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記他の無線中継局部が前記無線中継終端局部に接続さ
    れているならば、 前記他のアドレスプールは前記複数のネットワークアド
    レスの部分であり、 前記アドレスプールは更新されず、 前記第3ネットワークアドレスは更新されないネットワ
    ークアドレス割当方法。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記無線ネットワークシステムは、他の無線中継終端局
    部を更に含み、 前記他の無線中継局部が前記他の無線中継終端局部に接
    続されているならば、 前記複数のネットワークアドレスと異なる他の複数のネ
    ットワークアドレスを前記他の無線中継終端局部に提供
    すること、 前記他の複数のネットワークアドレスの部分である前記
    他のアドレスプールを前記他の無線中継局部に通知する
    こと、 前記他の複数のネットワークアドレスの部分である更に
    他のアドレスプールを前記無線中継局部に通知するこ
    と、 前記更に他のアドレスプールに属する第4ネットワーク
    アドレスを前記無線端末部に割り当てることとを更に含
    むネットワークアドレス割当方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記複数のネットワークアドレスの各々は、前記無線中
    継終端局部に対応する値を含み、 前記第1ネットワークアドレスに属する前記値と前記第
    3ネットワークアドレスに属する前記値とが異なるなら
    ば、前記更に他のアドレスプールを通知することが実行
    されるネットワークアドレス割当方法。
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