JP2002516037A - ノードのネットワークにおいてメッセージを経路指定するための方法および装置 - Google Patents

ノードのネットワークにおいてメッセージを経路指定するための方法および装置

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    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/48Routing tree calculation

Abstract

(57)【要約】 メモリおよび処理能力などのハードウェア資源を最小限有することができるノードの多重ホップ放送ネットワークを含む装置である。どのノードが相互に通信できるかについての情報をホップカウントでのフラッディング・プロトコルと親経路指定プロトコルを用いて集めることによりネットワークは構成される。区分されたスパンニングツリーが作成され、子ノードの識別子がそれの最上位ビットとしてそれの親の識別子を含むように、ノード識別子が割当てられる。これにより、ノードがそれ自体の識別子のみを用いて完全なパケット経路指定判定を行うことができるように、ノードを処理すべきか、またはノードの識別子を送るかを判定するためにノードの識別子を使用できるようにされる。

Description

【発明の詳細な説明】 ノードのネットワークにおいてメッセージを経路指定するための方法および装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、ネットワークのどのノードが相互に通信できるかを決定すること、 および識別子をノードに割当てることを含めて、ネットワークを構成する方法に 関する。 本発明は、独特のコード識別子により識別されるノードのネットワーク内でメ ッセージを経路指定する方法にも関するものである。 本発明は、独特のノード識別子により識別される複数のノードを備える通信ネ ットワーク、およびそのようなネットワークに使用するノードに関するものでも ある。 更に、本発明はノードの論理識別子を保存するメモリと、ノードが宛先ノード へのメッセージ経路中にあるかどうかを判定するプロセッサとを備える、通信ネ ットワーク・ノードに関するものである。 また、本発明は、ネットワーク構成を保存するメモリと、プロセッサとを備え る、通信ネットワークのためのネットワーク制御ノードに関するものである。 関連技術についての説明 今日の適当なネットワーク、とくに、近代の建物の実時間制御のために用いる ネットワークは、建物を建築する際に設置されるワイヤで接続されたノードを含 む。それらの装置では、照明、暖房/冷房、エレベーターなどを制御するために ネットワークを用いる。ネットワークのノードは典型的には、十分な量のメモリ と、その他の資源とを有するマイクロコンピュータである。それらの装置は結線 され、かつ比較的強力なノードを有するから、それらの装置は高価で、一般に最 も大規模な建物において採用されるだけである。また、それらは一般に、とくに 電力使用制御装置のための最も適当な対象にできる古い建物に後から取り付ける ためには一般に適当ではない。 必要なものは、非常に低コストのノード、すなわち、最少の資源を有するノー ドすなわち資源に乏しいノードであって、無線で一緒に接続され、したがって、 小規模建物および中期簿建物に適当で、古い建物に後から取付けるために適当な ノードのネットワークである。 ネットワークを基にした典型的な制御装置では、データ通信ネットワークのノ ードが情報ユニットをそれ自体の間で交換する。それらのユニットは一般にパケ ット、フレームまたはセルと呼ばれている。多重ホップネットワークでは、ノー ドはネットワークの1つおきのノードとの直接通信リンクを持たず、パケットは 、発信元ノードから宛先ノードまでの通信経路内にある中間ノードによりパケッ トを送る必要があるかもしれない。ネットワークの種類およびそれの特徴に応じ て、パケットの経路指定のこの機能は中間ノードに次のもののうちの1つを含む 。1)中間ノードを出る多くのリンクの1つの選択(たとえば、インターネット に似ている点−点多重ホップネットワークにおける)、または2)受けたパケッ トを送る(再送信)か否かについての判定(たとえば、全てのノードが共通チャ ネルを強要する無線多重ホップ放送ネットワークにおいて)。データ通信ネット ワークで使用する一般的な経路指定技術のほとんどは、経路指定の判定または選 択を行うために経路指定表または判定表をアクセスするためにメッセージのアド レスを用いる動作において、経路指定判定を行うためにそれらの表を利用する。 中間ノードにおける経路指定表は、パケットが宛てられる宛先ノードまでの最良 の発信リンクすなわち最短経路を典型的に指示する。判定表は、受けたパケット を更に送るか否かを判定することを助ける。初期化したその表はノードのメモリ のスペ ースを占める。たとえば、256ノードのネットワークでは、典型的な中間規模 の建物について、各ノードが簡単な経路指定表を保存するものとすると、どのノ ードへパケットを送るかを指示するために最低512バイトを必要とする。その ような256ノードネットワークにおける判定表は288バイトをとる。そのう ちの256バイトはノードのアドレスのためのものであり、32バイトは表にお ける各ノードに宛てられたパケットを送るか否かをビットを用いて指示する。小 容量メモリ型の資源の乏しいノードのネットワークでは、それらの表を保存する ために十分なメモリがない。そのようなノードでは、メモリはデータ通信機能と システムまたはアプリケーションに特定の機能の間で共用される。したがって、 種々の経路指定技術を工夫する必要がある。それらの経路指定方法は非常に小さ いRAMを使用しなければならないだけでなく、発信元から宛先までパケットを 許容できる遅れで送るために効率的でもなければならない。 必要とされるものは、最少の資源、とくにメモリと、そのようなノードで動作 する経路指定プロトコルとを有するノードのネットワークである。 発明の概要 本発明の目的は、低コスト、最少資源のネットワークを無線で接続する装置を 得ることである。 本発明の目的はまた、放送通信技術を用いてノードを接続する装置を得ること である。 本発明の追加の目的は、経路指定表をノードに保存することを要しないネット ワークを得ることである。 本発明の別の目的は、資源に乏しいノードのネットワークのために適当な経路 指定プロトコルを得ることである。 本発明の別の目的は、ノードのネットワークを構成する装置を得ることである 。 本発明の別の目的は、低コストネットワークを小規模ないし中規模の建物に設 備でき、かつ古い建物に後から設備できるようにする装置を得ることである。 ネットワークを構成する方法は、相互に通信できるノードのスパンニングツリ ー(spanning tree)を構成する過程を備え、ノードに識別子を割当てることがス パンニングツリーを基にしていることを特徴とするものである。 メッセージの経路指定方法は、相互に通信できるノードのスパンニングツリー をノードが構成し、子ノードの識別子の独特の部分が子ノードの親ノードの識別 子の独特の部分を含み、メッセージアドレスが現在のノード識別子の独特の部分 を含んでいる時に他のノードへメッセージを送る過程を備えることを特徴とする 。 通信ネットワークは、相互に通信できるノードのスパンニングツリーをノード が構成し、子ノードの識別子の独特の部分が子ノードの親ノードの識別子の独特 の部分を含むことを特徴とする。 通信ネットワークノードは、メッセージのメッセージアドレスをノードの論理 識別子のみと比較することにより、前記決定を実行することをプロセッサが開始 させられることを特徴とする。 ネットワーク制御ノードは、ネットワークのノードの区分されたスパンニング ツリー識別子を決定すること、識別子をネットワーク構成に保存すること、およ びネットワーク構成を用いてメッセージをノードへ送ることをプロセッサが開始 させられることを特徴とする。 その装置は、メモリおよび処理能力などのハードウェア資源を最小限有するこ とができるノードの多重ホップ無線放送ネットワークを含むことが好ましい。こ のネットワークは区分したスパンニングツリーを用いて構成され、中間ノードの アドレスをパケットの宛先アドレスと比較して完全なパケット経路指定の決定を 行えるように、ノードアドレスが割当てられる。 後で明らかになるそれらの目的およびその他の目的並びに諸利点は、それの部 分を構成する添付図面を参照して後で詳しく説明し、特許請求する構造および動 作の詳細に存する。図面全体を通じて同じ参照番号は同じ部分を指す。 第1図は本発明のネットワークのノードを示す。 第2図は無線多重ホップノードのネットワークを示す。 第3図はネットワーク制御ノードにより実行されるプロセスの流れ図である。 第4図、第5図、第6図、第10図、第11図、第13図、第19図、第20 図、第22図ないし第25図はメッセージパケットを示す。 第7図はホップカウントノードによるフラッディングの流れ図である。 第8図は親経路指定プロセスの流れ図である。 第9図はネットワーク制御ノードの初期化プロセスを示す。 第12図はネットワークノードの初期化プロセスを示す。 第14図はネットワーク制御ノードにより実行されるグラフ作成プロセスの流 れ図である。 第15図(a)はノードのネットワークを示す。 第15図(b)は第15図(a)のネットワークを表すデータ構造を示す。 第16図は第2図のネットワークのスパンニングツリーを示す。 第17図は本発明のフィギュア17のネットワークのノードに割当てられたア ドレスを示す。 第18図はネットワーク制御ノードのモニタおよび制御プロセスを示す。 第21図はネットワーク初期化後にネットワークノードにより実行されるプロ セスの流れ図である。 好適な実施例についての説明 本発明は、1つの部屋内の光レベルの調節などの簡単な機能を実行するために 適当で、光スイッチなどの制御される装置におのおの組込むことができる低コス トノードのネットワークに適用される。そのようなネットワークのノードは「資 源に乏しい」。経路指定表のような経路指定情報を保存するために不十分なメモ リを持つノードを資源に乏しいノードと呼び、発信パケットすなわちメッセージ の「最良の経路」を、最短経路、ネットワーク混雑、リンク制御等などの情報を 基にして計算するための処理性能が不十分である。好適な実施例は第1図に示す ようなネットワークノード10を含む。各ノードは、モトローラ68HC11マ イクロ制御器などの低コストの、4又は8ビットのマイクロ制御器処理ユニット (MCU)12を含む。MCU12はワンチップRAM14(32バイトのオー ダー)と、ノードアドレス(すなわち、4バイト)などのプログラム可能で不揮 発性の情報を保持するための好ましくはEEPROM型のPROM16と、制御 およびネットワーク経路指定プログラムすなわちソフトウエアを保持するROM 18(約1または2Kバイト)とを非常に限られた量だけ含む。各ノード10は 装置の他のノードと通信できるようにする通常の無線送信器/受信器20も含む 。送信器/受信器20は低電力装置であって、建物の1ないし3などの数の部屋 の寸法の距離などの数十フィートだけを典型的に送信する。ノードは、RAMな どの資源を最小限有するだけであるから、ノードは経路指定表または判定表に依 存する高度な経路指定プログラムを保持できない。ネットワークを管理し、かつ ネットワーク構成を決定するために、ネットワーク制御ノード(NCN)30と 呼ばれる知能的で比較的強力なノードが設けられる。NCN30はMPU32、 RAM34、PROM36、ROM38および送信器/受信器40の同じバージ ョンをノード10として含むことができ、かつ、建物照明調節器などのネットワ ークおよびシステム制御を行うために適当な従来のディスク記憶装置およびI/ O装置を含む、PCまたはワークステーションなどの従来のコンピュータに接続 される従来の直列ポート42も含む。 NCN30は区分したスパンニングツリー(PAST)経路指定プロトコルを 実行する責任を負う。本発明の区分したスパンニングツリー経路指定プロトコル はほとんどあらゆる種類の多重ホップネットワークに応用でき、かつ経路指定表 または決定表を使用しない。しかし、それは、資源に乏しい(処理能力およびメ モリが乏しい)ノードのネットワークに最も適しており、アドレスを他のノード に割当て、スタート時にネットワークを初期化するのに十分な処理能力とメモリ を有するネットワークと制御ノードの使用可能性に依存する。 このプロトコルをより良く理解するために、第2図に示すネットワークについ て考えることにする。このネットワークでは、端から端への通信がNCN60と 資源に乏しいノード62〜76の間、および帰りに起きるが、パケットを宛先ノ ードへ向かって中継するためにパケットを交換すること以外は、70と72など の、資源に乏しいノードの間では起きない。プロトコルの動作を説明するために 、各ノードがネットワークのいくつかの他のノードの直接無線通信範囲内にある 、たとえば、ノード68がノード62,64,66,70および72の範囲内に あるが他のノードの範囲内にはない、放送チャネル・ネットワークの場合につい て考えることにする。したがって、おのおのの送信器を中心として、送信器のい くつかの付近のノードを設けることができる、重なり合う付近ノード(ノード6 6の付近ノードがノード68の付近ノードに重なり合う)が存在する。 ネットワーク中の全てのノードは共通の放送チャネルを使用する。各送信器が チャネルをモニタすることを求め、通信が無い時のみ送信するようにしている従 来のCSMA(搬送波検出多重アクセス)を用いて衝突が避けられる。相互に聴 取範囲の外にある2つのノードの区域の交差部にあるノードが、2つの近接する ノードがチャネルが空いていると考えて同時に送信するものとすると、無効なデ ータを受信することがある。そのような衝突から回避するために、暗黙のホップ −バイ−ホップ(implicit hop−by−hop)(IHBH)肯定 応答技術が用いられる。このIHBH肯定応答技術については後で説明する。 74などの資源に乏しいノードからNCN60へ進むパケットは上流へ進むも のと言われ、NCN60から資源に乏しいノードまで進むパケットは下流へ進む ものと言われる。資源に乏しい各ノードはそれの物理的IDと呼ばれる独特の識 別子を持つようにして構成され、または設置中にIDをノードに手作業で割当て ることができる。 ノード62〜76が初めてオンにされると、それらのノードは初期化段階で始 動する。その初期化段階ではそれらのノードはNCN60からの通信を待つ。大 きい制御能力と大きいメモリ容量を持つネットワーク制御ノード(NCN)60 は、初期化段階90(第3図参照)において、最初に、ネットワーク中のノード の数についてユーザーにより入力された情報を基にして、資源に乏しいノードか ら情報を集めてネットワークの完全かつ正確な表現を、第2図に示すようなグラ フの形で形成する。必要とする情報はどのノードが相互に聴取できるかの指示、 すなわち、どのノードが他のノードの放送範囲内にあるかのリストである。ホッ プカウント・プロトコル(後で説明する)でのフラッディング(flooding)を用い て初期化メッセージをネットワークの全てのノードへ放送することにより、情報 は得られる。ネットワークの中間レベル中のノードがそれより下のレベルのノー ドへ放送するように、その放送はレベルごとに進む。こうすることにより各ノー ドはそれの親ノードであるノード、すなわち、各ノードに最初の初期化放送を送 るノード、を記録できるようにされる。ノードは、親経路指定プロトコル(後で 説明する)を用いて、戻された応答メッセージを介して、必要とされる情報に応 答する。応答メッセージは、親ノードのほかの他のどのノードが聴取できるかを 応答メッセージは指示もする。その後でグラフはスパンニングツリーに区分され る。その後で、NCN60から、それぞれ、上流または下流に進むパケットに対 して、パケットがたどる経路が宛先ノードまたは送りノードのアドレスにより一 意に識別されるようにして、ノードに論理(スパンニングツリー−PAST)が 割当てられる。このアドレス指定法では、パケットを受ける、ノード64などの 中間ノードが宛先ノードのアドレス(下流に進むパケットに対して)、またはパ ケットを送るノードのアドレス(上流に進むパケットに対して)を、その中間ノ ードのアドレスと比較することにより、前記宛先ノードのアドレスまたは送るノ ードのアドレスを単に調べる。アドレス比較のみから、中間ノードは、パケット がたどる経路に中間ノードがあるかどうかを告げることができる。中間ノードが 経路にあるとすると、それはパケットを進めるが、中間ノードが経路に無ければ パケットは捨てられる。アドレスがひとたび割当てられると、NCN60はモニ タおよび制御段階92に入る。その段階では事象およびコマンドに関するメッセ ージがPAST経路指定プロトコルを用いてネットワークを通される。NCN6 0の動作の段階の詳細については後で詳しく説明する。しかし、初期化段階の詳 細について説明する前に、初期化段階中に利用される2つの経路指定プロトコル 、すなわち、1)ホップカウントでのフラディング(FHC)および2)親経路 指定(PA)、を理解すると助けになる。それら2つのプロトコルについては第 7図と第8図を参照して以下に説明する。しかし、最初にプロトコルを用いて、 ネットワーク内を伝送させられる各パケットの構造について説明する。 以下の説明で用いるパケットの構造を第4図に示す。各パケット100は固定 場所に「フラッグ」バイト102を含む。このバイト102は次のビットフィー ルド(最下位のビットが右にある)を有する。ビット0と1−後の使用のために 留保する、ビット2−パケット優先度:1は「急ぐ」パケットを示し、0は「急 がない」パケットを示す。ビット3と4−アドレス指定:11はパケットが「放 送」パケットである、すなわち、パケットをネットワーク内のあらゆるノードで 処理すべきことを示し、10はパケットが「多重キャスト」パケットである、す なわち、群アドレスにより識別される、ネットワーク中の多重ノードがパケット を受けて処理することを示し、01はパケットが「ユニキャスト」パケットであ って、ただ1つのノードに宛てられることを示す。ビット5と6−経路指定型: 11は親経路指定法を用いてパケットを送るべきであることを示し、10は FHC経路指定プロトコルを用いてパケットを送るべきであることを示し、01 はPASTプロトコルを使用すべきであることを示す。ビット7−進む向き:0 はパケットがNCNまで上流へ進むことを示し、1はパケットがNCNから離れ て動くことを示す。第2のバイト104に独特のIDが設けられる。パケット1 00の次のフィールド106は可変長フィールドであって、宛先(または発信元 )ノードの論理アドレスを含む。第4のフィールド108は1バイトコマンドを 含む。次のフィールド110は可変長データフィールドである。パケット100 の最後のフィールド112は誤り検査のために用いる検査合計フィールドである 。 初期化段階は第4図のパケット100の、第5図と第6図に示す2つの変更例 を用いる。第5図の初期化すなわちINITパケット120はFHC下流経路指 定初期化プロセス(第7図参照)中に用いられるのみである。ネットワーク制御 ノード(NCN)60は第5図のパケット120を、NCN60の直接通信範囲 内にある全てのノードへ放送する。ホップカウントでのフラディング(FHC) 親経路指定法はパケット120を放送するために用いる(フラッグバイト内のア ドレス指定ビットが11にセットされる)。各パケット120は送りノードの物 理的ID104を含む。データフィールド110ではFHCのためのホップカウ ンタ122が1にセットされて、送りノードの中間の近接ノードのみがパケット を処理するが、パケットを更に前へ送ることはない(第7図を参照して更に詳し く説明するように)。パケットを送るノードのアドレス124はデータフィール ド110に含まれる。パケット120は、INITパケットの送り元がNCNか ら離れるホップ126の数も含む。第5図と第6図の例では、INITパケット 120はIDがec3f(hex)であるノードから送られ、IDが6bf1( hex)であるノードにより受けられる。ホップカウント・フィールド122が 、INITパケット120が1ホップだけ超えて伝わらないようにするから、 パケット内のアドレスフィールド106はffff(hex)に常にセットされ る。第6図の応答すなわちRESPONSE_INITパケット130は上流親 経路指定プロセス(第8図参照)で用いられるだけである。パケット130のア ドレス・フィールド106はNCN60のアドレス(0000hex)にセット される。データフィールド110の中に、経路指定フィールドのための親アドレ スと呼ばれるフィールド132が含まれ、それの内容が、そのパケット130を 受けるあらゆる中間ノードの親ノードのIDにより置き換えられ、それを送る( 放送する)。第2のフィールド134は、NCN60により作成されるネットワ ークグラフのための親ノードアドレスを含む。RESPONSE_INITパケ ット130を送る最初のノードのアドレスが次のフィールド136に保存され、 NCNから最初のノードのホップカウント内の距離が次のフィールド140に保 存される。 第7図に示すように、ホップカウント(FHC)でのフラッディング経路指定 法は各INITパケット120内の最大ホップカウンタ(フィールド122)を 用いて、パケットが発信元ノードから放送ネットワーク内のそれの宛先まで伝わ る時にそのパケットが取ることができるホップの最大数を指示する。発信元ノー ドはパケットがそれの宛先に到達するまでに要するホップの正確な(または最小 )数を知らなければならない。独特のパケットIDがパケットにまた挿入される 。パケットを受ける(150)あらゆる中間パケット、たとえばパケット64が 、パケットがFHCパケットであるかどうかを判定し(152)、もしそうでな ければそのパケットを捨てる(154)。もしそうであればノードはホップカウ ンタを調べて(156)、それを1だけ減少する(158)。カウンタが零に達 すると、パケットは再送信されない。さもなければ中間ノードは付近のものが聴 取するためのパケットを放送する(160)。パケットが付近のノードから再び 受けられたとすると、そのパケットが捨てられるように、パケットの識別子は妥 当 な長さの時間だけ記録もされる。ノードが障害を起こさなければ、ホップカウン トが零になる前にパケットは宛先ノードに確実に到達する。このパケット経路指 定法はNCNから上流へ進むパケットはもちろん、下流へ進むパケットにも使用 できる。パケットにおいて指定される宛先ノードの物理的IDはそのパケットを 処理すべきであって(164)、更に送るべきではないことを知るために宛先ノ ードにより使用される(162)。ネットワークの切り離されている部分にパケ ットの多重コピーが存在することがあるかもしれないから、この経路指定法は効 率が非常に悪いことを知ることは容易である。パケットのいくつかのコピーが宛 先ノードから離れて進むことがあり、そのためにネットワークの資源をむだにす る。この経路指定法の詳細を、RAND Corporation,Memor andum RM−3130−PR,August,1964Boehm,S. P.およびP.Baran「広帯域分布通信ネットワークにおけるホット−ポテ ト経路指定のデジタル・シミュレーション(Digital Simulati on of Hot−Potato Routing in a Broadb and Distribution Comrnunication Net work)」から更に得ることができる。第7図は、ホップカウントでのフラッ ディングによる経路指定中に実行される動作の一般化した記述を与えるものであ って、制御器における本発明のプロセス内の経路指定プロトコルの性能(60) と、資源に乏しいノードにおける本発明のプロセス内の経路指定プロトコルの性 能(62〜76)について、第9図および第12図を参照して詳しく説明する。 第8図に示す親経路指定法はNCN60へ向かって上流に進むパケットの経路 指定のためにのみ有用である。ネットワーク内の各ノードは直接通信範囲内にあ って、NCNに最低1ホップだけ近いノードの物理的IDを保存する。IDが保 存されているノードを親ノードと呼ぶ。発信元ノードはそれの親ノードのIDを 出るRESPONSE_INITパケット130に挿入し、そのパケットを放送 する。パケット130を受ける中間ノードは(170)、経路指定フラッグを調 べて(172)それのタイプが親経路指定であることを確認し、それが正しいタ イプでなければそのパケットを捨てる(174)。それが正しいタイプであれば ノードはそれに含まれている宛先アドレスを調べる(176)。アドレスが中間 ノードのアドレスでなければ、親アドレスを調べる(178)。親アドレスが中 間ノードのアドレスであれば、そのアドレスを中間ノードの親ノードのアドレス で置き換え(180)、パケットを送る(182)。これは、宛先ノード(NC N60)がパケット130を受けてRESPONSE_INITパケット130 を処理する(184)まで続けられる。したがって、パケット130は1つのノ ードから、NCNに1ホップだけ近いそれの親ノードまでホッピングすることに よりNCNまで進む。この経路指定法は、パケット中に現れるIDを有するノー ドのみがパケットを先へ中継するから、ホップカウントでのフラッディング(F HC)よりも効率的である。第8図は、親経路指定中に実行される動作の一般化 した記述を与えるものであって、制御器における本発明のプロセス内の経路指定 プロトコルの性能(60)と、資源に乏しいノードにおける本発明のプロセス内 の経路指定プロトコルの性能(62〜76)とについて、第9図および第12図 を参照して詳しく説明する。 第9図に示すように、開始段階90中はネットワーク制御ノード(NCN)6 0は、ユーザーがネットワーク中のノードの数を指示した後で、第5図に示すよ うに、ID(フィールド104)が零で、FHCホップカウント(フィールド1 22)が1である初期化パケット120を作成する(200)ことによりスター トする。その後でこのパケットを送る(202)。そうするとNCN60はパケ ットを受けるまで待つ(204)。その後で、NCN60は、経路指定タイプが FHCであるかどうかを判定する(206)。その判定の結果が否定であれば、 そのパケットの経路指定法が親経路指定タイプであるかどうかについての判定を 行う(208)。その判定の結果が否定であれば、そのパケットを捨てる(21 0)。パケットがFHC経路指定により経路指定されたとすると、それが開始パ ケット120であるかどうかについて判定する(212)。それが開始パケット 120でなければそのパケットを捨てる。それが開始パケット120であれば、 ホップカウントが1であるかどうかの判定を行う(216)。もしそうであれば 、第2図のネットワークのように、ノードをネットワークのノードのグラフに挿 入する(218)。この挿入動作(218)は、NCNノードIDを含む親経路 指定された応答パケット130をNCNが受けて、認識した場合(220)にも 行われる。そのグラフのための全てのノードがグラフに入れられていない、すな わち、ユーザーが指定したネットワークのノードの数がグラフ中のノードの数に 等しくないとすると、装置は戻って他のパケットを待つ(204)。グラフが完 全であれば、NCN60は論理区分されたスパンニングツリー(PAST)アド レスをノードに割当てる。それについては後で詳しく説明する。論理アドレスが 割当てられると(222)、NCN60はそれのアドレスの各ノードに知らせる 。これは、SET_ADDRSパケット240(第10図参照)を作成し(22 4)、それらをノード62〜72へ送る(226)ことにより行われる。 各SET_ADDRSパケット240は、第10図に示すように、宛先ノード の物理的ID104と、その宛先に割当てられた論理PASTアドレス242と を含み、したがって、宛先ノードはそのパケットを受けて、それをそれの論理P ASTアドレスに保存できる。パケット240は前記ホップカウントでのフラッ ディングを用いて経路指定される。NCNから各ノードへの正確なホップカウン ト244は、この情報が宛先ノードから受けたRESPONSE_INITパケ ットの部分であったことから、知られる。パケット240は論理アドレス中のビ ットの数の指示246も含む。SET_ADDRSパケット240を受けるノー ドは、RESPONSE_SET_ADDRSパケット250(第11図参照) をNCN60へ送ることにより、それのPASTアドレスの受取りを確認する。 それらのパケット250は親経路指定法を用いて経路指定される。 経路指定のタイプの判定における初期化段階中の資源に乏しいノード62〜7 6の動作は、第12図の同じ動作の参照番号により示されているNCN60にお けるそれと同じである。ホップカウント検査を行った(216)後で、INIT パケット120を初めて受ける各ノード(240)はパケット120の送り元の 物理的IDを保存し、その送り元をそれの親ノードとしてマークする(242) 。また、受けるノードはパケット内の値に1を加える。それはNCN60からの ホップの数をINITパケット120の送り元に与え、その結果を受けるノード がネットワーク制御ノード(NCN)60から離れるホップの数として保存する 。その後で受けるノードはRESPONSE_INITパケット130を作成し て(244)、それをNCN60へ送り(246)、INITパケット120を 送ったノード(すなわち、親ノード)の直接通信範囲内に受けるノードがあるこ とをNCN60に知らせる。RESPONSE_INITパケット130は前記 親経路指定法を用いて経路指定される。したがって、まず初めに、各RESPO NSE_INITパケット130は、そのパケットを作成したモードの親ノード の物理的IDと、応答パケット130を送るノードの物理的IDと、NCN60 から離れるホップの数とを含む。その後でノードはこのパケットを放送するが、 パケット中に現れるIDを有する親ノードのみが、それのIDをそれ自体の親ノ ードのIDと置き換えた後でパケットを再送信する。したがって、RESPON SE_INITパケット130が、パケット130を発生させた初期化パケット 120の送り元により最初に送られる。RESPONSE_INITパケット1 30を受けると、NCN60はグラフにエントリを作成してRESPONSE_ INITパケット130を送った発信元ノードを表す。パケット130の送り元 を表すエントリと、パケット130を送らせたパケット120を 有するノードとを接続するために、グラフに弧が形成される。その弧は実際には リンクされたデータ構造におけるポインタである。NCN60からパケット13 0の送り元(発信元)のホップの数も保存される。 パケット120を初めて受けるノードは、パケット130をNCNへ送る(2 46)ことに加えて、ホップカウント1を有するINITパケット120と、f fff(hex)のIDを作成し(248)(第12図参照)、聴取する全ての 中間ノードへそれを放送する(250)。 最初のパケットに続いてINITパケット120を受けるノードは、パケット 120の送り元の物理的IDを親としては保存しない。それは初期化パケット1 20を作成および放送することも止める。しかし、ノードはHEAR_INIT パケット260を作成する(252)。このパケット260の構造と目的はRE SPONSE_INITパケット130に類似し、第13図に示されている。し かし、HEAR_INITパケット260は、HEAR_INITパケット26 0を送り出すノードからNCN60の到達するためにRESPONSE_INI Tパケット130がたどった経路と同じ経路をたどる。パケット260はNCN 60に弧をグラフに挿入もさせて、パケット260の送り元と、パケット260 を発生させたパケット120の送り元とを接続する。 受けられるパケットがこのノードのために設定すべきアドレスであると判定さ れると(254)(第12図)、論理アドレスを保存し(256)、ネットワー ク通信と、第12図を参照して説明する制御段階とに入る。グラフを作成するプ ロセス218(第9図参照)を第14図に一層詳しく示す。NCN60がパケッ トを受けると、そのパケットを検査してパケットのタイプを判定し(272)、 それが誤ったタイプであればそれを捨てる(274)。正しいタイプのパケット を受けたら、送り元と親とのアドレスを取り出し(276)、第15図(a)と 第15図(b)を参照して後で説明するリンクされたデータ構造リストエントリ を作成する(278)。そのエントリにデータを挿入する(280)。その後で NCN60は、親に対するリンクされたリストにエントリが存在するかどうかを 判定する(282)。その判定が否定であればその親に対するエントリを作成す る(284)。次に、エントリの間のポインタをエントリに挿入する(286) 。その後で、第9図を参照して既に説明したステップ220と222を行う。 ネットワーク中の資源に乏しい各ノード62〜76からNCN60が応答パケ ット(130/260)を受けるまで、グラフ作成プロセスは継続する。したが って、それはネットワーク中のあらゆるノードおよびリンクを表すことができる 。結果としてのグラフは第2図のそれに類似し、第15a図と第15b図に示す リンクされたリストなどのリストとしてメモリ内で表される。第15a図は、物 理的識別子(ID)3abcと769を有するノードと通信できるNCN300 を示す。ノード3abcはID209、152、622を有するノードと、ノー ド769およびNCN300と通信できる。ノード769はID152、622 を有するノードと、ノード3abcおよびNCN300と通信できるが、ID2 09を有するノードとは通信しない。ID209、152、622を有するノー ドは聴取でき、グラフ接続で示されているようにノードへ送る。この構成は、第 15b図のポインタを向けられたリンクされたリストデータ構造内に反映される 。図から分かるように、リスト310内の各項目すなわちエントリ312は、対 応するノードの物理的IDを含んでいるブロックIDフィールド314と、親ノ ードを識別する親IDフィールド316と、根ノードすなわちNCNへのホップ の数のカウントを含むホップカウント・フィールド318と、現在のノードが聴 取でき、かつ通信でき、更にパケット260を送るネットワーク中の更に下流の ノードを識別する1つまたは複数の子ポインターフィールド320と、現在のノ ードに初期化パケット120を送った最初のノードを識別する親ポインター32 2とを含む。各エントリ312はPASTアドレスを保存するフィールド 324も含む。そのPASTアドレスは対応するノードに割当てられる。この種 のグラフは初期化の次の段階でネットワーク制御ノード(NCN)により使用さ れてスパンニングツリーを構成し、アドレスをスパンニングツリーのノードに割 当てる。 ネットワークの初期化における次の段階は、別々のスパンニングツリーデータ 構造(グラフ)をNCNのメモリに組み込まれている元のグラフから得ることよ り成る。スパンニングツリーグラフは別々のグラフ(リンクされたリストデータ 構造)として構成され、将来のネットワーク変更および追加のために元のグラフ が維持される。このプロセスは図のグラフの修正した深さの最初のサーチを含む 。深さの最初のサーチでは、子の1つ(最も右)が選択されるような子をあるノ ードが有するならばそのノード(最も右)が選択され、そのノードが子を有する ならばそれが選択される、等、葉に遭遇するまでその操作を繰り返す。その点で 葉ノードの親のきょうだい深さを最初にサーチされる。このタイプのサーチでは 、プロセスは、他の経路が処理される前に、1つの経路に沿ってできるだけ深く 進む。ある幅の最初のサーチでは、ネットワーク中の各レベルにおける全てのノ ード(きょうだい)を、より深いレベルにあるノードを処理する前に、処理する 。本発明の修正した深さの最初のサーチでは、レベルを2つのレベルに分割でき る操作により各レベルの幅が最小にされて、結果としてのアドレスの長さを最適 にすることを支援する。この説明では第2図を元のグラフすなわちソースグラフ として使用する。この段階では資源に乏しいノードは含まれず、この段階全体は NCNのメモリ内で起きる。これは、その中でいくつかの物事が起きる(スパン ニングツリーの作成およびアドレス割当て)ような回帰動作であって、かつ流れ 図では容易には表されないから、コードアルゴリズムを含んでいる付録をここに 設ける。NCN60は、スパンニングツリーの根をそれ自体で考察することによ りスタートし、グラフ中の付近のノードの実際の数に1を加えることにより付近 のノードの数を計算する。たとえば、NCN60は2つの付近ノードを有するか ら、計算した付近ノードの数が存在する。付近ノードの計算した数が2の累乗で あるとすると、各付近ノードは子ノードとしでスパンニングツリーに入れられる 。現在の例ではそれは入れられない。付近ノードの計算した数が2の累乗でない とすると、付近ノードのいくつかをスパンニングツリー内の子ノードから除外で き、または除外できない。これを判定するために、NCN60は、付近のノード の数より小さい、↓2で示す、2の最大累乗を計算し、かつ、付近のノードの数 より大きい、↑2で示す、2の最小累乗を計算する。付近ノードの数が↓2より ↑2に近いとすると、全ての付近ノードは子ノードとしてスパンニングツリーに 入れられる。しかし、付近ノードの数が↓2に近いとすると、グラフ中のどの付 近ノードをスパンニングツリー内の子モードであることから排除できるかを判定 しようとする。↑2と↓2への近さが同じ場合には、NCN60はいくつかの付 近ノードを除外することを判定する。この判定のために、NCNはグラフの弧を たどって、他の付近のどの1つからいずれかの付近ノードに到達できるかを調べ る。この例では、ノード62にノード64から到達できる。他の任意の付近ノー ドから到達できる任意の付近ノードは子ノードとしてスパンニングツリーに入れ られず、付近ノードの数が1だけ減少させられる。付近ノードの数が↑2に到達 すると、現在のノードの付近ノードに対して除外プロセスが直ちに停止する。そ れらの除外された付近ノードは将来スパンニングツリーに入れられる。スパンニ ングツリー内の子ノードとして考えることから付近ノードを除外できない、とN CN60が判定したとすると、全ての付近ノードはツリーに入れられる。スパン ニングツリーに入れられる各付近ノードは訪ねさせられたものとマークされ、入 れられた各付近ノードにおいて上記手順をスタートして再び実行され、したがっ て、付近ノードに根を生やしたスパンニングサブツリー(spnning sub-tree)を構 成する。付近ノードが訪ねさせられたものとマークされたことが判明したとする と、 それは、訪ねさせられたノードに根を生やしたスパンニングサブツリーが既に存 在することを指示する。このプロセスは、まだ訪ねさせられていない次の付近ノ ードで更に進む。 付近ノードの数が↑2に近くないとすると、いくつかの付近ノードをスパンニ ングツリー内の子ノードであることから除外使用とする特別な努力の背後の理由 は、スパンニングツリーの幅を最小に保つことである。これは、論理PASTア ドレスを割当てるプロセスを以下に説明するとにより良く理解される。 この段階が終ると、元のグラフとは別の、(第2図参照)、すなわち、NCN 60に根を生やし、かつその中に、第15図に示すように、NCN60からネッ トワーク中のあらゆるノードまで、およびその逆、の単一の経路が存在するよう なスパンニングツリー330がNCNのメモリに存在する。このグラフは第15 b図に示すデータ構造に類似するデータ構造により表されることに注目されたい 。NCN60を除く、全てのノード(62〜76)は、NCN60に1ホップ近 い親ノードを有する。葉ノード(66、70、74および76)を除く全てのノ ードは、NCN60から1ホップ離れた子ノードを有する。ノードは、親を共通 に持つきょうだいノードを持つことができ、または持たないことができる。第2 図の他のスパンニングツリーはもちろん可能である。 論理区分されたスパンニングツリー(PAST)のネットワーク初期化プロセ スの最後の段階では識別子がネットワークの各ノードに割当てられる。更に詳し くいえば、アドレスを各ノードに割当てることができる。この文書の残りではア ドレスという用語を用いる。この割当て法では、各子はそれの親のアドレスを引 き継ぐ。そのアドレスは、それのレベルにおけるそれ自体の独特のアドレスに組 合わされる。このために、NCN60は、全部0ビットより成るアドレスをそれ 自体に割当てられることによりスタートする(このアドレスの長さは、資源に乏 しいノードへのアドレスの割当てを基にしており、長さはスパンニングツリーの 葉ノード66、70、74および76のアドレスの長さと同じである)。 その後でNCN60は、NCN60のスパンニングツリー内の子ノードの実際 の数に1を加えることにより子の数を計算する。この例ではこれは2である。そ の後で、各子ノードを一意にアドレスするために要するビットの最小数、たとえ ばnを計算する。スパンニングツリーの作成中に任意の付近ノードが子として除 外されたとすると、↑2は、ここで計算したビットの数まで増加した2の累乗で なければならない。付近ノードが除外されないとすると、ビットの数は↓2まで 、またはグラフ中の付近ノードの数に正確に等しい2の累乗まで進むべきである 。第16図の例ではこれは1ビットである。各子ノードに割当てられる論理PA STアドレスは、それを他の全ての子ノードから区別する独特のnビットパター ンで構成される。それらのnビットは独特の子部分と呼ばれる。第17図に示す 例では、nビットはアドレスの最上位ビットを構成するから、最上位PASTビ ットとも呼ばれる。アドレスビットへの独特の部分の他の割当てが可能であるこ とがわかるであろう。 NCN60のスパンニングツリー内のそれの子にPASTアドレスを割当てた 後で、NCN60は各子ノードに根を生やしたサブツリーで上記手順を続行する 。スパンニングツリー内の任意のノードのアドレスの独特の部分(第17図の例 では、独特の部分はk個の最上位PASTビットにより構成される)はツリー内 のそれの親ビットの、独特の子部分(この例では、独特のmビットパターン、m は各きょうだいを独特にアドレスするために必要なビットの再小数である)に連 結された独特の部分を備える。したがって、この例では、きょうだいのアドレス はm個の最下位ビットだけ異なる。あらゆるノードのアドレスを同じ長さで出現 させるために、kビットPASTアドレスの右に0ビットが付加ビットとして用 いられる。 この手順の結果を第17図に示す。この図では最上位のPASTビットに実線 下線を施している。各PASTアドレスに付加して同じ長さにするために用いる 0ビットには下線を引いていない。第17図で、葉ノード76はそれのアドレス のために6ビットを要するから、全てのノードアドレスに0を付加して6ビット アドレスを得る。第17図を調べてわかるように、各子ノードは子の親の最上位 ビットを含む。 前記したように、各ノードがアドレスを持つと、アドレスはネットワーク制御 ノード(NCN)60により資源に乏しいノード62〜76に送られて、それの PROMに保存される。これで初期化段階は終る。 第18図に示すように、初期化段階と制御段階中はNCN60はユーザーから の入力を待つ。特定の動作などの動作を実行することをノードに命令(指令)す るため、またはノードに質問してなんらかの情報を戻すことをそのノードに頼む ために、NCN60は、適切なコマンドを中に持つ第19図に示すSENDVA LUEパケット360を作成する(342)。パケット360を送り(344) 、NCN60は戻りパケットを待つ(346)。受けるノードは、動作が実行さ れるか、質問が終るかすると、第20図に示すRESPONSESEND_VA LUEパケット362を用いて結果を戻す。このパケットがPASTプロトコル を用いて経路指定されたパケットであるかどうかを調べ(348)、もしそうで なければNCN60はそのパケットを捨てる(350)。NCN60は、パケッ トが応答パケット362であるかどうかも判定し(354)、もしそうであれば 、表示または装置状態を更新するなどにより、パケット362をそれに応じて処 理する。 初期化段階が終った時に論理PASTアドレスを受信および保存した後では、 各ノード(62〜76)は、パケットを区分したスパンニングツリー(PAST )プロトコルを用いて経路指定すべきであることをフラグバイトが指示するよう なパケットを経路指定できる。NCN60から下流へ進んでいるパケットのモニ タ および制御段階中は、PASTを用いて各パケットを経路指定し、かつ各パケッ トは宛先ノードのPASTアドレス、たとえば、ノード70が宛先ノードである 時は110111を含む。NCNまで上流に進むパケットは送り元ノードのPA STアドレス、たとえば、ノードが発信元ノードであれば111000を含む。 第21図に示す中間ノードは、パケットを受けると(370)、そのパケットが 正しいプロトコルを用いて経路指定されたかどうかを判定する(372)。プロ トコルが正確であれば、パケットアドレスをノードアドレスと比較する(376 )。もし一致しなければノードはそれ自体のPASTアドレスの最上位k個のビ ットをパケット内のPASTアドレス(下流パケットのための宛先ノードのPA STアドレス、または上流パケットのための送り元ノードのPASTアドレス) と比較する(378)。kビットの全てが2つのアドレスで一致したとすると、 中間ノードはNCN60から宛先/送り元ノードまでの直接経路に明確に存在す る。したがって、中間ノードはそれに送られたパケットを再送信する(380) 。パケットのアドレスのkビットと一致しないkビットを有するPASTアドレ スを持つパケットを受信しても、その受信した全てのパケットの再送信は止めら れて、そのパケットを捨てる(382)。宛先アドレスがノードアドレスに一致 したとすると、パケットを処理し、それの内部コマンドを実行する(384)。 実行された特定のプロセスを基にして、結果をRESPONSE_SEND_V ALUEパケット362(第20図参照)に置き(386)、このパケットを送 る(362)。経路指定プロトコルがPASTプロトコルでないとすると、ノー ドはそのプロトコルがホップカウントでのフラッディング(FHC)・プロトコ ルであるかどうかを判定し(390)、もしそうでなければパケットを捨てる( 391)。パケットがFHCパケットであれば、そのパケットがINSERTパ ケット(第22図参照)であるかどうかについて判定する(392)。それがI NSERTパケットでなければ、そのパケットがINIT パケット120(第5図参照)であるかどうかについて判定する(394)。そ れがINITパケットであれば、ノードは初期化段階に入る(396)。パケッ トがINSERTパケットであれば、ノードはHEAR_INITパケット40 1(第25図参照)を作成する。その後でそのパケットを送る(380)。 ネットワークを初期化した後で、すなわち、資源に乏しいノードがそれの論理 PASTアドレスを受けた後で、新しい資源に乏しいノードをネットワークに付 加する必要があるかもしれない。最も簡単な解決策は全ネットワークを上記のよ うにして再初期化することである。しかし、多くの環境ではこれは望ましくない ことがある。代わりの解決策として、資源に乏しい各新しいノードはINSER Tパケット400を放送できる(第22図参照)。このパケットはそれの付近ノ ード(既に初期化されている)により聴取される。付近ノードはHEAR_IN ITパケット401(第23図参照)を作成し、PASTプロトコルを用いてそ れをNCN60へ送る。HEAR_INITパケットは新しいノードの物理的I Dと、そのパケットを作成したノードのIDとを、NCN60までのそれのホッ プカウントと一緒に含む。NCN60は、新しいノードの多数の付近ノードから HEAR_INITパケットを集めた後で、スパンニングツリー内の新しいノー ドのための最良の場所を選択しようと試みる。良い場所というのは、PASTア ドレスまたは他のノードのPASTアドレスの長さをほとんどまたは全く変更す ることなしに、論理PASTアドレスを新しいノードに割当てることができるよ うな場所のことである。第17図の例では、新しいノードを、物理的IDが2で あるノード(ノード64)の子としてスパンニングツリー内に容易に挿入できる 。他のどのような配置も他のノードの論理PASTアドレスを変更することを要 する。したがって、新しいコードをノード64の付近に挿入することを要するも のとすると、NCNは論理PASTアドレス101000をこの新しいノードに 割当てる。しかし、新しいノードをノード64の付近の外側に挿入することを 求められたとすると、新しいノードのPASTアドレスに適合させるために、論 理PASTアドレスのいくらかを変更するこどが求められる。NCN60は、新 しいPASTアドレスをノードの全てまたは多くに再び割当てることを必要とす ることがある。ノードの変更されたPASTアドレスと、新しいノードの新しい PASTアドレスとを、SET_ADDRSパケットを用いて広め、FHC経路 指定を用いて送る。要求があれば、NCN60は初期化手順全体をスタートさせ ることができる。 ノードの障害を検出するために、本発明では端から端までの肯定応答を用いる 。NCN60が情報についての要求または質問をあるノードに送り、応答を受け なかったとすると、宛先までの経路中のノードが障害を起こしたかもしれないと そのNCNは仮定する。その後でNCNは宛先ノードまで導くスパンニングツリ ー内の経路に沿う横断を開始し、それに続いてECHO(第24図参照)パケッ ト402をPASTプロトコルを用いて経路中の各ノードまで送り、PASTプ ロトコル応答を待つ。ECHOパケット402を受けるノードは、それを単にコ ピーしてNCN60へ送り返すことにより、ノードが正しい動作状態にあること をNCN60に知らせる。ECHOパケット402が受けられないと、ECHO パケット402によりアドレスされたノードが故障したことをNCN60に指示 する。そうすると、NCN60はスパンニングツリーを再構成して、故障したノ ードに根を生やしているスパンニングツリーをネットワークの異なる部分に接続 して、サブツリーの新しい親が全ての新しい子の聴取範囲内にあるようにする。 元のグラフ内の親ノードから下流ノードまでの弧を無くし、前記したスパンニン グツリーおよびアドレス割当て動作をを行うこどにより、この再構成は行われる 。NCN60は、サブツリーの全てのノードをスパンニングツリーの他の部分に 確実に再接続するために、サブツリーの部分を分解しなければならないことがあ る。その後でNCN60は新しい論理PASTアドレスをスパンニングツリーの 再構 成された部分に割当てパケット240を送り出して、影響を受けたノードにそれ のPASTアドレスの変更について知らせる。また、故障したノードがネットワ ークの重要な部分にあるものとすると、ネットワークの完全な再初期化を必要と することがある。 本発明で用いる暗黙のホップ−バイ−ホップ肯定応答(IHBH)法も、ノー ドの故障を検出することを支援する。パケットを送る各発信元ノードまたは中間 ノードは、それの付近ノード(スパンニングツリー内の同じ経路にあるノード) により送られているパケットを聴取することを予測する。指定された時間内に、 再送信が聴取されないとすると、発信元ノードまたは中間ノードは、ノードの障 害がそれのパケットがスパンニングツリーの経路をたどることを阻止するものと 仮定する。その後で、発信元ノードまたは中間ノードが、FLAGバイト中の放 送ビットが適切にセットされているSQUEALパケット404(第25図参照 )を送り出す。SQUEALパケット404は送りノードのPASTアドレスを 含み、かつそれはホップカウントでのフラッディング・プロトコルを用いてNC N60へ経路指定される。その後でNCN60は、障害を訴えているノードまで の経路に沿うどのノードが故障したかを発見するためのそれの手順を開始する。 それに、ネットワークの一部または全ての再構成が続く。 本発明の多くの特徴および利点が詳細な説明から明らかであり、したがって、 本発明の真の要旨および範囲に含まれる本発明のそのような特徴および利点の全 てを請求の範囲により包含することを意図するものである。更に、数多くの修正 および変更が当業者には容易に浮かぶから、図示し、説明した構造および動作そ のものに本発明を限定することを希望せず、したがって、本発明の範囲内に含ま れる全ての適当な修正および均等物に頼ることができる。たとえば、各パケット 内のデータ要素の機能性が新しいパケットフォーマットの類似の他のフィールド により提供される限り、上記パケット構造を変更できる。NCNにおいて実行さ れ、各ノードの子ノードを一意に識別するビットフィールドを有するPASTア ドレスを新しいアルゴリズムが発生できる限り、ノードのためのPASTアドレ スを発生するために使用されるアルゴリズムを変更できる。全てのノードはメモ リおよび処理能力に関して資源に乏しくする必要はなく、プロトコルはどのよう なタイプのノードに対しても働く。PASTプロトコルはネットワークをNCN のみと各ノードの間、およびバック、のみに限定しないが、非NCNノードの間 の通信のために使用することもできる。2つの非NCNノードの間の通信はパケ ットをNCNへ最初に送ることにより達成できる。それはそれらを適切な宛先へ 送ることができる。この説明は2の累乗を用いるスパンニングツリーの幅の最小 化を記述する。この最小化は実行する必要はなく、PASTアドレスの長さを最 適にするために設けられているものである。NCNにおいてグラフで表すために 用いるリンクされたリストデータ構造を、他の任意のタイプのデータ構造(たと えば、アレイ)で置き換えることができ、リンクされたリストデータ構造の各要 素の機能性が新しい要素または新たな順序にされた要素で満たされる限り、それ らの要素の順序を変更できる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ネットワークのどのノードが相互に通信できるかを決定すること、およ び識別子をノードに割当てることを備える、ネットワークを構成する方法であっ て、この方法は相互に通信できるノードのスパンニングツリーを構成する過程を 備え、 ノードに識別子を割当てることがスパンニングツリーを基にする、 ことを特徴とするネットワークを構成する方法。 2. 請求の範囲1記載の方法であって、識別子の割当ては、論理ノード識別 子を子ノードに割当てることを含み。論理ノード識別子は子ノードの親ノードの 論理ノード識別子の独特の部分を備えることを特徴とする方法。 3. 請求の範囲2記載の方法であって、論理ノード識別子を割当てることは 、 子ノードのために親ノードの子ノードの間で一意に区別する独特の子部分を構 成することと、 子ノードのために、親ノードの論理ノード識別子の独特の部分を独特の子部分 に組合わせることにより、子ノードの論理識別子の独特の部分を構成することと 、 を備えることを特徴とする方法。 4. 請求の範囲2または3に記載の方法であって、割当てることは子ノード の論理ノード識別子を子ノードへ送ることを備えることを特徴とする方法。 5. 請求の範囲1、2、3、4または5に記載の方法であって、判定するこ とは、 初期化メッセージを全てのノードへ送ることと、 初期化メッセージを送るノードの1つを親ノードとして記録することと、 を備えることを特徴とする方法。 6. 請求の範囲4または5に記載の方法であって、送ることはホップカウン トでのフラッディング通信プロトコルを用いることを備えることを特徴とする方 法。 7. 請求の範囲5または6に記載の方法であって、判定することは初期化メ ッセージに応答することを更に備えることを特徴とする方法。 8. 請求の範囲7記載の方法であって、応答することは親経路指定通信プロ トコルを用いることを備えることを特徴とする方法。 9. 先行する請求の範囲のいずれか1つに記載の方法であって、方法は、区 分したスパンニングツリー通信プロトコルを用いて通信することにより、ネット ワークにノードを加えること、ネットワークからノードを除去することの1つに ネットワークを再構成することを更に備えることを特徴とする方法。 10. 先行する請求の範囲のいずれか1つに記載の方法であって、構成する ことは、2の最小累乗に応答してノードを区分することによりネットワークの幅 を最小にすることを含むことを特徴とする方法。 11. 先行する請求の範囲のいずれか1つに記載の方法であって、スパンニ ングツリーは、親ポインターと、子ポインターと、ノードのノード物理的識別子 と、親物理的識別子と、ホップカウントと、区分したスパンニングツリー論理識 別子とを含むエントリを有するリンクされたリストデータ構造を備えることを特 徴とする方法。 12. 相互に通信できるノードのスパンニングツリーをノードが構成し、 子ノードの識別子の独特の部分が子ノードの親ノードの識別子の独特の部分を 含み、 この方法は、メッセージアドレスが現在のノード識別子の独特の部分を含む時 に、メッセージを他のノードヘ送ることを備える、 ことを特徴とする、独特のノード識別子によりノードを識別する、ノードのネッ トワーク内でメッセージの経路を指定する方法。 13. 請求の範囲12記載の方法であって、子ノードの識別子の独特の部分 が、親ノードの全ての子ノードの間で子ノードを一意に識別する独特の子部分を 更に含むことを特徴とする方法。 14. 請求の範囲12または13に記載の方法であって、メッセージアドレ スとノード識別子とのフォーマットがほぼ対応することを特徴とする方法。 15. 請求の範囲12、13または14に記載の方法であって、この方法は 、メッセージを受ける、受けるノードは、メッセージアドレスを受けるノードの 識別子とのみ比較することにより、宛先ノードまでの経路内にあるかどうかを判 定することを備えることを特徴とする方法。 16. 請求の範囲12、13、14または15に記載の方法であって、送る ことは、 メッセージアドレスを現在のノード識別子と比較し、一致が起きたならばメッ セージを処理することと、 現在のノード識別子の独特の部分をメッセージアドレスの対応する部分と比較 することと、 対応する経路が一致しなければメッセージを捨てることと、 対応する経路が一致したならばメッセージを送ることと、 を備えることを特徴とする方法。 17. 請求の範囲12、13、14、15または16に記載の方法であって 、 送られたメッセージが放送されたかどうかを判定することと、 メッセージが放送されない時は故障したノードを指示することと、 を更に備えることを特徴とする方法。 18. 請求の範囲17に記載の方法であって、方法は、 故障しているノードへの経路に沿う全てのノードをポーリングすることと、 ポーリングに対する応答を基にしてネットワークを再構成することと、 を更に備えることを特徴とする方法。 19. 請求の範囲12ないし18のいずれか1つに記載の方法であって、 ノードにより受けられた全ての上流パケットをノードの親ノードへ送ること、 を備えることを特徴とする方法。 20. ノードが相互に通信できるノードのスパンニングツリーを構成し、 子ノードの識別子の独特の部分が子ノードの親ノードの識別子の独特の部分を 含む、 ことを特徴とする、ノードが独特のノード識別子により識別される、複数のノー ドを備える通信ネットワーク。 21. 請求の範囲20記載の通信ネットワークであって、ネットワークはネ ットワーク制御ノードを備え、ネットワーク制御ノードとネットワークノードと は無線送信器/受信器を含み、その無線送信器/受信器を介してネットワーク制 御ノードとネットワークノードが通信することを特徴とする通信ネットワーク。 22. ネットワークのどのノードが相互に通信できるかを判定することと、 区分されたスパンニングツリープロトコルを基にして識別子をノードに割当てる ことと、を備える、ノードのネットワークを構成することをコンピュータに指令 する方法を含むコンピュータが読み取ることができるメモリ。 23. ノードの論理識別子を記憶するメモリと、 ノードが宛先ノードまでの経路内にあるかどうかを判定するプロセッサと、 を備える通信ネットワークノードであって、 プロセッサはメッセージのメッセージアドレスをノードの論理識別子のみと比 較することにより前記判定を行うことをもくろむことを特徴とする通信ネットワ ークノード。 24. 請求の範囲23記載のノードであって、前記プロセッサは論理識別子 の独特の部分をメッセージアドレスの対応する部分と比較することを特徴とする ノード。 25. ネットワーク構成を記憶するメモリと、 プロセッサと、 を備える通信ネットワークのためのネットワーク制御ノードであって、 ネットワークのノードの区分されたスパンニングツリー識別子を判定すること と、識別子をネットワーク構成に記憶することと、ネットワーク構成を用いてメ ッセージをノードへ送ることとをプロセッサがもくろむことを特徴とする通信ネ ットワークのためのネットワーク制御ノード。
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