JP3336433B2 - ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法 - Google Patents

ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は分散型のデータ処理、通信及び制御用のシス
テムの分野に関し、特に分散型データ処理環境での装置
間の情報の通信領域に関する。
2.先行技術の説明 ネットワークを構成するノード間でメッセージを通信
できる多くのネットワークが公知である。このようなネ
ットワークでは、ノードはメッセージを送信できる(こ
こでは「送信ノード」、「発信元ノード」又は「送信側
ノード」とも呼ばれる)。メッセージは別のノードによ
って受信される。別のノードがメッセージの意図された
最終受信側とされない場合、このノードは「中間ノー
ド」と呼ばれ、場合によっては特に「ルータ・ノード」
と呼ばれることがある。その後、中間ノードはメッセー
ジを再送信する。メッセージを受信し、再送信するこの
プロセスは、最終的にメッセージが意図された最終受信
側ノード(単数又は複数)(ここでは「最終受信側ノー
ド」と呼ばれる)に到達するまで、単数又は複数の付加
的な中間ノードを経て継続できる。
勿論、このようなシステムでは、メッセージが所望の
(単数又は複数の)最終受信側ノードに到達するまでメ
ッセージを再送信するための設計がなされなければなら
ない。しかし、このような設計では、メッセージが(単
数又は複数の)最終受信側ノードによって最終的に受信
された後に、メッセージがネットワークを通して反復的
に再送信されないことが重要である。というのは、この
ような再通信によってネットワークでの通信量が不要に
増大するからである。実際に、ネットワークがリセット
されるまで、このような再送信が無限に継続されること
もあり得ることが理解されよう。
本発明はこのようなネットワークにおいて、ネットワ
ーク内のノード間のメッセージの不要な再送信を削減す
る、改良型のノード間のメッセージの通信方法を提案す
るものである。本発明によって解決される問題点を説明
するため図1を参照することが有効である。
図1には参照番号110−128を付した18個のノードを有
するネットワークが図示されている。このネットワーク
では、ノード110−114はドメイン1 131のサブネット
1 102の構成要素である。ノード116−119はドメイン
1 131のサブネット2 103の構成要素である。ノード
120−124はドメイン2 132のサブネット2 103の構成
要素であり、ノード125−128はドメイン2 132のサブ
ネット1 104の構成要素である。ノード114,116,119,1
22及び125はそれぞれ異なるサブネット内のノード間で
のメッセージの経路指示を行うルータ・ノードである。
後に詳述するように、ノードは送信されたメッセージに
それらのノードid(送信側ノードid)、サブネット(送
信側サブネット)及びドメイン(送信側ドメイン)及
び、グループ・メッセージの場合は最終受信側グループ
idを含めることができる。
最初にノード110,111及び118がそれぞれ同じグループ
(すなわちグループ1)の構成要素である第1の例を想
定することが有効である。図2(a)はノード110から
グループ内の他のノード(例えばノード111及び118)に
グループ・メッセージを送信する従来技術の方法を示し
ている。最初に、ノード110はメッセージの様式を設定
し、媒体161で送信する(ブロック201)。メッセージは
ノード111によって受信され、処理される(ブロック20
2)。(ノード112と113もメッセージを検知できるが、
メッセージはループ1に宛てられているのでそれを拒絶
する。)ノード114もメッセージを受信する(ブロック2
03)。ノード114はルータ・ノードであるので、それが
メッセージによって指定されたグループの構成要素では
なくてもメッセージを受信する。次にノード114は例え
ばRF信号によってメッセージを送信する(ブロック20
4)。このネットワークでは、メッセージはノード119に
よって受信されるべきであるので(ブロック206)、ノ
ード118(グループ1内の第3のノード)によって受信
されるように媒体155で再送信されよう。図示のよう
に、メッセージはノード119によって受信され(ブロッ
ク206)、電力線155で再送信されるので(ブロック20
8)、このメッセージはノード118によって受信される
(ブロック210)。(ノード119によって再送信されたメ
ッセージはノード116によっても受信され、このノード
はメッセージを再送信できる。更に、メッセージはノー
ド117によって受信されるが、このノードはグループ1
内のノードではないので、メッセージは無視される。最
後に、メッセージはノード125−128によって受信され、
これらのノードもドメイン1 131の構成要素ではない
のでメッセージを無視する。) 重要な点は、ノード114から再送信されたメッセージ
はノード116(及びノード122及び125(ブロック207))
によっても受信されることである(ブロック205)。ノ
ード116によって受信されると、メッセージは電力線155
でノード125によって再送信される(ブロック209)。こ
のメッセージは再度ノード118によって受信され(且つ
好ましくは重複であるものとして無視され)、それとと
もにノード117及び126−128によって受信される。しか
し、このメッセージはノード119によっても受信され
(ブロック211)、このノードはメッセージを再送信す
る(ブロック212)。ノード119によって再送信されたメ
ッセージは再度ノード116によって受信されることがあ
り、そこで、無限の循環が生ずることがあると考えられ
る。(勿論、メッセージはノード114によって再受信さ
れることがあり、同様の問題が生ずる。)メッセージが
ノード122又は125によって受信されると、ノード122及
び125はドメイン1 131の構成要素ではないので、この
メッセージは無視される。ネットワーク化されたデータ
処理システムの多くはこれまで前述の問題点を処理する
ことを回避してきた。例えば、ある種のネットワークで
は有線媒体を介した通信だけが可能である。このネット
ワークはメッセージの受信システムの制御を行う。別の
システムはメッセージと共に送信される「ホップ・カウ
ント」を実施する。メッセージがルータ・ノードによっ
て受信される毎に、ホップ・カウントがカウント・アッ
プされ、カウント値が所定の最大値を超えると、メッセ
ージはもはやルータ・ノードによって再送信されない。
従って必要とされるのは、メッセージが意図された各々
の受信システムによって受信されるが、メッセージの不
要な再送信は必要なくなるように、メッセージの再送信
が行われるシステムである。このようなシステムは媒体
によって左右されないであろう。
図1を参照し、ここでは図2(b)も参照して第2の
問題点を説明する。この例では、ノード110は未構成で
あるものと想定する。(「未構成」という用語はここで
はドメインとサブネット・アドレスが未だ割当てられて
いないことを意味し、従って送信側ドメインとサブネッ
ト情報をメッセージと共に送信できない。)推奨実施例
のシステムでは、ノード110はそれが構成される前にメ
ッセージを様式設定し、同報通信できる。−例えば、そ
のノードidをネットワークへと送信するようにノード11
0に要求することができる。しかし、送信側ドメイン又
は送信側サブネット・アドレス情報がなければ、ルータ
に対してパケットの経路指定をどのように行うのかを通
知する情報がパケット内には存在しない。
推奨実施例では、ノードのノードidを同報通信するメ
ッセージを送信せしめるために特に指定されたノード11
0上のハードウェア・ピンである「サービス・ピン」を
起動することによって、そのノードidを送信するように
ノード110に要求することができる。推奨実施例のシス
テムでは、全てのノードには製造の段階で独自の48ビッ
ト・ノードが割当てられ、従って未構成のノードでもノ
ードidを有することを簡単に付記しておくことは有用で
ある。このような独自の48ビット・ノードの割当てに関
しては本発明の出願人に譲渡されているMark kula Jr他
の米国特許明細書第4,918,690号「検出、双方向通信及
び制御用のネットワーク及びインテリジェント・セル」
により詳細に記載されている。
ノード110によるメッセージの同報通信はノード111及
び112によって受信される(ブロック222)。メッセージ
はノード114によっても受信され(ブロック223)、再送
信される(ブロック224)。次にメッセージはノード119
(ブロック226)、ノード116(ブロック225)、又はは
ノード112及び125(ブロック227)のいずれか又は全て
によって受信されることができる。これらのノードのそ
れぞれが送信されたメッセージを受信したか否かは、ノ
ード114によって送信される信号の強さ、及びノード11
9,122及び125のメッセージを受信する容量によって左右
される。しかし、ネットワーク化されたデータ処理シス
テムはこれらのノードのいずれかがメッセージを受信し
たときに適正に動作するように設計される必要がある。
図2(b)例はメッセージがノード119及び116によっ
て受信された後の通信プロセスを更に詳細に説明してい
る。メッセージがノード119によって受信された場合
(ブロック226)、ノード119はメッセージを電力先155
で再送信でき(ブロック228)、このメッセージはノー
ド116−118及び125−128によって受信される(ブロック
230)。次にノード116はメッセージを再送信でき(ブロ
ック233)、次にこのメッセージは再度(その他の可能
なノードとともに)ノード119によって受信されること
がある。勿論、それによって再送信の無限の循環が生じ
る可能性がある。ノード116によって受信されたメッセ
ージは(ブロック225)、同様の問題点を生ずる。すな
わち、ノード116は電力線155でメッセージを再送信し、
(その他のノードとともに)ノード119がメッセージを
受信し(ブロック231)、再送信し(ブロック232)、再
度無限循環を生ずる可能性がある。(ノード125−128は
固有ドメインの構成要素ではないので、これらのノード
は好適にメッセージを無視することに留意されたい。) 再度繰り返すと、必要であるのはメッセージの不要な
再通信(特に無限循環の可能性)が削減、回避、又は除
去されるシステムを開発することである。
本発明の上記の、及びその他の目的は推奨実施例の詳
細な説明、添付図面及び請求の範囲を参照することによ
ってより明解に理解されよう。
発明の大要 ネットワーク化された通信システムでメッセージの不
要な再送信を削減し、防止する方法と装置を開示する。
本発明では、ネットワークは少なくとも情報を通信する
ことができる第1ノードと、通信された情報を受信する
ことができる第2ノードと、第1ノードからの通信され
た情報を受信し、通信された情報の経路を第2ノードへ
と指定する第3ノードとを備えている。第1と第2のノ
ードは双方とも第1群のノードの構成要素である。例え
ば、第1群のノードは環境を共同して検知し、制御する
ように動作できる。第1ノードは更に、第1サブネット
のノードの構成要素であり、通信された情報はその他の
データと共に、第1サブネットを特定する情報を含む第
1ノードのアドレス情報を含むことができる。第2ノー
ドは第2サブネットのノードの構成要素であることがで
きる。
本発明の第3ノードはメッセージを通信するために第
1サブネットと連結された第1の側と、メッセージを通
信するために第2サブネットと連結された第2の側とを
備えることができる。第3ノードは更に、メッセージが
第1又は第2の側のいずれの側で受信されたかを判定す
る装置と、第1サブネットを特定するアドレス情報をメ
ッセージが受信された側のサブネットと比較する装置
と、前記比較に基づいてメッセージの再送信を制御する
装置とを備えることができる。
このようにして、第1の側で受信されたメッセージ
は、第1のサブネットから発信されたメッセージである
場合、(又、第2サブネットから発信されたメッセージ
ではない場合)だけ、第2サブネットへと選択的に再送
信されることができる。重要な点は、この方法によって
ネットワークでのメッセージの不要な再送信が削減され
ることである。
本発明は更に前述のネットワークで情報を通信する方
法を開示する。
本発明では、ネットワーク上のノードは未構成である
ことがある。未構成という用語は上記の発明の背景の項
で定義した。このような場合は、ノードは送信されたメ
ッセージ内にドメイン/サブネットを発信元のドメイン
/サブネットとして特定する識別情報を含むことができ
ない。従って、送信ノードが未構成である場合は、ドメ
イン/サブネットの欄を、このノードが未だドメイン/
サブネットに割当てられていないことを示す第1の値に
セットしてメッセージを送信することが教示される。こ
のようなメッセージを受信するルータ・ノードは第1の
値を第2の値に置き換えてからメッセージを再送信する
ことができる。第2の値は好適にルータ・メッセージが
そこに向けて構成されたドメイン/サブネットを特定す
る。再送信されたメッセージは次に第3ノードによって
受信される。
専門家には本発明の上記の側面、及びその他の側面は
以下の推奨実施例の詳細な説明と、添付図面を参照する
ことによって明らかになろう。
図面の簡単な説明 図1は本発明を利用して実施できるネットワークを示
した図表である。
図2(a)及び図2(b)はネットワーク化されたシ
ステムでメッセージを通信する先行技術の方法を示した
流れ図である。
図3は図1のネットワークを示し、更に本発明のシス
テムで規定できるノード群を示した図表である。
図4(a)から図4(e)はそれぞれ本発明のシステ
ムでのメッセージの流れを示した流れ図である。
図5は本発明のシステムによって実施される特定の経
路指定規則を示した流れ図である。
図6は本発明のシステムが利用できるルータ・ノード
の全体的な構成図である。
図7は本発明のシステムが利用できる集積回路チップ
の構成図である。
図8は本発明のノードによって送信されるメッセージ
に含まれる特定の欄の図表である。
図9は本発明のシステムのルータ・ノード内のメッセ
ージの流れを示す図である。
参照し易くするため、全ての添付図面中の参照符号は
代表的には「図面番号」に2つの数字を付した形式で示
す。例えば、図1の参照符号は1xxの符号で示し、図3
の参照番号は3xxで示す。場合によっては、一つの図面
で参照符号を付し、別の図面で同じ項目を参照するため
に同一の参照符号を付すことがある。
推奨実施例の詳細な説明 ここに説明するのはネットワーク化された通信環境で
特定の種類のメッセージの不要な再送信を削減し、且つ
防止する改良型の方法と装置である。以下の説明では、
本発明を完全に理解するため多くの特定実施例の細部を
詳説する。しかし、このような特定の細部がなくても本
発明を実施できることが専門家には明らかであろう。別
の例では、本発明を不要に曖昧にしないため、公知の回
路、構造及び技術は詳細には示さない。
本発明のシステムに適用できる背景技術の参照文献 本発明の推奨実施例の詳細な説明を始める前に、本発
明の出願人に共通に譲渡され、ネットワーク化されたメ
ッセージ通信システムに関する技術を開示したMarkkula
Jr他の米国特許明細書第4,918,690号「検出、双方向通
信及び制御用のネットワーク及びインテリジェント・セ
ル」(以後、'690号特許と呼ぶ)を参照することは意義
がある。この特許は本発明の推奨実施例を理解する上で
有用である。
1990年12月3日に出願されたDolin Jr.他の米国特許
出願連続番号第07/621,738号「ネットワーク化された通
信システム用の構成装置」もネットワーク化された通信
システムに関する技術を開示している。この出願は本発
明の推奨実施例を理解する上で有用であり、特に本発明
のシステムで利用されるようなサービス・ピンの起動に
応動して送信されたメッセージを介したノードの構成を
理解する上で有用である。'738号出願で述べられている
ように、ノードはそのノードid及びの種類を同報通信す
るネットワークでメッセージを送信する。
ここで本発明と、その推奨実施例をより詳細に説明す
ることにする。
本発明のネットワークの概要 推奨実施例のネットワークは検知、制御及び通信を行
う種類のネットワークである。
例えば、本実施例のネットワークはオフィス・ビル又
は居住ビルのようなビル内で利用でき、ビル内の種々の
位置での温度の検知や、検知された温度の通信や、ビル
の選択的な暖房領域での暖房や換気の制御のような機能
を実行する。
既存の、並びに新規の構造に推奨実施例の種類のネッ
トワークを配備し、このような配備を最小限のコストで
行い、しかも最も簡単に配備することが望ましい。この
点に関して、本発明のネットワークのノードは例えばツ
イスト・ペア配線、電力線、無線周波数(RF)等の幾つ
かの種類の媒体のいずれかと結合することができる。こ
れは例えば、ドメイン1 131のサブネット1 102と、
ドメイン2 132のサブネット2 103を示した図1に示
されている。これらのサブネット、すなわちサブネット
1 102とサブネット2 103は第1と第2の家屋に配備
できる。図1は更に、ドメイン1 131のサブネット2
101と、ドメイン2 132のサブネット1 104を示し
ている。これらのサブネット、すなわちサブネット2
101とサブネット1 104は電力線155と連結されたサブ
ネットにすることができる。
このように図1のネットワークではノード110−114,1
16−119,120−124及び125−128のようなノードを既存の
ツイスト・ペアー配線と既存の電力線に配備できること
が示されている。推奨実施例はこれらの特定の媒体に関
連して説明するが、本発明は本質的に媒体には左右され
ないことが理解されよう。
これらのノードのうちのあるノードは室内温度のよう
な外部の要因や,電話線のような媒体での動作の検知機
能用に配備できる。別のノードはヒーターや電話応答シ
ステムのような外部装置を制御するために配備できる。
更に別のノードはネットワーク内のノード間の通信を容
易にするために配備できる。このように通信を促進する
ために推奨実施例のネットワークで利用される特殊な種
類のノードの例であるノード114,116,119,122及び125は
ルータ・ノードとして知られている。
本発明のノードの構成図 推奨実施例のネットワーク内のルータ・ノードを除く
それぞれのノードは、カリフォルニア州パロ・アルトの
エヒロン・コーポレーションのライセンスの元にモトロ
ーラ及び東芝から市販されているNEURON(登録商標)を
使用して実施できる。ルータ・ノードの実施に関しては
図6を参照して後に詳述する。現在はNEURON CHIPシリ
ーズには3120及び3150の2つの部品がある。これらの2
つの素子は多くの側面で類似しているので、ここでは以
下に3150だけをある程度詳細に説明し、NEURON CHIPシ
リーズの2つの部品の特定の相違を説明する。ここに説
明するシステムの発明的な側面はNEURON CHIPシリーズ
のいずれの素子を用いても同様に発揮され、実際に、説
明するシステムの発明的な側面は例えば、NEURON CHIP
の回路が離散型の、すなわち個別的な部品として実施さ
れる回路や、別の集積回路モジュールを使用した実施例
のような別の実施態様によっても達成できることが専門
家には明らかであろう。
図7は3150NEURON CHIPの構成図を示している。推奨
実施例のネットワークの多くの機構にとって重要な各々
のNEURON CHIPは製造の時点でそのEEPRO 701内にプロ
グラムされて独自の48ビット識別番号を備えている。
NEURON CHIPは制御機構711と、クロック及びタイマ
ー回路712と通信ポート708を介して媒体761と通信する
ようにに連結されている。NEURON CHIPは別の媒体と結
合するために外部の送受信機と制御できる。例えば媒体
761はツイスト・ペアー配線171、ツイスト・ペアー配線
162、又は電力線155であることができる。勿論、媒体76
1はRF等の別の種類の通信媒体でもよい。制御機構711は
リセット線及びサービス・ピン線を備えている。サービ
ス・ピン線は前記'738号出願に極めて詳細に記載されて
おり、本発明を理解するためには、サービス・ピン線の
起動によってノードがその48ビットのノードIDとノード
の種類の情報を送信する同報メッセージで送信するよう
にされることを述べるだけで充分であろう。
更に、ノードは種々の外部装置との通信を可能にする
汎用I/Pポート707を備えている。I/Pポート707は個々に
構成できる11のディジタル入力又は出力、8本のデータ
線及び3本の制御線との並列インタフェース、又は8つ
のディジタルI/Oピン及び3つのピン直列インタフェー
ス等を含む多くの異なる構成で特注で構成できる11のI/
Oピンを備えている。最後に、I/Oポートは時間分域入力
及び出力を提供するためにある種のピンに多重化できる
2つの16ビットカウンタ/タイマーを備えている。この
構成可能なピン・セットアップによってI/O部分を多様
な外部装置と結合して、このような装置との通信、装置
の検知及び制御の全て又はいずれかを比較的容易に行う
ことができる。このような装置は家庭用の用途から工場
設備、自動車の付属品に至る範囲に亘る。理解されるよ
うに、このような装置は更に好ましいルーターの構造で
利用されるような別のNEURON CHIPを含むこともでき
る。
ノードは更に3つの別個のプロセッサ704−706と、ラ
ンダムアクセス記憶装置702,及びEEPROM701を備えてい
る。プロセッサ704−706はネットワーク内での情報の通
信、検知及び制御のようなプログラムを実行するうえで
有用である。推奨実施例では、ネットワーク通信を支援
するためのプロトコル処理機能専用であり、第3のプロ
セッサは応用プログラム用に利用できる。EEPROM701は
構成可能であるが、値が頻繁に変更されることがないデ
ータ値を記憶する上で有効である。プロセッサ704−70
6、RAM702、EEPROM701、制御機構711、クロック712、I/
Oポート707及び通信ポート708はそれぞれ内部アドレフ
・バス710,内部データ・バス720及びタイミング及び制
御線730内を介して通信するように結合されている。NEU
RON CHIPは更に64キロバイトまでの外部メモリーを支
援する外部メモリー・インタフェースを備えている。
3120NEURON CHIPは前述の回路に加えて、10Kバイト
のオンチップROMを備えている。しかし、3120NEURON C
HIPは外部メモリー・インタフェース・ポート731を備え
ていない。更に、3120NEURON CHIPは3150NEURON CHIP
が備えている2048バイトのオンチップRAMではなく1024
バイトのオンチップRAMしか備えていない。
本発明のルータ・ノードの説明 ルータ・ノードによって2つのチャネルを跨ぐ選択的な
通信が可能になる。2つのチャネルは2つの別個の物理
的媒体として存在してもよく、又は例えば2つの異なる
搬送波周波数として同じ物理的媒体上に共存していても
よい。推奨実施例でのルータは学習ルータ、構成可能な
ルータ又はブリッジ・ルータのいずれかとして設計でき
る。学習ルータはチャネル間でメッセージを選択的に経
路指定するためにネットワーク・トポロジー情報を利用
する。ブリッジ・ルータは単に一方のチャネルで受信さ
れた全てのパケットを他方のチャネルへと前送りする。
構成可能ルータは2つのチャネル間の単一ドメイン用の
パケットを選択的に送るために(図6に表611及び612と
して示されているような)経路指定表を利用する。選択
的な経路指定プロセスはルータ内にプログラムされ、経
路指定表によって与えられる経路指定規則を実施する経
路指定プログラムによって制御される。推奨実施例の経
路指定規則については後に詳述する。
ルータ・ハードウェア 図6は本発明のルータ・ノードの構成図である。推奨
実施例のシステム内のルータ・ノードは2つの半部から
成っている。すなわち送受信機605と結合されたNEURON
CHIP1 601から成ることが好ましい第1半部と、送受
信機606と結合されたNEURON CHIP2 602から成ること
が好ましい第2半部である。勿論、別の実施例ではNEUR
ON CHIP以外の素子を使用してもよい。従って、以後の
説明では、NEURON CHIP1 601を単にチップ1 601と
呼び、NEURON CHIP2 602を単にチップ2 602と呼
ぶ。
チップ1 601は線604を介してチップ2 602と通信
するように結合され、ルータの2つの半部間の通信が可
能にされる。
推奨実施例では、チップ601及び602は各々3150NEURON
CHIPを使用して実施され、それぞれの11I/Oピン741を
使用して通信するように結合されている。(このピンは
図6には線604で示されている。)チップ(チップ1 6
01及びチップ2 602)はI/Oインタフェースを跨いで2
つの素子間の8ビット並列通信ができるように構成され
ている。
更にチップ601と602はそれぞれ各々の通信ポート7+
8、制御回路711及びクロック/タイマー712の結合を介
して送受信機605及び606と通信するように結合されてい
る。各送受信機はそれぞれの媒体、すなわち媒体621と6
22と結合されている。媒体621と622は例えばノード114
で示されるように、一方はツイスト・ペアー161で、他
方は無線周波数でよい。勿論、本発明の教示内容から離
れることなく媒体の別の組合せを実施してもよい。
ルータの一方の半部は主半部として定義され、他方の
半部は従半部として定義される。このような主従関係の
表示は推奨実施例では2つの半部間の並列インタフェー
スを支援するために行われる。
ソフトウェア・パケット管理 ルータ・ノードの各半部の3つのプロセッサは各々、
(推奨実施例の別のノード内のプロセッサ間の責任分担
の実施と同様に)1つの主機能を担う。すなわち、一つ
のプロセッサは推奨実施例のネットワークのMAC層の機
能性を支援するために指定される(MACプロセッサと呼
ばれる)。第2のプロセッサはネットワーク管理機能を
担う(NETプロセッサと呼ばれる)。このプロセッサは
更に経路の決定と、パケットを第3のプロセッサに送る
役割も担う。第3のプロセッサ(IFCプロセッサ)は並
列バスを跨いでデータを伝送し、受信する役割を担う。
(従って、この第3のプロセッサは応用プログラムを実
行するための前述のプロセッサである。この場合の応用
プログラムとはルータの2つの半部間の通信を担うプロ
グラムである。) メッセージ・パケットは一旦ルータの一つの半部によ
って受信されると、このパケットが(並列インタフェー
スを跨いで、又は媒体761へと)再送信されるまでパケ
ット・バッファ内に記憶される。例えば、第3プロセッ
サが(内部バス720上の)並列インタフェースを跨いで
パケットを受信すると、パケットはRAM702内のパケット
・バッファ領域に記憶される。次に第1プロセッサはバ
ッファ領域内のバケットをアクセスし、パケットが内部
バスを跨いで通信ポート708を経て媒体761に送信される
ようにすることができる。逆に、メッセージは通信ポー
ト708を介して受信され、第1プロセッサによって処理
され、並列インタフェースを跨いでルータの別の判部へ
と送るためにバケット・バッファ内に記憶されることも
できる。
ひとつのプロセッサから別のプロセッサへとメッセー
ジ・バケットを送る前記の役割のコンセプトを促進する
ため、パケット所有者記号のコンセプトが推奨実施例の
システムに付される。このコンセプトは図9により詳細
に示されている。パケットがルータによって片側(図9
では受信側921と呼ばれる)で媒体621から受信される
と、このパケットは最初はMACプロセッサ901に所属し、
制御されるものとみなされる。MACプロセッサは代表的
なMAC層機能(MAC層、すなわち媒体アクセス制御=Medi
um Access Control層と、この層によって実行される
機能は専門家には公知であり、ここではこれらの機能を
詳細に説明する必要はない。)を実行することによっ
て、又、メッセージをRAM702内のパケット・バッファに
記憶することによってメッセージを処理する。
メッセージがパケット・バッファに配されると、所有
社記号はNETプロセッサ902に転送される。次にNETプロ
ゼサ902はメッセージがノード自体によって処理される
べきであるか否か(ネットワーク管理メッセージのよう
な、あるメッセージは前送りされるのではなくノード自
体によって処理されるように企図されるることができ
る。)、メッセージがノードの別の側に前送りされるべ
きであるか、又は、メッセージが削除されるべきである
かを判定する。メッセージがノード自体によって処理さ
れるべきであるかの決定はメッセージがルータ自体にア
ドレス指定されているか否かに基づいて下すことができ
る。メッセージがルータ自体にアドレス指定されている
場合は、メッセージはルータによって処理される。そう
ではない場合は、メッセージは送り出される、削除され
る。メッセージがノードの別の側に送り出される、又は
メッセージが削除されるべきかの決定は後に詳述するノ
ードの経路指定規則に基づいて下される。
メッセージが送り出されるべきである場合は、所有者
記号はIFCプロセッサに送られ、このプロセッサはメッ
セージを並列インタフェース604を経て転送する準備を
おこなった後、メッセージを転送する。次にメッセージ
は受信側921のパケット・バッファから削除される。
次にメッセージは送信側のIFCプロセッサ904の制御の
下でルータの送信側922で受信される。次にIFCプロセッ
サ904はメッセージを送信側のRAM内のパケット・バッフ
ァ内に配し、次にメッセージを通信ポート708を経て媒
体622へと転送し、メッセージはパケット・バッファか
ら削除される。
グループ 推奨実施例のネットワーク内のノードは配備手順を経
てグループへと編成される。グルーフとは下記の表□で
「共通の機能を実行するために共同するノードの集合」
と定義されている。このように図3は図1のネットワー
クを示しているが、グループ、すなわち2つのノード、
ノード110及びノード118から成るグループ1 301のコ
ンセプトを加えてある。図示した実施例では、ノード11
0及びノード118は双方とも単一のドメイン、ドメイン1
131内に編成されている。しかし、これらの2つのノ
ードは別個のチャネル上に配され、ノード110はツイス
ト・ペアー配線161と通信するように結合され、ノード1
18は電力線155と通信するように結合されている。従っ
て、ノード110と118とが互いに通信するためには(すな
わち、それらのグループ、グループ1 301の構成要素
間で通信するためには)、メッセージは介在ルータを経
て送られなければならない。
例えば、ノード110はメッセージをツイスト・ペアー
媒体161へと通信することができる。メッセージは送信
側アドレス情報(送信側ドメイン801、送信側サブネッ
ト802、及び送信側ノードID803)と、最終受信側アドレ
ス情報804と、メッセージの種類情報805とその他のメッ
セージ通信データ806とを含む、図8に示した情報を備
えることができる。重要な点は、この時点で理解される
ように、メッセージはメッセージの送信側のアドレス情
報並びに、メッセージの企図された(単数又は複数の)
最終受信側のアドレス情報を含んでいる。
メッセージの企図された(単数又は複数の)最終受信
側のアドレス情報はメッセージ毎に異なり、好ましくは
5つのアドレス様式から成っている。これらの5つのア
ドレス様式は表IIIを参照して後に詳述するが、それに
よって表に示すように種々の最終受信側への経路指定が
可能である。グループ・メッセージを送信する場合、本
実施例に示すように、ドメインid及びグループを指定す
るために最終受信側アドレス様式4が使用される。実施
例のメッセージ中のドメインidはドメイン1及びグルー
プ1として規定される。
メッセージはルータ・ノード114によってその第1の
側(媒体161と結合された側)で受信され、ルータ・ノ
ード114は次に無線送信を利用してメッセージをその第
2の側に再送信できる。次にメッセージはノード119に
よってその第1の側(無線周波数受信機/送信機と結合
されている)で受信され、ノード119の第2の側で電力
線155へと再送信される。次にメッセージはその企図さ
れた受信システム、すなわちノード118によって媒体155
から受信される。勿論、この通信プロセスについては、
本発明を理解するためにより多くの説明を行う価値があ
る。この説明は図4(a)から4(e)を参照すること
によって明解になろう。
本発明のネットワーク内のメッセージの代表的な送信 図4(a)から(e)は推奨実施例のシステム内のメ
ッセージ送信例を示している。
媒体161へのグループ・メッセージの送信 最初に、ノード110は媒体161へとグループ・メッセー
ジを送信できる。先に前述したように、メッセージは
(図8に関連して好適に説明したような)最終受信側ア
ドレス情報に加えて、送信側アドレス情報を備えている
(ブロック401)。この送信側アドレス情報はノードを
サブネット102の構成要素であると特定し、更にノード1
10をドメイン1 131の構成要素であるものと特定する
情報を含んでいる。
メッセージは媒体161と結合された他のノード(例え
ばノード111−113及びルータ・ノード114)のそれぞれ
によって受信される。
パケットがノード111−113によって受信されると、こ
れらのノードのそれぞれの内部のプロセッサで実行され
るネットワーク処理プロトコル・プログラムが、そのメ
ッセージがグループ・メッセージであるのでそれぞれの
ノード用に企図されたものではないこと、及びノードが
指定されたグループの構成要素ではないことを判定す
る。従って、メッセージは無視、もしくは削除される
(ブロック411)。
前述したように、メッセージはルータ114によって媒
体161と結合されたルータ・ノード114の側でも受信され
る(ブロック402)。ルータがメッセージ・パケットを
いかにして受信するか、又、メッセージ・パケットをル
ータのの第2の側に再送信することができるかについて
は既にある程度詳細に説明した。再送信プロセスについ
て説明を付け加えるために、ここではメッセージを再送
信する決定が推奨実施例のシステムで実施される経路指
定規則に従って実行されることを簡単に述べておく。グ
ループ毎にアドレス指定されたメッセージ用のこれらの
規則は一般に先ず、グループ・メッセージが送り出され
るべきがどうかを判定するために(後述の)グループ前
送り表の照合を、次に送信側サブネットがルータの受信
側又は送信側のいずれにあるかを判定するために送信側
サブネット欄802の照合を要求する。ルータの受信側及
び送信側の説明については図9を参照されたい。送信側
のサブネットがルータの受信側にある場合は、メッセー
ジは再送信される。送信側のサブネットがルータの送信
側にある場合は、メッセージは再送信されない。送信側
のサブネットがルータの送信側にある場合にはメッセー
ジが再送信されないことによって、このようなメッセー
ジがルータの同じ側のサブネット上に以前に送信された
ものと見なすことができるので、メッセージの不要な再
送信を回避できる。
(実際には、推奨実施例では、メッセージを先送りす
るべきか否かを判定するために、送信側サブネット欄80
2と送信側ドメイン欄801の双方が照合される。推奨実施
例のシステムでは、サブネットの構成要素がドメイン相
互間で重複することがあるので、送信側のサブネット欄
802と送信側のドメイン欄801の双方を照合することが重
要である。推奨実施例のシステムが従う別の経路指定規
則もある。ここでの説明を簡略にするために、システム
を経路指定の決定を行う際に送信側のサブネット欄802
を照合する場合について説明するが、実際には後に詳述
する経路指定規則に従うことが理解されよう。) ルータ・ノード119によるグループ・メッセージの再送
信 (搭載EEPROM701内に記憶された表611又は622のよう
な経路指定表に表示されている経路指定規則による判定
の結果)(ブロック404)、メッセージが再送信される
べきである場合は、メッセージは第2の側で再送信され
る(ブロック405)。図示した例では、この再送信はノ
ード114の第2の側から無線周波数送信を用いて行われ
る。勿論、無線信号は電力線媒体155上で再送信される
ためにルータ・ノード119によって受信されるようにさ
れているので、メッセージは最終的にはノード118によ
って受信される。ルータ・ノード119によるメッセージ
の処理に関しては後述する。
しかし、ルータ・ノード119による処理を説明する前
に、メッセージはルータ・ノード116及びルータ・ノー
ド122及び125によっても受信され得ることを指摘してお
く(それぞれブロック407及び408)。比較的簡単な場合
であるので、先ず、ノード122及び125による処理につい
て説明する。この説明の後にノード119による処理の説
明がなされ、最後にノード116による処理の説明がなさ
れる。
推奨実施例の経路指定規則に従って、メッセージが送
信側サブネット1のアドレスを有するノードから発信さ
れている場合には、メッセージはルータ・ノード114に
よって再送信されていないであろうことを付記しておく
(ブロック409)。
ノード122による処理−図4(d) 図4(d)はメッセージがノード122又は125によって
受信される場合のプロセスを詳細に示している。以下の
説明では簡略にするために、ノード125による処理も同
様であることを理解した上で、特にノード122だけを説
明する。
ノード122はメッセージがその送信側で再送信される
べきであるか否かを判定するために送信側サブネットア
ドレスを照合する(ブロック471)。本実施例の場合
は、ノード122によってはグループ・メッセージにより
指定されるグループの構成要素がツイスト・ペアー配線
162と結合されるか否かを判定できないので、経路指定
規則はメッセージを再送信する。従って、メッセージが
再送信されるべきであるとの判定がなされ(ブロック47
2)、ノード122はメッセージを媒体162へと再送信する
(ブロック473)。次に、メッセージはノード120−124
のそれぞれによって受信され、これらのノードはグルー
プ1の構成要素ではないので、メッセージは無視される
(ブロック475)。
勿論、メッセージが送信側サブネット2のアドレスを
有するノードから発信された場合は、メッセージはルー
タ・ノード122によっては再送信されていないであろう
(ブロック482)。推奨実施例の経路指定規則に従っ
て、ノード122はドメイン1 131の構成要素ではないの
で、推奨実施例のシステムではノード122は実際にはメ
ッセージを再送信しないことが理解される。同様に、推
奨実施例のシステムでは、ノード125はこれもドメイン
1 131の構成要素ではないのでメッセージを再送信し
ない。
ノード119による処理−図4(b) 最初に、ノード119がメッセージを受信すると、これ
はメッセージを再送信するべきかどうかを判定するため
に送信側サブネット欄802を照合する(ブロック421)。
この照合を実施するための装置と方法は既に充分説明さ
れている。メッセージが再送信されるべきである場合は
(ブロック422)、ノード119はメッセージを再送信し、
メッセージはノード118によって受信され(ブロック42
4)、そこでメッセージが処理される(ブロック431)。
メッセージはノード117及び126−128によっても受信
される。ノード117及び126−128は、これらのメッセー
ジのどれもがグループ1の構成要素ではないのでそれぞ
れメッセージを無視する。更に、推奨実施例のシステム
では、ノード126−128並びにルータ・ノード125はドメ
イン1 131の構成要素ではないので、これらのノード
はメッセージを無視する。
最後に、メッセージはルータ・ノード116によっても
受信される。ノード116はメッセージが再送信されるべ
きか否かを判定するためにその経路指定規則に従う。特
別の場合は、送信側のサブネットがルータの受信側にあ
ることが判定されるので、メッセージは、おそらく再送
信されないであろう。これらの規則は後に詳述する。
送信側のサブネット欄802が送信側サブネットがサブ
ネット2であることを表示した場合、これまで説明して
きた経路指定規則に従ってメッセージはノード119によ
って再送信されてはいないことに留意されたい。
ノード116による処理−図4(c) 最初にルータ・ノード116がメッセージを受信する
と、このノードはメッセージを再送信するべきか否かを
判定するために送信側サブネット欄802を照合する。理
解されるように、ノード116はその二つの側の双方でメ
ッセージを受信できる。おそらくは先ず、2つの側のう
ちの第1の側でノード114から無線波の形式で送信され
たときにメッセージを受信し、次に2つの側のうちの第
2の側でノード119によってメッセージが電力線媒体155
へと再送信されたときにメッセージを受信する。メッセ
ージがノード114からの無線波の形式で受信された場合
は、先ずノード116がメッセージ内の送信側サブネット
情報を照合して、メッセージが先送りされるべきかどう
かを判定する。
この場合は、送信側サブネットがルータの受信側にあ
り、メッセージを再送信する決定がなされているので
(ブロック442)、経路指定規則はメッセージを送り出
すことを要求する。従って、ルータ・ノード116はメッ
セージを再送信する(ブロック442)。メッセージが再
送信されると、これはメッセージ118によって受信さ
れ、おそらくは重複しているものとして無視する(ブロ
ック444)。メッセージは更にノード117と、126−128に
よっても受信され、これらのノードは全てメッセージを
無視する(ブロック445)。最後に、メッセージはルー
タ・ノード119によって受信される(ブロック446)。ル
ータ・ノード119は図4□に示すようにメッセージを処
理し、この場合はメッセージを再送信しない旨の決定が
なされる(ブロック422)。
ここで、電力線媒体155からのメッセージがルータ・
ノード116の別の側で再び受信された場合は、ノード116
は再度メッセージ内の送信側サブネット情報を照合し
て、メッセージが前送りされるべきかどうかが判定され
る(ブロック441)。このばあいは、メッセージは前送
りされない旨の判定がなされる(ブロック442)。従っ
てメッセージは再送信されない(ブロック452)。
ノードIDメッセージの同報通信−図4(e) 推奨実施例のシステムはノードが独自のノードIDを含
む刺激に応動して媒体上でメッセージを送信する能力を
ノードに付与していることは既に述べたとおりである。
本発明のシステムのこのような機構は、ノードのノード
IDを構成プロセスの一部として得るためにネットワーク
のノードを構成する場合に頻繁に利用される。しかし、
ノードが構成されない場合は、サブネットの構成要素も
しくはドメインには未だ割当てられていない。従って、
送信側ドメイン欄801と送信側サブネット欄802は、これ
らの欄には現在のところ未だ割当てられていないことを
示す値にセットされる。推奨実施例では、用いられる値
は0である。しかし、別のシステムでは本発明の趣旨と
範囲を逸脱することなく別の値を用いてもよいことを付
記しておく。
少なくとも部分的に送信側サブネットと送信側ドメイ
ン欄801及び802に基づいて経路指定要求を判定する形式
のこれまで説明してきたシステムでは、「未指定」の場
合は困難を生ずることが理解されよう。従って、送信側
ノードが未構成である場合にノードIDメッセージを同報
通信するためのプロセスを図示した図4□を参照して、
本発明の別の側面を説明する。この例では、ノード110
は未構成のノードであるものと想定されている。
ノード110は先ず、前述のように刺激に応動してノー
ドIDメッセージを媒体161へと同報通信する送信側サブ
ネット欄802と送信側ドメイン欄801は双方とも欄が未指
定であることを示す値にセットされる。推奨実施例の場
合は、これらの値はそれぞれ0にセットされる(ブロッ
ク481)。
ノード111,112及び113はそれぞれノードIDメッセージ
を受信し、それらの特定のプログラミングに応じてこれ
を無視、又は処理する(ブロック482)。
ルータ・ノード114は更に第1の側(この場合は媒体1
61と結合された側)でもノードIDメッセージを受信す
る。次にルータ・ノード114は送信側ドメイン欄801の内
容を独自のドメイン値と置き換え(すなわち、この例で
は送信側ドメイン欄801はこの時点で「ドメイン1」に
セットされる)、ルータ・ノード114は送信側サブネッ
ト欄802の内容を独自のサブネット値と置き換える(す
なわち、この例では送信側サブネット欄802はこの時点
で「サブネット」にセットされる)(ブロック483)。
その後、メッセージの経路指定は通常の経路指定規則に
従う。従って、ノード114はその後、メッセージをその
第2の側から再送信する(ブロック484)。
次にノード114の第2の側から再送信されたメッセー
ジは図4□に関して前述した態様で受信ノードによって
処理される。
経路指定規則 ルータ毎に定義された2つまでのドメイン 説明を続ける前に、本発明の推奨実施例では各ルータ
を2つまでの別個のドメインの構成要素として構成でき
ることを付記しておく。それによって推奨実施例のネッ
トワークを構成するうえでのフレキシビリティが一層高
められる。下記に説明する経路指定規則はこの能力を考
慮にいれてある。
本発明の推奨実施例では、図6に関連して前述したよ
うに、各ルータ・ノードはその各々の半部に経路指定表
611と612を含んでいる。実際には、推奨実施例は各半部
に3つの表を含んでいる。すなわち、第1ドメイン用の
サブネット情報を有する第1経路指定表と、第ドメイン
用のサブネット情報を有する第2の経路指定表(第1の
経路指定表と合わせて集合的に「サブネット経路指定
表」と呼ばれる)と、グループ情報を有する第3の経路
指定表(「グループ経路指定表」)である。
サブネット経路指定表 サブネット経路指定表は最終受信側がサブネット番号
で示される(すなわち下記の表IIIの様式2及び3)経
路指定メッセージ用に利用される。本発明の推奨実施例
によって、ドメイン毎に255までのサブネットが可能で
ある。各サブネット経路指定表は表と関連し、ルータに
よってサービスされるドメイン内に255のサブネットの
それぞれ用の標識を含んでいる。標識はそのサブネット
が受信側として宛てられたメッセージがルータによって
先送りされるべきか否かを表示する。推奨実施例でこの
標識がセットされた場合は、メッセージは先送りされる
べきものである。
グループ経路指定表 グループ経路指定表は最終受信側ノードがグループ番
号で示される(すなわち下記の表IIIの様式4)経路指
定メッセージ用に利用される。本発明の推奨実施例によ
って、ドメイン毎に256までのグループが可能である。
グループ経路指定表はドメイン内に255のグループのそ
れぞれ用に、そのグループが受信側として宛てられたメ
ッセージがルータによって先送り、すなわち送り出すべ
きか否かを表示する標識を含んでいる。推奨実施例でこ
の標識がセットされた場合は、メッセージは前送りされ
るべきものである。
アドレス指定モード 下記の表IIは推奨実施例のシステムの種々のアドレス
指定モードと、これらのアドレス指定モードを利用して
メッセージの経路指定を促進するために実施される経路
指定規則とを示している。メッセージによって利用され
るアドレス指定モードは最終受信側アドレス情報804に
よってメッセージ内で確定される。
(同報アドレス指定とも呼ばれる)アドレス・モード
1によって、特定のドメイン内の全てのノードの経路指
定が可能である。経路指定は、ルータが特定の最終受信
側ドメインの構成要素である場合、及び推奨実施例のシ
ステムの別の経路指定規則に適合する場合に、このアド
レス指定モードを利用してメッセージを前送りする。上
記の別の経路指定規則は後に詳述する。オプションとし
て最終受信側サブネットを指定できる。この場合は、ル
ータはルータを先送りするためには最終受信側ドメイン
と、最終受信側サブネットの構成要素でなければならな
い。ルータがルータによってサービスされたドメイン/
サブネット以外のドメイン/サブネットが受信側として
指定されたメッセージを受信した場合は、メッセージは
再送信されない。
(ユニキャスト・アドレス指定とも呼ばれる)アドレ
ス・モード2は、メッセージ内の指定された最終受信側
サブネット用の先送り標識がセットされたか否かを判定
するためにルータの受信側のサブネット表の照合を行う
ことを要求する。先送り標識がセットされている場合
は、メッセージは先送りされるものと企図されている。
しかし、ここに説明するシステムの発明的な側面に従っ
て、メッセージを先送りする前に、送信側サブネットが
ルータの送信側にあるか否かを判定する照合が行われ
る。この点については図5を参照して後述する。サブネ
ット表の照合に加えて、最終受信側のドメイン/サブネ
ットがルータのドメイン/サブネットと整合するかどう
かを判定する照合が行われる。
(マルチキャスト・アドレス指定とも呼ばれる)アド
レス・モード3はルータの受信側のグループ表の照合を
行うように要求する。最終受信側アドレスによって指定
されたグループ用のグループ表先送り標識が、メッセー
ジが先送りされるべきであることを表示する場合は、送
信側サブネットがルータの送信側にない場合にはメッセ
ージが先送りされる。この場合も、送信側サブネットが
ルータの最終受信側にあるかどうかを判定するためにサ
ブネット表で送信側サブネットが照合され、ルータのド
メインが整合するかどうかを判定するために最終受信側
ドメインが照合される。
最後に、(独自IDモードとも呼ばれる)アドレス・モー
ド4は最終受信側ノードの独自の48ビットidが指定され
るアドレス指定モードを示している。送信側サブネット
がルータの最終受信側にあるか否かを判定した後、そう
ではない場合は前述の経路指定規則に従ってこのアドレ
ス指定モードを利用しているメッセージが先送りされ
る。
最終受信側のドメインがルータのドメインと整合するか
否かの照合 さてここに本発明の推奨実施例でルータによって実施
される経路指定規則を示す流れ図である図5を参照す
る。前述したように、最初の3つのアドレス指定モード
では、最終受信側ドメイン(及び指定さている場合は最
終受信側サブネット)がルータのドメイン/サブネット
と整合するか否かの照合が行われる(ブロック501)。
このシステムの各ルータは2つまでのドメインの構成要
素として構成できることを再度付記しておく。従って、
この照合はこれらのドメインのそれぞれに関して行われ
る。
推奨実施例のシステムによって最終受信側ドメインを
指定しなくても同報通信を送ることができる。メッセー
ジが同報通信メッセージである場合は、最終受信側ドメ
インと送信側サブネットが特定の値に指定される。推奨
実施例では、特定値は最終受信側ドメイン欄ではゼロ長
の値として表され、送信側サブネット欄ではゼロとして
表される。これらの欄に特定値が存在しない場合は、パ
ケットはルータによって削除せしめられる(ブロック50
5)。それ以外の場合は、ルータは独自のドメイン情報
を最終受信側ドメイン欄内の特定値と置き換え、独自の
サブネットを送信側サブネットと置き換え、且つパケッ
トを先送りする(ブロック511)。ルータが2つのドメ
インの構成要素として構成されている場合は、パケット
は2度先送りされる。すなわち、最初はルータが構成要
素である第1のドメインを指定し、次に第2のドメイン
を指定する。
送信側サブネットが未定義であるか否かの照合 これまで説明してきたように、推奨実施例のシステム
では特定のサブネットの構成要素として未だに構成され
ないままに、ノードがメッセージをネットワークへと送
信できることは重要である。従って、ルータによってサ
ービスされるドメインの一つにアドレス指定されたメッ
セージが受信されると、送信側サブネットがメッセージ
内で規定されたか否かを判定する照合が行われる(ブロ
ック502)。未構成のノードは送信側サブネット欄がゼ
ロにセットされてメッセージを送信する。
ゼロにセットされた送信側サブネットでメッセージが
送信される場合は、ドメイン長もゼロであるか、又、メ
ッセージが同報メッセージであるかを判定する照合が行
われる(ブロック503)。そうである場合は、処理プロ
セスはブロック504に関連して前述したように継続され
る。この照合が必要であるのは、ルータがドメイン長ゼ
ロの構成要素として構成されることがあるからである。
本発明の一つの重要な側面として、ドメイン長がゼロ
はないもとの想定すると、ルータは送信画サブネット欄
802をその独自のサブネット値にセットし(ブロック50
6)、送信側ドメイン欄をその独自のドメインにセット
する。この段階は推奨実施例のシステムでメッセージの
不要な再送信を防止する上で重要であり、更に、ノード
を未構成の状態で配備することが可能になり、このよう
な未構成のノードをネットワークで通信することが可能
になる。未構成のノードによって送信されるメッセージ
内で、送信側サブネット欄802と送信側ドメイン欄801は
双方とも未構成の値にセットされる。推奨実施例では、
この値はゼロである。推奨実施例のシステムでは、(ブ
ロック506で行われる)ルータのアドレス情報の送信側
アドレス情報への置き換えは、メッセージが未構成のル
ータによって発信され、メッセージが発信基のノードか
ら直接受信された場合だけ行われる。何故ならば、メッ
セージが既に別のルータ・ノードによって受信され、再
送信されているならば、そのノードが既に置き換えを行
っているからである。
アルゴリズムを先送りするグループ・メッセージ メッセージの再送信はメッセージのアドレス指定モー
ドの種類によって左右される。グループ・アドレス指定
から始まって(ブロック507)、そのグループが最終受
信側として指定されたメッセージがルータによって先送
りされるべきか否かを判定する照合が行われる(ブロッ
ク512)。これはメッセージ内の最終受信側のグループ
ホアドレス用の先送り標識がセットされているか否かを
判定するためにルータの受信側のグループ表を照合する
ことによって達成される。標識がセットされていない場
合、メッセージはルータによって先送りされず、パケッ
トは削減される(ブロック519)。
標識がセットされている場合は、本発明の別の重要な
側面として、送信側サブネットがルータの最終受信側に
あるか否かを判定するための照合が行われる(ブロック
517)。これは好適にルータの受信側の指定されたドメ
イン用のサブネット経路指定表内のサブネット先送り標
識を照合することによって達成される。標識がセットさ
れない場合は、送信側サブネットはルータの最終受信側
にないものと判定され、パケットは先送りされる(ブロ
ック518)。標識がセットされている場合は、送信側サ
ブネットはルータの最終受信側にあるものと判定され、
パケットは削除される(ブロック519)。本発明のこの
側面によって、本発明のネットワーク内でメッセージを
送信する場合に生ずる無限循環の可能性が大幅に削減さ
れ、基本的に本発明のシステム内のメッセージの不要な
再送信の数が低減される。
アルゴリズムを先送りするユニキャスト・メッセージ サブネット・アドレス指定を利用したメッセージの処
理(ブロック512)はグループ・アドレス指定を利用し
たメッセージの処理と類似していある。しかし、グルー
プ先送り標識を照合するのではなく、サブネット経路指
定表内の最終受信側サブネット用のサブネット先送り標
識の照合が行われる(ブロック515)。最終受信側サブ
ネット用の先送り標識がセットされている場合は、処理
プロセスは上記のブロック517の説明に関連して記載し
たと同様に進行する。それ以外の場合は、メッセージは
ルータによって先送りされず、パケットは削除される。
同報通信メッセージ/独自のID先送りアルゴリズム 同報通信又は独自のID通信を利用したメッセージの経
路指定は同様に処理される(ブロック513)。最終送信
側サブネットがゼロとして指定された場合は(ブロック
516)、処理プロセスはブロック518に関連して前述した
ように進行する。それ以外の場合、送信側サブネットが
指定された場合は、処理プロセスは上記のブロック515
の説明に関連して記載したと同様に進行する。
このように、これまでメッセージの不要な再送信の削
減が達成されるネットワーク化されたシステムでメッセ
ージを送信する改良型の方法を説明してきた。
表I 基本定義 以下の定義は一般に本明細書で用いられる用語に適用
される。
アドレス指定:本発明は階層的なアドレス構造を備
え、3つの基本アドレス・モードを支援する。(1)
(バメイン、サブネット、ノード番号);(2)(ドメ
イン、サブネット、ノードid;及び(3)(ドメイン、
グループ) チャネル:ネットワーク内のノードは例えば電力線又
は電話線のような通信媒体上で互いに結合される。代表
的なネットワークでは、単数又は複数のチャネルがある
ことがある。ネットワーク内のチャネル間の通信はブリ
ッジ又はルート・ノードを経てメッセージを送信するこ
とによって達成される。チャネルとドメインとの間に一
対多数関係があり、ドメインとチャネルの間に一対多数
関係があることがある。
ドメイン:「ドメイン」という用語は本発明のネット
ワークによって支援される全ての通信が単一のドメイン
内になければならない仮想ネットワークを説明するため
に利用される。ドメイン間の通信が必要な場合は、全て
応用レベルのゲートウェイによって促進されなければな
らない。
ドメイン・アドレス:推奨実施例では、ドメインは48
ビットのドメイン識別子で識別される。しかし、用途に
よってはドメイン欄のサイズが変化することがある。
グループ:グループとは共通の機能を実行するために
共同するノードの集合である。推奨実施例では、グルー
プは8ビットのグループ識別番号によって識別される。
単一のドメインは256までのグループを含むことができ
る。
ノード:ノードは別の同様の素子と相互接続されると
通信、制御及び(又は)検出ネットワークを形成する遠
隔操作、検知及び(又は)通信を行う知的なプログラム
可能素子である。ノードはノードidで命名される(下記
を参照)。ノードはノード番号を利用してドメインとサ
ブネットの一部としてアドレス指定されることができ
る。推奨実施例のノード番号は7ビットである。多重ノ
ードはグループidを用いてアドレス指定されることがで
きる。推奨実施例のグループidは8ビットである。
ノードid:本発明のノードには製造段階で独自の識別番
号が割当てられる。識別番号の長さは48ビットであるこ
とが好ましい。48ビットの識別番号はノードの寿命中に
変化しない。理解されるように、各個のノードに独自の
識別番号を割当てることによって多くの利点が得られ
る。この48ビット識別番号はノードidと呼ぶことができ
る。
サブネット:推奨実施例では、サブネットは0から127
のノードを含むドメインのサブネットである。推奨実施
例では、サブネットは8ビットのサブネット識別番号に
よって識別される。単一のドメインは255までのサブネ
ットを含むことができる。
フロントページの続き (72)発明者 ラィリィ,グレン・エム アメリカ合衆国 95030 カリフォルニ ア州・ロス ガトス・ビックネル ロー ド・918 (56)参考文献 特開 昭61−245651(JP,A) 特開 平1−259649(JP,A) 特開 平2−301248(JP,A) 特開 昭61−63137(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報通信用のネットワークにおいて、 (a)情報を通信するための第1ノードであって、その
    第1ノードが複数のノードの第1サブネットの構成要素
    であり、前記通信される情報が該第1サブネットを特定
    する情報を含む第1ノードのアドレス情報を備えている
    第1ノードと、 (b)ノードの第2サブネットの構成要素であり、前記
    通信された情報を受信する第2ノードと、 (c)前記第1ノードからの前記通信された情報を受信
    し、前記通信された情報を前記第2ノードに送る第3ノ
    ードであって、 (i)第1サブネットから通信された情報を受信するよ
    うに結合された第1の側と、 (ii)通信された情報を前記第2サブネットに通信する
    ように結合された第2の側と、 (iii)前記第1の側で受信された通信された情報が前
    記第2の側のノードから発信されたか否かを、前記第1
    の側で受信された情報の内の第1サブネットを特定する
    情報と前記第1及び第2の側に接続されたサブネットの
    少なくとも一方とを比較することにより判定する判定装
    置と、 (iv)前記通信された情報の再送信を制御するための制
    御装置であって、前記判定装置が、前記通信された情報
    が該第2の側のノードによって発信されたものではない
    ことを示した場合に前記通信された情報の再送信を可能
    にする制御装置とを有した第3ノードと、 から構成されたことを特徴とするネットワーク。
  2. 【請求項2】前記通信された情報が第1グループの構成
    要素が最終受信側として指定されたグループ・メッセー
    ジであり、前記第1ノードと前記第2ノードが前記第1
    グループの構成要素であることを特徴とする請求の範囲
    第1項に記載のネットワーク。
  3. 【請求項3】前記判定装置が、前記第1の側で受信され
    た通信された情報が前記第2の側のノードにより発信さ
    れたか否かを判定するためにサブネット表をアクセスす
    ることを特徴とする請求の範囲第1項記載のネットワー
    ク。
  4. 【請求項4】前記サブネット表が第3ノードのドメイン
    内のそれぞれの可能なサブネット用の一つの記入項を備
    えており、前記記入項が、所定のサブネットがルータに
    よって先送りされるか否かを指示する標識を備えたこと
    を特徴とする請求の範囲第3項に記載のネットワーク。
  5. 【請求項5】前記第1ノードが未だサブネットに割当て
    られていないことを示す第1の値にセットされている場
    合、 前記第3ノードは、前記メッセージを受信した際、前記
    第1の値を当該第3ノード独自のサブネット値を示す第
    2の値に置き換えることを特徴とする請求の範囲第1項
    に記載のネットワーク。
  6. 【請求項6】前記アドレス情報が更にドメイン欄を備
    え、前記ドメイン欄が前記第1ノードによって、前記第
    1ノードが未だドメインに割当てられていないことを示
    す第3の値にセットされている場合、前記第3ノードが
    更に前記第3の値を当該第3ノード独自のドメイン値を
    示す第4の値に置き換えることを特徴とする請求の範囲
    第5項に記載のネットワーク。
  7. 【請求項7】前記第1の値がゼロであることを特徴とす
    る請求の範囲第5項に記載のネットワーク。
  8. 【請求項8】ネットワーク化されたシステムでメッセー
    ジを再送信する方法において、 (a)サブネット欄を備え、このサブネット欄が未だサ
    ブネットに割当てられていないことを示す第1の値にセ
    ットされている第1ノードによって、メッセージを媒体
    に送信する段階と、 (b)前記メッセージを受信し、且つ再送信する第1ル
    ータにより、前記第1の値を当該第1ルータ独自のサブ
    ネット値を示す第2の値に置き換える段階と、 (c)第2ルータが、 (i)第1ルータから再送信されたメッセージを受信す
    るよう結合された第1の側と、 (ii)再送信されたメッセージを前記異なるサブネット
    に送信するように結合された第2の側と、 (iii)前記第1の側で受信されたメッセージが前記第
    2の側のサブネット内のノードから発信されたか否か
    を、前記第1の側で受信された情報の内の前記独自のサ
    ブネットを表す第2の値と前記第1または第2の側に接
    続されたサブネットとを比較することにより判定する判
    定装置と、 (iv)前記メッセージの再送信を制御するための制御装
    置であって、前記判定装置が、前記メッセージが前記第
    2の側のサブネット内のノードによって発信されたもの
    ではないことを示した場合に前記メッセージの再送信を
    可能にする制御装置とを有していて、前記第1ルータか
    ら再送信されたメッセージを当該第2ルータにより受信
    し、この受信したメッセージを異なるサブネットに属す
    るノードに送る段階と から構成されたことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】更にドメイン欄を備え、前記ドメイン欄が
    前記第1ノードによって、前記第1ノードが未だドメイ
    ンに割当てられていないことを示す第3の値にセットさ
    れ、且つ前記第1ルータが更に前記第3の値を当該第1
    ルータ独自のドメイン値を示す第4の値に置き換えるこ
    とを特徴とする請求の範囲第8項に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記第1の値がゼロであることを特徴と
    する請求の範囲第8項に記載の方法。
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