JP2000504505A - ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法 - Google Patents

ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法

Info

Publication number
JP2000504505A
JP2000504505A JP5506397A JP50639793A JP2000504505A JP 2000504505 A JP2000504505 A JP 2000504505A JP 5506397 A JP5506397 A JP 5506397A JP 50639793 A JP50639793 A JP 50639793A JP 2000504505 A JP2000504505 A JP 2000504505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
message
subnet
router
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5506397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3336433B2 (ja
Inventor
ドリン,ロバート・エイ・ジュニア
フィック,ダロン・ダブリュ
ラィリィ,グレン・エム
Original Assignee
エシャロン・コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エシャロン・コーポレーション filed Critical エシャロン・コーポレーション
Publication of JP2000504505A publication Critical patent/JP2000504505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3336433B2 publication Critical patent/JP3336433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • H04L12/4625Single bridge functionality, e.g. connection of two networks over a single bridge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1886Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast with traffic restrictions for efficiency improvement, e.g. involving subnets or subdomains

Abstract

(57)【要約】 先送りされるべきメッセージの送信側のアドレスを照合し、メッセージの送信側のアドレスがルータの送信側(922)にはない場合にメッセージを再送信しないことによって、ルータを跨ぐメッセージの不要な再送信の削減が達成される、ネットワーク化されたシステムでメッセージを送る改良型の装置と方法である。更に、送信側のサブネット・アドレス情報を含まないメッセージが発信されると、このようなメッセージを受信したルータはメッセージの送信側のサブネット・アドレス欄を独自の送信側サブネット・アドレスで更新することによって、別のルータが経路指定の決定をする際に更新された送信側サブネット・アドレス情報を利用できるようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】 ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法 発明の背景 1.発明の分野 本発明は分散型のデータ処理、通信及び制御用のシステムの分野に関し、特に 分散型データ処理環境での装置間の情報の通信領域に関する。 2.先行技術の説明 ネットワークを構成するノード間でメッセージを通信できる多くのネットワー クが公知である。このようなネットワークでは、ノードはメッセージを送信でき る(ここでは「送信ノード」、「発信元ノード」又は「送信側ノード」とも呼ば れる)。メッセージは別のノードによって受信される。別のノードがメッセージ の意図された最終受信側とされない場合、このノードは「中間ノード」と呼ばれ 、場合によっては特に「ルータ・ノード」と呼ばれることがある。その後、中間 ノードはメッセージを再送信する。メッセージを受信し、再送信するこのプロセ スは、最終的にメッセージが意図された最終受信側ノード(単数又は複数)(こ こでは「最終受信側ノード」と呼ばれる)に到達するまで、単数又は複数の付加 的な中間ノードを経て継続できる。 勿論、このようなシステムでは、メッセージが所望の(単数又は複数の)最終 受信側ノードに到達するまでメッセージを再送信するための設計がなされなけれ ばならない。しかし、このような設計では、メッセージが(単数又は複数の)最 終受信側ノードによって最終的に受信された後に、メッセージがネットワークを 通して反復的に再送信されないことが重要である。というのは、このような再通 信によってネットワークでの通信量が不要に増大するからである。実際に、ネッ トワークがリセットされるまで、このような再送信が無限に継続されることもあ り得ることが理解されよう。 本発明はこのようなネットワークにおいて、ネットワーク内のノード間のメッ セージの不要な再送信を削減する、改良型のノード間のメッセージの通信方法を 提案するものである。本発明によって解決される問題点を説明するため図1を参 照することが有効である。 図1には参照番号110−128を付した18個のノードを有するネットワー クが図示されている。このネットワークでは、ノード110−114はドメイン 1 131のサブネット1 102の構成要素である。ノード116−119は ドメイン1 131のサブネット2 103の構成要素である。ノード120− 124はドメイン2 132のサブネット2 103の構成要素であり、ノード 125−128はドメイン2 132のサブネット1 104の構成要素である 。ノード114,116,119,122及び125はそれぞれ異なるサブネッ ト内のノード間でのメッセージの経路指示を行うルータ・ノードである。後に詳 述するように、ノードは送信されたメッセージにそれらのノードid(送信側ノ ードid)、サブネット(送信側サブネット)及びドメイン(送信側ドメイン) 及び、グループ・メッセージの場合は最終受信側グループidを含めることがで きる。 最初にノード110,111及び118がそれぞれ同じグループ(すなわちグ ループ1)の構成要素である第1の例を想定することが有効である。図2(a) はノード110からグループ内の他のノード(例えばノード111及び118) にグループ・メッセージを送信する従来技術の方法を示している。最初に、ノー ド110はメッセージの様式を設定し、媒体161で送信する(ブロック201 )。メッセージはノード111によって受信され、処理される(ブロック202 )。(ノード112と113もメッセージを検知できるが、メッセージはループ 1に宛てられているのでそれを拒絶する。) ノード114もメッセージを受信す る(ブロック203) 。ノード114はルータ・ノードであるので、それがメッ セージによって指定されたグループの構成要素ではなくてもメッセージを受信す る。次にノード114は例えばRF信号によってメッセージを送信する(ブロッ ク204)。このネットワークでは、メッセージはノード119によって受信さ れるべきであるので(ブロック206)、ノード118(グループ1内の第3の ノード)によって受信されるように媒体155で再送信されよう。図示のように 、メッセージはノード119によって受信され(ブロック206)、電力線15 5で再送信されるので(ブロック208)、このメッセージはノード118によ って 受信される(ブロック210)。(ノード119によって再送信されたメッセー ジはノード116によっても受信され、このノードはメッセージを再送信できる 。更に、メッセージはノード117によって受信されるが、このノードはグルー プ1内のノードではないので、メッセージは無視される。最後に、メッセージは ノード125−128によって受信され、これらのノードもドメイン1 131 の構成要素ではないのでメッセージを無視する。) 重要な点は、ノード114から再送信されたメッセージはノード116(及び ノード122及び125(ブロック207))によっても受信されることである (ブロック205) 。ノード116によって受信されると、メッセージは電力線 155でノード125によって再送信される(ブロック209)。このメッセー ジは再度ノード118によって受信され(且つ好ましくは重複であるものとして 無視され)、それとともにノード117及び126−128によって受信される 。しかし、このメッセージはノード119によっても受信され(ブロック211 )、このノードはメッセージを再送信する(ブロック212)。ノード119に よって再送信されたメッセージは再度ノード116によって受信されることがあ り、そこで、無限の循環が生ずることがあると考えられる。(勿論、メッセージ はノード114によって再受信されることがあり、同様の問題が生ずる。)メッ セージがノード122又は125によって受信されると、ノード122及び12 5はドメイン1 131の構成要素ではないので、このメッセージは無視される 。 ネットワーク化されたデータ処理システムの多くはこれまで前述の問題点を処理 することを回避してきた。例えば、ある種のネットワークでは有線媒体を介した 通信だけが可能である。このネットワークはメッセージの受信システムの制御を 行う。別のシステムはメッセージと共に送信される「ホップ・カウント」を実施 する。メッセージがルータ・ノードによって受信される毎に、ホップ・カウント がカウント・アップされ、カウント値が所定の最大値を超えると、メッセージは もはやルータ・ノードによって再送信されない。 従って必要とされるのは、メッセージが意図された各々の受信システムによって 受信されるが、メッセージの不要な再送信は必要なくなるように、メッセージの 再送信が行われるシステムである。このようなシステムは媒体によって左右され ないであろう。 図1を参照し、ここでは図2(b)も参照して第2の問題点を説明する。この 例では、ノード110は未構成であるものと想定する。(「未構成」という用語 はここではドメインとサブネット・アドレスが未だ割当てられていないことを意 味し、従って送信側ドメインとサブネット情報をメッセージと共に送信できない 。)推奨実施例のシステムでは、ノード110はそれが構成される前にメッセー ジを様式設定し、同報通信できる。−例えば、そのノードidをネットワークへ と送信するようにノード110に要求することができる。しかし、送信側ドメイ ン又は送信側サブネット・アドレス情報がなければ、ルータに対してパケットの 経路指定をどのように行うのかを通知する情報がパケット内には存在しない。 推奨実施例では、ノードのノードidを同報通信するメッセージを送信せしめ るために特に指定されたノード110上のハードウェア・ピンである「サービス ・ピン」を起動することによって、そのノードidを送信するようにノード11 0に要求することができる。推奨実施例のシステムでは、全てのノードには製造 の段階で独自の48ビット・ノードが割当てられ、従って未構成のノードでもノ ードidを有することを簡単に付記しておくことは有用である。このような独自 の48ビット・ノードの割当てに関しては本発明の出願人に譲渡されているMark kula Jr 他の米国特許明細書第4,918,690号「検出、双方向通信及び制 御用のネットワーク及びインテリジェント・セル」により詳細に記載されている 。 ノード110によるメッセージの同報通信はノード111及び112によって 受信される(ブロック222)。メッセージはノード114によっても受信され (ブロック223) 、再送信される(ブロック224)。次にメッセージはノー ド119(ブロック226)、ノード116(ブロック225)、又はノード1 22及び125(ブロック227)のいずれか又は全てによって受信されること ができる。これらのノードのそれぞれが送信されたメッセージを受信したか否か は、ノード114によって送信される信号の強さ、及びノード119,122及 び125のメッセージを受信する容量によって左右される。しかし、ネットワー ク化されたデータ処理システムはこれらのノードのいずれかがメッセージを受信 したときに適正に動作するように設計される必要がある。 図2(b)例はメッセージがノード119及び116によって受信された後の 通信プロセスを更に詳細に説明している。メッセージがノード119によって受 信された場合(ブロック226)、ノード119はメッセージを電力線155で 再送信でき(ブロック228)、このメッセージはノード116−118及び1 25−128によって受信される(ブロック230)。次にノード116はメッ セージを再送信でき(ブロック233)、次にこのメッセージは再度(その他の 可能なノードとともに)ノード119によって受信されることがある。勿論、そ れによって再送信の無限の循環が生じる可能性がある。ノード116によって受 信されたメッセージは(ブロック225)、同様の問題点を生ずる。すなわち、 ノード116は電力線155でメッセージを再送信し、(その他のノードととも に)ノード119がメッセージを受信し(ブロック231)、再送信し(ブロッ ク232)、再度無限循環を生ずる可能性がある。(ノード125−128は固 有ドメインの構成要素ではないので、これらのノードは好適にメッセージを無視 することに留意されたい。) 再度繰り返すと、必要であるのはメッセージの不要な再通信(特に無限循環の 可能性)が削減、回避、又は除去されるシステムを開発することである。 本発明の上記の、及びその他の目的は推奨実施例の詳細な説明、添付図面及び 請求の範囲を参照することによってより明解に理解されよう。 発明の大要 ネットワーク化された通信システムでメッセージの不要な再送信を削減し、防 止する方法と装置を開示する。本発明では、ネットワークは少なくとも情報を通 信することができる第1ノードと、通信された情報を受信することができる第2 ノードと、第1ノードからの通信された情報を受信し、通信された情報の経路を 第2ノードへと指定する第3ノードとを備えている。第1と第2のノードは双方 とも第1群のノードの構成要素である。例えば、第1群のノードは環境を共同し て検知し、制御するように動作できる。第1ノードは更に、第1サブネットのノ ードの構成要素であり、通信された情報はその他のデータと共に、第1サブネッ トを特定する情報を含む第1ノードのアドレス情報を含むことができる。第2ノ ードは第2サブネットのノードの構成要素であることができる。 本発明の第3ノードはメッセージを通信するために第1サブネットと連結され た第1の側と、メッセージを通信するために第2サブネットと連結された第2の 側とを備えることができる。第3ノードは更に、メッセージが第1又は第2の側 のいずれの側で受信されたかを判定する装置と、第1サブネットを特定するアド レス情報をメッセージが受信された側のサブネットと比較する装置と、前記比較 に基づいてメッセージの再送信を制御する装置とを備えることができる。 このようにして、第1の側で受信されたメッセージは、第1のサブネットから 発信されたメッセージである場合、(又、第2サブネットから発信されたメッセ ージではない場合)だけ、第2サブネットへと選択的に再送信されることができ る。重要な点は、この方法によってネットワークでのメッセージの不要な再送信 が削減されることである。 本発明は更に前述のネットワークで情報を通信する方法を開示する。 本発明では、ネットワーク上のノードは未構成であることがある。未構成とい う用語は上記の発明の背景の項で定義した。このような場合は、ノードは送信さ れたメッセージ内にドメイン/サブネットを発信元のドメイン/サブネットとし て特定する識別情報を含むことができない。従って、送信ノードが未構成である 場合は、ドメイン/サブネットの欄を、このノードが未だドメイン/サブネット に割当てられていないことを示す第1の値にセットしてメッセージを送信するこ とが教示される。このようなメッセージを受信するルータ・ノードは第1の値を 第2の値に置き換えてからメッセージを再送信することができる。第2の値は好 適にルータ・メッセージがそこに向けて構成されたドメイン/サブネットを特定 する。再送信されたメッセージは次に第3ノードによって受信される。 専門家には本発明の上記の側面、及びその他の側面は以下の推奨実施例の詳細 な説明と、添付図面を参照することによって明らかになろう。 図面の簡単な説明 図1は本発明を利用して実施できるネットワークを示した図表である。 図2(a)及び図2(b)はネットワーク化されたシステムでメッセージを通 信する先行技術の方法を示した流れ図である。 図3は図1のネットワークを示し、更に本発明のシステムで規定できるノード 群を示した図表である。 図4(a)から図4(e)はそれぞれ本発明のシステムでのメッセージの流れ を示した流れ図である。 図5は本発明のシステムによって実施される特定の経路指定規則を示した流れ 図である。 図6は本発明のシステムが利用できるルータ・ノードの全体的な構成図である 。 図7は本発明のシステムが利用できる集積回路チップの構成図である。 図8は本発明のノードによって送信されるメッセージに含まれる特定の欄の図 表である。 図9は本発明のシステムのルータ・ノード内のメッセージの流れを示す図であ る。 参照し易くするため、全ての添付図面中の参照符号は代表的には「図面番号」 に2つの数字を付した形式で示す。例えば、図1の参照符号は1xxの符号で示 し、図3の参照番号は3xxで示す。場合によっては、一つの図面で参照符号を 付し、別の図面で同じ項目を参照するために同一の参照符号を付すことがある。 推奨実施例の詳細な説明 ここに説明するのはネットワーク化された通信環境で特定の種類のメッセージ の不要な再送信を削減し、且つ防止する改良型の方法と装置である。以下の説明 では、本発明を完全に理解するため多くの特定実施例の細部を詳説する。しかし 、このような特定の細部がなくても本発明を実施できることが専門家には明らか であろう。別の例では、本発明を不要に曖昧にしないため、公知の回路、構造及 び技術は詳細には示さない。 本発明のシステムに適用できる背景技術の参照文献 本発明の推奨実施例の詳細な説明を始める前に、本発明の出願人に共通に譲渡 され、ネットワーク化されたメッセージ通信システムに関する技術を開示したMa rkkula Jr 他の米国特許明細書第4,918,690号「検出、双方向通信及び 制御用のネットワーク及びインテリジェント・セル」(以後、’690号特許と 呼ぶ)を参照することは意義がある。この特許は本発明の推奨実施例を理解する 上で有用である。 1990年12月3日に出願された Dolin Jr.他の米国特許出願連続番号第 07/621,738号「ネットワーク化された通信システム用の構成装置」 もネットワーク化された通信システムに関する技術を開示している。この出願は 本発明の推奨実施例を理解する上で有用であり、特に本発明のシステムで利用さ れるようなサービス・ピンの起動に応動して送信されたメッセージを介したノー ドの構成を理解する上で有用である。’738号出願で述べられているように、 ノードはそのノードid及びの種類を同報通信するネットワークでメッセージを 送信する。 ここで本発明と、その推奨実施例をより詳細に説明することにする。 本発明のネットワークの概要 推奨実施例のネットワークは検知、制御及び通信を行う種類のネットワークで ある。 例えば、本実施例のネットワークはオフィス・ビル又は居住ビルのようなビル 内で利用でき、ビル内の種々の位置での温度の検知や、検知された温度の通信や 、ビルの選択的な暖房領域での暖房や換気の制御のような機能を実行する。 既存の、並びに新規の構造に推奨実施例の種類のネットワークを配備し、この ような配備を最小限のコストで行い、しかも最も簡単に配備することが望ましい 。この点に関して、本発明のネットワークのノードは例えばツイスト・ペア配線 、電力線、無線周波数(RF)等の幾つかの種類の媒体のいずれかと結合するこ とができる。これは例えば、ドメイン1 131のサブネット1 102と、ド メイン2 132のサブネット2 103を示した図1に示されている。これら のサブネット、すなわちサブネット1 102とサブネット2 103は第1と 第2の家屋に配備できる。図1は更に、ドメイン1 131のサブネット2 1 01と、ドメイン2 132のサブネット1 104を示している。これらのサ ブネット、すなわちサブネット2 101とサブネット1 104は電力線15 5と連結されたサブネットにすることができる。 このように図1のネットワークではノード110−114,116−119, 120−124及び125−128のようなノードを既存のツイスト・ペアー配 線と既存の電力線に配備できることが示されている。推奨実施例はこれらの特定 の媒体に関連して説明するが、本発明は本質的に媒体には左右されないことが理 解されよう。 これらのノードのうちのあるノードは室内温度のような外部の要因や,電話線 のような媒体での動作の検知機能用に配備できる。別のノードはヒーターや電話 応答システムのような外部装置を制御するために配備できる。更に別のノードは ネットワーク内のノード間の通信を容易にするために配備できる。このように通 信を促進するために推奨実施例のネットワークで利用される特殊な種類のノード の例であるノード114,116,119,122及び125はルータ・ノード として知られている。 本発明のノードの構成図 推奨実施例のネットワーク内のルータ・ノードを除くそれぞれのノードは、カ リフォルニア州パロ・アルトのエヒロン・コーポレーションのライセンスの元に モトローラ及び東芝から市販されているNEURON(登録商標)を使用して実 施できる。ルータ・ノードの実施に関しては図6を参照して後に詳述する。現在 はNEURON CHIPシリーズには3120及び3150の2つの部品があ る。これらの2つの素子は多くの側面で類似しているので、ここでは以下に31 50だけをある程度詳細に説明し、NEURON CHIPシリーズの2つの部 品の特定の相違を説明する。ここに説明するシステムの発明的な側面はNEUR ON CHIPシリーズのいずれの素子を用いても同様に発揮され、実際に、説 明するシステムの発明的な側面は例えば、NEURON CHIPの回路が離散 型の、すなわち個別的な部品として実施される回路や、別の集積回路モジュール を使用した実施例のような別の実施態様によっても達成できることが専門家には 明らかであろう。 図7は3150NEURON CHIPの構成図を示している。推奨実施例の ネットワークの多くの機構にとって重要な各々のNEURON CHIPは製造 の時点でそのEEPROM 701内にプログラムされて独自の48ビット識別 番号を備えている。 NEURON CHIPは制御機構711と、クロック及びタイマー回路71 2と通信ポート708を介して媒体761と通信するようにに連結されている。 NEURON CHIPは別の媒体と結合するために外部の送受信機と接続でき る。例えば媒体761はツイスト・ペアー配線161、ツイスト・ペアー配線1 62、又は電力線155であることができる。勿論、媒体761はRF等の別の 種類の通信媒体でもよい。制御機構711はリセット線及びサービス・ピン線を 備えている。サービス・ピン線は前記’738号出願に極めて詳細に記載されて おり、本発明を理解するためには、サービス・ピン線の起動によってノードがそ の48ビットのノードIDとノードの種類の情報を送信する同報メッセージを送 信するようにされることを述べるだけで充分であろう。 更に、ノードは種々の外部装置との通信を可能にする汎用I/Pポート707 を備えている。I/Pポート707は個々に構成できる11のディジタル入力又 は出力、8本のデータ線及び3本の制御線との並列インタフェース、又は8つの ディジタルI/Oピン及び3つのピン直列インタフェース等を含む多くの異なる 構成で特注で構成できる11のI/Oピンを備えている。最後に、I/Oポート は時間分域入力及び出力を提供するためにある種のピンに多重化できる2つの1 6ビットカウンタ/タイマーを備えている。この構成可能なピン・セットアップ によってI/O部分を多様な外部装置と結合して、このような装置との通信、装 置の検知及び制御の全て又はいずれかを比較的容易に行うことができる。このよ うな装置は家庭用の用途から工場設備、自動車の付属品に至る範囲に亘る。理解 されるように、このような装置は更に好ましいルーターの構造で利用されるよう な別のNEURON CHIPを含むこともできる。 ノードは更に3つの別個のプロセッサ704−706と、ランダムアクセス記 憶装置702,及びEEPROM701を備えている。プロセッサ704−70 6はネットワーク内での情報の通信、検知及び制御のようなプログラムを実行す るうえで有用である。推奨実施例では、ネットワーク通信を支援するためのプロ トコル処理機能専用であり、第3のプロセッサは応用プログラム用に利用できる 。EEPROM701は構成可能であるが、値が頻繁に変更されることがないデ ータ値を記憶する上で有効である。プロセッサ704−706、RAM702、 EEPR0M701、制御機構711、クロック712、I/Oポート707及 び通信ポート708はそれぞれ内部アドレフ・バス710,内部データ・バス7 20及びタイミング及び制御線730を介して通信するように結合されている。 NEURON CHIPは更に64キロバイトまでの外部メモリーを支援する外 部メモリー・インタフェースを備えている。 3120NEURON CHIPは前述の回路に加えて、10Kバイトのオン チップROMを備えている。しかし、3120NEURON CHIPは外部メ モリー・インタフェース・ポート731を備えていない。更に、3120NEU RON CHIPは3150NEURON CHIPが備えている2048バイ トのオンチップRAMではなく1024バイトのオンチップRAMしか備えてい ない。 本発明のルータ・ノードの説明 ルータ・ノードによって2つのチャネルを跨ぐ選択的な通信が可能になる。2つ のチャネルは2つの別個の物理的媒体として存在してもよく、又は例えば2つの 異なる搬送波周波数として同じ物理的媒体上に共存していてもよい。推奨実施例 でのルータは学習ルータ、構成可能なルータ又はブリッジ・ルータのいずれかと して設計できる。学習ルータはチャネル間でメッセージを選択的に経路指定する ためにネットワーク・トポロジー情報を利用する。ブリッジ・ルータは単に一方 のチャネルで受信された全てのパケットを他方のチャネルへと前送りする。構成 可能ルータは2つのチャネル間の単一ドメイン用のパケットを選択的に送るため に(図6に表611及び612として示されているような)経路指定表を利用す る。選択的な経路指定プロセスはルータ内にプログラムされ、経路指定表によっ て与えられる経路指定規則を実施する経路指定プログラムによって制御される。 推奨実施例の経路指定規則については後に詳述する。 ルータ・ハードウェア 図6は本発明のルータ・ノードの構成図である。推奨実施例のシステム内のル ータ・ノードは2つの半部から成っている。すなわち送受信機605と結合され たNEURON CHIP1 601から成ることが好ましい第1半部と、送受 信機606と結合されたNEURON CHIP2 602から成ることが好ま しい第2半部である。勿論、別の実施例ではNEURON CHIP以外の素子 を使用してもよい。従って、以後の説明では、NEURON CHIP1 60 1を単にチップ1 601と呼び、NEURON CHIP2 602を単にチ ップ2 602と呼ぶ。 チップ1 601は線604を介してチップ2 602と通信するように結合 され、ルータの2つの半部間の通信が可能にされる。 推奨実施例では、チップ601及び602は各々3150NEURON CH IPを使用して実施され、それぞれの111/Oピン741を使用して通信する ように結合されている。(このピンは図6には線604で示されている。)チッ プ(チップ1 601及びチップ2 602)はI/Oインタフェースを跨いで 2つの素子間の8ビット並列通信ができるように構成されている。 更にチップ601と602はそれぞれ各々の通信ポート7+8、制御回路71 1及びクロック/タイマー712の結合を介して送受信機605及び606と通 信するように結合されている。各送受信機はそれぞれの媒体、すなわち媒体62 1と622と結合されている。媒体621と622は例えばノード114で示さ れるように、一方はツイスト・ペアー161で、他方は無線周波数でよい。勿論 、本発明の教示内容から離れることなく媒体の別の組合せを実施してもよい。 ルータの一方の半部は主半部として定義され、他方の半部は従半部として定義 される。このような主従関係の表示は推奨実施例では2つの半部間の並列インタ フェースを支援するために行われる。 ソフトウェア・パケット管理 ルータ・ノードの各半部の3つのプロセッサは各々、(推奨実施例の別のノー ド内のプロセッサ間の責任分担の実施と同様に)一つの主機能を担う。すなわち 、一つのプロセッサは推奨実施例のネットワークのMAC層の機能性を支援する ために指定される(MACプロセッサと呼ばれる)。第2のプロセッサはネット ワ ーク管理機能を担う(NETプロセッサと呼ばれる)。このプロセッサは更に経 路の決定と、パケットを第3のプロセッサに送る役割も担う。第3のプロセッサ (IFCプロセッサ) は並列バスを跨いでデータを伝送し、受信する役割を担う 。(従って、この第3のプロセッサは応用プログラムを実行するための前述のプ ロセッサである。この場合の応用プログラムとはルータの2つの半部間の通信を 担うプログラムである。) メッセージ・パケットは一旦ルータの一つの半部によって受信されると、この パケットが(並列インタフェースを跨いで、又は媒体761へと)再送信される までパケット・バッファ内に記憶される。例えば、第3プロセッサが(内部バス 720上の)並列インタフェースを跨いでパケットを受信すると、パケットはR AM702内のパケット・バッファ領域に記憶される。次に第1プロセッサはバ ッファ領域内のバケットをアクセスし、パケットが内部バスを跨いで通信ポート 708を経て媒体761に送信されるようにすることができる。逆に、メッセー ジは通信ポート708を介して受信され、第1プロセッサによって処理され、並 列インタフェースを跨いでルータの別の半部へと送るためにバケット・バッファ 内に記憶されることもできる。 ひとつのプロセッサから別のプロセッサへとメッセージ・バケットを送る前記 の役割のコンセプトを促進するため、パケット所有者記号のコンセプトが推奨実 施例のシステムに付される。このコンセプトは図9により詳細に示されている。 パケットがルータによって片側(図9では受信側921と呼ばれる)で媒体62 1から受信されると、このパケットは最初はMACプロセッサ901に所属し、 制御されるものとみなされる。MACプロセッサは代表的なMAC層機能(MA C層、すなわち媒体アクセス制御=Medium Access Contro l層と、この層によって実行される機能は専門家には公知であり、ここではこれ らの機能を詳細に説明する必要はない。)を実行することによって、又、メッセ ージをRAM702内のパケット・バッファに記憶することによってメッセージ を処理する。 メッセージがパケット・バッファに配されると、所有社記号はNETプロセッ サ902に転送される。次にNETプロゼサ902はメッセージがノード自体に よって処理されるべきであるか否か(ネットワーク管理メッセージのような、あ るメッセージは前送りされるのではなくノード自体によって処理されるように企 図されるることができる。)、メッセージがノードの別の側に前送りされるべき であるか、又は、メッセージが削除されるべきであるかを判定する。メッセージ がノード自体によって処理されるべきであるかの決定はメッセージがルータ自体 にアドレス指定されているか否かに基づいて下すことができる。メッセージがル ータ自体にアドレス指定されている場合は、メッセージはルータによって処理さ れる。そうではない場合は、メッセージは送り出される、削除される。メッセー ジがノードの別の側に送り出される、又はメッセージが削除されるべきかの決定 は後に詳述するノードの経路指定規則に基づいて下される。 メッセージが送り出されるべきである場合は、所有者記号はIFCプロセッサ に送られ、このプロセッサはメッセージを並列インタフェース604を経て転送 する準備をおこなった後、メッセージを転送する。次にメッセージは受信側92 1のパケット・バッファから削除される。 次にメッセージは送信側のIFCプロセッサ904の制御の下でルータの送信 側922で受信される。次にIFCプロセッサ904はメッセージを送信側のR AM内のパケット・バッファ内に配し、次にメッセージを通信ポート708を経 て媒体622へと転送し、メッセージはパケット・バッファから削除される。 グループ 推奨実施例のネットワーク内のノードは配備手順を経てグループへと編成され る。グルーフとは下記の表□で「共通の機能を実行するために共同するノードの 集合」と定義されている。このように図3は図1のネットワークを示しているが 、グループ、すなわち2つのノード、ノード110及びノード118から成るグ ループ1 301のコンセプトを加えてある。図示した実施例では、ノード11 0及びノード118は双方とも単一のドメイン、ドメイン1 131内に編成さ れている。しかし、これらの2つのノードは別個のチャネル上に配され、ノード 110はツイスト・ペアー配線161と通信するように結合され、ノード118 は電力線155と通信するように結合されている。従って、ノード110と11 8とが互いに通信するためには(すなわち、それらのグループ、グループ1 3 01の構成要素間で通信するためには)、メッセージは介在ルータを経て送られ なければならない。 例えば、ノード110はメッセージをツイスト・ペアー媒体161へと通信す ることができる。メッセージは送信側アドレス情報(送信側ドメイン801、送 信側サブネット802、及び送信側ノードID803)と、最終受信側アドレス 情報804と、メッセージの種類情報805とその他のメッセージ通信データ8 06とを含む、図8に示した情報を備えることができる。重要な点は、この時点 で理解されるように、メッセージはメッセージの送信側のアドレス情報並びに、 メッセージの企図された(単数又は複数の)最終受信側のアドレス情報を含んで いる。 メッセージの企図された(単数又は複数の)最終受信側のアドレス情報はメッ セージ毎に異なり、好ましくは5つのアドレス様式から成っている。これらの5 つのアドレス様式は表III を参照して後に詳述するが、それによって表に示すよ うに種々の最終受信側への経路指定が可能である。グループ・メッセージを送信 する場合、本実施例に示すように、ドメインid及びグループを指定するために 最終受信側アドレス様式4が使用される。実施例のメッセージ中のドメインid はドメイン1及びグループ1として規定される。 メッセージはルータ・ノード114によってその第1の側(媒体161と結合 された側)で受信され、ルータ・ノード114は次に無線送信を利用してメッセ ージをその第2の側に再送信できる。次にメッセージはノード119によってそ の第1の側(無線周波数受信機/送信機と結合されている)で受信され、ノード 119の第2の側で電力線155へと再送信される。次にメッセージはその企図 された受信システム、すなわちノード118によって媒体155から受信される 。勿論、この通信プロセスについては、本発明を理解するためにより多くの説明 を行う価値がある。この説明は図4(a)から4(e)を参照することによって 明解になろう。 本発明のネットワーク内のメッセージの代表的な送信 図4(a)から(e)は推奨実施例のシステム内のメッセージ送信例を示して いる。 媒体161へのグループ・メッセージの送信 最初に、ノード110は媒体161へとグループ・メッセージを送信できる。 先に前述したように、メッセージは(図8に関連して好適に説明したような)最 終受信側アドレス情報に加えて、送信側アドレス情報を備えている(ブロック4 01)。この送信側アドレス情報はノードをサブネット102の構成要素である と特定し、更にノード110をドメイン1 131の構成要素であるものと特定 する情報を含んでいる。 メッセージは媒体161と結合された他のノード(例えばノード111−11 3及びルータ・ノード114)のそれぞれによって受信される。 パケットがノード111−113によって受信されると、これらのノードのそ れぞれの内部のプロセッサで実行されるネットワーク処理プロトコル・プログラ ムが、そのメッセージがグループ・メッセージであるのでそれぞれのノード用に 企図されたものではないこと、及びノードが指定されたグループの構成要素では ないことを判定する。従って、メッセージは無視、もしくは削除される(ブロッ ク411)。 前述したように、メッセージはルータ114によって媒体161と結合された ルータ・ノード114の側でも受信される(ブロック402)。ルータがメッセ ージ・パケットをいかにして受信するか、又、メッセージ・パケットをルータの の第2の側に再送信することができるかについては既にある程度詳細に説明した 。再送信プロセスについて説明を付け加えるために、ここではメッセージを再送 信する決定が推奨実施例のシステムで実施される経路指定規則に従って実行され ることを簡単に述べておく。グループ毎にアドレス指定されたメッセージ用のこ れらの規則は一般に先ず、グループ・メッセージが送り出されるべきかどうかを 判定するために(後述の)グループ前送り表の照合を、次に送信側サブネットが ルータの受信側又は送信側のいずれにあるかを判定するために送信側サブネット 欄802の照合を要求する。ルータの受信側及び送信側の説明については図9を 参照されたい。送信側のサブネットがルータの受信側にある場合は、メッセージ は 再送信される。送信側のサブネットがルータの送信側にある場合は、メッセージ は再送信されない。送信側のサブネットがルータの送信側にある場合にはメッセ ージが再送信されないことによって、このようなメッセージがルータの同じ側の サブネット上に以前に送信されたものと見なすことができるので、メッセージの 不要な再送信を回避できる。 (実際には、推奨実施例では、メッセージを先送りするべきか否かを判定する ために、送信側サブネット欄802と送信側ドメイン欄801の双方が照合され る。推奨実施例のシステムでは、サブネットの構成要素がドメイン相互間で重複 することがあるので、送信側のサブネット欄802と送信側のドメイン欄801 の双方を照合することが重要である。推奨実施例のシステムが従う別の経路指定 規則もある。ここでの説明を簡略にするために、システムを経路指定の決定を行 う際に送信側のサブネット欄802を照合する場合について説明するが、実際に は後に詳述する経路指定規則に従うことが理解されよう。) ルータ・ノード119によるグループ・メッセージの再送信 (搭載EEPROM701内に記憶された表611又は622のような経路指 定表に表示されている経路指定規則による判定の結果) (ブロック404)、メ ッセージが再送信されるべきである場合は、メッセージは第2の側で再送信され る(ブロック405)。図示した例では、この再送信はノード114の第2の側 から無線周波数送信を用いて行われる。勿論、無線信号は電力線媒体155上で 再送信されるためにルータ・ノード119によって受信されるようにされている ので、メッセージは最終的にはノード118によって受信される。ルータ・ノー ド119によるメッセージの処理に関しては後述する。 しかし、ルータ・ノード119による処理を説明する前に、メッセージはルー タ・ノード116及びルータ・ノード122及び125によっても受信され得る ことを指摘しておく(それぞれブロック407及び408)。比較的簡単な場合 であるので、先ず、ノード122及び125による処理について説明する。この 説明の後にノード119による処理の説明がなされ、最後にノード116による 処理の説明がなされる。 推奨実施例の経路指定規則に従って、メッセージが送信側サブネット1のアド レスを有するノードから発信されている場合には、メッセージはルータ・ノード 114によって再送信されていないであろうことを付記しておく(ブロック40 9)。 ノード122による処理−図4(d) 図4(d)はメッセージがノード122又は125によって受信される場合の プロセスを詳細に示している。以下の説明では簡略にするために、ノード125 による処理も同様であることを理解した上で、特にノード122だけを説明する 。 ノード122はメッセージがその送信側で再送信されるべきであるか否かを判 定するために送信側サブネットアドレスを照合する(ブロック471)。本実施 例の場合は、ノード122によってはグループ・メッセージにより指定されるグ ループの構成要素がツイスト・ペアー配線162と結合されるか否かを判定でき ないので、経路指定規則はメッセージを再送信する。従って、メッセージが再送 信されるべきであるとの判定がなされ(ブロック472)、ノード122はメッ セージを媒体162へと再送信する(ブロック473)。次に、メッセージはノ ード120−124のそれぞれによって受信され、これらのノードはグループ1 の構成要素ではないので、メッセージは無視される(ブロック475)。 勿論、メッセージが送信側サブネット2のアドレスを有するノードから発信さ れた場合は、メッセージはルータ・ノード122によっては再送信されていない であろう(ブロック482)。推奨実施例の経路指定規則に従って、ノード12 2はドメイン1 131の構成要素ではないので、推奨実施例のシステムではノ ード122は実際にはメッセージを再送信しないことが理解される。同様に、推 奨実施例のシステムでは、ノード125はこれもドメイン1 131の構成要素 ではないのでメッセージを再送信しない。 ノード119による処理−図4(b) 最初に、ノード119がメッセージを受信すると、これはメッセージを再送信 するべきかどうかを判定するために送信側サブネット欄802を照合する(ブロ ック421)。この照合を実施するための装置と方法は既に充分説明されている 。メッセージが再送信されるべきである場合は(ブロック422)、ノード11 9はメッセージを再送信し、メッセージはノード118によって受信され(ブロ ッ ク424)、そこでメッセージが処理される(ブロック431)。 メッセージはノード117及び126−128によっても受信される。ノード 117及び126−128は、これらのメッセージのどれもがグループ1の構成 要素ではないのでそれぞれメッセージを無視する。更に、推奨実施例のシステム では、ノード126−128並びにルータ・ノード125はドメイン1 131 の構成要素ではないので、これらのノードはメッセージを無視する。 最後に、メッセージはルータ・ノード116によっても受信される。ノード1 16はメッセージが再送信されるべきか否かを判定するためにその経路指定規則 に従う。特別の場合は、送信側のサブネットがルータの受信側にあることが判定 されるので、メッセージは、おそらく再送信されないであろう。これらの規則は 後に詳述する。 送信側のサブネット欄802が送信側サブネットがサブネット2であることを 表示した場合は、これまで説明してきた経路指定規則に従ってメッセージはノー ド119によって再送信されてはいないことに留意されたい。 ノード116による処理−図4(c) 最初にルータ・ノード116がメッセージを受信すると、このノードはメッセ ージを再送信するべきか否かを判定するために送信側サブネット欄802を照合 する。理解されるように、ノード116はその二つの側の双方でメッセージを受 信できる。おそらくは先ず、2つの側のうちの第1の側でノード114から無線 波の形式で送信されたときにメッセージを受信し、次に2つの側のうちの第2の 側でノード119によってメッセージが電力線媒体155へと再送信されたとき にメッセージを受信する。メッセージがノード114からの無線波の形式で受信 された場合は、先ずノード116がメッセージ内の送信側サブネット情報を照合 して、メッセージが先送りされるべきかどうかを判定する。 この場合は、送信側サブネットがルータの受信側にあり、メッセージを再送信 する決定がなされているので(ブロック442)、経路指定規則はメッセージを 送り出すことを要求する。従って、ルータ・ノード116はメッセージを再送信 する(ブロック442)。メッセージが再送信されると、これはノード118に よって受信され、おそらくは重複しているものとして無視する(ブロック444 )。 メッセージは更にノード117と、126−128によっても受信され、これら のノードは全てメッセージを無視する(ブロック445)。最後に、メッセージ はルータ・ノード119によって受信される(ブロック446)。ルータ・ノー ド119は図4□に示すようにメッセージを処理し、この場合はメッセージを再 送信しない旨の決定がなされる(ブロック422)。 ここで、電力線媒体155からのメッセージがルータ・ノード116の別の側 で再び受信された場合は、ノード116は再度メッセージ内の送信側サブネット 情報を照合して、メッセージが前送りされるべきかどうかが判定される(ブロッ ク441)。このばあいは、メッセージは前送りされない旨の判定がなされる( ブロック442) 。従ってメッセージは再送信されない(ブロック452)。 ノードIDメッセージの同報通信−図4(e) 推奨実施例のシステムはノードが独自のノードIDを含む剌激に応動して媒体 上でメッセージを送信する能力をノードに付与していることは既に述べたとおり である。本発明のシステムのこのような機構は、ノードのノードIDを構成プロ セスの一部として得るためにネットワークのノードを構成する場合に頻繁に利用 される。しかし、ノードが構成されない場合は、サブネットの構成要素もしくは ドメインには未だ割当てられていない。従って、送信側ドメイン欄801と送信 側サブネット欄802は、これらの欄には現在のところ未だ割当られていないこ とを示す値にセットされる。推奨実施例では、用いられる値は0である。しかし 、別のシステムでは本発明の趣旨と範囲を逸脱することなく別の値を用いてもよ いことを付記しておく。 少なくとも部分的に送信側サブネットと送信側ドメイン欄801及び802に 基づいて経路指定要求を判定する形式のこれまで説明してきたシステムでは、「 未指定」の場合は困難を生ずることが理解されよう。従って、送信側ノードが未 構成である場合にノードIDメッセージを同報通信するためのプロセスを図示し た図4□を参照して、本発明の別の側面を説明する。この例では、ノード110 は未構成のノードであるものと想定されている。 ノード110は先ず、前述のように剌激に応動してノードIDメッセージを媒 体161へと同報通信する送信側サブネット欄802と送信側ドメイン欄801 は双方とも欄が未指定であることを示す値にセットされる。推奨実施例の場合は 、これらの値はそれぞれ0にセットされる(ブロック481)。 ノード111,112及び113はそれぞれノードIDメッセージを受信し、 それらの特定のプログラミングに応じてこれを無視、又は処理する(ブロック4 82)。 ルータ・ノード114は更に第1の側(この場合は媒体161と結合された側 )でもノードIDメッセージを受信する。次にルータ・ノード114は送信側ド メイン欄801の内容を独自のドメイン値と置き換え(すなわち、この例では送 信側ドメイン欄801はこの時点で「ドメイン1」にセットされる)、ルータ・ ノード114は送信側サブネット欄802の内容を独自のサブネット値と置き換 える(すなわち、この例では送信側サブネット欄802はこの時点で「サブネッ ト」にセットされる)(ブロック483)。その後、メッセージの経路指定は通 常の経路指定規則に従う。従って、ノード114はその後、メッセージをその第 2の側から再送信する(ブロック484)。 次にノード114の第2の側から再送信されたメッセージは図4□に関して前 述した態様で受信ノードによって処理される。 経路指定規則 ルータ毎に定義された2つまでのドメイン 説明を続ける前に、本発明の推奨実施例では各ルータを2つまでの別個のドメ インの構成要素として構成できることを付記しておく。それによって推奨実施例 のネットワークを構成するうえでのフレキシビリティが一層高められる。下記に 説明する経路指定規則はこの能力を考慮にいれてある。 本発明の推奨実施例では、図6に関連して前述したように、各ルータ・ノード はその各々の半部に経路指定表611と612を含んでいる。実際には、推奨実 施例は各半部に3つの表を含んでいる。すなわち、第1ドメイン用のサブネット 情報を有する第1経路指定表と、第ドメイン用のサブネット情報を有する第2の 経路指定表(第1の経路指定表と合わせて集合的に「サブネット経路指定表」と 呼ばれる)と、グループ情報を有する第3の経路指定表(「グループ経路指定表 」)である。 サブネット経路指定表 サブネット経路指定表は最終受信側がサブネット番号で示される(すなわち下 記の表III の様式2及び3)経路指定メッセージ用に利用される。本発明の推奨 実施例によって、ドメイン毎に255までのサブネットが可能である。各サブネ ット経路指定表は表と関連し、ルータによってサービスされるドメイン内に25 5のサブネットのそれぞれ用の標識を含んでいる。標識はそのサブネットが受信 側として宛てられたメッセージがルータによって先送りされるべきか否かを表示 する。推奨実施例でこの標識がセットされた場合は、メッセージは先送りされる ベきものである。 グループ経路指定表 グループ経路指定表は最終受信側ノードがグループ番号で示される(すなわち 下記の表III の様式4)経路指定メッセージ用に利用される。本発明の推奨実施 例によって、ドメイン毎に256までのグループが可能である。グループ経路指 定表はドメイン内に255のグループのそれぞれ用に、そのグループが受信側と して宛てられたメッセージがルータによって先送り、すなわち送り出すべきか否 かを表示する標識を含んでいる。推奨実施例でこの標識がセットされた場合は、 メッセージは前送りされるべきものである。 アドレス指定モード 下記の表IIは推奨実施例のシステムの種々のアドレス指定モードと、これらの アドレス指定モードを利用してメッセージの経路指定を促進するために実施され る経路指定規則とを示している。メッセージによって利用されるアドレス指定モ ードは最終受信側アドレス情報804によってメッセージ内で確定される。 (同報アドレス指定とも呼ばれる)アドレス・モード1によって、特定のドメ イン内の全てのノードの経路指定が可能である。経路指定は、ルータが特定の最 終受信側ドメインの構成要素である場合、及び推奨実施例のシステムの別の経路 指定規則に適合する場合に、このアドレス指定モードを利用してメッセージを前 送りする。上記の別の経路指定規則は後に詳述する。オプションとして最終受信 側サブネットを指定できる。この場合は、ルータはルータを先送りするためには 最終受信側ドメインと、最終受信側サブネットの構成要素でなければならない。 ルータがルータによってサービスされたドメイン/サブネット以外のドメイン/ サブネットが受信側として指定されたメッセージを受信した場合は、メッセージ は再送信されない。 (ユニキャスト・アドレス指定とも呼ばれる) アドレス・モード2は、メッセ ージ内の指定された最終受信側サブネット用の先送り標識がセットされたか否か を判定するためにルータの受信側のサブネット表の照合を行うことを要求する。 先送り標識がセットされている場合は、メッセージは先送りされるものと企図さ れている。しかし、ここに説明するシステムの発明的な側面に従って、メッセー ジを先送りする前に、送信側サブネットがルータの送信側にあるか否かを判定す る照合が行われる。この点については図5を参照して後述する。サブネット表の 照合に加えて、最終受信側のドメイン/サブネットがルータのドメイン/サブネ ットと整合するかどうかを判定する照合が行われる。 (マルチキャスト・アドレス指定とも呼ばれる) アドレス・モード3はルータ の受信側のグループ表の照合を行うように要求する。最終受信側アドレスによっ て指定されたグループ用のグループ表先送り標識が、メッセージが先送りされる べきであることを表示する場合は、送信側サブネットがルータの送信側にない場 合にはメッセージが先送りされる。この場合も、送信側サブネットがルータの最 終受信側にあるかどうかを判定するためにサブネット表で送信側サブネットが照 合され、ルータのドメインが整合するかどうかを判定するために最終受信側ドメ インが照合される。 最後に、(独自IDモードとも呼ばれる)アドレス・モード4は最終受信側ノー ドの独自の48ビットidが指定されるアドレス指定モードを示している。送信 側サブネットがルータの最終受信側にあるか否かを判定した後、そうではない場 合は前述の経路指定規則に従ってこのアドレス指定モードを利用しているメッセ ージが先送りされる。 最終受信側のドメインがルータのドメインと整合するか否かの照合 さてここに本発明の推奨実施例でルータによって実施される経路指定規則を示 す流れ図である図5を参照する。前述したように、最初の3つのアドレス指定モ ードでは、最終受信側ドメイン(及び指定さている場合は最終受信側サブネット )がルータのドメイン/サブネットと整合するか否かの照合が行われる(ブロッ ク501)。このシステムの各ルータは2つまでのドメインの構成要素として構 成できることを再度付記しておく。従って、この照合はこれらのドメインのそれ ぞれに関して行われる。 推奨実施例のシステムによって最終受信側ドメインを指定しなくても同報通信 を送ることができる。メッセージが同報通信メッセージである場合は、最終受信 側ドメインと送信側サブネットが特定の値に指定される。推奨実施例では、特定 値は最終受信側ドメイン欄ではゼロ長の値として表され、送信側サブネット欄で はゼロとして表される。これらの欄に特定値が存在しない場合は、パケットはル ータによって削除せしめられる(ブロック505)。それ以外の場合は、ルータ は独自のドメイン情報を最終受信側ドメイン欄内の特定値と置き換え、独自のサ ブネットを送信側サブネットと置き換え、且つパケットを先送りする(ブロック 511)。ルータが2つのドメインの構成要素として構成されている場合は、バ ケットは2度先送りされる。すなわち、最初はルータが構成要素である第1のド メインを指定し、次に第2のドメインを指定する。 送信側サブネットが未定義であるか否かの照合 これまで説明してきたように、推奨実施例のシステムでは特定のサブネットの 構成要素として未だに構成されないままに、ノードがメッセージをネットワーク へと送信できることは重要である。従って、ルータによってサービスされるドメ インの一つにアドレス指定されたメッセージが受信されると、送信側サブネット がメッセージ内で規定されたか否かを判定する照合が行われる(ブロック502 )。未構成のノードは送信側サブネット欄がゼロにセットされてメッセージを送 信する。 ゼロにセットされた送信側サブネットでメッセージが送信される場合は、ドメ イン長もゼロであるか、又、メッセージが同報メッセージであるかを判定する照 合が行われる(ブロック503)。そうである場合は、処理プロセスはブロック 504に関連して前述したように継続される。この照合が必要であるのは、ルー タがドメイン長ゼロの構成要素として構成されることがあるからである。 本発明の一つの重要な側面として、ドメイン長がゼロではないもとの想定する と、ルータは送信画サブネット欄802をその独自のサブネット値にセットし ( ブロック506) 、送信側ドメイン欄をその独自のドメインにセットする。この 段階は推奨実施例のシステムでメッセージの不要な再送信を防止する上で重要で あり、更に、ノードを未構成の状態で配備することが可能になり、このような未 構成のノードをネットワークで通信することが可能になる。未構成のノードによ って送信されるメッセージ内で、送信側サブネット欄802と送信側ドメイン欄 801は双方とも未構成の値にセットされる。推奨実施例では、この値はゼロで ある。推奨実施例のシステムでは、(ブロック506で行われる)ルータのアド レス情報の送信側アドレス情報への置き換えは、メッセージが未構成のルータに よって発信され、メッセージが発信基のノードから直接受信された場合だけ行わ れる。何故ならば、メッセージが既に別のルータ・ノードによって受信され、再 送信されているならば、そのノードは既に置き換えを行っているからである。 アルゴリズムを先送りするグループ・メッセージ メッセージの再送信はメッセージのアドレス指定モードの種類によって左右さ れる。グループ・アドレス指定から始まって(ブロック507)、そのグループ が最終受信側として指定されたメッセージがルータによって先送りされるべきか 否かを判定する照合が行われる(ブロック512)。これはメッセージ内の最終 受信側のグループホアドレス用の先送り標識がセットされているか否かを判定す るためにルータの受信側のグループ表を照合することによって達成される。標識 がセットされていない場合は、メッセージはルータによって先送りされず、パケ ットは削除される(ブロック519)。 標識がセットされている場合は、本発明の別の重要な側面として、送信側サブ ネットがルータの最終受信側にあるか否かを判定するための照合が行われる(ブ ロック517)。これは好適にルータの受信側の指定されたドメイン用のサブネ ット経路指定表内のサブネット先送り標識を照合することによって達成される。 標識がセットされない場合は、送信側サブネットはルータの最終受信側にないも のと判定され、パケットは先送りされる(ブロック518)。標識がセットされ ている場合は、送信側サブネットはルータの最終受信側にあるものと判定され、 パケットは削除される(ブロック519)。本発明のこの側面によって、本発明 のネットワーク内でメッセージを送信する場合に生ずる無限循環の可能性が大幅 に削減され、基本的に本発明のシステム内のメッセージの不要な再送信の数が低 減される。 アルゴリズムを先送りするユニキャスト・メッセージ サブネット・アドレス指定を利用したメッセージの処理(ブロック512)は グループ・アドレス指定を利用したメッセージの処理と類似していある。しかし 、グループ先送り標識を照合するのではなく、サブネット経路指定表内の最終受 信側サブネット用のサブネット先送り標識の照合が行われる(ブロック515) 。最終受信側サブネット用の先送り標識がセットされている場合は、処理プロセ スは上記のブロック517の説明に関連して記載したと同様に進行する。それ以 外の場合は、メッセージはルータによって先送りされず、パケットは削除される 。 同報通信メッセージ/独自のID先送りアルゴリズム 同報通信又は独自のID通信を利用したメッセージの経路指定は同様に処理さ れる(ブロック513)。最終送信側サブネットがゼロとして指定された場合は (ブロック516) 、処理プロセスはブロック518に関連して前述したように 進行する。それ以外の場合、送信側サブネットが指定された場合は、処理プロセ スは上記のブロック515の説明に関連して記載したと同様に進行する。 このように、これまでメッセージの不要な再送信の削減が達成されるネットワ ーク化されたシステムでメッセージを送信する改良型の方法を説明してきた。 表I 基本定義 以下の定義は一般に本明細書で用いられる用語に適用される。 アドレス指定:本発明は階層的なアドレス構造を備え、3つの基本アドレス・ モードを支援する。(1)(バメイン、サブネット、ノード番号);(2)(ド メイン、サブネット、ノード id;及び(3)(ドメイン、グループ) チャネル:ネットワーク内のノードは例えば電力線又は電話線のような通信媒 体上で互いに結合される。代表的なネットワークでは、単数又は複数のチャネル があることがある。ネットワーク内のチャネル間の通信はブリッジ又はルート・ ノードを経てメッセージを送信することによって達成される。チャネルとドメイ ンとの間に一対多数関係があり、ドメインとチャネルの間に一対多数関係がある ことがある。ドメイン:「ドメイン」という用語は本発明のネットワークによって支援され る全ての通信が単一のドメイン内になければならない仮想ネットワークを説明す るために利用される。ドメイン間の通信が必要な場合は、全て応用レベルのゲー トウェイによって促進されなければならない。 ドメイン・アドレス:推奨実施例では、ドメインは48ビットのドメイン識別 子で識別される。しかし、用途によってはドメイン欄のサイズが変化することが ある。 グループ:グループとは共通の機能を実行するために共同するノードの集合で ある。推奨実施例では、グループは8ビットのグループ識別番号によって識別さ れる。単一のドメインは256までのグループを含むことができる。 ノード:ノードは別の同様の素子と相互接続されると通信、制御及び(又は) 検出ネットワークを形成する遠隔操作、検知及び(又は)通信を行う知的なプロ グラム可能素子である。ノードはノードidで命名される(下記を参照)。ノー ドはノード番号を利用してドメインとサブネットの一部としてアドレス指定され ることができる。推奨実施例のノード番号は7ビットである。多重ノードはグル ープidを用いてアドレス指定されることができる。推奨実施例のグループid は8ビットである。ノードid :本発明のノードには製造段階で独自の識別番号が割当てられる。識 別番号の長さは48ビットであることが好ましい。48ビットの識別番号はノー ドの寿命中に変化しない。理解されるように、各個のノードに独自の識別番号を 割当てることによって多くの利点が得られる。この48ビット識別番号はノート idと呼ぶことができる。サブネット :推奨実施例では、サブネットは0から127のノードを含むドメイ ンのサブネットである。推奨実施例では、サブネットは8ビットのサブネット識 別番号によって識別される。単一のドメインは255までのサブネットを含むこ とができる。 表II 先送り規則 下記の最終受信側アドレス様式は前述の先送り規則に従って推奨システムのルー タによって先送りされる。 表III アドレス様式 以下の4つに概括されたアドレス様式は推奨実施例のシステムでのメッセージ の送信用に利用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,SN,TD, TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA,CH, CS,DE,DK,ES,GB,HU,JP,KP,K R,LK,LU,MG,MN,MW,NL,NO,PL ,RO,RU,SD,SE (72)発明者 ラィリィ,グレン・エム アメリカ合衆国 95030 カリフォルニア 州・ロス ガトス・ビックネル ロード・ 918

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.情報通信用のネットワークにおいて、 (a) 情報を通信するための第1ノードであって、その第1ノードが複数のノー ドの第1サブネットの構成要素であり、前記通信される情報が該第1サブネット を特定する情報を含む第1ノードのアドレス情報を備えている第1ノードと、 (b) ノードの第2サブネットの構成要素であり、前記通信された情報を受信す る第2ノードと、 (c) 前記第1ノードからの前記通信された情報を受信し、前記通信された情報 を前記第2ノードに送る第3ノードであって、 (i)第1サブネットから通信された情報を受信するように結合された第1の 側と、 (ii)通信された情報を前記第2サブネットに通信するように結合された第2 の側と、 (iii) 前記第1の側で受信された通信された情報が前記第2の側のノードから 発信されたか否かを判定する判定装置と、 (iv)前記通信された情報の再送信を制御するための制御装置であって、前記 判定装置が、前記通信された情報が該第2の側のノードによって発信されたので はないことを示した場合に前記通信された情報の再送信を可能にする制御装置と 、を有した第3ノードと、 から構成されたことを特徴とするネットワーク。 2.前記通信された情報が第1グループの構成要素が最終受信側として指定され たグループ・メッセージであり、前記第1ノードと前記第2ノードが前記第1グ ループの構成要素であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のネットワー ク。 3.前記判定装置が、前記第1の側で受信された通信された情報が前記第2の側 のノードにより発信されたか否かを判定するためにサブネット表をアクセスする ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のネットワーク。 4.前記サブネット表が第3ノードのドメイン内のそれぞれの可能なサブネット 用の一つの記入項を備えており、前記記入項が、所定のサブネットがルータによ って先送りされるか否かを指示する標識を備えたことを特徴とする請求の範囲第 3項に記載のネットワーク。 5.ネットワークであって、第1と、第2ノードと第3とを備え、前記第1ノー ドがノードの第1の集合の構成要素であり、前記第2のノードがノードの第2の 集合の構成要素であり、前記ノードの第1の集合が前記第3ノードを経て前記ノ ードの第2の集合と通信するように結合され、前記第1ノードがメッセージを前 記第2のノードに送信することができ、前記メッセージが前記第1ノードのアド レス情報を備えており、前記アドレス情報が前記ノードの第1の集合を特定する 第1の欄を備えた前記ネットワークにおいて、前記第3ノードが、 (i)前記第1サブネットからの情報を受信するように結合された第1の側 と、 (ii)前記情報を前記第2サブネットに送信するように結合された第2の側 と、 (iii) 前記第1の側で受信された通信された情報が前記第2の側のノードか ら発信されたか否かを判定する判定装置と、 (iv)前記判定装置の出力に基づいて前記メッセージの再送信を制御する制 御装置とを備えたことを特徴とするネットワーク。 6.前記通信された情報が第1グループの構成要素が最終受信側として指定され たグループ・メッセージであり、前記第1ノードと前記第2ノードが前記第1グ ループの構成要素であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のネットワー ク。 7.前記判定装置が、前記第1の側で受信された通信された情報が前記第2の側 のノードにより発信されたか否かを判定するためにサブネット表をアクセスする ことを特徴とする請求の範囲第5項記載のネットワーク。 8.前記サブネット表が第3ノードのドメイン内のそれぞれの可能なサブネット 用の一つの記入項を備えており、前記記入項が、所定のサブネットがルータによ って先送りされるか否かを指示する標識を備えたことを特徴とする請求の範囲第 7項に記載のネットワーク。 9.ネットワークで情報を通信する方法において、 (a) 複数のノードからなる第1サブネットの構成要素である第1ノードから媒 体へ前記第1サブネットを特定する情報を含む前記第1ノードのアドレス情報を 備えた情報を通信する段階と、 (b) 前記第2ノードが、 (i) 前記第1サブネットにメッセージを通信するように結合された第1の側 と、 (ii) メッセージを前記第2サブネットに通信するように結合された第2の側 と、 (iii)前記第1の側で受信された通信された情報が前記第2の側のノードによ って発信されたか否かを判定する判定装置と、 (iv) 前記判定装置の出力に基づいて前記通信された情報の第3ノードへの再 送信を制御する制御装置とを有していて その第2ノードが前記第1ノードから通信された前記情報を受信する段階と、 (c) 前記通信された情報が再送信されるとノードの第2サブネットの構成要素 である前記第3ノードが前記通信された情報を受信する段階と とから成ることを特徴とする方法。 10.前記通信された情報が第1グループの構成要素が最終受信側として指定さ れたグループ・メッセージであり、前記第1ノードと前記第3ノードが前記第1 グループの構成要素であることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の方法。 11.前記判定装置が、前記第1の側で受信された通信された情報が前記第2の 側のノードにより発信されたか否かを判定するためにサブネット表をアクセスす ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の段階。 12.前記サブネット表が第2ノードのドメイン内のそれぞれの可能なサブネッ ト用の一つの記入項を備えており、前記記入項が、所定のサブネットがルータに よって先送りされるか否かを指示する標識を備えたことを特徴とする請求の範囲 第11項に記載の方法。 13.ネットワーク・システムにおいて、 (a) メッセージを媒体に送信するために媒体と結合された第1ノードであって 、前記メッセージがアドレス情報を備え、前記アドレス情報がサブネット欄を備 え、 前記サブネット欄が、前記第1ノードが未だサブネットに割当てられていないこ とを示す第1の値にセットされている第1ノードと、 (b) 前記メッセージを受信し、且つ再送信するためのルータであって、前記第 1の値を第2の値と置き換えるルータと、 (c) 前記再送信されたメッセージを受信する第3ノードと から構成されたことを特徴とするネットワーク・システム。 14.前記アドレス情報が更にドメイン欄を備え、前記ドメイン欄が前記第1ノ ードによって、前記第1ノードが未だドメインに割当てられていないことを示す 第3の値にセットされ、且つ前記ルータが更に前記第3の値を第4の値に置き換 えることを特徴とする請求の範囲第13項に記載のネットワーク・システム。 15.前記第2の値が前記サブネットと対応する値にセットされることを特徴と する請求の範囲第13項に記載のネットワーク・システム。 16.前記第1の値がゼロであることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の ネットワーク・システム。 17.前記第4の値が、前記ルータがその構成要素である第1ドメインと対応す る値にセットされることを特徴とする請求の範囲第14項に記載のネットワーク ・システム。 18.ネットワーク化されたシステムでメッセージを再送信する方法において、 (a) メッセージを媒体に送信するための第1ノードであって、前記メッセージ がサブネット欄を備え、前記サブネット欄が、前記第1ノードが未だサブネット に割当てられていないことを示す第1の値にセットされた形式の第1ノードと、 (b) 前記メッセージを受信し、且つ再送信するためのルータであって、前記第 1の値を第2の値と置き換える形式のルータと、 (c) 前記再送信されたメッセージを受信する第3ノードと から構成されたことを特徴とする方法。 19.前記アドレス情報が更にドメイン欄を備え、前記ドメイン欄が前記第1ノ ードによって、前記第1ノードが未だドメインに割当てられていないことを示す 第3の値にセットされ、且つ前記ルータが更に前記第3の値を第4の値に置き換 えることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法。 20.前記第2の値が前記サブネットと対応する値にセットされることを特徴と する請求の範囲第18項に記載の方法。 21.前記第1の値がゼロであることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の 方法。 22.前記第4の値が、前記ルータがその構成要素である第1ドメインと対応す る値にセットされることを特徴とする請求の範囲第19項に記載の方法。 23.前記第4の値が、前記ルータがその構成要素である第1ドメインと対応す る値にセットされることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。
JP50639793A 1991-09-27 1992-09-25 ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法 Expired - Lifetime JP3336433B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US766,846 1991-09-27
US07/766,846 US5327426A (en) 1991-09-27 1991-09-27 Method and apparatus for preventing unnecessary retransmission of messages in a networked messaging system
PCT/US1992/008206 WO1993006670A1 (en) 1991-09-27 1992-09-25 Methods and apparatus for preventing unnecessary retransmission of messages in a networked messaging system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000504505A true JP2000504505A (ja) 2000-04-11
JP3336433B2 JP3336433B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=25077696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50639793A Expired - Lifetime JP3336433B2 (ja) 1991-09-27 1992-09-25 ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5327426A (ja)
EP (1) EP0605626B1 (ja)
JP (1) JP3336433B2 (ja)
AU (1) AU2757592A (ja)
DE (1) DE69229867T2 (ja)
WO (1) WO1993006670A1 (ja)

Families Citing this family (78)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5574849A (en) * 1992-12-17 1996-11-12 Tandem Computers Incorporated Synchronized data transmission between elements of a processing system
US5559800A (en) * 1994-01-19 1996-09-24 Research In Motion Limited Remote control of gateway functions in a wireless data communication network
US5818821A (en) 1994-12-30 1998-10-06 Intelogis, Inc. Universal lan power line carrier repeater system and method
US5602745A (en) * 1995-01-18 1997-02-11 Gilbarco Inc. Fuel dispenser electronics design
US5696763A (en) * 1995-04-04 1997-12-09 Starlight Networks Multicast routing technique
US5664091A (en) * 1995-08-31 1997-09-02 Ncr Corporation Method and system for a voiding unnecessary retransmissions using a selective rejection data link protocol
US5899998A (en) * 1995-08-31 1999-05-04 Medcard Systems, Inc. Method and system for maintaining and updating computerized medical records
US5905442A (en) * 1996-02-07 1999-05-18 Lutron Electronics Co., Inc. Method and apparatus for controlling and determining the status of electrical devices from remote locations
US5845087A (en) * 1996-03-04 1998-12-01 Telebit Corporation Internetwork zone name filtering with selective placebo zone name substitution in a response to a request for zone name information
US6147976A (en) * 1996-06-24 2000-11-14 Cabletron Systems, Inc. Fast network layer packet filter
US6052736A (en) * 1997-03-31 2000-04-18 International Business Machines Corp. Adaptive message routing in a multiple network environment with a master router
JP3277874B2 (ja) * 1998-01-29 2002-04-22 日本電気株式会社 Ieee1394ブリッジ
US6289404B1 (en) * 1998-05-18 2001-09-11 Leviton Manufacturing Co., Inc. Apparatus for and method of placing a node in an unconfigured state
CN1311929A (zh) * 1998-08-18 2001-09-05 摩托罗拉公司 在消息系统中限制消息的累加量的方法和装置
US6189044B1 (en) * 1998-10-14 2001-02-13 Hughes Electronics Corporation Dynamic routing method for packet switched satellite communications
US6263371B1 (en) 1999-06-10 2001-07-17 Cacheflow, Inc. Method and apparatus for seaming of streaming content
US6477529B1 (en) 1999-12-06 2002-11-05 Research In Motion Limited Apparatus and method for dynamically limiting information sent to a viewing device
EP1113626B1 (en) * 1999-12-30 2009-04-22 Sony Deutschland GmbH Interface link layer device to build a distributed network
KR20020079785A (ko) * 2000-12-27 2002-10-19 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 홈버스 시스템에서의 라우팅 처리 및 방법
US20020159458A1 (en) * 2001-04-27 2002-10-31 Foster Michael S. Method and system for reserved addressing in a communications network
US20060116663A1 (en) * 2002-05-01 2006-06-01 Joshi Ashok V Electro-osmotic fluid delivery device and method
US7296067B2 (en) * 2002-12-19 2007-11-13 Research In Motion Limited Wireless/LAN router queuing method and system
US7536477B2 (en) * 2003-02-25 2009-05-19 Iowa State University Research Foundation, Inc. Access mechanisms for efficient sharing in a network
US7525963B2 (en) * 2003-04-24 2009-04-28 Microsoft Corporation Bridging subnet broadcasts across subnet boundaries
US7755506B1 (en) 2003-09-03 2010-07-13 Legrand Home Systems, Inc. Automation and theater control system
US8069265B2 (en) * 2005-01-10 2011-11-29 Broadcom Corporation Method and system for network rotameter station and service
US7778262B2 (en) 2005-09-07 2010-08-17 Vantage Controls, Inc. Radio frequency multiple protocol bridge
US7480510B1 (en) * 2005-10-24 2009-01-20 Sprint Spectrum L.P. Method and apparatus for preventing paging channel overload
US8548630B2 (en) 2008-10-27 2013-10-01 Lennox Industries, Inc. Alarm and diagnostics system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8798796B2 (en) 2008-10-27 2014-08-05 Lennox Industries Inc. General control techniques in a heating, ventilation and air conditioning network
US8295981B2 (en) 2008-10-27 2012-10-23 Lennox Industries Inc. Device commissioning in a heating, ventilation and air conditioning network
US8560125B2 (en) 2008-10-27 2013-10-15 Lennox Industries Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8655490B2 (en) 2008-10-27 2014-02-18 Lennox Industries, Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8564400B2 (en) 2008-10-27 2013-10-22 Lennox Industries, Inc. Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US9651925B2 (en) 2008-10-27 2017-05-16 Lennox Industries Inc. System and method for zoning a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8437877B2 (en) 2008-10-27 2013-05-07 Lennox Industries Inc. System recovery in a heating, ventilation and air conditioning network
US8725298B2 (en) 2008-10-27 2014-05-13 Lennox Industries, Inc. Alarm and diagnostics system and method for a distributed architecture heating, ventilation and conditioning network
US8788100B2 (en) 2008-10-27 2014-07-22 Lennox Industries Inc. System and method for zoning a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US9261888B2 (en) 2008-10-27 2016-02-16 Lennox Industries Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8855825B2 (en) 2008-10-27 2014-10-07 Lennox Industries Inc. Device abstraction system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning system
US8977794B2 (en) 2008-10-27 2015-03-10 Lennox Industries, Inc. Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8874815B2 (en) 2008-10-27 2014-10-28 Lennox Industries, Inc. Communication protocol system and method for a distributed architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8239066B2 (en) 2008-10-27 2012-08-07 Lennox Industries Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8661165B2 (en) 2008-10-27 2014-02-25 Lennox Industries, Inc. Device abstraction system and method for a distributed architecture heating, ventilation and air conditioning system
US8463443B2 (en) 2008-10-27 2013-06-11 Lennox Industries, Inc. Memory recovery scheme and data structure in a heating, ventilation and air conditioning network
US9268345B2 (en) 2008-10-27 2016-02-23 Lennox Industries Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8694164B2 (en) 2008-10-27 2014-04-08 Lennox Industries, Inc. Interactive user guidance interface for a heating, ventilation and air conditioning system
US9678486B2 (en) 2008-10-27 2017-06-13 Lennox Industries Inc. Device abstraction system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning system
US8600558B2 (en) 2008-10-27 2013-12-03 Lennox Industries Inc. System recovery in a heating, ventilation and air conditioning network
US8352080B2 (en) 2008-10-27 2013-01-08 Lennox Industries Inc. Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8655491B2 (en) 2008-10-27 2014-02-18 Lennox Industries Inc. Alarm and diagnostics system and method for a distributed architecture heating, ventilation and air conditioning network
US9325517B2 (en) 2008-10-27 2016-04-26 Lennox Industries Inc. Device abstraction system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning system
US8774210B2 (en) 2008-10-27 2014-07-08 Lennox Industries, Inc. Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8543243B2 (en) 2008-10-27 2013-09-24 Lennox Industries, Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US9377768B2 (en) 2008-10-27 2016-06-28 Lennox Industries Inc. Memory recovery scheme and data structure in a heating, ventilation and air conditioning network
US8452906B2 (en) 2008-10-27 2013-05-28 Lennox Industries, Inc. Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8615326B2 (en) 2008-10-27 2013-12-24 Lennox Industries Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8762666B2 (en) 2008-10-27 2014-06-24 Lennox Industries, Inc. Backup and restoration of operation control data in a heating, ventilation and air conditioning network
US8437878B2 (en) 2008-10-27 2013-05-07 Lennox Industries Inc. Alarm and diagnostics system and method for a distributed architecture heating, ventilation and air conditioning network
US9432208B2 (en) 2008-10-27 2016-08-30 Lennox Industries Inc. Device abstraction system and method for a distributed architecture heating, ventilation and air conditioning system
US8433446B2 (en) 2008-10-27 2013-04-30 Lennox Industries, Inc. Alarm and diagnostics system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8255086B2 (en) 2008-10-27 2012-08-28 Lennox Industries Inc. System recovery in a heating, ventilation and air conditioning network
US8442693B2 (en) 2008-10-27 2013-05-14 Lennox Industries, Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8452456B2 (en) 2008-10-27 2013-05-28 Lennox Industries Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8600559B2 (en) 2008-10-27 2013-12-03 Lennox Industries Inc. Method of controlling equipment in a heating, ventilation and air conditioning network
US9632490B2 (en) 2008-10-27 2017-04-25 Lennox Industries Inc. System and method for zoning a distributed architecture heating, ventilation and air conditioning network
US9152155B2 (en) 2008-10-27 2015-10-06 Lennox Industries Inc. Device abstraction system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning system
US8892797B2 (en) 2008-10-27 2014-11-18 Lennox Industries Inc. Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8463442B2 (en) 2008-10-27 2013-06-11 Lennox Industries, Inc. Alarm and diagnostics system and method for a distributed architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8994539B2 (en) 2008-10-27 2015-03-31 Lennox Industries, Inc. Alarm and diagnostics system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8802981B2 (en) 2008-10-27 2014-08-12 Lennox Industries Inc. Flush wall mount thermostat and in-set mounting plate for a heating, ventilation and air conditioning system
US8352081B2 (en) 2008-10-27 2013-01-08 Lennox Industries Inc. Communication protocol system and method for a distributed-architecture heating, ventilation and air conditioning network
US8744629B2 (en) 2008-10-27 2014-06-03 Lennox Industries Inc. System and method of use for a user interface dashboard of a heating, ventilation and air conditioning network
US8259461B2 (en) * 2008-11-25 2012-09-04 Micron Technology, Inc. Apparatus for bypassing faulty connections
USD648642S1 (en) 2009-10-21 2011-11-15 Lennox Industries Inc. Thin cover plate for an electronic system controller
USD648641S1 (en) 2009-10-21 2011-11-15 Lennox Industries Inc. Thin cover plate for an electronic system controller
US8260444B2 (en) 2010-02-17 2012-09-04 Lennox Industries Inc. Auxiliary controller of a HVAC system
US8503308B1 (en) 2010-10-29 2013-08-06 Sprint Communications Company L.P. Page routing system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8407102D0 (en) * 1984-03-19 1984-04-26 Int Computers Ltd Interconnection of communications networks
US4707827A (en) * 1986-03-21 1987-11-17 Zenith Electronics Corporation Bridging techniques for local area networks
US4737953A (en) * 1986-08-04 1988-04-12 General Electric Company Local area network bridge
US4809265A (en) * 1987-05-01 1989-02-28 Vitalink Communications Corporation Method and apparatus for interfacing to a local area network
US5018137A (en) * 1988-06-27 1991-05-21 Digital Equipment Corporation Transparent load sharing for parallel networks
DE3905238A1 (de) * 1989-02-21 1990-08-23 Basf Ag 2-anilino-cyanopyridine und diese enthaltende fungizide
US5121382A (en) * 1989-10-11 1992-06-09 Digital Equipment Corporation Station-to-station full duplex communication in a communications network

Also Published As

Publication number Publication date
EP0605626A1 (en) 1994-07-13
DE69229867D1 (de) 1999-09-30
DE69229867T2 (de) 2000-05-25
JP3336433B2 (ja) 2002-10-21
US5327426A (en) 1994-07-05
EP0605626B1 (en) 1999-08-25
EP0605626A4 (ja) 1994-08-31
AU2757592A (en) 1993-04-27
WO1993006670A1 (en) 1993-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3336433B2 (ja) ネットワーク通信システムでメッセージの不要な再送信を防止する方法
US5737318A (en) Method for initializing a wireless, packet-hopping network
EP1885039B1 (en) Emergency lighting system
US5978364A (en) Method for routing data packets within a wireless, packet-hopping network and a wireless network for implementing the same
US5673031A (en) Redundant radio frequency network having a roaming terminal communication protocol
US6028857A (en) Self-organizing network
US5315592A (en) Parallel bridging
JP2000502544A (ja) 無線マルチホップ網を構成し、その内部でデータをルーティングするための方法およびこの方法を実現するための無線網
JPH05207022A (ja) ブリッジ様データ転送を可能にする遠隔アドレス方法を用いるルータ
EP2458825B1 (en) Method of creating a functional arrangement of a wireless mesh network of communication devices with packet message transmission and routing packet message transmission in such a network
WO2008083395A2 (en) Unknown destination traffic repetition
JP2002516037A (ja) ノードのネットワークにおいてメッセージを経路指定するための方法および装置
US7006454B2 (en) Method used to create multihop RF network based on low performance 8 bit microcontrollers
CN106713142A (zh) 在can总线上传输ip报文的方法及利用can总线网络构建的ip局域网
CN212623734U (zh) 基于LoRa的智能家居系统
Cisco Novell IPX Commands
Cisco Novell IPX Commands
Cisco Novell IPX Commands
Cisco Novell IPX Commands
Cisco Novell IPX Commands
Cisco Novell IPX Commands
Cisco Novell IPX Commands
JPS6239934A (ja) デ−タ通信制御方式
US10484194B2 (en) Controlling a plurality of networked building technology devices
JPH1032597A (ja) Lan間接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120809

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120809

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130809

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130809

Year of fee payment: 11