JPH05207022A - ブリッジ様データ転送を可能にする遠隔アドレス方法を用いるルータ - Google Patents

ブリッジ様データ転送を可能にする遠隔アドレス方法を用いるルータ

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JPH05207022A
JPH05207022A JP4154965A JP15496592A JPH05207022A JP H05207022 A JPH05207022 A JP H05207022A JP 4154965 A JP4154965 A JP 4154965A JP 15496592 A JP15496592 A JP 15496592A JP H05207022 A JPH05207022 A JP H05207022A
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mask
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JP4154965A
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Radia J Perlman
ジョイ パールマン ラディア
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Digital Equipment Corp
Original Assignee
Digital Equipment Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】パケットメッセージのLAN間転送のために必
要とする時間を短縮する。 【構成】端末C113にメッセージを送るため、端末1
11AがLAN110に伝送したARPリクエストが、
ロジック115で検出されると、ブロックス100はリ
クエストを作成しLAN112に伝送する。これを受信
したC113は応答メッセージを送り、ブロックス10
0はロジック117で処理すると第2の応答メッセージ
を作成しLAN110に伝送する。111Aは受信して
C113のアドレスを抽出したら、メッセージ小包を送
出し、100はブリッジとしてLAN112に転送する
が、C113端末は自身のアドレスを認識して受信す
る。ブロックス100は、ルータとして機能し、交信中
他のリンクからのリクエストを阻止するとともに、端末
からの最初のメッセージ以後の全てのパケットを、ブリ
ッジ速度で転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、第1のリンクから別のリンク
へのメッセージの転送に関し、更に詳細には、データパ
ケットを転送するために必要な時間を短縮することに関
する。
【0002】
【発明の背景】コンピュータ間の通信システムは、現段
階において数万のコンピュータの連結を可能にする。一
般に、コンピュータは、別のコンピュータに向けられた
メッセージを発信し、当該メッセージを一連のデータパ
ケットとして通信システムに伝送する。システムには多
数のコンピュータが接続され、極めて多数データパケッ
トがコンピュータ間で転送されるので、システムによっ
て転送されたパケットの処理能力は重要な問題である。
【0003】多くの場合、通信システムは多数のリンク
に分割される。一般に、リンクはローカルエリアネット
ワークであり、この場合には、各ローカルエリアネット
ワークによって数百のコンピュータをサポートすること
が可能である。今後、ローカルエリアネットワークをL
ANと称する。LANは、パケットを転送する同じでな
い多数の標準装置によって一緒に連結される。現代通信
システムのサイズが増大するにつれて、LAN間でデー
タパケットを転送するために必要な時間は、システム設
計の重要なパラメータとなる。
【0004】通信システムにおける別のタイプのリンク
としては、例えば、LANのような他のリンクを結合す
ることによって形成される広域ネットワーク、コンピュ
ータ間の二点間接続、等々が挙げられる。同様に、シス
テムパケットトラヒックの処理能力を高水準に維持する
ことも、全てのリンク間接続における重要な問題であ
る。また、全てのタイプのリンクは、標準装置によって
一緒に連結可能である。
【0005】リンクを一緒に連結うるために用いる標準
装置について検討する前に、データパケット及び通信プ
ロトコルの異なる層によって加えられるデータパケット
のヘッダについて検討しなければならない。データパケ
ットは、一般に、より高水準の通信プロトコルにおいて
形成され、最終的には、当該パケットをネットワーク層
にパスする移送層まで下方に移送される。ネットワーク
層は、「ネットワーク層ヘッダ」というヘッダをデータ
パケットに取付け、次に、当該パケットを「データリン
ク層」にパスする。次に、「データリンク層」は、「デ
ータリンク層ヘッダ」というヘッダを当該データパケッ
トに取付ける。次に、当該パケットは、物理的層によっ
て通信システムに伝達される。
【0006】パケットは、一度通信システムに伝送され
ると、宛先端末ステーションに到達するまで、リンクか
らリンクに転送される。通信システムのリンクを連結す
る装置の第1のタイプはブリッジである。ブリッジは、
通信プロトコルの物理的水準の直ぐ上の水準である「デ
ータリンク」レベルにおいて動作する。ブリッジは、一
般にLANである1つのリンクからデータパケットを受
信し、次に、「データリンクヘッダ」をパーズする。次
に、ブリッジは、当該データパケットに何をしなければ
ならないかを決定する。この場合の決定は「データリン
クヘッダ」に見られる内容に基づく。
【0007】LANを連結する装置の第2のタイプはル
ータである。ルータは、データリンク層の上の層である
ネットワーク層において動作する。ルータは、「データ
リンクヘッダ」及び「ネットワーク層ヘッダ」の両ヘッ
ダをパーズし、両ヘッダの内容に基づいて決定すること
により作動する。設計によっては、第1のリンクから第
2のリンクにデータパケットを転送する際の速度におい
ては、ブリッジの方がルータよりも200倍程度も速い
場合もある。
【0008】例えばLANのようなリンクから別のリン
クにパケットを転送する場合にはルータの方が低速であ
るけれども、倍数のリンク間の特定の場所においては、
ブリッジでなくてルータを使用することが必要である。
機能の点において、ルータがブリッジよりも優れている
例を次に示す、即ち、ブリッジよりも良好な経路に沿っ
て転送する場合、パケットの無制限ルーピング防ぐため
に1つのルータを通過する当該パケットの経路の数を示
す目的で転送されたパケットの「ホップカウント」フィ
ールドをインクリメントする場合、例えば、「ハロー」
メッセージのような特定の管理トラヒックが1つのリン
ク上の端末ステーションからもう一方のリンクに転送さ
れることを防止する場合、ステーションが接続されてい
るリンクにステーションの「ネットワーク層アドレス」
を保持する場合、種々のリンクが種々のプロトコルを使
用するのでパケットを断片化および再アセンブリする場
合、当該ルータに接続されたリンクに接続された端末ス
テーションに対して明示シェークハンドプロトコルを遂
行する場合、経路指示アルゴリズムに参加する場合、及
び、その他の機能を利用する場合。
【0009】ただし、大型コンピュータ通信ネットワー
ク操作の難点は、ルータがメッセージを転送するために
必要な時間によって通信システムの処理能力が過度に低
下するおそれのあることである。
【0010】
【発明の要約】本発明は、パケットを転送するための装
置に関し、メッセージを転送することによりアドレス要
求プロトコル(ARP)トラヒックを増加させるブリッ
ジの難点と共に、パケットを転送するために著しく多く
の時間を必要とするルータの難点を解決する。
【0011】通信システムは、第1の通信リンク及び第
2の通信リンク、それぞれの通信リンクにおいて通信可
能な少なくとも1つの端末ステーション、第1のリンク
から第2のリンクへパケットを転送するための装置を持
ち、この装置はデータパケットにおいてネットワーク層
ヘッダを検出可能であり、このネットワーク層ヘッダは
宛先アドレスを持つものとする。前記装置としては、宛
先アドレスをサブネットアドレス部分およびホストアド
レス部分に分類するために必要な転送マスク長を持つ装
置が指定される。同様に、端末ステーションとしては、
宛先アドレスをサブネットアドレス部分およびホストア
ドレス部分に分類するために必要な端末ステーションマ
スク長を持つ端末ステーションが指定される。1つの単
一リンク上に在るものとして第1のリンク及び第2のリ
ンク上で全ての端末ステーションを識別するために当該
端末ステーションが当該端末ステーションマスクを使用
可能にするため、また、第1のリンクまたは第2のリン
クのどちらがネットワーク層アドレスによってアドレス
された端末ステーションであるかを区別するために当該
装置が転送マスクを使用可能にするために、端末ステー
ションマスク長よりも転送マスク長の方がより長いもの
とする。更に、選定された端末ステーションのために、
ローカルアドレス要求プロトコル(以下ARPと称す
る)リクエストメッセージを第1の通信リンクに伝送す
るための第1手段を備え、この場合のローカルARPリ
クエストメッセージは受信端末ステーションのデータリ
ンクアドレスをリクエストする。更に、当該装置のため
に、ローカルなARPリクエストメッセージに応答し
て、遠隔ARPリクエストメッセージを作成し、その遠
隔ARPリクエストメッセージを、受信端末ステーショ
ンを連結する第2のリンクに接続された第2の転送装置
に送るための第2の手段を備える。又、当該装置のため
に、第2の転送装置から受信する受信端末ステーション
のデータリンクアドレスを含む遠隔ARPレスポンスメ
ッセージを受信するための第3の手段を備える。更に、
当該装置のために、遠隔ARPリクエストメッセージに
応答して、ローカルAPP応答メッセージを作成し、そ
のローカルAPP応答メッセージを選定された端末ステ
ーションに送るための第4の手段を備える。
【0012】当該転送装置は、メッセージパケット内の
データリンクアドレスが当該装置のデータリンクアドレ
スでない場合には、ブリッジとして作動してデータパケ
ットを転送する。当該転送装置は、メッセージパケット
内のデータリンクアドレスが当該装置のデータリンクア
ドレスである場合には、ルータとして作動してデータパ
ケットを転送する。
【0013】
【第1の模範的な実施例】次に示す添付図面を参照した
模範的な実施例に関する記述により本発明は更に詳細に
理解されるはずである。本文書においては、パケットの
フィールド名を目立たせることによって文書を読み易く
するために、パケットのフィールド名を構成する単語の
最初の文字を大文字で書く(和訳文においては「」によ
って括る)事とする。
【0014】図1において、通信リンク接続装置100
は本発明にかかる「ブロックス」である。本文書で使用
する「ブロックス」という造語は、本発明に従って通信
リンクを連結するためのボックスであると定義する。ブ
ロックスは、特定の条件の下ではルータとして作動する
が、別の条件の下ではブリッジとして作動する。「ブロ
ックス」は、ブリッジ又はルータとして作動するボック
スを意味する用語(Bridge Router bO
X)の大文字の部分によって構成された頭字語である。
更に、ブロックスは、通常のブリッジ又は通常のルータ
のいずれの様式においても作動しなくても差し支えない
ものとする。
【0015】多重ホップデータパケット伝送に関して、
本発明の作動原理は、次に示すように、伝送制御プロト
コル−インターネットプロトコル(TCP−IP)タイ
プのプロトコルを用いるネットワークに関して簡単な用
語によって説明できる。TCP−IPは、米国で開発さ
れた周知のプロトコルスイートである。本発明は、TC
P−IPプロトコルによって極めて良く作動するが、こ
れに類似のプロトコルを用いても同様に良く作動する。
【0016】最初に、TCP−IPタイプのプロトコル
について簡単に説明することとする。TCP−IPタイ
プのプロトコルにおいては、パケットの「ネットワーク
層ヘッダ」内の宛先アドレスは、アドレス全体にマスク
をかけることにより、サブネットアドレスとホストアド
レスに分解される。1つのリンクには1つのマスクが割
り当てられる。ステーションは、ネットワーク層アドレ
ス及び当該ステーションが連結される各リンク用のマス
クによって構成される。マスクは、パケット内アドレス
と同数のビットポジションを持つ。
【0017】マスクは、「1」にセットされた幾つかの
ビットと「0」にセットされた幾つかのビットを持つ。
「1」に等しいマスクのビットは、リンクを識別するア
ドレスのビットに対応する。「0」に等しいマスクのビ
ットは、当該リンクにおいてホスト又はステーションを
識別するアドレスのビットに対応する。例えば、ネット
ワーク層アドレスが32ビット(或いは4つのオクテッ
ト)である場合には、マスクも32である。また、マス
クが1にセットされた16ビットと0にセットされた1
6ビットを持つ場合には、当該ステーションは、マスク
の1にセットされたビットに対応するアドレス内のビッ
トをリンクを識別するビットとして解釈する。マスクに
おいて「0」に対応するアドレス内のビットは、当該リ
ンク上のホスト又は端末ステーションを識別する。
【0018】更に別の例として、マスクの最初から2つ
のオクテットがそれぞれ1にセットされた8ビットを含
み、同じマスクにおいて次の2つのオクテットが全て0
にセットされたビットを含む場合には、当該リンクのア
ドレスは、マスクの1にセットされたビットに対応する
アドレスの2つのオクテットに含まれる。また、当該リ
ンク上のホスト又はステーションのアドレスは、マスク
の0にセットされたビットに対応するアドレスビットに
含まれる。 コンピュータ通信技術で使われる用語はに
ついてここで説明しておくこととする。用語「リンク」
と「サブネット」は本質的に同義語である。同様に、用
語「ホスト」と「端末ステーション」は本質的に同義語
である。OSI規格タイプのコンピュータ通信システム
について論ずる場合には、用語「リンク」及び「端末ス
テーション」が使われることが多い。用語「サブネッ
ト」及び「ホスト」は、TCP−IPタイプのコンピュ
ータ通信システムを論ずる場合に多く使われる。リンク
又はサブネットはローカルエリアネットワークであって
も差し支えなく、或は、コンピュータ通信用の他のタイ
プのシステムであっても差し支えない。ホスト又は端末
ステーションは、リンク又はサブネットに設置されたコ
ンピュータである。
【0019】更に、TCP−IPタイプのプロトコルの
規格面における特徴は、開始ステーションが目的受信ス
テーションに送信を開始する場合、開始ステーション
は、目的受信ステーションの「ネットワーク層」アドレ
スだけを「知っている」ことである。目的受信ステーシ
ョンの「データリンク層」アドレスを「学習する」ため
には、開始ステーションはアドレス要求プロトコル(A
RP)メッセージを伝送する。ブリッジはARPメッセ
ージを転送するが、ルータはARPメッセージを無視す
る。当該ステーションと同じリンクによるか、或いは、
目的受信ステーションを含むリンクにARPリクエスト
をブリッジすることによって目的受信ステーションがA
RPメッセージを受信する場合には、目的受信ステーシ
ョンは、目的受信ステーションの「データリンク層」ア
ドレスを含むARPレスポンスを開始ステーションに送
信する。ARPレスポンスを受信すると、開始ステーシ
ョンは、当該ARPレスポンスから学習した「データリ
ンク層」アドレスをデータパケットの「データリンクヘ
ッダ」内に置くことにより、目的受信ステーションにデ
ータパケットを送信する。また、TCP−IPタイプの
プロトコルにおける標準技法として、開始ステーション
は、最初に、自身の「ネットワーク層」アドレスに対し
て目的受信ステーションの「ネットワーク層」アドレス
をテストする。開始ステーションが属する通信リンク上
の各ステーションのサブネットアドレスは同じであるの
で、開始ステーションは、自信のサブネットアドレスに
対して目的受信ステーションのサブネットアドレスをテ
ストする。
【0020】2つのサブネットアドレスが等しい場合に
は、開始ステーションはARPメッセージを伝送する。
2つのサブネットアドレスが異なる場合には、開始ステ
ーションは、当該開始ステーションの通信リンクに接続
されたルータにデータパケットを伝送する。ルータは、
転送表を保持するので、目的受信ステーションを含む通
信リンクを「知っている」。次に、当該ルータはデータ
パケットを該当するリンクに転送し、別のルータが目的
受信ステーションの「データリンク層」アドレスをデー
タパケットの「データリンク層ヘッダ」内に置き、当該
ルータは、目的受信ステーションが受信するように該当
するリンクにデータパケットを転送する。発信ステーシ
ョンは受信ステーションのデータリンクアドレスを学習
しない。
【0021】本発明の簡単な検討に戻り、ルータ及びブ
リッジの両方を本発明の「ブロックス」で置き換える。
また、本発明においては、種々のリンクにおける端末ス
テーションのネットワーク層アドレスは、本発明によっ
て連結される全てのリンク上の全ての端末ステーション
が次に示す条件に適合するネットワーク層にアドレスを
持つように慎重に選択するものとする、即ち、第一に、
一連のビットは、ブロックスによって連結されたあらゆ
るリンクに属する全ての端末ステーションに関して同じ
であること、第二に、一連のビットは、1つの単一リン
グ上のステーションに関しては同じであるが、それ以外
のリンク上のステーションに関しては異なること、そし
て第三に、一連のビットは、任意の1つのリンク上のス
テーションの間で一意的であること。
【0022】本発明の転送装置はブロックスである。ブ
ロックスには、一連の同じビット及び一連の一意的ビッ
トの両方にさらされたマスクが割り当てられている。一
方、端末ステーションのマスクは短く、一連の同じビッ
トに限ってさらされる。本発明によって連結される全て
の端末ステーションは、同じビットで構成される同じシ
ーケンスを持つ。従って、開始ステーションがローカル
ARPメッセージを送る許可を持つか否かを決定するた
めに開始ステーションが目的受信ステーションのネット
ワーク層アドレスを自身のネットワーク層アドレスに対
してテストする場合には、目的端末ステーションが開始
ステーションと同じリンク上に所在するか或いは異なる
リンク上に所在するかに拘わらず、本発明によって連結
された1つの目的端末ステーションに関してはローカル
ARPメッセージの送信が許可される。
【0023】更に、本発明においては、次に示す4つの
タイプのARPメッセージを区別することが重要であ
る。 1.ローカルARPリクエスト。ローカルARPリクエ
ストは、端末ステーションによって、当該端末ステーシ
ョンに連結されたリンクに伝送される。ローカルARリ
クエストは、目的宛先ステーションのデータリンクアド
レスを求める。ローカルARPリクエストは、既に述べ
た標準TCP−IPと互換性のあるARPリクエストと
同じである。
【0024】2.ローカルARPレスポンス。ローカル
ARPレスポンスは、端末ステーションによって受信さ
れ、当該端末ステーションにデータリンクアドレスを引
き渡す。ローカルARPレスポンスは、既に述べた標準
TCP−IP ARPレスポンスと同じである。 3.遠隔ARPリクエスト。遠隔ARPリクエストは、
発信端末ステーションのリンク上のブロックスによって
作られ、そして、ローカルARPリクエストのブロック
ス受信に応答してブロックスによって作られる。遠隔A
RPリクエストは、遠隔目的宛先ステーションのリンク
上の遠隔ブロックスに伝達される。
【0025】4.遠隔ARPレスポンス。遠隔ARPレ
スポンスは、遠隔目的宛先ステーションのリンク上の遠
隔ブロックスによって作られ、遠隔ブロックスによるロ
ーカルAPPレスポンスの受信に応答して作られる。遠
隔ARPレスポンスは、発信端末ステーションのリンク
上のブロックスに伝送される。ブロックスは、遠隔AR
Pリクエストの受信に応答してローカルARPレスポン
スを作り、発信端末ステーションに伝送する。
【0026】本発明によって連結される全ての端末ステ
ーションのアドレスを注意深く選択し、種々のリンク間
の転送にブロックスを使用し、ステーション用には短い
マスクを使いブロックス用には長いマスクを使用するこ
とにより、本発明から有益な結果が得られる。第1の有
益な結果は、本発明により連結された端末ステーション
間において、データパケットがブリッジ速度で転送され
ることである。第2の有益な結果は、1つのリンク上の
ローカルARPトラヒックが当該リンクのみに制限さ
れ、従来のブリッジで結合されたリンクの場合と異な
り、転送されないことである。第3の有益な結果は、本
発明で結合された全てのリンクが、不必要なローカルA
RPメッセージによって全てのリンクを溢れさせること
なしに、当該リンクのうちの任意のリンク上の任意の端
末ステーションに応答して生成された遠隔ARPメッセ
ージによって到達可能であることである。
【0027】ブロックスに適用される規則を要約して次
に示す。 1.ブロックスが、パケットの「データリンク宛先アド
レス」フィールドをパーズすることによって発見された
アドレスを認識した場合には、当該パケットを受信し、
ルータとして機能すること。 2.ブロックスが、「データリンクヘッダ」をパーズす
ることによって発見された宛先アドレスをブロックスの
アドレスとして認識しない場合には、当該パケットをブ
リッジすること。
【0028】3.ブロックスがパケットをローカルAR
Pリクエストと認識し、目的宛先端末ステーションが遠
隔リンク上に所在することが長いマスクを用いてブロッ
クスによって決定された場合には、ブロックスは、遠隔
ARPリクエストを作り、これを目的宛先端末ステーシ
ョンのリンク上のブロックスに伝送すること。 4.後で、ブロックスは、目的宛先端末ステーションの
リンクに設置されたブロックスからの遠隔ARPレスポ
ンスを受信し、次に、元のローカルARPリクエストに
応答してローカルARPレスポンスを作ること。ローカ
ルARPレスポンスは、目的受信端末ステーションのデ
ータリンク層アドレスを含む。次に、ブロックスは、ロ
ーカルARPレスポンスを、発信端末ステーションを持
つリンクに伝送する。ローカルARPレスポンスは、発
信端末ステーションによって受信されるので、発信端末
ステーションは、目的宛先ステーションのデータリンク
アドレスを学習する。
【0029】本発明の大きな利益は、一度発信端末ステ
ーションが目的宛先端末ステーションのデータリンクア
ドレスを学習すると、後で伝送されたデータパケットの
転送は、ルータ速度でなくブリッジ速度で実施されるこ
とである。設計によっては、ブロックスがルータとして
でなくブリッジとして機能する場合、各ブロックスにお
ける転送遅延は約200倍も短縮されることがある。従
って、本発明は、データパケットの転送速度を非常に大
きくする。
【0030】図1に示すLAN 110、112の端末
ステーションによって使用されるデータパケットに関す
る一般的なフィールド構造を図3に示す。データパケッ
ト120は、「データリンクヘッダ」122及び「ネッ
トワーク層ヘッダ」124を持つ。データパケット12
0が作られてLANに伝送される場合には、ネットワー
ク層が「ネットワークヘッダ」124をパケットに付け
てから、パケットはデータリンク層に渡される。次にデ
ータリンク層は「データリンクヘッダ」122をパケッ
トに付ける。伝送に際して、データパケット120は、
例えばプリアンブルフィールドのような「データリンク
ヘッダ」122に先行する付加フィールドを持つことも
ある。この種のプリアンブルフィールドの正確な構造
は、LAN110の設計基準に依存する。図3は本発明
に使われるフィールドに重点を置くので、この種のプリ
アンブルフィールドは図3には示さない。
【0031】データリンクヘッダ122は、「データリ
ンク宛先アドレス」フィールド126及び「データリン
クソースアドレス」フィールド128を含む。図3には
他の「データリンクヘッダ」フィールド130も示され
ているが、本発明では、「データリンク宛先アドレス」
フィールド126及び「データリンクヘッダ」122の
「データリンクソースアドレ」スフィールド128に焦
点を絞るので、ここではこれ以上言及しない。「データ
リンク宛先アドレス」フィールド126はDLDと略記
され、「データリンクソースアドレス」フィールド12
8はDL Sと略記される。
【0032】図3に示すように、「ネットワーク層ヘッ
ダ」124は、「ネットワーク層宛先」アドレスフィー
ルド140、NL Dフィールド140、「ネットワー
ク層ソース」アドレスフィールド142 NLS、及
び、他のフィールド144を持つ。また、データフィー
ルド146は「ネットワーク層ヘッダ」124に続く。
「データリンク宛先アドレス」フィールド140はDL
Dと略記され、「データリンクソースアドレス」フィ
ールド142はDL Sと略記される。
【0033】模範的なネットワーク設計においては、
「ネットワーク層」宛先アドレスフィールド140及び
「ネットワークソース層」フィールド142にはそれぞ
れ固定長さが割り当てられる。長さはオクテットで表さ
れることが多い。オクテットは、通常長さ8ビットのデ
ータ構造である。例えば、TCP−IPと互換性を持つ
ネットワークにおいては、「ネットワーク層宛先アドレ
ス」フィールド140及び「ネットワーク層ソースアド
レス」フィールド142の双方共、それぞれの長さは3
2ビット又は4オクテットが割り当てられる。
【0034】図2に戻って、模範的ブロックス100の
ロジック流れ図を示す。ブロック1000において、パ
ケットはブロックスに到着する。コントロールは決定ブ
ロック1010までパスし、ここで、当該パケットの
「データリンク宛先アドレス」フィールド126みに含
まれるパケットデータリンクに宛先アドレスが決定され
る。次に、パケットデータリンク宛先アドレスは、それ
がルータアドレスかルータによって使われるブロードキ
ャストアドレスのいずれかであるかを決定するために、
テストされる。決定ブロック1010が「イエス」と答
えた場合には、パケットデータリンク宛先アドレスは、
ルータアドレスか又はブロードキャストアドレスのいず
れかであるので、コントロールはルータタイプ処理のた
めにライン1012までパスする。
【0035】決定ブロック1010が「ノー」と答えた
場合には、コントロールはブロック1014まえパス
し、ここで、パケットは正常なブリッジ転送によって更
に処理される。ルータ処理は、ライン1012に沿って
一連の決定ブロック1020、ブロック1030、ブロ
ック1040、及び、ブロック1050まで進行する。
これらの決定ブロックにおいてパケットのタイプが決定
される。
【0036】ブロック1020において、それがローカ
ルARPリクエストであるかどうかを決定するためにパ
ケットがテストされ、そうである場合には、決定ブロッ
ク1020は「イエス」と答え、コントロールはローカ
ルARPリクエストとして取り扱うために決定ブロック
1022までパスする。決定ブロック1020が「ノ
ー」と答えた場合には、コントロールは決定ブロック1
030までパスする。
【0037】決定ブロック1030において、パケット
は、それがローカルARPレスポンスであるかどうかを
決定するために、テストされ、決定ブロック1030が
「イエス」と答えた場合には、コントロールはローカル
ARPレスポンスとして更に処理するためにブロック1
032までパスする。決定ブロック1030が「ノー」
と答えた場合には、コントロールは決定ブロック104
0までパスする。
【0038】決定ブロック1040において、パケット
は、それが遠隔ARPリクエストであるかどうかを決定
するためにテストされ、決定ブロック1040が「イエ
ス」と答えた場合には、遠隔ARPリクエストとして処
理するために、コントロールはブロック1042までパ
スする。決定ブロック1040が「ノー」と答えた場合
には、コントロールは決定ブロック1050までパスす
る。
【0039】決定ブロック1050において、パケット
は、それが遠隔ARPレスポンスであるかどうかを決定
するためにテストされ、決定ブロックで1050が「イ
エス」と答えた場合には、遠隔ARPレスポンスとして
更に処理するために、コントロールはブロック1052
までパスする。決定ブロック1050が「ノー」と答え
た場合には、コントロールはブロック1060までパス
する。
【0040】ブロック1060において、パケットは正
常な経路指示処理に従い、該当するリンクに転送され
る。決定ブロック1020、1030、1040及び1
050においてパケットがテストされた結果が「イエ
ス」であった場合の処理について検討することとする。
【0041】最初に、決定ブロック1020が「イエ
ス」と答え、パケットがローカルARPリクエストであ
り、コントロールが決定ブロック1022までパスする
場合の処理について検討する。決定ブロック1022へ
のブランチは、当該ブロックスに接続されたリンク上の
ホストがローカルARPリクエストを発行したことを意
味する。決定ブロック1022において、パケットは、
目的宛先ホストのネットワーク層アドレスが発信リンク
上に所在するかどうかを決定するためにテストされ、決
定ブロック1022が「イエス」と答えた場合には、処
理はブロック1024に分岐する。ブロック1024に
おいて、パケットは、正常なローカルARPリクエスト
として取り扱われる。
【0042】決定ブロック1022が「ノー」と答えた
場合には、パケットネットワーク層宛先アドレスは発信
リンク上に所在しないので、コントロールはブロック1
026までパスする。ブロック1026において、ブロ
ックスは遠隔ARPリクエストを宛先LAN上のブロッ
クス又はルータに送る。次に、決定ブロック1040に
おける「イエス」レスポンスによってパケットが遠隔A
RPリクエストであると決定され、コントロールがブロ
ック1042までパスする場合について検討する。ブロ
ック1042において、未決定遠隔ARPリクエストが
受信済みであることを記録するためにキャッシュエント
リが行われる。次に、コントロールはブロック1044
までパスし、この場合、ローカルARPリクエストは関
連リンク上で生成され、リンクはブロックスのポートに
接続される。ブロック1042及び1044における処
理は、ブロックスが遠隔ARPリクエスト内の遠隔ブロ
ックスであることを意味する。
【0043】次に、パケットがローカルARPレスポン
スである場合、即ち決定ブロック1030が「イエス」
と答え、処理がブロック1032までパスした場合の処
理について検討する。ブロック1032において、エン
トリは、未決定遠隔ARPリクエストのキャッシュにエ
ントリが行われ、コントロールは決定ブロック1034
までパスする。決定ブロック1034において、「この
ローカルARPレスポンスにマッチする未決定遠隔AR
Pリクエストが存在するか」が質問され、答が「ノー」
である場合には、コントロールはブロック1036まで
パスし、処理が行われるので、このパケットの処理はこ
こでストップする。
【0044】決定ブロック1034が「イエス」と答え
た場合には、マッチする未決定遠隔ARPリクエストが
存在するので、コントロールはブロック1038までパ
スする。ブロック1038において、ブロックスは、遠
隔ARPレスポンスメッセージを生成し、このレスポン
スを発信ブロックスに送る。次に、決定ブロック105
0が「イエス」と答え、パケットが遠隔ARPレスポン
スであり、コントロールがブロック1052までパスす
る場合について検討する。ブロック1052において、
ブロックスは、ローカルARPレスポンスを生成し、そ
れを当該ブロックス連結された関連リンクに送る。ブロ
ック1052における処理は、ブロックスが最初に遠隔
ARPリクエストを生成し、現在遠隔ARPレスポンス
が到着し、遠隔ARPレスポンスが、発信ホストに向け
られたローカルAPPレスポンスを作るために用いられ
ることを意味する。
【0045】次に、ブリッジ及びルータの正常な動作に
ついて説明する。 ブリッジ 「データリンクヘッダ」122は多数のフィールドを含
み、ブリッジによって主として使われるフィールドは
「データリンク宛先アドレス」フィールド126及び
「データリンクソースアドレス」フィールド128であ
る(図3)。
【0046】ブリッジは、「データリンクソースアドレ
ス」フィールド内で発見されるアドレスとブリッジに含
まれるデータベース内に維持される転送表を比較し、ま
た、パケットの「データリンクソースアドレス」フィー
ルドの内容とブリッジに連結された各リンクのために維
持されるソースアドレスのリストを比較する。次に、ブ
リッジそは、これらのフィールドの内容に基づいて一般
的に転送決定を行う。
【0047】ブリッジの動作に関する典型的な設計規則
は次のとおりであり、パケットの送信規則と受信規則の
両方を含む。パケット受信に際して、ブリッジは、内部
保持された転送表に対してパケットの「データリンク宛
先アドレス」フィールドの内容をテストする。転送に際
して、ブリッジは、例えば次のように、パケットによっ
て何を実施するかを決定する。一般に、あふれ及び後方
学習アルゴリズムを使うブリッジの場合には、ブリッジ
は、パケットの「データリンク宛先アドレス」フィール
ドの内容に基づき、次のような決定を行う、即ち、パケ
ットの「データリンク宛先アドレス」がブリッジに添付
されたリンクの転送表内にあれば、当該パケットを該当
リンクに転送すること、ただし、パケットの宛先が当該
パケットを発信したリンクに在れば、当該パケットを無
視すること、また、そして、宛先アドレスが転送表内に
無いならば、当該パケットを、当該パケットを発信した
リンクでなくて当該ブリッジに接続された全てのリンク
にあふれさせること。また、一般に、ブリッジは、例え
ば端末ステーションハローメッセージのようにパケット
の「データリンク宛先アドレス」フィールド内にマルチ
キャスト或いはブロードキャストされたアドレスを持つ
パケットを転送する。ブリッジは、当該ブリッジが結合
するリンクを拡張LANとして作動させようと試みる。
【0048】同様に、パケットの「データリンクソース
アドレス」フィールドの内容がブリッジ転送表に無いな
らば、当該ブリッジは、その該当する転送表に、当該パ
ケットの「データリンクソースアドレス」フィールドに
含まれるアドレスと当該パケットがそこから到着したリ
ンクとの間の相関性を付加する。次に、当該アドレスに
アドレスされたあらゆる後続パケットは、相関性を付加
されたリンクに転送される。ブリッジは、未知パケット
の到着リンクを用いて当該ブリッジの転送表を更新する
ことにより、到着リンクと、これらのリンク又は他のリ
ンクからこれらのリンクに連結されたリンクのいずれか
との間の相関性を学習し、それによって、当該ブリッジ
の転送表内にエントリを作る。更に、例えば、ブリッジ
の転送表内のこの種エントリをコンパイルするには、他
に多くの方法がある。
【0049】ルータ ルータは、パケットの「データリンク宛先アドレス」フ
ィールドDL D 126が当該ルータのデータリンク
アドレス又は当該ルータによって使われる特殊マルチキ
ャストアドレスを含む場合にはパケットを受信し、そう
でない場合には当該パケットを無視する。 ルータがパ
ケットを受信する場合には、ルータは、当該パケットの
「ネットワーク層宛先アドレス」フィールドNL D
140が含むネットワーク層宛先アドレスを分析するた
めにそのマスクを用いる。ルータは、そのマスクを使用
することによって、パケットネットワーク層宛先アドレ
スをサブネット又はリンク部分およびホストアドレス部
分に分類する。
【0050】ルータは、ルータによって保持される転送
表を転送する結果として宛先リンクまでの経路を「知
る」。転送表は、ルータプロトコルアルゴリズムに参加
するルータによって作られる。ルータは、該当するデー
タリンク宛先アドレスを当該パケットの「データリンク
宛先アドレス」フィールドDL D内に置き、当該パケ
ットを該当するリンクに伝送することにより、そのパケ
ットを転送する。
【0051】ルータは、本発明に直接関係しない他の機
能もを遂行する。他の機能とは、例えば:複数の経路選
定が可能な場合にリンク間を保持するルートを決定する
ために経路指示プロトコルをランさせること、即ち、経
路指示アルゴリズムに参加すること、例えば、1つのリ
ンク上の例えば端末ステーションハローメッセージのよ
うな特定の管理トラフィックが他のリンクに転送される
ことを防止することにより、リンクを隔離すること、リ
ンクが同じでないのでパケットを断片化および再アセン
ブリすること、ルータに接続されたリンクと連結された
端末ステーションによって明示ハンドシェークプロトコ
ルを遂行すること、及びその他の機能である。
【0052】「ネットワーク層アドレス」の構造を図4
に示す。図4は、リンク上のステーションのアドレスを
示す場合もある。その代りに、図4は、メッセージパケ
ットの「ネットワーク層宛先アドレス」フィールドを示
す場合もある。更に、代りとして、図4は、メッセージ
パケットの「ネットワーク層ソースアドレス」フィール
ドを示すこともある。便宜上、図4のフィールド構造は
メッセージパケットの「ネットワーク層宛先(多くの場
合にNL Dと短縮される)」アドレスフィールドの構
造とみなしてもさしつかえない。ただし、当該技術に熟
達した者にとっては明白であるように、説明の趣旨は、
メッセージパケットの「ネットワーク層ソースアドレ
ス」フィールド(おおくの場合にNL Sと短縮され
る)142にも同等に適用される。た、図4は、ステー
ションに割り当てられた「ネットワーク層アドレス」を
示すためにも使われる。
【0053】図4に示すように、NL Dアドレスフィ
ールド140は、4つのバイト、即ち、バイト150、
バイト152、バイト154、及び、バイト156を含
む。各バイト150、152、154、156はオクテ
ットであり、8ビットを含む。図5にマスク158を示
す。マスク158は、4つのバイト、即ち、バイト16
0、バイト162、バイト164、及び、バイト166
を持つ。マスクは、ステーションに割り当てられる。例
えば、マスクは、端末ステーションA 111A又は、
例えば、B 111B或いは、例えば、端末ステーショ
ンC 113C、又は、ブロックス100に割り当てら
れる。ステーションがメッセージパケットを検出する場
合には、当該ステーションは、NL Dアドレスフィー
ルド140によって表されるアドレスを決定するため
に、マスク158をNL Dアドレスフィールド140
に適用する。例えば、図4及び図5に示す例において、
マスク158のバイト160、バイト162、及び、バ
イト164は1だけを含むが、バイト166は0だけを
含む。従って、NL Dアドレスフィールド140の対
応するバイト、即ち、マスクのバイト160に対応する
バイト150、マスクのバイト162に対応するバイト
152、及び、マスクのバイト164に対応するバイト
154は、サブネットアドレスを表す。用語「サブネッ
ト」は、「リンク」と同義であり、従って、ローカルエ
リアネットワークLAN、または、他のタイプのリンク
を意味することがある。NL Dアドレスフィールド1
40のバイト156は、マスクバイト166のゼロに対
応し、従って「ホスト」のアドレスを表す。用語「ホス
ト」は「ステーション」と同義であり、従って、「端末
ステーション」、「ブロックス」、または、他のタイプ
のステーションを意味することがある。マスク158
は、バイト166内のゼロによって、NL Dアドレス
フィールド140によって表されるホストアドレスがバ
イト156内に含まれることを示す。
【0054】従ってマスク158は、バイト150、1
52、154が1つのサブセットアドレスを表すように
NL Dアドレスフィールド140を解釈する。また、
マスク158は、バイト156がホストアドレスを表す
ことを示す。図5に示すように、マスク158は、バイ
トB1として示されるバイト160を持つ。バイト16
2は、バイトB2として示される。バイト164は、B
3として示されたバイトである。バイト166は、バイ
トB4として示される。ラベルB1、B2、B3、及
び、B4は、マスク158内のバイトの位置を示す。
【0055】
【第2の模範的な実施例】図1に示す通信システム10
1の動作について検討することとする。端末ステーショ
ンA 111Aが、メッセージパケットを端末ステーシ
ョンC 113に送ることを決定した場合に起きる事象
を次に示す。 1.端末ステーションA 111Aは、最初に、端末ス
テーションC 113のデータリンク層アドレスを学習
しようと試みる。端末ステーションC 113のデータ
リンク層アドレスを学習するための第1の手順におい
て、端末ステーションA 111Aは、両方の端末ステ
ーションが同一リンク上にあるかどうかを決定するため
に、端末ステーションC 113のネットワーク層アド
レスに対して自身のネットワーク層アドレスをテストす
る。両方の端末ステーションが同一リンクにある場合に
は、端末ステーションA 111Aは、「アドレス要求
プロトコル」メッセージ(ローカルARPリクエストメ
ッセージ)を伝送する許可を有する。端末ステーション
によって伝送されたローカルARPリクエストメッセー
ジは、今後、ローカルARPリクエストと称する。
【0056】図6に示すように、端末ステーションA
111Aは、端末ステーションC113が端末ステーシ
ョンA 111Aと同一リンク上にあるか否かを決定す
るには短いマスクを使い、端末ステーションネットワー
ク層アドレスを注意深く選択して、端末ステーションC
113が端末ステーションA 111Aと同じリンク
上にあると結論する。図6に示すように、端末ステーシ
ョンA 111Aによって使われる短いマスクは、両者
共に8つの1を含むバイト161及びバイト163、及
び、両者共に8つの0を含むバイト165及びバイト1
67を持つ。従って、端末ステーションA 111A
は、自身及び端末ステーションC 113のサブネット
アドレスとして、図4に示すアドレスフィールドのバイ
ト150及びバイト152のみを「見る」。端末ステー
ションアドレスを注意深く選択することにより、両端末
ステーションA 111A及び端末ステーションC 1
13は、それらのネットワーク層アドレス内に同じ値の
バイト150及び152のを持つ。従って、端末ステー
ションA 111Aは、自身及び端末ステーションC
113が同一リンク上にあると結論する。
【0057】図1に示すように、物理的には、端末ステ
ーションA 111Aはリンク110にあり、端末ステ
ーションC 113はリンク112上にある。しかし、
端末ステーションネットワーク層アドレスが注意深く選
択されており、また、端末ステーションA 111Aが
短いマスクを使うことによって、端末ステーションA1
11Aは、自身及び端末ステーションC 113が同一
リンク上にあると結論する。
【0058】2.端末ステーションC 113と自身が
同一リンク上にあるいう結論に応答して、端末ステーシ
ョンA 111Aは、ローカルARPリクエストをリン
ク110に伝送する。 3.ローカルARPリクエストがブロックス100によ
って検出される。論理ユニット115は、パケットがロ
ーカルARPリクエストであることを検出する。ローカ
ルARPリクエストの受信に応答して、ブロックス10
0は新しいローカルARPリクエストを作る。ブロック
ス100は、データリンク宛先アドレスフィールド12
6内の端末ステーションC 113のデータリンク層ア
ドレスと共に新しいローカルARPリクエストをリンク
112に伝送する。図5に示すようにバイト164が8
つの1を含む長いマスクを使うことによって、ブロック
ス100は、端末ステーションC 113が連結されて
いるリンクを決定することができる。マスクの「0」を
含む部分を使うことにより、ブロックス100は、目的
宛先端末ステーションC 113のネットワーク層アド
レスを決定できる。
【0059】4.端末ステーションC 113は、LA
N 112から第2番のローカルARPリクエストメッ
セージを受信し、ローカルARPレスポンスメッセージ
を作り、ローカルARPレスポンスメッセージをリンク
112に伝送することによって応答する。ローカルAR
Pレスポンスメッセージは、端末ステーションC 11
3のデータリンク層アドレスを含む。
【0060】5.ブロックス100は、ローカルARP
レスポンスメッセージを検出し、ロジック117によっ
てこれを処理する。次に、ブロックス100は、このロ
ーカルARPレスポンスが未決定ARPリクエストを完
成することを決定する。次に、ブロックス100は、第
2のローカルARPレスポンスメッセージを作り、第2
のローカルARPレスポンスメッセージをリンク110
に伝送する。
【0061】6.端末ステーションA 111Aは、L
AN 110上の第2のローカルARPレスポンスメッ
セージを受信し、これから端末ステーションC 113
のデータリンク層アドレスを抽出する。 7.端末ステーションA 111Aは、端末ステーショ
ンC 113のデータリンク層アドレスをメッセージパ
ケットのデータリンク宛先アドレスフィールド126に
置くことによってメッセージ小包を端末ステーションC
113に送る。
【0062】8.ブロックス100は、端末ステーショ
ンC 113にアドレスされたメッセージパケットを検
出し、パケットのデータリンク宛先アドレスフィールド
126がブロックス100のデータリンク宛先アドレス
を含まないと結論し、ブリッジとしてメッセージパケッ
トを転送し、これにより、メッセージパケットはリンク
112に転送される。ブロックス100はメッセージパ
ケットの「データリンクヘッダ」フィールド122だけ
をパーズすることによって決定を行うので、このブリッ
ジタイプの転送作動は迅速である。
【0063】9.次に、端末ステーションC 113
は、メッセージパケットのデータリンク宛先アドレスフ
ィールド126において自身のデータリンク宛先アドレ
スを認識することによってメッセージパケットを検出
し、このメッセージパケットを受信する。 10.次に、端末ステーションA 111Aは、次に示
す操作により、一連のメッセージパケットを端末ステー
ションC 113に伝送可能である、即ち、端末ステー
ションC113のデータリンクアドレスをメッセージパ
ケットのデータリンク宛先アドレスフィールド126に
挿入し、次に、ブロックス100はブリッジとしてメッ
セージパケットを転送する。
【0064】本発明の利点を次に示す。即ち、ブロック
ス100は、ルータとして機能し、端末ステーション1
11Aによって伝送されたローカルARPリクエストメ
ッセージがリンク112に送られることを阻止する。ブ
ロックス 100は、端末ステーションA 111Aに
よって伝送されたメッセージパケットをリンク110に
転送する。この場合、メッセージパケットは端末ステー
ションC 113のデータリンク層アドレスをデータリ
ンク宛先アドレスフィールド126内に含む。ブロック
ス100は、メッセージパケットをこのように迅速に転
送し、同時に、1つの単一リンク上のローカルARPト
ラヒックを分離する。
【0065】本発明の利点は、例えばリンク110のよ
うな1つのリンク上のローカルARPリクエスト及びロ
ーカルARPレスポンスメッセージが、この例ではリン
ク112に相当するもう一方のリンクから、ルータとし
て機能するブロックス100によって阻止されることで
ある。本発明の更に別の利点は、例えばリンク112の
ような1つのリンク上の端末ステーションがもう一方の
リンク上の端末ステーションに一連のデータパケットを
送る場合、最初のパケット以後の全てのパケットがブリ
ッジ速度で転送されることである。
【0066】
【第3の模範的な実施例】次に、本発明の多重ホップ実
施例について検討する。更に複雑な通信システム170
を図7の示す。通信システム170は、リンク172、
リンク174、リンク176、及び、リンク178を持
つ。リンク172は、端末ステーション172A、17
2B、及び、172Cを持つ。リンク172は、更に複
数の端末ステーションを持っても差し支えなく、また、
例えば、数百までの端末ステーションをサポート可能で
ある。
【0067】リンク174は、端末ステーション174
A、174B、174C、及び、174Dを持つ。同様
に、リンク174は、更に複数の端末ステーションをサ
ポート可能である。リンク176は、端末ステーション
176A、端末ステーション176B、及び、端末ステ
ーション176Cを持つ。更に、リンク178は、端末
ステーション178A、端末ステーション178B、及
び、端末ステーション178Cを持つ。同様に、リンク
176及び178はそれぞれ更に複数の端末ステーショ
ンをサポート可能である。
【0068】リンク172、174、176、178は
図7においては直線として示されるが、各リンクは、例
えば、IEEE 802.5トークンリング又はANS
I/IEEE FDDIトークンリングのようなトーク
ンリング通信システムであっても差し支えない。ブロッ
クス180は、リンク172への接続部182を持ち、
また、リンク174への接続部184を持つ。ブロック
ス190は、リンク174への接続部192を持ち、ま
た、リンク176への接続部194を持つ。更に、ブロ
ックス190は、リンク178への接続部196を持
つ。ブロックス200はリンク174への接続部20
2、及び、ぎざぎざのある矢印206によって示すよう
に通信リンクを介して広域ネットワークへ接続される接
続部204を持つ。
【0069】リンク172、174、176、178の
アドレスは、図4のアドレスフィールドによって与えら
れる。アドレスのバイト150及びバイト152は、全
てのリンク172、174、176、178上の全ての
ステーションに関して同じである。バイト154及びバ
イト156は、次に説明するように、種々のリンク及び
ステーションに関して同じでない。図7において、アド
レス210は、リンク172上のステーションに割り当
てられた図7のアドレスフィールドのフィールド154
及び156を示す。フィールド154は 111110
00を含む。バイト156は、1と0のあらゆる組合わ
せを含むことができる。バイト156の値は、各端末ス
テーション172A、172B、172C等々に一意的
な値を与えるように割り当てられる。リンク172に連
結された端末ステーションのためのホストアドレス用と
してただ1つのバイト156が予約されているので、個
別にアドレスできるステーションの数は2**8、即ち
256ステーションである。
【0070】アドレス212は、リンク174上のステ
ーションに割り当てられた図4のアドレスのバイト15
4及び156を示す。バイト154は 1111000
0を含む。バイト156はあらゆる値を含み、バイト1
56の一意的な値は、リンク174に連結された各ステ
ーションに割り当てられる。例えば、端末ステーション
174A、174B、174C、174D、及び、ブロ
ックス180への接続部184、及び、ブロックス19
0への接続部192にはそれぞれバイト156の一意的
な値が割り当てられる。この場合にも、バイト156
は、256ステーションに使用できる。
【0071】アドレス214は、リンク174上のステ
ーションに割り当てられた図4のアドレスのバイト15
4及び156を示す。アドレス214のバイト154は
11110000を含む。バイト156はあらゆる値
を含み、バイト156の一意的な値は、リンク174上
の各ステーションに割り当てられる。例えば、端末ステ
ーション176A、176B、176C、及び、ブロッ
クス190への接続部194にはそれぞれバイト156
の一意的な値が割り当てられる。
【0072】アドレス216は、リンク178上のステ
ーションに割り当てられた図4のアドレスのバイト15
4及び156を示す。アドレス216のバイト154は
11000000を含む。バイト156にはあらゆる
値が割り当てられ、バイト156の一意的な値は、リン
ク178に連結された各ステーション、例えば端末ステ
ーション178A、178B、178C、及び、ブロッ
クス190への接続部196に割り当てられる。 図1
2に示すように、通信システム170の各端末ステーシ
ョンは、マスク221を用いる。マスク221において
は、バイトB1160は全て1を、バイトB2 162
は全て1を、バイトB3 164は全て0を、また、バ
イトB4 166は全て0を含む。従って、システム1
70の任意の端末ステーションが、システム170内に
所在する1つの目的受信ステーションのアドレスにマス
ク221を適用すると、目的受信ステーションは、当該
送信端末ステーションと同じリンク上に所在する送信端
末ステーションに対して現れる。この結果を得るために
システム170上の任意の端末ステーションのアドレス
にマスク221を適用する方法を次に示す、即ち、 AND(A_my、マスク) AND(A_receive、マスク) ここに、A_myは当該端末ステーションのネットワー
ク層アドレスであり、また、A_receiveは目的
受信端末ステーションのネットワーク層アドレスであ
る。
【0073】ANDオペレーションに続いて、2つのA
NDオペレーションの同等性テストが行われる。2つの
ANDオペレーションが同等である場合には、送信端末
ステーションは、自身が目的受信端末ステーションと同
じリンク上に所在していると結論する。従って、2つの
ANDオペレーションが同等である場合には、当該送信
端末ステーションは、「目的受信端末ステーションのデ
ータリンクアドレスは何であるか」を質問するためにロ
ーカルARPリクエストメッセージを伝送する許可を持
つ。
【0074】図9及び図10を参照することとし、アド
レスについて図9に示す。該等するマスクによって決定
すした場合、図9のアドレスの一部はサブネットあり、
他の一部はホストアドレスである。ブロックス用のマス
クを図10に示す。図10に示すマスクは、ブロックス
180、190、200に割り当てられる。バイトB1
160及びバイトB2162は、図10に示すよう
に、両方共8つの1を含む。バイトB3 164は11
111000を含む。バイトB4 166の内容は全て
0である。図10のマスク220を、リンク172のア
ドレス210、或いは、リンク174のアドレス21
2、或いは、リンク176のアドレス214、或いは、
リンク178のアドレス216に適用すると、マスク2
20のバイト164内の1の配列によって、種々のリン
クを区別できる。即ち、バイト154内の最長アドレス
はリンク172のアドレス210内にあって、5つの1
で構成される。図10に示すように、これら5つの1
は、マスク220のバイト164内の5つの1の配列に
よってサブネット内に組込むためにマスクされる。従っ
て、ブロックス180、190、または、200に割り
当てられたマスク220を利用することによって、特定
のステーションアドレスがどのリンクに配置されるかが
決定される。
【0075】図10のマスク220内の0を利用するこ
とにより、図10に示すように、ホストアドレス224
が識別される。図10に示すように、ホストアドレス
は、バイト154の最後の3ビットとバイト156の8
ビット全てによって構成される。従って、アドレス21
0のバイト156は、リンク172に連結されたあらゆ
るステーションを一意的に識別できる。その代りに、図
10のマスク220の0のマスキングにより、アドレス
212は、バイト156において、リンク174に連結
されたあらゆるステーションを識別できる。更に、リン
ク176及びリンク178の端末ステーションは、リン
ク176用のアドレス214及びリンク178用のアド
レス216にマスク220の0を用いることにより同様
に識別可能である。
【0076】図10のブロックスマスク220のホスト
アドレスは11のビットを使用するので、各リンクは、
2**11即ち2,048の一意的なステーションアド
レスを持つことができる。図11及び図12を参照する
こととし、端末ステーションマスク221を図12に示
す。端末ステーションマスク221のバイトB1 16
0は8つの1を含み、同様にバイトB2 162も8つ
の1を含む。ただし、バイトB3 164及びバイトB
4 166の内容は全て0である。従って、端末ステー
ションは、アドレス210、212、214、216と
して示されるアドレスにマスク221を適用し、バイト
150及びバイト152によってアドレスが与えられる
ことを決定する。バイト150及び152は、通信シス
テム170内の全てのステーションに対して同じである
ように選択されている。従って、通信システム170の
全ての端末ステーションは、マスク221の使用によっ
て、同一のサブネットアドレス222を決定する。通信
システム170上の全ての端末ステーションが端末ステ
ーションマスク221の使用によって同一サブネトアド
レスを決定する結果、端末ステーションは、TCP−I
P通信タイプのシステムのための通常運用規則に従い、
ローカルARPリクエストメッセージを伝送する許可を
持つ。
【0077】アドレス210、212、214、及び、
216用の全アドレスを図8に示す。図8に示すよう
に、バイト150及び152は、アドレス210、21
2、214、及び、216の各々用の同一値を含む。ア
ドレス210、212、214、及び、216の差異
は、バイト154、及び、バイト156に含まれる値の
差異に限られる。
【0078】多重ホップシステムの動作 端末ステーション172Aが端末ステーション178C
にデータメッセージを伝送しようとする場合に起きる事
象を次に示す。 1.端末ステーション172Aは、そのアドレスと端末
ステーション178Cのアドレスの間でANDオペレー
ションを行う。端末ステーション172Aは、図12の
端末ステーションマスク221を使う。次に、端末ステ
ーション172Aは、自身のサブネットアドレス222
と端末ステーション172Aのサブネットアドレス22
2が等しいと結論するので、端末ステーション178C
のデータリンクアドレスを学習するために端末ステーシ
ョン178CにローカルARPリクエストメッセージを
伝送可能であると結論する。
【0079】2.ブロックス180は、ローカルARP
リクエストメッセージのデータリンクアドレスをパーズ
し、ローカルARPリクエストメッセージがブロックス
180にアドレスされていないと結論し、従って、ロー
カルARPリクエストメッセージを受信する。ブロック
ス180は、データパケットをローカルARPリクエス
トメッセージとして認識し、ローカルARPメッセージ
に含まれるネットワーク層アドレスが端末ステーション
178Cのネットワーク層アドレスであることを認識
し、次に、遠隔ARPリクエストメッセージを作り、そ
の遠隔ARPリクエストメッセージをブロックス190
に送信する。ブロックス180は種々のブロックスに属
する端末ステーションを示す転送表を保持するので、ブ
ロックス180は、遠隔ARPリクエストメッセージを
ブロックス190に送信することを知っている。この転
送表は、転送表を作るためにルータが使用するルータ間
トラヒックに類似のブロックス間トラヒックによって作
成される。
【0080】3.ブロックス190は、遠隔ARPリク
エストメッセージを受信し、端末ステーション178C
のデータリンクアドレスを含む標準ローカルARPリク
エストメッセージを接続部196を介してリンク178
に伝送する。 4.端末ステーション178Cは、端末ステーション1
78Cのデータリンク層アドレスを含むローカルARP
レスポンスメッセージをリンク178に伝送することに
よってローカルARPリクエストメッセージに応答す
る。
【0081】5.ブロックス190は、端末ステーショ
ン178CからローカルARPレスポンスメッセージを
受信し、次に、ブロックス190は遠隔ARPレスポン
スメッセージを作り、それをブロックス180に送信す
る。 6.次に、ブロックス180は、標準ローカルARPレ
スポンスメッセージを作り、このメッセージを、ローカ
ルARPレスポンスメッセージの「データリンク宛先ア
ドレス」フィールド126内の端末ステーション172
Aのデータリンク層アドレスと共に接続部182を介し
てリンク172に伝送する。
【0082】7.次に、端末ステーション172Aはロ
ーカルARPレスポンスメッセージを解釈し、その結果
から、端末ステーション178Cのデータリンク層アド
レスを抽出する。 8.次に、端末ステーション172Aは、端末ステーシ
ョン178Cに向けられたメッセージパケットを伝送す
る。この場合、このメッセージパケットは、「データリ
ンク宛先アドレス」フィールド126内の端末ステーシ
ョン178Cのデータリンク層アドレスを含む。
【0083】9.ブロックス180は、メッセージパケ
ットのデータリンクヘッダ122をパーズし、「データ
リンク宛先アドレス」フィールド126が接続部182
のアドレスを含まないことを発見してから、当該メッセ
ージパケットをブリッジとして転送する。 10.メッセージパケットは、接続部184を介してリ
ンク174に転送される。この場合、ブロックス190
は、接続部192において、メッセージパケットを検出
する。
【0084】11.ブロックス190は、メッセージパ
ケットのデータリンクヘッダ122をパーズし、データ
リンク宛先アドレスフィールド126が接続部192の
データリンクアドレスを含まないと結論して、メッセー
ジパケットをブリッジとして転送する。ブロックス19
0は、ブロックス190内に保持された転送表に基づ
き、接続部196を介してメッセージパケットをリンク
178にブリッジする。
【0085】12.メッセージパケットは、当該メッセ
ージパケットの「データリンク宛先アドレス」フィール
ド126において自身のデータリンクアドレスアドレス
を検出する端末ステーション178Cによって検出され
る。従って、目的受信所178Cは、当該メッセージパ
ケットを受信する。図7に示すように、通信システム1
70内の各ステーション、即ち、リンク172上の端末
ステーション172A、172B、172C、リンク1
74上の端末ステーション174A、174B、174
C、174D、リンク176上の端末ステーション17
6A、176B、176C、リンク178上の端末ステ
ーション172A、172B、172C、は図12に示
す端末ステーションマスク221を使用する、図12の
短いマスク221は、通信システム170の端末ステー
ションによって使われる場合、通信システム170の全
て端末ステーションに、それらの端末ステーションが同
一リンク上に所在すると結論させる。この結論に達する
と、端末ステーションは、目的受信ステーションのデー
タリンクアドレスに対するローカルARPリクエストメ
ッセージの伝送が許可される。
【0086】図10に示すように、各ブロックス18
0、200、190は長い方のブロックスマスク220
を使用する。この長い方のブロックスマスク220は、
バイト164の最初の5つの位置が1であり、これらの
1は、ブロックスがリンク172、174、176、1
78のサブネットアドレスを区別することを許可する。
通信システム170上の1つの端末ステーションが、広
域ネットワーク通信リンク204によりロックス200
を介して通信システム170に接続された端末ステーシ
ョンにメッセージパケットを伝送する準備をする場合に
は、当該メッセージパケットの提案された「ネットワー
ク層宛先アドレス」フィールド140のバイト150及
び152におけるアドレスは、リンク172、174、
176、178のアドレスのバイト150、152と異
なるはずである。従って、このように遠い端末ステーシ
ョンに対するローカルARPリクエストメッセージを受
信するブロックスは、ルータとして機能して、当該メッ
セージパケットをブロックス200に転送し、このブロ
ックスは、広域ネットワークリンク204において、目
的受信端末ステーションに連結されたリンクを持つ該当
するブロックスへ当該メッセージパケットを送信する。
【0087】図10及び図12から分かるように、ブロ
ックスは、長い方のサブネットアドレスを見てから、そ
の後で、端末ステーション見る。図10のバイト164
に示すように、ブロックスが見るサブネットアドレス
は、図12のマスク221を用いて端末ステーションが
見るサブネットアドレスよりも更に5ビットだけ長い。
短い方の端末ステーションマスクにより、当該端末ステ
ーションは、同一リンク上に所在する通信ネットワーク
170の全ての端末ステーションを見ることとなる。図
10に示すように、長い方のブロックスマスク220
は、ブロックスが、目的受信端末ステーション及び当該
目的受信端末ステーションが所属するリンクを区別する
ことを可能にする。
【0088】更に、図10及び図712に示す端末ステ
ーションマスク及びブロックスマスクについて行った前
述の検討の結果に従って端末ステーションを区別するこ
とができるように、端末ステーションのアドレスは注意
深く割り当てられる。通信システム170における各端
末ステーションに割り当てられたバイト154の値を次
に示す、即ち、リンク172に割り当てられたバイト1
54の値は11111000であり、リンク174に割
り当てられたバイト154の値は11110000であ
り、リンク176に割り当てられたバイト154の値は
11100000であり、リンク178に割り当てられ
たバイト154の値は11000000であった。短い
端末ステーションマスク221と長いブロックスマスク
220を使用して異なるリンク上の端末ステーションを
区別するには、このようにアドレスを注意深く選択する
ことが重要である。
【0089】
【第4の模範的な実施例】通信システム300を図13
に示す。ここでは、通信システム300の端末ステーシ
ョン用のネットワーク層アドレスについて検討する。ネ
ットワーク層アドレスは、図3の「ネットワーク層宛先
アドレス」フィールド140において使用される。ネッ
トワーク層アドレスは、図4のアドレスフィールド14
0に配置されるバイトとして、例えば、4つのバイト、
150、152、154、156を持つものとする。バ
イト150の値は数N1によって表されるものとし、バ
イト152の値は数N2によって表されるものとする。
バイト154の値は数N3によって表されるものとし、
バイト156の値は数N4によって表されるものとす
る。従って、これら4つのバイトアドレスは、次のよう
に表すことができる。
【0090】N1.N2.N3.N4 ネットワーク層アドレスを前記のように記号表現した場
合、数N1、N2、N3、N4はアドレス140のバイ
ト、即ち、各バイト150、152、154、156を
表す。本発明において、バイトN1、N2、N3、N4
の値を注意深く選択すれば、端末ステーションがローカ
ルARPリクエストを送信する許可を得るために短い端
末ステーションマスクを利用し、異なるリンク上の端末
ステーションをブロックスが区別することを可能にする
ために長いブロックスマスクを利用することができる。
【0091】ネットワーク層アドレスを表現する別の例
として、マスクの長さは、例えば、12ビット、即ち、
マスク境界がオクテット境界と合致しない長さであって
も差し支えない。例えば、図10に示すマスクは、オク
テット164から5ビットを使用する。この場合、ネッ
トワーク層アドレスの記号的表現は次のようであっても
さしつかえない。即ち、 Al.A2.A3 ここに、A1、A2、及び、A3はネットワーク層アド
レスの部品を参照するために用いられる数である。例え
ば、A1は関連LANの1つのグループを表し、A2は
当該グループの特定にLANを表し、A3はホストアド
レスを表す。
【0092】端末ステーションアドレスの模範的な割当
方法を次に示す。図13に示す通信システム300にお
いて、LAN 302はブロックスBR4 304によ
ってLAN 306に連結される。LAN 308はブ
ロックスBR6 310によってLAN 306に連結
される。LAN 306はブロックスBR3 312に
よってLAN 314に連結される。LAN 314は
ブロックスBR1 316によってLAN 320に連
結される。LAN 320はブロックス322によって
LAN 324に連結される。LAN 320はブロッ
クスBR5 326によってLAN 328に連結され
る。
【0093】各LAN、302、306、308、31
4、320、324、328は、通信接続された複数の
端末ステーションを有する。説明を簡単にするために、
特定の端末ステーションについてのみ直接検討すること
とする。LAN 302は端末ステーションA 340
を有する。LAN 328は端末ステーションB 34
2を有する。アドレスは、本発明に従って各LAN上の
端末ステーションに割り当てられる。例えば、アドレス
は、次のようにLANに割り当てることが可能である。
各LANには、4つのバイト、即ちバイト150、15
2、154、156から成るアドレス140が割り当て
られる。単純化のために、ここでは、3つのバイト、即
ちバイト152、154、156のみについて検討す
る。最高バイト150には任意の数を割り当てても差し
支えないが、各リンクはのバイト150の値は同じであ
る。
【0094】例えば、通信システム300において、バ
イト152には値「19」が割り当てられる。従って、
LAN 302上の全てのステーションには、アドレス
19.3.*が割り当てられる。「*」は、ステーショ
ンを区別するための任意の一意的な数を意味する。LA
N 306に連結される全てのステーションには、アド
レスl9.4.*が割り当てられる。LAN 308に
連結される全てのステーションには、アドレスl9.
8.*が割り当てられる。LAN 314に連結される
全てのステーションには、アドレスl9.5.*が割り
当てられる。LAN 320に連結される全てのステー
ションには、アドレスl9.5.*が割り当てられる。
LAN 324に連結される全てのステーションには、
アドレスl9.6.*が割り当てられる。LAN 32
8に連結される全てのステーションには、アドレスl
9.7.*が割り当てられる。各リンク上のステーショ
ンは、それぞれのブロックスへの接続部と同様に、複数
の端末ステーショを有する。
【0095】ネットワーク層アドレスが19.3.8で
あるLAN 302上の端末ステーションA340が、
ネットワーク層アドレスが19.7.5であるLAN
328上の端末ステーションBにメッセージパケットを
送信しようと決定した場合に起きる事象について次に説
明する。 1.端末ステーションA 340は、端末ステーション
340が端末ステーションB 342のデータリンク層
アドレスを学習する目的でローカルARPリクエストメ
ッセージを伝送する許可を持つかどうかを決定するため
に、目的受信ステーションB 342のネットワーク層
アドレスを試験する。本発明においては、TCP−IP
32ビットアドレス以外のアドレスを使用しても差し
支えない。例えば、3つのオクテットアドレス使用する
場合には、端末ステーションA340は、次に示す値を
持つマスクを使うことができる。 11111111.00000000.0000000o また、通信システム300における各ブロックスは、転
送の決定に際して次に示す値を持つマスクを利用する。 11111111.11111111.11111111 従って、端末ステーションA 340は、その端末ステ
ーションマスクを利用し、そして、端末ステーションB
342が所在するリンクが「19.*.*」であり、
端末ステーションA 340が所在するリンクと同じで
あると結論する。従って、端末ステーションAは、LA
N 302にローカルARPリクエストメッセージを伝
送する。
【0096】2.ブロックスBR4 304は、ローカ
ルARPリクエストメッセージを検出し、当該ローカル
ARPリクエストメッセージを解釈し、ブロックスBR
5326に向けた遠隔ARPリクエストメッセージを作
る。Brox BR4 304は、コンピュータ通信技
術における熟練者にとって周知であるように、ブロック
スが経路指示アルゴリズムに参加した結果として、遠隔
ARPリクエストメッセージをブロックスBR5 32
6に送信することを知る。従って、ブロックスBR4
304は、遠隔ARPリクエストメッセージをブロック
スBR5 326に伝送する。Brox BR5 32
6は、遠隔ARPリクエストメッセージを受信し、それ
に応答して標準ローカルARPリクエストメッセージを
LAN328に伝送する。
【0097】3.端末ステーションB 342は、LA
N 328に伝送されたローカルARPリクエストを受
信し、端末ステーションB 342のデータリンクアド
レスを含むローカルARPレスポンスメッセージを生成
する。この場合、データリンクアドレスは、ネットワー
ク層アドレス19.7.5を持つステーションに対応す
る。
【0098】4.ブロックスBR5 326は、端末ス
テーションB 342によって伝送されたローカルAR
Pレスポンスメッセージを検出し、それが未決定遠隔A
RPリクエストメッセージの完成を意味することを認識
し、遠隔ARPレスポンスメッセージを作る。次に、B
rox BR5 326は、遠隔ARPレスポンスメッ
セージをブロックスBR4 304に送信する。Bro
x BR4 304は、遠隔ARPレスポンスメッセー
ジを受信し、これに応答してローカルARPレスポンス
メッセージを作る。次に、Brox BR4 304は
ローカルARPレスポンスメッセージをLAN 302
に伝送する。
【0099】5.端末ステーションA 340は、LA
N 302からローカルARPレスポンスメッセージを
受信し、当該ローカルARPレスポンスメッセージを解
釈し、端末ステーションB 342のデータリンク層ア
ドレスを記憶する。 6.次に、端末ステーションA 340は、メッセージ
パケット120の「データリンク宛先アドレス」フィー
ルド126に端末ステーションB 342のデータリン
ク層アドレスを含むデータパケットを組み立てる。
【0100】7.ブロックスBR4 304は、当該デ
ータパケットを検出し、データリンクヘッダ122をパ
ーズし、「データリンク宛先アドレス」フィールド12
6の内容がブロックスBR4 304によって使われた
アドレスではないことを確認し、その結果、ブリッジと
してメッセージパケットを転送することを結論する。端
末ステーションA 340によって伝送されたデータパ
ケットは、ブリッジとして動作する全ての中間ブロック
ス、即ち、ブロックスBR4 304、ブロックスBR
3 312、ブロックスBR1 316、及び、ブロッ
クスBR5326によって転送される。データパケット
は、このように各ホップ毎に転送され、設計によって
は、このための必要時間はブロックスがルータとして動
作した場合の200分の1未満である。
【0101】端末ステーションA 340によってLA
N 302に伝送されたローカルARPリクエストは、
ブロックスBR4 304によってブロックされる。即
ち、ブロックスBR4 304が標準ブリッジとして作
動と異なり、ローカルARPリクエストはLAN 30
6に転送されない。即ち、ブロックスBR4 304
は、標準ルータとして作動し、LAN 302をLAN
306から分離してLAN 302がメッセージをL
ANの間に転送しないようにする。同様に、全てのロー
カルARPリクエスト及びローカルARPレスポンス
は、ルータとして機能するブロックスによってこれらの
リクエスト及びレスポンスが作られたLANに対して分
離される。従って、データトラヒックは、ブリッジとし
て迅速に転送を遂行する各々のブロックス転送により、
通信ネットワーク300内のあらゆるリンク上のあらゆ
る端末ステーションの間に伝送可能である。同様に、各
LAN上で生成されたローカルトラヒックは、ルータと
して機能する各ブロックスによってそれぞれ他のリンク
から分離される。
【0102】全ての実施例において、本発明は、データ
パケットの転送を高速化し、データ通信システムにおけ
る渋滞を回避するという有利な効果をもたらす。本発明
の更に別の利益は、中間転送ステーションが既に説明し
た本発明の規則に従ってブリッジに変化しない旧型のル
ータである場合に、本発明は、本発明に従って機能する
全ての中間ブロックスと共に完全に作動することであ
る。古いシステムに設置済みのあらゆる中間「旧型」ル
ータは、当該システムに新規なブロックスを追加設置す
ることによって達成される改善を妨害することはない。
【0103】本発明の更に別の利益は、本発明を実現す
るためには、端末ステーションに一切の変更を必要とし
ないことである。本発明は、新規な方法により端末ステ
ーションの古い機能を利用するので、既存の端末ステー
ションの変更を一切必要とせず、既存のシステムに有利
に設置することができる。従って、本発明は、複雑な通
信システムの多重リンクにおけるメッセージの転送速度
を大幅に改善する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例に従ってルータにより
連結された2つのLANの論理図である。
【図2】本発明に従ったブロックスの動作を示す流れ図
である。
【図3】本発明の好ましい実施例に従ったデータパケッ
トのフィールドダイアグラムである。
【図4】アドレスフィールドのフィールドダイアグラム
である。
【図5】アドレスフィールド用マスクのフィールドダイ
アグラムである。
【図6】アドレスフィールド用マスクのフィールドダイ
アグラムである。
【図7】本発明に従った複数のリンクを有する通信シス
テムのブロック図である。
【図8】本発明に従ったアドレスのフィールドダイアグ
ラムである。
【図9】本発明の好ましい実施例に従ったアドレスのフ
ィールドダイアグラムである。
【図10】本発明の好ましい実施例に従ったブリッジル
ータボックス(ブロックス)マスクのフィールドダイア
グラムである。
【図11】本発明の好ましい実施例に従ったアドレスの
フィールドダイアグラムである。
【図12】本発明の好ましい実施例に従った端末ステー
ションマスクのフィールドダイアグラムである。
【図13】本発明に従った通信システムのブロックダイ
アグラムである。
【符号の説明】
100 通信リンク接続装置 110 LAN 112 LAN

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信リンク及び第2の通信リンク
    を持つ通信システムにおける、前記の各通信リンク上に
    は少なくとも1つの通信可能な端末ステーションが所在
    し、前記第1のリンクからのパケットを前記第2のリン
    クに転送するための装置において、前記装置はデータパ
    ケット上のネットワーク層ヘッダを検出可能であり、前
    記ネットワーク層ヘッダは宛先アドレスを持ち、 前記宛先アドレスをサブセットアドレス部とホストアド
    レス部に区分するために転送マスク長を持つ装置マスク
    を前記装置に割り当てるための手段と、 前記宛先アドレスをサブセットアドレス部とホストアド
    レス部に区分するために端末ステーションマスク長を持
    つ端末ステーションマスクを前記の少なくとも1つの端
    末ステーションに割り当てるための手段と、 前記第1のリンク及び前記第2のリンクを1つの単一リ
    ンクとみなしてこのリンク上の全ての端末ステーション
    を識別するために前記端末ステーションが前記端末ステ
    ーションマスクを使用可能にするため、及び、前記ネッ
    トワーク層アドレスによってアドレスされた端末ステー
    ションが前記第1のリンク又は前記第2のリンクのいず
    れに所在するかを区別するために前記装置が前記転送マ
    スクを使用可能にするために前記端末ステーションマス
    ク長よりも大きい長さを前記転送マスクに割り当てるた
    めの手段と、 を有することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記装置において、更に、選定された端
    末ステーションに関してローカル「アドレス要求プロト
    コル(以後ARP)」リクエストメッセージを前記第1
    の通信リンクに伝送するための手段と、前記ローカルA
    RPリクエストメッセージは受信端末ステーションのデ
    ータリンクアドレスを要求するものとし、 前記装置に関し、前記ローカルARPリクエストメッセ
    ージに応答して、遠隔ARPリクエストメッセージを作
    り、前記受信端末ステーションが接続された前記第2の
    リンクに接続された第2の転送装置に前記遠隔ARPリ
    クエストメッセージを送信するための手段と、 前記装置に関し、前記受信端末ステーションの前記デー
    タリンクアドレスを含む遠隔ARPレスポンスメッセー
    ジを前記第2の転送装置から受信するための手段と、 前記装置に関し、前記遠隔ARPリクエストメッセージ
    に応答して、ローカルARPリクエストメッセージを作
    り、前記ローカルARPリクエストメッセージを前記の
    選定された端末ステーションに送信するための手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 メッセージパケット内のデータリンクア
    ドレスが前記装置のデータリンクアドレスでない場合に
    ブリッジとしてデータパケットを転送するための前記転
    送装置と関連した手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  4. 【請求項4】 メッセージパケット内のデータリンクア
    ドレスが前記装置のデータリンクアドレスである場合に
    ルータとしてデータパケットを転送するための前記転送
    装置と関連した手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  5. 【請求項5】 複数の通信リンク及び第1のリンクから
    のメッセージパケットを第2のリンクに転送するための
    転送装置を持つ通信システムにおいて、前記第1のリン
    ク及び前記第2のリンクは前記複数のリンクの中から選
    択されたリンクであり、前記装置はデータパケット上の
    ネットワーク層ヘッダを検出可能であり、前記ネットワ
    ーク層ヘッダは宛先アドレスを持ち、 前記宛先アドレスをサブセットアドレス部とホストアド
    レス部に区分するために転送マスク長を持つ装置マスク
    を前記装置に割り当てるための手段と、 前記宛先アドレスをサブセットアドレス部とホストアド
    レス部に区分するために端末ステーションマスク長を持
    つ端末ステーションマスクを前記の少なくとも1つの端
    末ステーションに割り当てるための手段と、 前記第1のリンク及び前記第2のリンクを1つの単一リ
    ンクとみなしてこのリンク上の全ての端末ステーション
    を識別するために前記端末ステーションが前記端末ステ
    ーションマスクを使用可能にするため、及び、前記ネッ
    トワーク層アドレスによってアドレスされた端末ステー
    ションが前記第1のリンク又は前記第2のリンクのいず
    れに所在するかを区別するために前記装置が前記転送マ
    スクを使用可能にするために前記端末ステーションマス
    ク長よりも大きい長さを前記転送マスクに割り当てるた
    めの手段と、 選択された端末ステーションに関し、前記端末ステーシ
    ョンマスクよりも大きい前記転送マスクの長さに応答し
    て、ローカルARPリクエストメッセージを連結された
    リンクに伝送するための手段と、前記ローカルARPリ
    クエストメッセージは受信端末ステーションのデータリ
    ンクアドレスを要求し、前記受信端末ステーションは前
    記の連結リンクでない第2のリンクに連結され、 前記装置に関し、前記のローカルARPリクエストメッ
    セージに応答して前記第2リンクに設置された第2の転
    送装置に遠隔ARPリクエストメッセージを送信するた
    めの手段と、 前記第2の転送装置に関し、前記遠隔ARPリクエスト
    メッセージに応答して第2のローカルARPリクエスト
    メッセージを前記目的受信端末ステーションに送信する
    ための手段と、 前記目的端末ステーションに関し、前記第2のローカル
    ARPリクエストメッセージに応答してローカルARP
    レスポンスメッセージを前記第2の転送装置に送信する
    ための手段と、前記第2のローカルARPレスポンスメ
    ッセージは前記目的端末ステーションの前記データリン
    クアドレスを含み、 前記第2の転送装置に関し、前記のローカルARPレス
    ポンスメッセージに応答して遠隔ARPレスポンスメッ
    セージを前記装置に送信するための手段と、 前記装置に関し、前記遠隔ARPレスポンスメッセージ
    に応答して前記の選定された端末ステーションに第2の
    ローカルARPレスポンスメッセージを送信するための
    手段と、 前記の選定された端末ステーションに関し、前記第2の
    ローカルARPレスポンスメッセージに応答して前記目
    的受信端末ステーションのデータリンクアドレスを受信
    し、また、前記の選定された端末ステーションに関し、
    前記の選定された端末ステーション前記の前記データリ
    ンクアドレスを含むメッセージパケットを送信し、ま
    た、前記装置に関し、前記メッセージパケットに含まれ
    る前記目的受信端末ステーションの前記データリンクア
    ドレスに応答してブリッジとして前記メッセージパケッ
    トを転送するための手段と、 を有することを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 複数の通信リンク及び第1のリンクから
    のメッセージパケットを第2のリンクに転送するための
    転送装置を持つ通信システムにおいて、前記第1のリン
    ク及び前記第2のリンクは前記複数のリンクの中から選
    択されたリンクであり、前記装置はデータパケット上の
    ネットワーク層ヘッダを検出可能であり、前記ネットワ
    ーク層ヘッダは宛先アドレスを持ち、 前記宛先アドレスをサブセットアドレス部とホストアド
    レス部に区分するために転送マスク長を持つ装置マスク
    を前記装置に割り当てるための手段と、 前記宛先アドレスをサブセットアドレス部とホストアド
    レス部に区分するために端末ステーションマスク長を持
    つ端末ステーションマスクを前記の少なくとも1つの端
    末ステーションに割り当てるための手段と、 前記第1のリンク及び前記第2のリンクを1つの単一リ
    ンクとみなしてこのリンク上の全ての端末ステーション
    を識別するために前記端末ステーションが前記端末ステ
    ーションマスクを使用可能にするため、及び、前記ネッ
    トワーク層アドレスによってアドレスされた端末ステー
    ションが前記第1のリンク又は前記第2のリンクのいず
    れに所在するかを区別するために前記装置が前記転送マ
    スクを使用可能にするために前記端末ステーションマス
    ク長よりも大きい長さを前記転送マスクに割り当てるた
    めの手段と、 を有することを特徴とするシステム。
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