JPH087730B2 - 計算機システム - Google Patents
計算機システムInfo
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- JPH087730B2 JPH087730B2 JP5153879A JP15387993A JPH087730B2 JP H087730 B2 JPH087730 B2 JP H087730B2 JP 5153879 A JP5153879 A JP 5153879A JP 15387993 A JP15387993 A JP 15387993A JP H087730 B2 JPH087730 B2 JP H087730B2
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- Japan
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/10—Flow control; Congestion control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/10—Flow control; Congestion control
- H04L47/36—Flow control; Congestion control by determining packet size, e.g. maximum transfer unit [MTU]
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムのコネ
クション確立時のデータ送信のための最適なセグメント
サイズの通信管理方式に利用する。特に、ゲートウエイ
を介してネットワークに接続された計算機システムにお
いてコネクション確立時に最適なセグメントサイズでデ
ータを送信し通信効率を向上できる通信管理方式に関す
ものである。
クション確立時のデータ送信のための最適なセグメント
サイズの通信管理方式に利用する。特に、ゲートウエイ
を介してネットワークに接続された計算機システムにお
いてコネクション確立時に最適なセグメントサイズでデ
ータを送信し通信効率を向上できる通信管理方式に関す
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、計算機システムは、送信するデー
タのセグメントサイズを相手先のホストコンピュータが
通知してきたセグメントサイズに設定していた。特に、
他のネットワークへのデータ送信の場合には、相手先の
ホストコンピュータはどんなホストコンピュータでも受
け取れるようなセグメントサイズである国際標準で既定
されているセグメントサイズを通知して来た。データ送
信側はそのセグメントサイズでデータを送信しなければ
ならなっかった（RFC948、Request for Comments948参
照）。
タのセグメントサイズを相手先のホストコンピュータが
通知してきたセグメントサイズに設定していた。特に、
他のネットワークへのデータ送信の場合には、相手先の
ホストコンピュータはどんなホストコンピュータでも受
け取れるようなセグメントサイズである国際標準で既定
されているセグメントサイズを通知して来た。データ送
信側はそのセグメントサイズでデータを送信しなければ
ならなっかった（RFC948、Request for Comments948参
照）。
【０００３】また、相手先が自分で受信できる最大のセ
グメントサイズで通知してきても、データ送信側でどん
なホストコンピュータでも受け取れるようなセグメント
サイズである国際標準で既定されているセグメントサイ
ズに分けてデータを送信していた。
グメントサイズで通知してきても、データ送信側でどん
なホストコンピュータでも受け取れるようなセグメント
サイズである国際標準で既定されているセグメントサイ
ズに分けてデータを送信していた。
【０００４】また、計算機システムで最適であるセグメ
ントサイズでデータを送信する提案があるが（特開平０
４−２９１４３５号公報）、この場合にはホストコンピ
ュータごとに最適であるセグメントサイズを格納したデ
ーブルを作成しなければならなっかた。
ントサイズでデータを送信する提案があるが（特開平０
４−２９１４３５号公報）、この場合にはホストコンピ
ュータごとに最適であるセグメントサイズを格納したデ
ーブルを作成しなければならなっかた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の計算機システムでは、ネットワークを介した通信の
場合にコネクシュン確立時に送信するセグメントサイズ
はどのホストコンピュータでも受け取れるような国際標
準で既定されたサイズになりパケット数が多くなり、パ
ケット処理のオーバヘッドが増加し通信性能が低下する
欠点があった。
来の計算機システムでは、ネットワークを介した通信の
場合にコネクシュン確立時に送信するセグメントサイズ
はどのホストコンピュータでも受け取れるような国際標
準で既定されたサイズになりパケット数が多くなり、パ
ケット処理のオーバヘッドが増加し通信性能が低下する
欠点があった。
【０００６】本発明は前記の欠点を解決するもので、規
約違反をすることなく最適セグメントサイズ単位でデー
タを送信することができ、パケット数を減らしパケット
処理のオーバヘッドを減らして通信性能を向上できる計
算機システムを提供することを目的とする。
約違反をすることなく最適セグメントサイズ単位でデー
タを送信することができ、パケット数を減らしパケット
処理のオーバヘッドを減らして通信性能を向上できる計
算機システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力装置を備
えた複数のホストコンピュータがネットワークを介して
接続され、各ホストコンピュータに相手先のホストコン
ピュータとの通信を制御する通信制御手段を含み、前記
各ホストコンピュータのアドレスは、ネットワークアド
レスと、ホストアドレスとを含む計算機システムにおい
て、前記各ホストコンピュータは、自入力装置から指定
されたアドレス情報およびそれに対応する最大セグメン
トサイズの複数組を格納するセグメントテーブルと、自
入力装置からの作成要求に基づき前記セグメントテーブ
ルを作成するセグメントサイズ作成手段と、コネクショ
ン確立時に前記セグメントテーブルの内容を順次読み出
す最大セグメントサイズ読出手段と、この読み出された
内容および送信する相手先のアドレスに基づき送信のた
めの最大セグメントサイズを選出し最適セグメントサイ
ズとして保持する決定手段とを含み、前記通信制御手段
は前記決定手段から通知された最適セグメントサイズで
データを前記相手先に送信する最適セグメントサイズ送
信手段を含むことを特徴とする。
えた複数のホストコンピュータがネットワークを介して
接続され、各ホストコンピュータに相手先のホストコン
ピュータとの通信を制御する通信制御手段を含み、前記
各ホストコンピュータのアドレスは、ネットワークアド
レスと、ホストアドレスとを含む計算機システムにおい
て、前記各ホストコンピュータは、自入力装置から指定
されたアドレス情報およびそれに対応する最大セグメン
トサイズの複数組を格納するセグメントテーブルと、自
入力装置からの作成要求に基づき前記セグメントテーブ
ルを作成するセグメントサイズ作成手段と、コネクショ
ン確立時に前記セグメントテーブルの内容を順次読み出
す最大セグメントサイズ読出手段と、この読み出された
内容および送信する相手先のアドレスに基づき送信のた
めの最大セグメントサイズを選出し最適セグメントサイ
ズとして保持する決定手段とを含み、前記通信制御手段
は前記決定手段から通知された最適セグメントサイズで
データを前記相手先に送信する最適セグメントサイズ送
信手段を含むことを特徴とする。
【０００８】また、本発明は、前記最大セグメントサイ
ズはトランスポート層で理解できるデータの最小単位の
サイズであることが望ましい。
ズはトランスポート層で理解できるデータの最小単位の
サイズであることが望ましい。
【０００９】さらに、本発明は、前記セグメントテーブ
ルは前記指定されたアドレス情報として相手先のアドレ
スを含み、前記決定手段は前記最大セグメントサイズ読
出手段から順次読み出された相手先のアドレスの一つと
送信する相手先のアドレスが合致した場合にその一つに
対応する最大セグメントサイズを選出し最適セグメント
サイズとして保持する手段を含むことができる。
ルは前記指定されたアドレス情報として相手先のアドレ
スを含み、前記決定手段は前記最大セグメントサイズ読
出手段から順次読み出された相手先のアドレスの一つと
送信する相手先のアドレスが合致した場合にその一つに
対応する最大セグメントサイズを選出し最適セグメント
サイズとして保持する手段を含むことができる。
【００１０】また、本発明は、前記セグメントテーブル
は前記指定されたアドレス情報として相手先のネットワ
ークアドレスおよびそれに対応するネットマスクを含
み、前記決定手段は前記最大セグメントサイズ読出手段
から順次読み出された相手先のネットワークアドレスの
一つと送信する相手先のアドレスにその一つに対応する
ネットマスクをかけた結果が合致する場合にその一つに
対応する最大セグメントサイズを選出し最適セグメント
サイズとして保持する手段を含むことができる。
は前記指定されたアドレス情報として相手先のネットワ
ークアドレスおよびそれに対応するネットマスクを含
み、前記決定手段は前記最大セグメントサイズ読出手段
から順次読み出された相手先のネットワークアドレスの
一つと送信する相手先のアドレスにその一つに対応する
ネットマスクをかけた結果が合致する場合にその一つに
対応する最大セグメントサイズを選出し最適セグメント
サイズとして保持する手段を含むことができる。
【００１１】さらに、前記セグメントテーブルは前記指
定されたアドレス情報として相手先のアドレスにマスク
ビットをかけたマスク値およびそのマスクビットを含
み、前記決定手段は前記最大セグメントサイズ読出手段
から順次読み出された前記マスク値の一つと送信する相
手先のアドレスにその一つに対応するマスクビットをか
けた結果が合致する場合にその一つに対応する最大セグ
メントサイズを選出し最適セグメントサイズとして保持
する手段を含むことができる。
定されたアドレス情報として相手先のアドレスにマスク
ビットをかけたマスク値およびそのマスクビットを含
み、前記決定手段は前記最大セグメントサイズ読出手段
から順次読み出された前記マスク値の一つと送信する相
手先のアドレスにその一つに対応するマスクビットをか
けた結果が合致する場合にその一つに対応する最大セグ
メントサイズを選出し最適セグメントサイズとして保持
する手段を含むことができる。
【００１２】また、本発明は、前記通信制御手段は、コ
ネクション確立時に送信する相手先が前記セグメントテ
ーブルの内容に含まれる場合にはその相手先に最大セグ
メントサイズ強制通知の通知を送出する最大セグメント
サイズ通知強制通知手段と、コネクション確立時にこの
送信する相手先から最大セグメントサイズを受け取る最
大セグメントサイズ受取手段とを含み、前記決定手段は
前記受け取った最大セグメントサイズと前記選出された
送信のための最大セグメントサイズとに基づき最適セグ
メントサイズを決定し保持する手段を含むことができ
る。
ネクション確立時に送信する相手先が前記セグメントテ
ーブルの内容に含まれる場合にはその相手先に最大セグ
メントサイズ強制通知の通知を送出する最大セグメント
サイズ通知強制通知手段と、コネクション確立時にこの
送信する相手先から最大セグメントサイズを受け取る最
大セグメントサイズ受取手段とを含み、前記決定手段は
前記受け取った最大セグメントサイズと前記選出された
送信のための最大セグメントサイズとに基づき最適セグ
メントサイズを決定し保持する手段を含むことができ
る。
【００１３】
【作用】入力装置から指定されたアドレス情報およびそ
れに対応する最大セグメントサイズの複数組を作成して
セグメントテーブルに格納する。セクション確立時にこ
の格納された内容および送信する相手先のアドレスに基
づき送信のための最大セグメントサイズを選出し最適セ
グメントサイズとしてデータを送信する。このことによ
り、従来のように各ホストコンピュータごとに最適なセ
グメントサイズを格納したセグメントサイズテーブルを
作成する必要がなく、指定されたアドレス情報により最
適セグメントサイズを選出することができ、規約違反を
することなく、かつ最適セグメントサイズ単位でデータ
を送信することができ、パケット数を減らしパケット処
理のオーバヘッドを減らして通信性能を向上できる。
れに対応する最大セグメントサイズの複数組を作成して
セグメントテーブルに格納する。セクション確立時にこ
の格納された内容および送信する相手先のアドレスに基
づき送信のための最大セグメントサイズを選出し最適セ
グメントサイズとしてデータを送信する。このことによ
り、従来のように各ホストコンピュータごとに最適なセ
グメントサイズを格納したセグメントサイズテーブルを
作成する必要がなく、指定されたアドレス情報により最
適セグメントサイズを選出することができ、規約違反を
することなく、かつ最適セグメントサイズ単位でデータ
を送信することができ、パケット数を減らしパケット処
理のオーバヘッドを減らして通信性能を向上できる。
【００１４】すなわち、入力装置から指定されたアドレ
ス情報として相手先のアドレスおよびそれに対応するセ
グメントサイズを格納しておき、セクション確定時にこ
の格納された相手先のアドレスの一つと送信する相手先
のアドレスとが合致した場合にその一つに対応する最大
セグメントサイズを選出し最適セグメントサイズとして
データを送信することができる。
ス情報として相手先のアドレスおよびそれに対応するセ
グメントサイズを格納しておき、セクション確定時にこ
の格納された相手先のアドレスの一つと送信する相手先
のアドレスとが合致した場合にその一つに対応する最大
セグメントサイズを選出し最適セグメントサイズとして
データを送信することができる。
【００１５】また、入力装置から指定されたアドレス情
報として相手先のネットワークアドレスならびにそれに
対応するネットマスクおよび最大セグメントサイズを格
納しておき、セクション確定時にこの格納された相手先
のアドレスの一つと送信する相手先のアドレスにその一
つに対応するネットマスクをかけた結果が合致する場合
にはその一つに対応する最大セグメントサイズを選出し
最適セグメントサイズとしてデータを送信することもで
きる。
報として相手先のネットワークアドレスならびにそれに
対応するネットマスクおよび最大セグメントサイズを格
納しておき、セクション確定時にこの格納された相手先
のアドレスの一つと送信する相手先のアドレスにその一
つに対応するネットマスクをかけた結果が合致する場合
にはその一つに対応する最大セグメントサイズを選出し
最適セグメントサイズとしてデータを送信することもで
きる。
【００１６】さらに、入力装置から指定されたアドレス
情報として相手先のアドレスにマスクビットをかけたマ
スク値ならびにそれに対応するマスクビットおよび最大
セグメントサイズを格納しておき、セクション確定時に
この格納されたマスク値の一つと送信する相手先のアド
レスにその一つに対応するマスクビットをかけた結果が
合致する場合にその一つに対応する最大セグメントサイ
ズを選出し最適セグメントサイズとしてデータを送信す
ることもできる。
情報として相手先のアドレスにマスクビットをかけたマ
スク値ならびにそれに対応するマスクビットおよび最大
セグメントサイズを格納しておき、セクション確定時に
この格納されたマスク値の一つと送信する相手先のアド
レスにその一つに対応するマスクビットをかけた結果が
合致する場合にその一つに対応する最大セグメントサイ
ズを選出し最適セグメントサイズとしてデータを送信す
ることもできる。
【００１７】また、セクション確定時に送信する相手先
が前記セグメントテーブルの内容に含まれる場合にその
相手先にその最大セグメントサイズを強制的に通知さ
せ、通知された最大セグメントサイズが前述により選出
された最大セグメントサイズ以下の場合にはこの通知さ
れた最大セグメントサイズを最適セグメントサイズとし
て決定しデータを送信することもできる。
が前記セグメントテーブルの内容に含まれる場合にその
相手先にその最大セグメントサイズを強制的に通知さ
せ、通知された最大セグメントサイズが前述により選出
された最大セグメントサイズ以下の場合にはこの通知さ
れた最大セグメントサイズを最適セグメントサイズとし
て決定しデータを送信することもできる。
【００１８】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【００１９】図１は本発明第一実施例計算機システムの
ブロック構成図である。図１において、計算機システム
は、入力装置を１０を備えた複数のホストコンピュータ
２０がゲートウェイ３０およびネットワーク４０を介し
て接続され、各ホストコンピュータ２０に相手先のホス
トコンピュータとの通信を制御する通信制御手段２６を
含み、各ホストコンピュータ２０のアドレスは、ネット
ワークアドレスと、ホストアドレスとを含む。
ブロック構成図である。図１において、計算機システム
は、入力装置を１０を備えた複数のホストコンピュータ
２０がゲートウェイ３０およびネットワーク４０を介し
て接続され、各ホストコンピュータ２０に相手先のホス
トコンピュータとの通信を制御する通信制御手段２６を
含み、各ホストコンピュータ２０のアドレスは、ネット
ワークアドレスと、ホストアドレスとを含む。
【００２０】ここで本発明の特徴とするところは、各ホ
ストコンピュータ２０は、自入力装置１０から指定され
たアドレス情報およびそれに対応する最大セグメントサ
イズの複数組を格納するセグメントテーブル２１と、自
入力装置１０からの作成要求に基づきセグメントテーブ
ル２１を作成するセグメントテーブル作成手段２２と、
コネクション確立時にセグメントテーブル２１の内容を
順次読み出す最大セグメントサイズ読出手段２３と、こ
の読み出された内容および送信する相手先のアドレスに
基づき送信のための最大セグメントサイズを選出し最適
セグメントサイズとして保持する決定手段として最適セ
グメントサイズ決定手段およびコネクションエンドポイ
ント２５とを含み、通信制御手段２６は最適セグメント
サイズ決定手段２４から通知された最適セグメントサイ
ズでデータを前記相手先に送信する最適セグメントサイ
ズ送信手段としてデータ送信手段２７を含むことを特徴
とする。
ストコンピュータ２０は、自入力装置１０から指定され
たアドレス情報およびそれに対応する最大セグメントサ
イズの複数組を格納するセグメントテーブル２１と、自
入力装置１０からの作成要求に基づきセグメントテーブ
ル２１を作成するセグメントテーブル作成手段２２と、
コネクション確立時にセグメントテーブル２１の内容を
順次読み出す最大セグメントサイズ読出手段２３と、こ
の読み出された内容および送信する相手先のアドレスに
基づき送信のための最大セグメントサイズを選出し最適
セグメントサイズとして保持する決定手段として最適セ
グメントサイズ決定手段およびコネクションエンドポイ
ント２５とを含み、通信制御手段２６は最適セグメント
サイズ決定手段２４から通知された最適セグメントサイ
ズでデータを前記相手先に送信する最適セグメントサイ
ズ送信手段としてデータ送信手段２７を含むことを特徴
とする。
【００２１】また、前記最大セグメントサイズはトラン
スポート層で理解できるデータの最小単位のサイズであ
る。
スポート層で理解できるデータの最小単位のサイズであ
る。
【００２２】さらに、セグメントテーブル２１は前記指
定されたアドレス情報として相手先のアドレスを含み、
最適セグメントサイズ決定手段２４およびコネクション
エンドポイント２５は前記最大セグメントサイズ読出手
段２３から順次読み出された相手先のアドレスの一つと
送信する相手先のアドレスが合致した場合にその一つに
対応する最大セグメントサイズを選出し最適セグメント
サイズとして保持する手段を含むこのような構成の計算
機システムの動作について説明する。
定されたアドレス情報として相手先のアドレスを含み、
最適セグメントサイズ決定手段２４およびコネクション
エンドポイント２５は前記最大セグメントサイズ読出手
段２３から順次読み出された相手先のアドレスの一つと
送信する相手先のアドレスが合致した場合にその一つに
対応する最大セグメントサイズを選出し最適セグメント
サイズとして保持する手段を含むこのような構成の計算
機システムの動作について説明する。
【００２３】図２は本発明第一実施例計算機システムの
セグメントテーブルの内容を示す図であり、入力装置１
０から指定されたアドレス情報が相手先のアドレス（イ
ンタネット・プロトコル アドレス、ＩＰアドレス）の
場合を示す。図１および図２において、セグメントテー
ブル作成の指示があった場合に、セグメントテーブル作
成手段２２は指示された相手先のアドレスおよび最大セ
グメントサイズをセグメントテーブル２１に格納する。
コネクション確定時に最適セグメントサイズ決定手段２
４は、最大セグメントサイズ読出手段２３によって読み
出された相手先のアドレスと送信する相手先のアドレス
とが合致した場合にその読み出された相手先のアドレス
に対応する最大セグメントサイズを選出し、コネクショ
ンエンドポイント２５に最適セグメントサイズとして設
定する。データ送信手段２７はコネクションエンドポイ
ント２５の最適セグメントサイズに基づきデータを送信
する。
セグメントテーブルの内容を示す図であり、入力装置１
０から指定されたアドレス情報が相手先のアドレス（イ
ンタネット・プロトコル アドレス、ＩＰアドレス）の
場合を示す。図１および図２において、セグメントテー
ブル作成の指示があった場合に、セグメントテーブル作
成手段２２は指示された相手先のアドレスおよび最大セ
グメントサイズをセグメントテーブル２１に格納する。
コネクション確定時に最適セグメントサイズ決定手段２
４は、最大セグメントサイズ読出手段２３によって読み
出された相手先のアドレスと送信する相手先のアドレス
とが合致した場合にその読み出された相手先のアドレス
に対応する最大セグメントサイズを選出し、コネクショ
ンエンドポイント２５に最適セグメントサイズとして設
定する。データ送信手段２７はコネクションエンドポイ
ント２５の最適セグメントサイズに基づきデータを送信
する。
【００２４】次に、入力装置１０から指定されたアドレ
ス情報が相手先のネットワークアドレスおよびそれに対
応するネットマスクの場合について説明する。ブロック
構成図は図１と同一である。図３は本発明第二実施例計
算機システムのセグメントテーブルの内容を示す図であ
る。図４は本発明第二実施例計算機システムの最適セグ
メントサイズ決定手段の処理を示すフローチャートであ
る。図１〜図３において、セグメントテーブル作成の指
示があった場合にセグメントテーブル作成手段２２は、
ネットワークアドレス、ネットマスクおよび最大セグメ
ントサイズをセグメントテーブルに格納する。
ス情報が相手先のネットワークアドレスおよびそれに対
応するネットマスクの場合について説明する。ブロック
構成図は図１と同一である。図３は本発明第二実施例計
算機システムのセグメントテーブルの内容を示す図であ
る。図４は本発明第二実施例計算機システムの最適セグ
メントサイズ決定手段の処理を示すフローチャートであ
る。図１〜図３において、セグメントテーブル作成の指
示があった場合にセグメントテーブル作成手段２２は、
ネットワークアドレス、ネットマスクおよび最大セグメ
ントサイズをセグメントテーブルに格納する。
【００２５】コネクション確立時に、最適セグメントサ
イズ決定手段２４は、最大セグメントサイズ読出手段２
３によって読み出されたネットワークアドレスとネット
マスクをかけた相手先のホストコンピュータ２０のアド
レスとが合致したセグメントテーブル２１に格納されて
いる最大セグメントサイズを選出し、コネクションエン
ドポイント２５に最適セグメントサイズとして設定す
る。データ送信手段２７はコネクションエンドポイント
２５からの最適セグメントサイズでデータを送信する。
イズ決定手段２４は、最大セグメントサイズ読出手段２
３によって読み出されたネットワークアドレスとネット
マスクをかけた相手先のホストコンピュータ２０のアド
レスとが合致したセグメントテーブル２１に格納されて
いる最大セグメントサイズを選出し、コネクションエン
ドポイント２５に最適セグメントサイズとして設定す
る。データ送信手段２７はコネクションエンドポイント
２５からの最適セグメントサイズでデータを送信する。
【００２６】次に、入力装置１０から指定されたアドレ
ス情報が相手先のアドレスにビットマスクをかけたマス
ク値およびそのマスクビットの場合には、最適セグメン
トサイズで送信する相手先のホストコンピュータ２０の
サーチをする場合に、セグメントテーブルにあるマスク
ビットがネットワークおよびサブネットワークを表すだ
けでなく、あらゆるビットパタンを許しているので、あ
るグループに対して送信する最適なセグメントサイズが
指定できる。
ス情報が相手先のアドレスにビットマスクをかけたマス
ク値およびそのマスクビットの場合には、最適セグメン
トサイズで送信する相手先のホストコンピュータ２０の
サーチをする場合に、セグメントテーブルにあるマスク
ビットがネットワークおよびサブネットワークを表すだ
けでなく、あらゆるビットパタンを許しているので、あ
るグループに対して送信する最適なセグメントサイズが
指定できる。
【００２７】次に、送信する相手先から強制的にその最
大セグメントサイズを通知させる場合について説明す
る。図５は本発明第三実施例計算機システムのブロック
構成図である。図５において、２８は最大セグメントサ
イズ受取手段および２９は最大セグメントサイズ通知強
制通知手段である。図６は本発明第三実施例計算機シス
テムの最適セグメントサイズ決定手段の処理を示すフロ
ーチャートである。ここでは、入力装置１０から指定さ
れるアドレス情報が相手先のネットワークアドレスおよ
びそれに対応するネットマスクの場合について説明す
る。セグメントテーブル２１の内容は図３と同様であ
る。図３、図５および図６において、セグメントテーブ
ル作成の指示があった場合にセグメントテーブル作成手
段２２は、ネットワークアドレス、ネットマスクおよび
最大セグメントサイズをセグメントテーブルに格納す
る。
大セグメントサイズを通知させる場合について説明す
る。図５は本発明第三実施例計算機システムのブロック
構成図である。図５において、２８は最大セグメントサ
イズ受取手段および２９は最大セグメントサイズ通知強
制通知手段である。図６は本発明第三実施例計算機シス
テムの最適セグメントサイズ決定手段の処理を示すフロ
ーチャートである。ここでは、入力装置１０から指定さ
れるアドレス情報が相手先のネットワークアドレスおよ
びそれに対応するネットマスクの場合について説明す
る。セグメントテーブル２１の内容は図３と同様であ
る。図３、図５および図６において、セグメントテーブ
ル作成の指示があった場合にセグメントテーブル作成手
段２２は、ネットワークアドレス、ネットマスクおよび
最大セグメントサイズをセグメントテーブルに格納す
る。
【００２８】コネクション確立時に、最大セグメントサ
イズ通知強制通知手段２９は自セグメントテーブル２１
に格納された送信する相手先に対して最大セグメントサ
イズを通知するように強制的に要求し、最大セグメント
サイズ受取手段２８は送信する相手先から返送された最
大セグメントサイズを受け取る。最適セグメントサイズ
決定手段２４Ａは、最大セグメントサイズ読出手段２３
によって読み出されたネットワークアドレスとネットマ
スクをかけた相手先ホストコンピュータのアドレスとが
合致したセグメントテーブル２１に格納されている最大
セグメントサイズを選出し、さらに、受け取られた最大
セグメントサイズとこの選出された最大セグメントサイ
ズとを比較し、小さい方を最適セグメントサイズとして
コネクションエンドポイント２５に設定する。データ送
信手段２７はコネクションエンドポイント２５からの最
適セグメントサイズでデータを送信する。
イズ通知強制通知手段２９は自セグメントテーブル２１
に格納された送信する相手先に対して最大セグメントサ
イズを通知するように強制的に要求し、最大セグメント
サイズ受取手段２８は送信する相手先から返送された最
大セグメントサイズを受け取る。最適セグメントサイズ
決定手段２４Ａは、最大セグメントサイズ読出手段２３
によって読み出されたネットワークアドレスとネットマ
スクをかけた相手先ホストコンピュータのアドレスとが
合致したセグメントテーブル２１に格納されている最大
セグメントサイズを選出し、さらに、受け取られた最大
セグメントサイズとこの選出された最大セグメントサイ
ズとを比較し、小さい方を最適セグメントサイズとして
コネクションエンドポイント２５に設定する。データ送
信手段２７はコネクションエンドポイント２５からの最
適セグメントサイズでデータを送信する。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、規約違
反をすることなく最適セグメントサイズ単位でデータを
送信することができ、パケット数を減らしパケット処理
のオーバヘッドを減らして通信性能を向上できる優れた
効果がある。
反をすることなく最適セグメントサイズ単位でデータを
送信することができ、パケット数を減らしパケット処理
のオーバヘッドを減らして通信性能を向上できる優れた
効果がある。
【００３０】また、相手先のアドレスごとにセグメント
テーブルを作成する必要がなく、指定されたアドレスご
と、ネットワークアドレスごと、特定のグループごとに
最適セグメントサイズを選出できるので、セグメントテ
ーブル作成の回数が少なくても影響範囲を広げることが
できる。
テーブルを作成する必要がなく、指定されたアドレスご
と、ネットワークアドレスごと、特定のグループごとに
最適セグメントサイズを選出できるので、セグメントテ
ーブル作成の回数が少なくても影響範囲を広げることが
できる。
【図１】本発明第一実施例計算機システムのブロック構
成図。
成図。
【図２】本発明第一実施例計算機システムのセグメント
テーブルの内容を示す図。
テーブルの内容を示す図。
【図３】本発明第二実施例計算機システムのセグメント
テーブルの内容を示す図。
テーブルの内容を示す図。
【図４】本発明第二実施例計算機システムの最適セグメ
ントサイズ決定手段の処理を示すフローチャート。
ントサイズ決定手段の処理を示すフローチャート。
【図５】本発明第三実施例計算機システムのブロック構
成図。
成図。
【図６】本発明第三実施例計算機システムの最適セグメ
ントサイズ決定手段の処理を示すフローチャート。
ントサイズ決定手段の処理を示すフローチャート。
１０ 入力装置 ２０、２０Ａ ホストコンピュータ ２１ セグメントテーブル ２２ セグメントテーブル作成手段 ２３ 最大セグメントサイズ読出手段 ２４、２４Ａ 最適セグメントサイズ決定手段 ２５ コネクションエンドポイント ２６、２６Ａ 通信制御手段 ２７ データ送信手段 ２８ 最大セグメントサイズ受取手段 ２９ 最大セグメントサイズ通知強制通知手段 ３０ ゲートウェイ ４０ ネットワーク
Claims (6)
- 【請求項１】 入力装置を備えた複数のホストコンピュ
ータがネットワークを介して接続され、各ホストコンピ
ュータに相手先のホストコンピュータとの通信を制御す
る通信制御手段を含み、 前記各ホストコンピュータのアドレスは、ネットワーク
アドレスと、ホストアドレスとを含む計算機システムに
おいて、 前記各ホストコンピュータは、自入力装置から指定され
たアドレス情報およびそれに対応する最大セグメントサ
イズの複数組を格納するセグメントテーブルと、自入力
装置からの作成要求に基づき前記セグメントテーブルを
作成するセグメントサイズ作成手段と、コネクション確
立時に前記セグメントテーブルの内容を順次読み出す最
大セグメントサイズ読出手段と、この読み出された内容
および送信する相手先のアドレスに基づき送信のための
最大セグメントサイズを選出し最適セグメントサイズと
して保持する決定手段とを含み、 前記通信制御手段は前記決定手段から通知された最適セ
グメントサイズでデータを前記相手先に送信する最適セ
グメントサイズ送信手段を含むことを特徴とする計算機
システム。 - 【請求項２】 前記最大セグメントサイズはトランスポ
ート層で理解できるデータの最小単位のサイズである請
求項１記載の計算機システム。 - 【請求項３】 前記セグメントテーブルは前記指定され
たアドレス情報として相手先のアドレスを含み、前記決
定手段は前記最大セグメントサイズ読出手段から順次読
み出された相手先のアドレスの一つと送信する相手先の
アドレスが合致した場合にその一つに対応する最大セグ
メントサイズを選出し最適セグメントサイズとして保持
する手段を含む請求項１記載の計算機システム。 - 【請求項４】 前記セグメントテーブルは前記指定され
たアドレス情報として相手先のネットワークアドレスお
よびそれに対応するネットマスクを含み、前記決定手段
は前記最大セグメントサイズ読出手段から順次読み出さ
れた相手先のネットワークアドレスの一つと送信する相
手先のアドレスにその一つに対応するネットマスクをか
けた結果が合致する場合にその一つに対応する最大セグ
メントサイズを選出し最適セグメントサイズとして保持
する手段を含む請求項１記載の計算機システム。 - 【請求項５】 前記セグメントテーブルは前記指定され
たアドレス情報として相手先のアドレスにマスクビット
をかけたマスク値およびそのマスクビットを含み、前記
決定手段は前記最大セグメントサイズ読出手段から順次
読み出された前記マスク値の一つと送信する相手先のア
ドレスにその一つに対応するマスクビットをかけた結果
が合致する場合にその一つに対応する最大セグメントサ
イズを選出し最適セグメントサイズとして保持する手段
を含む請求項１記載の計算機システム。 - 【請求項６】 前記通信制御手段は、コネクション確立
時に送信する相手先が前記セグメントテーブルの内容に
含まれる場合にはその相手先に最大セグメントサイズ強
制通知の通知を送出する最大セグメントサイズ通知強制
通知手段と、コネクション確立時にこの送信する相手先
から最大セグメントサイズを受け取る最大セグメントサ
イズ受取手段とを含み、前記決定手段は前記受け取った
最大セグメントサイズと前記選出された送信のための最
大セグメントサイズとに基づき最適セグメントサイズを
決定し保持する手段を含む請求項１記載の計算機システ
ム。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP5153879A JPH087730B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 計算機システム |
| US08/953,989 US5809254A (en) | 1993-06-24 | 1997-10-20 | Data communication mechanism capable of producing data packet having optimal segment size in communication system |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153879A JPH087730B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 計算機システム |
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|---|---|
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| JPH087730B2 true JPH087730B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
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|---|---|---|---|
| JP5153879A Expired - Fee Related JPH087730B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 計算機システム |
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-
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