JP2002123766A - 携帯電話、車両返却管理装置、車両返却管理システム及び記憶媒体 - Google Patents

携帯電話、車両返却管理装置、車両返却管理システム及び記憶媒体

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JP2002123766A
JP2002123766A JP2000313868A JP2000313868A JP2002123766A JP 2002123766 A JP2002123766 A JP 2002123766A JP 2000313868 A JP2000313868 A JP 2000313868A JP 2000313868 A JP2000313868 A JP 2000313868A JP 2002123766 A JP2002123766 A JP 2002123766A
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return
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mobile phone
management device
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JP2000313868A
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English (en)
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Hiroshi Watanabe
博史 渡邉
Kenji Sato
賢治 佐藤
Makoto Inagaki
眞 稲垣
Hidetaka Nishigori
秀隆 錦織
Yasuyuki Konishi
康之 小西
Yoshiyuki Asakawa
芳幸 浅川
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型ブラウザ内蔵の携帯電話を用いて車両の
返却手続きを行うことができるようにして、車両返却を
行う施設を無人化できるようにする。 【解決手段】 携帯電話ネットワークを介して行われた
呼び出しに対応して認証用ブラウザ画面を送信するとと
もに、上記認証用ブラウザ画面に入力された個人情報に
基いて認証処理を行い、上記呼び出しを行った利用者が
正規のユーザである場合には、上記呼び出しを行った携
帯電話に返却手続き用のメニュー画面を送信するととも
に、上記返却手続き用のメニュー画面を介して入力され
た返却情報に基いて返却処理を実行する手段を車両返却
管理装置20に設け、車両の返却手続きを簡単に行うこ
とができるようにするとともに、車両返却管理装置20
を無人で運用できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話、車両返却
管理装置、車両返却管理システム及び記憶媒体に関し、
特に、電気自動車の共同利用システムに用いて好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両返却管理システムは、返却車
両を管理する車両ステーションに管理人がいて、人の応
対による車両返却を行っている。すなわち、車両返却を
希望する利用者は、車両ステーションに駐在している管
理人に鍵を返却する。管理人は返却された車両を確認し
た後、車両の利用時間や走行距離を記録して利用者に確
認してもらうようにしていた。
【0003】上記管理人による車両返却管理システムの
場合には、車両ステーションに管理人を駐在させておか
なければならないので、人件費が必要である問題があっ
た。また、車両の利用状況の記録を人手によって行うの
で、課金を含む種々のミスが発生する可能性があった。
【0004】上述のような人件費の問題、及び人手によ
る処理に起因してミスが発生する心配が少ない車両返却
管理システムとして、特開平1-100671号には、利用者
が利用者固有のICカードを利用したシステムが提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ICカー
ドを利用したシステムの場合には、読み取り中継器など
特別な装置を車両ステーションに設置しなければなら
ず、設備が複雑になるとともに、設備費が高額になって
しまう問題点があった。
【0006】また、この場合、利用者は返却時にキーボ
ックスという特別なスペースまで出向いて車両の返却手
続きを行わなければならない問題があった。
【0007】本発明は上述の問題点にかんがみてなされ
たもので、小型ブラウザ内蔵の携帯電話を用いて車両返
却に係る手続きを行うようにして、車両返却に係わる処
理を簡単に、かつ人手を必要とすることなく行うことが
できるようにして、車両ステーションを無人化できるよ
うにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話は、携
帯電話ネットワークを介して車両返却管理装置を呼び出
し、上記車両返却管理装置との間に情報送受信用の通信
回線を設定する通信回線設定手段と、上記携帯電話ネッ
トワークを介して上記車両返却管理装置から送られるブ
ラウザ画面を表示する表示手段と、上記表示手段に表示
される認証用画面及び返却手続き用のメニュー画面を含
むブラウザ画面に所定の情報を入力するための情報入力
手段と、上記表示手段に表示された認証用ブラウザ画面
に入力されたユーザの個人情報、及び上記返却手続き用
のメニュー画面に入力された車両返却情報を上記車両返
却管理装置に送信する情報送信手段とを具備する携帯電
話であって、上記通信回線設定手段及び情報送信手段を
動作させて、上記車両返却管理装置を呼び出して通信回
線を設定して認証を行う処理から、上記車両返却管理装
置から送信される返却手続き用のメニュー画面を上記表
示手段に表示させる迄の処理を自動的に実行させる接続
処理手段と、上記接続処理手段を起動させる起動スイッ
チとを具備することを特徴としている。また、本発明の
他の特徴とするところは、上記車両返却管理装置は、電
気自動車共同利用システムにおける車両の返却を管理す
る装置であり、インターネットに接続されていることを
特徴としている。また、本発明のその他の特徴とすると
ころは、上記車両返却管理装置に管理されている車両の
ドアキーを開閉するドアキー開閉手段を具備することを
特徴としている。
【0009】本発明の車両返却管理装置は、携帯電話ネ
ットワークを介して行われた呼び出しに対応して認証用
ブラウザ画面を送信するとともに、上記認証用ブラウザ
画面に記載された個人情報に基いて上記呼び出しを行っ
た利用者が正規のユーザであるか否かを判断し、正規の
ユーザである場合には、上記呼び出しを行った携帯電話
に返却手続き用のメニュー画面を送信するとともに、上
記返却手続き用のメニュー画面を介して入力された返却
希望情報に応答して、貸出車両の利用状況を取得すると
ともに、上記取得した車両利用状況に基いて車両返却処
理を行う手段を具備することを特徴としている。また、
本発明の他の特徴とするところは、携帯電話ネットワー
クを介して行われた呼び出しに応答して、上記呼び出し
を行った携帯電話との間に情報送受信用の通信回線を設
定する通信回線設定手段と、上記呼び出しを行ったユー
ザに認証用の個人情報を入力させるようにするための認
証用ブラウザ画面を送信する認証用ブラウザ画面送信手
段と、上記認証用ブラウザ画面の各入力項目に入力され
た認証用データに基いて、上記呼び出しを行った利用者
が正規のユーザであるか否かを判断するユーザ認証手段
と、上記ユーザ認証手段による判断の結果、上記呼び出
しを行った利用者が正規のユーザである場合に、上記呼
び出しを行った携帯電話に返却手続き用のメニュー画面
を送信する返却手続き用のメニュー画面送信手段と、上
記返却手続き用のメニュー画面に入力された返却希望情
報に基いて所定の返却処理を行う返却処理手段とを具備
することを特徴としている。また、本発明のその他の特
徴とするところは、上記車両返却管理装置は、電気自動
車共同利用システムの返却を管理するためにインターネ
ットに接続されている装置であり、上記携帯電話のブラ
ウザ画面に入力された返却車両を含む、車両ステーショ
ンに管理されている各車両に積載されている車載電話を
介して返却時の処理を実行することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、上記車両
返却管理装置は、利用者から車両の返却要求を受ける
と、利用車両を所定の返却場所に停車させるように指示
するとともに、上記利用車両の充電差込口に充電パドル
を差し込んで充電を行うように指示することを特徴とし
ている。また、本発明のその他の特徴とするところは、
上記車両返却管理装置は、電気自動車の充電差込口に充
電パドルが差し込まれると、携帯電話パケット通信網を
確立して上記返却車両に積載されている車載機と通信を
行って車両情報及び利用者情報を取得し、上記取得した
各情報に基いて利用料金を計算することを特徴としてい
る。また、本発明のその他の特徴とするところは、上記
車両返却管理装置は、携帯電話ネットワークを介して利
用者の携帯電話に車両の利用料金を表示して、上記利用
料金の確認依頼を行うことを特徴としている。また、本
発明のその他の特徴とするところは、上記車両返却管理
装置は、利用者が利用料金を確認すると、上記利用者に
利用終了通知処理を行うとともに、利用車両に利用者解
除の処理を行うことを特徴としている。
【0010】本発明の車両返却管理システムは、小型ブ
ラウザ内蔵の携帯電話と、上記の何れか1項に記載の車
両返却管理装置とを有することを特徴としている。ま
た、本発明の他の特徴とするところは、上記の何れかに
記載の携帯電話と、上記の何れかに記載の車両返却管理
装置とからなることを特徴としている。
【0011】本発明の記憶媒体は、携帯電話ネットワー
クを介して行われた呼び出しに応答して、上記呼び出し
を行った携帯電話との間に情報送受信用の通信回線を設
定する通信回線設定処理と、上記呼び出しを行った携帯
電話に認証用ブラウザ画面を送信して、上記呼び出しを
行ったユーザが認証用の個人情報を入力させるようにす
る認証用ブラウザ画面送信処理と、上記認証用ブラウザ
画面の各入力項目に入力された個人情報に基いて、上記
呼び出しを行ったユーザが正規のユーザであるか否かを
判断するユーザ認証処理と、上記ユーザ認証処理の結
果、上記呼び出しを行ったユーザが正規のユーザである
場合に、上記呼び出しを行った携帯電話に返却手続き用
のメニュー画面を送信する返却手続き用のメニュー画面
送信処理と、上記返却手続き用のメニュー画面を介して
入力された情報に基いて返却時のブラウザ画面を送信す
る返却処理とをコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録したことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の携帯電話、車両返却管理装置、返却システム及び
記憶媒体の実施の形態について説明する。
【0013】図1は、本発明に係る車両返却管理システ
ムの実施の形態を示す機能ブロック図であり、電気自動
車(EV)共同予約システムに適用した例を示してい
る。図1に示すように、本実施の形態の車両返却管理シ
ステムは、携帯電話10、車両返却管理装置20及び車
両ステーション30によって構成されている。
【0014】上記携帯電話10は、小型ブラウザ(Brow
ser:データ・ファイルの内容を表示するソフトであ
り、高速な表示や多様なファイル形式への対応など、表
示機能に特化している。)を内蔵しており(例えば、N
TTドコモのiモード)、車両返却管理装置20から送
られる各種のブラウザ画面を表示可能な携帯電話であ
る。
【0015】また、通信回線設定手段11、表示手段1
2、情報入力手段13、情報送信手段14、接続処理手
段15、及び起動スイッチ16、ドアキー開閉手段(キ
ースイッチ)18等の各手段を備えている。
【0016】上記通信回線設定手段11は、携帯電話ネ
ットワーク41及びインターネット42を介して車両返
却管理装置20(管理センター)を呼び出し、上記車両
返却管理装置20との間に情報送受信用の通信回線を設
定する。
【0017】表示手段12は、上記携帯電話ネットワー
ク41及びインターネット42を介して上記車両返却管
理装置20から送られる認証用ブラウザ画面、及び返却
手続き用のメニュー画面を含むブラウザ画面を表示す
る。また、情報入力手段13は、上記表示手段12に表
示される認証用ブラウザ画面、及び返却手続き用のメニ
ュー画面等のブラウザ画面に所定の情報を入力するもの
であり、携帯電話10の表面上に配置されたテンキー及
びカーソル移動キー等によって構成されている。
【0018】情報送信手段14は、上記表示手段12に
表示された認証用ブラウザ画面に入力されたユーザの個
人情報、及び上記返却手続き用のメニュー画面に入力さ
れた(選択された)情報を上記車両返却管理装置20に
送信する。
【0019】上記接続処理手段15は、上記通信回線設
定手段11及び情報送信手段14を動作させて、上記車
両返却管理装置20から送信される返却手続き用のメニ
ュー画面を上記表示手段12に表示させるまでに必要な
種々の処理を自動的に実行させるものであり、起動スイ
ッチ16が押下されたときに起動する。
【0020】上記車両返却管理装置20は、電気自動車
共同利用システムにおける車両の返却を管理する装置で
あり、インターネット42に接続されたコンピュータシ
ステムによって構成されている。そして、本実施の形態
においては、上記車両返却管理装置20に、通信回線設
定手段21、認証用ブラウザ画面送信手段22、ユーザ
認証手段23、返却手続き用のメニュー画面送信手段2
4及び返却処理手段25、運行管理手段26とを設けて
いる。
【0021】上記通信回線設定手段21は、携帯電話ネ
ットワーク41を介して行われた呼び出しに応答して、
上記呼び出しを行った携帯電話10との間に情報送受信
用の通信回線を設定する。
【0022】また、上記認証用ブラウザ画面送信手段2
2は、上記呼び出しを行ったユーザが認証用の個人情報
を入力するための認証用ブラウザ画面(図4(a))を送
信するものであり、ユーザ認証手段23は上記認証用ブ
ラウザ画面(図4(a))の各入力項目に入力された認証
用データに基いて、上記呼び出しを行った利用者Yが正
規のユーザであるか否かを判断する。
【0023】更に、返却手続き用のメニュー画面送信手
段24は、上記ユーザ認証手段による判断の結果、上記
呼び出しを行った利用者Yが正規のユーザである場合
に、上記呼び出しを行った携帯電話10に返却手続き用
のメニュー画面(図4(b))を送信するものであり、返
却処理手段25は上記返却手続き用のメニュー画面に入
力された返却希望情報に基いて貸出しの有無を判断し
て、貸出しが行われている場合には返却確認用のブラウ
ザ画面を送信する。
【0024】運行管理手段26は、車両ステーション3
0に管理されている各車両31〜3nの運行を管理する
ものであり、後述するように、携帯電話パケット通信網
43を通して各車両31〜3nに配置されている車載機
34をデータ通信(パケット通信)を行い、各車両31
〜3nの状態を管理する。
【0025】図2は、本実施の形態の車両返却管理シス
テムが適用される電気自動車(EV)共同利用システム
の全体的の構成例を示す図である。図2に示すように、
利用者Y(ユーザ)は、携帯電話を使用して車両返却管
理装置20(車両返却管理装置20)にアクセスし、利
用状況を照会したり、予約手続き、貸出し手続き等を行
う。
【0026】そして、上記予約及び貸出手続きの結果、
車両の利用が可能になると、車両ステーション30に出
向いて予約した車両の貸し出しを受ける。上記車両ステ
ーションは無人であるので、貸出手続きは携帯電話を介
して車両返却管理装置2020と行う。すなわち、図4
(b)に示したメニューのブラウザ画面中の「返却」
を選択して行う。この操作に応答して、車両返却管理装
置2020は後で詳細に説明するように、該当する車両
の返却処理を実行する。
【0027】上記のようにして車両の返却手続きが完了
すると、車両返却管理装置20の運行管理手段26は、
携帯電話パケット通信網43を利用して、貸出し車両か
ら、利用時間、走行距離、バッテリー残量などの利用状
況データを吸い上げる。また、同時にドアロックの確認
を行う。これらの制御は、車両に搭載されている車載機
34を介して行われる。
【0028】その後、車両返却管理装置20は、携帯電
話パケット通信網43を利用して、貸出し車両に対して
車両の使用許可を停止させるとともに、利用者情報(会
員番号、暗証番号、キーレスIDなど)消去の指示をする。指
示を受け取った車両は、待機車両となる。
【0029】図3は、本実施の形態の車両返却管理シス
テムの概要を分かりやすく表した車両返却管理システム
のイメージ図である。図3に示すように、携帯電話10
は携帯電話ネットワーク及びインターネット42を介し
て車両返却管理装置20と通信を行う。また、車両ステ
ーション30に保管(管理)されている各車両31〜3n
に取り付けられている車載用の通信装置(以後、車載機
とする)34に対して、ドアキーの開閉を指示するキー
レスシステムを有している。
【0030】本実施の形態の車両ステーション30に
は、各車両31〜3nに積まれている走行用のバッテリ
ーを充電するための充電機35が複数台配設されてお
り、ユーザは車両を返却するときに上記充電機35の充
電端子を返却車両の充電口に接続して充電可能状態にす
る決まりになっている。
【0031】管理センター20は、コンピュータシステ
ム20a、予約データベース20b、会員データベース
20c、車両デバイス20d等によって構成されてい
る。
【0032】そして、本実施の形態においては、携帯電
話パケット通信網43を介して、各車両31〜3nに取
り付けられている車載機34とデータ通信を行い、各車
両31〜3nの状態管理及び状態制御を行っている。上
記携帯電話パケット通信網43としては、例えば、Do
paを考慮することができる。これは、NTTドコモが
提供する携帯電話パケット通信サービスであり、「どぅ
ーぱ」と呼ばれる通信網である。
【0033】この携帯電話パケット通信網は、通信回線
を3スロット使うことで最大28.8kbpsのデータ通信が可
能であり、無線部分の通信には「パケット通信方式」を
採用している。1パケットは128バイトであり、通信し
たパケットの量に応じて料金を支払う「データ量課金」
が基本になっている。したがって、車載機34と車両返
却管理装置20との間でつなぎっぱなしにすることがで
きるため、各車両31〜3nの状態をチェックするのに
都合がよい。
【0034】図4は、小型ブラウザ内蔵の携帯電話10
を用いて車両返却管理装置20と通信を行う場合に、携
帯電話10の表示画面上に表示されるブラウザ画面の表
示例を示すものであり、認証用ブラウザ画面(図4
(a))、返却手続き用のメニュー画面(図4
(b))、及び返却確認用のブラウザ画面(図4
(c))、利用料金通知用のブラウザ画面(図4
(d))、駐車場番号通知用のブラウザ画面(図4
(e))、返却処理終了通知用のブラウザ画面(図4
(f))をそれぞれ示している。
【0035】本実施の形態においては、図4に示したよ
うに、上記携帯電話10に起動スイッチ16及び車両の
ドアキーをリモート開閉するためのキースイッチ18
(ドアキー開閉手段)が配設された拡張機能ボックス17
を携帯電話10のI/O端子(図示せず)に差し込んで
使用するようにして、返却ページへのアクセスや会員番
号の入力、返却操作などを簡単に行えるようにしてい
る。
【0036】実施の形態では、電気自動車(EV)共同
利用システムに対して予約及び返却を行う例を示してお
り、上記起動スイッチ16は「ITS/EV」ボタンと
して設けられている。これにより、上記起動スイッチ1
6を押下すると、インターネット42上のITS/EV
のホームページにアクセスされる。ここで、ITS:In
telligent Transportation Systemsであり、EV:Elec
tric vehiclesである。
【0037】携帯電話10側では、表示画面に個人情報
入力画面(図4(a))が表示されたら、ID&パスワード
を入力する。本実施の形態においては、拡張機能ボック
ス17に認証用データを記憶させており、ID&パスワ
ードを自動的に入力することができる。なお、車両返却
管理装置20において、入力されたID&パスワードに
加えて、使用している携帯電話10の番号を認識するこ
とにより、セキュリティーを一層向上させることができ
る。
【0038】携帯電話10側からID&パスワードが送
信されたら、車両返却管理装置20はユーザ認証処理を
行う。そして、上記認証処理の結果、呼び出しを行った
ユーザが本実施の形態の返却システムの会員であるか否
かを判断し、会員であった場合には返却手続き用のメニ
ュー画面(図4(b))を携帯電話10に送信する。
【0039】携帯電話10側の利用者Yは、表示された
メニュー画面(図4(b))の中から、「返却」の項目を選
択する。そして、上記「返却」を選択したことを車両返
却管理装置20に送信すると、車両返却管理装置20か
らは利用者Yが車両を使用した内容を示すブラウザ画面
(図4(c))が送信される。この例では、利用者「田中」
氏が、「4月10日」の、「12時13分〜15時42
分」に、「15.3km」の距離を走行したことが表示
されている。
【0040】携帯電話10側の利用者Yにおいては、上
記使用内容のブラウザ画面(図4(c))の各項目内容をチ
ェックして、問題が無ければ「はい」の表示を反転させ
て使用内容確認の処理を行う。
【0041】貸出管理装置20は、上述した使用内容に
問題が無ければ「使用金額」を示すブラウザ画面(図4
(d))を送信して携帯電話10の表示画面に表示する。
この例では、利用料金が「1250円」であることを表
示している。利用者Yは、上記ブラウザ画面(図4(d))
の利用料金を確認したら「確認」を反転させて確認処理を
行う。
【0042】利用者Yによる料金確認処理が終了した
ら、貸出管理装置20から携帯電話10に使用車両を返
却する場所、及び充電機35の番号を示すブラウザ画面
(図4(e))が送信される。この例では、「駐車場番号が
6」であり、「5号車の充電バドル」を使用して充電を
行う旨の情報が表示されている。
【0043】利用者Yが上述の案内に従って所定の処理
を全て行うと、貸出管理装置20から携帯電話10に返
却操作が全て終了したことを示すブラウザ画面(図4
(f))が送信されて表示される。これにより、車両の返
却処理が全て終わったことになる。
【0044】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら、車両の返却に関して携帯電話10と拡張機能ボック
ス17(コンピュータシステムにて実行される返却処理
プログラム)との間で自動的に行われる通信の一例を説
明する。拡張機能ボックス17においては、最初のステ
ップS501でITS/EVボタン16が押される迄待
機しており、ITS/EVボタン16が押されるとステ
ップS502に進む。
【0045】ステップS502では、ITS/EVトッ
プのURL(Uniform Resource Locators:インターネ
ット42上の「オブジェクト」の場所を示すための表記
方法)のアドレスにアクセスするように指示する。
【0046】拡張機能ボックス17からの指示を受けた
携帯電話10は、車両返却管理装置20にアクセスし、
ITS/EVトップのページを送信するように依頼す
る。そして、上記トップページの表示が完了したら、ス
テップS503でその旨を拡張機能ボックス17に通知
する。
【0047】この通知を受けた拡張機能ボックス17
は、画面中の入力状態を会員番号入力状態へ移動するよ
うに携帯電話10に指示する(ステップS504)。こ
の指示に応じて携帯電話10は入力状態を会員番号入力
状態へ移動すると、拡張機能ボックス17はメモリ(図
示せず)に記憶している会員番号データを携帯電話10
に転送して入力する(ステップS505)。これによ
り、図3(a)の例では認証用のブラウザ画面中に会員
番号「4285111」が入力される。
【0048】次に、ステップS506において、暗証番
号入力状態に移行するように、拡張機能ボックス17が
携帯電話10に指示する。この指示に応じて携帯電話1
0がブラウザ画面中の入力状態を暗証番号入力状態に移
行すると、拡張機能ボックス17は暗証番号データを携
帯電話10に転送して、暗証番号入力項目中に暗証番号
を入力する(ステップS507)。
【0049】次に、ステップS508において、ブラウ
ザ画面上に表示されている「送信ボタン」の機能の動作
可能状態に移行するように、拡張機能ボックス17から
携帯電話10に指示が与えられる。上記指示に応じて携
帯電話10が「送信ボタン」の機能の動作可能状態に移
行すると、上記「送信ボタン」の機能を動作させる指示
が拡張機能ボックス17から携帯電話10に与えられる
(ステップS509)。上述のようにして、車両返却管
理装置20からメニュー表示用のデータが送られて、返
却メニュー用画面が携帯電話上に表示される(ステップ
S510)。
【0050】以上のようにして、正規のユーザである場
合には車両返却管理装置20から返却用メニュー画面が
送信されて携帯電話10の表示画面上に表示される。し
たがって、本実施の形態においては、通信回線を設定し
て認証処理を受けてから、返却用メニュー画面が表示さ
れるまでの手続きを、拡張機能ボックス17及び携帯電
話10により自動的に行うことができるので、面倒な認
証処理をユーザが行わなくても済むようにすることがで
きる。
【0051】次に、図6を参照しながら返却時の手順の
一例を説明する。 (1)利用者Yは、使用した車両を所定の返却場所に駐
車し、(2)イグニッションをオフにする。(3)利用
者Yは、車両の外に出て使用した車両のキーシリンダー
をロックする。
【0052】(4)車両返却管理装置20と通信回線を
設定し、認証用の個人情報を送信する。(5)車両返却
管理装置20による認証処理が完了すると、次に(6)
車両の返却を要求する。(7)利用者Yからの返却要求
を受けると、車両返却管理装置20は利用者Yに充電操
作を指示する。
【0053】(8)利用者Yは、この案内に従って充電
操作(充電パドルを車両に接続する)を行う。(9)充
電パドルが差し込まれると、充電パドル差込ウエイクア
ップが行われ、携帯電話パケット通信網43が確立され
る。
【0054】(10)携帯電話パケット通信網43が確
立されと、車両返却管理装置20は車両情報及び利用者
情報を送るように要求する。(11)上記要求に応え
て、返却車両の車載機34からは、車両情報及び利用者
情報が車両返却管理装置20に送信される。
【0055】(12)車両情報及び利用者情報を受信し
た車両返却管理装置20は、利用料金を計算する。(1
3)利用料金の計算ができると、車両返却管理装置20
は携帯電話ネットワーク41を介して利用者Yの携帯電
話10を呼び出し、利用料金の確認依頼を行う。
【0056】(14)利用者Yが、利用料金を確認する
と、(15)車両返却管理装置20から利用者Yに利用
終了通知が行われる。また、それと同時に利用車両の車
載機34に利用者解除の処理が行われるとともに、車両
情報の要求が行われる。
【0057】(16)上記利用者解除の処理によりドア
・ロックが行われる。(17)車載機34から車両返却
管理装置20に車両情報が送信される。(18)上記車
両情報を受けると、車両返却管理装置20から車載機3
4にスリープ(例えば、インターバル10分)を命令す
る。
【0058】上記実施の形態においては、汎用型の携帯
電話10に拡張機能ボックス17を取り付けて認証手続
きを自動的に行うことができるようにした例を示した
が、上記拡張機能ボックス17の機能を携帯電話10に
一体的に備えた専用携帯電話を構成してもよい。このよ
うにすると、「ITS/EV」のスイッチの役割をする
ボタンが携帯電話10に装備されるため、携帯電話をコ
ンパクトに構成することができる。
【0059】図7に、専用携帯電話を用いた例を示す。
この専用携帯電話100は、上述したように、ITS/
EVボタンと同様なITS―CEVボタンを有している
とともに、キーフリー用の近接通信装置102を備えて
いる。
【0060】上記近接通信装置は、Bluetoothと呼ばれ
ている通信装置であり、極めて近いエリアで使用するこ
とを目的としている。これは、2.45GHz帯域を使用した
無線接続方式で、電波接続エリアは最大10m程度(パワ
ーアップすることで100m程度まで可能)の通信に用いら
れる。本実施の形態においては、車載電話と通信を行っ
てドア・ロックの解除したりするために使用している。
【0061】図7に示した専用携帯電話100の場合
も、ITS―CEVボタン101を押すと、認証が自動
的に行われるので、(図7(a))の認証用ブラウザ画面は
表示されず、(図7(b))の返却用のメニュー画面が専用
携帯電話100の表示画面に自動的に表示される。した
がって、上記返却用のメニュー画面(図7(b))中の項目
を選択することにより、予約希望のブラウザ画面(図7
(c))、貸出希望のブラウザ画面(図7(d))、返
却用のブラウザ画面(図7(e))等に短時間に移動するこ
とができる。
【0062】なお、普及型携帯電話10で予約を行う場
合、ホームページへのアクセスやID&パスワードの入
力を携帯電話のボタンを押すことで行うことができる。
この場合は、情報を入力する手間がかかるが、セキュリ
ティー面の性能が低下することはない。
【0063】図8に、車両返却管理装置20(車両返却
管理装置20)を構成可能なコンピュータシステムの一
例を示す。図8は、一般的なコンピュータシステムの内
部構成を示す図である。図8において、1200はコン
ピュータPCである。PC1200は、CPU1201
を備え、ROM1202またはハードディスク(HD)
1211に記憶された、あるいはフロッピー(登録商
標)ディスクドライブ(FD)1212より供給される
デバイス制御ソフトウェアを実行し、システムバス12
04に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0064】上記ROM1202またはハードディスク
(HD)1211に記憶されたプログラムにより、本実
施形態の各機能手段、すなわち、通信回線設定手段2
1、認証用ブラウザ画面送信手段22、ユーザ認証手段
23、返却手続き用メニュー画面送信手段24、返却処
理手段25、運行管理手段26等が構成される。
【0065】1203はRAMで、CPU1201の主
メモリ、ワークエリア等として機能する。1205はキ
ーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(K
B)1209や不図示のデバイス等からの指示入力を制
御する。
【0066】1206はCRTコントローラ(CRT
C)で、CRTディスプレイ(CRT)1210の表示
を制御する。1207はディスクコントローラ(DK
C)で、ブートプログラム(起動プログラム:パソコン
のハードやソフトの実行(動作)を開始するプログラ
ム)、複数のアプリケーション、ユーザファイルそして
ネットワーク管理プログラム等を記憶するハードディス
ク(HD)1211、及びフロッピーディスク(FD)
1212とのアクセスを制御する。
【0067】1208はネットワークインタフエースカ
ード(NIC)で、LANを介して、ネットワークプリ
ンタ、他のネットワーク機器、あるいは他のPCと双方
向のデータのやり取りを行う。
【0068】(本発明の他の実施の形態)本発明は複数
の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに
適用しても1つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0069】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するための
ソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明の範
疇に含まれる。
【0070】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体
は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶す
る記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0071】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説
明した機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソ
フト等と共同して上述の実施の形態で示した機能が実現
される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施
の形態に含まれることは言うまでもない。
【0072】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基いてその機能拡張ボード
や機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型ブラウザ機能付きの携帯電話を用いて車両の返却を
行うようにしたので、行う時間や場所に拘束されること
なく返却を行うようにすることができる。また、携帯電
話のブラウザ画面を見ながら返却を行うことができるの
で、車両返却操作を容易化することができる。また、本
発明の他の特徴によれば、携帯電話の通信回線設定手段
及び情報送信手段を起動させて、車両返却管理装置によ
る認証処理を自動的に行わせるようにしたので、返却画
面まで素早くアクセスすることが可能となり、IDやパ
スワーセド等の情報データを手作業で入力する手間を省
略することができる。これにより、暗証番号等の認証用
データをを覚えておく必要がないので、暗証番号の桁数
を多くすることができ、セキュリティーを向上させるシ
ステムを構築できる。また、会員を管理する立場から暗
証番号が外部に漏れることが無いので、この点からもキ
ュリティーを向上させることができる。また、本発明の
その他の特徴によれば、小型ブラウザ内蔵携帯電話を利
用して、利用者に対して管理センターから、利用状況の
提示、充電操作指示などが行うことができるので、車両
ステーションには特別な表示装置などを設置しなくても
車両返却管理システムを構築することができる。また、
本発明のその他の特徴によれば、広域移動体パケット通
信網を利用可能な場所であれば車両返却管理装置を設置
する場所を自由に決めることができ、設置場所を選択す
る自由度を大幅に向上させることができる。また、携帯
電話パケット通信網を利用して、貸出し車両の利用状況
データ取得や、車両状態確認を行うことができるので、
管理センターが車両の状況を迅速に把握することができ
る。そしてまた、携帯電話パケット通信網を利用して、
貸出し車両の貸出し使用停止指示や利用者情報消去指示
などを行うことができるので、車両返却管理装置から貸
出車両の状態を遠隔設定することができる。また、本発
明の他の特徴によれば、車両返却管理システムの無人化
が可能となり、システムの運用コストを大幅に削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、車両返却管理シス
テムの主要な機能を説明するブロック図である。
【図2】実施の形態の車両返却管理システムをEV共同
利用システムに適用した例を示す図である。
【図3】本実施の形態の車両返却管理システムの利用イ
メージの一例を示す図である。
【図4】本実施の形態のブラウザ画面の一例を示す図で
ある。
【図5】拡張機能ボックスと携帯電話との間で行われる
制御の概略を説明するフローチャートである。
【図6】車両返却時の処理手順を説明する図である。
【図7】専用携帯電話を用いて車載電話と通信してブラ
ウザ画面を表示している様子を示す図である。
【図8】車両返却管理装置を構成可能なコンピュータシ
ステムの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】 10 携帯電話 11 通信回線設定手段 12 表示手段 13 情報入力手段 14 情報送信手段 15 接続処理手段 16 起動スイッチ 20 車両返却管理装置 21 通信回線設定手段 22 認証用ブラウザ画面送信手段 23 ユーザ認証手段 24 返却手続き用のメニュー画面送信手段 25 返却処理手段 26 運行管理手段 30 車両ステーション 31〜3n 車両 34 車載機 35 充電機 41 携帯電話ネットワーク 42 インターネット 43 携帯電話パケット通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 眞 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 錦織 秀隆 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 小西 康之 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 浅川 芳幸 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 Fターム(参考) 3E048 AA10 5B049 BB59 CC36 DD01 FF04 GG06 5H180 AA01 BB05 BB12 BB13 EE10 5K067 AA21 BB04 BB21 CC08 DD17 DD29 DD53 EE02 EE10 EE16 FF23 HH23

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話ネットワークを介して車両返却
    管理装置を呼び出し、上記車両返却管理装置との間に情
    報送受信用の通信回線を設定する通信回線設定手段と、
    上記携帯電話ネットワークを介して上記車両返却管理装
    置から送られるブラウザ画面を表示する表示手段と、上
    記表示手段に表示される認証用画面及び返却手続き用の
    メニュー画面を含むブラウザ画面に所定の情報を入力す
    るための情報入力手段と、上記表示手段に表示された認
    証用ブラウザ画面に入力されたユーザの個人情報、及び
    上記返却手続き用のメニュー画面に入力された車両返却
    情報を上記車両返却管理装置に送信する情報送信手段と
    を具備する携帯電話であって、 上記通信回線設定手段及び情報送信手段を動作させて、
    上記車両返却管理装置を呼び出して通信回線を設定して
    認証を行う処理から、上記車両返却管理装置から送信さ
    れる返却手続き用のメニュー画面を上記表示手段に表示
    させる迄の処理を自動的に実行させる接続処理手段と、 上記接続処理手段を起動させる起動スイッチとを具備す
    ることを特徴とする携帯電話。
  2. 【請求項2】 上記車両返却管理装置は、電気自動車共
    同利用システムにおける車両の返却を管理する装置であ
    り、インターネットに接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載の携帯電話。
  3. 【請求項3】 上記車両返却管理装置に管理されている
    車両のドアキーを開閉するドアキー開閉手段を具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話。
  4. 【請求項4】 携帯電話ネットワークを介して行われた
    呼び出しに対応して認証用ブラウザ画面を送信するとと
    もに、上記認証用ブラウザ画面に記載された個人情報に
    基いて上記呼び出しを行った利用者が正規のユーザであ
    るか否かを判断し、正規のユーザである場合には、上記
    呼び出しを行った携帯電話に返却手続き用のメニュー画
    面を送信するとともに、上記返却手続き用のメニュー画
    面を介して入力された返却希望情報に応答して、貸出車
    両の利用状況を取得するとともに、上記取得した車両利
    用状況に基いて車両返却処理を行う手段を具備すること
    を特徴とする車両返却管理装置。
  5. 【請求項5】 携帯電話ネットワークを介して行われた
    呼び出しに応答して、上記呼び出しを行った携帯電話と
    の間に情報送受信用の通信回線を設定する通信回線設定
    手段と、 上記呼び出しを行ったユーザに認証用の個人情報を入力
    させるようにするための認証用ブラウザ画面を送信する
    認証用ブラウザ画面送信手段と、 上記認証用ブラウザ画面の各入力項目に入力された認証
    用データに基いて、上記呼び出しを行った利用者が正規
    のユーザであるか否かを判断するユーザ認証手段と、 上記ユーザ認証手段による判断の結果、上記呼び出しを
    行った利用者が正規のユーザである場合に、上記呼び出
    しを行った携帯電話に返却手続き用のメニュー画面を送
    信する返却手続き用のメニュー画面送信手段と、 上記返却手続き用のメニュー画面に入力された返却希望
    情報に基いて所定の返却処理を行う返却処理手段とを具
    備することを特徴とする車両返却管理装置。
  6. 【請求項6】 上記車両返却管理装置は、電気自動車共
    同利用システムの返却を管理するためにインターネット
    に接続されている装置であり、上記携帯電話のブラウザ
    画面に入力された返却車両を含む、車両ステーションに
    管理されている各車両に積載されている車載電話を介し
    て返却時の処理を実行することを特徴とする請求項4ま
    たは5に記載の車両返却管理装置。
  7. 【請求項7】 上記車両返却管理装置は、利用者から車
    両の返却要求を受けると、利用車両を所定の返却場所に
    停車させるように指示するとともに、上記利用車両の充
    電差込口に充電パドルを差し込んで充電を行うように指
    示することを特徴とする請求項6に記載の車両返却管理
    装置。
  8. 【請求項8】 上記車両返却管理装置は、電気自動車の
    充電差込口に充電パドルが差し込まれると、携帯電話パ
    ケット通信網を確立して上記返却車両に積載されている
    車載機と通信を行って車両情報及び利用者情報を取得
    し、上記取得した各情報に基いて利用料金を計算するこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載の車両返却管理
    装置。
  9. 【請求項9】 上記車両返却管理装置は、携帯電話ネッ
    トワークを介して利用者の携帯電話に車両の利用料金を
    表示して、上記利用料金の確認依頼を行うことを特徴と
    する請求項6〜8の何れか1項に記載の車両返却管理装
    置。
  10. 【請求項10】 上記車両返却管理装置は、利用者が利
    用料金を確認すると、上記利用者に利用終了通知処理を
    行うとともに、利用車両に利用者解除の処理を行うこと
    を特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の車両返
    却管理装置。
  11. 【請求項11】 小型ブラウザ内蔵の携帯電話と、上記
    請求項4〜10の何れか1項に記載の車両返却管理装置
    とを有することを特徴とする車両返却管理システム。
  12. 【請求項12】 上記請求項1〜3の何れか1項に記載
    の携帯電話と、上記請求項4〜10の何れか1項に記載
    の車両返却管理装置とからなることを特徴とする車両返
    却管理システム。
  13. 【請求項13】 携帯電話ネットワークを介して行われ
    た呼び出しに応答して、上記呼び出しを行った携帯電話
    との間に情報送受信用の通信回線を設定する通信回線設
    定処理と、 上記呼び出しを行った携帯電話に認証用ブラウザ画面を
    送信して、上記呼び出しを行ったユーザが認証用の個人
    情報を入力させるようにする認証用ブラウザ画面送信処
    理と、 上記認証用ブラウザ画面の各入力項目に入力された個人
    情報に基いて、上記呼び出しを行ったユーザが正規のユ
    ーザであるか否かを判断するユーザ認証処理と、 上記ユーザ認証処理の結果、上記呼び出しを行ったユー
    ザが正規のユーザである場合に、上記呼び出しを行った
    携帯電話に返却手続き用のメニュー画面を送信する返却
    手続き用のメニュー画面送信処理と、 上記返却手続き用のメニュー画面を介して入力された情
    報に基いて返却時のブラウザ画面を送信する返却処理と
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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