JP2002123456A - 画像処理方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法及び装置並びに記憶媒体

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JP2002123456A
JP2002123456A JP2000312828A JP2000312828A JP2002123456A JP 2002123456 A JP2002123456 A JP 2002123456A JP 2000312828 A JP2000312828 A JP 2000312828A JP 2000312828 A JP2000312828 A JP 2000312828A JP 2002123456 A JP2002123456 A JP 2002123456A
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Yasuo Fukuda
康男 福田
Miyuki Enokida
幸 榎田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像全体を1つ以上の矩形のタイル画像に分
割して画像を保持する画像フォーマットで領域指定を可
能にする 【解決手段】 Flashpix(商標)画像フォーマ
ットの画像ファイルから画像データを読み込み(S
1)、その画像を表示する(S2)。Flashpix
画像フォーマットの場合、一般に複数のレイヤ画像が格
納されている。次に、領域記述情報及びリンク記述指定
子を取り出す(S3)。ユーザが座標点を指定した場合
(S4)、ユーザの指定した座標点が、領域記述情報で
規定される領域の内部にあるかどうかを判定する(S
5)。ユーザ指定の座標点を含む領域記述情報と対応づ
けられたリンク記述子が指すデータにアクセスする(S
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法及び
装置並びに記憶媒体に関し、より具体的には、画像中の
特定領域と他のデータとを関連付けする画像情報を処理
する画像処理方法及び装置並びに記憶媒体に関連する。
【0002】
【従来の技術】画像の特定の領域を他のデータと関連付
ける方法として、WWWシステムにおけるイメージマッ
プがある。HTTPプロトコルは、通常、WWWサーバ
とウエブブラウザの間でデータを送受信するのに用いら
れる。例えば、クライアント側のウエブブラウザがHT
ML文書を表示している状態で、クライアントのユーザ
が、HTML文書内でリンク情報が設定又は埋め込まれ
た箇所を指定すると、ブラウザは、指定された部分に設
定されたリンク情報を解読し、新しいURLをオープン
する。ここでのオープンは、指定のURLのデータの送
信要求を発行することを意味する。この要求を受けたW
WWサーバは、対応するデータをクライアントに送信す
る。サーバからクライアントに送信されるデータは、ヘ
ッダ情報とデータ本体からなる。ウエブブラウザは、サ
ーバから送信されるデータのヘッダ情報を解析する。具
体的には、ヘッダ情報にあるMIME−TYPEから、
その後に続くドキュメントを開くアプリケーションを特
定する。その後、特定されたアプリケーションを起動
し、ヘッダ情報の後にあるドキュメント本体をこのアプ
リケーションに渡し、アプリケーションがこのドキュメ
ント本体を表示する。
【0003】イメージマップは、HTML文書中に表示
される画像の特定領域にハイパーリンクを設定したもの
である。すなわち、リンクさせたいデータの所在を示す
情報(データ位置指定情報)をその特定領域にリンクす
る。勿論、特定領域は複数でも良い。
【0004】例えば、図10に示す画像10の領域1
2,14,16のそれぞれにハイパーリンクを付加した
とする。ウエブブラウザで図10に示す画像10を表示
し、ユーザが領域12,14又は16を指定(クリッ
ク)すると、ウエブブラウザの画面に、ユーザがクリッ
クした座標を含む領域12,14又は16にハイパーリ
ンクされているデータが表示される。
【0005】サーバ又はクライアントが、ユーザがクリ
ックした座標からジャンプ先を決定できる。サーバがク
ライアントからクリック座標情報を受信してジャンプ先
を決定する場合、そのイメージマップをサーバサイドの
イメージマップと呼ぶ。サーバが予めクライアントに各
領域とそれぞれに関連付けられるデータ位置指定情報の
一覧を送信しておき、クライアントがクリック座標から
ジャンプ先を決定する場合、そのイメージマップをクラ
イアントサイドのイメージマップと呼ぶ。
【0006】サーバサイドのイメージマップは、例えば
公知のNCSAのhttpサーバの場合、図11に示す
ような内容のマップファイル“chibi.map”を
作成してサーバに格納し、更に、イメージマップをユー
ザに提供するHTML文書中に図12に示すようなコー
ドを挿入する。
【0007】図11に示すマップファイル“chib
i.map”の内容を簡単に説明する。1行目は、デフ
ォールトのURL、即ち、2行目以降の領域以外の領域
に対するURLを示す。従って、ユーザがクリックして
指定した座標が、2行目以降に指定される領域のどれに
も含まれなかった場合、1行目に指定するURL(この
例では、http://somewhere.doma
in/tsuyu.html)が適用される。
【0008】2行目は多角形の領域を指定する。パラメ
ータの”50,0”、”0,50”及び”100,5
0”はそれぞれ、画像中の画素を単位として、画像の左
上を原点とした座標系における座標値を示す。多角形指
定の場合、各座標値は、多角形の各頂点の座標を示す。
図11に示す例では、”50,0”、”0,50”及
び”100,50”の3点で囲まれた領域に”hanp
en.html”というURLがリンクされている。
【0009】3行目は円の領域を指定する。(50,8
0)は円の中心を示し、30は円の半径を示す。円の場
合も、多角形と同様に、画素を単位として画像の左上を
原点とする座標系における座標値で規定される。図11
に示す例では、この円領域に”http://othe
r.domain/tamago.html”がリンク
されている。
【0010】4行目は矩形領域を指定する。”0,11
0”及び”100,160”は矩形の対角線の両端の座
標を示す。矩形領域も、画素を単位として画像の左上を
原点とする座標系の座標値で規定される。図11に示す
例では、この矩形領域に”http://anothe
r.domain/chikuwabu.html”が
リンクされている。
【0011】図12の1行目は、マップファイルの所在
を示す。2行目のimgタグの中にismap属性を記
述することにより、クライアントは、1行目の”<a
href・・・>”で始まり、3行目の”</a>”で
終了するハイパーリンクを、サーバサイドのイメージマ
ップに対するものであると理解する。1行目のAタグの
href属性の値は、通常であれば、ハイパーリンク先
のURLを指すが、サーバサイドのイメージマップの場
合、二つの部分から構成される。図12に示す例では、
サーバのWWWサービス上のパスで、サーバサイドイメ
ージマップを処理するCGIスクリプト“/cgi−b
in/imagemap”と、マップファイルのパス
“/mapfiles/chibi.map”を連結し
たものになっている。クライアントは、1行目のURL
とユーザがクリックした座標からURLを生成し、その
URLに対して処理要求を発行する。その処理要求を受
信したサーバは、指定されたCGIスクリプト(/cg
i−bin/imagemap)を起動する。CGIス
クリプトは、マップファイルのパスからマップファイル
の内容(図11)を参照し、ユーザがクリックした座標
とマップファイルからジャンプ先を判断し、そのURL
をクライアントに送信する。クライアントは、サーバか
らの送信されたURLに対して、処理要求(この場合、
送信要求)をサーバに送信し、サーバから目的のデータ
を受信する。
【0012】クライアントサイドのイメージマップは次
のように実現される。図13は、サーバサイドのイメー
ジマップにおけるマップファイルに相当するHTMLデ
ータを示し、図14は、図13に示すHTMLデータで
指定される領域指定を適用するイメージマップを指定す
るHTMLデータを示す。
【0013】図13に示すHTMLデータを簡単に説明
する。1行目のmapタグに始まり、対応する9行目
の”</map>”までの範囲に、クライアントサイド
のイメージマップで用いる領域の指定情報が記述され
る。mapタグのname属性により、2行目乃至8行
目の領域指定とURLの対のセットによるマップ指定
に”chibi_client_map”という名称を
つけている。この名称は、図14に示すimgタグ中で
参照される。
【0014】図13の2行目乃至8行目は、先に述べた
ように、領域指定とURLの対からなる。areaタグ
の各属性は、shape属性、coords属性及びh
ref属性からなる。shape属性は領域の形状を示
し、“default”は特別に、以降に指定される領
域以外の領域に適用されることを示す。coords属
性は、領域の形状を指定するパラメータを示し、hre
f属性は、領域に対応させるURLを示す。書式が異な
るものの、2乃至8行目に記述される内容は、図11に
示す領域指定と同一の領域を指定しているので、各ar
eaタグの詳細な内容の説明は省略する。
【0015】図14は、図13に示すマップ指定を適用
する画像を指定する。imgタグのusemap属性
に”kantou.html#chibi_clien
t_map”を指定している。”#”より前の文字列
は、マップ指定を持つファイルのURLを示し、”#”
より後の文字列は、マップの名前を示す。図14に示す
HTMLデータは、“kantou.html”という
ファイル中の“chibi_client_map”と
いう名前のマップ指定を示す。従って、図13に示すH
TMLデータが、ファイル”kanotu.html”
中に記述されていればよい。マップ指定を適用する画像
の指定と、そのマップ指定を同じファイルに含める場
合、図15に示すように、#より前の記述を省略でき
る。
【0016】ウエブブラウザは、図14又は図15に示
すHTMLデータを含むHTMLファイルを受信する
と、usemap属性を調べ、必要な場合、例えば、図
14に示すように他のURLを参照している場合には、
そのURLに対する要求を発生する。そして、usem
ap属性が示す名前(chibi_client_ma
p)のマップ指定を探して参照し、各領域情報を取得す
る。
【0017】ユーザが画像“chibi.jpg”をク
リックすると、ユーザがクリックした座標を含む領域に
対して、図13の領域指定情報を参照して、ジャンプ先
が決定される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したイメージマッ
プによる方式では、画像データと、画像中の特定領域と
他のデータとをリンクするマップデータは別個になって
いる。その結果、画像中の特定領域と所望のデータとの
リンクを実際に有効にするには、画像データとマップデ
ータが実在し、且つ、それらに整合性が取れていなけれ
ばならない。WWWにおけるイメージマップでは、更
に、これに加えて、イメージマップと画像データとを関
連付けするHTMLデータが必要である。従って、何ら
かの理由により、画像データとマップデータとの整合性
が取れなかった場合、画像データで表現される画像中の
特定領域と他のデータとの間のリンクが損なわれる。
【0019】本発明は、このような不都合を解消する画
像処理方法及び装置並びに記憶媒体を提示することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理方
法は、画像全体を1つ以上の矩形のタイル画像に分割し
て画像を保持する画像フォーマットの画像情報と、領域
記述情報及び前記領域記述情報が指す領域に関連づけら
れたデータへのリンクを示すリンク指定子からなり前記
画像情報に付加される領域・リンク情報とからなる情報
を処理する画像処理方法であって、画像部分を取りだす
ステップと、取り出した画像を表示するステップと、前
記領域・リンク情報を取り出すステップと、表示される
画像中でユーザが指定する座標点が、前記領域・リンク
情報の領域記述情報が示す領域の中にあるかどうかを判
定するステップと、ユーザが指定した座標点が前記領域
記述情報が示す領域の中にある場合に、前記領域記述情
報と対になるリンク指定子の指すデータにアクセスする
ステップとを具備することを特徴とする。
【0021】本発明に係る画像処理装置は、画像全体を
1つ以上の矩形のタイル画像に分割して画像を保持する
画像フォーマットの画像情報と、領域記述情報及び前記
領域記述情報が指す領域に関連づけられたデータへのリ
ンクを示すリンク指定子からなり前記画像情報に付加さ
れる領域・リンク情報とからなる情報を処理する画像処
理装置であって、画像部分を取りだす手段と、取り出し
た画像を表示する手段と、前記領域・リンク情報を取り
出す手段と、表示される画像中でユーザが指定する座標
点が、前記領域・リンク情報の領域記述情報が示す領域
の中にあるかどうかを判定する手段と、ユーザが指定し
た座標点が前記領域記述情報が示す領域の中にある場合
に、前記領域記述情報と対になるリンク指定子の指すデ
ータにアクセスする手段とを具備することを特徴とす
る。
【0022】本発明に係る記憶媒体には、画像全体を1
つ以上の矩形のタイル画像に分割して画像を保持する画
像フォーマットの画像情報と、領域記述情報及び前記領
域記述情報が指す領域に関連づけられたデータへのリン
クを示すリンク指定子からなり前記画像情報に付加され
る領域・リンク情報とからなる情報を処理するプログラ
ムソフトウエアであって、画像部分を取りだす機能と、
取り出した画像を表示する機能と、前記領域・リンク情
報を取り出す機能と、表示される画像中でユーザが指定
する座標点が、前記領域・リンク情報の領域記述情報が
示す領域の中にあるかどうかを判定する機能と、ユーザ
が指定した座標点が前記領域記述情報が示す領域の中に
ある場合に、前記領域記述情報と対になるリンク指定子
の指すデータにアクセスする機能とを具備するプログラ
ムソフトウエアが格納される。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例を実施するコン
ピュータシステムの概略構成ブロック図を示す。20は
CPU、22は文字などを入力するのに使用されるキー
ボード、24はポインティングデバイスとしてのマウ
ス、26はCRT又は液晶表示パネルなどからなる表示
装置、28はROM、30は、CPU20の主記憶とな
り、種々のデータ及びプログラムコードを一時記憶する
RAM、32はハードディスク、34はフロッピー(登
録商標)ディスク駆動装置、36はプリンタである。3
8は、公衆電話回線、専用線及びコンピュータネットワ
ークなどに無線又は有線で接続するネットワークインタ
ーフェースである。
【0025】タイル状に分割された画像の一例として、
Flashpix(商標)画像フォーマットがある。F
lashpix画像フォーマットは、1つのファイル中
に解像度の異なる複数の画像データを保持する。各解像
度の画像のうち、解像度が最も低いものはレイヤ0であ
り、レイヤ番号が1増えると、解像度が2倍、即ち、画
素数が縦横共に2倍になる。各レイヤの画像は、縦横6
4画素固定のタイル画像に分割されてファイルに格納さ
れる。Flashpix画像フォーマットは、各タイル
画像毎にプロパティ情報を保持できる。従って、Fla
shpixフォーマットでは、領域記述情報とその領域
と関連づけられたデータへのリンクを示すリンク指定子
は、例えばタイル画像毎のプロパティ情報に格納でき
る。
【0026】図2は、本実施例の処理を示すフローチャ
ートである。画像ファイルから画像データを読み込み
(S1)、その画像を表示する(S2)。Flashp
ix画像フォーマットの場合、一般に複数のレイヤ画像
が格納されている。従って、表示のためには、例えば、
複数のレイヤから1つのレイヤを選択することになる。
レイヤの選択方法は任意であるが、例えば表示プログラ
ムの起動パラメータ、若しくはGUIのボタン又はスラ
イダなどを用いて動的にユーザが指定してもよいし、予
めレイヤを決めておいてもよい。ここでは、最大解像度
の画像が表示されるものとする。
【0027】各レイヤの画像は、上述の通り縦横64画
素に区切られて保持されているので、表示する画像レイ
ヤの全体ではなく、画像の一部、例えばM×Nのタイル
画像の領域のみを表示することが容易である。そのよう
な場合、表示すべきタイル画像を選択する。タイル画像
の選択は、レイヤの選択と同様に、表示プログラムの起
動パラメータ、GUIのボタン又はスライダ、若しくは
マウスによるドラッグなどを用いて動的にユーザが指定
したりしてもよいし、予め表示するタイル画像を決めて
おいてもよい。ここでは、単純のため、図3に示すよう
に、画像の左上の3×3のタイル画像のみを表示するよ
うに予め決めておいたとする。図3で、40が画像全体
の領域を示し、401〜409が表示対象の3×3のタ
イル画像を示す。従って、画像データファイルからタイ
ル画像401〜409の画像データを取り出し、表示す
る。
【0028】次に、領域記述情報及びリンク記述指定子
を取り出す(S3)。これらの情報は、本実施例の場
合、各タイル画像のプロパティに格納されている。表示
対象となっている3×3のタイル画像の各プロパティを
参照し、領域記述情報とリンク指定子を取り出す。
【0029】領域記述情報は、他のデータへ対応づけす
る画像中の領域を指定するものであればよく、その表現
形式は特定のものに限定されない。リンク指定子は、他
のデータを指定するものであればよく、その表現形式も
特定のものに限定されない。本実施例では、領域記述情
報は、領域指定方式と領域指定パラメータの対からな
り、リンク指定子はURLである。
【0030】図4は、領域記述情報とリンク指定子の対
の記述例を示し、図5は、画像上での指定領域の配置例
を示す。42は、或るタイル画像の他データとの関連づ
け情報であり、44は領域記述情報、46は領域記述情
報44で指定された領域と対応するリンク指定子であ
る。図4に示す例では、領域指定方式として、poly
gon(多角形)、circle(円)及びrecta
ngle(矩形)を用いている。本実施例では、領域の
指定に幾つかのバリエーションを持たせるために領域指
定方式を記述しているが、例えば領域の形状を1種類、
例えば矩形に限定する場合、この領域指定方式の記述部
分は冗長であり、省略できる。
【0031】本実施例では、領域指定パラメータの数及
び順序の意味は、領域指定によって決定される。例えば
図4に示す例の1行目の多角形指定の場合、x座標とy
座標をカンマで繋いで座標値とし、座標値の並びを記述
し、各座標点を頂点とする多角形の内部を指定の領域と
している。2行目の円指定では、カンマで繋いだx座標
とy座標を円の中心の座標値とし、その次に半径を記述
し、中心と半径によって指定される円の内部を指定領域
とする。同様に、3行目の矩形指定の場合、カンマで繋
いだx座標とy座標を座標値とし、二つの座標点を対角
線とする矩形の内部を指定領域とする。パラメータの種
類及び並びは、それぞれの領域形状を指定するのに十分
なものであれば、他の形式でもよい。例えば、矩形を指
定するのに左上の頂点の座標と幅と高さを用いてもよ
い。これは、単に、表現形式の相違に過ぎない。
【0032】各パラメータの座標系は上記例に限定され
ない。図5に示す例では、タイル画像領域の左上を原点
として水平方向をx、垂直方向をyとしている。簡単の
ためにFlashpix画像の64画素×64画素のタ
イル画像内の座標系を用いているが、画像全体に対する
座標系を用いてよい。図5では、画素を単位としている
が、この他にもタイル画像又は画像全体の幅又は高さを
1.0等に正規化したものであってもよいし、その他の
ものでもよい。直交座標系だけでなく、例えば極座標系
であってもよい。
【0033】図5で、48は、図4に示す領域記述に対
応する領域が設定される画像であり、50は、図4に示
す領域記述の1行目の多角形指定に対応する領域を、5
2は2行目の円指定に対応する領域を、54は3行目の
矩形指定に対応する領域をそれぞれ示す。従って、図4
に示す記述により、領域50は、”file:/han
pen.html”にリンクし、領域52は”htt
p://other.domain/tamago.j
pg”にリンクし、領域54は”http://ano
ther.domain/chikuwabu.mo
v”にリンクする。
【0034】ユーザの座標点指定を待機する(S4)。
座標点を指定する方法は特に限定されないが、本実施例
では、図3のタイル画像401〜409を表示している
ウインドウに対して、ユーザがマウスを用いて座標点を
指定したとする。ここでは、タイル画像405が、図4
に示す領域記述情報を具備するものとする。
【0035】ユーザが座標点を指定した場合(S4)、
ユーザの指定した座標点が、画像の持つ領域記述情報で
規定される領域の内部にあるかどうかを判定する(S
5)。本実施例では、画像は64画素×64画素のタイ
ル画像に分割され、また領域指定にタイル画像内部の座
標系が用いられるので、この判定処理は、図6に示すよ
うなフローチャートで実現される。
【0036】ユーザの指定した座標点から、ユーザがク
リックした位置にあるタイル画像Tを特定し(S1
1)、ユーザ指定座標点をそのタイル画像T内部の座標
点に変換する(S12)。そのタイル画像Tの領域記述
情報とリンク指定子を取り出す(S13)。例えば、ユ
ーザが、図3のタイル画像405内部のある点(x,
y)をクリックしたとする。この座標点からタイル画像
405をステップS11で特定し、更にステップS12
でタイル画像405内部の座標値(x,y)を求
め、ステップS13で、図4の情報42を取り出す。
【0037】ループ変数Iを初期化する(S14)。各
領域記述情報の領域について、ユーザ指定の座標点を含
むかどうかを順次、調べ(S15,16,S17)、ユ
ーザ指定の座標点を含む領域があれば(S16)、その
領域領域情報の記述に対応するリンク指定子を取り出
し、それを戻り値として図2に示すルーチンに戻る。ユ
ーザ指定の座標点を含む領域がなければ(S15)、戻
り値無しで図2に示すルーチンに戻る。
【0038】図6に示すフローチャートによる処理の結
果、ユーザが指定した座標点を含む領域が判明する。ユ
ーザ指定の座標点を含む領域記述情報と関連づけられた
リンク記述子が指すデータにアクセスする(S6)。本
実施例では、リンク指定子がURLになっているので、
公知のWWWクライアントプログラムなどを用いて、リ
ンク指定子が指すデータにアクセスする。
【0039】次に、本発明の第2実施例を説明する。第
1実施例では、画像全体を複数のタイル画像に分割する
例としてFlashpiX画像フォーマットを使用し
た。第2実施例では、Flashpix画像フォーマッ
トの画像データをネットワーク接続するサーバ上に置
き、ネットワークを介してサーバからクライアントにF
lashpix画像を転送する。先の実施例とは異なる
点を中心にその構成と作用を説明する。
【0040】図7は、サーバ60とクライアント62が
ネットワーク64を介して接続する状態の概念図を示
す。サーバ60には、Flashpix画像フォーマッ
トの画像データが格納され、またサーバ60上では、F
lashpix画像データを送信するIIPサーバ機能
に必要なソフトウエアが動作している。クライアント6
2には、Webブラウザ及びIIPプラグインなどの必
要なソフトウエアが動作している。
【0041】Flashpix画像フォーマットをネッ
トワークを介して取り扱う方式としてIIPプロトコル
がある。IIPプロトコルは、HTTPプロトコル上に
実装されている。Flashpixデータファイルを表
示する時に使用するIIPプロトコルでは、基本的に、
HTTPプロトコルを使用する場合と同様に動作する。
すなわち、クライアント62は、IIPプロトコルを使
用して画像データ等をサーバ60から受信し、表示する
が、IIPプロトコルでは、表示する画像データは、サ
ーバ60に格納されている画像データの部分的な画像で
あり、クライアント62の要求には、例えば、拡大、縮
小及びパンなどがあり、クライアント62は、必要な都
度、サーバ60に要求信号を発行する。また、クライア
ント62は、画像全体又はタイル状に分割された各タイ
ル画像のプロパティ情報をサーバ60に問い合わせるこ
とが可能であり、必要に応じてそのための要求信号を発
行する。
【0042】このように、IIPプロトコルでは、1回
の要求信号で終わることはなく、数回の要求信号を発行
する。
【0043】図8は、サーバ60とクライアント62の
間の通信手順及びそのときの通信情報の概要を示す。ク
ライアント62のブラウザが、Flashpixファイ
ルへのリンク情報が記入されているページ66を表示し
て、ユーザが、リンク部分をマウス等のポインティング
デバイスでクリックしたとする。そうすると、クライア
ント62は、リンク情報に記入されているURLを基に
サーバ60に対するコマンド列66aを生成し、要求信
号70aとしてサーバ60に送信する。
【0044】要求信号66aを受信したサーバ60は、
受信したコマンド列の中にコマンドが有るかどうかを判
断し、対応するドキュメント68と一緒に応答信号66
bを要求元のクライアント62に送信する。ドキュメン
ト68の具体的な内容例を図9に示す。ドキュメント6
8は、ヘッダ部68aとドキュメント本文68bから構
成され、ヘッダ部68aにはContent−type
が格納されている。
【0045】ドキュメント68を受信したクライアント
62のブラウザは、ドキュメント68内のヘッダ部68
aを解析し、その中に入っているContent−ty
peに対応するアプリケーションソフトウエアを決定
し、このアプリケーションソフトウエアを起動し、起動
したアプリケーションソフトウエアにドキュメント本体
68bを引き渡す。その後は、起動されたアプリケーシ
ョンソフトウエア又はプラグインソフトウエアが動作を
開始する。この実施例では、ウエブブラウザのプラグイ
ンソフトウエアが起動するものとする。
【0046】本実施例では、Flashpixファイル
を表示するためのリンクをクリックしたので、起動され
るプラグインソフトウエアは、サーバに格納されている
Flashpixファイルを表示するソフトウエアであ
る。起動されたプラグインソフトウエアは、ブラウザか
ら引き渡されたドキュメント本体68bからサーバ60
のURLを取り出すことができる。以後、クライアント
62のプラグインソフトウエアが、サーバ60との間で
通信を行う。
【0047】起動されたFlashpix表示プラグイ
ンソフトウエアは、サーバ60に対して、今回、表示す
るFlashpixファイルの画像情報、即ちカラース
ペース、並びに画像サイズ及び階層数などの、その画像
データに対する画像情報の要求信号70aを発行し、要
求信号70aに対する応答信号70bを受信した後、希
望する解像度の必要な部分のタイル番号を内部で演算
し、再度、サーバ60に要求信号70cを送信して、実
際のタイルデータを取得し、表示する。
【0048】その後、ユーザの操作、具体的には拡大、
縮小及びスクロールなどに対して、画像データ内の今回
の表示で必要な解像度のタイル番号をサーバ60に要求
し、そのデータを受信し、表示するという動作を繰り返
すことになる。
【0049】第1の実施例とは異なり、この実施例で
は、FlashpiX画像又はそのタイル画像にアクセ
スするのにIIPプロトコルを用いる。IIPプロトコ
ルは、サーバ60にタイル画像のプロパティ情報などを
問い合わせることができるので、クライアント62はサ
ーバ60に対して領域記述情報とリンク記述子を収納す
るプロパティの要求信号を発行し、サーバ60は、クラ
イアント62のコマンドに応じて、指定されたサーバ6
0上のFlashpix画像データから該当するプロパ
ティを取り出し、クライアント62に送信する。サーバ
60からの応答を受け取ったクライアント62は、プロ
パティから領域記述情報とリンク記述子を取り出すこと
により、第1の実施例と同様に処理を行うことができ
る。
【0050】画像全体を複数のタイル画像に分割する画
像フォーマットに対する実施例を説明したが、本発明
は、これ以外の画像フォーマット、即ち、画像全体を複
数のタイルに分割する画像フォーマット以外の画像フォ
ーマットにも適用可能である。公知の画像フォーマット
の中には、画像全体をタイル状に分割するフォーマット
以外に、例えばTIFFフォーマットのように独自のデ
ータフィールド(タグ)を定義するフォーマット、及び
コメントなどの、画像に関する情報を入れることが可能
なフォーマットが存在する。このようなフォーマットに
対しては、その独自のデータフィールド又はコメントな
どのフィールドに同様の領域記述情報とリンク指定子を
収容すればよい。
【0051】ネットワークシステムでは、本発明は、F
lashpix画像フォーマットとIIPプロトコルを
使用することに制限されない。例えば、クライアントで
実行されるウエブブラウザがサーバにある画像ファイル
を要求した場合、サーバのWWWサーバプログラムは、
通常、要求された画像ファイルの先頭にMIME−Ty
peを付与してクライアントに送り返す。サーバから画
像ファイルを受け取ったクライアント上のウエブブラウ
ザは、受信したファイルの種別を判別するためにMIM
E−Typeを参照して受信したファイルの種別を判別
して上で、その画像ファイルをメモリ又は補助記憶装置
などに保持する。保持した画像ファイルを第3実施例と
同様に処理する。についての処理は、第3実施例と同じ
である。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、画像ファイル単体で画像中の特定
の領域と他のデータへの関連付けを保持させることがで
きる。また、その画像ファイル中の画像を表示し、ユー
ザが座標点を指定することによりその領域に対応づけさ
れた他のデータへのアクセスする機能を画像ファイルだ
けで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 図1に示す実施例の動作フローチャートであ
る。
【図3】 Flashpix画像フォーマットの概念図
である。
【図4】 領域記述情報とリンク指定子の例である。
【図5】 図4に対応する画像上での領域設定例であ
る。
【図6】 図2のS5の詳細なフローチャートである。
【図7】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図8】 サーバ60とクライアント62との間の通信
の一例である。
【図9】 サーバ60からクライアント62へ送信され
るドキュメント68の内部構成例である。
【図10】 クリッカブルマップの領域設定例である。
【図11】 サーバサイドのイメージマップで、サーバ
に格納されるデータ例である。
【図12】 サーバサイドのイメージマップで、イメー
ジマップをユーザに提供するHTML文書中に挿入され
るコード例である。
【図13】 サーバサイドのイメージマップにおけるマ
ップファイルに相当するHTMLデータである。
【図14】 図13に示すHTMLデータで指定される
領域指定を適用するイメージマップを指定するHTML
データである。
【図15】 図14の省略記述例である。
【符号の説明】
10:画像 12,14,16:領域 20:CPU 22:キーボード 24:マウス 26:表示装置 28:ROM 30:RAM 32:ハードディスク 34:フロッピーディスク駆動装置 36:プリンタ 38:ネットワークインターフェース 40,401〜409:タイル画像 42:関連づけ情報 44:領域記述情報 46:リンク指定子 48:画像 50:多角形指定に対応する領域 52:円指定に対応する領域 54:矩形指定に対応する領域 60:サーバ 62:クライアント 64:ネットワーク 66:ページ 66a:コマンド列 66b:応答信号 68:ドキュメント 68a:ヘッダ部 68b:ドキュメント本文 70a:要求信号 70b:応答信号 70c:要求信号

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像全体を1つ以上の矩形のタイル画像
    に分割して画像を保持する画像フォーマットの画像情報
    と、領域記述情報及び前記領域記述情報が指す領域に関
    連づけられたデータへのリンクを示すリンク指定子から
    なり前記画像情報に付加される領域・リンク情報とから
    なる情報を処理する画像処理方法であって、 画像部分を取りだすステップと、 取り出した画像を表示するステップと、 前記領域・リンク情報を取り出すステップと、 表示される画像中でユーザが指定する座標点が、前記領
    域・リンク情報の領域記述情報が示す領域の中にあるか
    どうかを判定するステップと、 ユーザが指定した座標点が前記領域記述情報が示す領域
    の中にある場合に、前記領域記述情報と対になるリンク
    指定子の指すデータにアクセスするステップとを具備す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記リンク指定子は、URL及びURI
    の何れかで請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記リンク指定子は、タイルに分割した
    画像のタイル識別子を含む請求項1に記載の画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記リンク指定子は、画像の識別名とタ
    イルに分割した画像のタイル識別子とを含む請求項1に
    記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 デフォールトの領域記述情報はタイル全
    体を示す指す請求項1に記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記領域記述情報は、閉空間を表現する
    データを含む請求項1に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記閉空間を表現するデータは、前記閉
    空間領域を表すマスク画像データである請求項6に記載
    の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記閉空間を表現するデータは、前記閉
    空間領域を表すマスク画像の輪郭点データである請求項
    6に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記閉空間領域は多角形であり、前記閉
    空間領域を表すマスク画像の輪郭点データは多角形の頂
    点の座標データである請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記閉空間領域は多角形であり、前記
    閉空間領域を表すマスク画像の輪郭点データは、少なく
    とも1点の座標と1つ以上のベクトルデータからなる請
    求項8に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記閉空間領域は矩形であり、前記閉
    空間領域を表すマスク画像の輪郭点データは矩形の輪郭
    を構成するパラメータである請求項8に記載の画像処理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記矩形の輪郭を構成するパラメータ
    は、矩形の2つの対角線のうちの一つの両端点の座標デ
    ータから構成されるデータである請求項11に記載の画
    像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記矩形の輪郭を構成するパラメータ
    は、矩形の頂点の一つと幅と高さから構成されるデータ
    である請求項11に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記閉空間領域は円形であり、閉空間
    領域を表すマスク画像の輪郭点データは円形の輪郭を構
    成するパラメータであることを特徴とする請求項8に記
    載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記閉空間領域は楕円形であり、閉空
    間領域を表すマスク画像の輪郭点データは楕円形の輪郭
    を構成するパラメータである請求項8に記載の画像処理
    方法。
  16. 【請求項16】 前記領域記述情報は、閉空間を表現す
    るデータと前記閉空間を表現するデータの識別子の対を
    含む請求項7乃至15の何れか1項に記載の画像処理方
    法。
  17. 【請求項17】 前記領域・リンク情報を取り出すステ
    ップは、対象の前記タイル画像に付加された前記領域・
    リンク情報の取り出しに加えて、同一の内容を含む他解
    像度のタイル画像に付加された前記領域・リンク情報を
    取り出すステップである請求項1に記載の画像処理方
    法。
  18. 【請求項18】 画像全体を1つ以上の矩形のタイル画
    像に分割して画像を保持する画像フォーマットの画像情
    報と、領域記述情報及び前記領域記述情報が指す領域に
    関連づけられたデータへのリンクを示すリンク指定子か
    らなり前記画像情報に付加される領域・リンク情報とか
    らなる情報を処理する画像処理装置であって、 画像部分を取りだす手段と、 取り出した画像を表示する手段と、 前記領域・リンク情報を取り出す手段と、 表示される画像中でユーザが指定する座標点が、前記領
    域・リンク情報の領域記述情報が示す領域の中にあるか
    どうかを判定する手段と、 ユーザが指定した座標点が前記領域記述情報が示す領域
    の中にある場合に、前記領域記述情報と対になるリンク
    指定子の指すデータにアクセスする手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記リンク指定子は、URL及びUR
    Iの何れかで請求項18に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記リンク指定子は、タイルに分割し
    た画像のタイル識別子を含む請求項18に記載の画像処
    理装置。
  21. 【請求項21】 前記リンク指定子は、画像の識別名と
    タイルに分割した画像のタイル識別子とを含む請求項1
    8に記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 デフォールトの領域記述情報はタイル
    全体を示す指す請求項18に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記領域記述情報は、閉空間を表現す
    るデータを含む請求項18に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記閉空間を表現するデータは、前記
    閉空間領域を表すマスク画像データである請求項23に
    記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記閉空間を表現するデータは、前記
    閉空間領域を表すマスク画像の輪郭点データである請求
    項23に記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記閉空間領域は多角形であり、前記
    閉空間領域を表すマスク画像の輪郭点データは多角形の
    頂点の座標データである請求項25に記載の画像処理装
    置。
  27. 【請求項27】 前記閉空間領域は多角形であり、前記
    閉空間領域を表すマスク画像の輪郭点データは、少なく
    とも1点の座標と1つ以上のベクトルデータからなる請
    求項25に記載の画像処理装置。
  28. 【請求項28】 前記閉空間領域は矩形であり、前記閉
    空間領域を表すマスク画像の輪郭点データは矩形の輪郭
    を構成するパラメータである請求項25に記載の画像処
    理装置。
  29. 【請求項29】 前記矩形の輪郭を構成するパラメータ
    は、矩形の2つの対角線のうちの一つの両端点の座標デ
    ータから構成されるデータである請求項28に記載の画
    像処理装置。
  30. 【請求項30】 前記矩形の輪郭を構成するパラメータ
    は、矩形の頂点の一つと幅と高さから構成されるデータ
    である請求項28に記載の画像処理装置。
  31. 【請求項31】 前記閉空間領域は円形であり、閉空間
    領域を表すマスク画像の輪郭点データは円形の輪郭を構
    成するパラメータであることを特徴とする請求項25に
    記載の画像処理装置。
  32. 【請求項32】 前記閉空間領域は楕円形であり、閉空
    間領域を表すマスク画像の輪郭点データは楕円形の輪郭
    を構成するパラメータである請求項25に記載の画像処
    理装置。
  33. 【請求項33】 前記領域記述情報は、閉空間を表現す
    るデータと前記閉空間を表現するデータの識別子の対を
    含む請求項24乃至32の何れか1項に記載の画像処理
    装置。
  34. 【請求項34】 前記領域・リンク情報を取り出す手段
    は、対象の前記タイル画像に付加された前記領域・リン
    ク情報の取り出しに加えて、同一の内容を含む他解像度
    のタイル画像に付加された前記領域・リンク情報を取り
    出す手段である請求項18に記載の画像処理装置。
  35. 【請求項35】 画像全体を1つ以上の矩形のタイル画
    像に分割して画像を保持する画像フォーマットの画像情
    報と、領域記述情報及び前記領域記述情報が指す領域に
    関連づけられたデータへのリンクを示すリンク指定子か
    らなり前記画像情報に付加される領域・リンク情報とか
    らなる情報を処理するプログラムソフトウエアであっ
    て、 画像部分を取りだす機能と、 取り出した画像を表示する機能と、 前記領域・リンク情報を取り出す機能と、 表示される画像中でユーザが指定する座標点が、前記領
    域・リンク情報の領域記述情報が示す領域の中にあるか
    どうかを判定する機能と、 ユーザが指定した座標点が前記領域記述情報が示す領域
    の中にある場合に、前記領域記述情報と対になるリンク
    指定子の指すデータにアクセスする機能とを具備するプ
    ログラムソフトウエアを記憶することを特徴とする記憶
    媒体。
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