JP2002122751A - 光モジュール,この光モジュールと光ファイバとの接続方法,これに用いる光プラグおよび接続アダプタ,ならびに光ファイバ配線板 - Google Patents
光モジュール,この光モジュールと光ファイバとの接続方法,これに用いる光プラグおよび接続アダプタ,ならびに光ファイバ配線板Info
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- JP2002122751A JP2002122751A JP2001101672A JP2001101672A JP2002122751A JP 2002122751 A JP2002122751 A JP 2002122751A JP 2001101672 A JP2001101672 A JP 2001101672A JP 2001101672 A JP2001101672 A JP 2001101672A JP 2002122751 A JP2002122751 A JP 2002122751A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の光モジュールは、相互接続を容易かつ
迅速に行い得ず、その実装密度を高めることが困難であ
る。 【解決手段】 光導波路19が形成された光回路部と、
この光回路部の一端面21に一端面が接合され、当該光
回路部の一端面に導かれる光導波路19の一端に光ファ
イバ20を接続するためのファイバガイド17とを有す
る光モジュール18であって、ファイバガイド17は、
このファイバガイド17の一端面に一端側が開口し、光
ファイバ20が挿通される案内孔22と、この案内孔2
2の他端側に連続して形成され、当該案内孔22の他端
側から該案内孔22内に光ファイバ20を導くための案
内溝23とを有する。
迅速に行い得ず、その実装密度を高めることが困難であ
る。 【解決手段】 光導波路19が形成された光回路部と、
この光回路部の一端面21に一端面が接合され、当該光
回路部の一端面に導かれる光導波路19の一端に光ファ
イバ20を接続するためのファイバガイド17とを有す
る光モジュール18であって、ファイバガイド17は、
このファイバガイド17の一端面に一端側が開口し、光
ファイバ20が挿通される案内孔22と、この案内孔2
2の他端側に連続して形成され、当該案内孔22の他端
側から該案内孔22内に光ファイバ20を導くための案
内溝23とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路が組み込
まれた光モジュール,この光モジュールと光ファイバと
の接続方法,これに用いられる光コネクタおよび接続ア
ダプタ,ならびに光ファイバ配線板に関する。
まれた光モジュール,この光モジュールと光ファイバと
の接続方法,これに用いられる光コネクタおよび接続ア
ダプタ,ならびに光ファイバ配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバや光導波路に対し、光検出器
(Photo Detector:以下、PDと記述する)やレーザー
ダイオードなどの光部品あるいはこれら光部品と光導波
路とを組み合わせてなる光回路が形成された光モジュー
ルなどを表面実装する場合、光ファイバや光導波路の入
出力ポートと、光部品や光モジュールとの間で入出力す
る光の接続損失が最小となるように、これらの相対的な
位置精度を良好に設定する必要がある。その際、実際に
信号光を出力して、その光をモニタリングしながら接続
損失が最も少なくなるように結合するアクティブアライ
メントと呼ばれる方法と、モニタ光を出力させずに両者
の相対的な位置精度のみを良好に設定してこれらを結合
するパッシブアライメントと呼ばれる方法とが知られて
いる。
(Photo Detector:以下、PDと記述する)やレーザー
ダイオードなどの光部品あるいはこれら光部品と光導波
路とを組み合わせてなる光回路が形成された光モジュー
ルなどを表面実装する場合、光ファイバや光導波路の入
出力ポートと、光部品や光モジュールとの間で入出力す
る光の接続損失が最小となるように、これらの相対的な
位置精度を良好に設定する必要がある。その際、実際に
信号光を出力して、その光をモニタリングしながら接続
損失が最も少なくなるように結合するアクティブアライ
メントと呼ばれる方法と、モニタ光を出力させずに両者
の相対的な位置精度のみを良好に設定してこれらを結合
するパッシブアライメントと呼ばれる方法とが知られて
いる。
【0003】アクティブアライメントは、主として光検
出器や光導波路による光回路が形成された光モジュール
とピグテールとなる光ファイバとを接続する場合などで
用いられ、接着剤を用いて光ファイバをファイバブロッ
クに固定してファイバブロックの端面を鏡面研磨する一
方、光導波路の一端が臨む光モジュールの一方の端面を
同様に鏡面研磨してこれをファイバブロックの端面に突
き合わせ、光導波路の他端が臨む光モジュールの他方の
端面側から参照光を光モジュール内に入射させ、この入
射光を光ファイバを介してモニタリングしながらファイ
バブロックと光モジュールとを接着剤を用いて永久接続
し、ピグテールファイバ付き光モジュールを作製してい
た。このようなピグテールファイバを持った複数の光モ
ジュールをプリント配線板上に実装する場合、接続すべ
き光モジュールのピグテールファイバを相互に融着接続
するのが一般的である。
出器や光導波路による光回路が形成された光モジュール
とピグテールとなる光ファイバとを接続する場合などで
用いられ、接着剤を用いて光ファイバをファイバブロッ
クに固定してファイバブロックの端面を鏡面研磨する一
方、光導波路の一端が臨む光モジュールの一方の端面を
同様に鏡面研磨してこれをファイバブロックの端面に突
き合わせ、光導波路の他端が臨む光モジュールの他方の
端面側から参照光を光モジュール内に入射させ、この入
射光を光ファイバを介してモニタリングしながらファイ
バブロックと光モジュールとを接着剤を用いて永久接続
し、ピグテールファイバ付き光モジュールを作製してい
た。このようなピグテールファイバを持った複数の光モ
ジュールをプリント配線板上に実装する場合、接続すべ
き光モジュールのピグテールファイバを相互に融着接続
するのが一般的である。
【0004】このような接続形態を持つ従来の光モジュ
ールが実装された光ユニットの一例を図18に示す。こ
れは、一方の光回路部を構成するアレイ導波路格子(Ar
rayed Waveguide Grating:以下、AWGと記述する)
101によって波長多重信号を波長分離し、それぞれの
信号を第2の光回路部を構成する多チャンネルのPDタ
ップ102により監視するシステムであり、プリント配
線板103にはこれらAWG101およびPDタップ1
02の他にAWG101に接続する入力コネクタ104
aと、PDタップ102に接続する出力コネクタ104
bとが実装される。AWG101およびPDタップ10
2には、ファイバブロック105a,105b,106
a,106bがそれぞれ接着剤を介して固定され、これ
ら各ファイバブロック105a,105b,106a,
106bにはピグテールファイバ107a,107b,
108a,108bがそれぞれそれぞれ接着剤を介して
接合されている。AWG101の一方のファイバブロッ
ク105aに接合されたピグテールファイバ107aは
入力コネクタ104aに連結され、PDタップ102の
一方のファイバブロック106aに接合されたピグテー
ルファイバ108aは、出力コネクタ104bに連結さ
れている。AWG101の他方のファイバブロック10
5bに接合されたピグテールファイバ107bと、PD
タップ102の他方のファイバブロック106bに接合
されたピグテールファイバ108bとは相互に融着接続
され、この融着接続部分は熱収縮性樹脂などの保護スリ
ーブ109により被覆される。
ールが実装された光ユニットの一例を図18に示す。こ
れは、一方の光回路部を構成するアレイ導波路格子(Ar
rayed Waveguide Grating:以下、AWGと記述する)
101によって波長多重信号を波長分離し、それぞれの
信号を第2の光回路部を構成する多チャンネルのPDタ
ップ102により監視するシステムであり、プリント配
線板103にはこれらAWG101およびPDタップ1
02の他にAWG101に接続する入力コネクタ104
aと、PDタップ102に接続する出力コネクタ104
bとが実装される。AWG101およびPDタップ10
2には、ファイバブロック105a,105b,106
a,106bがそれぞれ接着剤を介して固定され、これ
ら各ファイバブロック105a,105b,106a,
106bにはピグテールファイバ107a,107b,
108a,108bがそれぞれそれぞれ接着剤を介して
接合されている。AWG101の一方のファイバブロッ
ク105aに接合されたピグテールファイバ107aは
入力コネクタ104aに連結され、PDタップ102の
一方のファイバブロック106aに接合されたピグテー
ルファイバ108aは、出力コネクタ104bに連結さ
れている。AWG101の他方のファイバブロック10
5bに接合されたピグテールファイバ107bと、PD
タップ102の他方のファイバブロック106bに接合
されたピグテールファイバ108bとは相互に融着接続
され、この融着接続部分は熱収縮性樹脂などの保護スリ
ーブ109により被覆される。
【0005】上述したアクティブアライメントよりも効
率的な実装法であるパッシブアライメントは、その原理
を表す図19に示すように、基板201に形成される光
導波路202a,202bの端末部203a,203b
に光路を90度屈折させる反射鏡としての機能を持た
せ、これら光導波路202a,202bの接続端204
a,204bを基板201の表面に導く一方、この基板
201の表面に露出する光導波路202a,202bの
接続端204a,204bに対して光モジュール205
の図示しない入出力ポートを機械的に接続するものであ
る。例えば、光モジュール205に複数本の位置決めピ
ン206を突設する一方、これら位置決めピン206が
それぞれ緊密に嵌合し得る位置決め孔207を基板20
1に形成し、この基板201の位置決め孔207に対し
て光モジュール205の位置決めピン206を緊密に嵌
合することにより、光モジュール205に形成された図
示しない入出力ポートと基板201の表面に露出する光
導波路202a,202bの接続端204a,204b
とを正確に対向させた接続状態とする。この他、基板上
201に位置決め用のマーキングを施すと共にこれと対
応するマーキングを光モジュール205に形成し、これ
らマーキングが合致するように基板201に対する光モ
ジュール205の位置を修正して接着剤などによりこれ
らを一体的に固定する方法も知られている。
率的な実装法であるパッシブアライメントは、その原理
を表す図19に示すように、基板201に形成される光
導波路202a,202bの端末部203a,203b
に光路を90度屈折させる反射鏡としての機能を持た
せ、これら光導波路202a,202bの接続端204
a,204bを基板201の表面に導く一方、この基板
201の表面に露出する光導波路202a,202bの
接続端204a,204bに対して光モジュール205
の図示しない入出力ポートを機械的に接続するものであ
る。例えば、光モジュール205に複数本の位置決めピ
ン206を突設する一方、これら位置決めピン206が
それぞれ緊密に嵌合し得る位置決め孔207を基板20
1に形成し、この基板201の位置決め孔207に対し
て光モジュール205の位置決めピン206を緊密に嵌
合することにより、光モジュール205に形成された図
示しない入出力ポートと基板201の表面に露出する光
導波路202a,202bの接続端204a,204b
とを正確に対向させた接続状態とする。この他、基板上
201に位置決め用のマーキングを施すと共にこれと対
応するマーキングを光モジュール205に形成し、これ
らマーキングが合致するように基板201に対する光モ
ジュール205の位置を修正して接着剤などによりこれ
らを一体的に固定する方法も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】アクティブアライメン
トによる実装法では、図18に示すようなプリント配線
板103に実装される従来の光モジュール、例えばファ
イバブロック105a,105b,106a,106b
が一体的に固定されたAWG101やPDタップ102
は、これらのピグテールファイバ107b,108bを
相互に融着接続する必要があるため、その接続歩留まり
を考慮してピグテールファイバ107b,108bの長
さを長めに設定している。この結果、保護スリーブ10
9で被覆された融着接続部や、それ以外のピグテールフ
ァイバ107b,108bの余長部分を格納するための
空間がプリント配線板103上に必要となるが、このプ
リント配線板103上にはこれら光モジュール101,
102以外に多くの電子部品や光部品が実装されること
から、これらの実装密度を高めることが困難となる不具
合を生ずる。
トによる実装法では、図18に示すようなプリント配線
板103に実装される従来の光モジュール、例えばファ
イバブロック105a,105b,106a,106b
が一体的に固定されたAWG101やPDタップ102
は、これらのピグテールファイバ107b,108bを
相互に融着接続する必要があるため、その接続歩留まり
を考慮してピグテールファイバ107b,108bの長
さを長めに設定している。この結果、保護スリーブ10
9で被覆された融着接続部や、それ以外のピグテールフ
ァイバ107b,108bの余長部分を格納するための
空間がプリント配線板103上に必要となるが、このプ
リント配線板103上にはこれら光モジュール101,
102以外に多くの電子部品や光部品が実装されること
から、これらの実装密度を高めることが困難となる不具
合を生ずる。
【0007】また、複数本のピグテールファイバ107
b,108bを融着接続する場合には、これらをあらか
じめ整列状態で保持するか、あるいは対応する一対のピ
グテールファイバ107b,108bのみを保持して融
着接続器により接続しなければならず、その作業効率が
悪くて接続のための作業時間が嵩んでしまう不具合があ
った。
b,108bを融着接続する場合には、これらをあらか
じめ整列状態で保持するか、あるいは対応する一対のピ
グテールファイバ107b,108bのみを保持して融
着接続器により接続しなければならず、その作業効率が
悪くて接続のための作業時間が嵩んでしまう不具合があ
った。
【0008】図19に示したパッシブアライメントによ
る実装法では、基板201に位置決め孔207を高精度
に形成すると共に対応する位置決めピン206を光モジ
ュール205に高精度に形成する必要があり、これらの
ための加工コストが嵩む欠点を有する。しかも、これら
を接続する際に、微妙な位置合わせを行う必要があるた
めに細心の注意を払わなければならず、実装作業の効率
を非常に悪くする原因の一つとなっている。基板201
や光モジュール205にマーキングを施す場合も同様で
あり、これらにマーキングを高精度に施す必要がある
上、細心の注意を払ってマーキングを正確に合致させな
ければならず、実装作業の効率を改善することが困難で
ある。
る実装法では、基板201に位置決め孔207を高精度
に形成すると共に対応する位置決めピン206を光モジ
ュール205に高精度に形成する必要があり、これらの
ための加工コストが嵩む欠点を有する。しかも、これら
を接続する際に、微妙な位置合わせを行う必要があるた
めに細心の注意を払わなければならず、実装作業の効率
を非常に悪くする原因の一つとなっている。基板201
や光モジュール205にマーキングを施す場合も同様で
あり、これらにマーキングを高精度に施す必要がある
上、細心の注意を払ってマーキングを正確に合致させな
ければならず、実装作業の効率を改善することが困難で
ある。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、光導波路が形成された
光回路部を有し、光ファイバとの接続を容易かつ迅速に
行い得る光モジュール,この光モジュールと光ファイバ
との接続方法,これらの接続に用いる光プラグおよび接
続アダプタ,ならびに実装密度を向上させ得る光ファイ
バ配線板を提供することにある。
光回路部を有し、光ファイバとの接続を容易かつ迅速に
行い得る光モジュール,この光モジュールと光ファイバ
との接続方法,これらの接続に用いる光プラグおよび接
続アダプタ,ならびに実装密度を向上させ得る光ファイ
バ配線板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
光導波路が形成された光回路部と、この光回路部の一端
面に一端面が接合され、当該光回路部の一端面に導かれ
る前記光導波路の一端に光ファイバを接続するためのフ
ァイバガイドとを有する光モジュールであって、前記フ
ァイバガイドは、このファイバガイドの一端面に一端側
が開口し、前記光ファイバが挿通される案内孔と、この
案内孔の他端側に連続して形成され、当該案内孔の他端
側から該案内孔内に前記光ファイバを導くための案内溝
とを有することを特徴とするものである。
光導波路が形成された光回路部と、この光回路部の一端
面に一端面が接合され、当該光回路部の一端面に導かれ
る前記光導波路の一端に光ファイバを接続するためのフ
ァイバガイドとを有する光モジュールであって、前記フ
ァイバガイドは、このファイバガイドの一端面に一端側
が開口し、前記光ファイバが挿通される案内孔と、この
案内孔の他端側に連続して形成され、当該案内孔の他端
側から該案内孔内に前記光ファイバを導くための案内溝
とを有することを特徴とするものである。
【0011】本発明においては、光ファイバの接続端部
をファイバガイドの案内溝に係合させ、この状態で光フ
ァイバの接続端部をファイバガイドの案内孔内に送り込
み、案内孔の外側に位置する光ファイバの部分が撓んだ
状態でその先端を光回路部の一端面に押し当てることに
より、光モジュールの光導波路と光ファイバとが接続状
態となる。
をファイバガイドの案内溝に係合させ、この状態で光フ
ァイバの接続端部をファイバガイドの案内孔内に送り込
み、案内孔の外側に位置する光ファイバの部分が撓んだ
状態でその先端を光回路部の一端面に押し当てることに
より、光モジュールの光導波路と光ファイバとが接続状
態となる。
【0012】本発明の第2の形態は、本発明の第1の形
態による光モジュールを用い、光ファイバの接続端部を
前記ファイバガイドの案内溝に係合させるステップと、
前記案内溝に前記光ファイバの接続端部を係合させた状
態で、前記光ファイバの先端部を前記ファイバガイドの
案内孔内に送り込むステップと、前記案内孔の外側に位
置する前記光ファイバの部分が撓んだ状態でその先端が
光回路部の一端面に押し当たるように、前記光ファイバ
を保持するステップとを具えたことを特徴とする光モジ
ュールと光ファイバとの接続方法にある。
態による光モジュールを用い、光ファイバの接続端部を
前記ファイバガイドの案内溝に係合させるステップと、
前記案内溝に前記光ファイバの接続端部を係合させた状
態で、前記光ファイバの先端部を前記ファイバガイドの
案内孔内に送り込むステップと、前記案内孔の外側に位
置する前記光ファイバの部分が撓んだ状態でその先端が
光回路部の一端面に押し当たるように、前記光ファイバ
を保持するステップとを具えたことを特徴とする光モジ
ュールと光ファイバとの接続方法にある。
【0013】本発明の第3の形態は、本発明の第1の形
態による光モジュールに接続される光ファイバを保持す
る光プラグであって、前記光ファイバをその接続端部が
突出するように貫通状態で保持する基部と、この基部の
両側から前記光ファイバの接続端部の突出方向に延在し
て前記光モジュールのファイバガイドを摺動可能に挟み
込む一対の側壁部とを有する枠体を具えたことを特徴と
するものである。
態による光モジュールに接続される光ファイバを保持す
る光プラグであって、前記光ファイバをその接続端部が
突出するように貫通状態で保持する基部と、この基部の
両側から前記光ファイバの接続端部の突出方向に延在し
て前記光モジュールのファイバガイドを摺動可能に挟み
込む一対の側壁部とを有する枠体を具えたことを特徴と
するものである。
【0014】本発明においては、光プラグの枠体の上方
から光モジュールのファイバガイドを一対の側壁部の間
に差し込むことにより、光プラグから突出する光ファイ
バの接続端部をファイバガイドの案内溝に係合させ、こ
の状態でファイバガイドを枠体の基部側に近づけると、
光ファイバの接続端部がファイバガイドの案内孔内に送
り込まれ、案内孔の外側に位置する光ファイバの部分が
撓んだ状態でその先端を光回路部の一端面に押し当たっ
て光モジュールの光導波路と光プラグの光ファイバとが
接続状態となる。
から光モジュールのファイバガイドを一対の側壁部の間
に差し込むことにより、光プラグから突出する光ファイ
バの接続端部をファイバガイドの案内溝に係合させ、こ
の状態でファイバガイドを枠体の基部側に近づけると、
光ファイバの接続端部がファイバガイドの案内孔内に送
り込まれ、案内孔の外側に位置する光ファイバの部分が
撓んだ状態でその先端を光回路部の一端面に押し当たっ
て光モジュールの光導波路と光プラグの光ファイバとが
接続状態となる。
【0015】本発明の第4の形態は、本発明の第1の形
態による光モジュールと、本発明の第3の形態による光
プラグとを用い、前記光モジュールのファイバガイドを
前記光プラグの枠体の一対の側壁部の間に差し込んで前
記光プラグの光ファイバの接続端部を前記ファイバガイ
ドの案内溝に係合させるステップと、前記案内溝に前記
光ファイバの接続端部を係合させた状態で、前記枠体の
基部が前記ファイバガイド側に近づくように、前記枠体
と前記ファイバガイドとを摺動させて前記光ファイバの
接続端部を前記ファイバガイドの案内孔内に送り込むス
テップと、前記案内孔の外側に位置する前記光ファイバ
の接続端部が撓んだ状態でその先端が前記光モジュール
の光回路部の一端面に押し当たるように、前記光ファイ
バを保持するステップとを具えたことを特徴とする光モ
ジュールと光プラグとの接続方法にある。
態による光モジュールと、本発明の第3の形態による光
プラグとを用い、前記光モジュールのファイバガイドを
前記光プラグの枠体の一対の側壁部の間に差し込んで前
記光プラグの光ファイバの接続端部を前記ファイバガイ
ドの案内溝に係合させるステップと、前記案内溝に前記
光ファイバの接続端部を係合させた状態で、前記枠体の
基部が前記ファイバガイド側に近づくように、前記枠体
と前記ファイバガイドとを摺動させて前記光ファイバの
接続端部を前記ファイバガイドの案内孔内に送り込むス
テップと、前記案内孔の外側に位置する前記光ファイバ
の接続端部が撓んだ状態でその先端が前記光モジュール
の光回路部の一端面に押し当たるように、前記光ファイ
バを保持するステップとを具えたことを特徴とする光モ
ジュールと光プラグとの接続方法にある。
【0016】本発明の第5の形態は、光導波路が形成さ
れた光回路部と、この光回路部の一端面に突設状態で一
端面が接合される位置決めブロックと、この位置決めブ
ロックに保持されて基端が前記光導波路の一端に接続す
ると共に先端側が当該位置決めブロックの他端面から突
出する接続ファイバとを有する光モジュールに装着さ
れ、前記接続ファイバの先端と光ファイバとを接続する
ための接続アダプタであって、前記位置決めブロックに
対して突き当たる係止部と、前記接続ファイバの端末部
が一端側から挿通される案内孔と、この案内孔の他端側
に連続して形成され、当該案内孔の他端側から該案内孔
内に前記光ファイバを導くための案内溝とを有すること
を特徴とするものである。
れた光回路部と、この光回路部の一端面に突設状態で一
端面が接合される位置決めブロックと、この位置決めブ
ロックに保持されて基端が前記光導波路の一端に接続す
ると共に先端側が当該位置決めブロックの他端面から突
出する接続ファイバとを有する光モジュールに装着さ
れ、前記接続ファイバの先端と光ファイバとを接続する
ための接続アダプタであって、前記位置決めブロックに
対して突き当たる係止部と、前記接続ファイバの端末部
が一端側から挿通される案内孔と、この案内孔の他端側
に連続して形成され、当該案内孔の他端側から該案内孔
内に前記光ファイバを導くための案内溝とを有すること
を特徴とするものである。
【0017】本発明においては、光ファイバの接続端部
を接続アダプタの案内溝に係合させ、案内溝に光ファイ
バの接続端部を係合させた状態で光ファイバの接続端部
を接続アダプタの案内孔内に送り込み、案内孔の外側に
位置する光ファイバの部分が撓んだ状態でその先端が接
続ファイバの先端に押し当たるように、光ファイバを保
持することにより、光モジュールの光導波路と光ファイ
バとが位置決めブロックの接続ファイバを介して接続状
態となる。
を接続アダプタの案内溝に係合させ、案内溝に光ファイ
バの接続端部を係合させた状態で光ファイバの接続端部
を接続アダプタの案内孔内に送り込み、案内孔の外側に
位置する光ファイバの部分が撓んだ状態でその先端が接
続ファイバの先端に押し当たるように、光ファイバを保
持することにより、光モジュールの光導波路と光ファイ
バとが位置決めブロックの接続ファイバを介して接続状
態となる。
【0018】本発明の第6の形態は、本発明の第5の形
態による接続アダプタを用い、光モジュールと光ファイ
バとを接続するに際し、前記光ファイバの接続端部を前
記接続アダプタの案内溝に係合させるステップと、前記
案内溝に前記光ファイバの接続端部を係合させた状態
で、前記光ファイバの接続端部を前記接続アダプタの案
内孔内に送り込むステップと、前記案内孔の外側に位置
する前記光ファイバの部分が撓んだ状態でその先端が接
続ファイバの先端に押し当たるように、前記光ファイバ
を保持するステップとを具えたことを特徴とする光モジ
ュールと光ファイバとの接続方法にある。
態による接続アダプタを用い、光モジュールと光ファイ
バとを接続するに際し、前記光ファイバの接続端部を前
記接続アダプタの案内溝に係合させるステップと、前記
案内溝に前記光ファイバの接続端部を係合させた状態
で、前記光ファイバの接続端部を前記接続アダプタの案
内孔内に送り込むステップと、前記案内孔の外側に位置
する前記光ファイバの部分が撓んだ状態でその先端が接
続ファイバの先端に押し当たるように、前記光ファイバ
を保持するステップとを具えたことを特徴とする光モジ
ュールと光ファイバとの接続方法にある。
【0019】本発明の第7の形態は、本発明の第1の形
態による光モジュールまたは本発明の第2の形態で規定
された光モジュールに接続される光ファイバを保持する
ための光ファイバ配線板であって、光ファイバ配線板の
表面に沿って前記光ファイバを収容するファイバ通路
と、このファイバ通路に対して摺動可能に嵌合され、前
記光ファイバを貫通状態で保持するファイバ保持ブロッ
クとを有することを特徴とするものである。
態による光モジュールまたは本発明の第2の形態で規定
された光モジュールに接続される光ファイバを保持する
ための光ファイバ配線板であって、光ファイバ配線板の
表面に沿って前記光ファイバを収容するファイバ通路
と、このファイバ通路に対して摺動可能に嵌合され、前
記光ファイバを貫通状態で保持するファイバ保持ブロッ
クとを有することを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態による光モジ
ュールにおいて、光回路部の一端面およびファイバガイ
ドの一端面が光導波路および案内孔の軸線と直交する面
に対して傾斜していてもよい。また、案内溝がV字断面
を有し、案内孔がこのV字断面と共有する三角形の断面
を有していてもよい。
ュールにおいて、光回路部の一端面およびファイバガイ
ドの一端面が光導波路および案内孔の軸線と直交する面
に対して傾斜していてもよい。また、案内溝がV字断面
を有し、案内孔がこのV字断面と共有する三角形の断面
を有していてもよい。
【0021】本発明の第3の形態による光プラグにおい
て、枠体の一対の側壁部の上端面とそれらの内壁面との
間に一対の傾斜面を形成してもよい。
て、枠体の一対の側壁部の上端面とそれらの内壁面との
間に一対の傾斜面を形成してもよい。
【0022】枠体の一対の側壁部とこれらの間に差し込
まれるファイバガイドとの嵌合隙間を50μm以下に設
定することが好ましい。
まれるファイバガイドとの嵌合隙間を50μm以下に設
定することが好ましい。
【0023】この光プラグは、枠体を光ファイバの長手
方向に沿って摺動自在に保持すると共に光モジュールが
載置される受け板を具えることができる。この場合、受
け板に突設され、光ファイバの接続端部の先端部を保持
すると共にファイバガイドの案内溝が形成された面が重
ね合わされる上端面と、ファイバガイドの案内孔の開口
端面と近接状態で対向する縦壁面とを有する支持ブロッ
クを光プラグが具えることができる。さらに、枠体と受
け板との間に枠体の基部を支持ブロック側に付勢する付
勢手段を設けることも可能である。支持ブロックの上端
面と縦壁面との間に傾斜面を形成してもよい。光モジュ
ールが受け板に対して位置決めして載置された状態にお
いて、支持ブロックの縦壁面と案内孔の開口端面との隙
間を0.5mm以下に設定することが好ましい。
方向に沿って摺動自在に保持すると共に光モジュールが
載置される受け板を具えることができる。この場合、受
け板に突設され、光ファイバの接続端部の先端部を保持
すると共にファイバガイドの案内溝が形成された面が重
ね合わされる上端面と、ファイバガイドの案内孔の開口
端面と近接状態で対向する縦壁面とを有する支持ブロッ
クを光プラグが具えることができる。さらに、枠体と受
け板との間に枠体の基部を支持ブロック側に付勢する付
勢手段を設けることも可能である。支持ブロックの上端
面と縦壁面との間に傾斜面を形成してもよい。光モジュ
ールが受け板に対して位置決めして載置された状態にお
いて、支持ブロックの縦壁面と案内孔の開口端面との隙
間を0.5mm以下に設定することが好ましい。
【0024】本発明の第5の形態による接続アダプタに
おいて、光回路部の一端面および位置決めブロックの一
端面が光導波路および接続ファイバの軸線と直交する面
に対して傾斜していてもよい。また、案内溝がV字断面
を有し、案内孔がこのV字断面と共有する三角形の断面
を有していてもよい。
おいて、光回路部の一端面および位置決めブロックの一
端面が光導波路および接続ファイバの軸線と直交する面
に対して傾斜していてもよい。また、案内溝がV字断面
を有し、案内孔がこのV字断面と共有する三角形の断面
を有していてもよい。
【0025】本発明の第7の形態による光ファイバ配線
板において、光ファイバが光ファイバ配線板の表面に沿
って相互に平行に配列しているものであってよい。
板において、光ファイバが光ファイバ配線板の表面に沿
って相互に平行に配列しているものであってよい。
【0026】
【実施例】本発明による光モジュールが組み込まれた光
ユニットの実施例について、図1〜図17を参照しなが
ら詳細に説明するが、本発明はこのような実施例に限ら
ず、これらをさらに組み合わせたり、この特許請求の範
囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更
や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他
の技術にも当然応用することができる。
ユニットの実施例について、図1〜図17を参照しなが
ら詳細に説明するが、本発明はこのような実施例に限ら
ず、これらをさらに組み合わせたり、この特許請求の範
囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更
や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他
の技術にも当然応用することができる。
【0027】第1の実施例の概念を図1に示す。すなわ
ち、本実施例は図18に示した従来の光ユニットに対し
て適用したものであり、入力コネクタ11と出力コネク
タ12とが取り付けられたプリント配線板13に対し、
本発明による光回路部としてのAWG14およびPDタ
ップ15を装着した光ファイバ配線板16が組み付けら
れる。それぞれプレーナ光波回路(Planar Lightwave C
ircuit)の一種であるAWG14およびPDタップ15
には、一対のファイバガイド17がそれぞれ取り付けら
れて本発明の光モジュール18をそれぞれ構成し、これ
らファイバガイド17を介してAWG14およびPDタ
ップ15に組み込まれた光導波路19が光ファイバ配線
板16に保持されたピグテールファイバ20を介して相
互に接続される。また、入力コネクタ11に接続するピ
グテールファイバ20は光ファイバ配線板16内を通っ
てAWG14の他方のファイバガイド17に接続し、ま
た、出力コネクタ12に接続するピグテールファイバ2
0も光ファイバ配線板16内を通ってPDタップ15の
他方のファイバガイド17に接続する。
ち、本実施例は図18に示した従来の光ユニットに対し
て適用したものであり、入力コネクタ11と出力コネク
タ12とが取り付けられたプリント配線板13に対し、
本発明による光回路部としてのAWG14およびPDタ
ップ15を装着した光ファイバ配線板16が組み付けら
れる。それぞれプレーナ光波回路(Planar Lightwave C
ircuit)の一種であるAWG14およびPDタップ15
には、一対のファイバガイド17がそれぞれ取り付けら
れて本発明の光モジュール18をそれぞれ構成し、これ
らファイバガイド17を介してAWG14およびPDタ
ップ15に組み込まれた光導波路19が光ファイバ配線
板16に保持されたピグテールファイバ20を介して相
互に接続される。また、入力コネクタ11に接続するピ
グテールファイバ20は光ファイバ配線板16内を通っ
てAWG14の他方のファイバガイド17に接続し、ま
た、出力コネクタ12に接続するピグテールファイバ2
0も光ファイバ配線板16内を通ってPDタップ15の
他方のファイバガイド17に接続する。
【0028】本実施例における光モジュール18の正面
形状を図2に示し、そのIII−III矢視断面構造を図3に
示す。すなわち、本発明の光回路部をそれぞれ構成する
AWG14およびPDタップ15に設けられた光導波路
19の端末が臨む端面21には、ファイバガイド17の
一端面が接合される。ファイバガイド17は、その一端
面に一端側が開口してピグテールファイバ20が挿通さ
れる案内孔22と、この案内孔22の他端側に連続して
形成され、案内孔22の他端側から案内孔22内にピグ
テールファイバ20を導くための案内溝23とを有し、
光導波路19と案内孔22とが一直線状に並ぶように、
ファイバガイド17がAWG14およびPDタップ15
の端面21に接合される。
形状を図2に示し、そのIII−III矢視断面構造を図3に
示す。すなわち、本発明の光回路部をそれぞれ構成する
AWG14およびPDタップ15に設けられた光導波路
19の端末が臨む端面21には、ファイバガイド17の
一端面が接合される。ファイバガイド17は、その一端
面に一端側が開口してピグテールファイバ20が挿通さ
れる案内孔22と、この案内孔22の他端側に連続して
形成され、案内孔22の他端側から案内孔22内にピグ
テールファイバ20を導くための案内溝23とを有し、
光導波路19と案内孔22とが一直線状に並ぶように、
ファイバガイド17がAWG14およびPDタップ15
の端面21に接合される。
【0029】光モジュール18とピグテールファイバ2
0との接続部分を抽出拡大した図4およびそのV−V矢
視断面構造を図5に示す。すなわち、プリント配線板1
3に取り付けられる本実施例の光ファイバ配線板16
は、底板24と上板25とを重ね合わせて形成したもの
であり、光モジュール18を収容するための開口26
と、この開口26に接続端部20aが突出するようにピ
グテールファイバ20を整列状態で導くファイバ通路2
7とを具え、ここにピグテールファイバ20がファイバ
保持ブロック28を介して整列状態で収容されている。
ピグテールファイバ20を整列状態で保持するファイバ
保持ブロック28は、ファイバ通路27に対して摺動自
在に嵌合されており、ファイバ通路27とピグテールフ
ァイバ20との間には、図4中の二点鎖線で示すような
ファイバ通路27内でのファイバ保持ブロック28の摺
動に伴ってピグテールファイバ20の弾性変位を許容し
得る隙間があらかじめ形成され、本実施例ではファイバ
通路27の屈曲部29にてピグテールファイバ20の変
位を許容するようになっている。
0との接続部分を抽出拡大した図4およびそのV−V矢
視断面構造を図5に示す。すなわち、プリント配線板1
3に取り付けられる本実施例の光ファイバ配線板16
は、底板24と上板25とを重ね合わせて形成したもの
であり、光モジュール18を収容するための開口26
と、この開口26に接続端部20aが突出するようにピ
グテールファイバ20を整列状態で導くファイバ通路2
7とを具え、ここにピグテールファイバ20がファイバ
保持ブロック28を介して整列状態で収容されている。
ピグテールファイバ20を整列状態で保持するファイバ
保持ブロック28は、ファイバ通路27に対して摺動自
在に嵌合されており、ファイバ通路27とピグテールフ
ァイバ20との間には、図4中の二点鎖線で示すような
ファイバ通路27内でのファイバ保持ブロック28の摺
動に伴ってピグテールファイバ20の弾性変位を許容し
得る隙間があらかじめ形成され、本実施例ではファイバ
通路27の屈曲部29にてピグテールファイバ20の変
位を許容するようになっている。
【0030】従って、光モジュール18とピグテールフ
ァイバ20とを接続する際には、予めファイバ保持ブロ
ック28をファイバ通路27の内側に退避移動させ(図
4中、二点鎖線および図6参照)、ファイバ保持ブロッ
ク28から突出するピグテールファイバ20の接続端部
20aに対して光モジュール18のファイバガイド17
に形成された案内溝23が当接し合うように光モジュー
ル18を開口26内に落とし込む(図7参照)。しかる
後、案内溝23にピグテールファイバ20を係止させた
状態のまま、ファイバ保持ブロック28を光モジュール
18側に前進させ、ピグテールファイバ20の接続端部
20aをファイバガイド17の案内孔22内に送り込
み、案内孔22の外側に位置するピグテールファイバ2
0の部分を撓ませることにより、その弾性力を利用して
ピグテールファイバ20の端末を光回路部の一端面21
に物理的に押し当て、ピグテールファイバ20と光回路
部とを接続する(図4および図5参照)。
ァイバ20とを接続する際には、予めファイバ保持ブロ
ック28をファイバ通路27の内側に退避移動させ(図
4中、二点鎖線および図6参照)、ファイバ保持ブロッ
ク28から突出するピグテールファイバ20の接続端部
20aに対して光モジュール18のファイバガイド17
に形成された案内溝23が当接し合うように光モジュー
ル18を開口26内に落とし込む(図7参照)。しかる
後、案内溝23にピグテールファイバ20を係止させた
状態のまま、ファイバ保持ブロック28を光モジュール
18側に前進させ、ピグテールファイバ20の接続端部
20aをファイバガイド17の案内孔22内に送り込
み、案内孔22の外側に位置するピグテールファイバ2
0の部分を撓ませることにより、その弾性力を利用して
ピグテールファイバ20の端末を光回路部の一端面21
に物理的に押し当て、ピグテールファイバ20と光回路
部とを接続する(図4および図5参照)。
【0031】このように、ピグテールファイバ20の接
続端部20aを光ファイバ配線板16のファイバ通路2
7に対して出し入れできるようにしたことで、ファイバ
ガイド17にピグテールファイバ20の端末を差し込む
平面実装が可能となり、ピグテールファイバ20を従来
のように融着接続する必要がなくなったことで、ファイ
バガイド17を用いてピグテールファイバ20と光モジ
ュール18とを容易かつ迅速に接続することができる。
また、光ファイバ配線板16を用いてピグテールファイ
バ20を整列状態で配置することにより、光モジュール
18を最適なレイアウトで平面実装することができ、ピ
グテールファイバ20を融着接続する必要がなくなった
ことと相俟って光ユニットの実装密度を従来のものより
も高めることができる。
続端部20aを光ファイバ配線板16のファイバ通路2
7に対して出し入れできるようにしたことで、ファイバ
ガイド17にピグテールファイバ20の端末を差し込む
平面実装が可能となり、ピグテールファイバ20を従来
のように融着接続する必要がなくなったことで、ファイ
バガイド17を用いてピグテールファイバ20と光モジ
ュール18とを容易かつ迅速に接続することができる。
また、光ファイバ配線板16を用いてピグテールファイ
バ20を整列状態で配置することにより、光モジュール
18を最適なレイアウトで平面実装することができ、ピ
グテールファイバ20を融着接続する必要がなくなった
ことと相俟って光ユニットの実装密度を従来のものより
も高めることができる。
【0032】次に、上述した光モジュール18に対して
着脱可能に連結される本発明による光プラグの一実施例
について図8〜図12を参照しながら詳細に説明する
が、先の実施例と同一機能の要素にはこれと同一の符号
を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。
着脱可能に連結される本発明による光プラグの一実施例
について図8〜図12を参照しながら詳細に説明する
が、先の実施例と同一機能の要素にはこれと同一の符号
を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。
【0033】本実施例における光プラグ30と光モジュ
ール18との接続前の状態を図8に示し、その断面構造
を図9に示し、そのX−X矢視断面構造を図11に示
す。すなわち、本実施例における光モジュール18は、
一対のファイバガイド17をその長手方向両側から突出
させた平面導波回路(Planar Lightwave Circuit)であ
り、これを表面実装により2つの光プラグ30に対して
着脱可能に接続する。本実施例における光プラグ30
は、ピグテールファイバ20をその接続端部20aが突
出するように貫通状態で保持する基部31およびこの基
部31の両側からピグテールファイバ20の接続端部2
0aの突出方向に延在して光モジュール18のファイバ
ガイド17を摺動可能に挟み込む一対の側壁部32を有
する枠体33と、この枠体33をピグテールファイバ2
0の長手方向に沿って摺動自在に保持すると共に光モジ
ュール18が載置される受け板34とをそれぞれ具えて
いる。また、本実施例ではピグテールファイバ20の先
端を一対の側壁部32の先端よりも30μm程度突出さ
せている。
ール18との接続前の状態を図8に示し、その断面構造
を図9に示し、そのX−X矢視断面構造を図11に示
す。すなわち、本実施例における光モジュール18は、
一対のファイバガイド17をその長手方向両側から突出
させた平面導波回路(Planar Lightwave Circuit)であ
り、これを表面実装により2つの光プラグ30に対して
着脱可能に接続する。本実施例における光プラグ30
は、ピグテールファイバ20をその接続端部20aが突
出するように貫通状態で保持する基部31およびこの基
部31の両側からピグテールファイバ20の接続端部2
0aの突出方向に延在して光モジュール18のファイバ
ガイド17を摺動可能に挟み込む一対の側壁部32を有
する枠体33と、この枠体33をピグテールファイバ2
0の長手方向に沿って摺動自在に保持すると共に光モジ
ュール18が載置される受け板34とをそれぞれ具えて
いる。また、本実施例ではピグテールファイバ20の先
端を一対の側壁部32の先端よりも30μm程度突出さ
せている。
【0034】受け板34には、ピグテールファイバ20
の接続端部20aの先端部を保持すると共にファイバガ
イド17の案内溝23が形成された面が重ね合わされる
上端面35tと、ファイバガイド17の案内孔22の開
口端面36と近接状態で対向する縦壁面35wとを有す
る支持ブロック35が突設されている。受け板34から
支持ブロック35の上端面35tまでの高さは、受け板
34に光モジュール18が位置決め状態で載置された場
合、ファイバガイド17の案内溝23が形成された面が
支持ブロック35の上端面35tに当接当接状態となる
ように設定されている。また、枠体33と受け板34と
の間には、枠体33の基部31を支持ブロック35側に
付勢する圧縮コイルばねなどの付勢手段37が介装され
ている。
の接続端部20aの先端部を保持すると共にファイバガ
イド17の案内溝23が形成された面が重ね合わされる
上端面35tと、ファイバガイド17の案内孔22の開
口端面36と近接状態で対向する縦壁面35wとを有す
る支持ブロック35が突設されている。受け板34から
支持ブロック35の上端面35tまでの高さは、受け板
34に光モジュール18が位置決め状態で載置された場
合、ファイバガイド17の案内溝23が形成された面が
支持ブロック35の上端面35tに当接当接状態となる
ように設定されている。また、枠体33と受け板34と
の間には、枠体33の基部31を支持ブロック35側に
付勢する圧縮コイルばねなどの付勢手段37が介装され
ている。
【0035】枠体33の一対の側壁部32の上端面32
tとそれらの内壁面32iとの間には、枠体33の一対
の側壁部32の間に光モジュール18のファイバガイド
17を導くための一対の傾斜面32sが形成されてお
り、これら傾斜面32sを形成することにより、光プラ
グ30の一対の側壁部32の対向方向に光モジュール1
8の位置ずれがあっても、これを自動的に修正させるこ
とができる。また、支持ブロック35の上端面35tと
縦壁面35wとの間にも、受け板34上の所定位置に光
モジュール18を導くための傾斜面35sが形成されて
おり、この傾斜面35sを形成することにより、光プラ
グ30に対してピグテールファイバ20の延在方向に光
モジュール18の位置ずれがあっても、これを自動的に
修正させることができる。
tとそれらの内壁面32iとの間には、枠体33の一対
の側壁部32の間に光モジュール18のファイバガイド
17を導くための一対の傾斜面32sが形成されてお
り、これら傾斜面32sを形成することにより、光プラ
グ30の一対の側壁部32の対向方向に光モジュール1
8の位置ずれがあっても、これを自動的に修正させるこ
とができる。また、支持ブロック35の上端面35tと
縦壁面35wとの間にも、受け板34上の所定位置に光
モジュール18を導くための傾斜面35sが形成されて
おり、この傾斜面35sを形成することにより、光プラ
グ30に対してピグテールファイバ20の延在方向に光
モジュール18の位置ずれがあっても、これを自動的に
修正させることができる。
【0036】受け板34上の所定位置に光モジュール1
8が載置され、これが光プラグ30と接続された状態の
断面構造を図11に示し、そのXII−XII矢視断面構造を
図12に示す。枠体33の基部31から突出するピグテ
ールファイバ20の接続端部20aが支持ブロック35
の上端面35tに対して載置された状態となるため、受
け板34の所定位置に載置された光モジュール18に対
し、付勢手段37のばね力を利用して光プラグ30の枠
体33を前進させると、ピグテールファイバ20の接続
端部20aがほとんど撓むことなく、ファイバガイド1
7の案内溝23および案内孔22に対して正確に導か
れ、しかもこれらの接続状態において、支持ブロック3
5と枠体33の基部31との間の空間内で接続端部20
aの撓み変形を伴ってその先端を光モジュール18の光
回路部の一端面21に確実に押し当てることができる。
この状態においては、付勢手段37のばね力によって光
プラグ30の枠体33の先端面が光モジュール18の光
回路部の一端面21に当接した状態となっている。
8が載置され、これが光プラグ30と接続された状態の
断面構造を図11に示し、そのXII−XII矢視断面構造を
図12に示す。枠体33の基部31から突出するピグテ
ールファイバ20の接続端部20aが支持ブロック35
の上端面35tに対して載置された状態となるため、受
け板34の所定位置に載置された光モジュール18に対
し、付勢手段37のばね力を利用して光プラグ30の枠
体33を前進させると、ピグテールファイバ20の接続
端部20aがほとんど撓むことなく、ファイバガイド1
7の案内溝23および案内孔22に対して正確に導か
れ、しかもこれらの接続状態において、支持ブロック3
5と枠体33の基部31との間の空間内で接続端部20
aの撓み変形を伴ってその先端を光モジュール18の光
回路部の一端面21に確実に押し当てることができる。
この状態においては、付勢手段37のばね力によって光
プラグ30の枠体33の先端面が光モジュール18の光
回路部の一端面21に当接した状態となっている。
【0037】これらの接続状態において、枠体33の一
対の側壁部32とこれらの間に差し込まれる光モジュー
ル18のファイバガイド17との嵌合隙間Gが50μm
以下となるように、ファイバガイド17の幅寸法に対す
る一対の側壁部32の内壁面32iの間隔が設定され、
これによってピグテールファイバ20の接続端部20a
とファイバガイド17の案内溝23とをほぼ一直線上に
並べることができる。また、支持ブロック35の縦壁面
35wとファイバガイド17の案内孔22の開口端面3
6との隙間Sが0.5mm以下であることが好ましく、こ
れによって支持ブロック35と枠体33の基部31との
間で接続端部20aに適正な撓み変形を与えることがで
きる。
対の側壁部32とこれらの間に差し込まれる光モジュー
ル18のファイバガイド17との嵌合隙間Gが50μm
以下となるように、ファイバガイド17の幅寸法に対す
る一対の側壁部32の内壁面32iの間隔が設定され、
これによってピグテールファイバ20の接続端部20a
とファイバガイド17の案内溝23とをほぼ一直線上に
並べることができる。また、支持ブロック35の縦壁面
35wとファイバガイド17の案内孔22の開口端面3
6との隙間Sが0.5mm以下であることが好ましく、こ
れによって支持ブロック35と枠体33の基部31との
間で接続端部20aに適正な撓み変形を与えることがで
きる。
【0038】上述した実施例の他に、光ユニットの構成
に応じて光モジュール18を構成する光回路部を任意に
変更することが可能である。このような本発明の他の実
施例の外観を分解状態で図13に示すが、先の実施例と
同一機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、重複
する説明は省略するものとする。すなわち、本実施例に
おける光ユニットは8×16のAWG14と、8個のカ
プラ40とを組み合わせた8×8の光ルータボードであ
り、AWG14とカプラ40とが光ファイバ配線板16
に保持されたピグテールファイバ20を介して接続され
る。
に応じて光モジュール18を構成する光回路部を任意に
変更することが可能である。このような本発明の他の実
施例の外観を分解状態で図13に示すが、先の実施例と
同一機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、重複
する説明は省略するものとする。すなわち、本実施例に
おける光ユニットは8×16のAWG14と、8個のカ
プラ40とを組み合わせた8×8の光ルータボードであ
り、AWG14とカプラ40とが光ファイバ配線板16
に保持されたピグテールファイバ20を介して接続され
る。
【0039】従来の融着接続を用いた実装方法では、1
個のAWGと8個のカプラとがそれぞれ融着接続される
多数のピグテールファイバを介してプリント配線板上に
効率良く実装することは、作業性および空間的な制約か
ら極めて困難であるが、本実施例のように予め光ファイ
バ配線板16を用いてピグテールファイバ20を整列状
態で保持することにより、AWG14とカプラ40とを
容易に平面実装することが可能となる。
個のAWGと8個のカプラとがそれぞれ融着接続される
多数のピグテールファイバを介してプリント配線板上に
効率良く実装することは、作業性および空間的な制約か
ら極めて困難であるが、本実施例のように予め光ファイ
バ配線板16を用いてピグテールファイバ20を整列状
態で保持することにより、AWG14とカプラ40とを
容易に平面実装することが可能となる。
【0040】上述した実施例では、光回路部の端面21
およびこれに接合されるファイバガイド17の接合端面
を光導波路19および案内孔22の軸線に対して垂直に
形成したが、これらを傾斜させることも可能である。こ
のような本発明の別な実施例におけるピグテールファイ
バ20の接続状態を図14に示すが、先の実施例と同一
機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、重複する
説明は省略するものとする。すなわち、本実施例では光
回路部41の端面21およびこれに接合されるファイバ
ガイド17の接合端面を光導波路19および案内孔22
の軸線に対して所定角度だけ傾斜させており、これらの
界面で発生するフレネル反射による信号ノイズの発生を
抑制することができる。
およびこれに接合されるファイバガイド17の接合端面
を光導波路19および案内孔22の軸線に対して垂直に
形成したが、これらを傾斜させることも可能である。こ
のような本発明の別な実施例におけるピグテールファイ
バ20の接続状態を図14に示すが、先の実施例と同一
機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、重複する
説明は省略するものとする。すなわち、本実施例では光
回路部41の端面21およびこれに接合されるファイバ
ガイド17の接合端面を光導波路19および案内孔22
の軸線に対して所定角度だけ傾斜させており、これらの
界面で発生するフレネル反射による信号ノイズの発生を
抑制することができる。
【0041】また、上述した実施例ではピグテールファ
イバ20を光回路部41の端面21に臨む光導波路19
に直接押し当てるようにしたが、接続アダプタを介して
ピグテールファイバ20と光回路部41の端面21に臨
む光導波路19とを接続することも可能である。このよ
うな本発明による接続アダプタの一実施例の外観を図1
5に示し、光モジュール18との接続状態を図16に断
面状態で示す。すなわち、光導波路19が形成された光
回路部41の一端面21には、矩形の位置決めブロック
42が突設されている。この位置決めブロック42に
は、基端が光回路部41に設けられた光導波路19の一
端に接続すると共に先端側が位置決めブロック42の先
端面43から突出する数ミリメートル程度の長さを持っ
た接続ファイバ44が保持されている。本実施例におけ
る接続アダプタ45は、位置決めブロック42に対して
突き当たる係止部46と、接続ファイバ44の先端部が
一端側から挿通される案内孔22と、この案内孔22の
他端側に連続して形成されて案内孔22の他端側から案
内孔22内にピグテールファイバ20を導くための案内
溝23とを有する。
イバ20を光回路部41の端面21に臨む光導波路19
に直接押し当てるようにしたが、接続アダプタを介して
ピグテールファイバ20と光回路部41の端面21に臨
む光導波路19とを接続することも可能である。このよ
うな本発明による接続アダプタの一実施例の外観を図1
5に示し、光モジュール18との接続状態を図16に断
面状態で示す。すなわち、光導波路19が形成された光
回路部41の一端面21には、矩形の位置決めブロック
42が突設されている。この位置決めブロック42に
は、基端が光回路部41に設けられた光導波路19の一
端に接続すると共に先端側が位置決めブロック42の先
端面43から突出する数ミリメートル程度の長さを持っ
た接続ファイバ44が保持されている。本実施例におけ
る接続アダプタ45は、位置決めブロック42に対して
突き当たる係止部46と、接続ファイバ44の先端部が
一端側から挿通される案内孔22と、この案内孔22の
他端側に連続して形成されて案内孔22の他端側から案
内孔22内にピグテールファイバ20を導くための案内
溝23とを有する。
【0042】従って、ピグテールファイバ20の端末が
案内孔22内で接続ファイバ44の先端に物理的に接触
することにより、この接続ファイバ44を介してピグテ
ールファイバ20と光回路部41の光導波路19とが接
続される。
案内孔22内で接続ファイバ44の先端に物理的に接触
することにより、この接続ファイバ44を介してピグテ
ールファイバ20と光回路部41の光導波路19とが接
続される。
【0043】上述した実施例に代え、図17に示すよう
に、光回路部41の端面21およびこれに接合されるフ
ァイバガイド17の接合端面を光導波路19および案内
孔22の軸線に対して所定角度だけ傾斜させることによ
り、これらの界面で発生するフレネル反射による信号ノ
イズの発生を抑制することも可能である。
に、光回路部41の端面21およびこれに接合されるフ
ァイバガイド17の接合端面を光導波路19および案内
孔22の軸線に対して所定角度だけ傾斜させることによ
り、これらの界面で発生するフレネル反射による信号ノ
イズの発生を抑制することも可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明の光モジュールによると、ファイ
バガイドの一端面に一端側が開口して光ファイバが挿通
される案内孔と、この案内孔の他端側に連続して形成さ
れ、当該案内孔の他端側から該案内孔内に光ファイバを
導くための案内溝とをファイバガイドに設けたので、光
ファイバの接続端部をファイバガイドの案内溝に係合さ
せ、この状態で光ファイバの接続端部をファイバガイド
の案内孔内に送り込み、案内孔の外側に位置する光ファ
イバの部分が撓んだ状態でその先端を光回路部の一端面
に押し当てることにより、光モジュールと光ファイバと
を低接続損失にて迅速かつ容易に接続することができ
る。
バガイドの一端面に一端側が開口して光ファイバが挿通
される案内孔と、この案内孔の他端側に連続して形成さ
れ、当該案内孔の他端側から該案内孔内に光ファイバを
導くための案内溝とをファイバガイドに設けたので、光
ファイバの接続端部をファイバガイドの案内溝に係合さ
せ、この状態で光ファイバの接続端部をファイバガイド
の案内孔内に送り込み、案内孔の外側に位置する光ファ
イバの部分が撓んだ状態でその先端を光回路部の一端面
に押し当てることにより、光モジュールと光ファイバと
を低接続損失にて迅速かつ容易に接続することができ
る。
【0045】光回路部の一端面およびファイバガイドの
一端面を光導波路および案内孔の軸線と直交する面に対
して傾斜させた場合には、これらの間でのフレネル反射
が低減されるため、ノイズの少ない光信号の伝送が可能
となる。
一端面を光導波路および案内孔の軸線と直交する面に対
して傾斜させた場合には、これらの間でのフレネル反射
が低減されるため、ノイズの少ない光信号の伝送が可能
となる。
【0046】案内溝がV字断面を有し、案内孔がこのV
字断面と共有する三角形の断面を有する場合には、円形
断面の光ファイバがV字断面の案内孔に当接してその位
置決めを正確に行うことができ、そのままの状態で光導
波路に対して正確に心合わせすることができる。
字断面と共有する三角形の断面を有する場合には、円形
断面の光ファイバがV字断面の案内孔に当接してその位
置決めを正確に行うことができ、そのままの状態で光導
波路に対して正確に心合わせすることができる。
【0047】本発明の光プラグによると、光ファイバを
その接続端部が突出するように貫通状態で保持する基部
と、この基部の両側から光ファイバの接続端部の突出方
向に延在して光モジュールのファイバガイドを摺動可能
に挟み込む一対の側壁部とを有する枠体を具えているの
で、この光プラグの上方から光モジュールのファイバガ
イドを枠体の内側に差し込むだけで、光モジュールのフ
ァイバガイドに形成された案内溝に光プラグから突出す
る光ファイバの先端部を容易に係合させることができ
る。
その接続端部が突出するように貫通状態で保持する基部
と、この基部の両側から光ファイバの接続端部の突出方
向に延在して光モジュールのファイバガイドを摺動可能
に挟み込む一対の側壁部とを有する枠体を具えているの
で、この光プラグの上方から光モジュールのファイバガ
イドを枠体の内側に差し込むだけで、光モジュールのフ
ァイバガイドに形成された案内溝に光プラグから突出す
る光ファイバの先端部を容易に係合させることができ
る。
【0048】枠体の一対の側壁部の上端面とそれらの内
壁面との間に一対の傾斜面を有する場合には、この傾斜
面を利用して光プラグに対して光モジュールを正しい位
置に容易に導くことができる。
壁面との間に一対の傾斜面を有する場合には、この傾斜
面を利用して光プラグに対して光モジュールを正しい位
置に容易に導くことができる。
【0049】枠体の一対の側壁部とこれらの間に差し込
まれるファイバガイドとの嵌合隙間を50μm以下に設
定した場合には、光モジュールのファイバガイドに形成
された案内溝に対し、光プラグから突出する光ファイバ
をより確実に収容させることができる。
まれるファイバガイドとの嵌合隙間を50μm以下に設
定した場合には、光モジュールのファイバガイドに形成
された案内溝に対し、光プラグから突出する光ファイバ
をより確実に収容させることができる。
【0050】枠体を光ファイバの長手方向に沿って摺動
自在に保持すると共に光モジュールが載置される受け板
を設けた場合には、光モジュールに対する光プラグの接
続作業を容易に行うことができる。
自在に保持すると共に光モジュールが載置される受け板
を設けた場合には、光モジュールに対する光プラグの接
続作業を容易に行うことができる。
【0051】光ファイバの接続端部の先端部を保持する
と共にファイバガイドの案内溝が形成された面が重ね合
わされる上端面と、ファイバガイドの案内孔の開口端面
と近接状態で対向する縦壁面とを有する支持ブロックを
受け板に突設した場合には、光ファイバの先端部をより
正確に位置決めすることができる。
と共にファイバガイドの案内溝が形成された面が重ね合
わされる上端面と、ファイバガイドの案内孔の開口端面
と近接状態で対向する縦壁面とを有する支持ブロックを
受け板に突設した場合には、光ファイバの先端部をより
正確に位置決めすることができる。
【0052】枠体と受け板との間に枠体の基部を支持ブ
ロック側に付勢する付勢手段を設けた場合には、光ファ
イバの接続端面を確実に光モジュールの光導波路の一端
に押し当てることができる。
ロック側に付勢する付勢手段を設けた場合には、光ファ
イバの接続端面を確実に光モジュールの光導波路の一端
に押し当てることができる。
【0053】支持ブロックの上端面と縦壁面との間に傾
斜面を設けた場合には、この傾斜面を利用して光プラグ
に対して光モジュールを正しい位置に容易に導くことが
できる。
斜面を設けた場合には、この傾斜面を利用して光プラグ
に対して光モジュールを正しい位置に容易に導くことが
できる。
【0054】光モジュールが受け板に対して位置決めし
て載置された状態において、支持ブロックの縦壁面と案
内孔の開口端面との隙間を0.5mm以下に設定した場合
には、光ファイバの接続端面を光モジュールの光導波路
の一端に押し当てた際に光ファイバの接続端部の撓み量
を良好に保つことができる。
て載置された状態において、支持ブロックの縦壁面と案
内孔の開口端面との隙間を0.5mm以下に設定した場合
には、光ファイバの接続端面を光モジュールの光導波路
の一端に押し当てた際に光ファイバの接続端部の撓み量
を良好に保つことができる。
【0055】本発明の接続ブロックによると、位置決め
ブロックに対して突き当たる係止部と、接続ファイバの
端末部が一端側から挿通される案内孔と、この案内孔の
他端側に連続して形成されて案内孔の他端側から案内孔
内に光ファイバを導くための案内溝とを設けたので、光
ファイバの接続端部を接続アダプタの案内溝に係合さ
せ、この状態で光ファイバの接続端部を接続アダプタの
案内孔内に送り込み、案内孔の外側に位置する光ファイ
バの部分が撓んだ状態でその先端を接続ファイバの先端
に押し当てることにより、光モジュールと光ファイバと
を低接続損失にて迅速かつ容易に接続することができ
る。
ブロックに対して突き当たる係止部と、接続ファイバの
端末部が一端側から挿通される案内孔と、この案内孔の
他端側に連続して形成されて案内孔の他端側から案内孔
内に光ファイバを導くための案内溝とを設けたので、光
ファイバの接続端部を接続アダプタの案内溝に係合さ
せ、この状態で光ファイバの接続端部を接続アダプタの
案内孔内に送り込み、案内孔の外側に位置する光ファイ
バの部分が撓んだ状態でその先端を接続ファイバの先端
に押し当てることにより、光モジュールと光ファイバと
を低接続損失にて迅速かつ容易に接続することができ
る。
【0056】光回路部の一端面および位置決めブロック
の一端面を光導波路および接続ファイバの軸線と直交す
る面に対して傾斜させた場合には、これらの間でのフレ
ネル反射が低減されるため、ノイズの少ない光信号の伝
送が可能となる。
の一端面を光導波路および接続ファイバの軸線と直交す
る面に対して傾斜させた場合には、これらの間でのフレ
ネル反射が低減されるため、ノイズの少ない光信号の伝
送が可能となる。
【0057】案内溝がV字断面を有し、案内孔がこのV
字断面と共有する三角形の断面を有する場合には、円形
断面の光ファイバがV字断面の案内孔に当接してその位
置決めを正確に行うことができ、このままの状態で接続
ファイバに対して正確に心合わせすることができる。
字断面と共有する三角形の断面を有する場合には、円形
断面の光ファイバがV字断面の案内孔に当接してその位
置決めを正確に行うことができ、このままの状態で接続
ファイバに対して正確に心合わせすることができる。
【0058】本発明の光ファイバ配線板によると、光フ
ァイバ配線板の表面に沿って光ファイバを収容するファ
イバ通路と、このファイバ通路に対して摺動可能に嵌合
され、光ファイバを貫通状態で保持するファイバ保持ブ
ロックとを設けたので、光モジュールを光ファイバを介
して相互に接続する場合、これらを最小限のスペースで
平面実装することができる。
ァイバ配線板の表面に沿って光ファイバを収容するファ
イバ通路と、このファイバ通路に対して摺動可能に嵌合
され、光ファイバを貫通状態で保持するファイバ保持ブ
ロックとを設けたので、光モジュールを光ファイバを介
して相互に接続する場合、これらを最小限のスペースで
平面実装することができる。
【0059】光ファイバを光ファイバ配線板の表面に沿
って相互に平行に配列させた場合には、光モジュールの
平面実装が可能となり、多数の光部品や電子部品が搭載
されるプリント配線板に対しても容易かつ効率良く実装
することができ、高密度の光ユニットを形成可能であ
る。
って相互に平行に配列させた場合には、光モジュールの
平面実装が可能となり、多数の光部品や電子部品が搭載
されるプリント配線板に対しても容易かつ効率良く実装
することができ、高密度の光ユニットを形成可能であ
る。
【図1】本発明による光モジュールが組み込まれる光ユ
ニットの一例を表す外観図であり、光モジュールの分解
状態を示す。
ニットの一例を表す外観図であり、光モジュールの分解
状態を示す。
【図2】本発明による光モジュールの一実施例の正面図
である。
である。
【図3】図2中のIII−III矢視断面図である。
【図4】図3に示した光モジュールと光ファイバとの接
続手順を図5および図6と共に表す作業工程図であり、
接続前の状態を表す。
続手順を図5および図6と共に表す作業工程図であり、
接続前の状態を表す。
【図5】図3に示した光モジュールと光ファイバとの接
続手順を図4および図6と共に表す作業工程図であり、
接続作業中の状態を表す。
続手順を図4および図6と共に表す作業工程図であり、
接続作業中の状態を表す。
【図6】図3に示した光モジュールと光ファイバとの接
続手順を図4および図5と共に表す作業工程図であり、
接続終了状態を表す。
続手順を図4および図5と共に表す作業工程図であり、
接続終了状態を表す。
【図7】本発明による光ファイバ配線板の一実施例にお
いて、これに設けられた光ファイバと本発明による光モ
ジュールとの接続状態を模式的に表す概念図である。
いて、これに設けられた光ファイバと本発明による光モ
ジュールとの接続状態を模式的に表す概念図である。
【図8】本発明による光プラグの一実施例において、こ
れと光モジュールとの接続前の状態の外観を表す斜視図
である。
れと光モジュールとの接続前の状態の外観を表す斜視図
である。
【図9】図8に示した状態の断面図である。
【図10】図9中のX−X矢視断面図である。
【図11】図8に示した実施例における接続完了状態の
断面図である。
断面図である。
【図12】図11中のXII−XII矢視断面図である。
【図13】本発明による光モジュールが組み込まれる光
ユニットの他の例を表す外観図であり、一部の光モジュ
ールを分解状態で示す。
ユニットの他の例を表す外観図であり、一部の光モジュ
ールを分解状態で示す。
【図14】本発明による光モジュールの他の実施例と光
ファイバとの接続状態を表す断面図である。
ファイバとの接続状態を表す断面図である。
【図15】本発明による接続アダプタの一実施例の外観
を光モジュールと共に分解状態で表す斜視図である。
を光モジュールと共に分解状態で表す斜視図である。
【図16】図15に示した接続アダプタと光モジュール
とを連結した状態の断面図である。
とを連結した状態の断面図である。
【図17】本発明による接続アダプタの他の実施例の外
観を光モジュールと共に分解状態で表す斜視図である。
観を光モジュールと共に分解状態で表す斜視図である。
【図18】本発明の対象となる光モジュールがアクティ
ブアライメントにより組み込まれた従来の光ユニットの
一例を表す斜視図である。
ブアライメントにより組み込まれた従来の光ユニットの
一例を表す斜視図である。
【図19】従来の光モジュールと光導波路とをパッシブ
アライメントにより接続する場合の原理を表す断面図で
ある。
アライメントにより接続する場合の原理を表す断面図で
ある。
11 入力コネクタ 12 出力コネクタ 13 プリント配線板 14 AWG 15 PDタップ 16 光ファイバ配線板 17 ファイバガイド 18 光モジュール 19 光導波路 20 ピグテールファイバ 20a 接続端部 21 光回路部の端面 22 案内孔 23 案内溝 24 底板 25 上板 26 開口 27 ファイバ通路 28 ファイバ保持ブロック 29 屈曲部 30 光プラグ 31 基部 32 側壁部 32t 側壁部の上端面 32i 側壁部の内壁面 32s 側壁部の傾斜面 33 枠体 34 受け板 35 支持ブロック 35t 支持ブロックの上端面 35w 支持ブロックの縦壁面 35s 支持ブロックの傾斜面 36 開口端面 37 付勢手段 40 カプラ 41 光回路部 42 位置決めブロック 43 位置決めブロックの先端面 44 接続ファイバ 45 接続アダプタ 46 係止部 G 枠体の側壁部と光モジュールのファイバガイドとの
嵌合隙間 S 支持ブロックの縦壁面と案内孔の開口端面との隙間
嵌合隙間 S 支持ブロックの縦壁面と案内孔の開口端面との隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 卓史 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA02 LA03 LA08 QA02 QA14 QA43 QA56 2H037 BA24 CA10 CA34 DA04 DA06 DA12
Claims (19)
- 【請求項1】 光導波路が形成された光回路部と、この
光回路部の一端面に一端面が接合され、当該光回路部の
一端面に導かれる前記光導波路の一端に光ファイバを接
続するためのファイバガイドとを有する光モジュールで
あって、 前記ファイバガイドは、このファイバガイドの一端面に
一端側が開口し、前記光ファイバが挿通される案内孔
と、この案内孔の他端側に連続して形成され、当該案内
孔の他端側から該案内孔内に前記光ファイバを導くため
の案内溝とを有することを特徴とする光モジュール。 - 【請求項2】 前記光回路部の一端面および前記ファイ
バガイドの一端面は、前記光導波路および前記案内孔の
軸線と直交する面に対して傾斜していることを特徴とす
る請求項1に記載の光モジュール。 - 【請求項3】 前記案内溝がV字断面を有し、前記案内
孔がこのV字断面と共有する三角形の断面を有すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の光モジュ
ール。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れかに記載の
光モジュールを用い、光ファイバの接続端部を前記ファ
イバガイドの案内溝に係合させるステップと、 前記案内溝に前記光ファイバの接続端部を係合させた状
態で、前記光ファイバの接続端部を前記ファイバガイド
の案内孔内に送り込むステップと、 前記案内孔の外側に位置する前記光ファイバの部分が撓
んだ状態でその先端が光回路部の一端面に押し当たるよ
うに、前記光ファイバを保持するステップとを具えたこ
とを特徴とする光モジュールと光ファイバとの接続方
法。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項3の何れかに記載され
た光モジュールに接続される光ファイバを保持する光プ
ラグであって、 前記光ファイバをその接続端部が突出するように貫通状
態で保持する基部と、この基部の両側から前記光ファイ
バの接続端部の突出方向に延在して前記光モジュールの
ファイバガイドを摺動可能に挟み込む一対の側壁部とを
有する枠体を具えたことを特徴とする光プラグ。 - 【請求項6】 前記枠体の前記一対の側壁部の上端面と
それらの内壁面との間に一対の傾斜面をさらに有するこ
とを特徴とする請求項5に記載の光プラグ。 - 【請求項7】 前記枠体の前記一対の側壁部とこれらの
間に差し込まれる前記ファイバガイドとの嵌合隙間が5
0μm以下であることを特徴とする請求項5または請求
項6に記載の光プラグ。 - 【請求項8】 前記枠体を前記光ファイバの長手方向に
沿って摺動自在に保持すると共に前記光モジュールが載
置される受け板をさらに具えたことを特徴とする請求項
5から請求項7の何れかに記載の光プラグ。 - 【請求項9】 前記受け板に突設され、前記光ファイバ
の前記接続端部の先端部を保持すると共に前記ファイバ
ガイドの案内溝が形成された面が重ね合わされる上端面
と、前記ファイバガイドの案内孔の開口端面と近接状態
で対向する縦壁面とを有する支持ブロックをさらに具え
たことを特徴とする請求項8に記載の光プラグ。 - 【請求項10】 前記枠体と前記受け板との間に設けら
れて前記枠体の前記基部を前記支持ブロック側に付勢す
る付勢手段をさらに具えたことを特徴とする請求項9に
記載の光プラグ。 - 【請求項11】 前記支持ブロックの前記上端面と前記
縦壁面との間に傾斜面をさらに有することを特徴とする
請求項9または請求項10に記載の光プラグ。 - 【請求項12】 前記光モジュールが前記受け板に対し
て位置決めして載置された状態において、前記支持ブロ
ックの前記縦壁面と前記案内孔の前記開口端面との隙間
が0.5mm以下であることを特徴とする請求項9から請
求項11の何れかに記載の光プラグ。 - 【請求項13】 請求項1から請求項3の何れかに記載
の光モジュールと、請求項5から請求項12の何れかに
記載の光プラグとを用い、前記光モジュールのファイバ
ガイドを前記光プラグの枠体の一対の側壁部の間に差し
込んで前記光プラグの光ファイバの接続端部を前記ファ
イバガイドの案内溝に係合させるステップと、 前記案内溝に前記光ファイバの接続端部を係合させた状
態で、前記枠体の基部が前記ファイバガイド側に近づく
ように、前記枠体と前記ファイバガイドとを摺動させて
前記光ファイバの接続端部を前記ファイバガイドの案内
孔内に送り込むステップと、 前記案内孔の外側に位置する前記光ファイバの接続端部
が撓んだ状態でその先端が前記光モジュールの光回路部
の一端面に押し当たるように、前記光ファイバを保持す
るステップとを具えたことを特徴とする光モジュールと
光プラグとの接続方法。 - 【請求項14】 光導波路が形成された光回路部と、こ
の光回路部の一端面に突設状態で一端面が接合される位
置決めブロックと、この位置決めブロックに保持されて
基端が前記光導波路の一端に接続すると共に先端側が当
該位置決めブロックの他端面から突出する接続ファイバ
とを有する光モジュールに装着され、前記接続ファイバ
の先端と光ファイバとを接続するための接続アダプタで
あって、 前記位置決めブロックに対して突き当たる係止部と、 前記接続ファイバの端末部が一端側から挿通される案内
孔と、 この案内孔の他端側に連続して形成され、当該案内孔の
他端側から該案内孔内に前記光ファイバを導くための案
内溝とを有することを特徴とする接続アダプタ。 - 【請求項15】 前記光回路部の一端面および位置決め
ブロックの一端面は、前記光導波路および前記接続ファ
イバの軸線と直交する面に対して傾斜していることを特
徴とする請求項14に記載の接続アダプタ。 - 【請求項16】 前記案内溝がV字断面を有し、前記案
内孔がこのV字断面と共有する三角形の断面を有するこ
とを特徴とする請求項14または請求項15に記載の接
続アダプタ。 - 【請求項17】 請求項14から請求項16の何れかに
記載の接続アダプタを用い、光モジュールと光ファイバ
とを接続するに際し、 前記光ファイバの接続端部を前記接続アダプタの案内溝
に係合させるステップと、 前記案内溝に前記光ファイバの接続端部を係合させた状
態で、前記光ファイバの接続端部を前記接続アダプタの
案内孔内に送り込むステップと、 前記案内孔の外側に位置する前記光ファイバの部分が撓
んだ状態でその先端が接続ファイバの先端に押し当たる
ように、前記光ファイバを保持するステップとを具えた
ことを特徴とする光モジュールと光ファイバとの接続方
法。 - 【請求項18】 請求項1〜請求項3の何れかに記載の
光モジュールに接続されるか、または請求項14〜請求
項16の何れかに記載の接続アダプタを介して請求項1
4に記載された光モジュールに接続される光ファイバを
保持するための光ファイバ配線板であって、 光ファイバ配線板の表面に沿って前記光ファイバを収容
するファイバ通路と、このファイバ通路に対して摺動可
能に嵌合され、前記光ファイバを貫通状態で保持するフ
ァイバ保持ブロックとを有することを特徴とする光ファ
イバ配線板。 - 【請求項19】 前記光ファイバは、光ファイバ配線板
の表面に沿って相互に平行に配列していることを特徴と
する請求項18に記載の光ファイバ配線板。
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