JP2002122692A - 核燃料棒溶接装置 - Google Patents

核燃料棒溶接装置

Info

Publication number
JP2002122692A
JP2002122692A JP2000314770A JP2000314770A JP2002122692A JP 2002122692 A JP2002122692 A JP 2002122692A JP 2000314770 A JP2000314770 A JP 2000314770A JP 2000314770 A JP2000314770 A JP 2000314770A JP 2002122692 A JP2002122692 A JP 2002122692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torch
fuel rod
nuclear fuel
welding
torch holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000314770A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Yamato
和 啓 志 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
Original Assignee
Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd filed Critical Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
Priority to JP2000314770A priority Critical patent/JP2002122692A/ja
Publication of JP2002122692A publication Critical patent/JP2002122692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 核燃料棒溶接装置におけるトーチの電極を容
易に交換できるようにすること。 【解決手段】 核燃料棒における被覆管と端栓とを溶接
する核燃料棒溶接装置において、溶接チャンバ4上に固
着されたトーチ駆動機構6に上下摺動可能に装着された
移動テーブル12に、トーチ14が取り付けられたトー
チホルダ10を水平軸線周りに傾動固定可能に装着し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核燃料棒溶接装置
に係り、特に溶接トーチ取付部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子炉用の核燃料棒は、図6に
示すように、多数の燃料ペレットを装填した被覆管1の
両端部に下部端栓2及び上部端栓3を圧入し、被覆管の
端部と両端栓をそれぞれ溶接することによって形成され
ている。
【0003】図7は、上記被覆管1と端栓2,又は3を
溶接する溶接装置の概略構成を示す図であって、溶接チ
ャンバ4の上部にブラケット5が立設されており、その
ブラケット5にトーチ駆動機構6が固定されている。ト
ーチ駆動機構6は、駆動モータ7,カップリング8,ボ
ールねじ軸9及びボールねじ軸9によって移動されるト
ーチホルダ10を案内する案内部11とから構成されて
おり、上記案内部11が前記ブラケット5に固着され、
その案内部11内に配設されたボールねじ軸9が上方に
設けられた駆動モータ7にカップリング8を介して連結
されている。
【0004】上記案内部11の側面には移動テーブル1
2が上下摺動可能に装着されており、その移動テーブル
12がボールねじ軸9に螺合され、ボールねじ軸9の回
転によって移動テーブル12が上下駆動されるようにし
てある。移動テーブル12にはトーチホルダ10が取り
付けられており、そのトーチホルダ10に、先端に電極
13が装着されたトーチ14が固着されている。
【0005】しかして、端栓の溶接に際しては、トーチ
ホルダ10とともにトーチ14が下降され、その先端が
溶接チャンバ4内の溶接位置まで挿入されると共に、溶
接チャンバ4内にその一側から被覆管の開口端部が挿入
され、その被覆管の開口端部に、他端部に設けられた端
栓圧入機構(図示せず)によって端栓が圧入される。そ
こで、不活性ガスの雰囲気中に於いて上記被覆管を軸線
周りに回転させながらトーチ14によって被覆管と端栓
の接合部の周方向の溶接が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記トーチ
14は溶接電源にケーブルによって接続されており、ト
ーチ14の先端に取り付けられた電極13からのアーク
により溶接を行うので、電極の消耗が激しく、数回溶接
するごとに電極13を取り替える必要がある。
【0007】ところが、電極13を交換する場合には、
トーチ14をトーチホルダ10から抜き取り電極13の
交換を行わねばならない。しかしながら、上記トーチ1
4の装着場所が狭いため、ケーブルが接続された状態で
トーチ14をトーチホルダ10から抜き差しすることは
困難な作業であり、交換作業中に電極13の先端を何か
にぶっつけたりして傷めてしまうことがある等の問題が
ある。
【0008】本発明はこのような点に鑑み、トーチ14
をトーチホルダ10から抜き差しすることがなく、電極
13の先端を傷めることがなく交換を容易にできるよう
にした核燃料棒溶接装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
核燃料棒における被覆管と端栓とを溶接する核燃料棒溶
接装置において、溶接チャンバ上に固着されたトーチ駆
動機構に上下摺動可能に装着された移動テーブルに、ト
ーチが取り付けられたトーチホルダを水平軸線周りに傾
動固定可能に装着したことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、トーチホルダには、そのトーチホルダを移
動テーブルに設けられたベースに固定する固定ボルトが
設けられていることを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明において、上記移動テーブルに設けられたベー
スには、トーチホルダが水平軸線周りに所定角度傾動し
たとき、上記トーチホルダに貫挿された位置決めピンを
挿入係合可能なピン孔が設けられていることを特徴とす
る。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、トーチホルダは、溶接
チャンバの燃料棒取付軸線に直交する平面内で傾動可能
としてあることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明の実施の形態について説明する。なお、図中図7と
同一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略す
る。
【0014】図1及び図2に於いて、溶接チャンバ4の
上部にはブラケット5が固着されており、そのブラケッ
ト5にトーチ駆動機構6が立設されている。上記トーチ
駆動機構6は駆動モータ7,カップリング8,ボールね
じ軸9及びそのボールねじ軸9により移動される移動テ
ーブル12を案内する案内部11によって構成されてお
り、その案内部11が前記ブラケット5に固着されてい
る。案内部11内には駆動モータ7にカップリング8を
介して連結されているボールねじ軸9が配設されてお
り、そのボールねじ軸9に移動テーブル12が螺合さ
れ、ボールねじ軸9の回転によって移動テーブル12が
案内部に沿って上下移動するようにしてある。
【0015】上記移動テーブル12にはベース15を介
してトーチホルダ10が装着されており、そのトーチホ
ルダ10にトーチ14が垂直状態に取り付けられ、その
トーチ14の下端に電極13が装着されている。図3は
トーチホルダ10取付部の構成を示す断面図であって、
移動テーブル12にはベース15がボルト16によって
固着されている。そのベース15には軸受け17が設け
られており、その軸受け17に水平軸18が軸支され、
その水平軸18にトーチホルダ10が装着されている。
しかして、トーチ14はトーチホルダ10によって図2
の実線で示す位置から一点鎖線で示す位置に揺動するこ
とができる。
【0016】一方、トーチホルダ10には、トーチ14
が図2の実線で示す垂直状態に保持されるようにトーチ
ホルダ10をベース15に固定する固定ボルト19が設
けられている。すなわち、図2及び図4に示すように、
トーチホルダ10には固定ボルト19が設けられてお
り、トーチ14が垂直状態のときに固定ボルト19の先
端部をベース15のねじ穴20に螺合することにより、
トーチ14を垂直状態に保持することができるようにし
てある。また、トーチホルダ10には、上記固定ボルト
19の一側に位置決めピン21を挿脱可能なピン保持穴
22が設けられており、さらに前記ベース15には、ト
ーチ14が垂直状態から所定角度θ傾斜したとき上記位
置決めピン21の先端を挿入係合させることができるピ
ン穴23が設けられている。
【0017】しかして、通常時にはトーチ14の先端を
下に向け、固定ボルト19をベース15のねじ穴20に
螺合しトーチホルダ10をベース15に固定し、移動テ
ーブル12の移動によってトーチ14の先端部を溶接チ
ャンバ4内に挿入して、被覆管と端栓の溶接を行う。一
方、電極13の交換時には、移動テーブル12を介して
トーチ14を溶接チャンバ4から上方に引き上げ、固定
ボルト19を外し、トーチホルダ10を水平軸18を中
心として傾動させることによってトーチ14の先端を作
業者側にθだけ傾斜させ(図2)、トーチホルダ10の
回転を一時的に止めるため位置決めピン21の先端部を
ベース15に設けられたピン穴23に挿入してトーチホ
ルダ10を固定し、その状態で電極13の交換を行う。
電極の交換が終わったら位置決めピン21を抜き、トー
チ14を垂直にした後固定ボルト19によってトーチの
固定を行う。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、溶接チ
ャンバ上に固着されたトーチ駆動機構に上下摺動可能に
装着された移動テーブルに、トーチが取り付けられたト
ーチホルダを水平軸線周りに傾動固定可能に装着したの
で、電極の取り替え時に於いてはトーチを作業者の方向
に傾斜させることができ、電極を広い空間に引き出し比
較的広いスペース内で電極の交換を行うことができる。
したがって、従来のようにトーチをトーチホルダから抜
き取る必要がなく、電極を傷めることなく、容易に電極
を交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の核燃料棒溶接装置における溶接トーチ
部の側面図。
【図2】本発明の核燃料棒溶接装置における溶接トーチ
部の正面図。
【図3】トーチホルダの取付部の構成を示す断面図。
【図4】図2のA−A線に沿う断面図。
【図5】図2のA−A線に沿う断面図。
【図6】核燃料棒の形状を示す図。
【図7】従来の核燃料棒溶接装置における溶接トーチ部
の側面図。
【符号の説明】
4 溶接チャンバ 5 ブラケット 6 トーチ駆動機構 7 駆動モータ 8 カップリング 9 ボールねじ軸 10 トーチホルダ 11 案内部 12 移動テーブル 13 電極 14 トーチ 15 ベース 18 水平軸 19 固定ボルト 20 ねじ穴 21 位置決めピン 22 ピン保持穴 23 ピン穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】核燃料棒における被覆管と端栓とを溶接す
    る核燃料棒溶接装置において、溶接チャンバ上に固着さ
    れたトーチ駆動機構に上下摺動可能に装着された移動テ
    ーブルに、トーチが取り付けられたトーチホルダを水平
    軸線周りに傾動固定可能に装着したことを特徴とする、
    核燃料棒溶接装置。
  2. 【請求項2】トーチホルダには、そのトーチホルダを移
    動テーブルに設けられたベースに固定する固定ボルトが
    設けられていることを特徴とする、請求項1記載の核燃
    料棒溶接装置。
  3. 【請求項3】上記移動テーブルに設けられたベースに
    は、トーチホルダが水平軸線周りに所定角度傾動したと
    き、上記トーチホルダに貫挿された位置決めピンを挿入
    係合可能なピン孔が設けられていることを特徴とする、
    請求項1又は2記載の核燃料棒溶接装置。
  4. 【請求項4】トーチホルダは、溶接チャンバの燃料棒取
    付軸線に直交する平面内で傾動可能としてあることを特
    徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の核燃料棒
    溶接装置。
JP2000314770A 2000-10-16 2000-10-16 核燃料棒溶接装置 Pending JP2002122692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000314770A JP2002122692A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 核燃料棒溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000314770A JP2002122692A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 核燃料棒溶接装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002122692A true JP2002122692A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18793969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000314770A Pending JP2002122692A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 核燃料棒溶接装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002122692A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101112457B1 (ko) 2003-11-27 2012-02-22 아레바 엔피 플루토늄없이 농축된 우라늄을 함유하는 가압수형 원자로용핵연료 집합체
US9358630B2 (en) 2009-12-11 2016-06-07 Areva Nc Electrode-changing device having improved safety

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101112457B1 (ko) 2003-11-27 2012-02-22 아레바 엔피 플루토늄없이 농축된 우라늄을 함유하는 가압수형 원자로용핵연료 집합체
US9358630B2 (en) 2009-12-11 2016-06-07 Areva Nc Electrode-changing device having improved safety

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101893086B1 (ko) 용접 장치 및 용접 시스템
CN113385802B (zh) 一种用于漏斗形薄壁件的焊接装置及其使用方法
JP4865608B2 (ja) 溶接部の補修方法及び補修装置
JP2001258214A (ja) 回転機器の分解/組立方法および分解/組立支援装置
JP2002122692A (ja) 核燃料棒溶接装置
KR20070094542A (ko) 노즐 세그먼트 지지 및 조종용 조종기 조립체, 및 노즐세그먼트 조종 방법
JP2000317666A (ja) レーザ溶接装置
JPH06344142A (ja) 管内周面肉盛溶接装置及び溶接トーチ
KR100814620B1 (ko) 용접용 포지션 장치 및 이를 포함하는 회전식 용접장치
KR200490799Y1 (ko) 초음파 검사장치
CN113118628A (zh) 焊接装置及方法
KR20110046642A (ko) 원주용접 모사용 지그장치 및 이를 이용한 모사방법
JP2896524B2 (ja) タングステン電極自動交換装置
JP2002307170A (ja) Tig溶接電極自動交換方法及び装置
CN113510349A (zh) 钨极焊接失效预判检测装置及其检测方法
JP2945611B2 (ja) 溶接方法
CN208005083U (zh) 用于塔吊腹杆与其端盖焊接的自动焊设备
JP2786105B2 (ja) 溶接トーチの整備装置
JP2006334629A (ja) 自動二輪車用フレームの溶接方法
CN110091063B (zh) 一种激光焊接设备
JP2599514B2 (ja) 切断トーチ装置
CN210588527U (zh) 一种自动去除毛刺的焊接装置
JP2003326366A (ja) アーク溶接用トーチのスパッタ除去装置
KR101988822B1 (ko) 용접용 콘택트 팁 체인저
JP3489424B2 (ja) スラグカット用ストッパーとそれを装着した転炉

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030530