JP2002121983A - シャッターの障害物検知装置 - Google Patents
シャッターの障害物検知装置Info
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- JP2002121983A JP2002121983A JP2000316021A JP2000316021A JP2002121983A JP 2002121983 A JP2002121983 A JP 2002121983A JP 2000316021 A JP2000316021 A JP 2000316021A JP 2000316021 A JP2000316021 A JP 2000316021A JP 2002121983 A JP2002121983 A JP 2002121983A
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Abstract
障害物と下限とを区別することができるシャッターの障
害物検知装置を提供する。 【解決手段】下降中のシャッターカーテンが障害物に当
接した際の開閉機の負荷変動に基づく検知を障害物検知
信号として下降中のシャッターカーテンを停止させるシ
ャッターの障害物検知装置において、障害物検知信号を
受けた後、予め設定された所定時間だけシャッターカー
テンの下降を継続させるように構成し、該所定時間内に
下限リミットスイッチの入力がない場合には該シャッタ
ーカーテンを反転上昇させ、該所定時間内に下限リミッ
トスイッチの入力がある場合には該シャッターカーテン
の下降を停止させる。
Description
物検知装置に関するものである。
は、シャッターカーテンの座板に設けた障害物検知スイ
ッチで障害物を直接検知するものと、障害物を挟み込む
ことにより開閉機の電動モータの負荷変動を検出するこ
とで間接的に障害物を検知するものがある。後者の負荷
変動を検出するものでは、シャッターカーテンが下降中
に障害物に当接した場合には、過負荷を検知してシャッ
ターカーテンを反転上昇させるように構成されている。
ャッターカーテンのバタツキを抑える為に、シャッター
カーテンを構成するスラットが2〜3枚ダブった状態で
全閉位置となるようにLSDを設定しているため、下限
検知の際には過負荷状態となってしまい、障害物検知時
とみなされてシャッターカーテンが反転上昇してしまう
おそれがある。
い様にする為に、シャッター単体を制御するためのLS
Dとは別の入力信号、例えば、障害物と下限位置を区別
するためのマイクロスイッチ等からの入力信号、が必要
となっていた。しかしながら、障害物検知装置を後付す
る場合には、マイクロスイッチ等の設置が困難であった
り、下限付近での障害物の検知ができなかったりすると
いう不具合がった。
を解決するべく創案されたものであって、LSDとは別
の入力信号を増設することなく、障害物と下限とを区別
することができるシャッターの障害物検知装置を提供す
ることを目的とするものである。本発明の他の目的は、
下限付近での不検知範囲を可及的に無くすことにある。
めに本発明が採用した技術手段は、下降中のシャッター
カーテンが障害物に当接した際の開閉機の負荷変動に基
づく検知を障害物検知信号として下降中のシャッターカ
ーテンを停止させるシャッターの障害物検知装置におい
て、障害物検知信号を受けた後、予め設定された所定時
間だけシャッターカーテンの下降を継続させるように構
成し、該所定時間内に下限リミットスイッチの入力がな
い場合には該シャッターカーテンを反転上昇させ、該所
定時間内に下限リミットスイッチの入力がある場合には
該シャッターカーテンの下降を停止させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
知信号を出力し、予め設定した所定時間内におけるLS
D入力の有無を条件として、LSD入力が無い場合に
は、障害物検知と判断して所定時間経過後にシャッター
カーテンを停止させ、反転上昇させる。所定時間内にL
SD入力があった場合には、該LSD入力に基づいて下
限位置と判断してシャッターカーテンを停止させる。
の電動モータの負荷(トルク)変動を見ることで間接的
に障害物を検知するものから適宜選択される。このよう
な障害物検知手段自体は公知であり、一つの好ましい態
様では、単相コンデンサラン開閉機を備えたシャッター
装置において、コンデンサ両端間の電圧を監視し、過負
荷(コンデンサ電圧が低下)となった場合に、障害物検
知と判断してシャッターカーテンの下降を停止させるよ
うに構成される。
ものに限定されるものではなく、回転速度変化を見るも
の、あるいは電流値変化を見るものであってもよい。し
たがって、開閉機に設けたポテンションメータの抵抗値
を見るもの、あるいは、開閉機に設けたエンコーダのパ
ルスを見るようにした障害物検知装置においても本発明
を適用することができる。
た後に所定時間シャッターカーテンの下降を継続させる
ものであり、シャッターカーテンが下降を継続した場合
の検知荷重は150N以下となるように検知感度を設定
する。
する。シャッター装置は、開口部左右に立設されるガイ
ドレールと、開口部上方に設けられたシャッターケース
と、シャッターケースに内装された巻取シャフトと、巻
取シャフトに巻き取られ、巻取シャフトより繰り出され
るシャッターカーテンとを備えており、該巻取シャフト
を開閉機によって回転駆動させることでシャッターカー
テンを下降・上昇させて開口部を開閉する。このような
シャッター装置の基本構成は周知である。
部を示す図であり、障害物検知信号、下限リミット(L
SD)信号、開SW信号、停SW信号、閉SW信号の各
信号は制御回路を介して上昇出力、停止出力、あるいは
下降出力として取り出される。操作スイッチ(図示せ
ず)の「開(UP)」を押すと、制御部を介してシャッ
ターカーテンが上昇(UP)し、操作スイッチの「閉
(DOWN)」を押すと、制御部を介してシャッターカ
ーテンが下降(DOWN)し、操作スイッチの「停(S
TOP)」を押すと、制御部を介してシャッターカーテ
ンの移動が停止するようになっている。シャッターカー
テンが下降すると下限リミットスイッチによってシャッ
ターカーテンの下降が停止する。シャッターカーテン降
下中にシャッターカーテンが障害物に当接すると、障害
物検知信号が出力されて、シャッターカーテンの下降が
停止し、さらに反転上昇する。
する。実施の形態のものでは、単相コンデンサラン開閉
機の負荷(トルク)変動をコンデンサ電圧によって監視
し、過負荷(コンデンサ電圧が低下する)となった場合
には、障害物検知と判断し、シャッターカーテンの下降
を停止させて反転上昇させる。また、シャッターカーテ
ン下降中にLSDが切れた場合もコンデンサ電圧が低下
して障害物検知と判断してしまう為、LSDの状態も監
視する。
作を示すタイムチャートである。図2(a)は障害物検
知信号を受けた後、予め設定された所定時間だけシャッ
ターカーテンの下降を継続させ、該所定時間内に下限リ
ミットスイッチの入力がなく、該シャッターカーテンを
反転上昇させる場合(障害物検知時の場合)を示してい
る。開閉機のコンデンサ電圧が低下すると開閉機が過負
荷となったと判断して、予備障害物検知信号が出力さ
れ、その後1秒以内に下限リミット信号が出力されない
時には、シャッターカーテンの下降出力が停止され、そ
して0.5秒後にシャッターカーテンの上昇出力が入る
ように構成されている。
予め設定された所定時間だけシャッターカーテンの下降
を継続させ、該所定時間内に下限リミットスイッチの入
力があり、該シャッターカーテンの下降を停止させる場
合(下限停止時の場合)を示している。過負荷を検知し
て障害物検知信号が入り、1秒以内に下限リミット信号
が出力されると、シャッターカーテンの下降出力が停止
される。
うな有利な効果を有するものである。 下限リミットスイッチとは別の入力信号(マイクロS
W等)を増設することなく、障害物と下限とを区別する
ことが可能となる。 下限リミットスイッチの設定を変更することなく、簡
単に障害物検知装置を後付けすることが可能となる。 下限付近での障害物の検知が可能となり、したがって
不検知範囲が無くなる。
ある。
イムチャートであり、(a)は障害物検知時、(b)は
下限停止時を示している。
Claims (1)
- 【請求項1】下降中のシャッターカーテンが障害物に当
接した際の開閉機の負荷変動に基づく検知を障害物検知
信号として下降中のシャッターカーテンを停止させるシ
ャッターの障害物検知装置において、障害物検知信号を
受けた後、予め設定された所定時間だけシャッターカー
テンの下降を継続させるように構成し、該所定時間内に
下限リミットスイッチの入力がない場合には該シャッタ
ーカーテンを反転上昇させ、該所定時間内に下限リミッ
トスイッチの入力がある場合には該シャッターカーテン
の下降を停止させるようにしたことを特徴とするシャッ
ターの障害物検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316021A JP3769665B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | シャッターの障害物検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316021A JP3769665B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | シャッターの障害物検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002121983A true JP2002121983A (ja) | 2002-04-26 |
JP3769665B2 JP3769665B2 (ja) | 2006-04-26 |
Family
ID=18795028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000316021A Expired - Lifetime JP3769665B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | シャッターの障害物検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3769665B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0988460A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-03-31 | Bunka Shutter Co Ltd | シャッターの障害物感知装置 |
JPH10238261A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-08 | Bunka Shutter Co Ltd | シャッターの障害物感知装置 |
-
2000
- 2000-10-17 JP JP2000316021A patent/JP3769665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0988460A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-03-31 | Bunka Shutter Co Ltd | シャッターの障害物感知装置 |
JPH10238261A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-08 | Bunka Shutter Co Ltd | シャッターの障害物感知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3769665B2 (ja) | 2006-04-26 |
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