JP2002121468A - 顔料分散用樹脂組成物およびそれを塗布してなる塗装物 - Google Patents

顔料分散用樹脂組成物およびそれを塗布してなる塗装物

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JP2002121468A
JP2002121468A JP2000317250A JP2000317250A JP2002121468A JP 2002121468 A JP2002121468 A JP 2002121468A JP 2000317250 A JP2000317250 A JP 2000317250A JP 2000317250 A JP2000317250 A JP 2000317250A JP 2002121468 A JP2002121468 A JP 2002121468A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、弱溶剤タイプの塗料で顔料分散性
および混色性の良好な顔料分散用樹脂組成物を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】主鎖が実質的ビニル系重合体からなり、分
子内に加水分解性基に結合したケイ素基と一般式(I)
で表される第3級アミン単位を少なくとも1つ有する重
合体(A)と弱溶剤(B)および顔料(C)を含有する
ことを特徴とする顔料分散用樹脂組成物並びに顔料分散
用樹脂組成物を塗布してなる塗装物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料分散用硬化性
樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、例えば金属、セ
ラミックス、ガラス、セメント、窯業系基材、プラスチ
ック、木材、紙、繊維などからなる建築物、家電用品、
産業機器などの塗装に好適に使用しうる顔料分散用硬化
性樹脂組成物および、当該顔料分散用硬化性樹脂組成物
を塗装した塗装物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、窯業系基材、コンクリートや鉄鋼
などからなる建築物、建材などの産業製品などの表面
を、例えば、フッ素樹脂塗料、アクリルウレタン樹脂塗
料、アクリルシリコン樹脂塗料などの塗料で被覆するこ
とによって建築物などの外観をよくしたり、防食性や耐
候性等を向上させたりしている。
【0003】また、近年環境問題が重視されるようにな
ってから、従来の強溶剤タイプの塗料の臭気が問題視さ
れ、弱溶剤タイプの塗料が開発されている。
【0004】しかしながら、弱溶剤タイプの塗料は、従
来の強溶剤タイプに比較して、調色が難しいという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、弱溶剤タイ
プの塗料で顔料分散性および混色性の良好な顔料分散用
樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【発明が解決しようとする手段】本発明は、次の組成物
及び塗装物に係るものである主鎖が実質的ビニル系重合
体からなり、分子内に加水分解性基に結合したケイ素基
と下記一般式(I)で表される第3級アミン単位を少な
くとも1つ有する重合体(A)と弱溶剤(B)および顔
料(C)を含有することを特徴とする顔料分散用樹脂組
成物を用いることにより、顔料分散性の優れた弱溶剤型
樹脂組成物を得ることができることを見出し、本発明を
完成するに至った。 一般式(I)
【0007】
【化2】 (式中、R1、R2はいずれも炭素数1〜10のアルキル
基、XはOもしくはNH、mは2〜10の整数を示
す。)
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の顔料分散用硬化性樹脂組
成物には、湿分の存在下、室温で硬化性を有するベース
樹脂として加水分解性基と結合したシリル基を有するビ
ニル系共重合体(A)成分が含有される。
【0009】ビニル系共重合体(A)成分は、その主鎖
が実質的にビニル系単量体及び必要に応じてその他単量
体を共重合した主鎖からなる。
【0010】ここで、「主鎖がビニル系共重合体鎖から
なる」とは、ビニル基、ビニリデン基のように、重合性
炭素炭素二重結合を化合物あるいは重合性二重結合を有
する化合物と他の化合物との共重合体ブロックがビニル
系共重合体(A)の主鎖を構成していることを意味す
る。
【0011】上記加水分解性シリル基は、1分子中に少
なくとも1個存在すればよいが、充分な硬化性を与え、
また、内部応力を緩和するという観点から2〜10個存
在することが好ましい。
【0012】前記ビニル系共重合体(A)成分は、たと
えば特開昭54−36395号公報、特開昭57−55
954号公報などに記載のヒドロシリル化法または反応
性シリル基を含有する単量体を用いた溶液重合法によっ
て製造することができるが、合成の容易さなどの点から
反応性シリル基を含有する単量体を用い、ラジカル重合
開始剤を用いた溶液重合法によって製造することがとく
に好ましい。
【0013】前記加水分解性基と結合したケイ素基の加
水分解性基は、ハロゲン基、アルコキシ基等がある。そ
の中で、反応の制御の簡便さからアルコキシ基が有用で
ある。
【0014】前記ビニル系共重合体(A)の数平均分子
量は、2000〜30000が好ましい。より好ましく
は、3000〜25000である。数平均分子量が20
00未満であると、硬化性、耐候性が低下する傾向にあ
り、30000を超えると外観性、作業性が低下する傾
向がある。
【0015】前記ビニル系共重合体(A)成分は、たと
えば重合性二重結合および炭素原子に結合した反応性シ
リル基を含有する単量体(a)、下記一般式(I)で表
される第3級アミン単位含有単量体(b)、その他のビ
ニル系単量体(c)を重合することによって製造するこ
とができる。
【0016】一般式(I)
【0017】
【化3】 (式中、R1、R2はいずれも炭素数1〜10のアルキル
基、XはOもしくはNH、nは2〜10の整数を示
す。) 上記反応性シリル基を含有するビニル系単量体の具体例
としては、例えば、
【0018】
【化4】 などの一般式(III)
【0019】
【化5】 (式中、R5は、水素原子またはメチル基を表し、R
6は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数
6〜10のアリール基、または、炭素数7〜10のアラ
ルキル基を表し、複数存在する場合には、同一であって
も異なっていてもよい。R7は炭素数1〜10のアルキ
ル基を表し、複数存在する場合には、同一であっても異
なっていてもよい。bは、0〜2の整数を表す。)で表
される化合物;
【0020】
【化6】 などの一般式(IV)
【0021】
【化7】 (式中、R5、 R6、 R7、bは前記と同じ、nは1〜
12の整数を示す。)で表される化合物;
【0022】
【化8】 などの一般式(V):
【0023】
【化9】 (中、R5、R6、 R7、b、nは前記と同じ)で表され
る化合物;
【0024】
【化10】 などの一般式(VI):
【0025】
【化11】 (式中、R5、R6、R7およびbは前記と同じ、pは1
〜14の整数を示す)で表される化合物
【0026】
【化12】 などの一般式(VII)
【0027】
【化13】 (式中、R5、R6、R7、bおよびpは前記と同じ、q
は0〜22の整数を示す)で表される化合物や、炭素原
子に結合した反応性シリル基をウレタン結合またはシロ
キサン結合を介して末端に有する(メタ)アクリレ−ト
などがあげられる。これらの中では、共重合性および重
合安定性、ならびに得られる組成物の硬化性および保存
安定性が優れるという点から、前記一般式(IV)で表
される化合物が好ましい。
【0028】これらの単量体(a)は単独で用いてもよ
く、2種類以上併用してもよい。前記単量体(a)は、
ビニル系共重合体(A)の全単量体中に1〜90重量
%、さらには3〜70重量%、とくには3〜50重量%
使用するのが好ましい。
【0029】下記一般式(I)で表される第3級アミン
単位含有単量体(b)としては、一般式(I)
【0030】
【化14】 (式中、R1、R2はいずれも炭素数1〜10のアルキル
基、XはOもしくはNH、mは2〜10の整数を示
す。)で表される構造を有するものであれば特に制限は
ないが、合成の容易さの点から、2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチルアクリレート、2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチルメタクリレート、3−(N,N―ジメ
チルアミノ)プロピルアクリルアミド等が挙げられ好ま
しい。
【0031】前記単量体(b)の使用量の合計は、用い
る単量体(a)の種類および使用量に応じて適宜調整す
ればよいが、通常は用いる単量体成分全量の0.1〜1
0重量%、さらには0.2〜5重量%、特には0.3〜3
重量%が好ましい。
【0032】また、前記その他の共重合可能な単量体
(c)の具体例としては、たとえばメチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、2ーエチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベンジル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、3,3,5−トリメチルシクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イ
ソボロニル(メタ)アクリレート、トリフルオロエチル
(メタ)アクリレート、ペンタフルオロプロピル(メ
タ)アクリレート、パーフルオロシクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、グリシ
ジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、
α−エチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)
アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、
(メタ)アクリロイルモルホリン、マクロモノマーであ
るAS−6、AN−6、AA−6、AB−6、AK−5
などの化合物(以上、東亜合成化学工業(株)製)、P
laccel FA−1、Placcel FA−4、
Placcel FM−1、Placcel FM−
4、HEAC−1(以上、ダイセル化学工業(株)
製)、(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステ
ル類とリン酸またはリン酸エステル類との縮合生成物な
どのリン酸エステル基含有(メタ)アクリル系化合物、
ウレタン結合やシロキサン結合を含む(メタ)アクリレ
ートやスチレン、αーメチルスチレン、クロロスチレ
ン、スチレンスルホン酸、4ーヒドロキシスチレン、ビ
ニルトルエンなどの芳香族炭化水素系ビニル化合物;マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸、(メタ)アクリル酸
などの不飽和カルボン酸、これらのアルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩、アミン塩などの塩;無水マレイン酸など
の不飽和カルボン酸の酸無水物、これら酸無水物と炭素
数1〜20の直鎖状または分岐鎖を有するアルコールま
たはアミンとのジエステルまたはハーフエステルなどの
不飽和カルボン酸のエステル;酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、ジアリルフタレートなどのビニルエステルや
アリル化合物;ビニルピリジン、アミノエチルビニルエ
ーテルなどのアミノ基含有ビニル系化合物;イタコン酸
ジアミド、クロトン酸アミド、マレイン酸ジアミド、フ
マル酸ジアミド、N−ビニルピロリドンなどのアミド基
含有ビニル系化合物;2ーヒドロキシエチルビニルエー
テル、メチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエ
ーテル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレン、
プロピレン、ブタジエン、イソプレン、フルオロオレフ
ィンマレイミド、N−ビニルイミダゾール、ビニルスル
ホン酸などのその他ビニル系化合物などが挙げられる。
これらは、単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。
【0033】さらに、水酸基含有ビニル系単量体(d)
を共重合することもできる。
【0034】水酸基含有ビニル系単量体(d)としては
特に限定されず、例えば、2―ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2―ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2―ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、4―ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2―
ヒドロキシエチルビニルエーテル、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミド、4―ヒドロキシスチレン、東亜合
成化学工業社製のアロニクス5700(商品名)、日本
触媒化学工業社製のHE−10、HE―20、HP−1
0及びHP―20(いずれも商品名)(以上、いずれも
末端に水酸基を有するアクリル酸エステルオリゴマ
ー)、日本油脂社製のブレンマーPPシリーズ(ポリプ
ロピレングリコールメタクリレート)、ブレンマーPE
シリーズ(ポリエチレングリコールモノメタクリレー
ト)、ブレンマーPEPシリーズ(ポリエチレングリコ
ールポリプロピレングリコールメタクリレート)、ブレ
ンマーAP400(ポリプロピレングリコールモノアク
リレート)、ブレンマーAE350(ポリエチレングリ
コールモノアクリレート)、及びブレンマーGLM(グ
リセロールモノメタクリレート)(いずれも商品名)、
水酸基含有ビニル系化合物とε―カプロラクトンとの反
応によるε―カプロラクトン変性ヒドロキシアルキルビ
ニル系共重合性化合物、ダイセル化学工業社製HEAC
−1(商品名)等のポリカーボネート含有ビニル系化合
物等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2
種以上を併用してもよい。
【0035】これらの中では、塗膜に優れた耐酸性及び
耐水性を付与することができる点から、2―ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2―ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2―ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレート、4―ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ
ートが好ましい。
【0036】また、本発明においては、得られる本発明
の組成物から形成される塗膜の耐候性をさらに向上させ
る目的で、たとえば主鎖にウレタン結合やシロキサン結
合により形成されたセグメント、単量体(a)、単量体
(b)、単量体(c)、単量体(d)以外の単量体に由
来するセグメントなどを、50重量%を超えない範囲で
ビニル系共重合体(A)成分の製造時に導入してもよ
い。
【0037】これらは単独で用いてもよく、2種以上併
用してもよい。ビニル系共重合体(A)成分にはカルボ
キシル基またはアミノ基などの基が含まれていてもよ
く、その場合には、硬化性、密着性が向上するが、重合
体鎖に結合しているカルボキシル基やアミノ基の場合、
活性が弱く、これらを硬化触媒のかわりに使用して硬化
させようとしても良好な特性の硬化物が得られにくい。
【0038】前記弱溶剤(B)としては、弱溶剤とは労
働安全衛生法の第3種有機溶剤および第3種有機溶剤に
相当する溶剤である。好ましくは(B)成分として脂肪
族炭化水素を含有するものが好ましい。このような例と
して、ターペン、ミネラルスピリットなどの、高沸点炭
化水素を含むものが挙げられる。
【0039】弱溶剤(B)は重合溶剤に使用しても、希
釈溶剤に使用してもよいが、臭気や塗り重ね性を考慮し
て両者に用いることが最も好ましい。
【0040】また、前記溶液重合の際には、必要に応じ
て、たとえばn−ドデシルメルカプタン、t−ドデシル
メルカプタン、n−ブチルメルカプタン、γーメルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、γーメルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン、(CH3O)3Si−S−S−S
i(OCH33,(CH3O)3Si−S8−Si(OC
33などの連鎖移動剤を単独または2種以上併用する
ことにより、得られるアクリル系共重合体(A)の分子
量を調整してもよい。とくに、たとえばγーメルカプト
プロピルトリメトキシシランなどのアルコキシシリル基
を分子中に有する連鎖移動剤を用いた場合には、ビニル
系共重合体(A)の末端に反応性シリル基を導入するこ
とができるので好ましい。かかる連鎖移動剤を用いる場
合、その使用量は、用いる単量体成分全量の0.05〜
10重量%、特には0.1〜8重量%であることが好ま
しい。
【0041】前記顔料(C)としては、特に限定はな
く、また、その使用量についても特に制限はない。通常
塗料に用いられるたとえば酸化チタン、群青、紺青、亜
鉛華、ベンガラ、黄鉛、鉛白、カーボンブラック、透明
酸化鉄、アルミニウム粉などの無機顔料、アゾ系顔料、
トリフェニルメタン系顔料、キノリン系顔料、アントラ
キノン系顔料、フタロシアニン系顔料などの有機顔料な
どの顔料が選ばれる。
【0042】更に、前記ビニル系共重合体(A)成分を
構成するモノマ−種に加えて、ビニル基を含有するポリ
エステル化合物(D)成分を共重合してもよい。その使
用量は、前記(A)成分を構成する単量体成分全量の
1〜50重量%、特には3〜20重量%であることが好
ましい。(D)成分を使用すると、顔料の分散性をさら
に向上させることができる。ポリエステル部分として
は、顔料分散に適した極性および分子構造を有したもの
であればよく、アルキッドタイプの樹脂が一般的であ
る。重合性不飽和基を有することで、他の重合性不飽和
単量体と共重合させることでビニル系共重合体(A)と
相溶性の良好な樹脂を得ることができる。
【0043】前記シリコン化合物および/またはその部
分加水分解縮合物(E)(以後、シリコン化合物(E)
という)は、一般式(II) (R3O)4-a−Si−R4 a (II) (式中、R3は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6
〜10のアリール基および炭素数7〜12のアラルキル
基から選ばれた1価の炭化水素基、R4は炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基および炭
素数7〜12のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水
素基、aは0または1を示す)で表され、塗膜の耐汚染
性を向上させることを主たる目的に配合される成分であ
り、上記有機塗料用樹脂(A)100重量部に対して、
2〜100重量部配合することが好ましく、より好まし
くは、5〜80重量部、更に好ましくは10〜50重量
部である。
【0044】上記シリコン化合物(E)の配合量が2重
量部未満であると、塗膜の耐汚染性が低下し、100重
量部を超えると、クラックが発生したり、塗膜が脆くな
ったり、硬化性が低下する傾向がある。
【0045】前記一般式(II)において、R3は炭素
数1〜10、好ましくはたとえばメチル基、エチル基、
n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−
ブチル基などの炭素数1〜4のアルキル基、好ましくは
たとえばフェニル基などの炭素数6〜9のアリール基、
好ましくはたとえばベンジル基などの炭素数7〜9のア
ラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基である。
【0046】前記アルキル基の炭素数が10を超える場
合には、シリコン化合物類(E)の反応性が低下するよ
うになる。また、R1が前記アルキル基、アリール基、
アラルキル基以外の場合にも反応性が低下するようにな
る。
【0047】また、前記一般式(II)において、R4
は炭素数1〜10、好ましくはR3と同様の炭素数1〜
4のアルキル基、好ましくはR1と同様の炭素数6〜9
のアリール基、好ましくはR3と同様の炭素数7〜9の
アラルキル基から選ばれた1価の炭化水素である。
【0048】前記一般式(II)において、(R3O)
4-aは4ーaが3以上になるように、すなわちaが0また
は1になるように選ばれるが、本発明の組成物から形成
される塗膜の硬化性が向上するという点からは、aが0
であるのが好ましい。
【0049】一般式(II)中に存在する(R3O)4-a
の数が2個以上の場合、2個以上含まれるR1は同じで
あってもよく、異なっていてもよい。
【0050】前記シリコン化合物(II)の具体例とし
ては、たとえばテトラメチルシリケート、テトラエチル
シリケート、テトラn−プロピルシリケート、テトラi
−プロピルシリケート、テトラn−ブチルシリケート、
テトラi−ブチルシリケートなどのテトラアルキルシリ
ケート;メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリ
エトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラン、3
ーグリシドキシプロピルトリメトキシシラン、メチルト
リsec−オクチルオキシシラン、メチルトリフェノキ
シシラン、メチルトリイソプロポキシシラン、メチルト
リブトキシシラン等のシランカップリング剤などが挙げ
られる。
【0051】また、前記シリコン化合物の部分加水分解
縮合物(E)の具体例としては、たとえば通常の方法で
前記テトラアルキルシリケートやトリアルコキシシラン
に水を添加し、縮合させて得られるものがあげられ、た
とえばMSi51、MSi53、ESi28、ESi4
0、HAS−1、HAS−10、EMS30/70やE
MS40/60等のEMSシリーズ、EPSiシリーズ
(以上、コルコート(株)製)、MS51、MS56、
MS51B15、MS56S、MS56SB5(以上、
三菱化学(株)製)、シリケート40、シリケート4
5、シリケート48、FR―3(以上、多摩化学(株)
製)などのテトラアルキルシリケートの部分加水分解分
解縮合物や、たとえばAFP−1(信越化学工業(株)
製)などのトリアルコキシシランの部分加水分解分解縮
合物などが挙げられる。
【0052】前記シリコン化合物(E)のうちでは、ビ
ニル系樹脂(A)とを用いて形成される塗膜の汚染物質
の付着を制御するという点から、MSi51、MS5
1、MS56、MS51B15、MS56S、MS56
SB5(テトラメトキシシランの部分加水分解分解縮合
物)やESi40、シリケート40、シリケート45、
シリケート48、ESi48(テトラエトキシシランの
部分加水分解縮合物)、FR−3、EMSシリーズ(テ
トラメトキシシランとテトラエトキシシランの共部分加
水分解縮合物)などのテトラアルキルシリケートの部分
加水分解分解縮合物を用いるのが好ましい。
【0053】さらに、前記シリコン化合物の部分加水分
解縮合物(E)のなかでは、縮合度の高いMS56やM
S56S、シリケート45、シリケート48ESi4
8、FR―3、EMSシリーズなどが初期から接触角を
低下させるという点から好ましい。
【0054】本発明の顔料分散用樹脂組成物には、必要
に応じて硬化剤(F)が配合される。
【0055】硬化剤(F)の具体例としては、例えば、
ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジマレエー
ト、ジオクチルスズジラウレート、ジオクチルスズジマ
レエート、オクチル酸スズ等の有機スズ化合物;エチル
アセトアセテ−トアルミニウムジイソプロピレ−ト、ア
ルミニウムトリス(アセチルアセテート)、アルミニウ
ムトリス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムモ
ノアセチルアセトネ−トビス(エチルアセトアセテー
ト)、アルキルアセチルアセテ−トアルミニウムジイソ
プロピレ−トなどの有機アルミ化合物;有機チタネート
化合物;有機亜鉛化合物等の有機金属化合物が挙げられ
る。これらは、単独で用いてもよく、2種以上併用して
もよい。
【0056】硬化剤(F)の具体例としてさらに、酸触
媒が挙げられる。酸触媒としては、リン酸エステル系、
スルホン酸系触媒、リン酸に有機アミン配合した系、ス
ルホン酸と有機アミンを配合した系、有機カルボン酸に
有機アミンを配合した系がある。硬化性とポットライフ
のバランスが取れる点から、有機カルボン酸に有機アミ
ンを配合した系が好ましい。これらは、加水分解性シリ
ル基含有アクリル共重合体(A)成分100重量部に対
して0.1〜20重量配合することができる。配合量と
しては0.2〜10重量部が好ましく、0.5〜5重量
部が特に好ましい。また、上記硬化触媒は、単独および
2種類以上併用することができる。
【0057】有機リン酸エステル系の具体例としては、
リン酸、モノメチルホスフェ−ト、モノエチルホスフェ
−ト、モノブチルホスフェ−ト、モノオクチルホスフェ
−ト、モノデシルホスフェ−ト、ジメチルホスフェ−
ト、ジエチルホスフェ−ト、ジドデシルホスフェ−トな
どのリン酸またはリン酸エステルがある。スルホン酸系
では、ドデシルベンゼンスルホン酸が代表的である。
【0058】また、ビニル系共重合体(A)に水酸基が
含有される場合には、硬化剤(F)としてポリイソシア
ネート化合物を使用してもよく、その場合には、ウレタ
ン架橋を導入することができる。
【0059】上記ポリイソシアネート化合物としては、
1分子中に2個以上のイソシアネート基を有する化合物
を挙げることができ、例えば、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート
等の脂肪族系;水素添加キシレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシア
ネート等の脂環族系;トリレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート等の芳香族系等のものが
挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上
を併用してもよい。
【0060】上記ブロックポリイソシアネート化合物と
しては、上記ポリイソシアネート化合物を、例えばε―
カプロラクタム等のラクタム系ブロック化剤;エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等のアルコール系ブロッ
ク化剤;アセトキシム等のオキシム系ブロック化剤等で
ブロックしたもの等が挙げられる。これらは、単独で用
いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0061】上記水酸基含有アクリル樹脂と上記ポリイ
ソシアネート化合物又はブロックポリイソシアネート化
合物との配合割合は、上記水酸基含有アクリル樹脂の水
酸基に対し、上記ポリイソシアネート化合物又はブロッ
クポリイソシアネート化合物のイソシアネート基が0.
5〜1.5当量になるようにするのが好ましい。より好
ましくは、0.8〜1.2当量である。0.5当量未満
であると、塗膜の耐候性、耐水性等が低下し、1.5当
量を超えると、外観性、耐候性等が低下する傾向にあ
る。
【0062】また、本発明の顔料分散用樹脂組成物を用
いて、通常行われるたとえばロールミル法、ボールミル
法、サンドミル法、高速インペラーミル法、ディスパー
ザー法、ニーダー法などの分散方法で、顔料を分散せし
め、そののち、他の有機樹脂(G)を混合することが可
能であることはもちろんである。
【0063】混合できる有機樹脂(G)としては特に制
限はないが、硬化性を得る点から、シロキサン架橋およ
びウレタン架橋を形成することが可能な樹脂が好まし
い。該有機樹脂として非水系重合体粒子(NAD)を添
加することもできる。この成分は、極少量の添加で塗料
組成物の低粘度化、ハイソリッド化を達成でき、さらに
硬化塗膜の耐衝撃性を向上させることができる。
【0064】また、ビニル系重合体(A)が湿分硬化性
であるため、安定性を保持する目的で、脱水剤を使用す
ることが好ましい。脱水剤としては、加水分解性エステ
ル化合物などが挙げられる。その具体例としては、たと
えばオルトギ酸メチル、オルトギ酸エチル、オルト酢酸
メチル、オルト酢酸エチル、オルトプロピオン酸トリメ
チル、オルトプロピオン酸トリエチル、オルト酪酸トリ
メチル、オルト酪酸トリエチルなどの加水分解性エステ
ル化合物、ジメトキシメタン、1,1−ジメトキシエタ
ン、1,1−ジメトキシエタン、1,1−ジメトキシプ
ロパン、1,1−ジメトキシブタン;メチルシリケー
ト、エチルシリケート、メチルトリメトキシシランなど
である。この中では、脱水効果の点からオルト酢酸メチ
ルが好ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以上
併用してもよい。
【0065】また、本発明の顔料分散用硬化性樹脂組成
物には、通常塗料に用いられるたとえば希釈剤、紫外線
吸収剤、光安定剤、タレ防止剤、レベリング剤などの添
加剤;アミノシランなどのシランカップリング剤;ニト
ロセルロース、セルロースアセテートブチレートなどの
繊維素;エポキシ樹脂、メラミン樹脂、塩化ビニル樹
脂、フッ素樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩化ゴム、ポ
リビニルブチラール、ポリシロキサンなどの樹脂などを
適宜加えてもよい。
【0066】本発明の顔料分散用硬化性樹脂組成物は、
たとえば浸漬、吹き付け、刷毛、スプレ−などを用いた
塗布などの通常の方法によって被塗物に塗布され、通
常、常温でそのまま、または30℃以上で焼き付けて硬
化せしめる。
【0067】次に、本発明の顔料分散用硬化性樹脂組成
物を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明
はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0068】
【実施例】製造例 顔料分散用ビニル系重合体(A)の
製造 撹拌機、温度計、還流冷却器、窒素ガス導入管および滴
下ロ−トを備えた反応器に表1の(イ)成分を仕込み、
窒素ガスを導入しつつ110℃に昇温した後、表1の
(ア)成分および(D)成分の混合物を滴下ロートから
5時間かけて等速滴下した。次に(ウ)成分の混合溶液
を1時間かけて等速滴下した。その後、引き続き110
℃で2時間攪拌した後、室温まで冷却した。最後に表1
の(エ)成分を加えて攪拌した。
【0069】また、同様にして、本発明の顔料分散用樹
脂組成物を用いて顔料を分散せしめた後、混合できる有
機樹脂(G)も合成した。(以上、重量部) 得られた加水分解性シリル基含有アクリル樹脂(A―
1、A−2、A−3、A−5およびG―1)、加水分解
性シリル基及び水酸基含有アクリル樹脂(A−4、A−
6およびG−2)の各アクリル樹脂溶液の固形分濃度、
GPCで測定した数平均分子量を表1に示した。
【0070】
【表1】 顔料分散用樹脂を用いた顔料分散処方 表1得られたビニル系共重合体(A−1〜6)を重合溶
剤で50%に希釈した。 その後、ミルベースとして、
顔料分散用ビニル系重合体(A−1〜6)に顔料(C)
酸化チタン(CR−95);石原産業(株)製)および
シアニンブルー(4930pk;大日精化(株)製)を
表2および表3に示す割合で添加し、ガラスビーズを用
いてペイントコンディショナーで酸化チタンは30分、
シアニンブルーは1時間分散した。つづいて、カットバ
ックとして、有機樹脂(AおよびG)、弱溶剤(B)お
よびシリコン化合物(E)を表2および表3に示す割合
で混合し、ミルベースに添加後、ディスパーを用いて、
1000rpmで10分間攪拌し、表−2に示す固形分
濃度が60%の白エナメル(AW−1〜8)および、表
−3に示す47%の青エナメル(AB−1〜8)を得
た。得られた塗料の分散安定性、貯蔵安定性および混色
性ついては以下の方法に従って評価した。(表2、3の
数値は重量部を表す。)
【0071】
【表2】
【0072】
【表3】 (イ)分散安定性 白エナメルおよび青エナメル作成後、23℃×3ヶ月保
存後の塗料状態を目視により観察した。その結果を表4
および5に示した。
【0073】(評価基準) ○:塗料状態が良好である。
【0074】×:顔料の沈降が認められる。 (ロ)貯蔵安定性 白エナメルおよび青エナメルを混色後、密閉容器に50
℃×1ヶ月保存して増粘率を求めた。その結果を表4お
よび5に示した。 (ハ)混色性 顔料分散して得られた白エナメルおよび青エナメルを
3:7および7:3の重量比で配合し、さらに有機溶剤
(B)、硬化触媒(F)を表3に記載のとおりに配合し
たのちよく混合して固形分濃度30%の組成物を得た。
得られた組成物を23℃、相対湿度55%の条件下でア
ルミ板上に、150μのアプリケーターを用いて塗布し
乾燥した。得られた塗装物に対して2時間後に基材の下
半分を流し塗りし、基材を垂直に立てかけた。
【0075】23℃、相対湿度55%の条件下で24時
間養生後、1層目と2層目(流し塗り)との色相変化Δ
EをCR300(ミノルタ(株)製)にて、および60
°光沢をGM268(ミノルタ(株)製)にて測定し
た。その結果を表4および5に示した。(表4、5中の
配合量は重量部を表す。)
【0076】
【表4】
【0077】
【表5】 なお、表中の成分は以下のものを示す。 弱溶剤(B) S―100;エクソン化学株式会社製 ナフサNo.6;エクソン化学株式会社製 塗料用シンナーA;日亜ペイント株式会社製 ポリエステル化合物(D) ハリフタール332−45;ハリマ化成株式会社製 シリコン化合物(E) ESi48;コルコート株式会社製 Si48;多摩化学株式会社製 MS56S;三菱化学株式会社製 硬化剤(F) U−20;日東化成株式会社製 有機錫化合物 U−350;日東化成株式会社製 有機錫化合物 TSA100;旭化成株式会社製 イソシアネート化合
【0078】
【発明の効果】本発明は、主鎖が実質的ビニル系重合体
からなり、分子内に加水分解性基に結合したケイ素基と
下記一般式(I)で表される第3級アミン単位を少なく
とも1つ有する重合体(A)と弱溶剤(B)および顔料
(C)を含有することを特徴とする顔料分散用樹脂組成
物を用いること、特には、一般式(I)で表される第3
級アミン単位を少なくとも1つ有する重合体を用いるこ
とにより、顔料分散性及び混色性の優れた弱溶剤型樹脂
組成物を得ることができる。
【0079】一般式(I)
【0080】
【化15】 (式中、R1、R2はいずれも炭素数1〜10のアルキル
基、XはOもしくはNH、mは2〜10の整数を示
す。)
フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 CA021 CA022 CC021 CC022 CD011 CD012 CD091 CD092 CE051 CE052 CF011 CF012 CG021 CG022 CG121 CG122 CG141 CG142 CG161 CG162 CG171 CG172 CH031 CH032 CH041 CH042 CH071 CH072 CH081 CH082 CH121 CH122 CH251 CH252 CL011 CL012 DG022 DG211 DG212 DG302 DL021 DL022 DL031 DL032 DL101 DL102 DL141 DL142 GA09 GA15 JA44 JB01 JC13 JC22 JC38 JC41 KA04 KA06 KA08 MA14 NA17 NA26 NA27 PA18 PB05 PB06 PB09 PC02 PC03 PC04 PC06 PC08 PC10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主鎖が実質的にビニル系重合体からなり、
    分子内に加水分解性基に結合したケイ素基と下記一般式
    (I)で表される第3級アミン単位を少なくとも1つ有
    する重合体(A)と弱溶剤(B)および顔料(C)を含
    有することを特徴とする顔料分散用樹脂組成物。 一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2はいずれも炭素数1〜10のアルキル
    基、XはOもしくはNH、mは2〜10の整数を示
    す。)
  2. 【請求項2】ビニル系共重合体(A)がさらに水酸基を
    含有するビニル系共重合体である請求項1記載の顔料分
    散用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】前記ビニル系共重合体(A)にビニル基を
    含有するポリエステル化合物(D)を共重合してなるこ
    とを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の塗料用
    樹脂組成物。
  4. 【請求項4】前記ビニル系共重合体(A)100重量部
    に対して、一般式(II) (R3O)4-a−Si−R4 a (II) (式中、R3は炭素数1〜10のアルキル基、アリール
    基およびアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基で
    あり、複数存在する場合には、同一であっても異なって
    いてもよい。R4は炭素数1〜10のアルキル基、アリ
    ール基およびアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素
    基、aは0または1を示す。)で表されるシリコン化合
    物および/またはその部分加水分解縮合物(E)を0.
    1〜100重量部配合してなることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の顔料分散用樹脂組成物。
  5. 【請求項5】前記顔料分散用樹脂組成物に更に硬化剤
    (F)が配合されてなる請求項1〜4のいずれかに記載
    の顔料分散用硬化性樹脂組成物を塗布してなる塗装物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006182995A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Kaneka Corp 弱溶剤型塗料用樹脂組成物
JP2006206773A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Kaneka Corp 弱溶剤型塗料用樹脂組成物および顔料分散方法
JP2008248036A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Fujifilm Corp インク組成物、インクジェット記録方法、及び印刷物
JP2013040247A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Kansai Paint Co Ltd 弱溶剤系塗料用顔料分散樹脂

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