JP2002121254A - ポリウレタンゲル - Google Patents

ポリウレタンゲル

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JP2002121254A
JP2002121254A JP2000319085A JP2000319085A JP2002121254A JP 2002121254 A JP2002121254 A JP 2002121254A JP 2000319085 A JP2000319085 A JP 2000319085A JP 2000319085 A JP2000319085 A JP 2000319085A JP 2002121254 A JP2002121254 A JP 2002121254A
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Japan
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polyol
polyurethane gel
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organic polyisocyanate
integer
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JP2000319085A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kawanabe
恒 川那部
Koji Abe
部 孝 司 阿
Kaoru Ueno
野 薫 上
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明に係るポリウレタンゲルは、硬度
が30以下(AskerCに準拠)であり、引き裂き強
度が0.5Mpa以下(JIS K 6251に準拠)で
あり、導電率が10-8(s/cm)以下であることを特徴と
している。 【効果】 本発明に係るポリウレタンゲルは、機械的物
性に優れ、しかも解体容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は新規な低硬度ポリウレタン
ゲル及びその製造方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来、ポリウレタンゲルは機械特
性に優れるだけではなく、柔軟性に優れていること、導
電率が低いことから、衝撃吸収材、防振材あるいは電機
部品のシール材等として用いられていた。特に、ゲルの
特性である形状復元性を活かして、種々の製品の防振
材、カバー材、シール材、ベルト、チューブ、パッキ
ン、バンパー、各種機械部品などとして用いられてい
た。
【0003】一方、近年、環境問題への対応の観点か
ら、自動車・輸送産業、電子・電気製品、電機製品、電
線ケーブル等で使用される各種材料のリサイクルへの関
心が高まり、各分野において防振材、カバー材あるいは
シール材等として求められる使用性能のみならず、リサ
イクル時容易に解体できる特性を併せ持つことが望まれ
るようになってきていた。
【0004】従来、このような要求に対応するため、た
とえば、ヒマシ油系ポリオールを用いたポリウレタンゲ
ルが開発されていたが、このようなポリウレタンゲルに
ついては、リサイクルを容易にするため硬度を小さくす
ると、硬化に時間を要し実使用に耐えなくなったり、あ
るいは、引き裂き強度などの機械強度が低下するなどの
問題点があった。このため、柔軟性、機械特性およびリ
サイクル性(解体性)にバランス良く優れたポリウレタ
ンゲルの出現が望まれていた。
【0005】そこで本願発明者らは、上記問題点を解決
すべく鋭意研究し、導電率が低く、柔軟性、引き裂き強
度等の機械特性に優れるとともに、折り曲げ性等解体特
性にも優れたポリウレタンゲルおよびその簡便な製造方
法を見出し、本願発明を完成するに至った。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題点を解決しようとするものであって、自動車・輸送
機器用部品、電気・電子製品用部品等に使用可能な、導
電率が小さく、柔軟性、引き裂き強度等の機械特性に優
れ、かつ、折り曲げ性等解体特性にも優れたポリウレタ
ンゲルおよびその簡便な製造方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【発明の概要】本発明に係るポリウレタンゲルは、硬度
が30以下(AskerCに準拠)であり、引き裂き強
度が0.5Mpa以下(JIS K 6251に準拠)で
あり、導電率が10-8(S/cm)以下であることを特徴とし
ている。前記ポリウレタンゲルは、下記一般式(I)
【0008】
【化4】
【0009】[式(I)中、mは1〜5の整数、nは1
〜5の整数を示す]で表される構成単位を、0.1〜2
0質量%の割合で含有することが好ましい。また、前記
ポリウレタンゲルは、脂環族有機ポリイソシアネートと
ポリオールとを反応させて得られるポリウレタンゲルで
あることが好ましい。前記脂環族有機ポリイソシアネー
トと前記ポリオールとのNCO/OH基当量比は、0.
80〜1.8の範囲にあることが好ましい。また、前記
脂環族有機ポリイソシアネートは、下記一般式(II)
【0010】
【化5】
【0011】[式(II)中、mは1〜5の整数、nは1
〜5の整数を示す]で表される有機ポリイソシアネート
であることが好ましい。前記ポリオールは、脂肪族多価
アルコール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポ
リオールおよびヒマシ油系ポリオールから選ばれる少な
くとも1種であることが好ましい。
【0012】本発明に係るポリウレタンゲルの製造方法
は、脂環族有機ポリイソシアネートとポリオールとを反
応させて、硬度が30以下(AskerCに準拠)であ
り、引き裂き強度が0.5MPa以下(JIS K 62
51に準拠)であり、導電率が10-8(S/cm)以下である
ポリウレタンゲルを得ることを特徴としている。また、
前記脂環族有機ポリイソシアネートと前記ポリオールと
のNCO/OH基当量比は、0.80〜1.8の範囲に
あることが好ましい。さらに、前記脂環族有機ポリイソ
シアネートは、下記一般式(II)
【0013】
【化6】
【0014】[式(II)中、mは1〜5の整数、nは1
〜5の整数を示す]で表される有機ポリイソシアネート
であることが好ましい。また、前記ポリオールは、脂肪
族多価アルコール、ポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオールおよびヒマシ油系ポリオールから選ばれ
る少なくとも1種であることが好ましい。
【0015】
【発明の具体的説明】[ポリウレタンゲル]本発明に係る
ポリウレタンゲルは、AskerC(日本ゴム協会規
格)に基づく硬度が30以下、好ましくは25以下、さ
らに好ましくは24〜1であることが望ましく、JIS
K 6251に基づく引き裂き強度が0.5MPa以
下、好ましくは0.3MPa以下、さらに好ましくは
0.1〜0.01MPaであることが望ましく、導電率
が10-8(S/cm)以下、好ましくは5×10-9(S/cm)以
下、さらに好ましくは1×10-10(S/cm)以下であるこ
とが望ましい。
【0016】なお、前記導電率は、複素インピーダンス
法により測定した値である。硬度、引き裂き強度が上記
範囲にあると、解体性が高くなり好ましい。また導電率
が前記範囲にあると、絶縁性が向上し電気製品等のカバ
ー材やシール材として好ましい。なお、本明細書におい
てポリウレタンゲルとは、含水ゲルとは異なり、本質的
に水分を含有しなくてもゲル状態を示す液状のセグメン
トで構成された、いわゆるリキッド・セグメント・ゲル
(Liquid Segment Gel)を意味する。このため、本発明に
係るポリウレタンゲルは、水分の含有量に関係なくゲル
状態(軟質ゲル状弾性体)を維持し、形状回復性、解体
性等を有するものとなる。
【0017】本発明に係るポリウレタンゲルは、該ポリ
ウレタンゲル中の有機ポリイソシアネート由来の骨格の
含有量に特に限定はないが、ポリウレタンゲルに対し、
好ましくは0.1〜20質量%、さらに好ましくは1.
5〜10質量%、特に好ましくは2.0〜9質量%の量
で含有されていることが好ましい。ポリウレタンゲル中
の有機ポリイソシアネート由来の構成単位の含有量が
0.1質量%以上であると硬化が良好となり、20質量
%以下であると、硬度および引き裂き強さがより好適な
範囲になり、解体しやすくなる。
【0018】本発明に係るポリウレタンゲルは、前記物
性を満たせば、構造は特に限定されないが、ポリウレタ
ンゲル中、有機ポリイソシアネート由来の構成単位とし
て、下記一般式(I)
【0019】
【化7】
【0020】[式(I)中、mは1〜5の整数、nは1
〜5の整数を示す]で表される構成単位を、好ましくは
0.1〜20質量%、さらに好ましくは1.5〜10質
量%、特に好ましくは2.0〜9質量%の量で含有され
ていることが望ましい。このようなポリウレタンゲル
は、有機ポリイソシアネートとポリオールとから製造す
ることができ、必要に応じて可塑剤(減粘剤)、安定
剤、界面活性剤、触媒、整泡剤、その他添加剤(難燃
剤、顔料、紫外線吸収剤、酸化防止剤等)を用いること
ができる。以下、これら成分について説明する。
【0021】[有機ポリイソシアネート]有機ポリイソシ
アネートとしては、通常のポリウレタン樹脂組成物に使
用される有機ポリイソシアネートを用いることができ
る。このような有機ポリイソシアネートとしては、好ま
しくは、分子内に2個以上の分子末端イソシアネート基
を有する有機ポリイソシアネートが挙げられ、たとえ
ば、トリレンジイソシアネート(TDI)、水添トリレンジ
イソシアネート、4,4’ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポ
リメリックMDI(PMDI)、キシリレンジイソシアネート(XD
I)、1,5-ナフタレンジイソシアネート(NDI)等の芳香族
イソシアネート;ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)等の脂肪族イソシアネート;4,4’メチレンビス
(シクロへキシルイソシアネート)、イソホロンジイソ
シアネート(IPDI)、水添XDI(H6XDI)、水添MDI(H12MD
I)、ノルボルナンジイソシアネートメチル(NBDI)等の脂
環族ポリイソシアネートなどが挙げられる。また、上記
イソシアネートのカルボジイミド変性イソシアネート、
イソシアヌレート変性体、プレポリマー等の変性体を用
いることもできる。これらのうち、反応性の速いNBDIな
どの脂環族ポリイソシアネート(以下「多環式脂肪族ポ
リイソシアネート」ということがある)が好まく、特に
脂環族ジイソシアネートが好ましく用いられる。
【0022】(脂環族ジイソシアネート(多環式脂肪族
ジイソシアネート))前記脂環族ジイソシアネートとし
ては、たとえば、2,5(6)-ジイソシアネートメチ
ルビシクロ[2,2,1]ヘプタン、2-イソシアネー
トメチルー5(6)-イソシアネートエチルビシクロ
[2,2,1]ヘプタン、2,5(6)-ジイソシアネ
ートエチルビシクロ[2,2,1]ヘプタン、2,5
(6)-ジイソシアネートプロピルビシクロ[2,2,
1]ヘプタン、2,5(6)-ジイソシアネートブチル
ビシクロ[2,2,1]ヘプタン、2,5(6)-ジイ
ソシアネートペンチルビシクロ[2,2,1]ヘプタ
ン、5(6)-ジイソシアネートメチルビシクロ[2,
2,2]オクタン、2-イソシアネートメチルー5
(6)-イソシアネートエチルビシクロ[2,2,2]
オクタン、2,5(6)-ジイソシアネートエチルビシ
クロ[2,2,2]オクタン、2,5(6)-ジイソシ
アネートプロピルビシクロ[2,2,2]オクタン、
2,5(6)-ジイソシアネートブチルビシクロ[2,
2,2]オクタン、2,5(6)-ジイソシアネートペ
ンチルビシクロ[2,2,1]オクタン、3(4),8
(9)-ジイソシアネートメチルトリシクロ[5,2,
1,02,6]デカン、3(4)-イソシアネートメチル-
8(9)-イソシアネートエチルトリシクロ[5,2,
1,02,6]デカン、3(4),8(9)-ジイソシアネ
ートエチルトリシクロ[5,2,1,02 ,6]デカン、
3(4),8(9)-ジイソシアネートプロピルトリシ
クロ[5,2,1,02,6]デカン、3(4),8
(9)-ジイソシアネートブチルトリシクロ[5,2,
1,02,6]デカン、3(4),8(9)-ジイソシアネ
ートペンチルトリシクロ[5,2,1,02,6]デカ
ン、3(4),7(8)-ジイソシアネートメチルビシ
クロ[4,3,01,6]ノナン、3(4)?イソシアネ
ートメチルー7(8)-イソシアネートエチルビシクロ
[4,3,01,6]ノナン、3(4),7(8)-ジイソ
シアネートエチルビシクロ[4,3,01,6]ノナン、
3(4),7(8)-ジイソシアネートプロピルビシク
ロ[4,3,01,6]ノナン、3(4),7(8)-ジイ
ソシアネートブチルビシクロ[4,3,01,6]ノナ
ン、3(4),7(8)-ジイソシアネートペンチルビ
シクロ[4,3,01,6]ノナン等が挙げられ、これら
1種単独で、または2種以上を混合して用いることがで
きる。これら脂環族ジイソシアネートのうち、下記一般
式(II)
【0023】
【化8】
【0024】[式(II)中、mは1〜5の整数、nは1
〜5の整数を示す]で表される多環式脂肪族ジイソシア
ネートを特に好ましく用いることができる。これらは1
種単独で、または複数を併用して用いることができる。
前記脂環族ポリイソシアネートを用いる場合は、全有機
ポリイソシアネート中に、該脂環族ポリイソシアネート
が80質量%以上、好ましくは90質量%以上含有され
ていることが好ましい。[ポリオール] 本発明に係るポリウレタンゲルの製造に用
いられるポリオールとしては、通常のポリウレタン組成
物に用いられるものであれば、いずれのポリオールを用
いてもよく、これらは、1種単独で、または2種以上を
併用して用いてもよい。
【0025】このようなポリオールとしては、具体的に
は、比較的低分子量の多価アルコール、高分子脂肪族炭
化水素系ポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポ
リカーボネートポリオール、ポリエーテルポリオールも
しくはポリエステルポリオールの変性物、ひまし油系ポ
リオール、またはポリマーポリオールなどが挙げられ
る。
【0026】このうち、ポリブタジエンポリオール等の
高分子脂肪族炭化水素系ポリオール、ヒマシ油系ポリオ
ールまたはそれらの混合物が好ましく用いられる。 (多価アルコール)前記比較的低分子量の多価アルコー
ルとしては、たとえば、エチレングリコール(EG)、
ジエチレングリコール(DEG)、プロピレングリコー
ル(PG)、ジプロピレングリコール(DPG)、1,3-ブ
タンジオール(1,3−BD)、1,4-ブタンジオール(1,4−
BD)、4,4'-ジヒドロキシフェニルプロパン、4,4'-ジ
ヒドロキシフェニルメタン等の2価アルコール、グリセ
リン、1,1,1-トリメチロールプロパン(TMP)、1,2,5-
ヘキサントリオール等の3価アルコール、ペンタエリス
リトール、グルコース、シュークロース、ソルビトール
等の4価以上の多価アルコールが挙げられる。 (高分子脂肪族炭化水素系ポリオール)前記高分子脂肪
族炭化水素ポリオールとしては、ポリビニルアルコー
ル、ポリイソブチレンポリオール、ポリブタジエンポリ
オール、ポリイソプレンポリオール等の不飽和炭化水素
の重合体であって2つ以上の水酸基を有する高分子系の
ポリオールが挙げられる。これらポリオールは、(GP
Cで測定した数平均)分子量が、好ましくは1000〜
5000の範囲にあり、水酸基価が好ましくは20〜1
70mgKOH/g程度であるものが望ましい。このよ
うなポリオールは、公知の方法で調製することができ
る。たとえば、ポリビニルアルコールは、常法により、
酢酸ビニルを重合し、得られたポリビニル酢酸をケン化
して得ることができる。また、ポリブタジエンポリオー
ルあるいはポリイソプレンポリオールは、常法により得
られた重合体を硫酸等の酸触媒で不飽和結合を水和して
得ることができる。
【0027】(ポリエーテルポリオール)前記ポリエー
テルポリオールとしては、比較的低分子量の多価アルコ
ール1種または2種以上に、エチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等の1種または
2種以上を付加重合して得られるポリエーテルポリオー
ルおよびテトラヒドロフランを開環重合して得られるポ
リテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)等
が挙げられる。
【0028】このようなポリエーテルポリオールは、G
PCで測定した数平均分子量が、好ましくは1000〜
5000の範囲にあり、水酸基価が好ましくは20〜1
70mgKOH/g程度であるものが望ましい。 (ポリエステルポリオール)前記ポリエステルポリオー
ルとしては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブタンジオール、ブチレングリコール、ジエチレン
グリコール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン等あるいはその他の
低分子ポリオールの1種または2種以上とグルタル酸、
アジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、ダイマー酸等あるいはその他の低分子ジカルボン酸
やオリゴマー酸の1種または2種以上との縮合重合およ
びカプロラクトン等の開環重合して得られるポリエステ
ルポリオール等が挙げられる。
【0029】このようなポリエステルポリオールは、G
PCで測定した数平均分子量が、好ましくは500〜5
000の範囲にあり、水酸基価が好ましくは20〜35
0mgKOH/g程度であるものが望ましい。 (ポリカプロラクトンポリオール)前記ポリカプロラク
トンポリオール、ε-カプロラクトンと多価アルコール
とから得られるポリオールであり、通常、数平均分子量
が500〜4000、水酸基価が30〜240mgKO
H/g程度であるものが好ましい。多価アルコールとし
ては、上記ポリエステルポリオールに用いられる多価ア
ルコールを用いることができる。 (ポリカーボネートポリオール)前記ポリカーボネート
ポリオールとしては、1,4−ブタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール等の多価アルコールと、ジメチルカ
ーボネート、ジエチルカーボネート等の縮合反応より得
られる直鎖脂肪族のジオールであり、通常、GPCで測
定した数平均分子量が、好ましくは500〜2000の
範囲にあり、水酸基価が60〜200mgKOH/g程
度であるものが好ましい。 (ポリエーテルポリオールまたはポリエステルポリオー
ルの変性物)前記ポリエーテルポリオールまたはポリエ
ステルポリオールの変性物としては、たとえば、前記ポ
リエーテルポリオールまたはポリエステルポリオールに
アクリロニトリル、スチレン、メチルメタクリレート等
のエチレン性不飽和化合物をグラフト重合させて得たポ
リマーポリオール等が挙げられる。その使用量は製品の
目的物性に合わせて適宜設定すればく、通常、主剤
(A)100重量部に対して5〜250部、好ましくは
10〜150部であることが望ましい。
【0030】このようなポリエーテルポリオールまたは
ポリエステルポリオールの変性物は、GPCで測定した
数平均分子量が、好ましくは500〜5000の範囲に
あり、水酸基価が好ましくは20〜350mgKOH/
g程度であるものが望ましい。 (ひまし油系ポリオール)前記ひまし油系ポリオールと
しては、ひまし油、脱水ひまし油、および、ひまし油脂
肪酸であるリシノール酸と前記低分子ポリオール、ポリ
エーテルポリオールまたはポリエステルポリオール等と
のエステル化ポリオールなどが挙げられる。これらのう
ちでは、ひまし油、脱水ひまし油等が好ましく用いられ
る。このようなひまし油系ポリオールは、官能基数が2
以上であるものが好ましく、官能基数が3であるこのが
より好ましい。たとえば、伊藤製油(株)製ユーリック
H−30(水酸基価160mgKOH/g、官能基数
3)、伊藤製油(株)製ユーリックH−57(水酸基価
100mgKOH/g、官能基数3)を好ましく用いる
ことができる。ひまし油系ポリオールの水酸基当たりの
分子量は特に限定されないが、100〜1000が好ま
しく、200〜500がより好ましい。 (ポリマーポリオール)前記ポリエーテルポリオール
は、ポリマーポリオールとしてもちいてもよい。このポ
リマーポリオールはポリエーテルポリオール中で、アク
リロニトリルやスチレン等のエチレン性不飽和基含有モ
ノマーをアゾビスイソブチロニトリル等のラジカル開始
剤を用いて、分散重合したビニルポリマー粒子分散ポリ
オールである。このようなポリエーテルポリオール中に
占めるポリマー濃度は、2〜50質量%、好ましくは1
0〜40質量%程度であることが望ましい。また、ビニ
ルポリマーとして、スチレンを少なくとも30質量%、
好ましくは50質量%以上含有するポリマーポリオール
が望ましい。[減粘剤] 本発明に係るポリウレタンゲルは、必要に応
じ、可塑剤、高沸点溶剤等が減粘剤として添加されてい
てもよい。 <可塑剤>前記可塑剤としては、具体的には、ジオクチ
ルフタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルアジベ
ート等が挙げられる。 <高沸点溶剤>前記高沸点溶剤としては、具体的には、
塩素化パラフィン、石油系炭化水素油等が挙げられる。[その他添加剤] 本発明に係るポリウレタンゲルは、必要
に応じ、その他の添加剤を含有してもよい。その他添加
剤としては、例えば、リン酸エステル系難燃剤、顔料、
紫外線吸収剤、硬化促進剤、水分吸収剤等が挙げられ
る。[ポリウレタンゲルの製造方法] 本発明に係るポリウレタ
ンゲルの製造方法は、特に限定はなく、たとえば前記ポ
リオールと前記有機ポリイソシアネートを、公知の方法
により反応させることにより製造できる。前記反応にお
いては、必要に応じて、前記リン酸エステル系難燃剤、
顔料、紫外線吸収剤、硬化促進剤、水分吸収剤等を併用
することができる。これらの添加剤は、予めポリオール
あるいは有機ポリイソシアネートのいずれかに混合して
使用しても、反応に際して単独で添加してもよい。
【0031】ポリオールと有機ポリイソシアネートとの
混合温度に特に限定はないが、通常0〜150℃、好ま
しくは25〜100℃の範囲で反応させることが好まし
い。得られた混合物は硬化し、ポリウレタンゲルを得る
ことができる。前記ポリオールと、前記有機ポリイソシ
アネートの混合時の比率はNCO/OH基当量比で、好
ましくは0.80〜1.8、さらに好ましくは0.80
〜1.3、特に好ましくは0.85〜1.25であるこ
とが望ましい。NCO/OH基当量比を0.80以上と
することで硬化がより完全となり、当量比を1.8以下
とすることで発泡を抑制することができるので好まし
い。[用途] このようにして得られるポリウレタンゲルは、
導電率が小さく、柔軟性、引き裂き強度等の機械特性に
優れ、かつ、折り曲げ性等解体特性にも優れることか
ら、自動車・輸送機器用部品、電気・電子機器用部品、
電線ケーブル等の種々の製品の衝撃吸収材、防振材、シ
ール材、カバー材、ベルト、チューブ、パッキン、バン
パーなどとして用いることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るポリウレタンゲルは、導電
性が小さく、柔軟性、引き裂き強度等の機械的物性に優
れ、かつ解体特性に優れる新規なポリウレタンゲルであ
り、防振材、電気製品あるいは自動車用部品等のカバ
ー、シールとして好適である。また本発明によれば、こ
のような新規なポリウレタンゲルを容易に製造すること
ができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるも
のではない。なお、実施例および比較例中の「部」は
「質量部」を「%」は「質量%」を表す。
【0034】
【実施例1】ポリオール成分(a)として、ポリブタジ
エンポリオール(出光石油化学株式会社製、商品名:R
−45HT、水酸基価:46mgKOH/g)45.0
部と、減粘剤として、ジオクチルフタレート(DOP)
53.0部と、安定剤として、3,5−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニルプロピオネート(チバスペシャル
ティーケミカル社製、商品名:イルガノックス107
6)1.0部と、硬化促進剤として、ジブチルラウレー
ト(三共有機合成株式会社製、商品名:StanBL)
1.0部とを、窒素気流下に撹拌混合して硬化剤を製造
した。
【0035】ポリイソシアネート成分(b)として、ノ
ルボルナンジイソシアネートメチル(NBDI、三井化
学株式会社製)3.3部と、減粘剤としてDOPを4
6.7部とを、窒素気流下で撹拌混合して主剤を製造し
た。このようにして製造した主剤50.0部と、硬化剤
100.0部とを均一に混合撹拌して、ポリウレタン樹
脂組成物を得た。この組成物のポリイソシアネート成分
(b)の含有量は2.2%、NCO/OH基当量比は
0.87であった。
【0036】
【実施例2】ポリオール成分(a)として、R‐45H
Tを83.0部、DOPを15.0部、イルガノックス
1076を1.0部、StanBLを1.0部を窒素気
流下に撹拌混合して硬化剤を製造した。ポリイソシアネ
ート成分(b)として、NBD1を6.0部、DOPを
44.0部を窒素気流下で撹拌混合して主剤を製造し
た。
【0037】上記のように製造した主剤50.0部と、
硬化剤100.0部とを、均一に混合撹拌してポリウレ
タン樹脂組成物を得た。この組成物のポリイソシアネー
ト成分(b)の含有量は4.0%、NCO/OH基当量
比は0.86であった。
【0038】
【実施例3】ポリオール成分(a)として、R−45H
Tを56.0部、DOPを42.0部、イルガノックス
1076を1.0部、StanBLを1.0部を窒素気
流下撹拌混合して硬化剤を製造した。ポリイソシアネー
ト成分(b)として、NBDIを257.5部と、ポリ
オール成分(a)として、R−45HTを1220.0
部を撹拌機、温度計を取り付けた三ツロフラスコに装入
し、窒素気流下で120℃で6時間反応させてイソシア
ネート基末端プレポリマーを合成した。減粘剤として、
ジオクチルアジペート(DOA)を1734.5部を添
加し、均一に撹拌してイソシアネート基含有量1.95
%、粘度1,500mPa・s/25℃の主剤を製造し
た。主剤中のポリイソシアネート成分(b)の含有量は
8.0%であった。
【0039】このように製造した主剤100.0部と、
硬化剤100.0部とを、均一に混合撹拌してポリウレ
タン樹脂組成物を得た。この組成物のポリイソシアネー
ト成分(b)の含有量は4.0%,NCO/OH基当量
比は1.01であった。
【0040】
【実施例4】ポリオール成分(a)として、R−45H
Tを65.0部、DOPを33.0部、イルガノックス
1076を1.0部、StanBLを1.0部を窒素気
流下撹拌混合して硬化剤を製造した。ポリイソシアネー
ト成分(b)として、イソホロンジイソシアネート(ヒ
ュルス社製、IPDI)6.0部、DOPを44.0部
を窒素気流下で撹拌混合して主剤を製造した。
【0041】このように製造した主剤50.0部と、硬
化剤100.0部とを均一に混合撹拌してポリウレタン
樹脂組成物を得た。この組成物のポリイソシアネート成
分(b)の含有量は4.0%、NCO/OH基当量比は
1.01であった。
【0042】
【比較例1】ポリオール成分(a)として、R−45H
Tを28.5部、DOPを71.5部、イルガノックス
1076を1.0部、StanBLを1.0部を窒素気
流下撹拌混合して硬化剤を製造した。ポリイソシアネー
ト成分(b)として、NBDIを2.1部、DOPを4
7.9部を窒素気流下で撹拌混合して主剤を製造した。
【0043】このように製造した主剤50.0部と、硬
化剤100.0部とを均一に混合撹拌してポリウレタン
樹脂組成物を得た。この組成物のポリイソシアネート成
分(b)の含有量は1.4%、NCO/OH基当量比は
0.88であった。
【0044】
【比較例2】ポリオール成分(a)として、ポリブタジ
エンポリオール(出光石油化学株式会社製、商品名:R
−15HT、水酸基価:105 ngKOH/g)を9
0.0部、DOPを8.5部、イルガノックス1076
を1.0部、StanBLを0.5部を窒素気流下撹拌
混合して硬化剤を製造した。
【0045】ポリイソシアネート成分(b)として、N
BDIを20.0部、DOPを30.0部を窒素気流下
で撹拌混合して主剤を製造した。このように製造した主
剤50.0部と、硬化剤100.0部とを、均一に混合
撹拌してポリウレタン樹脂組成物を得た。この組成物の
ポリイソシアネート成分(b)の含有量は13.3%、
NCO/OH基当量比は1.06であった。
【0046】
【比較例3】ポリオール成分(a)として、R‐45H
Tを91.0部、DOPを7.0部、イルガノックス1
076を1.0部、StanBLを1.0部を窒素気流
下撹拌混合して硬化剤を製造した。ポリイソシアネート
成分(b)として、NBDIを6.0部、DOPを4
4.0部を窒素気流下で撹拌混合して主剤を製造した。
【0047】このように製造した主剤50.0部と、硬
化剤100.0部とを、均一に混合撹拌してポリウレタ
ン樹脂組成物を得た。この組成物のポリイソシアネート
成分(b)の含有量は4.0%、NCO/OH基当量比
は0.78であった。<物性試験> 前記実施例1〜4および比較例1〜3の主
剤と硬化剤とを所定の比率で均一に混合撹拌後、得られ
たポリウレタン組成物により、AskerC硬度測定、
発泡性および解体性試験に使用するブロック状成形物片
(50mm×50mm、厚さ10mm)および引張試験用に使
用するシート(厚さ2mm)を作成して、これらの試験
片を28℃で7日間養生した後、物性測定を実施した。
【0048】なお、比較例1および比較例3の組成物
は、23℃で7日間養生後も未硬化であり試験は実施で
きなかった。物性試験は、下記項目について、下記条件
の下に実施した。 AskerC(硬度試験):日本ゴム協会規格に準じて
実施した。 引き裂き強度:JIS K 6251に準じて行った。
【0049】試験片:ダンベル状3号形 引張速さ:500mm/min 電気絶縁性(導電性):複素インピーダンス測定により
測定した。 発泡性:目視により、ブロック状成形物中の泡の有無を
判定した。
【0050】解体性:ブロック状成型物を手で折り曲げ
て判定した。 ◎:手で折り曲げることにより容易に破断した ×:手で折り曲げても破断しない 以上の結果を表1に示す。実施例1〜4で得られた組成
物は、発泡現象がなく、手で容易に解体できた。
【0051】比較例1および比較例3で得られた組成物
は、23℃で7日間養生後も未硬化であり、比較例2の
組成物は硬度および引張強度が高く手で容易に解体でき
なかった。
【0052】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上 野 薫 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 化学株式会社内 Fターム(参考) 4J034 CA03 CA04 CA05 CC03 CC08 CC61 CC67 DF02 DF12 DF16 DF20 DF22 DG03 DG04 DG05 DG06 DG14 DQ04 DQ05 DQ15 DQ16 DQ18 EA12 GA02 GA05 GA06 GA33 HA07 HC17 HC22 HC54 HC73 MA12 MA16 QA03 QB15 QC06 RA08 RA12 RA15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬度が30以下(AskerCに準拠)
    であり、引き裂き強度が0.5Mpa以下(JIS K
    6251に準拠)であり、導電率が10-8(S/cm)以下で
    あることを特徴とするポリウレタンゲル。
  2. 【請求項2】 前記ポリウレタンゲルが、下記一般式
    (I) 【化1】 [式(I)中、mは1〜5の整数、nは1〜5の整数を
    示す]で表される構成単位を、0.1〜20質量%の割
    合で含有することを特徴とするポリウレタンゲル。
  3. 【請求項3】 前記ポリウレタンゲルが、脂環族有機ポ
    リイソシアネートとポリオールとを反応させて得られる
    ポリウレタンゲルであることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のポリウレタンゲル。
  4. 【請求項4】 前記脂環族有機ポリイソシアネートと前
    記ポリオールとのNCO/OH基当量比が、0.80〜
    1.8の範囲にあることを特徴とする請求項3に記載の
    ポリウレタンゲル。
  5. 【請求項5】 前記脂環族有機ポリイソシアネートが、
    下記一般式(II) 【化2】 [式(II)中、mは1〜5の整数、nは1〜5の整数を
    示す]で表される有機ポリイソシアネートであることを
    特徴とする請求項3または4に記載のポリウレタンゲ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記ポリオールが、脂肪族多価アルコー
    ル、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール
    およびヒマシ油系ポリオールから選ばれる少なくとも1
    種であることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記
    載のポリウレタンゲル。
  7. 【請求項7】 脂環族有機ポリイソシアネートとポリオ
    ールとを反応させて、硬度が30以下(AskerCに
    準拠)であり、引き裂き強度が0.5MPa以下(JI
    S K 6251に準拠)であり、導電率が10-8(S/cm)
    以下であるポリウレタンゲルを得ることを特徴とするポ
    リウレタンゲルの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記脂環族有機ポリイソシアネートと前
    記ポリオールとのNCO/OH基当量比が、0.80〜
    1.8の範囲にあることを特徴とする請求項7に記載の
    ポリウレタンゲルの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記脂環族有機ポリイソシアネートが、
    下記一般式(II) 【化3】 [式(II)中、mは1〜5の整数、nは1〜5の整数を
    示す]で表される有機ポリイソシアネートであることを
    特徴とする請求項7または8に記載のポリウレタンゲル
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ポリオールが、脂肪族多価アルコ
    ール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
    ルおよびヒマシ油系ポリオールから選ばれる少なくとも
    1種であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに
    記載のポリウレタンゲルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2951049A1 (fr) * 2008-10-17 2011-04-08 Ludovic Alexis Compans Gel polyurethane selon l'invention, destine a amortir et proteger des chocs et pressions, les elements et ou composants electroniques
JP2012172132A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Hitachi Chemical Co Ltd ウレタン樹脂組成物、硬化体及び光半導体装置
JP6162911B1 (ja) * 2017-01-17 2017-07-12 株式会社エスイーシー オイルゲル、これを用いた電子機器保護用の耐圧材料およびオイルゲル形成剤

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