JP2002118929A - グロメットのドア取付構造 - Google Patents

グロメットのドア取付構造

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JP2002118929A
JP2002118929A JP2000309672A JP2000309672A JP2002118929A JP 2002118929 A JP2002118929 A JP 2002118929A JP 2000309672 A JP2000309672 A JP 2000309672A JP 2000309672 A JP2000309672 A JP 2000309672A JP 2002118929 A JP2002118929 A JP 2002118929A
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JP2000309672A
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Masahisa Suzuki
将久 鈴木
Akio Murakami
彰夫 村上
Ryotaro Nakamura
僚太郎 中村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアフレームに取り付けるグロメットの取付
作業性を向上する。 【解決手段】 ドアフレームの端面部12aから室内側
内面部11bにかけて形成された略L形状の凹部12に
グロメット20を嵌合固定するに際し、凹部12の開口
周縁より係止片13A〜13Cを突設する一方、グロメ
ット20には係止片に外嵌する挟持部26A〜26Cを
設け、該挟持部を係止片に外嵌してスライドさせて完全
嵌合位置に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグロメットのドア取
付構造に関し、詳しくは、自動車のドアに配索されるド
アハーネスを、ドアフレームの車体対向側端面に貫通孔
を通すことなく、車体側へと配索するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアに配索されるドアハーネス
は、従来、車体とヒンジ結合されるドアフレームの端面
に貫通孔を設け、ドアハーネスに取り付けたグロメット
を貫通孔に装着してドアから車体へとドアハーネスを配
索し、上記グロメットにより貫通孔からの浸水防止を図
っている。しかしながら、ドア内部からドアハーネスを
上記貫通孔に通し、かつ、該ドアハーネスに取り付けた
グロメットを貫通孔に装着する作業は、ドア内部からの
作業であるため、非常に困難で手数がかかり、作業上の
大きなネックとなっている。
【0003】上記問題に対して、ドアフレームに貫通孔
を設けることなくドアフレームをドア内部より車体側へ
と配索する方法として、ドア・インナーパネルの室内側
内板部より端面板部にかけて略L形状の凹部を設け、該
凹部に沿ってドアハーネスを配索することにより、ドア
フレームの内部から貫通孔へドアハーネスを挿通する作
業およびグロメットを装着する作業を無くすようにした
ものが種々提案されている。
【0004】例えば、実公平2−46438号では、図
7(A)(B)に示すように、略L形状の取付具1、該
取付具1に係止するグロメット2、ケース状のゴム製防
水カバー3とを設け、ドアハーネスW/Hにグロメット
2を取り付けた状態で取付具1にドアハーネスW/Hを
通し、取付具1の通孔1aにグロメット2を通して装着
し、この状態で防水カバー3を被せている。そして、ド
アフレーム4に設けた略L形状の凹部4aに取付具1を
組み付けてボルト孔BHを通してボルトBによりドアフ
レーム4に固定するようにしている。
【0005】上記した構成では、ドアフレーム4に取付
具1を介してグロメット2を固定するためには、取付具
1のボルト孔BHをドアフレーム4のネジ孔に合わせた
後、ボルトBで締め付け固定しなければならず、その取
付作業に手間を要すると共に、ボルト孔BH部分にも防
水処理を施さなければならず構造が複雑化する等の問題
があった。
【0006】本発明は、本発明は上記した問題を解消せ
んとするもので、ボルト等の締め付け手段を用いること
なくグロメットをドアフレームの凹部にワンタッチで取
り付け可能とすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、車体とのヒンジ結合側のドアフレーム
の端面部から室内側内面部にかけて形成された略L形状
の凹部にグロメットを嵌合固定し、室内側内面部から端
面部へとグロメットを通して車体側へとドアハーネスを
配索するグロメットのドア取付構造であって、上記ドア
フレームの端面部の凹部には、その開口端の周縁より凹
部内方へ突出する係止片を突設している一方、上記凹部
開口に嵌合するグロメットの周縁には、上記係止片の両
面に当接する断面コ字形状の挟持部を設けており、係止
片に挟持部を嵌合させた状態でグロメットを凹部の完全
嵌合位置までスライドさせて位置決め保持していること
を特徴とするグロメットのドア取付構造を提供してい
る。
【0008】上記構成によれば、グロメットをドアフレ
ームの凹部に取り付けるに際し、凹部の係止片の室内側
の一端にグロメットの挟持部の室外側の先端を嵌合さ
せ、、係止片に沿ってスライドさせると、挟持部は片は
室内側から室外側へと案内されて、グロメットを凹部の
所要位置に容易に嵌合することができる。挟持部が係止
片の室外側の先端に達すると、グロメットがドアフレー
ムの凹部に完全に嵌合した状態となるため、グロメット
が凹部内で位置決めされることとなる。かつ、この状態
で、係止片の表裏両面が挟持部と面接触して接触圧で、
グロメットは凹部に固定される。このように、凹部の係
止片にグロメットの挟持部を嵌合させてスライドさせる
だけで、ボルト締め等の手間を要することなくグロメッ
トを凹部に嵌合固定でき、グロメットの取付作業を大幅
に向上させることができる。
【0009】上記ドアフレームに設ける係止片は、凹部
の側壁を切り起こして、ドアフレーム表面と同一平面で
連続させて設け、該係止片は凹部の両側部および凹部の
室外側先端部の開口端縁に設けている。また、上記係止
片はウエザーストリップ装着ラインよりも室外側に設け
ている。
【0010】上記のようにドアフレームに設ける係止片
を切り起こしで設けると、ドアフレームの凹部の開口周
縁より別体の係止片を溶接等により突設する必要はな
く、簡単に係止片を設けることができる。また、この係
止片は室内側から室外側にかける凹部の対向する両側壁
の開口端周縁より対向させて突設させているため、グロ
メットの両側が嵌合保持される。さらに、両側より突設
する係止片と直交方向の係止片を、凹部の室外側先端か
らも突設しているため、グロメットの端面部の3辺が凹
部に嵌合保持されることとなり、グロメットは凹部に安
定した状態で位置決め保持される。このように3辺で嵌
合保持され、かつ、これらの係止片と挟持部との接触圧
を大としているため、グロメットは凹部内に強い係止力
で固定される。
【0011】上記グロメットは、上記凹部の開口を覆う
形状としたゴムまたはエラストマーからなり、少なくと
も端面部では金属板をでモールドしていると共に、全周
にシールリップ部を設け、該シールリップ部をドアフレ
ームの凹部の端面部の開口全周縁の表面にシール状態で
当接すると共に、裏面側に段状突出部を設け、該段状突
出部の周縁に係止突起を設け、該係止突起と上記シール
リップ部とで上記断面コ字形状の挟持部を形成している
アウター部材と、ゴムまたはエラストマーからなり、上
記アウター部材の車体対向側の端面部分に設けた貫通穴
に着脱自在に取り付けて突出させるドアハーネス導出用
の蛇腹状筒部と、該蛇腹状筒部の先端に設けた車体係止
部を備えたグロメット本体と、樹脂、ゴムまたはエラス
トマー製で、断面U形状とし、内部に電線群を挿通させ
て上記アウター部材に組み付けてドアフレームの凹部内
に嵌合するインナー部材とから構成している
【0012】上記のように、アウター部材は内部には金
属板をモールド成形により埋設しているため、アウター
部材の剛性が確保されてドアフレームの凹部周縁へのゴ
ムまたはエラストマーからなるシールリップの密着性を
向上を図ることができると同時に係止力を高めることが
できる。なお、アウター部材に蛇腹状筒部と、その先端
の車体係止部とを一体的に成形してもよい。アウター部
材とインナー部材とは別体のものを嵌合係止して組み合
わせており、インナー部材の電線挿通空間でドアハーネ
スを変形させることなくL字状に保持できるようにして
いる。
【0013】また、凹部とグロメットとのシール性を確
保するため、上記凹部の端面部側では、その両側面を斜
面とする一方、上記インナー部材の両側には、ウエザー
ストリップ装着ラインに当たる位置に、外面を斜面とし
たシール用突起を設け、該シール用突起を上記凹部の斜
面の両側面と当接させてシール部としている。
【0014】このように、ウエザーストリップの装着ラ
インにおいて、ドアフレームの凹部とグロメットとの当
接部分を斜面シールとするとシール面積を大としてシー
ル性能を向上でき、ウエザーストリップを越えて浸水が
発生するのを確実に防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1(A)に示すように、車体の左
右両側に取り付けられるドアDRのドアフレームは、金
属製のドア・アウターパネル10とドア・インナーパネ
ル11とからなり、該ドア・インナーパネル11には、
車体(図示せず)とのヒンジ結合側となる車体対向面の
端面部11aから室内側内面11bにかけて略L形状の
凹部12をドアフレームを窪ませて形成している。
【0016】上記ドア・インナーパネル11の室内側内
面11bは枠形状として中央に大きな開口11cを設
け、該開口11cに樹脂製パネル18を嵌合固定してい
る。上記樹脂製パネル18には予め表裏両面にドアハー
ネスW/Hをクランプ(図示せず)で固定すると共に該
ドアハーネスW/Hと接続する各種電装品16を固定し
ており、ドアハーネスW/Hのドア内部側に取り付ける
電線Wは樹脂製パネル18に穿設している通孔18aを
通して外部へ取り出しており、ドアハーネスW/Hを上
記凹部12へまとめて配策している。上記樹脂製パネル
18およびドア・インナーパネル11の室内面側には、
さらに、ドアトリム15を取り付けている。
【0017】上記ドア・インナーパネル11の略L形状
の凹部12は、車体対向側の端面部12aと室内側の側
面部12bとからなる。図2に示すように、凹部12の
両側壁12c、12dを底面12eに向けた互いに近接
する方向に傾斜させた斜面とし、凹部12を断面台形状
の窪みとしている。なお、側面部12bでは、両側壁を
必ずしも傾斜させる必要はなく、断面矩形状の窪みとし
てもよい。
【0018】また、端面部11aに設ける凹部12に
は、図2(A)(B)(C)に示すように、両側壁12
c、12dを切り起こして、凹部内方へ突出した係止片
13A、13Bを設けると共に、室外側先端の側壁12
fも切り起こして係止片13Cを設けている。上記係止
片13Aと13Bとは対向して突出し、係止片13Cは
係止片方13A、13Bに対して直交方向で、凹部12
の開口周縁の3辺に係止片13A、13B、13Cを設
けている。また、これら係止片13A〜13Bは端面部
11aの表面と同一平面として連続させている。かつ、
これら係止片13A〜13Bはウエザーストリップ5の
装着ラインよりも室外側に設けている。
【0019】図1(B)は、上記凹部12に取り付けて
ドアハーネスW/Hを車体側へと導出するグロメット2
0を示し、このグロメット20は、アウター部材22、
グロメット本体21と、インナー部材30とからなる。
【0020】上記アウター部材22は、凹部12の開口
を覆う形状としている。凹部12の端面部12aを覆う
部分は、図3(A)〜(C)に示すように、方形板状を
なし、内部には金属板25をゴムでモールド成形して剛
性を維持している。また、三方の周縁部は端縁へ至るに
従い薄肉となるテーパー状のシールリップ部22aとし
ている。凹部12の側面部12bに対応する側の周縁部
には、金属板25を垂直方向に曲げて外方へ延出させた
側面部分25aを形成している。
【0021】また、凹部12に対面するアウター部材2
2の裏面には、段状突出部22bを設け、該段状突出部
22bの周縁に係止突起22cを設け、表面側のシール
リップ部22aとで断面コ字形状の挟持部26を形成し
ている。この挟持部26はドアフレームの係止片13A
〜13Cと対応する3辺の挟持部26A、26B、26
Cからなる。
【0022】さらに、インナー部材30を係止固定する
ための複数の係止枠25bを金属板25から突設してい
る。複数の係止枠25bは、固定すべきインナー部材3
0の外周に沿った位置に所要間隔毎に突設している。
【0023】さらに、アウター部材22には、ウエザー
ストリップ5の装着ラインLよりも室外側の領域に、ド
アハーネスW/Hの導出口22eを開口している。該導
出口22eに、エラストマー製の別体で成形したグロメ
ット本体21の蛇腹状筒部23の基部を嵌合して固定す
るようにしている。該蛇腹状筒部23の先端に車体係止
部24を設けている。なお、蛇腹状筒部23は基板部2
2と一体成形してもよい。
【0024】インナー部材30は樹脂、ゴムまたはエラ
ストマーからなり、図4(A)(B)に示すように、一
端面に開口部30aを有する断面U形状に成型して、凹
部嵌合部としている。インナー部材30は凹部12の深
さに対応する高さの側壁部30d、30eと、凹部12
の底面12eに当接可能な幅の底部30fを有し、凹部
12内に嵌合する寸法設定としている。また、インナー
部材30の側壁部30d、30eには、ドア・インナー
パネル11に装着されるウエザーストリップ5の装着ラ
インに沿った領域に、凹部12の側壁12c、12dの
斜面に密着状態で当接してシール可能な斜面30bを有
する三角リブ状のシール用突起30cを突設している。
【0025】また、インナー部材30には、凹部12の
側面部12bに沿って配置される舌片30gを底部30
fの端縁から側壁部30d、30eとは反対方向へ向け
て突設している。更に、インナー部材30の側壁部30
d、30eの上部外面には、グロメット本体21のアウ
ター部材22の裏面に突設した係止枠25bに対応し
て、該係止枠25bを抜け止め可能に係止する三角山状
の爪片30hを突設している。
【0026】上記インナー部材30に電線群を通した後
に、アウター部材22に押し当て、係止枠25bを爪片
30hに係合することでアウター部材21とインナー部
材30とを合体させたとき、アウター部材22とインナ
ー部材30の内部空間にてドアハーネスW/Hを収容可
能なL字状の電線挿通空間Sを構成している。
【0027】上記構成からなるグロメット20を介して
ドアハーネスW/Hをドアフレームに取り付けるには、
まず、インナー部材30にドアハーネスW/Hを通した
後、アウター部材22に予め組みつているグロメット本
体21の蛇腹状筒部23にドアハーネスW/Hを通す。
ついで、アウター部材22の裏面にインナー部材30を
宛がって係止枠25bを爪片30hに係止することで両
者を合体する。この状態で、図1(A)に示すように、
ドアハーネスW/Hはインナー部材30とアウター部材
22との間に収容されてL字状に保持された状態とな
る。
【0028】次いで、上記のようにしてドアハーネスW
/Hと一体となったグロメット20を、ドア・インナー
パネル11の凹部12に嵌合するに際し、先ず、図5
(A)に示すように、アウター部材22の挟持部26
A、26Bの先端を係止片13Aと13Bに外嵌し、こ
の状態で、係止片13A、13Bに慴接させながら、室
外側へとスライドさせていく。凹部12にグロメット2
0が完全に嵌合した状態において、係止片13Cに挟持
部26Cが外嵌した状態となり、挿入が停止される。
【0029】上記係止片13A〜13Cと挟持部26A
〜26Cとの接触圧を高めるために、挟持部26の上下
のシールリップ部22aと係止突起22cとの間に空間
は小さくしている。よって、スライド時には、強い力で
押し込んでいるが、3辺の係止片13A〜13Cを挟持
部26A〜26Cで完全に挟持した状態では、3辺が強
固に固定された状態となる。
【0030】また、凹部12にグロメット20が嵌合固
定された状態では、アウター部材22のシールリップ部
22aが凹部12の周縁にシール状態で当接すること
で、ドア内部から水がドアフレームの端面側へと出て、
ウエザーストリップ5側へと浸水するのを防止する。か
つ、係止片13A〜13Cの位置は、グロメット20の
表面に装着されるウエザーストリップ5の装着ラインよ
り室外側に位置しているため、係止片13A〜13Cを
設けたことにより生じる凹部側壁の開口から室内側への
浸水発生を防止できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明きらかなように、本発
明によれば、ドアフレームの端面部から室内側内面部に
かけて形成された略L形状の凹部にグロメットを嵌合固
定するに際し、グロメットに設けた挟持部を凹部の開口
周縁に突設した係止片に嵌合させてスライドさせるのみ
で、グロメットをドアフレームに嵌合固定することがで
きる。よって、グロメットの固定にボルト等の締め付け
具を必要としないので、その取付作業の作業性を向上す
ることができる。
【0032】かつ、上記グロメットの挟持部をドアフレ
ームの係止片の両面に強い接触圧で当接させているた
め、この接触圧による摩擦抵抗でグロメットの挟持部が
ドアフレームの係止片から外れることが防止でき、グロ
メットの係止力が高まり、ボルト止めによることなく、
凹部に強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明のグロメットのドア取付構造
の実施形態を示す斜視図、(B)はグロメットへのドア
ハーネスの組み付け状態を示す斜視図である。
【図2】 (A)はドア・インナーパネルに設けた凹部
の平面図、(B)はI−I線断面図、(C)はII−I
I線断面図である。
【図3】 (A)はグロメット本体における基板部の表
面斜視図、(B)は裏面斜視図、(C)はIII−II
I線断面図である。
【図4】 (A)はインナー部材の表面斜視図、(B)
は裏面斜視図である。
【図5】 (A)(B)は凹部へのグロメットの取付工
程を示す図である。
【図6】 (A)(B)はグロメットと凹部との係止状
態を示す要部断面図である。
【図7】 図5(B)のIV−IV線断面図である。
【図8】 (A)(B)は従来例を示す図である。
【符号の説明】
5 ウエザーストリップ L 装着ライン W/H ドアハーネス 11 ドア・インナーパネル 11a 端面部 11b 室内側内面 12 凹部 13A、13B、13C 係止片 20 グロメット 21 グロメット本体 22 アウター部材 23 蛇腹状筒部 24 車体係止部 25 金属板 26A、26B、26C 挟持部 30 インナー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 3/38 H02G 3/28 F (72)発明者 中村 僚太郎 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5G333 AA07 AA09 AA13 AB16 AB22 AB28 BA01 CB19 DA03 DA21 EA02 EB08 5G363 AA16 BA02 CB08 DC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体とのヒンジ結合側のドアフレームの
    端面部から室内側内面部にかけて形成された略L形状の
    凹部にグロメットを嵌合固定し、室内側内面部から端面
    部へとグロメットを通して車体側へとドアハーネスを配
    索するグロメットのドア取付構造であって、 上記ドアフレームの端面部の凹部には、その開口端の周
    縁より凹部内方へ突出する係止片を突設している一方、 上記凹部開口に嵌合するグロメットの周縁には、上記係
    止片の両面に当接する断面コ字形状の挟持部を設けてお
    り、係止片に挟持部を嵌合させた状態でグロメットを凹
    部の完全嵌合位置までスライドさせて位置決め保持して
    いることを特徴とするグロメットのドア取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ドアフレームに設ける係止片は、凹
    部の側壁を切り起こして、ドアフレーム表面と同一平面
    で連続させて設け、該係止片は凹部の両側部および凹部
    の室外側先端部の開口端縁に設け、かつ、これら係止片
    はウエザーストリップ装着ラインよりも室外側に設けて
    いる請求項1に記載のグロメットのドア取付構造。
  3. 【請求項3】 上記グロメットは、 上記凹部の開口を覆う形状としたゴムまたはエラストマ
    ーからなり、少なくとも端面部では金属板をでモールド
    していると共に、全周にシールリップ部を設け、該シー
    ルリップ部をドアフレームの凹部の端面部の開口全周縁
    の表面にシール状態で当接すると共に、裏面側に段状突
    出部を設け、該段状突出部の周縁に係止突起を設け、該
    係止突起と上記シールリップ部とで上記断面コ字形状の
    挟持部を形成しているアウター部材と、 ゴムまたはエラストマーからなり、上記アウター部材の
    車体対向側の端面部分に設けた貫通穴に着脱自在に取り
    付けて突出させるドアハーネス導出用の蛇腹状筒部と、
    該蛇腹状筒部の先端に設けた車体係止部を備えたグロメ
    ット本体と、 樹脂、ゴムまたはエラストマー製で、断面U形状とし、
    内部に電線群を挿通させて上記アウター部材に組み付け
    てドアフレームの凹部内に嵌合するインナー部材とから
    構成している請求項1または請求項2に記載のグロメッ
    トのドア取付構造。
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