JP2002118382A - 高周波ユニット - Google Patents

高周波ユニット

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JP2002118382A
JP2002118382A JP2000309340A JP2000309340A JP2002118382A JP 2002118382 A JP2002118382 A JP 2002118382A JP 2000309340 A JP2000309340 A JP 2000309340A JP 2000309340 A JP2000309340 A JP 2000309340A JP 2002118382 A JP2002118382 A JP 2002118382A
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JP
Japan
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frequency unit
antenna connector
chassis angle
printed circuit
circuit board
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JP2000309340A
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English (en)
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Masaru Kosaka
優 小坂
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波ユニットのアンテナコネクタのグラウン
ド部分とシャーシアングルとを、高周波信号的に安定し
て接続する。 【解決手段】 回路部品21およびアンテナコネクタ2
2を実装したプリント基板2をシャーシアングル3に収
納するとともに、プリント基板2とシャーシアングル3
とを半田を介して固定し、これらのプリント基板2およ
びシャーシアングル3を表面シールド蓋4および裏面シ
ールド蓋5によって包囲してなる高周波ユニットにおい
て、シャーシアングル3に、アンテナコネクタ22のグ
ラウンド部分に対応して第1の舌片部31を形成し、該
第1の舌片部31をアンテナコネクタ22のグラウンド
部分に半田を介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コードレス電話
機、携帯電話機、データ伝送装置などの高周波信号の送
受信機能を備えた無線通信機器に搭載される高周波ユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コードレス電話機など、高周波
信号の送受信機能を備えた無線通信機器には、高周波ユ
ニットが搭載されている。
【0003】この高周波ユニット11は、図6および図
7に示すように、回路部品121およびアンテナコネク
タ122が実装されたプリント基板12をシャーシアン
グル13に収納し、プリント基板12とシャーシアング
ル13を半田を介して固定し、これらのプリント基板1
2およびシャーシアングル13をシールド構造を形成す
る表面シールド蓋14および裏面シールド蓋15で包囲
して構成したものである。
【0004】ここで、シャーシアングル13には、通信
機器の回路部品が実装されているマザー基板(図示せ
ず)に高周波ユニット11を搭載する際、マザー基板の
グラウンド平面に半田を介して接続することができるよ
うに、複数個の舌片部131が形成されている。そし
て、シャーシアングル13に形成された舌片部131に
対応して、裏面シールド蓋15には、挿通穴15aが形
成されており、前述した舌片部131は、裏面シールド
蓋15の挿通穴15aを貫通して下方に突出されてい
る。
【0005】このような高周波ユニット11において
は、プリント基板12に実装されたアンテナコネクタ1
22と、高周波電力を効率的に空中に放射するためのア
ンテナ(図示せず)とが図示しないケーブルで接続され
ている。したがって、通信機器のマザー基板上に高周波
ユニット11を自由にレイアウトするには、アンテナコ
ネクタ122に接続するケーブルを自由に引き回す必要
がある。このため、プリント基板12のアンテナコネク
タ122近傍には、そのグラウンド部分が位置しないシ
ャーシアングル13が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た高周波ユニット11においては、高周波ユニット11
のアンテナコネクタ122近傍にシャーシアングル13
とのグラウンド部分が存在しないため、アンテナコネク
タ13のグラウンド部分と、通信機器のマザー基板のグ
ラウンド平面に接続されたシャーシアングル13の舌片
部131が、高周波電気信号的には離れて位置すること
になる。この結果、高周波ユニット11から高周波信号
を出力する際、通信機器のマザー基板のグラウンド平面
が高周波ユニット11から出力される高周波信号のグラ
ウンドとして十分に機能せず、高周波ユニット11の電
気的性能が十分に発揮されないおそれがある。
【0007】また、アンテナコネクタ122を実装した
プリント基板12は、機械的な強度を確保してシャーシ
アングル13と固定されていないため、シャーシアング
ル13のプリント基板12を支持する力は弱く、アンテ
ナに接続されたケーブルをアンテナコネクタ122に挿
入する際、その挿入圧力によりプリント基板12に撓み
が発生する場合がある。この場合、撓みが大きくなる
と、アンテナコネクタ122や、アンテナコネクタ12
2近傍に実装された回路部品121が損傷する可能性が
ある。また、ケーブルをアンテナコネクタ122に挿入
する際に、アンテナコネクタ122の許容挿入圧力以上
の圧力を加えなければならないという欠点がある。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、高周波ユニットのアンテナコネクタのグラ
ウンド部分とシャーシアングルとを、高周波信号的に安
定して接続することのできる高周波ユニットを提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回路部品およ
びアンテナコネクタが実装されたプリント基板をシャー
シアングルに収納するとともに、プリント基板とシャー
シアングルとを半田を介して固定し、これらのプリント
基板およびシャーシアングルを表面シールド蓋および裏
面シールド蓋によって包囲してシールド構造を形成して
なる高周波ユニットにおいて、前記シャーシアングルと
アンテナコネクタのグラウンド部分とが近接して電気的
に接続されていることを特徴とするものである。
【0010】本発明によれば、シャーシアングルとアン
テナコネクタのグラウンド部分とが近接して電気的に接
続されていることにより、シャーシアングルとアンテナ
コネクタのグラウンド部分とが高周波信号的に安定して
接続されることになる。
【0011】本発明において、前記シャーシアングルに
は、アンテナコネクタのグラウンド部分に接続可能な第
1の舌片部が形成されていると、シャーシアングルに形
成された第1の舌片部をアンテナコネクタのグラウンド
部分に簡単に接続することができる。
【0012】本発明において、前記第1の舌片部が、プ
リント基板の裏面に設けられたアンテナコネクタのグラ
ウンド部分に接続されていると、第1の舌片部をアンテ
ナコネクタのグラウンド部分に接続した際、シャーシア
ングルにプリント基板が支持されることから、アンテナ
コネクタ実装面側からの挿入圧力に対してプリント基板
に撓みが発生することがなく、アンテナコネクタやその
近傍の回路部品の損傷を確実に防止することができる。
【0013】本発明において、前記シャーシアングルに
は、第1の舌片部に近接して第2の舌片部が形成され、
該第2の舌片部が通信機器のマザー基板のグラウンド平
面に電気的に接続されていると、アンテナコネクタのグ
ラウンド部分がマザー基板の広い面積のグラウンド平面
と近接して接続されることになり、高周波ユニットから
出力される高周波信号のグラウンドとしてマザー基板の
グラウンド平面が確実に機能する。この結果、高周波信
号的に安定したものとなり、高周波ユニットの性能を十
分に発揮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1および図2には、本発明の高周波ユニ
ット1の一実施形態が示されている。
【0016】この高周波ユニット1は、電気回路部品2
1や高周波信号出力端子であるアンテナコネクタ22が
実装されたプリント基板2と、プリント基板2を収納す
るシャーシアングル3と、これらのプリント基板2およ
びシャーシアングル3を包囲してシールド構造を形成す
る表面シールド蓋4および裏面シールド蓋5と、から構
成されている。そして、シャーシアングル3には、プリ
ント基板2に実装されたアンテナコネクタ22のグラウ
ンド部分がプリント基板2の裏面に設けられたことに対
応して、該アンテナコネクタ22のグラウンド部分に接
続することができるように設計された第1の舌片部31
が形成されるとともに、この第1の舌片部31に近接し
て、後述するマザー基板6のグラウンド平面61と高周
波ユニット1とのグラウンド部分となる第2の舌片部3
2が形成されている。また、アンテナコネクタ22の近
傍以外にも、マザー基板6のグラウンド平面61と高周
波ユニット1とのグラウンド部分となる他の舌片部33
が形成されている。
【0017】次に、このように構成された高周波ユニッ
ト1を組み立てる手順について説明する。
【0018】まず、上下反転したシャーシアングル3に
上下反転したプリント基板2を組み込む(図3(a)参
照)。この際、シャーシアングル3の第1の舌片部31
は、プリント基板2の裏面において、アンテナコネクタ
22に対応して設けられたグラウンド部分である半田付
け用ランド221に臨むように設定されている。次い
で、シャーシアングル3に形成された第1の舌片部31
を内方に折り曲げ、第1の舌片部31とプリント基板2
の半田付け用ランド221とを半田sにて接続する(図
3(b)参照)。さらに、詳細には図示しないが、プリ
ント基板2に形成された複数カ所の半田付け用ランドと
シャーシアングル3とを半田にて接続し、固定する。
【0019】この後、固定されたプリント基板2および
シャーシアングル3を包囲して表面シールド蓋4および
裏面シールド蓋5を被せて嵌め込み、高周波ユニット1
の組み立てを完了する。この際、裏面シールド蓋5に
は、シャーシアングル3に形成された第2の舌片部32
および他の舌片部33に対応して挿通孔5a(図2参
照)が形成されており、第2の舌片部32および他の舌
片部33は、裏面シールド蓋5の挿通孔5aから一定長
さ突出されている(図1参照)。
【0020】このような高周波ユニット1は、通信機器
のマザー基板6に搭載される。
【0021】ここで、マザー基板6は、図4に示すよう
に、高周波ユニット1の第2の舌片部32および他の舌
片部33を挿入可能な挿通孔6aが形成されているとと
もに、グラウンド平面61である裏面において、挿通孔
6aの周縁に半田付け用ランド611が形成されてい
る。
【0022】したがって、高周波ユニット1をマザー基
板6に搭載するには、図5に示すように、高周波ユニッ
ト1の舌片部32,33をマザー基板6の挿通孔6aに
挿入し、該舌片部32,33とマザー基板6のグラウン
ド平面61に形成された半田付け用ランド611とを半
田sを介して接続すればよい。
【0023】この結果、高周波ユニット1のプリント基
板2に実装されたアンテナコネクタ22のグラウンド部
分と、シャーシアングル3の第1の舌片部31とが半田
付けされていることにより、シャーシアングル3とアン
テナコネクタ22のグラウンド部分とが高周波信号的に
安定して接続されるとともに、シャーシアングル3にプ
リント基板2はシャーシアングル3に強固に支持される
ことになり、アンテナコネクタ22実装面側からの挿入
圧力に対してプリント基板2に撓みが発生することを確
実に防止することができる。したがって、プリント基板
2の撓みに伴うアンテナコネクタ22やその近傍の回路
部品21の損傷を防止することができる。
【0024】さらに、高周波ユニット1を通信機器のマ
ザー基板6に搭載した場合、高周波ユニット1を構成す
るシャーシアングル3の第2の舌片部32がマザー基板
6の広いグラウンド平面61と半田付けされることによ
り、アンテナコネクタ22のグラウンド部分がマザー基
板6のグラウンド平面61と近接して接続されることに
なり、高周波ユニット1から出力される高周波信号のグ
ラウンドとしてマザー基板6のグラウンド平面61が確
実に機能し、高周波信号的に安定したものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャーシ
アングルとアンテナコネクタのグラウンド部分とが近接
して電気的に接続されていることにより、シャーシアン
グルとアンテナコネクタのグラウンド部分とが高周波信
号的に安定して接続されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波ユニットを一部破断して示す斜
視図である。
【図2】本発明の高周波ユニットの分解斜視図である。
【図3】本発明の高周波ユニットを構成するプリント基
板とシャーシアングルとの接続工程を一部省略して示す
裏面側斜視図である。
【図4】本発明の高周波ユニットを搭載可能な通信機器
のマザー基板の底面図である。
【図5】本発明の高周波ユニットを通信機器のマザー基
板に搭載した状態を示す側面図である。
【図6】従来の高周波ユニットを一部破断して示す斜視
図である。
【図7】従来の高周波ユニットの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 高周波ユニット 2 プリント基板 21 回路部品 22 アンテナコネクタ 3 シャーシアングル 31 第1の舌片部 32 第2の舌片部 33 他の舌片部 4 表面シールド蓋 5 裏面シールド蓋 6 マザー基板 6a 挿通孔 61 グラウンド平面 s 半田

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路部品およびアンテナコネクタが実装
    されたプリント基板をシャーシアングルに収納するとと
    もに、プリント基板とシャーシアングルとを半田を介し
    て固定し、これらのプリント基板およびシャーシアング
    ルを表面シールド蓋および裏面シールド蓋によって包囲
    してシールド構造を形成してなる高周波ユニットにおい
    て、前記シャーシアングルとアンテナコネクタのグラウ
    ンド部分とが近接して電気的に接続されていることを特
    徴とする高周波ユニット。
  2. 【請求項2】 前記シャーシアングルには、アンテナコ
    ネクタのグラウンド部分に接続可能な第1の舌片部が形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の高周波ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 前記第1の舌片部が、プリント基板の裏
    面に設けられたアンテナコネクタのグラウンド部分に接
    続されていることを特徴とする請求項2記載の高周波ユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 前記シャーシアングルには、第1の舌片
    部に近接して第2の舌片部が形成され、該第2の舌片部
    が通信機器のマザー基板のグラウンド平面に電気的に接
    続されていることを特徴とする請求項2記載の高周波ユ
    ニット。
JP2000309340A 2000-10-10 2000-10-10 高周波ユニット Pending JP2002118382A (ja)

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