JP2002117569A - 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置

Info

Publication number
JP2002117569A
JP2002117569A JP2000309052A JP2000309052A JP2002117569A JP 2002117569 A JP2002117569 A JP 2002117569A JP 2000309052 A JP2000309052 A JP 2000309052A JP 2000309052 A JP2000309052 A JP 2000309052A JP 2002117569 A JP2002117569 A JP 2002117569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
wavelength
objective lens
recording medium
optical recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000309052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3827278B2 (ja
Inventor
Masato Kawabata
正人 川端
Toshiaki Katsuma
敏明 勝間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP2000309052A priority Critical patent/JP3827278B2/ja
Priority to US09/968,873 priority patent/US6542314B2/en
Priority to EP01124060A priority patent/EP1197960B1/en
Publication of JP2002117569A publication Critical patent/JP2002117569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3827278B2 publication Critical patent/JP3827278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/139Numerical aperture control means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1372Lenses
    • G11B7/1374Objective lenses
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1392Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration
    • G11B7/13922Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration passive

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズの一方の面に中央部分とは高低差を有
する輪帯部を設けることにより、特別な開口絞りを設け
ることなく、1つのレンズで、開口数および使用波長が
互いに異なる2つの記録媒体に対して記録・再生し得る
コンパクトで低廉な対物レンズを提供する。 【構成】 対物レンズ8の一方の面に、波長λの光に
対して干渉効果により光束の外周部の光量を見かけ上消
失せしめ、波長λの光に対して該外周部の光量をその
まま保持せしめるように作用する輪帯部14を設ける。
該輪帯部14は、該輪帯部14が存在しないと仮定した
場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、該輪帯
部14が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する
光とが所定の条件式を満足するような位相差を発生させ
る段差を有し、かつ段差境界位置の開口数が前記2つの
開口数の間の値を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の記録または
再生がなされる際に、開口数および使用光の波長が互い
に異なる2つの記録媒体に対して、前記使用光を各々所
望の位置に収束させるための光記録媒体用対物レンズに
おいて、各使用光を対応する光記録媒体上に効率良く収
束させることができる対物レンズおよびこれを用いた光
ピックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の光記録媒体が開発されてお
り、複数種の光記録媒体を共用して記録・再生し得る光
ピックアップ装置が知られている。例えば、DVD(デ
ィジタル・バーサタイル・ディスク)とCD−R(追記
型光ディスク)を1つの光ピックアップ装置を用いて記
録・再生する装置が知られている。
【0003】ところで、このような2つの光記録媒体に
おいては、DVDについては、記録密度の向上を図るた
め、例えば650nm程度の可視光を使用することとな
っているのに対し、CD−Rについては、可視光領域の
光に対して感度を有さないため、780nm程度の近赤
外光を使用する必要があり、これら両者に対して共用し
得る光ピックアップ装置では2つの異なる波長の光を照
射光として用いる、いわゆる2波長ビーム方式によるこ
ととなる。
【0004】さらに、上述した例示における2つの光記
録媒体においては、各光記録媒体の特性の違いからそれ
ぞれ開口数を異ならせる必要があり、例えばDVDにつ
いては開口数を0.6とし、CD−Rについては開口数
を0.45としている。このため、従来の光ピックアッ
プ装置では、図11に示すように、光ピックアップ装置
の厚みを薄くするためには、光源からの使用光を反射偏
向するためのミラー51を配置し、そのミラー51と対
物レンズ53との間に、液晶シャッタや波長選択性のあ
るフィルタ等からなる開口絞り52を介在させることに
より、光記録媒体54の種類の相違に対応して開口数を
切り替えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
口絞りを用いたものでは、光ピックアップ装置の構造が
複雑となり、コンパクト化および低廉化の要請に反する
こととなる。特に、ノート型のパーソナルコンピュータ
に使用されるDVDおよびCD−Rの記録・再生装置に
おいては、光ピックアップ装置の厚みを1/10ミリ単
位で薄くしなければならず、開口絞りを用いた光ピック
アップ装置では、その厚みの削減が限界に達していた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
光ピックアップ装置の構造を複雑にすることなく、2つ
の光記録媒体に各々対応した開口数とすることができ
る、コンパクトかつ低廉な光記録媒体用対物レンズおよ
びこれを用いた光ピックアップ装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録媒体用対
物レンズは、上述した目的を達成するため、情報の記録
または再生がなされる際に、第1開口数および第1波長
に対応する第1光記録媒体、および第2開口数および第
2波長に対応する第2光記録媒体に対して、前記使用光
を各々所望の位置に収束させるための光記録媒体用対物
レンズにおいて、前記対物レンズの一方の面に、一方の
波長λの光に対しては干渉効果により光束の外周部の
光量を見かけ上消失せしめ、他方の波長λの光に対し
ては該外周部の光量をそのまま保持せしめるように作用
する輪帯部を設け、該輪帯部は、該輪帯部が存在しない
と仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光
と、該輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通
過する光とが下記条件式(1)、(2)を満足するよう
な位相差を発生させる段差を有し、かつ段差境界位置の
開口数が前記第1および第2の開口数の間の値を有する
ことを特徴とするものである。
【0008】 Δλ1=(2m+1)λ/2+δ・・・ (1) Δλ2=nλ+δ ・・・ (2) ただし、Δλ1:波長λにおいて輪帯部が存在しない
と仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光
と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過
する光との位相差 Δλ2:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定し
た場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、輪帯
部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光と
の位相差 m,n:整数 δ:|δ|<0.2λ δ:|δ|<0.2λ この場合、前記輪帯部は、前記対物レンズ面の中央部が
外周面に対して凹状とされていてもよく、あるいは凸状
とされていても良い。
【0009】このように構成することにより、波長λ
の光に対しては、対物レンズの輪帯部以外を通過した光
と輪帯部を通過した光との位相差が1/2波長の奇数倍
となり、輪帯部以外を通過した光と輪帯部を通過した光
が互いに干渉し合うことにより、その光量が見かけ上消
失する。(雑誌「O plus E」(1992年9月
号)第66頁〜第72頁に掲載の千葉工業大学 電子工
学科 小瀬 輝次著の「特集:実用化が期待される解像
限界克服技術 超解像光学系」に原理的な説明がなされ
ているが、ここでは光の干渉を以って説明する。)
【0010】一方、波長λの光に対しては、輪帯部以
外を通過した光と輪帯部を通過した光との位相差は、波
長の整数倍となり、見かけ上の位相差がなく光束の外周
部においてその光量がそのまま保持される。例えば、C
D−R等のCD系用に使用する波長λを780nmと
し、DVD用に使用する波長λを650nmとした場
合には、CD系用に使用する波長光に対しては光束の外
周部の光量が見かけ上消失し、DVD用に使用する波長
光に対しては光量がそのまま保持される。
【0011】この場合の輪帯部の段差は、例えば、波長
650nmにおいて波長の整数倍の位相差が発生するよ
うにし、780nmにおいて1/2波長の奇数倍の位相
差が発生するようにすると丁度よい。
【0012】なお、輪帯部を通過する光と輪帯部以外を
通過する光との間で光路差が存在すれば両光の間で光を
弱め合う干渉効果が生じるが、ガウスの振幅分布をもっ
た光がレンズに入射するときは、波長λの光に対して
干渉効果を生ぜしめて所望の開口数とするためには、波
長λの光に対しては1/2波長の奇数倍、波長λ
光に対しては波長の整数倍の位相差を発生させるより
は、むしろその位相差を変えたほうがよく、その量はお
よそ2割程度までが許容される。
【0013】また、例えば、CD−R等のCD系用に使
用する波長λに対する開口数を0.45とし、DVD
用に使用する波長λに対する開口数を0.6とした場
合には、輪帯部の境界位置は、開口数NA0.45から
開口数NA0.6の範囲の部分の面積を二等分する位置
が良いと考えられる。
【0014】開口数をNAとし、焦点距離をfとした場
合に開口数NAにおけるレンズ面の面積はπ(NA・
f)となり、したがって、開口数を0.6と0.45
との間で切り替えるための輪帯部の境界位置の開口数を
NAxとすると、 π(0.6×f)−π(NAx×f)=π(NAx
×f)−π(0.45×f) となり、輪帯部の境界位置の開口数NAxは、 NAx=(((0.6)+(0.45))×(1/2))1/2 ≒0.53 となる。
【0015】すなわち、開口数が約0.53となる位置
に輪帯部の境界を設けることにより、波長780nmの
光に対しては、輪帯部を通過した光と輪帯部以外を通過
した光との位相差が1/2波長の奇数倍となるため両光
が互いに干渉し合い、光束の外周部の光量を見かけ上消
失せしめて開口数が0.45相当となる。一方、波長6
50nmの光に対しては、輪帯部を通過した光と輪帯部
以外を通過した光との見かけ上の位相差がないので、対
物レンズの開口数がそのまま反映されて、その開口数は
0.6となる。
【0016】なお、上述したように例えば、レンズの開
口数をCD−R等のCD系の場合には0.45とし、D
VDの場合には、0.6とした場合には、輪帯部14
は、中央部との境界位置とは逆の、外側に位置するもう
一方の境界位置が開口数0.6となる位置から外側、す
なわち開口数の大きい値から外側に存在するような凹
状、または凸状の輪帯であっても良いし、外側の境界位
置がレンズのコバ面まで存在しない輪帯であっても良い
ものとする。
【0017】また、本発明の光ピックアップ装置は、上
記光記録媒体用対物レンズを備えていることを特徴とす
るものである。なお、特開平10−26726号公報に
は、光源側の面に輪帯部を設けた対物レンズが開示され
ているが、これは単一波長光源を対象とした光ピックア
ップ用の対物レンズである。
【0018】また、同公報記載の対物レンズは、DVD
用の光学系をCD系用に使用した場合に生じる大きな波
面収差を減少させることを目的としたものである。すな
わち、同公報記載の対物レンズは、二波長光源に対応し
たものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。まず、図9を用いて本発明の実
施形態に係る光記録媒体用対物レンズを用いた光ピック
アップ装置について説明する。
【0020】この光ピックアップ装置では、図9に示す
ように、LD電源1からの電力供給により半導体レーザ
3、4から出力されたレーザ光11がハーフミラー6に
より反射され、コリメータレンズ7により略平行光とさ
れ、対物レンズ8により収束光とされて光ディスク9の
記録領域10上に照射される。なお、半導体レーザ3
は、CD−R(追記型光ディスク)等のCD系用の、波
長780nm(λ)程度の近赤外域のレーザ光を出力
する光源であり、半導体レーザ4は、DVD(ディジタ
ル・バーサタイル・ディスク)用の、例えば波長650
nm(λ)の可視域のレーザ光を出力する光源であ
り、プリズム5を介していずれかの半導体レーザ3、4
から出力されたレーザ光11がハーフミラー6に照射さ
れるようになっている。また、LD電源1と半導体レー
ザ3、4との間には切替スイッチ2が配されており、こ
の切替スイッチ2の操作によりいずれかの半導体レーザ
3、4に電力が供給されるようになっている。さらに、
対物レンズ8の光源側には、絞り12が配設されてい
る。
【0021】上記記録領域10には信号情報を担持した
ピットがトラック状に配列されるようになっており、こ
の記録領域10からの上記レーザ光11の反射光は信号
情報を担持した状態で対物レンズ8およびコリメータレ
ンズ7を介してハーフミラー6に入射し、このハーフミ
ラー6を透過して4分割のフォトダイオード13に入射
する。このフォトダイオード13では、分割された4つ
のダイオード位置の各受光量を演算してデータ信号、お
よびフォーカスとトラッキングの各エラー信号を得る。
【0022】なお、ハーフミラー6は光ディスク9から
の戻り光の光路に対して45°傾いた状態で挿入されて
いるのでシリンドリカルレンズと同等の作用をなし、こ
のハーフミラー6を透過した光ビームは非点収差を有す
ることとなり、4分割のフォトダイオード13上におけ
るこの戻り光のビームスポットの形状に応じてフォーカ
スのエラー量が決定されることとなる。なお、上記コリ
メータレンズ7は状況に応じて省略することも可能であ
り、さらに半導体レーザ3、4とハーフミラー6との間
にグレーティングを挿入して3ビームによりトラッキン
グエラーを検出することも可能である。
【0023】このように本実施形態の光ピックアップ装
置では、CD−R(CD系)とDVDのいずれの光ディ
スク9についても信号の記録・再生が可能となるように
構成されている。なお、CD−R(CD系),DVDは
共にPC(ポリカーボネート)からなる保護板を有して
いる。
【0024】ところで、上記CD−Rは幾何学的厚みが
1.2mmに規格統一されており、屈折率が1.55の
ものが多く使用されており、上記DVDは幾何学的厚み
が0.6mm、屈折率が1.58のものが多く使用され
ている。また、これらの光ディスク9はそれぞれ異なる
開口数で使用されており、これらいずれの光ディスク9
についても適切な開口数を確保するため、対物レンズ8
の光源側の面に、中央部分とは高低差を有する輪帯部1
4を形成している。
【0025】この輪帯部14は、波長780nm
(λ)の光に対しては、輪帯部14が存在しないと仮
定した場合にその輪帯部に相当する位置を通過する光と
輪帯部が存在する場合にその輪帯部の形成位置を通過す
る光との位相差を(2m+1)*波長/2(ただし、m
は整数、以下同様)として、光束の外周部において輪帯
部14以外を通過する光と輪帯部14を通過する光が互
いに干渉し合うことにより、その光量を見かけ上消失さ
せるとともに、波長650nm(λ)の光に対して
は、輪帯部14以外を通過する光と輪帯部14を通過す
る光との見かけ上の位相差をなくし、光束の外周部にお
いてその光量をそのまま保持するような段差を有してい
る。
【0026】輪帯部を通過する光と輪帯部以外を通過す
る光との間で光路差が存在すれば両光の間で光を弱め合
う干渉効果が生じるが、ガウスの振幅分布をもった光が
レンズに入射するときには、波長λの光に対して干渉
効果を生ぜしめて所望の開口数とするためには、波長λ
の光に対しては1/2波長の奇数倍、波長λの光に
対しては1/2波長の偶数倍の位相差を発生させるより
は、むしろその位相差を若干変えた方が良く、その許容
量はおよそ2割程度とされる。
【0027】また、波長780nm(λ)と波長65
0nm(λ)に対する開口数を互いに異ならせるため
には、レンズ面の中央部と輪帯部14の境界位置の開口
数が、上記各波長のそれぞれ必要とする開口数の間の値
となるように設定される。
【0028】例えば、波長780nm(λ)の光に対
する開口数を0.45とし、波長650nm(λ)の
光に対する開口数を0.6とすると、開口数が約0.5
3となる位置に輪帯部14の境界を設け、その外周側を
輪帯部14とすることにより、波長780nm(λ
の光に対しては、輪帯部14を通過した光とそれよりも
中央部を通過した光との位相差が1/2波長の奇数倍で
あるため両光が互いに干渉し合い、光束の外周部の光量
を見かけ上消失せしめて開口数を0.45相当としてい
る。一方、波長650nm(λ)の光に対しては、輪
帯部14を通過する光と中央部を通過する光との見かけ
上の位相差が生じないため、元々の対物レンズの開口数
(0.6)がそのまま反映される。
【0029】このような輪帯部14を設けることによ
り、DVDが所定位置(ターンテーブル上)に配されて
その記録・再生が行われる場合には、半導体レーザ4か
らの波長650nm(λ)のレーザ光11がコリメー
タレンズ7により略平行光とされた状態で対物レンズ8
に入射することになるが、入射するレーザ光11は、輪
帯部14の存在に影響されることなく開口数を0.6と
して、対物レンズ8によりDVDの記録面上に収束せし
められることになる。
【0030】一方、CD−R(CD系)が所定位置(タ
ーンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる
場合には、コリメータレンズ7の焦点位置からずらした
位置に配置された半導体レーザ3からの波長780nm
(λ)のレーザ光11がやや発散された状態で対物レ
ンズ8に入射することになるが、入射するレーザ光11
は、輪帯部14によりその外周部の光束が干渉効果によ
り見かけ上消失して開口数が0.45相当となり、対物
レンズ8によりCD−R(CD系)の記録面上に収束せ
しめられることになる。以下、上述した対物レンズ8を
実施例1,2により具体的に説明する。
【0031】
【実施例】<実施例1>実施例1に係る対物レンズ8
は、図1に示すように、光源側の面の外周部に、凹状と
された輪帯部14を有している。なお、図1では説明の
便宜上、段差を強調して示している。以下図2乃至図4
および図9乃至図10にも同様の要領で段差が示されて
いる。また、図中、Xは光軸を示す(以下、図2〜4に
おいて同じ)。
【0032】また、図2(a)に示すように、DVD9
aが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録
・再生が行われる場合には、波長650nm(λ)の
レーザ光が略平行光とされた状態で対物レンズ8に入射
することになるが、入射するレーザ光は、輪帯部14の
存在に影響されることなく開口数が0.6となり、対物
レンズ8によりDVD9aの記録面上に収束せしめられ
る。
【0033】一方、図2(b)に示すように、CD−R
9bが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記
録・再生が行われる場合には、波長780nm(λ
のレーザ光がやや発散された状態で対物レンズ8に入射
することになるが、入射するレーザ光は、輪帯部14に
よりその外周部の光束が干渉作用により見かけ上消失し
て開口数が0.45相当となり、対物レンズ8によりC
D−R9bの記録面上に収束せしめられる。実施例1に
係る対物レンズ8は、両面がともに下記非球面式で表さ
れる非球面とされている。
【0034】
【数1】
【0035】下記表1に、実施例1に係る対物レンズ8
のレンズデータ(曲率半径R、λ=650nm、780
nmに対する面間隔Dおよびλ=650nm、780n
mに対する屈折率N)を示す。また、下記表2に、実施
例1に係る対物レンズ8の各非球面の非球面係数を示
す。さらに、下記表3に、光記録媒体としてDVDおよ
びCD−R(CD系)をセットした各場合における、使
用波長、ディスク厚、ディスク屈折率と、実施例1に係
る対物レンズ8の焦点距離、絞り径、開口数および光源
位置の各値を示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】<実施例2>実施例2に係る対物レンズ8
は、図3に示すように、光源側の面の外周部に、凸状と
なった輪帯部14を有している。また、図4(a)に示
すように、DVD9aが所定位置(ターンテーブル上)
に配されてその記録・再生が行われる場合には、波長6
50nm(λ)のレーザ光が略平行光とされた状態で
対物レンズ8に入射することになるが、入射するレーザ
光は、輪帯部14の存在に影響されることなく開口数が
0.6となり、対物レンズ8によりDVD9aの記録面
上に収束せしめられる。
【0040】一方、図4(b)に示すように、CD−R
9bが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記
録・再生が行われる場合には、波長780nm(λ
のレーザ光がやや発散された状態で対物レンズ8に入射
することになるが、入射するレーザ光は、輪帯部14に
よりその外周部の光束が干渉作用により見かけ上消失し
て開口数が0.45相当となり、対物レンズ8によりC
D−R9bの記録面上に収束せしめられる。実施例2に
係る対物レンズ8は、両面がともに上記非球面式で表さ
れる非球面とされている。
【0041】下記表4に、実施例2に係る対物レンズ8
のレンズデータ(曲率半径R、λ=650nm、780
nmに対する面間隔Dおよびλ=650nm、780n
mに対する屈折率N)を示す。また、下記表5に、実施
例2に係る対物レンズ8の各非球面の非球面係数を示
す。さらに、下記表6に、光記録媒体としてDVDおよ
びCD−R(CD系)をセットした各場合における、使
用波長、ディスク厚、ディスク屈折率と、実施例2に係
る対物レンズ8の焦点距離、絞り径、開口数および光源
位置の各値を示す。
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】
【表6】
【0045】図5,6は、それぞれ上記実施例1,2に
係る対物レンズの波面収差図を示すものである。この波
面収差図から明らかなように、上記実施例1,2に係る
対物レンズをDVDおよびCD−R(CD系)のいずれ
に使用した場合も、レンズ面の中央部と輪帯部14の境
界位置に所定の位相差が発生していることがわかる。
【0046】また、図7,8は、それぞれ上記実施例
1,2に係る対物レンズで集光した光のビームプロファ
イルを示すものである。また、図12は、従来の対物レ
ンズで集光した光のビームプロファイルを示すものであ
る。図7,8,12から明らかなように、上記実施例
1,2に係る対物レンズ8は、NA0.6またはNA
0.45となるように開口絞りを設けた従来の対物レン
ズとほぼ同様のビームプロファイルとされている。
【0047】また、上記実施例1の対物レンズを光ピッ
クアップ装置に用いると、図10に示すように、光源か
らの使用光を反射偏向するためのミラー21と対物レン
ズ8との間に、液晶シャッタや波長選択性のあるフィル
タ等からなる開口絞りを介在させる必要が無くなり、装
置が小型化するとともにその構造が単純となる。図示し
ないが、上記実施例2の対物レンズを光ピックアップ装
置に使用した場合も同様の効果を奏することができる。
【0048】なお、本発明の対物レンズとしては上述し
た実施形態のものに限られず種々の態様の変更が可能で
あり、レンズを形成する材料としては、例えばプラスチ
ック材料を使用することができる。
【0049】また、光源側のレンズ面に輪帯部を設けて
いるが、ディスク側のレンズ面に輪帯部を設けても良
い。
【0050】また、波長を650nmと780nmの組
み合わせとしているが、この波長の組み合わせに限られ
ず、他の異なる2種類の波長の組み合わせとすることも
できる。同様に例えば、ディスク厚が同じであっても、
使用条件として波長が異なり、レンズの明るさ(NA)
を変更する必要がある光学系に対して、本発明を応用す
ることができる。
【0051】また、本実施例では波長650nmの光に
おいて平行光とし、波長780nmの光において、発散
光とする例を示したが、これに限定されることなく、い
ずれか一方の波長の光に対して見かけ上の開口数NAを
変えることができる。
【0052】また、本発明の光ピックアップ装置におい
て、記録・再生対象となる光記録媒体はDVDおよびC
D−R(CD系)に限られず、使用波長および開口数の
仕様が互いに異なる2つの光記録媒体を共通の光ピック
アップ装置で記録・再生する場合に適用することができ
る。
【0053】また、上記実施形態に係る光ピックアップ
装置は互いに異なる波長の光を出力する各光源を設けて
いるが、これに代えて2つの異なる波長の光を出力し得
る1つの光源を設けるようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の光記録
媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装
置では、対物レンズの一方の面に、一方の波長λの光
に対しては光束の外周部の光量を干渉効果により見かけ
上消失せしめ、他方の波長λの光に対しては該光量を
そのまま保持せしめるように作用する輪帯部を設けてい
る。
【0055】したがって、従来の光記録媒体用対物レン
ズや光ピックアップ装置のように、光源からの使用光を
反射するためのミラーと対物レンズとの間に、液晶シャ
ッタや波長選択性のあるフィルタ等からなる開口絞りを
介在させる必要が無くなり、光ピックアップ装置の厚み
を薄くすることができるので、特に、ノート型のパーソ
ナルコンピュータに使用されるDVDおよびCD−Rの
記録・再生装置として最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る対物レンズの概略図
【図2】本発明の実施例1に係る対物レンズをDVDに
用いた場合を示す概略図(a)およびCD−Rに用いた
場合を示す概略図(b)
【図3】本発明の実施例2に係る対物レンズの概略図
【図4】本発明の実施例2に係る対物レンズをDVDに
用いた場合を示す概略図(a)およびCD−Rに用いた
場合を示す概略図(b)
【図5】本発明の実施例1に係る対物レンズをDVDに
用いた場合の波面収差図(a)およびCD−Rに用いた
場合の波面収差図(b)
【図6】本発明の実施例2に係る対物レンズをDVDに
用いた場合の波面収差図(a)およびCD−Rに用いた
場合の波面収差図(b)
【図7】本発明の実施例1に係る対物レンズにおいて、
650nmの光を集光した場合のビームプロファイル
(a)および780nmの光を集光した場合のビームプ
ロファイル(b)
【図8】本発明の実施例2に係る対物レンズにおいて、
650nmの光を集光した場合のビームプロファイル
(a)および780nmの光を集光した場合のビームプ
ロファイル(b)
【図9】本発明の実施形態に係る光ピックアップ装置を
示す概略図
【図10】本発明の実施例1に係る対物レンズを用いた
光ピックアップ装置の一部を示す概略図
【図11】従来の光ピックアップ装置の一部を示す概略
【図12】従来の対物レンズにおいて、開口数が0.6
の対物レンズで集光した場合のビームプロファイル
(a)および開口数が0.45の対物レンズで集光した
場合のビームプロファイル(b)
【符号の説明】
1 LD光源 2 切替スイッチ 3,4 半導体レーザ 5 プリズム 6 ハーフミラー 7 コリメータレンズ 8 対物レンズ 9 光ディスク 10 記録領域 11 レーザ光 12 絞り 13 フォトダイオード 14 輪帯部 21 ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA13 PA01 PA17 PB01 QA02 QA07 QA14 QA34 RA05 RA12 RA13 RA32 5D119 AA04 BA01 BB03 EC47 FA05 FA08 JA44 JB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記録または再生がなされる際に、
    第1開口数および第1波長に対応する第1光記録媒体、
    ならびに第2開口数および第2波長に対応する第2光記
    録媒体に対して、前記使用光を各々所望の位置に収束さ
    せるための光記録媒体用対物レンズにおいて、 前記対物レンズの一方の面に、一方の波長λの光に対
    しては干渉効果により光束の外周部の光量を見かけ上消
    失せしめ、他方の波長λの光に対しては該外周部の光
    量をそのまま保持せしめるように作用する輪帯部を設
    け、 該輪帯部は、該輪帯部が存在しないと仮定した場合に該
    輪帯部に相当する位置を通過する光と、該輪帯部が存在
    する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光とが下記条
    件式(1)、(2)を満足するような位相差を発生させ
    る段差を有し、 かつ段差境界位置の開口数が前記第1および第2の開口
    数の間の値を有することを特徴とする光記録媒体用対物
    レンズ。 Δλ1=(2m+1)λ/2+δ・・・ (1) Δλ2=nλ+δ ・・・ (2) ただし、Δλ1:波長λにおいて輪帯部が存在しない
    と仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光
    と、 輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する
    光との位相差 Δλ2:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定し
    た場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、 輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する
    光との位相差 m,n:整数 δ:|δ|<0.2λ δ:|δ|<0.2λ
  2. 【請求項2】 前記輪帯部は、前記対物レンズ面の中央
    部が外周面に対して凹状とされていることを特徴とする
    請求項1記載の光記録媒体用対物レンズ。
  3. 【請求項3】 前記輪帯部は、前記対物レンズ面の中央
    部が外周面に対して凸状とされていることを特徴とする
    請求項1記載の光記録媒体用対物レンズ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちのいずれか1項記載
    の光記録媒体用対物レンズを備えていることを特徴とす
    る光ピックアップ装置。
JP2000309052A 2000-10-10 2000-10-10 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置 Expired - Fee Related JP3827278B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000309052A JP3827278B2 (ja) 2000-10-10 2000-10-10 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置
US09/968,873 US6542314B2 (en) 2000-10-10 2001-10-03 Objective lens for optical recording media and optical pickup apparatus using the same
EP01124060A EP1197960B1 (en) 2000-10-10 2001-10-09 Objective lens for optical recording media and optical pickup apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000309052A JP3827278B2 (ja) 2000-10-10 2000-10-10 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002117569A true JP2002117569A (ja) 2002-04-19
JP3827278B2 JP3827278B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=18789276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000309052A Expired - Fee Related JP3827278B2 (ja) 2000-10-10 2000-10-10 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6542314B2 (ja)
EP (1) EP1197960B1 (ja)
JP (1) JP3827278B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100416677C (zh) * 2002-12-04 2008-09-03 皇家飞利浦电子股份有限公司 物镜和使用这种物镜的扫描装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4001471B2 (ja) * 2001-08-13 2007-10-31 株式会社エンプラス 撮像レンズ
JP2003344759A (ja) * 2002-05-30 2003-12-03 Fuji Photo Optical Co Ltd 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置
US6661582B1 (en) * 2002-06-11 2003-12-09 Nortel Networks Limited Optical transmitter and anamorphic lens therefor

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1109164B1 (en) * 1995-06-05 2005-12-07 Nec Corporation Optical head apparatus for different types of disks
JP4006032B2 (ja) * 1995-12-28 2007-11-14 株式会社日立製作所 対物レンズおよび光ヘッド
JP3531024B2 (ja) 1996-07-10 2004-05-24 コニカミノルタホールディングス株式会社 光情報記録媒体の記録及び/又は再生用光学系及び対物レンズ
EP1909272A3 (en) * 1997-03-13 2009-03-04 Hitachi Maxell, Ltd. Compatible objective lens
KR100209918B1 (ko) * 1997-03-28 1999-07-15 윤종용 홀로그램형링렌즈를 사용하여 cd-r과 호환하는 dvd용 광픽업
KR100514323B1 (ko) * 1997-12-05 2005-12-08 삼성전자주식회사 복수의광디스크를호환하는대물렌즈를구비한광픽업
JP2000260049A (ja) * 1999-03-08 2000-09-22 Asahi Optical Co Ltd 光ディスク装置の光学系
US6771435B2 (en) * 2000-10-02 2004-08-03 Konica Corporation Optical element, metal die, and cutting tool
KR100809494B1 (ko) * 2000-10-03 2008-03-04 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 광학주사장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100416677C (zh) * 2002-12-04 2008-09-03 皇家飞利浦电子股份有限公司 物镜和使用这种物镜的扫描装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1197960A3 (en) 2006-01-25
US6542314B2 (en) 2003-04-01
US20020063972A1 (en) 2002-05-30
EP1197960B1 (en) 2010-04-07
EP1197960A2 (en) 2002-04-17
JP3827278B2 (ja) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW525158B (en) Objective lens and optical head using the same
EP1184856B1 (en) Optical pickup comprising an aberration correction element
US6343058B1 (en) Optical pickup device applicable to two kinds of recording media with minimized deterioration of a beam spot
EP0780838B1 (en) Optical pickup apparatus, objective lens and converging optical system for optical pickup and optical disk apparatus
JP2001043559A (ja) 光ヘッド及び光ディスク装置
EP0921521A2 (en) Optical pickup using objective lens compatible with a plurality of optical disks
US20080080357A1 (en) Objective lens element with peripheral diffraction structure and central phase step structure for optical disks and optical head device incorporating the same
JP2768665B2 (ja) 対物レンズ装置及びこれを採用した光ピックアップ装置
JP2002006210A (ja) 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置
KR100509493B1 (ko) 호환형 광픽업
JPH10188322A (ja) 光ヘッド
JP2003344759A (ja) 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置
JP3827278B2 (ja) 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置
JPH0434740A (ja) 光学ヘッド
JP4391026B2 (ja) 2波長用開口制限フィルタおよびこれを用いた光ピックアップ装置
US20040218503A1 (en) Objective optical element and optical pickup device
JP2001043553A (ja) 光ピックアップ及びそれを用いた光学的情報再生装置
JP4279485B2 (ja) 対物レンズおよび光ピックアップ装置
JP2010198717A (ja) 対物レンズ、光ピックアップ及び光ディスク装置
KR100251458B1 (ko) 복수의 광디스크를 호환하는 대물렌즈를 구비한 광픽업
KR20050085652A (ko) 광학매체에 저장된 데이터를 판독 및/또는 기록하는 광학헤드를 갖는 장치와 이 장치와 관련된 방법
JP4329329B2 (ja) 光学素子及び光ピックアップ装置
US20110188367A1 (en) Optical pickup device
JP2002050067A (ja) 光ピックアップ装置用対物レンズ及び光ピックアップ装置
JP2000215500A (ja) 光ピックアップ装置および対物レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130714

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees