JP2002117285A - 発振器の受注・製造システム、このシステムの制御方法、事業者サーバおよび制御データ書込装置 - Google Patents

発振器の受注・製造システム、このシステムの制御方法、事業者サーバおよび制御データ書込装置

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JP2002117285A
JP2002117285A JP2000309643A JP2000309643A JP2002117285A JP 2002117285 A JP2002117285 A JP 2002117285A JP 2000309643 A JP2000309643 A JP 2000309643A JP 2000309643 A JP2000309643 A JP 2000309643A JP 2002117285 A JP2002117285 A JP 2002117285A
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Toshihiko Kano
俊彦 加納
Yoshio Morita
喜夫 森田
Takeya Kodaira
健也 小平
Hideaki Kato
秀明 加藤
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発振器の受注から製造までの期間を短縮し
て、ユーザに発振器を早期に納品することが可能とな
る。 【解決手段】 事業所毎にブランク発振器300´が用
意され、このブランク発振器300´に制御データを書
込むことにより、発振器300が製造される。事業者サ
ーバ100は、ユーザ端末10からの注文を受信する
と、発振器の引渡に適した事業所を確定し、この事業所
にデータを送信する。この事業所に設定されたデータ書
込装置200は、データに基づいた制御データを生成
し、ブランク発振器300´に制御データを書込んで、
発振器300を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの指定した
周波数の発振器を受注・製造する発振器の受注・製造シ
ステム、このシステムの制御方法、このシステムまたは
方法に用いられる事業者サーバおよび制御データ書込装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザは、必要とする仕様の発振
器を注文する場合、各仕様を記載した情報を事業者宛に
ファックス等により送信する。事業者では、次のような
手順で発振器の受注・製造を行っていた。 ユーザが必要とする周波数等の注文データをファック
ス等で受信 この注文データの周波数に対応した水晶発振子等の発
振源を製造 この発振源に対応した回路の設計 発振源と回路とを組み立てて発振器を製造 製造された発振器をユーザ宛に配送 これにより、ユーザは、必要とする発振器を入手してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
る発振器の受注・製造手順では、ユーザの注文を受注し
てから発振源を設計、製造していたため、受注から納品
までに時間が掛かってしまう、という問題がある。
【0004】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
のであり、発振器の受注から製造完了までの期間を短縮
することのできる発振器の受注・製造システムおよびそ
の制御方法、このシステムまたは方法に用いられる事業
者サーバおよび制御データ書込装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ユーザが要求する仕様に応
じた発振器を受注・製造する発振器の受注・製造システ
ムであって、ネットワークを介して送信された所望の発
振周波数を含む注文データおよびユーザに対する前記発
振器の引渡先を含むユーザデータを受信し、複数の場所
に設置された制御データ書込装置のうち、前記注文デー
タまたはユーザデータに基づいて受注に適した場所に設
置された制御データ書込装置を選択すると共に、選択さ
れた前記制御データ書込装置に前記注文データおよびユ
ーザデータを送信する事業者サーバと、制御データが書
込まれることにより当該制御データに対応した発振動作
を行う発振器に対し、受信された前記注文データから制
御データを生成すると共に、前記制御データを前記発振
器に前記書込む制御データ書込装置と、を備えたことを
特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記注文データ
は、前記発振器の表面にマーキングされる文字、図形ま
たは模様に対応したマーキングデータを含み、前記制御
データ書込装置に隣接して設置されたマーキング装置に
よって、前記発振器の表面に前記マーキングデータに基
づいた文字、図形または模様をマーキングすることを特
徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記マーキングデ
ータは印刷データであり、前記マーキング装置は印刷装
置であることを特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記マーキングデ
ータは刻印データであり、前記マーキング装置は刻印装
置であることを特徴としている。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記事業者サーバ
は、選択された前記制御データ書込装置における納期に
関する情報に基づいて発振器がユーザに納品される時期
を前記ユーザ端末に通知することを特徴としている。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記納期に関する
情報は、選択された前記制御データ書込装置と前記発振
器の引渡先との距離、前記制御データ書込装置に用意さ
れた発振器の数、または配送に費やされる費用であるこ
とを特徴としている。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記事業者サーバ
は、前記周波数を含む注文データに基づき、ユーザが必
要とする発振周波数を発生する発振器が製造可能である
か否かを判定することを特徴としている。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記事業者サーバ
は、前記各制御データ書込装置毎に用意された制御デー
タが書込まれる発振器の数を記憶する記憶手段を備え、
前記発振器の在庫管理を行うことを特徴としている。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
振器の受注・製造システムにおいて、前記事業者サーバ
は、前記注文データおよびユーザデータを順次記憶更新
する記憶手段を備え、顧客管理を行うことを特徴として
いる。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発振器の受注・製造システムにおいて、前記注文データ
は、前記発振器の形状または材料を含むデータであるこ
とを特徴としている。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
発振器の受注・製造システムにおいて、前記注文データ
は、前記発振器を起動させるとき、発振周波数を有する
出力を発生させるときの波形の状態を表す機能を含むデ
ータであることを特徴としている。
【0016】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
発振器の受注・製造システムにおいて、前記注文データ
は、電源電圧を含むデータであることを特徴としてい
る。
【0017】請求項13記載の発明は、請求項1記載の
発振器の受注・製造システムにおいて、前記注文データ
は、温度周波数安定度を含むデータであることを特徴と
している。
【0018】請求項14記載の発明は、請求項1記載の
発振器の受注・製造システムにおいて、前記注文データ
は、注文する発振器の個数を含むデータであることを特
徴としている。
【0019】請求項15記載の発明は、ユーザが要求す
る仕様に応じた発振器を受注・製造する発振器の受注・
製造システムの制御方法であって、ネットワークを介し
て送信された所望の発振周波数を含む注文データおよび
ユーザに対する前記発振器の引渡先を含むユーザデータ
を受信するステップと、複数の場所に設置された制御デ
ータ書込装置のうち、前記注文データまたはユーザデー
タに基づいて受注に適した場所に設置された制御データ
書込装置を選択するステップと、選択された前記制御デ
ータ書込装置に注文データおよびユーザデータを送信す
るステップと、前記制御データ書込装置によって、制御
データが書込まれることにより当該制御データに対応し
た発振動作を行う発振器に対し、受信された前記注文デ
ータから制御データを生成すると共に、前記制御データ
を前記発振器に書込むステップと、を備えたことを特徴
としている。
【0020】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発振器の受注・製造システムの制御方法において、前
記注文データは、前記発振器の表面にマーキングされる
文字、図形または模様に対応したマーキングデータを含
み、前記制御データ書込装置に隣接して設置されたマー
キング装置によって、前記発振器の表面に前記マーキン
グデータに基づいた文字、図形または模様をマーキング
するステップを設けたことを特徴している。
【0021】請求項17記載の発明は、ネットワークを
介して送信された所望の発振周波数を含む注文データと
発振器の引渡先を含むユーザデータを受信する事業者サ
ーバであって、制御データが書込まれることにより当該
制御データに対応した発振動作を行う発振器に対し、受
信された前記注文データから制御データを生成すると共
に、前記制御データを前記発振器に書込む制御データ書
込装置をそれぞれ備えた複数の事業所に対応付けた管理
エリアを事業所管理データとして記憶した事業所管理デ
ータ記憶手段と、前記ユーザデータと前記事業所管理デ
ータとに基づいて受注に適した事業所を複数の事業所か
ら選択する事業所選択手段と、選択された事業所に前記
注文データおよびユーザデータを送信するデータ送信手
段とを、備えたことを特徴としている。
【0022】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の事業者サーバにおいて、選択された前記事業所におけ
る納期に関する情報に基づいて発振器がユーザに納品さ
れる時期を前記ユーザ端末に通知することを特徴として
いる。
【0023】請求項19記載の発明は、請求項17記載
の事業者サーバにおいて、前記納期に関する情報は、選
択された前記事業所と前記発振器の引渡先との距離、前
記制御データ書込装置に用意された発振器の数、または
配送に費やされる費用であることを特徴としている。
【0024】請求項20記載の発明は、請求項17記載
の事業者サーバにおいて、前記周波数を含む注文データ
に基づき、ユーザが必要とする発振周波数を発生する発
振器が製造可能であるか否かを判定することを特徴とし
ている。
【0025】請求項21記載の発明は、請求項17記載
の事業者サーバにおいて、前記各事業所毎に用意された
制御データが書込まれる発振器の数を記憶する記憶手段
を備え、前記発振器の在庫管理を行うことを特徴として
いる。
【0026】請求項22記載の発明は、請求項17記載
の事業者サーバにおいて、前記注文データおよびユーザ
データを順次記憶更新する記憶手段を備え、顧客管理を
行うことを特徴としている。
【0027】請求項23記載の発明は、各事業所に設置
され、注文データを受信する機能を備え、制御データが
書込まれることにより、当該制御データに対応した発振
動作を行う発振器に対し、少なくとも前記注文データか
ら制御データを生成すると共に、前記制御データを前記
発振器に書込む制御データ書込装置であって、圧電振動
子の共振周波数を調整した基準発振周波数の基準信号を
出力する可変容量手段と、前記基準信号を分周および/
または逓倍して出力周波数の出力信号を得る周波数制御
手段と、前記可変容量手段および周波数制御手段の制御
データが記憶可能なメモリと、を有する発振器の制御デ
ータ書込装置において、前記発振器の端子を接続する発
振器接続部と、前記発振器の出力目標となる所望の発振
周波数を少なくとも含む特性データを送信された注文デ
ータから生成する特性データ生成部と、基準発振周波数
に対して前記目標となる発振周波数が得られるように前
記周波数制御手段を制御する第1の制御データを生成す
る第1の制御データ生成部と、前記圧電振動子の共振周
波数に対し前記基準発振周波数が得られるように前記可
変容量手段を制御する第2の制御データを生成する第2
の制御データ生成部と、前記第1および第2の制御デー
タを前記メモリに書込むデータ書込制御部と、を備えた
ことを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。
【0029】[1] 第1実施形態 [1・1] 第1実施形態の大略構成 図1は、第1実施形態による発振器の受注・製造システ
ムの概略図である。この受注・製造システムは、ユーザ
が送信した注文に従って発振器の受注・製造を行うシス
テムである。発振器の受注・製造システムは、インター
ネット1000に接続された事業者サーバ100と、こ
の事業者サーバ100にLAN(Local Area Network)或
いはWan(Wide Area Network)を介して接続された制
御データ書込装置200A,200B,・・・,200
N(全体として、制御データ書込装置200という)と
によって大略構成されている。なお、事業者サーバ10
0と制御データ書込装置200との間はインターネット
によって接続してもよい。
【0030】また、インターネット1000には複数の
ユーザ端末10(1台のみ図示)が接続され、ユーザは
このユーザ端末10を操作することにより、発振器の発
注を行うようになっている。
【0031】さらに、制御データ書込装置200A,2
00B,・・・,200Nは、事業者から認定された事
業所A,B,・・・,Nに対して設置されるものであ
る。これらの事業所は、具体的には、図4に示すよう
に、新宿事業所、多摩事業所、大宮事業所、入間事業所
等であり、それぞれの事業所毎に管理エリアが割り当て
られている。また、各事業所には予め素子が作り込ま
れ、制御データが書込まれることにより、この制御デー
タに対応した発振動作を行うブランク発振器300´が
数種類用意されている。制御データ書込装置200は、
この発振器300´に所望の仕様に対応する制御データ
を書込むことにより、実際に動作する発振器300を製
造する。本実施形態では、便宜上、制御データが書込ま
れる前の発振器をブランク発振器300´とし、制御デ
ータが書込まれた後の発振器300と区別するものとす
る。
【0032】[1・2] ユーザ端末10の構成 次に、ユーザ端末10の構成について、図2を参照しつ
つ説明する。このユーザ端末10は、会社或いは個人宅
等に設置されているパーソナルコンピュータ(以下、パ
ソコン)である。ユーザ端末10は、CPU11と、R
OM(Read Only Memory)12と、RAM(Random
Access Memory)13と、キーボードおよびマウス等の
入力装置14と、モニタ15と、インターネット100
0に接続されるモデム16とを備えて構成されている。
なお、本実施形態では、発振器を発注する者をユーザと
称する。
【0033】ROM12は読み出し専用のプログラムメ
モリであり、CPU11はROM12から読出した制御
プログラムを実行する。RAM13は、CPU11が各
種制御プログラムを実行する際のワークエリアとして用
いられるものである。
【0034】そして、ユーザは、ユーザ端末10の入力
装置14を操作して事業者サーバ100からのWebペ
ージをモニタ15を介して参照し、ユーザデータおよび
注文データを入力する。これにより、ユーザ端末10
は、これらのデータをインターネット1000を介して
事業者サーバ100に送信する。
【0035】[1・3] 事業者サーバ100の構成 事業者サーバ100の構成について、図3ないし図5に
基づいて説明する。この事業者サーバ100は、CPU
101と、ROM102と、RAM103と、キーボー
ドおよびマウス等の入力装置104と、モニタ105
と、インターネット1000に接続されるモデム106
と、LANに接続されるモデム107と、各種データを
記憶するデータベース(DB)108とを備えて構成さ
れている。
【0036】また、DB108には、図4に示す事業所
管理データ110、図5に示すブランク発振器300´
の在庫管理データ120、顧客データ等が記憶されてい
る。事業所管理データ110は、事業所毎に割当られた
管理エリアが記憶されたものである。事業所管理データ
110は、具体的には、図4のように、新宿事業所が東
京23区、多摩事業所が多摩地区、大宮事業所が埼玉東
地区、入間事業所が埼玉西地区といった具合である。在
庫管理データ120は、各事業所毎に用意されたブラン
ク発振器300´の種類毎の個数を記憶したものであ
る。在庫管理データ120は、具体的には、図5のよう
に、各事業所毎に用意されたパッケージJAの個数、パ
ッケージJCの個数、パッケージJFの個数、パッケー
ジDBの個数、パッケージDCの個数、パッケージCA
の個数を各事業所毎に記憶したものである。これらのパ
ッケージの詳細については、後述するものとする。
【0037】また、事業者サーバ100は、ユーザデー
タおよび注文データをユーザ端末10から受信すること
により、後述するユーザ登録、ユーザが希望する周波数
を発生する発振器が製造できるか否かの周波数判定処
理、ユーザに発振器を引き渡すのに最適な事業所を確定
する事業所確定処理、さらに顧客管理処理、事業所のブ
ランク発振器300´の個数を管理する在庫管理処理等
を行うようになっている。
【0038】[1・4] 発振器300の構成 次に、発振器300の構成を図6に基づいて説明する。
発振器300は、基準発振源310と、周波数制御回路
320と、バッファ330と、ROM340と、コント
ローラ350とを具備して構成されている。
【0039】ここで、基準発振源310は、水晶発振子
等の振動子311と、基準発振源310の合成容量を変
えて振動子311の共振周波数を調整する容量アレイ或
いは可変容量ダイオード(バリキャップ)等の可変容量
部312とを備えている。そして、可変容量部312
は、その容量を可変させることにより、基準発振源31
0から発生する基準信号の基準発振周波数fcを変化さ
せるものである。
【0040】また、周波数制御回路320は、プログラ
マブルデバイダ(リファレンスデバイダ:RD)321
と、プログラマブルデバイダ(フィードバックデバイ
ダ:FD)322と、PLL回路324と、プログラマ
ブルデバイダ(アウトプットデバイダ:OD)323と
を備えている。ここで、RD321は、基準発振源41
0から出力された発振信号の発振周波数fcをN分周す
るものである。FD322は、PLL回路324から出
力された信号の周波数をM分周するものである。PLL
回路324は、FD322によってM分周された信号に
よってRD321から出力された信号の周波数をM逓倍
するものである。OD323は、PLL回路324から
出力された信号の周波数をX分周するものである。この
周波数制御回路320に入力された基準発振周波数fc
の基準信号は、出力周波数f0に調整された出力信号と
して、バッファ330を通って出力端子foutから出
力される。さらに、基準発振源310の出力は周波数制
御回路320を経由せずに、バッファ330に接続され
ている。これにより、未調整または調整後の基準発振周
波数fcを有する基準信号は、直接バッファ330に供
給されることになる。
【0041】また、ROM340には、可変容量部31
2の設定値(第2の制御データ)および周波数制御回路
320の設定値(第1の制御データ)等を記憶するもの
である。コントローラ350は、このROM340への
データの書込み制御を行うものであり、このコントロー
ラ350は、制御端子OEに入力されるイネーブル信号
によって書込みモードに設定されるようになっている。
【0042】このように、ブランク発振器300´は、
制御データ書込装置200によってROM340に制御
データが書込まれることにより、この制御データに対応
した発振動作を行う発振器300になる。
【0043】一方、発振器300の形状は、大きくSM
D(Surface Mounting Device)型およびDIP(Dual Inl
ine Package)型に分けられる。本実施形態では、これら
の型について、例えばパッケージJA、パッケージJ
C、パッケージJF、パッケージDB、パッケージD
C、パッケージCAの6種類に分けている。
【0044】より具体的には、パッケージJAは14×
9.8〔mm〕のSMD型プラスチックパッケージ、パ
ッケージJCは10.5×5〔mm〕のSMD型パラス
チックパッケージ、パッケージJFは7×5〔mm〕の
SMD型プラスチックパッケージ、パッケージDBはフ
ルサイズのDIP型パッケージ、パッケージDCはハー
フサイズのDIP型パッケージ、パッケージCAは7×
5〔mm〕のSMD型セラミックパッケージである。
【0045】[1・5] 制御データ書込装置200 [1・5・1] 制御データ書込装置200の構成 次に、本実施形態に係る制御データ書込装置200の構
成について、図7および図8を参照しつつ説明する。制
御データ書込装置200は、ブランク発振器300´が
装着されるホルダ211を備えた専用の発振器接続ユニ
ット210と、事業者サーバ100からLANを介して
送信された注文データから発振器300で実現したい特
性を設定し、それに合わせて発振器300のROM34
0に書込む制御データを演算するアプリケーションプロ
グラムを起動するパーソナルコンピュータ(パソコン)
220とを備えている。また、ホルダ211の近傍に
は、ブランク発振器300´の自動供給装置(図示せ
ず)が設置されている。この自動供給装置は、6種類の
ブランク発振器300´が異なったカセットに常時準備
され、注文データ中のパッケージデータに対応したパッ
ケージのブランク発振器300´をホルダ211に供給
するものである。
【0046】パソコン220は、CPU221と、RO
M222と、RAM223と、キーボードおよびマウス
等の入力装置224と、モニタ225と、LANに接続
されるモデム226と、発振器接続ユニット210に接
続されるインターフェース227と、配送シートまたは
請求書等を印刷するプリンタ228とを具備して構成さ
れている。そして、パソコン220のROM222に
は、制御データの書込み動作を行わせる動作プログラム
等が格納され、CPU221はROM222から読出し
た動作プログラムを実行することにより、発振器接続ユ
ニット210を介して制御データをブランク発振器30
0´のROM340に書込ませるものである。RAM2
23は、CPU221が各種プログラムを実行する際の
ワークエリアとして用いられるものである。
【0047】図8は、制御データ書込装置200の機能
ブロック図を示している。接続ユニット210は、電力
系統230と、データ制御ブロック235と、周波数測
定ブロック236とを備え、これらの電力系統230、
データ制御ブロック235および周波数測定ブロック2
36は、コントローラ237およびケーブル238を介
してパソコン220に接続されている。
【0048】ここで、電力系統230は、発振器300
の電力用の端子VddおよびGNDに対して動作用の電
力を供給するものであり、発振器300に供給される電
力をデジタル的に制御するようになっている。
【0049】この電力系統230は、D/A変換部23
1、電流増幅部232および電流測定部233を備えて
いる。電流測定部232からの測定結果を後述するパソ
コン220のデータ取得部245で演算させることによ
り、発振器300の消費電力を測定する。さらに、デー
タ取得部245は、所定の極性の電圧が印加されている
にも拘わらず消費電力が測定できないといった状態を検
知した場合、ホルダ211に対して発振器300が接続
不良であると判定することも可能になっている。また、
電力系統230は、発振器300の制御端子OEの電圧
を制御する機能を備え、発振器300のROM340に
対するデータの書込みおよび読み込みの制御を行う。
【0050】データ制御ブロック235は、発振器30
0の制御端子OEおよび出力端子foutを介してRO
M340に対してデータの読み書きを行うものである。
また、データ制御ブロック235は、発振器300への
書込み波形の監視機能を備え、ROM340のデータが
消失したり、ROM340自体が破壊されないように波
形が所定の電圧および時間の範囲に入るように制御され
ている。周波数測定ブロック236は、出力端子fou
tを介して未調整状態の発振周波数および調整後の出力
周波数を測定するものである。
【0051】一方、パソコン220は、特性設定部24
1、分周値設定部242、容量値設定部243、データ
書込部244およびデータ取得部245の各機能を備え
たアプリケーションソフトウェアを動作制御するように
なっている。特性設定部241は、受信された注文デー
タから発振器300で得たい出力周波数、精度ランク、
型式および機能(ST、OE、STZ)等の特性情報を
設定するものである。分周値設定部242は、発振器3
00の周波数制御回路320の各プログラムデバイダR
D321、FD322およびOD323にセットする分
周値(第1の制御データ)を設定するものである。容量
値設定部243は、発振器300の容量アレイなどの可
変容量部312の設定値(第2の制御データ)を設定す
るものである。データ書込部244は、設定されたデー
タを発振器300のROM340に書込むものである。
データ取得部245は、上述した接続ユニット210を
コントローラ246を介して制御し、ROM340に予
め記憶された識別情報などのデータを取得し、発振周波
数および出力周波数を取得するものである。また、特性
設定部241で設定された内容、データ書込部244で
書込まれる制御データ等はパソコン220のRAM22
3に記憶される。
【0052】[1・5・2] 制御データ書込装置20
0の動作 ここで、制御データ書込装置200の動作を、図7の制
御データ書込装置200の構成図、図8の機能ブロック
図、さらに図9および図10のフローチャートに基づい
て説明する。
【0053】この処理開始に当たって、ブランク発振器
300´の制御端子OEにはイネーブル信号が供給さ
れ、ブランク発振器300´を書込みモードにする。デ
ータ取得部245は、発振器300の可変容量部312
が未調整のときの発振周波数fcおよび可変容量部31
2の初期値Ciを含めた初期データを取得する(ステッ
プSc1)。なお、この初期データを取得するステップ
Sc1では、電力系統230を用いて誤装着のチェック
も行われるようになっている。従って、早い段階で誤装
着等のヒューマンエラーをチェックする機能を有するの
で、発振器300がその方向を間違えてカセットにセッ
トされた場合でも、警告して書込みを禁止する。これに
より、発振器300や制御データ書込装置200の破損
をなくし、書込み作業が容易となり、その効率が向上す
る。また、初期データを取得するステップSc1では、
既に制御データが書込まれた発振器であるか否かの判別
も行うことができ、このような発振器への上書きを防止
することも可能となる。次に、データ取得部245は、
注文データから発振器300の出力目標となる出力周波
数f0を含む特性データを設定する処理を行う(ステッ
プSc2)。
【0054】ここで、図10にこの特性データ設定処理
の一例を示して説明する。まず、CPU221は、後述
する処理によって事業者サーバ100から制御データ書
込装置200のRAM223に記憶された注文データを
読出し(ステップSd1)、制御データを書込むブラン
ク発振器300´の製品名を設定する(ステップSd
2)。次に、CPU221は、注文データからパッケー
ジを設定する。このパッケージを設定する(ステップS
d3)。これにより、ブランク発振器300´に備えら
れている振動子311の情報などの制御データを決める
上で必要な諸データを予め設定することが可能となる。
これらの発振器およびそのパッケージなどの個々の発振
器300の識別情報は、各々の発振器300のROM3
20に製造段階で書込んでおき、ステップSc1の初期
データの取得時に、自動的にアプリケーションソフト上
に読み取ることも可能である。
【0055】次に、CPU221は、所望の出力周波数
f0を設定し(ステップSd4)、さらに機能を設定す
る(ステップSd5)。ここで、機能とは、基準発振源
310とPLL回路324を作動させたまま出力端子f
outをハイインピーダンスにするOE機能、基準発振
源310およびPLL回路324を停止して出力端子f
outを低レベルにするST機能、出力端子foutを
低レベルにする代わりにハイインピーダンスにするST
Z機能などである。また、発振器300は、上記の機能
を開始する命令を受けたとき、発振周期が完了した後に
発振動作開始させる同期停止あるいは命令と同時に発振
動作を開始させる非同期停止などの設定が可能となる。
【0056】また、CPU221は、所望の出力周波数
f0に対する許容レベル(精度ランク)を設定し(ステ
ップSd6)、電源電圧を設定し(ステップSd7)、
図9のステップSc3にリターンされる。なお、特性デ
ータ設定処理は、この処理のみでなく、発振器300の
電圧やデューティを設定し、出力波形デューティをCM
OS用あるいはTTL用などに設定したり、高精度か低
消費電力かを設定したり、PLL出力を高くするか低く
するかを設定したりすることも可能である。さらに、出
力側に接続されるバッファの数を設定し、発振器300
を高駆動能力仕様にするか、或いは低消費電力仕様にす
るかの設定も可能である。例えば、バッファ数を多くす
ると、駆動能力は高まるが、消費電力や放射ノイズが増
大することになる。
【0057】次に、図9に戻って、分周値設定部242
は、発振周波数fc或いは出力周波数f0に基づき基準
となる発振周波数(基準周波数)frを設定し、この基
準周波数frに対して目標となる出力周波数f0が得ら
れるように周波数制御回路320を制御する第1の制御
データ(プログラマブルデバイダ321、322および
323の分周値N、MおよびX)を導出する(ステップ
Sc3)。さらに、容量値設定部243は、振動子31
1の共振周波数に対し基準周波数frが得られるように
可変容量部312を制御する第2の制御データ(C調整
値)Coを導出する(ステップSc4)。
【0058】そして、データ書込部244は、第1およ
び第2の制御データ、さらにST、OEあるいはSTZ
などの機能情報を含めたデータを発振器300のROM
340に書込み(ステップSc5)、一連の処理を終了
する。なお、このステップSc5以降に、再びデータ取
得部245を用いてROM340に書込んだ制御データ
を確認したり、発振器300の出力周波数および消費電
力を含めた測定を行って発振器の検査を行うことも可能
である。
【0059】このように、制御データ書込装置200で
は、事業者サーバ100から制御データ書込装置200
に送信される注文データに従って制御データを生成し、
この制御データをブランク発振器300´のROM34
0に書込むことができる。これによって、制御データ書
込装置200は、ユーザが必要とする出力周波数f0の
発振動作を行う発振器300を製造することになる。
【0060】[1・6] 発振器の受注・製造システ
ムの動作 次に、本実施形態に係る発振器の受注・製造システムの
概略処理を、図11のフローチャートに基づいて説明す
る。まず、発振器を必要とするユーザは、ユーザ端末1
0の入力装置14を操作し、インターネット1000を
介して事業者サーバ100にアクセスする(ステップS
a1)。この際、ユーザのID(或いはIPアドレス)
を送信する。事業者端末100はIDを確認し、既に登
録されているユーザであるか否かを判定する(ステップ
Sa2)。ここで、未だに登録されていないユーザであ
る場合には(ステップSa2;NO)、登録画面のデー
タをユーザ端末10に向けて送信する(ステップSa
3)。
【0061】そして、ユーザ端末10のモニタ15に
は、図12に示すような画面が表示される。ユーザは、
この画面の表示に従って、会社名・部署、名前、電話番
号、郵便番号、住所、メールアドレス、目的・用途等の
ユーザデータを、入力装置14を用いて入力する。デー
タ入力後、ユーザ端末10は、ユーザが画面上の選択ボ
タン「go」、「reset」のうち、「go」を選択した場
合、この画面に入力されたユーザデータを事業者サーバ
100に向けて送信する(ステップSa4)。なお、郵
便番号、住所は、会社、個人宅の住所のみでなく、発振
器を必要としている引渡先のデータであってもよい。
【0062】事業者サーバ100は、受信したユーザデ
ータをDB108の顧客データベースに記憶する(ステ
ップSa5)。一方、事業者サーバ100は、アクセス
したユーザが既に登録されたユーザである場合には(ス
テップSa2;YES)、ステップSa3〜Sa5の処
理を省略してステップSa6以降の処理を行う。
【0063】次に、事業者サーバ100は、注文画面の
データをユーザ端末10に向けて送信する(ステップS
a6)。そして、ユーザ端末10のモニタ15には、図
13に示すような画面が表示される。ユーザは、この画
面の表示に従って、発振器の注文データを入力装置14
を用いて入力する。具体的には、パッケージの選択、機
能の選択、周波数精度の選択、設定周波数、電源電圧、
優先特性、コスト、納期等である。例えば、パッケージ
の選択においては、右側に位置した「▽」(プルダウン
メニューボタン)をマウスのポインタでクリックしてメ
ニューを展開することにより、図14に示すように、6
種類のパッケージが表示される。そして、マウスのポイ
ンタで選択することによってパッケージを選択する。ま
た、機能のOE Mode、Standby Modeの選択、周波
数精度の選択、電源電圧の選択、優先特性の選択におい
ては、項目の左側に設けられたラジオボタンをマウスの
ポインタによってクリックすることによって、選択され
る。その他の入力については、キーボードによって数字
が入力される。データ入力後、ユーザ端末10は、ユー
ザが画面上の選択ボタン「go」、「reset」のうち、「g
o」を選択した場合、この画面に入力された注文データ
を事業者サーバ100に向けて送信する(ステップSa
7)。
【0064】事業者サーバ100は、受信した注文デー
タのうち周波数データを抽出し、この周波数を有する出
力信号を発生する発振器が製造可能であるか否かの判定
処理を行う(ステップSa8)。本実施形態では、この
判定処理については、予め事業者サーバ100のDB1
08に記憶されたデータによって行うため、その詳細に
ついての説明を省略するものとする。事業者サーバ10
0は、周波数判定処理の判定結果をユーザ端末10に送
信する(ステップSa9)。ユーザ端末10のモニタ1
5には、「OK」、「NG」が表示される。ユーザは、
この結果を見て、発振器の注文を行うか否かを改めて検
討し、注文を行う場合には、発注を示す信号をユーザ端
末10から事業者サーバ100に送信する(ステップS
a10)。さらに、事業者サーバ100は、この発注信
号を受けて、事業所確定処理を行う(ステップSa1
1)
【0065】ここで、事業所確定処理を、図15のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、事業者サーバ1
00のCPU101は、先にDB108に記憶されたユ
ーザのユーザデータから住所データを抽出する(ステッ
プSb1)。次に、CPU101は、DB108から予
め記憶された事業所管理データ110を読出し(ステッ
プSb2)、住所データと管理エリアとを照合させて最
適な事業所を選択する(ステップSb3)。さらに、C
PU101は、選択された事業所とユーザの指定した届
け先住所との距離から配達に要する日時を算出して納期
データを作成する(ステップSb4)。なお、納期デー
タは、選択された事業所における発振器の在庫、配送費
用等、事業所における納期に関わる情報に基づいて決め
てもよい。そして、CPU101は、納期データをユー
ザ端末10に送信する(ステップSb5)。このよう
に、事業所確定処理では、ユーザの最も適した事業所を
選択すると共に、納期を通知する。
【0066】なお、この事業所確定処理を周波数判定処
理と共に行って、判定結果と共に納期データをユーザ端
末に送信するようにしてもよい。これにより、ユーザが
発振器の製造を発注するか否かの判断を行うための基準
材料を増やすことも可能である。この場合、ステップS
a10は仮発注であり、ユーザは送信される納期データ
(ステップSb5)を確認した上で、正式な発注を行え
ばよい。
【0067】次に、図11に戻って、事業者サーバ10
0は、注文データ+ユーザデータをLANを介して選択
された事業所の制御データ書込装置200に送信する
(ステップSa12)。制御データ書込装置200は、
注文データ+ユーザデータをモデム226で受信し、こ
れらのデータをRAM223に記憶する。制御データ書
込装置200は、注文データ+ユーザデータが受信され
ることにより、前述した制御データ書込処理を行う(ス
テップSa13)。これにより、ブランク発振器300
´のROM340に制御データを書込み、ユーザが要求
する仕様に応じた発振器300を製造する。
【0068】次に、制御データ書込装置200はRAM
223に記憶されたユーザデータから郵便番号データと
住所データを読出し、プリンタ228によって配送シー
トに宛名を印刷する(ステップSa14)。そして、発
振器300が梱包された箱に配送シートを貼り付け、配
送する。これにより、ユーザの元に発振器300が配送
される。この際、発振器300の金額を印刷した請求書
を同時に発行するようにしてもよい。
【0069】また、事業者サーバ100は顧客管理処理
を行っている(ステップSa15)。この顧客管理処理
は、ユーザ端末10から送信されたユーザデータおよび
注文データをDB108に順次記憶し、この記憶したデ
ータから製造された発振器300の個数、周波数、ユー
ザの情報等を管理するものである。
【0070】さらに、事業者サーバ100は在庫管理処
理を行っている(ステップSa16)。この在庫管理処
理は、DB108に記憶されている在庫管理データ(図
5参照)によって、各事業所毎に用意されているブラン
ク発振器300´の種類毎の個数を管理するものであ
る。これにより、例えば、各事業所に100個ずつのブ
ランク発振器300´が用意されるように、製造元(図
示せず)からブランク発振器300´が配送され、常に
一定の個数が確保される。
【0071】[1・7] 第1実施形態の効果 このように、本実施形態による発振器の受注・製造シス
テムでは、ユーザ端末10から送信される注文データに
基づいて、ユーザが必要とする発振器を製造する。この
システムに用いられる発振器は、ユーザが指定した引取
先に近い事業所に予め用意されたブランク発振器300
´に、制御データを書込むことによって製造される。こ
の結果、事業者サーバ100がユーザ端末10からの注
文データを受けてから発振器300が製造されるまでの
時間を短縮でき、発注から納品までの期間を大幅に短縮
することが可能となる。しかも、各事業所に設置された
制御データ書込装置200は、事業者サーバ100から
の注文データに基づいて自動的にブランク発振器300
´のROM340に制御データを書込むものである。こ
れにより、注文の受注から発振器の製造に亘る工程には
人為的な処理が不要になり、人為的なミスをなくすこと
ができ、信頼性を高めることができる。
【0072】[2] 第2実施形態 本実施形態による発振器の受注・製造システムの特徴
は、発振器のパッケージにユーザの指定した文字、図形
または模様を印刷する点にある。なお、前述した第1実
施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明
を省略するものとする。
【0073】[2・1] 第2実施形態の大略構成 図16は、第2実施形態による発振器の受注・製造シス
テムの概略図である。この受注・製造システムは、イン
ターネット1000に接続された事業者サーバ100
と、この事業者サーバ100にLAN(Local Area Netw
ork)或いはWan(Wide Area Network)を介して接続さ
れた制御データ書込装置200A,200B・・・20
0N(全体として、制御データ書込装置200という)
と、この制御データ書込装置200に接続された印刷装
置400とによって大略構成されている。
【0074】印刷装置400は、注文データ中の文字デ
ータを受けて、この文字データに対応した文字等を発振
器300のパッケージに印刷するものである。
【0075】[2・2] 第2実施形態の動作 次に、本実施形態に係る発振器の受注・製造システムの
概略処理を、図17に基づいて説明する。この処理にお
いても、前述した第1実施形態と同様の処理の説明を省
略するものとする。本実施形態では、印刷装置400に
よって発振器300のパッケージに文字印刷を施すため
に、その文字に対応した印刷データを注文画面でユーザ
に入力してもらう必要がある。このため、その際の注文
データの入力画面は、図18のようになる。注文データ
入力画面の下側には、ユーザが印刷して欲しい文字を入
力する欄を設ける。この欄には、ユーザが入力装置14
を操作して文字が入力される。例えば、ユーザ名、周波
数等である。そして、この印刷データを含む注文データ
をユーザ端末10はインターネット1000を介して事
業者サーバ100に送信する(ステップSa7)。その
後、第1実施形態と同様の処理を行って、制御データ書
込装置200がブランク発振器300´に制御データを
書込んだ後、制御データ書込装置200は注文データか
ら印刷データを抽出し、この印刷データを印刷装置40
0に送信する(ステップSa21)。印刷装置400
は、この印刷データを受けて、印刷データに対応した文
字等を発振器300のパッケージに印刷する処理を行う
(ステップSa22)。
【0076】このように、本実施形態による発振器の受
注・製造システムでは、ユーザが指定した文字を発振器
300のパッケージに印刷することができ、外観が独創
的な発振器を製造することが可能となる。
【0077】なお、本実施形態では、文字等を発振器3
00のパッケージに印刷するものとして述べたが、本発
明はこれに限らず、レーザ加工機や彫刻機等を用いて文
字、図形または模様を刻印することも可能である。さら
に、直接パッケージに印刷するのみでなく、文字、図形
または模様を印刷したシートをパッケージに貼着しても
よく、要は発振器300のパッケージにマーキングでき
るものであればよい。
【0078】[3] 変形例 以上、本発明に係る実施形態について説明したが、上記
実施形態は本発明の一例であり、本発明の趣旨の範囲内
で任意に変形可能であり、以下のような変形例が考えら
れる。
【0079】[3・1] 変形例1 前記各実施形態では、日本国内において発振器を受注・
製造する場合について述べたが、本発明は国内に限るこ
となく、世界的な規模で行うことが可能である。図19
は、外国においても発振器の受注・製造を行う場合の概
略構成図である。事業所サーバ100は、ユーザ群との
間で、Web画面、言語選択、選択された言語による画
面表示、諸入力、事業所の確定、発注確認を行う。事業
所サーバ100には、選択された言語に変換するため
に、ユーザが使用する言語に合わせた変換機能を備えて
いる。また、事業所群は、具体的には極東の事業所、ア
メリカ西部の事業所、欧州の事業所、中近東の事業所・
・・関東の事業所といった具合であり、ユーザ群は、具
体的にはタイのユーザ、アメリカ西部のユーザ、ドイツ
のユーザ、サウジアラビアのユーザ・・・東京のユーザ
といった具合である。事業所サーバ100は、事業所群
の各事業所が管理するエリアを事業所管理データとして
記憶しており、このデータに基づいてユーザに対応した
事業所を選択する。このように、外国においても、事業
者によって認定された事業所に予め発振器300を用意
しておくことにより、発振器の発注からの納品までの期
間を大幅に短縮することが可能となる。
【0080】[3・2] 変形例2 前記各実施形態では、発振器300の個数については記
載していないが、個数についても、注文データに記載し
て、その個数に合わせて製造することも可能である。例
えば、あるユーザがパッケージJAの発振器を10個発
注した場合、引渡先に適した事業所がAであったとす
る。しかし、この事業所Aには、パッケージJAのブラ
ンク発振器300´の在庫が不足していた場合には、事
業者サーバ100は、他の事業所に製造・発送を委託す
るようにしてもよい。
【0081】さらに、決済については、特に言及してい
ないが、予めユーザ登録時にキーを送付して、このキー
を使ってクレジット番号をユーザ端末10から事業所サ
ーバ100に送信し、クレジットによる引き落としで
も、納品後における振り込みによって決済するようにし
てもよい。
【0082】[3・3] 変形例3 前記各実施形態では、ブランク発振器300´は、PL
L回路324を有するプログラマブル発振器として構成
したが、本発明はこれに限らず、他の回路構成からなる
発振器であってもよく、要は制御データを記憶すること
によって発振動作の仕様を変化させることのできる発振
器であればよい。
【0083】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る発
振器の受注・製造システムでは、発振器の受注から製造
完了までの期間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態による発振器の受注・製造シス
テムを示す概略図である。
【図2】 同実施形態に用いられるユーザ端末のブロッ
ク図である。
【図3】 同実施形態に用いられる事業者サーバのブロ
ック図である。
【図4】 データベースに記憶される事業所管理データ
を示す図である。
【図5】 データベースに記憶される在庫管理データを
示す図である。
【図6】 同実施形態に用いられる発振器の構成を示す
ブロック図である。
【図7】 同実施形態に用いられる制御データ書込装置
のブロック図である。
【図8】 同制御データ書込装置の機能ブロック図であ
る。
【図9】 制御データ書込装置による制御データ書込処
理を示す流れ図である。
【図10】 制御データ書込装置による特性データ設定
処理を示す流れ図である。
【図11】 同実施形態による発振器の受注・製造シス
テムの処理動作を示すシーケンスチャートである。
【図12】 ユーザ登録画面を示す図である。
【図13】 注文データ入力画面を示す図である。
【図14】 図13に続く注文データ入力画面を示す図
である。
【図15】 事業者サーバによる事業所確定処理を示す
流れ図である。
【図16】 第2実施形態による発振器の受注・製造シ
ステムを示す概略図である。
【図17】 同実施形態による発振器の受注・製造シス
テムの処理動作を示すシーケンスチャートである。
【図18】 注文データ入力画面を示す図である。
【図19】 変形例による発振器の受注・製造システム
を示す概略図である。
【符号の説明】
100・・・事業者サーバ 200・・・制御データ書込装置 210・・・発振器接続ユニット 211・・・ホルダ 220・・・パソコン 300・・・発振器 300´・・・ブランク発振器 310・・・基準発振源 320・・・周波数制御回路 330・・・バッファ 340・・・ROM 350・・・コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 健也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 加藤 秀明 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC05 CC10 DD01 FF01 GG02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが要求する仕様に応じた発振器を
    受注・製造する発振器の受注・製造システムであって、 ネットワークを介して送信された所望の発振周波数を含
    む注文データおよびユーザに対する前記発振器の引渡先
    を含むユーザデータを受信し、複数の場所に設置された
    制御データ書込装置のうち、前記注文データまたはユー
    ザデータに基づいて受注に適した場所に設置された制御
    データ書込装置を選択すると共に、選択された前記制御
    データ書込装置に前記注文データおよびユーザデータを
    送信する事業者サーバと、 制御データが書込まれることにより当該制御データに対
    応した発振動作を行う発振器に対し、受信された前記注
    文データから制御データを生成すると共に、前記制御デ
    ータを前記発振器に書込む前記制御データ書込装置と、
    を備えたことを特徴とする発振器の受注・製造システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記注文データは、前記発振器の表面にマーキングされ
    る文字、図形または模様に対応したマーキングデータを
    含み、 前記制御データ書込装置に隣接して設置されたマーキン
    グ装置によって、前記発振器の表面に前記マーキングデ
    ータに基づいた文字、図形または模様をマーキングする
    ことを特徴とする発振器の受注・製造システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記マーキングデータは印刷データであり、 前記マーキング装置は印刷装置であることを特徴とする
    発振器の受注・製造システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記マーキングデータは刻印データであり、 前記マーキング装置は刻印装置であることを特徴とする
    発振器の受注・製造システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記事業者サーバは、選択された前記制御データ書込装
    置における納期に関する情報に基づいて発振器がユーザ
    に納品される時期を前記ユーザ端末に通知することを特
    徴とする発振器の受注・製造システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記納期に関する情報は、選択された前記制御データ書
    込装置と前記発振器の引渡先との距離、前記制御データ
    書込装置に用意された発振器の数、または配送に費やさ
    れる費用であることを特徴とする発振器の受注・製造シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記事業者サーバは、前記周波数を含む注文データに基
    づき、ユーザが必要とする発振周波数を発生する発振器
    が製造可能であるか否かを判定することを特徴とする発
    振器の受注・製造システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記事業者サーバは、前記各制御データ書込装置毎に用
    意された制御データが書込まれる発振器の数を記憶する
    記憶手段を備え、前記発振器の在庫管理を行うことを特
    徴とする発振器の受注・製造システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の発振器の受注・製造シス
    テムにおいて、 前記事業者サーバは、前記注文データおよびユーザデー
    タを順次記憶更新する記憶手段を備え、顧客管理を行う
    ことを特徴とする発振器の受注・製造システム。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の発振器の受注・製造シ
    ステムにおいて、 前記注文データは、前記発振器の形状または材料を含む
    データであることを特徴とする発振器の受注・製造シス
    テム。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の発振器の受注・製造シ
    ステムにおいて、 前記注文データは、前記発振器を起動させるとき、発振
    周波数を有する出力を発生させるときの波形の状態を表
    す機能を含むデータであることを特徴とする発振器の受
    注・製造システム。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の発振器の受注・製造シ
    ステムにおいて、 前記注文データは、電源電圧を含むデータであることを
    特徴とする発振器の受注・製造システム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の発振器の受注・製造シ
    ステムにおいて、 前記注文データは、温度周波数安定度を含むデータであ
    ることを特徴とする発振器の受注・製造システム。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の発振器の受注・製造シ
    ステムにおいて、 前記注文データは、注文する発振器の個数を含むデータ
    であることを特徴とする発振器の受注・製造システム。
  15. 【請求項15】 ユーザが要求する仕様に応じた発振器
    を受注・製造する発振器の受注・製造システムの制御方
    法であって、 ネットワークを介して送信された所望の発振周波数を含
    む注文データおよびユーザに対する前記発振器の引渡先
    を含むユーザデータを受信するステップと、 複数の場所に設置された制御データ書込装置のうち、前
    記注文データまたはユーザデータに基づいて受注に適し
    た場所に設置された制御データ書込装置を選択するステ
    ップと、 選択された前記制御データ書込装置に注文データおよび
    ユーザデータを送信するステップと、 前記制御データ書込装置によって、制御データが書込ま
    れることにより当該制御データに対応した発振動作を行
    う発振器に対し、受信された前記注文データから制御デ
    ータを生成すると共に、前記制御データを前記発振器に
    書込むステップと、を備えたことを特徴とする発振器の
    受注・製造システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の発振器の受注・製造
    システムの制御方法において、 前記注文データは、前記発振器の表面にマーキングされ
    る文字、図形または模様に対応したマーキングデータを
    含み、 前記制御データ書込装置に隣接して設置されたマーキン
    グ装置によって、前記発振器の表面に前記マーキングデ
    ータに基づいた文字、図形または模様をマーキングする
    ステップを設けたことを特徴とする発振器の受注・製造
    システムの制御方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して送信された所望
    の発振周波数を含む注文データと発振器の引渡先を含む
    ユーザデータを受信する事業者サーバであって、 制御データが書込まれることにより当該制御データに対
    応した発振動作を行う発振器に対し、受信された前記注
    文データから制御データを生成すると共に、前記制御デ
    ータを前記発振器に書込む制御データ書込装置をそれぞ
    れ備えた複数の事業所に対応付けた管理エリアを事業所
    管理データとして記憶した事業所管理データ記憶手段
    と、 前記ユーザデータと前記事業所管理データとに基づいて
    受注に適した事業所を複数の事業所から選択する事業所
    選択手段と、 選択された事業所に前記注文データおよびユーザデータ
    を送信するデータ送信手段とを、備えたことを特徴とす
    る事業者サーバ。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の事業者サーバにおい
    て、 選択された前記事業所における納期に関する情報に基づ
    いて発振器がユーザに納品される時期を前記ユーザ端末
    に通知することを特徴とする事業者サーバ。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の事業者サーバにおい
    て、 前記納期に関する情報は、選択された前記事業所と前記
    発振器の引渡先との距離、前記制御データ書込装置に用
    意された発振器の数、または配送に費やされる費用であ
    ることを特徴とする事業者サーバ。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の事業者サーバにおい
    て、 前記周波数を含む注文データに基づき、ユーザが必要と
    する発振周波数を発生する発振器が製造可能であるか否
    かを判定することを特徴とする事業者サーバ。
  21. 【請求項21】 請求項17記載の事業者サーバにおい
    て、 前記各事業所毎に用意された制御データが書込まれる発
    振器の数を記憶する記憶手段を備え、前記発振器の在庫
    管理を行うことを特徴とする事業者サーバ。
  22. 【請求項22】 請求項17記載の事業者サーバにおい
    て、 前記注文データおよびユーザデータを順次記憶更新する
    記憶手段を備え、顧客管理を行うことを特徴とする事業
    者サーバ。
  23. 【請求項23】 各事業所に設置され、注文データを受
    信する機能を備え、制御データが書込まれることによ
    り、当該制御データに対応した発振動作を行う発振器に
    対し、少なくとも前記注文データから制御データを生成
    すると共に、前記制御データを前記発振器に書込む制御
    データ書込装置であって、 圧電振動子の共振周波数を調整した基準発振周波数の基
    準信号を出力する可変容量手段と、前記基準信号を分周
    および/または逓倍して出力周波数の出力信号を得る周
    波数制御手段と、前記可変容量手段および周波数制御手
    段の制御データが記憶可能なメモリと、を有する発振器
    の制御データ書込装置において、 前記発振器の端子を接続する発振器接続部と、 前記発振器の出力目標となる所望の発振周波数を少なく
    とも含む特性データを送信された注文データから生成す
    る特性データ生成部と、 基準発振周波数に対して前記目標となる発振周波数が得
    られるように前記周波数制御手段を制御する第1の制御
    データを生成する第1の制御データ生成部と、 前記圧電振動子の共振周波数に対し前記基準発振周波数
    が得られるように前記可変容量手段を制御する第2の制
    御データを生成する第2の制御データ生成部と、 前記第1および第2の制御データを前記メモリに書込む
    データ書込制御部と、を備えたことを特徴とする制御デ
    ータ書込装置。
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