JP2002116737A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002116737A
JP2002116737A JP2000305975A JP2000305975A JP2002116737A JP 2002116737 A JP2002116737 A JP 2002116737A JP 2000305975 A JP2000305975 A JP 2000305975A JP 2000305975 A JP2000305975 A JP 2000305975A JP 2002116737 A JP2002116737 A JP 2002116737A
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Shingo Nagano
慎吾 永野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の液晶表示装置では、液晶の透過率の応
答を早める補正データを印加した場合、液晶の透過率が
フレーム周期内で時間的に変化するので、輪郭のボケ等
の表示特性上好ましくない現象が現れるという問題があ
った。 【解決手段】 入力された画像データをフレームメモリ
2に記憶させ、現画像データと1フレーム前の画像デー
タとの関係に基づき、液晶の透過率の応答を早くするよ
うに補正する補正データを、補正データROM5に記憶
させ、補正データROM5の出力により、液晶パネルを
駆動するように構成されており、補正データを、1フレ
ーム期間中の液晶の透過率変化の時間平均値が、画像デ
ータに対応する液晶の所定の透過率になるように設定す
ることにより、表示画像の輪郭のボケを防いでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動方法を改善
して液晶の応答速度を制御するようにした液晶表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、画像データに対応する
信号電圧を液晶セルに印加し、その電圧値により、液晶
セルの透過率を制御することで、階調表示を行う。しか
しながら、液晶は電圧の変化に対して、瞬時に透過率を
変化させることができず、ある応答時間をもって、所望
の透過率へ変化する特性をもつ。ここで、通常の液晶表
示装置の1画面の走査周波数は、50Hz〜75Hz程
度であり、液晶の応答速度は数msecである。したが
って、画像データが頻繁に変化するような表示を行った
場合、画像データの変化に液晶の透過率変化が追随でき
ずに、表示される画像が所望のものと異なるといった課
題があった。
【0003】このような課題を解決する方法として、画
像データが変化する場合、次の走査期間において、画像
データに対応する液晶の透過率変化を強調するような補
正データを液晶セルに印加し、液晶の透過率変化を向上
させる技術が提案されている。この種の従来例として
は、例えば特開平6−189232号公報を挙げること
ができる。この従来の液晶表示装置の構成と動作の概略
を、図4、図5を用いて説明する。図4は、従来の液晶
表示装置の構成を示すブロック図である。図4におい
て、1は画像を表示する液晶パネル、2はフレーム毎の
画像データを記憶するフレームメモリ、3は現画像デー
タとフレームメモリ2に保存される前フレームの画像デ
ータとの比較を行う比較回路である。図5は、従来の液
晶表示装置の電気信号波形と液晶光学応答波形を示す図
である。図5において、横軸は時間、縦軸は画像データ
及びそのデータが印加される液晶パネルの透過率であ
る。
【0004】次に、図4に示される従来の液晶表示装置
の動作について説明する。フレームメモリ2には前フレ
ームに表示された各画素の画像データが保存されてお
り、次のフレームの各画素の画像データと前フレームの
各画素の画像データとの比較が比較回路3で行われ、そ
のデータに差異があれば、補正データを、差異がなけれ
ば、通常の画像データを液晶パネル1の各画素に出力す
る。なお、補正データは、前フレームと現フレームの画
像データの変化が“明→暗”の場合は、より暗い画像デ
ータを、前フレームと現フレームの画像データの変化が
“暗→明”の場合は、より明るい画像データを補正デー
タとして出力する。図5は、液晶応答速度に対する改善
効果を示すもので、画像データが“明→暗”と変化した
場合の、液晶パネル1に入力される画像データと、透過
率の変化を示す。画像データが変化したフレームのおい
て、より暗い画像データとなる補正電圧を印加すること
で、透過率の変化が加速され、液晶応答速度が改善され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この方式を採用し、単
純に補正データを液晶パネルに印加することでも、光学
応答速度の改善効果は実現できる。さらに補正データの
値次第では、一走査期間中に光学応答を完了させること
も可能である。しかしながら、液晶表示装置の1画面の
走査期間である1/75sec〜1/50secの期間
は、補正データを印加した場合においても、液晶パネル
の透過率は時間的に変化している。よって、輪郭のボケ
等の表示特性上好ましくない現象が残存するといった課
題があった。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、液晶の応答速度を改善しな
がら、輪郭のはっきりした良好な表示特性をもつ液晶表
示装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる液晶表
示装置においては、入力された第一の画像データと1フ
レーム前に入力された第二の画像データとの関係に基づ
き、液晶の透過率の応答を早くするように第一の画像デ
ータを補正する補正データを出力する補正データ生成部
と、この補正データ生成部の出力を用いて液晶パネルを
駆動する駆動回路を備え、補正データ生成部は、1フレ
ーム期間中の液晶の透過率変化の時間平均値が、第一の
画像データに対応する液晶の透過率とほぼ等しくなるよ
うに補正データを出力するものである。また、入力され
た第一の画像データと1フレーム前に入力された第二の
画像データとの関係に基づき、液晶の透過率の応答を早
くするように第一の画像データを補正する補正データを
出力する補正データ生成部と、この補正データ生成部の
出力を用いて液晶パネルを駆動する駆動回路を備え、上
記補正データ生成部は、1フレーム期間中の液晶の透過
率変化の時間平均値が、第二の画像データの明から第一
の画像データの暗に変化したときは、第一の画像データ
に対応する液晶の透過率より低くなるように補正データ
を出力すると共に、第二の画像データの暗から第一の画
像データの明に変化したときは、第一の画像データに対
応する液晶の透過率より高くなるように補正データを出
力するものである。また、第一の画像データが入力さ
れ、駆動回路に制御信号を出力する制御回路と、この制
御回路によって制御され、第一の画像データを記憶する
フレームメモリを備え、1フレーム前に入力された第二
の画像データはフレームメモリから出力されるものであ
る。
【0008】さらに、補正データ生成部は、第一の画像
データと第二の画像データとの間で差が生じたビットに
ついて、補正データを出力するように構成されているも
のである。また、補正データ生成部は、第一の画像デー
タ及び第二の画像データをアドレスとして用いて、補正
データを出力するように構成されているものである。ま
た、補正データ生成部は、不揮発性半導体記憶装置によ
って構成されているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.一般に、人の目は
輝度が短時間で変化した場合、その時間的な平均値を輝
度として認識するといった特徴を持つ。実施の形態1
は、この特徴を考慮して、前フレームの画像データと、
現フレームの画像データの関係から、補正データを決定
する手段として、画像データが変化した際の1フレーム
期間中の透過率変化の時間平均値に着目したものであ
り、画像データが変化した際の1フレーム期間中の透過
率変化の時間平均値が、元の画像データに対応する目標
の透過率とほぼ等しくなるように、補正データを決定す
るようにしたものである。これにより、動画表示を行っ
た際の輪郭のボケ等の課題を解決し、さらには輪郭のは
っきりとした良好な表示特性を有する液晶表示装置を実
現することができる。
【0010】図1は、この発明の実施の形態1による液
晶表示装置の液晶の透過率の変化を強調する補正方法を
説明する図である。図1において、横軸は時間、縦軸は
画像データ及びそのデータが印加された液晶パネルの透
過率である。図2は、この発明の実施の形態1による液
晶表示装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、1は画像を表示する液晶パネル、2はフレームに対
応して画像データを記憶するフレームメモリ、4は液晶
パネル1を駆動するドライバICを制御すると共に、フ
レームメモリ2を制御する制御回路、5は補正データが
書込まれた不揮発性半導体記憶装置によって構成された
補正データROM(補正データ生成部)で、補正データ
はルックアップテーブルとして書込まれている。図3
は、この発明の実施の形態1による液晶表示装置の補正
データROMの補正データ例を示す図である。
【0011】先ず、図1を用いて、この発明の実施の形
態1の概念を説明する。図1は、画素当たりの信号レベ
ルがレベル2からレベル1へ、レベル1からレベル2へ
変化した際の液晶の光学応答を記録したものであり、透
過率レベル(T 1 )が信号レベル1で駆動した際の所望
の透過率、透過率レベル2(T2 )が信号レベル2で駆
動した際の所望の透過率である。信号レベル3及び信号
レベル4は、それぞれ信号レベルがレベル2からレベル
1へ、レベル1からレベル2へと変化した際に、液晶の
応答を加速させるための補正データであり、1フレーム
期間分出力したものである。この補正データは、信号レ
ベルのレベル1とレベル2の関係と、液晶透過率の応答
特性により、最適値を一意的に決定することができる。
【0012】具体的には、表示すべき全てのデータに対
して、(1)式、(2)式で示されるように、補正デー
タにより駆動される液晶パネルの1フレーム期間中の透
過率変化の時間平均値が、所望のレベル2の透過率とほ
ぼ同等になるように、予め補正データを決定しておき、
その補正データをルックアップテーブルとして準備して
おくことにより、画像データが変化した際の、前フレー
ム画像データと現フレーム画像データの関係から、決定
される補正データを選び出して液晶パネルに印加する。
これにより、輪郭のボケ等のない良好な動画表示を得る
ことができる。
【数1】
【数2】
【0013】次に、図2の液晶表示装置の動作について
説明する。図2は、実施の形態1による駆動信号波形を
実現するための液晶パネル駆動回路を示している。液晶
表示装置は、画像データがデジタルで入力されるのが一
般的であり、実施の形態1も、デジタルな入力データを
想定している。ここでは画像信号レベル数すなわち画像
データ数が8ビットの256階調である場合を想定して
いる。画像データ数256個であるから、予め準備する
補正データの個数は、2562個であり、8ビットのデ
ータバスで16ビットのアドレスバスを有するROMを
用いることにより、すべてのデータを記憶させておくこ
とができる。
【0014】入力される画像データ(第一の画像デー
タ)は、補正データROM5のアドレス内8ビットに入
力されると共に、フレームメモリ2にも入力される。フ
レームメモリ2からは、1フレーム期間遅延した画像デ
ータ(第二の画像データ)が出力され、前フレーム期間
の画像データが、補正データROM5のアドレスの残り
8ビットに入力される。補正データROM5には前述し
たような、全ての画像データ間の変化に対して、(1)
式、(2)式を満たすように設定された補正データが予
め書込まれている。データは、256×256のマトリ
クス状に表記されるが、図3にその一部を示す。このよ
うな回路構成及び補正データを書込んだ補正データRO
M5を準備することにより、現在の表示すべき信号レベ
ルと、1フレーム期間前の信号レベルより決定される所
望の表示信号レベルを、常時液晶パネルに印加すること
ができ、どのような信号レベルの切換においても、高速
応答の表示を得ることができ、輪郭ボケの少ない、かつ
輪郭のはっきりした良好な表示品位を得ることができ
る。
【0015】実施の形態1によれば、信号レベル変化の
すべての組み合わせについて、1フレーム期間中の透過
率変化の時間平均値が所望の画像データと対応する透過
率とほぼ同等になるように設定された補正データを予め
準備しておくことで、どの信号レベルの変化でも高速応
答の表示を得ることができ、かつ、輪郭ボケの少ない良
好な表示品位を得ることができる。
【0016】実施の形態2.実施の形態2は、“明→
暗”の画像データの変化の場合は、画像データが変化し
た際の1フレーム期間中の透過率変化の時間平均値が、
目標の透過率よりも低く、“暗→明”の画像データの変
化の場合は、画像データが変化した際の1フレーム期間
中の透過率変化の時間平均値が、目標の透過率よりも高
くなるように、補正データを決定するようにしたもので
ある。実施の形態2は、図1、図2を援用して説明す
る。
【0017】実施の形態2は、表示すべき全てのデータ
に対して、(3)式、(4)式で示されるように、“明
→暗”の画像データ変化の場合、補正データにより駆動
される液晶パネルの1フレーム期間中の透過率変化の時
間平均値が、所望のレベル2の透過率よりも、より低く
なるように、また、“暗→明”の画像データの変化の場
合、補正データにより駆動される液晶パネル1の1フレ
ーム期間中の透過率変化の時間平均値が、所望のレベル
1の透過率よりも、より高くなるように、予め補正デー
タを決定しておき、その補正データをルックアップテー
ブルとして準備しておく。こうしておいて、画像データ
が変化した際の、前フレーム画像データと現フレーム画
像データの関係から、決定される補正データを選び出し
て液晶パネルに印加する。これにより、輪郭のボケがな
く、輪郭のはっきりとした良好な動画表示を得ることが
できる。 (a)明→暗の変化の場合
【数3】 (b)暗→明の変化の場合
【数4】
【0018】実施の形態2では、実施の形態1とは異な
り、全ての画像データ間の変化に対して、(3)式、
(4)式を満たすように設定された補正データが、補正
データROM5に予め書込まれている。このような回路
構成及び補正データを書込んだ補正データROMを準備
することにより、現在の表示すべき信号レベルと1フレ
ーム期間前の信号レベルより決定される所望の表示信号
レベルを、常時液晶パネルに印加することができ、どの
ような信号レベルの切換においても高速応答の表示を得
ることができ、かつ、輪郭ボケがなく、輪郭のはっきり
とした良好な表示品位を得ることができる。
【0019】実施の形態2によれば、信号レベル変化の
全ての組み合わせについて、画像データの変化が“明→
暗”の場合、補正データにより駆動される液晶パネルの
1フレーム期間中の透過率変化の時間平均値が、変化後
の画像データに対応する透過率よりも低くなるように、
また、“暗→明”の画像データ変化の場合、補正データ
により駆動される液晶パネルの1フレーム期間中の透過
率変化の時間平均値が、変化後の画像データに対応する
透過率よりも高くなるように設定された補正データを予
め準備しておくことで、どの信号レベルの変化でも高速
応答の表示を得ることができ、かつ、輪郭がはっきりと
した良好な表示品位を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。入力さ
れた第一の画像データと1フレーム前に入力された第二
の画像データとの関係に基づき、液晶の透過率の応答を
早くするように第一の画像データを補正する補正データ
を出力する補正データ生成部と、この補正データ生成部
の出力を用いて液晶パネルを駆動する駆動回路を備え、
補正データ生成部は、1フレーム期間中の液晶の透過率
変化の時間平均値が、第一の画像データに対応する液晶
の透過率とほぼ等しくなるように補正データを出力する
ので、液晶の応答速度を改善しながら、輪郭のはっきり
した良好な表示特性を得ることができる。
【0021】また、入力された第一の画像データと1フ
レーム前に入力された第二の画像データとの関係に基づ
き、液晶の透過率の応答を早くするように第一の画像デ
ータを補正する補正データを出力する補正データ生成部
と、この補正データ生成部の出力を用いて液晶パネルを
駆動する駆動回路を備え、上記補正データ生成部は、1
フレーム期間中の液晶の透過率変化の時間平均値が、第
二の画像データの明から第一の画像データの暗に変化し
たときは、第一の画像データに対応する液晶の透過率よ
り低くなるように補正データを出力すると共に、第二の
画像データの暗から第一の画像データの明に変化したと
きは、第一の画像データに対応する液晶の透過率より高
くなるように補正データを出力するので、液晶の応答速
度を改善しながら、輪郭のはっきりした良好な表示特性
を得ることができる。
【0022】また、第一の画像データが入力され、駆動
回路に制御信号を出力する制御回路と、この制御回路に
よって制御され、第一の画像データを記憶するフレーム
メモリを備え、1フレーム前に入力された第二の画像デ
ータはフレームメモリから出力されるので、第二の画像
データを容易に形成することができる。さらに、補正デ
ータ生成部は、第一の画像データと第二の画像データと
の間で差が生じたビットについて、補正データを出力す
るように構成されているので、変化の生じた画像データ
に対して補正データを発生することができる。
【0023】また、補正データ生成部は、第一の画像デ
ータ及び第二の画像データをアドレスとして用いて、補
正データを出力するように構成されているので、補正デ
ータ生成部の構成が簡単になる。また、補正データ生成
部は、不揮発性半導体記憶装置によって構成されている
ので、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1、2による液晶表示
装置の液晶の透過率の変化を強調する補正方法を説明す
る図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置
の補正データROMの補正データ例を示す図である。
【図4】 従来の液晶表示装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】 従来の液晶表示装置の電機信号波形と液晶光
学応答波形を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル、 2 フレームメモリ、 4 制御回
路、5 補正データROM。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された第一の画像データと1フレー
    ム前に入力された第二の画像データとの関係に基づき、
    液晶の透過率の応答を早くするように上記第一の画像デ
    ータを補正する補正データを出力する補正データ生成
    部、この補正データ生成部の出力を用いて液晶パネルを
    駆動する駆動回路を備え、上記補正データ生成部は、1
    フレーム期間中の液晶の透過率変化の時間平均値が、上
    記第一の画像データに対応する液晶の透過率とほぼ等し
    くなるように補正データを出力することを特徴とする液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 入力された第一の画像データと1フレー
    ム前に入力された第二の画像データとの関係に基づき、
    液晶の透過率の応答を早くするように上記第一の画像デ
    ータを補正する補正データを出力する補正データ生成
    部、この補正データ生成部の出力を用いて液晶パネルを
    駆動する駆動回路を備え、上記補正データ生成部は、1
    フレーム期間中の液晶の透過率変化の時間平均値が、上
    記第二の画像データの明から上記第一の画像データの暗
    に変化したときは、上記第一の画像データに対応する液
    晶の透過率より低くなるように補正データを出力すると
    共に、上記第二の画像データの暗から上記第一の画像デ
    ータの明に変化したときは、上記第一の画像データに対
    応する液晶の透過率より高くなるように補正データを出
    力することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 第一の画像データが入力され、駆動回路
    に制御信号を出力する制御回路、この制御回路によって
    制御され、上記第一の画像データを記憶するフレームメ
    モリを備え、1フレーム前に入力された第二の画像デー
    タは上記フレームメモリから出力されることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 補正データ生成部は、第一の画像データ
    と第二の画像データとの間で差が生じたビットについ
    て、補正データを出力するように構成されていることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 補正データ生成部は、第一の画像データ
    及び第二の画像データをアドレスとして用いて、補正デ
    ータを出力するように構成されていることを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の液晶表示装
    置。
  6. 【請求項6】 補正データ生成部は、不揮発性半導体記
    憶装置によって構成されていることを特徴とする請求項
    1〜請求項5のいずれか一項記載の液晶表示装置。
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