JP2002116386A - 双眼鏡 - Google Patents
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- JP2002116386A JP2002116386A JP2000307562A JP2000307562A JP2002116386A JP 2002116386 A JP2002116386 A JP 2002116386A JP 2000307562 A JP2000307562 A JP 2000307562A JP 2000307562 A JP2000307562 A JP 2000307562A JP 2002116386 A JP2002116386 A JP 2002116386A
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- Telescopes (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】眼幅に関するデータや視度などの焦点位置に関
するデータを使用者ごとに記憶しておき、使用者を識別
して眼幅と焦点位置を調節する。 【解決手段】電源スイッチ41がオンされると、撮像素
子31で撮像された観察対象の映像は左右接眼部20
L、20R内の一対の表示素子24L,24Rに表示さ
れる。使用者は左右の接眼レンズ21L、21Rを介し
て画像を観察する。使用者の指紋が指紋センサ43で検
出されて判定され、識別番号が割り当てられる。識別さ
れた指紋に該当する識別番号がすでに登録されていれ
ば、識別番号に対応する眼幅角度データおよび/または
焦点位置データを読み出し、眼幅調節部50を駆動して
眼幅を調節するとともに、接眼モータ25Rにより接眼
レンズ21L、21Rを駆動して左右の焦点位置を調節
する。
するデータを使用者ごとに記憶しておき、使用者を識別
して眼幅と焦点位置を調節する。 【解決手段】電源スイッチ41がオンされると、撮像素
子31で撮像された観察対象の映像は左右接眼部20
L、20R内の一対の表示素子24L,24Rに表示さ
れる。使用者は左右の接眼レンズ21L、21Rを介し
て画像を観察する。使用者の指紋が指紋センサ43で検
出されて判定され、識別番号が割り当てられる。識別さ
れた指紋に該当する識別番号がすでに登録されていれ
ば、識別番号に対応する眼幅角度データおよび/または
焦点位置データを読み出し、眼幅調節部50を駆動して
眼幅を調節するとともに、接眼モータ25Rにより接眼
レンズ21L、21Rを駆動して左右の焦点位置を調節
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者を識別して
眼幅や焦点位置を調節する双眼鏡に関する。
眼幅や焦点位置を調節する双眼鏡に関する。
【0002】
【従来技術】従来、特開平9−26539号公報に開示
されている双眼鏡では、接眼レンズを覗いている観察者
の眼幅と視度を検出し、その検出結果に基づいて接眼部
の眼幅と視度をそれぞれ調節している。すなわち、接眼
部から観察者の左右の眼球に検出光を入射し、左右の眼
底からの反射光を一対の受光素子で受光する。この受光
素子の出力信号に基づいて左右の瞳孔を検出し、この左
右の瞳孔の中心位置に基づいて眼幅を計算する。また眼
底からの反射光に基づいて視度を算出する。そして、計
算された眼幅に基づいて一対の接眼部の幅を調節すると
ともに、算出された視度に基づいて一方の接眼部の視度
を調節する。
されている双眼鏡では、接眼レンズを覗いている観察者
の眼幅と視度を検出し、その検出結果に基づいて接眼部
の眼幅と視度をそれぞれ調節している。すなわち、接眼
部から観察者の左右の眼球に検出光を入射し、左右の眼
底からの反射光を一対の受光素子で受光する。この受光
素子の出力信号に基づいて左右の瞳孔を検出し、この左
右の瞳孔の中心位置に基づいて眼幅を計算する。また眼
底からの反射光に基づいて視度を算出する。そして、計
算された眼幅に基づいて一対の接眼部の幅を調節すると
ともに、算出された視度に基づいて一方の接眼部の視度
を調節する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の双眼鏡
では、メインスイッチがオンされると眼幅演算と視度演
算が行われ、この演算結果にしたがって眼幅と視度が調
節される。この従来の双眼鏡では、いったんメインスイ
ッチをオフすると、次にメインスイッチをオンしたとき
に、前回と同じ使用者といえども再び同様な眼幅演算と
眼幅調整、視度演算と視度調整が行われるので、操作性
が悪い。また、眼球に入射した検出光の眼底からの反射
光により瞳孔を検出して眼幅を演算したり視度を演算す
るので、そのアルゴリズムが複雑である。
では、メインスイッチがオンされると眼幅演算と視度演
算が行われ、この演算結果にしたがって眼幅と視度が調
節される。この従来の双眼鏡では、いったんメインスイ
ッチをオフすると、次にメインスイッチをオンしたとき
に、前回と同じ使用者といえども再び同様な眼幅演算と
眼幅調整、視度演算と視度調整が行われるので、操作性
が悪い。また、眼球に入射した検出光の眼底からの反射
光により瞳孔を検出して眼幅を演算したり視度を演算す
るので、そのアルゴリズムが複雑である。
【0004】本発明の目的は、眼幅に関するデータや視
度などの焦点位置に関するデータを使用者ごとに記憶し
ておき、使用者を識別して眼幅や焦点位置を調節する双
眼鏡を提供することにある。
度などの焦点位置に関するデータを使用者ごとに記憶し
ておき、使用者を識別して眼幅や焦点位置を調節する双
眼鏡を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の図1〜図
15に対応づけて本発明を説明する。 (1)請求項1の双眼鏡は、使用者が観察対象を観察す
るための一対の接眼光学系21L,21R(202L、
202R)と、一対の接眼光学系21L,21Rの眼幅
を調節する眼幅調節手段50(50A)と、一対の接眼
光学系21L,21Rの焦点位置を調節する焦点調節手
段26Rと、使用者を識別する識別手段43,44,1
00(43,44,100A)と、使用者に対応づけ
て、眼幅の調節データおよび/または焦点位置の調節デ
ータを記憶する記憶手段100(100A)と、識別手
段43,44,100による識別結果にしたがって識別
された使用者の眼幅調節データおよび/または焦点位置
調節データを記憶手段101から読み出し、眼幅調節手
段50および焦点調節手段26Rを駆動する駆動制御手
段100(100A)とを備えることにより、上記目的
を達成する。請求項2の発明のように、上記焦点調節手
段26Rに代えて、一対の接眼光学系21L,21Rの
いずれか一方の焦点位置を調節する焦点調節手段26と
してもよい。 (2)請求項3の発明は、請求項1または2の双眼鏡に
おいて、識別手段43は、使用者の指紋を検出する指紋
センサ43を含み、この指紋センサ43で検出された指
紋に基づいて使用者を識別することを特徴とする。 (3)請求項4の発明は、請求項3の双眼鏡において、
眼幅調節手段50と焦点調節手段26Rの動作を許可す
る電源スイッチ41と、電源スイッチ41の操作釦上に
指紋を検出する指紋センサ43を配設することを特徴と
する。 (4)請求項5の発明は、請求項1または2の双眼鏡に
おいて、使用者を識別する符号を入力する入力手段30
0を備え、識別手段100は、入力手段300で入力さ
れた符号に基づいて使用者を識別するようにしたことを
特徴とする。 (5)請求項6の発明は、請求項3の双眼鏡において、
一対の接眼光学系21L,21Rはそれぞれ筐体に保持
され、それぞれの筐体は機軸10により回動可能に連結
され、眼幅調節手段50は機軸10を中心として眼幅を
調節することを特徴とする。 (6)請求項7の発明は、請求項3の双眼鏡において、
観察対象を撮像する撮像装置30と、撮像装置30で撮
像した画像を表示する一対の表示装置24L,24Rと
を備え、一対の接眼光学系21L、21Rは一対の表示
装置24L,24Rの上の映像をそれぞれ使用者の眼球
に投影する一対の投影光学系であり、焦点調節手段26
R(および図示しない26L)は、一対の投影光学系2
1L,21Rによる焦点調節状態をそれぞれ調節するこ
とを特徴とする。 (7)請求項8の発明は、請求項7の双眼鏡において、
撮像装置30から出力される観察対象の画像を、識別手
段43、44,100よる識別結果と共に外部へ送信す
る送信手段46を備えることを特徴とする。 (8)請求項9の発明は、請求項1または2の双眼鏡に
おいて、識別手段43、44,100で識別された使用
者に対する調節データが存在するか否かを判定する判定
手段100と、判定手段100により調節データが存在
しないと判定されたときは、使用者が調節した眼幅およ
び/または焦点位置のデータを、識別手段43,44,
100による識別結果に対応づけて記憶手段101に記
憶する記憶制御手段100とを備えることを特徴とす
る。 (9)請求項10の発明は、請求項9の双眼鏡におい
て、記憶手段101に記憶されている調節データが変更
されたか否かを判定するデータ変更判定手段100とを
備え、記憶制御手段100は、データ変更判定手段10
0により調節データが変更したと判定されたとき、変更
された眼幅および/または焦点位置のデータにより、記
憶手段101に記憶されている調節データを更新するこ
とを特徴とする。
15に対応づけて本発明を説明する。 (1)請求項1の双眼鏡は、使用者が観察対象を観察す
るための一対の接眼光学系21L,21R(202L、
202R)と、一対の接眼光学系21L,21Rの眼幅
を調節する眼幅調節手段50(50A)と、一対の接眼
光学系21L,21Rの焦点位置を調節する焦点調節手
段26Rと、使用者を識別する識別手段43,44,1
00(43,44,100A)と、使用者に対応づけ
て、眼幅の調節データおよび/または焦点位置の調節デ
ータを記憶する記憶手段100(100A)と、識別手
段43,44,100による識別結果にしたがって識別
された使用者の眼幅調節データおよび/または焦点位置
調節データを記憶手段101から読み出し、眼幅調節手
段50および焦点調節手段26Rを駆動する駆動制御手
段100(100A)とを備えることにより、上記目的
を達成する。請求項2の発明のように、上記焦点調節手
段26Rに代えて、一対の接眼光学系21L,21Rの
いずれか一方の焦点位置を調節する焦点調節手段26と
してもよい。 (2)請求項3の発明は、請求項1または2の双眼鏡に
おいて、識別手段43は、使用者の指紋を検出する指紋
センサ43を含み、この指紋センサ43で検出された指
紋に基づいて使用者を識別することを特徴とする。 (3)請求項4の発明は、請求項3の双眼鏡において、
眼幅調節手段50と焦点調節手段26Rの動作を許可す
る電源スイッチ41と、電源スイッチ41の操作釦上に
指紋を検出する指紋センサ43を配設することを特徴と
する。 (4)請求項5の発明は、請求項1または2の双眼鏡に
おいて、使用者を識別する符号を入力する入力手段30
0を備え、識別手段100は、入力手段300で入力さ
れた符号に基づいて使用者を識別するようにしたことを
特徴とする。 (5)請求項6の発明は、請求項3の双眼鏡において、
一対の接眼光学系21L,21Rはそれぞれ筐体に保持
され、それぞれの筐体は機軸10により回動可能に連結
され、眼幅調節手段50は機軸10を中心として眼幅を
調節することを特徴とする。 (6)請求項7の発明は、請求項3の双眼鏡において、
観察対象を撮像する撮像装置30と、撮像装置30で撮
像した画像を表示する一対の表示装置24L,24Rと
を備え、一対の接眼光学系21L、21Rは一対の表示
装置24L,24Rの上の映像をそれぞれ使用者の眼球
に投影する一対の投影光学系であり、焦点調節手段26
R(および図示しない26L)は、一対の投影光学系2
1L,21Rによる焦点調節状態をそれぞれ調節するこ
とを特徴とする。 (7)請求項8の発明は、請求項7の双眼鏡において、
撮像装置30から出力される観察対象の画像を、識別手
段43、44,100よる識別結果と共に外部へ送信す
る送信手段46を備えることを特徴とする。 (8)請求項9の発明は、請求項1または2の双眼鏡に
おいて、識別手段43、44,100で識別された使用
者に対する調節データが存在するか否かを判定する判定
手段100と、判定手段100により調節データが存在
しないと判定されたときは、使用者が調節した眼幅およ
び/または焦点位置のデータを、識別手段43,44,
100による識別結果に対応づけて記憶手段101に記
憶する記憶制御手段100とを備えることを特徴とす
る。 (9)請求項10の発明は、請求項9の双眼鏡におい
て、記憶手段101に記憶されている調節データが変更
されたか否かを判定するデータ変更判定手段100とを
備え、記憶制御手段100は、データ変更判定手段10
0により調節データが変更したと判定されたとき、変更
された眼幅および/または焦点位置のデータにより、記
憶手段101に記憶されている調節データを更新するこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】(1)識別手段43,44,100により使用
者が識別される。その識別結果にしたがって識別された
使用者の眼幅調節データおよび/または焦点位置調節デ
ータが記憶手段101から読み出される。これらのデー
タに基づいて、眼幅調節手段50および焦点調節手段2
6R(26)が駆動される。 (2)請求項9の発明では、識別した使用者に対する調
節データが存在するか否かを判定手段100が判定す
る。判定手段100により調節データが存在しないと判
定されると、使用者が調節した眼幅および/または焦点
位置のデータが識別結果に対応づけて記憶手段101に
記憶される。 (3)請求項10の発明では、データ変更判定手段10
0により調節データが変更したと判定されたとき、変更
された眼幅および/または焦点位置のデータにより記憶
手段100の調節データが更新される。
者が識別される。その識別結果にしたがって識別された
使用者の眼幅調節データおよび/または焦点位置調節デ
ータが記憶手段101から読み出される。これらのデー
タに基づいて、眼幅調節手段50および焦点調節手段2
6R(26)が駆動される。 (2)請求項9の発明では、識別した使用者に対する調
節データが存在するか否かを判定手段100が判定す
る。判定手段100により調節データが存在しないと判
定されると、使用者が調節した眼幅および/または焦点
位置のデータが識別結果に対応づけて記憶手段101に
記憶される。 (3)請求項10の発明では、データ変更判定手段10
0により調節データが変更したと判定されたとき、変更
された眼幅および/または焦点位置のデータにより記憶
手段100の調節データが更新される。
【0007】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明を分かり易くするために実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定される
ものではない。
では、本発明を分かり易くするために実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定される
ものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】−第1の実施の形態(電子双眼
鏡)− 図1〜図8を参照して、本発明による電子双眼鏡BNの
第1の実施の形態を説明する。この電子双眼鏡BNの外
観を図1に示す。電子双眼鏡BNは、機軸10により回
動可能に連結されている左右一対の接眼部20L,20
Rと、観察対象を撮像する撮像部30とを備えている。
使用に際して、電源スイッチ41をオンすると、撮像部
30で観察対象が撮像され、接眼部20L,20Rの表
示モニタに観察対象の映像が表示される。使用者はこの
表示モニタ上の映像を接眼レンズ21L、21Rを介し
て観察する。レリーズボタン42をオンすると、撮像さ
れた画像がフレームメモリ(後述する)に格納され、表
示モニタ上にフレームメモリ上の映像が繰り返し表示さ
れる。左右の焦点位置調節機構22L,22Rにより表
示モニタ上の映像のピントを調整する。なお、以下の説
明では、左右共通して設けられている構成要素、部材に
はL,Rの符号を付すものとするが、L,Rを省略して
代表番号で示すこともある。
鏡)− 図1〜図8を参照して、本発明による電子双眼鏡BNの
第1の実施の形態を説明する。この電子双眼鏡BNの外
観を図1に示す。電子双眼鏡BNは、機軸10により回
動可能に連結されている左右一対の接眼部20L,20
Rと、観察対象を撮像する撮像部30とを備えている。
使用に際して、電源スイッチ41をオンすると、撮像部
30で観察対象が撮像され、接眼部20L,20Rの表
示モニタに観察対象の映像が表示される。使用者はこの
表示モニタ上の映像を接眼レンズ21L、21Rを介し
て観察する。レリーズボタン42をオンすると、撮像さ
れた画像がフレームメモリ(後述する)に格納され、表
示モニタ上にフレームメモリ上の映像が繰り返し表示さ
れる。左右の焦点位置調節機構22L,22Rにより表
示モニタ上の映像のピントを調整する。なお、以下の説
明では、左右共通して設けられている構成要素、部材に
はL,Rの符号を付すものとするが、L,Rを省略して
代表番号で示すこともある。
【0009】本実施の形態による電子双眼鏡BNの特徴
は、 使用に先立って電子双眼鏡BNの使用者を識別し、 識別された使用者に対応づけて記憶した眼幅角度デー
タと焦点位置データとに基づいて、モータにより眼幅と
焦点位置を調節するものである。
は、 使用に先立って電子双眼鏡BNの使用者を識別し、 識別された使用者に対応づけて記憶した眼幅角度デー
タと焦点位置データとに基づいて、モータにより眼幅と
焦点位置を調節するものである。
【0010】この実施の形態では指紋センサ43で使用
者を識別する。指紋センサ43は右接眼部20Rの筐体
上面に配設されている。指紋センサ43は、電子双眼鏡
を両手で把持したときに右手中指の指先が当てがわれる
位置に設けられている。使用に先立って、使用者が指紋
センサ43に指を乗せると、指紋センサ43からの検出
信号により使用者が識別される。識別した使用者の眼幅
調節データ、焦点位置データが記憶されていれば、その
記憶装置(後述する)から眼幅調節データと焦点位置デ
ータが読み出されて眼幅と焦点位置が調節される。識別
した使用者の眼幅調節データ、焦点位置データが記憶装
置に記憶されていなければ、使用者が眼幅調節と焦点位
置調節を完了した時点で、それらの調節データを使用者
と対応づけて記憶装置に記憶する。なお、指紋センサ4
3は、レリーズボタン42と同時に操作されないような
位置であればどこに設置してもよい。
者を識別する。指紋センサ43は右接眼部20Rの筐体
上面に配設されている。指紋センサ43は、電子双眼鏡
を両手で把持したときに右手中指の指先が当てがわれる
位置に設けられている。使用に先立って、使用者が指紋
センサ43に指を乗せると、指紋センサ43からの検出
信号により使用者が識別される。識別した使用者の眼幅
調節データ、焦点位置データが記憶されていれば、その
記憶装置(後述する)から眼幅調節データと焦点位置デ
ータが読み出されて眼幅と焦点位置が調節される。識別
した使用者の眼幅調節データ、焦点位置データが記憶装
置に記憶されていなければ、使用者が眼幅調節と焦点位
置調節を完了した時点で、それらの調節データを使用者
と対応づけて記憶装置に記憶する。なお、指紋センサ4
3は、レリーズボタン42と同時に操作されないような
位置であればどこに設置してもよい。
【0011】−撮像装置30− 図2は撮像装置30の詳細を示す図である。撮像装置3
0は、CCDのような撮像素子31と、撮像素子31を
駆動する撮像回路32と、撮像素子31上に観察対象を
結像する対物レンズ33と、対物レンズ33による結像
状態を調節するAF装置34とを備えている。撮像素子
31から出力される撮像データは撮像回路32を介して
中央制御回路100に入力される。中央制御回路100
は、入力された画像データに基づいて表示用画像データ
を作成する。この表示用画像データは左右接眼部20
L、20Rの表示モニタに送られて表示される。AF装
置(自動焦点調節装置)34は対物レンズ33を光軸方
向に移動する駆動機構を備えている。
0は、CCDのような撮像素子31と、撮像素子31を
駆動する撮像回路32と、撮像素子31上に観察対象を
結像する対物レンズ33と、対物レンズ33による結像
状態を調節するAF装置34とを備えている。撮像素子
31から出力される撮像データは撮像回路32を介して
中央制御回路100に入力される。中央制御回路100
は、入力された画像データに基づいて表示用画像データ
を作成する。この表示用画像データは左右接眼部20
L、20Rの表示モニタに送られて表示される。AF装
置(自動焦点調節装置)34は対物レンズ33を光軸方
向に移動する駆動機構を備えている。
【0012】−右接眼部20R− 図3は右接眼部20Rの詳細を示す図である。右接眼部
20Rは、中央制御回路100から送られてくる右表示
データをモニタ映像データとして出力する右表示回路2
3Rと、右表示回路23Rによるモニタ映像データを表
示する液晶表示素子(表示モニタ)24Rとを備えてい
る。液晶表示素子24Rに表示される映像は右接眼レン
ズ21Rにより使用者の眼に結像される。右接眼レンズ
21Rによる焦点調節状態は、右焦点調節機構22Rに
より右接眼レンズ21Rを光軸方向に移動して調節され
る。右焦点調節機構22Rのダイアルを回転すると、不
図示の駆動機構により接眼レンズ21Rが機械的に移動
される。
20Rは、中央制御回路100から送られてくる右表示
データをモニタ映像データとして出力する右表示回路2
3Rと、右表示回路23Rによるモニタ映像データを表
示する液晶表示素子(表示モニタ)24Rとを備えてい
る。液晶表示素子24Rに表示される映像は右接眼レン
ズ21Rにより使用者の眼に結像される。右接眼レンズ
21Rによる焦点調節状態は、右焦点調節機構22Rに
より右接眼レンズ21Rを光軸方向に移動して調節され
る。右焦点調節機構22Rのダイアルを回転すると、不
図示の駆動機構により接眼レンズ21Rが機械的に移動
される。
【0013】上述したように、電源スイッチ41がオン
されたとき、右接眼レンズ21Rは使用者に適した焦点
位置に設定される。すなわち、中央制御回路100から
送られる目標焦点位置信号により右接眼モータ26Rが
駆動され、この出力は減速ギア27Rで減速されて右接
眼レンズ21Rを駆動する。右焦点位置はエンコーダ2
5Rで検出されて中央制御回路100へ送られており、
検出された焦点位置が目標焦点位置と一致すると右接眼
モータ26Rが停止される。焦点位置信号は、後述する
標準右焦点位置信号と登録右焦点位置信号を含む信号で
ある。
されたとき、右接眼レンズ21Rは使用者に適した焦点
位置に設定される。すなわち、中央制御回路100から
送られる目標焦点位置信号により右接眼モータ26Rが
駆動され、この出力は減速ギア27Rで減速されて右接
眼レンズ21Rを駆動する。右焦点位置はエンコーダ2
5Rで検出されて中央制御回路100へ送られており、
検出された焦点位置が目標焦点位置と一致すると右接眼
モータ26Rが停止される。焦点位置信号は、後述する
標準右焦点位置信号と登録右焦点位置信号を含む信号で
ある。
【0014】なお、左接眼部20Lも同一の構成である
のでその説明を省略する。また、使用者が手動で右焦点
位置を調節する場合、右焦点調節機構22Rのダイアル
操作量を電気的に検出し、この信号を中央制御回路10
0に入力して接眼モータ26Rにより右接眼レンズ21
Rを駆動してもよい。
のでその説明を省略する。また、使用者が手動で右焦点
位置を調節する場合、右焦点調節機構22Rのダイアル
操作量を電気的に検出し、この信号を中央制御回路10
0に入力して接眼モータ26Rにより右接眼レンズ21
Rを駆動してもよい。
【0015】−眼幅調節部− 図4は眼幅調節部50を説明する図である。眼幅調節部
50は、眼幅調整モータ51と、この眼幅調整モータ5
1の出力を減速する減速ギア52と、この減速ギア52
により駆動される回動装置53と、回動装置53で互い
に逆位相で回動される平行リンク機構54L、54R
と、回動装置53の回動量を検出するエンコーダ55と
を有する。
50は、眼幅調整モータ51と、この眼幅調整モータ5
1の出力を減速する減速ギア52と、この減速ギア52
により駆動される回動装置53と、回動装置53で互い
に逆位相で回動される平行リンク機構54L、54R
と、回動装置53の回動量を検出するエンコーダ55と
を有する。
【0016】左右の接眼部20L、20Rのそれぞれの
筐体の各々は、平行リンク機構54L、54Rを介して
回動装置53と連結されている。平行リンク機構54
L、54Rの1つの節を構成する保持板541L、54
1Rには左右の表示素子24L、24Rがそれぞれ設け
られている。回動装置53は眼幅調整モータ51の出力
を減速ギア52で減速した駆動力で駆動される。回動装
置53は、平行リンク機構54Lのリンク542Lを時
計回り回動し、平行リンク機構54Rのリンク542R
を反時計回りに回動する。したがって、平行リンク機構
54L、54Rが互いに逆位相で回動する。このとき、
平行リンク機構54L、54Rにより、左右の表示素子
24L、24Rは矢印方向に平行移動する。回動装置5
3の回動量はエンコーダ55で検出されて中央制御回路
100へ送られる。
筐体の各々は、平行リンク機構54L、54Rを介して
回動装置53と連結されている。平行リンク機構54
L、54Rの1つの節を構成する保持板541L、54
1Rには左右の表示素子24L、24Rがそれぞれ設け
られている。回動装置53は眼幅調整モータ51の出力
を減速ギア52で減速した駆動力で駆動される。回動装
置53は、平行リンク機構54Lのリンク542Lを時
計回り回動し、平行リンク機構54Rのリンク542R
を反時計回りに回動する。したがって、平行リンク機構
54L、54Rが互いに逆位相で回動する。このとき、
平行リンク機構54L、54Rにより、左右の表示素子
24L、24Rは矢印方向に平行移動する。回動装置5
3の回動量はエンコーダ55で検出されて中央制御回路
100へ送られる。
【0017】上述したように、電源スイッチ41がオン
されたとき、使用者に適した眼幅に設定される。中央制
御回路100から送られる目標眼幅角度信号により右眼
幅調整モータ51が駆動され、この出力は減速ギア52
で減速されて回動装置53を駆動する。回動装置53の
回動角度(眼幅角度)はエンコーダ55で検出されて中
央制御回路100へ送られ、検出された回動角度が目標
眼幅角度と一致すると眼幅調整モータ51が停止され
る。眼幅角度信号は、後述する標準眼幅角度信号と登録
眼幅角度信号を含む。眼幅調整モータ51にステップモ
ータを使用してもよい。
されたとき、使用者に適した眼幅に設定される。中央制
御回路100から送られる目標眼幅角度信号により右眼
幅調整モータ51が駆動され、この出力は減速ギア52
で減速されて回動装置53を駆動する。回動装置53の
回動角度(眼幅角度)はエンコーダ55で検出されて中
央制御回路100へ送られ、検出された回動角度が目標
眼幅角度と一致すると眼幅調整モータ51が停止され
る。眼幅角度信号は、後述する標準眼幅角度信号と登録
眼幅角度信号を含む。眼幅調整モータ51にステップモ
ータを使用してもよい。
【0018】−制御系− 図5はこのような電子双眼鏡BNの制御ブロック図であ
る。上述したように、中央制御回路100には、撮像部
30と、左右の接眼部20L,20Rと、眼幅調整部5
0とがそれぞれ接続されている。また、中央制御回路1
00には、電子双眼鏡BNの使用を許可する電源スイッ
チ41と、レリーズボタン42と連動するレリーズスイ
ッチ42Sと、指紋センサ43からの読取信号を受信し
て指紋を判定する指紋判定回路44と、撮像部30の撮
像素子31で撮像した画像データを少なくとも1フレー
ム分だけ記憶するフレームメモリ45と、画像データな
どをPDAや携帯電話などの外部機器へ通信する通信装
置46とが接続されている。フレームメモリ45は複数
フレームの画像を記憶することができる半導体メモリを
使用することができる。また、フレームメモリ45は、
ハードディスクなどの磁気記憶メモリでもよい。
る。上述したように、中央制御回路100には、撮像部
30と、左右の接眼部20L,20Rと、眼幅調整部5
0とがそれぞれ接続されている。また、中央制御回路1
00には、電子双眼鏡BNの使用を許可する電源スイッ
チ41と、レリーズボタン42と連動するレリーズスイ
ッチ42Sと、指紋センサ43からの読取信号を受信し
て指紋を判定する指紋判定回路44と、撮像部30の撮
像素子31で撮像した画像データを少なくとも1フレー
ム分だけ記憶するフレームメモリ45と、画像データな
どをPDAや携帯電話などの外部機器へ通信する通信装
置46とが接続されている。フレームメモリ45は複数
フレームの画像を記憶することができる半導体メモリを
使用することができる。また、フレームメモリ45は、
ハードディスクなどの磁気記憶メモリでもよい。
【0019】−IDデータベース− 図6は中央制御回路100のメモリ領域101に設けら
れたIDデータベースを説明する図である。このIDデ
ータベースは、ID(識別番号)に対して、眼幅角度、
左右焦点位置を記憶したものである。IDデータベース
は標準データ欄と既登録データ欄を備えている。標準デ
ータに対してはID0000が、3つの既登録データに
はID3456,3457,3458がそれぞれ割り当
てられている。これらのIDにはそれぞれ眼幅角度、左
右焦点位置が記憶されている。
れたIDデータベースを説明する図である。このIDデ
ータベースは、ID(識別番号)に対して、眼幅角度、
左右焦点位置を記憶したものである。IDデータベース
は標準データ欄と既登録データ欄を備えている。標準デ
ータに対してはID0000が、3つの既登録データに
はID3456,3457,3458がそれぞれ割り当
てられている。これらのIDにはそれぞれ眼幅角度、左
右焦点位置が記憶されている。
【0020】標準データとは、標準的な使用者の眼幅角
度データと焦点位置データである。はじめて電子双眼鏡
BNを使用する場合には、後述する手順にしたがって、
この標準眼幅角度データにより左右の接眼部20L、2
0Rの眼幅が設定され、標準左右焦点位置データにより
左右の接眼レンズ21L,21Rの位置が設定される。
そして、その使用者に新たに識別番号が付与され、その
識別番号に対応づけて標準データがいったん格納され
る。使用者が眼幅と左右の焦点位置を自分に適した値に
調節すると、このときの眼幅角度データと左右焦点位置
データによりその識別番号欄のデータが書き換えられ
る。
度データと焦点位置データである。はじめて電子双眼鏡
BNを使用する場合には、後述する手順にしたがって、
この標準眼幅角度データにより左右の接眼部20L、2
0Rの眼幅が設定され、標準左右焦点位置データにより
左右の接眼レンズ21L,21Rの位置が設定される。
そして、その使用者に新たに識別番号が付与され、その
識別番号に対応づけて標準データがいったん格納され
る。使用者が眼幅と左右の焦点位置を自分に適した値に
調節すると、このときの眼幅角度データと左右焦点位置
データによりその識別番号欄のデータが書き換えられ
る。
【0021】−動作説明− 図7および図8は、上述した電子双眼鏡BNの眼幅と焦
点位置を調節する処理手順を示すフローチャートであ
る。電源スイッチ41をオンすると図7に示す処理手順
を実行するプログラムが起動される。このプログラムは
中央制御回路100に格納されており、図7および図8
で説明する各処理ステップは中央制御回路100で実行
される。
点位置を調節する処理手順を示すフローチャートであ
る。電源スイッチ41をオンすると図7に示す処理手順
を実行するプログラムが起動される。このプログラムは
中央制御回路100に格納されており、図7および図8
で説明する各処理ステップは中央制御回路100で実行
される。
【0022】電源スイッチ41がオンすると、電子双眼
鏡BNの制御系には電力が供給される。そして、撮像素
子31は観察対象を撮像し、撮像画像は左右の表示素子
24L,24Rに表示される。ステップS1において、
「指紋センサに指を当てて下さい」というメッセージを
左右の表示素子24L,24Rに表示する。ステップS
2において、指紋センサ43が指紋を検出しているか判
定する。ステップS2が肯定されるとステップS3にお
いて、ステップS1で表示したメッセージを消去する。
ステップS4において、指紋センサ43から送られてく
る指紋検出結果に基づいて指紋判定回路44により指紋
を判定する。判定された指紋に対応する識別番号(I
D)がIDデータベースにすでに登録されているか検索
する。
鏡BNの制御系には電力が供給される。そして、撮像素
子31は観察対象を撮像し、撮像画像は左右の表示素子
24L,24Rに表示される。ステップS1において、
「指紋センサに指を当てて下さい」というメッセージを
左右の表示素子24L,24Rに表示する。ステップS
2において、指紋センサ43が指紋を検出しているか判
定する。ステップS2が肯定されるとステップS3にお
いて、ステップS1で表示したメッセージを消去する。
ステップS4において、指紋センサ43から送られてく
る指紋検出結果に基づいて指紋判定回路44により指紋
を判定する。判定された指紋に対応する識別番号(I
D)がIDデータベースにすでに登録されているか検索
する。
【0023】すなわち、指紋判定回路44は、指紋セン
サ43で読み取られた指紋信号を周知のアルゴリズムで
解析し、指紋解析信号を中央制御回路100へ送る。中
央制御回路100は、IDデータベースのIDと指紋解
析信号とを対応づけたテーブルを備えており、指紋判定
回路44から送られてきた指紋解析信号にすでにIDが
付与されているか否かを判定する。
サ43で読み取られた指紋信号を周知のアルゴリズムで
解析し、指紋解析信号を中央制御回路100へ送る。中
央制御回路100は、IDデータベースのIDと指紋解
析信号とを対応づけたテーブルを備えており、指紋判定
回路44から送られてきた指紋解析信号にすでにIDが
付与されているか否かを判定する。
【0024】ステップS5で既登録IDがあると判定さ
れると、ステップS6に進む。ステップS6では、検索
されたIDをキーとして、図6のIDデータベースから
眼幅角度データと焦点位置データを読み出し、これらの
データにより眼幅調整モータ51と左右の接眼モータ2
6L,26Rを駆動してステップS9に進む。ステップ
S5で既登録IDがないと判定されると、ステップS7
に進む。ステップS7では、標準眼幅角度データと標準
焦点位置データをIDデータベースから読み出し、これ
らのデータにより眼幅調整モータ51と左右の接眼モー
タ26L,26Rを駆動して、眼幅と左右焦点位置を調
節する。その後ステップS8に進み、ステップS2で検
出されて解析された指紋に新たなIDを割り当て、この
IDに標準眼幅角度データと標準焦点位置データを暫定
的に記憶してステップS9に進む。
れると、ステップS6に進む。ステップS6では、検索
されたIDをキーとして、図6のIDデータベースから
眼幅角度データと焦点位置データを読み出し、これらの
データにより眼幅調整モータ51と左右の接眼モータ2
6L,26Rを駆動してステップS9に進む。ステップ
S5で既登録IDがないと判定されると、ステップS7
に進む。ステップS7では、標準眼幅角度データと標準
焦点位置データをIDデータベースから読み出し、これ
らのデータにより眼幅調整モータ51と左右の接眼モー
タ26L,26Rを駆動して、眼幅と左右焦点位置を調
節する。その後ステップS8に進み、ステップS2で検
出されて解析された指紋に新たなIDを割り当て、この
IDに標準眼幅角度データと標準焦点位置データを暫定
的に記憶してステップS9に進む。
【0025】ステップS9では、対物レンズ33による
観察対象の像を撮像素子31上で合焦させる処理を行
う。AF装置34により対物レンズ33を光軸方向に移
動させ、撮像素子31からの出力を撮像回路32を介し
て中央制御回路100に取り込む。中央制御回路100
はこの画像のコントラストを算出して記憶しておく。こ
のような操作を繰り返し行い、コントラストが最も大き
い位置を合焦位置とする。これは、いわゆる山登りコン
トラスト法と呼ばれる焦点調節方法である。
観察対象の像を撮像素子31上で合焦させる処理を行
う。AF装置34により対物レンズ33を光軸方向に移
動させ、撮像素子31からの出力を撮像回路32を介し
て中央制御回路100に取り込む。中央制御回路100
はこの画像のコントラストを算出して記憶しておく。こ
のような操作を繰り返し行い、コントラストが最も大き
い位置を合焦位置とする。これは、いわゆる山登りコン
トラスト法と呼ばれる焦点調節方法である。
【0026】ステップS9でAF処理が終了するとステ
ップS10に進み、左右焦点位置をエンコーダ25L,
25Rから読み込むとともに、眼幅角度をエンコーダ5
5から読み込む。ステップS11では、これらの読み込
んだ左右焦点位置や眼幅角度が、そのID欄の眼幅角度
データと焦点位置データに対して変化しているか判定す
る。これらの読み込まれた左右焦点位置や眼幅角度が変
化していると判定されると、ステップS12に進み、そ
のID欄の左右焦点位置や眼幅角度をステップS10で
読み込まれた新たな値で書き換える。ステップS11で
この変化がないと判定されるとステップS12をスキッ
プしてステップ13へ進む。
ップS10に進み、左右焦点位置をエンコーダ25L,
25Rから読み込むとともに、眼幅角度をエンコーダ5
5から読み込む。ステップS11では、これらの読み込
んだ左右焦点位置や眼幅角度が、そのID欄の眼幅角度
データと焦点位置データに対して変化しているか判定す
る。これらの読み込まれた左右焦点位置や眼幅角度が変
化していると判定されると、ステップS12に進み、そ
のID欄の左右焦点位置や眼幅角度をステップS10で
読み込まれた新たな値で書き換える。ステップS11で
この変化がないと判定されるとステップS12をスキッ
プしてステップ13へ進む。
【0027】ステップS13ではレリーズボタン42が
オン操作されたか判定し、否定されるとステップS11
へ戻り、ステップS11〜S13を繰り返し実行する。
この間は、電子双眼鏡BNが向けられた方向にある観察
対象の撮影画像が表示素子24L、24Rに表示され
る。レリーズボタン42がオン操作されたと判定される
とステップS14に進み、撮像素子31で撮像された画
像を中央制御回路100に取り込み、所定の画像処理を
施した後にフレームメモリ45へ記録する。これ以降
は、フレームメモリ45に記憶された撮影画像が繰り返
し表示素子24L、24Rに表示される。そして、ステ
ップS15において、フレームメモリ45の画像データ
に使用者の識別番号を付加して通信装置46から外部機
器で送信する。たとえば、レリーズボタンがオンされる
たびに携帯電話を通じて自宅のパソコン上に撮影画像を
送信して、電子アルバムを作成することも可能である。
ステップS16で電源スイッチ41がオフと判定される
とこの一連の処理を終了する。ステップS16で電源ス
イッチ41がオフと判定されない場合には、ステップS
11へ戻る。なお、ステップS15でフレームメモリ4
5に記憶されている撮影画像を外部に送出した後は、再
び、観察装置30で撮像された画像を表示素子24L,
24Rに表示する。
オン操作されたか判定し、否定されるとステップS11
へ戻り、ステップS11〜S13を繰り返し実行する。
この間は、電子双眼鏡BNが向けられた方向にある観察
対象の撮影画像が表示素子24L、24Rに表示され
る。レリーズボタン42がオン操作されたと判定される
とステップS14に進み、撮像素子31で撮像された画
像を中央制御回路100に取り込み、所定の画像処理を
施した後にフレームメモリ45へ記録する。これ以降
は、フレームメモリ45に記憶された撮影画像が繰り返
し表示素子24L、24Rに表示される。そして、ステ
ップS15において、フレームメモリ45の画像データ
に使用者の識別番号を付加して通信装置46から外部機
器で送信する。たとえば、レリーズボタンがオンされる
たびに携帯電話を通じて自宅のパソコン上に撮影画像を
送信して、電子アルバムを作成することも可能である。
ステップS16で電源スイッチ41がオフと判定される
とこの一連の処理を終了する。ステップS16で電源ス
イッチ41がオフと判定されない場合には、ステップS
11へ戻る。なお、ステップS15でフレームメモリ4
5に記憶されている撮影画像を外部に送出した後は、再
び、観察装置30で撮像された画像を表示素子24L,
24Rに表示する。
【0028】以上の実施の形態による電子双眼鏡BNで
は、はじめて電子双眼鏡BNを使用する場合には、標準
眼幅角度データにより左右の接眼部20L、20Rの眼
幅が設定され、左右焦点位置データにより左右の接眼レ
ンズ21L,21Rの位置が設定される。そして、その
使用者に新たに識別番号が付与され、その識別番号に標
準のデータがいったん格納される。使用者が眼幅と左右
の焦点位置を自分に適した値に調節すると、この時の眼
幅角度データと左右焦点位置データがその識別番号に対
応づけて記録される。この使用者が次回電子双眼鏡BN
を使用するときは、この識別番号に登録した眼幅角度デ
ータと左右焦点位置データが読み出され、眼幅と左右の
焦点位置は使用者に適した値に直ちに調整される。
は、はじめて電子双眼鏡BNを使用する場合には、標準
眼幅角度データにより左右の接眼部20L、20Rの眼
幅が設定され、左右焦点位置データにより左右の接眼レ
ンズ21L,21Rの位置が設定される。そして、その
使用者に新たに識別番号が付与され、その識別番号に標
準のデータがいったん格納される。使用者が眼幅と左右
の焦点位置を自分に適した値に調節すると、この時の眼
幅角度データと左右焦点位置データがその識別番号に対
応づけて記録される。この使用者が次回電子双眼鏡BN
を使用するときは、この識別番号に登録した眼幅角度デ
ータと左右焦点位置データが読み出され、眼幅と左右の
焦点位置は使用者に適した値に直ちに調整される。
【0029】以上のように第1の実施の形態の電子双眼
鏡BNによれば、電源スイッチをオン操作するだけで、
使用者に適した眼幅と焦点位置に設定される。したがっ
て、その都度使用者が眼幅や焦点位置を調節する手間が
省けるので、操作性が向上する。また、使用者に適した
眼幅と焦点位置はエンコーダ25L、25Rとエンコー
ダ55で読み取られた信号値として記憶されるから、使
用者に適した眼幅と焦点位置を演算するアルゴリズムが
不要であり、コスト低減につながる。
鏡BNによれば、電源スイッチをオン操作するだけで、
使用者に適した眼幅と焦点位置に設定される。したがっ
て、その都度使用者が眼幅や焦点位置を調節する手間が
省けるので、操作性が向上する。また、使用者に適した
眼幅と焦点位置はエンコーダ25L、25Rとエンコー
ダ55で読み取られた信号値として記憶されるから、使
用者に適した眼幅と焦点位置を演算するアルゴリズムが
不要であり、コスト低減につながる。
【0030】−第2の実施の形態− 図9〜図14により本発明による双眼鏡BNAの第2の
実施の形態を説明する。図1〜図8と同様な箇所には同
一の符号を付して相違点を主に説明する。
実施の形態を説明する。図1〜図8と同様な箇所には同
一の符号を付して相違点を主に説明する。
【0031】双眼鏡BNAの外観を図9に示す。双眼鏡
BNAは、機軸10により回動可能に連結されている左
右一対の接眼部200L,200Rを備えている。右接
眼部200Rは、図10に示すように、右対物レンズ2
01Rと右接眼レンズ202Rとからなる望遠光学系
と、右接眼レンズ202Rの焦点位置を調節する視度調
節機構203とを有する。視度は、視度調節機構203
により右接眼レンズ202Rを光軸方向に移動すること
によって調節される。視度調節機構203は第1の実施
の形態の焦点位置調節機構22Rと同様である。右接眼
レンズ202Rのモータ駆動および光軸上の位置の検出
についても、第1の実施の形態と同様であり、説明を省
略する。また、左接眼部200Lは視度調節する必要が
ないから、対物レンズ201Lと接眼レンズ202Lと
で構成される。これは右接眼部200Rと同一の構成で
あり、説明を省略する。
BNAは、機軸10により回動可能に連結されている左
右一対の接眼部200L,200Rを備えている。右接
眼部200Rは、図10に示すように、右対物レンズ2
01Rと右接眼レンズ202Rとからなる望遠光学系
と、右接眼レンズ202Rの焦点位置を調節する視度調
節機構203とを有する。視度は、視度調節機構203
により右接眼レンズ202Rを光軸方向に移動すること
によって調節される。視度調節機構203は第1の実施
の形態の焦点位置調節機構22Rと同様である。右接眼
レンズ202Rのモータ駆動および光軸上の位置の検出
についても、第1の実施の形態と同様であり、説明を省
略する。また、左接眼部200Lは視度調節する必要が
ないから、対物レンズ201Lと接眼レンズ202Lと
で構成される。これは右接眼部200Rと同一の構成で
あり、説明を省略する。
【0032】双眼鏡BNAは第1の実施の形態の眼幅調
節部50と同様な眼幅調節部50Aを備え、眼幅調節が
モータ制御される点は第1の実施の形態と同様である。
相違点は、眼幅調節部50Aでは、平行リンク機構54
L、54Rから表示素子24L,24Rを省略した点で
ある。
節部50と同様な眼幅調節部50Aを備え、眼幅調節が
モータ制御される点は第1の実施の形態と同様である。
相違点は、眼幅調節部50Aでは、平行リンク機構54
L、54Rから表示素子24L,24Rを省略した点で
ある。
【0033】−制御系− 図11は図9に示した双眼鏡BNAの制御ブロック図で
ある。上述したように、中央制御回路100Aには、右
接眼部200Rと、眼幅調整部50Aとがそれぞれ接続
されている。また、中央制御回路100Aには、双眼鏡
BNAの使用を許可する電源スイッチ41と、指紋セン
サ43からの読取信号を受信して指紋を判定する指紋判
定回路44とがそれぞれ接続されている。
ある。上述したように、中央制御回路100Aには、右
接眼部200Rと、眼幅調整部50Aとがそれぞれ接続
されている。また、中央制御回路100Aには、双眼鏡
BNAの使用を許可する電源スイッチ41と、指紋セン
サ43からの読取信号を受信して指紋を判定する指紋判
定回路44とがそれぞれ接続されている。
【0034】−IDデータベース− 図12は中央制御回路100Aのメモリ領域101に設
けられた第2の実施の形態のIDデータベースを説明す
る図である。このIDデータベースには、標準データの
ID0000、既登録データのID3457,345
8,3459の各欄にそれぞれ、眼幅角度、視度差デー
タが記憶されている。
けられた第2の実施の形態のIDデータベースを説明す
る図である。このIDデータベースには、標準データの
ID0000、既登録データのID3457,345
8,3459の各欄にそれぞれ、眼幅角度、視度差デー
タが記憶されている。
【0035】−動作説明− 図13および図14は、上述した双眼鏡BNAの眼幅と
視度差を調節する処理手順を示すフローチャートであ
る。電源スイッチ41をオンすると図13に示す処理手
順を実行するプログラムが起動される。このプログラム
は中央制御回路100Aに格納されており、図13およ
び図14で説明する各処理ステップは中央制御回路10
0Aで実行される。
視度差を調節する処理手順を示すフローチャートであ
る。電源スイッチ41をオンすると図13に示す処理手
順を実行するプログラムが起動される。このプログラム
は中央制御回路100Aに格納されており、図13およ
び図14で説明する各処理ステップは中央制御回路10
0Aで実行される。
【0036】図7および図8と同一のステップには同一
の符号を付して、相違点を中心に説明する。電源スイッ
チ41がオンした後、ステップS2において指紋検出が
判定されると、上述したようにステップS3〜ステップ
S5が実行される。ステップ2が否定されると、ステッ
プ2Aで所定時間経過したか否かを判定する。否定され
るとステップ2に戻り、肯定されるとこの処理を終了す
る。ステップS5において、既登録IDがあると判定さ
れるとステップS6Aにおいて、検索されたIDをキー
として眼幅角度データと視度差データを図12のIDデ
ータベースから読み出し、これらのデータにより眼幅調
整モータ51と右接眼モータ26Rを駆動してステップ
S10Aに進む。
の符号を付して、相違点を中心に説明する。電源スイッ
チ41がオンした後、ステップS2において指紋検出が
判定されると、上述したようにステップS3〜ステップ
S5が実行される。ステップ2が否定されると、ステッ
プ2Aで所定時間経過したか否かを判定する。否定され
るとステップ2に戻り、肯定されるとこの処理を終了す
る。ステップS5において、既登録IDがあると判定さ
れるとステップS6Aにおいて、検索されたIDをキー
として眼幅角度データと視度差データを図12のIDデ
ータベースから読み出し、これらのデータにより眼幅調
整モータ51と右接眼モータ26Rを駆動してステップ
S10Aに進む。
【0037】ステップS5で既登録IDがないと判定さ
れると、ステップS7Aに進む。ステップS7Aでは、
標準の眼幅角度データと標準の視度差データを図12の
IDデータベースから読み出し、これらのデータにより
眼幅調整モータ51と右の接眼モータ26Rを駆動す
る。その後ステップS8Aに進み、判定されている指紋
に新たなIDを割り当て、このIDに標準眼幅角度デー
タと標準視度差データを記憶してステップS10Aに進
む。
れると、ステップS7Aに進む。ステップS7Aでは、
標準の眼幅角度データと標準の視度差データを図12の
IDデータベースから読み出し、これらのデータにより
眼幅調整モータ51と右の接眼モータ26Rを駆動す
る。その後ステップS8Aに進み、判定されている指紋
に新たなIDを割り当て、このIDに標準眼幅角度デー
タと標準視度差データを記憶してステップS10Aに進
む。
【0038】ステップS10Aにおいて、右接眼レンズ
202Rの位置をエンコーダ25から読み込むととも
に、眼幅角度をエンコーダ55から読み込む。ステップ
S11Aでは、これらの読み込んだ視度差位置や眼幅角
度が、識別番号に対応する眼幅角度データと視度差デー
タに対して変化しているか判定する。これらの読み込ま
れた視度差位置や眼幅角度が変化していると判定される
と、ステップS12Aに進み、IDデータベースの該当
する記憶領域をステップS10Aで読み込まれた新たな
値で書き換える。ステップS11Aでこの変化がないと
判定されるとステップS12Aをスキップしてステップ
16へ進む。
202Rの位置をエンコーダ25から読み込むととも
に、眼幅角度をエンコーダ55から読み込む。ステップ
S11Aでは、これらの読み込んだ視度差位置や眼幅角
度が、識別番号に対応する眼幅角度データと視度差デー
タに対して変化しているか判定する。これらの読み込ま
れた視度差位置や眼幅角度が変化していると判定される
と、ステップS12Aに進み、IDデータベースの該当
する記憶領域をステップS10Aで読み込まれた新たな
値で書き換える。ステップS11Aでこの変化がないと
判定されるとステップS12Aをスキップしてステップ
16へ進む。
【0039】以上の実施の形態による双眼鏡BNAで
も、第1の実施の形態の電子双眼鏡BNと同様に、電源
スイッチをオン操作するだけで、使用者に適した眼幅と
視度が設定される。したがって、その都度使用者が眼幅
や視度差を調節する手間が省けるので、操作性が向上す
る。なお、視度調整は、右接眼レンズ202Rを光軸方
向に移動させて行うものであり、広義には焦点位置の調
整ということができる。
も、第1の実施の形態の電子双眼鏡BNと同様に、電源
スイッチをオン操作するだけで、使用者に適した眼幅と
視度が設定される。したがって、その都度使用者が眼幅
や視度差を調節する手間が省けるので、操作性が向上す
る。なお、視度調整は、右接眼レンズ202Rを光軸方
向に移動させて行うものであり、広義には焦点位置の調
整ということができる。
【0040】以上説明した第1及び第2の実施の形態に
よる電子双眼鏡BNと双眼鏡BNにおいて、使用者が意
識することなく指紋センサ43の上に指先を当てがえら
れるように、種々工夫することができる。例えば、電源
スイッチ41の操作部に指紋センサ43を配置すれば、
電源スイッチ41を操作する際に必然的に指紋を検出し
て読み込むことができる。この場合、図1の指紋センサ
43の下に平板上の電源スイッチ41を設けるのが好ま
しい。また、電子双眼鏡BNと双眼鏡BNAの筐体の上
面に指先に対応した複数の凹溝を設け、この凹溝で指先
をガイドし、凹溝の底面に指紋センサを設けてもよい。
よる電子双眼鏡BNと双眼鏡BNにおいて、使用者が意
識することなく指紋センサ43の上に指先を当てがえら
れるように、種々工夫することができる。例えば、電源
スイッチ41の操作部に指紋センサ43を配置すれば、
電源スイッチ41を操作する際に必然的に指紋を検出し
て読み込むことができる。この場合、図1の指紋センサ
43の下に平板上の電源スイッチ41を設けるのが好ま
しい。また、電子双眼鏡BNと双眼鏡BNAの筐体の上
面に指先に対応した複数の凹溝を設け、この凹溝で指先
をガイドし、凹溝の底面に指紋センサを設けてもよい。
【0041】以上では、指紋により使用者を識別するよ
うにしたが、使用者に割り当てた数値をテンキーで入力
してもよい。図15は、電子双眼鏡BNと双眼鏡BNの
筐体に設けられた識別番号入力部300の一例を示す図
である。この識別番号入力部300は、テンキ―301
と、テンキー301で入力した数値を表示する液晶ディ
スプレイ302と、入力した数値を確定するエンターキ
303と、入力した数値をクリアするクリアキー304
とを有する。使用に先立て、使用者がテンキー301に
より4桁の数値を入力すると、中央制御回路100は入
力されたIDの眼幅データと焦点位置データをIDデー
タベースから読み込む。その後の処理は上述したとおり
である。数値に代えて英文字、その他の記号をIDとし
て用いてもよい。ここでは、数値、英文字、その他の記
号などを総称して符号を呼ぶ。
うにしたが、使用者に割り当てた数値をテンキーで入力
してもよい。図15は、電子双眼鏡BNと双眼鏡BNの
筐体に設けられた識別番号入力部300の一例を示す図
である。この識別番号入力部300は、テンキ―301
と、テンキー301で入力した数値を表示する液晶ディ
スプレイ302と、入力した数値を確定するエンターキ
303と、入力した数値をクリアするクリアキー304
とを有する。使用に先立て、使用者がテンキー301に
より4桁の数値を入力すると、中央制御回路100は入
力されたIDの眼幅データと焦点位置データをIDデー
タベースから読み込む。その後の処理は上述したとおり
である。数値に代えて英文字、その他の記号をIDとし
て用いてもよい。ここでは、数値、英文字、その他の記
号などを総称して符号を呼ぶ。
【0042】指紋に代えて眼底の血管パターンで使用者
を識別してもよい。この場合、血管パターン検出光を使
用者の眼に入射させる投光素子と、眼底の反射光を受光
する受光素子とを電子双眼鏡BNと双眼鏡BNに設け
る。
を識別してもよい。この場合、血管パターン検出光を使
用者の眼に入射させる投光素子と、眼底の反射光を受光
する受光素子とを電子双眼鏡BNと双眼鏡BNに設け
る。
【0043】以上の実施の形態では、既登録IDが存在
しないとき、標準データにより眼幅と焦点位置を調整
し、その後に手動で眼幅と焦点位置が調整されたデータ
をIDに対応づけて記憶するようにした。しかし、既登
録IDが存在しないことを警告するだけとし、眼幅と焦
点位置を標準値に設定しないようにしてもよい。電源ス
イッチ41をオフしたのに応動して電子双眼鏡BNと双
眼鏡BNを収納姿勢に折り畳んでもよい。この場合、収
納姿勢検知後に電源を切断するアルゴリズムとするのが
好ましい。
しないとき、標準データにより眼幅と焦点位置を調整
し、その後に手動で眼幅と焦点位置が調整されたデータ
をIDに対応づけて記憶するようにした。しかし、既登
録IDが存在しないことを警告するだけとし、眼幅と焦
点位置を標準値に設定しないようにしてもよい。電源ス
イッチ41をオフしたのに応動して電子双眼鏡BNと双
眼鏡BNを収納姿勢に折り畳んでもよい。この場合、収
納姿勢検知後に電源を切断するアルゴリズムとするのが
好ましい。
【0044】以上では、使用者識別結果に基づいて使用
者に適した眼幅および焦点位置を調整するようにした
が、眼幅調節だけ、あるいは焦点位置調整だけを行うも
のでもよい。また、本発明の特徴は、電子双眼鏡BNや
双眼鏡BNの使用に先立って、使用者に適した眼幅およ
び/または焦点位置に調整する点にある。したがって、
眼幅調整や焦点位置調整を行う手段などは上記実施の形
態に何ら限定されない。
者に適した眼幅および焦点位置を調整するようにした
が、眼幅調節だけ、あるいは焦点位置調整だけを行うも
のでもよい。また、本発明の特徴は、電子双眼鏡BNや
双眼鏡BNの使用に先立って、使用者に適した眼幅およ
び/または焦点位置に調整する点にある。したがって、
眼幅調整や焦点位置調整を行う手段などは上記実施の形
態に何ら限定されない。
【0045】以上の実施の形態の各要素と特許請求の範
囲の各構成要素との対応関係は次の通りである。接眼レ
ンズ21L、21Rが接眼光学系に、接眼モータ26
R、26が焦点調節手段に、眼幅調整部50,50Aが
眼幅調整手段に、中央制御回路100,100Aが駆動
制御手段と判定手段と記憶制御手段とデータ変更判定手
段に、IDデータベースのメモリ領域が記憶手段に、表
示素子24L、24Rが表示装置に、識別番号入力部3
00が入力手段に、接眼レンズ202L、202Rが投
影光学系に、通信装置46が送信手段にそれぞれ対応す
る。
囲の各構成要素との対応関係は次の通りである。接眼レ
ンズ21L、21Rが接眼光学系に、接眼モータ26
R、26が焦点調節手段に、眼幅調整部50,50Aが
眼幅調整手段に、中央制御回路100,100Aが駆動
制御手段と判定手段と記憶制御手段とデータ変更判定手
段に、IDデータベースのメモリ領域が記憶手段に、表
示素子24L、24Rが表示装置に、識別番号入力部3
00が入力手段に、接眼レンズ202L、202Rが投
影光学系に、通信装置46が送信手段にそれぞれ対応す
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような作用効果がある。 (1)双眼鏡の使用に先立って、使用者識別結果に基づ
いて使用者に適した眼幅調節および/または焦点位置を
調整するようにしたので、使用の都度眼幅および/また
は焦点位置を調整する必要がなく、操作性がよい双眼鏡
を提供できる。眼幅角度や接眼光学系の焦点位置を検出
し、これらの検出値を使用者に適した眼幅および/また
は焦点位置として記憶するようにしたので、眼幅演算お
よび/または焦点位置演算のアルゴリズムが不要となり
コスト低減を図ることができる。 (2)請求項3の双眼鏡のように、指紋センサにより使
用者を識別することにより、双眼鏡使用時に指紋センサ
に触れるだけで使用者識別信号を入力したことになり、
操作性がよい。 (3)請求項4の双眼鏡のように、電源スイッチの操作
釦上に指紋センサを配設することにより、確実に指紋を
検出して使用者を識別することができる。 (4)請求項9の双眼鏡のように、使用者によって手動
で調節された眼幅および/または焦点位置のデータをそ
の使用者に割り当てられた識別番号に対応づけて記憶す
ることにより、はじめて双眼鏡を使用した者でも、2回
目には使用に先立って自分に最適な眼幅および/または
焦点位置に設定されるから、操作性が向上する。 (5)請求項10の双眼鏡のように、調節データが変更
したと判定されると、変更された眼幅および/または焦
点位置のデータにより、調節データを更新するようにし
たので、常時、使用者に最適な眼幅および/または焦点
位置に設定されるから、操作性が向上する。
のような作用効果がある。 (1)双眼鏡の使用に先立って、使用者識別結果に基づ
いて使用者に適した眼幅調節および/または焦点位置を
調整するようにしたので、使用の都度眼幅および/また
は焦点位置を調整する必要がなく、操作性がよい双眼鏡
を提供できる。眼幅角度や接眼光学系の焦点位置を検出
し、これらの検出値を使用者に適した眼幅および/また
は焦点位置として記憶するようにしたので、眼幅演算お
よび/または焦点位置演算のアルゴリズムが不要となり
コスト低減を図ることができる。 (2)請求項3の双眼鏡のように、指紋センサにより使
用者を識別することにより、双眼鏡使用時に指紋センサ
に触れるだけで使用者識別信号を入力したことになり、
操作性がよい。 (3)請求項4の双眼鏡のように、電源スイッチの操作
釦上に指紋センサを配設することにより、確実に指紋を
検出して使用者を識別することができる。 (4)請求項9の双眼鏡のように、使用者によって手動
で調節された眼幅および/または焦点位置のデータをそ
の使用者に割り当てられた識別番号に対応づけて記憶す
ることにより、はじめて双眼鏡を使用した者でも、2回
目には使用に先立って自分に最適な眼幅および/または
焦点位置に設定されるから、操作性が向上する。 (5)請求項10の双眼鏡のように、調節データが変更
したと判定されると、変更された眼幅および/または焦
点位置のデータにより、調節データを更新するようにし
たので、常時、使用者に最適な眼幅および/または焦点
位置に設定されるから、操作性が向上する。
【図1】本発明による双眼鏡の第1の実施の形態である
電子双眼鏡を示す斜視図
電子双眼鏡を示す斜視図
【図2】図1の撮像装置の詳細図
【図3】図1の右接眼部の詳細図
【図4】図1の眼幅調整部の詳細図
【図5】図1に示した電子双眼鏡の制御ブロック図
【図6】図1に示した電子双眼鏡のIDデータベースの
一例を示す図
一例を示す図
【図7】図1に示した電子双眼鏡の処理手順例を示すフ
ローチャート
ローチャート
【図8】図7に引き続く処理手順例を示すフローチャー
ト
ト
【図9】本発明の第2の実施の形態である双眼鏡を示す
斜視図
斜視図
【図10】図9の右接眼部の詳細図
【図11】図9に示した双眼鏡の制御ブロック図
【図12】図9に示した双眼鏡のIDデータベースの一
例を示す図
例を示す図
【図13】図9に示した双眼鏡の処理手順例を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図14】図13に引き続く処理手順例を示すフローチ
ャート
ャート
【図15】識別番号入力装置を説明する図
10:機軸 20L,20R:左右の
接眼部 21L,21R:接眼レンズ 22R:右焦
点調節機構 24L、24R:表示素子 25R:右エ
ンコーダ 26R:右接眼モータ 30:撮像
装置 31:撮像素子 34:AF装
置 41:電源スイッチ 43:指紋セ
ンサ 44:指紋判定回路 50,50A:眼幅調
整部 51:眼幅調整モータ 54L,54R:平行リ
ンク機構 55:エンコーダ 100,100A:中央制
御回路 101:IDデータベース 200L、200R:左右
接眼部 202L、202R:左右接眼レンズ BN:電子双眼鏡 BNA:双眼鏡
接眼部 21L,21R:接眼レンズ 22R:右焦
点調節機構 24L、24R:表示素子 25R:右エ
ンコーダ 26R:右接眼モータ 30:撮像
装置 31:撮像素子 34:AF装
置 41:電源スイッチ 43:指紋セ
ンサ 44:指紋判定回路 50,50A:眼幅調
整部 51:眼幅調整モータ 54L,54R:平行リ
ンク機構 55:エンコーダ 100,100A:中央制
御回路 101:IDデータベース 200L、200R:左右
接眼部 202L、202R:左右接眼レンズ BN:電子双眼鏡 BNA:双眼鏡
Claims (10)
- 【請求項1】使用者が観察対象を観察するための一対の
接眼光学系と、 前記一対の接眼光学系の眼幅を調節する眼幅調節手段
と、 前記一対の接眼光学系の焦点位置を調節する焦点調節手
段と、 使用者を識別する識別手段と、 前記使用者に対応づけて、前記眼幅の調節データおよび
/または前記焦点位置の調節データを記憶する記憶手段
と、 前記識別手段による識別結果にしたがって識別された使
用者の前記眼幅調節データおよび/または焦点位置調節
データを前記記憶手段から読み出し、前記眼幅調節手段
および焦点調節手段を駆動する駆動制御手段とを備える
ことを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項2】使用者が観察対象を観察するための一対の
接眼光学系と、 前記一対の接眼光学系の眼幅を調節する眼幅調節手段
と、 前記一対の接眼光学系のいずれか一方の焦点位置を調節
する焦点調節手段と、 使用者を識別する識別手段と、 前記使用者に対応づけて、前記眼幅の調節データと前記
焦点位置の調節データをそれぞれ記憶する記憶手段と、 前記識別手段による識別結果にしたがって識別された使
用者の前記眼幅調節データおよび/または焦点位置調節
データを前記記憶手段から読み出し、前記眼幅調節手段
および焦点調節手段を駆動する駆動制御手段とを備える
ことを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項3】請求項1または2の双眼鏡において、 前記識別手段は、使用者の指紋を検出する指紋センサを
含み、この指紋センサで検出された指紋に基づいて使用
者を識別することを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項4】請求項3の双眼鏡において、 前記眼幅調節手段と前記焦点調節手段の動作を許可する
電源スイッチと、 前記電源スイッチの操作釦上に前記指紋センサを配設す
ることを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項5】請求項1または2の双眼鏡において、 使用者を識別する符号を入力する入力手段を備え、 前記識別手段は、前記入力手段で入力された符号に基づ
いて使用者を識別することを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項6】請求項3の双眼鏡において、 前記一対の接眼光学系はそれぞれ筐体に保持され、 前記それぞれの筐体は機軸により回動可能に連結され、 前記眼幅調節手段は前記機軸を中心として前記眼幅を調
節することを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項7】請求項3の双眼鏡において、 前記観察対象を撮像する撮像装置と、 前記撮像装置で撮像した画像を表示する一対の表示装置
とを備え、 前記一対の接眼光学系は前記一対の表示装置上の映像を
それぞれ使用者の眼球に投影する一対の投影光学系であ
り、 前記焦点調節手段は、前記一対の投影光学系による焦点
調節状態をそれぞれ調節することを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項8】請求項7の双眼鏡において、 前記撮像装置から出力される観察対象の画像を、前記識
別手段による識別結果と共に外部へ送信する送信手段を
備えることを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項9】請求項1または2の双眼鏡において、 前記識別手段で識別された使用者に対する前記調節デー
タが存在するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記調節データが存在しないと判定
されたときは、使用者が調節した眼幅および/または焦
点位置のデータを、前記識別手段による識別結果に対応
づけて前記記憶手段に記憶する記憶制御手段とを備える
ことを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項10】請求項9の双眼鏡において、 前記記憶手段に記憶されている前記調節データが変更さ
れたか否かを判定するデータ変更判定手段とを備え、 前記記憶制御手段は、前記データ変更判定手段により前
記調節データが変更したと判定されたとき、前記変更さ
れた眼幅および/または焦点位置のデータにより、前記
記憶手段に記憶されている前記調節データを更新するこ
とを特徴とする双眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000307562A JP2002116386A (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 双眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000307562A JP2002116386A (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 双眼鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002116386A true JP2002116386A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18788059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000307562A Pending JP2002116386A (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 双眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002116386A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004081633A1 (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-23 | Nikon Vision Co., Ltd. | 視野枠位置可変式光学装置 |
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JP2009163180A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Nikon Vision Co Ltd | 携帯用光学機器 |
JP2010002513A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Sony Corp | 電子双眼鏡 |
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AT522713A1 (de) * | 2019-06-26 | 2021-01-15 | Swarovski Optik Kg | Binokulares Fernglas und Verfahren zur Verstellung einer Pupillendistanz |
WO2021024525A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 表示装置 |
-
2000
- 2000-10-06 JP JP2000307562A patent/JP2002116386A/ja active Pending
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009163180A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Nikon Vision Co Ltd | 携帯用光学機器 |
JP2010002513A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Sony Corp | 電子双眼鏡 |
US9188791B2 (en) | 2008-06-18 | 2015-11-17 | Sony Corporation | Electronic binoculars |
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WO2021024525A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 表示装置 |
JPWO2021024526A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | ||
CN113316738A (zh) * | 2019-08-06 | 2021-08-27 | 松下知识产权经营株式会社 | 显示装置 |
JPWO2021024525A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | ||
US11624930B2 (en) | 2019-08-06 | 2023-04-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Head mounted display device |
CN113316738B (zh) * | 2019-08-06 | 2024-05-17 | 松下知识产权经营株式会社 | 显示装置 |
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JP7499467B2 (ja) | 2019-08-06 | 2024-06-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 表示装置 |
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