JP2002114881A - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents
農業用塩化ビニル系樹脂フィルムInfo
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Abstract
化ビニル系樹脂フィルムを得ること。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
可塑剤20〜70重量部、防滴剤0.5〜5重量部、R
−NHCONH−(CH2)n−NHCONH−R’で示
される一般式で表される化合物0.05〜0.5重量部
を添加してなる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム
Description
樹脂フィルムに関し、詳しくは、パイプ接触部の耐こす
れ性に優れた農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに関す
る。
ウス等の被覆材として、安価で透明性が良く、保温性、
強度に優れることから、塩化ビニル系樹脂フィルムが広
く用いられているが、塩化ビニル系樹脂よりなる被覆材
をトンネル、農業用ハウス等に用いると、パイプとの接
触部にてこすれが生じ、こすれた部分から破れが発生
し、作物に大きな悪影響を与えてしまうという問題があ
った。
内側に結露が生じ、被覆材から作物に向かって、水滴が
落ちるという問題があった。これを解決するために、塩
化ビニル系樹脂フィルムに界面活性剤の1種である防滴
剤を含有させ、フィルム表面の親水性を高めて、フィル
ムの表面が均一に濡れるようにすると共に、フィルム表
面に生じた水滴を速やかに流れ落ちさせるようにした。
塩化ビニル系樹脂フィルムは、繰り返し使用されるとが
多く、破れが発生して、再利用ができなくなる場合も多
かった。
解決するためになされたものであり、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し、可塑剤20〜70重量部、防滴剤
0.5〜5重量部、化1に示す一般式で表される化合物
(I)0.05〜0.5重量部を添加してなることを特
徴とする農業用塩化ビニル系樹脂フィルムである。
ルケニル基、アリール基、アルキル置換アリール基を示
す)
ては、ポリ塩化ビニルや、塩化ビニルモノマーと、塩化
ビニルと共重合可能な他のモノマーとの共重合体、塩化
ビニルモノマーと高級ビニルエーテルとの共重合体等、
またはこれらの混合物が挙げられる。塩化ビニルと共重
合可能なモノマーとしては、例えば、酢酸ビニル、エチ
レン、プロピレン、マレイン酸エステル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、メタクリル酸、アクリル酸等のオレフィ
ンモノマーやビニル系モノマーが挙げられる。
テル(DOP)、フタル酸ジイソノニルエステル(DI
NP)、フタル酸ブチルベンジルエステル(BBP)、
フタル酸ジイソデシルエステル(DIDP)、フタル酸
ジウンデシルエステル(DUP)などに代表される一般
のフタル酸エステル系可塑剤、アジピン酸ジオクチルエ
ステル(DOA)、セバチン酸ジオクチルエステル(D
OS)、アゼライン酸ジオクチルエステル(DOZ)に
代表される一般の脂肪酸エステル系可塑剤、トリメリッ
ト酸トリオクチルエステル(TOTM)に代表されるト
リメリット酸エステル系可塑剤、ポリプロピレンアジペ
ート等に代表されるポリエステル系可塑剤などの高分子
系可塑剤の他のセバチン酸系可塑剤、塩素化パラフィン
などの一般的な可塑剤、トリクレジルフォスフェート
(TCP)、トリキシリルホスフェート(TXP)、ト
リス(イソプロピルフェニル)ホスフェート、トリブチ
ルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリフェニ
ルホスフェート、トリエチルフェニルホスフェート等の
リン酸エステル系可塑剤、植物油のエポキシ化物、エポ
キシ樹脂が使用でき、植物油のエポキシ化物としては、
エポキシ化大豆油エポキシ化アマニ油等が挙げられ、エ
ポキシ樹脂としては、エポキシ化ポリブタジエン、エポ
キシステアリン酸メチル、エポキシステアリン酸ブチ
ル、エポキシステアリン酸エチルヘキシル、トリス(エ
ポキシプロピル)イソシアヌレート、3−(2−キセノ
キシ)−1,2−エポキシプロパン、ビスフェノールA
ジグリシジルエーテル、ビニルジシクロヘキセンジエポ
キサイド、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンとエピクロルヒドリンの重縮合物等のエポキシ系
可塑剤が挙げられる。これらの可塑剤は、単独又は2種
以上を混合して使用することができる。上記の可塑剤の
添加量としては、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
し、20〜70重量部添加する。可塑剤の添加量が少な
すぎると、樹脂組成物が硬くなり、フィルムに成形しづ
らくなり、逆に可塑剤の添加量が多すぎると、フィルム
がべたついて、取り扱いにくくなる。
から知られているソルビタン脂肪酸エステル、ソルビト
ール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ジグ
リセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸・二塩基酸
エステル、グリセリン脂肪酸・二塩基酸エステル、ジグ
リセリン脂肪酸・二塩基酸エステル等の多価アルコール
と脂肪酸とのエステル、多価アルコールの脂肪酸及び二
塩基酸とのエステル、あるいはこれらに、エチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイ
ドが付加された化合物が使用でき、具体的には、ソルビ
タンパルミテート、ソルビタンステアレート、ソルビタ
ンステアレート・エチレンオキサイド1モル付加物、ソ
ルビタンステアレート・エチレンオキサイド2モル付加
物、ソルビタンステアレート・プロピレンオキサイド3
モル付加物、ソルビタンステアレート・エチレンオキサ
イド3モル付加物、ジグリセリンパルミテート、ジグリ
セリンステアレート、グリセリンパルミテート、グリセ
リンステアレート、グリセリンパルミテート・エチレン
オキサイド2モル付加物、ソルビタンステアレートアジ
ペート・エチレンオキサイド3モル付加物、ソルビトー
ルステアレートアジペート・エチレンオキサイド2モル
付加物、ジグリセリンパルミテートセバケート・プロピ
レンオキサイド3モル付加物、ソルビトールパルミテー
トアジペート・エチレンオキサイド3モル付加物等が使
用できるが、特に好ましくは、ソルビタンパルミテート
等のソルビタン系の防滴剤である。これらの防滴剤は、
単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用
しても良い。上記の防滴剤の添加量としては、塩化ビニ
ル系樹脂100重量部に対し、0.5〜5重量部添加す
る。防滴剤の添加量が少なすぎると、防滴効果が十分で
なく、逆に防滴剤の添加量が多すぎると、コストが高く
なるだけでなく、ブリードが起こり、フィルム表面が白
化する場合がある。
には、化1の一般式で示される化合物(I)を、樹脂1
00重量部に対し、0.05〜0.5重量部添加する。
化1の一般式で示される化合物の添加量が少なすぎる
と、耐こすれ性を十分に向上させることができず、多す
ぎると、ブルームが発生し、透明性が低下する。
には、必要に応じて、防曇剤、熱安定剤、光安定剤、滑
剤又は粘着防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤
等の添加剤を添加することができる。
基と、水酸基又はアルキレンオキサイド基の少なくとも
1種を有するフッ素系化合物が挙げられ、フッ素含有基
としては、パーフルオロアルキル基(CnH2n+1基)、
パーフルオロアルコキシ基(C nF2n+1O基)、ポリフル
オロアルキル基(HmCnF2n+1-m基)、パーフルオロア
ルケニル基(CnF2n-1基)、ポリフルオロアルケニル基
(HmCnF2n-1-m基)等が挙げられ(式中mは1〜3の整
数、nは3〜20の整数)、アルキレンオキサイド基と
しては、(C2H4O)n、(C3H6O)n 等が挙げられ
る(式中nは1〜30の整数)。これらのフッ素系化合
物の添加量としては、樹脂100重量部に対し、0.0
1〜1重量部、好ましくは0.05〜0.5重量部であ
る。また、フッ素系化合物の具体例としては、化2に示
すような化合物が挙げられる。
テアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、リシノ
ール酸バリウム、ラウリン酸カルシウム、オレイン酸カ
ルシウムなどの金属石鹸、エポキシ化大豆油などのエポ
キシ化合物、ジフェニルデシルホスファイト、トリフェ
ニルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファ
イト、トリデシルホスファイト、トリス(2−エチルヘ
キシル)ホスファイト、トリステアリルホスファイト、
オクチルジフェニルホスファイトなどの有機ホスファイ
ト系安定剤、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫マレー
ト、有機錫メルカプチド、有機錫スルホンアミドなどの
錫系安定剤などが使用できる。また、これらの安定剤
は、単独又は2種以上を混合して使用することができ
る。熱安定剤の添加量としては、樹脂100重量部に対
し、0.5〜10重量部、好ましくは1〜5重量部であ
る。
ラメチル−4−ピペリジルステアレート、1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルステアレート、
2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルベンゾ
エート、N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)ドデシルコハク酸イミド、1−[(3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオニルオキシエチル]−2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル(3,5−ジ−tert−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケー
ト、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6,−
ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−ブチル−2−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)マロネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミ
ン、テトラ(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)ブタンテトラカルボキシレート、ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ジ(トリ
デシル)ブタンテトラカルボキシレート、ビス(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ジ
(トリデシル)ブタンテトラカルボキシレート、3,9
−ビス{1,1−ジメチル−2−[トリス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジルオキシカルボニ
ルオキシ)ブチルカルボニルオキシ]エチル}−2,
4,8,10−テトラオキシサスピロ[5,5]ウンデ
カン、3,9−ビス{1,1−ジメチル−2−[トリス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル
オキシカルボニルオキシ)ブチルカルボニルオキシ]エ
チル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,
5]ウンデカン、1,5,8,12−テトラキス{4,
6−ビス[N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ビペリジル)ブチルアミノ]−1,3,5−トリアジン
−2−イル}−1,5,8,12−テトラアザドデカ
ン、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジノール/コハク酸ジメチル
縮合物、2−tert−オクチルアミノ−4,6−ジク
ロロ−s−トリアジン/N,N’−ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジ
アミン縮合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミン/
ジブロモエタン縮合物等のヒンダードアミン系光安定剤
等が挙げられる。
リン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石
鹸;流動パラフィン、ポリエチレンワックス類、塩素化
炭化水素類等の炭化水素類;ステアリン酸、ステアリン
酸アミド、パルミチン酸アミド、メチレンビスステアロ
アミド、エチレンビスステアロアミド等の脂肪酸及び脂
肪酸アミド;ステアリン酸ブチル、パルミチン酸セチ
ル、ステアリン酸モノグリセリド等の脂肪酸エステル等
の滑剤が使用できる。これらの滑剤は、単独で使用して
もよいし、2種以上を組み合わせて使用しても良い。
ル、ベンゾトリアゾール、ヒドロキシベンゾフェノン、
アクリロニトリル置換体等が挙げられる。これらの紫外
線吸収剤は、単独又は2種以上を混合して使用すること
ができる。具体的には、2,4−ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−エトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、5,
5’−メチレンビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン)等の2−ヒドロキシベンゾフェノン類;
2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’
−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ter
t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−te
rt−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジクミルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス(4−t
ert−オクチル−6−ベンゾトリアゾール)フェノー
ル等の2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリア
ゾール類;フェニルサリチレート、レゾルシノールモノ
ベンゾエート、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル
−3’,5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキ
シベンゾエート、ヘキサデシル−3,5−ジ−tert
−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエー
ト類;2−エトキシ−4’−ドデシルオキザニリド等の
オキザニリド類;エチル−α−シアノ−β、β−ジフェ
ニルアクリレート、メチル−2−シアノ−3−メチル−
3−(p−メトキシフェニル)アクリレート等のシアノ
アクリレート類が挙げられる。これらの紫外線吸収剤
は、単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて
使用しても良い。
ル、アルキレンビスフェノール、アルキルフェノールチ
オエーテル、β,β’−チオプロピオン酸エステル、有
機亜リン酸エステル、芳香族アミン、フェノール・ニッ
ケル複合体等が挙げられる。これらの酸化防止剤は、単
独又は2種以上を混合して使用することができる。
タン、水酸化アルミニウム、タルク、長石、シリカ、ハ
イドロタルサイト等が使用できる。
定剤及び必要に応じて添加される各種添加剤を添加した
塩化ビニル系樹脂組成物は、カレンダー法、押出法、イ
ンフレーション法等の適宜の手段により、所望厚さのフ
ィルムに成形される。フィルムの厚さについては、0.
05〜0.2mm程度が好ましい。
脂製フィルムは、一方の面或いは両面に適宜の塗料によ
る塗膜を形成することもできる。例えば、農業用施設の
被覆材として使用する場合であれば、展張したときに外
側となる面に、溶剤系、水系或いは紫外線硬化型塗料に
よる防塵性塗膜を形成したり、展張したときに内側とな
る面に、溶剤系、水系或いは紫外線硬化型塗料中にコロ
イダルシリカ等の親水化物質を添加して得た塗料をよる
防滴性塗膜を形成したりすることができる。
脂系、塩化ビニル樹脂系、セルロース樹脂系、フッ素樹
脂系、ポリアミド系、ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂
系、シリコーン樹脂系等の塗料が使用できる。水系塗料
としては、例えば、アクリル樹脂系、ポリエステル系、
ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系等の塗料が使用でき
る。紫外線硬化型塗料としては、例えば、アクリル樹脂
系、アクリル変性ウレタン樹脂系、アクリル変性エポキ
シ樹脂系、メルカプト誘導体系、エポキシ樹脂系等の塗
料が使用できる。
ミキサーで10分間撹拌混合し、バンバリーミキサーに
て混練りした後、カレンダー法にて、厚さ0.1mm、
幅300cmのフィルムを作製した。得られた農業用塩
化ビニル系樹脂フィルムを中接加工し、中接加工部を農
業用ハウスの天頂部のパイプ上からずらすようにして、
開口4m、高さ2.5m、長さ30mのハウスにそれぞ
れ展張し、4ヶ月毎にパイプ部のこすれや破れをチェッ
クした。展張時期は、平成10年10月1日から平成1
1年9月31日である。また、フィルム成形から1ヶ月
間室内で放置した後、ブルームの評価を行った。
H(日本化成社製) *5 DS−403(ダイキン社製) *6 キマソープ 944LD(チバガイギー社製) *7 {(C18H37O)3POO}2Zn *8 ハウス天頂部のパイプとマイカ線の交わる部分
(全50箇所)における破れの発生した箇所の数 *9 ブルームが少ない △ 多少ブルームが見られる × ブルームがひどく透明性が悪い
例と同様の方法にて、フィルムを作製し、実施例と同様
の方法で評価した。
業用フィルムにおいて、ハウスに展張した後の破れの頻
度が減少し、ハウス内の作物への影響を抑えることがで
きる。また、フィルムの修理の手間が省け、農家にとっ
ては大きなメリットである。
Claims (1)
- 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
可塑剤20〜70重量部、防滴剤0.5〜5重量部、化
1に示す一般式で表される化合物(I)0.05〜0.
5重量部を添加してなる農業用塩化ビニル系樹脂フィル
ム。 【化1】 R−NHCONH−(CH2)n−NHCONH−R’ (nは2〜12の整数、R及びR’はアルキル基又はア
ルケニル基、アリール基、アルキル置換アリール基を示
す)
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---|---|---|---|
JP2000307105A JP5009458B2 (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000307105A JP5009458B2 (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002114881A true JP2002114881A (ja) | 2002-04-16 |
JP2002114881A5 JP2002114881A5 (ja) | 2007-10-18 |
JP5009458B2 JP5009458B2 (ja) | 2012-08-22 |
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ID=18787667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000307105A Expired - Fee Related JP5009458B2 (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
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JP (1) | JP5009458B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013212070A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 農業用太陽光制御フィルム |
JP2016136971A (ja) * | 2016-05-09 | 2016-08-04 | 大日本印刷株式会社 | 農業用太陽光制御フィルム |
-
2000
- 2000-10-06 JP JP2000307105A patent/JP5009458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013212070A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 農業用太陽光制御フィルム |
JP2016136971A (ja) * | 2016-05-09 | 2016-08-04 | 大日本印刷株式会社 | 農業用太陽光制御フィルム |
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---|---|
JP5009458B2 (ja) | 2012-08-22 |
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