JP2002114368A - トラッキングシステムおよびトラッキング方法 - Google Patents

トラッキングシステムおよびトラッキング方法

Info

Publication number
JP2002114368A
JP2002114368A JP2000307587A JP2000307587A JP2002114368A JP 2002114368 A JP2002114368 A JP 2002114368A JP 2000307587 A JP2000307587 A JP 2000307587A JP 2000307587 A JP2000307587 A JP 2000307587A JP 2002114368 A JP2002114368 A JP 2002114368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
transport
works
robot
tracking system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000307587A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Ikezawa
信一郎 池沢
Masayuki Okuyama
正幸 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000307587A priority Critical patent/JP2002114368A/ja
Publication of JP2002114368A publication Critical patent/JP2002114368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り残しなどが発生しないとともに、効率的
に作業を行うことを可能とするトラッキングシステムお
よびトラッキング方法を提供する。 【解決手段】 ワークを搬送する搬送路1a,1a,1
aと、この搬送路1a,1a,1aからワークを取り出
して、ワークを次工程4へと移動させるロボット2,
2,2とを備えたトラッキングシステム10である。次
工程4に対し複数の搬送路1a,1a,1aを備え、各
搬送路1a,1a,1aの近傍にそれぞれロボット2,
2,2を備えている。複数の搬送路1a,1a,1a
が、互いにほぼ平行となるようにして配置されている。
複数の搬送路1a,1a,1aの各々により搬送するワ
ークの数量を、ほぼ均等にする。複数の搬送路1a,1
a,1aの各々で、それぞれ別種のワークを搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送路を搬送され
るワークを、ロボットにより、該搬送路から次工程へと
移動させるトラッキングシステムおよび、トラッキング
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラッキングシステムとしては、
例えば、特開平8−336783号公報、特開平8−3
36784号公報、特開平10−138181号公報に
示すように、ワークの搬送方向(ワークが流れる方向)
に沿って、所定の間隔をおいて複数台のロボットを設置
したものがある。即ち、図3に示すように、このトラッ
キングシステムは、搬送コンベア102上の搬送路を搬
送されるワーク103,…を、ロボット100,101
により取り出して、排出コンベア104へと移動させる
ものであり、第1のロボット100、第2のロボット1
01が、搬送コンベア102の搬送方向(矢印A方向)
に沿って設置されている。ここで、排出コンベア104
の搬送方向は矢印B方向となっている。
【0003】このような技術においては、先ず、ワーク
103,…の流れの最上流に位置する第1番目のロボッ
ト100により搬送コンベア102上の搬送路からワー
ク103,…の一部を取り出して該ワーク103,…を
排出コンベア104へと移動させ、次いで、残りのワー
ク103,…を第2番目のロボット101により搬送コ
ンベア102上の搬送路から取り出す、といったよう
に、上流側のロボット100により取りきれなかった残
りのワーク103,…を、下流側のロボット101によ
り取り出す方式であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、複数台のロボット100,101の能
力を最大限に活用するためには、搬送路を搬送されるワ
ーク103,…の量を非常に多くする必要があり、搬送
速度の増大によりロボット100,101の追従遅れや
取り残しが発生しやすくなるといった問題があった。ま
た、取り残しを防止するために搬送を停止したり、搬送
速度を低下させる方法があるが、この場合、複数台のロ
ボット100,101が同時に作業を終えることができ
ない場合、複数台用いる効果が小さくなるといった問題
や、あるいは、複数台のロボット100,101が同時
に作業を終えるようにするため、複雑な制御を行わなけ
ればならないといった問題があった。さらに、効率的に
作業を行わせるためには、それぞれのロボットに最適な
作業を割り当てて協調作業を行わせる必要があり、ロボ
ットの制御が複雑になるといった問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、取り残しなどが
発生しないとともに、効率的に作業を行うことを可能と
するトラッキングシステムおよびトラッキング方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、例えば、図1、図2に示すよう
に、ワークを搬送する搬送路1aと、この搬送路からワ
ークを取り出して、ワークを次工程(引渡コンベア4)
へと移動させるロボット2とを備えたトラッキングシス
テム1であって、前記次工程に対して複数の搬送路1
a,1a,1aが設けられており、各搬送路の近傍にそ
れぞれ前記ロボット2,2,2が備えられていることを
特徴としている。
【0007】ここで、搬送路は、例えば、一方向にワー
クを搬送するコンベアである。また、次工程は、例え
ば、搬送路の各々の流れ方向と交差する方向に流れる引
渡搬送路(例えば、コンベア)である。さらに、複数の
搬送路は、例えば、それぞれ、引渡搬送路側に向けてワ
ークを搬送するようになっている。また、ロボットによ
り、ワークを次工程に移動させるだけであってもよい
し、あるいは、次工程に移動させると同時に、ワークど
うしを組み立てることとしてもよい。
【0008】ロボットは、例えば、搬送路上のワークを
把持して搬送路から取り出し、次工程へと移動させ、こ
こでワークを離してワークを次工程に載置するものであ
る。そして、トラッキングシステムは、例えば、搬送路
上を搬送されるワークを撮像する撮像手段(CCDカメ
ラ6)と、この撮像手段の撮像結果に基づきワークの位
置、形状などを認識する認識手段と、この認識手段によ
るワークの認識結果に基づき、ロボットにより搬送路の
下流側でワークを把持するべく、ロボットを制御するロ
ボット制御装置とを備えている。ここで、撮像手段と、
認識手段とで画像処理装置が構成されているとする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、次工程に対
して複数の搬送路が設けられており、各搬送路の近傍に
それぞれロボットが備えられているので、ワークを、複
数の搬送路に分散させて搬送することができ、各々の搬
送路により搬送されるワークを、各ロボットにより取り
出して、次工程に移動させることができる。従って、搬
送路1つ当たりのワークの搬送量を少なくすることがで
き、これにより、各ロボットの追従遅れや取り残しが発
生しにくくなる。よって、搬送を停止したり、搬送速度
を低下させたりする必要もなくなる。また、それぞれの
搬送路に対し、ロボットを備えているので、各ロボット
に最適な作業を割り当ててロボットどうしで協調作業を
行わせるといった必要がなく、ロボットの制御が簡素な
もので足りる。さらに、例えば、各搬送路でそれぞれ別
種のワークを扱うこととすることができ、このようにす
ることで、例えば、次工程にワークを供給する際に、ワ
ークどうしを積み重ねることによる組立作業を容易に効
率よく行うことができる。加えて、各搬送路で独立した
構成であるので、ワークを次工程に供給する前に、各搬
送路のワークに対し、それぞれ異なる補助作業を加える
ことなども可能となる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のト
ラッキングシステム1において、複数の前記搬送路1a
が、互いにほぼ平行となるようにして配置されているこ
とを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、複数の前記
搬送路が、互いにほぼ平行となるようにして配置されて
いるので、各搬送路を省スペース内に収めることがで
き、省スペース化が図れる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のトラッキングシステム1を用いて、ワークを前記次
工程4へと移動させるトラッキング方法であって、複数
の前記搬送路1aの各々により搬送するワークの数量
を、ほぼ均等にすることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、複数の搬送
路の各々により搬送するワークの数量を、ほぼ均等にす
るので、搬送路1つ当たりのワークの搬送量を少なくす
ることができるので、ロボットによるワークの追従遅れ
や取り残しが発生しにくくなる。あるいは、いずれかの
搬送路によるワークの搬送量が極端に多かったり、少な
かったりすることを防止できるので、各々のロボットに
より、ほぼ同じペースでワークを搬送路から取り出すこ
とができ、いずれかのロボットが追従遅れや取り残しを
発生させたり、いずれかのロボットに暇が生じたりする
ことを防止できる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載のトラッキングシステム1を用いて、ワークを前記次
工程4へと移動させるトラッキング方法であって、複数
の前記搬送路1aの各々で、それぞれ別種のワークを搬
送することを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、複数の前記
搬送路の各々で、それぞれ別種のワークを搬送するの
で、次工程にワークを供給する際に、ワークどうしを積
み重ねることによる組立作業が容易に効率よく行うこと
ができる。また、ワークを次工程に供給する前に、それ
ぞれの搬送路上のワークに対し、それぞれ異なる補助作
業を加えることなども可能となる。さらに、それぞれの
搬送路に対応した各ロボットで、一種のワークのみを認
識して搬送路から取り出すようにすればよいので、複数
の種類のワークを1つの搬送路で搬送するような技術と
比較して、ロボットによるワークの認識作業が容易にな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施の形態例について説明する。本発明の一例として
のトラッキングシステム10は、図1に示すように、複
数のワーク(図示省略)を搬送コンベア1に供給する供
給コンベア5、供給コンベア5から供給されたワークを
引渡コンベア4に向けて搬送する搬送コンベア1(搬送
路1aを有する)、搬送コンベア1上の搬送路1aから
ワークを取り出して引渡コンベア4へと移動させるロボ
ット2、ロボット2によりワークが載置される引渡コン
ベア4(次工程を構成する)等により概略構成されてい
る。
【0017】ここで、引渡コンベア4に対し、複数の
(例えば、図示のように3つの)搬送コンベア1,1,
1(搬送路1a,1a,1a)が設けられており、各搬
送路1a,1a,1aの近傍にそれぞれロボット2,
2,2が設けられている。
【0018】そして、搬送コンベア1は、それぞれその
長手方向が、引渡コンベア4の長手方向と直交するよう
にして配設されている。従って、各搬送コンベア1,…
は、互いに平行となっている(各搬送路1a,1a,1
aは互いに平行となっている)。さらに、搬送コンベア
1,1,1上の搬送路1a,1a,1aを搬送されるワ
ークの流れ方向(搬送方向)は、それぞれ矢印D方向、
矢印E方向、矢印F方向となっており、引渡コンベア4
の流れ方向は、矢印I方向となっている。
【0019】また、各搬送路1aの近傍には、各々の搬
送路1aを搬送されるワークを撮像する撮像手段たるC
CDカメラ6を備えている。このCCDカメラ6は、搬
送路1aの上流側の撮像領域6a(図2参照)を撮像す
るようになっている。また、ロボット2は、ここでの撮
像結果に基づきワークを認識する認識手段(図示省略)
と、この認識手段によるワークの認識結果に基づき、ロ
ボット2のアーム2a(図2参照)により搬送路1aの
下流側でワークを把持するべく、ロボット2を制御する
制御部(図示省略)とを備えている。アーム2aの可動
範囲2bは、例えば、図2に示すように、各搬送路1a
の下流側から引渡コンベア4に亘る領域となっており、
搬送路1aの下流側でワークを把持したアーム2aが引
渡コンベア4の方に移動し、ここでワークを離すことに
より、ワークが搬送路1aから引渡コンベア4へと移動
されるようになっている。
【0020】さらに、トラッキングシステム10は、万
一、ロボット2により搬送路1aを流れるワークが取り
きれなかった場合に、このワークを再び供給コンベア5
に戻すためのリターンコンベア9を備えている。このリ
ターンコンベア9は、搬送コンベア1,1,1の下流側
で搬送コンベア1,1,1からワークを受け取り、ワー
クを矢印D方向に搬送する第1部分8と、この第1部分
8からワークを受け取り、ワークを矢印H方向に搬送し
て供給コンベア5へとワークを受け渡す第2に部分とに
より構成されている。
【0021】次ぎに、このように構成された本発明に係
るトラッキングシステム1のトラッキング動作について
説明する。先ず、供給コンベア5の上流側に複数のワー
ク(例えば、すべて同じ種類のワーク)を供給すると、
矢印C方向に沿って搬送されたワークが、各搬送路1
a,1a,1aに対して供給される。ここで、トラッキ
ングシステム10は、供給コンベア5から各搬送路1
a,1a,1aに対して、ほぼ均等にワークが供給され
るように構成されているとする。
【0022】搬送路1a,1a,1aに対し、ほぼ均等
に供給されたワークは、搬送路1a,1a,1aの上流
側の撮像範囲6a,6a,6aにおいてCCDカメラ
6,6,6により撮像され、この撮像結果に基づき前記
認識手段により認識される。認識されたワークが矢印
D、E、F方向に沿って搬送されて、各搬送路1a,1
a,1aの稼働領域2b,2b,2bに達すると、前記
認識手段によるワークの認識結果に基づく前記制御部の
働きにより、ワークがロボット2,2,2のアーム2
a,2a,2aにより把持される。さらに、ワークを把
持したアーム2a,2a,2aが引渡コンベア4の方に
移動し、引渡コンベア4上の所定位置でワークを離すこ
とにより、ワークが搬送路1a,1a,1aから引渡コ
ンベア4へと移動される。
【0023】このとき、本発明のトラッキングシステム
1は、ワークを搬送する搬送路1aを複数備えているの
で、ワークを、複数の搬送路1a,1a,1aに分散さ
せて搬送することができる。従って、搬送路1a1つ当
たりのワークの搬送量を少なくすることができ、これに
より、各ロボット2,2,2の、搬送されるワークに対
する追従遅れや、各ロボット2,2,2によるワークの
取り残しが発生しにくくなる。よって、搬送コンベア
1,1,1による搬送を停止したり、搬送コンベア1,
1,1による搬送速度を低下させたりする必要もなくな
る。
【0024】また、それぞれの搬送路1a,1a,1a
に対し、ロボット2,2,2を備えているので、各ロボ
ット2,2,2に最適な作業を割り当ててロボット2,
2,2どうしで協調作業を行わせるといった必要がな
く、前記制御部によるロボット2,2,2の制御が簡素
なもので足りる。
【0025】さらに、複数の搬送路1a,1a,1a
(搬送コンベア1,1,1)が、互いにほぼ平行となる
ようにして配置されているので、各搬送路1a,1a,
1a(搬送コンベア1,1,1)を省スペース内に収め
ることができ、省スペース化が図れる。
【0026】加えて、複数の搬送路1a,1a,1aの
各々により搬送するワークの数量を、ほぼ均等にするの
で、いずれかの搬送路1a,1a,1aによるワークの
搬送量が極端に多かったり、少なかったりすることを防
止できる。よって、各々のロボット2,2,2により、
ほぼ同じペースでワークを搬送路1a,1a,1aから
取り出すことができ、いずれかのロボット2,2,2が
追従遅れや取り残しを発生させたり、いずれかのロボッ
ト2,2,2に暇が生じたりすることを防止でき、効率
的に作業を行うことができる。
【0027】なお、上記の実施の形態例では、各搬送路
1a,1a,1aにより、同じ種類のワークを搬送する
こととしたが、複数の搬送路1a,1a,1aの各々
で、それぞれ別種のワークを搬送するようにしてもよ
い。この場合、上記実施形態例では、各搬送コンベア
1,1,1が、下流側ですべて合流して、ロボット2,
2,2により取りきれなかったワークを、リターンコン
ベア9により供給コンベア5へとループさせる構成とな
っているところを、それぞれの搬送コンベア1,1,1
の下流側に個別にリターンコンベアを設けることとすれ
ばよい。さらに、この場合、ワーク供給コンベア5もそ
れぞれ搬送コンベア1,1,1の上流側に、個別に設け
ることとすればよい。これにより、別種のワークを混同
することなく、各搬送路1a,1a,1aで区別して搬
送するようにすることができる。このようにして、複数
の搬送路1a,1a,1aの各々でそれぞれ別種のワー
クを搬送する場合、引渡コンベア4にワークを供給する
際に、ワークどうしを積み重ねることによる組立作業を
容易に効率よく行うことができる。また、ワークを引渡
コンベア4に供給する前に、それぞれの搬送路1a,1
a,1a上のワークに対し、それぞれ異なる補助作業を
加えることなども可能となる。さらに、それぞれの搬送
路1a,1a,1aに対応した各ロボット2,2,2
で、一種のワークのみを認識して搬送路から取り出すよ
うにすればよいため、例えば、複数の種類のワークを1
つの搬送路で搬送するような技術と比較して、ロボット
2,2,2によるワークの認識作業が容易になる。
【0028】加えて、上記の実施の形態例においては、
各搬送路1a,1a,1aで独立した構成であるので、
ワークを引渡コンベア4に供給する前に、各搬送路1
a,1a,1aにおいて、それぞれ異なる補助作業を加
えることなども可能となる。
【0029】また、上記の実施の形態例においては、供
給コンベア5は必ずしも必要なく、例えば、それぞれの
搬送路1a,1a,1aに対し、ホッパーなどを用い
て、直接的にワークを供給することとして、トラッキン
グシステム10の簡素化を図ってもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るトラッキング
システムによれば、次工程に対し複数の搬送路を備え、
各搬送路の近傍にそれぞれロボットがそなえられている
ので、ワークを、複数の搬送路に分散させて搬送するこ
とができ、これにより、各ロボットの追従遅れや取り残
しが発生しにくくなる。よって、搬送を停止したり、搬
送速度を低下させたりする必要もなくなる。また、ロボ
ットどうしで協調作業を行わせるといった必要がなく、
ロボットの制御が簡素なもので足りる。さらに、各搬送
路でそれぞれ別種のワークを扱うようにすることで、次
工程にワークを供給する際に、ワークどうしを積み重ね
ることによる組立作業が容易に効率よく行うことができ
る。加えて、各搬送路で独立した構成であるので、ワー
クを次工程に供給する前に、それぞれ異なる補助作業を
加えることなども可能となる。
【0031】請求項2記載の発明に係るトラッキングシ
ステムによれば、複数の前記搬送路が、互いにほぼ平行
となるようにして配置されているので、各搬送路を省ス
ペース内に収めることができ、省スペース化が図れる。
【0032】請求項3記載の発明に係るトラッキング方
法によれば、複数の搬送路の各々により搬送するワーク
の数量を、ほぼ均等にするので、ロボットによるワーク
の追従遅れや取り残しが発生しにくくなる。あるいは、
各々のロボットにより、ほぼ同じペースでワークを搬送
路から取り出すことができ、いずれかのロボットが追従
遅れや取り残しを発生させたり、いずれかのロボットに
暇が生じたりすることを防止できる。
【0033】請求項4記載の発明に係るトラッキング方
法によれば、複数の前記搬送路の各々で、それぞれ別種
のワークを搬送するので、次工程にワークを供給する際
に、ワークどうしを積み重ねることによる組立作業を効
率よく行うことができる。また、ワークを次工程に供給
する前に、それぞれの搬送路上のワークに対し、それぞ
れ異なる補助作業を加えることもできる。さらに、複数
の種類のワークを1つの搬送路で搬送するような技術と
比較して、ロボットによるワークの認識作業が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラッキングシステムの一例を示
す平面図である。
【図2】本発明に係るトラッキングシステムの一例を示
す模式的な平面図である。
【図3】従来のトラッキングシステムを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送コンベア(搬送路を備える) 1a 搬送路 2 ロボット 4 引渡コンベア(次工程を構成する) 10 トラッキングシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 正幸 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 3C033 PP19 PP20 3F072 AA07 GA10 GE09 JA01 JA09 KA01 KA02 KA32 KD01 KD23 KD28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを搬送する搬送路と、この搬送路
    からワークを取り出して、ワークを次工程へと移動させ
    るロボットとを備えたトラッキングシステムであって、 前記次工程に対して複数の搬送路が設けられており、各
    搬送路の近傍にそれぞれ前記ロボットが備えられている
    ことを特徴とするトラッキングシステム。
  2. 【請求項2】 複数の前記搬送路が、互いにほぼ平行と
    なるようにして配置されていることを特徴とする請求項
    1記載のトラッキングシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のトラッキングシス
    テムを用いて、ワークを前記次工程へと移動させるトラ
    ッキング方法であって、 複数の前記搬送路の各々により搬送するワークの数量
    を、ほぼ均等にすることを特徴とするトラッキング方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のトラッキングシス
    テムを用いて、ワークを前記次工程へと移動させるトラ
    ッキング方法であって、 複数の前記搬送路の各々で、それぞれ別種のワークを搬
    送することを特徴とするトラッキング方法。
JP2000307587A 2000-10-06 2000-10-06 トラッキングシステムおよびトラッキング方法 Pending JP2002114368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000307587A JP2002114368A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 トラッキングシステムおよびトラッキング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000307587A JP2002114368A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 トラッキングシステムおよびトラッキング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002114368A true JP2002114368A (ja) 2002-04-16

Family

ID=18788075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000307587A Pending JP2002114368A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 トラッキングシステムおよびトラッキング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002114368A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5464177B2 (ja) ピッキングシステム
US6779647B1 (en) Method for automatically grouping articles
CN107792655B (zh) 工件取出系统
WO1995028667A1 (fr) Robot industriel et methode d'execution de taches a l'aide de ce robot
JP4278903B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JPH04129630A (ja) 搬送装置
JP4613440B2 (ja) 物品処理装置
JP4816472B2 (ja) 複数の生産ラインにおける生産管理システム、生産管理方法および生産管理プログラム
WO2014129196A1 (ja) 電子部品実装システムおよび電子部品実装方法
US6412622B1 (en) Apparatus for the automated processing of workpieces
JP2002114368A (ja) トラッキングシステムおよびトラッキング方法
JP3652023B2 (ja) 電子部品実装装置
JP2006069744A (ja) 容器処理ライン
JP5364498B2 (ja) コンポーネント組立システムおよびコンポーネント組立方法
JP5733522B2 (ja) 物品処理装置
JP2002208797A (ja) 部品実装装置の基板搬送方法
JP2002116810A (ja) トラッキングシステム
JPH04176528A (ja) 搬送装置を有する生産装置
US7108470B2 (en) Buffer device for semiconductor processing apparatus
CN115043188B (zh) 机器人整理机
JP3652242B2 (ja) 電子部品実装装置における基板搬送方法
JPH01316183A (ja) 産業用ロボット装置
JP2002026577A (ja) 部品搭載方法と装置
JP2002271091A (ja) 実装機
JP2009267186A (ja) 電子部品実装機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071002

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110913