JP2002114208A - 梱包機のバンド供給装置およびバンド供給方法 - Google Patents

梱包機のバンド供給装置およびバンド供給方法

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JP2002114208A
JP2002114208A JP2001190650A JP2001190650A JP2002114208A JP 2002114208 A JP2002114208 A JP 2002114208A JP 2001190650 A JP2001190650 A JP 2001190650A JP 2001190650 A JP2001190650 A JP 2001190650A JP 2002114208 A JP2002114208 A JP 2002114208A
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roller
band
drive roller
cam
reverse
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JP2001190650A
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Tokio Shibazaki
時雄 芝崎
Tadashi Meguro
匡 目黒
Yoshikatsu Aizawa
義勝 相沢
Kenichi Toda
健一 遠田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の削減により構成を簡素化するとと
もに、モ−タ、減速駆動機構を小型化、簡単化する。 【構成】 回転自在な従動ロ−ラとしてなる単一のタッ
チロ−ラ20を、回動可能な支持ア−ム22の自由端22aに
設けている。そして、この支持ア−ム22の傾斜角度を所
定の切換機構26によって切り換えることにより、この単
一のタッチロ−ラを、離間並置された正転駆動ロ−ラ1
2、逆転駆動ロ−ラ14のいずれかとの圧接位置、および
各駆動ロ−ラ12、14からの離反位置に選択的に移動、保
持可能としている。また、逆転駆動ロ−ラ14に対するタ
ッチロ−ラ20の圧接力を、カム28のポジションに応じた
強弱2種類とし、カム28の回転に伴うカムポジションの
変動により、タッチロ−ラ20を逆転駆動ロ−ラ14に、バ
ンド15の引き戻し時より強く圧接させて、逆転駆動ロ−
ラ14を、バンド15の引き戻しに加えてバンド15の引き締
めにも使用可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動ロ−ラ、従
動ロ−ラ(タッチロ−ラ)の組合わせを複数組備え、駆動
ロ−ラに対する、バンドを介した従動ロ−ラの圧接のも
とで、バンドの送り出し(供給)、引き戻し、および引き
締めを行なう梱包機のバンド供給装置およびバンド供給
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被梱包物の回りへのバンドの掛け渡し、
およびその端末の結着によって被梱包物の梱包を行う梱
包機、いわゆるバンド掛け梱包機においては、通常、バ
ンド供給装置に設けられた駆動ロ−ラの回転によって、
バンドの送り出し、引き戻し、および引き締めが行われ
ている。ここで、バンドの滑りを防止しながらバンドを
確実に送るために、駆動ロ−ラに従動ロ−ラを組合わ
せ、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラ間にバンドを挟持し、駆動
ロ−ラを正転駆動することによりバンドが供給され(送
り出され)、駆動ロ−ラを逆転駆動することによりバン
ドの引き戻し、および引き締めが行われる。
【0003】たとえば、特開平05−170217号公報、特開
平05−338615号公報記載の梱包機のバンド供給装置にお
いては、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラの組合わせを3組と
し、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラの各組合わせにより、バン
ドの送り出し、バンドの引き戻し、バンドの引き締めが
個別に行なわれている。つまり、駆動ロ−ラとしてフィ
−ドロ−ラ、リバ−スロ−ラ、テンションロ−ラを持
ち、フィ−ドロ−ラの正転駆動によってバンドを送り出
し、リバ−スロ−ラの逆転駆動によってバンドを引き戻
して被梱包物にバンドを掛け渡し、テンションロ−ラの
逆転駆動によってバンドの引き締めを行なっている。
【0004】また、特公昭57−023611号公報記載の梱包
機のバンド供給装置においては、駆動ロ−ラ、従動ロ−
ラの組合わせを2組とし、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラの一
方の組合わせによってバンドの送り出し、およびバンド
の引き戻しを行ない、他方の組合わせによってバンドの
引き締めが行なわれている。つまり、バンドの送り出
し、および引き戻し用の駆動ロ−ラ(フィ−ドロ−ラ)は
正逆回転可能とされ、フィ−ドロ−ラの正転駆動によっ
てバンドが送り出され、その逆転駆動によってバンドが
引き戻される。他方、バンド引き締め用の駆動ロ−ラ
(テンションロ−ラ)は逆転専用とされ、テンションロ−
ラの逆転駆動によってバンドが引き締められる。つま
り、ここでは、フィ−ドロ−ラはバンドの送り出しだけ
でなく、バンドの引き戻しも行なっており、フィ−ドロ
−ラはリバ−スロ−ラを兼ねている。
【0005】さらに、特公平04−036928号公報記載の梱
包機のバンド供給装置では、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラの
組合わせを2組とし、正転駆動ロ−ラ(フィ−ドロ−ラ)
によってバンドの送り出しを行ない、逆転駆動ロ−ラに
よってバンドの引き戻し、引き締めを行なっている。つ
まり、ここでは、逆転駆動ロ−ラはリバ−スロ−ラ、テ
ンションロ−ラを兼ねている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従動ロ−ラ
(タッチロ−ラ)は、通常、ロ−ラ本体、およびボ−ル
ベアリング等の軸受部材に加えて、その移動に要する支
持ア−ム等の支持部材、およびソレノイド、カム等の駆
動部材を組み合わせて形成されている。
【0007】そして、特開平05−170217号公報、特開平
05−338615号公報記載の梱包機のバンド供給装置では、
駆動ロ−ラ、従動ロ−ラを3組備えるため、部品数が多
く、構成が複雑化する。しかし、3つの駆動ロ−ラ(フ
ィ−ドロ−ラ、リバ−スロ−ラ、テンションロ−ラ)
は、いずれも正逆双方向に回転する必要がなく、いずれ
か一方に、すなわち、バンドの送り出し用駆動ロ−ラ
(フィードローラ)を正転駆動し、バンドの引き戻し用
駆動ロ−ラ(リバ−スロ−ラ)、バンドの引き締め用駆
動ロ−ラ(テンションロ−ラ)をいずれも逆転駆動すれ
ば足り、モ−タ、減速駆動機構が小型化、簡単化でき
る。
【0008】他方、特公昭57−023611号公報記載の梱包
機のバンド供給装置では、フィ−ドロ−ラがリバ−スロ
−ラを兼ね、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラが2組であるた
め、部品数が減り、構成が簡単化される。しかし、フィ
−ドロ−ラをバンドの送り出し時に正転駆動させ、バン
ドの引き戻し時に逆転駆動させなければならず、フィ−
ドロ−ラが正逆駆動するため、モ−タ、減速駆動機構が
大型化、複雑化する。また、特公昭57−023611号公報に
は、1つのタッチロ−ラを支持ア−ムの一端に取付け、
支持ア−ムの揺動によって、タッチロ−ラをフィ−ドロ
−ラ、テンションロ−ラのいずれかに選択的に圧接する
構成も開示されており、この構成ではタッチロ−ラの共
通化により、構成が簡単化できる。
【0009】また、特公平04−036928号公報記載の梱包
機のバンド供給装置では、逆転駆動ロ−ラがリバ−スロ
−ラ、テンションロ−ラを兼ね、駆動ロ−ラ、従動ロ−
ラが2組であるため、部品数が減り、構成が簡単化され
る。しかし、従動ロ−ラを駆動可能とし、逆転駆動ロ−
ラの駆動によってバンドを引き戻し、従動ロ−ラの駆動
によってバンドを引き締めるように構成されている。つ
まり、従動ロ−ラは、バンドの引き戻し時、バンドの引
き締め時のいずれにおいても、バンドを介して駆動ロ−
ラに圧接される。そして、バンドの引き戻し時には、駆
動ロ−ラを駆動しないで従動ロ−ラを駆動し、バンドの
引き締め時には、従動ロ−ラを駆動しないで駆動ロ−ラ
を駆動している。なお、バンドの引き締め時には、従動
ロ−ラは、引き締め時よりも強い圧接力のもとで、駆動
ロ−ラに圧接されている。しかし、従動ロ−ラが駆動す
るこの構成では、駆動ロ−ラの構成が複雑化する。ま
た、バンドの引き戻し時、バンドの引き締め時とで駆動
する対象を切り換えなければならず、この点からも構成
が複雑化する。
【0010】この発明は、部品点数の削減により構成を
簡素化するとともに、モ−タ、減速駆動機構を小型化、
簡単化した梱包機のバンド供給装置およびバンド供給方
法の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のバンド供給装置によれば、共通化した1
つのタッチロ−ラを正転駆動ロ−ラ、逆転駆動ロ−ラい
ずれかに選択的に圧接するとともに、タッチロ−ラを強
弱2種類の圧接力のもとで逆転駆動ロ−ラに圧接させて
いる。圧接力を強弱2種類とすることにより、タッチロ
−ラを逆転駆動ロ−ラに弱く圧接させれば、逆転駆動ロ
−ラの駆動によりバンドが引き戻され、バンドの引き戻
し時より強くタッチロ−ラを逆転駆動ロ−ラに圧接させ
れば、逆転駆動ロ−ラの駆動によりバンドが引き締めら
れ、逆転駆動ロ−ラによってバンドの引き戻し、および
バンドの引き締めが行なえ、逆転駆動ロ−ラはリバ−ス
ロ−ラ、テンションロ−ラとして機能している。
【0012】また、この発明のバンド供給方法によれ
ば、正転駆動ロ−ラ、逆転駆動ロ−ラのタッチロ−ラを
共通化し、共用のタッチロ−ラを正転駆動ロ−ラ、逆転
駆動ロ−ラに選択的に当接させるとともに、逆転駆動ロ
−ラとのタッチロ−ラの当接力を強弱2種類に設定して
いる。そのため、単一のタッチロ−ラのもとで、バンド
の送り出し、引き戻し、引き締めという3種類の動作が
可能となり、単一のタッチロ−ラの揺動およびその圧接
力を制御するだけで、バンドの送給、引き戻し、引き締
めが行なえる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、この発明に係る梱包機
のバンド供給装置10は、正転駆動ロ−ラ12と逆転駆動ロ
−ラ14とを備えている。そして、正転駆動ロ−ラ12の
(正転)駆動のもとでバンド15の先端を特定方向、たと
えば、この梱包機が半自動梱包機であればバンド引き出
し口方向に送給可能、つまりは送り出しを可能に、ま
た、被梱包物を周回したバンドを逆転駆動ロ−ラ14の
(逆転)駆動のもとでバンドの引き戻しおよびバンドの
引き締め可能にバンド供給装置10は構成されている。
【0015】特開平05−170217号公報等に開示の公知の
構成と同様に、この発明のバンド供給装置10において
も、正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ14は、回転中心
となるシャフト16、18をそれぞれ一体的に有して形成さ
れ、このシャフトの軸支のもとで、各駆動ロ−ラは回転
自在に支持されている。そして、このシャフト16、18に
設けられたプ−リ、およびこのプ−リに巻装された駆動
ベルト(いずれも図示しない)等を介して、正転駆動ロ
−ラ12、および逆転駆動ロ−ラ14は、対応する駆動モ−
タ(図示しない)に連結されている。
【0016】なお、正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ
14を備えたバンド供給装置10の基本構成、およびこの各
駆動ロ−ラの基本動作、ならびにこの種のバンド供給装
置を備えた梱包機自体の基本構成、基本動作等は、いず
れも特開平05−170217号公報、特開平05−338615号公
報、特公昭57−023611号公報等に開示された公知の構成
と同様であり、これら基本構成、および基本動作自体は
この発明の趣旨でないため、ここでの詳細な説明は省略
する。
【0017】ここで、図1(A)を見るとわかるよう
に、この発明の実施の形態においては、正転駆動ロ−ラ
12、逆転駆動ロ−ラ14が、たとえば上下方向に離間並置
されている。そして、回転自在な従動ロ−ラである単一
のタッチロ−ラ20が、この正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動
ロ−ラ14のいずれかとの圧接位置、および各駆動ロ−ラ
からの離反位置に選択的に移動、保持可能に配設されて
いる。
【0018】タッチロ−ラ(従動ロ−ラ)20は、たとえ
ば、正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ14間に支軸24に
シ−ソ−状に支持された支持ア−ム22の自由端である一
端22aに回転自在に設けられ、支軸を中心とした支持ア
−ムの揺動のもとで、図2(A)に示す正転駆動ロ−ラ
12との圧接位置と、図4(A)に示す逆転駆動ロ−ラ14
との圧接位置との間を移動可能に構成されている。
【0019】つまり、この発明においては、単一のタッ
チロ−ラ(従動ロ−ラ)20が、正転駆動ロ−ラ12、およ
び逆転駆動ロ−ラ14に対応するタッチロ−ラとして共通
化されている。
【0020】そして、この発明においては、たとえば、
支持ア−ム22の基端となる他端22bに連動可能に連結さ
れた切換機構26によって、支持ア−ムの揺動制御、つま
りは正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ14に対するタッ
チロ−ラ20の位置が切り換えられている。
【0021】図1を見るとわかるように、切換機構26と
して、たとえば、回転駆動されるカム28を有した構成が
例示できる。このカム28は、バンド先端の把持、接着、
および切断を行う梱包機本体内のシ−リングユニット
(図示しない)の駆動用カム軸30に取付けられ、カム軸
の回転に伴って回転可能に設けられている。シ−リング
ユニットの駆動用カム軸30を共用することにより、カム
28の回転をシ−リングユニットの動きに連動でき、カム
の動作、つまりは、後述するようにバンドの送給、引き
戻し、引き締めが容易かつ正確に制御できる。また、カ
ム軸30の共用により、カム28の駆動機構が省略できる。
そして、スイングア−ム32が、このカム28の回転駆動に
伴うカムポジションの変動に追従して回動可能に、枢支
ピン34による一端32aの枢着のもとで、たとえばカムの
下方位置に配設されている。
【0022】図1(B)に示すように、スイングア−ム
32は、たとえば回転自在なカムロ−ラ36をカム28に当接
可能な位置に有して形成されている。そして、このスイ
ングア−ム32を、カムサポ−トばね38の偏倚力のもとで
カム側に偏倚することによって、カムのポジション変動
に追従したスイングア−ムの揺動が確保されている。
【0023】このカムサポ−トばね38として、たとえ
ば、スイングア−ム32の自由端(他端)32bと、その上
方位置に配設された固定の係止片40とに各端末を係止さ
せた引張コイルばねが利用でき、このカムサポ−トばね
の偏倚力による、カム28へのカムロ−ラ36の弾性的な当
接のもとで、カムのポジション変動に追従したスイング
ア−ムの揺動が確保されている(図1(B)、図2
(B)、図4(B)参照)。
【0024】そして、図1に示すように、この切換機構
26においては、スイングア−ム32の揺動を支持ア−ム基
端22bに伝達するための支持ロッド42の一端が、たとえ
ば連結具44、ボルト46の組み合わせを介してスイングア
−ムに連結されている。そして、この支持ロッド42を支
持ア−ム基端22bの挿通孔48に遊挿するとともに、この
支持ア−ム基端に係合可能な一対の押圧片50−1、50−2
をその各端面側の位置、つまりはその上下位置に配する
ことによって、スイングア−ム32の揺動に連動した支持
ロッドの動きを支持ア−ム22の基端に伝達して支持ア−
ムを連動させるように、切換機構26が構成されている。
【0025】なお、この発明の実施の形態における配置
では、この一対の押圧片のうち、下側の押圧片50−1が
正転側押圧片として、また、上側の押圧片50−2が逆転
側押圧片としてそれぞれ動作している。
【0026】このように、切換機構26は、カム28の回転
に追従したスイングア−ム32の揺動のもとで支持ロッド
42を上下動させ、これに伴った支持ア−ム22の揺動によ
って、支持ア−ム自由端の単一のタッチロ−ラ20を正転
駆動ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ14に対して選択的に圧接
させるように形成されている(図2、図4参照)。
【0027】なお、カム28は、図2に示す正転駆動ロ−
ラ12との圧接位置、図4に示す逆転駆動ロ−ラ14との圧
接位置のほかに、図1、図3に示す、いずれの駆動ロ−
ラにも接触しない離反位置、いわゆるニュ−トラル位置
にタッチロ−ラ20を保持可能となっている。
【0028】この発明のバンド供給装置10の動作を以下
に説明する。
【0029】通常、この種のバンド供給装置10は、被梱
包物回りへの掛け渡しに要する長さ分だけバンドを送り
出した状態を初期状態とし、この初期状態からの、被梱
包物回りへのバンドの掛け渡し後のバンドの引き戻しか
ら引き締め、およびその後におけるバンドの送給まで
が、梱包作業の一工程として繰り返される。
【0030】ここでは、まず、前工程におけるバンドの
送給動作から説明する。たとえば、バンド15の引き締め
後、シ−リングユニット駆動用のカム軸30の回転駆動に
伴うカム28の回転により、スイングア−ムのカムロ−ラ
36に整列されたカムのポジションがタッチロ−ラ20のニ
ュ−トラル位置となる、図1のポジションa(ニュ−ト
ラル位置)を経て、その変位量を小さくしたポジション
bに変更されると、図2に示すように、スイングア−ム
32は、カムサポ−トばね38の偏倚力のもとで、その自由
端32bの上昇方向に揺動される。そして、支持ロッドの
正転側押圧片50−1による基端22bの押し上げによって、
支持ア−ム22はその支軸24を中心として時計方向に揺動
され、この支持ア−ムの揺動に伴う下方移動によって、
タッチロ−ラ20はバンド15を介して正転駆動ロ−ラ12に
圧接される。
【0031】この、正転駆動ロ−ラ12へのタッチロ−ラ
20の圧接のもとで、正転駆動ロ−ラ12が(正転)駆動
し、その駆動に対応した長さ、つまりは予め設定された
長さのバンド15が送り出される。そして、この正転駆動
ロ−ラ12の(正転)駆動によるバンド15の送給後、カム
28は、カム軸30の回転駆動のもとで、図3に示すカムポ
ジションcまで回転し、この、タッチロ−ラ20のニュ−
トラル位置、ひいてはバンド供給装置10の初期状態であ
るカムポジションcにおいて、バンド供給装置は次工程
の開始を待つ。
【0032】この待機状態(カムポジションc)におい
ては、梱包機自体の梱包動作の開始、たとえば、半自動
の梱包機であれば、被梱包物回りへのバンドの掛け渡し
後における、バンド挿入口(図示しない)へのバンド先
端の挿入検知に伴ったカム軸30の回転駆動によって、カ
ム28はポジションcから次のポジションd方向への回転
を生じ、このカムの回転によって、バンド供給装置10が
起動される。
【0033】バンド供給装置10の起動を伴って、カム28
がポジションdまで回転すると、図4に示すように、ス
イングア−ム32は、その自由端32bの下降方向に、カム
サポ−トばね38の偏倚力に抗して揺動される。
【0034】そして、支持ロッドの逆転側押圧片50−2
による基端22bの押下によって、支持ア−ム22はその支
軸24を中心として図中反時計方向に揺動され、この支持
ア−ムの揺動に伴う上方移動によって、タッチロ−ラ20
はバンド15を介して逆転駆動ロ−ラ14に圧接される。
【0035】逆転駆動ロ−ラ14へのタッチロ−ラ20の圧
接のもとで、逆転駆動ロ−ラが(逆転)駆動されること
により、バンド15が引き戻される。バンド15の送り出し
量は、通常、被梱包物回りの長さに若干の余剰分を上乗
せした長さとして設定されるため、被梱包物回りにバン
ドを掛け渡した後に、逆転駆動ロ−ラ14の回転によりバ
ンドをその余剰分に相当する長さを引き戻すことによ
り、被梱包物回りでのバンドの弛みが解消される。
【0036】上述したように、この発明の梱包機のバン
ド供給装置10においては、単一のタッチロ−ラ20を、正
転駆動ロ−ラ12、および逆転駆動ロ−ラ14のそれぞれに
対応するタッチロ−ラとして共通化している。つまり、
正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ14に個別のタッチロ
−ラを設けていた公知の構成に比較して、その部品点数
が削減でき、構成が簡素化される。
【0037】また、この発明においては、単一のタッチ
ロ−ラ20を回動自在な支持ア−ム22に設けるとともに、
この支持ア−ムの傾斜角度(揺動)を切換機構26によっ
て切替えれば足りるため、構成の複雑化を伴うことな
く、タッチロ−ラが単一化できる。
【0038】逆転駆動ロ−ラ14の(逆転)駆動によってバ
ンドの引き戻し、バンドの引き締めを行なうから、タッ
チロ−ラ20に駆動機能を持たせる必要はなく、回転自在
な通常のタッチロ−ラが使用できる。したがって、タッ
チロ−ラ20の構成が複雑化することはない。
【0039】ここで、この発明の実施の形態において
は、カムロ−ラ36での当接のもとでスイングア−ム32の
揺動をカム28の回転に追従可能としている。しかし、カ
ムロ−ラ36を省略して、スイングア−ムを、カムに直接
的に当接させる構成としてもよい。
【0040】しかしながら、回転自在なカムロ−ラ36を
カム28に当接させることによって、スイングア−ム32に
対する、カムの円滑な回転、つまりはカム軸30の円滑な
回転駆動が確保でき、シ−リングユニット駆動用のカム
軸30がカム28の駆動軸となる実施例の構成においても、
不都合が生じない。
【0041】また、ここでは、カムサポ−トばね38とし
て引張コイルばねを例示している。しかし、その偏倚力
によってカム28の回転に追従したスイングア−ム32の揺
動を確保可能とすれば足りるため、引張コイルばねに限
定されず、たとえば圧縮コイルばね、あるいはねじりば
ね等の他のばね部材をカムサポ−トばねとして利用して
もよい。
【0042】ところで、この発明の実施の形態において
は、支持ア−ム22をシ−ソ−状に揺動自在なものとする
とともに、切換機構26を、カム28の回転で制御してい
る。しかし、支持ア−ム22は、離間並置された正転駆動
ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ14にタッチロ−ラ20を選択的
に圧接すれば足りる。また、切換機構26は、支持ア−ム
22を揺動させてその傾斜角度を切り換え可能とすれば足
り、実施の形態に限定されない。たとえば、一端を枢支
した支持ア−ムの他端(自由端)に、タッチロ−ラ20を
回転自在に設けたり、また、ソレノイド等の駆動手段を
切換機構として利用してもよい。
【0043】しかしながら、この発明の実施の形態のよ
うに、単一のタッチロ−ラ20をシ−ソ−状に支持された
揺動自在の支持ア−ムの自由端22aに設け、カム28を有
する切換機構26によってその傾斜角度を切り換え可能と
すれば、タッチロ−ラ20の圧接力に強弱を付けた構成が
容易に得られる。
【0044】つまり、支持ロッド42に設けられた一対の
押圧片50−1、50−2のうち、逆転駆動ロ−ラにタッチロ
−ラを圧接させる逆転側押圧片50−2は、支持ロッドの
軸線に沿って摺動可能な可動片として配設される。そし
て、その偏倚力を押圧方向の偏倚力として逆転側押圧片
50−2に付与可能とする圧接力調整ばね52を支持ロッド4
2に更に設けることによって、逆転駆動ロ−ラ14に対す
るタッチロ−ラ20の圧接力の強弱は、カム28のポジショ
ンのもとで切り換えられる。
【0045】圧接力調整ばね52としては、図1に示すよ
うな、たとえば、支持ロッド42に巻装された2種類の圧
縮コイルばね(52−1、52−2)の組み合わせが利用でき、
各ばねに対応する一対の支持体54、56を介してその偏倚
力を逆転側押圧片50−2に付与可能に、この圧接力調整
ばね52が構成されている。
【0046】たとえば、カム軸30の回転駆動のもとでカ
ム28が回転し、バンド15の引き戻しを行なうポジション
dより大きな変位量に設定されたポジションeが得られ
ると、図5に示すように、カムサポ−トばね38の偏倚力
に抗したスイングア−ム32の揺動によって、支持ロッド
42がバンドの引き戻し時よりも更に大きく下降する。こ
のとき、支持ロッド42は、支持ア−ム22の回動範囲に相
当する量、つまり逆転駆動ロ−ラ14へのタッチロ−ラ20
の圧接までの量以上に下降しようとするため、圧接力調
整ばね52(52−1、52−2)の偏倚力に抗した逆転側押圧片
50−2の摺動を伴いながら、支持ロッドはスイングア−
ム32の揺動に従って下降する。
【0047】このように、圧接力調整ばね52(52−1、52
−2)の圧縮、つまり偏倚力の発生を伴って支持ロッド42
が下降すると、この発生した偏倚力の分だけ、タッチロ
−ラ20は逆転駆動ロ−ラ14に強く圧接される。そのた
め、ポジションdでの圧接力よりも強い圧接力によるバ
ンド15の挟持のもとで、バンドの引き戻しよりも強いト
ルクがポジションeで得られる。
【0048】つまり、この構成によれば、カム28のポジ
ション変動のみによって、バンド15の引き戻し時に要す
るトルク、およびその引き締め時に要するトルクの双方
が切り換えられる。そして、タッチロ−ラ20を逆転駆動
ロ−ラ14に強く圧接することによって、逆転駆動ロ−ラ
14はバンド引き締め用の駆動ロ−ラ、つまりテンション
ロ−ラとしても機能する。つまり、タッチロ−ラ20を逆
転駆動ロ−ラ14に弱く圧接すれば、逆転駆動ロ−ラ14は
バンド引き戻し用の駆動ロ−ラ、つまりリバ−スロ−ラ
として機能し、タッチロ−ラ20を逆転駆動ロ−ラ14に強
く圧接すれば、逆転駆動ロ−ラ14はテンションロ−ラと
して機能する。
【0049】この発明によれば、このように逆転駆動ロ
−ラ14がリバ−スロ−ラ、テンションロ−ラを兼ねるた
め、たとえば、バンド15の引き締め専用の駆動ロ−ラ
(テンションロ−ラ)、対応するタッチロ−ラ等が省略
でき、この点からも、部品点数が削減され、構成が簡素
化される。
【0050】また、支持ア−ム22の揺動によって正転駆
動ロ−ラ12にタッチロ−ラ20を圧接すれば正転駆動ロ−
ラ12の駆動によってバンドの送給が行なわれるととも
に、逆転駆動ロ−ラ14にタッチロ−ラ20を圧接し、その
圧接力に強弱を付けることによってバンドの引戻しと引
き締めが行なえる。そのため、支持ア−ム22の揺動に起
因する単一のタッチロ−ラ20の動作を制御するだけで、
バンド15の送給、引き戻し、引き締めがいずれも行な
え、簡単な制御機構のもとで送給、引き戻し、引き締め
が制御できる。
【0051】なお、スイングア−ムのカムロ−ラ30にカ
ム28のポジションeを整列させた、図5に示すバンド15
の引き締め動作の後におけるカムの回転により、カムロ
−ラに整列されるカムのポジションは、このポジション
eから、図1に示すポジションaを経て図2に示すポジ
ションbに回転され、このポジションbでのバンドの送
給後、カムは、図3に示すポジションcまで回転され
て、このポジションcで、次の梱包作業の開始まで待機
する。
【0052】ところで、図1(A)を見るとわかるよう
に、この発明の実施の形態においては、タッチロ−ラ20
に隣接するバンドガイド、いわゆるバンドシュ−タ58
が、タッチロ−ラに接して昇降自在、つまりタッチロ−
ラ20の移動に追従して移動可能に配設されている。
【0053】バンドシュ−タ58は、たとえば、離間位置
にある一対の支持ピン60と、この支持ピンの挿通された
長孔状のガイド孔62との組み合わせによって、昇降自在
に支持され、たとえば圧縮コイルばねとしてなる追従ば
ね64の偏倚力のもとで、タッチロ−ラ20の移動に追従し
て昇降可能となっている。
【0054】図1(A)、図2(A)、および図4
(A)を見るとわかるように、このバンドシュ−タ58に
よれば、タッチロ−ラ20の位置に拘らず、このタッチロ
−ラ、バンドシュ−タ間に隙間は常に存在しない。その
ため、タッチロ−ラ20、バンドシュ−タ58間の隙間から
バンド先端が侵入することはなく、バンド先端の侵入に
起因するトラブルが未然に防止できる。また、組立時や
サ−ビス時等における微細な調整作業が省略でき、作業
が容易化される。
【0055】なお、バンドシュ−タ58のこの形態は、バ
ンド供給装置10に装着可能なバンドシュ−タの一例にす
ぎず、これに限定されない。
【0056】また、この発明の実施の形態においては、
正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動ロ−ラ14を上下方向での離
間位置に並置した形態を具体化している。しかし、これ
に限定されず、たとえば、正転駆動ロ−ラ12、逆転駆動
ロ−ラ14を左右方向に離間並置してもよい。なお、この
場合においては、支持ア−ム22を左右方向に揺動可能と
し、これに対応してスイングア−ム32も左右方向に回動
可能に配設される。
【0057】更に、実施の形態においては、梱包機を半
自動梱包機として例示し説明しているが、これに限定さ
れず、たとえば略コ形状のアーチユニットのバンドウェ
ーに沿ってバンド先端を供給し、バンドの引き戻しによ
って、バンドウェーからバンドを落下させ被梱包物の回
りに掛け渡す全自動梱包機にも、この発明が応用できる
ことはいうまでもない。
【0058】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】上記のように、この発明に係る梱包機の
バンド供給装置によれば、単一のタッチロ−ラが正転駆
動ロ−ラ、および逆転駆動ロ−ラに対応するタッチロ−
ラとして共通化されるため、部品点数が削減され、構成
が簡素化される。
【0060】そして、単一のタッチロ−ラを回動自在な
支持ア−ムに設けるとともに、この支持ア−ムの傾斜角
度を切換機構によって切り換え可能とすれば足りるた
め、構成の複雑化を伴うことなく、タッチロ−ラが単一
できる。逆転駆動ロ−ラの駆動によってバンドの引き戻
し、バンドの引き締めを行なうため、タッチロ−ラに駆
動機能を持たせる必要はなく、回転自在な通常のタッチ
ロ−ラが使用できる。
【0061】また、単一のタッチロ−ラをシ−ソ−状に
支持された揺動自在の支持ア−ムの自由端に設け、なお
かつ、カムを有する切換機構によって支持ア−ムを揺動
してその傾斜角度を切り換え可能とすれば、カムのポジ
ション変動のみによってタッチロ−ラの圧接力を変動で
き、弱い圧接力と強い圧接力が得られる。そのため、逆
転駆動ロ−ラは、バンドの引き戻し、バンドの引き締め
の双方に使用でき、リバ−スロ−ラ、テンションロ−ラ
を兼用し、この点からも、部品点数が削減され、構成が
簡素化される。
【0062】さらに、この発明に係る梱包機のバンド供
給方法によれば、単一のタッチロ−ラが正転駆動ロ−
ラ、逆転駆動ロ−ラのそれぞれに対応するタッチロ−ラ
として共通化されているため、正転駆動ロ−ラへのタッ
チロ−ラの圧接によりバンドが送給できるとともに、逆
転駆動ロ−ラへのタッチロ−ラの強弱2種類の圧接によ
りバンドの引き戻し、引き締めが行なえ、単一のタッチ
ロ−ラの動作を制御するだけで、バンドの送給、引き戻
し、引き締めがいずれも行なえる。したがって、簡単な
制御機構のもとでバンドの送給、引き戻し、引き締めが
制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タッチロ−ラのニュ−トラル位置での、この発
明に係る梱包機のバンド供給装置の一部破断の各正面図
である。
【図2】バンド送給時での、この発明に係る梱包機のバ
ンド供給装置の一部破断の各正面図である。
【図3】待機状態(初期状態)での、この発明に係る梱
包機のバンド供給装置の一部破断の各正面図である。
【図4】バンド引き戻し時での、この発明に係る梱包機
のバンド供給装置の一部破断の各正面図である。
【図5】バンド引き締め時での、この発明に係る梱包機
のバンド供給装置の一部破断の各正面図である。
【符号の説明】
10 梱包機のバンド供給装置 12 正転駆動ロ−ラ 14 逆転駆動ロ−ラ 20 タッチロ−ラ 22 支持ア−ム 24 支軸 26 切換機構 28 カム 30 カム軸 32 スイングア−ム 38 カムサポ−トばね 42 支持ロッド 50(50−1、50−2) 押圧片 52 圧接力調整ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 義勝 神奈川県川崎市川崎区日ノ出2丁目1番19 号 ストラパック株式会社川崎工場内 (72)発明者 遠田 健一 神奈川県川崎市川崎区日ノ出2丁目1番19 号 ストラパック株式会社川崎工場内 Fターム(参考) 3E052 BA01 CA02 CB06 CB07 GA09 GA18 LA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向にバンド先端を送り出す方向に
    駆動される正転駆動ロ−ラと、 正転駆動ロ−ラと離間して並置され、正転駆動ロ−ラと
    逆方向に駆動される逆転駆動ロ−ラと、 揺動可能な支持ア−ムと、 支持ア−ムを揺動させてその傾斜角度を切り換える切換
    機構と、 支持ア−ムの自由端に設けられ、支持ア−ムの揺動によ
    り、正転駆動ロ−ラ、逆転駆動ロ−ラのいずれかとの圧
    接位置、または、正転駆動ロ−ラ、逆転駆動ロ−ラのい
    ずれとも離反した離反位置に選択的に移動されるととも
    に、逆転駆動ロ−ラに強弱2種類の圧接力で圧接される
    回転自在なタッチロ−ラと、 を備えた梱包機のバンド供給装置。
  2. 【請求項2】 切換機構は、カムを備え、カムの変位に
    応じて支持ア−ムを揺動させている請求項1記載の梱包
    機のバンド供給装置。
  3. 【請求項3】 カムは、バンド先端の把持、接着、およ
    び切断を行う梱包機本体内のシ−リングユニットの駆動
    用のカム軸に設けられている請求項2記載の梱包機のバ
    ンド供給装置。
  4. 【請求項4】 切換機構は、バンド先端の把持、接着、
    および切断を行う梱包機本体内のシ−リングユニットの
    駆動用のカム軸に設けられてカム軸と共に回転するカム
    と、 カムサポ−トばねの偏倚力のもとでカムに押圧されるこ
    とにより、カムのポジション変動に追従して揺動するス
    イングア−ムと、 支持ア−ムが揺動可能に保持され、スイングア−ムの揺
    動を支持ア−ムに伝達することにより、スイングア−ム
    に追従して支持ア−ムを揺動させる支持ロッドとを具備
    し、 カムポジションに応じたスイングア−ムの揺動によって
    支持ア−ムを揺動させ、支持ア−ムの揺動方向をカムポ
    ジションに応じて切り換えて、タッチロ−ラを正転駆動
    ロ−ラ、逆転駆動ロ−ラのいずれかに選択的に圧接され
    るとともに、カムポジションに応じて逆転駆動ロ−ラと
    のタッチロ−ラの圧接力を変動させた請求項1記載の梱
    包機のバンド供給装置。
  5. 【請求項5】 回転自在なカムロ−ラがスイングア−ム
    に取り付けられ、カムロ−ラがカムスプリングの偏倚力
    のもとでカムに押圧されている請求項4記載の梱包機の
    バンド供給装置。
  6. 【請求項6】 切換機構は、 支持ア−ム基端との係合のもとで支持ロッドの移動を支
    持ア−ムに伝達させる一対の押圧片をさらに備え、 一対の押圧片のうち、逆転駆動ロ−ラにタッチロ−ラを
    圧接させる逆転側押圧片を、支持ロッドの軸線に沿って
    摺動可能な可動片とし、この逆転側押圧片をその押圧方
    向に偏倚する圧接力調整ばねを支持ロッドに設けること
    によって、逆転駆動ロ−ラに対するタッチロ−ラの圧接
    力を、支持ア−ム基端に対する支持ロッドの移動量に応
    じて切り換える請求項4または請求項5記載の梱包機の
    バンド供給装置。
  7. 【請求項7】 バンドを介して対応する回転自在なタッ
    チロ−ラを正転駆動ロ−ラに圧接させ、正転駆動ロ−ラ
    の駆動によって所定方向にバンド先端を送り出すととも
    に、バンドを介して対応する回転自在なタッチロ−ラを
    逆転駆動ロ−ラに圧接させ、逆転駆動ロ−ラの駆動によ
    ってバンドを送り出し方向と逆方向にバンドを送る梱包
    機のバンド供給装置において、 正転駆動ロ−ラ、逆転駆動ロ−ラの回転自在なタッチロ
    −ラを共通化し、単一のタッチロ−ラを正転駆動ロ−ラ
    に圧接させて所定方向にバンドを送り出し、単一のタッ
    チロ−ラを逆転駆動ロ−ラの圧接させてバンドを引き戻
    して被梱包物にバンドを掛け渡し、バンド引き戻し時よ
    り強い圧接力で単一のタッチロ−ラを逆転駆動ロ−ラに
    圧接させてバンドを引き締めることを特徴とする梱包機
    のバンド供給装置。
  8. 【請求項8】 バンドを介して回転自在なタッチロ−ラ
    の圧接された正転駆動ロ−ラの駆動によって所定方向に
    バンド先端を送り出すとともに、バンドを介して回転自
    在なタッチロ−ラの圧接された逆転駆動ロ−ラの駆動に
    よってバンドの送り出し方向と逆方向にバンドを送る梱
    包機のバンド供給方法において、正転駆動ロ−ラ、逆転
    駆動ロ−ラの回転自在なタッチロ−ラを共通化し、共用
    のタッチロ−ラを正転駆動ロ−ラ、逆転駆動ロ−ラに選
    択的に当接させるとともに、逆転駆動ロ−ラに対するタ
    ッチロ−ラの当接力を強弱2種類とし、弱い圧接力のも
    とで、逆転駆動ロ−ラがバンドの引き戻しを行ない、強
    い圧接力のもとで、逆転駆動ロ−ラがバンドの引き締め
    を行なう梱包機のバンド供給方法。
  9. 【請求項9】 バンドを介してタッチロ−ラの圧接され
    た正転駆動ロ−ラの駆動によってバンド先端を所定方向
    に送り出し、 タッチロ−ラを、正転駆動ロ−ラの代わりに逆転駆動ロ
    −ラにバンドを介して圧接させ、逆転駆動ロ−ラの駆動
    によってバンドを引き戻して被梱包物にバンドを掛け渡
    し、 バンド引き戻し時より大きな圧接力でタッチロ−ラを逆
    転駆動ロ−ラにバンドを介して圧接させ、逆転駆動ロ−
    ラの駆動によってバンドを引き締める梱包機のバンド供
    給方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020004584A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 ユニ・チャーム株式会社 梱包体群を一体化する方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57174308U (ja) * 1981-04-30 1982-11-04

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