JP3868727B2 - 梱包機のバンド供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、駆動ローラの回転のもとで、駆動ローラの回転方向に応じたバンドの送り出し、引き戻し等を得る梱包機のバンド供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被梱包物回りへのバンドの掛け渡し、およびその端末の結着によって被梱包物の梱包を行う梱包機、いわゆるバンド掛け梱包機においては、通常、バンド供給装置に備えられた所定の駆動ローラの回転によって、そのバンドの送り出し、引き戻し、および引き締め等が行われている。
【0003】
この種のバンド供給装置は、通常、バンドの送り出しを行う正転駆動ローラ、およびバンドの引き戻し、あるいは引き締めを行う逆転駆動ローラを個別、あるいは共用して有している。そして、この駆動ローラに従動のタッチローラを圧接することによって駆動ローラの回転に伴うバンドの進退を確保可能に、この種のバンド供給装置は構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなバンド供給装置においては、通常、バンドシュータと称するガイド部材によってバンド通路が規定されている。このバンドシュータは、主に駆動ローラ、タッチローラ等との近傍位置に固定され、これら各ローラをバンド通路の一部に介在させるように、このバンドシュータは構成されている。
【0005】
ここで、バンド供給装置のタッチローラは、上述したように、駆動ローラに対する圧接位置、離反位置間を移動可能に設けられているため、このタッチローラと、タッチローラの近傍位置に配されたバンドシュータとの間には、タッチローラの移動、および回転を保障する隙間、いわゆるクリアランスの形成が要求される。
【0006】
しかし、バンド通路上にある隙間は、バンド送給時におけるバンド先端の侵入口となり得ることから、このようなタッチローラのためのクリアランスであっても、その隙間の幅狭化が必要となる。そこで、通常は、組み立て時等の微調整によってそのクリアランスの幅狭化をはかっているが、この微調整作業は高い精度を要求されるため、バンド供給装置の組み立て時等における作業性の低下が避けられない。
【0007】
また、バンド供給装置内でバンド詰まり等のトラブルが生じた場合、正転駆動ローラの回転のもとで送り込まれたバンドは、バンド通路上の隙間に入り込もうとする。このとき、従来の構成においては、タッチローラ、バンドシュータ間のクリアランスが十分に狭く設定されているため、このクリアランスにバンドが侵入した場合、このクリアランスからのバンドの引き抜き等のトラブル解除が困難となりやすく、ひいてはそのトラブルの複雑化を招く虞れも否定できない。
【0008】
この発明は、タッチローラ、およびバンドシュータの組み立て管理の容易化をはかるとともに、タッチローラ、バンドシュータ間のクリアランスに起因するトラブルを容易に解消可能とした梱包機のバンド供給装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この発明によれば、バンド通路を規定する一連のバンドシュータのうち、タッチローラとの隣接位置にあるバンドシュータを一部可動とし、この可動のバンドシュータを、タッチローラへのその一部の接触を伴って配置することにより、その位置を、タッチローラの移動に追従して変位可能としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0011】
図1に示すように、この発明に係る梱包機のバンド供給装置10は、正転駆動ローラ12と逆転駆動ローラ14とを、たとえば個別に備えている。そして、正転駆動ローラ12の回転のもとでバンド15の先端を特定方向、たとえば、この梱包機が半自動梱包機であればバンド引き出し口方向に送給可能、つまりは送り出し可能に、また、被梱包物を周回したバンドを逆転駆動ローラ14の回転のもとで少なくとも引き戻し可能に、このバンド供給装置10は構成されている。
【0012】
たとえば、特開平05−338615号公報等に開示の公知の構成と同様に、この発明のバンド供給装置10においても、正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14は、回転中心となるシャフト16,18をそれぞれ一体的に有して形成され、このシャフトの軸支のもとで、各駆動ローラは回転自在に支持されている。そして、このシャフト16,18に設けられたプーリ、およびこのプーリに巻装された駆動ベルト(いずれも図示しない)等を介して、正転駆動ローラ12、および逆転駆動ローラ14は、所定の駆動モータに、電磁クラッチ等による選択的な回転を可能に連結されている。
【0013】
なお、正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14を個別に備えたバンド供給装置10の基本構成、およびこの各駆動ローラの基本動作、ならびにこの種のバンド供給装置を備えた梱包機自体の基本構成、基本動作等は、いずれも特開平05−338615号公報等に開示された公知の構成と同様であり、これら基本構成、および基本動作自体はこの発明の趣旨でないため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0014】
ここで、図1(A)を見るとわかるように、この発明の実施の形態において示すバンド供給装置10では、正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14が、たとえば上下方向に離間並置されている。そして、回転自在な従動ローラとしてなる単一のタッチローラ20が、この正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14のいずれかへの圧接位置、および各駆動ローラからの離反位置に選択的に移動、保持可能に、所定の支持アーム22を介して配設、支持されている。
【0015】
タッチローラ20は、たとえば、正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14間に支点24を配してシーソー状に支持された支持アーム22の、自由端としてなる一端22aに回転自在に設けられ、支点を中心とした支持アームの揺動のもとで、図2(A)に示す正転駆動ローラ12への圧接位置と、図3(A)に示す逆転駆動ローラ14への圧接位置との間を移動可能に構成されている。
【0016】
つまり、この実施の形態におけるバンド供給装置10では、単一のタッチローラ20が、正転駆動ローラ12、および逆転駆動ローラ14に対応するタッチローラとして共用化されている。
【0017】
そして、この構成のバンド供給装置10においては、たとえば、支持アーム22の基端となる他端22bに連動可能に連結された所定の切換機構26によって、支持アームの揺動制御、つまりは正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14に対するタッチローラ20の位置の切り換えを行っている。
【0018】
この切換機構26として、たとえば、図1に示すような、回転駆動されるカム28を有した構成が例示できる。このカム28は、バンド先端の把持、接着、および切断を行う梱包機本体内のシーリングユニット(図示しない)の駆動用に設けられたカム軸30を共用することにより、このカム軸の回転に伴って回転駆動可能に設けられている。そして、スイングアーム32が、このカム28の回転駆動に伴うカムポジションの変動に追従して回動可能に、枢支ピン34による一端32aの枢着のもとで、たとえばカムの下方位置に配設されている。
【0019】
図1(B)に示すように、スイングアーム32は、たとえば、カム28の回転駆動に従動可能な回転自在なカムローラ36を対応箇所、つまりカムに当接可能な箇所に有して形成されている。そして、このスイングアーム32を、所定のカムサポートばね38の偏倚力のもとでカム側に偏倚することによって、カムのポジション変動に追従したスイングアームの回動、傾斜変動が確保されている。
【0020】
このカムサポートばね38として、たとえば、スイングアーム32の自由端(他端)32bと、その上方位置に配設された固定の係止片40とへの各端末の係止のもとでこの各部材間に架設、張設された引張コイルばねが利用でき、このカムサポートばねの偏倚力による、カム28へのカムローラ36の弾性的な当接のもとで、カムのポジション変動に追従したスイングアームの回動、傾斜変動が確保可能となっている(図1(B)、図2(B)、および図3(B)参照)。
【0021】
そして、図1に示すように、この切換機構26においては、スイングアーム32の回動、傾斜変動を支持アーム基端22bに伝達するための支持ロッド42の一端が、たとえば連結具44、およびボルト46の組み合わせを介してスイングアームに連結されている。そして、この支持ロッド42を支持アーム基端22bの挿通孔48に遊挿配置するとともに、この支持アーム基端に係合可能な一対の押圧片50-1,50-2をその各端面側の位置、つまりはその上下位置に配することによって、スイングアーム32の回動、傾斜変動に連動したこの支持ロッドの移動を支持アーム基端に伝達可能、つまりは連動可能に、この切換機構26においては構成されている。
【0022】
なお、この発明の実施の形態における配置では、この一対の押圧片のうち、下側の押圧片50-1が正転側押圧片として、また、上側の押圧片50-2が逆転側押圧片としてそれぞれ規定されている。
【0023】
このように、この切換機構26は、カム28の回転に追従したスイングアーム32の回動、傾斜変動のもとで支持ロッド42を上下動させ、これに伴った支持アーム22の揺動によって、支持アーム自由端の単一のタッチローラ20を正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14に対して選択的に圧接させるものとして形成されている(図2、図3参照)。
【0024】
なお、カム28は、図2に示す正転駆動ローラ12への圧接位置、図3に示す逆転駆動ローラ14への圧接位置のほかに、図1に示す、いずれの駆動ローラにも接触しない離反位置、いわゆるニュートラル位置にタッチローラ20を保持可能とするようにも形成されている。
【0025】
通常、この種のバンド供給装置10は、被梱包物回りへの掛け渡しに要する長さ分だけバンドを送り出した状態を初期状態とし、この初期状態からの、被梱包物回りへのバンドの掛け渡し後のバンドの引き戻しから引き締め、およびその後におけるバンドの送給までを、梱包作業の一工程として繰り返されるが、ここでは、前工程でのバンドの引き締め後におけるバンド送給からの動作を、タッチローラ20の動作として概略説明する。
【0026】
たとえば、バンド15の引き締め後、シーリングユニット駆動用のカム軸30の回転駆動に伴うカム28の回転により、スイングアームのカムローラ36に整列されるカムのポジションが、タッチローラ20のニュートラル位置となるポジションaを経て、その変位量を小さくしたポジションbに変更されると、図2に示すように、スイングアーム32は、カムサポートばね38の偏倚力のもとで、その自由端32bの上昇方向に回動、傾斜変動される。そして、支持ロッドの正転側押圧片50-1による基端22bの押し上げによって、支持アーム22はその支点24を中心として図中時計方向に揺動され、この支持アームの揺動に伴う下方移動によって、タッチローラ20は、正転駆動ローラ12に対し、バンド15を介して圧接される。
【0027】
この、正転駆動ローラ12へのタッチローラ20の圧接により、正転駆動ローラの回転に伴うバンド15の送り出し、つまりは送給が、対応量、つまりは予め設定された送り出し量分だけ得られる。そして、この正転駆動ローラ12の回転に伴うバンド15の送給後、カム28は、カム軸30の回転駆動のもとで、図1に示す、スイングアームのカムローラ36に対するカムポジションcの整列位置まで回転し、この、タッチローラ20のニュートラル位置、ひいてはバンド供給装置10の初期状態であるカムポジションcにおいて、バンド供給装置は次工程の開始を待機する。
【0028】
この待機状態においては、梱包機自体の梱包動作の開始、たとえば、半自動の梱包機であれば、被梱包物回りへのバンドの掛け渡し後における、バンド挿入口(図示しない)へのバンド先端の挿入検知に伴ったカム軸30の回転駆動によって、カム28はポジションcからの回転を生じ、このカムの回転によって、バンド供給装置10は起動される。
【0029】
バンド供給装置10の起動を伴って、カム28が、スイングアームのカムローラ36にそのポジションdを整列する位置まで回転すると、図3に示すように、スイングアーム32は、その自由端32bの下降方向に、カムサポートばね38の偏倚力に抗して回動、傾斜変動される。
【0030】
そして、支持ロッドの逆転側押圧片50-2による基端22bの押下によって、支持アーム22はその支点24を中心として図中反時計方向に揺動され、この支持アームの揺動に伴う上方移動によって、タッチローラ20は、逆転駆動ローラ14に対し、バンド15を介して圧接される。
【0031】
この、逆転駆動ローラ14へのタッチローラ20の圧接状態においては、バンド15が、この逆転駆動ローラの回転のもとで引き戻される。予め設定されるバンド15の送り出し量は、通常、被梱包物回りの長さに若干の余剰分を上乗せした長さとして設定されるため、被梱包物回りにバンドを掛け渡した後に、逆転駆動ローラ14の回転によりバンド、詳しくはその余剰分を引き戻すことによって、被梱包物回りでの、この余剰分に起因するバンドの弛みは解消される。
【0032】
このように、この実施の形態で示すバンド供給装置10においては、単一のタッチローラ20が、正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14に対応するタッチローラとして共用化され、それぞれに対する圧接位置、離反位置間を移動可能に構成されている。
【0033】
ところで、図1(A)に示すように、この種のバンド供給装置10においては、通常、一連の、バンドシュータと称するガイド部材52(52-1,52-2)によって、バンド15の挿通、配置される、いわゆるバンド通路54が規定されている。そして、この発明においては、この一連のバンドシュータ(ガイド部材)のうち、タッチローラ20との隣接位置にあるバンドシュータ、たとえばバンドシュータ52-1を可動、つまりはスライド可能とし、この可動のバンドシュータを、タッチローラへのその一部、ここではその下端52aの接触を伴って配置することにより、その位置を、タッチローラの移動に追従して変位可能としている。
【0034】
バンドシュータ52(52-1)は、たとえば、離間位置にある一対の支持ピン60と、この支持ピンの挿通された長孔状のガイド孔62との組み合わせによって、昇降自在に支持され、たとえば、その上部に位置する固定部材63とバンドシュータの上端52bとの間に架設、張設された、圧縮コイルばねとしてなる追従ばね64の偏倚力のもとで、タッチローラ20との接触方向に偏倚されている。
【0035】
図1(A)、図2(A)、および図3(A)を見るとわかるように、この可動のバンドシュータ52-1によれば、タッチローラ20の位置に拘らず、このタッチローラとの間の隙間はなくなる。つまり、タッチローラ20、バンドシュータ52-1間の隙間へのバンド先端の侵入等に起因するトラブル、たとえば、バンド通路外へのバンドの飛び出し、およびバンド詰まり等が未然に防止できるとともに、組み立て時やサービス時等における、バンドシュータに対する微細な調整作業が省略できるため、その機能の安定化、および作業の容易化が確実にはかられる。
【0036】
また、バンド詰まり等のトラブルが生じ、なおかつ、バンド15がこのタッチローラ20、バンドシュータ52-1間に侵入しても、このバンドシュータは可動であるため、作業者がバンドシュータを任意に押し広げてバンドを取り除くことができる。つまり、トラブル解除が容易に可能となり、この点においてもその作業性の向上がはかられる。
【0037】
そして、バンドシュータ52-1をスライド自在な可動形態に支持し、その一部をタッチローラ20に接触させて配置すれば足りるため、構成の複雑化を伴うこともない。
【0038】
ここで、この発明の実施の形態においては、偏倚手段となる追従ばね64の偏倚力のもとでバンドシュータ52-1をタッチローラ20との接触方向に偏倚している。しかし、図示のようにバンドシュータ52-1を昇降可能とする構成においては、その自重によって、タッチローラ20の移動に追従した移動、つまりは昇降が得られるため、バンドシュータの移動方向によっては、この追従ばね64を省略することも可能となる。
【0039】
しかしながら、この実施の形態のように、追従ばね64の偏倚力のもとで、バンドシュータ52-1をタッチローラ20との接触方向に偏倚すれば、タッチローラのスライド方向を問わず、タッチローラに追従した変位が確実に得られるため、その追従の確実性、つまりは隙間閉鎖の確実性が一層向上する。
【0040】
また、この発明の実施の形態においては、正転駆動ローラ12、逆転駆動ローラ14を個別に備え、なおかつ、単一のタッチローラ20を各駆動ローラに対応するタッチローラとして共用化したものをバンド供給装置10の構成として例示しているが、タッチローラとの近傍位置に配設されたバンドシュータ52を有するバンド供給装置であれば足りるため、これに限定されず、他の構成、たとえば、タッチローラを各駆動ローラ毎に個別に有する構成、正転駆動ローラ、逆転駆動ローラを共用化した構成等のバンド供給装置に、この発明を応用してもよい。
【0041】
上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】
上記のように、この発明に係る梱包機のバンド供給装置によれば、可動のバンドシュータがタッチローラの移動に追従してその位置を変位させるため、タッチローラの位置に拘らず、このタッチローラとバンドシュータとの間の隙間はなくなる。つまり、タッチローラ、バンドシュータ間の隙間へのバンド先端の侵入等に起因する通路外へのバンドの飛び出し、あるいはバンド詰まり等のトラブルが未然に防止できるとともに、組み立て時やサービス時等における、バンドシュータに対する微細な調整作業が省略できるため、その機能の安定化、および作業の容易化が確実にはかられる。
【0043】
また、バンド詰まり等のトラブルが生じ、なおかつ、バンドがこのタッチローラ、バンドシュータ間に侵入しても、このバンドシュータは可動であるため、作業者がバンドシュータを任意に押し広げてバンドを取り除くことができる。つまり、トラブル解除が容易に可能となり、この点においてもその作業性の向上がはかられる。
【0044】
そして、バンドシュータをスライド自在な可動形態に支持し、その一部をタッチローラに接触させて配置すれば足りるため、構成の複雑化を伴うこともない。
【0045】
また、偏倚手段の偏倚力のもとで、バンドシュータをタッチローラとの接触方向に偏倚すれば、タッチローラのスライド方向を問わず、タッチローラに追従した変位が確実に得られるため、その追従の確実性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】待機状態(初期状態)でのタッチローラのニュートラル位置における、この発明に係る梱包機のバンド供給装置の駆動ローラ、およびカムに対する、一部破断の各正面図である。
【図2】バンド送給時における、梱包機のバンド供給装置の駆動ローラ、およびカムに対する、一部破断の各正面図である。
【図3】バンド引き戻し時における、梱包機のバンド供給装置の駆動ローラ、およびカムに対する、一部破断の各正面図である。
【符号の説明】
10 梱包機のバンド供給装置
12 正転駆動ローラ
14 逆転駆動ローラ
20 タッチローラ
22 支持アーム
26 切換機構
28 カム
52(51-1) バンドシュータ
64 追従ばね(偏倚手段)

Claims (3)

  1. モータの駆動のもとで回転駆動される駆動ローラと;この駆動ローラに対する圧接位置、離反位置間を移動可能に支持された、回転自在な従動ローラとしてなるタッチローラと;バンド通路を規定するバンドシュータと;の組み合わせを少なくとも備える梱包機のバンド供給装置において、
    バンド通路を規定する一連のバンドシュータのうち、タッチローラとの隣接位置にあるバンドシュータを一部可動とし、この可動のバンドシュータを、タッチローラへのその一部の接触を伴って配置することにより、その位置を、タッチローラの移動に追従して変位可能としたことを特徴とする梱包機のバンド供給装置。
  2. 特定方向へのバンド先端の送給を行う正転駆動ローラと;被梱包物を周回したバンドの、少なくとも引き戻しを行う逆転駆動ローラと;を少なくとも備えた梱包機のバンド供給装置において、
    回転自在な従動ローラとしてなるタッチローラを、回動可能な支持アームの自由端に設け、この支持アームの傾斜角度を所定の切換機構によって適宜切り換えることにより、このタッチローラを、対応する駆動ローラとの圧接位置、離反位置間を移動可能とするとともに、
    バンド通路を規定する一連のバンドシュータのうち、タッチローラとの隣接位置にあるバンドシュータを可動とし、この可動のバンドシュータを、タッチローラへのその一部の接触を伴って配置することにより、その位置を、タッチローラの移動に追従して変位可能としたことを特徴とする梱包機のバンド供給装置。
  3. 所定の偏倚手段の偏倚力のもとで、タッチローラとの接触方向に可動のバンドシュータが偏倚された請求項1または2記載の梱包機のバンド供給装置。
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