JP2002113992A - 固形糊繰出し容器用のスライダーおよび該スライダーを備える固形糊繰出し容器 - Google Patents

固形糊繰出し容器用のスライダーおよび該スライダーを備える固形糊繰出し容器

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JP2002113992A
JP2002113992A JP2000310081A JP2000310081A JP2002113992A JP 2002113992 A JP2002113992 A JP 2002113992A JP 2000310081 A JP2000310081 A JP 2000310081A JP 2000310081 A JP2000310081 A JP 2000310081A JP 2002113992 A JP2002113992 A JP 2002113992A
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Masashi Shinya
雅司 新屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後端部をスライダーに保持させた固形糊を得
る過程で、流動状態の糊がスライダーの下方に漏洩しな
いスライダーを提供する。 【解決手段】 固形糊07が収容される筒体02の後端
に装着された尾栓03の回動により、尾栓03と一体に
形成されたネジ杆04を筒体02内で回動させることに
よって、該ネジ杆04との螺合と、筒体02内周面に軸
線方向に設けた案内突条05による案内とによって、筒
体02内でスライダー1を昇降させるようにした固形糊
繰出し容器01におけるスライダー1であり、該スライ
ダー1の側周面4に筒体02内周面に設けた前記案内突
条05に係合する案内溝5を設けるとともに、前記案内
溝5を軸線方向のいずれかの位置で閉塞する易損性閉塞
片6を備えるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形糊繰出し容器
用のスライダーの改良および該スライダーを備える固形
糊繰出し容器に関する。
【0002】
【従来の技術】固形糊繰出し容器は、たとえば特開平1
1−59080号公報、特公平8−5502号公報、実
用新案登録第2534943号公報等に記載されてい
る。
【0003】これらの固形糊繰出し容器(01)は、図13
に中央縦断面図を示すように、筒体(02)の後端に装着さ
れた尾栓(03)の回動により、尾栓(03)と一体に形成され
たネジ杆(04)を筒体(02)内で回動させることによって、
該ネジ杆(04)に螺合されたスライダー(06)を、筒体(02)
の内周面に軸線方向に設けた案内突条(05)による案内に
より、軸線方向に移動させるようにし、かつ後端部を前
記スライダー(06)に保持させた固形糊(07)の前端部(07
a)を、筒体(02)から出没させるようにしてある。なお、
符号(08)はキャップを示す。
【0004】かかる公知の固形糊繰出し容器(01)におい
て用いられているスライダー(06)は、図3に斜視図を示
すように、有底筒状体(06a)の底壁(06b)の上面中央に、
ネジ杆(04)を螺合しうるネジ溝を内周面に螺刻した軸筒
(06c)を設けるとともに、前記有底筒状体(06a)の側周面
(06d)に、軸線方向の案内溝(06e)を設けて構成されてい
る。
【0005】しかし、かかる公知のスライダー(06)を用
いた場合、次のような問題がある。一般に、固形糊(07)
を保持させたスライダー(06)を得るには、次のような方
法が採用される。
【0006】図12に中央縦断面図を示すように、まず
スライダー(06)の外径とほぼ同じか、あるいはそれより
もやや大きい寸法の内径を有する固形糊成形用筒体(09)
を、スライダー(06)に上方から外嵌状態で被冠する。
【0007】次いで、流動状態の糊(010)を、上方から
固形糊成形用筒体(09)内に流し込む。所定の時間経過と
ともに、流動状態の糊(010)は、漸次固化する。充分に
固化した後に、固形糊成形用筒体(09)を取り外すと、後
端部がスライダー(06)に保持された固形糊(07)が得られ
る。
【0008】ところで、前記の過程において、スライダ
ー(06)の側周面には軸線方向の案内溝(06e)が設けられ
ているために、流動状態の糊(010)が、前記案内溝(06e)
内に入り込み、下方に漏洩して、スライダー(06)の底壁
(06b)の裏面等に回り込み、そのまま固化して、外観を
悪くしたり、作業場を汚したりする問題がある。
【0009】特に、スライダー(06)に、後端を保持させ
た固形糊を、交換用として販売する場合、スライダー(0
6)の底壁(06b)の裏面に糊が付着していると、外観が悪
く商品価値が低下する。
【0010】なお、スライダー(06)の軸筒(06e)の内周
面にはネジ溝が螺刻されているため、流動状態の糊(01
0)が、軸筒(06e)の内側から下方に漏洩することは少な
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スライダー
に固形糊を保持させたものを得る過程において、流動状
態の糊を固形糊成形用筒体内に流し込んだ際に、糊が、
スライダーの案内溝を通して下方に漏洩することがない
ようにしたスライダー、およびそのスライダーを備える
固形糊繰出し容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 固形糊が収容される筒体の後端に装着された尾栓
の回動により、尾栓と一体に形成されたネジ杆を筒体内
で回動させることによって、該ネジ杆との螺合と、筒体
内周面に軸線方向に設けた案内突条による案内とによっ
て、筒体内でスライダーを昇降させるようにした固形糊
繰出し容器におけるスライダーにおいて、該スライダー
の側周面に、筒体内周面に設けた前記案内突条に係合す
る案内溝を設けるとともに、前記案内溝を軸線方向のい
ずれかの位置で閉塞する易損性閉塞片を設けたものとす
る。
【0013】(2) 上記(1)項において、易損性閉塞片
を、案内溝の軸線方向の上端または下端に設ける。
【0014】(3) 上記(1)または(2)項において、ス
ライダーが、ネジ杆を挿通させる基台の側周面に案内溝
を有するとともに、前記基台の上部中央を筒状体とし、
かつ該筒状体の側面に、外側に向けて突出する単数また
は複数の係止突起を一体的に形成したものとする。
【0015】(4) 上記(1)または(2)項において、ス
ライダーが、有底筒状体の中央に、ネジ杆を挿通させる
軸筒を有するとともに、前記有底筒状体の側周面に案内
溝を設ける。
【0016】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、易損性閉塞片を合成樹脂製とし、その厚さを、10〜
1000μmとする。
【0017】(6) 固形糊繰出し容器を、上記(1)〜
(5)項のいずれかに記載のスライダーを備えるものとす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を、図3に示す公
知のスライダー(06)に実施した形態の斜視図、図2は、
図1におけるII−II線縦断面図である。
【0019】図示するように、本発明のスライダー(1)
は、公知のスライダー(06)と同様に、有底筒状体(2)の
底壁(2a)の上面中央に、ネジ杆を螺合しうるネジ溝を内
周面にに螺刻した軸筒(3)を設けるとともに、前記有底
筒状体(2)の側周面(4)に、軸線方向の案内溝(5)を設
け、該案内溝(5)の軸線方向の上端に、易損性閉塞片
(6)を設けてある。
【0020】かかる易損性閉塞片(6)を設けたことによ
り、前記した流動状態の糊(010)を固形糊成形用筒体(0
9)内に流し込んだ際に、糊がスライダー(1)の案内溝
(5)を通して下方に漏洩するのが防止される。
【0021】易損性閉塞片(6)は、通常、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニール等の合成樹脂素材
を用いてスライダー(1)を成形する際に、一体的に成形
することが好ましい。
【0022】易損性閉塞片(6)における易損性は、流動
状態の糊(010)が固化して得られた固形糊(07)と、その
固形糊(07)の後端部を保持しているスライダー(1)との
一体物を、固形糊繰出し容器(01)の筒体(02)内に収容す
る際に、前記筒体(02)の内周面に設けられている案内突
条(05)の先端でもって、前記易損性閉塞片(6)を容易に
突き破り、固形糊(07)と、それを保持しているスライダ
ー(1)を筒体(02)内に簡単に収容することができる程度
の易損性を有していればよい。そのためには易損性閉塞
片(6)の具体的な厚さは、用いる素材の種類にもよる
が、一般に合成樹脂の膜状閉塞片とし、10〜1000μmの
厚さとするのが望ましい。
【0023】かかる範囲の厚さとすることにより、流動
状態の糊が、案内溝(5)を通ってスライダー(1)の下方
に漏洩することを有効に防止することができるととも
に、流動状態の糊(010)が固化して得られた固形糊(07)
と、その固形糊(07)の後端部を保持しているスライダー
(1)との一体物を、固形糊繰出し容器(01)の筒体(02)内
に収容する際に、前記筒体(02)の内周面に設けられてい
る案内突条(05)の先端をもって、前記易損性閉塞片(6)
を容易に突き破り、固形糊(07)と、それを保持している
スライダー(1)を、筒体(02)内に簡単に収容することが
できる。
【0024】換言すれば、易損性閉塞片(6)の厚さが、
10μm未満であるときは、易損性閉塞片(6)が必要以上
に破損し易く、流動状態の糊(010)が、案内溝(5)を通
してスライダー(1)の下方に漏洩することを有効に防止
できない場合があり、また易損性閉塞片(6)の厚さが、
1000μmを超えるときは、筒体(02)の内周面に設けられ
ている案内突条(05)の先端をもって、易損性閉塞片(6)
を突き破るのが難しく、固形糊(07)と、それを保持して
いるスライダー(1)を、筒体(02)内に簡単に収容するこ
とができない場合がある。
【0025】図6は、本願出願人が、先に提案(平成1
1年特許願第149058号)した新規なスライダー
(7)の斜視図であり、図4、図5は、前記新規なスライ
ダー(7)に本発明を適用した実施形態を示す。
【0026】図4は、斜視図であり、図5は、図4にお
けるV−V線縦断面図である。
【0027】図3に示す公知のスライダー(1)には、次
の問題がある。 a) 棒状の固形糊(07)の一端が、単に有底筒状体のスラ
イダー(1)に挿填された状態となっているため、たとえ
ば使用中に、固形糊(07)の先端が被塗布面に接着して引
張られると、固形糊(07)がスライダー(1)から抜け出し
易い。
【0028】b) 固形糊(07)の全長のうち、通常、15
%前後の下端部分が、有底筒状体のスライダー(1)の内
部に挿填されているが、この挿填された固形糊部分は、
接着に有効に用いることができず無駄になる。
【0029】図6に示すスライダー(7)は、ネジ杆(04)
を挿通させる基台(8)の側周面(9)に案内溝(10)を設け
るとともに、前記基台(8)の上部中央を筒状体(11)と
し、該筒状体(11)の側面に外側に向けて突出する単数ま
たは複数の係止突起(12)を一体的に形成してなるもので
ある。
【0030】このようなスライダー(7)を用いることに
よって、従来の有底筒状体のスライダー(06)にみられた
固形糊の抜け出しを防止することができる。すなわち、
流動状態の糊を、固化させて棒状の固形糊とするととも
に、前記スライダー(7)に保持させる際に、流動状態の
糊が、前記スライダー(7)の基台(8)と係止突起(12)と
の間に入り込んで固化するため、棒状の固形糊に対し
て、固形糊の軸線方向にスライダー(7)から離脱する向
きの力が作用しても、固形糊が前記外向きの係止突起(1
2)に係止しているため、スライダー(7)から離脱するこ
とがない。
【0031】更に、前記スライダー(7)には、公知のス
ライダー(06)のように、スライダーの周縁に筒面が存在
しないため、固形糊のスライダー(7)側の端部周面が外
部に露出しており、そのため、前記係止突起(12)の外周
端が固形糊から露出するまで、固形糊の端部周面部分を
有効に接着に供することができる。
【0032】図4、図5に示す本発明のスライダー(14)
の実施形態では、易損性閉塞片(13)を案内溝(10)の軸線
方向の上端に設けてある。
【0033】本発明において、易損性閉塞片(13)は、案
内溝(10)の軸線方向のいずれかの位置に設けてあればよ
い。
【0034】図6は、図4に対応する図面であり、この
実施形態のスライダー(15)では、易損性閉塞片(13)を案
内溝(10)の軸線方向の下端に設けてある。
【0035】図8〜図11は、本発明のスライダー(16)
のさらに他の実施形態を示し、図8は斜視図、図9は、
図8におけるIX−IX線縦断面図、図10は正面図、図1
1は底面図である。
【0036】この実施形態のスライダー(16)は、図4、
図5に示したスライダー(14)(15)と同様に、ネジ杆を挿
通させる基台(8)、該基台(8)の上部中央の筒状体(1
1)、該筒状体(11)の側面に外側に向けて突出させた係止
突起(12)とよりなる。
【0037】基台(8)は、中央にネジ杆を挿通して螺合
させるための内周面にネジ溝を螺刻したネジ杆螺合用軸
筒(17)と、該ネジ杆螺合用軸筒(17)の上端を外側に拡径
して円板部(18)とし、その円板部の周縁から4枚の下端
が弧状の外周壁羽(19)を垂下させ、隣接する外周壁羽(1
9)(19)間の間隙によって、固形糊(07)を収容する筒体(0
2)の内周面に設けた案内突条(05)に係合させる案内溝(2
0)を形成させてある。
【0038】案内溝(20)の上端に易損性閉塞片(21)が設
けられている。つまり、ネジ杆螺合用軸筒(17)の上端を
拡径して形成した円板部(18)のうち、案内溝(20)の上端
に位置する部分の厚みを薄くして、易損性閉塞片(21)を
形成してある。なお、本実施形態では、案内溝(20)は、
4個設けられている。
【0039】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (1) 請求項1記載の発明によれば、スライダーに上方
から固形糊成形用筒体を外嵌状態で被冠し、前記固形糊
成形用筒体内に流動状態の糊を流し込んで固化させて、
後端部がスライダーに保持された固形糊を得る過程にお
いて、スライダーの案内溝に易損性閉塞片が設けられて
いるために、流動状態の糊が前記案内溝を通してスライ
ダーの下方に漏洩することを防止することができる。
【0040】そのため、スライダーの底部裏面などに、
漏洩して固化した糊が付着することがなく、外観が良好
である。したがって、スライダーの底部が見え易い交換
用固形糊の外観が悪くなり、商品価値を損うといった従
来の問題も解消される。
【0041】また、易損性閉塞片は、膜状で厚さが薄い
ために、後端部がスライダーに保持された固形糊を、固
形糊繰出し容器の筒体内に収容する際に、前記筒体の内
周面に設けられている案内突条の先端でもって、前記易
損性閉塞片を容易に突き破ることができ、筒体内に簡単
に収容することができる。
【0042】(2) 請求項2記載の発明によれば、易損
性閉塞片を案内溝の軸線方向の中間部に設ける場合に比
較して、スライダーの成形時に、易損性閉塞片を一体的
に形成するための金型の製作が容易である。
【0043】(3) 請求項3記載の発明によれば、スラ
イダーに保持させた固形糊の離脱を防止することができ
るとともに、固形糊の後端部周面部分を有効に接着に供
することができる。
【0044】(4) 請求項4記載の発明によれば、固形
糊の後端部周面部分がスライダーで覆われているため
に、固形糊を交換用のものと取り替える際に、前記スラ
イダー部分を指で掴んで作業をすることができるため
に、手を糊で汚すことがない。
【0045】(5) 請求項5記載の発明によれば、請求
項1記載の効果を優れて良好に発揮させることができ
る。
【0046】(6) 請求項6記載の発明によれば、請求
項1記載の発明と同一の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライダーの斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線縦断面図である。
【図3】公知のスライダーの斜視図である。
【図4】本発明の別実施形態のスライダーの斜視図であ
る。
【図5】図4におけるV−V線縦断面図である。
【図6】本発明のさらに別実施形態のスライダーの斜視
図である。
【図7】本願出願人が先に提案したスライダーの斜視図
である。
【図8】本発明のさらに別実施形態のスライダーの斜視
図である。
【図9】図8におけるIX−IX線縦断面図である。
【図10】図8に示すスライダーの正面図である。
【図11】図8に示すスライダーの底面図である。
【図12】後端部をスライダーに保持させた固形糊を得
る過程を説明する図面である。
【図13】公知の固形糊繰出し容器の縦断面図である。
【符号の説明】
(1)スライダー (2)有底筒状体 (2a)底壁 (3)軸筒 (4)側周面 (5)案内溝 (6)易損性閉塞片 (7)スライダー (8)基台 (9)側周面 (10)案内溝 (11)筒状体 (12)係止突起 (13)易損性閉塞片 (14)スライダー (15)スライダー (16)スライダー (17)ネジ杆螺合用軸筒 (18)円板部 (19)外周壁羽 (20)案内溝 (21)易損性閉塞片 (01)固形糊繰出し容器 (02)筒体 (03)尾栓 (04)ネジ杆 (05)案内突条 (06)スライダー (06a)有底筒状体 (06b)底壁 (06c)軸筒 (06d)側周面 (06e)案内溝 (07)固形糊 (07a)前端部 (08)キャップ (09)固形糊成形用筒体 (010)流動状態の糊

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形糊が収容される筒体の後端に装着さ
    れた尾栓の回動により、尾栓と一体に形成されたネジ杆
    を筒体内で回動させることによって、該ネジ杆との螺合
    と、筒体内周面に軸線方向に設けた案内突条による案内
    とによって、筒体内でスライダーを昇降させるようにし
    た固形糊繰出し容器におけるスライダーにおいて、該ス
    ライダーの側周面に、筒体内周面に設けた前記案内突条
    に係合する案内溝を設けるとともに、前記案内溝を軸線
    方向のいずれかの位置で閉塞する易損性閉塞片を設けた
    ことを特徴とするスライダー。
  2. 【請求項2】 易損性閉塞片を、案内溝の軸線方向の上
    端または下端に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    スライダー。
  3. 【請求項3】 スライダーが、ネジ杆を挿通させる基台
    の側周面に案内溝を有するとともに、前記基台の上部中
    央を筒状体とし、かつ該筒状体の側面に、外側に向けて
    突出する単数または複数の係止突起を一体的に形成した
    ものであることを特徴とする請求項1または2記載のス
    ライダー。
  4. 【請求項4】 スライダーが、有底筒状体の中央に、ネ
    ジ杆を挿通させる軸筒を有するとともに、前記有底筒状
    体の側周面に案内溝を設けたものであることを特徴とす
    る請求項1または2記載のスライダー。
  5. 【請求項5】 易損性閉塞片を合成樹脂製とし、その厚
    さを、10〜1000μmとしたことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載のスライダー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のスライ
    ダーを備えることを特徴とする固形糊繰出し容器。
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